JP3817899B2 - 画像形成装置の遮熱装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真複写機、プリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関し、さらに詳しくは、このような画像形成装置内に発生する熱対策にかかるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種の電子写真方式の画像形成装置として、例えば、帯電、露光、現像、転写、定着、クリーニングの各工程により、記録シートにトナー永久像を形成するものが広く知られている。ところで、このような画像形成装置内で発生する熱により、様々な不具合が生じるおそれがあり、熱対策は画像形成装置の設計において重要な問題である。
【0003】
例えば、記録シートに画像形成を行う際の定着工程では、記録シート上に保持された未定着トナー像を熱と圧力との作用によって記録シート上に定着するものであるが、その際に発生する熱により、クリーニング装置内や現像装置内等におけるトナーの融解、固着を引き起こす、感光体材料の劣化を促進する、電子部品の誤動作を招く等の問題を引き起こすおそれがある。
【0004】
そのため、従来から画像形成装置内の熱対策として、例えば特開平5−142911号公報に記載されているように、排気ファンによって送風し、クリーニング装置を強制的に冷却する技術が提案されている。また、第2626031号特許公報には、このような排気ファンを設けなくても自然対流を利用して熱気を排気する技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平5−142911号公報に記載されている技術では、排気ファンを使用して排気を行うため、その騒音が問題となりやすい。特に、図書館等の静かな環境に設置する画像形成装置には適用しにくい。
【0006】
また、第2626031号特許公報に記載されている技術では、騒音を低く抑えることはできるが、必ずしも熱気の自然対流を効果的に促進させるものではないため、画像形成装置の連続稼働時などには、熱気を十分に排気することができないことも考えられる。特に、画像形成装置の小型化がさらに進み、画像形成装置内の熱を発生する定着装置とクリーニング装置等が近接して設けられるようになると、かかる技術では対応しきれないおそれがある。
【0007】
さらに、第2626031号特許公報に記載されている技術では、主な熱源である定着装置からの熱は奪われるばかりで、一定の温度に保つためには余分な電力が必要となり省エネルギーの観点からは好ましくない。すなわち、熱源が定着装置の場合には、自然対流を促進するためには定着装置からの熱を放熱することが好ましいが、省エネルギーの観点からは定着装置からの放熱は出来るだけ少ない方が好ましい。
【0008】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、騒音が少なく、熱源からの熱を無駄なく自然対流の促進に利用することができる画像形成装置の遮熱装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、画像形成装置内の熱源部から被保護部への熱の伝達を遮る遮熱装置において、上記熱源よりも上方に排気口とその排気口よりも下方に吸気口とを有する通気ダクトを上記熱源部と上記被保護部との間に設け、上記熱源部と上記通気ダクトとの間の熱源部側に断熱部と、上記熱源部と上記通気ダクトとの間の通気ダクト側に放熱部とを有するものである。画像形成装置の遮熱装置をこのように構成することによって、第一に、初期状態においては、熱源から発生する熱が断熱部により保持され、被保護部へ伝わることを防止することができる。第二に、連続して画像形成装置を運転した状態においても、断熱部が保持しきれずに放出する熱は放熱部によって通気ダクト内の空気を効果的に温め、熱源、吸気口、排気口との位置関係により通気ダクトの吸気口から排気口へと流れる空気の自然対流が生じ、その空気の流れによって被保護部への熱の伝わりを防止することができる。また、ファン等のモータを使用することがないため、騒音の問題も生じない。
【0010】
