JP2004199274A - 製本印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】バリアブル印刷を行う際の利便性を向上することができる製本印刷システムを提供する。
【解決手段】ステップS400の指示では、製本文書取得部を用いて、バリアブル印刷の対象となる製本文書を文書管理システムから検索して選択する。次に、ステップS401で、ユーザ端末の製本文書編集用画面から、製本文書取得部を介して文書管理システムに保存及び管理されたバリアブルテンプレート情報を取得し、所定のバリアブルテンプレートを選択する。次いで、ステップS402で、ユーザ端末の製本文書編集用画面から、製本文書取得部を介して文書管理システムに保存及び管理されたバリアブルデータファイル情報を取得し、所定のバリアブルデータファイルを選択する。その後、ステップS403で、バリアブル処理部を用いてバリアブルデータを含んだ製本印刷文書を生成する。そして、ステップS404で、印刷処理部を用いてその印刷処理を行う。
【選択図】 図10
【解決手段】ステップS400の指示では、製本文書取得部を用いて、バリアブル印刷の対象となる製本文書を文書管理システムから検索して選択する。次に、ステップS401で、ユーザ端末の製本文書編集用画面から、製本文書取得部を介して文書管理システムに保存及び管理されたバリアブルテンプレート情報を取得し、所定のバリアブルテンプレートを選択する。次いで、ステップS402で、ユーザ端末の製本文書編集用画面から、製本文書取得部を介して文書管理システムに保存及び管理されたバリアブルデータファイル情報を取得し、所定のバリアブルデータファイルを選択する。その後、ステップS403で、バリアブル処理部を用いてバリアブルデータを含んだ製本印刷文書を生成する。そして、ステップS404で、印刷処理部を用いてその印刷処理を行う。
【選択図】 図10
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
所定の原稿に対して、指定されたデータを、指定された位置に、指定された形式で埋め込んだ形式で印刷処理するバリアブル印刷に好適な製本印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バリアブル印刷は、オリジナルの原稿に対して、バリアブル印刷領域を設定し、そこに挿入すべきデータを所定のデータベース等から取ってくる設定を行い、印刷指示された段階で、直接指定されたデータベースから値を取得して印刷する、という形態が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、常に最新のデータを用いて印刷する用途には、前記方式は有効ではあるが、前記方式では、印刷作業を行う場所がデータベースをアクセス可能な環境に限定され、また、データベースが更新されていると、再印刷時には、印刷されるデータが異なってしまう。
【0004】
また、再印刷時、設定された同一文書に対して、使用するデータベース上のデータ領域を変更することは可能であるが、異なる文書に対して、同様のバリアブル印刷処理させるためには、その文書に対して、都度設定をやり直す必要がある。
【0005】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、バリアブル印刷を行う際の利便性を向上することができる製本印刷システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る製本印刷システムは、バリアブル印刷対象文書に対して、指定されたバリアブルデータを指定された形式で埋め込んで印刷処理するバリアブル機能を有する製本印刷システムにおいて、バリアブル印刷させるバリアブル印刷対象文書の指定を受け付ける文書受付手段と、バリアブルデータを挿入する条件が設定されたバリアブル印刷指定テンプレートの指定を受け付けるテンプレート受付手段と、前記バリアブル印刷指定テンプレートに対応したデータを含むバリアブルデータファイルの指定を受け付けるファイル受付手段と、前記バリアブルデータファイルから前記バリアブル印刷指定テンプレートに指定されたデータを取得し、このデータに基づいて、前記バリアブル印刷対象文書のバリアブル印刷用のバリアブル印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記バリアブル印刷データを用いて印刷装置に印刷処理の指示を行う印刷処理指示手段と、を有すること特徴とする。
【0007】
本発明においては、バリアブル印刷の指定を、▲1▼原稿となる文書(バリアブル印刷対象文書)、▲2▼バリアブル印刷指定テンプレート、▲3▼バリアブル印刷データ、の3種類のデータの組み合せにより行うことで、各データを再利用した形態でのバリアブル印刷が可能である。このため、一度生成したバリアブル設定情報を、他の文書にも適用でき、また、バリアブルデータも、再印刷時及び他の文書に対する印刷時にも適用することができるようになる。更に、バリアブル印刷指定テンプレート、バリアブル印刷データは、検索機能を有する文書管理システムで管理することで、各テンプレート対応した、データファイルを検索することも容易にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る製本印刷システムについて添付の図面を参照して具体的に説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る製本印刷システムを導入した製本印刷支援システムを示すネットワーク構成図である。図1には、このネットワーク上に物理的に配置されるリソース及び関連システム等を示している。
【0010】
この製本印刷支援システムには、システム全体の運用を支援する製本印刷支援サーバ201、文書データを管理する文書管理システム202及び製本印刷に関する各種要求処理を行う製本印刷システム203が設けられており、これらに印刷処理を行うプリンタ210及び211が接続されている。また、この製本印刷支援システムを利用するユーザ端末230及び231が接続されている。なお、ユーザ端末230及び231は、基本的には一般ユーザが利用するWebクライアント等が想定されるが、場合によっては、デバイスやカスタムサービスであってもよい。
【0011】
図2は、製本印刷支援システムの構成を示すシステム構成図である。図2には、製本印刷支援サーバ201を中心して関係するシステム等の論理的な関係について示している。
【0012】
製本印刷支援サーバ201は、ユーザ端末230からのログイン要求を受け付け、その管理下の文書管理システム202及び製本印刷システム203で提供するサービスを利用できるようにする。文書管理システム202は、各種文書情報の管理及び検索サービスを提供する。製本印刷システム203は、各種プリンタ210及び211を使用した印刷処理サービスを提供する。
【0013】
図3は、製本印刷支援サーバ201の構成を示すブロック図である。
【0014】
製本印刷支援サーバ201は、図3に示すように、ユーザ230、文書管理システム202及び製本印刷システム203等とインターフェースをもつ。この製本印刷支援サーバ201には、通信制御部600、UI(ユーザ・インターフェース)制御部601、システム情報処理部602、システム認証処理部603、システム管理部620、ユーザ認証部621、文書管理システム管理部630及び製本印刷システム管理部631が設けられている。製本印刷支援サーバ201には、更に、システム情報DB(データベース)及び認証情報DB651が設けられている。
