JP4361754B2 - 防眩フィルム - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ノートパソコン、パソコン用モニタ、テレビ等の各種ディスプレイの表面に用いる防眩フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ノートパソコン、液晶モニタなどのディスプレイは、その表面の表面保護基材を通して画像を認識するようになっている。それらのディスプレイは本体内部にバックライトを用いるか、または外部の光を利用して視認性を向上させている。これらのディスプレイは内部から発する光や外光の映り込みを軽減し、画像の視認性を向上するため、表面保護基材に防眩処理を施している。
【0003】
このような防眩フィルムとしては、透明基材フィルムの表面にシリカ等のフィラーを含む樹脂を塗工したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、防眩フィルムは、防眩層の凹凸により反射光を光拡散させて防眩性を付与しているが、凹凸が大となると画面が曇って、ヘイズ値が上昇し、フィルムの透過率が低下する問題があるため、塗工樹脂とフィラーとの屈折率差を小さくして透過率を向上させる技術も報告されている(例えば、特許文献2、3参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−18706号公報
【特許文献2】
特開2000−121809号公報
【特許文献3】
特開2000−180611号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、防眩層の凹凸により反射光を光拡散させて防眩性を付与しているタイプの液晶ディスプレイの場合、ディスプレイの解像度が高いと、バックライト等からカラーフィルター画素を通過した光が、防眩層での表面散乱により混合するため、画面がちらつき、著しく視認性を低下させるという問題がある。
【0006】
従来技術においては画像のちらつきを防止するためには、微粒子添加量を多量にして、ヘイズ度を高めなければならず、液晶パネルに装着し、画像を表示すると画面が白っぽくなり、特に、黒表示で画像品位が低下する問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、このような従来の防眩フィルムに比べ、ヘイズ度が低く、透明性、耐擦傷性に優れ、画像のちらつきおよび白っぽさ(白ぼけ)を低減し、ディスプレイの視認性を向上させた表面保護用の防眩フィルムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは透明フィルム上に、粒径の異なる有機質と無機質の2種類の微粒子を含む樹脂塗膜を形成することで、前記課題を解決できることを見出し、本発明に至った。
【0009】
即ち、本発明は、透明フィルム上に、2種の微粒子および樹脂を含有する防眩層を設けてなる防眩フィルムであって、第1種の微粒子は有機質で平均粒径1〜4μmの微粒子であり、かつ屈折率が、1.45〜1.55未満の範囲にあり、第2種の微粒子は無機質の微粒子で平均粒径が0.1μm未満の微粒子であり、かつ屈折率が、1.45〜1.55未満の範囲にあり、さらに防眩層の塗膜厚さが第1種の微粒子平均粒径の1〜2倍でありかつ、60度鏡面光沢度が65%以下である防眩フィルムである。
【0010】
又、本発明は、透明フィルム上に、2種の微粒子および樹脂を含有する防眩層を設けてなる防眩フィルムであって、第1種の微粒子は有機質で平均粒径1〜4μmの微粒子であり、その屈折率が、1.45〜1.55未満の範囲にあり、その配合量が樹脂100重量部に対して5〜20重量部であり、第2種の微粒子は無機質の微粒子で平均粒径が0.1μm未満の微粒子であり、かつ屈折率が、1.45〜1.55未満の範囲にあり、その配合量が樹脂100重量部に対して5〜25重量部であり、防眩層の塗膜厚さが第1種の微粒子平均粒径の1〜2倍でありかつ、防眩層表面の60度鏡面光沢度が65%以下である防眩フィルムである。
【0011】
さらに、電離放射線硬化樹脂の屈折率と近い屈折率を有する点で、透明フィルムがトリアセチルセルロースフィルムまたはノルボルネンフィルムであることが好ましい。また、第一の微粒子と吸着し易いという点で二酸化珪素微粒子が好ましい。さらに、生産性の観点から前記樹脂は電離放射線硬化樹脂であることが好ましい。
【0012】
【発明実施の形態】
本発明の請求項1に係る発明の断面図を図1に示す。透明フィルム上に、大きさの異なる2種の微粒子を含む電離放射線硬化樹脂を所定の厚さで塗工したものである。
【0013】
この発明に用いることのできる、透明フィルムは、特に限定はないが、たとえば、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET;屈折率1.665)、ポリカーボネートフィルム(PC;屈折率1.582)、トリアセチルセルロースフィルム(TAC;屈折率1.485)、ノルボルネンフィルム(NB;屈折率1.525)などが使用でき、フィルム厚さも25μm〜250μm程度が使用可能である。一般的な、電離放射線硬化樹脂の屈折率は、1.5程度であるので、視認性を高くするために、この屈折率に近いTACフィルム、NBフィルムが特に好ましい。
【0014】
