JP2024014703A - シート積載装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファン自体の制約や画像形成装置本体におけるレイアウト上の制約が小さくて、排出口から排出されるシートの浮き上がりを充分に軽減するとともに、シートを充分に冷却する。【解決手段】画像形成装置本体1の排出口40から排出方向に排出されたシートPが積載される載置部100が設けられている。シートPが排出される排出空間Aの外部に、ファン50が設置されている。ファン50によって吸引した空気を排気口51aから排気するように導くダクト51が設けられている。そして、ダクト51は、排気口51aから排気された空気を、排出口40から排出されたシートPの上面に向けて排気可能に形成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、複数枚のシートが積載されるシート積載装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、画像形成装置本体の排出口(排紙口)から排出された画像形成後のシートが、載置部(排紙トレイ)に積載されるシート積載装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
一方、特許文献1等には、排紙口(排出口)から排出されるシートが浮き上がることなく排紙トレイ(載置部)上に整然と載置されることを目的として、排紙口の上方に設置した送風ファンによって、排紙口から排出されるシートの上面に向けて空気を吹き付ける技術が開示されている。
特許文献1に開示されたシート積載装置は、排出口の上方に設置したファン(送風ファン)によって、排出口から排出されるシートの上面に向けて空気を吹き付けているため、排出口から排出されるシートの浮き上がりを防止する効果が充分に期待できる。
しかし、画像形成装置本体において載置部(排紙トレイ)の上方を覆うように他の部材(反転トレイやスキャナや第2の排紙トレイなどである。)が設置される場合などには、ファンを設置できなかったり、設置できたとしても風量の弱い小さなファンしか設置できなかったりする可能性があった。すなわち、ファン自体の制約や、画像形成装置本体におけるレイアウト上の制約が大きくなっていた。
また、ファンは、比較的温度が高い排出口の近傍の空気をシートに向けて送風するものであるため、シートが充分に冷却されずに、載置部に積載されるシート同志が熱により吸着してしまう可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、ファン自体の制約や画像形成装置本体におけるレイアウト上の制約が小さくて、排出口から排出されるシートの浮き上がりが充分に軽減されるとともに、シートの冷却が充分にされる、シート積載装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明におけるシート積載装置は、画像形成装置本体の排出口から排出方向に排出されたシートが積載される載置部と、シートが排出される排出空間の外部に設置されたファンと、前記ファンによって吸引した空気を排気口から排気するように導くダクトと、を備え、前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出口から排出されたシートの上面に向けて排気可能に形成されたものである。
本発明によれば、ファン自体の制約や画像形成装置本体におけるレイアウト上の制約が小さくて、排出口から排出されるシートの浮き上がりが充分に軽減されるとともに、シートの冷却が充分にされる、シート積載装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 シート積載装置を示す側面図である。 シート積載装置を示す正面図である。 シート積載装置を示す上面図である。 シート積載装置にA3サイズのシートが積載された状態を示す側面図である。 比較例としての、シート積載装置を示す側面図である。 変形例1としての、シート積載装置を示す上面図である。 変形例2としての、シート積載装置を示す上面図である。 変形例3としての、シート積載装置におけるダクトの先端部を示す、(A)断面図と、(B)下面図と、である。 変形例4としての、シート積載装置におけるダクトの先端部の内部を示す拡大断面図である。 変形例5としての、シート積載装置を示す側面図である。 変形例6としての、画像形成装置を示す斜視図である。 変形例7としての、シート積載装置を示す側面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱可能(交換可能)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78(像担持体)に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
画像形成装置1の下方には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納された給紙部12(給紙カセット)が設置されている。
また、画像形成装置1の上方には、画像形成装置本体の排出口40(排紙口)から排出された画像形成後のシートPがスタックされるシート積載装置30が設置されている。
また、シート積載装置30の上方には、両面プリントモード時にシートPを一時的に載置して、反転(スイッチバック)させて両面搬送路K5に搬送するための反転トレイ110(第2の載置部)が設置されている。
各作像部4Y、4M、4C、4Kには、それぞれ、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kが配設されている。また、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの周囲には、それぞれ、帯電部75、現像装置76、クリーニング装置77、除電部、等が配設されている。そして、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程)がおこなわれて、各感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面に各色の画像が形成されることになる。
感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kは、メインモータによって図1の時計方向に回転駆動される。そして、帯電部75の位置で、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、露光部3(書込み部)から発せられたレーザ光の照射位置に達して、この位置での露光走査によって各色に対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、現像装置76との対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、各色のトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、中間転写ベルト78及び第1転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上のトナー像が中間転写ベルト78上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、クリーニング装置77との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上に残存した未転写トナーがクリーニング装置77のクリーニングブレードによって機械的に回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面は、除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラムの表面に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト78の表面に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト78の表面にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写ユニット85は、中間転写ベルト78、4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79K、2次転写バックアップローラ82、クリーニングバックアップローラ83、テンションローラ84、中間転写クリーニング装置80、等で構成される。