JP2003301343A - 縫糸およびその製造方法 - Google Patents

縫糸およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速可縫性、自動縫製性に優れた縫糸を提供す
る。 【解決手段】下ヨリを有する複数本の糸条に上ヨリが施
されてなり、前記糸条が2糸条以上のマルチフィラメン
トから構成される芯鞘構造糸であって、該芯鞘構造糸の
一部が糸条表面にループとして突出してなる縫糸であ
り、前記ループが長さ0.7mm以上のループが50個
/m以上、長さ1.2mm以上のループが10個/m以
下からなり、かつ糸条強度が4〜6cN/dtexであ
る縫糸。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、ループを有する合成繊
維マルチフィラメント糸条からなる、高速縫製しやすい
縫糸およびその製造方法に関する。
【0003】
【従来の技術】従来よりマルチフィラメント糸条から構
成される縫糸は、短繊維から構成される縫糸と比較し
て、高強力でかつ耐摩耗性、均一性に優れているため、
多用されている。なかでも、フィラメント糸条に流体加
工を施しループを付与させたスパン糸のようなフィラメ
ント加工糸とすることにより可縫性を改良することがい
くつか提案されている。
【0004】特開昭62−257434号公報では、流
体乱流処理装置を用いて糸長差を付与し、ループを形成
させた縫糸が提案されている。しかし、この縫糸は、流
体乱流処理装置を用いているため加工コストが高く、ま
た、不均一なループが多いため撚糸工程での解舒不良が
発生するなど工程通過性が低いなどの問題があった。
【0005】また、特開平5−106134号公報で
は、自発伸長性のフィラメント糸条と自発伸長性を有し
ないマルチフィラメント糸条の伸度差よりループやたる
みを形成させた複合ミシン糸が提案されている。しか
し、ループやたるみの数が少ないため、高速可縫性を得
るには不十分であった。
【0006】一方、従来より木綿縫糸は、可縫製に優
れ、家庭用縫糸や工業用縫糸として広く使用されてい
る。しかし、強力が弱い上、染色堅牢度も十分でない。
さらには、寸法変化を受けやすく縫い目の仕立て映えが
悪いなどの欠点を有する。一方、縫糸市場で大きなシェ
アを占めるポリエステルスパン縫糸は、木綿に近い可縫
性であり、強力や染色堅牢度ならびに寸法安定性も良好
であるが、紡績糸から製造されるため、太さのバラツキ
が大きく、ノットが存在するなど品質上の問題がある。
さらに傾向として、高級衣料の縫製には外観不良のため
使用されていないのが現状である。
【0007】また、絹、ポリエステルまたはポリアミド
のフィラメント糸から製造される縫糸は、木綿やポリエ
ステルスパン縫糸の欠点を補う縫糸として広く使用され
ている。従来のフィラメント縫糸は、下ヨリを施した単
糸を複数本引き揃えて上ヨリを施すことで製造され、そ
の単糸の繊度と縫糸の総繊維繊度に応じた物理特性が得
られ、安定した品質を有する。
【0008】しかし、従来のフィラメント縫糸は、通常
の縫製、つまり本縫いミシンでの前進縫いでは問題なく
縫製できるが、後進縫いでは縫糸の上ヨリが解撚される
方向に力が加わるため、ヨリ割れが起こり糸切れするた
め、頻繁に後進縫いをする自動機縫製には適用できない
という致命的な欠点がある。また、工業用ミシンで高速
縫製した場合には、フィラメント縫糸の側面の摩擦抵抗
が大きいため、ミシン針の熱と生地に対する貫通抵抗の
ため、糸切れを生じやすい。
【0009】そこで、これら従来のスパン縫糸やフィラ
メント縫糸の欠点を改良した縫糸がいくつか提案されて
いる。フィラメントとスパンの芯鞘構造によりコアスパ
ン縫糸が特公昭63−3977号公報で提案され、スパ
ンとフィラメントの交撚による可縫性を改良した縫糸が
特開平2−33341号公報で提案されている。
【0010】しかしながら、これらの縫糸は、紡績工程
を経るためにノットや太さムラのある縫糸になり、縫製
中に糸切れしやすいという欠点を有する。
【0011】また、スパン糸が有するような毛羽や嵩高
性を合成繊維マルチフィラメント糸条に付与することを
試み、フィラメント糸を毛羽加工した糸の提案が多数あ
