JP2008516096A - 織機および開口機械の運転方法 - Google Patents
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Abstract
固有の回転数可変式電動駆動装置をそれぞれ少なくとも1個備えた織機および開口機械において、回転数変化の時点または回転角度を、所定の判断基準に基づいて決定すべきである。そのために、本発明によれば、コンピュータ手段が設けられている。このコンピュータ手段は好ましくは織機および開口機械の電子制御装置に統合され、同期式または非同期式回転数変化を行わなければならないことを決定し、制御装置に伝える。
Description
本発明は、織機および開口機械がそれぞれ少なくとも1個の固有の回転数可変式電動駆動装置を備え、織機および開口機械がその都度予め定めることができる回転数で運転され、織機および開口機械の当該の駆動装置が信号を伝達するように電子制御装置に接続されている、織機および開口機械を運転する方法に関する。
各電動機は適当な手段を介して回転数を変更可能である。適当な手段は好ましくは少なくとも1個のコンバータまたは少なくとも1個のACコンバータである。この場合、織機駆動装置用のACコンバータと開口機械駆動装置用のACコンバータは同一の1個の直流電圧中間回路に接続可能である。しかしそれにもかかわらず、本発明のために、織機および開口機械用の固有の駆動装置について言及する。というのは、織機および開口機械を運転するためのエネルギー入力部が伝動手段および/またはクラッチ手段を介してそれぞれ他の機械のエネルギー入力システム(駆動装置)に機械的に連結されていないからである。
DE10053079C1とDE10236095B3により、織機および開口機械をそれぞれ固有の駆動装置によって始動、運転および停止するための方法が知られている。DE10061717A1とDE20021049U1では、開口機械のために少なくとも1個の追加カウンタウェイトが提案されている。この追加カウンタウェイトは開口機械の可変の慣性トルクによってモータ軸上で生じる回転数変動を低減する。この可変の慣性トルクは更に、可変の変速装置によって発生する。この変速装置を介して、質量また慣性モーメントが例えばドビー織機のヘルドのような部分構成要素からモータ軸に作用する。
回転数変動の低減は伝動装置における負荷の低減をもたらす。それによって、高い伝動装置回転数が達成され、および/または振動しにくくなる。しかしながら、少なくとも1個の追加カウンタウェイトは回転変化の際開口機械の動特性を低下させる。その原因は、駆動ユニットの性能(少なくとも発生可能なピークトルクまたは発生可能なピーク電流として表される)に基づく制約があることと、しばしば生じる回転数変化が駆動ユニットの熱問題をもたらすことにある。この熱問題は、駆動ユニットの性能が充分な動特性を有する1回限りの回転数変化を実施可能であるときにも起こり得る。高性能の駆動ユニットの場合には解決策が不充分である。というのは、このような駆動ユニットはコストがかり、時として実際に解決できないスペース問題を生じるからである。更に、開口機械の加速時に発生する、電源網の大きな電流ピーク値の問題が解決されない。開口機械を制動する際、「余剰エネルギー」を生じることになる。このエネルギーはブレーキ抵抗で熱に変換され得る。そのために必要である周囲への放熱面は、抵抗と場合によってはこの抵抗を取り囲むハウジングの然るべき寸法をもたらす。これは更に、コストと少なくともスペースに関する問題を生じる。ブレーキ抵抗の代替案は電源網のリアフィードである。これは同様に、コスト問題と、一部はコントロールボックスに関するスペース問題を有する。他の代替案は直流ブレーキまたは回生ブレーキまたは短絡ブレーキにある。すなわち、開口機械のエネルギーを主として1個または複数の駆動モータの熱に変換する制動方法にある。これはそれ相応して大きなモータを必要とし、このモータは更に、コスト問題および/またはスペース問題を生じる。
本発明の課題は、上記の問題を解決するかまたは少なくとも最小限に抑えることである。
課題は本発明によれば、請求項1の特徴によって解決される。この特徴によれば、その都度の適用の際に要求される織機の少なくとも1つの回転数n2WMが開口機械の回転数n2FBMに対して次のような関係にある。すなわち、n2WMで割ったn2FBMまたはn2FBMで割ったn2WMが1よりも大きな自然数Nであるような関係にある。回転数n2WM、n2FBMは第2回転数と呼ばれる。n1WM、n1FBMは第1回転数であり、n1WM=n1FBMが当てはまる。織機と開口機械の第1回転数から第2回転数への回転数変化は非同期式に行われる。すなわち、開口機械の回転数の差n2FBM−n1FBMは、織機の回転数差n2WM−n1WMとは値および/または正負符号が異なる。
このようにして得られた自由度は好ましくは、開口機械が織機と比較して非常に小さな回転数変化を行うように、すなわち、n2FBM−n1FBMの値はn2WM−n1WMの値よりも小さくなるようにするために用いられる。n2FBM−n1FBM=0であるときわめて有利である。
開口機械の回転数変化のこのような減少によって、2つの効果が達成される。
効果1:
開口機械の駆動装置はピークトルクとピーク出力に関して小さく設計可能であり、および/または熱負荷が軽減される。すなわち、2つの同じ開口機械駆動装置の場合、織機と開口機械の間の非同期式回転数変化は本発明による方法に従って、織機で同期式に行われる回転数変化よりも熱負荷が小さい。ピークトルクとピーク出力が小さくなるように開口機械駆動装置を設計するために、本発明による方法の利点を利用すると、これは一般的に回転数変化時の熱負荷を増大させる。開口機械駆動装置のピークトルクとピーク出力をある程度小さくすることと、熱負荷が織機および開口機械の同期式回転数変化の際小さくない開口機械駆動装置の熱負荷を少なくとも上回らないように、好ましくは下回るようにすることの技術的な歩み寄りが推奨される。
開口機械の駆動装置はピークトルクとピーク出力に関して小さく設計可能であり、および/または熱負荷が軽減される。すなわち、2つの同じ開口機械駆動装置の場合、織機と開口機械の間の非同期式回転数変化は本発明による方法に従って、織機で同期式に行われる回転数変化よりも熱負荷が小さい。ピークトルクとピーク出力が小さくなるように開口機械駆動装置を設計するために、本発明による方法の利点を利用すると、これは一般的に回転数変化時の熱負荷を増大させる。開口機械駆動装置のピークトルクとピーク出力をある程度小さくすることと、熱負荷が織機および開口機械の同期式回転数変化の際小さくない開口機械駆動装置の熱負荷を少なくとも上回らないように、好ましくは下回るようにすることの技術的な歩み寄りが推奨される。
効果2:
本発明による方法による回転数変化は、開口機械に作用する、場合によっては1個以上の追加カウンタウェイトにもかかわらず、同期式回転数変化よりもはるかにダイナミックに行うことができる。例えば回転数変化を織機と開口機械のための共通の中央直接駆動装置の動特性範囲内に押し込めることができる。
本発明による方法による回転数変化は、開口機械に作用する、場合によっては1個以上の追加カウンタウェイトにもかかわらず、同期式回転数変化よりもはるかにダイナミックに行うことができる。例えば回転数変化を織機と開口機械のための共通の中央直接駆動装置の動特性範囲内に押し込めることができる。
