JP3119763U - 展示用棚装置 - Google Patents

展示用棚装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3119763U
JP3119763U JP2005010818U JP2005010818U JP3119763U JP 3119763 U JP3119763 U JP 3119763U JP 2005010818 U JP2005010818 U JP 2005010818U JP 2005010818 U JP2005010818 U JP 2005010818U JP 3119763 U JP3119763 U JP 3119763U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
fitting
arm
decorative panel
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005010818U
Other languages
English (en)
Inventor
春雄 川本
Original Assignee
株式会社パイオニアテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社パイオニアテック filed Critical 株式会社パイオニアテック
Priority to JP2005010818U priority Critical patent/JP3119763U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3119763U publication Critical patent/JP3119763U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Display Racks (AREA)

Abstract

【課題】平坦な化粧パネルの前面に棚装置を容易に設置および撤去でき、外見に優れた展示用棚装置を提供する。
【解決手段】複数の支柱1の前面に平坦な化粧パネル2が配置された壁面に設置される棚装置で、複数の支柱1の側面に取り付けられる複数の嵌合金具4と、嵌合金具4にそれぞれ対応して化粧パネル2に形成された貫通穴7と、基端部が貫通穴7を介して嵌合金具4に着脱自在に装着される腕木材3と、水平方向に対向する腕木材3間に横架される棚板8とを具備し、腕木材3の基端側中空部に、嵌合金具4に係合離脱可能な係脱具を内挿し、腕木材3が嵌合金具4に装着された装着状態で、前記係脱具の解除用突起55を化粧パネル3の前面側から操作可能な位置に配置した。
【選択図】図1

