JP2004514804A - 織機及び開口機械のための駆動設備 - Google Patents

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Abstract

本発明は、織機と開口機械の別個の操作を可能にし、当該の機械の駆動軸に関する織機及び開口機械駆動装置の回転数変動を補償する駆動設備に関する。新規な駆動設備は織機及び開口機械の始動段階で給電網から取り出されるエネルギー及び設備駆動電力をなるべく小さくすることを可能にする。

Description

【0001】
本発明は織機及び開口機械の駆動装置の回転数変動の補償のための手段を備えた、織機及び開口機械のための駆動設備に関する。
【0002】
切換え歯車を備えた主駆動軸に伝動部材を介して作用する駆動装置が欧州特許公報EP−A0726345により周知である。切換え歯車は第1の位置で少なくとも織機スレー駆動用の歯車及び少なくとも開口手段駆動用の歯車のいずれともかみ合い、切換え歯車は第2の位置で2つの歯車の一方とだけかみ合う。
【0003】
駆動装置が主駆動軸と同軸に配設され、これに直結されている織機駆動装置が国際公開公報WO98/31856で周知である。織機の主駆動軸は油圧式又は空気式調整系により、開口装置にだけ駆動が行われるように一方の方向へ移動させることができる。また駆動装置がスレー、場合によってはグリッパ及び開口装置のいずれにも作用するように、モータの磁界を貫いて主駆動軸を他方の方向へ移動させることができる。即ち主駆動軸のこの位置は日常の製織運転のための位置である。
【0004】
上記の解決策は中心駆動装置及び製織運転時の織機と開口機械の確実結合が前提になっている。従ってすべての交番トルクが主駆動軸又は少なくともその一部を介して伝達される。その結果生じるねじりが全構造へ伝達される振動を引き起こし、それが織物品質を損なうとともに、駆動系の高い電流消費及び全機械の高い故障頻度をもたらす。
【0005】
さらに織機と開口機械の間の確実結合は摩耗と損失を伴う。また織機と開口機械の確実結合は必ずこれらの同時始動を必要とするから、駆動装置の設計のためにも上記の解決策は不利である。例えば織物の織付けむらを回避するために極めて高い始動動特性が必要であるが、それにはトルク発生に関連して極めて低慣性のモータ(駆動装置)が必要である。このような駆動装置はたいていの場合連続運転のために熱トルク(定格トルク)が不十分であるから、少なくとも油又は水で強制冷却しなければならない。もう一つの欠点は、公知の解決策で切換え歯車又は主駆動軸のために設けられる調整機構がさらに摩耗部品であり、それがまた追加保守費用を意味することである。
【0006】
主モータ又は補助モータとしての駆動モータを備えた織機、同様に補助モータ又は主モータとしての駆動モータを備えた開口機械及び制御装置を包含する織機駆動設備が欧州特許公報EP0893525A1によりすでに周知である。制御装置は、主駆動装置に対して補助駆動装置を同期の、もしくは進んだ又は遅れた角位置で運転するための制御戦略に従うように設計されている。欧州特許公報EP0893525A1は、このような駆動設備で織機主駆動軸及び開口機械駆動軸に関する開口機械及び織機駆動装置の回転数変動をいかにして十分に補償することができるかを開示していない。
【0007】
また主軸と同軸に結合された少なくとも1個の電動駆動装置で織機主軸を回転する織機の駆動方法がドイツ国特許公報DE4436424A1で周知である。
電動駆動装置は給電網に接続され、制御装置と連動する。駆動装置は制御装置により好ましくは制御装置で発生される正弦制御信号で操作され、主軸が電動駆動装置の当該の回転の間に可変の回転速度又は角速度で加速又は減速されて回転される。その場合電動駆動装置は直流駆動装置であり、時には直流モータとして、時には直流発電機として動作するように操作される。駆動装置が直流モータとして動作する場合は、配電網からエネルギーが供給され、直流発電機として動作する場合は駆動装置が生じた電気エネルギーが給電網へ逆送される。
【0008】
先公知の先行技術によれば織機と開口機械は始動時におおむね同期して運転されるから、始動段階で給電網から比較的高い総駆動エネルギーを供給しなければならない。
こうした事情は、少なくとも1台の駆動モータを装備し、開口機械のための駆動力が織機の主駆動軸から導き出される織機にも、欧州特許公報EP0893525A1に記載の駆動設備を備えた織機にも当てはまる。
【0009】
発明の第1の課題は、織機と開口機械の別個の運転が可能な駆動設備において各機械の駆動軸に関する織機及び開口機械駆動装置の回転数変動を十分に補償することである。
【0010】
発明の第2の課題は、第1の課題の解決策を取り入れて、給電網から取り出されるエネルギーと設備の駆動電力をなるべく少なくするように織機及び開口機械の始動段階を構成することである。
【0011】
以下の説明で「通常運転」の概念が使用される。それは始動の終了から再停止の開始に至るまでの機械又は機械系の運転を表す。織機及び/又は開口機械の通常運転が織物を伴って行われるならば、それは製織運転である。従って「製織運転」の概念は「通常運転」の概念に包括される。
【0012】
本発明によれば第1の部分課題は請求項1の特徴によって解決される。その場合開口機械の駆動軸はこの駆動軸に作用する補助回転質量を備えている。最も簡単な場合には補助回転質量は駆動軸と結合された均質な密度の回転対称体として形成され、駆動軸に関する開口機械駆動装置の回転数変動を十分に補償する。即ち慣性モーメントの最大及び最小瞬時値の商を大幅に減少する。駆動軸に作用するこの補助回転質量は、角運動量保存の法則に基づき開口機械駆動軸にはるかに小さな自然回転数変動をもたらす。このため通常運転時に開口機械の回転数又は姿勢の調整に必要な正負の加速トルクが減少するから、駆動モータの必要な設計熱トルク(定格トルク)も、給電網からの駆動装置の電流消費も減少する。さらに通常運転時に問題の機械角領域以外で開口機械と織機の姿勢同期を解除することにより、角運動量保存の法則に基づき開口機械駆動軸の自然振動が許容されることは、駆動モータの負担を軽減する効果がある。こうして駆動軸の負荷トルクはもっぱらたて糸、摩擦による損失及びその後の問題の機械角領域に対して必要な常用回転数への調整からなる。
【0013】