ここで放熱部は通気ダクトの一部を構成するものであってもよく、この場合にはより簡単な構成で上記の作用を奏する遮熱装置を提供することができる。
【0011】
また、上記熱源部が画像形成装置の定着装置内にある場合には、当該定着装置の給紙側近傍と排紙側近傍にそれぞれ第一及び第二の吸気口を有するものであってもよく、この場合には定着装置の給紙側近傍に設けられた第一の吸気口からは比較的冷たい空気が吸気され、定着装置の排紙側近傍に設けられた第二の吸気口からは定着装置内で温められた比較的温かい空気が吸気され、これらそれぞれから吸気される空気の温度差により、一層効果的に通気ダクト内に自然対流を生じさせることができ、遮熱効果を高めることができる。
【0012】
また、画像形成装置の稼働状況に応じて上記吸気口の開閉を制御する開閉制御手段を有するものであってもよく、この場合、画像形成装置の稼働時には定着後の記録シートから放出される熱を効果的に通気ダクト内に取り込むとともに、停止時又は待機時には放熱部からの伝えられる熱を吸気口から外部に漏らさず、自然対流を効果的に促進することができる。なお、開閉制御手段による吸気口の制御は、単に吸気口の開閉を行うものでもよいし、吸気口の開閉程度を制御するものであってもよい。
【0013】
また、上記定着装置が記録シートが給紙される給紙口と記録シートが排紙される排紙口とを有し、開閉制御装置が画像形成装置の稼働状況に応じて上記給紙口及び/又は排紙口の開閉をも制御するものであってもよい。この場合、画像形成装置の稼働時には定着装置の給紙口及び/又は排紙口から漏れ出てくる熱を効果的に通気ダクト内に取り込むとともに、停止時又は待機時には放熱部から伝えられる熱を外部に漏らさず、自然対流を効果的に促進するとができる。なお、開閉制御手段による給紙口及び/又は排紙口の制御は、単に開閉を行うものでもよいし、開閉程度を制御するものであってもよい。
【0014】
さらに、上記通気ダクト内の一部に自然対流を補助する排気ファンを有する構成とすることも可能であり、この場合には通気ダクト内の空気の流れを排気ファンによってより効果的に生じさせることができるため、被保護部への遮熱効果をより高くすることができる。しかも、排気ファンの回転は熱により通気ダクト内に生じる自然対流を補助するものであるため、低速の回転で十分な遮熱効果が得られるため、騒音も比較的小さいものである。
【0015】
また、画像形成装置の稼働状況に応じて上記排気ファンの回転を制御する排気ファン制御手段をを有するものであってもよく、この場合には遮熱効果と騒音防止という相反する要求をともに満たすことができる。なお、この排気ファン制御手段による排気ファンの制御は、単に排気ファンの回転をオン/オフするものでもよいし、多段階的に又は連続的にその回転速度を制御するものであってもよい。
【0016】
【発明の実施による形態】
次に、発明の実施態様に基づいて本発明の好適な実施の形態を説明する。
◎第一の実施態様
図1は、本発明の第一実施態様にかかる遮熱装置を適用した画像形成装置の全体を説明するものである。この画像形成装置は、感光体ドラム12、帯電ロール121、露光装置122、ロータリー式現像器123、一次転写ロール124、ドラムクリーニング装置125、中間転写ベルト13、架張ロール131、二次転写ロール132、定着装置2、記録シートトレイ14、搬送ロール15等によって構成されている。
【0017】
この画像形成装置におけるカラーの画像形成動作を簡単に説明する。帯電ロール121によって一様に帯電された感光体ドラム12の表面を露光装置122が各色に応じたレーザー光によって露光し、静電潜像を形成する。この静電潜像をロータリー現像器123によって当該色に現像してトナー像を形成し、一次転写ロール124によって中間転写ベルト13上に転写される。このプロセスをタイミングを図りながら各色毎に繰り返し、中間転写ベルト13上にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー像が重ね合わされる。そのタイミングに合わせて、記録シートトレイ14から搬送ロール15を介して記録シートが二次転写ロール132に搬送され、トナー像は中間転写ベルト13から記録シートへと二次転写される。記録シート上に保持された未定着トナー像は、定着装置2へと搬送され、熱と圧力との作用によって記録シート上に定着され、永久像となり画像形成装置外へと排出され、カラーの永久像を得る。
