JP3185646U - スライドレールキットの固定装置 - Google Patents

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建立 黄
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Abstract

【課題】操作をより便利にし、ラックに安定した取り付けを行なうスライドレールキットの固定装置を提供する。
【解決手段】スライドレールキット10にはブラケット18を備える。固定装置12は挿入部品34、嵌着部品36、及び弾性部品38を含み、挿入部品はブラケットに設置し、且つ溝部46を備える。嵌着部品はブラケットに相対して枢着し、嵌着部品は操作部60と嵌着アーム62を含み、嵌着アームは挿入部品の溝部に貫設し、且つ第一嵌着凸体66を備える。弾性部品が弾力作用を嵌着部品に提供すると、嵌着部品の第一嵌着凸体は弾性部品の弾力によって挿入部品の溝部の外側まで伸びる。また、操作部の移動を操作制御することにより、嵌着部品の第一嵌着凸体が挿入部品の溝部の外側から挿入部品の溝部内に収縮することをコントロールできる。
【選択図】図1

Description

本考案は、特に操作をより便利にし、ラックに安定した取り付けができるスライドレールキットの固定装置に関する。
Greenwald等による特許文献1及び特許文献2、LIN等によって発明された特許文献3及び特許文献4の先行特許は、スライドレールキットの固定装置について開示したものである故、これらを本文の参考とする。
前述の各先行特許に開示した構造は、引掛部を備えた鉤状アームと、弾力を提供し鉤状アームに力を加えるバネと、穴を備えた取付部品とを含む。そのうち、該鉤状アームを取付部品の穴内に挿入し、並びにバネが起こす弾力によって、鉤状アームの引掛部を取付部品の穴の外まで伸ばす。該鉤状アームが直接、取付部品を貫通するため、該取付部品をラック(rack)の支持柱のホールに取り付けて定位させる時、該鉤状アームの引掛部は該取付部品の穴の外まで延長するため、取付部品をラック(rack)に取り付ける便利性に影響を及ぼす。また、該取付部品に設けた穴によって、それ自身の構造強度を低下させ易く、取り付けの安定性に影響を与える。
米国特許第 6,929,339 B1号明細書 米国特許第 6,957,878 B2号明細書 米国特許公開案第 2012/0292274 A1号明細書 米国特許公開案第 2013/0056432 A1号明細書 米国特許第7,878,468 B2号明細書
本考案のスライドレールキットの固定装置は、操作をより便利にし、ラックに安定した取り付けを行なうことを目的とする。
本考案の第一観点によるスライドレールキットの固定装置において、該スライドレールキットは、支持板と支持板に連結するブラケットとを含む。そのうち、該ブラケットは側板と端板を含み、側板には窓を備え、端板はほぼ側板に垂直に連接する。固定装置には、ブラケットの端板に対応させて設置する少なくとも一つの取付部品と、ブラケットの端板に対応させて設置し、溝部を備える挿入部品と、ブラケットに相対してスライドし、ブラケットの側板の窓に対応する操作部及び挿入部品の溝部に貫設し、一部が挿入部品の溝部から突出する第一嵌着凸体を備える嵌着アームを含む嵌着部品と、弾力作用を嵌着部品に与え、嵌着部品の第一嵌着凸体は弾性部品の弾力によって挿入部品の溝部の外側への突出を維持する弾性部品とを含む。
本考案の第二観点による固定装置は、ブラケットに設置する少なくとも一つの取付部品と、ブラケットに対応させて設置し、溝部を備える挿入部品と、ブラケットに相対してスライドし、挿入部品の溝部に貫設し第一嵌着凸体を備える嵌着アームを含む嵌着部品と、弾力作用を嵌着部品に与え、嵌着部品の第一嵌着凸体は弾性部品の弾力によって挿入部品の溝部の外側へ突出する弾性部品とを含む。
最も好ましくは、ブラケットには側板と、側板にほぼ垂直となるよう連結する端板を含み、嵌着部品はブラケットの側板に対応する操作部を含む。
