JP2004115599A - 塗料組成物及び防眩フィルム - Google Patents

塗料組成物及び防眩フィルム Download PDF

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Abstract

【課題】透明性、防眩性に優れ、ディスプレーの視認性を向上させ、かつ耐擦傷性に優れ、均一な防眩層を有する表面保護フィルムを提供する。
【解決手段】形状の異なる2種類の微粒子と、電離放射線硬化型樹脂と数平均分子量とブチリル基含量を特定したセルロースアセテートブチレートを含む塗料組成物を透明フィルム上に塗布し、防眩層を形成する。2種類の樹脂並びに球形の微粒子及び不定形の微粒子を含有する塗料組成物であって、第1種の樹脂が電離放射線硬化型樹脂であり、第2種の樹脂が数平均分子量が18000〜80000かつブチリル基含量が18〜60重量%のセルロースアセテートブチレートであり、塗料組成物固形分に対する第2種の樹脂の割合が0.1〜15重量%であることを特徴とする塗料組成物、及び透明フィルム上にこの塗料組成物を塗布し硬化してなる防眩層を設けた防眩フィルムであって、この防眩層の厚さが前記球形の微粒子の平均径以上である防眩フィルムである。
【選択図】  なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、防眩層を形成することができる塗料組成物、及びノートパソコン、パソコン用モニタ、テレビ等の各種ディスプレーの表面等に用いることのできる防眩フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ノートパソコン、液晶モニタなどのディスプレーは、その表面の表面保護基材を通して画像を認識するようになっている。それらのディスプレーは本体内部にバックライトを用いるか、又は外部の光を利用して視認性を向上させている。これらのディスプレーは内部から発する光や外光の映り込みを軽減し、画像の視認性を向上するため、表面保護フィルムに防眩処理を施すか、又は屈折率を調整した薄膜を形成して光学的に反射を防止することが一般的である。防眩処理は、二酸化珪素等の顔料を含む樹脂を塗工する方法やエンボス処理により表面に凹凸をつける方法が知られている。
【0003】
顔料を含んだ樹脂で防眩処理を行う場合は、表面の凹凸を大きくして表面での光散乱を大きくするとフィルム自身が白くみえ、黒色の表示部が白く見える問題と、顔料の影響で画像のちらつく問題が生じる。また、これらの視認性を得るために表面での光散乱を小さくすると、防眩性が不十分になり、視認性と防眩性の両者を同時に満たすことは困難であった。
このような問題を解決するために、特定の微粒子を含有する防眩層を設けたフィルム(防眩フィルム)が開示されている。例えば、防眩層を特定の屈折率を有する微粒子と樹脂とにより構成したり(例えば、特許文献1参照。)、防眩層を2種以上の透光性微粒子と樹脂とにより構成し、これらの間の屈折率の差を規定する(例えば、特許文献2参照。)等の方法が試みられている。
【0004】
また、近年の表示体の高精細化や大画面化に伴い、塗工層の均一性が重要となっている。防眩フィルムの支持体として一般にトリアセチルセルロースフィルム(TACフィルム)やポリエステルフィルム(PETフィルム)が使用されている。しかし、TACフィルムは、通常、溶液キャスト法で製膜されるため平面性が悪く、かつ透明性が高いため、外観不良なく均一な塗工層を形成することが非常に困難であった。また、平面性が比較的良好であるPETフィルムにおいても、高透明化が進み、塗工層の欠点が目立ち易くなったため、これまで以上に塗工層の均一性が求められるようになってきた。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−18706号公報
【特許文献2】
特開2000−180611号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、このような従来の防眩性フィルムに比べ、透明性、防眩性に優れ、ディスプレーの視認性を向上させ、かつ耐擦傷性に優れ、均一な防眩層を有する表面保護フィルムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
均一な防眩層を設けるためには、そのための塗工液(塗料組成物)を塗工設備に最も適した粘度に調整する必要がある。また、塗工液(塗料組成物)の固形分を高くすると均一な薄膜を形成することが難しくなるため、塗工液(塗料組成物)は低固形分であることが好ましい。しかし、紫外線硬化型樹脂含む塗料組成物においては低固形分とすると粘度が非常に低くなるため、低固形分を保ちつつ適当な粘度に調整することが非常に困難である。また、増粘剤を用いて塗料組成物の粘度を調整することができるが、顔料を含有している塗料組成物、特に異種の顔料を複数含有している塗料組成物においては、顔料の凝集が発生したり、電離放射線硬化型樹脂との相溶性が悪く、透明性が低下するなどの問題があり、通常用いられている増粘剤を配合することができない。
