JP6079819B2 - 情報処理システム、サーバ、その処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、サーバ、その処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、サーバから文書ファイルをダウンロードする情報処理装置、情報処理システムと、その処理方法及びプログラムに関する。
近年、情報処理装置から文書ファイルを要求されたサーバが、データベースに記憶されているデータを用いて文書ファイルを動的に作成し、前記情報処理装置に送信する仕組みがある。
特許文献1には、情報処理装置から文書ファイルを要求されたサーバが、データベースに記憶されているデータを用いて文書ファイルを動的に作成し、前記情報処理装置に送信する技術が記載されている。
特開2006−236023号公報
しかし、特許文献1のシステムでは、情報処理装置に以前ダウンロードしておいた文書ファイルと、新たに情報処理装置から要求されて作成した文書ファイルとが同じ内容である場合も、サーバから情報処理装置に文書ファイルの送信を行うため、サーバおよびネットワークの負荷が高くなってしまうという課題があった。
また、複数ユーザの要求に応じて、サーバが同じ内容の文書ファイルを繰り返し作成し、各ユーザの情報処理装置へ送信を行うことに伴う、サーバ負荷の課題もあった。
また、情報処理装置にダウンロードした文書ファイルの内容と、サーバで作成された文書ファイルの内容を容易に比較できないため、内容が更新されたかどうかは、ダウンロードして内容を確認してみないとわからないという課題もあった。
また、情報処理装置を使用するユーザが事前にダウンロードしておいた文書ファイルを最新の状態に更新したい場合、文書ファイルを1つ1つ選択して、サーバからダウンロードしなくてはならないという操作が煩わしい課題もあった。
以上のことから、サーバからダウンロード可能な文書ファイルの内容が、情報処理装置にある文書ファイルから更新されたかどうかが一覧表示され、かつ、内容が更新された文書ファイルを一括でダウンロードできることが望まれていた。
そこで、本発明の目的は、ダウンロードされた文書ファイルに対して、再度ダウンロード指示がされた場合に、更新されるデータを用いて文書ファイルを再作成し、再作成された文書ファイルの更新を識別するための情報と情報処理装置に記憶されている文書ファイルの更新を識別するための情報とを用いて文書ファイルのダウンロードを制御し、文書ファイルダウンロードに係る負荷を軽減する仕組みを提供することを目的とする。
更新されるデータを用いて所定のタイミングで作成された文書ファイルを管理し、情報処理装置からの要求に応じて前記文書ファイルを送信するサーバとネットワークを介して通信可能な情報処理装置を含む情報処理システムであって、前記情報処理装置は、ダウンロードした文書ファイルと当該文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを記憶するクライアント記憶手段と、前記サーバで管理されている文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを含む文書ファイル情報を前記サーバに要求する文書ファイル情報要求手段と、前記文書ファイル情報要求手段により要求された文書ファイル情報を取得する文書ファイル情報取得手段と、前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている前記文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報に従って、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルが更新されていることを識別して前記文書ファイルの文書ファイル識別情報を一覧表示する一覧表示手段と、前記一覧表示手段により一覧表示された一覧画面を介して、前記サーバで管理されている文書ファイルのダウンロードを指示するダウンロード指示手段と、前記ダウンロード指示手段により指示された文書ファイルの文書ファイル識別情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている当該文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを前記サーバに送信するダウンロード情報送信手段とを備え、前記サーバは、前記文書ファイル情報要求手段による要求に従って、文書ファイル情報を送信する文書ファイル情報送信手段と、前記ダウンロード情報送信手段により送信された文書ファイル識別情報と更新を識別するための情報とを受信するダウンロード情報受信手段と、前記ダウンロード情報受信手段により受信した文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルを、前記データを用いて再作成する文書ファイル再作成手段と、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルから取得した更新を識別するための情報と、前記ダウンロード情報受信手段により受信した更新を識別するための情報とを比較した結果に基づき、前記文書ファイルのデータに更新が有るかを判定する判定手段と、前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が有ると判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信するよう制御し、一方、前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が無いと判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信しないよう制御する制御手段とを備えることを特徴とする情報処理システム
本発明によれば、ダウンロードされた文書ファイルに対して、再度ダウンロード指示がされた場合に、更新されるデータを用いて文書ファイルを再作成し、再作成された文書ファイルの更新を識別するための情報と情報処理装置に記憶されている文書ファイルの更新を識別するための情報とを用いて文書ファイルのダウンロードを制御し、文書ファイルダウンロードに係る負荷を軽減する仕組みを提供することができる。
本発明の文書システム100の構成の一例を示す図 情報処理装置101のハードウエア構成の一例を示す図 情報処理装置101の一例を示すブロック図 情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする処理の一例を示すフローチャート 情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする画面の一例を示す図 情報処理装置101およびサーバ102で管理するテーブルの一例を示す図 第2の実施形態に係る情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする処理の一例を示すフローチャート 第2の実施形態に係る情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする画面の一例を示す図 第2の実施形態に係る情報処理装置101およびサーバ102で管理するテーブルの一例を示す図
〔第1の実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の文書システム100は、情報処理装置101、およびサーバ102が、ネットワーク103により通信可能に接続された構成をとる。情報処理装置101は、デスクトップPC、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC、およびPDA端末などの端末であって、ブラウザがインストールされており、ネットワーク103を介して、サーバ102と通信可能である。
以下、図2を用いて、図1に示した情報処理装置101に適用可能なハードウエア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ212には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ212からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、タッチセンサ210からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、ディスプレイ211等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、ディスプレイ211と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて情報処理装置101のユーザが使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ212へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク103を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ211上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ211上のタッチセンサ210におけるユーザのタッチ操作指示を受付けることを可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ212に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイルや地図データ等も、外部メモリ212に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
209は撮影画像入力コントローラで、撮影画像入力処理部214を介してカメラ215からの入力を制御する。カメラ215から入力された撮影画像を認識することが可能となっている。
図3は、情報処理装置101の一例を示すブロック図である。
記憶部301は、情報処理装置101からの要求に応じてサーバ102で作成されダウンロードされた文書ファイルを文書ファイル識別情報と対応づけて記憶する機能部である。
取得部302は、記憶部301により記憶された文書ファイルごとに更新を識別するための情報を取得する機能部である。
文書ファイル情報要求部303は、サーバ102にダウンロード可能な文書ファイル情報を要求する機能部である。
文書ファイル情報取得部304は、文書ファイル情報要求部303により要求された文書ファイル情報を取得する機能部である。
更新識別情報比較部305は、文書ファイル情報取得部304により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報と、記憶部301により記憶された文書ファイルの文書ファイル識別情報とが一致する場合、文書ファイル情報取得部304により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの更新を識別するための情報と、取得部302により取得された文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを比較する機能部である。
一覧表示部306は、更新識別情報比較部305による比較結果に基づいて、更新されていると判断された文書ファイルの文書ファイル識別情報を識別して一覧表示する機能部である。
ダウンロード指示部307は、一覧表示部306により一覧表示された一覧画面を介して、文書ファイルのダウンロードを指示する機能部である。
