JP2003526706A - ポリマー容器およびフィルムのガスバリア特性を改善するための方法および組成物 - Google Patents

ポリマー容器およびフィルムのガスバリア特性を改善するための方法および組成物

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Abstract

(57)【要約】 ヒドロキシ安息香酸およびヒドロキシナフトエ酸のモノエステル類のような有効量のバリア向上添加剤を容器またはフィルムを形成するポリマー中に組み込むことによる、成形ポリマー容器またはフィルムを通したガスの透過度を減少させるためのポリマー組成物および方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願に対する相互参照) 本出願は、1999年8月12日に出願した米国特許仮出願出願番号60/1
48,537号の優先権を主張する。
【0002】 (発明の背景) 本発明は、ポリマー容器およびフィルムの、および特に熱可塑性ポリエステル
ポリマーから成形される食品および飲料用の容器のガスバリア性能を改良するた
めのポリマー組成物および方法である。より具体的には、本発明は、容器、シー
トまたはフィルムを形成するポリマー中に、本明細書に記載される種類のバリア
向上添加剤の有効量を組み込むことにより、成形されたポリマー容器、シートお
よびフィルムを通したガスの透過度を減少させるためのポリマー組成物および方
法である。
【0003】 ベースポリマーに対する少量の分子状添加剤の添加は、ポリマーの逆可塑化を
もたらし、それによって、そのガラス転移温度未満においてポリマーの弾性率を
増大させ、ガス透過度に対するそのバリアを改善することができる。たとえば、
Robesonは、ポリスルホン中のフェニル−2−ナフチルアミンの使用[Robeson,
L. M.; Faucher, J. A., J. Polym. Sci., Part B 7, 35-40(1969)]、並びにポ
リカーボネート中およびポリ塩化ビニル中の種々のポリ塩素化された芳香族分子
の使用[Robeson, L. M., Polym. Eng. Sci., 9, 277-81(1969)]を記載してい
る。MaedaおよびPaulは、二酸化炭素の収着(およびしたがってその透過度)を
低下させるためのポリフェニレンオキシド中のトリクレジルホスフェートの使用
を開示している[Maeda, Y.; Paul, D. R., J. Polym. Sci., Part B: Polym. P
hys. 25, 981-1003(1987)]。しかし、食品および飲料用に用いられる成形容器
に現在用いられる種類のポリマー樹脂、および特に水、炭酸入清涼飲料およびビ
ールを包装するのに用いられる射出延伸吹込成形される瓶を製造するのに用いら
れるポリ(エチレン)テレフタレート熱可塑性ポリエステルポリマーのガスバリ
ア性能を改善する要求が存在する。本明細書に記載される種類の4−ヒドロキシ
ベンゾエート類および関連する分子から選択される添加剤は、示唆されていない
【0004】 (発明の概要) 本発明および本明細書に記載される本発明の特徴は、熱可塑性ポリマー用のあ
る種のバリア向上添加剤の発見にある。本発明は、1つまたは複数の添加剤を含
有するポリマー組成物、並びに、そのような組成物から製造される成形ポリマー
製品のガス透過度を減少させる方法に関し、該製品は、一般的に容器、シートお
よびフィルムから選択される。
【0005】 本方法は、 (a)式(A)(式中RはC1〜C8アルキル、ベンジル、フェニルまたはナフ
チルであり、Arは置換または無置換のフェニレンまたはナフチレンである);
または式(AA)(式中、Mはナトリウム、アンモニウム、テトラアルキルアン
モニウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、または亜鉛(それらに限定さ
れるものではない)のようなカチオンである)を有するヒドロキシ安息香酸およ
びヒドロキシナフトエ酸のモノエステル類と、
【0006】
【化11】
【0007】 (b)式(B)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR1はC1 〜C8アルキル、(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上)、ベンジル、フェ
ニルまたはナフチルである)または式(BB)(式中、Mは上記で定義されるも
のである)を有するヒドロキシ安息香酸のジエステル類と、
【0008】
【化12】
【0009】 (c)式(C)(式中、RおよびArは上記で定義されるものである)または
式(CC)(式中、Mは上記で定義されるものである)を有するヒドロキシ安息
香酸およびヒドロキシナフトエ酸のモノアミド類と、
【0010】
【化13】
