JP4278767B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の、感光体上にトナー像を形成し、そのトナー像を記録紙に転写し、その後加熱定着する構成の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の記録装置は、図3に示すように、装置本体1内の底部に装着される給紙カセット2と、給紙カセット2から繰り出される記録紙3を方向変換してほぼ水平に送り出すレジストローラ4と、記録紙3をほぼ水平に案内するように設けられた転写前ガイド5及び転写後ガイド6と、感光体7を備えたトナーカートリッジ8と、感光体7に静電潜像を形成するためのレーザースキャンユニット9と、感光体7に形成したトナー像を記録紙に転写する転写ローラ10と、転写後ガイド6の下流に配置された定着部12等を備えており、給紙カセット2から繰り出した記録紙3にトナー像を転写ローラ10で転写し、定着部12で定着して排出する構成となっている。
【0003】
ここで、定着部12は、トナーを加熱溶融して記録紙に定着するための加熱定着ローラ13を備えており、定着ローラ13及びその周辺が高温になるため、周囲に放熱している。そこで、この定着部で発生する高熱を装置内部から外部へ逃がすために、ファン(図示せず)が設けられている。このファンの取付位置は、基板の配置等により制約を受け、定着部に隣接する位置に取り付けることは設計上困難である。そのため、定着部とファンとは隣接するように配置できず、定着部とファンとを結ぶダクトを装置内に配している。
【0004】
また、このファンは、装置内部が高温の状態にならないよう、定着部で発生する熱を急速に外部に排出して冷却する必要から、高速で回転するものが使用されており(例えば、回転数約2,000回/分)、このため専用のモータを連結している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の構成では、定着部12とほぼ同じ高さに感光体7が配置されているため、装置内部をファンで冷却しているにもかかわらず定着部12の熱が感光体7に伝わりやすく、このため感光体7が過度に加熱されることがないよう、感光体7と定着部12の間隔を大きくとる必要があり(例えば、120mm程度)、装置が大型化していた。しかも、冷却用のファン及びダクトを必要とするため、その分装置が大型化すると共にコスト高となっており、また、ファンやダクトを設置するためのスペースを確保するよう装置を設計しなければならず、設計の自由度が大幅に制限されるという問題もあった。
【0006】
また、従来使用していたファンは専用のモータによって高速回転するものであるので、騒音が大きく且つ電力消費も無視できないと言った問題もあった。
【0007】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、冷却用のファンを用いることなく定着部からの熱を効率良く装置外に排出し、これによって、装置を小型化しコストダウンを図ることの可能な記録装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解決するため、感光体上にトナー像を形成する記録手段と、そのトナー像を記録紙に転写する転写手段と、記録紙を供給する給紙部と、その給紙部から繰り出される記録紙を転写位置の下方から転写位置を通って上方に案内するように配置された搬送ガイドと、この搬送ガイドの上方に配置され、記録紙に高熱を加えて記録紙上にトナーを定着させる定着ローラと記録紙をその定着ローラに押し付ける加圧ローラとを含む定着部と、これらの各要素を収容する装置本体とを有し、さらに、前記定着ローラと加圧ローラを内部に収容する遮熱カバーであって、下方に記録紙の入口を備え、その入口よりも高い位置に記録紙の出口を備えると共に、上面が前記記録紙の出口に向かって上昇するように傾斜した形状の遮熱カバーと、その遮熱カバーの上面との間に傾斜した空気通路を形成するように且つその空気通路の下端に前記装置本体内に通じる空気の流入口を、上端に前記記録紙の出口に隣接し前記装置本体外に通じる空気の排出口を形成するように配置された補助カバーとを備え、前記空気通路での自然対流による空気流および前記排出口付近での記録紙の走行による吸出し空気流により前記定着部からの熱を前記装置本体外へ排出する構成としたものである。
