JP7166904B2 - 情報処理システム及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システム及び制御方法に関する。
一般に、複合機に代表されるデバイスは新規に導入される際に、顧客環境に応じた設定作業が必要となる。デバイスの設定作業には多くの時間と手間がかかる。そのため、複数台のデバイスに対し、同様の設定作業を行う場合には、予め設定に必要なソフトウエア及び設定情報等の共通データを設定指示書として用意しておく。そして、設定指示書に従って処理していくことで、複合機の設定に詳しくない作業者(例えば、顧客先へ複合機を配送する配送担当者)であっても、自動的にかつ効率良く設定作業を行えるシステムが提案されている。
また、画像形成装置は多くの機能を持つようになり、その機能の動作の切り替えは、より細かく設定できるようになっている。これらの項目は、機種及びファームウエア(以下、FWと記載)バージョン毎に、動作設定項目や設定可能な値が動作構成スキーマとして定義され、ユーザは、使用目的に適した値を、動作構成スキーマの仕様に則って設定し、動作構成データとして作成する。これら、ユーザが設定したい動作構成データも、予め、先に説明した設定指示書に含ませ、設定作業を自動化している。
しかし、動作構成データは、機種及びFW毎に仕様が異なる動作構成スキーマに則って作成するものであるため、FWバージョンを固定しないと作成できないという問題があった。また、大型商談等では、動作構成データ作成時とMFP設定時にタイムラグが発生し、数ヶ月又は数年の期間が発生する場合もある。そのため、作成したFWバージョンと異なるFW上に設定すると、動作構成データで設定した値が正しく設定されないという問題があった。更に、動作構成データ作成者とMFP設定者が異なるため、値が正しく設定されない場合に、MFP設定者が適切な判断をすることが難しいという問題があった。
特許文献1では、ファームウェアセットの中に、FWと設定したい動作構成データを含ませ、FWと動作構成データをセットで配信することで、FW更新後に動作構成データを適用する技術が提案されている。
特開2017-191512号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、FWバージョンと動作構成データをセットにして管理するため、複合機に設定したいFWバージョンを変更(例えば、より新しいFWバージョンがリリースされていた場合に、より新しいFWを適用)することができない。したがって、FWバージョンを変更する場合は、再度、動作構成データを見直し、必要があれば作成しなおすという手間が発生した。
本発明の情報処理装置は、デバイスと、前記デバイスにおいて複数の機能を実現するための動作構成データを作成可能なクライアント端末と、を含む情報処理システムであって、前記デバイスにおいて複数の機能を実現するためのファームウエアの第一のバージョンと、前記第一のバージョンの前記ファームウエアで使用可能なスキーマの第二のバージョンと、を管理する第一の管理手段と、前記第一の管理手段によって管理された情報に基づいて作成された前記動作構成データと、前記第二のバージョンと、を管理する第二の管理手段と、前記デバイスからの要求に応じて前記第二の管理手段によって管理された前記動作構成データを特定し、特定した前記動作構成データと、前記第一のバージョンと、を送信する送信手段と、を有する。
本発明によれば、より容易にファームウエアのバージョンを変更することができる。
情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 情報処理システムを構成する装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 情報処理システムを構成する装置のソフトウエア構成の一例を示す図である。 FW構成の一例を示す図である。 実施形態1の動作構成スキーマ及び動作構成データの一例を示す図である。 案件管理データの一例を示す図である。 MFPの自動設定作業を説明する図である。 実施形態1のFW管理データの一例を示す図である。 クライアントPCのUIの一例を示す図である。 実施形態1の情報処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 MFPのUIの一例を示す図である。 実施形態1の情報処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 MFPの動作設定値の一例を示す図である。 実施形態2のFW管理データの一例を示す図である。 実施形態2の動作構成スキーマ及び動作構成データの一例を示す図である。 実施形態2の情報処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
まず、用語の定義を説明する。動作構成データとは、動作設定項目と、その項目に設定されている動作設定値である。また、動作構成スキーマとは、動作設定情報の仕様定義データで、複合機のFWに含まれていて、その内容は、動作設定項目、動作設定項目に対応する初期値、入力可能な値等を含んでいる。また、動作構成スキーマは、バージョンを保持し、バージョン管理されている。動作構成スキーマバージョンが異なる場合には、動作設定項目又はその項目に対応する値の仕様が異なる。動作設定項目とは、複合機の動作の切り替えを行う項目である。例えば、複合機が省エネモードになるオートスリープ移行時間、USBデバイスを使用するか否か、プリント優先順位等がある。これらの項目に対し、ユーザは、動作構成スキーマに定義される入力可能な値に則って動作設定値を指定することで、複合機の動作を所望の動作に切り替えることが可能となる。例えば、プリント優先順位において、入力可能な値が、「コピー→保存ファイル」又は「保存ファイル→コピー」の選択式だとする。ユーザが「コピー→保存ファイル」を動作設定値として設定した場合には、コピーの方が保存ファイルより印刷の優先度が高い動作となる。
<実施形態1>
図1は、情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。LAN100は設定を行う環境のLANであり、MFP(Multifunction Peripheral)110が接続される。MFP110は、複写機にスキャナ、プリンタ等の複数の機能を統合した複合機であり、後述する自動設定プログラム300がインストール、又は、ファームウエアに組み込まれている。MFP110は、デバイス及び画像形成装置の一例である。後述するMFP110のCPU201は、自動設定プログラムに基づき、案件管理サーバ120から案件データ(後述する図6)を取得し、設定指示書の内容に従って自動で設定作業を実施する。また、CPU201は、自動設定プログラムに基づき、設定指示書の内容に従って、FW管理サーバ130から指定されたFWをダウンロードする。LAN101は、設定の事前準備を行う環境であり、クライアントPC111が接続される。クライアントPC111は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であり、後述する案件作成プログラム320がインストールされている。後述するクライアントPC111のCPU251は、案件作成プログラムに基づき、動作構成データ520を含む案件データを生成し、案件管理サーバ120に送信する。案件管理サーバ120は、後述する案件管理プログラム370がインストールされている。後述する案件管理サーバ120のCPU281は、案件管理プログラムに基づき、作成された案件データを管理する。FW管理サーバ130は、後述するFW管理プログラム350がインストールされている。FW管理プログラム350は、MFPで利用可能なファームウエアを管理する。本実施形態では、案件管理サーバとFW管理サーバを独立した構成としているが、1つの管理装置として構成してもよい。また、本実施形態では、情報処理装置の一例としてMFPを挙げているが、その他、SFP(Single Function Peripheral)等でもよい。クライアントPC111は、複数の機能を実現するための動作構成データを作成可能なクライアント端末の一例である。