【0011】 (d)式(D)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR2はC1 〜C8アルキル、(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上)、ベンジル、フェ
ニルまたはナフチルである)または式(DD)(式中、Mは上記で定義されるも
のである)を有するヒドロキシ安息香酸のジアミド類と、
【0012】
【化14】
【0013】 (e)式(E)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR3はC1 〜C8アルキル、C1〜C8ジアルキル(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上
)、ベンジル、フェニルまたはナフチルである)または式(EE)(式中、Mは
上記で定義されるものである)を有するヒドロキシ安息香酸のエステルアミド類
【0014】
【化15】
【0015】 からなる群から選択される、有効量のバリア向上添加剤またはバリア向上添加剤
の混合物をポリマー中に組み込むことを含む。本明細書において用いられる際に
、有効量、すなわちバリア向上添加剤の好ましい範囲は、ポリマー製品を構成す
るベースポリマーの0.1質量%から20質量%までである。
【0016】 本明細書中に記載される1つまたは複数のバリア向上添加剤を含有するポリマ
ー製品、および特に押出成形されるフィルムまたは射出延伸吹込成形されるポリ
エステル(たとえば、PET)ボトルは、バリア向上添加剤を含有しない対応す
るポリマー性品との比較において、ASTM D3985に従って測定される際
に著しく減少した酸素および二酸化炭素透過度、並びにASTM F1249に
したがって測定される際に著しく減少した水蒸気透過度を示す。
【0017】 (発明の詳細な説明) 本発明は、製品を形成するベースポリマーに約0.1質量%から約20質量%
までの本明細書中に記載される種類のバリア向上添加剤を組み込むことにより、
成形ポリマー容器およびフィルムの酸素、水蒸気および二酸化炭素(CO2)透
過度値を著しく減少させることができることの発見にある。
【0018】 均一な物理的配合物、すなわち混合物は、ベースポリマーと、望ましい濃度の
1つまたは複数のバリア向上添加剤とを含んで調製される。本発明に関して本明
細書で用いられる際に、術語「組成物」が物理的配合物すなわち混合物を意味す
ることを意図している。たとえばポリエステルのような水感受性ベースポリマー
は、好ましくは、当業者に知られているように空気または窒素気流下または減圧
下で加熱することにより徹底的に乾燥されるべきである。次に、混合物を加熱し
、そしてベースポリマーを溶融させ、およびベースポリマーマトリクス内部の添
加剤または添加剤の混合物の充分な混合を提供するのに充分な高温において押出
または成形される。PETを用いる例としては、そのような溶融温度は255℃
から300℃までの範囲で変動する。そのように製造される組成物は、実質的に
その(それらの)本来の分子状形態にあるバリア向上添加剤(またはそのような
添加剤の混合物)を含む;すなわち、少量のバリア向上添加剤のみが、エステル
交換または存在する官能基に典型的な他の反応機構により、ベースポリマーと反
応することが観察された。比較的低い温度および比較的短い加工滞留時間を有す
る条件下でポリマー組成物を調製および押出または成形し、それによってバリア
向上添加剤がベースポリマーと反応する機会を最小限にすることが好ましい。本
発明にしたがって製造されるポリマー容器およびフィルムの望ましい機械的特性
に関する最高の性能は、約10%以下のガスバリア向上添加剤がベースポリマー
と反応したときに達成される。ベースポリマーと本発明の範囲内のガスバリア向
上添加剤の任意の反応の結果として、出発物のベースポリマーの分子量が減少す
る可能性がある。
【0019】 本発明を実施するために最も適当であることが見いだされたガスバリア向上添
加剤は、 (a)式(A)(式中RはC1〜C8アルキル、ベンジル、フェニルまたはナフ
チルであり、Arは置換または無置換のフェニレンまたはナフチレンである);
または式(AA)(式中、Mはナトリウム、アンモニウム、テトラアルキルアン
モニウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、または亜鉛(それらに限定さ
れるものではない)のようなカチオンである)を有するヒドロキシ安息香酸およ
びヒドロキシナフトエ酸のモノエステル類と、
【0020】
【化16】
【0021】 (b)式(B)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR1はC1 〜C8アルキル、(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上)、ベンジル、フェ