本発明者らは、形状の異なる2種類の微粒子、電離放射線硬化型樹脂、及び数平均分子量とブチリル基含量を特定したセルロースアセテートブチレートを含む塗料組成物を透明フィルム上に塗布し、防眩層を形成することで、前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
即ち、本発明は、2種類の樹脂並びに球形の微粒子及び不定形の微粒子を含有する塗料組成物であって、第1種の樹脂が電離放射線硬化型樹脂であり、第2種の樹脂が数平均分子量が18000〜80000かつブチリル基含量が18〜60重量%のセルロースアセテートブチレートであり、塗料組成物固形分に対する第2種の樹脂の割合が0.1〜15重量%であることを特徴とする塗料組成物である。
更に、本発明は、透明フィルム上にこの塗料組成物を塗布し硬化してなる防眩層を設けた防眩フィルムであって、この防眩層の厚さが前記球形の微粒子の平均径以上であることを特徴とする防眩フィルムである。本発明の防眩フィルムの一例の概略図(断面)を図1に示す。透明基材(フィルム)上に、球形の微粒子と不定形の微粒子を含む紫外線硬化樹脂の塗膜を所定の厚さで塗工したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の塗料組成物は球形の微粒子、不定形の微粒子、電離放射線硬化型樹脂、及びブチリル基含量が18〜60重量%であり、数平均分子量が18000〜80000のセルロースアセテートブチレートを含有する。本発明の塗料組成物は、これら成分を、必要に応じて溶媒を使用して、混合(溶解又は分散)したものである。
溶媒としては、例えば、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、エタノール、1−プロパノール、イソプロパノール、1−ブタノールなどのアルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、セロソルブ類などから適宜選択して用いることができ、これらの数種類を混合して用いてもよい。
塗工乾燥して防眩層を形成するため、溶媒の沸点は70〜200℃の範囲であることが望ましい。支持体である透明フィルムがトリアセチルセルロースフィルムである場合は、白化を防ぐためトルエン主成分とした溶媒を用いることが好ましい。
【0010】
この発明に用いることのできる透明フィルムに特に限定はなく、例えば、ポリエステルフィルム(ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム等)、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、セロファンフィルム、ジアセチルセルロースフィルム、トリアセチルセルロースフィルム、アセチルセルロースブチレートフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコールフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリメチルペンテルフィルム、ポリスルフォンフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリエーテルスルフォンフィルム、ポリエーテルイミドフィルム、ポリイミドフィルム、フッ素樹脂フィルム、ナイロンフィルム、アクリルフィルム、ノルボルネンフィルム等を挙げることが出来るが、本発明においては、特に光学異方性が無いという特徴から液晶表示体に偏光板の部材として広く実用されているトリアセチルセルロースフィルム(TACフィルム)やフラットパネルの表面保護フィルムとして広く実用されているポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)を使用することが好ましい。透明フィルムの厚さは12〜250μm程度が好ましい。
【0011】
球形の微粒子としては、平均径が1〜10μmであれば材質に特に限定はなく、例えば、ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物、アクリルビーズ、スチレンビーズ、ポリアクリルスチレンビーズ、ポリカーボネートビーズ、ポリメタクリル酸メチルビーズ、ポリスチレンビーズ、ポリ塩化ビニルビーズ、ガラスビーズ及びコロイダルシリカなどを用いることができる。特に本発明では、屈折率1.55以上のもの、例えば、ポリスチレンビーズ(屈折率1.59)、ポリアクリルスチレンビーズ(1.57)ポリカーボネートビーズ(1.58)、ガラスビーズ(1.61)、ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物(1.58)が好ましい。第1の微粒子としてこれらの1種を用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