最も好ましくは、端板上に貫通孔を設け、挿入部品はヘッド部とボディ部とを含み、そのうち、ヘッド部とボディ部は連接し合い、該挿入部品は貫通孔に貫設する。
最も好ましくは、挿入部品のボディ部は凹面エリアと、凹面エリア内のヘッド部に相隣する一方側に位置する第一ロック部を含む。
最も好ましくは、端板には一対の取付孔と、固定体と固定体に取り付ける一対の取付部品とを含み、該固定体は固定形態でブラケットに取り付け、取付部品はブラケットの端板の一対の取付孔に貫設する。
最も好ましくは、各取付部品は可動の矩形本体と、円柱形本体と、バネとを含み、そのうち、該バネの弾力が矩形本体に加えられるため、矩形本体はバネの弾力によって固定体から一定位置を突出させる。
最も好ましくは、該側板には窓を備え、嵌着部品の操作部はスライド可能形態で窓の内壁を圧し、これにより嵌着部品は該挿入部品に相対して移動し、さらに嵌着アームの第一嵌着凸体を挿入部品の溝部から突出させるか収縮させるか操作をする。
最も好ましくは、ブラケットには第一ガイド部を含み、該嵌着部品にはさらに第二ガイド部を含み、ガイド部品を第一ガイド部と第二ガイド部の間に設置することにより、嵌着部品はブラケットに相対してスライドする。
本考案の第三観点によるスライドレールキットは、ラック(rack)に取り付けるのに用い、第一孔、第二孔、及び第一孔と第二孔との間に位置する第三孔を含む複数のホールをそれぞれに備える支持柱を含むラックと、一対のスライドレールキットによってラックに取り付け、尚且つ嵌合ロック装置を含むシャーシとを含み、前記各スライドレールキットは、第一レールと、第一レールに相対してスライドする第二レールと、第一レールに連結し、尚且つ窓を備える側板と、ほぼ垂直に側板に連結し、尚且つ一対の取付孔及び一つの貫通孔を備える端板とを含むブラケットと、ブラケットに固定形態で取り付ける固定体と、第一レールと第二レールとの間にスライド可能状態で連結する第三レールと、ブラケットの端板に対応させて設置し、尚且つ一部をブラケットの端板の貫通孔に挿入し、溝部とシャーシの嵌合ロック装置に対応する第一ロック部とを備える挿入部品と、ブラケット及び固定体の一つに相対してスライドし、尚且つブラケットの側板の窓に対応する操作部と、挿入部品の溝部に貫設し第一嵌着凸体を備える嵌着アームとを含む嵌着部品と、弾力作用を嵌着部品に提供し、嵌着部品の嵌着凸体を弾力によって挿入部品の溝部の外側に伸ばさせる弾性部品と、固定体に取り付け、ブラケットの端板の取付孔に貫通させる取付部品とを含み、そのうち、一対の取付部品をそれぞれラックの支持柱の第一孔と第二孔に貫設し、尚且つ挿入部品をラックの支持柱の第三孔に挿入し、尚且つ嵌着部品の嵌着アームを挿入部品の溝部に貫設し、並びに、弾性部品の弾力作用を嵌着部品に及ぼすことにより、嵌着部品の第一嵌着凸体は挿入部品の溝部の外側に伸び、ラックの支持柱を圧する。また、スライドレールキットはラックに取り付け、ラック内に押して収納する時、挿入部品の第一ロック部とシャーシの嵌合ロック装置は相互に嵌着する。
最も好ましくは、該嵌着部品の操作部はスライド可能形態で窓の内壁を圧し、これにより嵌着部品は該挿入部品に相対して移動し、さらに嵌着アームの第一嵌着凸体を挿入部品の溝部から突出させるか収縮させるか操作をする。
最も好ましくは、ブラケットには第一ガイド部を含み、該嵌着部品にはさらに第二ガイド部を含み、ガイド部品を第一ガイド部と第二ガイド部の間に設置することにより、嵌着部品はブラケットに相対してスライドする。
本考案のスライドレールキットの固定装置は、操作をより便利にし、ラックに安定した取り付けを行なう効果を有する。
