JP2010204167A - 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】接触加熱部材と接触加熱部材に対して記録媒体を吸着させる吸引機構とを備え、吸引部から空気を噴出させることなく、吸引機構の空気通過経路の詰まりを抑制し、記録媒体と接触加熱部材との密着性を維持することができる定着装置及びこれを用いた画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置2は、連続記録紙4に接触して連続記録紙4を加熱する予熱板25と、吸引ブロア34を駆動して吸引部27に負圧を発生させることによって連続記録紙4を吸引部27に引き付けて予熱板25に対して連続記録紙4を吸着させる吸引機構40とを有し、未定着のトナー像を表面に担持する連続記録紙4を加熱することによって連続記録紙4にトナー像を定着する定着装置であり、吸引機構40は吸引部27から吸引ブロア34まで空気が通過する空気通過経路内の空気に含まれる異物と空気とを分離する異物分離手段である中間チャンバ29を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱と圧力とによって記録媒体上のトナー像を記録媒体に定着させる定着装置、及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真記録装置では、トナー像の定着に加熱加圧定着方式の定着装置が広く用いられている。加熱加圧定着方式の定着装置では、加熱ローラ等の加熱部材と加圧ローラが形成する狭持部にて未定着のトナー像を担持した記録紙を狭持搬送する。この挾持部では、トナーが溶解するのに十分な温度になるようトナーと記録紙とを加熱すると共に圧力を加えることによってトナー像を記録紙に定着する。
加熱加圧定着方式の定着装置は、加熱部材がトナー像に接触して直接加熱するため、熱効率が良いという利点がある。このような加熱加圧定着方式の定着条件を左右するパラメータは加熱部材の温度、加熱時間、加圧力である。近年の電子写真記録装置には、高速印刷のニーズが高まってきているが、印刷が高速になるということは、定着装置内を搬送される記録紙の線速が速くなり、定着装置で記録紙を加熱する時間が短くなることであり、短時間でトナー定着に必要な熱量や圧力を記録紙に与えなければならなくなる。狭持部を構成する加熱部材と加圧部材との耐熱および剛性の限界から、狭持部での加熱加圧定着方式だけでは定着に必要な熱量や圧力を与えるのが困難となってきている。
このような問題を解決可能な定着装置として、加熱加圧定着を行う狭持部(以下、加熱加圧式定着部と呼ぶ)に対して記録紙の搬送方向上流側に予熱板と呼ばれるヒータを埋め込んだ接触加熱部材を配置した定着装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。特許文献1及び特許文献2に記載の定着装置は、記録紙の未定着トナー像を担持する表面に対して反対側の面に接触加熱部材が接触して記録媒体を予熱する構成である。さらに、特許文献1及び特許文献2に記載の定着装置は、空気を吸引する吸引機構の吸引部を接触加熱部材に配置し、吸引部に負圧を発生させて空気を吸引することによって吸引部に記録紙を引き付ける構成を備えている。このような構成により、記録紙の接触加熱部材に対する密着性を高めることができ、接触加熱部材から記録紙への熱伝達効率の向上を図ることができる。
しかしながら、接触加熱部材に吸引部を配置して負圧を発生させる構成では、吸引した空気に記録紙から剥離した紙粉や記録紙を熱することによって発生する水蒸気も吸引することとなり、次のような不具合が発生することがあった。
すなわち、上述した定着装置が備える吸引機構は、空気通過経路を形成する吸引ホースによってブロア等の吸引気流発生装置と吸引部とを接続しており、吸引部から吸引された空気に含まれる水蒸気は吸引ホース内を移動する間に冷却され水滴に変化する。吸引ホース内に水滴が生じると水蒸気と一緒に吸引された紙粉とともに凝結して、吸引ホース内部を詰まらせることがある。吸引ホースのような空気通過経路に詰まりが発生すると、吸引部での吸引力が低下、または、吸引力が無くなり、記録紙の接触加熱部材に対する密着性が低下して、接触加熱部材から記録紙への熱伝達効率が低下する。この結果、記録紙上のトナーの定着に必要な熱量に対して接触加熱部材及び加熱加圧式定着部で供給される熱量が不足して、定着不良を引き起こす不具合が発生することがあった。