る。下ヨリと上ヨリを施したマルチフィラメント糸条を
ガイドに巻きかけ、このガイドに向かう往路側の糸条と
復路側の糸条を交錯させて両糸条にしごきを与えること
により毛羽加工する方法が、特開平3−64546号公
報、特開平8−337937号公報で提案されている。
しかし、これらの方法によって得られた縫糸は、スパン
のような毛羽を有するものの、マルチフィラメント糸条
に対して交錯処理を行っているために縫糸への負荷が大
きく、可縫性や糸強度が十分満足できる縫糸ではなかっ
た。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、合成繊維マ
ルチフィラメント糸条にループを付与させた加工糸から
なる、高速縫製しやすい縫糸およびその製造方法を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の縫糸は、次の構成を有する。
【0014】すなわち、下ヨリを有する複数本の糸条に
上ヨリが施されてなり、前記糸条が2糸条以上のマルチ
フィラメントから構成される芯鞘構造糸であって、該芯
鞘構造糸の一部が糸条表面にループとして突出してなる
縫糸であり、前記ループが長さ0.7mm以上のループ
が50個/m以上、長さ1.2mm以上のループが10
個/m以下からなり、かつ糸条強度が4.0〜6.0c
N/dtexである縫糸である。このように長さ0.7
mm以上のループを多数有するため、縫製時の糸−針熱
間の摩擦抵抗が低くなり、高速縫製しやすい縫糸を得る
ことができる。
【0015】また、芯糸となるマルチフィラメント糸条
のオーバーフィード率を0.5〜5%とし、鞘糸となる
マルチフィラメント糸条のオーバーフィード率を3.5
〜25%として混繊交絡した糸に下ヨリを施し、次いで
前記下ヨリ糸を複数本揃えて上ヨリを施す縫糸の製造方
法である。このように、混繊交絡を有した加工糸に下ヨ
リを施し、その後で上ヨリを施すようにしているので縫
糸のループの大きさを自由に設計しやすい上、交絡によ
り高い強度を得ることができる。本発明による縫糸は、
ループの長さが0.7mm以上のループが50個/m以
上であるとともに、長さ1.2mm以上のループが10
個/m以下であって、微少ループが極めて多数であり、
かつ糸条強度が4.0〜6.0cN/dtexと高いた
め、針熱徐冷効果が大きく耐摩耗性も優れているため高
速でも十分な可縫性を得ることができる。
【0016】また、スパン糸と比較して糸強度が高く、
かつ下ヨリ糸を構成しているフィラメント糸条の芯糸と
鞘糸が交絡で結合しているため、縫い目の強力が向上
し、縫い目が破れにくくなるという利点を有する。さら
にまた、このミシン糸はフィラメント糸条からなる縫糸
にも関わらず、自動機縫製すなわち前進縫いだけでなく
後進縫いも問題なくできる等優れた可縫性を有する縫糸
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の縫糸
について説明する。図1は、本発明に係る縫糸の一例を
示す模式図である。
【0018】図1において縫糸Nは、糸長差を有する少
なくとも2糸条のマルチフィラメント糸に下ヨリが施さ
れた糸が、複数本引き揃えられて上ヨリが施されて撚り
合わされた構成になっている。各マルチフィラメント糸
は、複数本の単フィラメントから構成されるマルチフィ
ラメントであり、その単フィラメントの一部が長手方向
に交絡により浮き出してループ化している。それらルー
プは下ヨリや上ヨリに拘束されて、単フィラメント一本
が単独でループを形成しているもの(A)や、単フィラ
メントが複数本まとまってループ状となっているもの
(B)もある。
【0019】縫糸の表面に突出するループは、0.7m
m以上の長さを有するループの数が50個/m以上であ
り、かつ1.2mm以上の長さを有するループが10個
/m以下となっている。このように、0.7mm以上の
長さを有するループの数が50個/m以上と多数存在し
ていることにより、針熱徐冷効果が大きいため高速でも
十分な可縫性を得ることができる。
【0020】本発明の縫糸におけるループの特徴を図2
を用いて詳細に説明する。
【0021】本発明でいうループ数とは、下ヨリ糸を構
成する2糸条以上のマルチフィラメントのうち一本の単
フィラメントの一部が長手方向に交絡により浮き出して