本考案実施例の固定装置とブラケットの分解図である。 本考案実施例のブラケットを第一レールに連結した状態を示す図である。 本考案実施例の固定装置をブラケットに取り付けた状態の分解図である。 本考案実施例のブラケットを支持柱に取り付けた状態の断面図である。 本考案実施例のブラケットを支持柱に取り付けた状態の断面図である。 本考案実施例のブラケットを支持柱から取り外した操作を示す図である。 本考案実施例のブラケットを支持柱から取り外した状態の断面図である。 本考案実施例のシャーシ(chassis)をラック(rack)に取り付けた状態を示す図である。 本考案実施例の固定装置とシャーシ間のロック結合を示す図である。 シャーシを固定装置から離脱させる操作を示す図である。 本考案のもう一つの実施例の固定装置とブラケットの分解図である。 本考案のもう一つの実施例の固定装置をブラケットに取り付けた図である。 本考案のもう一つの実施例の固定装置とシャーシ間のロック結合を示す図である。
図1に示す本考案実施例は、スライドレールキット10と固定装置12とを含む。そのうち、スライドレールキット10は、第一レール14と、第一レール14に相対してスライドする第二レール16と、ブラケット18とを含む。最も好ましくは、第一レール14と第二レール16との間にスライド可能状態で連結する第三レール20を含み、これにより第二レール16は第一レール14に相対して第三レール20によって更に長い距離まで引き出すことができる。好ましい実施例において、第一レール14に固定形態で取り付ける支持板22をさらに含む。ブラケット18は支持板22に連結し、支持板22は固定形態で第一レール14に取り付けるため、支持板22は第一レール14の一部分とみなす。また、図1Aに示すとおり、ブラケット18も第一レール14に連結してよい。更に詳細すると、ブラケット18は側板24と端板26を含み、ほぼ垂直に側板24に連結する。最も好ましくは、端板26は側板24の前端から屈曲して延伸する。そのうち、側板24には窓28を備える。端板26には一対の取付孔30と一つの貫通孔32を備える。最も好ましくは、貫通孔32は取付孔30の間に位置させる。また、固定装置12は挿入部品34と、嵌着部品36と、弾性部品38とを含む。
図1及び図2にはさらに、本考案実施例の固定装置12の配置関係を示す。挿入部品34はブラケット18の端板26に対応させて設置し、該挿入部品34はヘッド部40と、ボディ部42と、第一ロック部44とを含む。そのうち、ヘッド部40とボディ部42は連接し合い、最も好ましくは、該ヘッド部40は、ボディ部42の一端から延伸し、ボディ部42はブラケット18の端板26の貫通孔32に挿入し、該ボディ部42には溝部46を備える。該第一ロック部44はボディ部42に設置し、最も好ましくは、該ボディ部42には凹面エリア48を備え、該第一ロック部44は凹面エリア48内のヘッド部40に相隣する一方側に位置する。好ましい実施例において、固定装置12には更に固定体50と固定体50に取り付ける一対の取付部品52とを含み、該固定体50は固定形態でブラケット18に取り付ける。最も好ましくは、取付部品52はブラケット18の端板26に対応させて設置し、例えば、取付部品52はブラケット18の端板26の一対の取付孔30に貫設する。また、好ましい実施例において、各取付部品52は可動の矩形本体54と、円柱形本体56と、バネ58とを含み、そのうち、該矩形本体54は円柱形本体56に相対しスライド可能形態で連結し、バネ58の弾力が矩形本体54に加えられるため、矩形本体54はバネ58の弾力によって固定体50から一定位置を突出させる。取付部品52の配置及びその効果については、本出願者が出願し許可を戴いている特許文献5を本文と合わせて参照する。
嵌着部品36は操作部60と嵌着アーム62とを含み、挿入部品34に相対してスライドする。そのうち、操作部60はブラケット18の側板24の窓28に相対して設置する。好ましい実施例において、操作部60は嵌着アーム62の一端から屈曲して伸びる。該嵌着アーム62は挿入部品34の溝部46に貫設し、尚且つ嵌着アーム62上には挿入部品34の溝部46の外側に伸びる第一嵌着凸体66を設ける。最も好ましくは、操作部60は窓28に伸びて貫通し突出するため、使用者は操作部60を押す動作を便利に行なえる。最も好ましくは、操作部60は窓28の内壁をスライド可能形態で圧することにより、嵌着部品36は挿入部品34に相対して移動し、嵌着アーム62の第一嵌着凸体66を挿入部品34の溝部46に突出させるか収縮させるかの操作ができる。