ニルまたはナフチルである)または式(BB)(式中、Mは上記で定義されるも
のである)を有するヒドロキシ安息香酸のジエステル類と、
【0022】
【化17】
【0023】 (c)式(C)(式中、RおよびArは上記で定義されるものである)または
式(CC)(式中、Mは上記で定義されるものである)を有するヒドロキシ安息
香酸およびヒドロキシナフトエ酸のモノアミド類と、
【0024】
【化18】
【0025】 (d)式(D)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR2はC1 〜C8アルキル、(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上)、ベンジル、フェ
ニルまたはナフチルである)または式(DD)(式中、Mは上記で定義されるも
のである)を有するヒドロキシ安息香酸のジアミド類と、
【0026】
【化19】
【0027】 (e)式(E)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR3はC1 〜C8アルキル、C1〜C8ジアルキル(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上
)、ベンジル、フェニルまたはナフチルである)または式(EE)(式中、Mは
上記で定義されるものである)を有するヒドロキシ安息香酸のエステルアミド類
【0028】
【化20】
【0029】 からなる群から選択される。
【0030】 上記で定義されるバリア向上添加剤は、商業的供給業者から入手することもで
きるし、あるいは確立された手順を用いてそれらを合成することもできる。
【0031】 本発明を実施する際に用いるのに最も適当なベースポリマーは、熱可塑性ホモ
ポリマー、コポリマー(ブロックおよびランダムの双方)、およびそれら熱可塑
性ポリマーの混合物を含む。最も適当なものは、ポリエステルホモポリマーおよ
びコポリマーである。適当なポリエステルベースポリマーの中でも、1つまたは
複数の有機二酸(またはそれらの対応するエステル類)および1つまたは複数の
ジオール類とから誘導される構造単位を含有するようなポリマーである。該有機
二酸(またはそれらの対応するエステル類)は、テレフタル酸、イソフタル酸、
ナフタレンジカルボン酸類、ヒドロキシ安息香酸類、ヒドロキシナフトエ酸類、
シクロヘキサンジカルボン酸類、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、1,12−ドデカン二酸、およびたとえばそれらジカルボン酸のジメチル、
ジエチルもしくはジプロピルエステル類または酸塩化物類のようなそれらの誘導
体からなる群から選択される。該ジオール類は、エチレングリコール、1,3−
プロパンジオール、ナフタレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,2
−、1,3−および1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレングリコー
ル、ヒドロキノン、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,
6−ヘキサンジオール、トリエチレングリコール、レゾルシノール、およびアル
キレンオキシドとジオール類またはポリオール類の反応生成物であるより長鎖の
ジオール類およびポリオール類からなる群から選択される。
【0032】 本発明の好ましい実施形態において、ポリエステルベースポリマーは、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)であり、それは、約2モル%から約5モル%ま
でのイソフタレート単位で修飾されたPETポリマーを含む。そのように修飾さ
れたPETは、「ボトルグレード」樹脂として知られ、およびMelinar(登録商
標)Laser+ポリエチレンテレフタレートブランドの樹脂(E. I. du Pont de Nem
ours and Company, Wilmington, DE)として商業的に入手可能である。本発明を
説明するのにこれ以後用いられる際には、術語PETは商業的に入手可能な「ボ
トルグレード」ポリエステル樹脂を意味する。
【0033】 (フィルムおよび容器の試料の調製) フィルム試料は、本発明から得ることが可能な改善されたガスバリア特性を示
す。そのようなフィルム試料は、ベースポリマーと前述されたものの中から選択
される添加剤との物理的配合物から生成され、および該試料は、圧縮成形される
か、あるいは典型的には0.38mmのギャップを有するスリットダイ、急冷ロ
ールおよび減圧ポートを前部バレルセクション上に有し、用いられるポリマー組
成に依存してバレル、アダプタおよびダイの温度が240℃〜275℃に設定さ