(MFP)
図2は、図1に示した情報処理システムを構成する装置のハードウエア構成の一例を示す図である。特に、図2の(A)は、MFP110のハードウエア構成の例である。図2の(A)において、MFPはコントローラユニット200を含み、コントローラユニット200には、画像入力デバイスであるスキャナ217や画像出力デバイスであるプリンタ216が接続されると共に、操作部208が接続される。コントローラユニット200は、スキャナ217で読み取られた画像データをプリンタ216により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行う。コントローラユニット200は、プロセッサであるCPU201を有する。CPU201は、ROM206に格納されているブートプログラムによりオペレーションシステム(OS)を立ち上げる。CPU201は、このOS上で、HDD(ハードディスクドライブ)207に格納されているプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU201の作業領域としてはRAM202が用いられる。HDD207は、プログラム及び画像データを格納する。CPU201には、システムバス210を介して、ROM206及びRAM202、操作部I/F(操作部インタフェース)203が接続される。更にCPU201には、ネットワークI/F(ネットワークインタフェース)205、画像バスI/F(画像バスインタフェース)212が接続される。操作部I/F203は、タッチパネルを有する操作部208とのインタフェースであり、操作部208に表示すべき画像データを操作部208に対して出力する。また、操作部I/F203は、操作部208においてユーザにより入力された情報をCPU201に送出する。ネットワークI/F205は、MFP110をLAN100に接続するためのインタフェースである。画像バスI/F212は、システムバス210と、画像データを高速で転送する画像バス211とを接続し、データ形式を変換するためのバスブリッジである。画像バス211は、PCIバス又はIEEE1394等によって構成される。画像バス211上には、デバイスI/F215、スキャナ画像処理部214、プリンタ画像処理部213が設けられる。デバイスI/F215には、スキャナ217及びプリンタ216が接続され、デバイスI/F215は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部214は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部213は、プリント出力画像データに対してプリンタに応じた補正、解像度変換等を行う。
(クライアントPC)
図2の(B)は、クライアントPC111のハードウエア構成の一例を示す図である。図2の(B)において、CPU251を含む制御部250は、クライアントPC111の全体の動作を制御する。CPU251は、ROM252に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM253は、CPU251の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD256は、画像データ及び各種プログラムを記憶する。操作部I/F254は、クライアントPC111で実行されるプログラムへの制御操作を入力するユーザインタフェース端末を接続するインタフェースである。本実施形態では、ユーザインタフェース端末は、マウス259及びキーボード260で構成されるが、この限りではない。ディスプレイI/F255は、クライアントPC111で実行されるプログラムのUI(画面)を表示するディスプレイ端末を接続するインタフェースである。本実施形態では、ディスプレイ端末は、ディスプレイ261で構成されるが、この限りではない。ネットワークI/F257は、制御部250をLAN101に接続する。ネットワークI/F257は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報を送受信する。
(サーバ)
図2の(C)は、図1に示した各種管理サーバー(120、130)のハードウエア構成の一例を示す図である。図2の(C)において、CPU281を含む制御部280は、管理サーバ全体の動作を制御する。CPU281は、ROM282に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM283は、CPU281の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD284は、各種プログラム、FW、案件データを記憶する。ネットワークI/F285は、制御部280をLAN又はネットワークに接続する。ネットワークI/F285は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報を送受信する。
(各プログラムのソフトウエア構成)
図3は、MFP110、クライアントPC111、各種管理サーバ(120、130)で動作する各プログラムのソフトウエア構成の一例を示す図である。CPU201が自動設定プログラム300を実行することによりMFP110の自動設定プログラム300の各機能が実現される。各機能の詳細を説明する。UI制御部301は、自動設定プログラム300を操作するためのUIを、操作部208を通じてユーザに提供し、ユーザの操作を受け付ける処理を行う。処理実行部302は、各種処理を実行する処理を行う。通信部303は、各種管理サーバ(120、130)と、処理を行うために必要なデータの送受信を行う。FW更新部304は、FWの更新処理を行う。動作構成データ設定部305は、動作構成データの設定処理を行う。
CPU251が案件作成プログラム320を実行することにより、クライアントPC111の案件作成プログラム320の各機能が実現される。各機能の詳細を説明する。UI制御部321は、案件作成プログラムを操作するためのUIを、ディスプレイ261を通じてユーザに提供し、マウス259及びキーボード260を通じてユーザの操作を受け付ける。処理実行部322は、各種処理を実行する処理を行う。データ入出力制御部323は、UI制御部321の指示に従い、ユーザからの操作入力を受け付ける処理を行う。通信部324は、各処理部の指示に従い、各種管理サーバ(120、130)等に対してデータを送受信する処理を行う。
CPU281がFW管理プログラム350を実行することにより、FW管理サーバ130のFW管理プログラム350の各機能が実現される。各機能の詳細を説明する。データ格納部355は、MFP110の機種ごとに管理されるFW(後述する図8に示す)及びFWに含まれる動作構成スキーマ(500、510)を格納する。データ管理部353は、データ格納部355に格納されている各種データを管理する処理を行う。処理実行部351は、各種処理を実行する処理を行う。動作構成スキーマ抽出部352は、データ格納部355に格納されている動作構成スキーマを取得する。又は、動作構成スキーマ抽出部352は、データ格納部355に格納されているFWから動作構成スキーマを抽出する。通信部354は、各処理部の指示に従い、MFP110、クライアントPC111、案件管理サーバ120に対して、データを送受信する処理を行う。