作成日時比較部308は、文書ファイル情報取得部304により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報と、記憶部301により記憶された文書ファイルの文書ファイル識別情報とが一致する場合、文書ファイル情報取得部304により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時と、記憶部301により記憶された文書ファイルの作成日時とを比較する機能部である。
一覧表示部306は、作成日時比較部308により比較された作成日時が異なる文書ファイル識別情報を識別して一覧表示する機能部である。
ダウンロード指示部307は、記憶部301により記憶された文書ファイルの作成日時より、文書ファイル情報取得部304により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時が新しいと判断された文書ファイルのダウンロードを指示する機能部である。
サーバ102のサーバ記憶部は、文書ファイルを作成するために参照するデータの指定記述を含む文書フォームを文書ファイル識別情報と対応づけて記憶する機能部である。
サーバ102のデータ更新日時取得部は、サーバ記憶部により記憶された文書フォームに含まれる参照するデータの指定記述を用いて、データの更新日時を取得する機能部である。
記憶部301は、文書ファイルが作成された作成日時を文書ファイル識別情報と対応づけて記憶する機能部である。
取得部302は、記憶部301により記憶された文書ファイルの作成日時を取得する機能部である。
一覧表示部306は、文書ファイル情報に含まれる情報処理装置101からの要求に応じてサーバ102で文書ファイルが作成された作成日時または取得部302により取得された文書ファイルの作成日時より、更新日時が新しいと判断された文書ファイルの文書ファイル識別情報を識別して一覧表示する機能部である。
日時比較部309は、文書ファイル情報取得部304により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報と、記憶部301により記憶された文書ファイルの文書ファイル識別情報とが一致する場合、文書ファイル情報取得部304により取得した文書ファイル情報に含まれるデータの更新日時と、文書ファイル情報に含まれる情報処理装置101からの要求に応じてサーバ102で文書ファイルが作成された作成日時または取得部302により取得された文書ファイルの作成日時とを比較する機能部である。
ダウンロード指示部307は、文書ファイル情報に含まれる情報処理装置101からの要求に応じてサーバ102で文書ファイルが作成された作成日時または取得部302により取得された文書ファイルの作成日時より、更新日時が新しいと判断された文書ファイルのダウンロードを指示する機能部である。
サーバ記憶部は、情報処理装置101からの要求に応じてサーバ102で作成されたタイミングによって文書ファイルの更新を識別するための情報が変わるか否かの情報を文書ファイル識別情報と対応づけて記憶する機能部である。
データ更新日時取得部は、サーバ記憶部により記憶された更新を識別するための情報がタイミングによって変わる文書ファイルの場合、文書フォームに含まれるデータの指定記述を用いて、データの更新日時を取得する機能部である。
ダウンロード指示部307は、文書ファイル情報に含まれる、タイミングによって文書ファイルの更新を識別するための情報が変わることを示す文書ファイルのダウンロードを指示すること、または、記憶部301により記憶されていてタイミングによって文書ファイルの更新を識別するための情報が変わることを示す文書ファイルのダウンロードを指示する機能部である。
ダウンロード指示部307は、一覧表示部306により一覧表示された一覧画面を介して複数の文書ファイルのダウンロードを指示すること、または、一覧表示部306により一覧表示された一覧画面を介して1つの文書ファイルのダウンロード指示および複数の文書ファイルのダウンロード指示の両方を備える機能部である。
ダウンロード指示部307は、文書ファイルの更新を識別するための情報が異なる文書ファイルのダウンロードを指示すること、または記憶部301により記憶されていない文書ファイルのダウンロードを指示する機能部である。
指示部310は、一覧表示部306により一覧表示された文書ファイルのうち、ダウンロードする文書ファイルを指示、または指示を解除する機能部である。
ダウンロード指示部307は、指示部310により指示された文書ファイルをダウンロードする機能部である。
再作成選択部311は、サーバ102から文書ファイルをダウンロードする場合、文書ファイルを再作成することなくサーバ102に存在する文書ファイルをダウンロードするか、文書ファイルを再作成してダウンロードするか、をユーザに選択させる機能部である。
図4は、情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする処理(以下、文書ファイルダウンロード処理とする)の一例を示すフローチャートである。また、図5は、情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする画面の一例を示す図である。また、図6は、情報処理装置101およびサーバ102で管理するテーブルの一例を示す図である。
この文書システム100を利用するために、情報処理装置101には、アプリケーション(以下、ネイティブアプリと呼ぶ)をインストールしておく。情報処理装置101におけるユーザインターフェースはWebブラウザを用いるが、Webブラウザから情報処理装置101の外部メモリ212に記憶されている文書ファイルへのアクセス処理および当該文書ファイルに関する情報の取得処理は技術的に困難であるため、Webブラウザで実現できない処理についてはネイティブアプリを用いる。
なお、サーバ102にも情報処理装置101のネイティブアプリとのやりとりをするためのネイティブアプリをインストールしてもよいが、サーバ102においてネイティブアプリは必須ではなく、サーバサイドJava(登録商標)などのWebアプリケーションが情報処理装置101のネイティブアプリに対して応答するとしても良い。この方法によれば、サーバ102における情報処理装置101に対するインターフェースの種類が増えないため、サーバ102で使用するリソースを減らすことができ、サーバ102の負荷を軽減できる。
図4のフローチャートを用いて、文書ファイルダウンロード処理の説明をする。なお、以下のすべての処理は、情報処理装置101またはサーバ102のCPU201が行うものとする。
ステップS401において、情報処理装置101のネイティブアプリは、ユーザからユーザIDとパスワードの入力を受け付け、文書システム100へのログイン処理を行う。また、情報処理装置101のネイティブアプリは、外部メモリ212に記憶されているクライアント設定ファイル650を読み込み、サーバ102からダウンロードした文書をファイル記憶するダウンロードフォルダ651、サーバ名652、およびサーバの文書ファイル出力フォルダ653を、RAM202に記憶しておく。
ステップS402において、情報処理装置101のネイティブアプリは、サーバ102にユーザIDを送信し、当該ユーザがダウンロード可能な文書リストの要求を送信する。すなわち、ステップS402は、サーバにダウンロード可能な文書ファイル情報を要求する処理の一例を示すステップである。
ステップS403において、サーバ102は、情報処理装置101から送信されたユーザIDとダウンロード可能な文書リストの要求を受信する。
ステップS404において、サーバ102は、受信したユーザIDを用いて、当該ユーザがダウンロード可能な文書リストを取得する。当該文書リストを作成するために、文書ファイルそれぞれに対するユーザのダウンロード権限を管理するテーブルがあってもよいが、この実施形態においては簡単のため、すべてのユーザはサーバ102で管理されているすべての文書フォームに係る文書ファイルをダウンロード可能とする。当該文書リストは、文書マスタテーブル610と文書ファイルテーブル(サーバ)620を外部結合することで作成する。
ここで、各データテーブルについて、説明しておく。文書マスタテーブル610は、「文書フォームID611」「静動フラグ612」「文書フォームファイルパス613」のカラムで構成され、「文書フォームID611」が主キーである。「文書フォームID611」は、文書フォームを識別する文書フォーム識別情報である。「文書フォームファイルパス613」は、当該文書フォームのフォームファイルが記憶されているファイルパスである。この「文書フォームファイルパス613」を用いて、サーバ102は、文書フォームファイルを取得する。
サーバ102は、取得した文書フォームファイルに、データベース等から取得したデータをオーバーレイして文書ファイルを作成するが、「静動フラグ612」は、データが取得タイミングによって変化しない静的なデータであれば「静」、取得タイミングによって変化する可能性がある動的なデータであれば「動」と表す。なお、「静」「動」のどちらを設定するかは、文書システム管理者や文書フォーム作成者が決定するとしてもよいし、文書フォームを解析して、オーバーレイするデータが定義ファイルから取得する静的なデータか、データベースから取得する動的なデータか、データベースから取得するが更新されることのない静的なデータか、などの判断基準を用いて自動で判別する仕組みとしてもよい。
つまり、「静動フラグ612」が「静」の文書フォームは、文書ファイルを何度作成しても、全く同じ内容の文書ファイルが作成されるため、サーバ負荷を考慮すれば、作成した文書ファイルはHDDなどの外部メモリ212に記憶して、同一文書ファイルの作成要求を受けた際に再利用することで、文書ファイルの作成処理は1回のみにすべきである。
一方、「静動フラグ612」が「動」の文書フォームは、文書ファイルを作成する度に、異なる内容の文書ファイルが作成されるため、「静」の場合とは異なり、再利用することはできず、文書ファイルの作成要求を受ける度に、文書ファイルの作成処理を行う必要がある。
すなわち、文書マスタテーブル610は情報処理装置からの要求に応じてサーバで作成されたタイミングによって文書ファイルの更新を識別するための情報が変わるか否かの情報を文書ファイル識別情報と対応づけて記憶手段の一例を示す機能部である。
また、この実施形態においては、作成される文書ファイルの内容は、文書ファイルの作成要求を行うユーザに依存しないとする。つまり、文書フォームID611=B1の文書フォームについて、複数のユーザからの作成要求に係る文書ファイル作成処理が全く同時に行われた場合、作成される文書ファイルの内容はどちらも同じである。
文書ファイルテーブル(サーバ)620は、「文書フォームID621」「文書ファイル名622」「作成日時623」「チェックサム624」のカラムで構成され、「文書フォームID621」が主キーである。「文書ファイル名622」は、文書フォームファイルにデータベース等から取得したデータをオーバーレイして作成した文書ファイルを識別する文書ファイル識別情報である。この実施形態においては、「A2_20140410_301」のように文書ファイル名を「文書フォームID_作成日_その日における通し番号」の文字列としたが、この文字列はあくまで例であり、作成した文書ファイルを一意に識別することができれば、どのような形式であってもよい。
「作成日時623」は、サーバ102における当該文書ファイルの作成日時である。