下ヨリや上ヨリに拘束されて糸表面上でループ化したも
の(図1のループAのようなもの)、下ヨリ糸を構成す
る2糸条以上のマルチフィラメントのうち複数の単フィ
ラメントの一部がまとまって長手方向に交絡により浮き
出して下ヨリや上ヨリに拘束されて糸表面上でループ化
したもの(図2のループBのようなもの)、およびタル
ミを含む数を総計したものである。より具体的には、ル
ープ数は東レエンジニアリング社製のHAIRNESS COUNTER
MODEL DT-104を用いて糸走行速度60m/分にて測定
することができる。
【0022】長さ0.7mm以上のループ数が50個/
m未満になると針熱徐冷効果が得られなくなる。また、
長さ1.2mm以上のループが10個/m以上になる
と、スラブ調になり外観上良くないばかりでなく、針の
通りが悪くなるなどの問題が発生する。
【0023】図2は、本発明に係る縫糸の一例である実
施例1(後述する実施例1で得られる縫糸)、糸長差を
全く付与していない比較例1(後述する比較例1で得ら
れる縫糸)、毛羽加工したフィラメント加工糸(比較例
3)のループまたは毛羽について、その長さと個数の関
係を示したものである。なお、ここでいう毛羽加工した
フィラメント加工糸とは、下ヨリと上ヨリを施したマル
チフィラメント糸条をガイドに巻きかけ、このガイドに
向かう往路側の糸条と復路側の糸条を交錯させて両糸条
にしごきを与えたフィラメント加工糸である。
【0024】また、図2は東レエンジニアリング社製の
HAIRNESS COUNTER MODEL DT-104を用いて糸走行速度6
0m/分にて測定して得たものである。図2の縦軸にお
ける「ループ・毛羽数[個/m]」とは、横軸に示され
た数値以上の長さを有するループ・毛羽の総数である。
したがって、本発明の縫糸において、長さ0.7mmの
ループが50個/m以上であるとは、図2の横軸にある
「ループ・毛羽長さ[mm]」が0.7mmのときの縦
軸に表される「ループ数・毛羽数[個/m]」が50以
上になるという意味である。
【0025】また、本発明の縫糸において、長さ1.2
mm以上のループが10個/m以下であるということ
は、図2の横軸にある「ループ・毛羽長さ[mm]」が
1.2mmのときの縦軸に表される「ループ数・毛羽数
[個/m]」が10以下になるという意味である。
【0026】一方、図2からわかるように、糸長差およ
びループを有しない比較例1でも下ヨリと上ヨリで糸形
態が丸みを帯び、ループ・毛羽数としてある程度の数が
検知されている。しかしながら、比較例1では0.7m
m以上のループ・毛羽数が極めて少ない分布となってい
る。このため、比較例1は針熱徐冷効果の機能を有して
いない縫糸となり、結果として十分な高速可縫性を得る
ことができない。
【0027】これに対し、本発明に係る縫糸のループ
は、図2に示されるようにループ長0.5mmから1.
2mmの範囲で多数のループが存在しているため、針熱
徐冷効果が大きく高速でも十分な可縫性を得ることがで
きる。
【0028】本発明の縫糸は、マルチフィラメント糸条
に糸長差を付与した後に下ヨリを施し、さらに上ヨリの
加工を施しているために糸強力が高く、切断強度にして
4〜6cN/dtexを有する。このように高い糸強力
を有するため、特に縫糸に用いたとき高速でも十分な可
縫性を得ることができるばかりでなく、自動縫製性を極
めて良好にすることができる。
【0029】一般に、糸長差によるループを付与してい
ない高強力タイプのフィラメント糸(下ヨリ、上ヨリを
施したヨリ糸)では、切断強度にして6〜7cN/dt
exを有するが、特に縫糸に使用したとき高速可縫性や
自動縫製性は極めて不良になる。この理由は、ループや
毛羽を有していないため、糸−針間の摩擦抵抗が高く、
そのことによって針の発熱が高くなり、その熱で溶融が
起こり糸切れが多発するからである。なお、本発明でい
う糸条強度は、JIS L−1073の規定により測定
したものである。
【0030】マルチフィラメント糸を構成するフィラメ
ントの本数は、十分なループを発現するという観点か
ら、マルチフィラメント糸1本当たり6本以上とするこ
とが好ましく、糸条表面においてネップの発生や糸面の
乱れを防ぐ観点からマルチフィラメント糸1本当たり2
