JP2003249776A - サブラックのフロントレール - Google Patents

サブラックのフロントレール

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JP2003249776A JP2003037037A JP2003037037A JP2003249776A JP 2003249776 A JP2003249776 A JP 2003249776A JP 2003037037 A JP2003037037 A JP 2003037037A JP 2003037037 A JP2003037037 A JP 2003037037A JP 2003249776 A JP2003249776 A JP 2003249776A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複数の大型プリント基板を搭載してもプリン
ト基板をサブラック内で低位置に保持できるように十分
な強度を備えたフロントレール提供する。 【解決手段】 一枚の板状体を曲げて形成された正面部
1と天板部3と後面部4と底板部5と、板状体を曲げ返
して形成されて天板部3に連なるヘミング部6を有し、
後面部4は天板部3の下部を支持し、1正面部はプリン
ト基板に付設された位置決め用のピンを挿入可能な孔部
2を有し、天板部3にはプリント基板を案内するガイド
レールが配置可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、通信装置等の電
子機器ユニットを構成するために、電子回路部品を実装
した多数のプリント基板を収容する筐体として与えられ
るサブラックのフロントレールに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図13は従来のサブラックの構成を示す
斜視図である。図13において、101は天板部、10
2は底板部、103は側板部、104は天板部101お
よび底板部102の前縁に設けられたフロントレール、
105は天板部101および底板部102の中間部にそ
れぞれ横断するように設けられた中間レール、106は
両端部がそれぞれフロントレール104の上面部および
中間レール105の上面部に載置するように取り付けら
れたガイドレール、107はプリント基板の挿入位置を
位置決めするための位置決め孔である。 【0003】図14はプラグインユニットが一部収容さ
れたサブラックを示す斜視図である。図14において、
111はプリント基板を収容した際にサブラックの前面
部を構成するフロントパネル、112はフロントパネル
に取り付けられてプリント基板を挿入および抜き出すの
に使用するハンドルである。また、図15はサブラック
に収容されるプラグインユニットの構成を示す側面図で
ある。図15において、図14と同一符号は同一、また
は相当部分を示すのでその説明を省略する。121はプ
リント基板、122はプリント基板121に付設されて
サブラック後部に設置されたバックプレーン上のコネク
タにプラグイン方式で接合可能なコネクタ、123はプ
リント基板121を位置決めするために位置決め孔10
6に挿入可能に形成されたガイドピン、124はプリン
ト基板121またはフロントパネル111に連結された
ハンドル支持部、125はハンドル112、またはハン
ドル支持部124に固定されてハンドル支持部124に
対するハンドル112の回転を可能とするピンである。 【0004】図16はプラグインユニットとフロントレ
ールとの連結状態を示す図である。図16において、図
13から図15と同一符号は同一、または相当部分を示
すのでその説明を省略する。131はハンドル112の
第1爪部、132はハンドル112の第2爪部、133
はフロントレール104に形成された第1係合部、13
4はフロントレール104に形成された第2係合部であ
る。 【0005】次に動作について説明する。プリント基板
を具備したプラグインユニットを挿入する際には、ガイ
ドレール106に形成された溝部に沿ってプリント基板
121をスライド移動させ、プラグインユニットに設け
られたガイドピン123をフロントレール104に形成
された位置決め孔107に挿入して、フロントレール1
04に対するフロントパネル111の位置決めを行な
う。次に、ハンドル112の第1爪部131をフロント
レール104の第1係合部133に係合させた状態でハ
ンドル112を方向Aに向けて回転させ、プリント基板
121のコネクタ122をバックプレーンに接合し、プ
ラグインユニットの挿入を完了する。 【0006】また、プラグインユニットを抜き出す際に
は、ハンドル112の第2爪部132をフロントレール
104の第2係合部134に係合させた状態でハンドル
112を方向Bに向けて回転させ、プリント基板121
のコネクタ122をバックプレーンから離脱させる。次
に、ガイドレール106に形成された溝部に沿ってプリ
ント基板121を引き出し、プラグインユニットをサブ
