JP2013045031A - 防眩ハードコートフィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、塗膜の白ぼけや白っぽさを低減しコントラストを低下させずに、実用上問題ないレベルの防眩性と高い透過率、高い像鮮明度、画像のギラツキを抑制し、ディスプレイの視認性を向上させた防眩ハードコートフィルムを提供することを目的とする。
【解決手段】透明フィルム上に、有機微粒子および樹脂を含有する防眩ハードコート層を設けてなるヘイズ値が0.1〜5.0%である防眩ハードコートフィルムであって、該防眩ハードコートフィルムの表面の評価領域内の高さの平均値をゼロ(零)としたときの、評価領域内の高さ最大値と評価領域内の高さ最小値との差で表わす最大断面高さが0.6μm以下、且つ該防眩ハードコートフィルムの内部ヘイズ値が0〜2.0%、全ヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合が40%以下であることを特徴とする防眩ハードコートフィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイに代表される各種ディスプレイの表面に用いられる視認性の低下を防止するために好適な防眩ハードコートフィルムに関する。
ノートパソコン、液晶モニタなどのディスプレイは、表示面で外景の映り込みを防止するため、通常有機または無機の微粒子とバインダー樹脂または硬化性樹脂の混合物を基材に塗布し、表面に凹凸を形成した防眩層を設けることにより、防眩性を発現させている。防眩性は凹凸形状を大きくする、あるいは凹凸の頻度を増やすことにより、コントロールされているが、防眩性の向上(防眩層のヘイズ値(霞度)の上昇)に伴い、外光の映り込みによる画面の白ボケ、像鮮明度の低下などの表示画像の視認性を悪化させる問題が発生していた。さらに、従来の防眩ハードコートフィルムにおいて、防眩層(フィルム表面)のヘイズ値を低くすると、外光の映り込みにより画面が白ボケる程度は抑制できるものの、フィルム表面に、いわゆるシンチレーション(ギラツキ、面ぎら)と呼ばれるキラキラ光る輝きが強くなり、これを解消する手法としては防眩層内部のヘイズ値を高くする方法が用いられている。しかし、この方法では、微粒子と樹脂の屈折率差に起因した内部ヘイズにより、透過率の低下が生じ、表示装置の表示輝度を低下させ、同時に内部ヘイズにより塗膜が白っぽくなるため、コントラストが著しく低下する問題があった。
これらの問題に対して、特許文献1には、平均粒子径が0.5〜5μmであり、透過性樹脂との屈折率の差が0.02〜0.2である透光性微粒子を配合した防眩性フィルムが開示されている。また、特許文献2には、防眩性フィルムにおいては、バインダーの硬化物と透光性微粒子との屈折率差が0〜0.05、算術平均粗さ(Ra)、凹凸の平均間隔(Sm)を規定したという小さい範囲に抑えられるため、防眩性フィルムが開示されている。
特開平11−326608号公報 特開2008−286878号公報
しかしながら、特許文献1に記載の防眩フィルムは、防眩性はヘイズ10%以上と十分であるが、塗膜の白ぼけが強くなり、透過率とコントラストが不十分である。また、特許文献2も防眩性を有する一方、高精細パネルでのギラツキ防止効果は不十分であるとともに、塗膜の白っぽさに起因する透過率とコントラストの低下が大きな問題となっている。
そこで、本発明は、塗膜の白ぼけや白っぽさを低減しコントラストを低下させずに、実用上問題ないレベルの防眩性と高い透過率、高い像鮮明度、画像のギラツキを抑制し、ディスプレイの視認性を向上させた防眩ハードコートフィルムを提供することを目的とする。
本発明者らは、前記課題を達成するために鋭意検討した結果、透明フィルム上に、有機微粒子および樹脂を含有する防眩ハードコート層を設けてなるヘイズ値が0.1〜5.0%である防眩ハードコートフィルムであって、該防眩ハードコートフィルムの表面の評価領域内の高さの平均値をゼロ(零)としたときの、評価領域内の高さ最大値と評価領域内の高さ最小値との差で表わす最大断面高さが0.6μm以下、且つ該防眩ハードコートフィルムの内部ヘイズ値が0〜2.0%、ヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合が40%以下であることを特徴とする防眩ハードコートフィルムとすることで、前記課題を解決できることを見出し、本発明に至った。
本発明によれば、塗膜の白ぼけや白っぽさを低減しコントラストを低下させずに、実用上問題ないレベルの防眩性と高い透過率、高い像鮮明度、画像のギラツキを抑制し、ディスプレイの視認性を向上させた防眩ハードコートフィルムを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