最も好ましくは、ブラケット18の側板24にはさらに第一ガイド部68を含み、該嵌着部品36にはさらに第二ガイド部70を含み、ガイド部品72を用いて第一ガイド部68と第二ガイド部70を連結するため、該嵌着部品36はブラケット18に相対してスライドする。最も好ましくは、ガイド部品72は第一ガイド部68と第二ガイド部70の一つを一体とする。範例において(In one example)、第一ガイド部68は一組の接合孔であり、第二ガイド部70はライン状の凹溝である。ガイド部品72は留め具であり、留め具を凹溝に貫設し接合孔内に固定する。これにより、嵌着部品36は凹溝で留め具に沿ってブラケット18に相対してスライドする。もう一つの範例において(In another example)、第一ガイド部68は凹溝であり、第二ガイド部70は一組の接合孔であり、ガイド部品72は留め具であり、該留め具を凹溝に貫設して接合孔内に固定すると、嵌着部品36は留め具が凹溝に沿い、ブラケット18に相対してライン状にスライドする。注意すべき点は、固定座50がブラケット18に固定形態で取り付けられる時、該固定座50もまたブラケット18の一部としてみなされる点にある。別の実施例において(In an alternative embodiment)、第一ガイド部68を固定座50上に設置すると(not shwon)、嵌着部品36は第二ガイド部70とガイド部品72の働きを得てブラケット18に相対してスライドする。言い換えれば、嵌着部品36は固定座50とブラケット18の一つに相対してスライド可能な形態で連結される。
該弾性部品38はブラケット18の側板24と嵌着部品36の間に設置する。さらに詳細すると、側板24には第一連接部74を備え、嵌着部品36には第二連接部76を備え、第一連接部74及び第二連接部76によって弾性部品38の両端を連結する。また、図3に示すとおり、この設置によって、弾性部品38は弾力作用を嵌着部品36に及ぼすため、嵌着部品36の第一嵌着凸体66は弾性部品38の弾力の働きによって挿入部品34の溝部46の外側への延伸状態を維持する。別の実施例において(In an alternative embodiment)、第一連接部74は固定座50上に設置する(not shwon)。言い換えれば、該第一連接部74は固定座50及びブラケット18の一つに設置する。
図3及び図4には、本考案実施例のスライドレールキット10をラック(rack)78に取り付けた状態図を示す。該ラック78は少なくとも支持柱80を含み、該支持柱80には複数のホールを備える。例えば、第一孔82a、第二孔82b、及び第三孔82cを第一孔82aと第二孔82bとの間に位置させる。更に詳細説明すると、該スライドレールキット10は、固定装置12の一対の取付部品52をそれぞれ支持柱80の第一孔82aと第二孔82bに貫設し、固定装置12の挿入部品34を支持柱80の第三孔82cに挿入し、固定装置12の嵌着部品36の嵌着アーム62を挿入部品34の溝部46に貫設する。並びに、弾性部品38の弾力作用を嵌着部品36に及ぼすことにより、嵌着部品36の第一嵌着凸体66は挿入部品34の溝部46の外側に伸びた状態が保たれて支持柱80に対応し、尚且つ支持柱80との間に押圧連結関係が築かれる。前記取付配置に基づき、スライドレールキット10は固定装置12の一対の取付部品52によって支持柱80に取り付けられ、並びに、固定装置12の嵌着部品36の第一嵌着凸体66は支持柱80の配置に対応して、スライドレールキット10をラック78の支持柱80に取り付けて定位させるため、支持柱80から脱落することはない。
好ましい実施例において、挿入部品34の固定体50より伸びる長さは取付部品52の固定体50より伸びる長さより長い。