空気通過経路に詰まりが生じて吸引力が低下することを防止することができる構成として、特許文献2には、非印刷時に吸引気流発生装置の弁を切り替えて空気通過経路を通過する気流の向きを反転させ、吸引部から空気を噴出し、空気通過経路に溜まった紙粉等の異物を吹き飛ばす構成が記載されている。しかしながら、空気通過経路を通過する気流の向きを反転させて空気通過経路に溜まった紙粉等の異物を吹き飛ばす構成では、吸引部の周辺に異物が拡散して、吸引部の周辺を通過する記録紙を汚してしまうおそれがある。さらに、拡散した異物が作像機構へ混入する可能性があり、作像機構に異物が混入すると不良画像となるおそれがある。
なお、このような不具合は、加熱加圧式定着部を備える定着装置に限るものではなく、吸引機構の吸引によって接触加熱部材に記録紙を引き付ける構成を備える定着装置であれば起こり得る不具合である。
また、画像形成装置の分野で吸引機構についての構成は、特許文献3及び特許文献4に記載されたものがあるが、これらに記載の吸引機構は定着装置における吸引機構ではなく、定着装置における吸引機構のように紙粉や水蒸気によって空気通過経路に詰まりが生じる課題については記載や示唆はない。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、接触加熱部材と接触加熱部材に対して記録媒体を吸着させる吸引機構とを備え、吸引部から空気を噴出させることなく、吸引機構の空気通過経路の詰まりを抑制し、記録媒体と接触加熱部材との密着性を維持することができる定着装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、搬送される記録媒体に接触して記録媒体を加熱する接触加熱部材と、吸引気流発生装置を駆動して吸引部に負圧を発生させることによって記録媒体を前記吸引部に引き付けて前記接触加熱部材に対して記録媒体を吸着させる吸引機構とを有し、未定着のトナー像を表面に担持する記録媒体を加熱することによって記録媒体にトナー像を定着する定着装置において、前記吸引機構は、前記吸引部から前記吸引気流発生装置まで空気を通過させる空気通過経路と、該空気通過経路に接続された分離部を通過する異物を含んだ空気に含まれる異物と空気とを分離する異物分離手段とを備え、前記吸引部で吸い込まれた異物を含んだ空気は前記空気通過経路を通過し、前記異物分離手段の前記分離部へと導かれる構成であり、前記分離部の断面積は前記空気通過経路の断面積よりも大きいことを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、搬送される記録媒体に接触して記録媒体を加熱する接触加熱部材と、吸引気流発生装置を駆動して吸引部に負圧を発生させることによって記録媒体を前記吸引部に引き付けて前記接触加熱部材に対して記録媒体を吸着させる吸引機構とを有し、未定着のトナー像を表面に担持する記録媒体を加熱することによって記録媒体にトナー像を定着する定着装置において、前記吸引機構は、前記吸引部から前記吸引気流発生装置まで空気を通過させる空気通過経路と、該空気通過経路に接続された分離部を通過する異物を含んだ空気に含まれる異物と空気とを分離する異物分離手段とを備え、前記吸引部で吸い込まれた異物を含んだ空気は前記空気通過経路を通過し、前記異物分離手段の前記分離部へと導かれる構成であり、前記分離部は円筒状の空間であり、前記異物分離手段は前記分離部で螺旋状の空気の流れを発生させることで流れる空気に対して遠心力を作用させ、異物を含んだ空気を遠心分離によって異物と空気とに分離することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2のいずれか1項に記載の定着装置において、前記接触加熱部材に対して記録媒体の搬送方向下流側に未定着のトナー像を表面に担持する記録媒体を搬送しつつ加熱加圧してトナー像を記録媒体に定着させる加熱加圧式定着部を有し、前記接触加熱部材は記録媒体の未定着トナー像を担持する表面の裏側の面に接触する位置に配置されていることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の定着装置において、前記分離部で分離された異物を収容する異物収容器を備え、該異物収容器は定着装置本体に対して着脱自在であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の定着装置において、前記分離部は開閉可能な蓋部を有し、前記異物収容器は前記蓋部と一体化されていることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、記録媒体に未定着のトナー像を形成する作像手段と、記録媒体上の未定着のトナー像を記録媒体に定着させる定着手段とを有する画像形成装置において、前記定着手段として、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の定着装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、前記記録媒体として連続記録材に画像を形成することを特徴とするものである。
