JP4425686B2 - 組み立て式台 - Google Patents

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Description

本発明は、エアコンの室外機を載置状に支持するためのエアコン用置き台等の組み立て式台に関する。
例えば、組み立て式台として、中空形状とされた支柱に横フレームや縦フレームを組み付ける場合、支柱の所望位置にポップナットによりカシメ取り付けされたナット体を設け、このナット体を利用して、横フレームや縦フレームをそれぞれボルト締結することにより組み付け固定する構造のものがある。
なお、組み立て式台の一例としてのエアコン用置き台に関連する先行技術としては、例えば特許文献1に記載のものがある。
実開平7−35923号公報
しかしながら、ポップナットを利用した構造によれば、専用工具でカシメて取り付ける構造であり、専用工具が必要とされると共に、取り付け後、ナット体位置の変更ができないという欠点があった。
従って、横フレームや縦フレームの取付位置を調整可能な構造とする場合、調整位置に対応してすべての位置にナット体を取り付ける必要があった。
また、カシメ方式でナットを位置固定するため、ナット体の空回り防止の観点から取り付ける部材の硬さ(材質)、厚みに制限があるという問題もあった。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、取付位置の調整が可能で、取り付ける部材の板厚に関係なく締結可能な組み立て式台を提供することにある。
上記課題を解決するための技術的手段は、支柱と、該支柱に組み付け固定される水平部材とを備えた組み立て式台において、前記支柱は中空形状とされ、前記支柱と前記水平部材とを固定する固定手段は、支柱内に配置される被締結部材と、支柱内で高さ方向に移動可能とされると共に被締結部材を位置決め状態で保持するホルダ体と、水平部材と支柱とを挿通して前記被締結部材に締結される締結部材とを備え、前記被締結部材に対する前記締結部材の締結により前記組み付け固定され、前記締結部材がボルト体とされると共に前記被締結部材がナット体とされ、前記ホルダ体に前記ナット体が回り止め状態で保持され、前記支柱に、前記ホルダ体を前記支柱の高さ方向に沿ってスライド自在に保持するホルダスライド部が備えられ、前記支柱に高さ方向に沿って複数の位置決め孔が形成され、前記ホルダ体に前記複数の位置決め孔に選択的に嵌脱自在に嵌合される位置決め突部が設けられ、前記位置決め突部が前記複数の位置決め孔に選択的に嵌合された状態で、前記ホルダ体により保持されたナット体に対応する前記支柱の各位置に、前記ボルト体の挿通孔が高さ方向に離間して複数形成された点にある。
さらに、前記位置決め突部が前記ホルダ体のたわみ変形可能な可撓部に設けられ、前記位置決め孔より離脱可能とされている構造としてもよい。
請求項1に記載の組み立て式台によれば、支柱と、該支柱に組み付け固定される水平部材とを備えた組み立て式台において、支柱は中空形状とされ、支柱と水平部材とを固定する固定手段は、支柱内に配置される被締結部材と、支柱内で高さ方向に移動可能とされると共に被締結部材を位置決め状態で保持するホルダ体と、水平部材と支柱とを挿通して被締結部材に締結される締結部材とを備え、被締結部材に対する締結部材の締結により組み付け固定される構造とされているため、ホルダ体を支柱内で移動させて被締結部材を高さ調整し、位置決め状態で保持された被締結部材に締結部材を締結すればよく、取付位置の調整が可能で、取付位置毎に被締結部材を設ける必要もなく、従来のようなカシメ方式でないため、取り付ける部材の板厚に関係なく締結できる。
た、締結部材がボルト体とされると共に被締結部材がナット体とされ、ホルダ体にナット体が回り止め状態で保持され、支柱に、ホルダ体を支柱の高さ方向に沿ってスライド自在に保持するホルダスライド部が備えられている構造とされているため、ホルダ体をホルダスライド部に沿ってスライドさせることにより高さ調整を行うことができ、高さ調整が容易で、組み付け固定の作業時等における作業性に優れる利点がある。