第2の課題の解決策の基礎は、ドイツ国特許出願第10053079号明細書に基づきまず開口機械を始動して常用回転数まで比較的ゆるやかに加速し、遅れて始動され比較的急速に加速される織機と、回転数及び姿勢に関して通常運転、特に製織運転に許される許容範囲内で、最初のおさ打ちの前に適時に同調させるならば、開口機械と織機の姿勢同期の前述の解除により2つの始動挙動を分離することができることである。ちょうど逆に開口機械を織機に比してゆるやかに再制動して停止することも可能である。この点については同じくドイツ国特許出願第10053079号を参照。開口機械の駆動装置の必要な加速及び制動トルクを減少することができる。従って通常運転時の上記の運動自由度に基づき開口機械の駆動モータの挙動を動的最適化するのではなく、負荷最適化して設計することができる。開口機械による負担が軽減され、他方では −さらにこのような軽量化構造に対応する織機の変速段数に助けられて− 今や織機主駆動軸の駆動装置を一層小型化することができる。特に始動過程のために必要な加速トルクが減少する。
【0014】
この場合本発明に基づき主駆動軸に、これに作用する補助回転質量を設けた構成とする。最も簡単な場合は、回転質量が均質な密度の回転対称体として形成され、主駆動軸に関する織機駆動装置の回転数変動をほぼ完全に補償する。即ち慣性モーメントの最大及び最小瞬時値の商を大幅に減少する。補助質量は必要な加速トルクを増加するが、しかし駆動装置の設計に対して開口機械の場合と同様な肯定的効果がある。しかも織機主駆動軸の両側への補助質量の分割は、主駆動軸のねじりに原因する振動及びそれに伴う前述の欠点の発生を減少する。好ましくは均等な質量分布を有する均質な密度の回転対称体として形成された補助質量が差動装置を介して織機の主駆動軸又は開口機械の駆動軸に作用するならば、当該の軸に関して駆動装置の回転数変動の部分的補償だけでなく、完全な補償も可能である。機械振動の適切な減少も伴うこのような差動装置の設計は、周知のように専門文献で詳しく証明された数学的規則に従って行われる。
【0015】
また本発明によれば第2の課題の解決のために、織機に先立つ開口機械の始動は、後続の織機の始動を一方では開口機械の駆動装置により、他方では開口機械に付与される運動エネルギーより支援するように構成されている。なお、第2の部分的課題は本発明に基づき請求項23の特徴によって解決される。その場合減速運転に適した駆動装置が開口機械に配属され、その固定子又は回転子が確実かつ好ましくは同軸に又は変速機を介して織機主駆動軸と結合され、逆にその回転子又は固定子が確実かつ好ましくは同軸に又は変速機を介して開口機械駆動軸と結合される。また開口機械駆動軸が引き続き運動自在のまま、織機主駆動軸を制止又は停止することが可能である。まず最初に行われる開口機械の始動のために上記の駆動装置に給電され、同時に織機の主駆動軸は引き続き制止される。こうして駆動装置の固定子と回転子の間の力の作用、即ちトルクが開口機械の始動のために利用される。その場合製織運転に必要な回転数より高い回転数まで開口機械を加速することが好ましい。その後の織機の始動のためにその運動エネルギーの一部が再び奪われるからである。織機の始動のために主駆動軸の制止又は停止が解除され、同時に開口機械の駆動装置に給電され、 −三相モータの場合は− トルクを生じる回転磁界がモータ機種に応じて開口機械の回転数から出発して急速に減少する周波数か、又は予めごく小さな値又は0Hzにセットされた周波数を有する。この場合回転磁界の周波数は固定子と回転子の間の回転数差で決まることに注意しなければならない。即ち同期の場合は周波数0Hzで回転磁界が固定子と回転子の間の回転周波数を0rads に減少し、又は0rads に保持しようとする。こうして回転数に関して開口機械に同期させようとするトルクが織機に働く。それとともに、織機の始動を助け、そのために開口機械の駆動装置に制御技術的に適当に同調させた別の駆動装置が織機に直接配属されている。日常(製織)運転でこの駆動装置はとりわけ適当なエネルギー供給により(製織)工程の損失(摩擦、エプロン等による)を補償するが、開口機械の駆動装置はとりわけ織機と開口機械の間の無接触クラッチとして機能し、即ちその姿勢同期運転を保証する。制動過程は始動過程のちょうど逆に経過する。原則として非三相モータも使用することができ、そのためにモータのトルク制御又は調整が前述の経過に同調させられる。
【0016】
最大トルクの減少即ち負荷挙動の均等化及び必要な加速及び制動トルクの減少によって、織機及び開口機械の駆動モータのためだけでなく、各駆動装置のアクチュエータ又はコンバータの設計においても上記の利点が生じる。
【0017】
リピートごとに組織が大幅に変動する織物は、たて糸に関連してサイクルごとに著しく異なる負荷トルクを引き起こす(この場合1つのサイクルはおさ打ちからおさ打ちまでの織機主駆動軸の1回転である)。全リピートを通じてトルク消費を均等化するために、異なる組織のサイクルの間に回転数差が生じさせられる。その場合織機は −問題の機械角領域で開口機械との同期のために− この回転数変動に適宜に追従しなければならない。それによって問題の機械角領域でリードの運動エネルギーの差が可能である。開口機械及び織機の駆動装置のそれ自体公知の分離は、閉口を機械角に関して適宜に変位させてリードの運動エネルギーの上記の差を補償することにより、不変のよこ打ち品質の要求に応えるものである。たいていよこ糸が原因で常用回転数の変更を必要とする織物にも、よこ打ちの調節のための閉口の変位が効果的に利用される。請求項23に記載の本発明の実施形態では適当に給電することにより開口機械駆動装置の固定子と回転子の間に、速度差の形成のために同期作用即ち連結作用でなく反発作用を有するトルクを得ることにより、閉口の変位が実現される。織機と開口機械の角変位のために、この駆動装置の短時間の遮断(電流=0)を適用することもできる。
【0018】
発明の別の有利な実施形態は、織機の駆動装置を機械の両側に分割し、又は場合によってはセグメントに分断し、主駆動軸の全長に配分して配設するものである。いずれの場合も部分駆動装置の差別制御が可能であるから、主駆動軸の特に回転の変動及びそれに伴う振動に有効に対抗することができる。
【0019】
また開口機械と織機のアクチュエータ/コンバータの中間回路を結合することが可能である。こうして一方の駆動装置の逆供給エネルギーをそれぞれ他方の駆動装置のための有効エネルギーとして利用することができる。このことは織機始動時の電源負荷にとっても有利である。その場合問題のない機械角領域の運動自由度を適当に設計し、織機と開口機械の相互の慣性モーメント曲線を適当に構成し、それに応じて上記の補助質量を設計することによって、開口機械と織機の相互のエネルギー供給の最適化が行われる。この処置は、上記の共通の中間回路を設けない場合でも、電源の電力消費の最小化と均等化のために有意義である。駆動技術的観点から見て全体として次の利点が生まれる。
*先公知の解決策に比して全機械(織機と開口機械)の運転のための電流消費が少ない。
*設計熱トルクを減少することにより、同じ有効電力で先行技術による解決策の場合よりはるかに早く駆動モータの補助冷却の中止が可能になる。