上記請求項1の発明の構成を備えた定着装置では、異物分離手段の分離部の断面積は空気通過経路の断面積よりも大きいため、空気通過経路での空気の流速よりも分離部での空気の流速の方を遅くする。空気の流速を遅くすることより、空気の流れによる異物の搬送力を低下させることで異物を含んだ空気の異物を分離部で落下させ、異物と空気とを分離することができる。
また、上記請求項2の発明の構成を備えた定着装置では、異物分離手段は円筒形状の分離部で螺旋状の空気の流れを発生させることで流れる空気に対して遠心力を作用させ、遠心分離によって異物を含んだ空気を異物と空気とに分離することができる。
本発明においては、異物分離手段を備えることにより、異物分離手段によって空気と異物とが分離される位置から吸引気流発生装置までの空気通過経路では少なくとも詰まりが生じることを防止できるので、吸引部から空気を噴出させることなく、従来の吸引機構を備えた定着装置に比べて吸引機構の空気通過経路の詰まりを抑制し、記録媒体と接触加熱部材との密着性を維持することができる。
本実施形態に係る定着装置の概略構成図。 本実施形態に係るプリンタの概略構成図。 本実施形態に係る定着装置が備える中間チャンバから廃棄トレイを取り出した状態の説明図。 変形例1の定着装置の概略構成図。 変形例1の中間チャンバから廃棄トレイを取り出した状態の説明図。 変形例2の定着装置の概略構成図。
以下、本発明を画像形成装置としてのプリンタ(以下、プリンタ1という)に適用した実施形態について説明する。
図2は、プリンタ1の概略構成図である。
図2に示すように、プリンタ1は、作像装置3、定着装置2、及び、記録媒体として連続記録材である連続記録紙4に対して搬送力を付与する搬送装置5を備え、さらに、不図示の用紙ホッパや排紙ホッパ等を備えている。
プリンタ1は、連続記録紙4に画像を形成するものであり、連続記録紙4は用紙ホッパから排紙ホッパまで一体であり、排紙ホッパが備える不図示の後処理装置によって必要なサイズに裁断される。
プリンタ1では、不図示の画像読取部またはパーソナルコンピュータ等の外部入力装置から画像情報が入力されると、作像装置3のトナー像担持体上に画像情報に基づいたトナー像を形成する。トナー像担持体上に形成されたトナー像はトナー像担持体と連続記録紙4とが対向する位置で連続記録紙4に転写される。
なお、作像装置3としてはトナー像担持体上にトナー像を連続記録紙4に転写する構成に限らず、画像情報に基づいたトナー像を連続記録紙4に直接形成する構成であってもよい。
作像装置3によって表面に未定着のトナー像が形成された連続記録紙4は、搬送装置5によって定着装置2へ搬送され、定着装置2で定着が終わった連続記録紙4は搬送ローラ6によって不図示の後処理装置へ送り込まれる。
次に、プリンタ1が備える定着装置2について説明する。
図1は、定着装置2の概略構成図である。定着装置2は、加熱加圧式定着部11と接触加熱部12とからなる。
加熱加圧式定着部11は加熱ローラ20と加圧ローラ21が圧接可能な状態で配設されており、加熱ローラ20は熱源22により加熱される。加熱ローラ20は図示しない駆動機構により回転駆動され、加熱ローラ20と加圧ローラ21との間に搬送されてくる連続記録紙4を加圧ローラ21との間で圧接加熱して、連続記録紙4上の未定着トナーを連続記録紙4に定着させる。なお、加熱ローラ20は、その表面温度が加熱ローラ温度センサ23により検出され、この加熱ローラ温度センサ23の検出結果に基づいて、不図示の制御部により、熱源22の駆動が制御され、所定の温度に制御される。
また、加圧ローラ21は、圧接機構24を制御することによって加熱ローラ20に対して接離可能となっている。プリンタ1の停止時には加熱ローラ20から離間しているが、印刷時には圧接機構24によって加熱ローラ20に圧接され、加熱ローラ20の回転駆動に従動して回転する。
