JP3191618U - スライドレールシステム及び当該スライドレールシステムに用いられる連結装置 - Google Patents

スライドレールシステム及び当該スライドレールシステムに用いられる連結装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3191618U
JP3191618U JP2014002039U JP2014002039U JP3191618U JP 3191618 U JP3191618 U JP 3191618U JP 2014002039 U JP2014002039 U JP 2014002039U JP 2014002039 U JP2014002039 U JP 2014002039U JP 3191618 U JP3191618 U JP 3191618U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
component
slide rail
hole
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2014002039U
Other languages
English (en)
Inventor
秀江 ▲梁▼
秀江 ▲梁▼
陳 庚金
庚金 陳
王 俊強
俊強 王
Original Assignee
川湖科技股▲分▼有限公司
川益科技股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川湖科技股▲分▼有限公司, 川益科技股▲ふん▼有限公司 filed Critical 川湖科技股▲分▼有限公司
Priority to JP2014002039U priority Critical patent/JP3191618U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3191618U publication Critical patent/JP3191618U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

【課題】スライドレールに対する引出しの側面方向の連結位置を調整することができ、部品が少なく製造工程の少ないスライドレールシステム及び連結装置を提供する。【解決手段】引出し10は、第一前側連結装置12と第二前側連結装置14により第一スライドレールキット16と第二スライドレールキット18に取り付けられている。第一スライドレールキットは、前部20aと前部に対応する後部20bを含み、第二スライドレールキットは、前部22aと前部に対応する後部22bを含む。引出しの底部の両側にそれぞれ第一前側連結装置と第二前側連結装置が配置され、第一前側連結装置と第二前側連結装置の何れか一つに、スライドレールに対する引出しの側面方向連結位置を調整する調整部材28を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、スライドレールシステム及び当該スライドレールシステムに用いられる連結装置に関する。
引出しの底付タイプスライドレール(undermount drawer slide)は一種のシークレットタイプのスライドレールである。引出しの底付タイプスライドレールは、引出しの底部に取り付けるものである。筐体を有する引き出しである場合、引出しの底付タイプスライドレールは引出しの底部に隠されて露出しない。引出しの底付タイプスライドレールは通常、L形のブラケットと、ブラケット上に配置し、縦方向にブラケットのレールに対してスライド移動するスライドレールを備える。ブラケットは、筐体の壁面に取り付けられ、引出しがスライドレール上に取り付けられた時、引出しはスライドレールの働きによって、筐体に対して引き出されるか押し入れられる。
しかしながら、僅かな取付誤差(minor inaccuracies)或いは外部等の原因によって、引出しの連結装置とスライドレール間の取付作業がスムーズに完了できない場合もある。
特許文献1に開示された「Coupling device having side adjustment for a drawer」は、引出しに用いられる側面方向の調節機能を備えた連結装置(coupling apparatus)であり、前述の問題を解決できるものである。連結装置5は、主に、引出し(drawer)を引き出して延長できるスライドレール(extendable rail)に接続する。そのうち、連結装置5の調節輪8の螺旋盤15と取付板16の歯状保持部材21間の関係により、調節輪8が調整された時、連結装置5の嵌合ロック部材10が従動されて、嵌合ロック部材10の制御面10a、10b、10cが引出装置3のスライドレール3cの位置に対して調整される。言い換えれば、引出し2が引出装置3のスライドレール3cの位置に対して側面方向に調整されることにより、引出しとスライドレール間のわずかな取付誤差の問題を解決する。
また、特許文献2に開示された「Pull−out guide for a drawer」の段落0081の図2b及び図4中の保持部材5は、延長ガイド件3の延長レール3aの後端に取り付けられ、保持部材5の保持先端15は、引出し後壁2dの穴(bores)中に取り付けられている。特許文献2の説明書の段落0082、0083、及び図5aに示すとおり、調整棒18の軸移動(pivotal movement)が保持部材5の側面方向支持体の表面に伝えられた時、連結部材7及び保持先端15は一対のガイド棒14に沿って移動する。これにより、延長レール3aの保持先端15の引出し2に対する側面方向(lateral direction)の位置を調整できるため、取付誤差によって引出し2を延長レール3aの保持先端15にスムーズに取り付けできない問題を防ぐことができる。しかしながら、保持部材5は、調整装置11、支持部材17、保持部19、ガイドピン14、調整棒18、連結部材7、及び連結部材7に位置する保持先端15等多くの部品を含む。そのため、全体的に言えば、製造コスト及び製造プロセスを考えると、保持部材5には依然として改善すべきである。