れる共回転型2軸スクリュー押出機を用いて押出し注型された。2軸スクリュー
押出機を用いて調製される試料に関して、熱電対を用いて溶融温度を測定した。
溶融温度は、典型的には設定温度より約15℃〜20℃高い温度であった。言及
されるようにいくつかの例において、配合スクリューに代えてライン内に静止ミ
キサーが取り付けられる移送ラインを、スリットダイと共に用いてもよい。フィ
ルムは、典型的には厚さ0.05〜0.25mmであった。引き続いて、厚いフ
ィルムを、別に記載がない限り90℃、9000%/分において、Long延伸機を
用いて、3.5倍×3.5倍まで同時に2軸延伸した。
【0034】 ボトルを作製するために、約265℃に設定されるバレル温度および約30秒
の全サイクルタイムを有するNissei ASB 50単一ステージ射出延伸吹込成形機を
用いて、26gの予成形品を射出成形した。予成形品は、5秒の吹き込み時間を
用いて、直ちに500mLの円形の底が付いたボトルへと膨らまされた。全ての
他の圧力、時間および温度設定点は、商業的に入手可能なPETボトル樹脂に関
して典型的なものであった。
【0035】 以下の機械設定を有する6オンス射出成形機を用いて、厚さ1/8インチの引
張試験片を成形した:バレル温度:255℃、型温度:20℃/20℃、サイク
ルタイム:20秒/20秒、射出圧力:5.5MPa、RAM速度:高速、スク
リュー速度:60rpm、および背圧:345kPa。
【0036】 (分析手順) (NMR分光分析) 1H NMRのための試料は、130℃のテトラクロロエタン−d2中に溶解さ
せた。スペクトルは、500MHzにおいて、120℃で得た。
【0037】 (熱分析) 示差走査熱分析のデータを、TA Instrument熱量計で2゜/分にて得た。
【0038】 (透過度) 酸素透過度値(OPV)は、それぞれの試料に関して、ASTM手順D398
5に従い、30℃、50%RHにて、Modern Controls, Inc製Ox-Tran1000装置
にて測定した。二酸化炭素透過度は、25℃および0%RHにおいて、同じくMo
dern Controls, Inc製Permatran CIV装置にて測定した。水蒸気透過度は、37
℃〜38℃、100%RHにおいて、同じくModern Controls, Inc製Permatran-
W600装置にて、ASTM手順F1249にしたがって測定した。
【0039】 (固有粘度) 20℃において、塩化メチレンおよびトリフルオロ酢酸の1:1(重量による
)混合物中ポリマーまたはポリマー配合物の0.4質量%溶液から、固有粘度値
を測定した。
【0040】 (実施例) (実施例1) バリア添加剤に加えて、ベースポリマーとして商業的に入手可能なPET樹脂
(Melinar(登録商標)Laser+PETブランドの樹脂)を含むフィルムを、以下
のような種々の方法により調製し:溶融圧縮(M)、スリットダイを通した押出
配合(E)、およびスリットダイ中への移送ライン混合(T)、および以下の表
中に示した。組成を第1表中に示す。押出後に、フィルムを、90℃および90
00%/分の速度において3.5倍×3.5倍まで同時2軸延伸した。酸素透過
度値(OPV)を、30℃、50%相対湿度においてASTM手順D3985に
従って測定した。樹脂中の添加剤の質量%を、NMRにて分析した:そのような
分析が可能でない場合には、公称値(すなわち樹脂中に当初混合される量)を記
載した。それぞれの場合において、非延伸のフィルムおよび延伸フィルムの両方
において、本発明にしたがうバリア向上添加剤を含有したフィルムにおいて、O
PVは典型的なPET値(対照値、第1表)よりも低かった。OPVの単位は、
cc-ミル/100平方インチ−24時間−気圧である。
【0041】
【表1】
【0042】 * 調製方法:E=押出配合され、次にスリットダイを通した押出によりフィル
ムを作製する;M=溶融圧縮されたフィルム;T=静止ミキサーを有する移送ラ
イン、次にスリットダイを通した押出によりフィルムを作製する。 ** 非延伸のPETフィルムに関して、対照OPVは7つの異なる試料の値の
平均であり、それぞれ2回実施し、標準偏差は0.49である。延伸フィルムに
ついて、対照OPVは27個の異なる試料の値の平均であり、それぞれ2回実施
し、標準偏差は0.41である。
【0043】 (実施例2) ゼロまたは公称値2質量%の4−ヒドロキシ安息香酸メチルのナトリウム塩を
含有する商業的に入手可能なPET樹脂(Melinar(登録商標)Laser+ブランド
PET樹脂)から、2軸スクリュー押出機を用いてフィルムを調製した。注型さ
れたままのフィルムおよび2軸延伸されたフィルムの両方に関して、実施例1と
同様に酸素透過度を測定した。フィルムは、9000%/分、100℃において
3.5倍×3.5倍まで延伸された。添加剤のない延伸PETフィルムに関する
6.56に対して、添加剤を含有し、延伸された延伸フィルムのOPVは、5.