接触加熱部12は、金属プレートにヒータが埋め込まれた予熱板25で構成される。連続記録紙4への急激な温度付与を避けるため、予熱板25は連続記録紙4の搬送方向に複数枚に分割され、搬送方向上流側の温度を搬送方向下流側よりも低く設定し、上流から下流に向かって徐々に温度を上昇させる構成となっている。個々の予熱板25にはそれぞれ予熱板温度センサ26が取り付けられており、予熱板温度センサ26の検出結果に基づいて、不図示の制御部によってそれぞれの予熱板25が所定の温度になるように制御されている。
また、定着装置2は、吸引ブロア34を駆動して吸引部27に負圧を発生させる吸引機構40を備えている。吸引部27は予熱板25に配置されており、印刷時には吸引ブロア34を駆動することで吸引部27に連続記録紙4を引き付けて、連続記録紙4を予熱板25に吸着させ、予熱効果を高めている。
吸引部27には第一吸引ホース28が連結され、第一吸引ホース28は中間チャンバ29に接続され、中間チャンバ29に接続された第二吸引ホース30は吸引ボックス31に接続される。吸引ボックス31は予熱板25とは別に連続記録紙4を吸着する吸引プレート32に直結され、吸引ボックス31から出た第三吸引ホース33は吸引ブロア34へと連結される。
また、定着装置2では、予熱板25の側面形状は曲率をもった円弧状となっており、連続記録紙4に適度な張力を与えることによって、予熱板25と連続記録紙4との密着性を高め、予熱板25から連続記録紙4への熱伝達を向上させる構造となっている。
さらに、連続記録紙4に張力を与えるために、予熱板25に対して連続記録紙4の搬送方向上流側には連続記録紙4を吸着する吸引孔を多数設けた吸引プレート32が設置されており、連続記録紙4が加熱ローラ20と加圧ローラ21とによって狭持搬送されるときに、吸引プレート32で吸着された部分が抵抗となり、連続記録紙4に適度な張力を発生させている。
なお、特許文献2に記載の従来の定着装置では、吸引プレートには直付けされる形で吸引ボックスが設置されており、吸引ボックスの内部には、連続記録紙の幅に応じて移動し、吸引プレートの開口を規制する吸引シャッタと、吸引シャッタを駆動するシャッタモータを具備する。吸引シャッタは、吸引部を大気開放することで連続記録紙の吸引を完全に停止することができるので、シャッタモータ一つで吸引のON/OFFと連続記録紙の幅に合わせた吸引プレートの開口調整の二つの機能を担っている。予熱板の吸引部は吸引ホースにて吸引ボックスに接続され、吸引プレートの吸引のON/OFFと連動して動作する。吸引ボックスは吸引力を発生させる吸引ブロアに接続される。
このように吸引プレートや予熱板での幅方向の吸引部の幅を調節する機構は本実施形態の定着装置2の吸引プレート32や予熱板25にも適用可能である。
次に、本実施形態の定着装置2の動作について説明する。
プリンタ1で印刷を開始すると、作像装置3によって表面に未定着のトナーを形成された連続記録紙4が定着装置2へと搬送される。連続記録紙4は吸引プレート32および予熱板25に吸着され、トナーを担持する表面の裏側の面から予熱板25の接触加熱によって加熱される。
連続記録紙4は加圧ローラ21と加熱ローラ20によって、吸引力を上回る狭持搬送力によって搬送される。
このとき、連続記録紙4は吸引プレート32および予熱板25の上を滑りながら移動するため、連続記録紙4が含有している紙粉35が削ぎ落とされて、紙粉35は吸引部27から空気とともに吸引される。また、予熱板25上では、連続記録紙4に内在する水分が熱せられることにより水蒸気が発生し、紙粉35同様、吸引部27から空気とともに吸引される。吸引された紙粉35と水蒸気は、第一吸引ホース28によって中間チャンバ29へと導かれる。狭い第一吸引ホース28から広い中間チャンバ29への導かれることにより、図1中の矢印Aで示す中間チャンバ29内での空気の流速は狭い第一吸引ホース28内での空気の流速に比べて急激に減速する。そして、流速の減速に伴い空気の流れによる搬送力が低下するため、空気とともに運ばれてきた紙粉35は中間チャンバ29の底へと沈殿し、堆積する。
これにより、中間チャンバ29から吸引ボックス31に接続される第二吸引ホース30には、紙粉35の除去された状態の空気が流入する。
また、図1に示すように第一吸引ホース28は吸引部27から中間チャンバ29までの空気の搬送方向について上下関係が逆転するような箇所が生じないように配設されている。すなわち、吸引部27から中間チャンバ29までは空気の搬送方向下流側の位置ほど上下方向の位置も下方になるように第一吸引ホース28が配設されている。空気の通過経路で下方に向かっていた空気の流れが上方の向かうような箇所があると、この箇所で空気に含まれる異物が滞留し易くなり、滞留部となる。一方、吸引部27から中間チャンバ29までの空気通過経路を形成する第一吸引ホース28は空気の搬送方向下流側の位置ほど下方になるように配設されているので、吸引した水蒸気が第一吸引ホース28内で結露して水滴になったとしても、第一吸引ホース28は滞留部がないように中間チャンバ29に接続されているので、水蒸気が変化した水滴は第一吸引ホース28内に滞留することなく中間チャンバ29内へと流れて蓄積される。