【0015】
通信制御部600は、製本印刷支援サーバ201の通信処理を行う。UI制御部601は、Webアクセス時に対応し、そのレスポンスとしてHTMLのページ生成等を行う。システム情報処理部602は、ユーザの要求に応じて、システム内の情報、ディレクトリサービス内の情報を取得して通知処理する。システム認証処理部603は、他の製本印刷システムの利用する際の認証処理を、ユーザに代わって実行する。システム管理部620は、製本システムを構成する各システムの情報を含め、システムを運用する上で必要となる情報を、システム情報DB650を用いて管理する。ユーザ認証部621は、本システムにアクセスがあった場合、その相手が、システムでサポートする機能を提供可能なユーザであるか否かを、認証情報DB651を用いて判断処理する。文書管理システム管理部630は、配下の文書管理システムの運用状況を監視し、問題がある場合はユーザからのアクセス時に通知する。製本印刷システム管理部631は、配下の製本印刷システムの運用状況を監視し、問題がある場合はユーザからのアクセス時に通知する。また、複数の製本印刷システムが配下にある場合は、条件次第で、ジョブの再配置を行う。
【0016】
図4は、文書管理システム202の構成を示すブロック図である。
【0017】
文書管理システム202は、図4に示すように、ユーザ230、製本印刷支援サーバ201及び製本印刷システム203等とインターフェースをもつ。この文書管理システム202には、通信制御部700、UI制御部701、ジョブ受付処理部702、データ登録処理部703、データ検索処理部704、インデックス処理部705、OCR(光学式文字読取装置)処理部706、サムネール生成部707、文書転送処理部708、システム管理部720、ユーザ認証部721及びジョブ管理部722が設けられている。文書管理システム202には、更に、システム情報DB750、認証情報DB751、ジョブDB752、データ管理753、文書データ754及び全文検索用DB754が設けられている。
【0018】
通信制御部700は、文書管理システム202の通信処理を行う。UI制御部701は、ユーザから直接Webアクセスされた場合、そのレスポンスとしてHTMLのページ生成等を行う。ジョブ受付処理部702は、ユーザ等からのジョブ要求(登録指示、検索指示等)を受付処理し、必要に応じて、ジョブDB752を用いてジョブを管理する。データ登録処理部703は、ユーザから指示された文書のシステム内への登録処理を行う。登録時には、文書に付加すべきプロパティも登録処理する。製本印刷用文書に含まれる各種設定情報に関しては、自動的にインデックス(プロパティ)情報として登録処理されるようになっている。これらのデータは、データ管理DB753及び文書データDB754において管理される。
【0019】
データ検索処理部704は、設定されたユーザインデックス値(プロパティ)を用いた検索、全文検索処理に対応しており、検索エンジン730を用いて処理を行う。インデックス処理部705は、全文検索するために必要なインデックス抽出処理を行い、そのデータは、全文検索用DB754で管理される。OCR処理部706は、特に、イメージ文書に対してインデックス抽出を行う場合の前処理として使用される。サムネール生成部707は、文書リストをサムネールデータで表示させる時に使用するサムネールデータを生成する。なお、このデータは文書登録時に生成され、他のデータと同時に登録されるようになっている。文書転送処理部708は、ユーザ等から要求された文書の転送処理を行う。
【0020】
システム管理部720は、文書管理システムとしての運用の際に必要となる、各種システム情報を、システム情報DB750を用いて管理する。ユーザ認証部721は、本システムにアクセスがあった場合、その相手が、システムでサポートする機能を提供可能なユーザであるか否かを、認証情報DB751を用いて判断処理する。ジョブ管理部722は、受け付けたジョブ要求の処理を、そのステータス管理を含めて管理できるようになっており、その際、ジョブDB752を用いる。
【0021】
図5は、製本印刷システム203の構成を示すブロック図である。
【0022】
製本印刷システム203は、図5に示すように、ユーザ230、製本印刷支援サーバ201並びに文書プリンタ210及び211等とインターフェースをもつ。この製本印刷システム203には、通信制御部800、UI制御部801、ジョブ受付処理部802、製本文書取得部(文書受付手段)803、製本文書編集部(テンプレート受付手段)804、プレビュー処理部805、バリアブル処理部(印刷データ生成手段)806、コンフリクト処理部807、印刷処理部(印刷処理指示手段)808、プリンタ検索部809、プリンタ登録部810、製本文書変換部811、システム管理部820、ユーザ認証部821、ジョブ管理部822及びログ管理部823が設けられている。製本印刷システム203には、更に、システムDB850、認証情報DB851、ジョブDB852、ログDB853、ワークDB(ファイル受付手段)854及びバリアブルDB855が設けられている。
【0023】
通信制御部800は、製本印刷システム203の通信処理を行う。UI制御部801は、Webアクセス時に対応し、そのレスポンスとしてHTMLのページ生成等を行う。ジョブ受付処理部802は、ユーザ等からのジョブ要求を受付処理し、必要に応じて、ジョブDB852を用いてジョブを管理する。製本文書取得部803は、印刷指定された文書を文書管理システム202から取得する。製本文書編集部804は、印刷対象の文書に対して、印刷体裁の設定、印刷モードの設定、ページ構成の編集処理等を、ユーザからの要求に従って行う。プレビュー処理部805は、設定された印刷体裁(2in1処理等)、印刷設定(ステープル、Z折り処理等)に応じた印刷イメージをプレビューとしてユーザクライアントに表示するためのデータの作成を行う。バリアブル処理部806は、指定された文書において、所定のポジションに所定のバリアブル印刷用データの埋め込み処理が指示されていた場合、ここでその処理を行う。ここで用いられるバリアブルデータは、印刷文書内に予め格納する場合、所定のDBを指定する場合、本システム内のバリアブルDB855においてデータ管理させる場合等、各種運用形態に対応している。
【0024】
コンフリクト処理部807は、デバイスの能力と、文書内で指示された印刷指定又はユーザから指定された印刷モードとの比較を行い、その整合性を判断し、必要に応じて、印刷対象とするデバイスに見合った印刷条件を自動的に、又は手動で設定変更できるようにしてある。印刷処理部808は、印刷文書として確定した文書の印刷処理を設定された内容に応じた画像処理及び印刷設定処理等を行い、指定されたプリントに対して行う。ここでは、印刷部数の多い印刷要求等に対しては、ユーザの指示、印刷システムの設定等に応じて、複数のプリンタを用いた効率の良い印刷処理を行うための分散印刷処理等の仕組みも提供してある。プリンタ検索部809は、ネットワーク上に配置されているプリンタの検索処理を行えるようにしてある。ここで検索されたプリンタは、本システムにおける印刷対象のプリンタとして登録できるようにしてある。プリンタ登録部810は、プリンタ検索部809で検索したプリンタを、本システムにおける印刷対象プリンタとして登録処理できるようになっている。これにより、ユーザがネットワーク上のプリンタを検索し、任意のプリンタを用いた印刷処理を指示できるようになっている。製本文書変換部811は、ユーザの要求に応じて、指定されたイメージファイル等を専用の「製本文書ファイル」に変換する処理を行っている。本実施形態における専用の「製本文書ファイル」の内容については後述する。