さらに、請求項2に記載の組み立て式台によれば、位置決め突部がホルダ体のたわみ変形可能な可撓部に設けられ、位置決め孔より離脱可能とされている構造とされているため、位置決め孔に嵌合されている位置決め突部を、可撓部のたわみ変形を利用して離脱させ、この離脱させた状態でホルダ体を高さ方向に移動させれば、所望の位置決め孔位置に位置決め突部が到達すると可撓部の弾性復帰により、位置決め突部が所望の位置決め孔に嵌合してホルダ体の移動が阻止され、ナット体が位置決め状態で保持された状態が得られる。ここに高さ調整を行うことができ、高さ調整が容易で、組み付け固定の作業時等における作業性に優れる利点がある。

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は組み立て式台の一例としてのエアコン用置き台1を示す斜視図であり、このエアコン用置き台1は、エアコン用の室外機を所定位置に載置支持するための台である。なお、本実施形態においては、比較的低い位置で室外機を載置支持する、いわゆる平置台とよばれるタイプのものを示している。
このエアコン用置き台1は、図2ないし図4にも示される如く、水平部材2と、この水平部材2を所定の高さ位置に保持する支柱部材としての4本の支柱3とを備えており、水平部材2は、フレーム5と縦フレーム6と継手部材7とを備え、一対の横フレーム5と一対の縦フレーム6とが継手部材7を介して略方形状に組み付けられた構造とされている。即ち、これら各横フレーム5および各縦フレーム6は、それぞれの端部で継手部材7を介して略L字状に連結された構造とされている。そして、この各継手部材7を介して各支柱3にそれぞれ固定されている。
また、一対の横フレーム5間にわたって、一対のベース部材としてのベースフレーム8が架け渡されており、各ベースフレーム8の両端部は、それぞれ横フレーム5にその長手方向に沿って移動自在に支持されると共に、その横フレーム5の長手方向における所望位置で固定可能に構成されている。
さらに、各ベースフレーム8には、室外機固定用のボルト等を備えた固定具9が、ベースフレーム8の長手方向に沿って形成されたスライド溝部8aに沿ってスライド操作自在にそれぞれ配設されており、固定対象となる室外機のサイズに合わせて一対のベースフレーム8を各横フレーム5の長手方向に沿って移動させ、互いの間隔寸法を調整して固定し、この状態で、室外機を一対のベースフレーム8上に載置して、各固定具9を用いて室外機を固定する構造とされている。
そして、本実施形態においては、これら各支柱3、各横フレーム5、各縦フレーム6、各継手部材7および各ベースフレーム8は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金等を押出成形してなる押出型材から形成され、押出方向に沿って同一断面を有した構造とされている。
前記各支柱3は、中空形状とされた筒状支柱部材としての外側支柱11と、この外側支柱11内にスライド自在に挿入される中空形状とされた挿入支柱部材としての内側支柱12と、これらの相対的なスライド移動を規制する固定部材としての例えば六角ボルトからなるボルト13および六角ナットからなるナット14とを備えている。
即ち、外側支柱11は、図2や図4に示されるように、略方形筒断面形状に形成され、各支柱3と各横フレーム5および各縦フレーム6とが組み付けられた組み立て体15の形態において、外側支柱11の外面となる2側面11aで構成されるコーナー部分は、略弧状の曲面11bに形成されている。
また、外側支柱11の前記外面を避けた内向きとなる他の2側面11c、即ち、横フレーム5および縦フレーム6の長手方向にそれぞれ対向する各内向きの側面11cには、外側支柱11の長手方向、即ち高さ方向に沿って延びる継手用溝部11dがそれぞれ形成されている。そして、本実施形態においては、各継手用溝部11dは、幅狭の開口部の奥側に幅広の収容凹部が広がる平面視で略T字状の内部空間を有した構造とされている。
