JP2016155948A - セルロースエステル樹脂用改質剤、セルロースエステル樹脂組成物、光学フィルム及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 下記式(1)
【化1】
(式中Gは、炭素原子数2〜10の多価アルコールの残基である。Aは芳香環上の水素原子の一部乃至全部が水酸基に置換された構造を有する芳香族モノカルボン酸残基である。nは2〜6の整数である。)
で表されることを特徴とするセルロースエステル樹脂用改質剤、セルロースエステル樹脂と該改質剤を含有する樹脂組成物、該樹脂組成物を含有する光学フィルム及び該光学フィルムを有する液晶表示装置。
【選択図】 なし
Description
で表されることを特徴とするセルロースエステル樹脂用改質剤を提供するものである。
で表されることを特徴とする。
測定装置:東ソー株式会社製高速GPC装置「HLC−8320GPC」
カラム:東ソー株式会社製「TSK GURDCOLUMN SuperHZ−L」+東ソー株式会社製「TSK gel SuperHZM−M」+東ソー株式会社製「TSK gel SuperHZM−M」+東ソー株式会社製「TSK gel SuperHZ−2000」+東ソー株式会社製「TSK gel SuperHZ−2000」
検出器:RI(示差屈折計)
データ処理:東ソー株式会社製「EcoSEC Data Analysis バージョン1.07」
カラム温度:40℃
展開溶媒:テトラヒドロフラン
流速:0.35mL/分
測定試料:試料15mgを10mlのテトラヒドロフランに溶解し、得られた溶液をマイクロフィルターでろ過したものを測定試料とした。
試料注入量:20μl
標準試料:前記「HLC−8320GPC」の測定マニュアルに準拠して、分子量が既知の下記の単分散ポリスチレンを用いた。
東ソー株式会社製「A−300」
東ソー株式会社製「A−500」
東ソー株式会社製「A−1000」
東ソー株式会社製「A−2500」
東ソー株式会社製「A−5000」
東ソー株式会社製「F−1」
東ソー株式会社製「F−2」
東ソー株式会社製「F−4」
東ソー株式会社製「F−10」
東ソー株式会社製「F−20」
東ソー株式会社製「F−40」
東ソー株式会社製「F−80」
東ソー株式会社製「F−128」
東ソー株式会社製「F−288」
温度計、撹拌器及び水分離器を備えた1リットルの四つ口フラスコに、p−ヒドロキシ安息香酸138g、エチレングリコール39g、溶媒としてキシレン200g、触媒としてp−トルエンスルホン酸・1水和物1.9gを加えた。キシレンとの共沸脱水条件下にエステル化反応を行う為に、140℃まで1.5時間かけて昇温し、140℃で3時間反応させた。反応後、室温まで冷却し、析出した内容物を濾過して、固体を得た。得られた固体にイオン交換水500gを加え、30分撹拌した後、濾過して、120℃で4時間乾燥した。このときの得られた固体にメタノール300gを加え、15分撹拌した後、未溶解分を濾過して、120℃で1時間乾燥させることで本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(1)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(1)は常温では固体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は390、重量平均分子量は393であった。
温度計、撹拌器及び水分離器を備えた1リットルの四つ口フラスコに、p−ヒドロキシ安息香酸138g、プロピレングリコール47.9g、溶媒としてキシレン200g、触媒としてp−トルエンスルホン酸・1水和物1.9gを加えた。キシレンとの共沸脱水条件下にエステル化反応を行う為に、140℃まで1時間かけて昇温し、140℃で3時間反応させた。反応後、室温まで冷却し、酢酸エチル200gを加え、30分撹拌した。均一の溶液とした後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100gを加え、室温で30分撹拌後、静置した。上層の有機層を分液漏斗に移し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液50gで2回、飽和食塩水で2回洗浄した。得られた有機層に燐酸を加えpH7に調整した。有機層を無水硫酸ナトリウム20gを用いて乾燥し、40℃で減圧し溶剤を除去し、本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(2)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(2)は常温では高粘度液体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は470、重量平均分子量は500であった。
温度計、撹拌器及び還流冷却器を備えた0.5リットルの四つ口フラスコに、p−ヒドロキシ安息香酸234.8g、プロピレングリコール71.1g、触媒としてテトライソプロピルチタネート 0.018gを加えた。窒素気流下で攪拌しながら、220℃になるまで段階的に昇温して、合計20時間反応させた。反応後、180℃で未反応のプロピレングリコールを減圧除去し、本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(3)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(3)は常温では固体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は640、重量平均分子量は830であった。
温度計、撹拌器及び還流冷却器を備えた0.5リットルの四つ口フラスコに、p−ヒドロキシ安息香酸221.0質量部、1,3−プロパンジオール48.7質量部を加えた。窒素気流下で攪拌しながら、220℃になるまで段階的に昇温して、合計12時間反応させた。反応後、180℃で未反応の1,3−プロパンジオールを減圧除去し、本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(4)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(4)は常温では固体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は440、重量平均分子量は470であった。
温度計、撹拌器及び還流冷却器を備えた0.5リットルの四つ口フラスコに、p−ヒドロキシ安息香酸221.0g、2−メチル−1,3−プロパンジオール46.7gを加えた。窒素気流下で攪拌しながら、220℃になるまで段階的に昇温して、合計12.5時間反応させた。反応後、180℃で未反応の2−メチル−1,3−プロパンジオールを減圧除去し、本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(5)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(5)は常温では固体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は460、重量平均分子量は490であった。