Description

本考案は、壁面に着脱自在に設けられる展示用棚装置に関する。
従来の展示用棚装置は、たとえば特許文献1に示されるように、壁面パネルに幅方向の係止溝を複数本形成しておき、棚用の腕木やフックなど展示用部材を目的の係止溝に取り付けて使用するものである。
特開2001−128813
この展示装置は、移動可能な壁面パネルに構成しているが、たとえば店舗内の壁面に設置する場合、係止溝を有する壁面パネルを壁面に取り付けておく必要がある。
しかし、この展示装置では、壁面パネルに対して腕木などの展示用部材の取り付け、取り外しは容易なものの、壁面の前面に係止溝が幅方向に形成されているので、壁面パネルは埃などが付着して汚れやすく、清掃回数も多く必要であり、特に棚装置を撤去した時に、係止溝が露出した壁面パネルでは外見が見劣りするといった問題があった。
本考案は、上記問題点を解決して、化粧パネルの前面に棚装置を容易に設置および撤去でき、外見に優れた展示用棚装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の展示用棚装置は、複数の支柱の前面に平坦な化粧パネルを配置した壁面に設置される展示用棚装置であって、複数の支柱の側面で水平方向に対向する位置にそれぞれ取り付けられる複数の嵌合金具と、これら嵌合金具にそれぞれ対応して化粧パネルに形成された貫通穴と、基端部が前記貫通穴を介して嵌合金具に着脱自在に装着される腕木材と、水平方向に対向する腕木材間に横架される棚板とを具備し、腕木材の基端部に、嵌合金具に係合離脱可能な係脱具を内挿し、前記係脱具の解除用突起を、腕木材が嵌合金具に装着された状態で化粧パネルの前面側から操作可能な位置に配置したものである。
請求項2記載の展示用棚装置は、請求項1記載の構成において、腕木材の基端側中空部に、係止用穴を基端側に形成するとともに、操作用穴を先端側に形成し、嵌合金具に、腕木材が当該嵌合金具に装着された状態で前記係止用穴と重なる位置に固定穴を形成し、係脱具は、作動辺部と湾曲部と反力受け部とが一体に形成されて拡開方向に付勢される略U字形または略J字形の板ばね本体を有し、前記作動辺部に、前記係止用穴から前記固定穴に嵌合可能な固定用突起と、前記操作用穴から外側に突出される解除用突起とが突設されたものである。
請求項3記載の展示用棚装置は、請求項1または2記載の構成において、非使用時の化粧パネルの貫通穴に、閉止部材を取り付けたものである。
請求項1記載の考案によれば、棚装置を設置する場合には、腕木材を貫通穴を介して嵌合金具に嵌入し、係脱具により腕木材を嵌合金具に固定する。そして腕木材間に棚板を横架する。また棚装置を撤去する場合は、棚板を腕木材から外し、腕木材に設けられた解除用突起を押して係脱具を解除し腕木材を嵌合金具から引き抜く。このように、化粧パネルの前面側から、腕木材を嵌合金具から離脱させる操作を容易に行うことができるので、平坦な化粧パネルを設置した壁面に対して棚装置の設置や撤去を容易かつ短時間に行うことができる。また平坦な化粧パネルは、装飾も容易で、埃などの汚染も少なくメンテナンス性に優れている。
請求項2記載の考案によれば、拡開自在な板ばね本体の作動辺部に解除用突起と固定用突起とを有する係脱具を、腕木材の基端側中空部に内挿したので、簡単な構造で低コストで製造できて、腕木材を容易に嵌合金具に装着、離脱することができる。
請求項3記載の考案によれば、使用しない貫通穴に閉止部材を取り付けることにより、特に棚装置の撤去時の化粧パネルの外観を向上させることができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態]
この展示用棚装置は、展示会場や店舗などの平坦な壁面に設置、撤去自在に設けられるものである。
図1に示すように、壁面には、幅方向に所定間隔毎に四角形断面の複数の支柱1が立設され、これら支柱1の前面に平坦な化粧パネル2が取り付けられている。これら支柱1は、壁体10の前面に壁体10と独立して設置されるか、または壁体10内に一体に内設されてその一部が壁体10内から前面に突出されている。この棚装置は、支柱1に取り付けられた嵌合金具4から化粧パネル2に形成された貫通穴7を介して腕木材3が突出され、これら複数の腕木材3間に棚板8が横架されている。前記腕木材3は基端部が嵌合金具4に挿入され、腕木材3の基端部に設けられた図5に示す係脱具5により嵌合金具4に抜け止めされている。腕木材3が装着されていない貫通穴7にはキャップ(閉止部材)6が取り付けられ、貫通穴7をカバーして化粧パネル2の外見を向上させている。
前記腕木材3はたとえば中空状の角筒形パイプにより形成され、図4,図5に示すように、腕木材3の基端側中空部に前記係脱具5が装着されている。
前記嵌合金具4は、図2に示すように、腕木材3が前面側から挿脱自在なチャンネル形の支持部41と、この支持部41の側部開口部から上方および下方にそれぞれ伸びて支柱1の側面に取り付けられる上下の取付片42,42と、支持部41の奥端部に設けられて腕木材3の挿入限となる止め板43とで構成されている。そして上下の取付片42,42には、前後位置にそれぞれ形成された固定用ビス穴44,44と、中央部で上下方向に長く形成された上下調整用ビス穴45,45と、これら上下調整用ビス穴45,45の上下外側にそれぞれ形成された傾動調整用ビス穴47A,47Bとがそれぞれ形成されている。また支持部41aの下面に固定用ダボ穴(固定穴)46が形成されている。前記傾動調整用ビス穴47A,47Bは、上方の穴(上の取付片42側)が円形で、下方の穴(下の取付片42側)が上方の穴を中心とする円弧状の長穴に形成され、上方の傾動調整用ビス穴47Aを中心に嵌合金具4を傾動させて支持部41の傾斜角を下方の傾動調整用ビス穴47Bの長さの範囲で調整することができる。もちろん、傾動調整用ビス穴47A,47Bが、それぞれ支持部41の所定位置を中心とした円弧状の長穴であってもよい。