中間チャンバ29の底には廃棄トレイ36が設置されており、紙粉35や水滴はその廃棄トレイ36上に堆積する。図3は中間チャンバ29から廃棄トレイ36を取り出した状態の説明図である。図32示すように、廃棄トレイ36は中間チャンバ29の開閉蓋29aと一体化されており、紙粉35を廃棄するときは、中間チャンバ29の開閉蓋29aを外し、そのまま取り出すことができるので、塵取りでゴミを捨てるように、ゴミ箱等に容易に処理することができる。
なお、本実施形態の定着装置2のように、吸引部27からの空気通過経路が吸引ボックス31を介して吸引ブロア34に接続されている構成の場合、吸引された水蒸気は吸引ホース内から吸引ボックス31に移動するまでに冷却され、水滴に変化し、一緒に吸引された紙粉とともに凝結して吸引ホース内部を詰まらせる要因となる。さらに、吸引部27からの空気通過経路が吸引ボックス31を介して吸引ブロア34に接続されている構成で、本実施形態の定着装置2とは異なり、中間チャンバ29を備えずに、吸引部27と吸引ボックス31とを直接にホースで連結する構成の場合、吸引部27と吸引ボックス31を連結する吸引ホースは、位置関係上U字形状にて設置されやすく、U字の曲げ部分にて紙粉および水滴が停滞しやすくなり、異物による吸引ホース内部の詰まりを助長するおそれがある。
これに対して、本実施形態の定着装置2では、第一吸引ホース28は滞留部がないように中間チャンバ29に接続されているので、吸引した水蒸気が第一吸引ホース28内で結露して水滴になったとしても、水滴は第一吸引ホース28内に滞留することなく中間チャンバ29内へと流れて蓄積される。
また、定着装置2では、中間チャンバ29に第一吸引ホース28が接続される第一ホース吐出部28aと、中間チャンバ29に第二吸引ホース30が接続される第二ホース吸引部30aとが中間チャンバ29の天井部に配置されている。さらに、第一ホース吐出部28aでの空気の通過方向が鉛直方向下方であり、第二ホース吸引部30aでの空気の通過方向が鉛直方向上方となっている。
このような接続により、第一ホース吐出部28aで中間チャンバ29内に流入する空気は中間チャンバ29の天井部から下方に向かって吐出するため、空気中に含まれる紙粉や水滴などの異物が中間チャンバ29の下部に配置された廃棄トレイ36に堆積しやすい。さらに、中間チャンバ29から第二吸引ホース30へと流出する空気は中間チャンバ29の天井部の第二ホース吸引部30aから吸引されるため、空気に比して比重が大きな異物は上方にある第二ホース吸引部30aから吸引され難い。このように、中間チャンバ29内では廃棄トレイ36に異物が体積しやすく、第二ホース吸引部30aから異物が吸引され難いため、空気と異物との分離を効率的に行うことができると推測される。
なお、以上に説明した吸引ホースの数については、あくまで一例であって、これらに限定されないものとする。
[変形例1]
次に、定着装置2の1つ目の変形例(以下、変形例1とよぶ)について説明する。
図4は、変形例1の定着装置2の概略構成図であり、図5は変形例1の定着装置2が備える中間チャンバ29から廃棄トレイ36を取り出した状態の説明図である。変形例1の定着装置2は、中間チャンバ29の形状が異なる点で図1及び図3を用いて説明した実施形態の定着装置2と中間チャンバ29の形状のみが相異し、他の構成は共通するため共通する構成については説明を省略する。なお、以下の変形例1にて挙げる吸引ホースの数については、あくまで一例であって、それに限定されないものとする。
図4及び図5に示すように、変形例1の定着装置2は、中間チャンバ29の第一ホース吐出部28aを設ける箇所を斜めに形成しており、上下方向の第一ホース吐出部28aの位置が第二ホース吸引部30aの位置よりも下方になっている。このような接続により、第一ホース吐出部28aで中間チャンバ29内に流入する空気は図4中の矢印Bで示すように、中間チャンバ29の斜め上方から斜め下方に向かって吐出するため、空気中に含まれる紙粉や水滴などの異物が中間チャンバ29の下部に配置された廃棄トレイ36に堆積しやすい。さらに、中間チャンバ29から第二吸引ホース30へと流出する空気は中間チャンバ29の天井部の第二ホース吸引部30aから吸引されるため、空気に比して比重が大きな異物は上方にある第二ホース吸引部30aから吸引され難い。また、第一ホース吐出部28aの位置が第二ホース吸引部30aの位置よりも下方であるため、空気に比して比重が大きい異物が第一ホース吐出部28a吐出された直後に第二ホース吸引部30aに吸引され難い。このように、中間チャンバ29内では廃棄トレイ36に異物が体積しやすく、第二ホース吸引部30aから異物が吸引され難いため、空気と異物との分離を効率的に行うことができると推測される。