18cc-ミル/100平方インチ−24時間−気圧であった:したがって、添加
剤は、酸素バリア性能に関して26.6%の改善を生じさせた。
【0044】 (実施例3) ゼロおよび公称値3質量%の4−ヒドロキシ安息香酸メチル('MHB')を含
有するポリ(プロピレンテレフタレート)('3GT')フィルムを、2軸スクリ
ュー押出機および240℃のバレル設定を用いて調製した。MHBを含有しない
および公称値3質量%のMHBを含有するフィルムを、それぞれ55℃および5
3℃において3倍×3倍に延伸した。MHBを含有する3GTフィルムの酸素透
過度値は、注型されたままのフィルムにおいて8.56および延伸フィルムにお
いて5.30の3GT対照OPV値に対して、注型フィルムにおいて4.72cc
-ミル/100平方インチ−24時間−気圧、および延伸フィルムにおいて3.
59cc-ミル/100平方インチ−24時間−気圧であった。注型されたままの
フィルムに関して3.50および延伸フィルムに関して2.24の3GT対照値
に対して、MHBを含有する注型されたままのフィルムに関して38℃における
水蒸気透過度は、2.22g-ミル/100平方インチ−24時間であり、およ
び延伸フィルムに関して1.95g-ミル/100平方インチ−24時間であっ
た。
【0045】 (実施例4) 245℃における2軸スクリュー押出しにより、PET(IV 0.86)とM
HBの配合物を調製した。濃厚物である得られる配向物は、0.86dL/gの
IVを有し、およびNMR分析により6.9%のMHBを含有した。該配合物を
減圧下100℃において終夜にわたって乾燥し、そして標準的な市販PETボト
ル樹脂(IV 0.83dL/g、150℃において6時間にわたり乾燥される
)と組み合わせた。次に、26gの試料予成形品を、約265℃のバレル温度お
よびおよそ30秒の全サイクルタイムを用いるNissei ASB 50単一ステージ射出
延伸吹込成形機を用いて射出成形した。5秒の吹き込み時間を用いて、予成形品
は直ちに500mLの円形の底が付いたボトルへと膨らまされた。全ての他の圧
力、時間および温度設定点は、商業的に入手可能なPETボトル樹脂に関して典
型的なものであった。標準的PETボトル樹脂(IV 0.83dL/g、15
0℃において6時間にわたり乾燥される)のみから作製されるボトルの対照群を
、同一の条件下で調製した。1.97質量%の4−ヒドロキシ安息香酸メチル(
'MHB')を含有するボトルから切り出されるパネルの酸素透過度値は、対照P
ETボトルのパネルの5.73に対して、3.69cc-ミル/100平方インチ
−24時間−気圧であると測定された。二酸化炭素透過度値は、MHBを有する
ボトルに関して9.65cc-ミル/100平方インチ−24時間−気圧であり、
対照パネルに関して14.62であった。
【0046】 (実施例5) 4質量%のMXD-6 6007ナイロン(Mitsubishi Gas Chemical Corp.)および公
称値3質量%のMHBを含有する商業的に入手可能なPETのフィルムを、PE
T対照フィルムと共に押出した。実施例1におけるように、それらフィルムを3
.5倍×3.5倍に2軸延伸した。それら添加剤を含有するフィルムのOPVは
、7.14の対照フィルムのOPVに対して、2.59cc-ミル/100平方イ
ンチ−24時間−気圧であった。
【0047】 (実施例6) 触媒であるブチルスタナン酸を有するHBAとエチレングリコールの化学量論
量混合物の反応により、p−ヒドロキシ安息香酸('HBA')のジエステル(R 1 =CH2CH2である式Bに相当する)を合成した。0および4.55質量%の
このジエステルを含有するPETフィルムを、実施例1におけるように、押出し
そして次に延伸した。ジエステルを含有するフィルムのOPVは、3.93cc-
ミル/100平方インチ−24時間−気圧であり、およびジエステルを持たない
PETフィルムのOPVは、7.32cc-ミル/100平方インチ−24時間−
気圧であった。
【0048】 (実施例7) ベンジルアミンとMHBの反応により、HBAのベンズアミド(R=フェニル
である式Cに相当する)を合成した。公称値3質量%のこのベンズアミドを含有
し、および実施例1におけるように延伸された、押出されたPETフィルムは、
6.94のOPVを有するPET対照フィルムに対して、5.00cc-ミル/1
00平方インチ−24時間−気圧のOPVを示した。
【0049】 (実施例8) エチレンジアミンと4−アセトキシベンゾイルクロリドの反応および引き続く
アセテート基の塩基性加水分解により、HBAのジアミド(R1=CH2CH2
ある式Dに相当する)を合成した。公称値3質量%のこのジアミドを含有し、よ
び実施例1におけるように延伸された、押出されたPETフィルムは、5.46
cc-ミル/100平方インチ−24時間−気圧のOPVを示し、一方、PET対