「チェックサム624」は、サーバ102に記憶されている文書ファイルと、情報処理装置101に記憶されている文書ファイルとが、同一文書フォームIDの場合、文書ファイルの内容が同一か否かを判定するために使用する、誤り検出符号であり、すなわち、文書ファイルの更新を識別するための情報であって、文書ファイルの作成処理において、または作成処理後に算出される値である。なお、文書ファイルの内容が同一か否かを判定することができれば、チェックサム以外の誤り検出符号であってもよい。つまり、この実施形態においては、このチェックサムの値が同一の文書ファイルは、同じ内容の文書ファイルとみなす。
ステップS404の説明に戻る。ステップS404において、文書マスタテーブル610と文書ファイルテーブル(サーバ)620の外部結合によって作成された文書リストは、「文書フォームID611」「静動フラグ612」「文書フォームファイルパス613」「文書ファイル名622」「作成日時623」「チェックサム624」から成る。当該文書リストは、後述する文書ダウンロード画面510において、「文書フォームID511」「静動フラグ512」「サーバ文書ファイル作成日時515」として出力する。
なお、この実施形態においては、当該文書リストを文書マスタテーブル610と文書ファイルテーブル(サーバ)620の外部結合によって作成するとしたが、この方法に限定するものではなく、テーブルを用いずに、文書フォームと文書ファイルが所定のフォルダに存在するか否の情報を用いて、文書リストを作成するとしてもよい。
また、このステップS404の処理は、サーバ102が行わずに、情報処理装置101のネイティブアプリがサーバ102に直接ログインして実行するとしてもよい。その場合は、ステップS404の処理を実行するサーバ102のアプリケーションが不要になる。
ステップS405において、サーバ102は、作成した文書リストを情報処理装置101に送信する。
ステップS406において、情報処理装置101のネイティブアプリは、文書リストを受信し、受信した文書リストを外部メモリ212に記憶する。すなわち、ステップS406は、要求された文書ファイル情報を取得する処理の一例を示すステップである。
なお、この実施形態においては、ステップS402において、情報処理装置101のネイティブアプリから、サーバ102に文書リストの要求を送信し、ステップS406において、サーバ102から送信された文書リストを情報処理装置101のネイティブアプリが受信する、としたが、これはあくまで一例であり、これに限定するものではない。つまり、情報処理装置101のネイティブアプリが、当該ユーザIDとパスワードを利用し、サーバ102に直接ログインし、ネイティブアプリ自身が、サーバ102の文書リストを取得してもよい。この方法によれば、サーバ102は、文書ファイルの作成に専念することができ、サーバ102の負荷を減らすことができる。
ステップS407において、情報処理装置101のネイティブアプリは、RAM202からダウンロードフォルダ651の値を取得し、外部メモリ212のダウンロードフォルダ651のファイルパスに記憶されている文書ファイルの情報を取得することで、文書ファイル情報の一覧テーブル「文書ファイルテーブル(クライアント)630」をRAM202に作成する。
ここで、文書ファイルテーブル(クライアント)630の説明をしておく。文書ファイルテーブル(クライアント)630は、「文書フォームID631」「文書ファイル名632」「作成日時タイムスタンプ633」「チェックサム634」のカラムで構成され、「文書フォームID631」が主キーである。
なお、「作成日時タイムスタンプ633」は、当該文書ファイルがサーバ102において作成された日時を示すものであり、情報処理装置101の外部メモリ212のダウンロードフォルダ651に作成された日時ではない。また、「チェックサム634」は、当該文書ファイルのチェックサムであり、このステップS407において算出する。すなわち、ステップS407は、記憶された文書ファイルごとに更新を識別するための情報を取得する処理の一例を示すステップである。
ステップS408において、情報処理装置101のネイティブアプリは、ステップS406においてサーバ102から受信した文書リストの文書フォームID621と、ステップS407において作成した文書ファイルテーブル(クライアント)630の文書フォームID631とが一致するレコードについて、作成日時623と作成日時タイムスタンプ633、チェックサム624とチェックサム634とをそれぞれ比較する。
すなわち、ステップS408は、サーバから取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報と、記憶部301により記憶された文書ファイルの文書ファイル識別情報とが一致する場合、サーバから取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と、取得された文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを比較する処理の一例を示すステップである。
また、ステップS408は、サーバ102から取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報と、記憶部301により記憶された文書ファイルの文書ファイル識別情報とが一致する場合、サーバから取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時と、記憶部301により記憶された文書ファイルの作成日時とを比較する処理の一例を示すステップである。
ステップS409において、情報処理装置101は、Webブラウザに文書ダウンロード画面510(図5)を表示する。すなわち、ステップS409は、ステップS408による比較結果に基づいて、更新されていると判断された文書ファイルの文書ファイル識別情報を識別して一覧表示する処理の一例を示すステップである。また、ステップS409は、比較された作成日時が異なる文書ファイル識別情報を識別して一覧表示する処理の一例を示すステップである。
以下に、各表示項目の具体的な説明をする。
文書フォームID511には、ステップS406においてサーバ102から受信した文書リストの文書フォームID611を文書フォーム識別情報として表示する。つまり、当該ユーザは、文書フォームID511に係る文書ファイルをダウンロード可能であることを理解できる。
静動フラグ512には、ステップS406においてサーバ102から受信した文書リストの静動フラグ612を表示する。これにより、ユーザは静動フラグ512を見ることで、「静」が表示されている文書フォーム係る文書ファイルがローカルに存在する場合は、新たにダウンロードする必要はなく、「動」が表示されているに文書フォームに係る文書ファイルがローカルに存在する場合は、当該文書ファイルが既に古い情報になっている可能性があることを一目で理解することができる。
ローカル文書ファイル作成日時タイムスタンプ513には、ステップS407において作成した文書ファイルテーブル(クライアント)630の作成日時タイムスタンプ633を表示する。なお、ローカル文書ファイル作成日時タイムスタンプ513が空白の場合、当該文書ファイルは情報処理装置101のダウンロードフォルダ651に存在しないため、ユーザは、当該文書フォームに係る文書ファイルをダウンロードしたことがない、またはダウンロード後に削除・移動したことを一目で理解することができる。
日時比較514には、ステップS408にて比較した作成日時タイムスタンプ633と作成日時623の大小を「<」「=」を用いて表示する。つまり、作成日時タイムスタンプ633が作成日時623よりも古い(=当該ユーザのダウンロード後に他のユーザによって文書ファイルが作成要求された文書フォーム、または文書ファイルがローカルに存在せずサーバに存在する文書フォーム)場合は「<」を、作成日時タイムスタンプ633と作成日時623が等しい(=当該ユーザの作成要求後に、他のユーザによる作成要求がされていない文書フォーム)場合は「=」を表示する。
サーバ文書ファイル作成日時515には、ステップS406においてサーバ102から受信した文書リストの作成日時623を表示する。なお、サーバ文書ファイル作成日時515が空白の場合、当該文書フォームに係る文書ファイルはサーバ102に存在しないため、当該文書ファイルはこれまで作成されていないことを意味する。
ファイル差分516には、ステップS408にて比較したチェックサム624の値とチェックサム634の値が異なる場合、つまり、サーバの文書ファイルの内容が、ローカルにある文書ファイルから更新された場合、「!」を表示する。なお、日時比較514が「<」の場合でも、ファイルの内容が等しい場合は、「!」は表示せず「空白」にする。また、静動フラグ512が「静」の文書フォームについては、ローカル文書ファイルとサーバ文書ファイルは必ず同じ内容であるため、「/」を表示する。また、ローカル文書ファイルが存在しない場合も「空白」にする。
これにより、ユーザは、ファイル差分516に「!」が表示されている文書フォームは、ローカルの文書ファイルの内容が既に古い情報になっていることを一目で理解することができる。ただし、「空白」となっている文書フォームは、サーバにその時点で存在する文書ファイルと同じ内容というだけであって、ローカルの文書ファイルの内容が最新の情報かどうかはわからない。つまり、その後、サーバで当該文書フォームに係る文書ファイルが作成され、文書ダウンロード画面510が再描画された時に初めて、ローカルの文書ファイルの内容が古い情報になったことがわかるのである。
選択チェックボックス517は、ユーザにより押下されることで、チェックのON/OFFを切り替えることができ、その後「レ 一括ダウンロード」ボタン522を押下することでチェックされた文書フォームに係る文書ファイルの一括ダウンロードを要求することができる。すなわち、選択チェックボックス517は、一覧表示された文書ファイルのうち、ダウンロードする文書ファイルを指示、または前記指示を解除する指示手段の一例である。
個別ダウンロードボタン518は、静動フラグ612=「静」かつローカル文書ファイルが存在する文書フォームには表示せず、それ以外の文書フォームには表示する。個別ダウンロードボタン518は、押下することで複数の文書ファイルをまとめてではなく、個別に文書ファイルをダウンロードすることができる。なお、文書フォームID=「A3」の文書について、個別ダウンロードボタン518が表示されていないのは、「A3」文書の静動フラグ612=「静」、つまり取得タイミングによって文書内のデータが変化しない静的なデータであり、かつローカル文書ファイルが存在するため、個別に再ダウンロードする必要がないためである。
「ロ無 一括ダウンロード」ボタン519は、押下することでローカル文書ファイルが存在しない文書フォームに係る文書ファイルの一括ダウンロードを要求することができる。これにより、多くの文書ファイルをまとめてダウンロードすることができるため、ローカルに文書ファイルが少ない状態において、文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
「動&ロ有 一括ダウンロード」ボタン520は、押下することで静動フラグ512=「動」、かつ、ローカル文書ファイルが存在する文書フォームに係る文書ファイルの一括ダウンロードを要求することができる。これにより、これまでダウンロードしたことがある動的な文書ファイルをまとめてダウンロードすることができるため、更新されている可能性のある文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
「! 一括ダウンロード」ボタン521は、押下することでファイル差分516=「!」の文書フォームに係る文書ファイルの一括ダウンロードを要求することができる。これにより、明らかに古い情報になっている文書ファイルをまとめて更新することができるため、更新が必要な文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
