JP5476948B2 - 光学積層体及び光学積層体の製造方法 - Google Patents
光学積層体及び光学積層体の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5476948B2 JP5476948B2 JP2009270641A JP2009270641A JP5476948B2 JP 5476948 B2 JP5476948 B2 JP 5476948B2 JP 2009270641 A JP2009270641 A JP 2009270641A JP 2009270641 A JP2009270641 A JP 2009270641A JP 5476948 B2 JP5476948 B2 JP 5476948B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antiglare layer
- optical laminate
- uneven shape
- internal scattering
- scattering particles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/10—Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
-
- G02B1/105—
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/10—Optical coatings produced by application to, or surface treatment of, optical elements
- G02B1/11—Anti-reflection coatings
- G02B1/118—Anti-reflection coatings having sub-optical wavelength surface structures designed to provide an enhanced transmittance, e.g. moth-eye structures
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/02—Diffusing elements; Afocal elements
- G02B5/0205—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties
- G02B5/021—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties the diffusion taking place at the element's surface, e.g. by means of surface roughening or microprismatic structures
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/02—Diffusing elements; Afocal elements
- G02B5/0205—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties
- G02B5/021—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties the diffusion taking place at the element's surface, e.g. by means of surface roughening or microprismatic structures
- G02B5/0221—Diffusing elements; Afocal elements characterised by the diffusing properties the diffusion taking place at the element's surface, e.g. by means of surface roughening or microprismatic structures the surface having an irregular structure
Description
例えば、特許文献1では、透明プラスチックフィルムの片面に防眩ハードコート層を設けた防眩ハードコートフィルムであって、上記防眩ハードコート層は、2種の樹脂と顔料を含み、防眩ハードコート層の表面ヘイズは上記2種の樹脂の相分離により形成される凹凸により発生させ、かつ内部ヘイズは上記2種の樹脂と屈折率の異なる顔料による内部散乱により発生させることを特徴としたものが開示されている。
また、特許文献3には、基材フィルム上に、(A)活性エネルギー線硬化型化合物の硬化物及び(B)熱可塑性樹脂とを特定比で含み、(A)成分と(B)成分とが相分離構造を形成して、特定の内部ヘイズ値を有するハードコート層を有するハードコートフィルムが開示されている。