【0025】
システム管理部820は、製本印刷システムとしての運用の際に必要となる、各種システム情報を、システム情報DB850を用いて管理する。ユーザ認証部821は、本システムにアクセスがあった場合、その相手が、システムでサポートする機能を提供可能なユーザであるか否かを、認証情報DB851を用いて判断処理する。ジョブ管理部822は、受け付けたジョブ要求の処理を、そのステータス管理を含めて管理できるようになっており、その際、ジョブDB852を用いる。ログ管理部823は、印刷要求された各種ジョブの結果を、ログDB853を用いて管理するワークDB854は、プレビュー処理、各種編集、設定変更処理を行う際に、暫定的に使用されるメモリ領域となっている。
【0026】
図6は、製本処理の方法を示すフローチャートである。ここでは、本実施形態における製本印刷処理の流れについて、その概要を述べる。
【0027】
本実施形態における製本印刷では、一旦、製本印刷用ファイル900を生成することで、印刷処理が行われるようになっている。
【0028】
そのファイル構成については後述するが、本実施形態においては、各種アプリケーションファイル901、イメージファイル902から、イメージデータを基本とする製本印刷用ファイル900を生成し、その文書ファイルに対して、各種文書編集(ページ構成、アノテーション付加等)、体裁設定、出力設定情報を付加することで(ステップS910)、所定の出力処理(ステップS920)ができるようになっている。
【0029】
このベースとなる製本印刷用ファイルの生成に関しては、特にアプリケーションファイルが印刷対象となる場合は、専用のプリンタドライバを提供することでイメージを生成し、そのデータを用いたファイル生成を行えるようになっている。また、この製本印刷用ファイルを生成、編集、設定、印刷等ができる専用のアプリケーションを別途提供することで、ユーザの便宜が図られている。
【0030】
本実施形態における製本印刷支援システムの主な用途は、前記専用アプリケーション等により生成される製本印刷用ファイルを文書管理システム202にて管理し、そのファイル(文書)を検索して印刷処理をすること等である。
【0031】
なお、イメージデータファイルに対する製本印刷用ファイルの生成は、本実施形態に係る製本印刷システム203において対応可能となっている。
【0032】
図7は、本実施形態における製本印刷用ファイル形式の概要を示す模式図である。
【0033】
製本印刷用ファイルは、一つの文書ファイルに、例えば、イメージデータ1001、体裁設定データ1002、印刷設定データ1003及びバリアブルデータ1004を含めた形態で構成されている。なお、このデータは必要に応じて設定され、その内容も、データ値そのものの場合もあれば、リンクされるデータが存在するDBへのアクセス情報、参照するレコード情報の場合もある。
【0034】
図8は、製本印刷の処理シーケンスの例を示すフローチャートである。この製本印刷では、具体的には、文書の検索を行い、選択した文書に製本編集及び設定処理を施した後、印刷を行う。
【0035】
先ず、ステップS100において、ユーザは、ユーザ端末230又は231から、製本印刷支援サーバ201へログイン要求する。製本印刷支援サーバ201は、ステップS101において、認証処理を行う。ここで認証されたアクセスは、配下の文書管理システム202及び製本印刷システム203に伝えられ(ステップS102及びS103)、その後のアクセスが有効となる。
【0036】
ステップS110で、文書の検索要求を行うと、ステップS111で、文書管理システム202において検索処理を行い、その結果をユーザ端末230又は231まで返送処理する。ステップS112で、製本印刷する文書としての選択を行い、製本印刷システム203に要求を発行する。製本印刷システム203は、ステップS113でその要求を受け取ると、ステップS114で、文書管理システム202に指定された文書を要求する。文書管理システム202は、ステップS115で指定された文書を取得し、製本印刷システム203にそのデータを転送する。ステップS121では、製本印刷システム203が転送された文書内容の表示用のプレビューデータを作成し、製本印刷支援サーバ201に結果を返す。ステップS120では、製本印刷システム203が受け取った表示データをユーザ端末230又は231に返送処理し、ユーザ端末230又は231が、ステップS112においてユーザ端末230又は231を介して指定された文書のプレビュー(文書表示)を行う。
【0037】
その後、ステップS122で、印刷対象とするプリンタの選択作業を行う。この場合、製本印刷システム203との間で、必要な情報のやりとりがなされる(ステップS123)。例えば、最初に、印刷可能なプリンタの情報リストをユーザに提供し、ユーザがその中から所望のプリンタを選択し、製本印刷システム203に通知する。なお、製本文書内に印刷対象のプリンタが設定されていた場合は、同等機能を有するプリンタを製本印刷システム203が使用可能となっていれば、そのプリンタを表示する。このようなプリンタが存在しない場合は、代替プリンタを指定することになるが、コンフリクトチェックして、対応しきれない機能があれば、その旨通知する手段を設けておくことが好ましい。
【0038】
ステップS124では、編集処理を行う。例えば、ページの入れ替え、削除等の指示を行う。この場合、ステップS125で、製本印刷システム203が編集処理を行い、その結果をユーザに通知する。ステップS126では、体裁設定、印刷設定指示を行い、ステップS127で、製本印刷システム203が編集処理を行い、その結果をユーザに通知する。これらの設定に対応した、印刷イメージを確認するために、ステップS120に戻ってプレビューすることも、再度プリンタを変えて設定しなおすこともできるようにしておくことが好ましい。
【0039】
ステップS130は、保存指示であり、各種設定された文書を文書管理システム202に保存させることができる。ステップS131で、製本印刷システム203で保存要求を受け付けると、ステップS132で、文書管理システム202に保存要求を発行し、ステップS133で、文書管理システム202が転送文書の保存処理を行う。その結果が、ステップS134で、ユーザ端末230又は231に通知され、ステップS135で結果表示される。
【0040】
ステップS140は、印刷要求であり、ステップS141で、製本印刷システム203がその要求を受け付けると、ステップS142で、印刷処理され、ステップS143で、その結果が、製本印刷システム203においてログとして管理される。
【0041】
ステップS150は、その結果確認要求であり、ログから結果情報が引き出され、ユーザに通知される。
【0042】
ステップS160は、ログアウト処理であり、関連システムに対しても、ログイン状態が開放されるようになっている。印刷結果等は、印刷指示後、一旦ログアウトし、その後、再度ログインして確認できるようにもなっている。
【0043】
図9は、本発明の実施形態におけるバリアブル印刷方式の概要を示す模式図である。
【0044】
印刷対象とするオリジナルの製本印刷文書1101の形式は、図7に示す製本印刷用ファイル形式となっている。