【0018】
図2は、本実施態様にかかる遮熱装置の周辺を示したものである。この遮熱装置は、画像形成装置内の熱源部21から被保護部3への熱の伝達を遮る遮熱装置において、上記熱源部21よりも上方に排気口42とその排気口42よりも下方に吸気口41とを有する通気ダクト4を上記熱源部21と上記被保護部3との間に設け、上記熱源部21と上記通気ダクト4との間の熱源部21側に断熱部5と、上記熱源部21と上記通気ダクト4との間の通気ダクト4側に放熱部6とを有するものである。
【0019】
熱源部21は本実施態様においては定着装置2の加熱ロール(ヒートロール)である。またその被保護部3は一般的に熱による悪影響が生じやすい装置であるクリーニング装置、現像装置、各種の電子回路基板等である。図3(a)は被保護部3のより具体的な態様の一例を示したものである。本実施態様では被保護部3としてロータリー現像装置123の下部31を想定している。また、図2には示していないが、この被保護部3は必ずしも熱源部21の上方に存在する必要はなく、例えば図3(a)に示すように中間転写ベルト13の一部が存在する定着装置2側面部近傍32でもよい。また、図3(b)は被保護部3として電子回路基板近傍33を想定したものである。
【0020】
通気ダクト4は、この熱源部21と被保護部3との間に設けられいる。また、その排気口42は熱源部21、被保護部3の上方に設けられており、その吸気口41は排気口42の下方である熱源部21の側面部に設けられている。この通気ダクト4の形状、大きさ等はそれを適用する画像形成装置内部の構造により任意に設計することができるが、通気ダクト4内の自然対流を促進する観点からはその吸気口41から排気口42にかけて出来るだけ長く、垂直に形成することが望ましく、特にその下部である吸気口41近傍の通気ダクト4内空気が温められる構成が最も好ましい。
【0021】
一方、この通気ダクト4は熱源部21と被保護部3との間に設けられるものであり、他の画像形成装置内の装置との位置関係を考慮して設けることが必要となるため、この実施態様では図2に示すように垂直部A、水平部B、垂直部Cからなるクランク状の形状とした。このように、画像形成装置内の他の装置との位置関係等から通気ダクト4の形状を垂直に構成できない場合でも、通気ダクト4内の自然対流を促進する観点からは水平部Bの長さをできるだけ短くする方が好ましい。また、可能であればこの水平部Bを通気ダクト4内の空気の流れに対して上方に傾斜させることが好ましく、逆に空気の流れに対して下方に傾斜させる配置とするのは好ましくない。また、垂直部Aと水平部B、水平部Bと垂直部Cとの境目もできるだけ滑らかに、曲率半径を大きくして形成することが好ましい。さらに、上端に排気口42を有する垂直部Cの長さは出来るだけ長く構成することが好ましく、また垂直部Cの下端近傍の通気ダクト4内空気を温めることが望ましい。
【0022】
断熱部5は、繊維系としてはウール、フェルト、紙等、その他の材料としては発泡ウレタン等の断熱材料を使用することができる。また、この断熱部5は加熱ロールの熱をできるだけ保持させるものであるため、その断熱効率を高めるために断熱材を多く使用して構成することが望ましいが、定着装置2の小型化の為には断熱材の使用は少ない方が望ましい。そこで本実施態様では、定着装置2内において、加熱ロールによる熱が最も集中するその上部に断熱部5を設けることで、限られた空間を有効に利用している。
【0023】
この断熱部5の上部、本実施態様では定着装置2の上部外壁に放熱部6として放熱板が固定的に設けられている。この放熱部6は、断熱部5を介して漏れ伝えられる熱を効率よく通気ダクト4内の空気を温めるために使用されるものであり、放熱材は熱伝導性に優れた、鉄やアルミ等の金属を使用することができる。本実施態様では、図2に示すように断熱部5に対峙する位置に放熱板を設けており、断熱部5が設けられていない位置には放熱板を設けていない。これは、定着装置2内の熱を不必要に奪わないためである。
【0024】