近年、画像表示装置においては反射防止性やギラツキ防止性を始めとし、艶黒感(黒〜灰色の階調が良好で、動画がクリアに見える)のある、すなわち、白ぼけのない、表示性能の向上が求められている。これに対応するため、防眩性やギラツキ防止性に加え現行保持する表面性能を劣化させない範囲で、防眩層の凹凸形状を微細化する調整や、塗膜内部に内部散乱性を付与させる構成が、更に求められている。
また、本発明は、光透過性基材上に少なくとも防眩層を有する光学積層体であって、上記防眩層は、上記光透過性基材と反対側表面に凹凸形状を有し、上記凹凸形状は、上記防眩層を構成するバインダー樹脂の相分離により形成された凹凸形状(A)、及び、上記防眩層に含まれる内部散乱粒子により形成された凹凸形状(B)からなり、かつ、十点平均粗さRzが3μm未満であり、上記内部散乱粒子は、単分散水酸基含有スチレン−アクリル粒子であることを特徴とする光学積層体である。
上記防眩層表面の凹凸形状は、十点平均粗さRzと算術平均粗さRaとの比(Rz/Ra)が12未満であることが好ましい。
上記防眩層表面の凹凸形状は、粗さ曲線のクルトシスRkuが4以下であることが好ましい。
上記内部散乱粒子は、防眩層表面の凹凸形状(A)の凸部の形成に寄与する樹脂成分よりも凹部の形成に寄与する樹脂成分に対する親和性が高いことが好ましい。
本発明はまた、光透過性基材上に少なくとも防眩層を有する光学積層体の製造方法であって、上記光透過性基材上に、互いに非相容である2種以上のバインダー樹脂及び内部散乱粒子を含む防眩層用組成物を塗布して塗膜を形成する工程、並びに、上記塗膜を硬化させて防眩層を形成する工程を有し、上記内部散乱粒子は、単分散水酸基含有スチレン−アクリル粒子であることを特徴とする光学積層体の製造方法でもある。
以下に、本発明を詳細に説明する。
従来では、防眩層の表面凹凸形状は、もっぱら顔料、フィラー等の有機又は無機粒子によるか、あるいは、樹脂成分の相分離により形成されているものであった。
しかし、防眩層の表面に、粒子による凹凸形状を有する光学積層体は、凹凸形状が比較的大きく、尖度が大きいものであり、内部散乱性は好適に付与されるものの、明室コントラストが低下し、いわゆる艶黒感が不充分であった。
また、防眩層の表面に、バインダー樹脂の相分離による凹凸形状を有する光学積層体は、凹凸形状が規則的に存在し、ディスプレイの画素の格子パターンとの干渉によるモアレが発生しやすいといった問題があった。
相分離構造では、凹凸に規則性が生じやすく、ディスプレイの画素の格子パターンとの干渉によるモアレの発生が生じるので、上記相分離構造による凹凸形状(A)の凹部に内部散乱粒子による凹凸形状(B)を形成することで、上記規則性を緩和することが好ましい。
本発明の光学積層体における防眩層の表面凹凸形状は、バインダー樹脂の相分離を利用するとともに、内部散乱粒子も利用して形成したものである。このため、表面の凹凸形状を好適に制御でき、かつ、層内部における光散乱性も好適に制御することができるので、上述した本発明の効果を得ることができるのである。
このような表面凹凸形状を有することにより、優れた艶黒感とコントラストの高い画像表示を可能とする。
なお、上記Rz、Rku及びRaは、3次元表面形状粗さ測定機(Zygo Corporation製「New View 5000」)により求めることができる。
以下、本発明の光学積層体の各構成について詳述する。
上記光透過性基材としては、平滑性、耐熱性を備え、機械的強度に優れたものが好ましい。
上記光透過性基材を形成する材料の具体例としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンナフタレート、トリアセチルセルロース(TAC)、セルロースジアセテート、セルロースアセテートブチレート、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン(PP)、シクロオレフィン(COP)、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、ポリメタクリル酸メチル、ポリカーボネート、又は、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂が挙げられる。好ましくは、ポリエチレンテレフタレート、トリアセチルセルロース、シクロオレフィン及びポリプロピレンを挙げることができる。
上記光透過性基材は、その上に防眩層等を形成するのに際して、接着性向上のために、コロナ放電処理、酸化処理等の物理的な処理の他、アンカー剤又はプライマー等の塗料の塗布を予め行ってもよい。
上記防眩層は、上記光透過性基材上と反対側表面に凹凸形状を有し、上記凹凸形状は、上記防眩層を構成するバインダー樹脂の相分離により形成された凹凸形状(A)、及び、上記防眩層に含まれる内部散乱粒子により形成された凹凸形状(B)からなる。
上記防眩層がこのような特定の表面凹凸形状を有するので、外光反射による映り込みを防ぐとともに、ギラツキを防ぎ、かつ、コントラストの低下がなく、視認性及び色再現性に優れた光学積層体とすることができる。
また、上記内部散乱粒子により形成された凹凸形状(B)の凸部は、上記凹凸形状(A)の上記海島構造の海部分に形成されているのが好ましい。
更に、上記凹凸形状(B)の凸部は、防眩層表面に内部散乱粒子が露出していないことが好ましい。露出すると凸形状が滑らかでなくなって尖度が上がり、コントラストの低下を招くからである。