00本以下とすることが望ましい。
【0031】本発明の縫糸を構成するフィラメント糸の
素材としては、合成繊維であれば特に限定されるもので
はないが、好ましくはポリエステル、ナイロンなどの熱
可塑性合成繊維フィラメント糸であって、低伸度の高強
力タイプを使用することが好ましい。また、マルチフィ
ラメント糸の総繊維繊度としては、80〜500デニー
ルが好ましい。
【0032】単フィラメントの断面形状は円形が一般的
であるが、三角形、五角形、中空、扁平などの異形断面
であってもよい。また、高光沢、低光沢などの特殊な品
種も用いることができる。
【0033】縫糸の下ヨリ糸を構成するマルチフィラメ
ント糸の種類は、好ましくは1種類または2種類である
が、3種類以上でも差し支えない。また、下ヨリ糸の構
成には、芯鞘構造のループを有する加工糸とマルチフィ
ラメントが混合していても差し支えない。
【0034】縫糸の下ヨリ糸を構成するマルチフィラメ
ントを混繊交絡するにあたって付与する糸長差は、針熱
徐冷効果を有し、高速でも十分な可縫性を得るためにも
3〜20%が好ましい。糸長差が3%未満になると、縫
糸の糸表面に発現するループのループ長が小さくなりす
ぎて、針熱徐冷効果が小さくなり、高速での可縫性が低
下する。また、糸長差が20%以上になると、糸長差を
付与する加工においてノズルの入口側で鞘糸のタルミが
発生し、加工が不安定になる。また、縫糸の糸表面に発
現するループのループ長が大きくなりすぎて、針穴への
引っかかりが発生するばかりでなく、縫糸の形態がスラ
ブ調の外観になるため、縫糸としての見た目の美しさや
縫製後の仕立て映えが悪くなる。なお、ここでいう糸長
差とは、鞘糸となるマルチフィラメントのオーバーフィ
ード率から芯糸となるマルチフィラメントのオーバーフ
ィード率を引いた差をいう。
【0035】次に、本発明の縫糸の製造方法について説
明する。下ヨリ糸を構成する加工糸において、芯糸のマ
ルチフィラメント糸条のオーバーフィード率を0.5〜
5%で流体処理部に給糸し、鞘糸のマルチフィラメント
糸条のオーバーフィード率を3.5〜25%で流体処理
部に給糸し、芯糸と鞘糸を混繊交絡させる。芯糸のオー
バーフィード率が0.5%未満であると混繊交絡時に開
繊が不十分となり混繊不良となる。また、芯糸のオーバ
ーフィード率が5%を越えると、流体処理部においてタ
ルミが発生して加工が不安定になる問題が発生する。鞘
糸のマルチフィラメント糸条のオーバーフィード率は
3.5未満であると芯糸に対して十分な糸長差を付与す
ることができない。また、25%を越えると、前述した
ように縫糸の糸表面に発現するループのループ長が大き
くなり、針穴への引っかかりが発生する。
【0036】本発明において縫糸の糸長差を付与する際
に用いる流体は、低コスト生産の観点から空気を用いる
ことが好ましいが、糸条に水を付与してから流体を噴射
してもよい。また、糸長差を付与した芯糸と鞘糸を交絡
処理する装置としては、図3の斜視図で示したように、
2つの糸条が導入口から導入されて合流するまでの距離
を規制する分離体を有する化合繊用ノズルが好ましい。
【0037】図3に示すノズルは、糸条導入口Y、糸条
排出口Ye、流体噴射孔Iを有する。糸条は、糸条導入
口Yからノズルに導入され、流体噴射孔Iから噴射され
る流体によって混繊され、糸条排出口Yeからノズルの
外に排出される。糸条導入口Yと流体噴射孔Iの間に
は、分離体Cが設けられており、2つの糸条が導入口か
ら導入されて合流するまでの距離を分離体Cが規制す
る。図3のように、流体噴射孔の直近で空気により芯糸
と鞘糸を合流させ、かつ交絡を付与することによって、
糸長差を有する嵩高な混繊糸を得ることができる。ま
た、糸長差を有する芯糸と鞘糸を合流させて交絡処理す
る位置は、ネップ(結び目)状の絡まりが形成されない
ように抑止する観点から、流体噴射孔から芯糸と鞘糸が
合流する点までの距離は0.5mm以上が好ましく、ま
た鞘側に生じる糸長差による弛みが芯側に波及してノズ
ル入口での糸全体の弛みを抑止する観点から、流体噴射
孔から芯糸と鞘糸が合流する点までの距離を10mm以
下とすることが好ましい。前記距離を1mm以上5mm
以下とすることがより好ましい。
【0038】本発明において、上ヨリを与える前の下ヨ