米国特許第2012/0292465A1号明細書 米国特許第2012/0319548A1号明細書
本考案のスライドレールシステム及びスライドレールシステムに用いられる連結装置は、部品が多く、コストが高く、製造プロセスが多い問題を解決することができる。
本考案は、スライドレールに対する引出しの側面方向の連結位置を調整することができるスライドレールシステム及びスライドレールシステムに用いる連結装置を提供することを目的とする。
本考案によるスライドレールシステムは、第一レールおよび第二レールを含むスライドレールキットと、第一構成部材、第二構成部材、嵌着部材、及び調整部材を含む前側連結装置とを備える。第一レールは縦方向延伸本体を有する。第二レールは、第一レールに対して縦方向にスライド移動し、縦方向延長部、前部、及び前記前部に隣り合う取付孔を有する。第一構成部材は、少なくとも一つの横方向案内部を有する。第二構成部材は、第一構成部材の横方向案内部に位置する少なくとも一つの横方向案内部を有する。嵌着部材は、第二構成部材に接続されており、嵌着部を有し、嵌着部の少なくとも一部分が第二レールの取付孔内に位置する。調整部材は、調整部及びネジ部を有し、ネジ部が第一構成部材と第二構成部材を連結する。第二構成部材が調整部材の調整部の回転に応じて第二レールに対して移動すると、嵌着部材の嵌着部が第二レールの取付孔に対して移動する。
第二構成部材は、第一側壁および第一側壁に対応する第二側壁をさらに有し、第一側壁に引掛孔が形成されており、第二側壁に壁孔が形成されている。第一構成部材は、側壁をさらに有し、側壁にねじ穴が形成されている。調整部材のネジ部は、ねじ穴に螺着されており、首部を有し、首部が第二構成部材の引掛孔に引き掛けて配置するのに用いられる。嵌着部材の嵌着部は、壁孔に対応している。
嵌着部材は弾性アームおよび溝部をさらに有する。調整部材の調整部が回転すると、第二構成部材は、第二レールに対して移動可能である。嵌着部材の嵌着部と第二レールの取付孔とがずれている時、第二構成部材は第二レールの側壁を押圧して予定角度まで軸回転し、弾性アームは弾力を蓄えた状態となる。嵌着部材の嵌着部と第二レールの取付孔とが一致している時、弾性アームが弾力を釈放することで、嵌着部材の嵌着部が取付孔内に挿入される。前連結装置は第二構成部材に軸着されている嵌着解除部材をさらに有し、嵌着解除部材に溝部に位置する嵌着解除部を有する。嵌着解除部材が回転すると、嵌着解除部材の嵌着解除部が溝部により嵌着部材を従動させ、嵌着部材の軸回転により嵌着部材の嵌着部が第二レールに対して移動し取付孔を離脱する。
第二レールは、前部に対応する後部をさらに有し、後部には本体、結合部材、及び可動部材を有する後側連結装置が配置されている。本体は、支持部、及び前記支持部に垂直に接続されている横方向延伸部を有する。結合部材は、本体の支持部に軸着されており、頭部、及び頭部に接続されており接触部を有するロック部材を有する。可動部材は、本体と結合部材と間に可動的に設置されており、第一板部及び第一板部と垂直となる第二板部を有する。結合部材の頭部が第一位置まで回転した時、ロック部材の接触部が可動部材の第一板部を押圧するため、可動部材は、本体に定位される。結合部材の頭部が第一位置から第二位置まで動かされると、ロック部材の接触部が可動部材の第一板部を押圧しない状態となり、可動部材は本体に対する移動を調整可能である。
本体の支持部は、第一立壁および第二立壁をさらに有し、第一立壁および第二立壁にそれぞれ貫通孔が形成されている。本体の横方向延伸部は、両側が第一立壁および第二立壁に垂直に接続されている。結合部材のロック部材は、第一立壁および第二立壁の貫通孔に挿入されている。可動部材は、第一立壁と第二立壁との間の距離より小さい幅である幅L1を有し、第一立壁と第二立壁と間での移動を調整することができる。
本体の横方向延伸部は、間隔をあけて配列されている複数の固定部を有する。可動部材の第一板部は、固定部を有し、固定部が本体の横方向延伸部の何れか一つの固定部に対応している。結合部材の頭部が第一位置まで動かされた時、ロック部材の接触部が可動部材の第一板部を押圧し、可動部材の第一板部の固定部が本体の横方向延伸部の何れか一つの固定部に嵌着されている。結合部材の頭部が第一位置から第二位置まで回転された時、ロック部材の接触部が可動部材の第一板部を押圧しない状態となり、可動部材の第一板部の固定部が本体の横方向延伸部のいずれか一つの固定部から離脱する。
本考案による連結装置は、第一構成部材、第二構成部材、嵌着部材、及び調整部材を備えるスライドレールキットに用いる連結装置である。第一構成部材は、少なくとも一つの横方向案内部を有する。第二構成部材は、第一構成部材の横方向案内部に位置する少なくとも一つの横方向案内部を有する。嵌着部材は第二構成部材に接続されており、嵌着部を有する。調整部材は、調整部及びネジ部を有し、ネジ部が第一構成部材と第二構成部材を連結する。第二構成部材は、調整部材の調整部の回転に応じて移動し、嵌着部材の嵌着部を移動させる。
第一構成部材の横方向案内部は、横方向案内孔を有する。第二構成部材の横方向案内部は、凸部を有する。
第二構成部材は引掛孔が形成されている第一側壁、および、第一側壁に対応する第二側壁をさらに有し、第二側壁に壁孔が形成されている。第一構成部材は、ねじ穴が形成されている側壁を有する。調整部材のネジ部は、ねじ穴に螺着されており、首部を有し、首部が第二構成部材の引掛孔に引き掛けて配置するのに用いられる。嵌着部材の嵌着部は壁孔に対応している。
嵌着部材は、弾性アーム及び溝部をさらに有する。連結装置は、第二構成部材に軸着されている嵌着解除部材をさらに有し、嵌着解除部材に溝部に位置する嵌着解除部を有する。
本考案の技術特徴の一つは、操作者が、前側連結装置の調整部材を用いて、スライドレールキットに対する引出しの側面方向の連結位置(a connecting position of a lateral direction)を調整することができ、並びに、後側連結装置の結合部材を用いて、スライドレールキットを調整して引出しの取付位置(a mounting position)の位置合わせを行うことができる点にある。
