JP2003196186A - 画像処理装置、ファームウェアの送信方法、及び画像処理装置の管理システム - Google Patents

画像処理装置、ファームウェアの送信方法、及び画像処理装置の管理システム

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JP2003196186A
JP2003196186A JP2001400200A JP2001400200A JP2003196186A JP 2003196186 A JP2003196186 A JP 2003196186A JP 2001400200 A JP2001400200 A JP 2001400200A JP 2001400200 A JP2001400200 A JP 2001400200A JP 2003196186 A JP2003196186 A JP 2003196186A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理装置の動作を制御するファームウェ
アをフラッシュROMなどの書き換え可能な記憶装置に
記憶し、新たなファームウェアを送信して前記記憶装置
の内容を書き換えることによりファームウェアを更新す
る場合において、例えば初期設定が一部変更されて用い
られているような場合においても、適切にファームウェ
アの更新を行うことを可能とする画像処理装置、ファー
ムウェアの送信方法、画像処理装置の管理システムを提
供する。 【解決手段】 新たなファームウェアを送信する際に、
当該新たなファームウェアへの更新処理を行う前後の少
なくとも一方において画像処理装置側で実行すべき処理
を記述した制御プログラム(スクリプトを含む。)をあ
わせて送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファームウェアに
より動作が制御される画像処理装置、当該画像処理装置
に新たなファームウェアを送信するファームウェアの送
信方法、及び画像処理装置の管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の画像処理装置の動作は、プログラ
ムや制御定数などを含むファームウェアにより制御され
る。従来、ファームウェアはマスクROMに格納されて
おり、バージョンアップ等の理由によりファームウェア
を更新する必要が生じた場合には、マスクROMを交換
することにより更新を行なっていた。
【0003】しかし、マスクROMの交換のためにはサ
ービスマンが画像処理装置の設置場所まで赴く必要があ
り、ファームウェア更新のためのコストが高いものとな
っていた。そこで最近では、ファームウェアをフラッシ
ュROMなどの書き換え可能な記憶装置に格納し、電子
メール等の手段を利用してインターネットを介してファ
ームウェアを送信することにより、ファームウェアの更
新を行う技術が考案されている。例えば、特開2000
−162926号公報には、ファクシミリ装置のファー
ムウェアを電子メールに添付してファクシミリ装置に配
信するシステムが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像処
理装置の動作は設置場所、顧客が求める利用形態等によ
ってカスタマイズされる場合がある。例えば、リセット
ボタンを押した後のパラメータの初期設定(複写枚数
等)について、通常は複写枚数の初期値が1枚であるの
に対し、リセットボタンを押した後の複写枚数の設定が
10枚になるようにする場合などである。
【0005】上記のような初期設定値等はファームウェ
アを格納するフラッシュROMとは別のRAM等に記憶
されるのが通常である。このような場合、バージョンア
ップ等のために新たに作成されたファームウェアを送信
してファームウェアの更新を行うと、新たなファームウ
ェアでは前記RAM上の異なる領域を参照してしまう場
合があり、カスタマイズされた内容がファームウェア更
新後にクリアされてしまうなどの問題点があった。この
場合、画像処理装置の側では、改めて初期設定を変更す
る必要が生じてしまう。
【0006】本発明は、係る問題点に鑑みてなされたも
のであって、画像処理装置の動作がカスタマイズされて
いるような場合等においても、ファームウェア更新後に
初期設定の変更等をやり直す必要のない画像処理装置、
ファームウェアの送信方法、画像処理装置の管理システ
ムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像処理装置は、ファームウェアによ
り動作が制御される画像処理装置において、外部から送
信された新たなファームウェアを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した新たなファームウェアに、当該
新たなファームウェアへの更新処理を行う前後の少なく
とも一方において画像処理装置側で実行すべき処理を記
述した制御プログラムが付加されている場合に、当該制
御プログラムに基づく処理を実行する前後処理手段とを
含むことを特徴としている。
【0008】この構成では、ファームウェアの更新の前
後の少なくとも一方で実行されるべき処理を記述した制
御プログラムが新たなファームウェアとともに送信され
た場合に、当該制御プログラムに記述された内容の処理
をファームウェアの更新に際して実行させることができ
る。当該処理としては、例えばファームウェアの更新の
前に、カスタマイズされた内容を別の記憶手段に退避さ
せる処理、新たなファームウェアに適合するように内容
を変更する処理や、ファームウェア更新の後に、退避さ
れた内容を適切な領域に復帰させる処理等を含めること
が可能であり、これによって上記したような問題に対処
することが可能となる。もっとも、ファームウェアの更
新の前後の少なくとも一方で実行すべき処理としては、
上記の例に限られるわけではなく、ファームウェア更新
の前に画像処理装置の側でエラーが発生している場合な
どに、対応するエラー処理を実行させることもできる
し、他にも各種の処理を実行させることができる。な
お、「制御プログラム」とは、機器制御を行うプログラ
ムであり、画像処理装置側に備えられたインタプリタ言
語により動作するようなテキスト列(下記実施の形態で
「スクリプト」と称しているものを含む。)の場合もあ
るし、バイナリデータの場合もある。
【0009】また、本発明に係るファームウェアの送信
方法は、画像処理装置の外部から、当該画像処理装置の
動作を制御するファームウェアを送信する送信方法にお
いて、新たなファームウェアと、当該新たなファームウ
ェアへの更新処理を行う前後の少なくとも一方において
画像処理装置側で実行すべき処理を記述した制御プログ
ラムとを添付した電子メールメッセージを生成する生成
ステップと、前記生成ステップにて生成した電子メール
メッセージを画像処理装置に送信する送信ステップとを
含むことを特徴としている。
【0010】この方法では、ファームウェアの更新の前
後の少なくとも一方で実行されるべき処理を記述した制
御プログラムが新たなファームウェアとともに送信さ
れ、当該制御プログラムに記述された内容の処理をファ
ームウェアの更新に際して実行させることができる。な
お、前記生成ステップでは、前記新たなファームウェア
と前記制御プログラムとをまとめて圧縮する圧縮サブス
テップと、前記圧縮サブステップでまとめられた内容を
対応づけて分割する分割サブステップとを有し、分割さ
れたそれぞれの内容を添付した複数の電子メールメッセ
ージを生成することもできる。
【0011】また、本発明に係る画像処理装置の管理シ
ステムは、ファームウェアにより動作が制御される画像
処理装置と、当該画像処理装置に新たなファームウェア
を送信する管理装置とを含む画像処理装置の管理システ
ムにおいて、前記管理装置は、新たなファームウェア
と、当該新たなファームウェアへの更新処理を行う前後