CPU281が案件管理プログラム370を実行することにより、案件管理サーバ120の各機能が実現される。各機能の詳細を説明する。データ格納部374は、MFP110に設定する案件データ(後述する図6に示す)を格納する。データ管理部372は、データ格納部355に格納されている案件管理データを管理する処理を行う。処理実行部371は、各種処理を実行する処理を行う。通信部354は、各処理部の指示に従い、MFP110、クライアントPC111、案件管理サーバ120に対して、データを送受信する処理を行う。
(ファームウエア)
図4は、FW管理サーバ130のデータ格納部355で管理されるMFP110のFW構成の一例を示す図である。FWは、複数のライブラリの集合体として管理されている。また、FW及び各ライブラリは、バージョンを保持し、バージョンで管理されている。ライブラリの1つとして、動作構成スキーマを管理する動作構成スキーマライブラリ(動作構成スキーマバージョン)401が存在する。FWは、少なくとも1つ以上のライブラリが修正(バージョン変更)されたり、ライブラリが新規追加、又は削除されたりすると、バージョン番号が変更される。例えば、"10.0"から"20.0"にバージョン変更されるのは、ライブラリAのバージョンが変更したためである。動作構成スキーマライブラリのバージョン変更例については、図5を用いて後述する。図4のFWバージョンは、MFPにおいて複数の機能を実現するためのファームウエアの第一のバージョンの一例である。図4の動作構成スキーマライブラリは、ファームウエアで使用可能なスキーマの第二のバージョンの一例である。
(動作構成スキーマ)
図5の(A)は、FW(図4)に含まれる動作構成スキーマの一例を示す図である。動作構成スキーマは、FWに含まれる動作構成スキーマライブラリ401に保持されている。また、動作構成スキーマは、動作設定項目(501、511)、初期値(502、512)、入力値の仕様(503、513)をもつ。動作設定項目は動作の切り替えが可能であり、初期値は動作設定項目の初期値である。ユーザが具体的な動作設定値を設定しない場合には、この初期値が設定されることになる。動作構成スキーマ500は、動作構成スキーマライブラリ"1.0"に含まれている動作構成スキーマである。動作構成スキーマ510は、動作構成スキーマライブラリ"2.0"に含まれている動作構成スキーマである。また、本実施形態では、入力値の仕様が選択式のものを例にあげたが、文字列長の制限や、数値の範囲指定等の仕様でもよい。図5の(B)は、動作構成データの一例を示す図である。動作構成データ520は、案件作成プログラム320で生成される。また、動作構成データ520は、動作構成スキーマで定義されている動作設定項目521に対し、設定したい設定値522が定義されているデータである。例えば、図5の(B)の場合には、動作設定項目のスリープ移行時間には"5分"、データ消去方法には"ランダムデータ1回"、データ圧縮率は"普通"を設定することを指定している。
<案件管理データ>
図6は、案件管理サーバ120のデータ格納部374で管理される案件管理データの一例を示す図である。図6の(A)から図6の(B)までは、データ格納部374で管理する案件管理データテーブルの一例である。図6のテーブル構成は、説明をしやすくするために冗長な部分を残しているが、リレーショナルデータベース等である場合は正規化を行い、冗長性を除く等、本例とは異なるテーブル構成であってもよい。図6の(A)は、案件の概要を格納しているテーブルであり、カラム601からカラム605までで構成される。1レコードが1つの案件を表している。カラム601は案件番号を表している。案件番号は案件データを一意に識別するための識別子である。カラム602は設定対象のMFP機種を表している。カラム603は案件データの名称を表している。カラム604は動作構成データファイルを表している。本例では動作構成データファイルの実体をカラム604に格納しているが、カラム604には動作構成データファイルの実体へのパスのみを格納しておき、動作構成データファイルの実体は別の場所にファイルとして置くような構成でもよい。カラム605は、カラム604の動作構成データファイルを作成したときに参考にした動作構成スキーマバージョンを表している。最初のレコードであると、動作構成データファイル"setting_A001.data"は、動作構成スキーマバージョン"1.0"を参考にして作成されたことがわかる。また、案件の概要を格納しているテーブルは、図6の(B)のようなテーブルでもよい。図6の(B)と図6の(A)は、カラム605とカラム615が異なる。カラム615は動作構成データファルの作成時に参考にした動作構成スキーマバージョンを含んでいるFWバージョンを表している。最初のレコードであると、動作構成データファイル"setting_B001.data"は、FWバージョン"10.0"に含まれる動作構成スキーマバージョンを参考にして作成されたことがわかる。更に、FW構成が図4とした場合に、FWバージョン"10.0"(402)に含まれる動作構成スキーマバージョンは、"1.0"である。したがって、最初のレコードでは、動作構成スキーマバージョン"1.0"を参考にして、動作構成データファイル"setting_B001.data"が作成されたことになる。ここでは、動作構成データファイルの作成時に参考にした動作構成スキーマバージョンが特定できる要素として、動作構成スキーマバージョン、又はFWバージョンとしたが、動作構成スキーマバージョンが特定できる要素であれば、これに限らない。
(MFPの自動設定作業手順)
図7は、MFP110の自動設定作業を説明する図である。S701は、案件作成者710が案件の作成を行う作業である。案件の作成は、1人で行われるわけではなく、営業担当者が顧客と対話して決定した内容を設定したり、設定管理者がMFPの入出庫を管理する倉庫で設定内容の微修正を行なったりする。本例では営業担当者等、案件を編集する人をまとめて、案件作成者と表現する。案件作成者は、クライアントPC111の案件作成プログラム320を使用し、そのプログラムが表示するUI(後述する図9に示す)にMFPの構成等のデータを入力する。MFPの構成とは、機種、ハードウェアオプション、動作構成データ等のことであるが、本実施形態では、動作構成データのみを入力することとする。その内容は案件データとしてクライアントPC111から案件管理サーバ120へ送信され、案件管理サーバのデータ格納部374に保存される。S702は、設定担当者711がMFP110を実際に設定する際に行う作業である。設定担当者711は、MFP110をLAN100に接続する。設定担当者は、MFP110の自動設定プログラム300が表示するUI(後述する図11に示す)で、設定するためのボタンを選択する。自動設定プログラム300は、設定ボタンが選択されたことを検知すると、案件管理サーバ120及びFW管理サーバ103と通信し、自動での設定作業を開始する。自動設定作業の処理については、図12を用いて後ほど詳しく説明する。
(FW管理データ)
図8は、FW管理サーバ130のデータ格納部355で管理されるFW管理データの一例を示す図である。ここでは、機種"MFP-X"のFW管理データとする。図8の(A)は、案件データ作成時(S701)のFW管理データである。この時点では、最新のFWバージョンは"10.0"であり、動作構成スキーマバージョン(動作構成スキーマパッケージ)は"1.0"である。図8の(B)は、MFP設定時(S702)のFW管理データである。案件データ作成時から時間が経過し、新しいFWが数回公開されている。そのため、最新FWバージョンは"30.0"であり、動作構成スキーマバージョンは"2.0"となっている。
(案件データ作成フロー)
図7で説明した案件の作成を行う作業における各プログラムの詳細な処理について、図9及び図10を用いて説明する。図9は、案件作成プログラム320が表示するUIを示す図である。UI制御部321が、画面を表示する。本UIは、案件作成者710がS701の作業を行う際に操作する。図10は、クライアントPC111と各種管理サーバの情報処理の一例を示すフローチャートである。本例は、案件データ作成作業におけるクライアントPC111の案件作成プログラム320、FW管理サーバ130のFW管理プログラム350及び案件管理サーバ120の案件管理プログラム370の処理例である。S1001からS1007まではクライアントPC111のCPU251が案件作成プログラム320を実行することで実現される。S1051からS1054まではFW管理サーバ130のCPU281がFW管理プログラムを実行することで実現される。S1081からS1084までは案件管理サーバ120のCPU281が案件管理プログラムを実行することで実現される。図9の(A)は、案件作成プログラム320のTOP画面表示するUIの一例である。UI900は、ボタン902からボタン904までで構成される。ボタン902は、案件データを新規で作成するためのボタンである。案件作成プログラム320は、ボタン902が選択されたことを検知すると、案件データを作成するためのUI930を表示する。ボタン902が選択された場合は新規作成となるため、案件作成プログラム320は、テキストボックス等の各コントロールを空の状態で表示する。編集ボタン903は、案件データを編集するためのボタンである。また、ボタン904は、案件作成プログラム320を終了するためのボタンである。S1001からS1007までは、案件作成者がボタン902を選択した際の案件作成プログラム320の案件データ作成処理である。S1051からS1054までは、S1001の処理で案件作成プログラム320から送信された動作構成スキーマ取得要求を受信してから応答を返すまでのFW管理プログラム350の動作構成スキーマ取得処理である。S1081からS1084までは、S1005の処理で案件作成プログラム320から送信された案件登録要求を受信してから応答を返すまでの案件管理プログラム370の案件データ登録処理である。
S1001において、UI制御部321は、設定項目取得ボタン934の選択を検知する。UI制御部321が設定項目取得ボタン934の選択を検知すると、通信部324は、FW管理サーバ130へ最新FWの動作構成スキーマ要求を送信する。そして、S1002に遷移する。図9の(B)は、図9の(A)のUIにおいて、ボタン902が選択された際に、案件作成プログラム320のUI制御部321が、案件データを新規作成するために表示するUIの一例である。案件番号931は、案件データを案件管理サーバ120に保存した際に発行された番号が表示される。UI930が表示された時点では、案件データは作成及び保存されていないため、番号は発行されておらず、空となっている。案件名932は、案件データリスト901に表示される案件名である。案件データを把握しやすくするために、任意の文字列を設定できる。機種933は、MFPの機種を選択するプルダウンメニューから選択できる。FW(図4)及び動作構成スキーマ(図5)は、機種毎に定義されているため、案件作成者は、機種933で、どの機種を設定するのかを選択する。通信部324は、動作構成スキーマを要求する際、機種933で選択された機種データと共に要求依頼を送信する。また、この時点では、設定項目が不明なため設定項目950は何も表示されていない。本実施形態では、機種"MFPーX"を選択するとする。動作構成スキーマの要求は、クライアントPC111がFW管理サーバ130に直接送信するのではなく、案件管理サーバ120経由でFW管理サーバ130に要求依頼をしてもよい。
S1051において、通信部354は、クライアントPC111から、動作構成スキーマ要求の受信があったかを監視する。通信部354は、要求受信があったと判断した場合はS1052に遷移し、要求受信がないと判断した場合は監視を続ける。S1052において、通信部354は、S1001で送信された機種情報"MFP-X"を受信する。通信部354が機種情報"MFP-X"を受信すると、処理実行部351は、データ管理部353に最新FWバージョンの取得を依頼する。そして、S1053に遷移する。データ管理部353は、データ格納部355に保存されているFW管理データから機種情報"MFP-X"の最新FWバージョンを取得する。案件データ作成時は、機種"MFP-X"の最新FWが、図8の(A)より、"10.0"であることがわかる。S1053において、動作構成スキーマ抽出部352は、S1052で取得されたFWバージョンに含まれている動作構成スキーマバージョン及び動作構成スキーマを取得する。そして、S1054に遷移する。図8の(A)より、FWバージョン"10.0"に含まれる動作構成スキーマバージョンは、"1.0"(801)であることがわかる。更に、図5より、動作構成スキーマバージョン1.0は、動作構成スキーマ500であることがわかる。S1054において、通信部354は、S1053で取得された動作構成スキーマバージョン"1.0"と、動作構成スキーマ500のデータを、クライアントPC111に送信し、動作構成スキーマ取得処理を終了する。
S1002において、通信部324は、FW管理サーバ130から応答があったかを監視する。通信部324は、応答があったと判断した場合はS1003に遷移し、応答がないと判断した場合は応答監視を続ける。S1003において、通信部324は、S1054でFW管理サーバから送信された、動作構成スキーマバージョン"1.0"と、動作構成スキーマ500のデータを受信する。そして、S1004に遷移する。S1004において、UI制御部321は、設定項目950に、S1003で受信した動作構成スキーマデータに含まれる動作設定項目501を表示する。また、処理実行部322は、動作構成データを作成する。そして、S1005に遷移する。
本実施形態では、UI制御部321は、スリープ移行時間、データ消去方法、データ圧縮率の設定項目を作成し、表示する。また、UI制御部321は、夫々の動作設定項目に対する動作設定値を設定するための、ボタン951~953も表示する。また、前へボタン954と次へボタン955は、設定項目に表示しきれない他の動作設定項目があった場合に表示され、それらを表示するためのボタンである。また、ボタン956は、編集した案件データを案件管理サーバ120に保存するためのボタンである。案件管理サーバ120に案件が登録されるとカラム601の案件番号が発行されるため、UI制御部321は、その案件番号を案件番号931に表示する。キャンセルボタン957は、案件データのUI900を表示するためのボタンである。UI900は、案件データのTOP画面である。
更に、図9の(C)は、図9の(B)のUIにおいて、ボタン951~953が選択された際に、UI制御部321が、選択された動作設定項目に対して動作設定値を設定するために表示するUIの一例を示す図である。ここでは、動作設定項目"スリープ移行時間"のボタン951が選択されたとし、その動作設定値を設定するUIを説明する。案件番号961、案件名962、機種963は、UI930で説明した案件番号931、案件名932、機種933と同様である。UI制御部321は、設定項目及び動作設定値964に、UI930で指定された動作設定項目"スリープ移行時間"に対する、初期値502及び入力値の仕様503を表示する。動作構成スキーマ500に指定されている"スリープ移行時間"の入力値の仕様は、"5分/1時間/6時間/12時間"であるため、UI制御部321は、それらの項目を選択可能な形式で表示する。更に、UI制御部321は、初期値502が"1時間"であることを表示する。UI制御部321は、設定ボタン965が選択されたことを検知すると、設定項目及び動作設定値964で指定された値を保存する。ボタン966は、編集した案件データを案件管理サーバ120に保存するためのボタンである。キャンセルボタン967は、案件データの新規作成のUI930を表示するためのボタンである。このようにUIを操作することで、案件作成者は、案件データに含まれる動作構成データの作成を指示する。本実施形態では、処理実行部322は、UIを介した作成の指示に基づき、図5の(B)の動作構成データ"setting_A111.data"を作成したとする。
S1005において、UI制御部321は、ボタン956又はボタン966が選択されたことを検知する。UI制御部321がボタン956又はボタン966が選択されたことを検知すると、処理実行部322は、S1004で作成した動作構成データを含む案件データを作成する。そして、通信部324は、案件管理サーバ120に作成された案件データと共に案件データ登録要求を送信する。そして、S1006に遷移する。案件データは、動作構成データ"setting_A111.data"の他に、案件名"名称a111"、機種933で指定した機種"MFP-X"、S1003で取得した動作構成スキーマバージョン"1.0"を含む。
S1081において、通信部373は、クライアントPC111から、案件データの登録要求の受信があったかを監視する。通信部373は、要求受信があったと判断した場合はS1082に遷移し、要求受信がないと判断した場合は監視を続ける。S1082において、通信部373は、S1005で送信された案件データを受信する。そして、S1083に遷移する。S1083において、データ管理部372は、S1082で受信された案件データに対して案件番号を発行し、案件番号と受信した案件データをデータ格納部374に保存する。そして、S1084に遷移する。本実施形態では、データ管理部372は、案件データに対して案件番号"A111"を発行し、案件データ606として保存したことにする。S1083の処理は、動作構成データファイルと動作構成スキーマバージョンとを関連付けて保存する処理の一例である。S1084において、通信部324は、クライアントPC111に、S1083で発行した案件番号を送信し、案件データ登録処理を終了する。ここでは、通信部324は、案件番号"A111"を送信する。
S1006において、通信部324は、案件管理サーバ120から応答があったかを監視する。通信部324は、応答があったと判断した場合はS1007に遷移し、応答がないと判断した場合は監視を続ける。S1007において、通信部324は、案件管理サーバ120から、発行された案件番号を受信し、案件データ作成処理を終了する。ここでは、通信部324は、案件番号"A111"を受信する。
(自動設定プログラムUI)
図11は、MFP110の操作部208に表示するUIの一例を示す図である。本UIは、設定担当者711がS702の作業を行う際に操作する。図11の(A)は、MFP110のTOP画面のUIの一例を示す図である。UI1100は、ボタン1101を有する。ボタン1101は自動設定プログラム300を起動するためのボタンである。MFP110内に組み込まれているUIプログラムは、ボタン1101が選択されたことを検知すると、自動設定プログラム300を起動する。本実施形態では分かり易く説明するため、ボタン1101のみを表示しているがこの限りではない。図11の(B)は、自動設定プログラムのUIの一例を示す図である。本UIは、ボタン1101が選択された際に表示されるUIである。UI1150は、案件番号1154、ボタン1151~ボタン1153を含む。設定担当者は、案件番号1154に、MFP110に設定する案件番号を入力し、ボタン1151を選択する。自動設定プログラム300は、ボタン1151が選択されたことを検知すると、案件管理サーバ120から、入力された案件番号"A111"の案件データ606を取得し、案件データの概要を表示する。自動設定プログラム300は、ボタン1152が選択されたことを検知すると、自動設定作業を開始する。自動設定作業の処理については図12を用いて後述する。ボタン1153は、自動設定プログラムを終了するためのボタンである。
(MFP自動設定のフロー)
図7で説明したMFPの設定を行う作業における各プログラムの詳細な処理について、図12及び図13を用いて詳細に説明する。図12は、MFP110と各種管理サーバの情報処理の一例を示すフローチャートである。本例は、MFP設定作業におけるMFP110の自動設定プログラム300、FW管理サーバ130のFW管理プログラム350及び案件管理サーバ120の案件管理プログラム370の処理例である。S1201からS1208まではCPU201が自動設定プログラム300を実行することで実現される。S1251からS1254まで及びS1281からS1282まではFW管理サーバ130のCPU281がFW管理プログラムを実行することで実現される。S1221からS1227までは案件管理サーバ120のCPU281が案件管理プログラムを実行することで実現される。図13は、動作構成データ520をMFP110に適用する前と適用した後の、MFP110の動作設定値を表した図である。S1201からS1208までは、設定担当者がボタン1152を選択した際の自動設定プログラム300の自動設定処理である。S1221からS1227までは、S1201の処理で自動設定プログラム300から送信された案件データ取得要求を受信してから応答を返すまでの案件管理プログラム370の案件データ送信処理である。S1251からS1254までは、S1224の処理で案件管理プログラム370から送信された最新FWバージョン取得要求を受信してから応答を返すまでのFW管理プログラム350の動作構成スキーマバージョン指定のFWバージョン送信処理である。S1281からS1282までは、S1205の処理で自動設定プログラムから送信されたFW取得要求を受信してから応答を返すまでのFW管理プログラム350のFW送信処理である。
S1201において、UI制御部301は、ボタン1152の選択を検知する。UI制御部301がボタン1152の選択を検知すると、通信部303は、案件管理サーバ120へ案件データ取得要求を送信する。そして、S1202に遷移する。通信部303は、案件番号1154に入力された"A111"と共に、案件データ取得要求を送信する。
S1221において、通信部373は、MFP110から、案件データ取得要求の受信があったかを監視する。通信部373は、要求受信があったと判断した場合はS1222に遷移し、要求受信がないと判断した場合は監視を続ける。S1222において、通信部373は、S1201で送信された案件番号"A111"を受信する。通信部373が案件番号を受信すると、データ管理部372は、データ格納部374から案件データ606を取得する。S1223において、処理実行部371は、S1222で取得された案件データから、動作構成スキーマバージョン"1.0"を取得する。S1224において、通信部373は、FW管理サーバ130へ、S1223で取得された動作構成スキーマバージョン"1.0"と共に、最新FWバージョンの取得要求を送信する。そして、S1225に遷移する。
S1251において、通信部354は、案件管理サーバ120から、最新FW取得要求の受信があったかを監視する。通信部354は、要求受信があったと判断した場合はS1252に遷移し、要求受信がないと判断した場合は監視を続ける。S1252において、通信部354は、案件管理サーバ120から、動作構成スキーマバージョン"1.0"を取得する。S1253において、データ管理部353は、S1252で受信した動作構成スキーマバージョン"1.0"をもつ、最新のFWバージョンをデータ格納部355から取得する。MFP設定時は、機種"MFP-X"のFW管理データが、図8の(B)である。その中で、動作構成スキーマバージョン"1.0"を含んでいる最新FWバージョンは、"20.0"である。したがって、データ管理部353は、最新のFWバージョンとして、"20.0"を取得する。S1254において、通信部354は、S1253で取得された最新FWバージョン"20.0"を案件管理サーバ120に送信し、動作構成スキーマバージョン指定のFWバージョン送信処理を終了する。
S1225において、通信部373は、FW管理サーバ130から、応答があったかを監視する。通信部373は、応答があったと判断した場合はS1226に遷移し、応答がないと判断した場合は監視を続ける。S1226において、通信部373は、FW管理サーバ130からS1223で取得された動作構成スキーマバージョンを含むFWの中で、最新FWバージョンを取得する。ここで、取得したFWバージョンの情報を、データ格納部374に保存されている案件データに追加したり、変更したり、等の処理は行わない。例えば、任意のFWにバグが見つかったりすると、そのFW情報はFW管理サーバ130上から削除されるため、そのFWバージョンを案件データが保持しているとシステムに支障をきたすことになる。更に、例えば、案件作成時の動作構成スキーマバージョンが"2.0"だった場合に、S1224で、通信部373は、動作構成スキーマバージョン"2.0"の最新FWバージョンを問い合わせることになる。MFP設置時のFW管理データ(図8の(B))によると、動作構成スキーマバージョン"2.0"の最新FWバージョンは、"30.0"になる。S1226では通信部373は、"30.0"を取得することになる。しかし、今後に更新予定のFWバージョン"40.0"の動作構成スキーマバージョンも"2.0"だった場合、最新FWバージョンは、"40.0"に変更され、"40.0"が取得されることになる。したがって、MFP設置時のタイミングによっては、最新FWバージョンが異なるため、案件データは変更せず、都度、S1224でFW管理サーバ130に問い合わせる構成とする。
S1227において、通信部373は、S1222で取得した案件データ606と、S1226で取得した最新FWバージョン"20.0"を、MFP110に送信し、案件データ送信処理を終了する。
S1202において、通信部303は、案件管理サーバ120から、応答があったかを監視する。通信部303は、応答があったと判断した場合はS1203に遷移し、応答がないと判断した場合は監視を続ける。S1203において、通信部303は、案件管理サーバ120から、案件データ606と、最新FWバージョン"20.0"を受信する。S1204において、FW更新部304は、S1203で受信した最新FWバージョン"20.0"への更新が必要か否かを判断する。例えば、設定対象のMFP110のFW構成がバージョン"20.0"であれば、FW更新部304は、同一バージョンのため更新不要(S1204のNO)と判断し、S1208に遷移する。しかし、設定対象のMFP110のFW構成がバージョン"20.0"以外であれば、FW更新部304は、要更新(S1204のYES)と判断し、S1205に遷移する。S1205において、FW更新部304は、FW管理サーバ130に、FWバージョン"20.0"のFW要求を送信する。
S1281において、通信部354は、MFP110から、FW要求の受信があったかを監視する。通信部354は、要求があったと判断した場合には、S1282に遷移し、要求がないと判断した場合には、監視を続ける。S1282において、データ管理部353は、データ格納部355からFWバージョン"2.0"のFWを取得する。通信部354は、データ格納部355から取得されたFWをMFP110に送信し、FW送信処理を終了する。
S1206において、通信部303は、FW管理サーバ130から、応答があったかを監視する。通信部303は、応答があったと判断した場合は、S1207に遷移し、応答が無いと判断した場合は、監視を続ける。S1207において、通信部303は、FW管理サーバ130からFWバージョン"2.0"のFWを受信する。FW更新部304は、FWを"2.0"に更新する。FW更新直後は、MFP110の動作設定値は、動作設定値1300で示すように、動作構成スキーマ500に定義された初期値が設定されている。S1208において、動作構成データ設定部305は、S1203で受信された案件データ606に含まれる、動作構成データ"setting_A111.data"520を適用し、自動設定処理を終了する。ここで、"setting_A111.data"を適用すると、MFP110の動作設定値は、動作設定値1310で示すような値に変更され、"setting_A111.data"と等しい値となる。
以上、本実施形態の情報処理システムによれば、最新FWを検索する際に、更新後に設定予定の動作構成データがある場合は、この動作構成データを作成した際に動作構成スキーマバージョンを記録しておく。そして、情報処理システム記憶しておいた動作構成スキーマバージョンを含むFWの中から最新FWバージョンを検索する。したがって、MFP110の設定時の時点での、動作構成データが正しく設定される最新FWバージョンを検索し、MFP110にインストールすることができる。更に、MFP110には、動作構成データで定義した動作設定値が正しく設定することができる。よって、可能な限り新しいFWバージョンを設定することができる。
<実施形態2>
実施形態1では、案件作成時(S701)に作成した動作構成データを、設定時(S702)にMFP110に正しく設定する方法として、指定した動作構成スキーマバージョンから最新FWを判断する情報処理システムについて詳述した。実施形態2では、動作構成スキーマバージョンを指定しつつも、案件作成時に作成された動作構成データを比較することで、正しく設定されるFWバージョンが、より最新バージョンに変更可能かどうかを判断する処理について説明する。図14は、図8と同様で、実施形態2のFW管理データの一例を示す図である。図15は、図5と同様で、実施形態2の動作構成スキーマ及び動作構成データの一例を示す図である。図16は、実施形態2における案件管理サーバ120及びFW管理サーバ130の情報処理の一例を示すフローチャートである。本例は、図12における処理の一部を実施形態2に合わせたフローチャートである。最新FWバージョンを決定する処理(S1224~S1226及びS1251~S1254)のFW管理サーバ130のFW管理プログラム350、及び、案件管理サーバ120の案件管理プログラム370の処理例である。
S1621、S1622からS1624まで、S1671からS1673まではFW管理サーバ130のCPU281がFW管理プログラム350を実行することで実現される。S1601からS1608まで及びS1651からS1653までは案件管理サーバ120のCPU281が案件管理プログラム370を実行することで実現される。
FW管理データ1400及びFW管理データ1410は、FW管理サーバ130で管理されているFW管理データである。FW管理データ1400は案件作成時(S701)のデータである。FW管理データ1410はMFP設置時(S702)のデータである。
図15の(A)は、動作構成スキーマを示す図である。動作構成スキーマ1500はバージョン"1.0"、動作構成スキーマ1510はバージョン"2.0"、動作構成スキーマ1520はバージョン"3.0"の動作構成スキーマである。図15の(B)は、案件作成プログラム320で作成した動作構成データの例を示す図である。両データとも動作構成スキーマバージョン"1.0"を参考に作成されたデータとする。また、案件作成プログラム(図9)で動作構成データを作成する際に、案件作成者は、UI930で、ボタン951~952を選択することで、夫々の動作設定項目に対する動作設定値を設定することができる。そして、動作構成データには、ここで値が設定された動作設定項目のみが含まれることになる。例えば、動作構成データ1550の場合は、"ジョブ保存期間"の動作設定値が指定されており、その他の動作設定項目("データ消去方法")の動作設定値は指定されていない(初期値)ということを意味している。本実施形態では、案件作成者710が、案件作成時(S701)に、動作構成データ1550及び1560を含む案件データを作成し、案件管理サーバ120に登録した場合における、最新FWの検索処理について説明する。まずは、動作構成スキーマバージョンを指定した場合における、案件管理サーバ120とFW管理サーバ130の、最新FWバージョン及び動作構成スキーマの送受信について説明する。
以下は、案件管理プログラム370に含まれる動作構成スキーマバージョン指定の最新FW取得処理である。S1651において、通信部373は、FW管理サーバ130に、動作構成スキーマバージョンを送信し、最新FWバージョン及び動作構成スキーマの取得要求を送信する。S1652において、通信部373は、FW管理サーバ130から、応答があったかを監視する。通信部373は、応答があったと判断した場合はS1653に遷移し、応答がないと判断した場合は監視を続ける。S1653において、通信部373は、FW管理サーバ130から、最新FWバージョンと動作構成スキーマを受信し、動作構成スキーマバージョン指定の最新FW取得処理を終了する。
以下は、FW管理プログラム350に含まれる動作構成スキーマバージョン指定の最新FWバージョン及び動作構成スキーマ送信処理である。S1671において、通信部354は、案件管理サーバ120から、最新FWバージョン及び動作構成スキーマの取得要求の受信があったかを監視する。通信部354は、要求受信があったと判断した場合はS1672に遷移し、要求受信がないと判断した場合は監視を続ける。S1672において、通信部354及びデータ管理部353は、S1252及びS1253と同様の処理を行う。更に、動作構成スキーマ抽出部352は、取得した最新FWバージョン含まれている動作構成スキーマを取得する。例えば、指定された動作構成スキーマバージョンが"1.0"の場合には、動作構成スキーマ抽出部352は、MFP作成時のFW管理データ1410より、動作構成スキーマバージョン"1.0"を含むFWの中での最新FWバージョンは"20.0"であることが分かる。したがって、動作構成スキーマ抽出部352は、最新FWバージョン"20.0"及び動作構成スキーマバージョン"1.0"の動作構成スキーマ1500を取得する。また、例えば、指定された動作構成スキーマバージョンが"2.0"の場合には、動作構成スキーマ抽出部352は、MFP作成時のFW管理データ1410より、動作構成スキーマバージョン"2.0"を含むFWの中での最新FWバージョンは"40.0"であることがわかる。したがって、動作構成スキーマ抽出部352は、最新FWバージョン"40.0"及び動作構成スキーマバージョン"2.0"の動作構成スキーマ1510を取得する。S1673において、通信部354は、S1672で取得された最新FWバージョンと動作構成スキーマを、案件管理サーバ120に送信し、動作構成スキーマバージョン指定の最新FWバージョン及び動作構成スキーマ送信処理を終了する。
次に、使用する動作構成データから、正しく動作設定値を設定可能である最新FWを判断する処理について説明する。S1601において、処理実行部371は、動作構成スキーマバージョン指定の最新FW取得要求処理を実行する。S1601の処理は、S1651~S1653の処理である。ここでは、処理実行部371は、S1223で取得した動作構成スキーマバージョンを指定する。本実施形態の案件データに含まれる動作構成データは、図15の(B)であり、動作スキーマバージョンは"1.0"を参考に作成されたと述べた。したがって、ここでは動作スキーマバージョン"1.0"が指定されることになる。したがって、処理実行部371は、FW管理サーバ130から、FWバージョン"20.0"及び動作構成スキーマ1500を取得する。
S1621において、処理実行部351は、動作構成スキーマバージョン指定の最新FWバージョン及び動作構成スキーマ送信処理を実行し、最新FWバージョン及び動作構成スキーマ送信処理を終了する。S1621の処理は、S1671~S1673の処理である。
S1602において、通信部373は、FW管理サーバ130に、最新の動作構成スキーマバージョンの取得を要求する。
S1622において、通信部354は、案件管理サーバ120から、最新動作構成スキーマバージョンの取得要求の受信があったかを監視する。通信部354は、要求受信があったと判断した場合はS1623に遷移し、要求受信がないと判断した場合は監視を続ける。S1623において、データ管理部353は、データ格納部355に保存されているFW管理データから、最新FWを取得し、そのFWに含まれている動作構成スキーマバージョンを取得する。MFP設定時のFW管理データ1410より、最新FWバージョンは"50.0"であり、更に動作構成スキーマバージョンは"3.0"であることがわかる。S1624で、通信部354は、案件管理サーバ120に、S1623で取得された動作構成スキーマバージョンを送信し、最新情報取得要求処理を終了する。
S1603において、通信部373は、FW管理サーバ130から、応答があったかを監視する。通信部373は、応答があったと判断した場合はS1603に遷移し、応答がないと判断した場合は監視を続ける。S1604において、通信部373は、FW管理サーバ130から、動作構成スキーマバージョンを取得する。ここでは、通信部373は、動作構成スキーマバージョン"3.0"を取得する。S1605において、処理実行部371は、動作構成スキーマバージョン指定の最新FW取得要求処理を実行する。ここでは、まず、処理実行部371は、S1604で取得された動作構成スキーマバージョン"3.0"を指定する。MFP設定時のFW管理データ1410より、動作構成スキーマバージョン"3.0"を含むFWの中での最新FWバージョンは"50.0"である。したがって、案件管理サーバ120は、FW管理サーバ130から、FWバージョン"50.0"及び動作構成スキーマ1520を取得する。この処理では、FW管理サーバ130も動作構成スキーマバージョン指定の最新FWバージョン及び動作構成スキーマ取得処理を実行するが、S1601及びS1621の処理と同等のため不図示とする。S1606において、処理実行部371は、S1601で取得した動作構成スキーマ1500とS1605で取得した動作構成スキーマ1520の初期値及び入力値の仕様の何れか、又は双方の差分がある動作設定項目を抽出する。動作構成スキーマ1500と動作構成スキーマ1520の差分は、"ジョブ保存期間"と"データ消去方法"である。また、例えば、S1605で、動作構成スキーマ1510を取得したとすると、処理実行部371は、動作構成スキーマ1500と動作構成スキーマ1510の差分を抽出することになり、動作設定項目は"ジョブ消去方法"のみとなる。S1607において、処理実行部371は、S1222で取得した案件データに含まれる動作構成データの動作設定項目が、S1606で抽出した動作設定項目に含まれるか否かを判断する。処理実行部371は、含まれる場合(S1607のYES)は、S1608に遷移し、含まれない場合(S1607のNO)は、S1605で受信したFWバージョンを、最新FWバージョンとして、最新FW判断処理を終了する。
例えば、処理実行部371は、S1601で動作構成スキーマ1500を取得し、S1605で動作構成スキーマ1510を取得したとする。まず、S1222で通信部373が取得した案件データに含まれる動作構成データが動作構成データ1550である場合、動作構成スキーマ1500と1510の差分は、動作設定項目"ジョブ消去方法"である。そして、動作構成データ1550に含まれる動作設定項目は"ジョブ保存期間"である。したがって、処理実行部371は、差分に含まれないと判断し、S1607でNOとなる。次に、S1222で通信部373が取得した案件データに含まれる動作構成データが動作構成データ1560である場合、動作構成スキーマ1500と1510の差分は、動作設定項目"ジョブ消去方法"である。そして、動作構成データ1560に含まれる動作設定項目は、"データ消去方法"である。したがって、処理実行部371は、差分に含まれると判断でき、S1607でYESとなる。差分に含まれる場合(S1607のYES)、S1222で取得した案件データに含まれる動作構成データは、S1605で取得した動作構成スキーマにとって正しい値ではないと判断できる。そのため、案件管理サーバ120は、更に動作構成スキーマバージョンをさげて、正しい値が設定できるバージョンを検索する。S1608において、処理実行部371は、S1605で指定した動作構成スキーマバージョンより1段階下げた動作構成スキーマバージョンを設定する。そして、S1605に遷移する。例えば、S1605で指定した動作構成スキーマバージョンが、"3.0"だった場合、処理実行部371は、動作構成スキーマバージョンを"2.0"に設定する。
以上、本実施形態の情報処理システムによれば、最新FWを検索する際に、案件作成時とMFP設定時の最新動作構成スキーマの差分と、動作構成データを比較しながら、最新FWバージョンを検索する。したがって、実施形態1よりも、新しいFWバージョンも検索対象となり、状況に応じて、実施形態1より最新のFWバージョンで更新可能となる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
以上、上述した各実施形態によれば、可能な限り新しいFWバージョンを設定することができる。また、より容易にファームウエアのバージョンを変更することができる。
110 MFP
111 クライアントPC
120 案件管理サーバ
130 FW管理サーバ

Claims (7)

  1. デバイスと、前記デバイスにおいて複数の機能を実現するための動作構成データを作成可能なクライアント端末と、を含む情報処理システムであって、
    前記デバイスにおいて複数の機能を実現するためのファームウエアの第一のバージョンと、前記第一のバージョンの前記ファームウエアで使用可能なスキーマの第二のバージョンと、を管理する第一の管理手段と、
    前記第一の管理手段によって管理された情報に基づいて作成された前記動作構成データと、前記第二のバージョンと、を管理する第二の管理手段と、
    前記デバイスからの要求に応じて、前記第二の管理手段によって管理された前記動作構成データを特定し、特定した前記動作構成データと、前記第一のバージョンと、を前記デバイスに送信する送信手段と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記情報処理システムは、
    前記第一の管理手段によって管理された情報に基づいて前記第二のバージョンを特定し、特定された前記第二のバージョンのスキーマを用いて前記動作構成データを作成する作成手段を更に有し、
    前記第二の管理手段は、前記作成手段によって作成された前記動作構成データと、前記第二のバージョンと、を管理し、
    前記送信手段は、前記第二の管理手段によって管理された前記第二のバージョンと、前記第一の管理手段によって管理された情報と、に基づいて前記第一のバージョンを特定し、前記作成された前記動作構成データと、前記特定した前記第一のバージョンと、を前記デバイスに送信する請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記送信手段は、前記第二の管理手段によって管理された前記第二のバージョンと、前記第一の管理手段によって管理された情報と、に基づいて前記第二のバージョンに関する最新のファームウエアのバージョンを前記第一のバージョンとして特定し、前記作成された前記動作構成データと、前記特定した前記第一のバージョンと、を前記デバイスに送信する請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記送信手段は、前記動作構成データの動作設定項目が、前記第二のバージョンと、最新のスキーマのバージョンと、の差分の動作設定項目に含まれてない場合には、前記第二の管理手段によって管理された前記第二のバージョンと、前記第一の管理手段によって管理された情報と、に基づいて前記最新のスキーマのバージョンに関する最新のファームウエアのバージョンを前記第一のバージョンとして特定し、前記作成された前記動作構成データと、前記特定した前記第一のバージョンと、を前記デバイスに送信する請求項2又は3に記載の情報処理システム。
  5. 前記送信手段は、前記動作構成データの動作設定項目が、前記第二のバージョンと、最新のスキーマのバージョンと、の差分の動作設定項目に含まれる場合には、前記最新のスキーマのバージョンを一つ下げ、前記動作構成データの動作設定項目が、前記第二のバージョンと、前記一つ下げたスキーマのバージョンと、の差分の動作設定項目に含まれるか否かを判断する請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記デバイスは画像形成装置である請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. デバイスと、前記デバイスにおいて複数の機能を実現するための動作構成データを作成可能なクライアント端末と、を含む情報処理システムの制御方法であって、
    前記デバイスにおいて複数の機能を実現するためのファームウエアの第一のバージョンと、前記第一のバージョンの前記ファームウエアで使用可能なスキーマの第二のバージョンと、を管理する第一の管理工程と、
    前記第一の管理工程によって管理された情報に基づいて作成された前記動作構成データと、前記第二のバージョンと、を管理する第二の管理工程と、
    前記デバイスからの要求に応じて、前記第二の管理工程によって管理された前記動作構成データを特定し、特定した前記動作構成データと、前記第一のバージョンと、を前記デバイスに送信する送信工程と、
    を含む制御方法。
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