リ工程で引き揃えられる糸条本数は2本以上であればよ
いが、2〜7本とすることが好ましく、バランスを良く
する観点から、衣料用では2本、ミシン糸用には3本あ
るいは7本とすることがさらに好ましい。また、引き揃
えられるマルチフィラメント糸条の下ヨリ数は互いに異
なっていてもよく、また、下ヨリ方向が互いに異なって
いてもよい。
【0039】上ヨリ数と下ヨリ数との関係は、本発明の
縫糸にしたときのヨリトルクのバランスを保つようにヨ
リ方向とヨリ数を設定することが好ましく、下ヨリ方向
と上ヨリ方向とは互いに相反する方向であって、上ヨリ
数は下ヨリ数の60〜90%にすることが好ましい。本
発明に係る縫糸の収束性を考慮して十分な可縫性を得る
観点から、下ヨリ数をヨリ係数として表すならばヨリ係
数kが4000以上を付与することが好ましく、一方縫
糸が硬くなることを防止するとともに撚加工費を低減す
る観点から、下ヨリはヨリ係数kが12000以下とな
るよう付与することが好ましく、7000〜11000
の範囲であることはより好ましい。通常、縫糸は原糸を
施撚後、必要に応じて撚り止めセットされ、その後、染
色・仕上げ加工される。染色は、一般的にはかせ巻きま
たはチーズ形状で行われる。なお、ヨリ係数kとは次式
から求められるものである。
【0040】ヨリ係数k=T・D1/2 ここで、T:1m当たりのヨリ数[個/m] D:繊度[dtex] 本発明の縫糸は、番手すなわち縫糸の太さが限定される
ものではないが、衣料用としては、#80、#60、#
50などが汎用縫糸として使用でき、産業資材用途には
これより太いものを使用できる。縫糸を構成する原糸の
フィラメント数は単繊維の太さに応じて適宜設定すれば
よい。
【0041】
【実施例】実施例における縫糸の可縫性の評価(表1)
は、次の評価結果を示すものである。 (a)高速可縫性 本縫いミシン機を用いて木綿ブロード10枚重ねで、2
m糸切れなく連続5回縫い上げられる縫製速度(針/
分)を表した。なお、ここで使用したミシン機はJUKI D
DL-557IN、ミシン針はオルガン DB×1#11である。 (b)バック縫性 本縫いミシン機を用いて木綿ブロード4枚重ねで、2m
糸切れなく連続5回縫い上げられる縫製速度(針/分)
を表した。なお、ここで使用したミシン機は JUKI DDL-
557IN、ミシン針はオルガン DB×1#11である。
【0042】実施例1 6.2cN/dtexを有する高強力タイプのポリエス
テルマルチフィラメント糸(56デシテックス−18フ
ィラメント)2糸条を、図3に示す化合繊用ノズルを用
い、芯糸のオーバーフィード率を3%、鞘糸のオーバー
フィード率を8%として流体交絡混繊し、芯糸と鞘糸の
糸長差が5%の芯鞘構造糸を得た(ノズル圧:0.4M
Pa)。この芯鞘構造糸をダウンツイスターにてS方向
1010T/mの下ヨリを施し、この糸を2糸条引き揃
えダウンツイスターにてZ方向758T/mの上ヨリを
施した。この後、180℃の乾熱処理を行った後、油剤
を付与し、縫糸用のボビンに巻き返して仕上げた。この
縫糸の特性は図2の実施例1に示すループ分布を有し、
次の通りであった。
【0043】 ループ長さ:0.7mm以上のループ数 78個/m ループ長さ:1.2mm以上のループ数 0個/m 強 力 :1125.2cN(強度4.87cN/dtex) その結果、縫糸用のボビンにおける染め差は肉眼では認
められなく、さらに高速自動ミシン機による縫製性を評
価したところ、高速可縫性および自動縫製性は良好であ
った。表1に可縫性の評価結果を示した。
【0044】
【表1】
【0045】実施例2 芯糸のオーバーフィード率を3%、鞘糸のオーバーフィ
ード率を13%として芯鞘構造糸の芯糸と鞘糸の糸長差
を10%に変更した以外は、実施例1と同様にして縫糸
を作製した。この縫糸の特性は次の通りであった。
【0046】 ループ長さ:0.7mm以上のループ数 142個/m ループ長さ:1.2mm以上のループ数 0個/m 強 力 :997.4cN(強度4.26cN/dtex) この縫糸を実施例1と同様にミシン糸として評価したと
ころ、いずれも高速可縫性および自動縫製性は良好であ
った。
【0047】実施例3 芯鞘構造糸に用いるマルチフィラメント糸条を44デシ