図5及び図6にはさらに本考案実施例のスライドレールキット10をラック(rack)78から取り外す操作を示した。使用者がブラケット18の窓28から嵌着部品36の操作部60に外力F1を加えると、嵌着部品36は外力によって弾性部品38の生じさせる弾力を克服し、嵌着部品36の第一嵌着凸体66は内側に収縮するまで移動し、該ラック78の支持柱80に引き掛かることはない。この状態において、嵌着部品36の第一嵌着凸体66は支持柱80間との押圧連結関係を離脱する故、スライドレールキット10は横方向に、図6に示したF2方向にラック78の支持柱80から取り外すことができる。
図7は、一対のスライドレールキット10を用いて前記ラック78にシャーシ84(chassis)を取り付けることを示し、該ラックには4つの支持柱80を含む。好ましい実施例において、シャーシ84は前記固定装置12に対応する少なくとも一つの嵌合ロック装置86を含む。
図8に示した嵌合ロック装置86は、ロック部品88とバネ90を含む。そのうち、該ロック部品88には固定装置12の挿入部品34の第一ロック部44に対応する第二ロック部92を備え、該挿入部品34の第一ロック部44とロック部品88の第二ロック部92の間はバネ90によって生じる弾力をロック部品88に加え、これにより、挿入部品34の第一ロック部44とロック部品88の第二ロック部92との間は押圧し合い定位する。この設置によって、シャーシ84は嵌合ロック装置86の働きによってスライドレールキット10の固定装置12への嵌合を安定させることができる。
図9は外力F3を嵌合ロック装置86のロック部品88に加えることを示す。該ロック部品88は外力に応じて移動し、バネ90が生じさせる弾力を克服する。これにより、該ロック部品88の第二ロック部92は挿入部品34の第一ロック部44から離脱する。この状態において、該シャーシ84は前述した一対のスライドレールキット10の働きにより簡単にラック78から引き出すことができる。
図10乃至図12には、本考案の固定装置200のもう一つの実施例を示した。該固定装置200は、挿入部品202と嵌着部品204を含み、そのうち、挿入部品202はボディ部206を設置するのみである。該嵌着部品204の嵌着アーム208には、シャーシ84の嵌合ロック装置86の第二ロック部92に対応する第二嵌着凸体210を備える。該シャーシ84は、前記スライドレールキット10を用いてラック78に取り付ける際、シャーシ84の嵌合ロック装置86の第二ロック部92が嵌着部品204の第二嵌着凸体210と互いに嵌着するため、本実施例は前述の実施例での挿入部品32のヘッド部40と第一ロック部44の設置を省略することができる。
ここで注意すべき点は、本考案で開示した固定装置12或いは固定装置200は主に、挿入部品34或いは挿入部品202、嵌着部品36或いは嵌着部品204、及び弾性部品38を含む。最も好ましくは、固定装置12或いは固定装置200はさらに、少なくとも一つの取付部品52を含む。そのうち、嵌合ロック装置86はシャーシ84に用いるとは限らない。
本考案は前述の好ましい実施例において開示した通りであるが、それは本考案に制約を加えるものではなく、本考案の保護範囲は添付した実用新案登録請求の範囲を基準とする。
10:スライドレールキット
12:固定装置
14:第一レール
16:第二レール
18:ブラケット
20:第三レール
22:支持板
24:側板
26:端板
28:窓
30:取付孔
32:貫通孔
34:挿入部品
36:嵌着部品
38:弾性部品
40:ヘッド部
42:ボディ部
44:第一ロック部
46:溝部
48:凹面エリア
50:固定体
52:取付部品
54:矩形本体
56:円柱形本体
58:バネ
60:操作部
62:嵌着アーム
66:第一嵌着凸体
68:第一ガイド部
70:第二ガイド部
72:ガイド部品
74:第一連接部
76:第二連接部
78:ラック
80:支持柱
82a:第一孔
82b:第二孔
83c:第三孔
84:シャーシ
86:嵌合ロック装置
88:ロック部品
90:バネ
92:第二ロック部
200:固定装置
202:挿入部品
204:嵌着部品
206:ボディ部
208:嵌着アーム
210:第二嵌着凸体

Claims (20)

  1. スライドレールキットの固定装置において、
    該スライドレールキットは、支持板と支持板に連結するブラケットとを含み、