さらに、各内向きの側面11cで構成されるコーナー部分は、いわゆる面取り状の平坦面とされた斜めの内向き固定面11eとされ、この内向き固定面11eの下端部近傍に前記ボルト13が挿通されるボルト挿通孔11fが形成されている。
前記内側支柱12は、前記外側支柱11の内周面形状に対応する外周面形状を有する略方形筒断面形状に形成され、外側支柱11の下端部内にスライド自在に挿入されるいわゆる入れ子構造とされている。
また、外側支柱11の各継手用溝部11dに対応する内側支柱12の各内向き側面12aの内部面側には、断面略C字状のネジ止部12bがそれぞれ内側支柱12の高さ方向に沿って形成されている。そして、内側支柱12の下端面に当接状に配設される脚部17を、それに形成された各ネジ挿通孔17aを適宜選択して、ネジ18を挿通させると共にネジ止部12bの下端部に螺合締結させることで、各内側支柱12の下端部に脚部17がそれぞれ所望の向きで取付固定される構造とされている。
さらに、外側支柱11の内向き固定面11eに対応する内側支柱12の部分には、前記ナット14を相対回動不能な回り止め状態で高さ方向にスライド自在に保持すると共に、前記ボルト13の軸部が挿通可能な溝幅を有するナットスライド溝部12cが内側支柱12の高さ方向に沿って形成されている。
そして、外側支柱11のボルト挿通孔11fにボルト13の軸部を挿入して、内向き固定面11eの内面側に突出するボルト13の軸部にナット14を緩く螺合させて保持させ、ナット14を所定の向きとして内側支柱12を外側支柱11の下端側から挿入する。この際、ナット14がナットスライド溝部12c内に上方より嵌り込むようにする。
そして、外側支柱11に対する内側支柱12の突出長さが所望の状態となった状態で、ボルト13を螺合締結すれば、内向き固定面11eの内面に内側支柱12のナットスライド溝部12cが引き寄せられて挟持され、外側支柱11に対して内側支柱12が固定される。また、ボルト13の締結を緩めれば、外側支柱11と内側支柱12とが再びスライド操作自在な状態が得られる。
前記各横フレーム5は、図2ないし図4に示される如く、中空形状とされた略方形筒断面形状に形成され、その上面の幅方向中央部には、前記ベースフレーム8の両端部における幅方向中央部の底面8bに突出状に形成されたボス部8cがスライド自在に支持される水平スライド溝部としてのガイド溝部5aが横フレーム5の長手方向に沿って形成されている。
また、ガイド溝部5aは、ベースフレーム8を固定するためのタッピンネジ20が、ボス部8cを通じて螺合締結可能な深溝状に形成されると共に、ガイド溝部5aの下面側には横フレーム5内部を内外に仕切る仕切壁部5bが横フレーム5の長手方向に沿って形成されている。
さらに、横フレーム5の上面における外側縁部には、立ち上がり壁部5cが横フレーム5の長手方向に沿って形成されており、ベースフレーム8の長手方向端部を覆うと共にベースフレーム8の横フレーム5の長手方向に沿った移動操作に際してのガイド機能を発揮する構造とされている。
前記縦フレーム6は、図1、図2および図4に示される如く、中空形状とされた略方形筒断面形状に形成され、いわゆる横フレーム5におけるガイド溝部5aおよび仕切壁部5bを有していない構造とされ、横フレーム5の対応する部分と略同じ大きさに構成されている。
前記継手部材7は、図2および図4に示される如く、外側支柱11の内向き固定面11eおよびその両側の各内向きの側面11cにまたがって当接される屈曲板状の継手基部7aを備え、継手基部7aの各側面11cに当接される面側には、各側面11cに形成された略T字状の各継手用溝部11dに高さ方向に沿って相対摺動自在に嵌合される平面視略T字状の継手部7bがそれぞれ備えられている。
また、継手基部7aの横フレーム5の端部に対向する面側には、横フレーム5内に嵌合状に挿入される継手挿入部7cが備えられると共に、この継手挿入部7cは横フレーム5のガイド溝部5aを避けてその両側に挿入される二分割構造とされている。
さらに、組み立て体15の形態において内側に位置される継手挿入部7cの挿入端部には、たわみ変形可能な鉤状の係合部7dが備えられ、挿入状態の継手挿入部7cにおける係合部7d位置に対応する横フレーム5の内側面には、横フレーム5の内部突出状に切り起こし形成された被係合部としての係止片部5dが例えば上下方向に離隔して2個所形成されている。