中間転写ベルト78は、3つのローラ82~84によって張架・支持されるとともに、メインモータに連結された1つのローラ82の回転駆動によって図1中の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kは、それぞれ、中間転写ベルト78を感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kとの間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト78は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ79Y、79M、79C、79Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム5Y、5M、5C、5K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト78の表面に重ねて1次転写される(1次転写工程である。)。
その後、各色のトナー像が重ねて1次転写された中間転写ベルト78は、転写装置としての2次転写ローラ89との対向位置に達する。この位置では、2次転写バックアップローラ82が、2次転写ローラ89(転写装置)との間に中間転写ベルト78を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト78上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送されたシートP上に転写される(2次転写工程である。)。このとき、中間転写ベルト78には、シートPに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト78は、中間転写クリーニング装置80の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト78上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト78上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送されるシートPは、装置本体1の下方に配設された給紙部12から、第1、第2搬送路K0、K1を経由して搬送されたものである。
詳しくは、給紙部12には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ31が図1中の反時計方向に回転駆動されると、給紙ローラ31とフリクションパッド32との間に挟まれた一番上のシートPが、第1、第2搬送路K0、K2を形成するガイド板に案内されながら、レジストローラ対33(タイミングローラ対)のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対33(タイミングローラ対)に搬送されたシートPは、回転駆動を停止したレジストローラ対33のローラニップ(ニップ部)の位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト78上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対33が回転駆動されて、シートPが2次転写ニップ(画像形成部)に向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップ(画像形成部)の位置でカラー画像が転写されたシートPは、第2搬送路K1を経由して、定着装置20の位置に搬送される。そして、この位置(定着ベルト21と加圧ローラ22とが圧接して形成された定着ニップ部である。)で、熱と圧力とにより、表面に担持されたトナー像がシートP上に定着される(定着工程である。)。
そして、定着工程後のシートPは、第2搬送路K1を通過して、切替部材45(分岐爪)によって排出搬送路K2に案内されて、排出ローラ対41によって、排出口40から装置外へと排出される。排出ローラ対41によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、載置部100(スタック部)上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
ここで、上述した給紙部12から載置部100(シート積載装置30)に至るシートP(又は、画像形成装置1)の動作は、片面プリントモード(シートPのオモテ面のみに画像を形成するモードである。)が選択されている場合のものである。
なお、片面プリントモード時(又は、両面プリントモード時において両面へのプリントが終了した後のシートPを載置部100に排出するとき)には、排出搬送路K2を開放して中継搬送路K3を閉鎖するように切替部材45が回動軸を中心にして反時計方向に回動した位置(図1に示す位置である。)で停止することになる。
これに対して、両面プリントモード(シートPのオモテ面とウラ面とにそれぞれ画像を形成するモードである。)が選択されている場合には、以下のようにシートP(又は、画像形成装置1)が動作することになる。
給紙部12から給送されたシートPが、第1、第2搬送路K0、K1、2次転写ニップを経由して定着装置20に達するまでの工程は、片面プリントモード時のものと同様である。そして、定着工程後のシートP(オモテ面に画像が形成された状態のものである。)は、切替部材45によって中継搬送路K3を経由してスイッチバック搬送路K4に案内される。このとき、排出搬送路K2を閉鎖して中継搬送路K3を開放するように切替部材45が回動軸を中心にして時計方向に回動した位置で停止することになる。
そして、スイッチバック搬送路K4において、シートPの後端部(搬送方向の後端部である。)が反転ローラ対42のニップ部に達すると(シートPの後端部が中継搬送路K3と両面搬送路K5との分岐点を通過すると)、反転ローラ対42の回転駆動を一時的に停止させる。このとき、シートP(オモテ面に対して定着工程が施された後のシートPである。)は、反転ローラ対42によって後端部が保持されて、先端部の側が反転トレイ110(装置外であって載置部100の上方の位置である。)に保持された状態になる。
その後、反転ローラ対42を逆方向に回転駆動することで、シートPの搬送方向を反転(逆転)させて、両面搬送路K5に向けてシートPを搬送する。このとき、中継搬送路K3を閉鎖して排出搬送路K2(及び、両面搬送路K5)を開放するように切替部材45が回動軸を中心にして反時計方向に回動した位置で停止している(図1の状態である)。
その後、図1を参照して、両面搬送路K5に導かれたシートPは、両面搬送路K5に設置された複数の搬送ローラ47、48によって搬送されて、2次転写ニップの位置に導かれる。そして、シートPは、この位置で、オモテ面への2次転写工程時と同じように、ウラ面への2次転写工程がおこなわれて、その後に定着装置20に向けて搬送されて、ウラ面への定着工程がおこなわれる。