【0045】
バリアブルテンプレート1102は、以下のような情報が管理されたファイルとなっている。(1)バリアブル印刷対象ページ、(2)バリアブル対象領域及びその大きさの指定、(3)印刷対象が文字の場合の、フォントの種類、大きさ及び修飾設定、並びに(4)埋め込むべきデータ名。ここで、ページ単位に、複数箇所、それぞれ違った形式での印刷指定ができるようになっている。従って、バリアブルテンプレート1102により、一つの文書に対して、どのページの、どの位置に、どんなデータを、どのような形式で印刷データを合成するかが指定される。
【0046】
バリアブルデータファイル1103は、一つのバリアブルテンプレートに対して、文書毎に埋め込むべきデータを定義したファイルとなっている。具体的には、以下のような情報が設定されている。(1)文書番号、(2)データ名、及び(3)データ値。
【0047】
バリアブルデータ付製本文書1104は、オリジナルの製本印刷文書1101に対して、バリアブルテンプレート1102の情報と、バリアブルデータファイル1103の情報をバリアブルデータとして包含させた製本文書である。
【0048】
このようにして生成されたバリアブルデータ付製本文書1104から、印刷対象プリンタの能力に応じた形態でのプリントデータを生成させることにより、バリアブル印刷1105が可能になっている。
【0049】
なお、ここで示したバリアブルテンプレート1102及びバリアブルデータファイル1103の作成に関しては、専用のアプリケーションを用意しても、WebのUIによってサポートしても良い。
【0050】
図10は、本実施形態におけるバリアブル印刷の処理を示すフローチャートである。
【0051】
ここでは、説明を簡単にするために、ベースとなるオリジナル製本文書(製本印刷文書)1103、バリアブルテンプレート1102及びバリアブルデータファイル1103等は、あらかじめ文書管理システム202に管理及び保存されている場合を想定したフローとしてある。このフローに対し、これらのデータを、その都度作成する手段を設けておいてもよい。
【0052】
先ず、ステップS400で、ユーザがユーザ端末230又は231を介して、製本文書の指示を行う。この指示は、図8中のステップS124に相当する。この指示では、製本文書取得部803を用いて、バリアブル印刷の対象となる製本文書を文書管理システム202から検索して選択する。
【0053】
次に、ステップS401で、ユーザがユーザ端末230又は231を介して、バリアブルテンプレートを選択する。この選択も、図8中のステップS124に相当する。この選択では、ユーザ端末230又は231の製本文書編集用画面から、製本文書取得部803を介して文書管理システム202に保存及び管理されたバリアブルテンプレート情報を取得し、所定のバリアブルテンプレートを選択する。製本文書編集用画面は、例えばテンプレートにおいて、どんな設定がなされているかを確認して、選択できるようになっている。
【0054】
次いで、ステップS402で、ユーザがユーザ端末230又は231を介して、バリアブルデータファイルを選択する。この選択も、図8中のステップS124に相当する。この選択では、ステップS401と同様に、ユーザ端末230又は231の製本文書編集用画面から、製本文書取得部803を介して文書管理システム202に保存及び管理されたバリアブルデータファイル情報を取得し、所定のバリアブルデータファイルを選択する。文書管理システム202へテンプレート保存時に、対象となるバリアブルテンプレート名を検索キーワードとして登録することで、先に選択されたテンプレートに対応したデータファイルを容易にリストアップできる。また、セットされたデータの内容を確認して、最終的に必要なデータファイルを選択できるようになっている。
【0055】
その後、ステップS403で、これまで選択してきたデータを用いたバリアバル印刷を指示する。この指示は、図8中のステップS140に相当する。この指示により、バリアブル処理部806を用いてバリアブルデータを含んだ製本印刷文書を生成する。
【0056】
そして、ステップS404で、印刷処理部808を用いてその印刷処理を行う。
【0057】
以下、本発明の諸態様を実施態様としてまとめて記載する。
【0058】
(実施態様1) バリアブル印刷対象文書に対して、指定されたバリアブルデータを指定された形式で埋め込んで印刷処理するバリアブル機能を有する製本印刷システムにおいて、
バリアブル印刷させるバリアブル印刷対象文書の指定を受け付ける文書受付手段と、
バリアブルデータを挿入する条件が設定されたバリアブル印刷指定テンプレートの指定を受け付けるテンプレート受付手段と、
前記バリアブル印刷指定テンプレートに対応したデータを含むバリアブルデータファイルの指定を受け付けるファイル受付手段と、
前記バリアブルデータファイルから前記バリアブル印刷指定テンプレートに指定されたデータを取得し、このデータに基づいて、前記バリアブル印刷対象文書のバリアブル印刷用のバリアブル印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
前記バリアブル印刷データを用いて印刷装置に印刷処理の指示を行う印刷処理指示手段と、
を有すること特徴とする製本印刷システム。
【0059】
(実施態様2) 前記バリアブル印刷指定テンプレートは、前記バリアブル印刷対象文書単位で適用され、複数ページにわたるバリアブル印刷設定を、任意の数だけ設定できるように構成されていることを特徴とする実施態様1に記載の製本印刷システム。
【0060】
(実施態様3) 前記テンプレート受付手段が前記バリアブル印刷指定テンプレートの指定を受け付けた後に、当該バリアブル印刷指定テンプレートに対応するバリアブルデータファイルを検索する検索手段を有することを特徴とする実施態様1又は2に記載の製本印刷システム。
【0061】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、製本印刷業務の一環としてのバリアブル印刷業務に対する利便性を向上させることができる。例えば、一度生成したバリアブル設定情報を、他の文書にも適用でき、また、バリアブルデータも、再印刷時及び他の文書に対する印刷時にも適用することができるようになる。
【0062】
また、バリアブル印刷指定テンプレート及びバリアブル印刷データは、検索機能を有する文書管理システムで管理する場合には各テンプレート対応したデータファイルを検索することも容易にできる。更に、同等の印刷システムを有する任意の場所で、同等のバリアブル印刷処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る製本印刷システムを導入した製本印刷支援システムを示すネットワーク構成図である。
【図2】製本印刷支援システムの構成を示すシステム構成図である。
【図3】製本印刷支援サーバ201の構成を示すブロック図である。
【図4】文書管理システム202の構成を示すブロック図である。
【図5】製本印刷システム203の構成を示すブロック図である。
【図6】製本処理の方法を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態における製本印刷用ファイル形式の概要を示す模式図である。
【図8】製本印刷の処理シーケンスの例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態におけるバリアブル印刷方式の概要を示す模式図である。