テックス−18フィラメントとした以外は、実施例2と
同様にして縫糸を作製した。この縫糸の特性は次の通り
であった。
【0048】 ループ長さ:0.7mm以上のループ数 195個/m ループ長さ:1.2mm以上のループ数 7個/m 強 力 :816.4cN(強度4.49cN/dtex) この縫糸を評価したところ、高速可縫性および自動縫製
性は良好であった。
【0049】比較例1 芯鞘構造糸に用いるマルチフィラメント糸(56デシテ
ックス−18フィラメント)の2糸条間に糸長差を付与
しないで混繊交絡したこと以外は、実施例1と同様にし
て縫糸を作製した。この縫糸の特性は図2の比較例1に
示すループ分布を有し、次の通りであった。
【0050】 ループ長さ:0.7mm以上のループ数 2個/m ループ長さ:1.2mm以上のループ数 0個/m 強 力 :1143.8cN(強度5.56cN/dtex) この縫糸は糸条強力は高いが糸長差を有していないた
め、0.7mm以上のループ数が極めて少ないものであ
った。またこの縫糸を評価したところ、高速可縫性およ
び自動縫製性は実施例1〜3に比べて低いものであっ
た。表1に可縫性の評価結果を示した。
【0051】
【発明の効果】本発明の縫糸は、従来のスパン糸または
毛羽加工したフィラメント加工糸に比べて、高速可縫性
のみならず自動縫製性にも優れた縫糸として用いること
ができる。
【0052】また、従来のスパン糸または毛羽加工した
フィラメント加工糸に比べて、繊維が短繊維化されてい
ないフィラメントであることから、糸−糸擦過による毛
羽や風綿の飛散がないので定期清掃を必要とせずに生産
可能である。さらに、細番手においても強力低下が少な
く、安定した可縫性を得ることができる。
【0053】本発明の縫糸の製造方法は、安価な流体処
理装置(いわゆるインターレースノズル)を用いて高可
縫性を実現しているため、低コストで生産性が高いとい
う効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縫糸の一例を示す模式図
【図2】実施例および比較例の各糸について、ループ・
毛羽長さとループ・毛羽数の関係を示したグラフ
【図3】本発明に好適な化合繊用ノズルの一例を示す斜
視図
【符号の説明】
N :ループを有する縫糸 A :単フィラメント一本の単独のループ B :複数の単フィラメントの一部がまとまったループ Y1,Y2:糸条 Y :糸条導入部 Yt:流体処理部 Ye:糸条排出口 I :流体噴射孔 C :分離体
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Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下ヨリを有する複数本の糸条に上ヨリが施
    されてなり、前記糸条が2糸条以上のマルチフィラメン
    トから構成される芯鞘構造糸であって、該芯鞘構造糸の
    一部が糸条表面にループとして突出してなる縫糸であ
    り、前記ループが長さ0.7mm以上のループが50個
    /m以上、長さ1.2mm以上のループが10個/m以
    下からなり、かつ糸条強度が4〜6cN/dtexであ
    る縫糸。
  2. 【請求項2】該芯鞘構造糸が、6本以上の単フィラメン
    トから構成されるマルチフィラメント糸が少なくとも2
    糸条混繊交絡してなるものであり、芯糸と鞘糸の糸長差
    が3〜20%であることを特徴とする請求項1記載の縫
    糸。
  3. 【請求項3】芯糸となるマルチフィラメント糸条のオー
    バーフィード率を0.5〜5%とし、鞘糸となるマルチ
    フィラメント糸条のオーバーフィード率を3.5〜25
    %として混繊交絡した糸に下ヨリを施し、次いで前記下
    ヨリ糸を複数本揃えて上ヨリを施すことを特徴とする縫
    糸の製造方法。
  4. 【請求項4】該芯糸と該鞘糸を混繊交絡するに際し、流
    体処理装置を用いて、その流体噴射孔から0.5mm以
    上10mm以下の範囲で両者を合流させて交絡処理する
    ことを特徴とする請求項3記載の縫糸の製造方法。
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