なお、本実施態様では、定着装置2のメンテナンス等の際に、画像形成装置の対して定着装置2を取り外し可能にするために、通気ダクト4にレール12a、bを設け、また画像形成装置のベ−スフレ−ム11にガイド11a、bを設けている。
【0025】
図4は、本実施態様にかかる遮熱装置の効果を説明するグラフである。図5は、比較例を示したものであり、断熱部5と放熱部6(放熱板)とを有しない他は本実施態様にかかる遮熱装置と同様である。図4のグラフにおいて、実線▲1▼は本実施態様及び比較例にかかる熱源部21である加熱ロール温度の時間変化を示している。また、実線▲2▼は比較例にかかる遮熱装置の通気ダクト4下部、図4のP1点の温度変化を、実線▲3▼は本実施態様にかかる遮熱装置の通気ダクト4下部、図2のP2点の温度変化をそれぞれ示している。
【0026】
図4に示すように、加熱ロールの温度は時間T1において、比較例にかかる通気ダクト4下部のP1点の温度は時間T2において、本実施態様にかかる通気ダクト4下部のP2点の温度は時間T4においてそれぞれ一定の温度Hに達する。ここで、本実施態様にかかる通気ダクト4下部P2点の温度変化は、断熱部5を設けることによって比較的緩やかであり、例えば、ある時間T3において比較例のP1点の温度がHに達しているのに対して、P2点の温度はそれよりも低いhである。このため、時間T4まででは断熱部5のために通気ダクト4内の温度の上昇を抑えることができ、結果として被保護部3への熱の悪影響を効果的に防止することができる。
【0027】
さらにこのことは、加熱ロールから発する熱を逃しにくいこと、即ち、時間T0〜T4までの間に逃している熱量(図4グラフのの斜線部)を節約することができることを意味し、結果として加熱ロールを一定の温度に保つための電力を節約するとができる。
【0028】
また、時間T4以降においては比較例と同様に加熱ロールから発する熱が逃げてしまう。この際、比較例の場合には、この熱は画像形成装置内に発散してしまうが、本実施態様にかかる遮熱装置の場合には、放熱部6によってその熱を通気ダクト4内の空気を温めることに効果的に使用するため、自然対流を促進し、熱気が通気ダクト4内に籠もることがなく、結果として被保護部3への熱の悪影響を効果的に防止することができる。
【0029】
このように、本実施態様による遮熱装置では、断熱と放熱という相反する効果を生ずるものを巧妙に組み合わせて加熱ロールの消費電力を節約するとともに、被保護部3への熱の悪影響を防止するものであるが、この効果を得るためには遮熱装置の通気ダクト4、断熱部5、放熱部6の構成を画像形成装置の特性に合わせて設計することが必要である。例えば、通気ダクト4の大きさ、形状が自然対流を促すのに適したものであれば、断熱部5を小さく構成し、定着装置2の小型化を図ることができる。逆に、通気ダクト4の構成が自然対流を促すのに適した構成ではない場合には、断熱部5を断熱効果の高い部材を用い、またその大きさを大きく構成し、出来るだけ熱源部21からの熱の伝達を遅らせると共に、長時間の画像形成装置の使用により断熱部5から熱が漏れてきても、その熱を出来るだけ通気ダクト4内の自然対流を促進するように放熱部6の表面積を大きくしたり、図2の通気ダクト4の垂直部C下端に近い部分により多くの放熱部6を設ける等の対策を講じることが望ましい。
【0030】
なお、図6は本実施態様にかかる遮熱装置を適用した画像形成装置において、その定着装置2を取り外しの様子を示したものであり、図2の矢印V1の方向から遮熱装置周辺を眺めたものである。このような画像形成装置においては、修理や点検等のため、定着装置2を取り外し可能に構成することが好ましいが、放熱部6側のレールと通気ダクト4側のレール受け部からなるレール12部a、b、ベースフレームにガイド部11a、bをそれぞれ設けることによって、定着装置2を取り外し可能にしている。図6(a)は定着装置2が画像形成装置に取り付けられている状態を示しており、図6(b)は取り外されている状態を示しており、修理作業等の終了後には矢印V2の方向へ取り付けられる。画像形成装置の使用時には通気ダクト4下部と放熱板とが接触しているが、このようなレール部等を設けることで、容易にその接触を解くことができ、修理や点検等の際の作業性を向上させることができる。
【0031】