そして、定着工程後のシートP(両面へのプリントが終了した後のシートPである。)は、先に説明したように、排出搬送路K2を経て排出ローラ対41のニップ部に導かれて、排出ローラ対41によって排出口40から装置外へと排出されて、載置部100(シート積載装置30)上に順次スタックされる。
以下、図2~図5等を用いて、本実施の形態におけるシート積載装置30(画像形成装置1)の、特徴的な構成・動作について詳述する。
図2~図4等に示すように、本実施の形態におけるシート積載装置30には、載置部100、ファン50、ダクト51などが設けられている。
また、画像形成装置本体1には、載置部100(又は、後述する排出空間A)の上方を覆う覆設部としての反転トレイ110が設けられている。
載置部100は、画像形成装置本体1の排出口40(開口)から排出方向(図2の矢印方向である。)に排出されたシートPが積載されるように構成されている。
具体的に、載置部100は、排出口40より低い位置において、排出方向上流側(図2、図4の右側である。)から排出方向下流側(図2、図4の左側である。)にかけて上方に傾斜した傾斜面(載置面)を有している。
そして、排出口40から排出されたシートPは、排出ローラ対41による搬送の慣性力と、後述するダクト51から排気される空気の力と、を受けながら自重落下して、載置部100上(又は、載置部100上に載置されたシートP上)に載置されることになる。
なお、載置部100に載置されたシートPは、載置部100の傾斜面に沿って滑落して、その後端部が画像形成装置本体1の壁部1a(排出口40が形成された外装部である。)に突き当たることになる(図2参照)。
ファン50は、図2、図4に示すように、排出空間Aの外部に設置されている。
具体的に、本実施の形態において、ファン50は、例えば、シロッコファンなどであって、載置部100と反転トレイ110(覆設部)との間の空間内ではなくて、その空間外に設置されている。特に、本実施の形態において、ファン50は、シート積載装置30から離れた位置であって、外気を充分に吸気可能な位置に設置されている。
ここで、図2を参照して、「排出空間A」は、載置部100に積載可能な最大枚数のシートPが占め得る空間A1と、排出口40から排出されたシートPが載置部100に載置されるまでに描く軌跡によって形成され得る空間A2と、からなる空間である。すなわち、載置部100に積載可能な最大枚数のシートPのすべてが、排出口40から排出されて自重落下して載置部100に載置されるまでに描く軌跡によって形成され得る空間が、「排出空間A」となる。
なお、図2に示す排出空間Aは、A4横サイズのシートPに対するものであって、図5に示す排出空間Aは、A3縦サイズのシートPに対するものである。
そして、本実施の形態におけるファン50は、図6に比較例として示すもののように排出空間A(排出可能なすべてのサイズのシートPに対応する、すべての排出空間である。)の内部に設置されているのではなくて、排出空間Aの外部に設置されている。
なお、上述した排出空間Aにおける「空間A2」には、シートPの先端が排出口40から出た後に、シートPの先端側が自重で下方に垂れながら落下する軌跡も含むものとする。
また、排出空間Aの上方に反転トレイ110(覆設部)が設けられていなおらず、一時的にシートPの一部が反転ローラ対42から排出されるように構成された装置(図13参照)においては、「排出空間A」に、上述した空間A1と空間A2とに加えて、一時的にシートPの一部が反転ローラ対42から排出されてから、シートPが画像形成装置本体1の内部に引き戻されるまでに描く軌跡によって形成され得る空間も含まれることになる。
ダクト51は、ファン50によって吸引した空気を排気口51aから排気するように導くための部材である。
具体的に、本実施の形態において、ダクト51は、一端側(上流側)の開口にファン50が接続されていて、他端側(下流側)の開口が排気口51aとなっている。
また、ダクト51は、反転トレイ110(排出空間Aの上方を覆う覆設部である。)の下面に設置されている。このダクト51の設置位置は、排出口40から排出されるシートPに干渉しない位置である。
そして、ファン50によって吸気された外気は、ダクト51内を流動して、排気口51aから排気されることになる(図2の白矢印方向の流動である)。
ここで、本実施の形態において、ダクト51は、排気口51aから排気された空気を、排出口40から排出されたシートPの上面に向けて排出方向に逆行する方向(図2、図4の右方である。)に排気可能に形成されている。
詳しくは、ダクト51の排気口51a(及び、ダクト先端部)は、図2の斜め右方向に向いている(図9(A)参照)。そして、ダクト51(排気口51a)から排気された空気は、排出方向に沿うように流動するのではなくて、排出方向に逆らう方向に流動してシートPの上面に吹き付けられることになる。具体的に、ダクト51(排気口51a)から排気された空気は、排出方向上流側であって、ダクト51より下方に向けて流動することになる(図2の右斜め下方に向けて流動することになる)。
また、ダクト51は、排気口51aから排気された空気を、排出空間Aに向けて排気可能に形成されている。
したがって、ダクト51は、排気口51aから排気された空気を、載置部100に載置されているシートPの上面に排気可能に形成されていることになる。
すなわち、排気口51aから排気された空気は、排出口40から排出されている途中のシートPの上面(載置部100に載置される前の状態のシート上面でもある。)や、載置部100に積載されている最上方のシートPの上面に向かうことになる。
このように、本実施の形態では、排出空間Aから充分に離れた位置に設置されたファン50から取り入れた空気を、ダクト51を介して、排出口40から排出されるシートPの上面に吹き付けている。
したがって、排出口40から排出されるシートの浮き上がりを充分に軽減することできて、載置部100に積載されるシートPのスタック性を高めることができる。
特に、本実施の形態では、排出空間Aから充分に離れた位置に設置されたファン50から取り入れた空気を、ダクト51を介して、排出方向に逆らう方向に排気して、排出口40から排出されるシートPの上面に吹き付けている。このように、排出方向に逆らう方向に排気した空気を、排出口40から排出されるシートPの上面に吹き付けることで、そのシートPに対する排出ローラ対41によるシート搬送の慣性力を弱めることができるため、排出口40から排出されたシートPが真下に自重落下しやすくなって、載置部100に積載されるシートPのスタック性がさらに高められることになる。
また、ダクト51から排気される空気は、排出口40から排出されたシートPの上面や、載置部100に積載された最上方のシートPの上面に吹き付けられる。そして、このように下方に向けて空気を吹き付けることによって、排出口40から排出されたシートPと、載置部100に積載された最上方のシートPと、の間の空間B(図2参照)の空気が幅方向(図2の紙面垂直方向である。)の両端部に追い出されるときに排出中のシートPが受ける下方からの力よりも、排出中のシートPがダクト51からの空気によって上方から受ける力の方が大きくなる。これにより、シートPが自重落下しやすくなって、載置部100に積載されるシートPのスタック性が高められることになる。
また、ファン50は排出空間Aの外部に配置されているため、ファン自体の制約や、画像形成装置本体1におけるレイアウト上の制約が小さくなる。すなわち、本実施の形態では、画像形成装置本体1において載置部100の上方を覆うように反転トレイ110が設置されているため、図6に比較例として示すシート積載装置130のように、反転トレイ110の下面に直接的にファン50を設置してしまうと、排出空間Aに干渉してしまいやすくなる。そして、そのようにファン50と排出空間Aとの干渉を避けるために、風量の弱い小さなファンを設置したり、図6に示すように積載可能なシートPの最大枚数を減じて排出空間A´を低く設定したりするなど、種々の制約が生じてしまうことになる。
