JP4572242B2 - ラックおよび固着具 - Google Patents
ラックおよび固着具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4572242B2 JP4572242B2 JP2008027823A JP2008027823A JP4572242B2 JP 4572242 B2 JP4572242 B2 JP 4572242B2 JP 2008027823 A JP2008027823 A JP 2008027823A JP 2008027823 A JP2008027823 A JP 2008027823A JP 4572242 B2 JP4572242 B2 JP 4572242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- installation
- rack
- holding member
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
この発明は、電子機器などの設置対象を設置するラックおよび固着具に関する。
特許文献1の機器収納用ラックでは、マウントアングルは、前面側に機器取り付け穴を設けた機器取り付け部を折曲形成すると共に、機器の後部を支持するために背面側にタップを設けた支持レール部を形成している。機器を機器収納用ラックの前面側よりマウントアングルに取り付けるとき同時にマウントアングルの裏面に、少なくとも機器取り付け補助部と後方固定部と機器支持部とで構成される機器取り付け補助金具を取り付けている。
特許文献2の通信装置筺体の取付構造では、筺体本体の両側面に設けられる筺体支持部材の形状を通信装置取付枠の装置取付面から前方へL字状に伸びる突出面に形成し、且つこの突出面の上下端部が通信装置取付枠の内側へコの字状に伸びる突出面に形成する。更に突出面の前端にいくつかの切欠きを設け、その切欠き部で筺体支持部材と筺体本体の両側板がねじにより固定される構成とする。そして、筺体の据付時に予め筺体支持部材を装置取付枠に仮固定し、筺体本体の案内支持台としての機能を持たせている。
しかしながら、上述した特許文献1では、電子機器の設置に先立って補助金具をラックの奥に取り付ける必要があるため、設置作業に手間がかかるという問題があった。また、取付金具がラックの奥に取り付けられているため、ラックとの位置あわせに手間がかかるという問題があった。
また、特許文献2では、筐体の側方からねじ止めすることにより通信装置を固定しているため、筐体の側方にラックや棚、壁が位置する場合には、ねじ止め作業に支障をきたすという問題があった。またこれにより、ねじ止めが甘くなると、通信装置が筐体から外れて落下してしまうという問題があった。
さらに、筐体の側方からねじ止めしているため、固定される通信装置が筐体よりも手前に突出することとなる。したがって、通信装置ごとに奥行き方向の長さが異なると、正面から見て凸凹が生じ、へこんでいる箇所の通信装置の前面や表示部が見えづらくなるという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、電子機器の設置作業を安全かつ容易におこなうことができるラックおよび固着具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、このラックおよび固着具は、設置対象を当該設置対象の側面から保持する保持部材と、前記支柱に着脱自在であり、前記保持部材が前記支柱に仮固定されている状態で装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させる固定部材と、前記保持部材に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から押圧されることにより、前記設置対象と係合する係合部材と、を備えることを要件とする。
このラックおよび固着具によれば、保持部材を支柱に固定させる装着動作に連動して、設置対象を保持部材を介して支柱に固定させることができる。したがって、設置対象の固定動作を、保持部材の装着動作とは別におこなう必要はない。
また、上記ラックおよび固着具において、前記保持部材は、前記ラックの正面から見た前記保持部材の前面と前記設置対象の前面が面一となるように、前記設置対象を保持することとしてもよい。
このラックおよび固着具によれば、設置対象をラックの上下方向に複数設置した場合に、各設置対象の前面を面一に揃えることができる。したがって、ラックを正面から見ると設置対象の前面が凸凹しない。
また、上記ラックおよび固着具において、前記保持部材は、回転軸を有し、前記固定部材は、前記ラックの正面から奥行き方向に装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させ、前記係合部材は、前記回転軸により回動自在に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から前記係合部材の一端が押圧されることにより、前記設置対象の側方から前記設置対象の側面に向かって回動することで、前記係合部材の他端が前記設置対象の側面に形成されたスリット穴に係合することとしてもよい。
このラックおよび固着具によれば、設置対象の側面への固定をラックの正面からおこなうことができる。
また、上記ラックおよび固着具において、前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合を解除することとしてもよい。
このラックおよび固着具によれば、固定部材の抜脱動作に連動して、設置対象を保持部材から外すことができる。また、設置対象の側面への固定解除をラックの正面からおこなうことができる。
また、上記ラックおよび固着具において、前記係合部材の他端は、前記スリット穴と係合した場合に前記スリット穴の開口縁となす角度が鋭角となるように形成され、前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合が解除された場合、前記設置対象が手前から引き出されるときに前記開口縁から前記係合部材の他端が押圧されることにより、前記スリット穴から前記設置対象の側方に向かって回動することで、前記係合部材の一端が前記スリット穴から退出することとしてもよい。
このラックおよび固着具によれば、設置対象を手前から引き出すときに係合部材による抵抗がなくスムーズに設置対象を取り出すことができる。
