JP2001195106A - プログラマブルコントローラ - Google Patents
プログラマブルコントローラInfo
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- JP2001195106A JP2001195106A JP2000007062A JP2000007062A JP2001195106A JP 2001195106 A JP2001195106 A JP 2001195106A JP 2000007062 A JP2000007062 A JP 2000007062A JP 2000007062 A JP2000007062 A JP 2000007062A JP 2001195106 A JP2001195106 A JP 2001195106A
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Abstract
プログラマブルコントローラ、また、取り付け作業効率
を向上させたプログラマブルコントローラを提供する。 【解決手段】 制御盤の所定位置に固定されるレール2
00に、スライドロック30を装着して取り付けられる
プログラマブルコントローラ10において、このプログ
ラマブルコントローラ10の本体ケース20背面に設け
られスライドロック30をロックするロック部28の所
定距離下方に、スライドロック30の脱落を防止するス
トッパ29を形成するように構成した。また、プログラ
マブルコントローラの本体ケース上面及び下面の一方端
に、側面から突出した接合部を形成し、かつ、他方端に
はこの接合部を嵌合するのに好適な凹部を形成し、プロ
グラマブルコントローラを複数横配列するのに好適な形
状に形成された構成とした。
Description
御、下水処理装置のポンプ量制御等の種々の制御を行う
制御盤に組み込まれるプログラマブルコントローラに係
り、特に、取り付け作業の効率を向上させたプログラマ
ブルコントローラの本体ケースの形状の改良に関する。
コンピュータ及びメモリを中心とした電子回路で構成さ
れている。従来より、圧延機のモータ制御、下水処理装
置のポンプ量制御等の種々の制御を行う制御盤におい
て、これらの制御のために、このプログラマブルコント
ローラが1又は複数組み込まれている。制御盤に取り付
けられるプログラマブルコントローラについて、図10
を用いて、本体ケースの形状を中心に説明する。
マブルコントローラ100との関係を説明するための概
略構成を示す斜視図である。図10に示すように、プロ
グラマブルコントローラ100は、制御盤300の所定
位置に固定されたDINレールと呼ばれるレール200
に、後述するスライドロックといわれるピース状の部材
を装着することにより固定し、制御盤300内に取り付
けられる。
ラマブルコントローラ100に記憶されたプログラムに
基づいて、上述した圧延機のモータ制御、下水処理装置
のポンプ量制御等の種々の制御を行う。なお、図10で
は、説明の便宜のために、制御盤300の形状を簡単に
箱状のもので示し、DINレール200、プログラマブ
ルコントローラ100以外の構成については、図示が省
略されている。
をDINレール200に固定して、制御盤300に取り
付ける工程について、図11乃至図14を用い、図10
を参照して詳細に説明する。
を取り付けるレールである、DINレール200につい
て、図11(A)、(B)を用いて説明する。図11
は、DINレール200の形状を説明するための図で、
同図(A)は、一部裁断正面図、同図(B)は、側面図
である。DINレール200は、図10に示すように、
制御盤300の所定位置にねじ止め等により固定される
ものである。また、図11(A)に示すように、軽量化
等のために中央部が中抜きされ、同図(B)に示すよう
に、2つの脚部210を有し、断面が略「ひ」型の形状
をしている。
について、図12(A)〜(D)及び図13(A)〜
(C)を用いて説明する。プログラマブルコントローラ
100の主要構成は本体ケースとスライドロックであ
り、先ず本体ケースについて図12(A)〜(D)を用
いて説明する。図12は、プログラマブルコントローラ
100の本体ケース110の形状を説明するための図
で、同図(A)は背面図、同図(B)は側面図、同図
(C)は同図(A)のI−I′断面図、同図(D)は同
図(C)のE部拡大図である。
体ケース110に電子回路等が収容されているが、電子
回路等については本願発明の要旨とは関連しないので、
説明は省略する。また、図10乃至図12及び図14に
おいて、プログラマブルコントローラ100の本体ケー
ス110の形状は、実際の形状では通気孔や、コネクタ
孔等があり、複雑であるが、本願発明の要旨とは関連が
なく、説明の便宜上、図示を省略している。
の本体ケース110は、図12(A)、(B)に示すよ
うに、背面には、DINレール200の上側の脚部21
0に引っかけるための1対の爪112、後述するスライ
ドロックのレール部をスライドさせてスライドロックを
