JP3224616U - ロールスクリーンのサイドカバー取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数及び組立工数を増大させずに、サイドカバーをサイドホルダに対して容易に着脱できるロールスクリーンのサイドカバー取付構造を提供する。【解決手段】両端に一対のサイドホルダ13が取付けられた単一のセットバーを壁にブラケットを介して取付け、一対のサイドホルダ13に巻取パイプを回転可能に取付ける。巻取パイプに繰出し可能に巻取られる幕体の上縁を巻取パイプに固定し、一対のサイドホルダ13にこれらの外面を覆うように一対のサイドカバー19を取外し可能に取付ける。サイドカバー19のカバー本体がサイドホルダ13の外面を覆い、サイドホルダ13の外周縁を覆う外周カバー部22をカバー本体の外周縁に形成する。サイドホルダ13の上下の外周縁に係止可能な少なくとも一対の係止爪23を外周カバー部22の内側に突設し、外周カバー部22にこの高さ方向に延びてスリット24を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、ロールスクリーンの巻取パイプの両端を回転可能に保持する一対のサイドホルダに、これらのサイドホルダの外面をそれぞれ覆うために一対のサイドカバーを取外し可能に取付ける構造に関するものである。
従来、長尺のセットフレームが壁面等に対し略水平に固定され、スクリーンが巻取パイプに巻取り−巻出し可能に巻付けられ、セットフレームの水平方向両端に壁面から離れる方向に延出するように固定された一対のサイドプレートがそれらの延出先端で巻取パイプを回転可能に軸支し、長尺板状のロールカバーが巻取パイプの上面から前面にわたる部分の必要な範囲を覆うように設けられ、更に各サイドプレートに対し延出先端側から嵌挿して固定された一対のサイドカバーがロールカバーの両端を支持するように構成されたロールスクリーンが開示されている(例えば、特許文献1(請求項1及び2、段落[0012]、図1〜図5)参照。)。このロールスクリーンでは、サイドカバーがサイドプレートに嵌挿された状態でセットフレームと係合する抜止め手段がサイドカバーに設けられる。この抜け止め手段は、セットフレームの凹部と凹凸嵌合する抜止め用の爪(フック)であり、この爪はセットフレームの凹部に対し係脱可能に設けられる。
具体的には、上記爪(フック)は、サイドカバーの嵌挿先端側部分に起立傾倒可能に設けられ、この爪に形成された突起が、セットフレームの下向きの下溝に、この爪を起立操作することで嵌合して爪の抜止めがなされる。更に具体的には、リベットによってサイドカバーに90度の範囲で起立傾倒できるように回転可能に組付けられた爪が、通常時(傾倒時)にはサイドカバーのサイドプレートへの嵌挿に支障をきたさないけれども、嵌挿後に起立してその突起がセットフレームの下向きの下溝に係合し、この係合によってサイドカバーがサイドプレートから抜けることが阻止される。また、爪はばねにより起立方向に付勢される。
このように構成されたロールスクリーンでは、ロールカバーを支持するために、このロールカバーの端部に固定されるサイドカバーをサイドプレートに嵌挿させてその支持を行わせるとともに、その支持状態の抜止めを、例えば爪(フック)の起立でセットフレームとサイドカバーの位置関係を固定することで行うようにしたので、ワンタッチの組立て作業を実現できる。
一方、巻取られたスクリーンの前方に前部カバーが配置され、前部カバーと連結された後部カバーが上記巻取られたスクリーンの後方に配置され、スクリーンを支持するブラケットが上記巻取られたスクリーンの側方に配置され、更にブラケットの側方を覆うようにブラケットにサイドカバーが取付けられたスクリーンボックスが開示されている(例えば、特許文献2(請求項1及び2、段落[0007]、[0009]、図5〜図8)参照。)。このスクリーンボックスでは、サイドカバーは、前部カバー及び後部カバーの位置決めを行う位置決め部を有する。また、サイドカバーには、ブラケット側に向って突出する係止爪部(係止部)が設けられ、ブラケットには、係止爪部を係止する係止孔(被係止部)が形成される。
このように構成されたスクリーンボックスでは、スクリーンを支持するブラケットを覆うサイドカバーが、ブラケットに取付けられているので、スクリーンの前方に配置された前部カバー、及びこの前部カバーと連結されスクリーンの後方に配置された後部カバーは、ブラケットに取付けられたサイドカバーの位置決め部により位置決めされる。この結果、前部カバーと後部カバーとの間で生じるがたつきが抑制される。また、サイドカバーに設けられた係止爪部(係止部)を、ブラケットに形成された係止孔(被係止部)に係止させることにより、サイドカバーをブラケットに取付けることができる。このように、簡易な方法でサイドカバーをブラケットに取付けることができる。更に、サイドカバーのブラケットへの取付け時に、ビスを使用しないので、ビスの頭部が露出することがなく、サイドカバーの外観を向上させることができる。