これに対して、本実施の形態では、ファン50自体を排出空間Aから充分に離れた位置に配置して、形状やレイアウトの自由度の高いダクト51を反転トレイ110の下面に設置しているため、上述したような種々の制約が生じにくくなる。
また、ファン50は排出空間Aの外部に配置されているため、比較的温度が低い外気がシートPに向けて送風されて、シートPを充分に冷却することができる。
図6に比較例として示すシート積載装置130のように、ファン50が排出空間Aの内部や近傍に配置されている場合には、定着工程後のシートPの熱の影響などによって比較的温度が高い排出口40の近傍の空気がシートPに向けて送風されることになるため、シートPが充分に冷却されずに、載置部100に積載されるシートP同志が熱(熱によって軟化したトナー像)により吸着しやすくなる。
これに対して、本実施の形態では、ファン50が排出空間Aから充分に離れた位置に配置されているため、比較的温度が低いフレッシュな外気がシートPに向けて吹き付けられて、シートPに対する冷却効果が高められて、載置部100に積載されるシートP同志が熱(熱によって軟化したトナー像)により吸着する不具合が生じにくくなる。
ここで、本実施の形態において、シート積載装置30や画像形成装置本体1には、排出空間Aに対して幅方向(排出方向に直交する方向であって、図2の紙面垂直方向、図3の左右方向、図4の上下方向である。)の両端部のいずれにも壁部が形成されていない。具体的に、載置部100は、上方に反転トレイ110(覆設部)が設けられて、排出方向上流側に壁部1aが設けられているものの、排出方向下流側と幅方向両端部とはいずれの部材によっても閉ざされておらず、それぞれ開放されている。そのため、排出空間Aにおける幅方向の雰囲気温度の分布は、局所的に温度が高くなる部分がなく、ほぼ均一になる。
また、図4に示すように、ダクト51は、幅方向(前記排出方向に直交する方向である。)に間隔をあけて複数の排気口51aが形成されている。そして、ダクト51は、排気口51aから排気される空気の風量が幅方向にわたって均一になるように形成されている。具体的に、図4に示すように、ダクト51の下流側先端部には、複数の排気口51aが幅方向に間隔をあけて形成されている。そして、複数の排気口51aは、それぞれの排気口51aから排気される風量が同等になるように、隣接する排気口51a同士の幅方向の間隔や、それぞれの排気口51aの開口面積などが設定されている。なお、図4の例では、開口面積が同等の複数の排気口51aが幅方向に均等な間隔で形成されている。
このように構成することで、ダクト51から排出された空気によって、排出口40から排出されたシートPや、載置部100に積載されたシートPが、幅方向にわたって均一に冷却されて、シートPに対する冷却効果が高められる。
なお、本実施の形態において、シート積載装置30(又は、画像形成装置本体1)の幅方向両端部にそれぞれ壁部が形成されている場合にも、排出空間Aにおける幅方向の温度分布がほぼ均一になるため、排気口51aから排気される空気の風量が幅方向にわたって均一になるように形成することによって、同じような効果を得ることができる。
<変形例1>
図7に示すように、変形例1におけるシート積載装置30も、ダクト51に、幅方向に間隔をあけて複数の排気口51aが形成されている。
そして、変形例1におけるダクト51は、幅方向(排出方向に直交する方向であって、図7の上下方向である。)において、載置部100に載置されたシートPを取り出す操作側(図7の下側であって、範囲X2の部分である。)の排出方向の長さNが、非操作側(操作側の反対側、図7の上側であって、範囲X1の部分である。)の排出方向の長さMに比べて、短くなるように形成されている(M>N)。
詳しくは、ユーザーは、載置部100にスタックされたシートPを操作側(画像形成装置1の正面)から適宜取り出すことになるが、そのときの取出し操作の妨げにならないように、ダクト51の操作側の部分X2の排出方向の長さNを他の部分Mのものより短くしている。具体的に、ダクト51の排出方向上流側端部(図7の右側端部である。)は、非操作側の部分X1が幅方向に平行な面となっていて、操作側の部分X2が非操作側から操作側に向けて排出方向下流側に向けて傾斜する面となっている。
このように構成することで、載置部100にスタックされたシートPを取り出すときの操作性が向上することになる。
また、図7に示すように、変形例1におけるダクト51は、幅方向に対して傾斜する方向に間隔をあけて複数の排気口51aが形成されている。
詳しくは、非操作側の部分X1には、複数の排気口51aが幅方向に間隔をあけて並設されていて、傾斜面を有する操作側の部分X2には、複数の排気口51aが斜め方向に間隔をあけて並設されている。そして、ファン50から送られる空気は、非操作側の部分X1から操作側の部分X2に流れるように(非操作側の部分X1に対して操作側の部分X2が下流側になるように)構成されている。
このように構成することで、非操作側(上流側)の部分X1の排気口51aから排気される風量と、操作側(下流側)の部分X2の排気口51aから排気される風量と、を略同等にすることができる。これは、風速が空気の密度に反比例することによる。すなわち、ダクトの下流側に進むほど途中の排気口51aから空気が排出されて、空気の総質量が減少するが、その分だけダクト断面積を小さくして空気の密度を高めることで、上流側から下流側にかけて排気口51aからの排気の風量を略均一化することができる。
したがって、ダクト51から排出された空気によって、排出口40から排出されたシートPや、載置部100に積載されたシートPが、幅方向にわたって均一に冷却されて、シートPに対する冷却効果が高められる。
<変形例2>
図8(A)に示すように、変形例2におけるシート積載装置30(又は、画像形成装置本体1)には、排出空間Aに対して幅方向の一端側(図8(A)の上側である。)に壁部100a(高さ方向に延在する壁部である。)が形成されていて、幅方向の他端側(図8(A)の下側である。)には壁部が形成されていない(後述する図12の画像形成装置1も同様である。)。
そして、図8(A)に示すシート積載装置30のダクト51は、排気口51aから排気される空気の風量が、幅方向の他端側(壁部が形成されていない側である。)に比べて一端側(壁部100aが形成されている側である。)が大きくなるように形成されている。具体的に、ダクト51において、幅方向の長さ当たりの排気口51aの数(密度)が、他端側に比べて一端側が多く(大きく)なるように設定している。
これは、壁部100aが形成されている幅方向一端側は、壁部が形成されていない他端側に比べて、熱の逃げ場が少なくて、その部分の雰囲気温度が高くなるためである。変形例2では、雰囲気温度が高くなる部分の排気口51aの数を増やして風量を集中的に高めることで、その部分の冷却性を高めている。そのため、排出口40から排出されたシートPや、載置部100に積載されたシートPが、幅方向にわたって均一に冷却されて、シートPに対する冷却効果が高められることになる。
また、図8(A)に示すダクト51は、幅方向において、排出空間Aにおける雰囲気温度が最大となる部分に対応して、排気口51aから排気される空気の風量が最大となり、その風量が最大となる部分から離れるほど風量が漸減するように形成されている。具体的に、ダクト51において、幅方向の長さ当たりの排気口51aの数(密度)は、一端側が最大となり、他端側に向かうにつれて漸減するように設定されている。