「レ 一括ダウンロード」ボタン522は、押下することで選択チェックボックス517がチェックされた文書フォームに係る文書ファイルの一括ダウンロードを要求することができる。これにより、ユーザが要望する文書ファイルをまとめて更新することができるため、文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
なお、上記では、「ロ無 一括ダウンロード」ボタン519、「動&ロ有 一括ダウンロード」ボタン520、および「! 一括ダウンロード」ボタン521は押下することで、それぞれの条件にあてはまる文書ファイルのダウンロードを要求するとしたが、その方法に限定するものではなく、「ロ無 一括ダウンロード」ボタン519、「動&ロ有 一括ダウンロード」ボタン520、「! 一括ダウンロード」ボタン521が押下された場合、それぞれの条件にあてはまる文書フォームの選択チェックボックス517が自動で選択され、その後、「レ 一括ダウンロード」ボタン522が押下されて初めてダウンロードが開始されるとしてもよい。
そうすることで、一括ダウンロード」ボタンの押下によって選択チェックボックス517が自動選択された後に、ユーザの取捨でチェックのON/OFFを切り替えることができるため、より柔軟なダウンロードが可能になり、文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
終了ボタン523は、押下することで文書ダウンロード画面を閉じ、文書ファイルダウンロード処理を終了することができる。
ステップS410において、情報処理装置101は、ユーザ操作を受け付け、受け付けた操作の判定を行う。また、ステップS410において所定時間(例えば1分)が経過した場合、ステップS412に戻り、再度サーバ102のダウンロード可能な文書の情報を要求する。
ステップS410において、選択チェックボックス517が押下された場合、押下されたチェックのON/OFFを切り替え、ステップS410に戻る。また、終了ボタン523が押下された場合、ステップS432に進む。
ステップS410において、ダウンロードボタン518〜522が押下された場合、ステップS411に進む。すなわち、ステップS410は、一覧表示された一覧画面を介して、文書ファイルのダウンロードを指示する処理の一例を示すステップである。
また、「ロ無 一括ダウンロード」ボタン519を押下した後のステップS410のダウンロード処理は、情報処理装置に記憶されていない文書ファイルのダウンロードを指示する処理の一例を示すステップである。
また、「動&ロ有 一括ダウンロード」ボタン520を押下した後のステップS410のダウンロード処理は、情報処理装置に記憶されていてタイミングによって文書ファイルの更新を識別するための情報が変わることを示す文書ファイルのダウンロードを指示する処理の一例を示すステップである。
また、「! 一括ダウンロード」ボタン521を押下した後のステップS410のダウンロード処理は、文書ファイルの更新を識別するための情報が異なる文書ファイルのダウンロードを指示する処理の一例を示すステップである。
また「レ 一括ダウンロード」ボタン522を押下した後のステップS410のダウンロード処理は、指示された文書ファイルをダウンロードする処理の一例を示すステップである。
また、文書ダウンロード画面510は、一覧画面を介して複数の文書ファイルのダウンロードを指示する、または、一覧画面を介して1つの文書ファイルのダウンロード指示および複数の文書ファイルのダウンロード指示の両方を備える画面の一例である。
ステップS411において、情報処理装置101のネイティブアプリは、ステップS412からステップS416の処理をダウンロードする文書ファイルの数だけ繰返す。その際、個別ダウンロードボタン518の押下であれば、外部メモリ212に記憶されている文書リストから、押下された個別ダウンロードボタン518の係る文書フォームIDおよび文書ファイル名を取得しておく。また、一括ダウンロード」ボタン519〜522の押下であれば、外部メモリ212に記憶されている文書リストから、それぞれのボタンに対応する文書の文書フォームIDおよび文書ファイル名を取得しておく。
ステップS412において、情報処理装置101のネイティブアプリは、ダウンロードする文書フォームに係る文書ファイルがサーバ102に存在するか否かを判定する。サーバ102に存在する場合は、ステップS413に進む。サーバ102に存在しない場合は、ステップS416に進む。
ステップS413において、情報処理装置101のネイティブアプリは、ダウンロードする文書フォームの静動フラグ512が「静」「動」のどちらか判定する。「静」の場合は、ステップS414に進む。「動」の場合は、ステップS415に進む。
ステップS414において、情報処理装置101は、ディスプレイ211にダウンロード確認ダイアログ530を表示し、ユーザによるボタン押下を判定する。「サーバ102に存在する文書ファイルをダウンロード」ボタン531が押下された場合は、ステップS415に進む。「最新ファイルを作成してダウンロード」ボタン532が押下された場合は、ステップS416に進む。すなわち、ステップS414は、文書ファイルを再作成することなく前記サーバに存在する文書ファイルをダウンロードするか、当該文書ファイルを再作成してダウンロードするか、をユーザに選択させる処理の一例を示すステップである。
ステップS415において、情報処理装置101のネイティブアプリは、ダウンロードする文書のリストに当該文書ファイル名を追加する。これは、サーバ102において文書ファイルを新たに作成せず、既存の文書ファイルをダウンロードするため、当該文書ファイル名を指定するのである。なお、一括ダウンロード」ボタン519〜522の場合は、それぞれのボタンに対応するすべての文書の文書ファイル名をダウンロードする文書のリストに追加する。文書ファイル名を用いてダウンロード要求することで、新たな文書ファイルの作成をせずに、既存の文書ファイルのダウンロードができるようになるため、サーバ102の文書ファイル作成処理に係る負荷を軽減することができる。
ステップS416において、情報処理装置101のネイティブアプリは、ダウンロードする文書のリストに「当該文書フォームID_ローカルに存在する当該文書フォームIDに係る文書ファイルのチェックサム」を追加する。これは、文書フォームIDを指定して、サーバ102において当該文書フォームIDに係る文書ファイルを新たに作成し、作成した文書ファイルとローカルのチェックサムを比較して、内容が更新されているものだけをダウンロードするためである。なお、一括ダウンロード」ボタン519〜522の場合は、それぞれのボタンに対応するすべての文書について、「当該文書フォームID_ローカルに存在する当該文書フォームIDに係る文書ファイルのチェックサム」をダウンロードする文書のリストに追加する。なお、当該文書フォームIDに係る文書ファイルがローカルに存在しない場合、チェックサム=0とする。
ステップS417において、情報処理装置101のネイティブアプリは、作成されたダウンロード文書リストをサーバ102に送信する。
ステップS418において、サーバ102は、ダウンロード文書リストを受信する。
ステップS419において、サーバ102は、ステップS420からステップS426の処理をダウンロード文書リスト内の要素の数だけ繰返す。
ステップS420において、サーバ102は、ダウンロード文書リストに存在する要素を1つ取得する。取得した要素=文書ファイル名の場合、ステップS421に進む。取得した要素=「文書フォームID_チェックサム」の場合、ステップS422に進む。
ステップS421において、サーバ102は、文書ファイル出力フォルダ641から当該文書ファイル名を用いてダウンロードする文書ファイルを取得する。
ステップS422において、サーバ102は、当該文書フォームIDを用いて、文書マスタテーブル610を検索し、文書フォームファイルパス613を取得し、文書フォームファイルパス613に存在する文書フォームファイルに、データベース等から取得したデータをオーバーレイして、新しい文書ファイルを作成する。その際、作成した文書ファイルを一意に識別するため、文書ファイル名を「文書フォームID_作成日_その日における通し番号」の文字列とし、サーバ102の文書ファイル出力フォルダ641に記憶する。
ステップS423において、サーバ102は、作成した文書ファイルを文書ファイルテーブル(サーバ)620に反映する。具体的には、当該文書フォームIDに係る文書ファイルの作成が1回目である場合は、文書ファイルテーブル(サーバ)620に当該文書フォームIDのレコードが存在しないため、レコードを挿入する。また、2回目以降である場合は、文書ファイルテーブル(サーバ)620に当該文書フォームIDのレコードは存在するため、レコードを更新する。その際、当該文書ファイルのチェックサムを算出し、「チェックサム624」の値として記憶する。
ステップS424において、サーバ102は、ステップS420で取得した、ローカルに存在する当該文書フォームIDに係る文書ファイルのチェックサムとステップS423にて算出した文書ファイルのチェックサムとを比較し、2つのチェックサムが等しい場合は、ローカルに存在する文書ファイルの内容と、ステップS422にて作成した文書ファイルの内容とが等しいとみなし、ステップS425に進む。2つのチェックサムが異なる場合は、ローカルに存在する文書ファイルの内容と、ステップS422にて作成した文書ファイルの内容とが異なるとみなし、ステップS428に進む。
ステップS425において、サーバ102は、ローカルに存在する文書ファイルの内容と、ステップS422にて作成した文書ファイルの内容とが等しいことを、情報処理装置101に通知する。
ステップS426において、情報処理装置101は、ローカルに存在する文書ファイルの内容と、ステップS422にて作成した文書ファイルの内容とが等しいことの通知を受信する。
ステップS427において、情報処理装置101は、ディスプレイ211にダウンロードキャンセルダイアログ540を表示し、サーバ102で新たに作成した文書ファイルは、ローカルに存在する文書ファイルと同じ内容であるため、ダウンロードをキャンセルした旨をユーザに通知する。ユーザによりOKボタン541が押下されると、ステップS419のループが続く場合はステップS419に戻る。ステップS419のループが終了する場合はステップS431に進む。
ステップS428において、サーバ102は、ステップS421にて取得した文書ファイル、またはステップS422にて作成した文書ファイルを情報処理装置101に送信する。この実施形態においては、一括ダウンロードの場合でも、ダウンロードする文書のリストを1つずつ順番にダウンロードするとしているが、この方法に限定するものではなく、複数の文書ファイルをまとめて1つの書庫ファイルとしてダウンロードさせてもよい。
ステップS429において、情報処理装置101のネイティブアプリは、文書ファイルを受信し、受信した文書ファイルを外部メモリ212のダウンロードフォルダ651に記憶する。すなわち、ステップS429は、一覧表示された文書ファイルをダウンロードする処理の一例を示すステップである。
ステップS430において、情報処理装置101のネイティブアプリは、受信した文書ファイルの情報を文書ファイルテーブル(クライアント)630に反映する。すなわち、ステップS429とステップS430は、情報処理装置からの要求に応じてサーバで作成されダウンロードされた文書ファイルを文書ファイル識別情報と対応づけて記憶する処理の一例を示すステップである。