*織機及び開口機械の補助質量によって通常運転時に機械の内部運動エネルギー及び微弱な又は変動する電源に対する不感性が増大する。このことは特に請求項1及び23に記載の本発明の実施形態に当てはまる。なぜならこの場合はさらに織機と開口機械の間のクラッチとして機能する駆動装置が僅かな電力消費で織機及び開口機械の同期運転を維持し、請求項23に記載の配列の場合は織機駆動装置が給電用発電機として、全面的な停電の場合でも織機及び開口機械の運動エネルギーの一部によって、クラッチとして機能する開口機械駆動装置のために必要電力を調達することができるからである。また請求項1又は23による配列は始動及び制動段階で微弱な又は変動する電源に対して高い不感性を可能にする。問題の織機始動のために開口機械の運動エネルギーが共用され、例えば電源が電圧不足の場合は開口機械が高い回転数に加速され、その高い運動エネルギーで電源の少ないエネルギー供給が補償されるからである。
【0020】
次に実施例に基づき発明を詳述する。
【0021】
図1の織機の主駆動軸1.8は駆動モータ1によって運動させられる。駆動モータ1は固定子1.2、回転子1.3及び組込まれたブレーキ1.1からなり、通常の場合ブレーキは機械の停止のための保持ブレーキの機能だけを遂行する。回転子と主駆動軸はクラッチ1.4により互いに固結されている。また主駆動軸上に歯車1.6及び1.9が固設され、一方では歯車1.7又は1.10とかみ合う。1.6及び1.7と1.9及び1.10は織機の変速機の左側又は右側を表す。同じく主駆動軸1.8に補助回転質量1.5及び1.11が固設され、とりわけ織機駆動装置の回転数変動の補償のために利用される。図2によれば別設の駆動モータ2により、記号で示した開口機械の駆動軸2.8が運転される。この駆動モータは固定子2.2、回転子2.3及び組込まれたブレーキ2.1からなる。通常の場合ブレーキは機械の停止のための保持ブレーキの機能だけを遂行する。回転子2.3及び駆動軸2.8はクラッチ2.4により互いに固結されている。また駆動軸上に歯車2.6が固設され、一方では歯車2.7とかみ合う。こうして2.6と2.7は開口機械の変速機を表す。同じく駆動軸2.8に補助回転質量2.5が固設され、とりわけ開口機械駆動装置の回転数変動の補償のために利用される。符号Mは、ブレーキ1.1又は2.1が当該の機械を「機枠」に対して、即ち機枠又は大地に関して停止させることを意味する。図示の便宜上図1及び2で1.1、1.3、1.4;1.8及び2.8以外の本例のすべての部品は断面図で示した。
【0022】
図3はない。
【0023】
図4は回転質量4.4を示す。回転質量は部分4.2及び4.3からなる無接触クラッチにより軸4.1に関して連結又は切断することができる。クラッチの代わりに、減速運転に適したモータを使用することもできる。その場合4.2が固定子、4.3が回転子であるか(=外部回転子形モータの原理)、又は4.3が固定子、4.2が回転子である。その場合モータを利用するとともに適当なアクチュエータ(例えばコンバータ)を使用して、4.2と4.3の間で働くトルクを制御又は調整することが好ましい。こうして軸4.1のねじりを減少し及び/又は均等化して、軸の振動を減少し、静粛性を改善することもできる。またモータを使用するときは、4.1と確実結合された機械(織機及び/又は開口機械)の始動及び停止(=停止まで減速)を行い、又はこの場合他方の駆動装置を支援することも可能である。とりわけ制止された機械(及び制止された軸4.1;保持ブレーキ4.5を参照)で始動するには、4.2及び4.3からなるモータ4に給電し、電気的に発生されるトルクにより回転質量4.4を目標回転数ω41まで加速する。続いて機械のブレーキ4.5を切断し、モータ4に給電する。電気的に発生されるトルクは回転質量4.4と軸4.1の間の回転数差を0rads まで減少しようとする。この場合回転質量と機械の間にエネルギーの均衡が生じる。即ち回転質量が機械にエネルギーを送り出し、結局回転質量4.4と軸4.1はω42で同期回転し、別に処置を講じなくてもω42<ω41が成り立つ。今やモータ4は無接触クラッチとして働く。停止は始動と逆に行われる。即ちまずモータ4に給電され、電気的に発生されるトルクが4.4と4.1の間に回転数差を生じさせようとし、4.1がこのトルクの作用で停止するまで減速される。その場合低損失の機械では逆に回転質量の回転数が再び増加する。比喩的に言えば、機械の始動時に慣性質量4.4と軸4.1は「吸引」し合うが、機械の停止時には反発し合うのである。
【0024】
機械が停止に至るまで減速されるとき、保持ブレーキが機械の制止のために再び働く。機械の停止の後に4.4は自然に止まるか、又はモータ4により相応に僅かな逆供給電力を伴って停止させられる。モータをクラッチとして使用することによって、このモータと上記のアクチュエータにより機械及び回転質量が制動時に放出するエネルギーを制動抵抗により損失熱に変換するのではなく、発電機として即ち回生制動として電源及び/又はコンデンサ及び/又は他の種類のエネルギー蓄積体へ逆供給することも原則として可能である。ブレーキ4.5の設計でさらに注意しなければならないのは、このブレーキは保持ブレーキであるが、4.3及び4.4の始動及び再停止過程で働く加速及び減速トルクに抗して機械の停止を保証するような大きな保持トルクを持たなければならないことである。符号Mの意味は図1と同じである。
【0025】
図5には固定子5.1及び回転子5.2からなる織機駆動装置5をまず第一に具備する配列が示されている。回転子はクラッチ5.3を介して織機の主駆動軸5.7に固結される。また主駆動軸上に歯車5.5及び5.8が固設され、一方では歯車5.6又は5.9とかみ合う。こうして5.5と5.6又は5.8と5.9は織機の変速機の左側及び右側を表す。同じく主駆動軸5.7に補助回転質量5.4が固設され、とりわけ織機駆動装置の回転数変動の補償のために利用される。さらに主駆動軸はクラッチ5.10を介して軸5.11に固結され、一方、軸5.11は電気的にモータの回転子又は固定子として機能する部品5.12を固結して担持する。同様に部品5.13は固定子又は回転子として機能するから、5.12と5.13は共同でモータ5Aを構成する。このモータは減速運転に適しており、適当なアクチュエータと組合せて使用され、固定子と回転子の間のトルク及び/又は機械的角速度を制御又は調整することができる。部品5.13に回転質量5.14と歯車5.15が固設され、一方、歯車5.15は歯車5.16とかみ合う。5.15と5.16は開口機械の1つの変速段を構成し、歯車5.16は開口機械の駆動軸5.17に固設されている。ブレーキ5.18は通常の場合軸5.11に対して、また5.7及び5.2に対して保持ブレーキの機能を遂行する。