JP3988455B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子写真方式を採用したプリンターや複写機、あるいはファクシミリ等の画像形成装置に関し、特に定着器近傍の温度上昇を低減する機構を採用した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電子写真方式を採用したプリンターや複写機、あるいはファクシミリ等の画像形成装置においては、感光体ドラムの表面を所定の電位に一様に帯電した後、当該感光体ドラムの表面に画像露光を施して静電潜像を形成し、この感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を現像装置により顕像化してトナー像とし、当該トナー像を記録用紙上に転写した後、このトナー像が転写された記録用紙を、定着器によって熱及び圧力で定着することにより、画像を形成するように構成されている。
【0003】
ところで、かかる画像形成装置のうち、特に小型のプリンターでは、設置スペースを小さくするため、画像が形成された記録用紙を、プリンター本体の上部に設けられた排紙トレイ上に排出するように構成したものが、種々用いられている。
【0004】
このように、排紙トレイをプリンター本体の上部に設けることによって、設置スペースを小さくした小型のプリンター等では、トナー像が転写された記録用紙に対して、熱及び圧力で定着処理を施す定着器が、その構成上、必然的に排紙トレイの近傍に配設されることになる。そのため、定着器の近傍に位置するプリンター本体のカバー部材が、定着器からの熱によって高温に熱せられ、変形したり、誤って高温に熱せられたカバー部材に手が触れる虞れがあるという問題点を有していた。
【0005】
そこで、かかる問題点を解決し得る技術として、例えば、特開2000−3083号公報に開示されたものがある。この特開2000−3083号公報に係る電子写真式画像形成装置は、図9及び図10に示すように、記録済用紙100に熱を加えてその用紙上の画像を定着する熱定着部101と、該熱定着部101を収納し、その熱定着部101で画像定着後の記録済用紙100を排出する排出部102と、その排出部102で排出する記録済用紙100を順次スタックする画像形成装置本体103上の排紙積載部104と、その排紙積載部104と前記熱定着部101との間に設け、通気穴105を有する立ち壁と、を備えるように構成したものである。
【0006】
また、上記画像形成装置のうち、特に小型のプリンターでは、特開平11−296053号公報に開示されている如く、図11に示すように、用紙反転機構200を備えた両面ユニット201内にファン202を設け、両面ユニット201や反転中の用紙203を冷却するとともに、プリンター本体204の冷却を補助するようにファン202を動作させるように構成したものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術の場合には、次のような問題点を有している。すなわち、上記特開2000−3083号公報に係る電子写真式画像形成装置の場合には、図9及び図10に示すように、通気孔105が立ち壁部106に設けられているため、排紙トレイ104上にスタックされた一番上の用紙100に対して、風が水平方向に沿って流れるため、用紙100のスタック量が多くなると、立ち壁部106の下部に空気が流れなくなるため、立ち壁部106下部の冷却効率が悪いという問題点を有していた。この点、上記上記特開2000−3083号公報には、立ち壁部106の外面にリブを設ける構成が開示されているものの、立ち壁部106に通気孔105を設けた場合には、どうしても、排紙トレイ104上にスタックされた一番上の用紙100に対して、風が水平方向に沿って流れてしまうため、立ち壁部106の下部までも効率良く冷却することができないという問題点を有していた。
【0008】
また、上記特開平10−104878号公報に開示された技術の場合には、定着器近傍でユーザーが触る虞れのある所が、定着器からの熱や、定着直後の温度が高い用紙による影響で、高い温度となった場合に、図11に示すように、両面ユニット201内のファン202を稼動させると、定着器205周辺の冷却に特化させることができず、両面ユニット201内も同時に冷却するため、定着器205近傍の冷却効率は、特化させた場合に比べて悪いという問題点を有していた。
【0009】