保持するためのホルダ部114、また、スライドロック
をロックするためのロック部116が形成されている。
ロック部116は、後述するスライドロックのスライド
方向に沿って、図12(C)及び図12(D)に示すよ
うに断面が三角形状に形成されている。また、図12
(D)において、116Aは、このロック部116の上
面である。
ライドロックを装着してDINレール200に取り付け
ることは上述したが、そこで、次に、このスライドロッ
クについて図13(A)〜(C)を用いて説明する。図
13(A)〜(C)は、スライドロック120の形状を
説明するための図で、同図(A)は正面図、同図(B)
は側面図、同図(C)は同図(A)のJ−J′断面図で
ある。
ク120は、略長方形状の形態をし、上端にDINレー
ル200の下側の脚部210をホールドする1対の角部
122が、プログラマブルコントローラ100の本体ケ
ース110背面のホールド部114の内溝に挿入される
レール部124が上部両側に、また、スライドロック1
20をロックする鍵部126が形成されている。鍵部1
26の先端は図13(C)に示すように略三角形状の突
起部が形成されている。なお、128Aは、この先端突
起部128の下面である。
をDINレール200に取り付ける方法について、図1
4(A)、(B)を用いて説明する。図14は、プログ
ラマブルコントローラ100をDINレール200に取
り付けた状態を示す図で、同図(A)は、背面図、同図
(B)は側面図である。
の本体ケース110の背面に設けた1対の爪112にD
INレール200の一方の脚部210を填め込む。次
に、図14(A)に破線で示すように、スライドロック
120を本体ケース110の下方から矢印方向に装着
し、スライドロック120のレール部124を本体ケー
ス110のホルダ114をスライドさせ、スライドロッ
ク120の先端に形成した1対の角部122で、DIN
レール200の他方の脚部210を固定する。このよう
に、DINレール200の両脚部210を上下で押さえ
ることにより、プログラマブルコントローラ100をD
INレール200に取り付け固定する。
る際に、本体ケース110の背面に形成したロック部1
16を、スライドロック120の鍵部126の先端突起
部128が乗り越え、ロック部116の上面116Aと
先端突起部128の下面128Aとが接することによ
り、スライドロック120は本体ケース110の背面に
ロックされる。一方、プログラマブルコントローラ10
0をDINレール200から取り外す場合は、このスラ
イドロック120を逆の手順で本体ケース110背面か
ら取り出すことにより行う。
示のものでは3)のプログラマブルコントローラ100
をDINレール200に固定した状態を示したが、従来
の固定方法では、各プログラマブルコントローラ100
について、一つずつ上記した手順で制御盤300に取り
付けられていた。
グラマブルコントローラ100の本体ケース110の背
面には、スライドロック120のスライドを防止する突
起としては、図12(C)、(D)に示すように、断面
三角形状のロック部116が設けられていたに過ぎな
い。これにより、プログラマブルコントローラ100を
DINレール200から外すために、スライドロック1
20のロックを解除して、スライドロック120を背面
から取り外すと、スライドロック120をロックしてい
た鍵部126の先端突起部128がロック部116を乗
り越えた後は、スライドロック120のスライドをスト
ップする機能が存在しなかったために、スライドロック
120が本体ケース110から外れて、散失してしまう
という問題が生じていた。
数のプログラマブルコントローラ100を取り付ける場
合も、各一つずつのプログラマブルコントローラについ
て上記作業手順を繰り返していたので、作業効率が悪い
という問題を抱えていた。
簡単な構造で、スライドロックが散逸しないプログラマ
ブルコントローラ、また、取り付け作業効率を向上させ
たプログラマブルコントローラを提供することを目的と
する。
コントローラでは、上記課題を解決するために、請求項
1に記載のものでは、制御盤の所定位置に固定されるレ
ールに、スライドロックを装着して取り付けられるプロ
グラマブルコントローラにおいて、このプログラマブル
コントローラの本体ケース背面に設けられスライドロッ
クをロックするロック部の所定距離下方に、スライドロ
ックの脱落を防止するストッパを形成するように構成し
た。
プログラマブルコントローラから脱落し、散逸してしま
うのを防止できる。また、スライドロックがプログラマ
ブルコントローラの背面に取り付けられた状態でプログ
ラマブルコントローラをレールに着脱できるので、プロ
グラマブルコントローラの取付作業の効率を向上させる
ことができる。
ーラでは、スライドロックの脱落を防止する上記ストッ
パの断面形状を、スライドロックのスライド方向に沿っ
て、上方が垂直面である片台形形状とした。
のストッパとしては好適な形状とすることができる。