本発明において、第1種の微粒子は有機質で平均粒径が1〜4μm、好ましくは1.5〜3.5μmである。上記の第1種の微粒子はフィルムの透過率を低下させない点で、透明フィルムや硬化後の電離放射線硬化樹脂との屈折率差が小さいことが望ましく、屈折率1.45〜1.55のものを使用する。また、本発明において第1種の微粒子は防眩層中に好ましくは樹脂100重量部に対し3〜20重量部、さらに好ましくは5〜15重量部配合する。
【0015】
平均粒径が前記よりも小さい場合および添加量が少ない場合は防眩性が不十分になり、粒径が大きい場合は塗膜厚さを厚くしなければならないため、透過率が低下する。また、添加量が多い場合も透過率が低下する傾向にある。
【0016】
第1種の微粒子としては、ポリメタクリル酸メチルビーズ(屈折率;1.49)、シリコーンビ−ズ(屈折率1.48)、アクリルビーズ(屈折率1.49)など屈折率1.45〜1.55の合成樹脂の微粒子を用いることができる。本発明においてはこれらを単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。バックライト光の不均一な散乱を少なくするため、球状粒子を用いることが好ましい。なお、本発明において、有機質とはC-H結合を持つ化合物であり、主に共有結合で原子が結合しているものをいう。
【0017】
本発明において、第2種の微粒子は視認性を低下させないために、平均粒径は小さく均一であることが望ましく、また、第1種の微粒子と同様に屈折率が1.45〜1.55未満であることが必要である。
【0018】
第2種の微粒子は、無機質の微粒子であり平均粒径0.05μm以下、好ましくは0.005〜0.03μmのものを使用し、防眩層中に好ましくは樹脂100重量部に対し3〜20重量部以下、さらに好ましくは5〜15重量部配合する。添加量が20重量%を越えると、塗膜内の微粒子が増加し、フィルムの透過率が低下する傾向がある。3重量部未満では、表面に突起が少なくなるため、防眩性が不十分になる傾向がある。また、第2種の微粒子としては、屈折率が1.40〜1.55の物を使用することが好ましい。特に第2種の微粒子は屈折率が硬化後の電離放射線硬化樹脂と近い屈折率を有する二酸化珪素微粒子が好ましい。なお、本発明において、無機質とは前述した有機質以外の物質を示す。
【0019】
本発明においては、第1種の微粒子を有機質とし第2種の微粒子を無機質とすることで、第1種の微粒子の周囲に第2の微粒子が吸着し易く、防眩層を形成したときに防眩層表面に細かい第2の微粒子が突出し易くなるため、視認性の低下を防止することができる。特に、第2種の微粒子が二酸化珪素である場合は有機質微粒子に吸着し易いため効果が大きい。
【0020】
第2種の微粒子が第1種の微粒子に吸着していない場合、第2種の微粒子が塗膜内に埋没するため、表面に凹凸ができにくく防眩性が不十分になる。第1種の微粒子、第2種の微粒子共に無機質である場合または有機質である場合は、2種類の微粒子が同じ電荷になりやすいので、電気的斥力が発生し、第2種の微粒子は第1種の微粒子の周囲に吸着しにくいため防眩性が不十分になり、視認性は低下する。
【0021】
なお、上記の第1種、第2種の微粒子の平均粒径は、レーザー回折散乱法で測定することができる。また、第2種の微粒子の平均粒径は顕微鏡等で実測して求めることができる。
【0022】
本発明に用いる樹脂は、被膜を形成する樹脂であればいずれを用いることができるが、特に耐擦傷性を付与し、又防眩層形成時に多量の熱を必要としないという点で、電離放射線硬化樹脂が好ましい。
【0023】
電離放射線硬化樹脂はアクリレート系の官能基を有するポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂などとこれらのオリゴマーおよびプレポリマーを主成分とした樹脂が使用できる。また、これらの樹脂を紫外線照射により架橋する場合は、光重合開始剤としてアセトフェノン類、ベンゾフェノン類、α-ヒドロキシケトン、ベンジルジメチルケタール、α-アミノケトン、ビスアシルフォスフィンオキサイド等を混合することが望ましい。
【0024】
さらに、防眩層は、本発明の効果を変えない範囲で、レベリング剤、消泡剤、滑剤、紫外線吸収剤、光安定剤、重合禁止剤、湿潤分散剤、レオロジーコントロール剤、酸化防止剤などを含有してもよい。
【0025】
防眩層は、前記樹脂と微粒子等を溶剤に溶解、分散した塗料を透明フィルム上に塗工乾燥して形成することができる。塗料に用いることのできる溶剤は、ヘキサン、オクタンなどの脂肪族炭化水素、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、エタノール、1-プロパノール、イソプロパノール、1-ブタノールなどのアルコール類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、セロソルブ類などから適宜選択して用いることができ、これらの数種類を混合して用いてもよい。塗工乾燥を行うため沸点が70℃〜200℃の範囲であることが望ましい。また、塗工時の外観を調整するためフッ素系やシロキサン系のレベリング剤を添加してもよい。
【0026】
塗工方法については特に限定しないが、グラビア塗工、マイクログラビア塗工、バー塗工、スライドダイ塗工、スロットダイ塗工、デイップコートなど、塗膜厚さの調整が容易な方式で塗工が可能である。