(変形例1)
第一の実施態様の変形例として、図7に示すように放熱部6が通気ダクト4の一部を構成するものであってもよい。すなわち、放熱板の垂直部a、水平部bとが通気ダクト4の一部を構成している。第一の実施態様では、断熱部5から漏れてきた熱を放熱板、通気ダクト4下面を介して通気ダクト4内の空気を温めていたものが、この変形例では放熱板(通気ダクト4下面)のみを介して通気ダクト4内の空気を温めるため、より効果的に通気ダクト4内の空気を温め、自然対流を促進させることができる。
【0032】
(変形例2)
さらなる変形例として、図8に示すように断熱部5を定着装置2の外部に設けるものであってもよい。すなわち、断熱部5が定着装置2の上方部周辺に設けられ、さらにその周りを放熱部6である放熱板が取り囲むような構成としてもよい。この場合には、従来の定着装置2に断熱部5を後づけ装着することが可能になるとともに、定着装置2の内部に断熱部5を設けないため、定着装置2そのものを小型化することができる。
【0033】
(変形例3)
さらなる変形例として、図9に示すように放熱部6として放熱板の他にその放熱板に設置されるヒートシンク61a,bを有するものであってもよい。この場合は、断熱部5から漏れてくる熱をより効果的に通気ダクト4内の空気を温めることに使用し、自然対流を促進させることができる。なお、ヒートシンク61a,bの材質、大きさ及び形状は任意のものを選択することがでるが、その目的から材質は熱伝導性の高いものが望ましい。ヒートシンク61a,bの大きさは、放熱性の向上のためには大きいほうが好ましいが、あまりに大きくては通気ダクト4内の空気の自然対流を却って阻害してしまうこともあるため、通気ダクト4内の内径等を考慮して適宜設定することが望ましい。ヒートシンク61a,bの形状は、放熱性を向上させる観点からはこの変形例のように複数のフィンを有する等、表面積が広くなる形状を選択することが好ましいが、その場合にも通気ダクト4内の通気の自然対流を妨げないような形状、例えば複数のフィンを通気ダクト4内の対流の流れに平行に設ける等とすることが望ましい。
【0034】
(変形例4)
さらなる変形例として、図10に示すように通気ダクト4の排気口42に上記通気ダクト4内の自然対流を補助する排気ファン81を設けるものであってもよい。排気ファン81を使用することによって、通気ダクト4内の自然対流を補助して、より確実、強力に通気ダクト4内に空気の流れを形成し、通気ダクト4内に熱が籠もり、被保護部3に熱の悪影響が生じるのを確実に防止することができる。また、この排気ファン81は通気ダクト4の内径、必要とされる風量等によって適宜選択することができるが、その目的は熱源部21からの熱によって通気ダクト4内に生じる自然対流を補助することにあるため、その回転は極低速回転で十分な効果を発揮し、騒音の問題が生じにくい。
【0035】
例えば、本発明者の実験によれば、従来の排気ファン81の騒音が40〜45dB[A]であったのに対し、本実施態様の排気ファン81の騒音は30〜35dB[A]程度に抑えられ、十分な遮熱能力を維持しつつ、騒音を約10dB低減することができることが明らかとなった。なお、実験において排気ファンはサンヨー製ブランレスDCモータ付軸流ファン:SANACE25を使用し、通気ダクト4の水平部Bの中空部高さは16mmであった。
【0036】
◎第二の実施態様
本実施態様にかかる画像形成装置の遮熱装置の改良にかかるものであり、遮熱装置を適用する画像形成装置の定着装置2の給紙側近傍と排紙側近傍とにそれぞれ第一及び第二の吸気口41a,bを有するものであり、その他の構成は第一の実施態様のものと同様である。図11は、本実施態様にかかる遮熱装置の周辺を示したものである。
【0037】
この遮熱装置を適用する画像形成装置の定着装置2は、内部に加熱ロールと加圧ロールとを有し、それらのニップ部へ未定着トナー像を保持した記録紙等を搬送、通過させることによって、トナー像を記録紙へ定着させるものである。したがって、この定着装置2には給紙側及び排紙側にそれぞれ記録紙が進入、排出される給紙口23及び排紙口24とを有している。
【0038】