織機の1つの作動サイクルはおさ止めから次のおさ止めに達し、開口機械の1つの作動サイクルはひ口閉鎖が可能な個所からひ口閉鎖が可能な次の個所まで達する。
次の実施形態に基づいて本発明を詳しく説明する。
図1に示したグラフの縦軸には織機および開口機械の回転数nが記入され、横軸には織機および/または開口機械の回転数が変化する時間tが記入されている。
最初に、時点t11まで達している範囲が示してある。この範囲では、織機の回転数n11_wmと、開口機械の回転数n11_fbmは同じである。
t11からt12までの範囲では、開口機械は回転数n11_fbmと同じ回転数n12_fbmを有する。すなわち、t11とt12の間において開口機械の回転数は変化しない。織機の場合は異なる。織機の回転数はt11からt12までの範囲においてn11_wmからn12_wmに変化する。その際、n11_wm:n12_wm=Nが当てはまり、ここでNは自然数で、N>1である。
これは、t11からt12までの範囲における図示したランプ状の回転数変化の際に、時点t11から時点t12までに進んだ開口機械の角度範囲ΔαFBMと織機の角度範囲ΔαWMとの間に、次の関係
ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)
が当てはまることを意味する。
ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)
が当てはまることを意味する。
すなわち、N=2であると、n12_wmはn11_wmの半分の大きさである。つまり、時点t11から時点t12までに進んだ角度範囲ΔαFBMとΔαWMは次のような関係にある。
ΔαFBM:ΔαWM=4:3
ΔαFBM:ΔαWM=4:3
すなわち、開口機械の駆動軸が4回の作動回転を、そして織機の駆動軸が3回の作動回転を行ったときに、両機械の駆動軸の位置は再び、回転数変化が開始された時点t11のような関係にある。時点t11で、織機および開口機械の駆動軸間に動作的な同期が存在したと仮定すると、開口機械および織機の上記の作動回転の後で再び同期が生じる。時点t11以降ひ口変更が行われないと有利である。すなわち、場合によってはt11でまだ進行しているひ口変更が終了させられると有利である。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t12で終了するような時点で開始される。
t12からt13までの範囲において、最少では、開口機械の駆動軸のN回の作動回転ごとにのみ、ひ口変更が行われる。すなわち、N=2の場合、少なくとも駆動軸の1回おきの作動回転においてひ口変更が行われる。
t13からt14までの範囲では、織機の駆動装置がその駆動軸を再びn12_wmからn11_wmに加速する。開口機械の回転数はそのまま変わらず、n12_fbm=n11_fbmである。
その際、n11_wm:n12_wm=Nが当てはまり、Nは自然数で、N>1である。
これは、t13からt14までの範囲における図示したランプ状の回転数変化の際に、時点t13から時点t14までに進んだ開口機械の角度範囲ΔαFBMと織機の角度範囲ΔαWMとの間に、次の関係
ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)
が当てはまることを意味する。
ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)
が当てはまることを意味する。
すなわち、N=2であると、n12_wmはn11_wmの半分の大きさである。つまり、時点t13から時点t14までに進んだ角度範囲ΔαFBMとΔαWMは次のような関係にある。
ΔαFBM:ΔαWM=4:3
すなわち、開口機械の駆動軸が4回の作動回転を、そして織機の駆動軸が3回の作動回転を行ったときに、両機械の駆動軸の位置は再び、回転数変化が開始された時点t13のような関係にある。時点t13で、織機および開口機械の駆動軸間に動作的な同期が存在したと仮定すると、開口機械および織機の上記の作動回転の後で再び同期が生じる。時点t13以降ひ口変更が行われないと有利である。すなわち、場合によってはt13でまだ進行しているひ口変更が終了させられると有利である。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t14で終了するように開始される。時点t14以降、織機の駆動軸は再び回転数n11_wmを有し、開口機械の駆動軸は回転数n11_fbmを有する。この場合、n11_wmはn11_fbmに等しい。
すなわち、開口機械の駆動軸が4回の作動回転を、そして織機の駆動軸が3回の作動回転を行ったときに、両機械の駆動軸の位置は再び、回転数変化が開始された時点t13のような関係にある。時点t13で、織機および開口機械の駆動軸間に動作的な同期が存在したと仮定すると、開口機械および織機の上記の作動回転の後で再び同期が生じる。時点t13以降ひ口変更が行われないと有利である。すなわち、場合によってはt13でまだ進行しているひ口変更が終了させられると有利である。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t14で終了するように開始される。時点t14以降、織機の駆動軸は再び回転数n11_wmを有し、開口機械の駆動軸は回転数n11_fbmを有する。この場合、n11_wmはn11_fbmに等しい。
図2は図1に基づいて説明したひ口変更の有利な方法を示している。この場合、2.1は開口機械の駆動軸の回転数n11_fbmに対応するひ口経過を示している。ひ口閉鎖2.5から次のひ口閉鎖までの時間はΔt21で示されている。本発明による回転数変化の過程において時点t11以降、ひ口変更は行われない。すなわち、場合によってはt11でまだ進行しているひ口変更は終了させられる。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t12で終了するような時点で開始される。この場合、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間はΔt22で示されている。
n11_wmからn12_wmへの織機の回転数変化が、図1に示すようにランプ状に行われると、既に述べたように、時点t11から時点t12までに進んだ開口機械の角度範囲ΔαFBMと織機の角度範囲ΔαWMとの間に、次の関係
ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)
が当てはまる。
ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)
が当てはまる。
分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、分子をなす自然数ZN11はΔt22とΔt21の比を示す。すなわち、Δt22=ZN11・Δt21が当てはまる。例えばN=2であると、図1に関連して既に説明したように、ΔαFBM:ΔαWM=4:3が当てはまる。すなわち、この場合ZN11=4である。つまり、この場合時間Δt22はΔt21の4倍の長さである。
t12からt13までの範囲では、少なくとも、開口機械の駆動軸のN回の作動回転ごとにのみ、ひ口変更が行われる。このケースについては、Δt23=N・Δt21が当てはまる。ここで、Δt23は、t12からt13までの範囲における、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間あるいは織機が回転数n12_wmを有するときの、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間である。N=2の場合、時間Δt23はΔt21の2倍の長さである。