の少なくとも一方において画像処理装置側で実行すべき
処理を記述した制御プログラムとを添付した電子メール
メッセージを生成する生成手段と、前記生成手段が生成
した電子メールメッセージを画像処理装置に送信する送
信手段とを含み、前記画像処理装置は、電子メールメッ
セージを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した
電子メールメッセージに、前記制御プログラムが含まれ
ている場合に、当該制御プログラムに基づく処理を実行
する前後処理手段とを含むことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像処理装置
等の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。 (1)画像処理装置の管理システムの全体構成 図1は、本実施の形態に係る画像処理装置の管理システ
ム(以下、単に「管理システム」という。)の構成を示
す図である。同図の管理システム10は、サービスセン
タ20とユーザサイト40とをインターネット30にて
接続した構成となっている。
【0013】サービスセンタ20は、ユーザサイト40
に対して新たなファームウェアを送信し、ユーザサイト
40では、画像処理装置の動作を制御するファームウェ
アを、送信されてきた新たなファームウェアで書き換え
る更新処理を行う。本実施の形態では、新たなファーム
ウェアの送信を、インターネット30を介した電子メー
ルメッセージにより行う。
【0014】なお、サービスセンタ20は複数のユーザ
サイトに対して画像処理装置の管理サービスを提供する
ことができるが、いずれのユーザサイトに対して提供す
るサービスも新たなファームウェアの送信に関しては同
様であるので、本実施の形態においてはユーザサイト4
0を例として説明する。サービスセンタ20は、ルータ
25を介してインターネット30に接続されているが、
さらにセキュリティの保護のためファイアウォール24
が設けられている。サービスセンタ20のホストコンピ
ュータ21は、LAN22を介してファイアウォール2
4に接続されており、メールサーバ23を介して各ユー
ザサイトと電子メールの送受信を行う。
【0015】ユーザサイト40はルータ45を介してイ
ンターネット30に接続されており、サービスセンタ2
0と同様にセキュリティ保護のためのファイアウォール
44が設けられている。ファイアウォール44とルータ
45とを介してインターネット30に接続されているL
AN47には、画像処理装置42、クライアントPC4
3等が接続されている。LAN47には複数の画像処理
装置を接続することが可能である。LAN47に接続さ
れている各画像処理装置は管理ユニットを介して接続さ
れており、例えば画像処理装置42は管理ユニット41
を介してLAN47に接続されている。もっともこれら
はユーザサイト40の構成の一例であり、クライアント
PCを備えていないユーザサイトもあり得る。
【0016】ユーザサイト40に備えられているメール
サーバ46は、ファイアウォール44に接続されてお
り、クライアントPC43や管理ユニット41等に対し
て電子メールの送受信サービスを提供する。なお、メー
ルサーバを備えていないユーザサイトのクライアントP
Cや管理ユニットは外部のメールサーバ、例えばインタ
ーネットサービスプロバイダ(以下、「ISP」と表記
する。)が保有するメールサーバを利用することもでき
る。
【0017】後に詳細に説明するが、本実施の形態にお
いてファームウェアを送信するに際しては、新たなファ
ームウェアに加えて、ファームウェアの更新処理を実行
する前後、若しくは前後のいずれかにユーザサイト40
側で実行すべき処理を記述した制御プログラム(以下、
「スクリプト」という。)を送信する。従って、本実施
の形態のユーザサイトは電子メールを利用してファーム
ウェア及びスクリプトの受信を行なう機能を有すること
が要求される。ファームウェアとスクリプトとを併せて
送信するには、例えばいわゆるファイル圧縮ソフトウェ
ア(以下、「圧縮ソフト」という。)を用いてファーム
ウェアとスクリプトとのそれぞれが格納された複数のフ
ァイルをまとめて圧縮し、電子メールに添付する方法が
考えられるが、これに限定されるわけではない。
【0018】本実施の形態での電子メールを利用したフ
ァイルの送受信には、例えばSMTP(シンプル・メー
ル・トランスファー・プロトコル:RFC821等)、
MIME(マルチプル・インターネット・メール・エク
ステンション:RFC1521等)やPOP3(ポスト
・オフィス・プロトコル・バージョン3:RFC172
5、RFC1939等)などのプロトコルを利用するこ
とができる。
【0019】(2)画像処理装置の構成 次に画像処理装置42内のハードウェア構成について説
明する。なお画像処理装置42は、複写機やプリンタと
しての機能を兼ね備えた、いわゆるMFP(マルチファ
ンクショナル・プリンタ)であるが、本実施の形態の管
理システム10は、MFPの他にファクシミリ、複写
機、スキャナ、プリンタ等、管理ユニットの有無を問わ
ず管理することが可能である。
【0020】図2は、画像処理装置42のうち、特にフ
ァームウェアを実行して画像処理装置42の動作を制御
する4つの制御モジュールのハードウェア構成と各制御
モジュールの接続状態を示す図である。4つの制御モジ
ュールはそれぞれ固有の役割を果たしているが、ハード
ウェア構成はほぼ同様であって、CPUやメモリ等が内
部バスにて接続され、さらに内部バスに接続されたシリ
アルI/F(インターフェース)等により他の制御モジ
ュールとシリアル通信する他、個別の機能に対応するG
A(ゲートアレイ)等が内部バスに接続されて構成され
ている。
【0021】さらに、制御モジュールごとのファームウ
ェアを格納したフラッシュROM、作業用メモリとして
のSRAM(スタティックRAM)、動作設定等のパラ
メータを格納したNVRAM(不揮発性RAM)が内部
バスにそれぞれ接続されている。CPUはフラッシュR
OMからファームウェアを読み出し、これに従って処理
を実行する。
【0022】制御モジュール421はCPU4211、
フラッシュROM4212、SRAM4213、NVR
AM4214を備えている。また、他の制御モジュール
422等とシリアル通信するためのシリアルI/F42
15、4216や管理ユニット41と通信するためのシ
リアルI/F4217も内部バスに接続されており、さ
らに操作パネル4218も制御モジュール421の制御
下にある。
【0023】制御モジュール421は、管理ユニット4
1や操作パネル4218を介して、プリントジョブやコ
ピージョブ、或いはファームウェア更新ジョブを受け付
け、ジョブの実行に必要な処理を他の制御モジュール4
22、423、424に振り分けたり、各処理の順序や
タイミングを指示する等の全体制御の機能を有する。制
御モジュール422もCPU4221、フラッシュRO
M4222、SRAM4223、及びNVRAM422
4を内部バスに接続したハードウェア構成を有してお
り、さらに制御モジュール421、424とシリアル通
信するためのシリアルI/F4225、4226を備え
ている。また、プリント負荷を制御するためのプリント
負荷制御部I/OGA4227を備えている。
【0024】制御モジュール422は、感光体ドラム上
に潜像を形成し、これを現像して記録シートに転写し、
転写したトナー像を定着して記録シートを排出するまで
の一連のプリント動作にかかわるレーザダイオードの点
灯制御、ポリゴンミラーや搬送ローラの駆動等の制御を
制御モジュール421からの指示に基づいて実行する。
【0025】制御モジュール423も、CPU4231
等を内部バスに接続した構成を有しており、さらに原稿
画像を読み取るためのイメージリーダ(IR)の動作を
制御するためのIR負荷制御部I/OGA4235を備