このラックおよび固着具によれば、設置対象の設置作業を簡単かつ効率的におこなうことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、このラックおよび固着具の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、設置対象である電子機器の概観を示す斜視図である。設置対象である電子機器100は、たとえば、ルータやスイッチなどの通信装置であり、高さ方向の厚さよりも横幅や奥行きが長い外形を有している。前面100aには、各種表示がある。また、両側面100bには、スリット穴110が形成されている。
図2は、図1に示した電子機器100が設置されたラック200の概観を示す斜視図である。図2において、ラック200は左右一対の支柱201L,201Rが設けられ、縦方向に一定間隔でネジ孔202が形成されている。各支柱201L,201Rには、略L字形状の一対の固着具210L,210Rが同一高さで2本のネジ220a,220bによりネジ止めされており、電子機器100を固定している。
図3は、図2に示した固着具210L,210Rの斜視図である。固着具210L,210Rは、電子機器100の左右を固定するため、一対備えられる。固着具210L,210Rは、保持部材300と、係合部材310と、から構成される。保持部材300は、略L字形状である。前面板部301には、開口孔が2個(上開口孔301a、下開口孔301b)形成されており、ネジ220a,220bが貫通する。前面板部301の表面は、図2に示したように、電子機器100の前面100aと略面一となり、電子機器100の背面は、支柱201L,201Rの表面と当接する。
側面板部302は、前面板部301から直角に折れ曲がっており、電子機器100のスリット穴110に対応する貫通孔302aが形成されている。また、側面板部302の表面には回転軸302bが設けられ、係合部材310が回動可能に支持される。また、側面板部302の背面は、電子機器100の側面100bと当接する。
側面板部302の上下方向の両端縁部302c,302dはそれぞれ直角に屈曲しており、正面から見て略コの字形状を形成する。上端縁部302cは電子機器100の上面に当接し、下端縁部302dは電子機器100の下面に当接する。電子機器100の厚さが上端縁部302cと下端縁部302dとの間の長さと略同一であれば、電子機器100は保持部材300により高さ方向が固定される。
係合部材310は、略くの字形状に形成されており、一端となる第1の屈曲片310aと他端となる第2の屈曲片310bの間の屈曲部310c(図4を参照。)が回転軸302bに回動可能に支持されている。第1の屈曲片310aは、上開口孔301aに対応する位置にあり、上開口孔301aにネジ220aが挿入されると、ネジ220aのネジ足先端に押されて、第1の屈曲片310aが奥側に傾倒する。この傾倒に伴って、第2の屈曲片310bが回転軸302bを中心として側面板部302の表面の方向に傾倒して、側面板部302の表面と当接する。
図4は、係合部材310の概略斜視図である。図3において、第2の屈曲片310bには略3角形状の係合片310dが第2の屈曲片310bから側面板部302の表面の方向に直角に折れ曲がって形成されている。第2の屈曲片310bが回転軸302bを中心として側面板部302の表面に向かって傾倒すると、係合片310dが貫通孔302aを貫通して、電子機器100の側面100bに形成されているスリット穴110に進入する。スリット穴110の大きさは第2の屈曲片310bと同程度の大きさであるため、これにより、係合部材310と電子機器100とが係合する。なお、係合片310dの斜辺は抜脱時にスリット穴110と当接するスロープ310eである。
図5は、電子機器100の設置動作を示す説明図である。なお、図示していないが、すでにネジ220a,220bが固着具210L,210Rの下開口孔301bから装着され、支柱201L,201Rにネジ止めされている。この状態を仮固定とし、このときの係合部材310の初期位置を(A)とする。ネジ220a,220bを固着具210L,210Rの上開口孔301aから装着して支柱201L,201Rにネジ止めすることで最終的に固定される。ここでは、左の支柱201Lのみについて説明するが、右の支柱201Rについても同様である。
まず、仮固定の状態からネジ220aを上開口孔301aおよび支柱201Lのネジ孔202に装着する。ネジ220aがネジ孔202の奥行き方向に進行すると、ネジ220aのネジ足500の先端が第1の屈曲片310aに当接する。この状態からネジ220aがネジ孔202の奥行き方向に進行すると、第1の屈曲片310aがネジ足500に押されて、回転軸302bにより係合部材310は(B)の位置まで回動する。さらに進行してネジ頭501が前面板部301に締着すると、第1の屈曲片310aがネジ足500に押されて、回転軸302bにより係合部材310は(C)の位置まで回動する。
このとき、係合片310dがスリット穴110に係合する。この状態では、ネジ220a,220bが締められて固定しているため、係合部材310はネジ220aのネジ足500の先端に押されたまま(C)の位置に位置決めされる。図6は、(C)の状態でのラック200の部分正面図である。
これにより、係合片310dもスリット穴110に係合した状態となるため、電子機器100を手前から引き出そうとしても、係合片310dのスロープ310eがスリット穴110の開口縁510に当接して引き出せず、後方に引き出そうとしても、係合片310dが開口縁511に当接して引き出せない。
この状態から、ネジ220aを外し、電子機器100を手前に引くと、開口縁510がスロープ310eを摺動して第2の屈曲片310bがスリット穴110から退出することで、電子機器100をラック200から取り外すことができる。このように、スロープ310e(係合片310dの開口縁510との当接面)と開口縁510とのなす角度を鋭角とすることで、取り外しを抵抗なくスムーズにおこなうことができる。
このとき、係合部材310は(C)の位置から(A)の方向へ回動することとなる。なお、固着具210L,210Rは、下のネジ220bにより支柱201L,201Rに仮固定されているので、電子機器100を取り外す際には脱落することはなく、安全に電子機器100を取り外すことができる。