照フィルムは、7.79のOPVを示した。
【0050】 (実施例9) ジフェニルエーテル中、触媒であるブチルスタナン酸を有するHBAとトリエ
チレングリコールとの化学量論量混合物から、HBAとトリエチレングリコール
とのジエステルを合成した。6.49質量%(NMRにより測定される)のこの
ジエステルを含有するPETフィルムを、実施例1におけるように押出および延
伸した。このフィルムのOPVは4.0cc-ミル/100平方インチ−24時間
−気圧であり、一方、PET対照フィルムは7.04のOPVを示した。
【0051】 (実施例10) 97質量%の乾燥PET樹脂(Melinar(登録商標)Laser+ブランドPET樹
脂)と3質量%の4−ヒドロキシ安息香酸メチルとの配合物を、徹底的に混合し
、および6オンス射出成形機のホッパに加えた。以下の機械セットアップを用い
て、標準的な厚さ1/8インチの引張試験片を成形した:バレル温度255℃、
型温度:20℃/20℃、サイクルタイム:20秒/20秒、射出圧:5.5M
Pa、RAM速度:高速、スクリュー速度:60rpm、および背圧:345k
Pa。19℃の1:1 TFA:CH2Cl2中0.4%溶液を用いて、それら試
験片の中央から切り出された部分における、固有粘度を測定した。0.73dL
/gのI.V.を有する同一条件下で成形された対照PET樹脂試料に対して、
I.V.は0.73dL/gであった。
【0052】 対照的に、1.97質量%のMHBを含有し、および予備配合されたMHB/
PET濃厚物から調製される実施例4のボトルのI.V.は0.464dL/g
であり、対照PETボトルのI.V.は0.76dL/gであった。本実施例は
、適切な加工条件の選択により、ポリマー組成物の分子量(I.V.により立証
される)の劣化を回避できることを例示する。
【0053】 (実施例11) 0〜3.46質量%のMHBを含有するLaser+ PETフィルムを、押出し配
合により調製した。これらの内2つを、実施例1におけるように2軸延伸した。
38℃、100%相対湿度における水蒸気透過度(g-ミル/100平方インチ−
24時間)を、以下の表にまとめる。
【0054】
【表2】
【0055】 (実施例12) 0または公称値5質量%のp-ヒドロキシ安息香酸n-プロピル(PHB)を含有
するLexan(登録商標)134rポリカーボネート、Ultem(登録商標)1000ポリエー
テルイミド(両方ともGeneral Electricにより製造される)、およびRadel(登
録商標)ポリエーテルスルホン(Boedeker Plastics, Inc.により製造される)
を、それぞれ260℃、270℃および270℃において溶融圧縮した。30℃
における酸素透過度(OPV)を以下の表にまとめる。
【0056】
【表3】
【0057】 (実施例13) 0〜3.85%のMHBを含有する、米国特許第5,959,066号にした
がって調製される組成が7.4%ポリ(イソソルビドテレフタレート)−co−
92.6%ポリ(エチレンテレフタレート)の共重合体のフィルムを、押出し配
合により調製し、次に90℃(0%MHBについては95℃)、9000%/分
において3.5倍×3.5倍に2軸延伸した。酸素透過度を以下の表にまとめる
【0058】
【表4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/20 C08K 5/20 C08L 67/00 C08L 67/00 69/00 69/00 79/08 79/08 B 81/06 81/06 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C U,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD ,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN, IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK ,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO, RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 サミュエル タシトゥス ダーケインジェ リス アメリカ合衆国 19703 デラウェア州 クレイモント トレイナー アベニュー 2522 (72)発明者 トーマス マイケル フォード アメリカ合衆国 19807 デラウェア州 グリーンビル センタービル ロード 3112 (72)発明者 ケネス ジョージ シャープ アメリカ合衆国 19350 ペンシルベニア 州 ランデンバーグ ハミルトン ロード 164 Fターム(参考) 3E086 AB01 BA04 BA15 BA25 BB01 4F070 AA47 AA50 AA55 AA58 AC43 AC47 AE30 FA01 FA03 FC05 4F071 AA43 AA45 AA46 AA50 AA60 AA64 AA75 AA76 AC10 AC12 AE22 AH05 BA01 BB06 BB07 BB08 BC01 4J002 CF031 CF041 CF051 CF061 CG001 CM041 CN031 EH036 EH046 EP016 EP026 FD206