これは、壁部100aが形成されている幅方向一端側の雰囲気温度が最も高く、幅方向他端側に向かうにつれて雰囲気温度が徐々に低くなるためである。変形例2では、雰囲気温度の高低に合わせて排気口51aの数を増減して風量を最適化して、幅方向にわたって雰囲気温度のバラツキが生じないように冷却している。そのため、排出口40から排出されたシートPや、載置部100に積載されたシートPが、幅方向にわたって均一に冷却されて、シートPに対する冷却効果が高められることになる。
なお、図8(B)に示すシート積載装置30は、幅方向両端部にいずれも壁部が形成されていない。
そして、排出口40から排出されるシートPの表面温度の幅方向の分布(温度分布)は、幅方向中央部X10が最も高く、幅方向両端部に向かうにつれて徐々に低くなる傾向がある。すなわち、排出方向に直交する幅方向において、排出口40から排出されるシートPの表面温度は幅方向中央部が幅方向両端部よりも高くなる。これは、シートPの表面温度は、幅方向両端部に比べて幅方向中央部X10の逃げ場がないためである。
このようなことから、図8(B)におけるダクト51は、幅方向において、排出口40から排出されるシートPの表面温度が最大となる部分(幅方向中央部X10である。)に対応する、排気口51aから排気される空気の風量が最大となり、その風量が最大となる部分から離れるほど風量が漸減するように形成されている。すなわち、ダクト51は、排気口51aから排気される空気の風量が幅方向の両端側に比べて中央側が大きくなるように形成されている。具体的に、ダクト51において、幅方向の長さ当たりの排気口51aの数(密度)は、幅方向中央部X10が最大となり、幅方向両端部に向かうにつれて漸減するように設定されている。
これにより、排出口40から排出されたシートPや、載置部100に積載されたシートPが、幅方向にわたって均一に冷却されて、シートPに対する冷却効果が高められることになる。
<変形例3>
図9(A)に示すように、変形例3におけるシート積載装置30において、ダクト51の先端部(排気口51aが形成された部分である。)は、排気口51aに近づくにつれてダクト断面積が小さくなるように形成されている。すなわち、排気口51aの近傍が排出方向上流側に先細りするように形成されている。
このように構成することで、排気口51aに近づくほど空気の密度が高まり、排気口51aから風量(風速)の大きな空気が排出されることになる。そのため、先に説明したダクト51を介した送風をおこなうことによる種々の効果が、効率的かつ充分に発揮されることになる。
ここで、図9(A)、(B)に示すように、変形例3におけるダクト51は、排気口51aの近傍の下面に、排出方向の下流側に延びるように形成されたシートのガイド部材51b、51cが設けられている。具体的に、ガイド部材としてのガイド面51bは、ダクト51における排気口51aの近傍の下面であって、そのガイド面51bに対して下方に突出するとともに排出方向の下流側に延びるようにガイド部材としてのリブ51c(幅方向に間隔をあけて複数形成されている。)が設けられている。なお、変形例3では、ガイド面51bとリブ51cとをシートのガイド部材として機能させたが、ガイド部材はこれに限定されることなく、例えば、ガイド面51bとリブ51cとのいずれか一方のみをガイド部材として機能させることもできる。
このようにダクト51の先端部(排気口51aが形成された部分である。)の下面に、ガイド部材(ガイド面51bやリブ51c)を設けることで、排出口40から排出されるシートPがダクト51の下面に接触してしまっても、ダクト51に引っ掛ることなく、シートPが比較的小さな摩擦力でダクト51に案内されるように摺接することになる。
なお、図9(A)に示すように、変形例3におけるダクト51は、排気口51aの近傍の下面(ガイド面51b)に、排出方向の上流側から下流側にかけて上方に傾斜する傾斜面が形成されている。すなわち、ダクト51の先端部の下面に位置するガイド面51bは図9(A)の左側に向けて上方に傾斜する傾斜面となっている。これにより、排出口40から排出されるシートPが、ダクト51の下面に引っ掛りにくくなり、引っ掛ってしまってもガイド面51bとの接触面積を減ずることができる。
ここで、図9(A)に示すように、変形例3におけるダクト51は、排気口51aに対して上方の位置で排出方向の上流側に延びるように形成されたシートのガイド部材51d、51eが設けられている。具体的に、ガイド部材としてのガイド面51dは、排気口51aに対して上方の位置で排出方向上流側に延びる部分の下面であって、そのガイド面51dに対して下方に突出するとともに排出方向の上流側に延びるようにガイド部材としてのリブ51e(幅方向に間隔をあけて複数形成されている。)が設けられている。なお、変形例3では、ガイド面51dとリブ51eとをシートのガイド部材として機能させたが、ガイド部材はこれに限定されることなく、例えば、ガイド面51dとリブ51eとのいずれか一方のみをガイド部材として機能させることもできる。
このようにダクト51の先端部(排気口51aが形成された部分である。)のさらに先端側(排出方向上流側)に、ガイド部材(ガイド面51dやリブ51e)を設けることで、排出口40から排出されるシートPがダクト51に接触してしまっても、ダクト51に引っ掛ることなく、シートPが比較的小さな摩擦力でダクト51に案内されるように摺接することになる。
<変形例4>
図10に示すように、変形例4におけるシート積載装置30において、ダクト51は、排気口51aの内部(排気口51aの近傍の内部である。)に、排気口51aから排気される空気を排出方向に対して平行になるように導く整流板51fが設けられている。
詳しくは、ダクト51は、排気口51aの近傍の内部に、複数の整流板51fが、それぞれ、隣接する排気口51aと排気口51aとの間に位置するように、幅方向に間隔をあけて並設されている。また、これらの複数の整流板51fは、それぞれ、排出方向に対して平行になるように延設されている。これにより、隣接する整流板51fと整流板51fとの間に形成される流路が排気口51aの上流側に連通している構造となる。換言すると、隣接する整流板51fと整流板51fとの間に形成される流路が排気口51aの上流側に連通する位置において、整流板51fがダクト51の内部に配置されている。
排出口40から排出されるシートPや、載置部100に積載されたシートPに対して、ダクト51から排出方向に対して斜め方向に空気が吹き付けられてしまうと、それらのシートPに斜め方向の風力が作用して、シートPが幅方向にズレたり傾斜(スキュー)したりしてしまう。
これに対して、変形例4では、排出口40から排出されるシートPや、載置部100に積載されたシートPに対して、ダクト51から排出方向に平行に空気が吹き付けられるため、そのような不具合の発生が抑止される。
<変形例5>
図11に示すように、変形例5におけるシート積載装置30は、ファン50が画像形成装置本体1の内部(排出空間Aの外部でもある。)に設置されている。
そして、ダクト51は、画像形成装置本体1の内部のファン50に接続されている。また、変形例5においても、ダクト51は、排気口51aから排気された空気を、排出口40から排出されたシートPの上面に向けて排出方向に逆行する方向に排気可能に形成されている。なお、ファン50は、雰囲気温度が比較的低い位置に設置されている。
このように構成した場合にも、ファン50自体の制約や画像形成装置本体1におけるレイアウト上の制約が小さくて、排出口40から排出されるシートPの浮き上がりを充分に軽減するとともに、シートPの冷却を充分にすることができる。
<変形例6>
図12に示すように、変形例6における画像形成装置1は、シート積載装置30における排出空間Aの上方を覆う覆設部としてのスキャナ部120が設けられている。
図12に示すように、変形例6における画像形成装置1は、複写機であって、その上部にスキャナ部120が設けられている。画像形成装置1において、スキャナ部120の下方は、4側面のうち2側面(操作側の側面と、排出方向下流側の側面と、である。)が開放された空洞になっていて、その空洞部分がシート積載装置30として機能している。