本発明の防眩ハードコートフィルムは、透明フィルム上に、有機微粒子および樹脂を含有する防眩ハードコート層を設けてなる防眩ハードコートフィルムであって、該防眩ハードコートフィルムの表面の評価領域内の高さの平均値をゼロ(零)としたときの、評価領域内の高さ最大値と評価領域内の高さ最小値との差で表わす最大断面高さが0.6μm以下、且つ該防眩ハードコートフィルムの内部ヘイズ値が0〜2.0%、ヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合が40%以下であることを特徴としている。
防眩ハードコートフィルムのヘイズ値は、防眩ハードコート層表面の凹凸に起因し光が屈折、散乱することで発生する表面ヘイズと、防眩ハードコート層中に有機微粒子が存在することに起因し光が屈折、散乱することで発生する内部ヘイズがあり、本発明は、内部ヘイズ値と防眩ハードコート層表面のうねり(最大断面高さ)に着目してなされたmのである。
本発明において、防眩ハードコートフィルムの表面の評価領域内の高さの平均値をゼロ(零)としたときの、評価領域内の高さ最大値と評価領域内の高さ最小値との差で表わす最大断面高さが0.6μm以下である場合、表面の凹凸に起因する光の屈折、散乱を抑制できるため、表面ヘイズが発現し難くなり、光の屈折、散乱による光のロスが抑えられるので透過率の低下を抑制できるとともに、防眩ハードコート層表面での散乱光により防眩ハードコートフィルムが白ぼける現象が抑えられることから透明性に優れるものと考えられる。
なお、防眩ハードコートフィルムの表面の上記最大断面高さが0.6μmを超える場合、表面の凹凸に起因する光の屈折、散乱が強まるため表面ヘイズが発現し易くなり、光の屈折、散乱による光のロスにより透過率の低下が懸念されるとともに、防眩ハードコート層表面での散乱光による防眩性は得られ易くなるが、防眩ハードコートフィルムが白ぼける現象を抑えられ難くなることから透明性や透過鮮明度が低下しやすい。
また、上記最大断面高さの下限値については特に制約はないが、最大断面高さが0.2μm未満の場合、フィルム表面の凹凸が小さくなりすぎるため、防眩ハードコート層表面での散乱光による防眩性が得られ難くなる。
従って、本発明においては、防眩ハードコートフィルムの表面の上記最大断面高さは、0.2μm以上0.6μm以下であることが好ましく、より好ましくは上記最大断面高さが0.25μm以上0.55μm以下であり、更に好ましくは上記最大断面高さが0.3μm以上0.5μm以下である。なお、本発明において、「評価領域」とは測定領域のことである。
本発明に用いることのできる透明フィルムは、特に限定はないが、たとえば、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET;屈折率1.665)、ポリカーボネートフィルム(PC;屈折率1.582)、トリアセチルセルロースフィルム(TAC;屈折率1.485)、ノルボルネンフィルム(NB;屈折率1.525)などが使用でき、フィルム厚さも特に制限はないが、25μm〜250μm程度が汎用的に使用されている。一般的な、電離放射線硬化樹脂の屈折率は、1.52程度であるので、視認性を高くするためには前記樹脂の屈折率に近いTACフィルム、NBフィルムが好ましく、また、価格的にはP
ETフィルムが好ましい。
本発明に用いる樹脂は、被膜を形成する樹脂であれば特に制限なく用いることができるが、特に防眩ハードコート層表面にハード性(鉛筆硬度、耐擦傷性)を付与し、また防眩ハードコート層形成時に多量の熱を必要としないという点で、電離放射線硬化型樹脂が好ましい。また、防眩ハードコート層は、本発明の効果を変えない範囲で、レベリング剤、消泡剤、滑剤、紫外線吸収剤、光安定剤、重合禁止剤、湿潤分散剤、レオロジーコントロール剤、酸化防止剤、防汚剤、帯電防止剤、導電剤などを必要に応じて含有してもよい。
電離放射線硬化型樹脂は、電子線または紫外線等を照射することによって硬化する透明な樹脂であれば、特に限定されるものではなく、例えば、ウレタンアクリレート系樹脂、ポリエステルアクリレート系樹脂、及びエポキシアクリレート系樹脂等の中から適宜選択することができる。電離放射線硬化型樹脂として好ましいものは、分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化可能な多官能アクリレートからなるものが挙げられる。分子内に2個以上の(メタ)アクリロイル基を有する紫外線硬化可能な多官能アクリレートの具体例としては、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6