本発明による回転数変化の過程において、時点t13以降ひ口変更は行われない。すなわち、場合によってはt13でまだ進行しているひ口変更は終了させられる。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t14で終了するような時点で開始される。この場合、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間はΔt24で示されている。
n12_wmからn11_wmへの織機の回転数変化が、図1に示すようにランプ状に行われると、既に述べたように、時点t13から時点t14までに進んだ開口機械の角度範囲ΔαFBMと織機の角度範囲ΔαWMとの間に、次の関係
ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)
が当てはまる。
ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)
が当てはまる。
分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、分子をなす自然数ZN12はΔt24とΔt21の比を示す。すなわち、Δt24=ZN12・Δt21が当てはまる。例えばN=2であると、図1に関連して既に説明したように、ΔαFBM:ΔαWM=4:3が当てはまる。すなわち、この場合ZN21=4である。つまり、この場合時間Δt24はΔt21の4倍の長さである。
図1および2に関する指摘:
織機の回転数変化はその都度おさ止めによって開始および/または終了可能である。しかし、必ずしもそのようにする必要はない。
織機の回転数変化はその都度おさ止めによって開始および/または終了可能である。しかし、必ずしもそのようにする必要はない。
図3は図1に示した回転数変化よりも速く進行する織機の回転数変化を示している。すなわち、関係ΔαFBM:ΔαWM>(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)が当てはまる。この場合、分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、分母をなす自然数NN31が自然数NN1よりも小さくなるように、比ΔαFBM:ΔαWMを選定すると有利である。この自然数NN1は、図1に基づく比ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)をできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合に分母をなす。
図1の回転数変化の際、N=2のときにΔαFBM:ΔαWM=4:3が当てはまる。すなわち、NN1=3である。図3では、織機の回転数変化は、NN3<3、例えばNN31=2であるように行われる。この場合、分子は3である。これは、t31からt32までの回転数変化の範囲において織機の平均回転数が開口機械の回転数に比例して図1に示す平均回転数よりも小さくなければならないことを意味する。開口機械の回転数n11_fbm(図1参照)、n12_fbm(図1参照)、n31_fbmおよびn32_fbmがすべて同じあると仮定すると、t31からt32までの範囲内の平均回転数とt11からt12までの範囲内の平均回転数の比は8:9である。従って、織機の回転数は時点t31とt32の間の範囲において、図1の関係ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)に一致する、破線で示したランプ状の回転数経過(3.1)の下方に示されている。
NN31=2で、そして分子が3であると、すなわち開口機械の駆動軸が3回の作動回転を、そして織機の駆動軸が2回の作動回転を行ったときに、両機械の駆動軸の位置は再び、回転数変化が開始された時点t31のような関係にある。時点t31で、織機および開口機械の駆動軸間に動作的な同期が存在していると仮定すると、開口機械および織機の駆動軸の上記の作動回転の後で再び同期が生じる。時点t31以降ひ口変更が行われないと有利である。すなわち、場合によってはt31でまだ進行しているひ口変更が終了させられると有利である。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t32で終了するような時点で開始される。
t32からt33までの範囲では、少なくとも、開口機械の駆動軸のN回の作動回転ごとにのみ、ひ口変更が行われる。すなわち、N=2の場合、少なくとも1回おきの作動回転においてひ口変更が行われる。
t33からt34までの範囲では、織機の駆動装置がその駆動軸を再びn32_wmからn31_wmに加速する。開口機械の回転数はそのまま変わらず、n32_fbm=n31_fbmである。その際、回転数変化は、ΔαFBM:ΔαWM>(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)が当てはまるように行われる。ここでも、範囲t31からt32までの範囲における回転数変化の場合のように、分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す際に、分母をなす自然数NN32が自然数NN1よりも小さくなるように、比ΔαFBM:ΔαWMを選定すると有利である。この自然数NN1は、図1に基づく比ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)をできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合に分母をなす。
図1の回転数変化の際、N=2のときにΔαFBM:ΔαWM=4:3が当てはまる。すなわち、NN1=3である。図3では、織機の回転数変化は、NN32<3、例えばNN32=2であるように行われる。この場合、分子は3である。これは、t33からt34までの回転数変化の範囲において織機の平均回転数が開口機械の回転数に比例して図1に示す平均回転数よりも小さくなければならないことを意味する。開口機械の回転数n11_fbm(図1参照)、n12_fbm(図1参照)、n31_fbmおよびn32_fbmがすべて同じあると仮定すると、t33からt34までの範囲内の平均回転数とt13からt14までの範囲内の平均回転数の比は8:9である。従って、織機の回転数は時点t33とt34の間の範囲において、図1の関係ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)に一致する、破線で示したランプ状の回転数経過(3.2)の下方に示されている。
NN32=2で、そして分子が3であると、すなわち開口機械の駆動軸が3回の作動回転を、そして織機の駆動軸が2回の作動回転を行ったときに、両機械の駆動軸の位置は再び、回転数変化が開始された時点t33のような関係にある。時点t33で、織機および開口機械の駆動軸間に動作的な同期が存在したと仮定すると、開口機械および織機の駆動軸の上記の作動回転の後で再び同期が生じる。時点t33以降ひ口変更が行われないと有利である。すなわち、場合によってはt33でまだ進行しているひ口変更が終了させられると有利である。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t34で終了するような時点で開始される。勿論、図1と図3の解決策の混合も可能である。すなわち、高い回転数から低い回転数への織機の回転数変化と低い回転数から高い回転数への織機の回転数変化のどちらか一方を図1に従って行い、他方を図3に従って行うことができる。