    そのうち、前記ブラケットは窓を備える側板と、ほぼ側板に垂直に連接する端板とを含み、
    前記固定装置には、
    ブラケットの端板に対応させて設置する少なくとも一つの取付部品と、
    ブラケットの端板に対応させて設置し、溝部を備える挿入部品と、
    ブラケットに相対してスライドし、ブラケットの側板の窓に対応する操作部及び挿入部品の溝部に貫設し、第一嵌着凸体を備える嵌着アームを含む嵌着部品と、
    弾力作用を嵌着部品に与え、嵌着部品の第一嵌着凸体は弾性部品の弾力によって挿入部品の溝部の外側に伸びる弾性部品とを含むことを特徴とするスライドレールキットの固定装置。
  2. 前記端板上に貫通孔を設け、挿入部品は貫通孔に貫設することを特徴とする請求項1に記載のスライドレールキットの固定装置。
  3. 前記挿入部品はボディ部と、ボディ部に連接し合うヘッド部とを含み、該挿入部品のボディ部は凹面エリアと、凹面エリア内のヘッド部に相隣する一方側に位置する第一ロック部とを含むことを特徴とする請求項2に記載のスライドレールキットの固定装置。
  4. 前記端板には一対の取付孔を備え、固定体と固定体に取り付ける一対の取付部品とをさらに含み、該固定体は固定形態でブラケットに取り付け、一対の取付部品はブラケットの端板の一対の取付孔に貫設することを特徴とする請求項1に記載のスライドレールキットの固定装置。
  5. 前記各取付部品は可動の矩形本体と、円柱形本体と、バネとを含み、そのうち、前記矩形本体は円柱形本体に相対してスライド可能形態で連結し、前記バネの弾力が矩形本体に加えられるため、矩形本体はバネの弾力によって固定体から一定位置を突出させることを特徴とする請求項4に記載のスライドレールキットの固定装置。
  6. 前記嵌着部品の操作部はスライド可能形態で窓の内壁を圧することにより、嵌着部品は挿入部品に相対して移動し、さらに嵌着アームの第一嵌着凸体を挿入部品の溝部から突出させるか収縮させる操作をすることを特徴とする請求項5に記載のスライドレールキットの固定装置。
  7. 前記ブラケットの側板には第一ガイド部をさらに含み、該嵌着部品にはさらに第二ガイド部を含み、ガイド部品を第一ガイド部と第二ガイド部の間に設置することにより、嵌着部品はブラケットに相対してスライドすることを特徴とする請求項6に記載のスライドレールキットの固定装置。
  8. ブラケットへの取り付けに用いる固定装置は、
    ブラケットに設置する少なくとも一つの取付部品と、
    ブラケットに対応して設置し、尚且つ溝部を備える挿入部品と、
    ブラケットに相対してスライドし、尚且つ挿入部品の溝部に貫設し第一嵌着凸体を備える嵌着アームを含む嵌着部品と、
    弾力作用を嵌着部品に提供し、嵌着部品の第一嵌着凸体を弾力によって挿入部品の溝部の外側に伸ばす弾性部品とを含むことを特徴とするスライドレールキットの固定装置。
  9. 前記ブラケットは側板と、ほぼ側板に垂直に連接する端板とを含み、嵌着部品はブラケットの側板に対応する操作部を含むことを特徴とする請求項8に記載のスライドレールキットの固定装置。
  10. 前記端板上には貫通孔を設け、挿入部品を該貫通孔に貫設することを特徴とする請求項9に記載のスライドレールキットの固定装置。
  11. 前記挿入部品はボディ部と、ボディ部に連接し合うヘッド部とを含み、挿入部品のボディ部は凹面エリアと、凹面エリア内のヘッド部に相隣する一方側に位置する第一ロック部を含むことを特徴とする請求項10に記載のスライドレールキットの固定装置。
  12. 前記端板には一対の取付孔を備え、固定体と固定体に取り付ける一対の取付部品とをさらに含み、該固定体は固定形態でブラケットに取り付け、取付部品はブラケットの端板の一対の取付孔に貫設することを特徴とする請求項9に記載のスライドレールキットの固定装置。
  13. 前記各取付部品は可動の矩形本体と、円柱形本体と、バネとを含み、そのうち、前記矩形本体は円柱形本体に相対してスライド可能形態で連結し、前記バネの弾力が矩形本体に加えられるため、矩形本体はバネの弾力によって固定体から一定位置を突出させることを特徴とする請求項12に記載のスライドレールキットの固定装置。