−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等のポリオールポリアクリレート、ビスフェノールAジグリシジルエーテルのジアクリレート、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテルのジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテルのジ(メタ)アクリレートなどのエポキシ(メタ)アクリレート、多価アルコールと多価カルボ
ン酸及び/またはその無水物とアクリル酸とをエステル化することによって得ることができるポリエステル(メタ)アクリレート、多価アルコール、多価イソシアネート及び水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させることによって得られるウレタン(メタ)アクリレート、ポリシロキサンポリ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
前記の紫外線硬化可能な多官能アクリレートは単独または2種以上混合して用いてもよく、その含有量は防眩ハードコート層用塗料の樹脂固形分に対して、好ましくは50〜95重量%である。なお、上記の多官能(メタ)アクリレートの他に、防眩ハードコート層用塗料の樹脂固形分に対して、好ましくは10重量%以下の2−ヒドロキシ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート等の単官能アクリレートを添加することもできる。
また、防眩ハードコート層には硬度を調整する目的で使用される重合性オリゴマーを添加することができる。このようなオリゴマーとしては、末端(メタ)アクリレートポリメチル(メタ)アクリレート、末端スチリルポリ(メタ)アクリレート、末端(メタ)アクリレートポリスチレン、末端(メタ)アクリレートポリエチレングリコール、末端(メタ)アクリレートアクリロニトリル−スチレン共重合体、末端(メタ)アクリレートスチレン−メチルメタクリレート共重合体などのマクロモノマーを挙げることができ、その含有量は防眩ハードコート用塗料中の樹脂固形分に対して、好ましくは5〜50重量%である。
本発明に用いる有機微粒子を形成する材料としては、特に限定はないが、例えば、塩化ビニル樹脂(屈折率1.53)、アクリル樹脂(屈折率1.49)、(メタ)アクリル樹脂(屈折率1.52〜1.53)ポリスチレン樹脂(屈折率1.59)、メラミン樹脂(屈折率1.57)、ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル−スチレン共重合樹脂(屈折率1.49〜1.59)等が挙げられる。
また、本発明において、防眩ハードコート層の塗膜厚さは、防眩ハードコート層を構成する有機微粒子の平均粒径の1〜2倍であることが必要であり、好ましい有機微粒子の平均粒径は2〜6μmであり、より好ましくは2.5〜5.5μmである。
塗膜厚さが防眩ハードコート層を構成する有機微粒子の平均粒径の1倍未満であると、微粒子が塗膜表面に突出し、必要以上の防眩性が付与され塗膜表面での外光の散乱が大きくなり、光の散乱により表面が白ぼけてしまい、ディスプレイの視認性を著しく低下させる。一方塗膜厚さが防眩ハードコート層を構成する有機微粒子の平均粒径の2倍を超えると防眩性が全く得られずかつ、透過率が低下する。なお、前記有機微粒子の平均粒径は、レーザー回折散乱法で測定することができる。
また、有機微粒子の平均粒径が2μm未満の場合は、防眩ハードコート層の塗膜厚さを前記有機微粒子の平均粒径の1〜2倍と設定した場合に防眩性が全く得られない。一方、有機微粒子の平均粒径が6μmより大きい場合は塗膜厚さを厚くしなければならないため、透過率が低下する。
本発明に用いる前記有機微粒子は、防眩ハードコート層を構成する樹脂の屈折率(硬化後の屈折率)に対し、屈折率の差が0.001〜0.020である有機微粒子を用いることが好ましく、とくに屈折率の差が0.001〜0.010である有機微粒子を用いることがより好ましい。つまり、一般的な電離放射線硬化型樹脂の屈折率は、1.52程度であるので、屈折率が1.50〜1.54の有機微粒子を使用することが好ましい。例えば、防眩ハードコート層を構成する樹脂が電離放射線硬化型樹脂の(メタ)アクリル樹脂、ウレタンアクリレート(屈折率=1.52)の場合、前記防眩ハードコート層に用いる有
機微粒子は(メタ)アクリル樹脂(屈折率1.52〜1.53)、もしくはアクリル−スチレン共重合樹脂で屈折率を1.51〜1.53に調整した微粒子を使用することが好ましい。