図4は、図3に基づいて説明したひ口変更の有利な方法を示している。この場合、4.1は開口機械の駆動軸の回転数n31_fbmに対応するひ口経過を示している。ひ口閉鎖4.5から次のひ口閉鎖までの時間はΔt41で示されている。本発明による回転数変化の過程において時点t31以降、ひ口変更は行われない。すなわち、場合によってはt31でまだ進行しているひ口変更は終了させられる。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t32で終了するような時点で開始される。この場合、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間はΔt42で示されている。図3の回転数変化については、ΔαFBM:ΔαWM>(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)が当てはまる。分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、分子をなす自然数ZN31はΔt42とΔt41の比を示す。すなわち、Δt42=ZN31・Δt41が当てはまる。図3に関連して既に説明したように、例えばΔαFBM:ΔαWM=3:2が当てはまると、この場合ZN31=3である。つまり、この場合時間Δt42はΔt41の3倍の長さである。
t32からt33までの範囲では、ひ口変更は少なくとも、開口機械の駆動軸のN回の作動回転ごとにのみ行われる。このケースについては、Δt43=N・Δt41が当てはまる。ここで、Δt43は、t42からt43までの範囲における、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間あるいは織機が回転数n32_wmを有するときの、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間である。N=2の場合、時間Δt43はΔt41の2倍の長さである。
本発明による回転数変化の過程において、t33以降ひ口変更は行われない。すなわち、場合によってはt33でまだ進行しているひ口変更は終了させられる。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t41で終了するような時点で開始される。この場合、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間はΔt44で示されている。図3の回転数変化については、ΔαFBM:ΔαWM>(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)が当てはまる。分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、分子をなす自然数ZN32はΔt44とΔt41の比を示す。すなわち、Δt44=ZN32・Δt41が当てはまる。図3に関連して既に説明したように、例えばΔαFBM:ΔαWM=3:2が当てはまると、この場合ZN32=3である。つまり、この場合時間Δt44はΔt41の3倍の長さである。
図3および4に関する指摘:
織機の回転数変化はその都度おさ止めによって開始および/または終了可能である。しかし、必ずしもそのようにする必要はない。
織機の回転数変化はその都度おさ止めによって開始および/または終了可能である。しかし、必ずしもそのようにする必要はない。
図5のグラフは開口機械の回転数も変化する回転数変化を示している。時点t51まで達する範囲では、織機の回転数n51_wmと開口機械の回転数n51_fbmは同じである。t51からt52までの範囲では、開口機械の回転数がn51_fbmからn52_fbmに変化し、織機の回転数がn51_wmからn52_wmに変化する。n52_fbm:n52_wm=Nが当てはまる。Nは自然数でN>1である。
開口機械の回転数変化と織機の回転数変化が共にランプ状に行われると、時点t51から時点t52まで進んだ開口機械の角度範囲ΔαFBMと織機の角度範囲ΔαWMには、関係ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)=(N+N・k):(N+k)が当てはまる。ここで、k=n52_fbm:n51_fbmである。
従って、N=2であると、すなわちn52_wmがn52_fbmの半分の大きさであると、
ΔαFBM:ΔαWM=(2+2・k):(2+k)
となる。
ΔαFBM:ΔαWM=(2+2・k):(2+k)
となる。
開口機械の回転数を高める方法は特に、織機の低い回転数(n52_wm参照)が織機の高い回転数(n51_wm参照)の半分よりも大きいときに重要である。例えばn51_wm=900min−1、n52_wm=500min−1である。織機および開口機械の同期式回転数変化の場合(すなわちn52_fbm=n52_wm)、開口機械の運動エネルギーはΔWkin=(92−52)単位=56単位だけ変化する。その代わりに開口機械がn52_fbm=1000min−1に加速されると、開口機械の運動エネルギーは(102−92)単位=19単位だけ変化する。すなわち、本発明による解決策の場合、開口機械の加速および制動の時間が同じであるとき、n51_wmからn52_wmへおよびその逆の回転数変化のために、同期式回転数変化の場合の約3分の1の加速出力および制動出力しか必要としない。
すなわち、同期式回転数変化の場合よりも少ない燃料消費でおよび小さな熱負荷で開口機械の駆動装置を運転することができるかあるいははるかに速い回転数変化のために駆動装置の性能を利用することができるかあるいは燃料消費と熱負荷を低減する程度と回転数変化の速さを高める程度とを歩み寄らせることができる。開口機械の駆動装置または織機の駆動装置の熱負荷について言うと、更に、駆動装置(モータ)、たいていの場合周波数変換器を制御運転または調整運転するための手段を収容する少なくとも1個のコントロールボックスの熱負荷を考慮すべきである。これはまさに、場合によって設けられる少なくとも1個のブレーキ抵抗と、場合によってこのブレーキ抵抗のために設けられる収納装置についても当てはまる。
関係ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)=(N+N・k):(N+k)について、分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、その際分母をなす自然数NN51は、織機の駆動軸が行う作動回転の数を示す。一方、開口機械の駆動軸は異なる数の作動回転を行う。すなわち、織機の駆動軸の多数の作動回転の後で、回転数変化の開始時点t51のように、織機および開口機械の駆動装置の同期が再び行われる(時点t52において)。このようにして生じる時間間隔ΔT=t52−t51が例えば織機経営者の観点から長すぎる場合、関係ΔαFBM:ΔαWMが分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表すときに分母としてNN51(図3参照)よりも小さな自然数NN52を有するならば、織機および/または開口機械の駆動はランプ状の回転数経過とは異なるようになる。