特開平6−81563号公報 特開2019−23405号公報
しかし、上記特許文献1に示されたロールスクリーンでは、サイドカバーのサイドプレートからの意図しない離脱やサイドプレートに対するがたつきを防止するため、両部材の嵌合を厳しく設定すると、嵌合がきつくなり過ぎて、サイドカバーをサイドプレートに対して着脱し難くなる不具合があった。また、上記特許文献1に示されたロールスクリーンでは、抜止め手段が、爪(フック)と、この爪に形成された突起と、爪をサイドカバーに90度の範囲で起立傾倒できるように回転可能に組付けるリベットと、爪を起立方向に付勢するばねなどにより構成されるため、比較的多くの部品を必要とし、部品点数及び組立工数が増大する問題点もあった。
一方、上記特許文献2に示されたスクリーンボックスでは、サイドカバーに設けられた係止爪部(係止部)を、ブラケットに形成された係止孔(被係止部)に係止させるときに、係止爪部(係止部)が比較的剛性のあるサイドカバー内面に突設されているため、弾性変形し難く、サイドカバーをブラケットに対して容易に着脱できない問題点があった。また、上記特許文献2に示されたスクリーンボックスでは、サイドカバーをブラケットから取外すとき、サイドカバーのどの部分を持って取外せばよいか分からなく、サイドカバーの取外しが更に困難になる場合があった。
本考案の第1の目的は、部品点数及び組立工数を増大させずに、サイドカバーをサイドホルダに対して容易に着脱できる、ロールスクリーンのサイドカバー取付構造を提供することにある。本考案の第2の目的は、サイドカバーを取外すときに、サイドカバーを持つ部分を目視で判断でき、これによりサイドカバーを容易に取外すことができる、ロールスクリーンのサイドカバー取付構造を提供することにある。
本考案の第1の観点は、図1〜図5に示すように、壁15、窓枠又は天井に複数のブラケット11を介して取付けられかつ両端に一対のサイドホルダ12,13が取付けられた単一のセットバー14と、一対のサイドホルダ12,13に回転可能に取付けられた巻取パイプ16と、巻取パイプ16に上縁が固定され巻取パイプ16に繰出し可能に巻取られる幕体17と、一対のサイドホルダ12,13にこれらのサイドホルダ12,13の外面を覆うようにそれぞれ取外し可能に取付けられた一対のサイドカバー18,19とを備えたロールスクリーン10において、サイドカバー19は、サイドホルダ13の外面を覆うカバー本体21と、このカバー本体21の外周縁にカバー本体21と一体的に形成されサイドホルダ13の外周縁を覆う外周カバー部22と、外周カバー部22の内側に突設されサイドホルダ13の上下又は左右の外周縁に係止可能な少なくとも一対の係止爪23と、外周カバー部22にこの外周カバー部22の高さ方向に延びて形成されたスリット24とを有することを特徴とするロールスクリーンのサイドカバー取付構造である。
本考案の第2の観点は、第1の観点に基づく考案であって、更に図1〜図3に示すように、外周カバー部22の外面であって係止爪24に対応する位置に、サイドカバー19をサイドホルダ13から取外すときの目印26が形成されたことを特徴とする。
本考案の第3の観点は、第2の観点に基づく考案であって、更に図1〜図3に示すように、上記目印26が、外周カバー部22の外面にこの外周カバー部22の高さ方向に延びかつ長さ方向に間隔をあけて形成された複数のリブであることを特徴とする。
本考案の第1の観点のロールスクリーンのサイドカバー取付構造では、サイドカバーの外周カバー部に突設された係止爪をサイドホルダの外周縁に係止すると、サイドカバーをサイドホルダに取付けることができる。このとき、外周カバー部にスリットが形成されているため、係止爪が突設された外周カバー部が比較的容易に弾性変形してサイドホルダの外周縁に係止する。この結果、サイドカバーをサイドホルダに容易に取付けることができる。一方、サイドカバーの外周カバー部を持ってサイドカバーの係止爪をサイドホルダの外周縁から離脱させると、サイドカバーをサイドホルダから取外すことができる。このとき、外周カバー部にスリットが形成されているため、係止爪が突設された外周カバー部を持つと、この係止爪が突設された外周カバー部が比較的容易に弾性変形してサイドホルダの外周縁から離脱する。この結果、サイドカバーをサイドホルダから容易に取外すことができる。また、係止爪はサイドカバーと一体的に形成され、スリットはサイドカバーに形成されているので、サイドカバーをサイドホルダに着脱するために部品点数及び組立工数を増大させずに済む。