スキャナ部120のコンタクトガラス(原稿台)上に手動でセットされた原稿Dは、圧板140によって押圧される。そして、スキャナ部120で、コンタクトガラス上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
一方、スキャナ部120で読み取られた画像情報は、露光部3(図1参照)に送信される。そして、露光部3から、各色の画像情報に基づいたレーザ光(露光光)が、帯電工程後の各感光体ドラム5Y、5M、5C、5K(図1参照)の表面に照射される。その後、現像工程を経て各感光体ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面に所望の画像が形成されることになる。その後の画像形成プロセスは、先に図1を用いて説明したものと同様である。
そして、変形例6において、ダクト51は、覆設部としてのスキャナ部120の下面に設置されている。また、ダクト51は、排出空間Aの外部に配置されたファン50に接続されている。また、変形例6においても、ダクト51は、排気口51aから排気された空気を、排出口40から排出されたシートPの上面に向けて排出方向に逆行する方向に排気可能に形成されている。
このように構成した場合にも、ファン50自体の制約や画像形成装置本体1におけるレイアウト上の制約が小さくて、排出口40から排出されるシートPの浮き上がりを充分に軽減するとともに、シートPの冷却を充分にすることができる。
<変形例7>
図13に示すように、変形例7におけるシート積載装置30は、ダクト51が、排出口40より上方であって、排出口40が形成された壁部1a(壁面)に設置されている。
また、変形例7におけるシート積載装置30も、図11に示すものと同様に、ファン50が画像形成装置本体1の内部(排出空間Aの外部でもある。)に設置されている。なお、変形例7では、画像形成装置本体1の内部に設置されたファン50と、画像形成装置本体1の外部に突出するダクト51と、を中継する中継ダクト(図13において破線で図示したものである。)が設置されている。
また、変形例7においても、ダクト51は、排気口51aから排気された空気を、排出口40から排出されたシートPの上面に向けて白矢印方向に排気可能に形成されている。なお、ファン50は、雰囲気温度が比較的低い位置に設置されている。
このように構成した場合にも、ファン50自体の制約や画像形成装置本体1におけるレイアウト上の制約が小さくて、排出口40から排出されるシートPの浮き上がりを充分に軽減するとともに、シートPの冷却を充分にすることができる。
特に、変形例7のダクト51は、排出口40に近い位置から、排出口40から排出されるシートPの上面に空気を吹き付けるものであるため、シートPに対する冷却効果を高めることができる。
また、ファン50を設置することができないような、排出ローラ対41と反転ローラ対42との狭いスペースであっても、ダクト51を設置して、シートPの冷却をおこなうことができる。
また、壁部1aが立設している方向(図13の上下方向)において、ファン50のサイズが、反転ローラ対42と排出ローラ対41との間の壁部1aの距離よりも大きい場合には、本変形例7のように、ファン50を壁部1aに設けずに、画像形成装置本体1の内部に設置して、ダクト51の排気口51aが設けられている先端部分を壁部1aに設置することが有効である。
以上説明したように、本実施の形態におけるシート積載装置30は、画像形成装置本体1の排出口40から排出方向に排出されたシートPが積載される載置部100が設けられている。また、シートPが排出される排出空間Aの外部に、ファン50が設置されている。また、ファン50によって吸引した空気を排気口51aから排気するように導くダクト51が設けられている。そして、ダクト51は、排気口51aから排気された空気を、排出口40から排出されたシートPの上面に向けて排気可能に形成されている。
これにより、ファン50自体の制約や画像形成装置本体1におけるレイアウト上の制約が小さくて、排出口40から排出されるシートPの浮き上がりを充分に軽減するとともに、シートPを充分に冷却することができる。
なお、本実施の形態では、カラーの画像形成装置1に設置されるシート積載装置30に対して本発明を適用したが、モノクロの画像形成装置に設置されるシート積載装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置1に設置されるシート積載装置30に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、孔版印刷機などである。)に設置されるシート積載装置に対しても本発明を適用することができる。
そして、それらのような場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
また、本実施の形態において、「空気」とは、狭義な意味における空気(正規な成分比率のものである。)に限定されることなく、正規な成分比率の空気に他の成分が混合されたものはもちろんのこと、気体全般を含む広義なものと定義する。したがって、本願明細書等における「空気」を「気体」と読み替えることもできる。
1 画像形成装置(画像形成装置本体)、
30 シート積載装置、
40 排出口(排紙口)、
50 ファン、
51 ダクト、
51a 排気口、
51b ガイド面(傾斜面、ガイド部材)、 51c リブ(ガイド部材)、
51d ガイド面(ガイド部材)、 51e リブ(ガイド部材)、
51f 整流板、
100 載置部(排出トレイ)、
100a 壁部、
110 反転トレイ(覆設部)、
120 スキャナ部(覆設部)、
A 排出空間、
P シート(記録媒体)。
なお、本発明における態様は、例えば、以下の通り付記1~18の組み合わせとすることもできる。
(付記1)
画像形成装置本体の排出口から排出方向に排出されたシートが積載される載置部と、
シートが排出される排出空間の外部に設置されたファンと、
前記ファンによって吸引した空気を排気口から排気するように導くダクトと、
を備え、
前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出口から排出されたシートの上面に向けて排気可能に形成されたことを特徴とするシート積載装置。
(付記2)
前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出空間に向けて排気可能に形成されたことを特徴とする付記1に記載のシート積載装置。
(付記3)
前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記載置部に載置されたシートの上面に排気可能に形成されたことを特徴とする付記1又は付記2に記載のシート積載装置。
(付記4)
前記画像形成装置本体は、前記排出空間の上方を覆う覆設部を備え、
前記ダクトは、前記覆設部に設置されたことを特徴とする付記1~付記13のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記5)
前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向にわたって均一になるように形成されたことを特徴とする付記1~付記4のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記6)
前記排出空間に対して、前記排出方向に直交する幅方向の一端側に壁部が形成されて、前記幅方向の他端側には壁部が形成されておらず、