時点t51で織機および開口機械の駆動装置の間に動作的な同期が存在したと仮定すると、開口機械と織機の駆動軸の上記作動回転(NN51またはNN52)の後で、同期が再び行われる。t51以降ひ口変更がもはや行われないと有利である。すなわち、t51で場合によってはまだ進行しているひ口変更が終了させられると有利である。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t52で終了するような時点で開始される。
t52からt53までの範囲において、ひ口変更は少なくとも、開口機械の駆動軸のN回の作動回転ごとにのみ行われる。すなわち、N=2の場合、少なくとも1回おきの作動回転においてひ口変更が行われる。
t53からt54までの範囲では、織機の駆動装置が再びn52_wmからn51_wmに加速される。開口機械の回転数はn52_fbmからn51_fbmに変化する。
開口機械の回転数変化と織機の回転数変化が共にランプ状に行われると、時点t53から時点t54まで進んだ開口機械の角度範囲ΔαFBMと織機の角度範囲ΔαWMについて、関係ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)=(N+N・k):(N+k)が当てはまる。ここで、k=n52_fbm:n51_fbmである。
従って、N=2であると、すなわちn52_wmがn52_fbmの半分の大きさであると、
ΔαFBM:ΔαWM=(2+2・k):(2+k)
となる。
ΔαFBM:ΔαWM=(2+2・k):(2+k)
となる。
t53以降ひ口変更がもはや行われないと有利である。すなわち、t53で場合によってはまだ進行しているひ口変更が終了させられると有利である。その後で、ひ口は開放保持され、そして次のひ口変更は、早くても時点t54で終了するような時点で開始される。
t54以降、織機は再び回転数n51_wmを有し、開口機械は回転数n51_fbmを有する。
関係ΔαFBM:ΔαWM=(N+N・k):(N+k)について、分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、その際分母をなす自然数NN51は、織機の駆動軸が行う作動回転の数を示す。一方、開口機械の駆動軸は異なる数の作動回転を行う。すなわち、織機の駆動軸の多数の作動回転の後で、回転数変化の開始時点t53のように、織機および開口機械の駆動装置の同期が再び行われる(時点t54において)。このようにして生じる時間間隔ΔT=t54−t53が例えば織機経営者の観点から長すぎる場合、関係ΔαFBM:ΔαWMが分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表すときに分母としてNN51(図3参照)よりも小さな自然数NN53を有するならば、織機および/または開口機械の運転はランプ状の回転数経過とは異なるようになる。その際、好ましくはNN53=NN52である。
時点t53で織機および開口機械の駆動装置の間に動作的な同期が存在したと仮定すると、開口機械と織機の駆動軸の上記作動回転(NN51またはNN53)の後で、同期が再び行われる。t53以降ひ口変更がもはや行われないと有利である。すなわち、t53で場合によってはまだ進行しているひ口変更が終了させられると有利である。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t53で終了するような時点で開始される。
図5の方法の他の利点は、電源網と場合によって存在するブレーキ抵抗の負荷軽減にある。というのは、織機の駆動装置が織機を低い回転数に制動する一方、開口機械の駆動装置が開口機械を加速し、そしてそれとは逆に、織機の駆動装置が織機を加速する一方、開口機械の駆動装置が開口機械を制動するからである。すなわち、適当な手段、例えばコンバータ中間回路を介して前提条件が作られるときに、両駆動装置の間で直接的なエネルギー交換が行われる。
織機のN(Nは自然数で1よりも大きい)倍の回転数での開口機械の本発明による運転は一般的に、2つの重要な利点がある。この場合、ひ口変更は本発明によれば少なくとも開口機械の駆動軸のN回の作動回転ごとにのみ行われる。
利点1
開口機械の回転数が織機の回転数と全く同じである運転方法と比べて、開放ひ口の時間またはよこ糸を挿入できる時間が増大する。これは開口機械の高い回転数の場合、ひ口変更が相応して速く行われるためである。
開口機械の回転数が織機の回転数と全く同じである運転方法と比べて、開放ひ口の時間またはよこ糸を挿入できる時間が増大する。これは開口機械の高い回転数の場合、ひ口変更が相応して速く行われるためである。
例:
あるよこ糸では、同じ回転数の織機および開口機械で織成する際に、最大500min−1でよこ糸を挿入できることが知られている。その代わりに、本発明による方法に従って、開口機械の回転数が織機の回転数の2倍に選定されると、例えば525min−1の織機回転数でよこ糸を挿入でき一方、開口機械の回転数は1050min−1である。勿論、開口機械の最高許容回転数に留意すべきである。上記のよこ糸または類似のよこ糸を挿入できる区間が長い場合、この回転数上昇は得られる商品量を大幅に増やす。
あるよこ糸では、同じ回転数の織機および開口機械で織成する際に、最大500min−1でよこ糸を挿入できることが知られている。その代わりに、本発明による方法に従って、開口機械の回転数が織機の回転数の2倍に選定されると、例えば525min−1の織機回転数でよこ糸を挿入でき一方、開口機械の回転数は1050min−1である。勿論、開口機械の最高許容回転数に留意すべきである。上記のよこ糸または類似のよこ糸を挿入できる区間が長い場合、この回転数上昇は得られる商品量を大幅に増やす。
利点2
相当数の用途において、よこ糸は商品たて糸に接触してはいけない。これは例えばある合成糸を加工するケースである。この場合、よこ糸とたて糸の摩擦が特にたて糸を強く加熱し、たて糸の溶融現象を生じる。それによって、よこ糸挿入窓の大きさ、すなわちひ口閉鎖までの時間が非常に制限され、それに伴い通常の場合、可能な回転数も制限される。
相当数の用途において、よこ糸は商品たて糸に接触してはいけない。これは例えばある合成糸を加工するケースである。この場合、よこ糸とたて糸の摩擦が特にたて糸を強く加熱し、たて糸の溶融現象を生じる。それによって、よこ糸挿入窓の大きさ、すなわちひ口閉鎖までの時間が非常に制限され、それに伴い通常の場合、可能な回転数も制限される。
本発明による方法に従って、開口機械の回転数が織機の回転数の少なくとも2倍に選定されると、ひ口変更は、既に利点1で示したように、それに相応して速く行われる。これは、よこ糸挿入窓が時間的に大きくなることを意味する。それによって、高い回転数で織成することができる。というのは、よこ糸挿入窓が、織機および開口機械の駆動装置の、回転数が低い回転数同期式運転の場合と時間的に同じ大きさであるからである。