具体的には、当該文書フォームIDに係る文書ファイルのダウンロードが1回目である場合は、文書ファイルテーブル(クライアント)630に当該文書フォームIDのレコードが存在しないため、レコードを挿入する。また、2回目以降である場合は、文書ファイルテーブル(クライアント)630に当該文書フォームIDのレコードは存在するため、レコードを更新する。その際、当該文書ファイルのチェックサムを算出し、「チェックサム634」の値として記憶する。
ステップS431において、情報処理装置101は、ディスプレイ211にダウンロード完了ダイアログ550を表示し、ユーザによりOKボタン551が押下されると、ステップS402に戻る。
ステップS432において、情報処理装置101は、ディスプレイ211に表示されている文書ダウンロード画面を閉じ、当文書システムからログアウトする。
以上で、図4の文書ファイルダウンロード処理の説明を終了する。
以上で、第1の実施形態の説明を終了する。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態は、情報処理装置に記憶されている文書ファイル情報と、サーバからダウンロード可能な文書ファイル情報とに含まれる情報を比較して、文書ファイルの内容の更新を識別する情報を一覧表示する仕組みであり、第2の実施形態は、第1の実施形態の仕組みに加え、情報処理装置に記憶されている文書ファイル情報が生成された後、文書ファイルに用いるデータベースの値が更新されている文書を識別して一覧表示する仕組みである。
図7〜図9を用いて、第2の実施形態について説明する。図7は、第2の実施形態に係る情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする処理の一例を示すフローチャートである。図8は、第2の実施形態に係る情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする画面の一例を示す図である。図9は、第2の実施形態に係る情報処理装置101およびサーバ102で管理するテーブルの一例を示す図である。
なお、第2の実施形態では、第1の実施形態における図4のフローチャートを図7に置き換え、第1の実施形態のステップと同じ処理については、同じステップ番号を付与し説明を省略する。なお、以下のすべての処理は、情報処理装置101またはサーバ102のCPU201が行うものとする。
図7のステップS701において、サーバ102は、ステップS404にて取得したダウンロード可能な文書リスト内の文書フォームの数だけステップS702〜ステップS706を繰返す。
ステップS702において、サーバ102は、ステップS404にて取得した文書リストに含まれる静動フラグ612の値を判定し、静の場合はステップS707に進み、動の場合はステップS703に進む。例えば、文書フォームID511=A3の場合は静動フラグ612=静であるためステップS707に進み、文書フォームID511=B6の場合は静動フラグ612=動であるためステップS703に進む。
ステップS703において、サーバ102は、文書フォームファイルを取得する。具体的には、ステップS404にて取得した文書リストに含まれる文書フォームファイルパス613を用いて、外部メモリ212から文書フォームファイルを取得する。例えば、文書フォームID511=B6の場合、文書フォームファイルパス=D:¥FORM¥B6.frmを用いて、外部メモリ212から図9の文書フォームファイル920(B6.frm)を取得する。
ステップS704において、サーバ102は、ステップS703にて取得した文書フォームファイルを解析する。例えば、文書フォームID511=B6の場合、ステップS703にて取得した文書フォームファイル920(B6.frm)の内容を解析する。
ステップS705において、サーバ102は、ステップS704にて解析した文書フォームファイルの内容から、文書ファイル作成に用いるデータベースのレコードを特定する。なお、この実施形態では、文書フォームファイルに斜体で記述されている情報を用いて、データベースからデータを取得した値をその斜体部分に出力する。すなわち、文書フォームファイルは、文書ファイルを作成するために参照するデータの指定記述を含む文書フォームを文書ファイル識別情報と対応づけて記憶する手段の一例を示す機能部である。
例えば、文書フォームファイル910(A3.frm)には、「店舗テーブル.店舗名(店舗ID=X)」という斜体の記述が存在するが、これはデータベースの店舗テーブル930を店舗ID=Xで検索し、取得した店舗名「東京本店」を斜体部分に出力するという意味である(出力結果は、図9のダウンロード文書ファイル950)。なお、店舗テーブル930の更新日時からもわかるように、このテーブルは、日々更新されるテーブルではなく、登録されているレコードは取得タイミングによって変化しない静的なデータである。そのため、文書システム管理者または文書フォーム作成者は、文書マスタテーブル610において、文書フォームID511=A3のレコードの静動フラグ612を「静」としている。
同様に、文書フォームファイル920(B6.frm)には、「当月売上テーブル.売上金額(店舗ID=X)」という斜体の記述が存在するが、これはデータベースの当月売上テーブル940を店舗ID=Xで検索し、取得した売上金額「¥1,230,000」を斜体部分に出力するという意味である(出力結果は、図9のダウンロード文書ファイル960)。なお、当月売上テーブル940の更新日時からもわかるように、このテーブルは、随時更新されるテーブルであり、登録されているレコードは取得タイミングによって変化する動的なデータである。そのため、文書システム管理者または文書フォーム作成者は、文書マスタテーブル610において、文書フォームID511=A3のレコードの静動フラグ612を「動」としている。
つまり、ステップS705により、文書フォームID511=B6の文書ファイル作成には「当月売上テーブル」の店舗ID=X、Y、Zのレコードを使用することが特定できる。
ステップS706において、サーバ102は、ステップS705にて特定した文書ファイル作成に用いるデータベースのレコードを検索し、対象レコードの内、最新の更新日時を取得し、文書リストの「文書フォームID611」に対応する「データベース更新日時」として文書リストに追加する。すなわち、ステップS706は、文書フォームに含まれる参照するデータの指定記述を用いて、データの更新日時を取得する処理の一例を示すステップである。また、ステップS706は、更新を識別するための情報が前記タイミングによって変わる文書ファイルの場合、前記文書フォームに含まれる前記データの指定記述を用いて、前記データの更新日時を取得する処理の一例を示すステップである。
例えば、文書フォームID511=B6の文書ファイル作成に用いる「当月売上テーブル」の店舗ID=X、Y、Zのレコードを検索し、これらのレコードの内、最新の更新日時「2014/4/10 17:30」を取得し、文書リストの「文書フォームID611」=B6に対応する「データベース更新日時」=2014/4/10 17:30として文書リストに追加する。
ステップS708において、情報処理装置101のネイティブアプリは、ステップS406においてサーバ102から受信した文書リストの文書フォームID621と、ステップS407において作成した文書ファイルテーブル(クライアント)630の文書フォームID631とが一致するレコードについて、作成日時623と作成日時タイムスタンプ633、チェックサム624とチェックサム634、データベース更新日時と作成日時タイムスタンプ633、とをそれぞれ比較する。
すなわち、ステップS708は、サーバから取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報と、情報処理装置に記憶された文書ファイルの文書ファイル識別情報とが一致する場合、サーバから取得した文書ファイル情報に含まれるデータの更新日時と、文書ファイル情報に含まれる情報処理装置からの要求に応じてサーバで文書ファイルが作成された作成日時または情報処理装置から取得された文書ファイルの作成日時とを比較する処理の一例を示すステップである。
ステップS709において、情報処理装置101は、Webブラウザに文書ダウンロード画面810(図8)を表示する。すなわち、ステップS709は、文書ファイル情報に含まれる情報処理装置からの要求に応じてサーバで文書ファイルが作成された作成日時またはサーバから取得された文書ファイルの作成日時より、更新日時が新しいと判断された文書ファイルの文書ファイル識別情報を識別して一覧表示する処理の一例を示すステップである。
以下に、図5にはない、図8の各表示項目について具体的な説明をする。
「DB差分811」には、ステップS708にて比較した結果、文書ファイルの作成日時<データベースのデータ更新日時であった場合、つまり、データベースの対象データがローカルにある文書ファイルの作成日時以降に更新された場合、「★」を表示する。「文書ファイルの作成日時」≧「データベースのデータ更新日時」であった場合、つまり、データベースの対象データがローカルにある文書ファイルの作成日時以降に更新されていない場合、「空白」にする。
また、静動フラグ512が「静」の文書フォームについては、データベースの対象データが、ローカルにある文書ファイルの作成日時以降に更新されることが無いため、「/」を表示する。また、ローカル文書ファイルが存在しない場合、「空白」にする。
なお、この実施形態においては、文書ファイルの作成処理時間を考慮せず、文書ファイルの作成日時<データベースのデータ更新日時であった場合「★」を表示し、文書ファイルの作成日時≧データベースのデータ更新日時であった場合「空白」にするとしたが、これに限定するものではなく、文書ファイルの作成処理時間を考慮して、文書ファイルの作成日時±文書ファイルの作成処理時間≦データベースのデータ更新日時であった場合「★」を表示し、文書ファイルの作成日時±文書ファイルの作成処理時間>データベースのデータ更新日時であった場合に「空白」にするなどとしてもよい。(±は、+またはーを意味し、文書ファイルの作成日時=文書ファイルの作成処理時間の開始時刻であれば+、文書ファイルの作成日時=文書ファイルの作成処理時間の終了時刻であればーとする)
なお、この実施形態においては、「文書ファイルの作成日時」はステップS407により情報処理装置101の外部メモリ212から取得された文書ファイルの作成日時としたが、これに限定するものではなく、ステップS406によりサーバ102から受信した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時としてもよい。そうすることで、文書ファイルをダウンロードする場合に、サーバ102に存在する文書ファイルをダウンロードすべきか、それとも再作成してダウンロードすべきかの判断基準にすることができる。
また、この実施形態においては、文書ファイルの作成日時<データベースのデータ更新日時であった場合、「★」を表示するとしたが、これに限定するものではなく、他の文字・記号やデータベースのデータ更新日時をそのまま表示するとしてもよい。
また、それ以外にも、「ステップS407により情報処理装置101の外部メモリ212から取得された文書ファイルの作成日時」<「データベースのデータ更新日時」≦「ステップS406によりサーバ102から受信した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時」の場合は、サーバの文書ファイルが最新の情報であるため「再ダウンロード必要」などと表示するとしてもよい。