温度計、撹拌器及び還流冷却器を備えた0.5リットルの四つ口フラスコに、p−ヒドロキシ安息香酸221g、2−メチル−1,3−プロパンジオール93.4gを加えた。窒素気流下で攪拌しながら、220℃になるまで段階的に昇温して、合計9時間反応させた。反応後、180℃で未反応の2−メチル−1,3−プロパンジオールを減圧除去し、本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(6)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(6)は常温では高粘度液体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は440、重量平均分子量は480であった。
温度計、撹拌器及び還流冷却器を備えた0.5リットルの四つ口フラスコに、p−ヒドロキシ安息香酸221g、3−メチル‐1,5−ペンタンジオール75.6gを加えた。窒素気流下で攪拌しながら、220℃になるまで段階的に昇温して、合計12.5時間反応させた。反応後、180℃で未反応の3−メチル−1,5−ペンタンジオールを減圧除去し、本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(7)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(7)は常温では高粘度液体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は440、重量平均分子量は450であった。
温度計、撹拌器及び水分離器を備えた0.3リットルの四つ口フラスコに、サリチル酸243g、エチレングリコール25g、触媒としてp−トルエンスルホン酸・1水和物3.3gを加えた。エステル化反応を行う為に、140℃まで1時間かけて昇温し、140℃で3時間反応させた。反応後、室温まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100gを加えた後、析出した淡赤色の固形分を濾別した。得られた固形分に対して、メタノール100gを加えて溶解し、イオン交換水200gを加えて白色の固形分を析出させた。トルエン100gを加えて白濁溶液とし、濾過することで、淡黄色であるトルエン溶液を得た。トルエン溶液を無水硫酸ナトリウム20gを用いて乾燥し、40℃で減圧し、トルエンを除去し、本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(8)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(8)は常温では固体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は286、重量平均分子量は288であった。
温度計、撹拌器及び還流冷却器を備えた0.5リットルの四つ口フラスコに、p−ヒドロキシ安息香酸236.0質量部、2−メチル−1,3−プロパンジオール145.3質量部、コハク酸31.9質量部、テレフタル酸44.9質量部、触媒としてテトライソプロピルチタネート 0.027gを加えた。窒素気流下で攪拌しながら、220℃になるまで段階的に昇温して、合計17時間反応させた。反応後、200℃で未反応の2−メチル−1,3−プロパンジオールを減圧除去し、本発明のセルロースエステル樹脂用改質剤(9)を得た。セルロースエステル樹脂用改質剤(9)は常温では固体であった。GPCによる分析の結果、数平均分子量は610、重量平均分子量は810であった。
トリアセチルセルロース(製品名LT−35、酢化度61%、ダイセル化学工業製)100部、セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部に対し、メチレンクロライド810部及びメタノール135部を加えて溶解し、ドープ液を得た。ドープ液をガラス板上に厚み約0.8mmとなるように流延し、室温で一晩放置後、50℃で30分、120℃で30分乾燥し、膜厚60μmのセルロースエステルフィルム(1−1)を得た。
JIS Z 0208に記載の方法に従い、測定した。測定条件は、温度40℃、相対湿度90%で行なった。得られる値が小さい程、耐透湿性に優れることを表す。
位相差測定装置KOBRA−WR(王子計測機器株式会社製)を用いて平行ニコル回転法により、フィルムの厚さ方向のレターデーション値(Rth値)を測定した。なお、フィルムは23℃、55%RHで1時間以上放置したものを測定に使用した。
HAZE値の測定は、濁度計(日本電色工業株式会社製「NDH 5000」)を用いて、JIS K 7105に準じて測定した。
耐水性は環境の湿度によって変化するRth値の割合で評価した。前記<Rth値の評価方法>にてRthを測定したのち、セルロースエステルフィルム(1−1)を23℃のイオン交換水に12時間以上浸漬した。イオン交換水から取り出し後、直ぐに水気をふき取り、Rth値を測定した。測定は23℃、55%RHの環境に設置されている前記KOBRA−WRにて行なった。Rth値の変化の割合を下記式に従い求めた。この値が0%に近い程、湿度によるRth値の変化量が少なく耐水性に優れると判断した。
Rth値の変化の割合(%)=〔(イオン交換水に浸漬した後のRthの値−イオン交換水に浸漬する前のRthの値)/イオン交換水に浸漬する前のRthの値〕×100
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(2)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にしてセルロースエステルフィルム(2−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第1表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(3)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にしてセルロースエステルフィルム(3−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第1表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(4)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にしてセルロースエステルフィルム(4−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第1表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(5)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にしてセルロースエステルフィルム(5−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第1表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(6)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