【0027】
防眩層の膜厚は、第1種の微粒子平均粒径の倍以上であることが必要である。平均粒径よりも薄いと第1種の微粒子が塗膜表面に突出し、外光の表面散乱が大きくなり、光の散乱により表面が白くなりディスプレイの視認性を著しく低下させるからである。一方塗膜厚さが厚すぎると防眩性の低下、透過率の低下が生じるため、膜厚は第1種の平均粒径の1〜2倍になるようにする。
【0028】
なお、防眩層の膜厚は、防眩フィルム断面写真を顕微鏡等で観察し、塗膜界面から表面までを実測することにより測定可能である。防眩層に凹凸がある場合はに塗膜界面から表面突起の頂点までを実測する。なお、本発明においては、防眩層の凸部の高さは0.1μm程度であることが好ましい。
【0029】
また、本発明の防眩フィルムにおいては、60度鏡面光沢度が65%以下であることが必要であり好ましくは55%以下、20%以上である。また、本発明の防眩フィルムにおいては、透過率が92%以上であることが好ましく、ヘイズ度が35%以下、5%以上であることが好ましい。
【0030】
【実施例】
以下、実施例にて本発明を例証するが、本発明を限定することを意図するものではない。なお、第1の微粒子の平均粒子径は、シマズ製作所(株)社のレーザー回折粒度分布測定器WingSALD2100を用い測定し、第2の微粒子の平均粒子径と塗膜厚さは、日本電子(株)社の走査型電子顕微鏡にて写真を撮り実測した。
〈実施例1〉
[塗料調製]
MX300 (ポリアクリル樹脂微粒子、平均粒径3.0μm、綜研化学(株)社製)3.0g、PL-1 (40%シリカ微粒子トルエン分散液、平均粒径0.01μm、扶桑化学(株)社製)7.5gをトルエン20.0gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500(アクリル系電離放射線硬化樹脂、荒川化学(株)社製)41.7gとダロキュア1173(光重合開始剤、(株)チバスペシャリティーケミカル社製)2.3gを添加し、メチルエチルケトン(MEK)23.0g、エチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルセロソルブ)2.5gを加え、レベリング剤としてBYK320(ビックケミー(株)社製)0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZ(トリアセチルセルロースフィルム、富士写真フィルム(株)社製)に上記塗料をマイヤーバー#6(RDS社製)で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは4.1μmであった。
【0031】
〈実施例2〉
[塗料調製]
MX300、3.0g、PL-3 (40%シリカ微粒子トルエン分散液、扶桑化学(株)社製、平均粒径0.03μm)7.5gをトルエン20.0gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、41.7gとダロキュア1173、2.3gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは4.2μmであった。
【0032】
〈実施例3〉
[塗料調製]
MX150 (ポリアクリル樹脂微粒子、綜研化学(株)社製、平均粒径1.5μm)1.8g、PL-1、3.0gをトルエン33.2gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、25.6gと、ダロキュア1173、1.4gを添加し、MEK、31.5g、ブチルセロソルブ3.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは2.7μmであった。
【0033】
〈実施例4〉
[塗料調製]
MX150、1.8g、PL-3、3.0gをトルエン33.2gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、25.6gとダロキュア1173、1.4gを添加し、MEK、31.5g、ブチルセロソルブ、3.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは2.7μmであった。
【0034】
〈実施例5〉
[塗料調製]
TP130 (シリコーン樹脂微粒子、東芝シリコーン(株)社製、平均粒径3.0μm)4.0g、PL-1、6.8gをトルエン20.2gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、41.3gとダロキュア1173、2.2gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは3.7μmであった。
【0035】
〈実施例6〉
基材フィルムをZEONOR1420R (熱可塑性飽和ノルボルネン樹脂フィルム、日本ゼオン(株)社製)に替えたこと以外は実施例1と同様にしてフィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは4.1μmであった。
【0036】
比較例11