このように、本実施の形態によれば、電子機器100の仮固定(保持部材300だけによる保持)の作業と、保持部材300および電子機器100の支柱201L,201Rへの固定作業とを分けておこなうことができる。これにより、作業者自身で電子機器100を保持した状態での固定作業をおこなう必要がなく、保持部材300および電子機器100の支柱201L,201Rへの固定作業に集中できるため、電子機器100の落下による機器破損や作業者の怪我を防止することができる。
また、ラック200の手前から固着具210L,210Rの装着動作に連動して電子機器100をラック200に固定することができるため、手間がかからず、簡単に取り付けることができる。さらに、ラック200の正面からネジ220a,220bを装着することで、電子機器100の側面100bと係合して電子機器100を固定することができる。したがって、狭い場所や隣に他のラック200や棚、壁などがある場合でも、ラック200の側方から作業する必要がなく、簡単に設置することができる。
また、保持部材300の前面板部301と電子機器100の前面100aが略面一となるため、奥行きの長さが異なる電子機器100を複数設置しても、それぞれの電子機器100の前面100aも面一となる。したがって、電子機器100の前面100aが見やすくなり、印刷されている文字や表示内容が隠れることなく、視認することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、作業工数を増やすことなく、作業者1人が安全かつ容易に設置作業をおこなうことができる。上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)支柱と、
設置対象を当該設置対象の側面から保持する保持部材と、
前記支柱に着脱自在であり、前記保持部材が前記支柱に仮固定されている状態で装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させる固定部材と、
前記保持部材に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から押圧されることにより、前記設置対象と係合する係合部材と、
を備えることを特徴とするラック。
設置対象を当該設置対象の側面から保持する保持部材と、
前記支柱に着脱自在であり、前記保持部材が前記支柱に仮固定されている状態で装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させる固定部材と、
前記保持部材に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から押圧されることにより、前記設置対象と係合する係合部材と、
を備えることを特徴とするラック。
(付記2)前記保持部材は、前記ラックの正面から見た前記保持部材の前面と前記設置対象の前面が面一となるように、前記設置対象を保持することを特徴とする付記1に記載のラック。
(付記3)前記保持部材は、回転軸を有し、
前記固定部材は、前記ラックの正面から奥行き方向に装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させ、
前記係合部材は、前記回転軸により回動自在に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から前記係合部材の一端が押圧されることにより、前記設置対象の側方から前記設置対象の側面に向かって回動することで、前記係合部材の他端が前記設置対象の側面に形成されたスリット穴に係合することを特徴とする付記1または2に記載のラック。
前記固定部材は、前記ラックの正面から奥行き方向に装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させ、
前記係合部材は、前記回転軸により回動自在に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から前記係合部材の一端が押圧されることにより、前記設置対象の側方から前記設置対象の側面に向かって回動することで、前記係合部材の他端が前記設置対象の側面に形成されたスリット穴に係合することを特徴とする付記1または2に記載のラック。
(付記4)前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合を解除することを特徴とする付記1または2に記載のラック。
(付記5)前記係合部材の他端は、前記スリット穴と係合した場合に前記スリット穴の開口縁となす角度が鋭角となるように形成され、
前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合が解除された場合、前記設置対象が手前から引き出されるときに前記開口縁から前記係合部材の他端が押圧されることにより、前記スリット穴から前記設置対象の側方に向かって回動することで、前記係合部材の一端が前記スリット穴から退出することを特徴とする付記3に記載のラック。
前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合が解除された場合、前記設置対象が手前から引き出されるときに前記開口縁から前記係合部材の他端が押圧されることにより、前記スリット穴から前記設置対象の側方に向かって回動することで、前記係合部材の一端が前記スリット穴から退出することを特徴とする付記3に記載のラック。
(付記6)設置対象を設置するラックの支柱に着脱自在な固着具であって、
設置対象を当該設置対象の側面から保持する保持部材と、
前記支柱に着脱自在であり、前記保持部材が前記支柱に仮固定されている状態で装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させる固定部材と、
前記保持部材に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から押圧されることにより、前記設置対象と係合する係合部材と、
を備えることを特徴とする固着具。
設置対象を当該設置対象の側面から保持する保持部材と、
前記支柱に着脱自在であり、前記保持部材が前記支柱に仮固定されている状態で装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させる固定部材と、