本考案の第一実施形態による連結装置を用いて引出しをスライドレールキットに取り付けた状態を示す斜視図である。 本考案の第一実施形態によるスライドレールキットと前側連結装置を示す分解斜視図である。 本考案の第一実施形態による後側連結装置と第二レールの後部を示す分解斜視図である。 本考案の第一実施形態による第一前側連結装置を示す分解斜視図である。 本考案の第一実施形態による前側連結装置の嵌着部とスライドレールキットの取付孔との間に取付誤差を有する場合、前側連結装置をスライドレールキットの第二レールの取付孔にスムーズに取り付けることができない状態を示した図(1)である。 本考案の第一実施形態による前側連結装置の嵌着部とスライドレールキットの取付孔との間に取付誤差を有する場合、前側連結装置をスライドレールキットの第二レールの取付孔にスムーズに取り付けることができない状態を示した図(2)である。 本考案の第一実施形態による調整部材の調整部の調整により、第二構成部材とがスライドレールキットの第二レールとの間の距離が調整された状態を示す図である。 本考案の第一実施形態による調整部材の調整部の調整により、前側連結装置の嵌着部材の嵌着部がスライドレールキットの第二レールの取付孔に取り付けられた状態を示す図である。 本考案の第一実施形態による前側連結装置の嵌着解除部材がまだ調整されていない状態を示す図である。 本考案の第一実施形態による嵌着解除部材が調整されて、嵌着部材に従って所定の角度まで軸回転した状態を示す図である。 本考案の第一実施形態による後側連結装置を示す分解斜視図である。 本考案の第一実施形態による後側連結装置を組み立てた後の作動を示す図である。 本考案の第一実施形態による後側連結装置を組み立てた後の作動を示す図である。 本考案の第一実施形態による後側連結装置の可動部材の位置が調整できる状態を示した図である。 本考案の第一実施形態による可動部材の第一板部が引出し背面板の定位孔に合わせて位置する状態を示す図である。 本考案の第二実施形態による後側連結装置の作動を示す図である。 本考案の第二実施形態による後側連結装置の作動を示す図である。 本考案の第三実施形態による後側連結装置の作動を示す図である。 本考案の第三実施形態による後側連結装置の作動を示す図である。
(第一実施形態)
図1には、引出し10を第一前側連結装置12と第二前側連結装置14を用いて第一スライドレールキット16と第二スライドレールキット18に取り付けた状態を示す。第一スライドレールキット16は、前部20aと前部20aに対応する後部20bを含み、第二スライドレールキット18は、前部22aと前部22aに対応する後部22bを含む。
具体的に説明すると、引出し10の底部の両側にはそれぞれ第一前側連結装置12と第二前側連結装置14が配置されている。第一前側連結装置12は、第一スライドレールキット16の前部20aに取り付けられ、第二前側連結装置14は第二スライドレールキット18の前部22aに取り付けられる。また、第一スライドレールキット16の後部20bは第一後側連結装置24に取り付けられ、第二スライドレールキット18の後部22bは第二後側連結装置26に取り付けられる。
一実施形態において、第一前側連結装置12と第二前側連結装置14のうちの何れか一つには調整部材28を備える。調整部材28を用いて操作者は、スライドレールキット(例えば第一スライドレールキット16或いは第二スライドレールキット18)に対する引出し10の側面方向連結位置(a connecting position of a lateral direction)を調整できる。また、第一後側連結装置24と第二後側連結装置26の何れか一つには結合部材30を備える。結合部材30を用いることで、操作者は、スライドレールキット(例えば第一スライドレールキット16或いは第二スライドレールキット18)に引出し10の位置合わせの取付位置(a mounting position)を調整できる。
実際において、操作者は一方側のスライドレールキット(例えば、第一スライドレールキット16或いは第二スライドレールキット18)に前側連結装置と後側連結装置を組み合わせるだけで、前述の効果を実現できる。
図2a及び図2bは、第一スライドレールキット16によって説明する。第一スライドレールキット16には第一レール32及び第二レール34を含む。第一レール32の壁部36には少なくとも一つの定位孔38を備え、螺着具(未図示)を少なくとも一つの定位孔38に通して、第一レール32を筐体(例えばチェスト等)に取り付ける。
一実施形態において、第一レール32と第二レール34間には更に第三レール40を配置し、第三レール40を用いて、第一レール32に対する第二レール34のスライド移動ストロークを延長することができる。これにより、引出し10は、筐体に対して更に長いストロークに移動させることができる。しかしながら、実際において、第三レール40は選択性のある部品である。即ち、第一レール32と第二レール34によって、引出し10を筐体に対して移動することができる。
詳細説明すると、第一レール32には縦方向延長部42が備えられている。第二レール34は第一レール32に対して縦方向にスライド移動する。第二レール34には、縦方向延長部44、前部20a、前部20aに対応する後部20b、及び前部20aに隣り合う取付孔46を備える。
調整部材28を含む第一前側連結装置12は、取付孔46によって第二レール34に取り付けられる。また、結合部材30を含む第一後側連結装置24は、第二レール34の後部20bに配置される。
図3及び図4aに表示した第一前側連結装置12は、第一構成部材48、第二構成部材50、嵌着部材52、嵌着解除部材54、及び調整部材28を含む。
第一構成部材48は、本体56、本体56の前部にある前壁58、及び本体56の側部にある側壁60を含む。
第一構成部材48の本体56は、少なくとも一つの横方向案内部62を備え、少なくとも一つの横方向案内部62は、実際には前壁58に平行である。第一構成部材48の少なくとも一つの横方向案内部62は、一つ或いは二つ以上の横向引導孔である。本考案では、第一構成部材48の少なくとも一つの横方向案内部62は、第一横向引導孔64aと第二横向引導孔64bを例に挙げる。しかしながら、未図示のもう一つの実施形態では、第一構成部材48の少なくとも一つの横方向案内部62は、一つ或いは二つ以上の凸部である。更に説明すべき事は、「横向」とは、第一レール32の縦方向延長部42或いは第二レール34の縦方向延長部44に垂直する方向を指す。