[変形例2]
次に、定着装置2の2つ目の変形例(以下、変形例2とよぶ)について説明する。
図6は、変形例2の定着装置2の概略構成図であり、変形例2の定着装置2は、空気中の異物と空気とを分離する分離部の構成が図1及び図3を用いて説明した実施形態の定着装置2と相異し、他の構成は共通するため共通する構成については説明を省略する。
図6に示すように、変形例2の定着装置2は、円筒部材37を備え、第一吸引ホース28を通って第一ホース吐出部28aから円筒部材37に流入した空気が図6中矢印Cで示すように螺旋状の空気の流れを発生させる構成となっている。
変形例2の定着装置2の吸引機構40では、予熱板25の吸引部27から空気とともに吸引された紙粉35は第一吸引ホース28によって円筒部材37に導かれ、空気の流れは螺旋状の気流となる。空気に比して比重の大きい紙粉等の異物は、遠心力で円筒部材37の内周面に押しやられ、自重により円筒部材37の下部に設けられた廃棄ボトル38へと落下し、堆積する。一方、異物を取り除かれた空気は、円筒部材37の中央にダクト状に形成された第二ホース吸引部30aに接続された第二吸引ホース30から吸引ボックス31へと流入する。廃棄ボトル38は定着装置2に対して着脱自在となっているので、堆積した紙粉を容易に廃棄することが可能である。
以上、本実施形態によれば、定着装置2は、搬送される記録媒体である連続記録紙4に接触して連続記録紙4を加熱する接触加熱部材である予熱板25と、吸引気流発生装置である吸引ブロア34を駆動して吸引部27に負圧を発生させることによって連続記録紙4を吸引部27に引き付けて予熱板25に対して連続記録紙4を吸着させる吸引機構40とを有し、未定着のトナー像を表面に担持する連続記録紙4を加熱することによって連続記録紙4にトナー像を定着する定着装置であり、吸引機構40は吸引部27から吸引ブロア34まで空気が通過する空気通過経路を形成する各吸引ホースと、吸引ホースのうちの第一吸引ホース28及び第二吸引ホース30に接続された分離部であるその内部を通過する異物を含んだ空気の異物と空気とを分離する異物分離手段である中間チャンバ29とを備え、吸引部27で吸い込まれた異物を含んだ空気は空気通過経路のうちの第一吸引ホース28内を通過して中間チャンバ29内へと導かれる構成であり、分離部である中間チャンバ29内部の断面積は第一吸引ホース28の断面積よりも大きい。第一吸引ホース28内の断面積よりも中間チャンバ29内の断面積を十分大きくすることにより、第一吸引ホース28内の空気の流速よりも中間チャンバ29内の空気の流速の方が遅くなる。空気の流速が遅くなることより、空気の流れによる異物の搬送力を低下させることによって中間チャンバ29内で異物を落下させ、異物と空気とを分離することができる。これにより、中間チャンバ29から吸引ブロア34までの空気通過経路を形成する第二吸引ホース30、吸引ボックス31、及び、第三吸引ホース33では少なくとも詰まりが生じることを防止できるので、吸引部27から空気を噴出させることなく、従来の吸引機構を備えた定着装置に比べて吸引機構40の空気通過経路の詰まりを抑制し、連続記録紙4と予熱板25との密着性を維持することができる。この結果、連続記録紙4上のトナーの定着に必要な熱量を予熱板25及び加熱加圧式定着部11で供給することができるので、良好な定着を行うことができる。
また、定着装置2では、吸引部27から中間チャンバ29までは空気の搬送方向下流側の位置ほど上下方向の位置も下方になるように第一吸引ホース28が配設され、吸引部27から中間チャンバ29内部までの空気通過経路は滞留部が無いように形成している。これにより、紙粉等の異物を第一吸引ホース28に滞留させずに空気と異物とを分離しているので、第一吸引ホース28でも詰まりを防止することができる。よって、吸引部27から吸引ブロア34までの空気通過経路を形成する第一吸引ホース28、中間チャンバ29、第二吸引ホース30、吸引ボックス31、及び、第三吸引ホース33で詰まりが生じることを防止できる。