にしてセルロースエステルフィルム(6−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第1表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(7)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にしてセルロースエステルフィルム(7−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第1表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(8)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にしてセルロースエステルフィルム(8−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第1表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(9)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にしてセルロースエステルフィルム(9−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第1表に示す。
ジアセチルセルロース(製品名L−50、酢化度55%、ダイセル化学工業製)100部、セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部に対し、メチレンクロライド810部、メタノール135重量部を加えて溶解し、ドープ液を得た。ドープ液をガラス板上に厚み約0.8mmとなるように流延し、室温で一晩放置後、50℃で30分、120℃で30分乾燥し、膜厚60μmのセルロースエステルフィルム(1−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(2)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にしてセルロースエステルフィルム(2−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(3)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にしてセルロースエステルフィルム(3−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(4)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にしてセルロースエステルフィルム(4−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(5)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にしてセルロースエステルフィルム(5−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(6)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にしてセルロースエステルフィルム(6−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(7)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にしてセルロースエステルフィルム(7−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(8)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にしてセルロースエステルフィルム(8−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、セルロースエステル樹脂用改質剤(9)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にしてセルロースエステルフィルム(26−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第2表に示す。
温度計、攪拌器、及び還流冷却器を付した内容積3リットルの四つ口フラスコに、テレフタル酸ジメチル463g、プロピレングリコール410g、安息香酸648g及びエステル化触媒としてテトライソプロピルチタネート 0.091gを仕込み、窒素気流下で攪拌しながら、220℃になるまで段階的に昇温し、合計17時間縮合反応させた。反応後、200℃にて未反応のプロピレングリコールを減圧除去し、常温高粘度液体である比較対照用セルロースエステル樹脂用改質剤(1´)(酸価 0.5、水酸基価 10、数平均分子量 450)を得た。
温度計、攪拌器、及び還流冷却器を付した内容積3リットルの四つ口フラスコに、安息香酸 1709質量部、1,2−プロピレングリコール 639質量部、及びエステル化触媒としてテトライソプロピルチタネート 0.141gを仕込み、窒素気流下で攪拌しながら、220℃になるまで段階的に昇温し、合計11時間縮合反応させた。反応後、200℃にて未反応のプロピレングリコールを減圧除去し、常温液体である比較対照用セルロースエステル樹脂用改質剤(2´)(酸価 0.2、水酸基価 5、数平均分子量 300)を得た。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、比較対象用セルロースエステル樹脂用改質剤(1´)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にして比較対照用セルロースエステルフィルム(1´−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第3表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、比較対象用セルロースエステル樹脂用改質剤(2´)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にして比較対照用セルロースエステルフィルム(2´−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第3表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、パラヒドロキシ安息香酸10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にして比較対照用セルロースエステルフィルム(3´−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第3表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、サリチル酸ベンジル10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にして比較対照用セルロースエステルフィルム(4´−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第3表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、スクロースベンゾエート(モノペットSB、第一工業製薬製)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にして比較対照用セルロースエステルフィルム(5´−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第3表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、4-ヒドロキシ安息香酸 