一実施形態において、第一構成部材48の本体56は、第一横向引導孔64aと前壁58の間にある少なくとも一つの横向引導溝を含む。本考案では、少なくとも一つの横向引導溝を第一横向引導溝66aと第二横向引導溝66bを用いて説明をする。しかも、第一横向引導溝66aと第二横向引導溝66bは実際には、一直線に配列される。第一構成部材48の本体56の第一横向引導孔64aと第二横向引導孔64b間には更に開孔68を設置する。第一構成部材48の前壁58には取付部(例えば取付孔70)を設け、第一構成部材48を取付部材(未図示)を使って引出し10に取り付ける。しかし、取付方式はこれに制限されないものとする。第一構成部材48の側壁60にはねじ穴72を含む。
第二構成部材50は、本体74、本体74の一方にある第一側壁76、本体74の一方にあり、第一側壁76に相対する第二側壁78を備える。
第二構成部材50の本体74の位置は、第一構成部材48の本体56に対応させる。第二構成部材50の本体74は、第一構成部材48の横方向案内部62に対応する少なくとも一つの横方向案内部80を備える。これにより、第一構成部材48の横方向案内部62によるガイドを受ける。本考案では、第二構成部材50の少なくとも一つの横方向案内部80は、第一凸部82aと第二凸部82bを例として挙げる。よって、第二構成部材50は第一凸部82aと第二凸部82bを介して、第一構成部材48の第一横向引導孔64aと第二横向引導孔64bにそれぞれ対応し、しかも、安定して第一構成部材48に対してスライド移動する。しかしながら、未図示の別の実施形態において、第二構成部材50の少なくとも一つの横方向案内部80は、一つ或いは二つ以上の横向引導孔であり、第一構成部材48の少なくとも一つの横方向案内部62の一つ或いは二つ以上の凸部に対応する。
一実施形態において、第二構成部材50の本体74には更に横方向孔84を備える。第二構成部材50の横方向孔84のサイズ範囲と横向幅は第一構成部材48の開孔68を超え、並びに、第一連結部材86を第二構成部材50の横方向孔84と第一構成部材48の開孔68に貫通させ、第一構成部材48と第二構成部材50を連結させる。本考案では、第一連結部材86を横方向孔84と開孔68に定位すると、第二構成部材50が第一構成部材48に対してスライド移動するのをガイドし、サポートすることができる。
第二構成部材50の本体74の前部には更に側辺88を含む。第二構成部材50の本体74の側辺88は、第一構成部材48の第一横向引導溝66aと第二横向引導溝66bを圧して接触する。第二構成部材50の本体74の側辺88は、凸出部90を含む。凸出部90は、第一構成部材48に対する第二構成部材50の移動距離を示すことができる。また、第二構成部材50の第一側壁76には引掛孔92を備え、第二構成部材50の第二側壁78には壁孔94を備える。
嵌着部材52は第二構成部材50に接続する。嵌着部材52には、本体96、本体96の一方にある嵌着部98、嵌着部98に対応して本体96の別の側に設けられた弾性アーム100、及び本体96に位置させた溝部102を備える。一実施形態において、嵌着部材52は、第二連結部材104を用いて第二構成部材50に軸着させる。これにより、嵌着部材52が回転する外力を受けた時、嵌着部材52は、第二構成部材50に対応して予定角度まで軸回転する。
嵌着部98の少なくとも一部分は、第二レール34の取付孔46内に取り付けられる(図5b参照)。具体的に言えば、嵌着部材52が第二構成部材50の本体74に軸着される時、嵌着部材52の嵌着部98は、第二構成部材50の第二側壁78の壁孔94に対応し、尚且つ、嵌着部材52の嵌着部98の位置は、調整部材28によって調整される。しかも、嵌着部材52の嵌着部98は第二構成部材50の壁孔94を通り、第二レール34の取付孔46内に嵌着され、これによって、第一前側連結装置12は第二レール34に接続される。
一実施形態において、嵌着部材52の嵌着部98は階段状構造を備える。階段状構造は、第一前側連結装置12と第二レール34の取付孔46間の取付誤差の問題に応じることができる。例えば、第一取付誤差(第一誤差距離)が嵌着部材52の嵌着部98と第二レール34の取付孔46間に存在する時、第一前側連結装置12は、階段状構造の第一階段(a first stage)によって第二レール34の取付孔46に取り付けられる。同様の理論に基づき、第二取付誤差(第二誤差距離)が嵌着部材52の嵌着部98と第二レール34の取付孔46間に存在する時、第一前側連結装置12は、階段状構造の第二段階(a second stage)によって第二レール34の取付孔46に取り付けられるが、これに制限されないものとする。弾性アーム100は、嵌着部材52の本体96の一部から延長され、並びに、嵌着部98に対応する本体96の別の側に位置される。弾性アーム100はほぼU字形をなし、弾性アーム100の端部は、第二構成部材50を圧して接触する。
嵌着解除部材54は、第三連結部材106によって、第二構成部材50の本体74に軸着される。嵌着解除部材54には、嵌着部材52の本体96の溝部102内に位置される嵌着解除部108を備える。嵌着解除部108は実際には楕円柱体であり(これに限定されないものとする)、溝部102の壁面に接触する。
調整部材28には調整部110及びネジ部112を備える。ネジ部112は第一構成部材48と第二構成部材50に接続する。詳細すると、調整部材28のネジ部112は第一構成部材48のねじ穴72に螺着し、ネジ部112には首部114を備え、首部114は第二構成部材50の引掛孔92に引き掛けて配置するのに用いられる。