前記腕木材3の基端部の下面には、基端側に係止用穴31が形成され、また先端側に操作用穴32が形成されている。前記係止用穴31は、腕木材3が嵌合金具4に挿入されて止め板43に規制された腕木材3の装着状態で、前記固定用ダボ穴46と重なり合う位置に形成され、また前記操作用穴32は、この腕木材3の装着状態で化粧パネル2の前面から少し先端側寄りで、化粧パネル2の前面側から操作可能な位置に形成されている。
前記係脱具5は、図3に示すように、長尺の作動辺部51から湾曲部52を介して反力受け部53まで一体形成された略J字形(または仮想線で示す略U字形)の板ばね本体50を有し、湾曲部52を主とした板ばね本体50の弾性により、作動辺部51と反力受け部53とが拡開方向に付勢されている。そして、腕木材3への内挿状態では、作動辺部51が腕木材3の基端側中空部の下面に、また反力受け部53が基端側中空部の上面にそれぞれ当接される。また作動辺部51には、前記係止用穴31から固定用ダボ穴46に嵌合される固定用ダボ(固定用突起)54が先端側(遊端側)に突設されるとともに、前記操作用穴32に嵌合される解除用突起55が湾曲部52側に突設されている。また解除用突起55は固定用ダボ54より長く形成されている。したがって、腕木材3の基端側中空部に、前記係脱具5を湾曲部52から挿入して、解除用突起55を操作用穴32に嵌入するとともに、固定用ダボ54を係止用穴31に嵌入することにより、係脱具5を腕木材3の基端側中空部に容易に装着することができる。
上記構成において、まず棚板8の幅や腕木材3の取付位置、個数を決め、腕木材3の取付位置に対応して、図2(a)に示すように支柱1の側面に嵌合金具4をビスを介して取り付けるとともに、嵌合金具4の位置に対応して化粧パネル2に貫通穴7をそれぞれ形成する。この時、初めにビスを上下調整長穴45,45に装着して仮止めし、位置調整した後に固定用ビス穴44,44にビスを装着して固定したり、あるいはビスを傾動調整穴47A,47Bに仮止めし、傾斜角を調整した後に固定用ビス穴44,44にビスを装着して固定することで、嵌合金具4の上下位置および傾斜角度を調整することができる。
そして支柱1の前面に化粧パネル2を取り付ける。さらに、図4(a)に示すように、係脱具5が装着された腕木材3を所定の貫通穴7から嵌合金具4に差し込む。この時、解除用突起55を押し込んで固定用ダボ54を後退させた状態で腕木材3を嵌合金具4に嵌め入れる。そして腕木材3の基端部が止め板43に当接する装着位置で解除用突起55を離すと、図4(b)に示すように、板ばね本体50の作用で固定用ダボ54が係止用穴31から固定用ダボ穴46に嵌合されて腕木材3が抜け止めされる。そして、水平方向に対向する腕木材3,3にわたって棚板8を掛け渡して横架する。ここで、棚板8がガラス材などの場合には、腕木材3上にクッション材を介して設置する。
また、棚装置が不要になると、棚板8を取り外し、解除用突起55を押し込んで固定用ダボ54を固定用ダボ穴46から後退させた後、腕木材3を嵌合金具4から抜き出す。そして貫通穴7にキャップ6を嵌め込んで閉じ化粧パネル2を平坦な状態とする。また再度、棚装置を設置する時には、貫通穴7からキャップ6を外して腕木材3を取り付ければよい。
上記実施の形態によれば、棚装置を設置する場合は、腕木材3を貫通穴7を介して嵌合金具4に嵌め入れて係脱具5により抜け止めし、さらに腕木材3間に棚板8を横架する。また棚装置を撤去する場合は、棚板8を腕木材3から外し、腕木材3の解除用突起55を押して係脱具5を解除した後、腕木材3を嵌合金具4から引き抜く。さらに貫通穴7をキャップ6で閉じることにより、平坦な化粧パネル2とする。このように、組立や分解が容易で、非使用時には、化粧パネル2を平坦面として通常の壁面と変わりないように使用でき、使い勝手がよい棚装置となる。
また嵌合金具4は、複数の調整用ビス穴45,45、47A,47Bにより上下位置または傾斜角度を調整して支柱1に取り付けることができる。
さらに係脱具5が、拡開方向に付勢される板ばね本体50の作動辺部51に解除用突起55と固定用ダボ54とを設けて腕木材3の基端側中空部に内挿されるので、簡単な構造で低コストで製造でき、容易に腕木材3に装着することができる。また解除用突起55を化粧パネル2の前面側から係脱具5を解除操作できるように配置したので、嵌合金具4に対する腕木材3の挿入、離脱を化粧パネル2に貫通穴7を介して容易に行うことができる。
本考案に係る棚装置の実施の形態を示す部分斜視図である。 同棚装置の嵌合金具の外観図で、(a)は支柱への取付作業を示す斜視図、(b)は右側面図、(c)は正面図である。 同棚装置の腕木材の係脱具を示す外観図で、(a)は右側面図、(b)は斜視図、(c)は分解斜視図である。 同腕木材と嵌合金具を示す縦断面図で、(a)は装着前の状態を示し、(b)は装着状態を示し、(c)は(b)に示すA−A断面図である。
符号の説明
1 支柱
2 化粧パネル
3 腕木材
4 嵌合金具
5 係脱具
6 キャップ
7 貫通穴
8 棚板
31 係止用穴
32 操作用穴
41 支持部
42 取付片
43 止め板
46 固定用ダボ穴
50 板ばね本体
51 作動辺部
52 湾曲部
53 反力受け部
54 固定用ダボ
55 解除用突起