本発明はこの構成により、定着部に形成した空気通路に、装置内の空気を引き込み、装置外に排出するような空気流を自然対流および記録紙の走行により効果的に発生させることができる。これにより、定着部やその周辺を冷却でき、ファンを付けなくても定着部による装置内部への熱の影響を回避でき、従って、従来用いていたファンやダクトを省略して装置の小型化及びコスト低減を図ることでき、しかもファン騒音がなくなり且つ消費電力も低減できる。また、熱は下方には伝わりにくいため定着部の下方に位置する感光体は定着部の熱の影響を受けにくく、このため感光体と定着部の間隔を短縮でき、この点からも装置の小型化及びコストの低減を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一つの実施形態では、感光体上にトナー像を形成する記録手段と、そのトナー像を記録紙に転写する転写手段と、記録紙を供給する給紙部と、その給紙部から繰り出される記録紙を転写位置の下方から転写位置を通って上方に案内するように配置された搬送ガイドと、この搬送ガイドの上方に配置され、記録紙に高熱を加えて記録紙上にトナーを定着させる定着ローラと記録紙をその定着ローラに押し付ける加圧ローラとを含む定着部と、これらの各要素を収容する装置本体とを有し、さらに、前記定着ローラと加圧ローラを内部に収容する遮熱カバーであって、下方に記録紙の入口を備え、その入口よりも高い位置に記録紙の出口を備えると共に、上面が前記記録紙の出口に向かって上昇するように傾斜した形状の遮熱カバーと、その遮熱カバーの上面との間に傾斜した空気通路を形成するように且つその空気通路の下端に前記装置本体内に通じる空気の流入口を、上端に前記記録紙の出口に隣接し前記装置本体外に通じる空気の排出口を形成するように配置された補助カバーとを備え、前記空気通路での自然対流による空気流および前記排出口付近での記録紙の走行による吸出し空気流により前記定着部からの熱を前記装置本体外へ排出する構成としたものである。本発明はこのように定着部の遮熱カバーの上面と補助カバーによって、装置内から装置外に向かう上向きの空気通路を形成したことにより、その空気通路に自然対流と記録紙の走行によって装置外に流れ出る空気流が効果的に発生し、装置内にこもる熱を排出すると共に外気を引き込んで定着部やその周辺を冷却でき、ファンやダクトを省略できる。このため、装置の小型化及びコストの低減を図ることができるばかりでなくファン騒音がなくなり且つ消費電力も低減できる。しかも、定着部の下方の感光体との間隔を短縮でき、この点からも装置の小型化及びコストの低減を図ることができる。
【0011】
本発明の他の実施形態では、前記定着部が前記装置本体の上面を構成する外装カバーの近傍に配置され、前記補助カバーと前記外装カバーの間に傾斜した第2の空気通路を形成し、その第2の空気通路の下端には、前記装置本体内に通じる空気の第2の流入口が、反対端には前記装置本体外に通じる空気の第2の排出口が形成されていることを特徴としている。これにより、遮熱カバーと補助カバーの間、及び補助カバーと外装カバーの間にそれぞれ傾斜した空気通路が形成され、それぞれの通気通路に定着部の熱による自然対流が発生して装置内の熱を外部に放出する。これにより、装置内の冷却が一層確実となると共に外装カバーへの伝熱を防止してその温度を低く抑えることができる。
【0012】
以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説明する。図1は本発明をファクシミリ装置に適用した実施例による記録装置の概略構成を示す概略断面図、図2はその記録装置の定着部及びその近傍を拡大して示す概略断面図である。15は、後述する各要素を収容する装置本体である。なお、本明細書において、装置本体とは、装置の外形を形成する筐体を意味するのみならず、その筐体に固定された内部シャーシ、リヤシャーシ等をも含むものとする。16は装置本体15の底部位置に着脱可能な給紙カセット、17は給紙カセット16から記録紙18を繰り出す給紙ローラ、19は記録紙18を上向きに案内する給紙ガイドであり、これらは給紙部を構成する。20は装置本体15内の所定位置に設けられたレジストローラであり、記録紙18を転写位置にタイミングを合わせて供給するものである。