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリマー容器、シートおよびフィルムのガス透過度を減少さ
    せる方法であって、前記容器、シートおよびフィルムを形成するポリマー中に、 (a)式(A)(式中RはC1〜C8アルキル、ベンジル、フェニルまたはナフ
    チルであり、Arは置換または無置換のフェニレンまたはナフチレンである);
    または式(AA)(式中、Mはナトリウム、アンモニウム、テトラアルキルアン
    モニウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、または亜鉛(それらに限定さ
    れるものではない)のようなカチオンである)を有するヒドロキシ安息香酸およ
    びヒドロキシナフトエ酸のモノエステル類と、 【化1】 (b)式(B)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR1はC1 〜C8アルキル、(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上)、ベンジル、フェ
    ニルまたはナフチルである)または式(BB)(式中、Mは上記で定義されるも
    のである)を有するヒドロキシ安息香酸のジエステル類と、 【化2】 (c)式(C)(式中、RおよびArは上記で定義されるものである)または
    式(CC)(式中、Mは上記で定義されるものである)を有するヒドロキシ安息
    香酸およびヒドロキシナフトエ酸のモノアミド類と、 【化3】 (d)式(D)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR2はC1 〜C8アルキル、(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上)、ベンジル、フェ
    ニルまたはナフチルである)または式(DD)(式中、Mは上記で定義されるも
    のである)を有するヒドロキシ安息香酸のジアミド類と、 【化4】 (e)式(E)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR3はC1 〜C8アルキル、C1〜C8ジアルキル(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上
    )、ベンジル、フェニルまたはナフチルである)または式(EE)(式中、Mは
    上記で定義されるものである)を有するヒドロキシ安息香酸のエステルアミド類
    と 【化5】 からなる群から選択されるバリア向上添加剤またはバリア向上添加剤の混合物の
    有効量を組み込む工程を備えたことを特徴とするポリマー容器、シートおよびフ
    ィルムのガス透過度を減少させる方法。
  2. 【請求項2】 該有効量のバリア向上添加剤またはバリア向上添加剤の混合
    物は、それら成分を一緒に物理的に混合し、および得られる混合物を押出機を通
    して押出すことによって該ポリマー中に組み込まれ、それにより押出された組成
    物中のバリア向上添加剤の総濃度は、組成物の0.1質量%から約20質量%ま
    でであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該容器、シートまたはフィルムを構成する該ポリマーは、熱
    可塑性ホモポリマー、ランダムもしくはブロックコポリマー、および上記ホモポ
    リマーおよびコポリマーの配合物または配合物類であることを特徴とする請求項
    2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 該熱可塑性ホモポリマーまたはランダムもしくはブロックコ
    ポリマーは、ポリエステルホモポリマーまたはコポリマーであることを特徴とす
    る請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 (1)熱可塑性ホモポリマー、ランダムもしくはブロックコ
    ポリマー、および上記ホモポリマーおよびコポリマーの配合物または配合物類か
    ら選択されるベースポリマーと、(2)(a)式(A)(式中RはC1〜C8アル
    キル、ベンジル、フェニルまたはナフチルであり、Arは置換または無置換のフ