上記2種以上のバインダー樹脂は、互いに非相容性であることが好ましい。非相容性でないと、相分離が生じず、所望の表面凹凸形状(A)を形成することができないおそれがある。
また、上記2種以上のバインダー樹脂は、スピノーダル分解して塗膜表面に凹凸形状(A)を形成するものであることが好ましい。
上記多官能性モノマーとしては、例えば、多価アルコールと(メタ)アクリレートとの脱アルコール反応物、具体的には、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。
上記(メタ)アクリル樹脂を骨格構造に含む樹脂としては、(メタ)アクリルモノマーを重合又は共重合した樹脂、(メタ)アクリルモノマーと他のエチレン性不飽和二重結合を有するモノマーとを共重合した樹脂等が挙げられる。
上記ポリエーテル樹脂を骨格構造に含む樹脂は、分子鎖中にエーテル結合を含む樹脂であり、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等が挙げられる。
ポリエステル樹脂を骨格構造に含む樹脂は、分子鎖中にエステル結合を含む樹脂であり、例えば不飽和ポリエステル樹脂、アルキド樹脂、ポリエチレンテレフタレート等が挙げられる。
ポリウレタン樹脂を骨格構造に含む樹脂は、分子鎖中にウレタン結合を含む樹脂である。ポリシロキサン樹脂を骨格構造に含む樹脂は、分子鎖中にシロキサン結合を含む樹脂である。
ポリシラン樹脂を骨格構造に含む樹脂は、分子鎖中にシラン結合を含む樹脂である。
ポリイミド樹脂を骨格構造に含む樹脂は、分子鎖中にイミド結合を含む樹脂である。フッ素樹脂を骨格構造に含む樹脂は、ポリエチレンの水素の一部又は全部をフッ素で置きかえられた構造を含む樹脂である。
測定温度:20℃
サンプル:樹脂0.5gを100mlビーカーに秤量し、良溶媒10mlをホールピペットを用いて加え、マグネティックスターラーにより溶解する。
良溶媒:ジオキサン、アセトン等
貧溶媒:n−ヘキサン、イオン交換水等
濁点測定:50mlビュレットを用いて貧溶媒を滴下し、濁りが生じた点を滴下量とする。
δ=(Vml 1/2δml+Vmh 1/2δmh)/(Vml 1/2+Vmh 1/2)
Vm=V1V2/(φ1V2+φ2V1)
δm=φ1δ1+φ2δ2
Vi:溶媒の分子容(ml/mol)
φi:濁点における各溶媒の体積分率
δi:溶媒のSP値
ml:低SP貧溶媒混合系
mh:高SP貧溶媒混合系
この場合、環境温度より高いTgを有する樹脂は、その環境温度では分子運動が制御されたガラス状態であるため、塗布後に塗膜中で凝集し、それにより上記2種以上のバインダー樹脂の相分離がもたらされると考えられる。
上記ガラス転移温度(Tg)は、通常の動的粘弾性によるTgの測定方法と同様の方法により得ることができる。このTgは、例えば、RHEOVIBRON MODEL RHEO2000、3000(商品名、オリエンテック社製)等を用いて測定することができる。
上記屈折率の差は、0.02〜0.15であることがより好ましい。
上記シリカの市販品としては、湿式合成不定形シリカ(サイリシア(商品名)、富士シリシア製)、フュームドシリカ(アエロジル(商品名)、デグサ社製)、コロイダルシリカ(MEK−ST(商品名)、日産化学工業)等を挙げることができる。
上記金属酸化物は、樹脂に対する親和性を調整するために表面処理が施されていてもよい。
上記有機樹脂ビーズは、樹脂に対する親和性を調整するために表面処理が施されていてもよい。
上記ゼータ電位は、大塚電子製ゼータ電位計により測定して得られる値である。
なお上記平均粒径は、光学顕微鏡写真で1mm2の面積中にある各単独分散及び/又は凝集粒子の大きさを測定して得られた数平均値である。
上記含有量は、2〜15質量部であることがより好ましい。
上記添加物としては、ポリマー、熱重合モノマー、熱重合開始剤、紫外線吸収剤、光重合開始剤、光安定化剤、レベリング剤、架橋剤、硬化剤、重合促進剤、粘度調整剤、帯電防止剤、酸化防止剤、防汚剤、スリップ剤、屈折率調整剤、分散剤等を挙げることができる。これらは公知のものを使用することができる。
上記塗膜を形成する方法としては、スピンコート法、ディップ法、スプレー法、ダイコート法、バーコート法、ロールコーター法、メニスカスコーター法、フレキソ印刷法、スクリーン印刷法、ビードコーター法等の公知の各種方法を挙げることができる。
上記紫外線源の具体例としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク灯、ブラックライト蛍光灯、メタルハライドランプ灯等の光源が挙げられる。紫外線の波長としては、190〜380nmの波長域を使用することができる。電子線源の具体例としては、コッククロフトワルト型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、又は直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器が挙げられる。
上記紫外線の照射は、酸素を除去しながら行うことが好ましい。
上記膜厚は、断面を電子顕微鏡(SEM、TEM、STEM)で観察し、測定した値である。