なお、上記の問題点を回避するためには、定着器の設定温度を下げることも考えられるが、この場合には、定着性が低下してしまい、単位時間当たりのプリント枚数が減少するなど、他の問題点が新たに生じる。
【0010】
そこで、この発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、定着性を犠牲にすることなく、定着器近傍でユーザーが手で触れる虞れのある部材の温度上昇を低減することが可能な画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、画像が形成された記録媒体を加熱定着器によって定着するとともに、当該加熱定着された記録媒体を画像形成装置本体の上部に設けられた記録媒体排出部に排出する画像形成装置において、
前記記録媒体排出部の加熱定着器側の端部近傍に位置する底部に、記録媒体排出方向と直交する方向に沿って複数の貫通した通気孔を設けるとともに、
前記記録媒体排出部の加熱定着器側の端部近傍に位置する底部であって且つ前記通気孔の近傍に、前記記録媒体排出部に排出された記録媒体が通気孔を塞ぐのを防止する凸部を設け、
前記通気孔における空気の流れが、前記通気孔が設けられた前記記録媒体排出部の記録媒体排出面側から前記画像形成装置本体の内部へ向けた方向であるように構成したものである。
【0012】
このように、請求項1に記載された発明では、記録媒体排出部の加熱定着器側の端部近傍に位置する底部に、通気孔を設けるように構成したので、記録媒体排出部にスタックされた一番上の記録媒体から、風が常に下向きに流れるため、記録媒体排出部の加熱定着器側の部材下部を効率良く冷却することができる。また、請求項1に記載された発明では、流れる風によって記録媒体の加熱定着器側(後端側)に下向きの力が掛かるため、記録媒体排出部にスタックされた一番上の記録媒体から、風が常に下向きに流れ、記録媒体排出部への収容性が向上する。
【0013】
また、請求項2に記載された発明は、前記記録媒体排出部の加熱定着器側の端部に位置する起立壁の表面に、記録媒体が通気孔を覆うのを防止するリブを設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのプリンターを示すものである。
【0020】
図2において、1は画像形成装置としてのプリンターの本体を示すものであり、このプリンター本体1の内部には、トナーが無くなった場合など、ユーザーが容易に交換可能な画像形成ユニット2が配設されている。この画像形成ユニット2は、図4に示すように、大別して、像担持体としての感光体ドラム3と、当該感光体ドラム3の表面を帯電する帯電ロール4と、後述するように感光体ドラム3の表面に形成された静電潜像を現像する現像器5と、感光体ドラム3の表面に残留したトナー等を除去するクリーニング装置6とから構成されている。
【0021】
上記感光体ドラム3としては、例えば、OPC等からなる感光体が用いられ、当該感光体ドラム3は、矢印方向に沿って所定の回転速度で回転駆動されるようになっている。上記感光体ドラム3の表面は、帯電ロール4によって所定の電位に一様に帯電された後、画像露光装置としてのROS(Raster Output Scanner )7によって画像露光が施され、画像情報に応じた静電潜像が形成される。上記感光体ドラム3の表面に形成された静電潜像は、現像器5によって現像されて、トナー像となり、このトナー像は、記録媒体としての記録用紙8上に、転写ロール8aによって静電的に転写される。記録用紙8は、プリンター本体1内の底部に配設された給紙カセット9や、プリンター本体1の下部に必要に応じて増設されるオプションの給紙カセット(図示せず)などから、所定のサイズのものが給紙ロール10によって給紙され、レジストロール10によって所定のタイミングで、感光体ドラム3の転写位置へと搬送される。また、トナー像が転写された記録用紙8は、定着器11へと搬送され、当該定着器11によって記録用紙8上にトナー像が熱及び圧力によって定着された後、排出ロール12によって、プリンター本体1の上部に設けられた記録媒体排出部としての排紙トレイ13上に排出されて、通常の片面プリント動作が終了する。
【0022】
上記プリンター本体1の一側面( 図示例では、右側面)には、当該プリンター本体1内の加熱された空気を外部に排出して、プリンター本体1内を冷却するための主冷却ファン14が設けれている。
【0023】