【図10】本発明の実施形態におけるバリアブル印刷の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
201;製本印刷支援サーバ
202;文書管理システム
203;製本印刷システム
210、211;プリンタ
230、231;ユーザ端末
806;バリアブル処理部
855;バリアブルDB
【発明の属する技術分野】
所定の原稿に対して、指定されたデータを、指定された位置に、指定された形式で埋め込んだ形式で印刷処理するバリアブル印刷に好適な製本印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、バリアブル印刷は、オリジナルの原稿に対して、バリアブル印刷領域を設定し、そこに挿入すべきデータを所定のデータベース等から取ってくる設定を行い、印刷指示された段階で、直接指定されたデータベースから値を取得して印刷する、という形態が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、常に最新のデータを用いて印刷する用途には、前記方式は有効ではあるが、前記方式では、印刷作業を行う場所がデータベースをアクセス可能な環境に限定され、また、データベースが更新されていると、再印刷時には、印刷されるデータが異なってしまう。
【0004】
また、再印刷時、設定された同一文書に対して、使用するデータベース上のデータ領域を変更することは可能であるが、異なる文書に対して、同様のバリアブル印刷処理させるためには、その文書に対して、都度設定をやり直す必要がある。
【0005】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであって、バリアブル印刷を行う際の利便性を向上することができる製本印刷システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る製本印刷システムは、バリアブル印刷対象文書に対して、指定されたバリアブルデータを指定された形式で埋め込んで印刷処理するバリアブル機能を有する製本印刷システムにおいて、バリアブル印刷させるバリアブル印刷対象文書の指定を受け付ける文書受付手段と、バリアブルデータを挿入する条件が設定されたバリアブル印刷指定テンプレートの指定を受け付けるテンプレート受付手段と、前記バリアブル印刷指定テンプレートに対応したデータを含むバリアブルデータファイルの指定を受け付けるファイル受付手段と、前記バリアブルデータファイルから前記バリアブル印刷指定テンプレートに指定されたデータを取得し、このデータに基づいて、前記バリアブル印刷対象文書のバリアブル印刷用のバリアブル印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記バリアブル印刷データを用いて印刷装置に印刷処理の指示を行う印刷処理指示手段と、を有すること特徴とする。
【0007】
本発明においては、バリアブル印刷の指定を、▲1▼原稿となる文書(バリアブル印刷対象文書)、▲2▼バリアブル印刷指定テンプレート、▲3▼バリアブル印刷データ、の3種類のデータの組み合せにより行うことで、各データを再利用した形態でのバリアブル印刷が可能である。このため、一度生成したバリアブル設定情報を、他の文書にも適用でき、また、バリアブルデータも、再印刷時及び他の文書に対する印刷時にも適用することができるようになる。更に、バリアブル印刷指定テンプレート、バリアブル印刷データは、検索機能を有する文書管理システムで管理することで、各テンプレート対応した、データファイルを検索することも容易にできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る製本印刷システムについて添付の図面を参照して具体的に説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る製本印刷システムを導入した製本印刷支援システムを示すネットワーク構成図である。図1には、このネットワーク上に物理的に配置されるリソース及び関連システム等を示している。
【0010】
この製本印刷支援システムには、システム全体の運用を支援する製本印刷支援サーバ201、文書データを管理する文書管理システム202及び製本印刷に関する各種要求処理を行う製本印刷システム203が設けられており、これらに印刷処理を行うプリンタ210及び211が接続されている。また、この製本印刷支援システムを利用するユーザ端末230及び231が接続されている。なお、ユーザ端末230及び231は、基本的には一般ユーザが利用するWebクライアント等が想定されるが、場合によっては、デバイスやカスタムサービスであってもよい。
【0011】
図2は、製本印刷支援システムの構成を示すシステム構成図である。図2には、製本印刷支援サーバ201を中心して関係するシステム等の論理的な関係について示している。
【0012】
製本印刷支援サーバ201は、ユーザ端末230からのログイン要求を受け付け、その管理下の文書管理システム202及び製本印刷システム203で提供するサービスを利用できるようにする。文書管理システム202は、各種文書情報の管理及び検索サービスを提供する。製本印刷システム203は、各種プリンタ210及び211を使用した印刷処理サービスを提供する。
【0013】
図3は、製本印刷支援サーバ201の構成を示すブロック図である。
【0014】
製本印刷支援サーバ201は、図3に示すように、ユーザ230、文書管理システム202及び製本印刷システム203等とインターフェースをもつ。この製本印刷支援サーバ201には、通信制御部600、UI(ユーザ・インターフェース)制御部601、システム情報処理部602、システム認証処理部603、システム管理部620、ユーザ認証部621、文書管理システム管理部630及び製本印刷システム管理部631が設けられている。製本印刷支援サーバ201には、更に、システム情報DB(データベース)及び認証情報DB651が設けられている。
【0015】
通信制御部600は、製本印刷支援サーバ201の通信処理を行う。UI制御部601は、Webアクセス時に対応し、そのレスポンスとしてHTMLのページ生成等を行う。システム情報処理部602は、ユーザの要求に応じて、システム内の情報、ディレクトリサービス内の情報を取得して通知処理する。システム認証処理部603は、他の製本印刷システムの利用する際の認証処理を、ユーザに代わって実行する。システム管理部620は、製本システムを構成する各システムの情報を含め、システムを運用する上で必要となる情報を、システム情報DB650を用いて管理する。ユーザ認証部621は、本システムにアクセスがあった場合、その相手が、システムでサポートする機能を提供可能なユーザであるか否かを、認証情報DB651を用いて判断処理する。文書管理システム管理部630は、配下の文書管理システムの運用状況を監視し、問題がある場合はユーザからのアクセス時に通知する。製本印刷システム管理部631は、配下の製本印刷システムの運用状況を監視し、問題がある場合はユーザからのアクセス時に通知する。また、複数の製本印刷システムが配下にある場合は、条件次第で、ジョブの再配置を行う。
【0016】
図4は、文書管理システム202の構成を示すブロック図である。
【0017】