そして、横フレーム5の端部に継手部材7の継手挿入部7cが挿入された際、たわみ変形により係止片部5d位置を通過して復帰し、係止片部5dに係合部7dが抜止め係止される構造とされている。
また、継手基部7aの縦フレーム6の端部に対向する面側には、縦フレーム6内に嵌合状に挿入される継手挿入部7eが備えられると共に、この継手挿入部7eは横フレーム5に挿入される継手挿入部7cと同様に、縦フレーム6の両側に振り分け状に挿入される二分割構造とされている。
さらにまた、継手挿入部7cと同様、組み立て体15の形態において内側に位置される継手挿入部7eの挿入端部には、たわみ変形可能な鉤状の係合部7fが備えられ、挿入状態の継手挿入部7eにおける係合部7f位置に対応する縦フレーム6の内側面には、縦フレーム6の内部突出状に切り起こし形成された被係合部としての係止片部6aが例えば上下方向に離隔して2個所形成されている。
そして、縦フレーム6の端部に継手部材7の継手挿入部7eが挿入された際、たわみ変形により係止片部6a位置を通過して復帰し、係止片部6aに係合部7fが抜止め係止される構造とされている。
また、継手基部7aにおける内向き固定面11eに対応する部分には、固定手段における締結部材を構成する固定用のボルト体としての六角穴付ボルト22の軸部が挿通されるボルト挿通孔7gが形成されている。
一方、図2および図4に示される如く、前記外側支柱11における各内向きの側面11cで構成されるコーナー部分の内部側には、各側面11c、内向き固定面11eおよび各継手用溝部11dで構成される高さ方向に沿ったホルダスライド部としてのホルダガイド溝部11gが備えられており、このホルダガイド溝部11gに沿って高さ方向にスライド操作自在に保持されるホルダ体24が装着されている。
このホルダ体24は、可撓性を有した樹脂成形体よりなり、図5ないし図8にも示される如く、平面視でホルダガイド溝部11gに対応した形状で高さ方向に所定の長さを有するホルダ本体部24aと、該ホルダ本体部24aの上面における内向き固定面11e側に上方突出状に形成された薄肉板状の弾性片部24bとを備えた構造とされている。ここに、弾性片部24bはたわみ変形可能な可撓部を構成している。
そして、ホルダ本体部24aには、内向き固定面11eに対応する側に固定手段における被締結部材を構成するナット体としての六角ナット26が、回り止め状態で嵌合される嵌合凹部24cが形成されると共に、嵌合凹部24cの底部には、嵌合凹部24cに嵌合された六角ナット26に螺合される六角穴付ボルト22の軸部が挿通されるボルト挿通孔24dが形成されている。
また、弾性片部24bの上部には、その幅方向中央部で内向き固定面11eに対応する面側に位置決め突部としての円形のボス部24eが突出形成されている。
そして、内向き固定面11eには、ホルダ体24のボス部24eが嵌脱自在に嵌合される位置決め孔としてのボス嵌合孔11hが、高さ方向に離隔して複数形成されると共に、ホルダ体24のボス部24eが各ボス嵌合孔11hに嵌合された状態で、嵌合凹部24cに嵌合された六角ナット26の雌ネジ孔位置に対応するボルト挿通孔11kが、内向き固定面11eに高さ方向に離隔して複数形成されている。
そして、外側支柱11のホルダガイド溝部11gに、六角ナット26が嵌合されたホルダ体24を上方より挿入して弾性片部24bの弾性変形下、押し込んでいけば、内向き固定面11eのボス嵌合孔11h位置にボス部24eが到達した際、弾性片部24bの弾性復帰によりボス部24eがボス嵌合孔11hに嵌合して位置決め停止される。この状態において、六角ナット26の雌ネジ孔とボルト挿通孔11kが対応する。
また、ホルダ体24の高さ位置を変更する場合には、弾性片部24bの弾性に抗してボス部24eを押し込み、ボス嵌合孔11hからボス部24eを離脱させ、この状態でホルダ体24をホルダガイド溝部11gの高さ方向に沿って棒状等の適宜工具等によりスライド操作すればよい。そして、所望のボス嵌合孔11hにボス部24eを嵌合させれば、所望の高さにホルダ体24を保持できる。