また、上記プリンターにおいて、記録用紙8の両面に画像をプリントする場合には、片面に画像が形成された記録用紙8をそのまま排紙トレイ13上に排出せずに、当該記録用紙8の後端を排出ロール12によってニップした状態で、排出ロール12を逆転させるとともに、記録用紙8自身の剛性による直進性、あるいは搬送路を切り替えるゲート部材によって、用紙搬送路15を切り替え、両面ユニット16内へと搬送される。
【0024】
この両面ユニット16は、図2に示すように、プリンター本体1の一側面( 図示例では、右側面)に取り付けられている。なお、両面ユニット16は、オプションとなっており、当該両面ユニット16を装着しない状態では、プリンター本体1の一側面( 図示例では、右側面)が、図示しないカバーによって直接覆われている。上記両面ユニット16には、プリンター本体1の定着器11の近傍に開口した用紙導入用の開口部17と、当該開口部17に連通した記録用紙8を搬送するための湾曲した両面用の用紙搬送路18と、当該両面用の用紙搬送路18の下端部に、プリンター本体1側に向けて開口した用紙排出用の開口部19とが設けられている。また、上記両面ユニット16には、主冷却ファン14からのエアーフローを外部に排出する排出口20が設けられている。
【0025】
上記用紙排出用の開口部19から排出され、プリンター本体1の内部に再度導入された記録用紙8は、両面用の用紙搬送路18を通過して表裏が反転された状態で、図示しない搬送ロールによって、再度、レジストロール10によって感光体ドラム3の裏面に画像が転写された後、定着器11によって定着され、プリンター本体1の上部に設けられた記録媒体排出部としての排紙トレイ13上に排出されて、両面プリント動作が終了する。
【0026】
ところで、この実施の形態では、画像が形成された記録媒体を加熱定着器によって定着するとともに、当該加熱定着された記録媒体を画像形成装置本体の上部に設けられた記録媒体排出部に排出する画像形成装置において、前記記録媒体排出部の加熱定着器側の端部近傍に位置する底部に、通気孔を設けるように構成されている。
【0027】
また、この実施の形態では、前記記録媒体排出部の加熱定着器側の端部に位置する起立壁の表面に、記録媒体が通気孔を覆うのを防止するリブを設けるように構成されている。
【0028】
すなわち、この実施の形態では、図2に示すように、記録媒体排出部としての排紙トレイ13の定着器11側の端部に、排出紙スタック部材21が配設されている。この排出紙スタック部材21は、図1に示すような形状に、例えば、合成樹脂の一体成型によって形成されており、当該排出紙スタック部材21は、プリンター本体1の排出ロール12の出口近傍の真下に配設されている。
【0029】
上記排出紙スタック部材21は、図1に示すように、略垂直に起立した状態で設けれた起立板部22と、当該起立板部22に対して略直交するように一体的に設けられた水平板部23と、これら起立板部22と水平板部23とを連結するように、長手方向の両端部にそれぞれ立設された側板部24とから構成されている。上記起立板部22は、排出ロール12によって排出される記録用紙8が通過するのに支障のない高さに形成されており、その上端部には、複数に分割された排出ロール等と干渉しないように、各排出ロール12と対応した位置に切り欠き部25が設けられている。また、上記起立板部22の外表面には、図5に示すように、垂直方向に突設された第1のリブ26が、略全長にわたって一定の間隔で設けられているとともに、当該起立板部22の外表面の中央部に近接して2つ、両端部にそれぞれ1つずつ、断面L字形状の第2のリブ27が、水平板部23に渡って第1のリブ26よりも高く突設されている。
【0030】
また、上記排出紙スタック部材21の水平板部23には、図1及び図5に示すように、当該水平板部23の表面に矩形状に開口した通気孔28が、略一定の間隔で複数穿設されている。これら複数の通気孔28は、そのまま水平板部23の裏面側に開口しているわけではなく、当該水平板部23の裏面側には、図6に示すように、各通気孔28をドーム状に覆う受け部29が設けれている。この受け部29は、通気孔28の用紙排出方向の両端部に、下方に向けて突設された一対の脚部分30、31と、これら一対の脚部分30、31を繋ぐ遮蔽部分32とから構成されており、当該受け部29の用紙排出方向と直交する両側面は、そのまま開口33されている。こうすることによって、プリンター本体1の上端部に開口した通気孔28を通して、光がプリンター本体1の内部に侵入し、感光体ドラム3が不本意に露光したり、ゴミやチリ等の異物がプリンター本体1の内部に侵入するのを、受け部29の遮蔽部分32によって防止しつつ、通気孔28及び開口33を介して外気をプリンター本体1の内部に導入可能となっている。