    ェニレンまたはナフチレンである);または式(AA)(式中、Mはナトリウム
    、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウム、カリウム、カルシウム、マグネ
    シウム、または亜鉛(それらに限定されるものではない)のようなカチオンであ
    る)を有するヒドロキシ安息香酸およびヒドロキシナフトエ酸のモノエステル類
    と、 【化6】 (b)式(B)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR1はC1 〜C8アルキル、(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上)、ベンジル、フェ
    ニルまたはナフチルである)または式(BB)(式中、Mは上記で定義されるも
    のである)を有するヒドロキシ安息香酸のジエステル類と、 【化7】 (c)式(C)(式中、RおよびArは上記で定義されるものである)または
    式(CC)(式中、Mは上記で定義されるものである)を有するヒドロキシ安息
    香酸およびヒドロキシナフトエ酸のモノアミド類と、 【化8】 (d)式(D)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR2はC1 〜C8アルキル、(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上)、ベンジル、フェ
    ニルまたはナフチルである)または式(DD)(式中、Mは上記で定義されるも
    のである)を有するヒドロキシ安息香酸のジアミド類と、 【化9】 (e)式(E)(式中、Arは上記で定義されるものであり、およびR3はC1 〜C8アルキル、C1〜C8ジアルキル(CH2CH2O)kCH2CH2(kは1以上
    )、ベンジル、フェニルまたはナフチルである)または式(EE)(式中、Mは
    上記で定義されるものである)を有するヒドロキシ安息香酸のエステルアミド類
    と 【化10】 からなる群から選択される、有効量のバリア向上添加剤またはそのようなバリア
    向上添加剤の混合物とを含むことを特徴とするポリマー組成物。
  6. 【請求項6】 該ベースポリマーは、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタ
    レンジカルボン酸、ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキシナフトエ酸、シクロヘキサ
    ンジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン酸、1,12−
    ドデカン二酸およびそれらジカルボン酸のジメチル、ジエチルまたはジプロピル
    エステルまたは酸塩化物であるそれらの誘導体からなる群から選択される1つま
    たは複数の有機二酸またはそれらの対応するエステル類と、エチレングリコール
    、1,3−プロパンジオール、ナフタレングリコール、1,2−プロパンジオー
    ル、1,2−、1,3−および1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジエチレ
    ングリコール、ヒドロキノン、1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオ
    ール、1,6−ヘキサンジオール、トリエチレングリコール、レゾルシノール、
    およびアルキレンオキシドとジオールまたはポリオールの反応生成物である長鎖
    ジオールおよびポリオールからなる群から選択される1つまたは複数のジオール
    とから誘導される構造単位を含有するポリエステルホモポリマーまたはコポリマ
    ーであり、並びに該ガスバリア向上分子状添加剤または上記ガスバリア向上分子
    状添加剤の混合物は、組成物の0.1質量%から約20質量%までの総濃度にお
    いて該ポリマー組成物中に存在することを特徴とする請求項5に記載のポリマー
    組成物。
  7. 【請求項7】 該ポリエステルホモポリマーまたはコポリマーは、ポリエチ
    レンテレフタレートであることを特徴とする請求項6に記載のポリマー組成物。
  8. 【請求項8】 該ベースポリマーは、ポリカーボネート、ポリエーテルイミ
    ドおよびポリエーテルスルホンから選択されることを特徴とする請求項5に記載
    のポリマー組成物。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載の組成物から形成されるシート、フィルムま
    たは容器であることを特徴とする工業製品。
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