機械的によこ糸を挿入を行う織機の場合、この利点はきわめて重要である。機械的なよこ糸挿入を行うこの手段には、少なくともグリッパーテープまたはロッドグリッパー並びに偏心体とローラレバーが属する。この偏心体およびローラレバーを介して、グリッパーテープまたはロッドグリッパーの運動、しかも例えば杼の運動が行われる。たて糸の接触を避ける場合ひ口へのよこ糸挿入をきわめて迅速に行われなければならないので、偏心体の偏心カーブの傾斜はきわめて急である。すなわち、比較的に低い回転数のときに既に、力の負荷またはトルクの負荷が非常に大きい。本発明による方法を用いることによって上記のようによこ糸挿入窓を時間的に拡大することにより、偏心体の偏心カーブの傾斜を緩やかに選定することができる。ロッドグリッパーまたはグリッパーテープのために低コストの材料を使用することができる。事情によっては、他の織機の標準伝動装置解決策を用いることができ、それによってコストを大幅に節約することができる。更に、偏心体の偏心カーブをある程度緩やかにすることができる。伝動手段が相応して負荷解除されるので、高い回転数の運転が可能である。両方法の歩み寄り、すなわち伝動装置変更と高回転数との歩み寄りを実現することができる。
図5の方法実施形の場合のエネルギー変更の考察により、方法が図5に従って実施されるかどうか、あるいは織機および開口機械の同期式回転数変化を優先すべきかどうかは、高い回転数と低い回転数の値に依存することが判る。図5に関する説明では、高い回転数n51_wm=900min−1と低い回転数n52_wm=500min−1が考慮された。その代わりに、織機については、700min−1の高い回転数と500min−1の低い回転数が基礎となっている。図5の方法の場合、開口機械は1000min−1で回転するかまたは織機の回転数の大きな自然数倍で回転する。すなわち、1000min−1に選定される。織機および開口機械の駆動装置の非同期式回転数変化の場合の運動エネルギーの変化は、ΔWkin=(102−72)単位=51単位である。これに対して、織機および開口機械の駆動装置の同期式回転数変化の場合、すなわち開口機械と織機が700min−1と500min−1の間で変化する場合、開口機械の運動エネルギーは(72−52)単位=24単位だけ変化する。すなわち、同期式回転数変化によるこのケースでは、開口機械の駆動装置を、本発明による回転数変化の場合よりも少ない燃料消費でおよび小さな熱負荷で運転することができるか、あるいははるかに速い回転数変化のために駆動装置の性能を利用することができるか、あるいは燃料消費と熱負荷を低減する程度と回転数変化の速さを高める程度とを歩み寄らせることができる。
本発明による解決策の有利な実施形では、織機および開口機械の駆動装置の非同期式回転数変化も同期式回転数変化も行うことができる。他の有利な実施形では、好ましくは織機および/または開口機械の制御装置に統合された適当なコンピュータ手段が設けられている。それによって、次の判断基準
a)開口駆動装置の熱負荷
b)織機駆動装置の熱負荷
c)時間あたりの達成可能な織物生産量(これに関しては「利点2」参照)
d)ピークの電源網の負荷および/または控除すべき燃料消費
e)エアジェット織機の空気消費
の少なくとも1つに基づいて、かつコンピュータ手段の算出結果に応じて非同期式回転数変化または同期式回転数変化を選択的に実施することができる。その際、本発明による方法では少なくとも一つのその実施形態において、作動基礎として上記のコンピュータ手段が知られている。
a)開口駆動装置の熱負荷
b)織機駆動装置の熱負荷
c)時間あたりの達成可能な織物生産量(これに関しては「利点2」参照)
d)ピークの電源網の負荷および/または控除すべき燃料消費
e)エアジェット織機の空気消費
の少なくとも1つに基づいて、かつコンピュータ手段の算出結果に応じて非同期式回転数変化または同期式回転数変化を選択的に実施することができる。その際、本発明による方法では少なくとも一つのその実施形態において、作動基礎として上記のコンピュータ手段が知られている。
特に、本発明による方法によれば開口機械の回転数を織機の回転数の少なくとも2倍に選定することができ、利点1で既に示したようにひ口変更を相応して速く行うことができるように、本発明による方法によって空気消費に影響が及ぼされる。これは、よこ糸挿入窓が時間的に長くなることを意味する。すなわち、よこ糸をゆっくりかつ少ない空気量で挿入することができるようになる。
図6は、図5を参照して説明したひ有利な口変更方法を示している。この場合、図6.1は回転数n51_fbmに対応するひ口変更を示している。ひ口閉鎖6.5から次のひ口閉鎖までの時間はΔt61で示してある。本発明による回転数変化の過程において、時点t51以降、ひ口変更は行われない。すなわち、場合によってはt51でまだ進行しているひ口変更は終了させられる。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t52で終了するような時点で開始される。この場合、ひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間はΔt62で示されている。
開口機械の回転数変化と織機の回転数変化が共に、図示のようにランプ状に行われると、時点t51から時点t52まで進んだ開口機械の角度範囲ΔαFBMと織機の角度範囲ΔαWMについて、関係ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)=(N+N・k):(N+k)が当てはまる。ここで、k=n52_fbm:n51_fbmである。
関係ΔαFBM:ΔαWM=(N+N・k):(N+k)について、分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、その際分子をなす自然数ZN51は、Δt62とΔt61の比を示す。すなわち、Δt62=ZN51・Δt61が当てはまる。
時間間隔ΔT=t52−t51が例えば織機経営者の観点から長すぎる場合、織機および/または開口機械の駆動がランプ状の回転数経過とは異なるようになるので、関係ΔαFBM:ΔαWMは、分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表すときに分母としてNN51(図5参照)よりも小さな自然数NN52を有し、分子としてZN52を有する。その際、Δt62=ZN52・Δt61が当てはまる。
t52からt53までの範囲において、ひ口変更は少なくとも、開口機械の駆動軸のN回の作動回転ごとにのみ行われる。この場合、Δt63=N・Δt61が当てはまる。ここで、Δt63はひ口閉鎖から次のひ口閉鎖までの時間間隔であり、しかもt52からt53までの範囲における時間間隔または織機が回転数n52_wmを有するときの時間間隔である。
本発明による回転数変化の過程において、時点t53以降、ひ口変更は行われない。すなわち、場合によってはt53でまだ進行しているひ口変更は終了させられる。その後で、ひ口は開放保持され、次のひ口変更は、早くても時点t54で終了するような時点で開始される。この場合、時点t53でのひ口閉鎖から時点t54での次のひ口閉鎖までの時間はΔt64で示されている。
開口機械の回転数変化と織機の回転数変化が共にランプ状に行われると、時点t53から時点t54まで進んだ開口機械の角度範囲ΔαFBMと織機の角度範囲ΔαWMについて、関係ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)=(N+N・k):(N+k)が当てはまる。ここで、k=n52_fbm:n51_fbmである。
この関係ΔαFBM:ΔαWM=(N+N・k):(N+k)について、分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表す場合、その際分子をなす自然数ZN51は、Δt62とΔt61の比を示す。すなわち、Δt62=ZN51・Δt61が当てはまる。