ブレーキ5.19は通常の場合5.17に対して保持ブレーキの機能を遂行する。符号Mの意味はは図1と同じである。部品5.11及び5.12は構造上、機能上1つの部品に融合することが可能であり、即ち回転子5.2が5.3により主駆動軸5.7に直結されるの同様に、5.12及び5.13で示すモータの5Aの回転子又は固定子も5.10により主駆動軸5.7に直結されることを指摘しておこう。図5の配列を始動するときは、5.12及び5.13からなり、開口機械に駆動装置として配属されたモータにまず給電され、一方、ブレーキ5.19は切断している。ブレーキ5.18は締結されており、5.13及び5.12が回転し始め、5.13と同時にはずみ車5.14及び歯車5.15も回転させられる。こうして歯車5.16と開口機械の駆動軸5.17も回転する。5.12と5.13からなるモータ5Aによって開口機械は回転数ωFBM(歯車5.15を基準として)へ加速される。回転数ωFBMはその後主駆動軸5.7に対して要求される常用転数ωBetrよりやや高いことが好ましい。ωFBMに到達すると、ブレーキ5.18が切断したまま、5.12及び5.13からなるモータが給電され、モータが電気的に発生するトルクによって回転子と固定子の間に0rads の角速度差を得ようとする。三相モータの場合このことは、トルクを発生する回転磁界がモータ機種に応じて、開口機械の回転数から出発して急速に減少する周波数か、又は予めごく小さな値例えば0Hzにセットされた周波数を有することを意味する。このようにして織機主駆動軸5.7は加速トルクを与えられ、織機が始動し、この始動過程は5.1及び5.2からなるモータ5によって −適当に同期して− 支援される。5.12及び5.13からなるモータは回転子と固定子の間に0rads の角速度差を得ようとし、それとともに織機と開口機械の間で無接触クラッチとして動作しようとするから、織機の加速と平行して開口機械の回転数の減少即ち減速が起こる。2つの機械が所望の常用回転数ωBetrで出会うように、回転数ωFBM>ωBetrへ開口機械の上記のとりわけ初期の加速が行われる。織機の加速と開口機械の減速の比は、2つの機械の慣性モーメントの比を基準として決定される。補助回転質量の選択によって始動過程と比ωFBM:ωBetrが広い範囲で調節される。ωFBMがその後の常用回転数ωBetrより大きいことが不可能であるか又は大きくてはならない場合は、織機の始動以後、開口機械の上記の回転数減少の補償のために全系(駆動装置と補助質量を含む織機+開口機械)に適当な補助エネルギーを供給しなければならない。これはまず第一に織機の始動時にモータ5及び/又はモータ5Aにより、第二にはさらに織機始動を行った後にモータ5Aによって可能である。後者の場合はモータ5が織機の主駆動軸5.7を、5Aが発生する逆トルクに抗して常用回転数に保持する。また後者の場合は開口機械が常用回転数に到達したときに初めて2つの機械回転角が所要の許容範囲内で一致するように、開口機械の機械回転角は始動する織機に対して進んでいなければならないことに注意しなければならない。通常運転即ち製織運転において、電気的に発生されるトルクによって回転子と固定子の間に0rads の角速度差が得られるように5.12及び5.13からなるモータに所定の時間の間給電することによって、織機主駆動軸と開口機械駆動軸の間の当該の回転角で決まる位相関係が2つの方向に調整される。その場合所望の新しい位相関係に到達するとクラッチ操作に戻されるように、モータの制御又は調整が行われる。この調整過程の間に5.1及び5.2からなるモータ5も −適当に同期して− 制御又は調整される。制動過程は始動過程と逆に行なわれる。即ちまず5.1と5.2又は5.12と5.13からなるモータ5、5Aに適当に給電することによって織機を停止まで減速する。停止に到達するとブレーキ5.18が掛かる。織機の制動の際に−低損失の機械では−開口機械の回転数が再び増加する(上記の始動過程とちょうど逆に)。織機の停止以後、開口機械はこの回転数から出発して、5.12及び5.13からなるモータにより減速される。モータ及びこれに配属されたアクチュエータは機械が放出するエネルギーを制動抵抗により損失熱に変換するか、又は発電運転即ち回生制動を生じさせ、好ましくは電源及び/又はコンデンサ及び/又は他の種類のエネルギー蓄積体へ逆送しなければならない。なおブレーキ5.18の設計で注意しなければならないのは、このブレーキは保持ブレーキであるが、開口機械の始動及び再停止過程で働く加速又は減速トルクに抗して織機主駆動軸5.7及びこれに確実結合されたすべての部品の停止を保証するような大きな保持トルクを持たねばならないことである。原則として図5の配列は、モータ5Aの部品5.12及び5.13が通常運転で相対して回転するように、即ち5Aがクラッチとして作用するのではなく、5.12と5.13の間の角速度が織機と開口機械の常用回転数の和又は伝動機構に基づきその多数倍に相当するように、操作することができる。
【0026】
図6は、図5の配列とおおむね次の点が相違する配列を示す。即ち図5で5.12と5.13からなるモータが2個のモータ6、6Aに分割されている。6.2及び6.3からなる一方のモータ6は織機の左側変速機の左に配設される。この左側変速機はこの場合織機主軸6.7に固設された歯車6.8及びこの歯車とかみ合う歯車6.9で表される。6.14及び6.15からなる他方のモータ6Aは織機の右側変速機の右に配設されている。この右側変速機はこの場合織機主駆動軸6.7に固設された歯車6.10及びこの歯車とかみ合う歯車6.11で表される。上記のモータの部品6.3又は6.15と主駆動軸6.7の結合は次のように行われる。即ちまず6.3が軸6.1に固結され、6.15が軸6.13と固結される。一方、6.1はクラッチ6.6により、6.13はクラッチ6.12により6.7に固結される。図5で示したように5.11及び5.12が1つの部品に融合し得ることは、6.1と6.3及び6.13と6.15でも同様に可能である。また織機及び/又は開口機械の主駆動軸/駆動軸は一般に回転子又は固定子として直接利用することもできる。その場合は前記の図で1.4、2.4、5.3及び5.10が省略されるように、クラッチ6.6及び6.12が省略される。しかし保守の都合上、織機又は開口機械の主駆動軸又は駆動軸から電気駆動ユニットを解体できるようにすることが好ましい。回転質量6.5は6.2に、回転質量6.16は6.14に固結されている。図6の配列は、特に開口機械の駆動を2個所から行うことができる場合に好都合である。その場合この駆動が駆動軸6.17に対して左右から行われることが好ましい。従って図6では歯車6.4が6.2に固結され、一方では歯車6.20とかみ合う。歯車6.20自体は開口機械の駆動軸6.19に固結されている。また歯車6.17は6.14に固結され、一方では歯車6.21とかみ合う。歯車6.21自体は6.19に固結されている。開口機械の始動、運転管理及び再停止はこうして両側からのトルクの伝達又は取り出しによって行われる。そのために左右の駆動ユニットを適当に同期させなければならない。また機械の損失の補正と織機の始動及び再停止の支援のために、5.1及び5.2からなる図5のモータ5を使用することが好ましい。モータ5はクラッチを介して6.1に固結し、他の駆動装置と適当に同期して運転することが好ましい。符号Mの意味は図1と同じである。