MX300、3.0g、PL−1、25.0gをトルエン9.5gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、35.1gとダロキュア1173、1.9gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ、2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cmの紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは4.1μmであった。
【0037】
比較例12
MX300、9.0g、PL−1、7.5gをトルエン20.0gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、36.1gとダロキュア1173、1.9gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ、2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cmの紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは4.2μmであった。
【0038】
〈比較例1〉
[塗料調製]
MX500 (ポリアクリル樹脂微粒子、平均粒径5.0μm、綜研化学(株)社製)3.0g、PL-1 、7.5gをトルエン20.0gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、41.7gとダロキュア1173、2.3gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ、2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#10(RDS社製)で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは6.0μmであった。
【0039】
〈比較例2〉
[塗料調製]
X-52-854 (シリコーン樹脂微粒子、信越ポリマー(株)社製、平均粒径0.8μm)0.8g、PL-1、1.9gをトルエン41.5gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、12.8gと、ダロキュア1173、0.7gを添加し、MEK、38.2g、ブチルセロソルブ4.3gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは1.5μmであった。
【0040】
〈比較例3〉
[塗料調製]
MX300、3.0g、SO-C1 (シリカ微粒子、(株)アドマテックス社製、平均粒径0.3μm)3.0gをトルエン24.5gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、41.7gとダロキュア1173、2.3gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは4.1μmであった。
【0041】
〈比較例4〉
[塗料調製]
SX350H (ポリスチレン樹脂微粒子、平均粒径3.5μm、綜研化学(株)社製)3.0g、PL-1 、7.5gをトルエン20.0gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、41.7gとダロキュア1173、2.3gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ、2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#7(RDS社製)で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは4.3μmであった。
(比較例5)
MX300、1.0g、PL-1、7.5gをトルエン20.0gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、43.7gとダロキュア1173、2.3gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ、2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは3.7μmであった。
【0042】
(比較例6)
サイロスフェアC-1504(シリカ微粒子、平均粒径4.0μm、富士シリシア(株)社製)3.0g、PL-1、7.5gをトルエン20.0gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、41.7gとダロキュア1173、2.3gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ、2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#10で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは5.5μmであった。
(比較例7)
マイヤーバーを#14(RDS社製)に替えた以外は実施例1と同様にして防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは7.1μmであった。
(比較例8)
マイヤーバーを#4(RDS社製)に替えた以外は実施例1と同様にして防眩フィルムを作製した。得られた塗膜の厚さは2.0μmであった。