前記保持部材に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から押圧されることにより、前記設置対象と係合する係合部材と、
を備えることを特徴とする固着具。
(付記7)前記保持部材は、前記ラックの正面から見た前記保持部材の前面と前記設置対象の前面が面一となるように、前記設置対象を保持することを特徴とする付記6に記載の固着具。
(付記8)前記保持部材は、回転軸を有し、
前記固定部材は、前記ラックの正面から奥行き方向に装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させ、
前記係合部材は、前記回転軸により回動自在に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から前記係合部材の一端が押圧されることにより、前記設置対象の側方から前記設置対象の側面に向かって回動することで、前記係合部材の他端が前記設置対象の側面に形成されたスリット穴に係合することを特徴とする付記6または7に記載の固着具。
前記固定部材は、前記ラックの正面から奥行き方向に装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させ、
前記係合部材は、前記回転軸により回動自在に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から前記係合部材の一端が押圧されることにより、前記設置対象の側方から前記設置対象の側面に向かって回動することで、前記係合部材の他端が前記設置対象の側面に形成されたスリット穴に係合することを特徴とする付記6または7に記載の固着具。
(付記9)前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合を解除することを特徴とする付記6または7に記載の固着具。
(付記10)前記係合部材の他端は、前記スリット穴と係合した場合に前記スリット穴の開口縁となす角度が鋭角となるように形成され、
前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合が解除された場合、前記設置対象が手前から引き出されるときに前記開口縁から前記係合部材の他端が押圧されることにより、前記スリット穴から前記設置対象の側方に向かって回動することで、前記係合部材の一端が前記スリット穴から退出することを特徴とする付記8に記載の固着具。
前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合が解除された場合、前記設置対象が手前から引き出されるときに前記開口縁から前記係合部材の他端が押圧されることにより、前記スリット穴から前記設置対象の側方に向かって回動することで、前記係合部材の一端が前記スリット穴から退出することを特徴とする付記8に記載の固着具。
100 電子機器(設置対象)
110 スリット穴
200 ラック
201L,201R 支柱
210L,210R 固着具
220a ネジ(固定部材)
220b ネジ
300 保持部材
310 係合部材
310d 係合片
310e スロープ
110 スリット穴
200 ラック
201L,201R 支柱
210L,210R 固着具
220a ネジ(固定部材)
220b ネジ
300 保持部材
310 係合部材
310d 係合片
310e スロープ
Claims (8)
- 支柱と、
設置対象を当該設置対象の側面から保持する保持部材と、
前記支柱に着脱自在であり、前記保持部材が前記支柱に仮固定されている状態で装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させる固定部材と、
前記保持部材に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から押圧されることにより、前記設置対象と係合する係合部材と、
を備えることを特徴とするラック。 - 前記保持部材は、前記ラックの正面から見た前記保持部材の前面と前記設置対象の前面が面一となるように、前記設置対象を保持することを特徴とする請求項1に記載のラック。
- 前記保持部材は、回転軸を有し、
前記固定部材は、前記ラックの正面から奥行き方向に装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させ、
前記係合部材は、前記回転軸により回動自在に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から前記係合部材の一端が押圧されることにより、前記設置対象の側方から前記設置対象の側面に向かって回動することで、前記係合部材の他端が前記設置対象の側面に形成されたスリット穴に係合することを特徴とする請求項1または2に記載のラック。 - 前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合を解除することを特徴とする請求項1または2に記載のラック。
- 設置対象を設置するラックの支柱に着脱自在な固着具であって、
設置対象を当該設置対象の側面から保持する保持部材と、
前記支柱に着脱自在であり、前記保持部材が前記支柱に仮固定されている状態で装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させる固定部材と、
前記保持部材に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から押圧されることにより、前記設置対象と係合する係合部材と、
を備えることを特徴とする固着具。 - 前記保持部材は、前記ラックの正面から見た前記保持部材の前面と前記設置対象の前面が面一となるように、前記設置対象を保持することを特徴とする請求項5に記載の固着具。
- 前記保持部材は、回転軸を有し、
前記固定部材は、前記ラックの正面から奥行き方向に装着することにより、前記保持部材を前記支柱に固定させ、