図4a及び図4bに示すとおり、第一構成部材48には、第一標記部K1、第二標記部K2、第三標記部K3、第四標記部K4、及び第五標記部K5を含む複数の標記部が表示されている。取付誤差S1(誤差距離)が予期する取付誤差を超え、しかも取付誤差S1が第一前側連結装置12の嵌着部98と第一スライドレールキット16の取付孔46間に存在する時(この時、第二構成部材50の凸出部90は第三標記部K3に位置することは、第二構成部材50の第一位置であることを示す)、調整部材28の調整部110がまだ回転されていないなら、第一前側連結装置12の嵌着部材52の嵌着部98は、第一スライドレールキット16の第二レール34の取付孔46に挿入して取り付けられる動作がスムーズにできなくなる。即ち、第一前側連結装置12は、第一スライドレールキット16の第二レール34への連結をスムーズに行なえない。
図5aに示すとおり、調整部材28の調整部110が回転された時、第二構成部材50は、第一スライドレールキット16の第二レール34に対して移動し、嵌着部材52が第二構成部材50に接続されるため、嵌着部材52の嵌着部98は、第二構成部材50に従って移動し、第二レール34の取付孔46の距離に対して調整される。詳細説明をすると、調整部材28の調整部110が回転された時(この時、第二構成部材50の凸出部90は第三標記部K3から第五標記部K5に移動し、第二構成部材50は第一位置から第二位置に移動する)、第二構成部材50は前述(図3参照)に図示した第二構成部材50の第一凸部82aと第二凸部82bそれぞれの第一構成部材48の第一横向引導孔64aと第二横向引導孔64b間のガイド関係、第一連結部材86及び横方向孔84間のガイド関係、及び第二構成部材50の側辺88と第一構成部材48の第一横向引導溝66aと第二横向引導溝66b間のガイド関係によって、第二構成部材50は安定して第一スライドレールキット16方向に移動する。嵌着部材52の嵌着部98が第二構成部材50に従い移動する時、嵌着部材52の嵌着部98は先ず第一スライドレールキット16の第二レール34の側壁を圧して接触し、嵌着部材52は第二連結部材104の働きによって予定角度まで軸回転する。それと同時に、嵌着部材52の弾性アーム100は圧せられて弾力を蓄えた状態になる。
図5bに示すとおり、第一前側連結装置12はさらに、嵌着部材52の嵌着部98が第一スライドレールキット16の第二レール34の取付孔46に対応するまで移動した時、弾性アーム100に蓄えられた弾力を釈放し、これにより、嵌着部材52の嵌着部98は、第二レール34の取付孔46内に弾力をもって挿入され、取り付けられる。よって、前述の取付誤差S1の問題を解決し、第一前側連結装置12は確実に第一スライドレールキット16の第二レール34に接続される。
図5a及び図5bから理解されるとおり、第二構成部材50は、調整部材28の調整部110の回転に応じて、第一スライドレールキット16の第二レール34に対応して移動する。これにより、嵌着部材52の嵌着部98は第一スライドレールキット16の第二レール34の取付孔46に対して移動する。
図6a及び図6bに示すとおり、操作者が嵌着部材52の嵌着部98を図5bに示した第一スライドレールキット16の第二レール34の取付孔46から取り外そうとする場合、操作者は、単に嵌着解除部材54を軸回転させるだけで、嵌着解除部材54の嵌着解除部108は回転し、嵌着部材52の溝部102の壁面を圧して止まる。溝部102の壁面が嵌着部材52を従動させ、嵌着部材52は予定角度まで軸回転し、嵌着部材52の嵌着部98は第二レール34に対して移動し離れる(図6bに示すとおり、嵌着部材52の嵌着部98が動かされて第二構成部材50内に収縮する)。これにより、第一前側連結装置12と第一スライドレールキット16の第二レール34間の連結状態が解除される。
図7に示すとおり、第一後側連結装置24は本体116、結合部材30、及び可動部材118を備える。
本体116は支持部120、及びほぼ支持部120に垂直に接続される横方向延伸部122を備える。一実施形態において、本体116の支持部120は、第一立壁112aと第二立壁112bを備える。本体116の横方向延伸部122の対応する両側は、ほぼ垂直に第一立壁112aと第二立壁112bにそれぞれ接続される。第一後側連結装置24は、少なくとも一つの連結孔124を備え、連結孔124には連結部材(未図示)を挿設し、第一後側連結装置24は第一スライドレールキット16の第二レール34の後部20bに取り付けられる(図1参照)。または、第一後側連結装置24は、直接、第一スライドレールキット16の第二レール34の後部20bに成形してもよい。
一実施形態において、本体116の横方向延伸部122は、間隔をあけて配列する複数の固定部126を含む。本体116の横方向延伸部122の各固定部126は凹溝128であり、尚且つ、第一立壁112aと第二立壁112bにはそれぞれ、対応する貫通孔130を備える。
結合部材30は、本体116の支持部120に軸着する。結合部材30は、頭部132、及び頭部132に接続するロック部材134を備える。ロック部材134には接触部136を備える。結合部材30のロック部材134は、第一立壁112aと第二立壁112bの貫通孔130に軸設する。
可動部材118は、本体116と結合部材30間に可動するように設置する。可動部材118は、第一板部138a、及び第一板部138aと垂直となる第二板部138bを備える。
可動部材118の第一板部138aは固定部140を備え、固定部140は本体116の横方向延伸部122の何れか一つの固定部126に対応させる。第一板部138aの固定部140はリブ142であり、リブ142と本体116の横方向延伸部122の各凹溝128は対応する構造である。また、可動部材118の幅L1は、本体116の第一立壁112aと第二立壁112b間の幅L2を超えない幅とする。これにより、可動部材118は、本体116の第一立壁112aと第二立壁112b間を動くことができる。
図8aに示すとおり、結合部材30の頭部132が第一位置まで回転された時、結合部材30のロック部材134の接触部136は、可動部材118の第一板部138aを押圧するため、可動部材118の第一板部138aのリブ142は、本体116の横方向延伸部122のいずれか一つの凹溝128に嵌着される。ここから理解されるように、結合部材30を用いて、可動部材118の第一板部138aの位置は取付位置に固定されて、引出し10(図1参照)の位置を合わせることができる。これにより、引出し10の背面板は、第一板部138aの位置に合うように取り付けられる。