2エチルヘキシル(6’)(2−Ethylhexyl 4−Hydroxybenzoate、東京化成工業株式会社製)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例10と同様にして比較対照用セルロースエステルフィルム(6´−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第3表に示す。
トリアセチルセルロース(製品名LT−35、酢化度61%、ダイセル化学工業製)100質量部に対し、メチレンクロライド810重量部、メタノール90重量部を加えて溶解し、ドープ液を得た。ドープ液をガラス板上に厚み約0.8mmとなるように流延し、室温で一晩放置後、50℃で30分、120℃で30分乾燥し、膜厚60μmの比較対照用セルロースエステルフィルム(7´−1)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第3表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、比較対照用セルロースエステル樹脂用改質剤(1´)10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にして比較対照用セルロースエステルフィルム(1´−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第4表に示す。
セルロースエステル樹脂用改質剤(1)10部の代わりに、パラヒドロキシ安息香酸10部を用い、メタノール135部の代わりにメタノール90部を用いた以外は実施例19と同様にして比較対照用セルロースエステルフィルム(2´−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第4表に示す。
ジアセチルセルロース(製品名L−50、酢化度55%、ダイセル化学工業製)100質量部に対し、メチレンクロライド810重量部、メタノール90重量部を加えて溶解し、ドープ液を得た。ドープ液をガラス板上に厚み約0.8mmとなるように流延し、室温で一晩放置後、50℃で30分、120℃で30分乾燥し、膜厚60μmの比較対照用セルロースエステルフィルム(3´−2)を得た。実施例10と同様にして評価を行い、その結果を第4表に示す。
POB:パラヒドロキシ安息香酸
BnS:サリチル酸ベンジル
Claims (17)
- 前記Gが、炭素原子数2〜8の鎖状の脂肪族多価アルコールの残基である請求項1記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記Gが、炭素原子数2〜6の直鎖状の脂肪族多価アルコールの残基または炭素原子数2〜6の分岐状の脂肪族多価アルコールの残基である請求項1記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記Gが、エチレングリコールの残基、プロピレングリコールの残基、1,3−プロパンジオールの残基、2−メチル−1,3−プロパンジオールの残基、3−メチル−1,5−ペンタンジオールの残基からなる群から選ばれる一種以上の残基である請求項2または3記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記Aが、芳香環上の水素原子の一つが水酸基に置換された構造を有する芳香族モノカルボン酸の残基である請求項1記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記Aが、パラヒドロキシ安息香酸の残基である請求項1または4記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 水酸基の価数が2〜6の炭素原子数2〜10の多価アルコール(g)と、芳香環上の水素原子の一部乃至全部が水酸基に置換された構造を有する芳香族モノカルボン酸(a)とを反応させて得られる請求項1記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記炭素原子数2〜10の多価アルコール(g)が、前記炭素原子数2〜8の鎖状の脂肪族多価アルコールである請求項7記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記炭素原子数2〜10の多価アルコール(g)が、炭素原子数2〜6の直鎖状の脂肪族多価アルコールまたは炭素原子数2〜6の分岐状の脂肪族多価アルコールである請求項7記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記炭素原子数2〜10の多価アルコール(g)が、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオールおよび2−メチル−1,3−プロパンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオールからなる群から選ばれる一種以上のアルコールである請求項7記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記芳香環上の水素原子の一部乃至全部が水酸基に置換された構造を有する芳香族モノカルボン酸(a)が、芳香環上の水素原子の一つが水酸基に置換された構造を有する芳香族モノカルボン酸である請求項7記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 前記前記芳香環上の水素原子の一部乃至全部が水酸基に置換された構造を有する芳香族モノカルボン酸(a)が、パラヒドロキシ安息香酸である請求項7記載のセルロースエステル樹脂用改質剤。
- 請求項1〜12のいずれか1項記載のセルロースエステル樹脂用改質剤とセルロースエステル樹脂とを含有することを特徴とするセルロースエステル樹脂組成物。
- 前記セルロースエステル樹脂100質量部に対してセルロースエステル樹脂用改質剤を0.5〜50質量部含有する請求項13記載のセルロースエステル樹脂組成物。
- 請求項13または14記載のセルロースエステル樹脂組成物を含有することを特徴とする光学フィルム。
- 偏光子保護フィルムである請求項15記載の光学フィルム。
- 請求項15または16に記載の光学フィルムを有することを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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