Claims (3)

  1. 複数の支柱の前面に平坦な化粧パネルを配置した壁面に設置される展示用棚装置であって、
    複数の支柱の側面で水平方向に対向する位置にそれぞれ取り付けられる複数の嵌合金具と、
    これら嵌合金具にそれぞれ対応して化粧パネルに形成された貫通穴と、
    基端部が前記貫通穴を介して嵌合金具に着脱自在に装着される腕木材と、
    水平方向に対向する腕木材間に横架される棚板とを具備し、
    腕木材の基端部に、嵌合金具に係合離脱可能な係脱具を内挿し、
    前記係脱具の解除用突起を、腕木材が嵌合金具に装着された状態で化粧パネルの前面側から操作可能な位置に配置した
    展示用棚装置。
  2. 腕木材の基端側中空部に、係止用穴を基端側に形成するとともに、操作用穴を先端側に形成し、
    嵌合金具に、腕木材が当該嵌合金具に装着された状態で前記係止用穴と重なる位置に固定穴を形成し、
    係脱具は、作動辺部と湾曲部と反力受け部とが一体に形成されて拡開方向に付勢される略U字形または略J字形の板ばね本体を有し、前記作動辺部に、前記係止用穴から前記固定穴に嵌合可能な固定用突起と、前記操作用穴から外側に突出される解除用突起とが突設された
    請求項1記載の展示用棚装置。
  3. 非使用時の化粧パネルの貫通穴に、閉止部材を取り付けた
    請求項1または2記載の展示用棚装置。

JP2005010818U 2005-12-21 2005-12-21 展示用棚装置 Expired - Lifetime JP3119763U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010818U JP3119763U (ja) 2005-12-21 2005-12-21 展示用棚装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005010818U JP3119763U (ja) 2005-12-21 2005-12-21 展示用棚装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3119763U true JP3119763U (ja) 2006-03-09

Family

ID=43469971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005010818U Expired - Lifetime JP3119763U (ja) 2005-12-21 2005-12-21 展示用棚装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3119763U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008206751A (ja) 棚板支持部材及びそれを使用した棚板支持構造
JP2008161402A (ja) 収納装置
JP3119763U (ja) 展示用棚装置
JP2006280810A (ja) 陳列棚装置
JP2008104711A (ja) 既設支柱間へのハンギングビームの取付装置
JP5540999B2 (ja) サイドパネルの取付装置
KR200241075Y1 (ko) 행거 높낮이 조절장치
JP4425686B2 (ja) 組み立て式台
JP5117125B2 (ja) 間仕切装置
JP3109869U (ja) 額掛止具
JP5670784B2 (ja) 棚用支柱の構造
JP3185646U (ja) スライドレールキットの固定装置
JP4534928B2 (ja) 軒樋装置
JP3224616U (ja) ロールスクリーンのサイドカバー取付構造
JP2011069065A (ja) 足場板用幅木
JP4033473B2 (ja) 荷重支持装置
JP2005042477A (ja) 壁面取付構造
JPH07261A (ja) 什 器
JP2005226302A (ja) ブラインド用ブラケット
JPH10117968A (ja) 衛生室用付属物品の取付構造
JP4424212B2 (ja) 収納体の棚受け構造
JP2000014716A (ja) ベッド等における付属品の取付金具
JP3124810U (ja) 展示物支持装置
JP2008101739A (ja) 机天板等の板体への支柱立設装置
JP3252097B2 (ja) バランスブラケット

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term