防眩ハードコート層を構成する有機微粒子と樹脂との屈折率差が0.001未満の場合は、防眩ハードコート層の塗膜厚さを有機微粒子の平均粒径の1〜2倍と設定した場合に防眩性が全く得られない。また、防眩ハードコート層を構成する有機微粒子と樹脂との屈折率差が0.020を超えると、内部ヘイズ値が2.0%を超える、若しくはヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合が40%を超えるため、フィルムが白っぽくなり透過率が低下する。従って、内部ヘイズ値を0〜2.0%、かつヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合を40%以下にする必要があり、好ましくは内部ヘイズ値が0〜1.5%、かつヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合を35%以下に、さらに好ましくは内部ヘイズ値が0〜1.0%、かつヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合を30%以下にすることが望ましい。透過率を低下させないためヘイズ値を0.1〜5.0%となるように調整した場合、前記樹脂100重量部に対する添加部数が少なくなるため、十分な防眩性が得られず、また、防眩性が得られる添加部数ではヘイズ値が5.0%を超え透過率、コントラストが低下する。なお、本発明におけるヘイズ値とは防眩ハードコートフィルム全体のヘイズ値であり、内部ヘイズとは防眩層のヘイズ値のことである。
また、前記有機微粒子は防眩ハードコート層に用いられる樹脂の屈折率よりも0.001〜0.020高いことが好ましい。樹脂との屈折率差が0.001〜0.020低い微粒子を用いる場合でも得られる効果に大差はないが、防眩ハードコート層を構成する樹脂には汎用性の高い電離放射線硬化型樹脂の(メタ)アクリル樹脂、ウレタンアクリレート(屈折率=1.52)を用いることが大量に安価に製造するには好ましく、微粒子の入手性を考慮すると前記樹脂の屈折率よりも0.001〜0.020高い微粒子の方が好ましい。また、有機微粒子は単独で用いてもよいし、或いは2種以上を併用することも可能で
ある。なお、有機微粒子を併用する場合にも、併用する有機微粒子は、平均粒径が2〜6μmであり、防眩ハードコート層を構成する樹脂との屈折率差が0.001〜0.020の範囲のものであることが好ましい。さらに、本発明の効果を損なわない範囲で無機微粒子、または樹脂との屈折率差が0.001未満、あるいは0.020を超える無機微粒子あるいは有機微粒子を配合しても良い。
本発明において有機微粒子は防眩ハードコート層中に前記樹脂100重量部に対して3〜35重量部配合することが好ましく、より好ましくは5〜25重量部配合する。
有機微粒子の配合量が、前記樹脂100重量部に対して3重量部未満の場合は、防眩ハードコート層の塗膜厚さを有機微粒子の平均粒径の1〜2倍と設定した場合に防眩性が全く得られない。また、有機微粒子の配合量が、前記樹脂100重量部に対して35重量部を超えるとヘイズ値が高くなり透過率、コントラストが低下する。
防眩ハードコート層は、前記樹脂と微粒子等を溶剤に溶解、分散した塗料を透明フィルム上に塗工乾燥して形成することができる。溶媒としては、前記樹脂の溶解性に応じて適宜選択でき、少なくとも固形分(樹脂、微粒子、触媒、硬化剤、その他添加剤) を均一に溶解あるいは分散できる溶媒であればよい。そのような溶媒としては、例えば、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等)、エーテル類(ジオキサン、テトラヒドロフラン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキサン等)、脂環式炭化水素類(シクロヘキサン等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、ハロゲン化炭素類(ジクロロメタン、ジクロロエタン等) 、エステル類( 酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等)、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール等)、セロソルブ類(メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等)、セロソルブアセテート類、スルホキシド類、アミド類などが例示できる。
また、溶媒は単独で使用しても混合して使用してもよい。
塗工方法については特に限定しないが、グラビア塗工、マイクログラビア塗工、バー塗工、スライドダイ塗工、スロットダイ塗工、デイップコートなど、塗膜厚さの調整が容易な方式で塗工が可能である。なお、防眩ハードコート層の膜厚は、防眩フィルム断面写真を顕微鏡等で観察し、塗膜界面から表面までを実測することにより測定可能である。
また、本発明の防眩フィルムにおいては、60度鏡面光沢度が60%以上90%以下であり、かつ20度鏡面光沢度が15%以上50%以下であることが好ましく、さらに視感透過率(透過Y値)が92.00以上であることが好ましい。