上記全光線透過率は、ヘイズメーター(村上色彩技術研究所製、製品番号;HM−150)を用いてJIS K−7361に準拠した方法により測定することができる。
表面を平坦にした光学積層体は、表面凹凸によるヘイズをもたず、内部ヘイズだけを持つ状態となっている。このヘイズを、内部ヘイズとして求めることができる。そして、内部ヘイズを、元の光学積層体のヘイズ(全体ヘイズ)から差し引いた値が、表面凹凸だけに起因するヘイズ(表面ヘイズ)として求められる。
なお、ヘイズ値は、JIS K−7136に従って測定することができる。測定に使用する機器としては、反射・透過率計HM−150(村上色彩技術研究所)が挙げられる。ヘイズは、塗工面を光源に向けて測定する。
上記防眩層用組成物は、互いに非相容である2種以上のバインダー樹脂及び内部散乱粒子を含む。このような光学積層体を製造する方法もまた、本発明の一つである。
上記光透過性基材及び防眩層用組成物としては、上述したものと同様のものを挙げることができる。上記防眩層用組成物を塗布して塗膜を形成する方法、及び、該塗膜を硬化させて防眩層を形成する方法としては、上述の防眩層を形成する方法と同様の方法を挙げることができる。
上記画像表示装置は、LCD等の非自発光型画像表示装置であっても、PDP、FED、ELD(有機EL、無機EL)、CRT等の自発光型画像表示装置であってもよい。
なお、文中、部又は%とあるのは特に断りのない限り、質量基準である。
単分散水酸基含有スチレン−アクリル粒子(粒径2.5μm、屈折率n=1.56)5部
イソボルニルメタクリレートを含むオリゴマー 3部
ペンタエリスリトールトリアクリレート 70部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 30部
イルガキュア184(チバ・ジャパン社製) 5部
イソプロパノール 120部
メチルイソブチルケトン(MIBK) 50部
上記材料を適宜添加して十分混合し組成物を調製した。得られたこの組成物を孔径30μmのポリプロピレン酸フィルターでろ過して、塗工液を得た。この塗工液を厚さ80μmのトリアセチルセルロース基材フィルム(TD80U 富士フイルム製)の上にドライ膜厚が4μmとなるようメイヤーズバーにて塗布し、窒素パージ下(酸素濃度200ppm以下)で、紫外線を照射線量が100mjになるよう照射して塗膜を硬化させ、防眩層を形成し、光学積層体を得た。
単分散スチレン−アクリル粒子(粒径2.5μm、屈折率n=1.56) 5部
ペンタエリスリトールトリアクリレート 100部
ポリメチルメタクリレート(分子量75000) 10部
イルガキュア184(チバ・ジャパン社製) 5部
シリコーン系レベリング剤 0.1部
トルエン 120部
シクロヘキサノン 50部
上記材料を適宜添加して十分混合し組成物を調製した。この組成物を孔径30μmのポリプロピレン酸フィルターでろ過して、塗工液を得た。この塗工液を厚さ80μmのトリアセチルセルロース基材フィルム(TD80U 富士フイルム製)の上にドライ膜厚が4μとなるようメイヤーズバーにて塗布し、窒素パージ下(酸素濃度200ppm以下)で、紫外線を照射線量が100mjになるよう照射して塗膜を硬化させ、防眩層を形成し、光学積層体を得た。
イソボルニルメタクリレートを含むオリゴマー 4部
ペンタエリスリトールトリアクリレート 70部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 30部
イルガキュア184(チバ・ジャパン社製) 5部
イソプロパノール 120部
MIBK 50部
上記材料を適宜添加して十分混合し組成物を調製した。この組成物を孔径30μmのポリプロピレン酸フィルターでろ過して、塗工液を得た。この塗工液を厚さ80μmのトリアセチルセルロース基材フィルム(TD80U 富士フイルム製)の上にドライ膜厚が4μmとなるようメイヤーズバーにて塗布し、窒素パージ下(酸素濃度200ppm以下)で、紫外線を照射線量が100mjになるよう照射して塗膜を硬化させ、防眩層を形成し、光学積層体を得た。
単分散スチレン−アクリル粒子(水酸基非含有)(粒径2.5μm、屈折率n=1.56) 5部
イソボルニルメタクリレートを含むオリゴマー 3部
ペンタエリスリトールトリアクリレート 70部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 30部
イルガキュア184(チバ・ジャパン社製) 5部
イソプロパノール 120部
MIBK 50部
上記材料を適宜添加して十分混合し組成物を調製した。この組成物を孔径30μmのポリプロピレン酸フィルターでろ過して、塗工液を得た。この塗工液を厚さ80μmのトリアセチルセルロースフィルム(TD80U 富士フイルム製)の上にドライ膜厚が4μmとなるようメイヤーズバーにて塗布し、窒素パージ下(酸素濃度200ppm以下)で、紫外線を照射線量が100mjになるよう照射して塗膜を硬化させ、防眩層を形成し、光学積層体を得た。
表面ヘイズ、内部ヘイズ、Rz、Rz/Ra、Rku
表面ヘイズ及び内部ヘイズは、上述した方法により測定した。
粗さ曲線のクルトシス(Rku)、十点平均粗さ(Rz)、十点平均粗さRzと算術平均粗さRaとの比(Rz/Ra)は、3次元表面形状粗さ測定機(Zygo Corporation社製「New View 5000」)を使用して下記の測定条件において測定した。