また、定着装置2では、接触加熱部材である予熱板25に対して連続記録紙4の搬送方向下流側に未定着のトナー像を表面に担持する連続記録紙4を搬送しつつ加熱加圧してトナー像を記録媒体に定着させる加熱加圧式定着部11を有し、予熱板25は連続記録紙4の未定着トナー像を担持する表面の裏側の面に接触する位置に配置されている。これにより、予熱板25で予備加熱が成された連続記録紙4に対して加熱加圧式定着部11で最終的定着を行うため、高速印刷の装置に用いたとしても安定した定着を行うことができる。
また、定着装置2では、中間チャンバ29で分離された紙粉等の異物を収容する異物収容器として廃棄トレイ36を備え、廃棄トレイ36が定着装置2本体に対して着脱自在であることにより、回収した異物を容易に廃棄することができる。
また、定着装置2では、中間チャンバ29は開閉可能な蓋部である開閉蓋29aを有し、廃棄トレイ36は開閉蓋29aと一体化されているため、蓋を外すだけでそのまま異物を廃棄できる。
また、変形例2の定着装置2は、搬送される記録媒体である連続記録紙4に接触して連続記録紙4を加熱する接触加熱部材である予熱板25と、吸引気流発生装置である吸引ブロア34を駆動して吸引部27に負圧を発生させることによって連続記録紙4を吸引部27に引き付けて予熱板25に対して連続記録紙4を吸着させる吸引機構40とを有し、未定着のトナー像を表面に担持する連続記録紙4を加熱することによって連続記録紙4にトナー像を定着する定着装置であり、吸引機構40は、吸引部27から吸引ブロア34まで空気が通過する空気通過経路形成する各吸引ホースと、吸引ホースのうちの第一吸引ホース28及び第二吸引ホース30に接続された分離部であるその内部を通過する異物を含んだ空気の異物と空気とを分離する異物分離手段である円筒部材37とを備え、吸引部27で吸い込まれた異物を含んだ空気は空気通過経路のうちの第一吸引ホース28内を通過して円筒部材37内へと導かれる構成であり、分離部である円筒部材37の内部は円筒状の空間であり、円筒部材37はその内部で螺旋状の空気の流れを発生させることで流れる空気に対して遠心力を作用させ、異物を含んだ空気を遠心分離によって異物と空気とに分離する。詳しくは、第一吸引ホース28から空気が流入する第一ホース吐出部28aを円筒部材37の側壁に配置し、第一ホース吐出部28aから空気が吐出する方向が、円筒部材37の内壁の周方向に沿う方向となるように第一ホース吐出部28aを設け、ダクト状の第二ホース吸引部30aを円筒部材37中央の天井部から第一ホース吐出部28aよりも下方となる位置まで配設し、ダクト状の第二ホース吸引部30aの最下端に第二吸引ホース30へと空気を流出させる開口を設けている。このような構成により、第一ホース吐出部28aから流入した空気は円筒部材37の内壁の周方向に沿うように、ダクト状の第二ホース吸引部30aの回りを回転しながら下がっていくため、円筒部材37の内部に螺旋状の空気の流れが発生する。このような、螺旋状の空気の流れを発生させることによって、円筒部材37の内部を流れる空気に対して遠心力が作用し、異物を含んだ空気を遠心分離によって空気と異物とに分離することができる。これにより、円筒部材37から吸引ブロア34までの空気通過経路を形成する第二吸引ホース30、吸引ボックス31、及び、第三吸引ホース33では少なくとも詰まりが生じることを防止できるので、吸引部27から空気を噴出させることなく、従来の吸引機構を備えた定着装置に比べて吸引機構40の空気通過経路の詰まりを抑制し、連続記録紙4と予熱板25との密着性を維持することができる。この結果、連続記録紙4上のトナーの定着に必要な熱量を予熱板25及び加熱加圧式定着部11で供給することができるので、良好な定着を行うことができる。
また、変形例2の定着装置2でも、吸引部27から円筒部材37内部までの空気通過経路は滞留部が無いように形成している。これにより、紙粉等の異物を第一吸引ホース28に滞留させずに空気と異物とを分離しているので、第一吸引ホース28でも詰まりを防止することができる。よって、吸引部27から吸引ブロア34までの空気通過経路を形成する第一吸引ホース28、円筒部材37、第二吸引ホース30、吸引ボックス31、及び、第三吸引ホース33で詰まりが生じることを防止できる。
また、変形例2の定着装置2では、円筒部材37で分離された紙粉等の異物を収容する異物収容器として廃棄ボトル38を備え、廃棄ボトル38が定着装置2本体に対して着脱自在であることにより、回収した異物を容易に廃棄することができる。
また、本実施形態の画像形成装置であるプリンタ1は、連続記録紙4に未定着のトナー像を形成する作像手段である作像装置3と、連続記録紙4上の未定着のトナー像を連続記録紙4に定着させる定着手段とを有し、定着手段として、図1を用いて説明した定着装置2を用いることとにより、安定した定着品質を得ることができ、定着不良を抑制して良好な画像形成が可能となる。