さらに、本発明の防眩フィルムにおいては、JIS K 7105−1981に基づく透過鮮明度測定装置を用いて4つの光学櫛(巾2mm、1mm、0.5mm、0.125mm)を通して測定される透過鮮明度の合計値が280%以上であり、各光学櫛を通して測定される透過鮮明度の値が各々70%以上であることが好ましい。
なお、本発明の防眩フィルムにおいては、透明フィルム上に、有機微粒子および樹脂を含有する防眩ハードコート層以外に、反射防止層や帯電防止層のような機能層を設けることも可能である。但し、このような機能層を設けることにより、表面の起伏がキャンセルされ、所望の防眩性が得られなくなる可能性があるので、有機微粒子を含有した防眩ハードコート層の上に機能層を設ける場合は、機能層の膜厚は0.5μm以下とすることが望ましい。
また、防眩ハードコート層の下に機能層を設けることも可能である。この機能層としては、例えば、反射防止機能を向上するための屈折率制御層、基材と防眩ハードコート層の密着性を得るための易接着層、帯電防止層などである。
また、本発明の防眩フィルムにおいては、透明フィルム上に、有機微粒子および樹脂を含有する防眩ハードコート層以外に、反射防止層や帯電防止層のような機能層を、有機微粒子を含有した防眩ハードコート層の上に設ける場合、防眩ハードコート層の塗膜厚さを、防眩ハードコート層を構成する有機微粒子の平均粒径以下に設定した場合は、防眩ハードコート層と機能層を合計した塗膜厚さが、防眩ハードコート層を構成する有機微粒子の平均粒径の1〜2倍であることが必要である。
なお、本発明の防眩フィルムは、透明フィルム上の有機微粒子および樹脂を含有する防眩ハードコート層の上に、反射防止層や帯電防止層のような機能層を設けた場合においては、防眩フィルムの表面、つまり機能層の表面の評価領域内の高さの平均値をゼロ(零)としたときの、評価領域内の高さ最大値と評価領域内の高さ最小値との差で表わす最大断面高さが0.6μm以下であることが必要である。
以下、実施例にて本発明を例証するが、本発明を限定することを意図するものではない。 なお、微粒子の平均粒径は、レーザー回折粒度測定器SALD2200(島津製作所製)で測定した。塗膜厚さは、キーエンス(株)製の走査型電子顕微鏡にて断面を観察し、計測した。また、特に断らない限り、以下に記載する「部」及び「%」は、それぞれ「重量部」及び「重量%」を表す。
[実施例1]
<塗料調製>
トルエン55.0gにアクリル粒子(綜研化学(株)社製、平均粒径5.0μm、屈折率:1.525)1.2gを添加し十分攪拌した。この液にアクリル系紫外線硬化樹脂(日本合成化学工業(株)社製、屈折率:1.52)30.0gとイルガキュア184(光重合開始剤、(株)チバスペシャリティーケミカル社製)1.5g、BYK325(レベリング剤、ビックケミー(株)社製)0.5gを添加し十分攪拌し塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
Fuji TAC(トリアセチルセルロースフィルム、富士フィルム(株)社製)に上記塗料をマイヤーバー#14(RDS社製)で塗工し、80℃で1分間乾燥後、350mJ/cmの紫外線(光源:Fusion Japan社製UVランプ)を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは7μmであった。
[実施例2]
<塗料調製>
実施例1で用いたアクリル粒子を屈折率1.53のアクリル粒子(綜研化学(株)社製、平均粒径4.0μm)に変更した以外は実施例1と同様の方法で塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
実施例1で用いたマイヤーバーを#10に変更した以外は実施例1と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは5μmであった。
[実施例3]
<塗料調製>
トルエン38.5gにアクリル−スチレン共重合粒子(積水化成品工業(株)社製、平均粒径5.0μm、屈折率:1.525)8.7gを添加し十分攪拌した。この液にアクリル系紫外線硬化樹脂(日本合成化学工業(株)社製、屈折率:1.52)25.5gとイルガキュア184(光重合開始剤、(株)チバスペシャリティーケミカル社製)1.5g、BYK340(レベリング剤、ビックケミー(株)社製)0.5gを添加し十分攪拌し塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
実施例1で用いたマイヤーバーを#18に変更した以外は実施例1と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは9μmであった。
[実施例4]
<塗料調製>