ーラでは、上記スライドロックとしては、プログラマブ
ルコントローラの本体ケース背面に設けられる上記ロッ
ク部の上面と、スライドロックの鍵部の先端突起部下面
とが接することにより、プログラマブルコントローラの
取り付けがロックされる形態のスライドロックであり、
このスライドロックの前記鍵部が、先端突起部方向に所
定角度傾斜している構成とした。
によるプログラマブルコントローラの取り付け状態が安
定し、また、スライドロックの脱落防止に一層効果があ
る。
ーラでは、上記スライドロックとしては、上記スライド
ロックの下端に略U字状の尾部を設け、かつ、上記プロ
グラマブルコントローラの本体ケース底部に、前記スラ
イドロックの尾部の中空部にドライバの先等の器具を挿
入し、スライドロックのロックを解除するのに好適な台
座となる位置に小突起を形成した構成とした。
のロック解除が簡易に行えるようになり、プログラマブ
ルコントローラの取り外し作業の作業効率が向上する。
ーラでは、上記プログラマブルコントローラの本体ケー
ス底部に設けられる小突起の形状としては、横方向に複
数段の階段状に形成した構成とした。
のロック解除の際に、スライドロックの尾部の中空部に
ドライバの先等の器具の挿入が簡易に行えるようにな
り、プログラマブルコントローラの取り外し作業の作業
効率が一層向上する。
ーラでは、制御盤の所定位置に固定されるレールに、ス
ライドロックを装着して取り付けられるプログラマブル
コントローラにおいて、このプログラマブルコントロー
ラの本体ケース上面及び下面の一方端に、側面から突出
した接合部を形成し、かつ、他方端にはこの接合部を嵌
合するのに好適な凹部を形成し、プログラマブルコント
ローラを複数横配列するのに好適な形状に形成された構
成とした。
マブルコントローラを横配列して、一度に制御盤に取り
付けられることができるようになるので、プログラマブ
ルコントローラの取り付け作業効率を向上させることが
できるようになる。
ントローラの各実施の形態について、図1乃至図9を用
いて説明する。 第1の実施の形態:先ず、本発明のプログラマブルコン
トローラの第1の実施の形態について、図1乃至図4を
用いて説明する。
ーラの第1の実施の形態において、プログラマブルコン
トローラ10を、DINレール200に取り付けた状態
を示す図で、同図(A)は、背面図、同図(B)は側面
図である。また、図2は、第1の実施の形態のプログラ
マブルコントローラ10の本体ケース20の形状を示す
図で、同図(A)は背面図、同図(B)は側面図、同図
(C)は同図(A)のF−F´断面図、同図(D)は同
図(C)のB部拡大図である。
ルコントローラ10の本体ケース20の背面に装着する
スライドロック30の形状を示す図で、同図(A)はス
ライドロック30の全体形状を示す斜視図、同図(B)
は正面図、同図(C)は側面図、同図(D)は同図
(B)のG−G´断面図である。また、図4は、図1
(B)に示すA部拡大図である。
ラ10は、図1(A)に示すように、図14(A)の従
来のプログラマブルコントローラ100と同様に、本体
ケース20をDINレール200に取り付け、スライド
ロック30を装着することによりDINレール200に
固定する。従って、以下、本体ケース20とスライドロ
ック30の形状について、順次説明を行う。
(D)に示す従来の本体ケース20同様に、図2
(A)、(B)に示すように、背面には、DINレール
200の上側の脚部210に引っかけるための1対の爪
22、スライドロック30のレール部36をスライドさ
せてスライドロック30を保持するためのホルダ部2
4、また、スライドロック30をロックするためのロッ
ク部28が形成されている。
り、ロック部28の所定距離下方には、図2(A)〜
(D)に詳細に図示されているように、スライドロック
30の脱落を防止するためのストッパ29が形成されて
いる。また、本体ケース20の下端面には、半円柱状の
小突起部26が形成されている。なお、ストッパ29、
小突起部26の説明は後述する。
(A)〜(D)を用いて説明する。本実施の形態のスラ
イドロック30も、従来の図13(A)〜(C)に示す
従来のスライドロック120と同様に、略長方形状の形
態をし、上端にDINレール200の下側の脚部210
をホールドする1対の角部32、プログラマブルコント
ローラ10の本体ケース20背面のホールド部24の内
溝に装着されるレール部36が上部両側に、また、スラ
イドロック30をロックする鍵部34が形成されてい
る。鍵部34の先端は、略三角形状の先端突起部37が
形成されている。なお、37Aは、この先端突起部37
の下面である。
は、従来のスライドロック120とは異なり、スライド
ロック30の下端部に略U字状の尾部38が形成される
とともに、鍵部34が、所定角度、先端突起部37先端
方向に傾斜している。なお、尾部38の説明についてい
は後述する。
グラマブルコントローラ10において、DINレール2
00に取り付ける方法について、図1(A)、(B)を
用いて説明する。先ず、従来同様、プログラマブルコン