一方、「ステップS406によりサーバ102から受信した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時」<「データベースのデータ更新日時」の場合は、サーバの文書ファイルも古い情報になっているため「再作成必要」や「★★」などと表示するとしてもよい。そうすることで、ユーザが文書ファイルのダウンロードを指示する場合に、サーバ102に存在する文書ファイルのダウンロードを指示すべきか、それとも再作成+ダウンロードを指示すべきかの判断基準にすることができる。
これにより、ユーザは、DB差分811に「★」が表示されている文書フォームは、ローカルの文書ファイルが既に古い情報になっていることを一目で理解することができる。よって、第1の実施形態の文書ダウンロード画面510では、ファイル差分516が「空白」となっている文書フォームはローカルの文書ファイルとサーバに存在する文書ファイルとが同じ内容という意味であるため、ローカルの文書ファイルの内容が最新の情報か否かわからなかったが、第2の実施形態の文書ダウンロード画面810を閲覧ではローカルの文書ファイルの内容が最新の情報か否かわかる。つまり、ローカルの文書ファイルをダウンロードした後にサーバで当該文書フォームに係る文書ファイルが作成されていなくても、ローカルの文書ファイルの内容が古い情報か否かがわかる。
個別ダウンロードボタン812は、静動フラグ612=「静」かつローカル文書ファイルが存在する文書フォームと、「DB差分811」=空白(文書ファイルの作成日時≧データベースのデータ更新日時)の文書フォームとには表示せず、それ以外の文書フォームには表示する。個別ダウンロードボタン812は、第1の実施形態の個別ダウンロードボタン518と同様に、押下することで個別に文書ファイルをダウンロードすることができる。なお、第1の実施形態と異なり、文書フォームID=「B4」の文書について、個別ダウンロードボタン812が表示されていないのは、「B4」文書の「DB差分811」が空白、つまりローカル文書ファイルの内容が最新の情報であって、個別に再ダウンロードする必要がないためである。
すなわち、個別ダウンロードボタン812は、文書ファイル情報に含まれる情報処理装置からの要求に応じてサーバで文書ファイルが作成された作成日時または取得された文書ファイルの作成日時より、更新日時が新しいと判断された文書ファイルのダウンロードを指示する、一方、文書ファイル情報に含まれる情報処理装置からの要求に応じてサーバで文書ファイルが作成された作成日時または取得された文書ファイルの作成日時より、更新日時が古いと判断された文書ファイルのダウンロードを指示する手段の一例である。
「動 一括ダウンロード」ボタン821は、押下することで静動フラグ512=「動」の文書フォームに係る文書ファイルの一括ダウンロードを要求することができる。これにより、動的な文書ファイルをまとめてダウンロードすることができるため、文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
「< 一括ダウンロード」ボタン822は、押下することで日時比較514に「<」が表示された文書フォームに係る文書ファイルの一括ダウンロードを要求することができる。これにより、サーバ上にある最新の文書ファイルをまとめてダウンロードすることができるため、文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
「★ 一括ダウンロード」ボタン823は、押下することでDB差分811=「★」の文書フォームに係る文書ファイルの一括ダウンロードを要求することができる。これにより、データベースの対象データが、ローカルにある文書ファイルの作成日時以降に更新された文書フォームに係る文書ファイルをまとめて更新することができるため、更新が必要な文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
第2の実施形態におけるステップS410において、ダウンロードボタン518〜522、「動 一括ダウンロード」ボタン821、「< 一括ダウンロード」ボタン822、「★ 一括ダウンロード」ボタン823が押下された場合、ステップS411に進む。
すなわち、「動 一括ダウンロード」ボタン821を押下した後のステップS410のダウンロード処理は、文書ファイル情報に含まれる、サーバで作成されたタイミングによって文書ファイルの更新を識別するための情報が変わることを示す文書ファイルのダウンロードを指示する処理の一例を示すステップである。
また、「< 一括ダウンロード」ボタン822を押下した後のステップS410のダウンロード処理は、記憶部301により記憶された文書ファイルの作成日時より、サーバから取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時が新しいと判断された文書ファイルのダウンロードを指示する処理の一例を示すステップである。
また、「★ 一括ダウンロード」ボタン823を押下した後のステップS410のダウンロード処理は、文書ファイル情報に含まれる情報処理装置からの要求に応じてサーバで文書ファイルが作成された作成日時またはサーバから取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時より、更新日時が新しいと判断された文書ファイルのダウンロードを指示する処理の一例を示すステップである。
以上で、図7の第2の実施形態に係る情報処理装置101がサーバ102から文書ファイルをダウンロードする処理の説明を終了する。
以上で、第2の実施形態の説明を終了する。
以上により、情報処理装置に記憶されている文書ファイル情報と、サーバからダウンロード可能な文書ファイル情報とに含まれる情報を比較して、文書ファイルの内容の更新を識別する情報を一覧表示することで、文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
また、文書ファイルをダウンロードしたいユーザにとって、有用な情報(静動フラグ、文書ファイル作成日時、日時比較、ファイル内容の差分、DBとの差分)が一覧で表示されているため、無駄なダウンロードを減らすことが可能になるため、サーバが同じ内容の文書ファイルを繰り返し作成して情報処理装置へ送信を行う、といった処理に係るサーバ負荷を軽減することができる。つまり、サーバにおける文書ファイルのファイル作成処理、およびダウンロード処理の回数を少なくすることができるため、サーバおよびネットワークの負荷を軽減することができる。
また、情報処理装置にダウンロードした文書ファイルの内容と、サーバで作成された文書ファイルの内容を容易に比較することができるため、ダウンロードしなくても、内容が更新されていることを知ることができる。
また、情報処理装置にダウンロードした文書ファイルの作成日時またはサーバで作成した文書ファイルの作成日時と、データベースのデータの更新日時を容易に比較することができるため、文書ファイルを生成または文書ファイルをダウンロードしなくても、文書ファイルに使用されているデータがデータベースで更新されていることを知ることができる。
また、ユーザにとっては、内容が更新される可能性のある文書ファイルを1つ1つ選択することなく、一括してダウンロードできるため、文書ファイルダウンロードの利便性を向上することができる。
また、情報処理装置を使用するユーザが事前にダウンロードしておいた文書ファイルを最新の状態に更新したい場合、文書ファイルを1つ1つ選択して、サーバからダウンロードしなくてはならないという操作が煩わしい課題も、当文書システムにおいては、事前にダウンロードしておいた文書のみ、事前にダウンロードしておいた文書のうちサーバで作成された文書ファイルと差分が発生している文書のみ、事前にダウンロードしておいた文書のうち文書ファイルに使用されているデータがデータベースで更新されている文書のみ等を一括でダウンロードすることができるため、解決することができる。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ102、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 文書システム
101 情報処理装置
102 サーバ
103 ネットワーク

Claims (16)

  1. 更新されるデータを用いて所定のタイミングで作成された文書ファイルを管理し、情報処理装置からの要求に応じて前記文書ファイルを送信するサーバとネットワークを介して通信可能な情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    ダウンロードした文書ファイルと当該文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを記憶するクライアント記憶手段と、
    前記サーバで管理されている文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを含む文書ファイル情報を前記サーバに要求する文書ファイル情報要求手段と、
    前記文書ファイル情報要求手段により要求された文書ファイル情報を取得する文書ファイル情報取得手段と、
    前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている前記文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報に従って、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルが更新されていることを識別して前記文書ファイルの文書ファイル識別情報を一覧表示する一覧表示手段と、
    前記一覧表示手段により一覧表示された一覧画面を介して、前記サーバで管理されている文書ファイルのダウンロードを指示するダウンロード指示手段と
    前記ダウンロード指示手段により指示された文書ファイルの文書ファイル識別情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている当該文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを前記サーバに送信するダウンロード情報送信手段と
    を備え、
    前記サーバは、
    前記文書ファイル情報要求手段による要求に従って、文書ファイル情報を送信する文書ファイル情報送信手段と、
    前記ダウンロード情報送信手段により送信された文書ファイル識別情報と更新を識別するための情報とを受信するダウンロード情報受信手段と、
    前記ダウンロード情報受信手段により受信した文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルを、前記データを用いて再作成する文書ファイル再作成手段と、
    前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルから取得した更新を識別するための情報と、前記ダウンロード情報受信手段により受信した更新を識別するための情報とを比較した結果に基づき、前記文書ファイルのデータに更新が有るかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が有ると判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信するよう制御し、一方、前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が無いと判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信しないよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする情報処理システム