実施例2で用いたアクリル粒子を平均粒径2.5μmのアクリル粒子(綜研化学(株)社製、屈折率1.53)に変更した以外は実施例2と同様の方法で塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
実施例2で用いたマイヤーバーを#8に変更した以外は実施例2と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは3.5μmであった。
[実施例5]
<塗料調製>
トルエン50.0gにアクリル−スチレン共重合粒子(積水化成品工業(株)社製、平均粒径3.0μm、屈折率:1.525)1.5gを添加し十分攪拌した。この液にアクリル系紫外線硬化樹脂(日本合成化学工業(株)社製、屈折率:1.52)45.5gとイルガキュア184(光重合開始剤、(株)チバスペシャリティーケミカル社製)3.0g、BYK340(レベリング剤、ビックケミー(株)社製)1.0gを添加し十分攪拌し塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
実施例2で用いたマイヤーバーを#8に変更した以外は実施例2と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは6μmであった。
[比較例1]
<塗料調製>
実施例2で用いたアクリル粒子を平均粒径5.0μmのアクリル−スチレン共重合粒子(積水化成品工業(株)社製、屈折率1.535)に変更した以外は実施例2と同様の方法で塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
実施例1と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは7μmであった。
[比較例2]
<塗料調製>
実施例2で用いたアクリル粒子を平均粒径5.0μmのアクリル−スチレン共重合粒子(積水化成品工業(株)社製、屈折率1.505)に変更した以外は実施例2と同様の方法で塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
実施例1と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは7μmであった。
[比較例3]
<塗料調製>
実施例1と同様の塗料を調整した。
<防眩フィルム作製>
実施例1で用いたマイヤーバーを#6に変更した以外は実施例1と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは4μmであった。
[比較例4]
<塗料調製>
実施例1と同様の塗料を調整した。
<防眩フィルム作製>
実施例1で用いたマイヤーバーを#36に変更した以外は実施例1と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは20μmであった。
[比較例5]
<塗料調製>
トルエン28.0gにアクリル粒子(綜研化学(株)社製、平均粒径5.0μm、屈折率:1.525)12.5gを添加し十分攪拌した。この液にアクリル系紫外線硬化樹脂(日本合成化学工業(株)社製、屈折率:1.52)22.0gとイルガキュア184(光重合開始剤、(株)チバスペシャリティーケミカル社製)1.5g、BYK375(レベリング剤、ビックケミー(株)社製)0.5gを添加し十分攪拌し塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
実施例1で用いたマイヤーバーを#18に変更した以外は実施例1と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは9μmであった。
[比較例6]
<塗料調製>
トルエン60.0gにアクリル系紫外線硬化樹脂(日本合成化学工業(株)社製、屈折率:1.52)33.0gとイルガキュア184(光重合開始剤、(株)チバスペシャリティーケミカル社製)1.5g、BYK325(レベリング剤、ビックケミー(株)社製)0.5gを添加し十分攪拌し塗料を調製した。
<防眩フィルム作製>
実施例1と同様の方法で防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは7μmであった。
以上のようにして作製された実施例及び比較例の各防眩ハードコートフィルムを次の項
目について評価し、その結果を纏めて後記表1に示した。
(1)最大断面高さ
(株)菱化システム製の三次元表面粗計「VertScan2.0」を用いて測定した。測定により得られた領域粗さパラメータの評価領域内の高さの平均値(Ave)がゼロのときの、評価領域内の高さ最大値(P)と評価領域内の高さ最小値(V)との差から最大断面高さ(St)を求めた。測定条件の設定は以下のとおりである。
<光学条件>
Camera:SONY HR−50 1/3型