図8bに示すとおり、可動部材118の第一板部138aが、取付誤差の問題により、引出し10の位置合わせができない時、操作者が、結合部材30の頭部132を第一位置から第二位置に動かすと、結合部材30のロック部材134の接触部136が可動部材118の第一板部138aを圧しない状態となる。これにより、可動部材118の第一板部138aのリブ142が、本体116の横方向延伸部122のいずれか一つの凹溝128に嵌着した状態から解除され、可動部材118は、本体116に対する移動を調整できる。図9には、第一板部138aを備えた可動部材118の位置が移動調整可能であることを示す。よって、引出し10と可動部材118の第一板部138a間に存在する、位置合わせがスムーズにできない取付誤差の問題に応じることができる。
図10に示すように、引出し10の背面板144の定位孔146の位置が確認された後、操作者は、結合部材30を操作し、第一板部138aを含む可動部材118の位置を調整し、第一板部138aを引出し10の背面板144の定位孔146に位置が合うようにする。この様にして、引出し10の背面板144と可動部材118の第一板部138a間の取付誤差の問題を解決することができる。
(第二実施形態)
図11a及び図11bには、後側連結装置の第二実施形態を示した。本実施形態と図8a及び図8bの相違点は、本体200の横方向延伸部202の各固定部がリブ204であり、可動部材206の第一板部208の固定部は、凹溝210である点のみにある。これにより、同様に、図8a及び図8bの技術効果を実現できる。これについては、ここでは説明を省く。
(第三実施形態)
図12a及び図12bには、後側連結装置の第三実施形態を示した。本実施形態と図8a、8B及び図11a、11Bの実施形態の相違点は、本体300の横方向延伸部302の各固定部304は平面であり、リブ或いは凹溝を設けておらず、可動部材306の第一板部308の固定部310も同様に平面であり、リブ或いは凹溝を設けていない点にある。これにより、図8a、図8b及び図11a、11Bの実施形態は実際には同様の技術効果を実現することができる。
詳細説明すると、図12aに示すとおり、結合部材312の頭部314が第一位置に動かされた時、ロック部材316の接触部318は可動部材306の第一板部308を押圧する。これにより、可動部材306は、緊密な摩擦力によって本体300に固定される。図12bに示すとおり、結合部材312の頭部314が第一位置から第二位置に回転された時、ロック部材316の接触部318は、可動部材306の第一板部308を圧しない状態となり、可動部材306は、本体300に対する移動を調整することができる。
本考案は、前述の実施形態によって開示したとおりであるが、前述の実施形態は本考案を限定するものではない。よって、本考案によって保護される範囲は、実用新案登録請求の範囲を基準とする。
10 引出し、
12 第一前側連結装置、
14 第二前側連結装置、
16 第一スライドレールキット、
18 第二スライドレールキット、
20a、22a 前部、
20b、22b 後部、
24 第一後側連結装置、
26 第二後側連結装置、
28 調整部材、
30、312 結合部材、
32 第一レール、
34 第二レール、
36 壁部、
38 定位孔、
40 第三レール、
42、44 縦方向延長部、
46 取付孔、
48 第一構成部材、
50 第二構成部材、
52 嵌着部材、
54 嵌着解除部材、
56 本体、
58 前壁、
60 側壁、
62 横方向案内部、
64a 第一横方向案内孔、
64b 第二横方向案内孔、
66a 第一横方向案内溝、
66b 第二横方向案内溝、
68 開孔、
70 取付孔、
72 ねじ穴、
74 本体、
76 第一側壁、
78 第二側壁、
80 横方向案内部、
82a 第一凸部、
82b 第二凸部、
84 横方向連結孔、
86 第一連結部材、
88 側辺、
90 凸出部、
92 引掛孔、
94 壁孔、
96 本体、
98 嵌着部、
100 弾性アーム、
102 溝部、
104 第二連結部材、
106 第三連結部材、
108 嵌着解除部、
110 調整部、
112 ネジ部、
114 首部、
116、200、300 本体、
118、206、306 可動部材、
120 支持部、
112a 第一立壁、
112b 第二立壁、
122、202、302 横方向延伸部、
124 連結孔、
126、140、304、310 固定部、
128、210 凹部、
130 貫通孔、
132、314 頭部、
134、316 ロック部材、
136、318 接触部、
138a、208、308 第一板部、
138b 第二板部、
142、204 リブ、
144 背面板、
146 定位孔、
S1 取付誤差、
K1〜K5 標記部、
L1 幅、
L2 幅。

Claims (10)

  1. 第一レールおよび第二レールを含むスライドレールキットと、
    第一構成部材、第二構成部材、嵌着部材、及び調整部材を含む前側連結装置とを備えるスライドレールシステムであって、
    前記第一レールは縦方向延伸本体を有し、
    前記第二レールは、前記第一レールに対して縦方向にスライド移動し、縦方向延長部、前部、及び前記前部に隣り合う取付孔を有し、
    前記第一構成部材は、少なくとも一つの横方向案内部を有し、
    前記第二構成部材は、前記第一構成部材の前記横方向案内部に位置する少なくとも一つの横方向案内部を有し、
    前記嵌着部材は、前記第二構成部材に接続されており、嵌着部を有し、前記嵌着部の少なくとも一部分が前記第二レールの前記取付孔内に位置し、
    前記調整部材は、調整部及びネジ部を有し、前記ネジ部が前記第一構成部材と前記第二構成部材を連結し、
    前記第二構成部材が前記調整部材の前記調整部の回転に応じて前記第二レールに対して移動すると、前記嵌着部材の前記嵌着部が前記第二レールの前記取付孔に対して移動することを特徴とするスライドレールシステム。