さらに、継手部材7を介して互いに連結された横フレーム5と縦フレーム6との枠組み体を外側支柱11に組み付け固定するには、継手部材7の各継手部7bを外側支柱11の各継手用溝部11dに上方より嵌合させた後、外側支柱11の高さ方向に沿ってスライドさせ、ホルダ体24で保持された六角ナット26位置に対応するボルト挿通孔11k位置に、継手部材7のボルト挿通孔7gが合致した状態で、六角穴付ボルト22の軸部を各ボルト挿通孔7g、11kを介して六角ナット26に螺合させ、締結すれば組み付け固定できる。
また、本実施形態においては、図1に示されるように、各外側支柱11の上端部に嵌脱自在に嵌合される樹脂成形体等からなる化粧キャップ28が装着されている。
本実施形態は以上のように構成されており、外側支柱11のホルダガイド溝部11gに沿って高さ方向にスライド操作自在とされたホルダ体24を所望の位置に保持させ、横フレーム5と縦フレーム6とを連結する継手部材7の各継手部7bを、外側支柱11の各継手用溝部11dに嵌合して高さ方向に沿ってスライドさせて位置合わせし、ホルダ体24に嵌合保持された六角ナット26に継手部材7のボルト挿通孔7g等を介して六角穴付ボルト22を螺合締結すれば、外側支柱11に横フレーム5および縦フレーム6を組み付け固定できる。
従って、中空形状の外側支柱11であっても、ホルダ体24の高さ位置を調整することによって、横フレーム5、縦フレーム6および継手部材7によって構成される水平部材2の固定位置を、支柱3の高さ方向に調整でき、支持されるエアコンの室外機の大きさや設置場所の環境等に応じて適宜変更でき、汎用性の向上が図れる。
また、ホルダ体24の高さ調整に際しては、ボス嵌合孔11hに嵌合されているボス部24eを弾性片部24bの弾性に抗して押し込んむことにより離脱させ、この離脱させた状態でホルダ体24をホルダガイド溝部11gに沿って高さ方向にスライドさせた後、所望の高さのボス嵌合孔11hにボス部24eを嵌合させればよい。この際、所望の高さのボス嵌合孔11h位置にボス部24eが到達すると弾性片部24bの弾性復帰により嵌合してホルダ体24の移動が阻止され、六角ナット26が位置決め状態で保持された状態となり、組み付け位置の高さ調整が容易に行え、組み付け固定の作業時等における作業性に優れる利点がある。
さらに、六角ナット26を保持するホルダ体24が高さ調整自在とされているため、取付位置毎に六角ナット26を設ける必要がない。しかも、従来のようなカシメ方式でなく、六角穴付ボルト22と六角ナット26との締結により、内向き固定面11eと継手基部7aとを挟持状に挟み込んで固定する方式であり、取り付ける部材の板厚や材質(硬さ)に関係なく締結することができる。
また、継手部材7の各継手部7bが外側支柱11の各継手用溝部11dにそれぞれ嵌合されて高さ方向に沿って摺動自在にスライドする構造であり、相互間のねじれが有効に防止でき、単一の六角穴付ボルト22と六角ナット26とによる固定であってもガタツキなく良好に固定でき、互いに組み付けられた組み立て体15における全体としてのねじれも有効に防止できる。
さらに、各支柱3、各横フレーム5および各縦フレーム6がそれぞれ中空形状とされた押出型材からなる構造とされているため、剛性向上が図れ、強度的に優れる利点がある。
また、各支柱3、各横フレーム5、各縦フレーム6、各継手部材7および各ベースフレーム8を、アルミニウムやアルミニウム合金等の押出型材からなる構造とされており、継手用溝部11dや継手部7b等を有する複雑な形状であっても容易に製造できる利点がある。
なお、上記では、横フレーム5と縦フレーム6とを継手部材7で連結した状態で、外側支柱11に組み付けているが、先に、外側支柱11に継手部材7を固定し、外側支柱11に固定された継手部材7の各継手挿入部7c、7eに横フレーム5や縦フレーム6を後から連結してもよい。