トローラ10の本体ケース20の背面に設けた1対の爪
22にDINレール200の一方の脚部210を挿入す
る。次に、従来同様、スライドロック30を本体ケース
20の下方から装着し、スライドロック30のレール部
36を本体ケース20のホルダ24の内溝に沿ってスラ
イドさせる。このとき、スライドロック30の鍵部34
の先端突起部37はストッパ29、ロック部28を乗り
越え、同時に、スライドロック30の先端に形成した1
対の角部32で、DINレール200の他方の脚部21
0を固定する。このように、DINレール200の両脚
部210を上下で押さえることにより、プログラマブル
コントローラ10をDINレール200に取り付け固定
する。
に、本実施の形態のスライドロック30がスライドする
際に、本体ケース20のロック部28の上面28Aと鍵
部34の先端突起部37の下面37Aとが接することに
より、スライドロック30は本体ケース20の背面にロ
ックされる。
DINレール200から取り外す場合は、このスライド
ロック30を逆の手順で本体ケース20背面から取り出
すことにより行う。この際、上述したように、従来のプ
ログラマブルコントローラでは、スライドロックを取り
外す際に、スライドロックが脱落してしまう問題があっ
た。しかし、本実施の形態では、ロック部28の下方
に、ストッパ29を形成したために、スライドロック3
0はこのストッパ29にスライドを止められて、スライ
ドロック30がプログラマブルコントローラ10から脱
落する事態を防止できる。
り越えた先端突起部37のスライドを止め、角部32が
DINレール200の脚部210から外れる位置に形成
されることにより、スライドロック30をプログラマブ
ルコントローラ10の背面に保持したまま、プログラマ
ブルコントローラ10の取り外しが容易に行えるように
なる。
30のスライド方向に沿って、ストッパ29の断面形状
が片台形形状となっているが、これは、スライドロック
30を装着する際に、鍵部34の先端突起部37のスラ
イドに好適な形状である。また、スライドロック30を
取り外す場合に、上面の垂直面が鍵部34の先端突起部
37を固く保持し、スライドロック30の脱落を防止す
るのに好適な形状である。
た尾部38、本体ケース20下端面に形成した小突起2
6について、図4を用いて説明する。図4に示すよう
に、本実施の形態のスライドロック30では、下端部
に、略U字状の尾部38を設けている。このようにする
ことにより、スライドロック30の下端部には中空部3
8aが形成されるが、この中空部38aにドライバーの
先等の工具Tを差込み、本体ケース20の下端面に形成
した小突起26を台座として、工具Tを所定距離回転す
ることにより、スライドロック30のロックを外すこと
ができ、プログラマブルコントローラ10の取り外し作
業の効率を向上させることができる。
の下端面に形成した小突起26´を横方向に複数段(図
示のものでは2段)の階段状に形成すると、工具Tの先
を低い段の方から挿入し、スライドロック30の取り外
しは高い段の方で行うという手順で作業が行えるように
なるので、スライドロック30の取り外し作業の作業効
率を一層向上させることができる。
ラマブルコントローラの第2の実施の形態について、図
6乃至図9を用いて説明する。図6は本実施の形態のプ
ログラマブルコントローラ50の外観形状を示す斜視図
である。図7は本実施の形態のプログラマブルコントロ
ーラ50の形状を示す図で、同図(A)は側面図、同図
(B)は上面図である。図8(A)は、図7(B)のC
部拡大図、図8(B)は同図(A)のH−H´断面図、
同図(C)は、同図(B)のD部拡大図である。また、
図9は、本実施の形態の基本動作を説明する側面図であ
る。
ラ50の外観形状における従来のものとの相違点は、図
6及び図7(A)、(B)に示すように、プログラマブ
ルコントローラ50の本体ケース60の上面及び下面
に、この上面及び下面に平行に1対の接合部62と、こ
の接合部62を嵌合するのに好適な形状に形成された凹
部64を、本体ケース60の上面及び下面に設けたこと
である。
に示すように、接合部62の略中心の孔63に嵌合する
小突起66が形成されている。小突起66の断面形状
は、略円柱形状を基本にして、この小突起66の一方が
大きくテーパーに切られ、反対側が小さく所定の曲面形
状にカットされている形状である。
ブルコントローラ50の基本動作を図9(A)、(B)
を用いて説明する。上述したように、従来のプログラマ
ブルコントローラでは、制御盤への取り付けを、プログ
ラマブルコントローラが複数ある場合には、各プログラ
マブルコントローラについて、一つ一つ取り付ける作業
を行っていたので、取り付け作業効率が悪いという問題
があった。しかし、本実施の形態のプログラマブルコン
トローラ50では、図9(A)に示すようにプログラマ
ブルコントローラ50が複数(図示のものでは2)ある
場合は、先ず、本体ケース60の下端部に設けた接合部
62を対応する凹部64に装着し、矢印方向にプログラ