測定条件:対物レンズ10倍、ZOOMレンズ2倍にて視野555μm四方を測定し、全体形状(うねり)を補正するために円柱表面補正を行った。さらにノイズが粗さパラメータに与える影響を除くためにスパイク除去処理(各点において周囲3×3の点から計算したRMS(2乗平均平方根)の2倍より高いときは除去)を行った。
得られた各光学積層体の防眩層面と反対側面(基材側面)を、クロスニコルの偏光板に張り合わせた後、30Wの三波長蛍光下(防眩層面に45°方向から照射)で官能評価(光学積層体の防眩層面から50cm上方、約45°の角度から目視観察)を行って、黒色再現性(黒が黒く見えるか)を下記基準によって詳細に評価した。その折、黒の基準サンプルとして、クロスニコル偏光板を用い、黒色の比較を行った。
評価基準
評価◎:黒色を再現することができた。
評価○:若干の乳白色感があったが気にならず、黒色をほぼ再現することができた。
評価×:乳白色感があり、黒色を再現することができなかった。
HAKUBA製ビュアー(ライトビュアー7000PRO)上に、0.7mm厚みのガラスに形成されたブラックマトリクスパターン板(140ppi、100ppi)を、パターン面を下にして置き、その上に得られた光学積層体を、防眩層面を空気側にして載せて、光学積層体が浮かないように光学積層体の縁を指で軽く押さえながら、暗室にてギラツキを目視観察し、下記の基準で評価した。
評価基準
評価◎:100ppiでギラツキが認識できなかった。
評価○:140ppiではギラツキが認識されなかったが、100ppiでは認識された。
評価×:140ppiでギラツキが認識された。
HAKUBA製ビュアー(ライトビュアー7000PRO)上に、0.7mm厚みのガラスに形成されたブラックマトリクスパターン板(100ppi)を、パターン面を下にして置き、その上に得られた光学積層体を、凹凸面を空気側にして載せて、光学積層体が浮かないように光学積層体の縁を指で軽く押さえながら、暗室にてモアレを目視観察し、下記の基準で評価した。
評価基準
評価◎:モアレが認識できず、輝度ユニフォミティ斑も検知されなかった。
評価○:モアレが認識できず、輝度ユニフォミティ斑がわずかに検知されたが、苦にならなかった。
評価×:モアレが認識された。
Claims (6)
- 光透過性基材上に少なくとも防眩層を有する光学積層体であって、
前記防眩層は、前記光透過性基材と反対側表面に凹凸形状を有し、
前記凹凸形状は、前記防眩層を構成するバインダー樹脂の相分離により形成された凹凸形状(A)、及び、前記防眩層に含まれる内部散乱粒子により形成された凹凸形状(B)からなり、かつ、
前記凹凸形状(A)は、海島構造を構成し、
前記内部散乱粒子により形成された前記凹凸形状(B)の凸部は、前記凹凸形状(A)の前記海島構造の海部分に形成されており、
前記内部散乱粒子は、単分散水酸基含有スチレン−アクリル粒子である
ことを特徴とする光学積層体。 - 光透過性基材上に少なくとも防眩層を有する光学積層体であって、
前記防眩層は、前記光透過性基材と反対側表面に凹凸形状を有し、
前記凹凸形状は、前記防眩層を構成するバインダー樹脂の相分離により形成された凹凸形状(A)、及び、前記防眩層に含まれる内部散乱粒子により形成された凹凸形状(B)からなり、かつ、
十点平均粗さRzが3μm未満であり、
前記内部散乱粒子は、単分散水酸基含有スチレン−アクリル粒子である
ことを特徴とする光学積層体。 - 防眩層表面の凹凸形状は、十点平均粗さRzと算術平均粗さRaとの比(Rz/Ra)が12未満である請求項2記載の光学積層体。
- 防眩層表面の凹凸形状は、粗さ曲線のクルトシスRkuが4以下である請求項2又は3記載の光学積層体。
- 内部散乱粒子は、防眩層表面の凹凸形状(A)の凸部の形成に寄与する樹脂成分よりも凹部の形成に寄与する樹脂成分に対する親和性が高い請求項1、2、3又は4記載の光学積層体。
- 光透過性基材上に少なくとも防眩層を有する光学積層体の製造方法であって、
前記光透過性基材上に、互いに非相容である2種以上のバインダー樹脂及び内部散乱粒子を含む防眩層用組成物を塗布して塗膜を形成する工程、並びに、
前記塗膜を硬化させて防眩層を形成する工程を有し、
前記内部散乱粒子は、単分散水酸基含有スチレン−アクリル粒子である
ことを特徴とする光学積層体の製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009270641A JP5476948B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 光学積層体及び光学積層体の製造方法 |
KR1020127016601A KR20120109525A (ko) | 2009-11-27 | 2010-11-25 | 광학 적층체 및 광학 적층체의 제조 방법 |
KR1020167036919A KR101798354B1 (ko) | 2009-11-27 | 2010-11-25 | 광학 적층체 및 광학 적층체의 제조 방법 |
PCT/JP2010/071060 WO2011065446A1 (ja) | 2009-11-27 | 2010-11-25 | 光学積層体及び光学積層体の製造方法 |