【0013】
21はトナーカートリッジであり、感光体22と、その感光体22を一様に帯電させる帯電器、トナーを収容したトナーホッパー、感光体22の潜像にトナーを付与する現像装置、感光体22上の残トナーを除去して収容する廃トナーユニット等を備えている。このトナーカートリッジ21は装置本体15の中間位置に感光体22が横向きとなるように配置されている。24は感光体22の表面をレーザ光で走査して潜像を形成するレーザスキャンユニット(LSU)である。
【0014】
25は搬送ユニットであり、感光体22に対向して配置され、感光体22のトナー像を記録紙に転写する転写ローラ26と、給紙部から繰り出される記録紙18を転写位置の下方から転写位置を通って上方に案内するように配置された略直線形状の且つ単一部材で形成された搬送ガイド27と、レジストローラ20に記録紙を押し付けるためのピンチローラ28等を備えている。
【0015】
30は定着部であり、搬送ガイド27の上方に、且つ、装置内の基板実装領域よりも高い位置でしかも装置本体15の上端近傍に配置されている。この定着部30は、記録紙に高熱を加えて記録紙上にトナーを定着させる定着ローラ31と、記録紙をその定着ローラ31に押し付ける加圧ローラ32と、前記定着ローラと加圧ローラを内部に収容する遮熱カバー33と、その遮熱カバー33の側面及び上面を覆う位置に配置された補助カバー34等を備えている。遮熱カバー33は、下端に記録紙の入口33aを、内部にその入口33aから入った記録紙を斜め上方に案内するガイド33bを有しており、更に入口33aよりも高い位置に記録紙を装置外に排出する出口33cを備えており、その出口33cに排出ローラ36を配置している。また、遮熱カバー33の上面33eは、定着ローラ31側から記録紙の出口33cに向かう方向に上昇するように傾斜した形状としている。補助カバー34は遮熱カバー33の側面及び上面との間に空気通路38を形成するように、遮熱カバー33から適当な間隔を開けて配置されている。前記したように遮熱カバー33の上面33eは、定着ローラ31側から記録紙の出口33cに向かう方向に上昇するように傾斜しているので、その上に形成される空気通路38も記録紙の出口33cに向かう方向に上昇するように傾斜している。空気通路38の下端の、発熱源である定着ローラ31の側方には、装置内の空間に連通する空気の流入口39が形成され、通気通路38の上端には装置外に空気を排出する排出口40が形成されている。この排出口40は記録紙の出口33cに隣接して設けられており、その出口33cから排出される記録紙によって前記空気通路38の排出口40から空気が吸い出される構成となっている。なお、図示実施例では流入口39を補助カバー34に形成しているが、この代わりに補助カバー34と遮熱カバー33との間に適当な隙間を形成し、その隙間を流入口としてもよい。また、流入口39は図面では単に穴として示しているが、この代わりに空気を流れやすくするルーバーの形態としてもよい。
【0016】
定着部30を構成する遮熱カバー33と補助カバー34とは一体構造として製造してもよいし、別部品として製造してもよいが、別部品として製造する方が材質をそれぞれに選定できるので好ましい。遮熱カバー33は発熱源である定着ローラ31を取り囲む位置に配置されているので、例えば、150°C程度に昇温することがあり、従って、これらの高温に耐える材料、例えばPPS等の耐熱性の高い樹脂が使用される。一方、補助カバー34は発熱源との間に空気通路38が介在しているので、遮熱カバー33に比べて温度はかなり低く、例えば100°C以下に抑えられており、このため、材料としては、変成PPO等の100°C程度の耐熱性を持った樹脂が使用される。
【0017】
定着部30は装置本体15の上端近傍に配置されており、その装置本体15の上面を構成する外装カバー15aと補助カバー34とを適当に離して配置し、これによって外装カバー15aと補助カバー34との間に傾斜した空気通路42を形成している。そして、その空気通路42の下端には、装置本体内に連通する空気の流入口43を、反対端には装置外部に通じる空気の排出口44を形成している。