時間間隔ΔT=t54−t53が例えば織機経営者の観点から長すぎる場合、織機および/または開口機械にとってランプ状の回転数経過とは異なるので、関係ΔαFBM:ΔαWMは、分子と分母にできるだけ小さな自然数を有する分数として表すときに分母としてNN51(図5参照)よりも小さな自然数NN53を有し、分子としてZN53を有する。その際、Δt62=ZN53・Δt61が当てはまる。
図5および6に関する指摘:
織機の駆動装置のランプ状の回転数変化はその都度おさ止めによって開始および/または終了可能である。しかし、必ずしもそのようにする必要はない。
織機の駆動装置のランプ状の回転数変化はその都度おさ止めによって開始および/または終了可能である。しかし、必ずしもそのようにする必要はない。
図7は、織機の回転数n71_wmと開口機械の回転数n71_fbmが時点t71まで同じである、本発明による方法の一例を示している。
t71からt72までの範囲では、開口機械の回転数がn71_fbmからn72_fbmに変化し、織機の回転数がn71_wmからn72_wmに変化する。n72_wm:n72_fbm=Nが当てはまる。Nは自然数でN>1である。
t72からt73までの範囲において、ひ口変更は少なくとも、織機の駆動軸のN回の作動回転ごとにのみ行われる。すなわち、N=2の場合、少なくとも1回おきの作動回転においてひ口変更が行われる。
図7に示した本発明による方法の使用は、ひ口あたり2本以上のよこ糸を挿入しなければならないときに重要である。
t73からt74までの範囲では、織機はその回転数を再びn72_wmからn71_wmに減速する。開口機械の回転数はn72_fbmからn71_fbmに上昇する。t71からt72までの範囲とt73からt74までの範囲における織機の回転数変化はそれぞれランプ状に示されている。回転数変化は他の経過形態を有していてもよい。図3に関する説明参照。
利点1と利点2に関する説明を除いて本発明による方法を使用例に基づいて示す。この使用例では、織機および/または開口機械は第1回転数変化を行い、その後で第2回転数変化によってその第1回転数に戻る。本発明による方法は織機および/または開口機械のすべての必要回転数変化のために独立して使用可能である。すなわち、後続の回転数変化の際第3回転数状態に変化するときにも勿論使用可能である。
例1:
時点t81までの相1
n81_wm=900min−1
n81_fbm=n81_wm=900min−1
時点t81から時点t82までの相2(回転数変化)
織機:n81_wmからn82_wmへ;n82_wm=500min−1
開口機械:n81_fbmからn82_fbmへ;n82_fbm=1000min−1
時点t82から時点t83までの相3
n82_wm=500min−1
n82_fbm=1000min−1
時点t83から時点t84までの相4(回転数変化)
織機:n82_wmからn83_wmへ;n83_wm=850min−1
開口機械:n82_fbmからn83_fbmへ;n83_fbm=850min−1
時点t81までの相1
n81_wm=900min−1
n81_fbm=n81_wm=900min−1
時点t81から時点t82までの相2(回転数変化)
織機:n81_wmからn82_wmへ;n82_wm=500min−1
開口機械:n81_fbmからn82_fbmへ;n82_fbm=1000min−1
時点t82から時点t83までの相3
n82_wm=500min−1
n82_fbm=1000min−1
時点t83から時点t84までの相4(回転数変化)
織機:n82_wmからn83_wmへ;n83_wm=850min−1
開口機械:n82_fbmからn83_fbmへ;n83_fbm=850min−1
例2:
時点t91までの相1
n91_wm=900min−1
n91_fbm=n91_wm=900min−1
時点t91から時点t92までの相2(回転数変化)
織機:n91_wmからn92_wmへ;n92_wm=500min−1
開口機械:n91_fbmからn92_fbmへ;n92_fbm=1000min−1
時点t92から時点t93までの相3
n92_wm=500min−1
n92_fbm=1000min−1
時点t93から時点t94までの相4(回転数変化)
織機:n92_wmからn93_wmへ;n93_wm=400min−1
開口機械:n92_fbmからn93_fbmへ;n93_fbm=800min−1
時点t91までの相1
n91_wm=900min−1
n91_fbm=n91_wm=900min−1
時点t91から時点t92までの相2(回転数変化)
織機:n91_wmからn92_wmへ;n92_wm=500min−1
開口機械:n91_fbmからn92_fbmへ;n92_fbm=1000min−1
時点t92から時点t93までの相3
n92_wm=500min−1
n92_fbm=1000min−1
時点t93から時点t94までの相4(回転数変化)
織機:n92_wmからn93_wmへ;n93_wm=400min−1
開口機械:n92_fbmからn93_fbmへ;n93_fbm=800min−1
例3:
時点t101までの相1
n101_wm=900min−1
n101_fbm=n101_wm=900min−1
時点t101から時点t102までの相2(回転数変化)
織機:n101_wmからn102_wmへ;n102_wm=500min−1
開口機械:n101_fbmからn102_fbmへ;n102_fbm=1000min−1
時点t102から時点t103までの相3
n102_wm=500min−1
n102_fbm=1000min−1
時点t103から時点t104までの相4(回転数変化)
織機:n102_wmからn103_wmへ;n103_wm=350min−1
開口機械:n102_fbmからn103_fbmへ;n103_fbm=1050min−1
すなわち、開口機械の回転数は時点t104以降、織機の回転数の3倍である。
時点t101までの相1
n101_wm=900min−1
n101_fbm=n101_wm=900min−1
時点t101から時点t102までの相2(回転数変化)
織機:n101_wmからn102_wmへ;n102_wm=500min−1
開口機械:n101_fbmからn102_fbmへ;n102_fbm=1000min−1
時点t102から時点t103までの相3
n102_wm=500min−1
n102_fbm=1000min−1
時点t103から時点t104までの相4(回転数変化)
織機:n102_wmからn103_wmへ;n103_wm=350min−1
開口機械:n102_fbmからn103_fbmへ;n103_fbm=1050min−1
すなわち、開口機械の回転数は時点t104以降、織機の回転数の3倍である。
更に、本発明による方法は、開口手段、例えばドビー織機の場合のヘルドとジャカード織機の場合のフックが、単一駆動装置を備えているときにも適用可能である。
更に、従来技術で知られている状況について指摘すると、織機も開口機械も、多くの場合伝動手段を介して不均一に動かされる要素を備えている。この不均一な運動は駆動軸に関連づけられた慣性モーメントの変動を駆動軸に生じ得る。従って、駆動ユニットの大きさに応じておよびこの駆動ユニットがどのように運転されるかに応じて、この駆動軸に多少強い回転数変動が生じることになる。これも従来技術において知られている。この回転数変動は本発明の考察対象ではない。すなわち、織機および開口機械の回転数が同じであることについて説明するとき、上記の回転数変動が織機および開口機械の回転数の瞬間値のある程度の偏差を生じ得ることがよく知られている。本発明に含まれる回転数変化はこの回転数変動の原因ではない。この回転数変動は回転数変化の場合にも実際の回転数経過に影響を与える。しかし、織機の経営者によって要求される回転数変化は、上記の回転数変動に対して因果関係および/または必然的な関係にない回転数変化を意味する。