えている。また、制御モジュール421と通信するため
のシリアルI/F4236が内部バスに接続されてい
る。
【0026】制御モジュール423は、IR負荷制御部
I/OGA4235を介して、原稿の紙送りをする搬送
モータを制御したり、イメージリーダを駆動する駆動モ
ータや原稿面を照射するランプの点灯を制御したりす
る。そして、この制御は、操作パネル4218にて入力
された指示に基づいて制御モジュール421が発行する
制御命令に従って実行される。
【0027】制御モジュール424も、CPU4241
等を内部バスに接続した構成を有しており、制御モジュ
ール422と通信するためのシリアルI/F4245を
備えている。更に画像補正制御部GA4246が内部バ
スに接続されており、CPU4241の制御下、制御モ
ジュール424の固有の機能を実行する。具体的には、
制御モジュール424は、制御モジュール422を介し
て、制御モジュール421からプリントジョブに係る画
像データを受け取ったり、或いは制御モジュール423
からのコピージョブに係る画像データを受け取ったりし
て、これらの画像データにシェーディング補正やγ補正
等の画像処理を施し、制御モジュール422にプリント
出力させる。
【0028】(3)管理ユニット41の構成 次に、管理ユニット41の構成について説明する。な
お、管理システム10を構成する画像処理装置には、画
像処理装置42のように管理ユニット41が外付けされ
ているものもあれば、管理ユニット41に相当する機能
を内蔵した画像処理装置もある。ここでは、画像処理装
置42に外付けされた管理ユニット41を例として、そ
の構成について説明する。
【0029】図3は、管理ユニット41の構成を示す図
である。同図に示されるように、管理ユニット41は、
制御プログラムを格納したEPROM418、作業用メ
モリであるSRAM417、各種設定値等を格納したN
VRAM415が内部バスに接続されて構成されてお
り、CPU419は前記制御プログラムを読み出して処
理を実行する。
【0030】なお、NVRAM415に格納されている
各種設定値としては、管理ユニット41及びメールサー
バ46のIPアドレス、メールサーバ46から電子メー
ルをダウンロードする際に必要となるアカウント名、パ
スワード等がある。また、内部バスにはNIC(ネット
ワーク・インターフェース・カード)412が接続され
ており、LAN47等を介してインターネット30に接
続し、電子メールの送受信を行うことができる。さら
に、制御モジュール421とシリアル通信するためのシ
リアルI/F411も内部バスに接続されており、シリ
アルI/F411と、制御モジュール421のシリアル
I/F4217とがシリアルケーブル(クロスタイプ)
にて接続されている。
【0031】同じく内部バスに接続された電源IO41
3は、画像処理装置42への電力供給を入り切りする電
磁スイッチを制御して、画像処理装置42を再起動等さ
せるためのIOである。なお、電力供給を制御するのに
替えて、各制御モジュールのCPU4211、422
1、4231、4241のリセット端子に接続し、これ
により画像処理装置42を再起動させるようにしてもよ
い。
【0032】また、管理ユニット41は、プリントジョ
ブに供されるべき画像データや、ファームウェア更新ジ
ョブに係るファームウェアを一時的に保持するための固
定記憶装置416を備えている。なお、固定記憶装置4
16は不図示の固定記憶装置接続I/Fを介して内部バ
スに接続されており、CPU419は当該固定記憶装置
接続I/Fに指示することにより、固定記憶装置416
にアクセスする。
【0033】さらに管理ユニット41はタイマ414を
備えており、例えば、電子メールの受信の有無を確認し
てダウンロードするためにメールサーバ46にアクセス
するタイミングを取得したり、電子メールの送受信に用
いるSMTP、POP3等の下位層プロトコルであるT
CP(トランスミッション・コントロール・プロトコ
ル)によるパケット再送制御に必要なタイムアウトを検
出するために用いられる。
【0034】また、管理ユニット41は操作パネル42
0を備えている。本実施の形態の操作パネル420は、
いわゆるカラー液晶タッチパネルであり、管理ユニット
41は操作パネル420を用いて、設定入力を受け付け
たりエラー表示を行なったりすることができる。 (4)ホストコンピュータ21の構成 次に、サービスセンタ20に配備され、ユーザサイト4
0等に設置された画像処理装置を管理するホストコンピ
ュータ21の構成について説明する。なお、本実施の形
態では、シングルプロセッサ構成の場合について説明す
るが、管理する画像処理装置が多数である等の場合には
マルチプロセッサ構成としてもよい。
【0035】図4は、ホストコンピュータ21の構成を
示す図である。同図に示されるようにホストコンピュー
タ21は、本体部214と、これに接続された周辺機器
であるディスプレイ211、キーボード212、マウス
213からなっている。本体部214は、CPU214
4、ROM2145、RAM2146等を内部バスにて
接続した構成を有している。
【0036】本体部214は、周辺機器との接続インタ
ーフェースとして、ディスプレイ211に画像出力する
ための表示制御部2141、キーボード212やマウス
213からの入力を受け付けるための入力制御部214
2、LAN22に接続するためのNIC2143を備
え、これらも内部バスに接続されている。不図示のイン
ターフェース部を介して内部バスに接続された固定記憶
装置2147には、本実施の形態においてファームウェ
ア及びスクリプトを添付した電子メールの送信対象とな
る、ホストコンピュータ21の管理下にある各画像処理
装置の電子メールアドレスを含む情報を、画像処理装置
ごとに記憶する送信先データベースを格納している他、
実際に送信されるファームウェア及びスクリプトが格納
される。
【0037】ホストコンピュータ21には、例えばDB
MS(データベース管理システム)がインストールされ
ており、オペレータは当該DBMSを介して前記送信先
データベースにアクセスすることができるが、DBMS
を介さず他の手段でアクセスするようにしても構わな
い。また、DBMSの種類として、本実施の形態ではR
DBMS(リレーショナルDBMS)を用いるものとす
るが、他の種類のDBMSを用いてもよい。
【0038】(5)ホストコンピュータ21の処理内容 以上のような構成を有する管理システム10に関し、以
下、具体的な処理内容について説明するが、まず、サー
ビスセンタ20に設置されているホストコンピュータ2
1の処理内容について、特にファームウェア更新のため
の電子メール送信処理に関する部分について説明する。
図5は、ホストコンピュータ21の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【0039】ホストコンピュータ21は電源の投入によ
り処理を開始し、まず初期化処理を行なう(S1)。初
期化処理の内容としては、ROM2145から読み出し
たブートプログラムによるRAM2146の初期化など
のハードウェアの初期化、OS(オペレーティング・シ
ステム)や必要なアプリケーションプログラムの起動、
ディスプレイ211への初期画面の表示などが含まれ
る。
【0040】初期化処理を終了すると、ホストコンピュ
ータ21は入力待ち状態となる。この状態において、ホ
ストコンピュータ21は、ファームウェアの更新に関す
る入力、即ち「通信設定処理」、「画像処理装置登録処
理」、「ファームウェア送信処理」の各指示を、キーボ
ード212上に配列されたファンクションキーF1〜F
3により受け付ける。
【0041】ホストコンピュータ21は、F1キーが押
下されたのを検出すると(S2:Yes)、通信設定処
理を行う(S3)。具体的には、キーボード212など
を介して、電子メールの送信に必要なパラメータの設