ラックから抜き出す。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】従来のサブラックは以
上のように構成されており、フロントレール104はア
ルミの押し出し材で形成されているために、複数の大型
プリント基板を搭載するとフロントレールが撓んで、プ
リント基板121がガイドレール106に形成された溝
部から脱落して倒れるという課題があった。 【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、複数の大型プリント基板を搭載し
てもプリント基板をサブラック内で定位置に保持できる
ように充分な強度を備えたフロントレールを得ることを
目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】この発明に係るサブラッ
クのフロントレールは、プリント基板を収容するサブラ
ックの前縁部に配置されるサブラックのフロントレール
であって、一枚の板状体を曲げ加工することにより正面
部と天板部と後面部と底板部とを形成され、かつ前記板
状体を曲げ返して形成されて前記天板部に連なるヘミン
グ部を有し、前記後面部は前記天板部の下部を支持し、
前記正面部はプリント基板に付設された位置決め用のピ
ンを挿入可能な孔部を有し、前記天板部にはプリント基
板を案内するガイドレールが配置可能であるようにした
ものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるサ
ブラックのフロントレールを示す斜視図である。図1に
おいて、1は正面部、2は正面部1に形成されてプラグ
インユニットのガイドピンを挿入可能に形成された位置
決め孔(孔部)、3はプリント基板を案内するガイドレ
ールの端部が載置される天板部、4は天板部3を支持す
るように配置される後面部、5は後面部4に連なる底板
部、6は天板部3および後面部4に連なり鋼板(板状
体)を曲げ返して形成されたへミング部、7は同様に鋼
板を曲げ返して形成されたへミングから成りプラグイン
ユニットのハンドルの爪部と係合する係合部を両端に有
する縁曲げ部である。上記の正面部1、天板部3、へミ
ング部6、後面部4、底板部5および縁曲げ部7は、鋼
板等から成る板状体を曲げ加工することにより形成され
る。 【0011】以上のように、この実施の形態1によるサ
ブラックのフロントレールによれば、鋼板を曲げ加工す
ることにより形成され、プリント基板に付設されたガイ
ドピンを挿入可能に形成された位置決め孔2を有する正
面部1と、プリント基板を案内するガイドレールが取り
付けられる天板部3と、鋼板を曲げ返して形成されるへ
ミング部6を介して天板部3に連なり天板部3の下部を
支持する後面部4と、後面部4に連なる底板部5とを備
えるように構成したので、1枚の鋼板を曲げ加工して形
成するとともにへミング部を設けることで構造的に充分
な強度を得ることができるため、複数の大型プリント基
板を搭載してもほとんど撓むことがなく、プリント基板
のガイドレールからの脱落を防止することができるとい
う効果を奏する。 【0012】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2によるサブラックのフロントレールを示す斜視図で
ある。図2において、図1と同一符号は同一、または相
当部分を示すのでその説明を省略する。11は底板部5
において鋼板を曲げ返して形成されたへミング部、12
はへミング部11において打ち抜き加工による貫通孔と
して形成されプラグインユニットのハンドルの爪部に対
する係合部が前縁および後縁に設けられた係合孔であ
る。 【0013】また、この実施の形態2によるフロントレ
ールは、正面部1がへミング部11を介して底板部5に
連なることを特徴とする。実施の形態1によるフロント
レールのように正面部1が天板部3に連なる場合には、
天板部3に連なるへミング部6を形成する際にヘミング
部6の屈曲部に押し当てる工具と正面部1との干渉が問
題となってフロントレールの製作が困難となるが、この
実施の形態2によるフロントレールのように正面部1が
底板部5に連なる構造を有することでへミング部6の形
成が容易となる。さらに、へミング部11に係合孔12
を形成することで、プラグインユニットのハンドルの爪
部に対する係合部が鋼板2枚分の深さを有することにな
り、ハンドルの爪部の引掛かりが強固となる。 【0014】以上のように、この実施の形態2によるサ
ブラックのフロントレールによれば、へミング部11を
介して正面部1と底板部5とを連ねるように構成したの
で、へミング部を追加したことに応じて強度が増すとと
もに、正面部1を底板部5へ連ねることで天板部3に連
なるへミング部6の形成が容易となって、フロントレー
ルの製作を容易に実施することができるという効果を奏
する。また、底板部5に連なるへミング部11に貫通孔
として形成した複数の係合孔12を設けるように構成し
たので、プラグインユニットのハンドルの爪部が引掛か