本実施態様にかかる遮熱装置では、定着装置2から排出された記録シートが有する熱気、定着装置2の排紙口24から排出される熱気をその近傍に設けられる第二の吸気口41bから通気ダクト4へと取り込むために、通気ダクト4内の自然対流が一層促進される。特に、本実施態様のように第二の吸気口41bが通気ダクト4垂直部Aの下端に存在する場合には自然対流を促進する効果が高い。
【0039】
(変形例1)
本変形例は、通気ダクト4の第二の吸気口41bを開閉する開閉制御手段7を有するものである。なお、この開閉制御手段7は、通気ダクト4に取り付けられる開閉蓋71、画像形成装置本体の主制御装置(図示せず)、開閉制御部(図示せず)、ソレノイド(図示せず)、引っ張りバネ(図示せず)等によって構成され、画像形成装置本体の主制御装置からの画像形成装置の稼働を示す信号を開閉制御部が受け取り、その信号に基づいて開閉制御部がソレノイドに通電し、引っ張りバネの張力に対抗して開閉蓋71が開く。逆に、主制御装置からの画像形成装置の停止又は待機時を示す信号によってソレノイドへの通電が断たれ、引っ張りバネの張力によって開閉蓋71が閉じる。
【0040】
図12(a)は、画像形成装置の稼働時における遮熱装置の状態を示したものである。画像形成装置の稼働時には定着装置2の加熱ロールと加圧ロールとのニップを通過する記録シートとともに、定着装置2内の熱が定着装置2の排紙口24から放出される。ここで、定着装置2の排紙口24側に設けられた通気ダクト4の第二の吸気口41bからその熱気を吸気し、通気ダクト4内の自然対流を促進する。
【0041】
一方、図12(b)は、画像形成装置の停止時又は待機時における遮熱装置の状態を示したものである。画像形成装置の停止時又は待機時には、定着装置2の排紙口24から放出される熱は比較的少ないため、通気ダクト4の第二の吸気口41bの閉じ、放熱板、ヒートシンク61を介して伝導される熱が第二の吸気口41bから逃げてしまうのを防止し、結果として通気ダクト4内の自然対流を促進する。なお、この変形例では第一の吸気口41aの開閉は制御されていないが、第二の吸気口41bと同様にその開閉を制御するものであってもよい。
【0042】
(変形例2)
本変形例は、図13に示すように、上記変形例1にかかる遮熱装置の通気ダクト4の排気口42に通気ダクト4内の自然対流を補助する排気ファン81を設け、その排気ファン81の回転を画像形成装置の稼働状況に応じて制御する排気ファン81制御手段を有するものである。また、この変形例では第一及び第二の吸気口41a,bが開閉制御手段7によって制御されている。ここで、排気ファン制御手段は、画像形成装置本体の主制御装置(図示せず)、排気ファン制御部(図示せず)等によって構成されており、画像形成装置の主制御装置からの画像形成装置の稼働を示す信号に基づいて、排気ファン制御部が排気ファン81の回転を開始、停止させている。
【0043】
図13(a)は、画像形成装置の稼働時における遮熱装置の状態を示したものである。画像形成装置の稼働時には、開閉制御手段7によって通気ダクト4の第一及び第二の吸気口41a,bが共に開放され、排気ファン制御手段によって排気ファン81は回転されている。排気ファン81が回転することによって、通気ダクト4内の対流がより促進され、遮熱効果を高めることができる。さらに、この排気ファン81は通気ダクト4内の自然対流を補助するものであるため、その回転速度は従来のものより大幅に低く設定しても、十分な遮熱効果が得られるため、騒音の問題が生じにくい。
【0044】
一方、図13(b)は、画像形成装置の停止時又は待機時における遮熱装置の状態を示したものである。画像形成装置の停止時又は待機時には、開閉制御手段7によって通気ダクト4の第一及び第二の吸気口41a,bが閉鎖され、排気ファン制御手段によって排気ファン81は停止している。この場合には、定着装置2から放出される熱は比較的少ないため、通気ダクト4の第一及び第二の吸気口41a,bの閉じ、放熱板、ヒートシンク61を介して伝導される熱が第二の吸気口41から逃げてしまうのを防止し、結果として通気ダクト4内の自然対流を促進する。また、排気ファン81を停止しているため、騒音は生じない。
【0045】