【0031】
なお、上記水平板部23に設けられた通気孔28の定着器11側の内面28aは、図5に示すように、若干傾斜した状態に形成されており、後述するように、当該通気孔28aを通して下方に向けて形成されるエアーフローAが、起立板部22の表面に沿って下方に向けて形成されるが、当該起立板部22の下端部まで移動した状態で、若干起立板部22から離れる方向を向くように設定されている。
【0032】
さらに、上記排出紙スタック部材21の水平板部23には、図5に示すように、通気孔の側方に、第3のリブ34が起立板部22に向けて高くなるように、テーパー状に形成されている。
【0033】
また、この実施の形態では、画像が形成された記録媒体を加熱定着器によって定着するとともに、当該加熱定着された記録媒体を画像形成装置本体の上部に設けられた記録媒体排出部に排出するとともに、画像形成装置本体の側部に、記録媒体の両面に画像を形成する際に、片面に画像が形成された記録媒体を再度画像形成部へと搬送するための両面ユニットを備えた画像形成装置において、前記両面ユニットの内部には、画像形成装置本体から両面ユニットへ記録媒体を搬送するための開口部の近傍に、補助冷却ファンを設置するように構成されている。
【0034】
さらに、この実施の形態では、両面ユニットの内部から補助冷却ファンに空気が流入するのを防止する流入防止部材を設けるように構成されている。
【0035】
すなわち、この実施の形態では、図2及び図3に示すように、両面ユニット16の内部であって、プリンター本体1から両面ユニット16へ記録用紙8を搬送するための開口部17の近傍に、補助冷却ファン35が設置されている。この補助冷却ファン35は、主冷却ファン14よりも小型のものであって、プリンター本体1から両面ユニット16へ記録用紙8を搬送するための開口部17から、プリンター本体1内の定着器11近傍の熱を外部に排出して、冷却するためのものである。
【0036】
また、上記両面ユニット16の内部には、当該両面ユニット16の内部から補助冷却ファン35に空気が流入するのを防止する流入防止部材としての逆流防止リブ36、37が、両面ユニット16内の上部に、両面用の用紙搬送路18を挟んで水平方向に対向するように、上下二段に配設されている。さらに、上記補助冷却ファン35の下部にも、両面ユニット16の内部から補助冷却ファン35に空気が流入するのを防止する流入防止部材としての逆流防止リブ38が設けられている。
【0037】
これらの逆流防止リブ36〜38は、補助冷却ファン35によって引き起こされるエアーフローAの通路を狭くすることにより、ベルヌーイの定理を利用して、エアーフローAの流速を高め、かつ圧力差を形成することで、両面ユニット16の内部から補助冷却ファン35に空気が流入するのを防止する作用を果たすものである。
【0038】
以上の構成において、この実施の形態に係るプリンターでは、次のようにして、定着性を犠牲にすることなく、定着器近傍でユーザーが手で触れる虞れのある部材の温度上昇を低減することが可能となっている。
【0039】
すなわち、この実施の形態に係るプリンターでは、図2及び図3に示すように、画像形成ユニット2によってトナー像が形成され、定着器11によって定着処理が施された記録用紙8を、プリンター本体1の上部に設けれた排紙トレイ13上に排出する際に、プリンターによるプリント動作と同期して、主冷却ファン14と補助冷却ファン35が稼動される。
【0040】
そして、上記プリンター本体1の内部において、定着器11から排出される熱は、図7に示すように、主冷却ファン14によって形成されるエアーフローAによって、プリンター本体1の側面に装着された両面ユニット16を通して、外部に排出される。
【0041】