文書管理システム202は、図4に示すように、ユーザ230、製本印刷支援サーバ201及び製本印刷システム203等とインターフェースをもつ。この文書管理システム202には、通信制御部700、UI制御部701、ジョブ受付処理部702、データ登録処理部703、データ検索処理部704、インデックス処理部705、OCR(光学式文字読取装置)処理部706、サムネール生成部707、文書転送処理部708、システム管理部720、ユーザ認証部721及びジョブ管理部722が設けられている。文書管理システム202には、更に、システム情報DB750、認証情報DB751、ジョブDB752、データ管理753、文書データ754及び全文検索用DB754が設けられている。
【0018】
通信制御部700は、文書管理システム202の通信処理を行う。UI制御部701は、ユーザから直接Webアクセスされた場合、そのレスポンスとしてHTMLのページ生成等を行う。ジョブ受付処理部702は、ユーザ等からのジョブ要求(登録指示、検索指示等)を受付処理し、必要に応じて、ジョブDB752を用いてジョブを管理する。データ登録処理部703は、ユーザから指示された文書のシステム内への登録処理を行う。登録時には、文書に付加すべきプロパティも登録処理する。製本印刷用文書に含まれる各種設定情報に関しては、自動的にインデックス(プロパティ)情報として登録処理されるようになっている。これらのデータは、データ管理DB753及び文書データDB754において管理される。
【0019】
データ検索処理部704は、設定されたユーザインデックス値(プロパティ)を用いた検索、全文検索処理に対応しており、検索エンジン730を用いて処理を行う。インデックス処理部705は、全文検索するために必要なインデックス抽出処理を行い、そのデータは、全文検索用DB754で管理される。OCR処理部706は、特に、イメージ文書に対してインデックス抽出を行う場合の前処理として使用される。サムネール生成部707は、文書リストをサムネールデータで表示させる時に使用するサムネールデータを生成する。なお、このデータは文書登録時に生成され、他のデータと同時に登録されるようになっている。文書転送処理部708は、ユーザ等から要求された文書の転送処理を行う。
【0020】
システム管理部720は、文書管理システムとしての運用の際に必要となる、各種システム情報を、システム情報DB750を用いて管理する。ユーザ認証部721は、本システムにアクセスがあった場合、その相手が、システムでサポートする機能を提供可能なユーザであるか否かを、認証情報DB751を用いて判断処理する。ジョブ管理部722は、受け付けたジョブ要求の処理を、そのステータス管理を含めて管理できるようになっており、その際、ジョブDB752を用いる。
【0021】
図5は、製本印刷システム203の構成を示すブロック図である。
【0022】
製本印刷システム203は、図5に示すように、ユーザ230、製本印刷支援サーバ201並びに文書プリンタ210及び211等とインターフェースをもつ。この製本印刷システム203には、通信制御部800、UI制御部801、ジョブ受付処理部802、製本文書取得部(文書受付手段)803、製本文書編集部(テンプレート受付手段)804、プレビュー処理部805、バリアブル処理部(印刷データ生成手段)806、コンフリクト処理部807、印刷処理部(印刷処理指示手段)808、プリンタ検索部809、プリンタ登録部810、製本文書変換部811、システム管理部820、ユーザ認証部821、ジョブ管理部822及びログ管理部823が設けられている。製本印刷システム203には、更に、システムDB850、認証情報DB851、ジョブDB852、ログDB853、ワークDB(ファイル受付手段)854及びバリアブルDB855が設けられている。
【0023】
通信制御部800は、製本印刷システム203の通信処理を行う。UI制御部801は、Webアクセス時に対応し、そのレスポンスとしてHTMLのページ生成等を行う。ジョブ受付処理部802は、ユーザ等からのジョブ要求を受付処理し、必要に応じて、ジョブDB852を用いてジョブを管理する。製本文書取得部803は、印刷指定された文書を文書管理システム202から取得する。製本文書編集部804は、印刷対象の文書に対して、印刷体裁の設定、印刷モードの設定、ページ構成の編集処理等を、ユーザからの要求に従って行う。プレビュー処理部805は、設定された印刷体裁(2in1処理等)、印刷設定(ステープル、Z折り処理等)に応じた印刷イメージをプレビューとしてユーザクライアントに表示するためのデータの作成を行う。バリアブル処理部806は、指定された文書において、所定のポジションに所定のバリアブル印刷用データの埋め込み処理が指示されていた場合、ここでその処理を行う。ここで用いられるバリアブルデータは、印刷文書内に予め格納する場合、所定のDBを指定する場合、本システム内のバリアブルDB855においてデータ管理させる場合等、各種運用形態に対応している。
【0024】
コンフリクト処理部807は、デバイスの能力と、文書内で指示された印刷指定又はユーザから指定された印刷モードとの比較を行い、その整合性を判断し、必要に応じて、印刷対象とするデバイスに見合った印刷条件を自動的に、又は手動で設定変更できるようにしてある。印刷処理部808は、印刷文書として確定した文書の印刷処理を設定された内容に応じた画像処理及び印刷設定処理等を行い、指定されたプリントに対して行う。ここでは、印刷部数の多い印刷要求等に対しては、ユーザの指示、印刷システムの設定等に応じて、複数のプリンタを用いた効率の良い印刷処理を行うための分散印刷処理等の仕組みも提供してある。プリンタ検索部809は、ネットワーク上に配置されているプリンタの検索処理を行えるようにしてある。ここで検索されたプリンタは、本システムにおける印刷対象のプリンタとして登録できるようにしてある。プリンタ登録部810は、プリンタ検索部809で検索したプリンタを、本システムにおける印刷対象プリンタとして登録処理できるようになっている。これにより、ユーザがネットワーク上のプリンタを検索し、任意のプリンタを用いた印刷処理を指示できるようになっている。製本文書変換部811は、ユーザの要求に応じて、指定されたイメージファイル等を専用の「製本文書ファイル」に変換する処理を行っている。本実施形態における専用の「製本文書ファイル」の内容については後述する。
【0025】
システム管理部820は、製本印刷システムとしての運用の際に必要となる、各種システム情報を、システム情報DB850を用いて管理する。ユーザ認証部821は、本システムにアクセスがあった場合、その相手が、システムでサポートする機能を提供可能なユーザであるか否かを、認証情報DB851を用いて判断処理する。ジョブ管理部822は、受け付けたジョブ要求の処理を、そのステータス管理を含めて管理できるようになっており、その際、ジョブDB852を用いる。ログ管理部823は、印刷要求された各種ジョブの結果を、ログDB853を用いて管理するワークDB854は、プレビュー処理、各種編集、設定変更処理を行う際に、暫定的に使用されるメモリ領域となっている。
【0026】
図6は、製本処理の方法を示すフローチャートである。ここでは、本実施形態における製本印刷処理の流れについて、その概要を述べる。
【0027】
本実施形態における製本印刷では、一旦、製本印刷用ファイル900を生成することで、印刷処理が行われるようになっている。
【0028】