Objective:10×(10倍)
Tube:1×Body
Relay:No Relay
Filter:530white
*光量調節:Lampの値が50〜95の範囲内に入るよう自動で実施。
<測定条件>
Mode:Wave
Size:640×480
Range(μm):Start(5)、Stop(−10)
(2)ヘイズ値
村上色彩技術研究所製ヘイズメーター「HM150」を用いて測定した。
(3)視感透過率(透過Y値)
村上色彩技術研究所製「積分球高速分光透過測定システムDOT-3」を用い、JISZ8722に順ずる方法にて測定を実施した。
ここで視感透過率とは、Y=K∫S(λ)y(λ)T(λ)dλから求められる。なお、S(λ):波長400〜700nmの分光分布、y(λ):等色関数、T(λ):分光立体角透過率、Y:視感透過率である。
(4)透過鮮明度
スガ試験機(株)製写像性測定器「ICM−1DP」を使用し測定を実施した。測定は2mm、1mm、0.5mm、0.125mmの巾をもつ光学櫛を用いて行い、各巾における測定値とその総和を算出した。
(5)光沢度(20度、60度)
村上色彩技術研究所製グロスメーター(GM−3D)を使用し、塗工反対面に黒色のビニールテープ(日東ビニールテープ、PROSELFNo.21(幅広))を貼り20度または、60度光沢度を測定した。
(6)ギラツキ
全面緑色表示させた解像度150ppiの液晶表示体(LCD)の上に各防眩フィルムを重ね、画面のキラキラ光る輝きの発生度合いを目視で評価した。なお、LCD表面には予めギラツキの発生しないクリアタイプのハードコートフィルムを設置した。ギラツキがないもの及びギラツキがわずかであるものを「○」、ギラツキが大きく視認性が悪化するものを「×」とした。
(7)白ボケ、白っぽさ
外光の写り込みによる白ボケは、塗工反対面に黒色のビニールテープ(日東ビニールテープ、PROSELFNo.21(幅広))を貼りマクベス濃度計で黒濃度として測定した。2.15以上を「○」、2.10以上2.15未満を「△」、2.10未満を「×」とした。また、透過光による塗膜の白っぽさは、塗工面を観測者側にして防眩ハードコートフィルムを介して、白色蛍光灯を見たときの、内部ヘイズによりフィルム中で光が拡散し塗膜が白っぽくなる状態を目視で評価した。白っぽさがないもの及びわずかなものを「○」、白っぽさが若干強いものを「△」、塗膜が白っぽくなるものを「×」とした。
Figure 2013045031
以上の表1の結果から明らかなように、防眩ハードコートフィルムの表面の評価領域内の最大断面高さが0.6μm以下である実施例1〜5ではいずれも、良好な視感透過率、像鮮明度、光沢度を有し、なお且つギラツキ、白ボケ、白っぽさを抑制した防眩ハードコートフィルムが得られた。
また、実施例1〜5はいずれも、防眩ハードコート層に用いる微粒子の平均粒径、前記樹脂との屈折率差、その配合量、防眩ハードコート層の塗膜厚さ及び防眩ハードコートフィルムのヘイズ値と内部ヘイズ値がそれぞれ本発明の所望の範囲内であり、良好な視感透過率、像鮮明度、光沢度を有し、なお且つギラツキ、白ボケ、白っぽさを抑制した防眩ハードコートフィルムが得られた。
これに対して、有機微粒子を含有しているが、防眩ハードコートフィルムの表面の評価領域内の最大断面高さが0.6μmよりも大きい比較例3〜5ではいずれも、良好な視感透過率、像鮮明度、光沢度を有し、ギラツキ、白ボケ、白っぽさを抑制した防眩ハードコートフィルムが得られなかった。塗膜厚さの薄い比較例3ではヘイズが高くなり、それに伴い像鮮明度、光沢度の低下、ギラツキ、白ボケ、白っぽさが顕著に悪化した。また、塗膜厚さの厚い比較例4、内部ヘイズが大きい比較例1、ヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合が大きい比較例2は概ね良好な結果であるが、白っぽさが強くなる結果であった。また、微粒子の添加部数の多い比較例5では、塗膜から微粒子が突出することにより高い防眩性が発現し、像鮮明度の低下と、ギラツキ、白ボケ、白っぽさが強くなった。さらに、微粒子が無添加である比較例6は光沢度が高く、防眩性を全く得られなかった。

Claims (1)

  1. 透明フィルム上に、有機微粒子および樹脂を含有する防眩ハードコート層を設けてなるヘイズ値が0.1〜5.0%である防眩ハードコートフィルムであって、該防眩ハードコートフィルムの表面の評価領域内の高さの平均値をゼロ(零)としたときの、評価領域内の高さ最大値と評価領域内の高さ最小値との差で表わす最大断面高さが0.6μm以下、且つ該防眩ハードコートフィルムの内部ヘイズ値が0〜2.0%、ヘイズ値に対する内部ヘイズ値の割合が40%以下であることを特徴とする防眩ハードコートフィルム。
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