この球形の微粒子は、平均径が1〜10μm、好ましくは2〜5μmであって、粒径分布が狭いものが好ましい。この微粒子は、塗料組成物中に、第1種及び第2種の樹脂の合計量に対して5〜30重量%、好ましくは8〜22重量%の割合で配合する。
【0012】
不定形の微粒子とは、粒子の形状が特定されない微粒子であって、平均径が5μm以下であれば材質に特に限定はなく、具体的には、シリカゲル、湿式法シリカ、乾式法シリカ等のシリカ微粒子、マイカ、酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク、金属酸化物微粒子などを挙げることができる。特に、屈折率が1.48以下のもの、例えば、シリカやフッ化マグネシウムが好ましい。不定形の微粒子としてこれらの1種を用いてもよいし、2種以上を混合して用いてもよい。
この不定形の微粒子は、平均径が5μm以下、好ましくは0.01〜3.0μmのものを使用する。この微粒子は、塗料組成物中に、第1種及び第2種の樹脂の合計量に対して10重量%以下、好ましくは2〜7重量%の割合で配合する。これら球形の微粒子及び不定形の微粒子の平均径は、レーザー回折・散乱法で測定するものとする。この方法では、粒子を分散した液にレーザー光を当てて回折・散乱する光の強度変化により粒子径を測定する。
【0013】
第1種の樹脂である電離放射線硬化型樹脂としては、電子線又は紫外線等の電離放射線照射した際に硬化する樹脂であれば特に限定される物ではなく、例えばウレタンアクリレート系樹脂、ポリエステルアクリレート系樹脂及びエポキシアクリレート系樹脂等の中から適宜選択することができる。また、紫外線照射により硬化する場合、光重合開始剤としてアセトフェノン類、ベンゾフェノン類等を混合することが望ましい。
【0014】
好ましいものとしては分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化可能な多官能アクリレ−トからなるものがあげられる。分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化可能な多官能アクリレ−トの具体例としては、ネオペンチルグリコ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、1、6ヘキサンジオ−ルジ(メタ)アクリレ−ト、トリメチロ−ルプロパントリ(メタ)アクリレ−ト、ジトリメチロ−ルプロパンテトラ(メタ)アクリレ−ト、ペンタエリスリト−ルテトラ(メタ)アクリレ−ト、ペンタエリスリト−ルトリ(メタ)アクリレ−ト、ジペンタエリスリト−ルヘキサ(メタ)アクリレ−ト等のポリオ−ルポリアクリレ−ト、ビスフェノ−ルAジグリシジルエ−テルのジアクリレ−ト、ネオペンチルグリコ−ルジグリシジルエ−テルのジアクリレ−ト、1、6ヘキサンジオ−ルジグリシジルエ−テルのジ(メタ)アクリレ−トなどのエポキシ(メタ)アクリレ−ト、多価アルコ−ルと多価カルボン酸及び/又はその無水物とアクリル酸とをエステル化することによって得ることが出来るポリエステル(メタ)アクリレ−ト、多価アルコ−ル、多価イソシアネ−ト及び水酸基含有(メタ)アクリレ−トを反応させることによって得られるウレタン(メタ)アクリレ−ト、ポリシロキサンポリ(メタ)アクリレ−ト等を挙げることができる。
【0015】
前記の重合性アクリレ−トは単独で用いても、2種以上混合して用いてもよく、その含有量はハ−ドコ−ト層用塗料の樹脂固形分に対して、好ましくは50〜95重量%である。尚、上記の多官能(メタ)アクリレ−トの他にハ−ドコ−ト層用塗料の樹脂固形分に対して好ましくは10重量%以下の2−ヒドロキシ(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ−ト、グリシジル(メタ)アクリレ−ト等の単官能アクリレ−トを添加することもできる。
【0016】
またハ−ドコ−ト層には硬度を調整する目的で使用される重合性オリゴマ−を添加することができる。このようなオリゴマ−としては、末端(メタ)アクリレ−トポリメチル(メタ)アクリレ−ト、末端スチリルポリ(メタ)アクリレ−ト、末端(メタ)アクリレ−トポリスチレン、末端(メタ)アクリレ−トポリエチレングリコ−ル、末端(メタ)アクリレ−トアクリロニトリル−スチレン共重合体、末端(メタ)アクリレ−トスチレン−メチルメタクリレ−ト共重合体などのマクロモノマ−を挙げることができ、その含有量はハ−ドコ−ト用塗料中の樹脂固形分に対して、好ましくは5〜50重量%である。
【0017】