  2. 前記一覧表示手段は、
    前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報と、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルの文書ファイル識別情報とが一致する場合、前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と、前記クライアント記憶手段に記憶されている当該文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを比較した結果、異なると判定された文書ファイルを前記更新されていることを識別して一覧表示すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム
  3. 前記ダウンロード指示手段は、
    前記一覧表示手段により更新されていることを識別して表示された文書ファイルのダウンロードを指示すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム
  4. 前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報と、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルの文書ファイル識別情報とが一致する場合、前記文書ファイル情報取得手段により取得した当該文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時と、前記クライアント記憶手段により記憶されている当該文書ファイルの作成日時とを比較する作成日時比較手段
    を更に備え、
    前記一覧表示手段は、前記作成日時比較手段により比較された作成日時が異なる文書ファイル識別情報を識別して一覧表示すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム
  5. 前記ダウンロード指示手段は、
    前記作成日時比較手段により、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルの作成日時よりも前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる文書ファイルの作成日時が新しいと判断された文書ファイルのダウンロードを指示すること
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理システム
  6. 前記サーバは、
    前記文書ファイルを作成するために参照するデータを指定する指定記述を含む文書フォームを文書ファイル識別情報と対応づけて記憶するサーバ記憶手段と、
    前記サーバ記憶手段により記憶されている前記文書フォームに含まれる前記指定記述を用いて、前記データの更新日時を取得するデータ更新日時取得手段と
    を備えるものであり、
    前記文書ファイル情報は前記データ更新日時取得手段により取得したデータの更新日時を含み、
    前記クライアント記憶手段は、前記文書ファイルが作成された作成日時を文書ファイル識別情報と対応づけて記憶し、
    前記一覧表示手段は
    前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルの作成日時よりも、前記更新日時が新しいと判断された文書ファイルの文書ファイル識別情報を識別して一覧表示すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム
  7. 前記ダウンロード指示手段は、
    前記文書ファイル情報に含まれる前記サーバで文書ファイルが作成された作成日時または前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルの作成日時よりも、前記更新日時が新しいと判断された文書ファイルのダウンロードを指示すること
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理システム
  8. 前記サーバ記憶手段は
    前記サーバで前記文書ファイルが作成されタイミングによって当該文書ファイルのデータが変わるか否かのフラグ前記文書ファイル識別情報と対応づけて記憶し、
    前記データ更新日時取得手段は、
    前記サーバ記憶手段により記憶されているフラグが前記タイミングによってデータが変わる文書ファイルであることを示す場合、前記文書フォームに含まれる前記データの指定記述を用いて、前記データの更新日時を取得すること
    を特徴とする請求項6または7に記載の情報処理システム
  9. 前記文書ファイル情報は、前記フラグを含み、
    前記ダウンロード指示手段は、
    前記文書ファイル情報に含まれる前記フラグが前記タイミングによってデータが変わることを示す文書ファイルのダウンロードを指示すること、または、前記クライアント記憶手段により記憶されていて前記タイミングによってデータが変わることを示す文書ファイルのダウンロードを指示すること
    を特徴とする請求項8に記載の情報処理システム
  10. 前記ダウンロード指示手段は、
    前記クライアント記憶手段により記憶されていない文書ファイルのダウンロードを指示すること
    を特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理システム
  11. 前記サーバから文書ファイルをダウンロードする場合、当該文書ファイルを再作成することなく前記サーバに存在する文書ファイルをダウンロードするか、当該文書ファイルを再作成してダウンロードするか、をユーザに選択させる再作成選択手段
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理システム
  12. 更新されるデータを用いて所定のタイミングで作成された文書ファイルを管理するサーバであって、かつ、ダウンロードした文書ファイルと当該文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを記憶するクライアント記憶手段と、前記サーバで管理されている文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを含む文書ファイル情報を前記サーバに要求する文書ファイル情報要求手段と、前記文書ファイル情報要求手段により要求された文書ファイル情報を取得する文書ファイル情報取得手段と、前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている前記文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報に従って、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルが更新されていることを識別して、前記文書ファイルの文書ファイル識別情報を一覧表示する一覧表示手段と、前記一覧表示手段により一覧表示された一覧画面を介して、前記サーバで管理されている文書ファイルのダウンロードを指示するダウンロード指示手段と、前記ダウンロード指示手段により指示された文書ファイルの文書ファイル識別情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている当該文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを前記サーバに送信するダウンロード情報送信手段とを備える情報処理装置からの要求に応じて前記文書ファイルを送信するサーバであって、
    前記文書ファイル情報要求手段による要求に従って、文書ファイル情報を送信する文書ファイル情報送信手段と、
    前記ダウンロード情報送信手段により送信された文書ファイル識別情報と更新を識別するための情報とを受信するダウンロード情報受信手段と、
    前記ダウンロード情報受信手段により受信した文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルを、前記データを用いて再作成する文書ファイル再作成手段と、
    前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルから取得した更新を識別するための情報と、前記ダウンロード情報受信手段により受信した更新を識別するための情報とを比較した結果に基づき、前記文書ファイルのデータに更新が有るかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が有ると判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信するよう制御し、一方、前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が無いと判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信しないよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするサーバ。
  13. 更新されるデータを用いて所定のタイミングで作成された文書ファイルを管理し、情報処理装置からの要求に応じて前記文書ファイルを送信するサーバとネットワークを介して通信可能な情報処理装置を含む情報処理システムにおける処理方法であって、
    前記情報処理装置が、
    ダウンロードした文書ファイルと当該文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを記憶するクライアント記憶ステップと、
    前記サーバで管理されている文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを含む文書ファイル情報を前記サーバに要求する文書ファイル情報要求ステップと、
    前記文書ファイル情報要求ステップにより要求された文書ファイル情報を取得する文書ファイル情報取得ステップと、
    前記文書ファイル情報取得ステップにより取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と前記クライアント記憶ステップにより記憶されている前記文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報に従って、前記クライアント記憶ステップにより記憶されている文書ファイルが更新されていることを識別して前記文書ファイルの文書ファイル識別情報を一覧表示する一覧表示ステップと、
    前記一覧表示ステップにより一覧表示された一覧画面を介して、前記サーバで管理されている文書ファイルのダウンロードを指示するダウンロード指示ステップと
    前記ダウンロード指示ステップにより指示された文書ファイルの文書ファイル識別情報と前記クライアント記憶ステップにより記憶されている当該文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを前記サーバに送信するダウンロード情報送信ステップと
    を実行し、
    前記サーバが、
    前記文書ファイル情報要求ステップによる要求に従って、文書ファイル情報を送信する文書ファイル情報送信ステップと、
    前記ダウンロード情報送信ステップにより送信された文書ファイル識別情報と更新を識別するための情報とを受信するダウンロード情報受信ステップと、