【0043】
(比較例9)
MX300、3.0gをトルエン24.5gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、44.6gとダロキュア1173、2.4gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ、2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは3.9μmであった。
【0044】
〈比較例10〉
[塗料調製]
PL-1、7.5gをトルエン20.0gと混合し十分攪拌した。この液に、ビームセット500、44.6gとダロキュア1173、2.4gを添加し、MEK、23.0g、ブチルセロソルブ、2.5gを加え、BYK320、0.5gを加えて十分攪拌し塗料を調製した。
[防眩フィルム作製]
FTUV80UZに上記塗料をマイヤーバー#6で塗工し、80℃で1分間乾燥後、高圧水銀ランプを用い窒素雰囲気下で350mJ/cm2の紫外線を照射し硬化した。得られた塗膜の厚さは4.1μmであった。
【0045】
【表1】
Figure 0004361754
【0046】
【表2】
Figure 0004361754
【0047】
【表3】
Figure 0004361754
【0048】
以上のように、2種類の微粒子の大きさ、配合量、平均粒径、屈折率を合わせた、実施例1〜6は良好な、透過率、防眩性、視認性、耐擦傷性が得られた。第2種の微粒子の配合量が多い実施例7は若干防眩性が劣った。また、第1種の微粒子の配合量が多い実施例8は透過率が低く、ぎらつきがやや悪かった。第1種の微粒子の平均粒径が大きい比較例1はぎらつきが顕著で透過率が低かった。第1種の微粒子の平均粒径が小さい比較例2は防眩性、耐擦傷性が低かった。第2種の微粒子の平均粒径が大きい比較例3と第1種の微粒子が無機系粒子である比較例6は透過率が低く、画面が白くなった。第1種の微粒子の屈折率が大きい比較例4は画面の白ぼけが発生した。第1種の微粒子の配合量が少ない比較例5、塗膜厚さが厚い比較例7、第2種の微粒子がない比較例9および第1種の微粒子がない比較例10は防眩性がなく外光の写りこみがあった。塗膜厚さが薄い比較例8は透過率、ぎらつき、白ぼけ、耐擦傷性が悪かった。
【0049】
以下に測定方法をまとめた
▲1▼透過率:分光光度計(島津製作所 UV3100)にて550nmの値を測定した。
▲2▼ヘイズ度(曇り度):ヘイズメーター(村上色彩技術研究所、HM150)にてJIS K7105に準拠して測定した。
▲3▼光沢度:光沢度計(村上色彩技術研究所、GM-26PRO)にてJIS Z8741に準拠し、60°光沢度を測定した。
▲4▼ちらつき:全面緑色表示させたLCD(液晶表示体)の上に各防眩フィルムを重ね、画面のちらつきの度合いを目視で評価した。なお、LCD表面には予めクリアタイプのハードコートフィルムが設置されている。ちらつきが見られないもの及びちらつきがわずかであるものを○、ちらつきが大きいものを×した。
▲6▼白ぼけ:塗工反対面に黒色のビニールテープ(日東ビニルテープ、PROSELF NO.21(幅広))を貼りマクベス濃度計で黒濃度を測定した。2.10以上を○、2.10未満を×とした。
▲7▼耐擦傷性:防眩層表面に#0000のスチールウールを置き、堅牢度試験機による24.5kPaの加重で防眩層上を100回往復させた後の防眩層表面の傷の本数を目視で数えた。防眩層に傷が無いものを○、傷10本未満を△、傷10本以上を×とした。
【0050】
【発明の効果】
本発明により、低ヘイズで、透明性が高く、かつ耐擦傷性に優れる防眩フィルムを得ることができる。本発明の防眩フィルムを用いることにより、高解像度のディスプレイであっても、画像のちらつきおよび白っぽさ(白ぼけ)を低減可能となり、ディスプレイの視認性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防眩フィルムの一例の概略図(断面)である。

Claims (4)

  1. 透明フィルム上に、2種の微粒子および樹脂を含有する防眩層を設けてなる防眩フィルムであって、第1種の微粒子は有機質で平均粒径1〜4μmの微粒子であり、その屈折率が、1.45〜1.55未満の範囲にあり、その配合量が樹脂100重量部に対して5〜20重量部であり、第2種の微粒子は無機質の微粒子で平均粒径が0.1μm未満の微粒子であり、かつ屈折率が、1.45〜1.55未満の範囲にあり、その配合量が樹脂100重量部に対して5〜25重量部であり、防眩層の塗膜厚さが第1種の微粒子平均粒径の1〜2倍でありかつ、防眩層表面の60度鏡面光沢度が65%以下で、さらに透過率が92%以上であることを特徴とする防眩フィルム。
  2. 透明フィルムがトリアセチルセルロースフィルムまたはノルボルネンフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の防眩フィルム。
  3. 防眩層に含まれる第2種の微粒子が二酸化珪素微粒子である請求項1〜請求項のいずれかに記載された防眩フィルム。
  4. 防眩層に含まれる樹脂が電離放射線硬化型樹脂である請求項1〜請求項のいずれかに記載の防眩フィルム。
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