なお、排気ファン81の回転の制御はこの他にも、例えば、画像形成装置の稼働時、待機時(一定時間以上画像形成していない状態)、停止時(画像形成装置の電源が消されている状態)で、それぞれ回転数を通常回転、低速回転、停止などのように多段階に制御するものであってもよし、画像形成枚数に応じてその回転数を連続的に変化させるものであってもよい。
【0046】
(変形例3)
本変形例は、図14に示すように、通気ダクト4の第一及び第二の吸気口41a,bとともに、定着装置2の給紙口23及び排紙口24とを開閉する開閉制御手段7を有するものである。なお、この開閉制御手段7は定着装置2に取り付けられる開閉蓋71a,b、画像形成装置本体の主制御装置(図示せず)、開閉制御部72、ソレノイド73a,b、引っ張りバネ74a,b等によって構成されている。
【0047】
図14(a)は、画像形成装置の稼働時における遮熱装置の状態を示したものである。画像形成装置の稼働時には、定着装置2の給紙口23及び排紙口24とを開放するとともに、通気ダクト4の第一及び第二の吸気口41a,bも開放する。したがって、主に定着された記録シートからの熱を第二の吸気口41から吸入し、通気ダクト4内の自然対流を促進することができる。また、この際には定着装置2の給紙口23から漏れ出てくる熱は比較的少ないため、定着装置2の給紙口23は必ずしも開放されていなくてもよい。なお、本変形例の場合には、開放された開閉蓋71a,bが記録シート搬送経路上のシュートとしての役割も果たす。
【0048】
図14(b)は、画像形成装置の停止時又は待機時における遮熱装置の状態を示したものである。画像形成装置の停止時又は待機時には、定着装置2の給紙口23及び排紙口24とを閉鎖するとともに、通気ダクト4の第一及び第二の吸気口41も閉鎖する。すなわち、定着装置2の給紙口23と通気ダクト4の第一の吸気口41とが、定着装置2の排紙口24と通気ダクト4の第二の吸気口41とがそれぞれ開閉蓋71によって接合される。このような状態にすることによって、画像形成装置の停止又は待機時において、定着装置2から漏れてくる熱を効果的に排気ダクト内へ取り込み、通気ダクト4内の自然対流を促進する。特に画像形成装置の停止、待機直後には、多くの熱が定着装置2から漏れ出てくるために、通気ダクト4内の自然対流を促進するのに有効である。一方、画像形成装置本体の電源を切った後長時間経過している場合や画像形成装置(定着装置)停止後長時間経過している場合には、定着装置2から漏れてくる熱は少ないため、給紙口23及び排紙口24を開放してもよい。
【0049】
【発明の効果】
発明によれば、熱源部からの熱を利用し、通気ダクト内の自然対流を促進して被保護部を熱から保護するため、騒音が少なく、遮熱性に優れた画像形成装置の遮熱装置を提供することができる。
【0050】
また、本発明によれば、熱源部からの熱を一層効果的に通気ダクト内の自然対流を促進させることに利用することができるとともに、装置の構成が簡単になる。
【0051】
また、本発明によれば、定着装置の排紙口や給紙口から放出される熱を効果的に通気ダクト内の自然対流を促進させることに利用することができる。特に、第二の吸気口からは定着後の温められた記録シートからの熱を取り入れることができる。
【0052】
また、本発明によれば、画像形成装置の稼働状況に応じて、熱源部からの熱の放出が少ない場合には、その熱を外部へ逃がさず、効果的に通気ダクト内に取り込み、結果として自然対流を促進させることができる。
【0053】
また、本発明によれば、画像形成装置の稼働状況に応じて、熱源部からの熱の放出が少ない場合には、一層効果的にその熱を外部へ逃がすことを防止し、その熱を通気ダクト内に取り込み、結果として自然対流を促進させることができる。
【0054】
また、本発明によれば、通気ダクト内の空気の対流を補助するため、遮熱効果を一層高めることができるとともに、排気ファンの騒音を極小さいものとすることができる。
【0055】
また、本発明によれば、遮熱効果と排気ファンの騒音軽減とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第一の実施態様にかかる遮熱装置を適用した画像形成装置の概略を示したものである。
【図2】図2は、第一の実施態様にかかる遮熱装置の全体を示したものである。
【図3】図3は、被保護部のより具体的態様例を示したものである。