本考案の第2の観点のロールスクリーンのサイドカバー取付構造では、外周カバー部の外面であって係止爪に対応する位置に、サイドカバーをサイドホルダから取外すときの目印を形成したので、サイドカバーを取外すときに、サイドカバーを持つ部分を目視で判断できる。この結果、外周カバー部の外面に形成された目印の部分を持つことにより、サイドカバーをサイドホルダから容易に取外すことができる。
本考案の第3の観点のロールスクリーンのサイドカバー取付構造では、目印が、外周カバー部の外面にこの外周カバー部の高さ方向に延びかつ長さ方向に間隔をあけて形成された複数のリブであるので、これらのリブはサイドカバーと一体的に形成されているので、リブを形成するために部品点数及び組立工数を増大させずに済む。
本考案実施形態のロールスクリーンのサイドカバー取付構造のサイドホルダにサイドカバーを取付けた状態を示す図2(b)のA矢視図である。 (a)はサイドホルダの下縁にサイドカバーの係止爪を係止する直前の状態を示す図1のB−B線断面図であり、(b)はサイドホルダの下縁にサイドカバーの係止爪を係止した状態を示す図1のB−B線断面図である。 (a)はサイドホルダの下縁にサイドカバーの係止爪を係止する直前の状態を示す要部斜視図であり、(b)はサイドホルダの下縁にサイドカバーの係止爪を係止した状態を示す要部斜視図である。 図5のC−C線断面図である。 そのロールスクリーンの正面図である。
次に本考案を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図4及び図5に示すように、ロールスクリーン10は、壁15に2つのブラケット11,11を介して取付けられかつ両端に一対のサイドホルダ12,13が取付けられた単一のセットバー14と、一対のサイドホルダ12,13に回転可能に取付けられた巻取パイプ16と、巻取パイプ16に上縁が固定され巻取パイプ16に繰出し可能に巻取られる幕体17と、一対のサイドホルダ12,13にこれらのサイドホルダ12,13の外面を覆うようにそれぞれ取外し可能に取付けられた一対のサイドカバー18,19とを備える。ブラケット11は、図4に詳しく示すように、略L字状に形成された壁取付部11aと、この壁取付部11aの突出端下面に取付けられたバー保持部11bとを有する。バー保持部11bには室内側から窓側の方向に所定の間隔をあけて一対の被係止部11c,11dが形成される。これらの被係止部11c,11dは互いに近付く方向にばね(図示せず)により付勢される。上記一対の被係止部11c,11dは、この実施の形態では、互いに向き合う爪状にそれぞれ形成される。
セットバー14は、巻取パイプ16と平行に設けられ上記一対の被係止部11c,11dに係止可能な一対の係止部14a,14bが形成されたバー本体14cと、このバー本体14cの室内側の前縁から垂下された前側カバー部14dと、バー本体14cの窓側の後縁から垂下された後側カバー部14eとを有する(図4及び図5)。上記一対の係止部14a,14bは、室内側から窓側の方向に所定の間隔をあけかつ互いに反対方向を向く凹溝状に形成される。また、前側カバー部14dの下端縁は巻取パイプ16の下面より所定の距離だけ下方に位置し、後側カバー部14eの下端縁は巻取パイプ16の中心と略同一水平面上に位置するように構成される(図4)。更に、一対のサイドホルダ12,13は、略四角形板状であって一辺が室内側に突出するように湾曲しかつ左右対称にそれぞれ形成され、単一のセットバー14の両端に互いに対向するようにビス(図示せず)により取付けられる(図5)。上記ブラケット11及びサイドホルダ12,13は、鋼板のプレス成形により又は樹脂の成形などにより形成され、セットバー14はアルミの押出し成形又は引抜き成形などにより形成される。
一対のサイドカバー18,19は、左右対称に形成されるため、室内側から見て右側のサイドカバー19を代表して説明する(図5)。右側のサイドカバー19は、右側のサイドホルダ13の外面を覆うカバー本体21と、このカバー本体21の外周縁にカバー本体21と一体的に形成されサイドホルダ13の外周縁を覆う外周カバー部22と、外周カバー部22の内側に突設されサイドホルダ13の上下の外周縁に係止可能な二対の係止爪23と、外周カバー部22にこの外周カバー部22の高さ方向に延びて形成されたスリット24とを有する(図1〜図4)。カバー本体21は、サイドホルダ13に相応する形状に形成される、即ち略四角形板状であって一辺が室内側に突出するように湾曲してそれぞれ形成される(図1及び図3)。また、外周カバー部22は、カバー本体21の外周縁からカバー本体21の平面に対して起立するように形成される(図2)。具体的には、外周カバー部22は、略四角枠上に連結された上片22a、下片22b、室内側片22c及び窓側片22dからなる(図1〜図3)。これによりカバー本体21がサイドホルダ13の外面を覆ったときに、外周カバー部22がサイドホルダ13の外周縁を覆うように構成される(図1及び図2(b))。