本発明においては、塗料組成物が第2種の樹脂である特定のセルロースアセテートブチレートを含有することを特徴とし、これにより2種類の顔料(微粒子)の分散性を低下させることなく、塗料の粘度調整をすることができる。セルロースアセテートブチレートはセルロースの水酸基の一部又は全部が酢酸及び酪酸によりエステル化された化合物である。この数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)を用いてポリスチレン標準換算により求めるものとし、18000〜80000、好ましくは30000〜70000である。分子量が小さいと増粘効果が小さく、また分子量が大きいと電離放射線硬化型樹脂との相溶性が低下する傾向にある。また、添加量の増加に伴い塗工層のハード性が低下する。
【0018】
セルロースアセテートブチレートは、そのブチリル基含量(重量%)により電離放射線硬化型樹脂や塗料組成物中の溶媒との溶解特性が変化する。本発明においては、塗料組成物の組成によって、使用するセルロースアセテートブチレートのブチリル基含量を適宜選択できるが、電離放射線硬化型樹脂との相溶性の点から、ブチリル基含量が18〜60重量%であるセルロースアセテートブチレートを使用する。塗料組成物中に有機溶剤が含まれる場合は、ブチリル基含量が好ましくは20〜55重量%、より好ましくは30〜50重量%のものが用いられる。
【0019】
本発明において、セルロースアセテートブチレートを、塗料組成物固形分に対し0.1〜15重量%、好ましくは0.1〜10重量%含有する。含有量が多いと塗料の粘度増加が著しく塗工適性が低下する傾向にあるとともに塗工層のハード性が低下する。また、少ないと効果が発現されない。
また、塗料組成物は、必要に応じて、本発明の効果を変えない範囲で、消泡剤、レベリング剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、重合禁止剤等を含有してもよい。
【0020】
防眩層は上記塗料組成物を透明フィルム上に塗工乾燥して形成することができる。塗工方法は特に限定しないが、グラビア塗工、マイクログラビア塗工、バー塗工、スライドダイ塗工、スロットダイ塗工、デイップコートなど、塗膜厚さの調整が容易な方式で塗工が可能である。
防眩層の膜厚は、球形の微粒子の平均径よりも厚くしなければならない。この膜厚がこの平均径よりも薄いとこの微粒子が塗膜表面に突出し表面ヘイズが高まり、光の散乱により表面が白くなりディスプレーの視認性を著しく低下させるからである。一方、この膜厚が厚すぎると防眩性が低下する傾向にある。このため、防眩層の膜厚は好ましくは球形の微粒子の平均径の3倍以下、より好ましくは1.0〜2.0倍となるように設ける。
【0021】
【実施例】
以下、実施例にて本発明を例証するが、本発明を限定することを意図するものではない。なお、微粒子の平均径は、レーザー回折粒度測定器SALD2100(島津製作所製)で測定した。
【0022】
実施例1
ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物(日本触媒社製 エポスターM30、平均径3.0μm、屈折率1.58)20g、二酸化珪素微粉末(日本アエロジル社製 アエロジル1200、平均径1.2μm、屈折率1.40)3gをトルエン150gに分散し、この液に、アクリル系紫外線硬化樹脂(荒川化学社製 ビームセット550B)77g、セルロ−スアセテートブチレート(イーストマンケミカル社製 CAB−500−5、ブチリル基含量=51重量%、数平均分子量=57000)1g及び光重合開始剤(チバガイギー社製 ダロキュア1173)0.4gを添加し、イソプロパノール50g、エチレングリコールモノエチルエーテル50gを加え、シロキサン系レベリング剤(ビックケミー社製 BYK370)0.2gを加えて十分攪拌し、塗料組成物Aを調整した。
トリアセチルセルロースフィルム(富士写真フィルム社製 フジタック)に塗料組成物Aをマイヤーバー#12(RDS社製)で塗工し、60℃で1分間乾燥後、300mJの紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは3.5μmであった。
【0023】
実施例2
ポリアクリルスチレンビーズ(綜研化学製 MX300、平均径3.0μm、屈折率1.57)14g、疎水性シリカパウダー(信越化学工業社製 KMP105、平均径0.8μm、屈折率1.40)4g、トルエン200gを混合し、アクリル系紫外線硬化樹脂(ビームセット550B)82g及び光重合開始剤(ダロキュア1173)1.6g、セルロ−スアセテートブチレート(CAB−500−5)1gを添加し、エチレングリコールモノエチルエーテル50gを加え、シロキサン系レベリング剤(BYK370)0.2gを加えて十分攪拌し、塗料組成物Bを調整した。
トリアセチルセルロースフィルム(フジフィルム社製 FTUV80UZ)に塗料組成物Bをマイヤーバー#12(RDS社製)で塗工し、60℃で1分間乾燥後、300mJの紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは3.5μmであった。
【0024】
実施例3