マブルコントローラ50を回転させることにより、この
複数のプログラマブルコントローラ50を一体化でき、
この結果、一体化した複数のプログラマブルコントロー
ラ50を制御盤に一度に取り付けることができるように
なる。これにより、プログラマブルコントローラ50の
取り付け作業の作業効率を向上させることができる。
マブルコントローラ50をほぼ平行に移動させて複数の
プログラマブルコントローラ50を一体化させても同様
の効果がある。このとき、小突起66の形状を上述した
ように形成したために、接合部62の先端が小突起66
の大きくテーパーに切られた面に沿ってスライドする。
また、接合部62の略中心に設けられた孔63に小突起
66を装着することにより、強固にプログラマブルコン
トローラ50同士を一体化することができる。
記各実施の形態で示した各構成の詳細な形状に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲を損なわない範囲内で、例
えば本体ケースの下端面に設けられる小突起や、ストッ
パ等の形状の種々の変更が可能であることは勿論のこと
である。
上述のように構成したために、以下のような優れた効果
を有する。 (1)請求項1に記載したように、プログラマブルコン
トローラの本体ケース背面に設けられスライドロックを
ロックするロック部の所定距離下方に、スライドロック
の脱落を防止するストッパを形成するようにすると、ス
ライドロックがプログラマブルコントローラから脱落
し、散逸してしまうのを防止できる。 (2)また、スライドロックがプログラマブルコントロ
ーラの背面に取り付けられた状態でプログラマブルコン
トローラをDINレールに着脱できるので、プログラマ
ブルコントローラの取付作業の効率を向上させることが
できる。
ドロックの脱落を防止するストッパの断面形状を、スラ
イドロックのスライド方向に沿って、上方が垂直面であ
る片台形形状とすると、スライドロックのストッパとし
ては好適な形状とすることができる。
ドロックとしては、プログラマブルコントローラの本体
ケース背面に設けられるロック部の上面と、スライドロ
ックの鍵部の先端突起部下面とが接することにより、プ
ログラマブルコントローラの取り付けがロックされる形
態のスライドロックであり、このスライドロックの鍵部
が、先端突起部方向に所定角度傾斜しているようにする
と、スライドロックによるプログラマブルコントローラ
の取り付け状態が安定し、また、スライドロックの脱落
防止に一層効果がある。
ドロックとしては、スライドロックの下端に略U字状の
尾部を設け、かつ、プログラマブルコントローラの本体
ケース底部に、スライドロックの尾部の中空部にドライ
バの先等の器具を挿入し、スライドロックのロックを解
除するのに好適な台座となる位置に小突起を形成する
と、スライドロックのロック解除が簡易に行えるように
なり、プログラマブルコントローラの取り外し作業の作
業効率が向上する。
ラマブルコントローラの本体ケース底部に設けられる小
突起の形状としては、横方向に複数段の階段状に形成す
ると、スライドロックのロック解除の際に、スライドロ
ックの尾部の中空部にドライバの先等の器具の挿入が簡
易に行えるようになり、プログラマブルコントローラの
取り外し作業の作業効率が一層向上する。
ラマブルコントローラの本体ケース上面及び下面の一方
端に、側面から突出した接合部を形成し、かつ、他方端
にはこの接合部を嵌合するのに好適な凹部を形成し、プ
ログラマブルコントローラを複数横配列するのに好適な
形状に形成すると、複数のプログラマブルコントローラ
を横配列して、一度に制御盤に取り付けられることがで
きるようになるので、プログラマブルコントローラの取
り付け作業効率を向上させることができるようになる。
実施の形態において、プログラマブルコントローラを、
DINレールに取り付けた状態を示す図で、同図(A)
は背面図、同図(B)は側面図である。
ラの本体ケースの形状を示す図で、同図(A)は背面
図、同図(B)は側面図、同図(C)は同図(A)のF
−F´断面図、同図(D)は同図(C)のB部拡大図で
ある。
ラの本体ケースの背面に装着するスライドロックの形状
を示す図で、同図(A)はスライドロックの全体形状を
示す斜視図、同図(B)は正面図、同図(C)は側面
図、同図(D)は同図(B)のG−G´断面図である。
部に設ける小突起の変形例を示す図で、同図(A)は正
面図、同図(B)は側面図である。
ラの外観形状を示す斜視図である。
ラの形状を示す図で、同図(A)は側面図、同図(B)
は上面図である。
(B)は同図(A)のH−H´断面図、同図(C)は、
同図(B)のD部拡大図である。
である。
との関係を説明するための概略構成を示す斜視図であ
る。
同図(A)は、一部裁断正面図、同図(B)は、側面図
である。
形状を説明するための図で、同図(A)は背面図、同図
(B)は側面図、同図(C)は同図(A)のI−I′断
面図、同図(D)は同図(C)のE部拡大図である。