また、二対の係止爪23は、外周カバー部22の上片22a及び下片22bにそれぞれ突設される(図1)。具体的には、二対の係止爪23のうち室内側の一対の係止爪23,23は、上片22a及び下片22bにそれぞれ1つずつ突設され、窓側の一対の係止爪23,23は、上記室内側の一対の係止爪23,23から間隔をあけて、上片22a及び下片22bにそれぞれ1つずつ突設される。これにより、二対の係止爪23は、サイドホルダ13の上下の外周縁に間隔をあけて2つずつ係止可能に構成される。また、スリット24は、この実施の形態では、外周カバー部22の下片22bに、窓側の係止爪23と外周カバー部22の窓側片22dとの間に位置するように形成される(図1及び図3)。これにより、下片22bが弾性変形し易くなるとともに、スリット24が室内側から視認し難く目立たないため、サイドカバー19の見栄えを殆ど損なわないようになっている。更に、外周カバー部22の外面であって係止爪23に対応する位置には、サイドカバー19をサイドホルダ13から取外すときの目印26が形成される(図1〜図3)。この目印26は、この実施の形態では、外周カバー部22の外面にこの外周カバー部22の高さ方向に延びかつ長さ方向に間隔をあけて形成された複数のリブである。これらのリブ26は、外周カバー部22の下片22bの外面に2つの係止爪23,23に対応して4本ずつそれぞれ形成される(図1及び図3)。なお、カバー本体21、外周カバー部22、係止爪23、スリット24及びリブ26は、塩化ビニル、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)、ポリスチレン等のプラスチックにより一体的に形成される。これにより、サイドカバー19をサイドホルダ13に着脱するために部品点数及び組立工数を増大させずに済む。
一方、巻取パイプ16は、その両端が上記一対のサイドホルダ12,13により回転可能に支持される(図4及び図5)。この巻取パイプ16は断面円形の筒状部材からなる(図4)。また巻取パイプ16には、図示しないが巻取ばね及びクラッチが内蔵される。巻取ばねの一端は一方のサイドホルダ12に固定され、巻取ばねの他端は巻取パイプ16に固定される(図5)。この巻取ばねには幕体17を巻取パイプ16に巻取る方向に回転させるためのばね力が蓄えられる。またクラッチは他方のサイドホルダ13と巻取パイプ16との間に設けられる。このクラッチは、幕体17を巻取る方向に巻取パイプ16に巻取ばねのばね力が作用している状態で幕体17を僅かに引出して放すと、巻取ばねのばね力による巻取パイプ16の巻取り方向への回転を阻止し、この巻取パイプ16の巻取り方向への回転が阻止された状態で幕体17を僅かに引出して放すと、巻取ばねのばね力による巻取パイプ16の巻取り方向への回転を許容するように切換え可能に構成される。また、巻取パイプ16には、このパイプ16の長手方向に全長にわたって延びる凹条16aが形成される(図4)。この凹条16aには、幕体17の基端を巻付けた巻付バー16bが挿入され、これにより幕体17の基端が巻取パイプ16に固定される。更に、幕体17の下端にはウエイトバー27が設けられる(図4及び図5)。このウエイトバー27の長手方向中央には、プルコード28が垂下され、その下端にはプルボール29が取付けられる。このプルボール29を操作することにより、幕体17を昇降できるようになっている。
このように構成されたロールスクリーン10のサイドホルダ13へのサイドカバー19の着脱手順を説明する。サイドカバー19をサイドホルダ13に取付けるには、先ず、サイドカバー19の外周カバー部22の上片22aに突設された2つの係止爪23,23を、サイドホルダ13の上縁に係止する(図2(a)及び図3(a))。次に、サイドカバー19の外周カバー部22の下片22bに突設された2つの係止爪23,23を、サイドホルダ13の下縁に係止する(図1、図2(b)及び図3(b))。このとき、外周カバー部22にスリット24が形成されているため、係止爪23,23が突設された外周カバー部22が比較的容易に弾性変形してサイドホルダ13の外周縁に係止する。この結果、サイドカバー19をサイドホルダ23に容易に取付けることができる。