ポリスチレンビーズ(綜研化学製 SX350H、平均径3.5μm、屈折率1.59)14g、疎水性シリカパウダー(信越化学工業社製 KMP105、平均径0.8μm、1.40)4g、トルエン200gを混合し、アクリル系紫外線硬化樹脂(ビームセット550B)82.0g及び光重合開始剤(ダロキュア1173)1.6g、セルロ−スアセテートブチレート(CAB−500−5)1gを添加し、エチレングリコールモノエチルエーテル50gを加え、シロキサン系レベリング剤(BYK370)0.2gを加えて十分攪拌し、塗料組成物Cを調整した。
トリアセチルセルロースフィルム(フジフィルム社製 FTUV80UZ)に塗料組成物Cをマイヤーバー#14(RDS社製)で塗工し、60℃で1分間乾燥後、300mJの紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは4.0μmであった。
【0025】
実施例4
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレートの配合量を5.0gとした以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
実施例5
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレートの配合量を10.0gとした以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
【0026】
実施例6
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレート(CAB−500−5)をセルロースアセテートブチレート(イーストマンケミカル社製 CAB−381−0.1、ブチリル基含量=38重量%、数平均分子量=20000)に変更し、配合量を5.0gとした以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
実施例7
基材フィルムを75μmのポリエステルフィルム(東洋紡績社製 A−4300)にした以外は、実施例4と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
【0027】
比較例1
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレートを配合しないこと以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
比較例2
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレートの配合量を20.0gとした以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
比較例3
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレート(CAB−500−5)をセルロースアセテートブチレート(イーストマンケミカル社製 CAB−171−15、ブチリル基含量=17重量%、数平均分子量=65000)に変更し、配合量を1.0gとした以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
【0028】
比較例4
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレート(CAB−500−5)をセルロースアセテートブチレート(イーストマンケミカル社製 CAB−551−0.01、ブチリル基含量=53重量%、数平均分子量=16000)に変更し、配合量を15.0gとした以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
比較例5
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレートの代わりにセルロースアセテートプロピオネート(数平均分子量=75000)を1.0g配合した以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
比較例6
塗料組成物Aの配合において、セルロースアセテートブチレートの代わりにエチルセルロース(数平均分子量=52000)を1.0g配合した以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
【0029】
比較例7
塗料組成物Aの配合において、ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物20g及び二酸化珪素微粉末3gの代わりに、不定形シリカパウダー(KMP110、信越化学工業社製、平均径1.9μm、屈折率1.40)23gを用いた以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
比較例8