定、例えば、サービスセンタ20側のLAN22に接続
されたメールサーバ23のIPアドレス、ホストコンピ
ュータ21の電子メールアドレス等の入力を受け付け、
固定記憶装置2147に格納する。
【0042】F1キーが押下されていない場合(S2:
No)に、F2キーが押下されたことを検出すると(S
4:Yes)、画像処理装置登録処理を行う(S5)。
具体的には、ファームウェアを送信すべき画像処理装置
の電子メールアドレスや、画像処理装置内の各制御モジ
ュールの識別子、送信すべきファームウェア、スクリプ
ト等のファイル名、その画像処理装置のユーザの名称、
住所、電話番号等の情報の入力を受け付け、それらの情
報を固定記憶装置2147の送信先データベースに格納
する。
【0043】前記の通り、本実施の形態でホストコンピ
ュータ21が固定記憶装置2147に保持しているデー
タベースはいわゆるリレーショナルデータベースであっ
て、情報がテーブルの形式で記憶されている。図6は、
上記送信先データベースの内容の一例を示す図である。
同図に示されるように、送信先データベースでは、管理
システム10による管理の対象である画像処理装置のそ
れぞれに固有の識別子(以下、「装置ID」という。)
を付与し、さらに画像処理装置が複数の制御モジュール
を有している場合には、それぞれに制御モジュールの識
別子を付与して、これらをキーとし、各画像処理装置、
制御モジュールごとにデータを管理している。データの
項目としては、送信先の「電子メール・アドレス」、
「圧縮ファイル名」、「ファームウェアファイル名」、
「前スクリプトファイル名」、「後スクリプトファイル
名」及びその他の情報を含んでいる。
【0044】「制御モジュール識別子」は、画像処理装
置42の如く、一の画像処理装置が複数の制御モジュー
ルを有する場合に、ファームウェアファイル名により指
定されるファイルに含まれるファームウェアが、どの制
御モジュールを制御するものであるかを識別するための
識別子である。「圧縮ファイル名」としては、ファーム
ウェアを送信する際に、ファームウェアとスクリプトと
をあわせて圧縮する場合の圧縮後のファイル名が保持さ
れる。本実施の形態では、電子メールにファームウェア
を添付すべくテキストに変換する前に、いわゆる圧縮ソ
フトウェアを用いてファームウェアとスクリプトとをあ
わせて圧縮し、一つのファイルを作成した後でテキスト
に変換するという方法をとるからである。
【0045】ここで、ファームウェアは通常バイナリデ
ータの形式で作成され、図6の例では、例えば「Fir
mwr1.dat」というように、圧縮ファイル名と同
じ名称であって拡張子が異なるファイル名のファイルに
元のファームウェアを格納することができる。スクリプ
トは通常テキストデータの形式で保存され、「前スクリ
プトファイル名」、「後スクリプトファイル名」で指示
されるファイル名のファイルに格納される。「前スクリ
プトファイル名」で指定されるファイルには、ファーム
ウェアの更新前に実行させるべき処理を記述したスクリ
プトを保持し、「後スクリプトファイル名」で指定され
るファイルファームウェアの更新後に実行させるべき処
理を記述したスクリプトを保持する。
【0046】なお、ファイルの圧縮には、各種の圧縮ソ
フトウェアを用いることができ、圧縮後のファイルの拡
張子はlzhに限定されず、電子メールを受信した画像
処理装置の側での解凍が可能である限り、lha、zi
p、gz、sit、cpt等、圧縮方式に対応して任意
のものを用いることができる。以下、図6の例につい
て、装置ID「1」、制御モジュール識別子「1」の場
合を例としてより具体的に説明する。この場合の例で
は、バイナリデータのファームウェアを格納するファイ
ル(ファイル名「Firmwr1.dat」)、ファー
ムウェア更新前に画像処理装置において実行されるべき
処理が記述されたスクリプトを格納するファイル(ファ
イル名「Bscript1.txt」)、及びファーム
ウェア更新後に画像処理装置において実行されるべき処
理が記述されたスクリプトを格納するファイル(ファイ
ル名「Ascript1.txt」)の三つのファイル
が圧縮ソフトウェアによりあわせて圧縮され、圧縮ファ
イル(ファイル名「Firmwr1.lzh」)が生成
される。生成された圧縮ファイルはバイナリデータの形
式であるから、これを、例えばbase64などの方法
でテキストに変換した後、電子メールに添付されること
になる。
【0047】なお、スクリプトによる処理は、上記の例
のようにファームウェアの更新前後の両方に実行される
場合もあるし、前後のいずれかのみに実行される場合も
ある。また、「その他の情報」としては、画像処理装置
のユーザの名称、住所、電話番号等の情報がテキストデ
ータとして格納されている。もっとも、これら「ユーザ
の名称」、「住所」等をそれぞれ別項目としてもよいこ
とは勿論である。
【0048】図5のフローチャートに戻って、F2キー
も押下されていない場合(S4:No)、F3キーが押
下されたのを検出すると(S6:Yes)、ファームウ
ェア送信処理を行う(S7)。具体的には、ファームウ
ェア及びスクリプトを、上記したような方法により、電
子メールを利用して画像処理装置に対して送信し、ファ
ームウェアの更新を促す。
【0049】ここで、ファームウェア送信処理(S7)
の内容について説明する。図7は、ファームウェア送信
処理の詳細な内容を示すフローチャートである。ファー
ムウェア送信処理では、まずホストコンピュータ21
が、ファームウェア送信の対象となる画像処理装置の装
置ID及び制御モジュール識別子の指定を受け付ける
(S10)。より具体的には、ホストコンピュータ21
は、キーボード212等を介して、ファームウェアの送
信対象を特定する情報として、装置ID、制御モジュー
ル識別子等の入力を受け付ける。ホストコンピュータ2
1は、入力されたデータをキーとして送信先データベー
スを読み出し、当該データに対応する登録情報を含むレ
コードを読み出す(S11)。
【0050】次にホストコンピュータ21は、登録情報
に従い、固定記憶装置2147からファームウェア及び
スクリプトのファイルを読み出す(S12)。そして読
み出されたファイルを圧縮ソフトウェアによりまとめて
圧縮し(S13)、単一の圧縮ファイルを生成する(S
14)。ファイル名は、登録情報に従って付けられる。
【0051】圧縮ファイルはバイナリデータの形式で作
成されるため、ホストコンピュータ21は、得られた圧
縮ファイルをBase64等の方式によりテキストデー
タに変換する(S14)。また、ホストコンピュータ2
1は、得られた登録情報のレコードから電子メールアド
レスを読み出し、当該電子メールアドレスを宛先とする
電子メールメッセージを作成する(S15)。この電子
メールメッセージには、圧縮ファイルの内容、即ち、新
たなファームウェア及びスクリプトの内容が添付され
る。
【0052】ホストコンピュータ21は、圧縮ファイル
の内容を添付した電子メールメッセージをメールサーバ
23に送信する(S16)。即ち、図5のステップS3
にて設定されるメールサーバ23のIPアドレス等を参
照して、メールサーバ23との間にTCPセッションを
確立し、SMTPに従ってメールサーバ23に電子メー
ルメッセージを送付する。
【0053】以後、図5のフローチャートに戻り、ステ
ップS6にてF3キーが押下されていない場合(S6:
No)、若しくはファームウェア送信処理の終了後に
は、ステップS2へと戻り、繰返しファンクションキー
F1〜F3の押下をチェックする。 (6)圧縮ファイルの内容が添付された電子メールメッ
セージについて ここで、圧縮ファイルの内容、即ちファームウェア及び
スクリプトの内容が添付された電子メールメッセージに
ついて説明する。本実施の形態において、電子メールメ
ッセージのフォーマットはRFC822に準拠する。図
8は、ファームウェア等が添付された電子メールメッセ
ージの内容について説明するための図である。
【0054】図8において、電子メールメッセージはR
FC822の規定に従い、メッセージ・ヘッダ部とメッ
セージ・ボディ部とから成っており、メッセージ・ヘッ
ダ部とメッセージ・ボディ部との間はNULL行によっ
て区画されている。なお、NULL行とはCRLF(キ
ャリッジ・リターン・アンド・ライン・フィールド)の
みを含む行をいう。
【0055】メッセージ・ヘッダ部には、所定のヘッダ
・フィールドを備えている。具体的には、RFC822
に規定された「From」、「To」、「Date」、
「Subject」に加えて、RFC1521に規定さ
れる「MIME−Version」、「Content
−Type」、及び「Content−Descrip
tion」の3つのヘッダ・フィールドを有している。
各ヘッダ・フィールドはコロン(:)で区画されたフィ
ールド名とフィールド・ボディから成っている。
【0056】図8の例では、「Content−Typ
e」フィールドのフィールド・ボディ部は、「mult
ipart/mixed」として、メッセージ・ボディ
部を複数のパートに分割している旨を表示する。また、
これに続くセミコロン(;)の後には、パートの境界を
表す「boundary」パラメータとして所定の文字
列(同図の例では「5kvrZF/hrA」)が表示さ
れている。また、「Content−Descript
ion」フィールドのフィールド・ボディには「Fir
mware」と表示されている。これは電子メールメッ
セージにファームウェアが含まれていることを示すもの
である。
【0057】次にメッセージ・ボディ部について説明す
る。メッセージ・ボディ部には、メッセージ・ヘッダ部
の「Content−Type」フィールドに表示され
たBoundaryパラメータ(図8の例では「5kv
rZF/hrA」)の先頭部分に「――」を挿入した文
字列(図8の例では「――5kvrZF/hrA」)に
より各パートの開始部分である旨を表示する。
【0058】Boundaryパラメータの文字列に引
き続く行では、そのパートに格納されたデータの属性を
表示するために、「Content−Type」と「C
ontent−Transfer−Encoding」
という二つのヘッダ・フィールドが配されている。ここ
での「Content−Type」フィールドのフィー
ルド・ボディには、そのパートに格納されたデータが典
型的には解釈されないバイナリ・データ若しくはアプリ
ケーションによって処理される情報であることを示す
「application」が表示されている。
【0059】これに続くスラッシュ(/)の後には、当
該データがメーラによっては解釈されないバイナリデー
タであることを表すサブタイプ名「octet−str
eam」が表示されている。さらにセミコロンの後に
は、添付されているバイナリデータを内容とする圧縮フ
ァイルのファイル名(図8では、「Firmwr1.l
zh」)が表示されている。
【0060】なお、RFC822は、電子メールはテキ
スト行からなる旨を規定しており、圧縮ファイル等のバ
イナリデータを添付する場合には、それをテキストデー
タに変換しなければならないことから、次の行に配され
ている「Content−Transfer−Enco
ding」フィールドのフィールド・ボディには、デー
タの符号化方式を表す「base64」が表示されてい
る。これにより、圧縮ファイルがBase64方式に従
ってUS−ASCII文字に変換されていることがわか
る。
【0061】これらの二つのヘッダ・フィールドに引き
続く行には、Base64方式に従ってUS−ASCI
I文字に変換された圧縮ファイルのデータが格納され
る。なお、符号化方式はBase64方式に限定され
ず、Uuencode方式やBinHex方式を用いる
ことも可能である。メッセージ・ボディ部の終端には、
メッセージ・ヘッダ部の「Content−Type」
フィールドに表示されたBoundaryパラメータ
(図8の例では「5kvrZF/hrA」)の前後にそ
れぞれ「――」を挿入した文字列(図8の例では「――
5kvrZF/hrA――」)により終端である旨を表
示する。
【0062】(7)管理ユニット41の処理内容 次に、ユーザサイト40に設置された管理ユニット41
の処理内容について説明する。図9は、特に管理ユニッ
ト41が電子メールメッセージを受信する際の処理内容
について説明するためのフローチャートである。管理ユ
ニット41は電源を投入されると処理を開始して、メモ
リの初期化やパラメータの初期化等を含む初期化処理を
実行する(S20)。
【0063】管理ユニット41は操作パネル420に設
けられた設定キーが押下されたか否かを検出する。そし
て、設定キーが押下されていた場合には(S21:Ye
s)、管理ユニット41は、通信設定処理を行う(S2
2)。具体的には、管理ユニット41は、操作パネル4
20を介して管理ユニット41が電子メールメッセージ
を送受信するために必要なパラメータの設定を受け付け
る。即ち、管理ユニット41は、操作パネル420を介
して、メールサーバ46のIPアドレス、電子メール・
アカウント名とパスワード、メールサーバ46に電子メ
ールメッセージが入着しているか否かを定期的に確認す
る際の時間間隔等の設定入力を受け付ける。入力された
情報は、それぞれNVRAM415の所定アドレスに記
憶される。
【0064】設定キーが押下されていない場合(S2
1:No)、若しくは通信設定処理を終了した場合に
は、管理ユニット41はタイマ414を参照し、最後に
メールサーバ46にアクセスしてから所定の確認間隔時
間が経過したか否かを判定する(S23)。所定の確認
間隔時間とは、前記通信設定処理でNVRAM415に
格納されている値であって、メールサーバ46に電子メ
ールメッセージが入着しているか否かを定期的に確認す
る際の時間間隔である。所定の確認間隔時間を経過して
いた場合には(S23:Yes)、電子メール読み取り
処理を行う(S24)。
【0065】図10は電子メール読み取り処理の詳細な
内容を示すフローチャートである。電子メール読み取り
処理において、管理ユニット41は、まずメールサーバ
46との間でTCPコネクションを確立する(S3
0)。TCPコネクションを確立したら、POP3に従
い、メールサーバ46に新着メッセージ、即ち新たな電
子メールメッセージが入着したか否かを問い合わせる。
新着メッセージがある場合には(S31:Yes)、当
該メッセージを送付するようにメールサーバ46に要求
する(S32)。
【0066】管理ユニット41は新着メッセージを受け
取ると、現時刻を計時してNVRAM4214の所定ア
ドレスに格納する。続いて、管理ユニット41は受け取
った新着メッセージのメッセージ・ヘッダ部の「Con
tent−Description」フィールドを参照
して、そのフィールド・ボディに「Firmware」
と記載されているか否かをチェックする。
【0067】前記フィールド・ボディに「Firmwa
re」と表示されていたら、管理ユニット41は前記メ
ッセージにファームウェアを含む圧縮ファイルの内容が
添付されていると判定し(S33:Yes)、圧縮ファ
イルに相当するテキスト部分を取り出す(S34)。な
お、本実施の形態では、「Content−Descr
iption」フィールドのフィールド・ボディに「F
irmware」と記載されているか否かにより、ファ
ームウェア、スクリプトが含まれているか否かを判定し
たが、判定手法はこれに限定されず、「Subjec
t」フィールドの内容、添付されているファイル名等を
参照して判定するようにしてもよい。また、判定ミスの
防止のため、上記の判定手法を組合せて(例えば、「C
ontent−Description」フィールドの
内容とファイル名の両方を参照する。)判定するように
してもよい。
【0068】取り出されたUS−ASCIIデータはB
ase64方式に基づいて復号化され(逆Base64
変換)、元の圧縮ファイル(図8の例ではファイル名=
「Firmwr1.lzh」)に戻される(S35)。
この圧縮ファイルを解凍することにより、スクリプトと
ファームウェアが得られる。スクリプトについては、ス
クリプトによる処理をファームウェア更新の前後のいず
れか、若しくは両方に行なう場合により、1又は2のフ
ァイルが生成される。スクリプトは、通常はテキストデ
ータで作成されており、更新前のファームウェアに含ま
れるインタプリタ等を利用して、そのまま実行させるこ
とができる。
【0069】管理ユニット41は、バイナリデータのチ
ェックサムを計算して、NVRAM415の所定アドレ
スに格納する(S36)。なお、圧縮ファイルのサイズ
が大きく単一の電子メールメッセージに添付できない場
合、複数の電子メールメッセージに分割して送信される
場合があるが、その場合の処理については後述する。次
に、逆Base64変換により得られたバイナリデータ
に、「Subject」フィールドのフィールド・ボデ
ィに示された制御モジュールの識別子を付し、シリアル
I/F411を介して画像処理装置42に送信する(S
37)。
【0070】以上のようにファームウェア等のダウンロ
ードを行なった後、管理ユニット41は、POP3に従
い、メールサーバ46からダウンロード済みの電子メー
ル・メッセージを削除する(S38)。そして、メール
サーバ46との間のTCPコネクションを切断して(S
39)、処理を終了する。新着メッセージがない場合
(S31:No)、若しくは新着メッセージがあっても
ファームウェアが添付されていない場合には(S33:
No)、直接ステップS39へと進み、メールサーバ4
6との間のTCPコネクションを切断して、電子メール
読み取り処理を終了する。電子メール読み取り処理を終
了した後は、図9のフローチャートに戻り、再度設定キ
ーの押下を検出する(S21)。
【0071】なお、メールサーバ46からダウンロード
済みの電子メール・メッセージを削除する処理につい
て、添付ファイルによる処理(スクリプトによる処理、
ファームウェアの更新等)が画像形成装置側で完了した
場合に削除するようにしてもよい。ファームウェアの更
新の失敗は、チェックサムにて判断可能な場合(例えば
データ化け)だけでなく、更新途中で画像形成装置の電
源がオフされた場合等にも生じ得ることから、そのよう
な場合にメールサーバ46に電子メール・メッセージを
残しておき、再度電源がオンされたときに電子メール・
メッセージを取得するようにすることなども考えられる
からである。
【0072】また、電子メール・メッセージの削除は、
必ずしもダウンロードの際に行う必要はなく、ダウンロ
ードの際には電子メール・メッセージを残しておき、所
定時間ごとに削除の処理を行うようにしたり、電源投入
時に処理済みの電子メール・メッセージを削除するよう
にすることもできる。 (8)画像処理装置42の処理内容 次に、画像処理装置42において行われるファームウェ
ア書き換え処理の具体的な内容について説明する。図1
1は、画像処理装置42において実行される処理の内容
を示すフローチャートである。画像処理装置42は電源
投入とともに処理を開始し、各メモリの内容の初期化や
標準モードの設定等の初期化処理を行う(S40)。な
お、この初期化処理は、制御モジュール421〜424
のそれぞれにおいて個別に実行される。
【0073】初期化処理が終了すると、画像処理装置4
2は管理ユニット41によりファームウェアの受信がさ
れるまで、通常の処理を繰り返し実行する。具体的に
は、画像処理装置42は、操作パネル4218や画像処
理装置42内の各センサからの信号、或いは管理ユニッ
ト41から送信されてくるプリントジョブ等の入力を受
け付ける。
【0074】画像処理装置42は入力を受け付けると、
これに続いてコピー制御を実行する(S42)。ここ
で、コピー制御とは画像形成動作時に必要な処理の総称
であって、例えば給紙制御、操作制御、感光体ドラム制
御、現像器制御等の各部の制御、或いは管理ユニット4
1からのプリントジョブ等の処理である。制御ユニット
421〜424が連携してこれらのコピー制御を実行す
る。
【0075】通常の処理(S41、S42)を終了した
後、画像処理装置42は管理ユニット41からファーム
ウェア等を受信し、ファームウェアの書き換え指示を受
けたか否かを判定する(S43)。ファームウェアの書
き換え指示を受けていない場合には(S43:No)、
ステップS41に戻って通常の処理を継続する。ファー
ムウェアの書き換え指示を受けた場合(S43:Ye
s)には、ファームウェア書き換え処理を実行する(S
44)。以下、ファームウェア書き換え処理の詳細な内
容について説明する。
【0076】図12は、ファームウェア書き換え処理の
詳細な内容を示すフローチャートである。ファームウェ
ア書き換え処理においては、まず、管理ユニット41か
ら、ファームウェアの更新前に実行する必要がある処理
を記述する更新前スクリプトが送信されているか否かが
判断される(S50)。更新前スクリプトが送信されて
いる場合には(S50:Yes)、画像処理装置42
は、当該更新前スクリプトにより記述される更新前処理
を実行する(S51)。更新前処理の具体的な内容とし
ては、例えば、初期設定値が変更されて使用されている
場合、当該内容をSRAM4123等の所定領域に一旦
退避させる処理や、画像処理装置42においてエラー状
態(例えば原稿サイズの検出エラー等)が発生している
場合に当該エラー状態から復帰させるエラー処理などが
考えられるが、これらに限定されず、画像処理装置42
側で実行することが可能である限り、柔軟な前処理を行
うことが可能である。なお、本実施の形態では、テキス
トで表されたスクリプトを送信し、当該スクリプトに記
述された処理を更新前のファームウェアに含まれるイン
タプリタ言語を用いて実行する方法をとるが、送信され
る制御プログラムはバイナリコードによるものでもよ
い。
【0077】次に画像処理装置42では、管理ユニット
41からのファームウェア書き換え指示において指定さ
れた書き換え対象となる制御モジュールの識別子を参照
し、新たなファームウェアで、当該識別子に対応するフ
ラッシュROMの書き換えを行う(S52)。具体的に
は、当該識別子が制御モジュール421を示している場
合には、管理ユニット41から受け付けたファームウェ
アを、制御モジュール421のフラッシュROM421
2の所定アドレスに格納する。他の制御モジュールにつ
いても同様であり、識別子に応じて新たなファームウェ
アを対応する制御モジュールにシリアル送信し、フラッ
シュROMの書き換え処理を行う。
【0078】例えば圧縮ファイル中に複数の制御モジュ
ールに対応するファームウェアが含まれている場合もあ
ることから、画像処理装置42は、新たなファームウェ
アが送信されているにもかかわらず、まだ書き換えの終
了していない、未処理の制御モジュールが残っているか
否かを判定する(S53)。未処理の制御モジュールが
ある場合には(S53:Yes)、当該制御モジュール
についてフラッシュROMの書き換えを行い(S5
2)、ファームウェアを更新する。
【0079】全ての制御モジュールについて更新が終了
すると(S53:No)、画像処理装置42は、ファー
ムウェア更新の後に実行すべき処理を記述する更新後ス
クリプトを受信したか否かを判定し(S54)、更新後
スクリプトが存在する場合には(S54:Yes)、更
新後処理を実行して(S55)、ファームウェア書き換
え処理を終了する。更新後処理としては、具体的には、
前処理にて退避された内容(カスタマイズされた内容な
ど)を、新たなファームウェアに適合するように変換す
る処理や、一旦退避された内容を適切なアドレス領域に
格納する処理等が考えられるが、これらに限定されるわ
けではない。
【0080】以上のようなファームウェア書き換え処理
を行なった後、図11のフローチャートに戻って、画像
処理装置42は書き換え後のファームウェアによる動作
を行うために自らの再起動を行う(S45)。この再起
動に際して、画像処理装置42はNVRAM4214の
所定アドレスの部分(以下、「書き換えフラグ」とい
う。)にTrueをセットする。これは再起動後に画像
処理装置42において、当該再起動がファームウェアの
書き換えに起因してなされたものであるか否かを判定す
るためである。
【0081】(9)圧縮ファイルの分割送信について 次に、ファームウェア及びスクリプトの内容を含む圧縮
ファイルを分割送信する場合について説明する。このよ
うな分割送信を考慮する必要があるのは、一般にメール
サーバの容量オーバーの防止やネットワークの負荷の軽
減の観点から、単一の電子メールに添付できるファイル
のサイズには制限が課せられていることが多く、ファー
ムウェアのサイズが大きい場合には圧縮しても、なお、
上記の制限されたサイズを超える可能性が考えられるか
らである。
【0082】圧縮ファイルの分割送信に際しては、複数
の制御モジュールに対応するファームウェアを送信する
に際して制御モジュールごとに分割する方法(この場
合、スクリプトはいずれかのファームウェアとともに送
信することとなる。)、若しくは、複数のファームウェ
アを含む単一の圧縮ファイルを、一定のデータサイズご
とに分割する方法が考えられる。ここでは、まず、制御
モジュールごとに送信する場合の具体的な処理内容につ
いて簡単に説明する。
【0083】予めファームウェアの書き換え順序が決定
されている場合(例えば、制御モジュール421、42
2、423、424の順に書き換えることが決まってい
る場合)、管理ユニット41は、書き換える順序をNV
RAM415に記憶しておく。図13は、ファームウェ
アを分割送信する際に、サービスセンタ20、メールサ
ーバ46、及び管理ユニット41の間で実行される通信
手順を示したシーケンス図である。この例では、管理ユ
ニット41は、破線矢印で示したように、メールサーバ
46に電子メールメッセージが入着しているか否かを定
期的にチェックするものとする。
【0084】メールサーバ46に制御モジュール421
のファームウェアが入着していたら、これをダウンロー
ドする。そして、制御モジュール421についてファー
ムウェア書き換え処理を実行する。制御モジュール42
1についてのファームウェア書き換え処理の前若しくは
後に実行すべき処理を記述したスクリプトが添付されて
いる場合には、当該スクリプトに基づく処理を行うこと
も可能である。制御モジュール421においてファーム
ウェア書き換え処理が実行された場合、画像処理装置4
2は、フラッシュROM4212の内容を読み出してチ
ェックサム値を計算し、これを管理ユニット41へ送信
する。
【0085】管理ユニット41は、サービスセンタ20
からファームウェアを受け付けた際に、併せて当該ファ
ームウェアのチェックサム値も受け付けており、制御モ
ジュール421から受け付けたチェックサム値とサービ
スセンタ20から受け付けたチェックサム値を比較し
て、これらが一致していたら、サービスセンタ20のホ
ストコンピュータ21に向けて、次のファームウェアを
要求する電子メールメッセージを送信する。
【0086】図14は、管理ユニット41がサービスセ
ンタ20に送信する電子メールメッセージの内容の一例
を示す図である。この電子メールメッセージのメッセー
ジボディ部には、ファームウェアを書き換えた装置のI
D、制御モジュール識別子、及びバージョン情報(図1
4においては「model1_module1_v1
0」、即ち機種ID「1」、制御モジュール識別子
「1」、バージョン番号「10」を含んでいる。)が表
示されている。
【0087】また、続く二つの行には、サービスセンタ
20に対する要求事項(図14においては「FW_do
wnload」、即ち次のファームウェアの送信要求で
ある。)、及びファームウェア書き換え処理の結果(図
14では「OK」、即ち書き換え成功。なお、書き換え
失敗の場合は「NG」。)が表示されている。更に、こ
れらのデータは所定の文字列により(図14では、「#
XXXXXX_start」等。)により電子メールメ
ッセージの他の部分と区画されている。
【0088】なお、上記二つのチェックサム値が一致し
ない場合には、上記の書き換え結果を「書き換え失敗」
として、サービスセンタ20に宛てて電子メールメッセ
ージを送信する。従って、チェックサム値の一致、不一
致の別にかかわらず、管理ユニット41からサービスセ
ンタ20に向けて電子メールメッセージが送信されるこ
とになる。
【0089】当該電子メールメッセージはメールサーバ
46を経由してサービスセンタ20に送信される。サー
ビスセンタ20はこの電子メールメッセージを受け付け
ると、書き換え結果が「書き換え成功」ならば、制御モ
ジュール422のファームウェア、及び必要に応じて所
定のスクリプトを添付した電子メールメッセージを管理
ユニット41に向けて送信する。
【0090】また、図示はしないが、電子メールメッセ
ージのメッセージボディ部を参照して、書き換え結果が
「書き換え失敗」である場合には、制御モジュール42
1のファームウェア及び、必要に応じて処理のスクリプ
トを添付した電子メールメッセージを管理ユニット41
に対して再度送信する。この間も、管理ユニット41は
メールサーバ46に定期的にアクセスして、電子メール
メッセージの確認を行う。管理ユニット41は、制御モ
ジュール422のファームウェアを添付された電子メー
ルメッセージが入着したのを確認したら、これをダウン
ロードしてファームウェアの書き換え処理を実行する。
【0091】以上のような手順に従って、制御モジュー
ル421〜424のファームウェアが順番にサービスセ
ンタ20から管理ユニット41に対して送付される。こ
のようにすれば、制御モジュール421〜424のファ
ームウェアを一括して送信した場合に比べて管理ユニッ
ト41に実装される記憶装置の要領を節約することがで
きる。
【0092】なお、電子メールメッセージを中継するメ
ールサーバは、メールアカウントごとに保持する電子メ
ールメッセージの総容量の制限が設けられているのが一
般的であり、メールサーバ46にも画像処理装置42あ
ての電子メールメッセージを保持するデータ量に上限を
有している。これに対して、ファームウェアを分割送信
すれば、同時に一つの制御モジュールに対応するファー
ムウェアしかメールサーバ46に蓄積されないので、前
記のような総容量制限によりメールサーバ46が電子メ
ールメッセージの蓄積を拒絶するような事態を回避する
ことができる。
【0093】以上は、ファームウェアを制御モジュール
ごとに分割して送信する場合の例であるが、分割の方法
はこれに限らず、例えば所定のデータサイズごとに分割
して送信することもできる。係る場合について、以下に
説明する。所定のデータサイズごとに分割する場合に
は、分割されたファームウェアを受信側の管理ユニット
41にて再結合し、元のファームウェアを復元できるよ
うにすることが必要である。このために、電子メールメ
ッセージに以下のような情報を付加するとよい。
【0094】図15は、所定のデータサイズに分割され
たファームウェアを添付された電子メールメッセージの
一例について、その主要な部分を示す図である。同図に
示されるように、電子メールメッセージのメッセージ・
ヘッダ部に含まれるヘッダ・フィールドのうち、Sub
jectフィールドのフィールド・ボディの末尾に
「(1/4)」という文字列が付加されている。
【0095】これは、元のファームウェアが4つに分割
されており、当該Subjectフィールドを有する電
子メールメッセージに添付されているデータは、4つに
分割されたファームウェアのうち、1番目の部分である
ことを表している。サービスセンタ20は、これに続い
て、ファームウェアの2番目の部分から4番目のそれぞ
れの部分を添付した電子メールメッセージを送信する。
【0096】これらの電子メールメッセージも上記と同
様に、メッセージヘッダ部のSubjectフィールド
の末尾にそれぞれ文字列「(2/4)」、「(3/
4)」、「(4/4)」が付加される。管理ユニット4
1は、分割されたファームウェアのすべての部分を受信
したのを確認した後、base64逆変換処理、圧縮フ
ァイルの解凍処理、ファームウェアの書き換え処理(ス
クリプトによる前後処理を含む。)を開始する。なお、
本実施の形態では、ファームウェアとスクリプトとをあ
わせて圧縮し、圧縮ファイルとした後にBase64方
式でテキストデータに変換しているため、分割された全
てのテキストデータを取得した後にバイナリデータへの
変換を行うことが好ましい。
【0097】以上に説明したように、メールサーバの制
限サイズに合わせてファームウェアの分割を行うことに
より、電子メールメッセージを中継するメールサーバで
受け取りを拒否されることなく、円滑にファームウェア
の書き換えを行うことができる。なお、上記の例では、
「Subject」フィールドのフィールド・ボディに
機種ID、制御モジュール識別子を記述し、さらに(1
/4)のような情報を付加することにより、分割された
圧縮ファイルの内容のそれぞれを対応づけるようにした
が、対応づけの方法はこれに限定されない。
【0098】また、複数の制御モジュールに対応する複
数のファームウェアを、対応するスクリプトとともに圧
縮して送信することも勿論可能である。この場合には、
管理ユニットないし画像処理装置の側で解凍後のファイ
ル名を識別し、制御モジュールごとに前処理、フラッシ
ュROMの書き換え、後処理等を行うこともできる。
【0099】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る画像処理装
置によれば、新たなファームウェアに、当該新たなファ
ームウェアへの更新処理を行う前後の少なくとも一方に
おいて画像処理装置側で実行すべき処理を記述した制御
プログラムが付加されている場合に、当該制御プログラ
ムに基づく処理を実行するので、例えばファームウェア
がカスタマイズされて使用されている場合等でも、適切
にファームウェアの更新を行なうことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の管理
システムの構成を示す図である。
【図2】画像処理装置42のうち、特にファームウェア
を実行して画像処理装置42の動作を制御する4つの制
御モジュールのハードウェア構成と各制御モジュールの
接続状態を示す図である。
【図3】管理ユニット41の構成を示す図である。
【図4】ホストコンピュータ21の構成を示す図であ
る。
【図5】ホストコンピュータ21の処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図6】送信先データベースの内容の一例を示す図であ
る。
【図7】ファームウェア送信処理の詳細な内容を示すフ
ローチャートである。
【図8】ファームウェア等が添付された電子メールメッ
セージの内容について説明するための図である。
【図9】特に管理ユニット41が電子メールメッセージ
を受信する際の処理内容について説明するためのフロー
チャートである。
【図10】電子メール読み取り処理の詳細な内容を示す
フローチャートである。
【図11】画像処理装置42において実行される処理の
内容を示すフローチャートである。
【図12】ファームウェア書き換え処理の詳細な内容を
示すフローチャートである。
【図13】ファームウェアを分割送信する際に、サービ
スセンタ20、メールサーバ46、及び管理ユニット4
1の間で実行される通信手順を示したシーケンス図であ
る。
【図14】管理ユニット41がサービスセンタ20に送
信する電子メールメッセージの内容の一例を示す図であ
る。
【図15】所定のデータサイズに分割されたファームウ
ェアを添付された電子メールメッセージの一例につい
て、その主要な部分を示す図である。
【符号の説明】
10 管理システム 20 サービスセンタ 21 ホストコンピュータ 23 メールサーバ 30 インターネット 40 ユーザサイト 41 管理ユニット 42 画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池ノ上 義和 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5B021 AA02 BB01 BB04 BB09 CC06 EE01 5B076 AC01 AC03 BB02 BB04 BB06 EA02 EA19 5C062 AA02 AA05 AA29 AB42 AB49 AC21 AC41 AC58 AF00 BA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファームウェアにより動作が制御される
    画像処理装置において、 外部から送信された新たなファームウェアを受信する受
    信手段と、 前記受信手段が受信した新たなファームウェアに、当該
    新たなファームウェアへの更新処理を行う前後の少なく
    とも一方において画像処理装置側で実行すべき処理を記
    述した制御プログラムが付加されている場合に、当該制
    御プログラムに基づく処理を実行する前後処理手段とを
    含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像処理装置の外部から、当該画像処理
    装置の動作を制御するファームウェアを送信する送信方
    法において、 新たなファームウェアと、当該新たなファームウェアへ
    の更新処理を行う前後の少なくとも一方において画像処
    理装置側で実行すべき処理を記述した制御プログラムと
    を添付した電子メールメッセージを生成する生成ステッ
    プと、 前記生成ステップにて生成した電子メールメッセージを
    画像処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特
    徴とするファームウェアの送信方法。
  3. 【請求項3】 前記生成ステップでは、 前記新たなファームウェアと前記制御プログラムとをま
    とめて圧縮する圧縮サブステップと、 前記圧縮サブステップでまとめられた内容を対応づけて
    分割する分割サブステップとを有し、 分割されたそれぞれの内容を添付した複数の電子メール
    メッセージを生成することを特徴とする請求項2に記載
    のファームウェアの送信方法。
  4. 【請求項4】 ファームウェアにより動作が制御される
    画像処理装置と、当該画像処理装置に新たなファームウ
    ェアを送信する管理装置とを含む画像処理装置の管理シ
    ステムにおいて、 前記管理装置は、 新たなファームウェアと、当該新たなファームウェアへ
    の更新処理を行う前後の少なくとも一方において画像処
    理装置側で実行すべき処理を記述した制御プログラムと
    を添付した電子メールメッセージを生成する生成手段
    と、 前記生成手段が生成した電子メールメッセージを画像処
    理装置に送信する送信手段とを含み、 前記画像処理装置は、 電子メールメッセージを受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した電子メールメッセージに、前記
    制御プログラムが含まれている場合に、当該制御プログ
    ラムに基づく処理を実行する前後処理手段とを含むこと
    を特徴とする画像処理装置の管理システム。
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