前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向の他端側に比べて一端側が大きくなるように形成されたことを特徴とする付記1~付記4のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記7)
前記排出方向に直交する幅方向において、前記排出口から排出されるシートの表面温度は幅方向中央部が幅方向両端部よりも高く、
前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向の両端側に比べて中央側が大きくなるように形成されたことを特徴とする付記1~付記6のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記8)
前記ダクトは、前記排出方向に直交する幅方向に間隔をあけて複数の前記排気口が形成されたことを特徴とする付記1~付記7のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記9)
前記ダクトは、前記幅方向に対して傾斜する方向に間隔をあけて複数の前記排気口が形成されたことを特徴とする付記8に記載のシート積載装置。
(付記10)
前記ダクトは、前記排出方向に直交する幅方向において、前記載置部に載置されたシートを取り出す操作側の前記排出方向の長さが、前記操作側の反対側である非操作側の前記排出方向の長さに比べて、短くなるように形成されたことを特徴とする付記8又は付記9に記載のシート積載装置。
(付記11)
前記ダクトは、前記排気口の内部に、前記排気口から排気される空気を前記排出方向に対して平行になるように導く整流板を備えたことを特徴とする付記1~付記10のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記12)
前記ダクトは、前記排気口の近傍の下面に、前記排出方向の下流側に延びるように形成された前記シートのガイド部材を具備したことを特徴とする付記1~付記11のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記13)
前記ダクトは、前記排気口に対して上方の位置で前記排出方向の上流側に延びるように形成された前記シートのガイド部材を具備したことを特徴とする付記1~付記12のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記14)
前記ダクトは、前記排気口の近傍の下面に、前記排出方向の上流側から下流側にかけて上方に傾斜する傾斜面が形成されたことを特徴とする付記1~付記13のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記15)
前記画像形成装置本体は、前記排出空間の上方に、シートの反転トレイを備え、
前記ダクトは、前記反転トレイの下面に設置されたことを特徴とする付記1~付記14のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記16)
前記ダクトは、前記排出口より上方であって、前記排出口が形成された壁部に設置されたことを特徴とする付記1~付記14のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記17)
前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出口から排出されたシートの上面に向けて前記排出方向に逆行する方向に排気可能に形成されたことを特徴とする付記1~付記16のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記18)
付記1~付記17のいずれかに記載のシート積載装置が前記画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
特開2019-139160号公報
この発明におけるシート積載装置は、画像形成装置本体の排出口から排出方向に排出されたシートが積載される載置部と、シートが排出される排出空間の外部に設置されたファンと、前記ファンによって吸引した空気を排気口から排気するように導くダクトと、を備え、前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出口から排出されたシートの上面に向けて排気可能に形成されて、前記ダクトの前記排気口は、前記画像形成装置本体の前記排出口に対して、前記排出方向の下流側であって上方に位置しているものである。
なお、本発明における態様は、例えば、以下の通り付記1~18の組み合わせとすることもできる。
(付記1)
画像形成装置本体の排出口から排出方向に排出されたシートが積載される載置部と、
シートが排出される排出空間の外部に設置されたファンと、
前記ファンによって吸引した空気を排気口から排気するように導くダクトと、
を備え、
前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出口から排出されたシートの上面に向けて排気可能に形成されて、
前記ダクトの前記排気口は、前記画像形成装置本体の前記排出口に対して、前記排出方向の下流側であって上方に位置していることを特徴とするシート積載装置。
(付記2)
前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出空間に向けて排気可能に形成されたことを特徴とする付記1に記載のシート積載装置。
(付記3)
前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記載置部に載置されたシートの上面に排気可能に形成されたことを特徴とする付記1又は付記2に記載のシート積載装置。
(付記4)
前記画像形成装置本体は、前記排出空間の上方を覆う覆設部を備え、
前記ダクトは、前記覆設部に設置されたことを特徴とする付記1~付記13のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記5)
前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向にわたって均一になるように形成されたことを特徴とする付記1~付記4のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記6)
前記排出空間に対して、前記排出方向に直交する幅方向の一端側に壁部が形成されて、前記幅方向の他端側には壁部が形成されておらず、
前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向の他端側に比べて一端側が大きくなるように形成されたことを特徴とする付記1~付記4のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記7)
前記排出方向に直交する幅方向において、前記排出口から排出されるシートの表面温度は幅方向中央部が幅方向両端部よりも高く、
前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向の両端側に比べて中央側が大きくなるように形成されたことを特徴とする付記1~付記6のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記8)
前記ダクトは、前記排出方向に直交する幅方向に間隔をあけて複数の前記排気口が形成されたことを特徴とする付記1~付記7のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記9)
前記ダクトは、前記幅方向に対して傾斜する方向に間隔をあけて複数の前記排気口が形成されたことを特徴とする付記8に記載のシート積載装置。
(付記10)