CN201080051507.XA CN102640020B (zh) | 2009-11-27 | 2010-11-25 | 光学层积体及光学层积体的制造方法 |
TW099140930A TWI534002B (zh) | 2009-11-27 | 2010-11-26 | 光學積層體及光學積層體之製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009270641A JP5476948B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 光学積層体及び光学積層体の製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011112964A JP2011112964A (ja) | 2011-06-09 |
JP2011112964A5 JP2011112964A5 (ja) | 2012-04-19 |
JP5476948B2 true JP5476948B2 (ja) | 2014-04-23 |
Family
ID=44066551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009270641A Active JP5476948B2 (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 光学積層体及び光学積層体の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5476948B2 (ja) |
KR (2) | KR20120109525A (ja) |
CN (1) | CN102640020B (ja) |
TW (1) | TWI534002B (ja) |
WO (1) | WO2011065446A1 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103756600B (zh) * | 2010-09-06 | 2017-06-23 | 三菱树脂株式会社 | 图像显示装置构成用叠层体的制造方法、及图像显示装置 |
JP5806620B2 (ja) * | 2011-03-16 | 2015-11-10 | 日東電工株式会社 | 透明導電性フィルムおよびタッチパネル |
JP2013134358A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Dainippon Printing Co Ltd | 防眩層用組成物、防眩層用組成物の調製方法及び防眩性フィルムの製造方法 |
JP6171261B2 (ja) * | 2012-02-14 | 2017-08-02 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 |
JP6171262B2 (ja) * | 2012-02-14 | 2017-08-02 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 |
US9989692B2 (en) | 2012-10-08 | 2018-06-05 | Corning Incorporated | Methods and apparatus for providing improved display components |
KR102091901B1 (ko) * | 2013-04-10 | 2020-03-20 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 광 확산 소자의 제조 방법 및 광 확산 소자 |
JP2015072414A (ja) * | 2013-10-04 | 2015-04-16 | 住友化学株式会社 | 防眩フィルム |
JP6186294B2 (ja) * | 2014-03-07 | 2017-08-23 | 富士フイルム株式会社 | 反射防止フィルム、偏光板、画像表示装置、及び反射防止フィルムの製造方法 |
JP6565096B2 (ja) * | 2014-03-11 | 2019-08-28 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 |
JP6565094B2 (ja) * | 2014-03-11 | 2019-08-28 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 |
JP6565095B2 (ja) * | 2014-03-11 | 2019-08-28 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 |
EP3162556A4 (en) * | 2014-06-25 | 2017-07-12 | Fujifilm Corporation | Laminate, infrared absorption filter, band pass filter, method for manufacturing laminate, kit for forming band pass filter, and image display device |