前記係合部材は、前記回転軸により回動自在に設けられ、前記固定部材の装着動作で前記固定部材から前記係合部材の一端が押圧されることにより、前記設置対象の側方から前記設置対象の側面に向かって回動することで、前記係合部材の他端が前記設置対象の側面に形成されたスリット穴に係合することを特徴とする請求項5または6に記載の固着具。 - 前記係合部材は、前記固定部材が前記支柱から抜脱されることにより、前記設置対象との係合を解除することを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の固着具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008027823A JP4572242B2 (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | ラックおよび固着具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008027823A JP4572242B2 (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | ラックおよび固着具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009188255A JP2009188255A (ja) | 2009-08-20 |
JP4572242B2 true JP4572242B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=41071197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008027823A Expired - Fee Related JP4572242B2 (ja) | 2008-02-07 | 2008-02-07 | ラックおよび固着具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4572242B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50156761U (ja) * | 1974-06-12 | 1975-12-25 | ||
JPS53141905U (ja) * | 1977-04-14 | 1978-11-09 | ||
JPH0268478U (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-24 | ||
JPH03260985A (ja) * | 1989-12-18 | 1991-11-20 | Hewlett Packard Co <Hp> | コンピュータの記憶装置の取外し装置 |
JPH09162558A (ja) * | 1995-12-07 | 1997-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子機器のラック取付機構 |
-
2008
- 2008-02-07 JP JP2008027823A patent/JP4572242B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50156761U (ja) * | 1974-06-12 | 1975-12-25 | ||
JPS53141905U (ja) * | 1977-04-14 | 1978-11-09 | ||
JPH0268478U (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-24 | ||
JPH03260985A (ja) * | 1989-12-18 | 1991-11-20 | Hewlett Packard Co <Hp> | コンピュータの記憶装置の取外し装置 |
JPH09162558A (ja) * | 1995-12-07 | 1997-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子機器のラック取付機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009188255A (ja) | 2009-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104735945A (zh) | 滑轨装置 | |
KR100990037B1 (ko) | 판재와 금속제 프레임과의 연결 구조 | |
JP2009284363A (ja) | ディスプレイの取付器具 | |
JP2012204834A (ja) | 電子装置 | |
CN101167616A (zh) | 抽屉滑轨的固定装置及其安装方法 | |
JP5470584B2 (ja) | 遊技機の筐体構造 | |
JP4572242B2 (ja) | ラックおよび固着具 | |
CN1734393A (zh) | 滑轨托架定位装置 | |
JP2011149453A (ja) | 電子機器取付装置及び電子機器用取付ブラケット | |
JP4675609B2 (ja) | 棚装置の棚板取付装置 | |
JP5035963B2 (ja) | スプライスユニットのスライド構造 | |
JP2013094281A (ja) | オプション部材の取付構造及びこれを備えたカート装置 | |
JP2006303390A (ja) | ラック | |
JP2009182192A (ja) | ラックマウントの機器取付補助具 | |
JP4782567B2 (ja) | 間仕切パネルへの棚板の取付構造 | |
JP2017047144A (ja) | 棚装置 | |
JP5304014B2 (ja) | 机上パネルの取付装置 | |
JP2006351879A (ja) | 電子機器筐体の取付け構造 | |
JP2006345943A (ja) | 棚板取付構造 | |
JP4590251B2 (ja) | 部材の固定構造 | |
JP3119763U (ja) | 展示用棚装置 | |
JP5670784B2 (ja) | 棚用支柱の構造 | |
JP4616508B2 (ja) | 横桟への棚板支持装置 | |
JP4485412B2 (ja) | 棚取付装置 | |
JP5030160B2 (ja) | マウントレールの前面側構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100810 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100816 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |