JP2011069065A - 足場板用幅木 - Google Patents

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Abstract

【課題】足場板への幅木本体の取付け取外しを簡単に行える足場板用幅木を提供する。
【解決手段】幅木本体5と固定具6とからなり、固定具6は、固定枠7と回転金具10と操作用のネジロッド11とナット部材12、バネ13とを備える。回転金具10の内側金具部10B側が持ち上がるようにし、ネジロッド11は、内側金具部10Bを上方より支持することで回転金具10の平衡状態を保つ。幅木本体5の取り付けるにあたり、ネジロッド11をバネ13に抗し手前側へ引き、次に回転金具10を内側金具部10B側を持ち上げるようにし、ネジ部11aをナット部材12にねじ込んでロッド部11bの先端を外側金具部10Aに押接する。更に回転金具10を回転させて足場板押え22を足場板1の側面部1b内面に押し付けるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、建築現場等で仮設される足場板の側縁部上に起立姿勢に取り付けられる足場板用幅木に関する。
建築現場等における足場板上での高所作業では、作業者の手にしたボルト、ナット、金具類等の種々の施工用物品や工具類、足元に置いた各種資材や用具等を誤って落下させ、事故につながるという危険性が常に付きまとう。そこで、足場板の側縁部上に幅木を取り付けるようにしている。
従来の足場板用幅木として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。これは、幅木本体の外面側に、複数のスライドロック金具が、夫々ロックボルトの回動操作によって幅木本体に対し上下にスライドするように取り付けられ、各スライドロック金具は、幅木本体よりも下方に突出する下部に幅木本体の下面と対向するロック片を備え、このロック片と幅木本体の下面との間に足場板の側縁部を嵌め込んだ状態で、スライドロック金具が上方へスライドするようにロックボルトを締め付けることによって、幅木本体が垂直姿勢に固定されるようになっている。
特開2002−227402号公報
上記のような従来の足場板用幅木では、足場板への幅木本体の取付け及び取外し操作が面倒で手間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑み、足場板への幅木本体の取付け及び取外しを簡単に行える足場板用幅木を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、足場板1の側縁部上に起立姿勢で取り付けられる幅木であって、幅木本体5とこれを足場板1に固定する固定具6とからなり、固定具6は、幅木本体5の外側面に固定される固定枠7と、幅木本体5より下方へ突出する固定枠7下端部の基枠部8に支軸9によって回転自在に取り付けられる回転金具10と、ロッド部11bの手前側にネジ部11aを同軸に連設して、基枠部8から回転金具10に亘って介在される操作用のネジロッド11と、基枠部8に設けられ、ネジロッド11のネジ部11aが螺合するナット部材12と、ナット部材12に挿通したロッド部11bをロッド部先端側方向に付勢するロッド付勢バネ13とを備え、回転金具10は、支軸9より外側の金具部10Aを内側の金具部10Bよりも重くして自重で内側金具部10Bが持ち上がるようにし、その内側金具部10Bの先端側に足場板押え22を設け、ネジロッド11は、常時はネジ部11aをナット部材12にねじ込むことなくナット部材12に挿通したロッド部11bの先端部で回転金具10の内側金具部10Bを上方より当接支持することによって回転金具10の平衡状態を保ち、幅木本体5を足場板1に取り付けるにあたり、足場板1の側面部1bを幅木本体5下面と固定枠7との間に引き込んだ状態で、ネジロッド11をロッド付勢バネ13に抗して手前側へ引くことによりロッド部11bとの縁を切って、回転金具10をその自重により内側金具部10Bを持ち上げるように回転変位させ、その回転変位位置でネジ部11aをナット部材12にねじ込んでロッド部11b先端を外側金具部10Aに押接することにより、回転金具10を更に回転させて足場板押え22を足場板1の側面部1b内面に押し付けるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、足場板1の側縁部上に起立姿勢で取り付けられる幅木であって、幅木本体5とこれを足場板1に固定する固定具6とからなり、固定具6は、幅木本体5の外側面に固定される固定枠7と、幅木本体5より下方へ突出する固定枠7下端部の基枠部8に支軸9によって回転自在に取り付けられる回転金具10と、ロッド部11bの手前側にネジ部11aを同軸に連設して、基枠部8から回転金具10に亘って介在される操作用のネジロッド11と、基枠部8に設けられ、ネジロッド11のネジ部11aが螺合するナット部材12と、ナット部材12に挿通したロッド部11bをロッド部先端側方向に付勢するロッド付勢バネ13とを備え、固定枠7と回転金具10とにわたって回転金具回転付勢バネ28を備え、回転金具10は、回転金具回転付勢バネ28に付勢されて、その支軸9より内側の金具部10Bが持ち上がるようにし、その内側金具部10Bの先端側に足場板押え22を設け、ネジロッド11は、常時はネジ部11aをナット部材12にねじ込むことなくナット部材12に挿通したロッド部11bの先端部で回転金具10の内側金具部10Bを上方より当接支持することによって回転金具10の平衡状態を保ち、幅木本体5を足場板1に取り付けるにあたり、足場板1の側面部1bを幅木本体5下面と固定枠7との間に引き込んだ状態で、ネジロッド11をロッド付勢バネ13に抗して手前側へ引くことによりロッド部11bとの縁を切って、回転金具10をその回転付勢バネ28に付勢されて内側金具部10Bを持ち上げるように回転変位させ、その回転変位位置でネジ部11aをナット部材12にねじ込んでロッド部11b先端を外側金具部10Aに押接することにより、回転金具10を更に回転させて足場板押え22を足場板1の側面部1b内面に押し付けるようにしたことを特徴とする。
請求項3は、請求項1又は2に記載の足場板用幅木において、ネジロッド11は、蝶形頭部11cに隣接するネジ部11aと、このネジ部11aから同軸一体に延びるロッド部11bとを有する蝶ボルトからなることを特徴とする。
請求項4は、請求項1〜3の何れかに記載の足場板用幅木において、固定枠7下端部の基枠部8には外端部側にナット部材12を設け、このナット部材12に対向する内端部側に、ナット部材12に挿通したネジロッド11のロッド部11bをロッド長手方向スライド自在に支持案内するガイド部18を設けてなることを特徴とする。
請求項5は、請求項1〜4の何れかに記載の足場板用幅木において、回転金具10の内側金具部10Bには、基枠部8のナット部材12に挿通したロッド部11bの先端部側を載置する載置部24を設けてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、幅木4の取り付け時は、幅木本体5を足場板1の側縁部上に載せ、足場板1の側面部1bを幅木本体5下面と固定枠7との間に引き込んだ状態で、ネジロッド11を引いて、回転金具10をその自重で回転させて内側金具部10Bを持ち上げた状態から、ネジロッド11のネジ部11aをナット部材12にねじ込めばよく、また足場板1の取り外し時は、ネジロッド11のネジ部11aを緩めてナット部材12から引き出した後、回転金具10を回転させるだけでよいから、幅木4の取付け及び取外しを簡単且つ容易に行うことができる。
また固定具6は、回転金具10をその自重により回転させて内側金具部10Bを持ち上げ、この持ち上げた内側金具部10Bの足場板押え22を足場板1の側面部1bに押し付け、固定枠7を足場板1に固定する構造であって、幅木本体5下面から下方に十分な空間部をとれるから、側面部1bの高さの高低異なる足場板1にも適用可能である。
請求項2に係る発明によれば、幅木4の取り付け時は、幅木本体5を足場板1の側縁部上に載せ、足場板1の側面部1bを幅木本体5下面と固定枠7との間に引き込んだ状態で、ネジロッド11を引いて、回転金具10をその回転付勢バネ28の付勢により回転させて内側金具部10Bを持ち上げた状態から、ネジロッド11のネジ部11aをナット部材12にねじ込めばよく、また足場板1の取り外し時は、ネジロッド11のネジ部11aを緩めてナット部材12から引き出した後、回転金具10をその回転付勢バネ28の付勢力に抗して回転させるだけでよいから、幅木4の取付け及び取外しを簡単且つ容易に行うことができる。
また固定具6は、回転金具10をその回転付勢バネ28の付勢により回転させて内側金具部10Bを持ち上げ、この持ち上げた内側金具部10Bの足場板押え22を足場板1の側面部1bに押し付け、固定枠7を足場板1に固定する構造であって、幅木本体5下面から下方に十分な空間部をとれるから、側面部1bの高さの高低異なる足場板1にも適用可能である。
請求項3に係る発明によれば、固定具6のネジロッド11が、蝶形頭部11cに隣接するネジ部11aと、ネジ部11aから同軸一体に延びるロッド部11bとを有する蝶ボルトからなるため、ネジロッド11の押し引き及び回転操作を蝶形頭部11cで容易に行うことができる。
請求項4に係る発明によれば、基枠部8の外端部側にナット部材12を設け、このナット部材12に対向する内端部側には、ナット部材12に挿通したネジロッド11のロッド部11bをロッド長手方向スライド自在に支持案内するガイド部18を設けているため、ネジロッド11を常に水平姿勢に保持することができて、ロッド部11bの先端部により回転金具10の内側金具部10Bを的確に支持できる。
請求項5に係る発明によれば、回転金具10の内側金具部10Bに、ナット部材12に挿通したロッド部11bの先端部側を載置する載置部24を設けることにより、回転金具10の内側金具部10Bを所定姿勢に確実に支持することができる。
本発明に係る足場板用幅木の取付状態を足場の外側から見た外観斜視図である。 (a) は同幅木の通常時の状態を示す側面図、(b) は同幅木を足場板1に取り付ける取付順序を示す側面でである。 (a) 及び(b) は引き続き同幅木の取付順序を示す側面図である。 同幅木の取外し方法を説明する側面図である。 同幅木の分解斜視図である。 (a) は固定具を構成する固定枠の正面図、(b) は側面図、(c) は平面図である。 (a) は固定具を構成する回転金具の正面図、(b) は側面図、(c) は平面図である。 (a) は幅木を外側面側から見た正面図、(b) は平面図である。 本発明に係る足場板用幅木の他の実施形態の取付状態を示すもので、(a) は同幅木の通常時の状態を示す側面図、(b) は同幅木を足場板1に取り付ける取付順序を示す側面でである。 (a) 及び(b) は引き続き同幅木の取付順序を示す側面図である。 同幅木の取外し方法を説明する側面図である。 同幅木の取付に用いられる回転金具回転付勢バネを示すもので、(a)は側面図、(b)は平面図である。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面にもとづいて説明すると、図1に示すように、足場板1は、対向する足場用建枠2,2の横材3,3間に架け渡され、この足場板1の側縁部上に本発明に係る足場板用幅木4が起立姿勢に取り付けられている。足場板1の両端部には夫々フックFがその左右端側に突設されている。足場板用幅木4は、図1及び図8に示すように、内側壁5aと、上壁部5bと、下壁部5cと、上下壁部5b,5cから夫々内向きに突出するフランジ5dとにより断面略C字状に形成されると共に、両端部に断面コ字状の端枠部5e(図8参照)がリベットRで取り付けられてなる幅木本体5を有する。
尚、足場板1は、鋼製の足場板で、図2〜図4に示すように、天板部1aの長手方向に沿った側縁部から下向きに且つ内向きに一体に延びる断面略L字状の側面折り曲げ部1b(足場板の側面部)を有する。
図1に示すように、幅木本体5の両端部側に、幅木本体5を足場板4の側縁部上に起立姿勢に載置した状態に固定する固定具6が装備されている。各固定具6は、図2〜図5に示すように、幅木本体5の外側面に固定される固定枠7と、幅木本体5より下方へ突出する固定枠7の下端部に形成された基枠部8に、ボルト(支軸)9によって回転自在に取り付けられる回転金具10と、図5に示すようにロッド部11bの手前側にネジ部11aを同軸に連設して、固定枠7下端部の基枠部8から回転金具10に亘って介在される操作用のネジロッド11と、固定枠7の下端部の基枠部8に設けられて、ネジロッド11のネジ部11bが螺合するナット部材12と、このナット部材12に挿通したネジロッド11をロッド部先端側方向に付勢するコイルバネ13とによって構成される。
ネジロッド11は、蝶形頭部11cに隣接するネジ部11aと、このネジ部11aから同軸一体に延びるロッド部11bとを有する蝶ボルトからなるもので、蝶形頭部11cによって回転操作及び押し引き操作を簡単容易に行うことができる。
上記固定具6の構造について更に詳しく説明すると、固定枠7は、図5及び図6の(a) 〜(c) に示すように、上下方向に延びるチャンネル部14と、このチャンネル部14の下端部に設けられた基枠部8とからなり、チャンネル部14の上部側に、チャンネル部14の両側板部14a,14aから外向き直角に取付板部15,15が突設されていて、この取付板部15,15が幅木本体5の外面側にある上下フランジ5d,5dの所定箇所に当て付けられて、リベットR(図2〜図4参照)で取付け固定されるようになっている。
固定枠7下端部の基枠部8は、図5及び図6の(a) 〜(c) に示すように、チャンネル部14の両側板部14a,14aの下端部から内側に直角に突設された両基板部8a,8aと、両基板部8a,8aの底部を塞ぐ底板部8bとからなるもので、両基板部8a,8aにはボルト(支軸)9が挿通するボルト挿通孔27,27が設けられ、底板部8bの内側端部は上向きに折曲延設されて立上片16を形成し、この立上片16と対向するチャンネル部14の背板部14bの下端部には開口部17が設けられ(図5、図6の(a) 参照)、この開口部17の外側に前記ナット部材12が固着されている。そして、前記立上片16にはナット部材12と対向する位置には、ナット部材12に挿通されたネジロッド11のロッド部11bをロッド長手方向スライド自在に支持案内するガイド孔(ガイド部)18が設けられている。
回転金具10は、図5及び図7に示すように、前記基枠部8の両基板部8a,8aを挟むように配設される両側板19,19と、底板20と、両側板19,19の夫々外側端部の上端から外向き直角に延設された外向き延設片21,21とからなるもので、両側板19,19の内側端部には足場板押え22,22が設けられ、また両側板19,19の夫々中央部には、ボルト(支軸)9が挿通するボルト挿通孔23,23が設けられ、底板20の内側端部寄りには、基枠部8のナット部材12に挿通され更に前記ガイド孔(ガイド部)18に通されたロッド部11bの先端部側をスライド自在に載置する載置部24が設けられている。この載置部24は、図7の(c) に示すように、底板20の所要部にコ字状の切り込みを入れて引き起こした切り起こし片20aからなる。
そして、この回転金具10は、ボルト(支軸)9より外側の金具部10Aの重量がボルト9より内側の金具部10Bよりも重くなるように設定されていて、ボルト9によりこの回転金具を基枠部8に水平姿勢で回転自在に取り付けた時に、その自重により回転して、内側金具部10Bが持ち上がるようになっている。
上記のように構成される各固定具6を組み立てるには、図5に示すように、固定枠7の下端部にある基枠部8を回転金具10内に挿入して、回転金具10の両側板19,19に設けてあるボルト挿通孔23,23と、基枠部8の両基板部8a,8aに設けてあるボルト挿通孔27,27とに亙ってボルト(支軸)9を挿通し、その挿通端部にナット25を螺合して、基枠部8に回転金具10をボルト9によって回転自在に取り付ける。この状態では、回転金具10は、外側金具部10Aが内側金具部10Bより重いため、水平姿勢に対し内側金具部10Bが持ち上がった傾斜姿勢となる。
次に、ネジロッド11のロッド部11bをナット部材12から基枠部8内に挿通して、その挿通端部よりコイルバネ13を嵌挿し、このコイルバネ13の一端部を基枠部8の開口部17に臨むナット部材12の内端面に当接すると共に、コイルバネ13を圧縮した状態でその他端部を、ロッド部11bの中間部に挿着した止めピン26で止着した後、このロッド部11bを基枠部8内にある立上片16のガイド孔18に挿通し、そして持ち上がっている内側金具部10Bを上から押し下げた状態でロッド部11bの挿通端部を、回転金具10内に設けてある載置部24上に載置する。
こうして基枠部8側のナット部材12から立上片16のガイド孔18に挿通させたロッド部11bの先端部を回転金具10側の載置部24上に載置することによって、回転金具10は、重量の軽い内側金具部10Bがネジロッド11のロッド部11b先端部で上から押し付けられて、内側金具部10Bと外側金具部10Aとの均衡状態が保たれる(図2の(a) 参照)。これによって、固定具6の組み立てが完了する。
上記のようにして固定具6を組み立てた後、固定具6の固定枠7を幅木本体5の外面側両端部に固定する。即ち、固定枠7の取付板部15,15を、幅木本体5の外面側にある上下フランジ5d,5dの所定箇所に当て付けて、リベットR(図2〜図4参照)により固定する。こうして固定具6を幅木本体5に取付け固定した幅木4を完成した状態を図2の(a) に示す。
上記のように幅木本体5に固定具6を取り付けた幅木4を足場板1に設置する手順を以下に説明する。
先ず、図2の(b) に示すように、幅木本体5を足場板1の側縁部上に載せて、この足場板1の側面部1bを幅木本体5下面と固定枠7との間に引き込んだ状態とする。この時、回転金具10は、軽い方の内側金具部10Bがネジロッド11のロッド部11b先端部で上から押えられて均衡状態を保し、水平姿勢にある。尚、図2の(b) において、実線で示す足場板1の側面部1bは、その高さが低い(例えば40mm)の足場板1を示し、仮想線で示す側面部1bは、高さが高い(例えば50mm)足場板1示すもので、この固定具6は、側面部1bの高さの高低異なる足場板1にも使用可能となる。
それから、図3の(a) に示すように、蝶ボルトからなるネジロッド11を、コイルバネ13の付勢力に抗して手前側へ引くと、ロッド部11bの先端部が回転金具10の内側金具部10Bの載置部24から離れて、ロッド部11bと内側金具部10Bとの縁が切れ、そうすると外側金具部10Aが内側金具部10Bよりも重いため、外側金具部10Aは内側金具部10Bに打ち勝ってその自重により、回転金具10は、この図3の(a) のように外側金具部10Aが下がり、内側金具部10Bが持ち上がった状態に回転変位する。
こうして内側金具部10Bが持ち上がった状態に回転金具10が回転変位した状態で、ネジロッド11のネジ部11aを基枠部8のナット部材12に螺合して数回閉め込んで、図3の(a) に示すようにロッド部11bの先端を、外側金具部10A側の底板20内面を押接することにより、図3の(b) に示すように回転金具10が更に回転して、内側金具部10Bの足場板押え22が足場板1の側面部1bに押し付けられ、それによりこの足場板押え22と固定枠7のチャンネル部14(正確には、その両側板部14a,14aの先端縁14c,14c)とで足場板1の側面部1bが挟持されて固定枠7が足場板1に固定され、幅木4が幅木本体5が足場板1の側縁部上に載置した状態に固定される。
要するに、幅木4を足場板1に設置する時は、幅木本体5を足場板1の側縁部上に載せて、足場板1の側面部1bを幅木本体5下面と固定枠7との間に引き込んだ状態で、ネジロッド11を手前側へ引いて、回転金具10を自重で回転させて内側金具部10Bを持ち上げた状態から、ネジロッド11のネジ部11aをナット部材12に螺合させて数回ねじ込めばよい。
また、幅木4を足場板1から取り外す時は、図4に示すように、ネジロッド11のネジ部11aを緩めてナット部材12から引き出した後、回転金具10の外向き延設片21を持ち上げて回転金具10を水平姿勢まで回転させるだけでよい。取外し後は、ネジロッド11のロッド部11b先端部を内側金具部10Bの載置部24に載置すれば、図2の(a) に示す元の状態となる。
この幅木4の固定具6では、上記のように回転金具10を自重により回転させて内側金具部10Bを持ち上げ、この持ち上げた内側金具部10Bの足場板押え22を足場板1の側面部1bに押し付けて、固定枠7を足場板1に固定する構造であって、幅木本体5下面から下方に十分な空間部がとれるから、板厚の異なる複数種類の足場板1にも適用可能となる。
また、この固定具6においては、ネジロッド11が、蝶形頭部11cに隣接するネジ部11aと、ネジ部11aから同軸一体に延びるロッド部11bとを有する蝶ボルトからなるため、ネジロッド11の押し引き及び回転操作を蝶形頭部11cで容易に行うことができる。
またこの固定具6では、基枠部8の外端部側にナット部材12を設け、このナット部材12に対向する内端部側に、ナット部材12に挿通したネジロッド11のロッド部11bをロッド長手方向スライド自在に支持案内するガイド部18を設けているため、ネジロッド11を常に水平姿勢に保持でき、ロッド部11bの先端部によって回転金具10の内側金具部10Bを的確に支持することができる。
また、回転金具10の内側金具部10Bに、ナット部材12に挿通したロッド部11bの先端部側を載置する載置部24を設けることにより、回転金具10の内側金具部10Bを所定姿勢に確実に支持することができる。
以上説明した実施形態では、2つの固定具6を幅木本体5の両端部に装備しているが、幅木本体5の長さが長い場合は3つ以上の固定具6を装備してもよく、また幅木本体5の長さが短い場合には、固定具6は幅木本体5の中央部に1つだけ装備してもよい。
以上説明した実施形態では、回転金具10は、ボルト(支軸)9より外側の金具部10Aの重量がボルト9より内側の金具部10Bよりも重くなるように設定され、ボルト9によりこの回転金具を基枠部8に水平姿勢で回転自在に取り付けた時に、その自重により回転して、内側金具部10Bが持ち上がるようにした自重回転方式を採用したものであるが、図9以下に示すように、バネ付勢手段によって回転金具10を回転させるバネ付勢回転方式を採用してもよい。なお、図9以下の説明において、前記実施形態と同じ構成要素については、同一符号を付してその説明を省略することもある。
即ち、図9に示すように、固定枠7と回転金具10とにわたってねじりバネからなる回転金具回転付勢バネ28を介在させて、該回転付勢バネ28の付勢力によって、回転金具10は、ボルト(支軸)9より外側の金具部10Aがその支軸9より下向きに下がり、ボルト9より内側の金具部10Bが持ち上がるようになっている。
この回転付勢バネ28は、図12に示すように、ねじりバネからなり、ねじり巻き部28bとその一端部両側部の二股状の回転側端部28a,28aとその他端部中央部の固定側端部28cとからなり、ねじり巻き部28bを支軸9に巻き付け、その一端部両側部の二股状の回転側端部28a,28aを回転金具10に取り付ける。詳細には、図7の(c)に示すように、回転金具10の底板20の両側端部に2個の取付孔29,29を穿ち、この取付孔29,29に前記二股状の回転側端部28a,28aを挿入して取り付ける。又、その他端部中央部の固定側端部28cを固定枠7に取り付ける。詳細には、図6の(b)に示すように、固定枠7の基枠部8の背板部14の中央部に取付孔30を穿ち、この取付孔30に前記固定側端部28cを挿入して取り付けるものである。
幅木本体5に固定具6を取り付けた幅木4を足場板1に設置する手順を以下に説明すると、先ず、図9の(b) に示すように、幅木本体5を足場板1の側縁部上に載せて、この足場板1の側面部1bを幅木本体5下面と固定枠7との間に引き込んだ状態とする。この時、回転金具10は、回転付勢バネ28で上方に付勢されている内側金具部10Bがネジロッド11のロッド部11b先端部で上から押えられて均衡状態を保し、水平姿勢にある。尚、図9の(b) において、実線で示す足場板1の側面部1bは、その高さが低い(例えば40mm)の足場板1を示し、仮想線で示す側面部1bは、高さが高い(例えば50mm)足場板1示すもので、この固定具6は、側面部1bの高さの高低異なる足場板1にも使用可能となることは、前記自重回転方式の取付状態と同じである。
それから、図10の(a) に示すように、蝶ボルトからなるネジロッド11を、コイルバネ13の付勢力に抗して手前側へ引くと、ロッド部11bの先端部が回転金具10の内側金具部10Bの載置部24から離れて、ロッド部11bと内側金具部10Bとの縁が切れ、そうすると回転付勢バネ28の付勢力によって、支軸9を中心に外側金具部10Aが下がり、内側金具部10Bが持ち上がった状態に回転変位する。
こうして内側金具部10Bが持ち上がった状態に回転金具10が回転変位した状態で、ネジロッド11のネジ部11aを基枠部8のナット部材12に螺合して数回閉め込んで、図10の(a) に示すようにロッド部11bの先端を、外側金具部10A側の底板20内面を押接することにより、図10の(b) に示すように回転金具10が更に回転して、内側金具部10Bの足場板押え22が足場板1の側面部1bに押し付けられ、それによりこの足場板押え22と固定枠7のチャンネル部14とで足場板1の側面部1bが挟持されて固定枠7が足場板1に固定され、幅木4が幅木本体5が足場板1の側縁部上に載置した状態に固定される。
要するに、幅木4を足場板1に設置する時は、幅木本体5を足場板1の側縁部上に載せて、足場板1の側面部1bを幅木本体5下面と固定枠7との間に引き込んだ状態で、ネジロッド11を手前側へ引くことによって、回転金具10を回転付勢バネ28の付勢力によって回転させて内側金具部10Bを持ち上げた状態から、ネジロッド11のネジ部11aをナット部材12に螺合させて数回ねじ込めばよい。
また、幅木4を足場板1から取り外す時は、図11に示すように、ネジロッド11のネジ部11aを緩めてナット部材12から引き出した後、回転付勢バネ28の付勢力に抗して回転金具10の外向き延設片21を持ち上げて回転金具10を水平姿勢まで回転させるだけでよい。取外し後は、ネジロッド11のロッド部11b先端部を内側金具部10Bの載置部24に載置すれば、図9の(a) に示す元の状態となる。
この回転付勢バネ28によるバネ付勢回転方式だけで、回転金具10を回転させるようにしてもよいが、前記自重回転方式による回転力を補うために、バネ付勢回転方式を併用してもよい。即ち、回転金具10の外側金具部10Aを内側金具部10Bよりも重く、両者の重量差によって回転金具10に回転力を付与するだけでは、未だ回転力が不足している場合に、このバネ付勢回転方式を併用することによって回転金具10の回転力を円滑に取り出すことができ、その作動状態を良好に維持することができる。
1 足場板
2 足場用建枠
3 足場用建枠の横材
4 足場板用幅木
5 幅木本体
6 固定具
7 固定枠
8 基枠部
9 支軸
10 回転金具
10A 回転金具の外側金具部
10B 回転金具の内側金具部
11 ネジロッド
11a ネジ部
11b ロッド部
12 ナット部材
13 ロッド付勢バネ(コイルバネ)
18 ガイド部
22 足場板押え
24 載置部
28 回転金具回転付勢バネ(ねじりバネ)
29 固定枠側の取付孔
30 回転金具側の取付孔

Claims (5)

  1. 足場板の側縁部上に起立姿勢で取り付けられる幅木であって、幅木本体とこれを足場板に固定する固定具とからなり、固定具は、幅木本体の外側面に固定される固定枠と、幅木本体より下方へ突出する固定枠下端部の基枠部に支軸によって回転自在に取り付けられる回転金具と、ロッド部の手前側にネジ部を同軸に連設して、基枠部から回転金具に亘って介在される操作用のネジロッドと、基枠部に設けられ、ネジロッドのネジ部が螺合するナット部材と、ナット部材に挿通したロッド部をロッド部先端側方向に付勢するロッド付勢バネとを備え、回転金具は、支軸より外側の金具部を内側の金具部よりも重くして自重で内側金具部が持ち上がるようにし、その内側金具部の先端側に足場板押えを設け、ネジロッドは、常時はネジ部をナット部材にねじ込むことなくナット部材に挿通したロッド部の先端部で回転金具の内側金具部を上方より当接支持することによって回転金具の平衡状態を保ち、幅木本体を足場板に取り付けるにあたり、足場板の側面部を幅木本体下面と固定枠との間に引き込んだ状態で、ネジロッドをロッド付勢バネに抗して手前側へ引くことによりロッド部との縁を切って、回転金具をその自重により内側金具部を持ち上げるように回転変位させ、その回転変位位置でネジ部をナット部材にねじ込んでロッド部先端を外側金具部に押接することにより、回転金具を更に回転させて足場板押えを足場板の側面部内面に押し付けるようにした足場板用幅木。
  2. 足場板の側縁部上に起立姿勢で取り付けられる幅木であって、幅木本体とこれを足場板に固定する固定具とからなり、固定具は、幅木本体の外側面に固定される固定枠と、幅木本体より下方へ突出する固定枠下端部の基枠部に支軸によって回転自在に取り付けられる回転金具と、ロッド部の手前側にネジ部を同軸に連設して、基枠部から回転金具に亘って介在される操作用のネジロッドと、基枠部に設けられ、ネジロッドのネジ部が螺合するナット部材と、ナット部材に挿通したロッド部をロッド部先端側方向に付勢するロッド付勢バネとを備え、固定枠と回転金具とにわたって回転金具回転付勢バネを備え、回転金具は、回転金具回転付勢バネに付勢されて、その支軸より内側の金具部が持ち上がるようにし、その内側金具部の先端側に足場板押えを設け、ネジロッドは、常時はネジ部をナット部材にねじ込むことなくナット部材に挿通したロッド部の先端部で回転金具の内側金具部を上方より当接支持することによって回転金具の平衡状態を保ち、幅木本体を足場板に取り付けるにあたり、足場板の側面部を幅木本体下面と固定枠との間に引き込んだ状態で、ネジロッドをロッド付勢バネに抗して手前側へ引くことによりロッド部との縁を切って、回転金具をその回転付勢バネに付勢されて内側金具部を持ち上げるように回転変位させ、その回転変位位置でネジ部をナット部材にねじ込んでロッド部先端を外側金具部に押接することにより、回転金具を更に回転させて足場板押えを足場板の側面部内面に押し付けるようにした足場板用幅木。
  3. ネジロッドは、蝶形頭部に隣接するネジ部と、このネジ部から同軸一体に延びるロッド部とを有する蝶ボルトからなる請求項1又は2に記載の足場板用幅木。
  4. 固定枠下端部の基枠部には外端部側にナット部材を設け、このナット部材に対向する内端部側に、ナット部材に挿通したネジロッドのロッド部をロッド長手方向スライド自在に支持案内するガイド部を設けてなる請求項1〜3の何れかに記載の足場板用幅木。
  5. 回転金具の内側金具部には、基枠部のナット部材に挿通したロッド部の先端部側を載置する載置部を設けてなる請求項1〜4の何れかに記載の足場板用幅木。
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