り易く操作性が向上するという効果を奏する。 【0015】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3によるサブラックのフロントレールを示す斜視図で
ある。図3において、図2と同一符号は同一、または相
当部分を示すのでその説明を省略する。21はサブラッ
クの側板部にフロントレールを連結するために天板部3
に一体に形成された鋼片(片状体)を曲げて形成された
取付部、22は取付部21に形成されてフロントレール
を連結するためにサブラックの側板部に挿通されたボル
トネジ等が螺合可能に形成されたネジ孔である。 【0016】以上のように、この実施の形態3によるサ
ブラックのフロントレールによれば、天板部3に一体に
形成された鋼片を側方に曲げて形成され、ネジ孔22を
有する取付部21を備えるように構成したので、サブラ
ックの側板部に挿通されたボルトネジ等をネジ孔22に
螺合するような簡単な操作でフロントレールをサブラッ
クに容易に取り付けることができるという効果を奏す
る。 【0017】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4によるサブラックのフロントレールを示す斜視図で
ある。図4において、図2と同一符号は同一、または相
当部分を示すのでその説明を省略する。31はサブラッ
クの側板部にフロントレールを連結するために底板部5
に一体に形成された鋼片(片状体)を曲げて形成された
取付部、32は取付部31に形成されてフロントレール
を連結するためにサブラックの側板部に挿通されたボル
トネジ等が螺合可能に形成されたネジ孔である。 【0018】実施の形態3によるフロントレールの構造
では、位置決め孔2に挿入されたガイドピンを介して下
方向の荷重が作用した場合に、へミング部6が開いてフ
ロントレールに変形が生じる。これに対して、この実施
の形態4によるフロントレールの構造を用いれば、ガイ
ドピンを介して下方向に作用する荷重がサブラックの側
板部により保持されるので、へミング部6が開くことな
く、フロントレールの形状保持性が向上する。 【0019】以上のように、この実施の形態4によるサ
ブラックのフロントレールによれば、実施の形態3と同
等の効果を奏するとともに、底板部5に対して下方向に
作用する荷重をサブラックの側板部により保持すること
ができて、天板部3に連なるへミング部6が開くことを
防止することにより形状保持性を高められるので、位置
決め等に係る精度をより向上することができるという効
果を奏する。 【0020】実施の形態5.図5はこの発明の実施の形
態5によるサブラックのフロントレールを示す斜視図で
ある。図5において、図4と同一符号は同一、または相
当部分を示すのでその説明を省略する。41は天板部3
または天板部3に連なるへミング部6に打ち抜き加工に
よる貫通孔、または絞り加工による凹部として形成され
たガイドレール取り付け用の取付孔である。この取付孔
41は、曲げ加工等を含む一連の板金加工工程において
形成される。 【0021】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、実施の形態4と同等の効果を奏するとともに、天板
部3に連なるヘミング部6にプリント基板を案内するガ
イドレール取り付け用の取付孔41を設けるように構成
したので、当該取付孔41については曲げ加工等を含む
一連の板金加工工程において形成することが可能であ
り、別の加工工程で取付部材を天板部3に付設する場合
等と比較すると、フロントレールの製作を低コストで実
施することができるという効果を奏する。 【0022】実施の形態6.図6はこの発明の実施の形
態6によるサブラックのフロントレールを示す斜視図で
ある。図6において、図4と同一符号は同一、または相
当部分を示すのでその説明を省略する。51はヘミング
部6の後縁側に切削工程等を用いて形成した複数の凸部
である。これらの凸部51は所定のピッチで形成される
のが好適であり、この際には所定のピッチで形成された
凸部51によりヘミング部6の後縁側が櫛状の形態を備
えるようになる。このように、ヘミング部6の後縁側に
後方に延びる複数の凸部51を形成することで、プリン
ト基板を案内するガイドレールを水平方向前方に移動さ
せることにより凸部51に取り付けることができる。 【0023】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、実施の形態4と同等の効果を奏するとともに、天板
部3に連なるヘミング部6の後縁側に後方へ延びる複数
の凸部51を設けるように構成したので、プリント基板
を案内するガイドレールを水平方向前方に移動すること
で凸部51に取り付けることが可能であるため、フロン
トレールへのガイドレールの取り付けを容易に実施する
ことができるとともに、ガイドレール取付部の構造を簡
略化してフロントレールの製作を容易とすることができ
るという効果を奏する。また、凸部51を基準としてガ
イドレールを取り付けるので、ガイドレールの位置決め