【0027】
図7に織機又は開口機械の軸、とりわけ主駆動軸/駆動軸を示す。この軸7.3に歯車7.1及び7.7が固結されている。一方、7.1は歯車7.2とかみ合う。7.7は歯車7.8とかみ合う。また軸7.3に部品7.5が固設されており、電気的にリニアモータの固定子又は移動子として機能する。ちょうど逆に7.4はこのリニアモータの電気的移動子又は固定子をなす。但し7.4には移動子機能が適している。7.4の両脇に記入された矢印7.4’は直線運動を表す。7.4に好ましくは摩擦車として形成された回転部材7.6が固結されている。摩擦によって7.6と、回転質量として機能する回転部材7.9とを強制拘束的に結合することが好ましい。回転部材7.9も摩擦車として形成することが好ましい。こうして部品7.6及び7.9は無段階調整式変速機を構成する。7.6から7.9への調整可能な変速比によって、部品7.9側で7.3に関して働く慣性モーメントが適当に調整される。このような配列は通常運転で −しばしば織物に原因する− 回転数変動の場合に有効であり、機械はまず7.3に関して働く小さな慣性モーメントで始動し、通常運転では7.6と7.9の間の回転数関連の比U=ω76:ω79  が減少する(即ち7.4は7.6とともに7.9の回転軸の方向へ位置を変える)。7.3に関して係数1:U=U  が成り立つから、この減少によって7.9の慣性モーメントは7.3に比して大きさを増す。7.9は軸7.10に固結されている。一方、7.10は −両方向に− 無限回転可能な軸受7.11により軸7.12と結合され、一方、軸7.12は機枠と結合されている(機枠又は符号Mの説明は図1の説明を参照)。機械の再停止のためにUを最小化することが好ましい。こうして機械は角運動量保存の法則によりひとりでに速度を減少する。このため常用ブレーキは著しく負担を軽減される。但し消費する運動エネルギーはUの変化によって不変である。当該の機械の始動及び再停止を支援するための別の適当な対策は、7.4と7.5の間に並進(=直線)運動だけでなく、さらに回転運動も可能であることである。この回転運動は電気的に、即ち適当な給電によって行うことが好ましい。その場合7.4及び7.5は −リニア駆動装置の機能に加えて− 図5の5.12および5.13のように減速運転のために、かつクラッチとして適した駆動装置をなす。停止した軸7.3で始動するには、まず7.9を適当な回転数に加速し、次に7.9の運動エネルギーを軸7.3に属する機械の始動のために利用する。この機械の再停止はちょうど逆に −又は当該の電源を遮断することにより7.4と7.5の間でもはやトルクが働かず、こうして機械と回転質量7.9が互いに分離されることによって− 行われる。曲がった矢印はω76:ω79の間の方向関係を示す。ω76が方向を変えればω79も方向を変える。
【0028】
図8はとりわけ図5で最後に述べたように操作することができる配列を示す。配列は織機の主駆動軸8.1からなり、これに歯車8.2及び8.4が固設され、一方では歯車8.3及び8.5とかみ合う。8.2と8.3又は8.4と8.5は織機の左側又は右側変速機を表す。また8.1はクラッチ8.6を介して軸8.7に固結され、一方、軸8.7は機能的に互いに分離されているとみなされる2つの部品8.8及び8.11を固結して担持する。部品8.8は電気的にモータの回転子又は固定子として機能する。同様に部品8.9は固定子又は回転子として機能するから、8.8と8.9は共同でモータ8Bを構成する。部品8.9自体は回転質量8.10に固結されている。部品8.11も電気的にモータの回転子又は固定子として機能する。同様に部品8.12は固定子又は回転子として機能するから、8.11と8.12は共同でモータ8を構成する。また部品8.16が8.12に固結され、電気的にモータの回転子又は固定子として機能する。同様に部品8.17が固定子又は回転子として機能するから、8.16と8.17は共同でモータ8Aを構成する。一方、部品8.17は回転質量8.18に固結されている。また8.12に歯車8.13が固結され、一方では歯車8.14とかみ合う。8.13及び8.14は開口機械の1つの変速段を構成し又は表す。歯車8.14は開口機械の駆動軸8.15に固設されている。ブレーキ8.19は通常の場合、軸8.7及び8.1に対して保持ブレーキの機能を遂行する。ブレーキ8.20は通常の場合、8.12及び8.13ないし8.15に対して保持ブレーキの機能を遂行する。ブレーキ8.20はさらに8.17及び8.18に対して保持ブレーキとして機能するように構成することができる。符号Mの意味は図1と同じである。一方では部品8.8と8.7、他方では部品8.11と8.7が構造的、機能的に互いに融合し、こうしてモータ8Bの回転子又は固定子が8.6を介して主駆動軸8.1に直結され、他方ではモータ8の回転子又は固定子に直結され、又はこれと1つの製造技術的単位を構成することを指摘しておこう。図8の配列の始動過程のために幾つかの可能性が考えられる。例えば基本的には図4について説明した原理に従って、モータ8Bによりまず回転質量8.10を、及び/又はモータ8Aにより回転質量8.18をそれぞれ必要な回転数に加速し、続いてその運動エネルギーを織機の始動(8.10の場合)又は開口機械の始動(8.18の場合)のために利用することができる。下記の始動過程を説明することにしよう。まず一方では8.10の(モータ8Bにより)、他方では−ブレーキ8.20を切断して−開口機械及び回転質量8.18の(モータ8により)の同時始動が行われる。即ちモータ8Aは無接触クラッチとして機能する。8.10の回転方向は開口機械及び回転質量8.18の回転方向の逆である。始動が行われた後、ブレーキ8.19が切断され、モータ8Bに給電される。図4の説明のように、モータ8Bは8.7と8.10の回転数差を0rads に減少しようとする。こうして8.7及び織機主駆動軸が加速される。織機のこの始動はモータ8に同時に給電することによって助勢され、電気的に発生されたトルクが部品8.11及び8.12並びに織機及び開口機械の相互の回転を引き起こす。即ち8.11と8.12は互いに反発し合う。織機及び開口機械にそれぞれ働く加速は(いずれにしても無損失無力の系では)慣性モーメントと逆の関係にある。