  2. 前記第二構成部材は、第一側壁および前記第一側壁に対応する第二側壁をさらに有し、前記第一側壁に引掛孔が形成されており、前記第二側壁に壁孔が形成されており、
    前記第一構成部材は、側壁をさらに有し、前記側壁にねじ穴が形成されており、
    前記調整部材の前記ネジ部は、前記ねじ穴に螺着されており、首部を有し、前記首部が前記第二構成部材の前記引掛孔に引き掛けて配置するのに用いられ、
    前記嵌着部材の前記嵌着部は、前記壁孔に対応していることを特徴とする請求項1に記載のスライドレールシステム。
  3. 前記嵌着部材は弾性アームおよび溝部をさらに有し、
    前記調整部材の前記調整部が回転すると、前記第二構成部材は、前記第二レールに対して移動可能であり、
    前記嵌着部材の前記嵌着部と前記第二レールの前記取付孔とがずれている時、前記第二構成部材は前記第二レールの前記側壁を押圧して予定角度まで軸回転し、弾性アームは弾力を蓄えた状態となり、
    前記嵌着部材の前記嵌着部と前記第二レールの前記取付孔とが一致している時、前記弾性アームが弾力を釈放することで、前記嵌着部材の前記嵌着部が前記取付孔内に挿入され、
    前記前連結装置は前記第二構成部材に軸着されている嵌着解除部材をさらに有し、前記嵌着解除部材に前記溝部に位置する嵌着解除部を有し、
    前記嵌着解除部材が回転すると、前記嵌着解除部材の前記嵌着解除部が前記溝部により前記嵌着部材を従動させ、前記嵌着部材の軸回転により前記嵌着部材の前記嵌着部が前記第二レールに対して移動し前記取付孔を離脱することを特徴とする請求項1に記載のスライドレールシステム。
  4. 前記第二レールは、前記前部に対応する後部をさらに有し、前記後部には本体、結合部材、及び可動部材を有する後側連結装置が配置されており、
    前記本体は、支持部、及び前記支持部に垂直に接続されている横方向延伸部を有し、
    前記結合部材は、前記本体の前記支持部に軸着されており、頭部、及び前記頭部に接続されており接触部を有するロック部材を有し、
    前記可動部材は、前記本体と前記結合部材と間に可動的に設置されており、第一板部及び前記第一板部と垂直となる第二板部を有し、
    前記結合部材の前記頭部が第一位置まで回転した時、前記ロック部材の前記接触部が前記可動部材の前記第一板部を押圧するため、前記可動部材は、前記本体に定位され、
    前記結合部材の前記頭部が前記第一位置から第二位置まで動かされると、前記ロック部材の前記接触部が前記可動部材の前記第一板部を押圧しない状態となり、前記可動部材は前記本体に対する移動を調整可能であることを特徴とする請求項1に記載のスライドレールシステム。
  5. 前記本体の前記支持部は、第一立壁および第二立壁をさらに有し、前記第一立壁および前記第二立壁にそれぞれ貫通孔が形成されており、
    前記本体の前記横方向延伸部は、両側が前記第一立壁および前記第二立壁に垂直に接続されており、
    前記結合部材の前記ロック部材は、前記第一立壁および前記第二立壁の前記貫通孔に挿入されており、
    前記可動部材は、前記第一立壁と前記第二立壁との間の距離より小さい幅である幅L1を有し、前記第一立壁と前記第二立壁と間での移動を調整することができることを特徴とする請求項4に記載のスライドレールシステム。
  6. 前記本体の前記横方向延伸部は、間隔をあけて配列されている複数の固定部を有し、
    前記可動部材の前記第一板部は、固定部を有し、前記固定部が本体の前記横方向延伸部の何れか一つの前記固定部に対応しており、
    前記結合部材の前記頭部が第一位置まで動かされた時、前記ロック部材の前記接触部が前記可動部材の前記第一板部を押圧し、前記可動部材の前記第一板部の前記固定部が前記本体の前記横方向延伸部の何れか一つの前記固定部に嵌着されており、
    前記結合部材の前記頭部が前記第一位置から第二位置まで回転された時、前記ロック部材の前記接触部が前記可動部材の前記第一板部を押圧しない状態となり、前記可動部材の前記第一板部の前記固定部が前記本体の前記横方向延伸部のいずれか一つの前記固定部から離脱することを特徴とする請求項4に記載のスライドレールシステム。
  7. 第一構成部材、第二構成部材、嵌着部材、及び調整部材を備えるスライドレールキットに用いる連結装置であって、
    前記第一構成部材は、少なくとも一つの横方向案内部を有し、
    前記第二構成部材は、前記第一構成部材の横方向案内部に位置する少なくとも一つの横方向案内部を有し、
    前記嵌着部材は前記第二構成部材に接続されており、嵌着部を有し、
    前記調整部材は、調整部及びネジ部を有し、前記ネジ部が前記第一構成部材と前記第二構成部材を連結し、
    前記第二構成部材は、前記調整部材の前記調整部の回転に応じて移動し、前記嵌着部材の前記嵌着部を移動させることを特徴とする連結装置。
  8. 前記第一構成部材の前記横方向案内部は、横方向案内孔を有し、
    前記第二構成部材の前記横方向案内部は、凸部を有することを特徴とする請求項7に記載の連結装置。
  9. 前記第二構成部材は引掛孔が形成されている第一側壁、および、前記第一側壁に対応する第二側壁をさらに有し、前記第二側壁に壁孔が形成されており、
    前記第一構成部材は、ねじ穴が形成されている側壁を有し、
    前記調整部材の前記ネジ部は、前記ねじ穴に螺着されており、首部を有し、前記首部が前記第二構成部材の前記引掛孔に引き掛けて配置するのに用いられ、
    前記嵌着部材の前記嵌着部は前記壁孔に対応していることを特徴とする請求項7に記載の連結装置。
  10. 前記嵌着部材は、弾性アーム及び溝部をさらに有し、
    前記連結装置は、前記第二構成部材に軸着されている嵌着解除部材をさらに有し、前記嵌着解除部材に前記溝部に位置する嵌着解除部を有することを特徴とする請求項7に記載の連結装置。