精度を向上することができるという効果を奏する。 【0024】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7によるサブラックのフロントレールを示す斜視図で
ある。図7において、図2と同一符号は同一、または相
当部分を示すのでその説明を省略する。61は後面部4
と底板部5との連接部位において適切な幅を有するよう
に切り起こしにより設けられ内面にネジ山が形成された
ネジ収容部、62はフロントレールを連結するためにサ
ブラックの側板部に挿通されたボルトネジ等が螺合可能
に形成されたネジ孔である。 【0025】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、後面部4と底板部5との連接部位において切り起こ
しにより形成され、内面にネジ山が形成されたネジ収容
部61を備えるように構成したので、サブラックの側板
部に挿通されたボルトネジ等をネジ収容部61に形成さ
れたネジ孔62に螺合するような簡単な操作でフロント
レールをサブラックに容易に取り付けることができると
ともに、切り起こしのみでネジ収容部61を形成するこ
とでフロントレールの構造を簡略化してフロントレール
の製作を容易にできるという効果を奏する。 【0026】実施の形態8.図8はこの発明の実施の形
態8によるサブラックのフロントレールおよび補強部材
を示す斜視図である。図8において、図2と同一符号は
同一、または相当部分を示すのでその説明を省略する。
71は正面部1と天板部3と後面部4と底板部5とによ
り区画される空間として与えられる空隙部、72は鋼等
の材料から形成されて空隙部71内に挿入され、その高
さが天板部3と底板部5との間の距離におおよそ等しい
補強部材(柱状体)である。なお、補強部材72につい
ては、断面形状は四角に限定されるものではなく、その
高さが天板部3と底板部5との間の距離におおよそ等し
い任意の断面形状を有するものを使用することが可能で
ある。 【0027】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、正面部1と天板部3と後面部4と底板部5とにより
区画される空間として与えられる空隙部71に、天板部
3と底板部5との間の距離におおよそ等しい高さを有す
る断面形状を備えた補強部材72を挿入するように構成
したので、フロントレールの構造的な強度を高めること
ができるという効果を奏する。 【0028】実施の形態9.図9はこの発明の実施の形
態9によるサブラックのフロントレールで使用される補
強部材を示す斜視図である。図9において、73は鋼等
の材料から形成されて空隙部71内に挿入され、その高
さが天板部3と底板部5との間の距離におおよそ等しい
補強部材(柱状体)、74は補強部材73に形成されて
プリント基板に付設されたガイドピンを挿入可能に形成
された挿入孔である。 【0029】実施の形態8によるフロントレールでは、
補強部材72が位置決め孔2を通してのガイドピン進入
の障害とならず、ガイドピンが空隙部71内に充分に挿
入され得るように、補強部材72の幅を狭くする必要が
あった。これに対して、この実施の形態9によるフロン
トレールでは、補強部材73にガイドピンを挿入するこ
とができる挿入孔74を設けることで、補強部材73の
幅を空隙部71の幅まで伸ばすことが可能となる。 【0030】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、補強部材73にガイドピンを挿入することが可能な
複数の挿入孔74を設けるように構成したので、補強部
材73の幅を空隙部71の幅まで伸ばすことができて、
天板部3に対する支持面積を大きくすることができるた
め、フロントレールの構造的強度をさらに高めることが
できるという効果を奏する。 【0031】実施の形態10.図10はこの発明の実施
の形態10によるサブラックのフロントレールおよび補
強部材を示す斜視図である。図10において、図2と同
一符号は同一、または相当部分を示すのでその説明を省
略する。75は鋼等の材料により形成されて空隙部71
内に挿入され、その高さが天板部3と底板部5との間の
距離におおよそ等しい断面コ字形の補強部材(柱状体)
である。 【0032】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、正面部1と天板部3と後面部4と底板部5とにより
区画される空隙部71に断面コ字形の補強部材75を挿
入するように構成したので、ガイドピンを充分に挿入す
ることができるとともに、簡単な構造でフロントレール
の構造的強度をさらに高めることができるという効果を
奏する。 【0033】実施の形態11.図11はこの発明の実施
の形態11によるサブラックのフロントレールを示す斜
視図である。また、図12はこの発明の実施の形態11
によるサブラックのフロントレールを示す側面図であ
る。図11および図12において、図2と同一符号は同
一、または相当部分を示すのでその説明を省略する。8
1はその高さが天板部3と底板部5との間の距離におお