モータ8Aが無接触クラッチとして作用すれば、開口機械の固有慣性モーメントに8.18の慣性モーメントが加算される。その結果このように緩慢な開口機械は僅かに(常用回転数に)再加速されだけであり、同時に織機の急速な始動が促進される。通常運転でモータ8は電気的に発生されるトルクにより織機と開口機械の損失エネルギーを補償する。このトルクは織機と開口機械の相反運動を維持する。織機及び開口機械の加速比を −例えば織機及び開口機械の機械角の相互の位相関係の調整のために又は組織の変更の場合に −変えるために、第一にモータ8A及び/又は8Bの電気的に発生されるトルクを適当に制御又は調整するか、あるいは第二にモータ(8A、8B)の一方を遮断することができる。前者の場合はモータ8に対して逆の力を発生することにより、後者の場合は織機又は開口機械の有効慣性モーメントを変えることにより、加速比(織機と開口機械の)が変更される。所望の位相関係に到達すると、その間に別様に操作されたモータ(8A及び/又は8B)がクラッチ操作に戻る。制動操作は原則として始動操作の逆に行うことができるから、この場合も幾つかの可能性がある。詳述した始動とは逆に、まず織機が、続いて開口機械が停止される。しかし同時停止も可能である。このためにモータ8が発生するトルクにより一方の8.11又は織機の軸8.1と、他方の8.12との間に0rads の回転数差を得ようとするように、即ち8.11と8.12が互いに「吸引」し合うように、モータ8に給電する。同時に、発生するトルクにより織機(モータ8B)又は開口機械(モータ8A)の制動過程が促進されるように、モータ8A及び8Bに給電する。即ちまず通常運転でクラッチとして働くモータ8A及び8Bが織機を停止するとき、今度は図5のモータ5Aと同じように動作するのである。低損失の機械の場合、図5の織機のこうした停止の際に開口機械の回転数増加が起こるように、ここでは−低損失の機械の場合−織機の停止で8.10の回転数が、開口機械の停止で8.18の回転数が増加する。織機の停止とともにブレーキ8.19が掛かり、開口機械の停止とともにブレーキ8.20が掛かる。織機又は開口機械の停止の後に8.10又は8.18は自然に止まり、又は8A又は8Bにより相応に僅かな逆供給電力を伴ってゆるやかに停止させられる。モータ及びこれに配属されたアクチュエータは機械が放出するエネルギーを制動抵抗により損失熱に変換するか、又は発電運転即ち回生制動を生じさせ、好ましくは電源及び/又はコンデンサ及び/又はその他の種類のエネルギー蓄積体に逆供給しなければならない。ブレーキ8.20の設計でさらに注意しなければならないのは、このブレーキは保持ブレーキであるが、しかし8.17及び8.18の始動及び再停止過程で働く加速又は減速トルクに抗して部品8.12及びこれと確実結合されたすべての部品の停止を保証するように大きな保持トルクを持たねばならないことである。ブレーキ8.19の設計でさらに注意しなければならないのは、このブレーキは保持ブレーキであるが、しかし8.9及び8.10並びに運転方式によっては8.12ないし8.16又は8.12ないし8.18の始動及び再停止過程で働く加速又は減速トルクに抗して部品8.7及びこれと確実結合されたすべての部品の停止を保証するように大きな保持トルクを持たねばならないことである。原則として織機及び開口機械と駆動システムとの相互関係はちょうど逆であることを指摘しおこう。即ち8.1は開口機械の駆動軸であり、8.15は織機の主駆動軸である。そこで部品8.2ないし8.5は8.15と適当に組合わされ、一方、開口機械の伝動手段は8.1と組合わされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
主駆動軸に回転質量を遊転不能に配設した織機駆動設備の概略図である。
【図2】
駆動軸に回転質量を遊転不能に配設した開口機械駆動設備の概略図である。
【図4】
回転駆動される軸に連結される回転質量の概略図である。
【図5】
第1及び第2の部分駆動装置を有する織機駆動設備の図である。
【図6】
図5の織機駆動設備と異なる駆動設備の図である。
【図7】
駆動軸がリニアモータの構成部分である織機及び/又は開口機械駆動設備の図である。
【図8】
駆動装置と、補助駆動装置を介して作用する2個の回転質量とを有する織機駆動設備の図である。
【符号の説明】
1 駆動モータ
1.1 ブレーキ
1.2 固定子
1.3 回転子
1.4 クラッチ
1.5 回転質量
1.6 歯車
1.7 歯車
1.8 主駆動軸
1.9 歯車
1.10 歯車
1.11 回転質量
2 駆動モータ
2.1 ブレーキ
2.2 固定子
2.3 回転子
2.4 クラッチ
2.5 回転質量
2.6 歯車
2.7 歯車
2.8 駆動軸
3.1 回転質量
3.2 回転質量
3.3 軸
4 モータ
4.1 軸
4.2 クラッチ部材
4.3 クラッチ部材
4.4 回転質量
5 モータ(部分駆動装置)
5A モータ(部分駆動装置)
5.1 固定子
5.2 固定子
5.3 クラッチ
5.4 回転質量
5.5 歯車
5.6 歯車
5.7 主駆動軸
5.8 歯車
5.9 歯車
5.10 クラッチ
5.11 軸
5.12 回転子/固定子
5.13 固定子/回転子
5.14 回転質量
5.15 歯車
5.16 歯車
5.17 駆動軸
5.18 ブレーキ
5.19 ブレーキ
6 モータ(部分駆動装置)
6A モータ(部分駆動装置)
6.1 軸
6.2 固定子
6.3 回転子
6.4 歯車
6.5 回転質量
6.6 クラッチ
6.7 主駆動軸
6.8 歯車
6.9 歯車
6.10 歯車
6.11 歯車
6.12 クラッチ
6.13 軸
6.14 回転子
6.15 固定子
6.16 回転質量
6.17 歯車
6.18 ブレーキ
6.19 駆動軸
6.20 歯車
6.21 歯車
7 モータ(駆動装置)
7.1 歯車
7.2 歯車
7.3 軸
7.4 リニアモータの移動子/固定子
7.4’ 矢印
7.5 リニアモータの固定子/移動子
7.6 回転部材
7.7 歯車
7.8 歯車
7.9 回転部材(回転質量)
7.10 軸
7.11 軸受
7.12 軸
8 モータ(部分駆動装置)
8A モータ(部分駆動装置)
8B モータ(部分駆動装置)
8.1 主駆動軸
8.2 歯車
8.3 歯車
8.4 歯車
8.5 歯車
8.6 クラッチ
8.7 軸
8.8 固定子
8.9 回転子
8.10 回転質量
8.11 固定子
8.12 回転子
8.13 歯車
8.14 歯車
8.15 駆動軸
8.16 固定子
8.17 回転子
8.18 回転質量
8.19 ブレーキ
8.20 ブレーキ

Claims (49)

  1. 織機及び開口機械の駆動装置の回転数変動の補償のための手段を有し、
    a)織機が直接に又は伝動手段を介してその主駆動軸と結合された電動駆動装置を有し、