で、同図(A)は正面図、同図(B)は側面図、同図
(C)は同図(A)のJ−J′断面図である。
に取り付けた状態を示す図で、同図(A)は、背面図、
同図(B)は側面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 制御盤の所定位置に固定されるレール
に、スライドロックを装着して取り付けられるプログラ
マブルコントローラにおいて、 このプログラマブルコントローラの本体ケース背面に設
けられスライドロックをロックするロック部の所定距離
下方に、スライドロックの脱落を防止するストッパを形
成するようにしたことを特徴とするプログラマブルコン
トローラ。 - 【請求項2】 スライドロックの脱落を防止する上記ス
トッパの断面形状を、スライドロックのスライド方向に
沿って、上方が垂直面である片台形形状としたことを特
徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントロー
ラ。 - 【請求項3】 上記スライドロックとしては、 プログラマブルコントローラの本体ケース背面に設けら
れる上記ロック部の上面と、スライドロックの鍵部の先
端突起部下面とが接することにより、プログラマブルコ
ントローラの取り付けがロックされる形態のスライドロ
ックであり、 このスライドロックの前記鍵部が、先端突起部方向に所
定角度傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に
記載のプログラマブルコントローラ。 - 【請求項4】 上記スライドロックとしては、 上記スライドロックの下端に略U字状の尾部を設け、 かつ、上記プログラマブルコントローラの本体ケース底
部に、前記スライドロックの尾部の中空部にドライバの
先等の器具を挿入し、スライドロックのロックを解除す
るのに好適な台座となる位置に小突起を形成したことを
特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプログラ
マブルコントローラ。 - 【請求項5】 上記プログラマブルコントローラの本体
ケース底部に設けられる小突起の形状としては、横方向
に複数段の階段状に形成したことを特徴とする請求項4
に記載のプログラマブルコントローラ。 - 【請求項6】 制御盤の所定位置に固定されるレール
に、スライドロックを装着して取り付けられるプログラ
マブルコントローラにおいて、 このプログラマブルコントローラの本体ケース上面及び
下面の一方端に、側面から突出した接合部を形成し、か
つ、他方端にはこの接合部を嵌合するのに好適な凹部を
形成し、プログラマブルコントローラを複数横配列する
のに好適な形状に形成されたことを特徴とするプログラ
マブルコントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007062A JP2001195106A (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | プログラマブルコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007062A JP2001195106A (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | プログラマブルコントローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001195106A true JP2001195106A (ja) | 2001-07-19 |
Family
ID=18535492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000007062A Pending JP2001195106A (ja) | 2000-01-14 | 2000-01-14 | プログラマブルコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001195106A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009194055A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Yamatake Corp | 電気機器の取り付け装置 |
-
2000
- 2000-01-14 JP JP2000007062A patent/JP2001195106A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009194055A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Yamatake Corp | 電気機器の取り付け装置 |
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