JP6409422B2 (ja) * | 2014-09-02 | 2018-10-24 | 日油株式会社 | インサート成形用防眩性フィルム及びこれを用いた樹脂成形品 |
KR101673505B1 (ko) | 2014-11-25 | 2016-11-07 | 국민대학교산학협력단 | 터치스크린 컬러영상 표시장치 및 표시장치용 보호필름 |
US11884576B2 (en) * | 2015-09-11 | 2024-01-30 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | Display cover member and production method therefor |
US10859736B2 (en) | 2015-10-09 | 2020-12-08 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Optical sheet, polarizing plate, optical sheet sorting method, optical sheet production method, and display device |
WO2017086316A1 (ja) * | 2015-11-20 | 2017-05-26 | 旭硝子株式会社 | 膜付き曲げ基材およびその製造方法、ならびに画像表示装置 |
KR101951863B1 (ko) | 2016-03-14 | 2019-02-25 | 주식회사 엘지화학 | 반사 방지 필름 및 디스플레이 장치 |
KR101948821B1 (ko) | 2016-03-14 | 2019-02-15 | 주식회사 엘지화학 | 반사 방지 필름 및 디스플레이 장치 |
JP7051357B2 (ja) | 2017-10-06 | 2022-04-11 | 日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社 | 防眩コーティング組成物、それを用いた光学積層部材、及び防眩ハードコート層の形成方法 |
JP7201965B2 (ja) * | 2017-12-05 | 2023-01-11 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体及び画像表示装置 |
JP7117165B2 (ja) * | 2018-06-13 | 2022-08-12 | 日本板硝子株式会社 | 防眩膜付基材、画像表示装置、及びデジタルサイネージ |
WO2020066131A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 富士フイルム株式会社 | 転写フィルム、積層体の製造方法、積層体、静電容量型入力装置、及び、画像表示装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4418684B2 (ja) * | 2004-01-06 | 2010-02-17 | ダイセル化学工業株式会社 | 防眩フィルム |
KR101476462B1 (ko) * | 2006-08-18 | 2014-12-24 | 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 | 광학 적층체의 제조 방법, 광학 적층체, 편광판 및 화상 표시 장치 |
JP5103824B2 (ja) | 2006-08-18 | 2012-12-19 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 |
JP5303836B2 (ja) | 2006-12-28 | 2013-10-02 | 大日本印刷株式会社 | 防眩層用硬化性樹脂組成物、及び防眩フィルム |
JP2008197320A (ja) * | 2007-02-13 | 2008-08-28 | Nippon Paint Co Ltd | 防眩性コーティング組成物、防眩フィルムおよびその製造方法 |
JP5145819B2 (ja) | 2007-08-10 | 2013-02-20 | 大日本印刷株式会社 | 防眩フィルム |
JP4967943B2 (ja) * | 2007-09-12 | 2012-07-04 | 大日本印刷株式会社 | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 |
JP5078520B2 (ja) * | 2007-09-19 | 2012-11-21 | リンテック株式会社 | 防眩性ハードコートフィルム及びその製造方法 |
JP2009180845A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Nippon Shokubai Co Ltd | 防眩性積層体 |
-
2009
- 2009-11-27 JP JP2009270641A patent/JP5476948B2/ja active Active