Claims (17)
- 織機および開口機械を運転する方法であって、前記織機および前記開口機械がそれぞれ少なくとも1個の固有の回転数可変式電動駆動装置を備え、前記織機および前記開口機械がその都度予め定めることができる回転数で運転され、前記織機および前記開口機械の当該の駆動装置が信号を伝達するように電子制御装置に接続されている方法であって、前記織機の回転数nWMで割った前記開口機械の回転数nFBMまたは回転数nFBMで割った回転数nWMが、1よりも大きな自然数Nであり、前記織機の回転数が、前記織機の作動サイクル毎に完全に1回転する実際の軸または仮想の軸の回転数であり、前記開口機械の回転数が、前記開口機械の作動サイクル毎に完全に1回転する実際の軸または仮想の軸の回転数であることを特徴とする方法。
- 織機および開口機械の少なくとも1つの回転数変化が非同期式に行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 織機および開口機械を運転する方法であって、前記織機および前記開口機械がそれぞれ少なくとも1個の固有の回転数可変式電動駆動装置を備え、前記織機および前記開口機械がその都度予め定めることができる回転数で運転され、前記織機および前記開口機械の当該の駆動装置が信号を伝達するように電子制御装置に接続されている方法であって、前記開口機械のための回転数n1FBMと前記織機のための回転数n1WMでの第1運転から、回転数n2FBMおよびn2WMでの第2運転への少なくとも1回の移行が行われ、前記第1運転および/または前記第2運転について、前記織機の回転数で割った前記開口機械の回転数または前記開口機械の回転数で割った前記織機の回転数が、1よりも大きな自然数Nであることが当てはまり、前記織機の回転数が、前記織機の作動サイクル毎に完全に1回転する実際の軸または仮想の軸の回転数であり、前記開口機械の回転数が、前記開口機械の作動サイクル毎に完全に1回転する実際の軸または仮想の軸の回転数であることを特徴とする方法。
- 回転数n1WMおよびn1FBMでの前記第1運転から回転数n2WMおよびn2FBMでの前記第2運転への移行は、移行相において進む、前記織機および前記開口機械の実際の軸または仮想の軸の角度範囲ΔαWMおよびΔαFBMが、前記移行相の終了時にΔαFBM−ΔαWM=k・360°の関係になるように行われ、ここでn1WM=n1FBMであり、n2WMで割ったn2FBMは1よりも大きな自然数Nであり、kは自然数であり、そしてkは1以上であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 回転数n1WMおよびn1FBMでの第1運転から回転数n2WMおよびn2FBMでの第2運転への移行は、移行相において進んだ、織機および開口機械の実際の軸または仮想の軸の角度範囲ΔαWMおよびΔαFBMが、前記移行相の終了時にΔαWM−ΔαFBM=k・360°の関係になるように行われ、ここでn1WM=n1FBMであり、n2FBMで割ったn2WMは1よりも大きな自然数Nであり、kは自然数であり、そしてkは1以上であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 回転数n2WMおよびn2FBMでの第2運転から回転数n1WMおよびn1FBMでの第1運転への移行は、移行相において進んだ、織機および開口機械の実際の軸または仮想の軸の角度範囲ΔαWMおよびΔαFBMが、前記移行相の終了時にΔαFBM−ΔαWM=k・360°の関係になるように行われ、ここでkは自然数であり、そしてkは1以上であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- 回転数n2WMおよびn2FBMでの前記第2運転から回転数n1WMおよびn1FBMでの第1運転への移行は、移行相において進んだ、前記織機および前記開口機械の実際の軸または仮想の軸の角度範囲ΔαWMおよびΔαFBMが、前記移行相の終了時にΔαWM−ΔαFBM=k・360°の関係になるように行われ、ここでkは自然数であり、そしてkは1以上であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
- ΔαFBMとΔαWMに、関係ΔαFBM:ΔαWM=(n1FBM+n2FBM):(n1WM+n2WM)が当てはまることを特徴とする請求項4または6のいずれか一項に記載の方法。
- ΔαWMとΔαFBMに、関係ΔαWM:ΔαFBM=(n1WM+n2WM):(n1FBM+n2FBM)が当てはまることを特徴とする請求項5または7のいずれか一項に記載の方法。
- n1FBM=n2FBMであることを特徴とする請求項3〜9のいずれか一項に記載の方法。
- n1WM=n2WMであることを特徴とする請求項3〜9のいずれか一項に記載の方法。
- nWMで割ったnFBMがNiであることと、ひ口変更が最少で前記開口機械のNi回の作動サイクル毎に行われることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記織機および/または前記開口機械の回転数変化の間、ひ口変更が行われないことを特徴とする請求項2〜12のいずれか一項に記載の方法。
- 織機および/または開口機械の回転数変化が、前記織機および前記開口機械の実際の軸または仮想の軸について設定された角度位置または時間の値で開始および終了し、前記回転数変化の開始のために設定された、前記織機の実際の軸または仮想の軸の角度位置または時間の値と、前記回転数変化の開始のために設定された、前記開口機械の実際の軸または仮想の軸の角度位置または時間の値とが互いに異なっていてもよく、更に前記回転数変化の終了のために設定された、前記織機の実際の軸または仮想の軸の角度位置または時間の値と、前記回転数変化の終了のために設定された、前記開口機械の実際の軸または仮想の軸の角度位置または時間の値とが互いに異なっていてもよいことを特徴とする請求項2〜12のいずれか一項に記載の方法。
- n2WM=0であることを特徴とする請求項14に記載の方法。
- 織機および開口機械の回転数変化が選択的に非同期式または同期式に行われることを特徴とする請求項3〜13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記回転数変化を非同期式にまたは同期式に行うかどうかが、コンピュータユニットによって実施された計算に基づいて、電子制御装置に手動でまたは自動で設定され、前記計算の際、前記回転数変化のその都度の方法に基づいて次の判断基準
a)前記開口駆動装置の熱負荷
b)前記織機駆動装置の熱負荷
c)単位時間あたりに達成可能な織物生産量
d)ピークの電源網の負荷および/または控除すべき燃料消費
e)エアジェット織機の空気消費
の少なくとも一つが考慮されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
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