前記ダクトは、前記排出方向に直交する幅方向において、前記載置部に載置されたシートを取り出す操作側の前記排出方向の長さが、前記操作側の反対側である非操作側の前記排出方向の長さに比べて、短くなるように形成されたことを特徴とする付記8又は付記9に記載のシート積載装置。
(付記11)
前記ダクトは、前記排気口の内部に、前記排気口から排気される空気を前記排出方向に対して平行になるように導く整流板を備えたことを特徴とする付記1~付記10のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記12)
前記ダクトは、前記排気口の近傍の下面に、前記排出方向の下流側に延びるように形成された前記シートのガイド部材を具備したことを特徴とする付記1~付記11のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記13)
前記ダクトは、前記排気口に対して上方の位置で前記排出方向の上流側に延びるように形成された前記シートのガイド部材を具備したことを特徴とする付記1~付記12のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記14)
前記ダクトは、前記排気口の近傍の下面に、前記排出方向の上流側から下流側にかけて上方に傾斜する傾斜面が形成されたことを特徴とする付記1~付記13のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記15)
前記画像形成装置本体は、前記排出空間の上方に、シートの反転トレイを備え、
前記ダクトは、前記反転トレイの下面に設置されたことを特徴とする付記1~付記14のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記16)
前記ダクトは、前記排出口より上方であって、前記排出口が形成された壁部に設置されたことを特徴とする付記1~付記14のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記17)
前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出口から排出されたシートの上面に向けて前記排出方向に逆行する方向に排気可能に形成されたことを特徴とする付記1~付記16のいずれかに記載のシート積載装置。
(付記18)
付記1~付記17のいずれかに記載のシート積載装置が前記画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。

Claims (18)

  1. 画像形成装置本体の排出口から排出方向に排出されたシートが積載される載置部と、
    シートが排出される排出空間の外部に設置されたファンと、
    前記ファンによって吸引した空気を排気口から排気するように導くダクトと、
    を備え、
    前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出口から排出されたシートの上面に向けて排気可能に形成されたことを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出空間に向けて排気可能に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
  3. 前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記載置部に載置されたシートの上面に排気可能に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  4. 前記画像形成装置本体は、前記排出空間の上方を覆う覆設部を備え、
    前記ダクトは、前記覆設部に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  5. 前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向にわたって均一になるように形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  6. 前記排出空間に対して、前記排出方向に直交する幅方向の一端側に壁部が形成されて、前記幅方向の他端側には壁部が形成されておらず、
    前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向の他端側に比べて一端側が大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  7. 前記排出方向に直交する幅方向において、前記排出口から排出されるシートの表面温度は幅方向中央部が幅方向両端部よりも高く、
    前記ダクトは、前記排気口から排気される空気の風量が前記幅方向の両端側に比べて中央側が大きくなるように形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  8. 前記ダクトは、前記排出方向に直交する幅方向に間隔をあけて複数の前記排気口が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  9. 前記ダクトは、前記幅方向に対して傾斜する方向に間隔をあけて複数の前記排気口が形成されたことを特徴とする請求項8に記載のシート積載装置。
  10. 前記ダクトは、前記排出方向に直交する幅方向において、前記載置部に載置されたシートを取り出す操作側の前記排出方向の長さが、前記操作側の反対側である非操作側の前記排出方向の長さに比べて、短くなるように形成されたことを特徴とする請求項8又は付記9に記載のシート積載装置。
  11. 前記ダクトは、前記排気口の内部に、前記排気口から排気される空気を前記排出方向に対して平行になるように導く整流板を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  12. 前記ダクトは、前記排気口の近傍の下面に、前記排出方向の下流側に延びるように形成された前記シートのガイド部材を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  13. 前記ダクトは、前記排気口に対して上方の位置で前記排出方向の上流側に延びるように形成された前記シートのガイド部材を具備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  14. 前記ダクトは、前記排気口の近傍の下面に、前記排出方向の上流側から下流側にかけて上方に傾斜する傾斜面が形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  15. 前記画像形成装置本体は、前記排出空間の上方に、シートの反転トレイを備え、
    前記ダクトは、前記反転トレイの下面に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  16. 前記ダクトは、前記排出口より上方であって、前記排出口が形成された壁部に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  17. 前記ダクトは、前記排気口から排気された空気を、前記排出口から排出されたシートの上面に向けて前記排出方向に逆行する方向に排気可能に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置。
  18. 請求項1又は請求項2に記載のシート積載装置が前記画像形成装置本体に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
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