【図4】図4は、第一の実施態様にかかる遮熱装置の効果を説明するための時間−熱グラフである。
【図5】図5は、第一の実施態様にかかる遮熱装置との比較のための遮熱装置の全体を示したものである。
【図6】図6は、第一の実施態様にかかる遮熱装置においける熱源部の取り外し状態を説明するものである。
【図7】図7は、第一の実施態様にかかる遮熱装置の変形例1の全体を示したものである。
【図8】図8は、第一の実施態様にかかる遮熱装置の変形例2の全体を示したものである。
【図9】図9は、第一の実施態様にかかる遮熱装置の変形例3の全体を示したものである。
【図10】図10は、第一の実施態様にかかる遮熱装置の変形例4の全体を示したものである。
【図11】図11は、第二の実施態様にかかる遮熱装置の全体及び動作を示したものである。
【図12】図11は、第二の実施態様にかかる遮熱装置の変形例1の全体及び動作を示したものである。
【図13】図11は、第二の実施態様にかかる遮熱装置の変形例2の全体及び動作を示したものである。
【図14】図11は、第二の実施態様にかかる遮熱装置の変形例3の全体及び動作を示したものである。
【符号の説明】
1…画像形成装置、2…定着装置、21…熱源部(加熱ロール)、3…被保護部、4…通気ダクト、41…吸気口、42…排気口、5…断熱部、6…放熱部、61…ヒートシンク、7…開閉制御手段、71…開閉蓋、72…開閉制御部、73…ソレノイド、73…引っ張りバネ、81…排気ファン、8…排気ファン制御手段

Claims (7)

  1. 画像形成装置内の熱源部から被保護部への熱の伝達を遮る遮熱装置において、上記熱源部よりも上方に排気口とその排気口よりも下方に吸気口とを有する通気ダクトを上記熱源部と上記被保護部との間に設け、上記熱源部と上記通気ダクトとの間の熱源部側に断熱部と、上記熱源部と上記通気ダクトとの間の通気ダクト側に放熱部とを有し、上記熱源部が画像形成装置の定着装置内にあり、上記通気ダクトが当該定着装置の給紙側近傍と排紙側近傍とにそれぞれ第一及び第二の吸気口を有することを特徴とする画像形成装置の遮熱装置。
  2. 画像形成装置内の熱源部から被保護部への熱の伝達を遮る遮熱装置において、上記熱源部よりも上方に排気口とその排気口よりも下方に吸気口とを有する通気ダクトを上記熱源部と上記被保護部との間に設け、上記熱源部と上記通気ダクトとの間の熱源部側に断熱部と、上記熱源部と上記通気ダクトとの間の通気ダクト側に放熱部とを有し、画像形成装置の稼働状況に応じて上記吸気口の開閉を制御する開閉制御手段を有することを特徴とする画像形成装置の遮熱装置。
  3. 画像形成装置内の熱源部から被保護部への熱の伝達を遮る遮熱装置において、上記熱源部よりも上方に排気口とその排気口よりも下方に吸気口とを有する通気ダクトを上記熱源部と上記被保護部との間に設け、上記熱源部と上記通気ダクトとの間の熱源部側に断熱部と、上記熱源部と上記通気ダクトとの間の通気ダクト側に放熱部とを有し、上記熱源部が画像形成装置の定着装置内にあり、上記通気ダクトが当該定着装置の給紙側近傍と排紙側近傍とにそれぞれ第一及び第二の吸気口を有し、画像形成装置の稼働状況に応じて上記吸気口の開閉を制御する開閉制御手段を有することを特徴とする画像形成装置の遮熱装置。
  4. 上記熱源部が画像形成装置の定着装置内にあり、当該定着装置は記録シートが給紙される給紙口と記録シートが排紙される排紙口とを有し、上記開閉制御手段は、上記定着装置の給紙口及び/又は排紙口の開閉を制御する請求項2又は3のいずれかに記載の画像形成装置の遮熱装置。
  5. 上記放熱部が通気ダクトの一部を構成する請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置の遮熱装置。
  6. 上記通気ダクト内の一部に自然対流を補助する排気ファンを有する請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置の遮熱装置。
  7. 画像形成装置の稼働状況に応じて上記排気ファンの回転を制御する排気ファン制御手段を有する請求項6に記載の画像形成装置の遮熱装置。
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