そのファイル構成については後述するが、本実施形態においては、各種アプリケーションファイル901、イメージファイル902から、イメージデータを基本とする製本印刷用ファイル900を生成し、その文書ファイルに対して、各種文書編集(ページ構成、アノテーション付加等)、体裁設定、出力設定情報を付加することで(ステップS910)、所定の出力処理(ステップS920)ができるようになっている。
【0029】
このベースとなる製本印刷用ファイルの生成に関しては、特にアプリケーションファイルが印刷対象となる場合は、専用のプリンタドライバを提供することでイメージを生成し、そのデータを用いたファイル生成を行えるようになっている。また、この製本印刷用ファイルを生成、編集、設定、印刷等ができる専用のアプリケーションを別途提供することで、ユーザの便宜が図られている。
【0030】
本実施形態における製本印刷支援システムの主な用途は、前記専用アプリケーション等により生成される製本印刷用ファイルを文書管理システム202にて管理し、そのファイル(文書)を検索して印刷処理をすること等である。
【0031】
なお、イメージデータファイルに対する製本印刷用ファイルの生成は、本実施形態に係る製本印刷システム203において対応可能となっている。
【0032】
図7は、本実施形態における製本印刷用ファイル形式の概要を示す模式図である。
【0033】
製本印刷用ファイルは、一つの文書ファイルに、例えば、イメージデータ1001、体裁設定データ1002、印刷設定データ1003及びバリアブルデータ1004を含めた形態で構成されている。なお、このデータは必要に応じて設定され、その内容も、データ値そのものの場合もあれば、リンクされるデータが存在するDBへのアクセス情報、参照するレコード情報の場合もある。
【0034】
図8は、製本印刷の処理シーケンスの例を示すフローチャートである。この製本印刷では、具体的には、文書の検索を行い、選択した文書に製本編集及び設定処理を施した後、印刷を行う。
【0035】
先ず、ステップS100において、ユーザは、ユーザ端末230又は231から、製本印刷支援サーバ201へログイン要求する。製本印刷支援サーバ201は、ステップS101において、認証処理を行う。ここで認証されたアクセスは、配下の文書管理システム202及び製本印刷システム203に伝えられ(ステップS102及びS103)、その後のアクセスが有効となる。
【0036】
ステップS110で、文書の検索要求を行うと、ステップS111で、文書管理システム202において検索処理を行い、その結果をユーザ端末230又は231まで返送処理する。ステップS112で、製本印刷する文書としての選択を行い、製本印刷システム203に要求を発行する。製本印刷システム203は、ステップS113でその要求を受け取ると、ステップS114で、文書管理システム202に指定された文書を要求する。文書管理システム202は、ステップS115で指定された文書を取得し、製本印刷システム203にそのデータを転送する。ステップS121では、製本印刷システム203が転送された文書内容の表示用のプレビューデータを作成し、製本印刷支援サーバ201に結果を返す。ステップS120では、製本印刷システム203が受け取った表示データをユーザ端末230又は231に返送処理し、ユーザ端末230又は231が、ステップS112においてユーザ端末230又は231を介して指定された文書のプレビュー(文書表示)を行う。
【0037】
その後、ステップS122で、印刷対象とするプリンタの選択作業を行う。この場合、製本印刷システム203との間で、必要な情報のやりとりがなされる(ステップS123)。例えば、最初に、印刷可能なプリンタの情報リストをユーザに提供し、ユーザがその中から所望のプリンタを選択し、製本印刷システム203に通知する。なお、製本文書内に印刷対象のプリンタが設定されていた場合は、同等機能を有するプリンタを製本印刷システム203が使用可能となっていれば、そのプリンタを表示する。このようなプリンタが存在しない場合は、代替プリンタを指定することになるが、コンフリクトチェックして、対応しきれない機能があれば、その旨通知する手段を設けておくことが好ましい。
【0038】
ステップS124では、編集処理を行う。例えば、ページの入れ替え、削除等の指示を行う。この場合、ステップS125で、製本印刷システム203が編集処理を行い、その結果をユーザに通知する。ステップS126では、体裁設定、印刷設定指示を行い、ステップS127で、製本印刷システム203が編集処理を行い、その結果をユーザに通知する。これらの設定に対応した、印刷イメージを確認するために、ステップS120に戻ってプレビューすることも、再度プリンタを変えて設定しなおすこともできるようにしておくことが好ましい。
【0039】
ステップS130は、保存指示であり、各種設定された文書を文書管理システム202に保存させることができる。ステップS131で、製本印刷システム203で保存要求を受け付けると、ステップS132で、文書管理システム202に保存要求を発行し、ステップS133で、文書管理システム202が転送文書の保存処理を行う。その結果が、ステップS134で、ユーザ端末230又は231に通知され、ステップS135で結果表示される。
【0040】
ステップS140は、印刷要求であり、ステップS141で、製本印刷システム203がその要求を受け付けると、ステップS142で、印刷処理され、ステップS143で、その結果が、製本印刷システム203においてログとして管理される。
【0041】
ステップS150は、その結果確認要求であり、ログから結果情報が引き出され、ユーザに通知される。
【0042】
ステップS160は、ログアウト処理であり、関連システムに対しても、ログイン状態が開放されるようになっている。印刷結果等は、印刷指示後、一旦ログアウトし、その後、再度ログインして確認できるようにもなっている。
【0043】
図9は、本発明の実施形態におけるバリアブル印刷方式の概要を示す模式図である。
【0044】
印刷対象とするオリジナルの製本印刷文書1101の形式は、図7に示す製本印刷用ファイル形式となっている。
【0045】
バリアブルテンプレート1102は、以下のような情報が管理されたファイルとなっている。(1)バリアブル印刷対象ページ、(2)バリアブル対象領域及びその大きさの指定、(3)印刷対象が文字の場合の、フォントの種類、大きさ及び修飾設定、並びに(4)埋め込むべきデータ名。ここで、ページ単位に、複数箇所、それぞれ違った形式での印刷指定ができるようになっている。従って、バリアブルテンプレート1102により、一つの文書に対して、どのページの、どの位置に、どんなデータを、どのような形式で印刷データを合成するかが指定される。
【0046】
バリアブルデータファイル1103は、一つのバリアブルテンプレートに対して、文書毎に埋め込むべきデータを定義したファイルとなっている。具体的には、以下のような情報が設定されている。(1)文書番号、(2)データ名、及び(3)データ値。
【0047】
バリアブルデータ付製本文書1104は、オリジナルの製本印刷文書1101に対して、バリアブルテンプレート1102の情報と、バリアブルデータファイル1103の情報をバリアブルデータとして包含させた製本文書である。
【0048】
このようにして生成されたバリアブルデータ付製本文書1104から、印刷対象プリンタの能力に応じた形態でのプリントデータを生成させることにより、バリアブル印刷1105が可能になっている。
【0049】
なお、ここで示したバリアブルテンプレート1102及びバリアブルデータファイル1103の作成に関しては、専用のアプリケーションを用意しても、WebのUIによってサポートしても良い。