【0018】
なお、この記録装置には定着部30を冷却するためのファンやダクトは設けられていない。
【0019】
上記構成の記録装置では、給紙カセット16から給紙ローラ17で繰り出された記録紙18がレジストローラ20とピンチローラ28で上向きに送り出され、この記録紙18の搬送と並行してトナーカートリッジ21の感光体22にトナー像が形成され、記録紙18が感光体22と転写ローラ26の間を通過する際にトナー像が記録紙18に転写され、その後、記録紙18は上方の定着部30に送られ、その定着部30でトナー像が加熱、溶着されて定着が行われ、装置外に排出される。
【0020】
この記録動作の間、定着ローラ31は高温となっているので、周囲に熱を放出するが、加熱された空気は上向きに流れる傾向があり、しかも記録紙18が上方に搬送されているため、装置内にはその記録紙18による上方への空気の流れも生じており、このため、定着ローラ31からの熱は下方にはあまり伝わらず、主として上方に熱が伝わることとなる。そして、この熱により遮熱カバー33の上面部分が加熱され、その上面に接触する空気通路38内の空気を加熱するので、空気通路38内の空気は自然対流によって空気通路38内を上向きに流れて排出口40から装置外に排出され、それに伴い装置内の空気が流入口39から空気通路38内に引き込まれる。かくして、遮熱カバー33の上方には、矢印で示すように、装置内から流入口39を通って空気通路38内に引き込まれ、空気通路38を上向きに流れて排出口40から排出される空気流が安定して生じ、しかも、排出口40の近傍を記録紙が走行することにより、空気通路38から空気が吸い出され、通気通路38を流れる空気量が増大する。また、同様にして、その空気通路38の上の空気通路42にも矢印で示すような空気流が自然対流によって生じる。これらの空気流によって定着部30からの熱が装置外に排出されると共に、装置外の空気が装置本体15の適当な隙間から装置内に引き込まれ、これによって装置内が冷却され、装置内にこもり勝ちな熱が排出される。また、外装カバー15aへの伝熱が防止され、外装カバー15aの昇温が低く抑えられる。
【0021】
更に、上記したように定着部30から下方へは熱があまり伝わることがないので、定着部30のすぐ下に設けている搬送ガイド27やトナーカートリッジ21でもあまり温度が上がることはなく、例えば、定着部30の近傍の部分でも、80°Cを越えることはない。このため、これらの材料に耐熱性はあまり必要なく、ポリスチレン等の汎用の樹脂を用いることができる。また、感光体22も定着部30で加熱されることが少なく、このため、感光体22と定着部30との間隔を従来の水平に配置したものに比べて、小さくでき、記録装置を小型化できる。更に、定着部30が基板実装領域よりも高い位置にあるので、その基板を加熱することもない。
【0022】
以上のように、本実施例の記録装置では、定着部30を強制冷却するためのファンやダクトを設けなくても、定着部の上面に自然対流による空気流を効果的に発生させて定着部からの熱を装置外に排出できる。このため、ファンやダクトが必要ないのでその分装置の小型化及びコストの低減を図ることができる。しかもファン騒音がなくなり且つ消費電力も低減できる。
【0023】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明は、感光体上にトナー像を形成する記録手段と、そのトナー像を記録紙に転写する転写手段と、記録紙を供給する給紙部と、その給紙部から繰り出される記録紙を転写位置の下方から転写位置を通って上方に案内するように配置された搬送ガイドと、この搬送ガイドの上方に配置され、記録紙に高熱を加えて記録紙上にトナーを定着させる定着ローラと記録紙をその定着ローラに押し付ける加圧ローラとを含む定着部と、これらの各要素を収容する装置本体とを有し、さらに、前記定着ローラと加圧ローラを内部に収容する遮熱カバーであって、下方に記録紙の入口を備え、その入口よりも高い位置に記録紙の出口を備えると共に、上面が前記記録紙の出口に向かって上昇するように傾斜した形状の遮熱カバーと、その遮熱カバーの上面との間に傾斜した空気通路を形成するように