その際、上記主冷却ファン14によって形成されるエアーフローAは、定着器11の近傍を通過するが、当該定着器11の近傍には、排出ロール12から記録用紙8を排出する開口部と、排紙トレイ13の定着器11側の端部近傍の底部に開口された通気孔28とが設けられている。この排紙トレイ13の定着器11側の端部近傍の底部に開口された通気孔28からは、図8に示すように、当該通気孔28が設けられた排出紙スタック部材21の起立板部22に沿って流れるエアーフローAが流入する。よって、上記排紙トレイ13上に排出され、その後端部が排出紙スタック部材21の水平板部23上に記録用紙8が多数枚スタックされた場合でも、通気孔28が記録用紙8によって塞がれることがないので、当該通気孔28から流入するエアーフローAによって、定着器11の近傍を効率良く冷却することができ、排出紙スタック部材21の起立板部22等が定着器11によって高温に加熱されるのを防止することができる。また、上記排出紙スタック部材21の起立板部22に沿って流れ、通気孔28へと流入するエアーフローAによって、記録用紙8の後端部が下方へと送られ、記録用紙8のスタックが促進される。
【0042】
さらに、上記両面ユニット16の内部には、図2及び図3に示すように、プリンター本体1から両面ユニット16へ記録用紙8を搬送するための開口部17の近傍に、補助冷却ファン35が設置されているので、定着器11の近傍の熱を、当該開口部17を介して補助冷却ファン35によって外部に排出することができ、この点からも、定着器11の近傍を効率良く冷却することができ、排出紙スタック部材21の起立板部22等が定着器11によって高温に加熱されるのを防止することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、定着性を犠牲にすることなく、定着器近傍でユーザーが手で触れる虞れのある部材の温度上昇を低減することが可能な画像形成装置を提供することができる。
また、この発明によれば、流れる風によって記録媒体の加熱定着器側(後端側)に下向きの力が掛かるため、記録媒体排出部にスタックされた一番上の記録媒体から、風が常に下向きに流れ、記録媒体排出部への収容性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置の要部である排出紙スタック部材を示す斜視図である。
【図2】 図2はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのプリンターを示す構成図である。
【図3】 図3はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置としてのプリンターを示す構成図である。
【図4】 図4は画像形成部を示す概略構成図である。
【図5】 図5は排出紙スタック部材の要部を示す拡大斜視図である。
【図6】 図6は排出紙スタック部材の要部を示す下方から見た拡大斜視図である。
【図7】 図7はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置の動作を示す説明図である。
【図8】 図8はこの発明の実施の形態1に係る画像形成装置の動作を示す説明図である。
【図9】 図9は従来の画像形成装置を示す外観斜視図である。
【図10】 図10は従来の画像形成装置の要部を示す構成図である。
【図11】 図11は従来の画像形成装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1:プリンター本体、8:記録用紙、11:定着器、13:排紙トレイ、21:排出紙スタック部材、22:起立板部、23:水平板部、28:通気孔。

Claims (2)

  1. 画像が形成された記録媒体を加熱定着器によって定着するとともに、当該加熱定着された記録媒体を画像形成装置本体の上部に設けられた記録媒体排出部に排出する画像形成装置において、
    前記記録媒体排出部の加熱定着器側の端部近傍に位置する底部に、記録媒体排出方向と直交する方向に沿って複数の貫通した通気孔を設けるとともに、
    前記記録媒体排出部の加熱定着器側の端部近傍に位置する底部であって且つ前記通気孔の近傍に、前記記録媒体排出部に排出された記録媒体が通気孔を塞ぐのを防止する凸部を設け、
    前記通気孔における空気の流れが、前記通気孔が設けられた前記記録媒体排出部の記録媒体排出面側から前記画像形成装置本体の内部へ向けた方向であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記録媒体排出部の加熱定着器側の端部に位置する起立壁の表面に、記録媒体が通気孔を覆うのを防止するリブを設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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