-
2010
- 2010-11-25 CN CN201080051507.XA patent/CN102640020B/zh active Active
- 2010-11-25 KR KR1020127016601A patent/KR20120109525A/ko active Application Filing
- 2010-11-25 WO PCT/JP2010/071060 patent/WO2011065446A1/ja active Application Filing
- 2010-11-25 KR KR1020167036919A patent/KR101798354B1/ko active IP Right Grant
- 2010-11-26 TW TW099140930A patent/TWI534002B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011112964A (ja) | 2011-06-09 |
TWI534002B (zh) | 2016-05-21 |
CN102640020B (zh) | 2015-02-18 |
CN102640020A (zh) | 2012-08-15 |
WO2011065446A1 (ja) | 2011-06-03 |
KR20170003737A (ko) | 2017-01-09 |
KR20120109525A (ko) | 2012-10-08 |
KR101798354B1 (ko) | 2017-11-15 |
TW201124278A (en) | 2011-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5476948B2 (ja) | 光学積層体及び光学積層体の製造方法 | |
KR101418946B1 (ko) | 방현성 광학 적층체 | |
KR101392301B1 (ko) | 방현성 광학 적층체 | |
JP5098662B2 (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP5181692B2 (ja) | 光学積層体、その製造方法、偏光板及び画像表示装置 | |
KR102084997B1 (ko) | 방현성 필름, 편광판 및 화상 표시 장치 | |
KR100959049B1 (ko) | 방현성 하드 코트 필름 | |
CN107718800B (zh) | 防眩性膜、偏振片和图像显示装置 | |
KR102074296B1 (ko) | 방현 필름, 편광판, 액정 패널 및 화상 표시 장치 | |
JP5252811B2 (ja) | 防眩性ハードコートフィルム、偏光板および画像表示装置 | |
KR101296825B1 (ko) | 방현성 광학 적층체 | |
JP5476843B2 (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP5103825B2 (ja) | 光学積層体、その製造方法、偏光板及び画像表示装置 | |
JP5098571B2 (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
US20100067109A1 (en) | Optical layered body, polarizer and image display device | |
JP2007041533A (ja) | 防眩性ハードコートフィルム | |
JP2002196117A (ja) | 光拡散層、光拡散性シート及び光学素子 | |
JPWO2007032170A1 (ja) | 帯電防止防眩フィルム | |
KR20110037838A (ko) | 방현성 하드 코트 필름, 그것을 사용한 편광판 및 화상 표시 장치, 그리고 방현성 하드 코트 필름의 제조 방법 | |
JP2009098654A (ja) | 光学積層体、偏光板及び画像表示装置 | |
JP2009122371A (ja) | 防眩フィルムおよび画像表示装置 | |
JP6484847B2 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 | |
JP7343273B2 (ja) | 防眩性フィルム、防眩性フィルムの製造方法、光学部材および画像表示装置 | |
JP2008268357A (ja) | 反射防止フィルム | |
JP6484846B2 (ja) | タッチパネル、表示装置及び光学シート、並びに光学シートの選別方法及び光学シートの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120301 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140127 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5476948 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |