JP6823378B2 - 更新システム、サーバ装置、画像形成装置及びそれら制御方法、並びにプログラム - Google Patents

更新システム、サーバ装置、画像形成装置及びそれら制御方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6823378B2
JP6823378B2 JP2016081461A JP2016081461A JP6823378B2 JP 6823378 B2 JP6823378 B2 JP 6823378B2 JP 2016081461 A JP2016081461 A JP 2016081461A JP 2016081461 A JP2016081461 A JP 2016081461A JP 6823378 B2 JP6823378 B2 JP 6823378B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
image forming
customized data
forming apparatus
firmware
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016081461A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017191512A5 (ja
JP2017191512A (ja
Inventor
卓実 道下
卓実 道下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016081461A priority Critical patent/JP6823378B2/ja
Publication of JP2017191512A publication Critical patent/JP2017191512A/ja
Publication of JP2017191512A5 publication Critical patent/JP2017191512A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6823378B2 publication Critical patent/JP6823378B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、更新システム、サーバ装置、画像形成装置及びそれら制御方法、並びにプログラムに関するものである。
画像形成装置には、一般に、新機能の追加またはプログラムの修正のために、更新用のファームウェアをネットワーク上のサーバからダウンロードして適用することでファームウェアを更新する機能が実装されている。特許文献1では、画像形成装置においてファームウェアの更新(バージョンアップ)後に自動的に設定情報を更新する技術が提案されている。具体的には、新ファームウェアデータに定義された、異なるバージョン間での共通キーを使用して、画像形成装置が保持している保存データから設定値を読み出し、当該設定値を、新ファームウェアに対応した内部管理IDで当該保存データに書き込んでいる。
また、画像形成装置は、顧客の要望に応じて、特殊な機能の実装及び固有の設定のために個別にカスタマイズされて販売されることがある。この場合、画像形成装置のファームウェアを更新するためには、個別にカスタマイズされる画像形成装置の機能及び設定に対応したファームウェアを画像形成装置に提供する必要がある。しかし、画像形成装置ごとに個別にファームウェアを開発することは開発コストの増加につながる。
このため、多数の画像形成装置間で共通のファームウェアを、対象となる画像形成装置に対応するカスタマイズデータとともに更新用データとして提供することが行われている。この場合、ファームウェアは、多数の機能が予め実装され、カスタマイズデータにより各機能の有効化/無効化の切り替えが可能となるように構成される。このカスタマイズデータは、画像形成装置において必要となる機能の有効化及び設定を行うための(画像形成装置をカスタマイズするための)データとして構成される。各画像形成装置では、サーバから提供された更新用データによるファームウェアの更新後にカスタマイズデータが適用(インポート)されうる。
特開2009−048372号公報
上述のように、多数の画像形成装置間で共通のファームウェアと、カスタマイズデータとを含む更新用データ(更新ファイル)をサーバから各画像形成装置に配信する場合、多数の更新ファイルをサーバで管理することが必要になりうる。これは、個別にカスタマイズされる画像形成装置ごとにカスタマイズデータを用意するとともに、それぞれのカスタマイズデータに対して更新ファイルを用意して管理する必要があるためである。このため、個別にカスタマイズされる画像形成装置の数が多くなるほど、サーバが管理すべき更新ファイルの数が多くなり、これは管理コストの増加につながる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本発明は、ファームウェアの更新用の更新ファイルをサーバ装置から配信する更新システムで、カスタマイズデータごとに個別に更新ファイルを用意することを必要とせずに、画像形成装置のファームウェアの更新を可能にする技術を提供することを目的とする。
本発明は、例えば、更新システム、サーバ装置及び画像形成装置として実現できる。本発明の一態様に係る更新システムは、画像形成装置と、前記画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置と、を含む更新システムであって、前記サーバ装置は、更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルが格納される記憶手段と、前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを設定し、当該設定の内容を示す設定情報を前記記憶手段に格納する設定手段と、前記記憶手段に格納された前記更新ファイル及び前記設定情報を、配信対象の各画像形成装置に配信する配信手段と、を備え、前記画像形成装置は、前記サーバ装置から前記更新ファイル及び前記設定情報を取得する取得手段と、前記取得された更新ファイルに含まれる前記更新用ファームウェアに基づいて、前記画像形成装置のファームウェアの更新処理を行う更新手段と、前記更新処理が完了すると、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記取得された設定情報に従って選択したカスタマイズデータの適用処理を行う適用手段と、を備え、前記設定手段は、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を行い、前記設定の内容が前記画像形成装置において前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定である場合、前記適用手段は、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しないことを特徴とする。
本発明の一態様に係るサーバ装置は、画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置であって、更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルが格納される記憶手段と、前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを設定し、当該設定の内容を示す設定情報を前記記憶手段に格納する設定手段と、前記記憶手段に格納された前記更新ファイル及び前記設定情報を、配信対象の各画像形成装置に配信する配信手段と、を備え、前記設定手段は、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を行い、前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定が行われた画像形成装置においては、前記配信される更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用されないことを特徴とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置と通信可能な画像形成装置であって、更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルを、前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを示す設定情報とともに取得する取得手段と、前記取得された更新ファイルに含まれる前記更新用ファームウェアに基づいて、前記画像形成装置のファームウェアの更新処理を行う更新手段と、前記更新処理が完了すると、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記取得された設定情報に従って選択したカスタマイズデータの適用処理を行う適用手段と、を備え、前記設定情報は、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を示し、前記設定情報が示す設定の内容が前記画像形成装置において前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定である場合、前記適用手段は、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しないことを特徴とする。
本発明によれば、ファームウェアの更新用の更新ファイルをサーバ装置から配信する更新システムで、カスタマイズデータごとに個別に更新ファイルを用意することを必要とせずに、画像形成装置のファームウェアの更新が可能になる。
画像形成装置のハードウェア構成例を示すブロック図 配信サーバのハードウェア構成例を示すブロック図 画像形成装置のソフトウェア構成例を示すブロック図 配信サーバのソフトウェア構成例を示すブロック図 配信サーバから配信されるファームウェアセット、及び当該ファームウェアセットに含まれるカスタマイズデータの例を示す図 画像形成装置及び配信サーバの動作を示すシーケンス図 カスタマイズデータのインポート設定のための設定画面の例を示す図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<画像形成装置のハードウェア構成>
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。画像形成装置100は、読取機能、印刷機能、複写機能、電子メール等のデータの送受信機能等の、多数の機能を有する複合機(MFP)である。なお、本実施形態は、MFPだけでなく、プリント機能またはコピー機能のみを有する単一機能型の印刷装置に対しても適用可能である。図1では、LAN101上に1台の画像形成装置100のみが存在しているが、任意の台数の画像形成装置100がLAN101上に配置されうる。画像形成装置100と、LAN101を介して画像形成装置100と通信可能な配信サーバ200とは、画像形成装置100のファームウェアを更新するための更新システムを構成する。配信サーバ200は、画像形成装置100のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置の一例である。なお、本実施形態では、配信サーバ200は、後述するファームウェアセットとして更新ファイルを配信する。
画像形成装置100は、画像形成装置100を制御するメインコントローラ110と、メインコントローラ110に接続された操作部130、プリンタ部140、スキャナ部150、及びファクシミリ(FAX)部160とを備える。画像形成装置100は、更に、プリンタ部140に接続されたフィニッシャ170を備える。なお、操作部130、スキャナ部150、FAX部160及びフィニッシャ170は、故障等に備えて画像形成装置100に対する着脱が可能であってもよく、また、追加のオプションとして画像形成装置100に対する取り付けが可能であってもよい。
メインコントローラ110は、CPU111、ROM112、RAM113、ハードディスクドライブ(HDD)114、操作部インタフェース(I/F)115、プリンタ部I/F116、スキャナ部I/F117、USBホストI/F118、及びネットワークI/F119を備える。CPU111は、ROM112に格納されたメインコントローラ110用のプログラムをRAM113に読み出して実行することで、画像形成装置100全体を制御する。ROM112には、ファームウェア等のプログラムの他に、ライセンス情報、機器構成情報及びファームウェアバージョン等の、機器情報も格納されている。RAM113は、CPU111の主記憶メモリであり、ワークエリアとして、並びに、ROM112及びHDD114に格納された各種プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。
HDD114には、印刷データ、プリンタ部140によるプリント(印刷)用の画像データ、及びスキャナ部150によって生成された画像データ等の各種データが格納される。また、HDD114には、印刷用アプリケーションプログラム、及びスキャン用のアプリケーションプログラム等の、CPU111によって実行される各種アプリケーションプログラムが格納される。印刷用アプリケーションプログラムは、HDD114に格納された印刷データを印刷用の画像データに変換する機能を有する。スキャン用アプリケーションプログラムは、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、生成した画像データをHDD114に転送するよう、スキャナ部150を制御する機能を有する。
操作部I/F115は、操作部130を介してユーザによって入力される指示をCPU111に伝達するためのI/Fとして機能する。また、操作部I/F115は、操作部130のディスプレイの表示を制御するための指示をCPU111から受信して操作部130に伝達するためのI/Fとしても機能する。操作部130は、タッチパネル機能を有するディスプレイ(液晶表示部)及びキーボード等を備え、ユーザの指示を受け付けることが可能である。
プリンタI/F116は、メインコントローラ110とプリンタ部140とを接続するためのI/Fである。プリンタ部140は、プリンタI/F116を介してHDD114から転送される画像データに基づいて記録媒体(シート)に画像を印刷する。フィニッシャ170は、プリンタ部140により画像が印刷されたシートに対して、各種のフィニッシング処理を行う。フィニッシング処理は、例えば、ステイプル処理、パンチ処理(穿孔処理)、中綴じ製本処理、トリミング処理等である。
スキャナI/F117は、メインコントローラ110とスキャナ部150とを接続するためのI/Fである。スキャナ部150は、CCD(Charge Coupled Device)等により構成されるラインセンサを用いて原稿の画像を読み取って、当該画像に対応する画像データを生成する。スキャナ部150は、更に、生成した画像データをスキャナI/F117を介してHDD114へ転送して格納する。HDD114に格納された画像データは、プリンタ部140による印刷に使用可能である。スキャナ部150により原稿を読み取って得られた画像データに基づいて、プリンタ部140によりシートへの画像の印刷を行うことで、複写(コピー)処理を実現できる。
USBホストI/F118は、メインコントローラ110とFAX部160とを接続するためのI/Fである。FAX部160は、USBホストI/F118を介してHDD114から転送される画像データに基づいて、FAX回線105を介したFAXデータの送信(FAX送信)を行う。また、FAX部160は、FAX回線105を介して受信したFAXデータに基づいて画像データを生成し、生成した画像データを、USBホストI/F118を介してHDD114に転送して格納する。HDD114に格納された画像データは、上述のように、プリンタ部140による印刷に使用可能である。
USBホストI/F118には、外部のUSBデバイス104も接続可能である。USBデバイス104は、例えば、USBメモリまたはUSBキーボードである。USBホストI/F118にUSBメモリを接続することで、当該USBメモリに格納されたファイルを、画像形成装置100内に入力(転送)可能である。例えば、USBメモリに格納された、ファームウェアの更新(アップデート)に必要な更新用データ(更新ファイル)が、当該USBメモリから画像形成装置100内に入力されてもよい。
ネットワークI/F119は、メインコントローラ110をLAN101に接続するための通信I/Fである。ネットワークI/F119は、LAN101に接続されているPC102、配信サーバ200等の外部装置と通信する。PC102は、LAN101を介して、印刷データ等の各種データの画像形成装置100への送信、及びWebブラウザによる画像形成装置100の操作が可能である。なお、PC102は、LAN101を介して画像形成装置100へファームウェアファイルを提供可能であってもよい。
配信サーバ200は、出荷された製品(画像形成装置100等)に対して、当該製品にインストールされているファームウェアの更新に必要なデータを配信するためのサーバ装置である。配信サーバ200には、ファームウェアの更新に必要な最新の更新用データ(更新ファイル)が常にアップロードされている。画像形成装置100は、LAN101を介して配信サーバ200に対して、ファームウェア更新に関して問い合わせを行うことで、必要な更新ファイルを配信サーバ200から取得できる。なお、配信サーバ200から画像形成装置100への更新ファイルのダウロードに用いられる通信プロトコルは、HTTPまたはFTPであってもよいし、それら以外のプロトコルであってもよい。
<配信サーバのハードウェア構成>
図2は、本実施形態に係る配信サーバ200のハードウェア構成例を示すブロック図である。配信サーバ200は、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、操作部205、表示部206、及びネットワークI/F207を備える。
CPU201は、ROM202に格納されたプログラムをRAM203に読み出して実行することで、配信サーバ200全体を制御する。RAM203は、CPU201の主記憶メモリであり、ワークエリアとして、並びに、ROM202及びHDD204に格納された各種プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。HDD204には、画像形成装置100に配信するためのファームウェアセットが格納される。
操作部205は、キーボード、及び表示部206上に設けられたタッチパネル等を備え、ユーザの指示を受け付けることが可能である。ユーザは、操作部205を介して配信サーバ200を操作できる。なお、配信サーバ200は、外部のPC102のWebブラウザによる操作が可能であってもよい。その場合、配信サーバ200は、配信サーバ200からPC102に提供されてWebブラウザによってPC102の表示部に表示される操作画面(Webブラウザ画面)を用いて操作されうる。ネットワークI/F207は、配信サーバ200をLAN101に接続するための通信I/Fである。ネットワークI/F207は、LAN101に接続されているPC102、画像形成装置100等の外部装置と通信する。
<画像形成装置のソフトウェア構成>
図3は、画像形成装置100のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図3に示す各部の機能は、ROM112に格納されたプログラムをCPU111がRAM113に読み出して実行することによって、画像形成装置100上で実現される。
設定記憶部301は、画像形成装置100の各機能の動作を決定するための設定を示す設定値を記憶する。設定記憶部301が記憶する設定値は、操作部130におけるユーザの操作によって変更されうるか、画像形成装置100の動作に伴って変更されうる。ファームウェア(FW)バージョン記憶部302は、画像形成装置100において動作中のファームウェアのバージョンを記憶する。FWバージョン記憶部302は、例えば以下の表1に示すようなテーブル形式でデータを記憶している。本例では、画像形成装置100では、ファームウェア1,2,3という3つのファームウェアと、カスタマイズデータを保持するファームウェアの、合計4つのファームウェアが動作しており、各ファームウェアのバージョンは1.0である。
(表1)
ファームウェア名 バージョン
ファームウェア1 1.0
ファームウェア2 1.0
ファームウェア3 1.0
カスタマイズデータ 1.0
FW記憶部303は、画像形成装置100上で動作する1つ以上のファームウェアを記憶する。FW取得時刻設定部304は、配信サーバ200において設定されたファームウェアの配信時刻(配信日時)を示す情報を取得し、配信サーバ200からファームウェアを取得する時刻(日時)を、取得した情報が示す配信時刻(配信日時)に設定する。FW取得部305は、LAN101を介して配信サーバ200から最新のファームウェア(より具体的には、更新ファイルに相当するファームウェアセット)をダウンロードすることで、当該サーバからファームウェアを取得する。FW取得部305は、FWバージョン記憶部302が記憶しているファームウェアのバージョンに基づいて、各ファームウェアの更新が必要であるか否かを判定してもよい。その場合、FW取得部305は、更新が必要であると判定したファームウェアを配信サーバ200から取得する。
FW更新部306は、FW取得部305が取得した最新のファームウェアを用いて、画像形成装置100のファームウェアを更新するための更新処理を行う。具体的には、FW更新部306は、取得したファームウェアで、FW記憶部303が記憶しているファームウェアを上書きすることによって、ファームウェアの更新処理を行う。カスタマイズデータ設定部307は、カスタマイズデータのインポート設定の内容を示すインポート設定情報が配信サーバ200から受信されると、当該インポート設定情報を保持する。これにより、カスタマイズデータ設定部307は、画像形成装置100においてインポート設定情報に基づくカスタマイズデータの適用(インポート)を可能にする。
カスタマイズデータ選択部308は、カスタマイズデータ設定部307が保持するインポート設定情報に従って、配信されたファームウェアセットに含まれるカスタマイズデータのうちで、適用すべきカスタマイズデータを選択する。カスタマイズデータ適用部309は、カスタマイズデータ選択部308によって選択されたカスタマイズデータを、FW更新部306によるファームウェアの更新処理の後に適用する。具体的には、カスタマイズデータ適用部309は、選択されたカスタマイズデータを、設定記憶部301が記憶している設定値に適用する。FW更新通知部310は、FW更新部306によるファームウェアの更新結果を配信サーバ200に通知する。
<配信サーバのソフトウェア構成>
図4は、配信サーバ200のソフトウェア構成例を示すブロック図である。図4に示す各部の機能は、ROM202に格納されたプログラムをCPU201がRAM203に読み出して実行することによって、配信サーバ200上で実現される。
FW登録部401は、画像形成装置100に配信するファームウェアセットを登録するためのユーザインタフェース(UI)を提供する。FW登録部401は、例えば、操作部205に表示される操作画面、または外部のPC102のWebブラウザによって当該PCの表示部に表示される操作画面(Webブラウザ画面)としてUIを提供する。FW登録部401は、操作部205に表示された操作画面、またはPC102のWebブラウザ画面におけるユーザの操作に従って、ファームウェアセットの登録処理を行う。
FW記憶部402は、FW登録部401によって登録されたファームウェアセットを記憶する。なお、FW記憶部402はHDD204の記憶領域と対応しており、FW記憶部402が記憶するファームウェアセットはHDD204に格納される。FWバージョン記憶部403は、配信サーバ200に登録された最新のファームウェア(ファームウェアセット)のバージョンを記憶する。
FW検索部404は、画像形成装置100から受信した情報(ファームウェア(ファームウェアセット)のバージョン、シリアルID、機種情報等)に基づいて、画像形成装置100において更新が必要なファームウェア(ファームウェアセット)を検索する。例えば、FW検索部404は、画像形成装置100から受信した情報とFWバージョン記憶部403が記憶している情報とを比較して、画像形成装置100にインストールされているファームウェア(ファームウェアセット)の最新バージョンを検索する。FW配信部405は、FW検索部404によって検索されたファームウェア(ファームウェアセット)を、対象となる画像形成装置100に配信する。
FW更新設定部406は、ファームウェアセットに含まれるファームウェアの更新後に画像形成装置100において適用すべきカスタマイズデータに関するインポート設定、及びファームウェアの配信時刻(配信日時)の設定を行うためのUIを提供する。FW更新設定部406は、FW登録部401と同様に、操作部205に表示される操作画面、または外部のPC102のWebブラウザによって当該PCの表示部に表示される操作画面(Webブラウザ画面)としてUIを提供する。FW更新設定部406は、操作部205に表示された操作画面、またはPC102のWebブラウザ画面におけるユーザの操作に従って、カスタマイズデータのインポート設定及びファームウェア(ファームウェアセット)の配信時刻(配信日時)の設定を行う。
<ファームウェアセット及びカスタマイズデータ>
図5(A)は、画像形成装置100がファームウェアを更新する際に、配信サーバ200から画像形成装置100へ配信されるファームウェアセットの例を示す図である。ファームウェアセット500は、画像形成装置100におけるファームウェアの更新に必要なファイルを1つのファイルとしてまとめたものであり、画像形成装置100のファームウェアを更新するための更新ファイルの一例である。図5(A)の例では、ファームウェアセット500は、更新用ファームウェア1〜3に対応する3つのファイル501と、カスタマイズデータ1〜3に対応する3つのファイル502と、ファームウェアリストファイル503とを含む。ファームウェアセット500には、最新バージョンのファームウェア及び最新バージョンのカスタマイズデータが含まれる。更新用ファームウェア1〜3の実体は、画像形成装置100においてROM112に格納されることになる、実行可能な形式のコンピュータプログラムである。
カスタマイズデータ1〜3は、適用(インポート)対象となる画像形成装置の機能及び設定を個別にカスタマイズするためのデータである。例えば、カスタマイズデータ1は省電力優先設定用のデータ、カスタマイズデータ2はセルフコピー特殊設定用のデータ、カスタマイズデータ3はカスタムメニュー追加用のデータである。このように、ファームウェアセット500は、更新用ファームウェア1〜3とともに、更新用ファームウェア1〜3に基づく更新処理の完了後に画像形成装置100の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータ1〜3を含む。ファームウェアセット500を受信した画像形成装置100は、当該ファームウェアセット500に含まれる複数のカスタマイズデータのうちのいずれかを選択して適用(インポート)する。
図5(B)は、ファームウェアセット500にファイル502として含まれるカスタマイズデータの例を示す図である。カスタマイズデータは、XML形式で記述されており、カスタマイズ対象の各設定についての識別子及び設定値を保持している。図5(B)の例では、識別子「設定A」によって識別される設定の設定値として「1」が記述され、識別子「設定B」によって識別される設定の設定値として「2」が記述されている。このように、カスタマイズデータには、複数の設定値が記述されてもよい。また、カスタマイズデータは、XML形式以外の形式で記述されてもよい。このように、カスタマイズデータは、変更対象となる1つ以上の設定と、当該1つ以上の設定のそれぞれに対応する設定値と、を含んでいる。
ファームウェアリストファイル503は、ファームウェアセット500に含まれるファームウェアのリストと、各ファームウェアに関する情報とを含む。ファームウェアに関する情報は、少なくとも、ファームウェアの名称または識別子(ID)等の、ファームウェアを識別するための情報、及び、ファームウェアのバージョン等の、ファームウェアが新しいか古いかを判定するための情報を含む。また、ファームウェアリストファイル503に含まれる情報は、ファームウェアセット500に含まれる各ファームウェアと合致する情報であるか、少なくともファームウェアセット500に含まれる複数のファームウェアを包含する情報である。
なお、ファームウェアリストファイル503は、ファイルのチェック用のハッシュ値を更に含んでいてもよいし、ファームウェアリストファイル503に含まれる各ファイルのサイズを示す情報を更に含んでいてもよい。また、ファームウェアリストファイル503は、ファームウェアセット500に含まれる各カスタマイズデータに関する情報(名称及びバージョン等)を更に含んでいてもよい。
<カスタマイズデータのインポート設定>
図6は、配信サーバ200から配信するファームウェアセットに含まれるカスタマイズデータのインポート設定のための設定画面の例を示す図である。図6の設定画面600は、S701におけるカスタマイズデータのインポート設定に用いられる。本実施形態では、配信サーバ200の表示部206に設定画面600が表示され、設定画面600を用いた設定が操作部205において行われる。なお、PC102等の外部装置において、配信サーバ200から提供された設定画面600がWebブラウザ画面として表示され、当該外部装置においてカスタマイズデータのインポート設定が行われてもよい。
対象バージョン601は、設定画面600における設定の対象となるファームウェアセットのバージョンを示す。ファームウェアセットのバージョンは、当該ファームウェアセットに含まれるファームウェアの組み合わせに従って定められ、当該ファームウェアセットに含まれるカスタマイズデータには依存しない。上述のように、ファームウェアセットには、1つ以上のカスタマイズデータ(図5のファームウェアセット500では3つのカスタマイズデータ)が組み込まれる。設定画面600では、対象バージョン601が示すファームウェアセットに含まれる各カスタマイズデータをインポートする画像形成装置を予め設定できる。
図6の例では、図5のファームウェアセット500が設定画面600における設定の対象となっている。設定画面600に含まれる項目602〜605は、設定対象となるカスタマイズデータを示している。項目602〜604は、ファームウェアセット500に含まれるカスタマイズデータ1〜3とそれぞれ対応している。項目605は、いずれのカスタマイズデータとも対応しておらず、ファームウェアセット500に含まれるカスタマイズデータをインポートしない、デフォルト設定を示している。設定画面600では、項目602〜605が示すカスタマイズデータまたはデフォルト設定の適用対象となる画像形成装置を個別に指定できる。
設定画面600は、一例として、項目602〜605に対して画像形成装置のシリアルIDの範囲606〜609をそれぞれ指定できるように構成されている。本例では、ZZZ00001〜ZZZ00010のシリアルIDに対応する画像形成装置が、カスタマイズデータ1に対して指定され、ZZZ00011〜ZZZ00050のシリアルIDに対応する画像形成装置が、カスタマイズデータ2に対して指定されている。また、ZZZ00051〜ZZZ00070のシリアルIDに対応する画像形成装置が、カスタマイズデータ3に対して指定され、ZZZ00071〜ZZZ00100のシリアルIDに対応する画像形成装置が、デフォルト設定に対して指定されている。
このような指定の結果、例えば、カスタマイズデータ1をインポート(適用)する画像形成装置として、ZZZ00001〜ZZZ00010のシリアルIDに対応する画像形成装置が予め設定される。また、カスタマイズデータ2をインポートする画像形成装置として、ZZZ00011〜ZZZ00050のシリアルIDに対応する画像形成装置が予め設定される。なお、図7の例では、各カスタマイズデータに対して、画像形成装置のシリアルIDの範囲を指定しているが、特定のシリアルIDを指定できるように設定画面600を構成されてもよい。
このように、本実施形態では、ファームウェアセット(更新ファイル)の配信対象となる各デバイス(画像形成装置100)においてファームウェアの更新処理の完了後に適用(インポート)すべきカスタマイズデータを、配信サーバ200側で予め設定する。具体的には、配信サーバ200は、ファームウェアセットに含まれる複数のカスタマイズデータ1〜3のうちで、ファームウェアセットの配信対象となる複数の画像形成装置100においてそれぞれインポートすべきカスタマイズデータを設定する。更に、配信サーバ200は、その設定の内容を示すインポート設定情報を、HDD204に格納する。その後、配信サーバ200は、HDD204に格納されたファームウェアセット及びインポート設定情報を、配信対象の各画像形成装置100に配信する。
一方で、画像形成装置100は、配信サーバ200からファームウェアセット及びインポート設定情報を取得すると、取得したファームウェアセットに含まれる更新用ファームウェアに基づいて、当該画像形成装置のファームウェアの更新処理を行う。当該更新処理が完了すると、画像形成装置100は、取得したファームウェアセットに含まれる複数のカスタマイズデータのうちで、インポート設定情報に従って選択したカスタマイズデータの適用処理(インポート処理)を行う。
本実施形態では、配信サーバ200から配信するファームウェアセットには、いずれかの画像形成装置100の設定に対応したカスタマイズデータのみではなく、複数のカスタマイズデータが予め組み込まれる。更に、ファームウェアセットの配信対象となる複数の画像形成装置100においてそれぞれインポートすべきカスタマイズデータを選択するための、共通のインポート設定情報を、配信サーバ200からファームウェアセットとともに配信する。これにより、カスタマイズデータごとに個別にファームウェアセット(更新ファイル)を用意することを必要とせずに、各画像形成装置100のファームウェアの更新が可能になる。
<ファームウェアの更新処理>
図7は、配信サーバ200から更新ファイル(ファームウェアセット)を配信して画像形成装置100においてファームウェアの更新処理を行うための、画像形成装置100及び配信サーバ200の動作を示すシーケンス図である。図7に示す各ステップの処理は、CPU111がROM112に格納されたプログラムを読み出して実行することによって、及びCPU201がROM202に格納されたプログラムを読み出して実行することによって実現される。
配信サーバ200では、各画像形成装置100にインストールされているファームウェアの更新に必要な最新の更新ファイルとして、最新のファームウェアを含むファームウェアセットがFW登録部401によって適宜登録される。登録されたファームウェアセットは、配信サーバ200のHDD204に格納されている。登録されたファームウェアセットは、ネットワーク(LAN101)を介して通信可能な各画像形成装置100からの問い合わせに応じて、以下で説明するシーケンスに従って各画像形成装置100へ配信される。
S701で、配信サーバ200(FW更新設定部406)は、ユーザ(管理者またはサービス担当者)の指示に従って、更新用ファームウェアとともにファームウェアセットに含めて配信するカスタマイズデータのインポート設定を行う。カスタマイズデータのインポート設定は、図6を参照して説明したように、配信サーバ200の操作部205に表示された操作画面(例えば、設定画面600)におけるユーザの操作に従って行われる。なお、カスタマイズデータのインポート設定は、上述のように、PC102等の外部装置においてWebブラウザ画面におけるユーザの操作に従って行われてもよい。
インポート設定では、ファームウェアセットの配信対象となる画像形成装置100ごとに、複数のカスタマイズデータのうちでインポートすべきカスタマイズデータの設定、または複数のカスタマイズデータのいずれもインポートしない設定が行われる。インポート設定が完了すると、設定内容を示すインポート設定情報が生成され、生成されたインポート設定情報は、対応するファームウェアセットと関連付けてHDD204に格納される。
S702で、配信サーバ200(FW更新設定部406)は、ユーザの指示に従って、配信対象の各画像形成装置100に対するファームウェア(ファームウェアセット)の配信時刻(配信日時)の設定を行う。本実施形態の配信サーバ200は、複数のデバイス(複数の画像形成装置100)に対して、それぞれ特定の時刻(日時)に更新用ファームウェアを個別に配信できるように構成されている。具体的には、配信サーバ200には、配信対象の各デバイスへのファームウェアの配信時刻を予め設定する機能が実装されている。例えば、画像形成装置100が使用される可能性が低いことが想定される夜間に配信時刻を設定することで、ファームウェアの更新処理によってユーザが画像形成装置を使用できなくなる時間を減らすことができ、ユーザの利便性の低下を防ぐことができる。
なお、本実施形態では、複数のデバイスに対するファームウェアの配信時刻を配信サーバ200側で(操作部205を用いて)設定可能としているが、画像形成装置100側で(操作部130を用いて)設定可能であってもよい。あるいは、配信サーバ200及び画像形成装置100以外のPC102等で、Webブラウザ画面を用いてファームウェアの配信時刻が設定可能であってもよい。また、配信サーバ200が特定の時刻(タイミング)に複数のデバイスへ同時に更新用ファームウェアを配信するように、一括した配信時刻の設定が可能であってもよい。
S703で、画像形成装置100(FW取得時刻設定部304)は、更新用ファームウェアの配信時刻に関して配信サーバ200に問い合わせを行うことで、S702で設定された配信時刻を示す情報(配信時刻情報)を配信サーバ200から受信する。配信時刻情報を配信サーバ200から受信すると、S704で、画像形成装置100(FW取得時刻設定部304)は、受信した情報が示す配信時刻を、配信サーバ200からファームウェアを取得する時刻として設定する。その後、S705で、画像形成装置100(FW取得部305)は、S704で設定した取得時刻に到達するまでの間、待機する。取得時刻に到達すると、画像形成装置100(FW取得部305)は、処理をS706へ進める。
S706で、画像形成装置100(FW取得部305)は、インストールされているファームウェアの更新に関して配信サーバ200に問い合わせを行う。これにより、FW取得部305は、配信サーバ200から必要に応じて、ファームウェアセット、及びS701で生成されたインポート設定情報を受信する。
具体的には、FW取得部305は、画像形成装置100にインストールされているファームウェアセットのバージョン等の情報を配信サーバ200に送信することで、ファームウェアの更新に関して問い合わせを行う。配信サーバ200(FW検索部404)は、画像形成装置100から受信した情報に基づいて、画像形成装置100において更新が必要なファームウェアセットを検索する。更新が必要なファームウェアセットが検索されると、配信サーバ200(FW配信部405)は、検索されたファームウェアセットを、問い合わせに対する応答として画像形成装置100に送信(配信)する。その際、FW配信部405は、検索されたファームウェアセットに対応するインポート設定情報も一緒に送信する。
配信サーバ200から送信されるファームウェアセットには、配信対象の画像形成装置100で適用するカスタマイズデータだけでなく、他の画像形成装置で適用するカスタマイズデータも含まれている。画像形成装置100は、ファームウェアセットと一緒に受信したインポート設定情報に基づいて、受信したファームウェアセットに含まれる複数のカスタマイズデータのいずれかを選択して適用(インポート)する。
なお、ファームウェアセットに複数のカスタマイズデータが含まれていることで、以下のような利点もある。例えば、画像形成装置100は、インポートするカスタマイズデータを、受信したインポート設定情報が示すカスタマイズデータから、他のカスタマイズデータに変更することも可能である。また、画像形成装置100は、受信したインポート設定情報が、カスタマイズデータのインポートを行わない設定(図7の項目705)を示していても、更新処理後の特定にタイミングに、いずれかのカスタマイズデータを手動でインポートすることも可能である。
S706では、配信サーバ200から画像形成装置100へファームウェアセットを配信する代わりに、ファームウェアセットに含まれるファームウェア(カスタマイズデータを含む。)を個別に配信することも可能である。その場合、画像形成装置100(FW取得部305)は、まずファームウェアリストファイル503を配信サーバ200から受信する。FW取得部305は、受信したファームウェアリストファイル503に含まれる、各ファームウェアのバージョンと、FWバージョン記憶部302が記憶している各ファームウェアのバージョンとを比較する。その比較の結果、FW配信部405は、新しいバージョンのファームウェアが配信サーバ200に登録されている場合には、当該新しいバージョンのファームウェアを配信サーバ200から個別に受信する。
その後、S707で、画像形成装置100(カスタマイズデータ設定部307)は、S706において配信サーバ200から受信したインポート設定情報を、画像形成装置100内に保存する。インポート設定情報は、例えばHDD114に格納される。次にS708で、画像形成装置100(FW更新部306)は、S706において配信サーバ200から受信したファームウェアセット500を用いてファームウェアの更新を行う。具体的には、FW更新部306は、受信したファームウェアセット500に含まれるファームウェアをRAM113に展開し、展開したファームウェアをROM112に格納する(即ち、ROM112に格納されたファームウェアに上書きする)する。なお、ファームウェアセット500に含まれる全てのファームウェア(ファームウェア1〜3)に関してファームウェアの更新が行われる。
ファームウェアの更新が完了すると、S70で、画像形成装置100(カスタマイズデータ選択部308)は、ファームウェアセット500に含まれるカスタマイズデータ1〜3のうちで適用(インポート)するカスタマイズデータを選択する。カスタマイズデータの選択は、S707で保存されたインポート設定情報に基づいて行われる。インポート設定情報には、上述のように配信サーバ200において予め設定された、各カスタマイズデータをインポートする画像形成装置を示す情報が含まれている。
次にS710で、画像形成装置100(カスタマイズデータ適用部309)は、S709で選択されたカスタマイズデータの適用処理を行う。具体的には、カスタマイズデータ適用部309は、選択されたカスタマイズデータの内容に従って、設定記憶部301が記憶している設定値を更新する。具体的には、カスタマイズデータ適用部309は、インポート設定情報に従って選択したカスタマイズデータに含まれる1つ以上の設定の設定値を、当該カスタマイズデータに含まれる設定値に変更する。例えば、図5(B)に示す内容を有するカスタマイズデータの適用処理が行われた場合、設定記憶部301が記憶している多数の設定値のうち、「設定A」の設定値が1に変更され、「設定B」の設定値が2に変更される。なお、カスタマイズデータに記述されていない設定値は変更されない。
最終的に、S711で、画像形成装置100(FW更新通知部310)は、S706において受信したファームウェアセット500に基づくファームウェアの更新結果を配信サーバ200へ通知する。
以上説明したように、本実施形態では、ファームウェアセット(更新ファイル)の配信対象となる各画像形成装置100においてファームウェアの更新処理の完了後に適用(インポート)すべきカスタマイズデータを、配信サーバ200側で予め設定する。更に、その設定の内容を示すインポート設定情報を、ファームウェアセットとともに配信サーバ200から各画像形成装置100に配信する。これにより、カスタマイズデータごとに個別にファームウェアセットを用意することを必要とせずに、各画像形成装置100のファームウェアの更新が可能になる。また。例えば同じ顧客であっても部門やフロアごとに、ファームウェアの更新後に各画像形成装置100の設定を自動的にカスタマイズするようなことが容易に実現できる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:画像形成装置、200:配信サーバ、101:LAN、102:PC、104:USBデバイス、111,201:CPU、112,202:ROM、114,204:HDD、130,205:操作部、119,207:ネットワークI/F

Claims (13)

  1. 画像形成装置と、前記画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置と、を含む更新システムであって、
    前記サーバ装置は、
    更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルが格納される記憶手段と、
    前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを設定し、当該設定の内容を示す設定情報を前記記憶手段に格納する設定手段と、
    前記記憶手段に格納された前記更新ファイル及び前記設定情報を、配信対象の各画像形成装置に配信する配信手段と、を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記サーバ装置から前記更新ファイル及び前記設定情報を取得する取得手段と、
    前記取得された更新ファイルに含まれる前記更新用ファームウェアに基づいて、前記画像形成装置のファームウェアの更新処理を行う更新手段と、
    前記更新処理が完了すると、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記取得された設定情報に従って選択したカスタマイズデータの適用処理を行う適用手段と、を備え
    前記設定手段は、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を行い、
    前記設定の内容が前記画像形成装置において前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定である場合、前記適用手段は、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない
    ことを特徴とする更新システム。
  2. 前記設定手段は、前記サーバ装置の操作部において行われたユーザの操作、またはネットワークを介して外部装置において行われたユーザの操作に従って、前記複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の更新システム。
  3. 前記サーバ装置は、前記記憶手段に格納された前記更新ファイルを配信対象の画像形成装置に配信する配信日時を設定する手段を更に備え、
    前記配信手段は、前記設定された配信日時に、前記画像形成装置に前記更新ファイルを配信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の更新システム。
  4. 前記画像形成装置は、前記サーバ装置に前記配信日時を問い合わせ、前記更新ファイルを取得する日時を前記配信日時に設定する手段を更に備え、
    前記取得手段は、前記配信手段によって配信される前記更新ファイルを、前記設定された日時に受信する
    ことを特徴とする請求項に記載の更新システム。
  5. 前記カスタマイズデータは、変更対象となる1つ以上の設定と、前記1つ以上の設定のそれぞれに対応する設定値と、を含み、
    前記更新手段は、前記設定情報に従って選択したカスタマイズデータに含まれる前記1つ以上の設定の設定値を、当該カスタマイズデータに含まれる設定値に変更する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の更新システム。
  6. 前記更新ファイルは、複数の更新用ファームウェアを含み、
    前記更新手段は、前記更新ファイルに含まれる前記複数の更新用ファームウェアの全てに基づいて、対応する複数のファームウェアの更新処理を行い、
    前記適用手段は、前記複数のファームウェアの更新処理が完了すると、前記選択したカスタマイズデータの適用処理を行う
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の更新システム。
  7. 画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置であって、
    更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルが格納される記憶手段と、
    前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを設定し、当該設定の内容を示す設定情報を前記記憶手段に格納する設定手段と、
    前記記憶手段に格納された前記更新ファイル及び前記設定情報を、配信対象の各画像形成装置に配信する配信手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を行い、
    前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定が行われた画像形成装置においては、前記配信される更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用されない
    とを特徴とするサーバ装置。
  8. 画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置と通信可能な画像形成装置であって、
    更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルを、前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを示す設定情報とともに取得する取得手段と、
    前記取得された更新ファイルに含まれる前記更新用ファームウェアに基づいて、前記画像形成装置のファームウェアの更新処理を行う更新手段と、
    前記更新処理が完了すると、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記取得された設定情報に従って選択したカスタマイズデータの適用処理を行う適用手段と、を備え、
    前記設定情報は、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を示し、
    前記設定情報が示す設定の内容が前記画像形成装置において前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定である場合、前記適用手段は、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない
    とを特徴とする画像形成装置。
  9. 画像形成装置と、前記画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置と、を含む更新システムの制御方法であって、
    前記サーバ装置において、
    更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルを記憶手段に格納する工程と、
    前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを設定し、当該設定の内容を示す設定情報を前記記憶手段に格納する設定工程と、
    前記記憶手段に格納された前記更新ファイル及び前記設定情報を、配信対象の各画像形成装置に配信する工程と、を含み、
    前記画像形成装置において、
    前記サーバ装置から前記更新ファイル及び前記設定情報を取得する工程と、
    前記取得された更新ファイルに含まれる前記更新用ファームウェアに基づいて、前記画像形成装置のファームウェアの更新処理を行う工程と、
    前記更新処理が完了すると、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記取得された設定情報に従って選択したカスタマイズデータの適用処理を行う適用工程と、を含
    前記設定工程では、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を行い、
    前記設定の内容が前記画像形成装置において前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定である場合、前記適用工程では、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない
    ことを特徴とする更新システムの制御方法。
  10. 画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置の制御方法であって、
    更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルを記憶手段に格納する工程と、
    前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを設定し、当該設定の内容を示す設定情報を前記記憶手段に格納する設定工程と、
    前記記憶手段に格納された前記更新ファイル及び前記設定情報を、配信対象の各画像形成装置に配信する工程と、を含み、
    前記設定工程では、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を行い、
    前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定が行われた画像形成装置においては、前記配信される更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用されない
    とを特徴とするサーバ装置の制御方法。
  11. 画像形成装置のファームウェアを更新するための更新ファイルを配信するサーバ装置と通信可能な画像形成装置の制御方法であって、
    更新用ファームウェアと、前記更新用ファームウェアに基づく更新処理の完了後に画像形成装置の設定をそれぞれ異なる設定にカスタマイズするための複数のカスタマイズデータと、を含む更新ファイルを、前記更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記更新ファイルの配信対象となる複数の画像形成装置においてそれぞれ適用すべきカスタマイズデータを示す設定情報とともに取得する工程と、
    前記取得された更新ファイルに含まれる前記更新用ファームウェアに基づいて、前記画像形成装置のファームウェアの更新処理を行う工程と、
    前記更新処理が完了すると、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのうちで、前記取得された設定情報に従って選択したカスタマイズデータの適用処理を行う適用工程と、を含み、
    前記設定情報は、前記更新ファイルの配信対象となる画像形成装置ごとに、前記複数のカスタマイズデータのうちで適用すべきカスタマイズデータの設定、または前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定を示し、
    前記設定情報が示す設定の内容が前記画像形成装置において前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない設定である場合、前記適用工程では、前記取得された更新ファイルに含まれる前記複数のカスタマイズデータのいずれも適用しない
    とを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 請求項10に記載のサーバ装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項11に記載の画像形成装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2016081461A 2016-04-14 2016-04-14 更新システム、サーバ装置、画像形成装置及びそれら制御方法、並びにプログラム Active JP6823378B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016081461A JP6823378B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 更新システム、サーバ装置、画像形成装置及びそれら制御方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016081461A JP6823378B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 更新システム、サーバ装置、画像形成装置及びそれら制御方法、並びにプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017191512A JP2017191512A (ja) 2017-10-19
JP2017191512A5 JP2017191512A5 (ja) 2019-05-23
JP6823378B2 true JP6823378B2 (ja) 2021-02-03

Family

ID=60086007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016081461A Active JP6823378B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 更新システム、サーバ装置、画像形成装置及びそれら制御方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6823378B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7098427B2 (ja) * 2018-06-08 2022-07-11 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP7166904B2 (ja) 2018-12-19 2022-11-08 キヤノン株式会社 情報処理システム及び制御方法
JP7280698B2 (ja) 2019-01-11 2023-05-24 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法及びプログラム
JP2022120453A (ja) * 2021-02-05 2022-08-18 Necプラットフォームズ株式会社 保守制御装置、保守制御方法、保守制御システム、および保守制御プログラム
US11936828B1 (en) 2023-03-03 2024-03-19 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Application distribution device distributes a program for installing an application in an image forming apparatus and non-transitory recording medium

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004252759A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Ricoh Co Ltd ドライバのインストール方法とインストール制御プログラム
JP2008015794A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Konica Minolta Business Technologies Inc プログラム管理装置及びプログラム管理システム、ならびにプログラム提供方法
JP2014075048A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Canon Inc 配信システム、情報処理方法及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017191512A (ja) 2017-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6823378B2 (ja) 更新システム、サーバ装置、画像形成装置及びそれら制御方法、並びにプログラム
US10574835B2 (en) Information processing apparatus for updating function settings with setting data received from another image processing apparatus
JP5984621B2 (ja) 画像形成装置、情報処理方法及びプログラム
US10394500B2 (en) Information processing system and application installation method
US20120194844A1 (en) Print setting server, document processing server, print system, and print setting method
JP5471529B2 (ja) 画像処理装置及び情報処理装置
JP4797703B2 (ja) 印刷制御システム及び印刷属性情報管理サーバ
JP6737169B2 (ja) バージョンチェックシステム及びバージョンチェック方法
JP6366354B2 (ja) 情報処理装置、画像形成装置、およびそのプログラムの更新方法、並びにプログラム
CN103853578B (zh) 多功能外围设备及信息处理方法
US9116640B2 (en) Image processing apparatus, display method, and storage medium
JP5472086B2 (ja) デバイス、端末装置、サーバ、プログラム、及びファームウェアの更新方法
JP6771909B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP5573411B2 (ja) 画像形成装置、プログラム、及びインストール方法
US20230308555A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, and non-transitory computer readable medium
JP6429502B2 (ja) 管理システム、及びその方法
JP2017157114A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、画像処理装置、制御方法および拡張プログラム
JP2016197334A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP2007166057A (ja) 画像処理システム、画像処理装置、オプション製品処理方法、プログラム
JP6890522B2 (ja) 情報処理方法、情報処理システム及び情報処理装置
JP2022006240A (ja) デバイス管理装置、方法およびプログラム
JP6115342B2 (ja) プルプリントシステム、プルプリントサーバーおよびコンピュータープログラム
JP2004199274A (ja) 製本印刷システム
JP2015049862A (ja) 情報処理装置、システム、方法およびプログラム
JP2018116361A (ja) 情報処理装置、管理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム、情報処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190411

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200316

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200514

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210108

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6823378

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151