JP2014002039U 2014-04-18 2014-04-18 スライドレールシステム及び当該スライドレールシステムに用いられる連結装置 Expired - Lifetime JP3191618U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014002039U JP3191618U (ja) 2014-04-18 2014-04-18 スライドレールシステム及び当該スライドレールシステムに用いられる連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014002039U JP3191618U (ja) 2014-04-18 2014-04-18 スライドレールシステム及び当該スライドレールシステムに用いられる連結装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3191618U true JP3191618U (ja) 2014-07-03

Family

ID=78224435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014002039U Expired - Lifetime JP3191618U (ja) 2014-04-18 2014-04-18 スライドレールシステム及び当該スライドレールシステムに用いられる連結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3191618U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018198918A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 川湖科技股▲分▼有限公司 スライドレールアセンブリ
US10356931B1 (en) 2017-05-26 2019-07-16 King Slide Works Co., Ltd. Rack mounting system
CN110063597A (zh) * 2018-01-24 2019-07-30 川湖科技股份有限公司 家具及其滑轨总成

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018198918A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 川湖科技股▲分▼有限公司 スライドレールアセンブリ
US10356931B1 (en) 2017-05-26 2019-07-16 King Slide Works Co., Ltd. Rack mounting system
CN110063597A (zh) * 2018-01-24 2019-07-30 川湖科技股份有限公司 家具及其滑轨总成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9480183B2 (en) Slide rail assembly
US10194556B2 (en) Slide rail mechanism and bracket device thereof
US10334950B2 (en) Slide rail assembly
US8854769B1 (en) Slide rail system and connecting device used for slide rail assembly
US9066587B1 (en) Slide rail system and connecting device used for slide rail assembly
JP5591488B2 (ja) ガイドレール装置
US9237808B2 (en) Bracket assembly for slide
US9125489B2 (en) Fixing device for a slide assembly
JP3176019U (ja) 家具用挿入型連結部材
US9709091B2 (en) Slide rail assembly
TWI256295B (en) Quick-mount mechanism for telescoping slide
JP6393723B2 (ja) 連結装置
US20160198855A1 (en) Slide rail assembly and mounting device thereof
US10617208B2 (en) Slide rail assembly
JP3191618U (ja) スライドレールシステム及び当該スライドレールシステムに用いられる連結装置
US9974386B2 (en) Device for setting a furniture part received in a basic furniture structure, guiding device for moving a movable furniture part and piece of furniture with a device for setting a furniture part received in a basic furniture structure
CN102883576A (zh) 滑轨卡锁装置
JP2013028976A (ja) 扉開閉装置ユニット及び扉開閉装置ユニットの取付け方法
JP2017086866A (ja) 抽斗スライドレールキット、及び、取付デバイス
TW201713245A (zh) 用於滑軌總成的安裝配件
CN105078031A (zh) 家具抽屉的集成优化结构
JP2017086864A (ja) 抽斗スライドレールキット
EP2929804B1 (en) Slide rail system and connecting device used for slide rail assembly
JP3196217U (ja) ケーブルマネージメント支持装置及び当該ケーブルマネージメント支持装置の取付構成部材
JP3191880U (ja) スライドレールシステム、及び、それに用いられる連結装置

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3191618

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250