また、上記実施形態においては、外側支柱11におけるホルダガイド溝部11gに沿ってスライド操作自在な可撓性を有する樹脂成形体よりなるホルダ体24に、六角ナット26が回り止め状態で嵌合されて保持される構造を示しているが、ホルダガイド溝部11gに沿ってスライド操作自在なホルダ体24のホルダ本体部24aを板金等で形成し、このホルダ本体部24aに雌ネジ加工を施すことによりナット体を一体に形成した保持構造や、六角ナット26を溶接により固定した保持構造としてもよい。
そして、このホルダ本体部24aにボス嵌合孔11hに嵌脱自在なボス部24eが設けられたバネ機能を有する弾性片部24bを設けた構造としてもよい。
この場合も同様の方法で高さ調整が行える。
また、上記実施形態では、比較的低い位置で室外機を載置支持する、いわゆる平置台とよばれるタイプに適用した例について説明したが、その他、種々のエアコン用置き台1に適用できる。例えば、より高い位置で室外機を載置支持する、いわゆる高置台と呼ばれるタイプや、また、図9に示すエアコン用置き台1のように、横フレーム5、縦フレーム6、ベースフレーム8等を上下二段に備え、それぞれのベースフレーム8に室外機を載置支持する、いわゆる二段置台と呼ばれるタイプのものについても適用できる。さらには、エアコン用置き台1に限らず、その他の組み立て式台であってもよい。
さらに、横フレーム5、縦フレーム6、継手部材7、外側支柱11、内側支柱12の断面形状も適宜設定すればよく、実施形態の形状に何ら限定されない。
本発明の実施形態にかかるエアコン用置き台の斜視図である。 支柱との連結部分の断面平面図である。 横フレームとベースフレームとの連結部分の断面側面図である。 要部分解斜視図である。 ホルダ体の側面図である。 図5におけるホルダ体の平面図である。 図5におけるホルダ体の左側面図である。 図5におけるホルダ体の右側面図である。 変形例を示すエアコン用置き台の斜視図である。
符号の説明
1 エアコン用置き台
2 水平部材
3 支柱
5 横フレーム
6 縦フレーム
7 継手部材
8 ベースフレーム
9 固定具
11 外側支柱
11g ホルダガイド溝部
11h ボス嵌合孔
11k ボルト挿通孔
22 六角穴付ボルト
24 ホルダ体
24a ホルダ本体部
24b 弾性片部
24c 嵌合凹部
24e ボス部
26 六角ナット

Claims (2)

  1. 支柱(3)と、該支柱(3)に組み付け固定される水平部材(2)とを備えた組み立て式台において、
    前記支柱(3)は中空形状とされ、
    前記支柱(3)と前記水平部材(2)とを固定する固定手段は、支柱(3)内に配置される被締結部材(26)と、支柱(3)内で高さ方向に移動可能とされると共に被締結部材(26)を位置決め状態で保持するホルダ体(24)と、水平部材(2)と支柱(3)とを挿通して前記被締結部材(26)に締結される締結部材(22)とを備え、
    前記被締結部材(26)に対する前記締結部材(22)の締結により前記組み付け固定され
    前記締結部材(22)がボルト体とされると共に前記被締結部材(26)がナット体とされ、前記ホルダ体(24)に前記ナット体が回り止め状態で保持され、
    前記支柱(3)に、前記ホルダ体(24)を前記支柱(3)の高さ方向に沿ってスライド自在に保持するホルダスライド部(11g)が備えられ、
    前記支柱(3)に高さ方向に沿って複数の位置決め孔(11h)が形成され、
    前記ホルダ体(24)に前記複数の位置決め孔(11h)に選択的に嵌脱自在に嵌合される位置決め突部(24e)が設けられ、
    前記位置決め突部(24e)が前記複数の位置決め孔(11h)に選択的に嵌合された状態で、前記ホルダ体により保持された前記ナット体に対応する前記支柱(3)の各位置に、前記ボルト体の挿通孔(11k)が高さ方向に離間して複数形成されたことを特徴とする組み立て式台。
  2. 請求項1に記載の組み立て式台において、
    前記位置決め突部(24e)が前記ホルダ体(24)のたわみ変形可能な可撓部(24b)に設けられ、前記位置決め孔(11h)より離脱可能とされていることを特徴とする組み立て式台。
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