    前記ダウンロード情報受信ステップにより受信した文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルを、前記データを用いて再作成する文書ファイル再作成ステップと、
    前記文書ファイル再作成ステップにより再作成された文書ファイルから取得した更新を識別するための情報と、前記ダウンロード情報受信ステップにより受信した更新を識別するための情報とを比較した結果に基づき、前記文書ファイルのデータに更新が有るかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより文書ファイルのデータの更新が有ると判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成ステップにより再作成された文書ファイルを送信するよう制御し、一方、前記判定ステップにより文書ファイルのデータの更新が無いと判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成ステップにより再作成された文書ファイルを送信しないよう制御する制御ステップと
    を実行することを特徴とする処理方法。
  14. 更新されるデータを用いて所定のタイミングで作成された文書ファイルを管理するサーバであって、かつ、ダウンロードした文書ファイルと当該文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを記憶するクライアント記憶手段と、前記サーバで管理されている文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを含む文書ファイル情報を前記サーバに要求する文書ファイル情報要求手段と、前記文書ファイル情報要求手段により要求された文書ファイル情報を取得する文書ファイル情報取得手段と、前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている前記文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報に従って、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルが更新されていることを識別して、前記文書ファイルの文書ファイル識別情報を一覧表示する一覧表示手段と、前記一覧表示手段により一覧表示された一覧画面を介して、前記サーバで管理されている文書ファイルのダウンロードを指示するダウンロード指示手段と、前記ダウンロード指示手段により指示された文書ファイルの文書ファイル識別情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている当該文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを前記サーバに送信するダウンロード情報送信手段とを備える情報処理装置からの要求に応じて前記文書ファイルを送信するサーバにおける処理方法であって、
    前記サーバが、
    前記文書ファイル情報要求手段による要求に従って、文書ファイル情報を送信する文書ファイル情報送信ステップと、
    前記ダウンロード情報送信手段により送信された文書ファイル識別情報と更新を識別するための情報とを受信するダウンロード情報受信ステップと、
    前記ダウンロード情報受信ステップにより受信した文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルを、前記データを用いて再作成する文書ファイル再作成ステップと、
    前記文書ファイル再作成ステップにより再作成された文書ファイルから取得した更新を識別するための情報と、前記ダウンロード情報受信ステップにより受信した更新を識別するための情報とを比較した結果に基づき、前記文書ファイルのデータに更新が有るかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより文書ファイルのデータの更新が有ると判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成ステップにより再作成された文書ファイルを送信するよう制御し、一方、前記判定ステップにより文書ファイルのデータの更新が無いと判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成ステップにより再作成された文書ファイルを送信しないよう制御する制御ステップと
    を実行することを特徴とする処理方法。
  15. 更新されるデータを用いて所定のタイミングで作成された文書ファイルを管理し、情報処理装置からの要求に応じて前記文書ファイルを送信するサーバとネットワークを介して通信可能な情報処理装置を含む情報処理システムで実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    ダウンロードした文書ファイルと当該文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを記憶するクライアント記憶手段と、
    前記サーバで管理されている文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを含む文書ファイル情報を前記サーバに要求する文書ファイル情報要求手段と、
    前記文書ファイル情報要求手段により要求された文書ファイル情報を取得する文書ファイル情報取得手段と、
    前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている前記文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報に従って、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルが更新されていることを識別して前記文書ファイルの文書ファイル識別情報を一覧表示する一覧表示手段と、
    前記一覧表示手段により一覧表示された一覧画面を介して、前記サーバで管理されている文書ファイルのダウンロードを指示するダウンロード指示手段と
    前記ダウンロード指示手段により指示された文書ファイルの文書ファイル識別情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている当該文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを前記サーバに送信するダウンロード情報送信手段
    として機能させ、
    前記サーバを、
    前記文書ファイル情報要求手段による要求に従って、文書ファイル情報を送信する文書ファイル情報送信手段と、
    前記ダウンロード情報送信手段により送信された文書ファイル識別情報と更新を識別するための情報とを受信するダウンロード情報受信手段と、
    前記ダウンロード情報受信手段により受信した文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルを、前記データを用いて再作成する文書ファイル再作成手段と、
    前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルから取得した更新を識別するための情報と、前記ダウンロード情報受信手段により受信した更新を識別するための情報とを比較した結果に基づき、前記文書ファイルのデータに更新が有るかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が有ると判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信するよう制御し、一方、前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が無いと判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信しないよう制御する制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  16. 更新されるデータを用いて所定のタイミングで作成された文書ファイルを管理するサーバであって、かつ、ダウンロードした文書ファイルと当該文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを記憶するクライアント記憶手段と、前記サーバで管理されている文書ファイルの文書ファイル識別情報と当該文書ファイルの更新を識別するための情報とを含む文書ファイル情報を前記サーバに要求する文書ファイル情報要求手段と、前記文書ファイル情報要求手段により要求された文書ファイル情報を取得する文書ファイル情報取得手段と、前記文書ファイル情報取得手段により取得した文書ファイル情報に含まれる当該文書ファイルの更新を識別するための情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている前記文書ファイル情報に含まれる文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報に従って、前記クライアント記憶手段により記憶されている文書ファイルが更新されていることを識別して、前記文書ファイルの文書ファイル識別情報を一覧表示する一覧表示手段と、前記一覧表示手段により一覧表示された一覧画面を介して、前記サーバで管理されている文書ファイルのダウンロードを指示するダウンロード指示手段と、前記ダウンロード指示手段により指示された文書ファイルの文書ファイル識別情報と前記クライアント記憶手段により記憶されている当該文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルの更新を識別するための情報とを前記サーバに送信するダウンロード情報送信手段とを備える情報処理装置からの要求に応じて前記文書ファイルを送信するサーバで実行可能なプログラムであって、
    前記サーバを、
    前記文書ファイル情報要求手段による要求に従って、文書ファイル情報を送信する文書ファイル情報送信手段と、
    前記ダウンロード情報送信手段により送信された文書ファイル識別情報と更新を識別するための情報とを受信するダウンロード情報受信手段と、
    前記ダウンロード情報受信手段により受信した文書ファイル識別情報に対応する文書ファイルを、前記データを用いて再作成する文書ファイル再作成手段と、
    前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルから取得した更新を識別するための情報と、前記ダウンロード情報受信手段により受信した更新を識別するための情報とを比較した結果に基づき、前記文書ファイルのデータに更新が有るかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が有ると判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信するよう制御し、一方、前記判定手段により文書ファイルのデータの更新が無いと判定された場合は、前記情報処理装置に対して、前記文書ファイル再作成手段により再作成された文書ファイルを送信しないよう制御する制御手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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