よそ等しく形成され空隙部71内に挿入されるネジ板、
82はネジ板81を空隙部71内で係止するために絞り
加工を用いて天板部3に形成された係止部、83はネジ
板81に形成されてガイドピンの先端に形成されたネジ
部に螺合可能に形成されたネジ孔である。 【0034】以上のように、この実施の形態11によれ
ば、空隙部71内に、プリント基板に付設されたガイド
ピンに形成されたネジ部に螺合可能なネジ孔83を設け
たネジ板81を挿入するように構成したので、ガイドピ
ンをネジ板81にネジ締めすることでプラグインユニッ
トのフロントレールに対する結合力を高めるとともに、
電磁シールド性を向上することができるという効果を奏
する。また、ネジ板81を空隙部71内で係止するため
に天板部3に形成された係止部82を備えるように構成
したので、ネジ板81の空隙部71内への挿入を容易と
するとともに、ネジ板81の転倒を防止してガイドピン
のネジ締め作業を容易にするという効果を奏する。 【0035】 【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プリ
ント基板を収容するサブラックの前縁部に配置されるサ
ブラックのフロントレールであって、一枚の板状体を曲
げ加工することにより正面部と天板部と後面部と底板部
とを形成され、かつ前記板状体を曲げ返して形成されて
前記天板部に連なるヘミング部を有し、前記後面部は前
記天板部の下部を支持し、前記正面部はプリント基板に
付設された位置決め用のピンを挿入可能な孔部を有し、
前記天板部にはプリント基板を案内するガイドレールが
配置可能であるように構成したので、鋼材等から成る1
枚の板状体を曲げ加工して形成するとともにヘミング部
を設けることで充分な構造的強度を得ることができるた
め、複数の大型プリント基板を搭載してもほとんど撓む
ことがなく、プリント基板のガイドレールからの脱落を
防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の実施の形態1によるサブラックの
フロントレールを示す斜視図である。 【図2】 この発明の実施の形態2によるサブラックの
フロントレールを示す斜視図である。 【図3】 この発明の実施の形態3によるサブラックの
フロントレールを示す斜視図である。 【図4】 この発明の実施の形態4によるサブラックの
フロントレールを示す斜視図である。 【図5】 この発明の実施の形態5によるサブラックの
フロントレールを示す斜視図である。 【図6】 この発明の実施の形態6によるサブラックの
フロントレールを示す斜視図である。 【図7】 この発明の実施の形態7によるサブラックの
フロントレールを示す斜視図である。 【図8】 この発明の実施の形態8によるサブラックの
フロントレールおよび補強部材を示す斜視図である。 【図9】 この発明の実施の形態9によるサブラックの
フロントレールで使用される補強部材を示す斜視図であ
る。 【図10】 この発明の実施の形態10によるサブラッ
クのフロントレールおよび補強部材を示す斜視図であ
る。 【図11】 この発明の実施の形態11によるサブラッ
クのフロントレールを示す斜視図である。 【図12】 この発明の実施の形態11によるサブラッ
クのフロントレールを示す側面図である。 【図13】 従来のサブラックの構成を示す斜視図であ
る。 【図14】 プラグインユニットが一部収容されたサブ
ラックを示す斜視図である。 【図15】 プラグインユニットの構成を示す側面図で
ある。 【図16】 プラグインユニットとフロントレールとの
連結状態を示す図である。 【符号の説明】 1 正面部、2 位置決め孔(孔部)、3 天板部、4
後面部、5 底板部、6 ヘミング部、7 縁曲げ
部、11 ヘミング部、12 係合孔、21 取付部、
22 ネジ孔、31 取付部、32 ネジ孔、41 取
付孔、51 凸部、61 ネジ収容部、62 ネジ孔、
71 空隙部、72,73,75 補強部材(柱状
体)、74 挿入孔、81 ネジ板、82 係止部、8
3 ネジ孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 プリント基板を収容するサブラックの前
    縁部に配置されるサブラックのフロントレールであっ
    て、一枚の板状体を曲げ加工することにより正面部と天
    板部と後面部と底板部とを形成され、かつ前記板状体を
    曲げ返して形成されて前記天板部に連なるヘミング部を
    有し、前記後面部は前記天板部の下部を支持し、前記正
    面部はプリント基板に付設された位置決め用のピンを挿
    入可能な孔部を有し、前記天板部にはプリント基板を案
    内するガイドレールが配置可能であることを特徴とする
    サブラックのフロントレール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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