且つその空気通路の下端に前記装置本体内に通じる空気の流入口を、上端に前記記録紙の出口に隣接し前記装置本体外に通じる空気の排出口を形成するように配置された補助カバーとを備え、前記空気通路での自然対流による空気流および前記排出口付近での記録紙の走行による吸出し空気流により前記定着部からの熱を前記装置本体外へ排出するという構成としたことにより、搬送ガイドや感光体等が定着部からの熱の影響を受けにくくなり、このため定着部と感光体の間隔を小さくでき、また、定着部に形成した空気通路に、装置内の空気を引き込み、装置外に排出するような空気流を自然対流と記録紙の走行によって効果的に発生させることができ、その空気流によって定着部の熱を装置外に排出すると共に装置内にこもりがちな熱を排出することもでき、このため従来用いていたファンやダクトを省略でき、装置の小型化及びコストの低減を図ることができるばかりでなくファン騒音をなくし且つ消費電力も低減できるという効果を有している。
【0025】
また、前記定着部が前記装置本体の上面を構成する外装カバーの近傍に配置され、前記補助カバーと前記外装カバーの間に傾斜した第2の空気通路を形成し、その第2の空気通路の下端には、前記装置本体内に通じる空気の第2の流入口が、反対端には前記装置本体外に通じる空気の第2の排出口が形成されている構成とすると、遮熱カバーと補助カバーの間、及び補助カバーと外装カバーの間にそれぞれ傾斜した空気通路を形成でき、それぞれの通気通路に自然対流による空気流を発生させて定着部の熱を外部に放出することが可能となり、装置内の冷却が一層確実となると共に外装カバーへの伝熱を防止してその温度を低く抑えることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をファクシミリ装置に適用した実施例による記録装置の概略構成を示す概略断面図
【図2】図1に示す記録装置の定着部及びその近傍を拡大して示す概略断面図
【図3】従来の記録装置の1例を示す概略断面図
【符号の説明】
15 装置本体
15a 外装カバー
16 給紙カセット
17 給紙ローラ
18 記録紙
20 レジストローラ
21 トナーカートリッジ
22 感光体
24 レーザスキャンユニット
25 搬送ユニット
26 転写ローラ
27 搬送ガイド
30 定着部
31 定着ローラ
32 加圧ローラ
33 遮熱カバー
34 補助カバー
36 排出ローラ
38 空気通路
39 流入口
40 排出口
42 空気通路
43 流入口
44 排出口

Claims (2)

  1. 感光体上にトナー像を形成する記録手段と、そのトナー像を記録紙に転写する転写手段と、記録紙を供給する給紙部と、その給紙部から繰り出される記録紙を転写位置の下方から転写位置を通って上方に案内するように配置された搬送ガイドと、この搬送ガイドの上方に配置され、記録紙に高熱を加えて記録紙上にトナーを定着させる定着ローラと記録紙をその定着ローラに押し付ける加圧ローラとを含む定着部と、これらの各要素を収容する装置本体とを有し、さらに、前記定着ローラと加圧ローラを内部に収容する遮熱カバーであって、下方に記録紙の入口を備え、その入口よりも高い位置に記録紙の出口を備えると共に、上面が前記記録紙の出口に向かって上昇するように傾斜した形状の遮熱カバーと、その遮熱カバーの上面との間に傾斜した空気通路を形成するように且つその空気通路の下端に前記装置本体内に通じる空気の流入口を、上端に前記記録紙の出口に隣接し前記装置本体外に通じる空気の排出口を形成するように配置された補助カバーとを備え、前記空気通路での自然対流による空気流および前記排出口付近での記録紙の走行による吸出し空気流により前記定着部からの熱を前記装置本体外へ排出することを特徴とする記録装置。
  2. 前記定着部が前記装置本体の上面を構成する外装カバーの近傍に配置され、前記補助カバーと前記外装カバーの間に傾斜した第2の空気通路を形成し、その第2の空気通路の下端には、前記装置本体内に通じる空気の第2の流入口が、反対端には前記装置本体外に通じる空気の第2の排出口が形成されていることを特徴とする請求項1記載の記録装置。
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