  14. 前記側板には窓を備え、嵌着部品の操作部は窓の内壁をスライド可能形態で圧し、これにより、嵌着部品は挿入部品に相対して移動し、さらに嵌着アームの第一嵌着凸体を溝部から突出させるか収縮させるか操作をすることを特徴とする請求項9に記載のスライドレールキットの固定装置。
  15. 前記ブラケットは第一ガイド部をさらに含み、該嵌着部品にはさらに第二ガイド部を含み、ガイド部品を第一ガイド部と第二ガイド部の間に設置することにより、嵌着部品はブラケットに相対してスライドすることを特徴とする請求項9に記載のスライドレールキットの固定装置。
  16. 前記挿入部品の第一ロック部はシャーシの嵌合ロック装置と嵌合することを特徴とする請求項11に記載のスライドレールキットの固定装置。
  17. 前記嵌着部品はシャーシの嵌合ロック装置と嵌合するのに用いる第二嵌着凸体を備えることを特徴とする請求項8に記載のスライドレールキットの固定装置。
  18. ラックへの取り付けに用いるスライドレールキットは、
    第一孔、第二孔、及び第一孔と第二孔との間に位置する第三孔を含む複数のホールをそれぞれに備える支持柱を含むラックと、
    一対のスライドレールキットによってラックに取り付け、尚且つ嵌合ロック装置を含むシャーシとを含み、
    前記各スライドレールキットは、
    第一レールと、
    第一レールに相対してスライドする第二レールと、
    第一レールに連結し、尚且つ窓を備える側板と、ほぼ垂直に側板に連結し、尚且つ一対の取付孔及び一つの貫通孔を備える端板とを含むブラケットと、
    ブラケットに固定形態で取り付ける固定体と、
    第一レールと第二レールとの間にスライド可能状態で連結する第三レールと、
    ブラケットの端板に対応させて設置し、尚且つ一部をブラケットの端板の貫通孔に挿入し、溝部とシャーシの嵌合ロック装置に対応する第一ロック部とを備える挿入部品と、
    ブラケットに相対してスライドし、尚且つブラケットの側板の窓に対応する操作部と、挿入部品の溝部に貫設し第一嵌着凸体を備える嵌着アームとを含む嵌着部品と、
    弾力作用を嵌着部品に提供し、嵌着部品の嵌着凸体を弾力によって挿入部品の溝部の外側に伸ばさせる弾性部品と、
    固定体に取り付け、ブラケットの端板の取付孔に貫通させる取付部品とを含み、
    そのうち、
    一対の取付部品をそれぞれラックの支持柱の第一孔と第二孔に貫設し、尚且つ挿入部品をラックの支持柱の第三孔に挿入し、尚且つ嵌着部品の嵌着アームを挿入部品の溝部に貫設し、並びに、弾性部品の弾力作用を嵌着部品に及ぼすことにより、嵌着部品の第一嵌着凸体は挿入部品の溝部の外側に伸び、ラックの支持柱を圧し、また、スライドレールキットはラックに取り付け、ラック内に押して収納する時、挿入部品の第一ロック部とシャーシの嵌合ロック装置は相互に嵌着することを特徴とするスライドレールキット。
  19. 前記嵌着部品の操作部はスライド可能形態で窓の内壁を圧し、これにより嵌着部品は挿入部品に相対して移動し、さらに嵌着アームの第一嵌着凸体を挿入部品の溝部から突出させるか収縮させるかを操作をすることを特徴とする請求項18に記載のスライドレールキット。
  20. 前記ブラケットには第一ガイド部をさらに含み、該嵌着部品にはさらに第二ガイド部を含み、ガイド部品を第一ガイド部と第二ガイド部の間に設置することにより、嵌着部品はブラケットに相対してスライドすることを特徴とする請求項18に記載のスライドレールキット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112531265A (zh) * 2020-12-21 2021-03-19 江苏欧力特能源科技有限公司 一种便于安装且安装稳定的ups应急电源用锂电池

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