    b)開口機械が直接に又は伝動手段を介してその駆動軸と結合された電動駆動装置を有し、
    c)少なくとも織機が主駆動軸の制動手段を有し、
    d)制御装置が信号伝送のために織機及び開口機械駆動装置に接続され、
    e)制御装置が選択に応じて上記の一方の駆動装置を上記の他方の駆動装置に関連して操作するための制御手段を有する、
    織機及び開口機械のための駆動設備において、
    補償手段が織機の主駆動軸(1.8;5.7;6.7;8.1)に作用する少なくとも1個の部分回転質量(1.5、1.11;5.4、5.14;6.5、6.16;8.10、8.18)及び開口機械の駆動軸(2.8;5.17;6.19;8.15)に作用する少なくとも1個の部分回転質量(2.5;5.14;6.5;6.16;8.10、8.18)からなり、又は電動駆動装置(5、5A;6、6A;8、8A、8B)と共転する、織機主駆動軸の少なくとも1個の回転質量を開口機械の駆動軸(5.17;6.19;8.15)に作用させる伝動手段が設けられ、織機駆動装置が主駆動軸(5.7;6.7;8.1)に作用する複数個の部分電動駆動装置(5A;6、6A;8、8A、8B)からなり、開口機械駆動装置が主駆動軸(5.7;6.7;8.1)に作用する部分電動駆動装置(5A;6、6A;8、8A、8B)の少なくとも1つであり、この部分電動駆動装置が少なくとも伝動手段を介して、また(8B)の場合は無接触クラッチとして働く駆動装置(8)を介して、開口機械の駆動軸と連動し、制動手段が好ましくは部分駆動装置に組込まれて織機及び開口機械を停止させる第1の制動手段であり、また第2の制動手段(1.1;4.5;5.18;6.18;8.19)が織機の主駆動軸に配属され、第3の制動手段(2.1;5.19;6.22;8.19)が開口機械の駆動軸に配属され、すべての部分電動駆動装置(1;2;5、5A;6、6A;8、8A、8B)が信号伝送のために制御装置に接続されていることを特徴とする駆動設備。
  2. 部分回転質量(1.5;1.11)が織機の主駆動軸(1.8)の末端側に、部分回転質量(2.5)が開口機械の駆動軸(2.8)の末端側にそれぞれ配設されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  3. 部分回転質量(1.5、1.11;5.4、5.14;6.5、6.16)が均質な密度の回転対称体として均等な質量分布で主駆動軸(1.8;5.7;6.7)に作用することを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  4. 部分回転質量(8.10;8.18)が均質な密度の回転対称体として不均等な質量分布で主駆動軸(8.1)に作用することを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  5. 主駆動軸(5.7;6.7;8.1)に共転するように配属された少なくとも1個の部分回転質量(5.14;6.5;6.16;8.10;8.18)の慣性モーメントが伝動手段(5.15、5.16;6.4、6.20;6.17、6.21;8.13、8.14)を介し開口機械の駆動軸(5.17;6.19;8.15)に伝達されることを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  6. 伝動手段が部分電動駆動装置(5A、6、6A、8)の第1の回転部品(5.13;6.2;6.14;8.11)と結合された歯車(5.14;6.4;6.17;8.13)及び開口機械の駆動軸(5.17;6.19;8.15)に遊転不能に結合された歯車(5.16;6.20、6.21;8.14)からなり、2個の歯車(5.15、5.16;6.4、6.20;6.17、6.21;8.13、8.14)が常時かみ合うことを特徴とする請求項5に記載の駆動設備。
  7. 伝動手段が無段階で又は段階的に変化可能な変速比を有することを特徴とする請求項5に記載の駆動設備。
  8. 織機の主駆動軸(1.8;5.7;6.7;8.1)及び開口機械の駆動軸(2.8;5.17;6.19;8.15)にそれぞれ配属された第2又は第3のブレーキ(1.1;2.1;5.18;5.19;6.18;6.22;8.19;8.20)が機械に固設された保持ブレーキであることを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  9. 第1の制動手段が部分電動駆動装置自体であり、これが制動過程で発電機として働くことを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  10. 作用する部分回転質量を少なくとも制動時に軸から遮断できることを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  11. 部分駆動装置が当該の回転質量と所属の軸の間に、的確に制御及び調整できる相対運動及び的確に制御及び調整できるトルクを随時実現することを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  12. 共転する回転質量がその慣性モーメントの大きさ及び/又は経過を変えるための手段を有することを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  13. 共転する回転質量の少なくとも1個の織機主駆動軸への作用が伝動手段を介して行われることを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  14. 伝動手段が少なくとも1個の差動装置を構成することを特徴とする請求項13に記載の駆動設備。
  15. 差動装置が織機主駆動軸と回転質量とを連結する伝動機能を包含し、この伝動機能が周期的サイクルでこのサイクルの間に点状に及び/又は間隔を置いて主駆動軸と回転質量との連結の解除を含むことを特徴とする請求項14に記載の駆動設備。
  16. 共転する回転質量の少なくとも1個が伝動手段を介して開口機械の駆動軸に配属されることを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  17. 伝動手段が少なくとも1個の差動装置を構成することを特徴とする請求項16に記載の駆動設備。
  18. 差動装置が開口機械駆動軸と回転質量とを連結する伝動機能を包含し、この伝動機能が周期的サイクルでこのサイクルの間に点状に及び/又は間隔を置いて主駆動軸と回転質量との連結の解除を含むことを特徴とする請求項17に記載の駆動設備。
  19. 共転する回転質量が少なくとも1個の差動装置により、織機主駆動軸又は開口機械駆動軸に関する駆動装置の回転数変動を完全に補償することを特徴とする請求項14又は17に記載の駆動設備。