1 プリンタ
2 定着装置
3 作像装置
4 連続記録紙
5 搬送装置
6 搬送ローラ
11 加熱加圧式定着部
12 接触加熱部
20 加熱ローラ
21 加圧ローラ
22 熱源
23 加熱ローラ温度センサ
24 圧接機構
25 予熱板
26 予熱板温度センサ
27 吸引部
28 第一吸引ホース
28a 第一ホース吐出部
29 中間チャンバ
29a 開閉蓋
30 第二吸引ホース
30a 第二ホース吸引部
31 吸引ボックス
32 吸引プレート
33 第三吸引ホース
34 吸引ブロア
35 紙粉
36 廃棄トレイ
37 円筒部材
38 廃棄ボトル
40 吸引機構
実開昭60−168159号公報 特開平02−028677号公報 特開2001−125444号公報 特開2002−229401号公報

Claims (7)

  1. 搬送される記録媒体に接触して記録媒体を加熱する接触加熱部材と、
    吸引気流発生装置を駆動して吸引部に負圧を発生させることによって記録媒体を前記吸引部に引き付けて前記接触加熱部材に対して記録媒体を吸着させる吸引機構とを有し、
    未定着のトナー像を表面に担持する記録媒体を加熱することによって記録媒体にトナー像を定着する定着装置において、
    前記吸引機構は、前記吸引部から前記吸引気流発生装置まで空気を通過させる空気通過経路と、
    該空気通過経路に接続された分離部を通過する異物を含んだ空気の異物と空気とを分離する異物分離手段とを備え、
    前記吸引部で吸い込まれた異物を含んだ空気は前記空気通過経路を通過し、前記異物分離手段の前記分離部へと導かれる構成であり、
    前記分離部の断面積は前記空気通過経路の断面積よりも大きいことを特徴とする定着装置。
  2. 搬送される記録媒体に接触して記録媒体を加熱する接触加熱部材と、
    吸引気流発生装置を駆動して吸引部に負圧を発生させることによって記録媒体を前記吸引部に引き付けて前記接触加熱部材に対して記録媒体を吸着させる吸引機構とを有し、
    未定着のトナー像を表面に担持する記録媒体を加熱することによって記録媒体にトナー像を定着する定着装置において、
    前記吸引機構は、前記吸引部から前記吸引気流発生装置まで空気を通過させる空気通過経路と、
    該空気通過経路に接続された分離部を通過する異物を含んだ空気の異物と空気とを分離する異物分離手段とを備え、
    前記吸引部で吸い込まれた異物を含んだ空気は前記空気通過経路を通過し、前記異物分離手段の前記分離部へと導かれる構成であり、
    前記分離部は円筒状の空間であり、前記異物分離手段は前記分離部で螺旋状の空気の流れを発生させることで流れる空気に対して遠心力を作用させ、異物を含んだ空気を遠心分離によって異物と空気とに分離することを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1または2のいずれか1項に記載の定着装置において、
    前記接触加熱部材に対して記録媒体の搬送方向下流側に未定着のトナー像を表面に担持する記録媒体を搬送しつつ加熱加圧してトナー像を記録媒体に定着させる加熱加圧式定着部を有し、
    前記接触加熱部材は記録媒体の未定着トナー像を担持する表面の裏側の面に接触する位置に配置されていることを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の定着装置において、
    前記分離部で分離された異物を収容する異物収容器を備え、
    該異物収容器は定着装置本体に対して着脱自在であることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項4の定着装置において、
    前記分離部は開閉可能な蓋部を有し、
    前記異物収容器は前記蓋部と一体化されていることを特徴とする定着装置。
  6. 記録媒体に未定着のトナー像を形成する作像手段と、
    記録媒体上の未定着のトナー像を記録媒体に定着させる定着手段とを有する画像形成装置において、
    前記定着手段として、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    前記記録媒体として連続記録材に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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