【0050】
図10は、本実施形態におけるバリアブル印刷の処理を示すフローチャートである。
【0051】
ここでは、説明を簡単にするために、ベースとなるオリジナル製本文書(製本印刷文書)1103、バリアブルテンプレート1102及びバリアブルデータファイル1103等は、あらかじめ文書管理システム202に管理及び保存されている場合を想定したフローとしてある。このフローに対し、これらのデータを、その都度作成する手段を設けておいてもよい。
【0052】
先ず、ステップS400で、ユーザがユーザ端末230又は231を介して、製本文書の指示を行う。この指示は、図8中のステップS124に相当する。この指示では、製本文書取得部803を用いて、バリアブル印刷の対象となる製本文書を文書管理システム202から検索して選択する。
【0053】
次に、ステップS401で、ユーザがユーザ端末230又は231を介して、バリアブルテンプレートを選択する。この選択も、図8中のステップS124に相当する。この選択では、ユーザ端末230又は231の製本文書編集用画面から、製本文書取得部803を介して文書管理システム202に保存及び管理されたバリアブルテンプレート情報を取得し、所定のバリアブルテンプレートを選択する。製本文書編集用画面は、例えばテンプレートにおいて、どんな設定がなされているかを確認して、選択できるようになっている。
【0054】
次いで、ステップS402で、ユーザがユーザ端末230又は231を介して、バリアブルデータファイルを選択する。この選択も、図8中のステップS124に相当する。この選択では、ステップS401と同様に、ユーザ端末230又は231の製本文書編集用画面から、製本文書取得部803を介して文書管理システム202に保存及び管理されたバリアブルデータファイル情報を取得し、所定のバリアブルデータファイルを選択する。文書管理システム202へテンプレート保存時に、対象となるバリアブルテンプレート名を検索キーワードとして登録することで、先に選択されたテンプレートに対応したデータファイルを容易にリストアップできる。また、セットされたデータの内容を確認して、最終的に必要なデータファイルを選択できるようになっている。
【0055】
その後、ステップS403で、これまで選択してきたデータを用いたバリアバル印刷を指示する。この指示は、図8中のステップS140に相当する。この指示により、バリアブル処理部806を用いてバリアブルデータを含んだ製本印刷文書を生成する。
【0056】
そして、ステップS404で、印刷処理部808を用いてその印刷処理を行う。
【0057】
以下、本発明の諸態様を実施態様としてまとめて記載する。
【0058】
(実施態様1) バリアブル印刷対象文書に対して、指定されたバリアブルデータを指定された形式で埋め込んで印刷処理するバリアブル機能を有する製本印刷システムにおいて、
バリアブル印刷させるバリアブル印刷対象文書の指定を受け付ける文書受付手段と、
バリアブルデータを挿入する条件が設定されたバリアブル印刷指定テンプレートの指定を受け付けるテンプレート受付手段と、
前記バリアブル印刷指定テンプレートに対応したデータを含むバリアブルデータファイルの指定を受け付けるファイル受付手段と、
前記バリアブルデータファイルから前記バリアブル印刷指定テンプレートに指定されたデータを取得し、このデータに基づいて、前記バリアブル印刷対象文書のバリアブル印刷用のバリアブル印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
前記バリアブル印刷データを用いて印刷装置に印刷処理の指示を行う印刷処理指示手段と、
を有すること特徴とする製本印刷システム。
【0059】
(実施態様2) 前記バリアブル印刷指定テンプレートは、前記バリアブル印刷対象文書単位で適用され、複数ページにわたるバリアブル印刷設定を、任意の数だけ設定できるように構成されていることを特徴とする実施態様1に記載の製本印刷システム。
【0060】
(実施態様3) 前記テンプレート受付手段が前記バリアブル印刷指定テンプレートの指定を受け付けた後に、当該バリアブル印刷指定テンプレートに対応するバリアブルデータファイルを検索する検索手段を有することを特徴とする実施態様1又は2に記載の製本印刷システム。
【0061】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、製本印刷業務の一環としてのバリアブル印刷業務に対する利便性を向上させることができる。例えば、一度生成したバリアブル設定情報を、他の文書にも適用でき、また、バリアブルデータも、再印刷時及び他の文書に対する印刷時にも適用することができるようになる。
【0062】
また、バリアブル印刷指定テンプレート及びバリアブル印刷データは、検索機能を有する文書管理システムで管理する場合には各テンプレート対応したデータファイルを検索することも容易にできる。更に、同等の印刷システムを有する任意の場所で、同等のバリアブル印刷処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る製本印刷システムを導入した製本印刷支援システムを示すネットワーク構成図である。
【図2】製本印刷支援システムの構成を示すシステム構成図である。
【図3】製本印刷支援サーバ201の構成を示すブロック図である。
【図4】文書管理システム202の構成を示すブロック図である。
【図5】製本印刷システム203の構成を示すブロック図である。
【図6】製本処理の方法を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態における製本印刷用ファイル形式の概要を示す模式図である。
【図8】製本印刷の処理シーケンスの例を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態におけるバリアブル印刷方式の概要を示す模式図である。
【図10】本発明の実施形態におけるバリアブル印刷の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
201;製本印刷支援サーバ
202;文書管理システム
203;製本印刷システム
210、211;プリンタ
230、231;ユーザ端末
806;バリアブル処理部
855;バリアブルDB
Claims (1)
- バリアブル印刷対象文書に対して、指定されたバリアブルデータを指定された形式で埋め込んで印刷処理するバリアブル機能を有する製本印刷システムにおいて、
バリアブル印刷させるバリアブル印刷対象文書の指定を受け付ける文書受付手段と、
バリアブルデータを挿入する条件が設定されたバリアブル印刷指定テンプレートの指定を受け付けるテンプレート受付手段と、
前記バリアブル印刷指定テンプレートに対応したデータを含むバリアブルデータファイルの指定を受け付けるファイル受付手段と、
前記バリアブルデータファイルから前記バリアブル印刷指定テンプレートに指定されたデータを取得し、このデータに基づいて、前記バリアブル印刷対象文書のバリアブル印刷用のバリアブル印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
前記バリアブル印刷データを用いて印刷装置に印刷処理の指示を行う印刷処理指示手段と、
を有すること特徴とする製本印刷システム。
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