  20. 上記手段が信号伝送のために制御装置に接続され、上記手段が好ましくは制御回路の内部で操作されることを特徴とする請求項12に記載の駆動設備。
  21. 織機の主駆動軸が少なくとも1個の部分駆動装置の回転子又は固定子であることを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  22. 開口機械の駆動軸が部分駆動装置(5A)の回転子又は固定子であることを特徴とする請求項1に記載の駆動設備。
  23. 織機及び開口機械の駆動装置の回転数変動の補償のための手段を備えた、主駆動軸を有する織機及び駆動軸を有する開口機械のための駆動設備において、
    一方の部品(5.13;6.2;6.14;8.12)が直接に又は伝動手段(5.15、5.16;6.4、6.20;6.17、6.21;8.13、8.14)を介して開口機械の駆動軸(5.17;6.19;8.15)と結合され、
    他方の部品(5.12;6.3;6.15;8.8;8.11)が直接に又はクラッチ(5.10;6.6;6.12;8.6)を介して織機の主駆動軸(5.7;6.7;8.1)と結合され、
    一方の部品と他方の部品が交互に電動駆動装置(5A;6;6A;8、8A、8B)の固定子及び回転子である、2個の相対して回転する部品(5.12、5.13;6.2、6.3;6.14、6.15;8.8、8.9;8.11、8.12;8.16、8.17)を特徴とする駆動設備。
  24. 相対して回転する2個の部品からなる駆動装置が、織機主駆動軸と開口機械駆動軸の間でブレーキモータの機能を遂行することを特徴とする請求項23に記載の駆動設備。
  25. 相対して回転する2個の部品からなる駆動装置が、織機主駆動軸と開口機械駆動軸の間で無接触の、好ましくは同期クラッチの機能を遂行することを特徴とする請求項23に記載の駆動設備。
  26. 相対して回転する2個の部品からなる駆動装置が電動機運転にも発電機運転にも適していることを特徴とする請求項23に記載の駆動設備。
  27. 相対して回転する2個の部品からなる駆動装置が通常運転時に織機主駆動軸と開口機械駆動軸の位相関係の調整を生じさせることを特徴とする請求項23に記載の駆動設備。
  28. 織機及び開口機械の減速運転時に駆動装置を発電機として運転することができることを特徴とする請求項26に記載の駆動設備。
  29. 相対して回転する2個の部品が織機主駆動軸(5.7;6.7)の第1の自由端に配設された少なくとも1個の部分電動駆動装置(5A;6;6A)を構成することを特徴とする請求項23に記載の駆動設備。
  30. 織機主駆動軸(5.7;6.7)の第2の自由端にさらに別の部分電動駆動装置(5)を連結することができることを特徴とする請求項29に記載の駆動設備。
  31. 別の部分駆動装置(5)が固定子(5.1)と回転子(5.2)からなり、回転子(5.2)がクラッチ(5.3)を介して主駆動軸(5.7;6.7)と結合されることを特徴とする請求項30に記載の駆動設備。
  32. 開口機械駆動軸(5.17)が伝動手段(5.15;5.16)を介して織機の部分駆動装置(5A)と連動することを特徴とする請求項29に記載の駆動設備。
  33. 開口機械駆動軸(6.19)が伝動手段(6.4;6.20)を介して織機の部分駆動装置(6)と連動することを特徴とする請求項29に記載の駆動設備。
  34. 開口機械駆動軸(6.19)が伝動手段(6.4;6.20;6.17;6.21)を介して織機の部分駆動装置(6、6A)と連動することを特徴とする請求項29に記載の駆動設備。
  35. 少なくとも2個の第1の、及び少なくとも2個の第2の相対して回転する部品が織機主駆動軸(8.1)の自由端に配設された複数個の部分電動駆動装置(8、8A、8B)を構成することを特徴とする請求項23に記載の駆動設備。
  36. 部分駆動装置(8)が軸(8.7)に固結された部品(8.11)と部品(8.12)からなり、部分駆動装置(8A)が部分駆動装置(8)の部品(8.12)に固結された部品(8.17)からなり、部分駆動装置(8B)が軸(8.7)に固結された別の部品(8.8)及び第2の回転質量(8.10)を担持する部品(8.9)からなることを特徴とする請求項35に記載の駆動設備。
  37. 部分駆動装置(8)が伝動手段(8.13、8.14)を介して開口機械駆動軸(8.15)と連動することを特徴とする請求項35に記載の駆動設備。
  38. 部品(8.8、8.9;8.11、8.12;8.16、8.17)が交互に部分駆動装置(8、8A、8B)の固定子又は回転子として機能することを特徴とする請求項35に記載の駆動設備。
  39. 織機主駆動軸が少なくとも1個の部分駆動装置の回転子又は固定子であることを特徴とする請求項23に記載の駆動設備。
  40. 織機及び/又は開口機械の回転数変動の補償手段を備えた、第1の端部及び第2の端部を有する織機及び/又は開口機械駆動軸の駆動設備において、駆動軸(7.3)の両端の間で少なくとも1個の電動駆動装置(7)が駆動軸(7.3)と連動することを特徴とする駆動設備。
  41. 電動駆動装置(7)が相対して回転する2個の部品(7.4、7.5)からなり、その内の一方の部品(7.5)が駆動軸(7.3)に直結され、電気的には駆動装置(7)の固定子又は回転子であり、他方の部品(7.4)がちょうど逆に駆動装置(7)の回転子又は固定子であることを特徴とする請求項40に記載の駆動設備。
  42. 回転子(7.4)に回転部材が固結され、垂直軸(7.13)の周りに回転するように配設された回転質量(7.9)と強制拘束的に結合されていることを特徴とする請求項41に記載の駆動設備。
  43. 回転部材(7.6)と回転質量(7.9)が摩擦車として形成されていることを特徴とする請求項42に記載の駆動設備。
  44. 摩擦車が無段調整式変速機を構成することを特徴とする請求項43に記載の駆動設備。
  45. 部品(7.4、7.5)が共同でリニアモータを構成することを特徴とする請求項40に記載の駆動設備。
  46. 部品(7.4、7.5)が共同で回転モータを構成することを特徴とする請求項40に記載の駆動設備。
  47. 部品(7.4、7.5)の間で直線運動(7.4’)のほかにさらに回転運動が発生されることを特徴とする請求項40に記載の駆動設備。
  48. 駆動軸(7.3)が織機の主駆動軸であることを特徴とする請求項40に記載の駆動設備。
  49. 駆動軸(7.3)が開口機械の駆動軸であることを特徴とする請求項40に記載の駆動設備。
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