塗料組成物Aの配合において、ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物20g及び二酸化珪素微粉末3gの代わりに、ベンゾグアナミン・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物23gを用いた以外は実施例1と同様に塗料調製後、防眩フィルムを作製した。
【0030】
実施例1〜7、比較例1〜8で調製した塗料組成物及びそれを用いて作製した防眩フィルムについて、下記の手順に従って評価を行なった。結果を表1と表2に示す。
(1)塗料組成物の相溶性
塗料調製後、試験管に塗料を入れ、1時間後の液の状態を確認した。塗料が層分離を起こさず、均一に維持された場合を○、不均一となった場合を×とした。
(2)塗料組成物の粘度
JIS K5400に準じ、回転粘度計法により評価した。
(3)塗工面の均一性
フィルムを通してバックライト光を観察し、塗工層の均一性を評価した。
【0031】
(4)ヘイズ度
ヘイズメーター(村上色彩研究所社製)を使用し、JIS K−7105に準拠して測定を実施した。
(5)透過率
分光光度計UV3100(島津製作所製)を使用し、測定を実施した。透過率が大きいほど透明性が高いといえる。550nmにおける透過率について、TACフィルムを基材に用いた場合、91.0%以上を良好、91.0%未満を不良とし、ポリエステルフィルムを基材に用いた場合、89.0%以上を良好、89.0%未満を不良とした。
(6)正反射率
分光光度計UV3100(島津製作所製)を使用し、測定を実施した。正反射率が3.0%以上の場合、視認性の低下が顕著に確認される。
【0032】
(7)視認性
市販のLCDセル(画素サイズ:100ppi、ppi:ピクセルパーインチ)に防眩防眩フィルムサンプルを貼り合わせ、フィルムを通したバックライトの光を観察し、ギラツキ度合いを目視で確認した。良好は○、僅かにギラツクは△、ギラツクは×とした。
(8)耐擦傷性
堅牢度試験器を用い、スチールウール#0000、荷重250g、100往復にて試験を行ない、外観変化を目視で確認した。塗膜表面の変化無しは○、傷が入った場合は×とした。
【0033】
【表1】
Figure 2004115599
【0034】
【表2】
Figure 2004115599
【0035】
表1と表2より、本発明の塗料組成物においては、2種の微粒子の分散性を低下させないことがわかる。また、防眩フィルムに必要な品質であるハード性、透明性を低下させることなく、塗工面が均一で視認性に優れた防眩フィルムが得られた。これに対し、セルロースアセテートブチレートを未含有、又はセルロースアセテートブチレートの分子量が条件を満たさない、又はセルロースアセテートブチレートのブチリル基含量が条件を満たさない比較例1〜4の塗料組成物、及びセルロースアセテートブチレート以外のセルロース樹脂を用いた比較例5、6の塗料組成物にて設けた防眩層は、塗工面の均一性と透明性の両立ができず、目標の品質が得られなかった。比較例7の防眩フィルムにおいては、塗工面の均一性、透明性、耐擦傷性に優れた防眩防眩フィルムが得られたが、ギラツキが大きく目標の品質が得られなかった。比較例8の防眩フィルムにおいては、正反射率が高い為に視認性が十分でなく、目標の品質が得られなかった。
【0036】
【発明の効果】
本発明のセルロースアセテートブチレートを含有した塗料組成物を用い、得られた防眩フィルムはフィルム上に透明で視認性に優れかつ耐擦傷にすぐれたハードコート層を均一に形成できることにより、大幅な品質向上が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防眩フィルムの一例の概略図(断面)である。

Claims (5)

  1. 2種類の樹脂並びに球形の微粒子及び不定形の微粒子を含有する塗料組成物であって、第1種の樹脂が電離放射線硬化型樹脂であり、第2種の樹脂が数平均分子量が18000〜80000かつブチリル基含量が18〜60重量%のセルロースアセテートブチレートであり、塗料組成物固形分に対する第2種の樹脂の割合が0.1〜15重量%であることを特徴とする塗料組成物。
  2. 前記球形の微粒子の平均径が1〜10μmであり、その量が前記2種類の樹脂の合計量に対して5〜30重量%であり、前記不定形の微粒子の平均径が5μm以下であって、その量が前記2種類の樹脂の合計量に対して10重量%以下である請求項1に記載の塗料組成物。
  3. 前記不定形の微粒子の屈折率が1.48以下である請求項1又は2に記載の塗料組成物。
  4. 前記球形の微粒子の屈折率が1.55以上である請求項1〜3のいずれか一項に記載の塗料組成物。
  5. 透明フィルム上に請求項1〜4のいずれか一項に記載の塗料組成物を塗布し硬化してなる防眩層を設けた防眩フィルムであって、この防眩層の厚さが前記球形の微粒子の平均径以上である防眩フィルム。
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