一方、サイドカバー19をサイドホルダ13から取外すには、先ず、サイドカバー19の外周カバー部22の下片22bを持って引下げる。このとき、外周カバー部22の下片22b外面であって係止爪23に対応する位置に複数のリブ24が形成されているので、サイドカバー19を持つ部分を目視で判断できる。また、外周カバー部22の下片22bにスリット24が形成されているため、係止爪23が突設された外周カバー部22の下片22bが比較的容易に弾性変形してサイドホルダ13の外周縁から離脱する。次いで、外周カバー部22の下片22bをサイドホルダ13から離れる方向に回転させて、外周カバー部22の下片22bの係止爪23をサイドホルダ13の下縁に対向しない位置まで遠ざける(図2(a))。次に、外周カバー部22の下片22bを引下げる力を緩める。このとき、弾性変形していた外周カバー部22が弾性変形前の元の状態に戻るけれども、外周カバー部22の下片22bの係止爪23はサイドホルダ13の下縁から離脱した状態に保たれる。更に、外周カバー部22の上片22aに係止している係止爪23をサイドホルダ13の上縁から離脱させる。この結果、サイドカバー19をサイドホルダ13から容易に取外すことができる。このようにサイドカバー19のサイドホルダ13への着脱を容易に行うことができる。
なお、上記実施の形態では、単一のセットバーを壁に2つのブラケットを介して取付けたが、単一のセットバーを壁に3つ以上のブラケットを介して取付けるか、或いは単一のセットバーを窓枠又は天井に2つ又は3つ以上のブラケットを介して取付けてもよい。また、上記実施の形態では、外周カバー部の上下の上片及び下片に二対の係止爪を突設したが、外周カバー部の上下の上片及び下片に一対の係止爪若しくは三対以上の係止爪を突設してもよく、外周カバー部の左右の室内側片及び窓側片に一対の係止爪若しくは二対以上の係止爪を突設してもよい。また、上記実施の形態では、目印であるスリットを外周カバー部の下片に、窓側の係止爪と窓側片の間に位置するように形成したが、スリットを外周カバー部の下片に、室内側の係止爪と室内側片の間や、室内側の係止爪と窓側の係止爪との間に位置するように形成してもよく、係止爪を外周カバー部の左右の室内側片及び窓側片に突設した場合には、スリットは室内側片に形成される。また、上記実施の形態では、目印として複数のリブを挙げたが、細かい凹凸をである梨地模様、複数の凹条等でもよい。更に、上記実施の形態では、幕体の下端中央に垂下されたプルコードの下端のプルボールを操作することにより、幕体を昇降させたが、巻取パイプを操作チェーンで正転又は逆転させることにより、幕体を昇降させてもよい。この場合、巻取パイプに内蔵された巻取ばね及びクラッチは不要になる。
10 ロールスクリーン
11 ブラケット
12,13 サイドホルダ
14 セットバー
15 壁
16 巻取パイプ
17 幕体
18,19 サイドカバー
21 カバー本体
22 外周カバー部
23 係止爪
24 スリット
26 リブ(目印)

Claims (3)

  1. 壁、窓枠又は天井に複数のブラケットを介して取付けられかつ両端に一対のサイドホルダが取付けられた単一のセットバーと、前記一対のサイドホルダに回転可能に取付けられた巻取パイプと、前記巻取パイプに上縁が固定され前記巻取パイプに繰出し可能に巻取られる幕体と、前記一対のサイドホルダにこれらのサイドホルダの外面を覆うようにそれぞれ取外し可能に取付けられた一対のサイドカバーとを備えたロールスクリーンにおいて、
    前記サイドカバーは、前記サイドホルダの外面を覆うカバー本体と、このカバー本体の外周縁にカバー本体と一体的に形成され前記サイドホルダの外周縁を覆う外周カバー部と、前記外周カバー部の内側に突設され前記サイドホルダの上下又は左右の外周縁に係止可能な少なくとも一対の係止爪と、前記外周カバー部にこの外周カバー部の高さ方向に延びて形成されたスリットとを有することを特徴とするロールスクリーンのサイドカバー取付構造。
  2. 前記外周カバー部の外面であって前記係止爪に対応する位置に、前記サイドカバーを前記サイドホルダから取外すときの目印が形成された請求項1記載のロールスクリーンのサイドカバー取付構造。
  3. 前記目印が、前記外周カバー部の外面にこの外周カバー部の高さ方向に延びかつ長さ方向に間隔をあけて形成された複数のリブである請求項2記載のロールスクリーンのサイドカバー取付構造。
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