JP2004062859A - 情報入力装置及び情報入力制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ルール設定画面50は、ファイルの取り込み先に関するものとして、取り込み先ドロップダウンリスト61、取り込み先ドロップダウンボタン62、取り込み先リストボックス63、取り込み先編集ボタン64、取り込み先削除ボタン65を備えている。さらに、ファイルの加工方法に関するものとして、加工方法ドロップダウンリスト71、加工方法ドロップダウンボタン72、加工方法リストボックス73、加工方法順序変更ボタン74U,74D、加工方法編集ボタン75、加工方法削除ボタン76を備えている。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報入力装置及び情報入力制御プログラムに係り、特に、紙文書や電子情報の共有化を図ったネットワークシステムに用いて好適な情報入力装置及び情報入力制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スキャナ、ファクシミリ(以下「FAX」という。)、複写機、又はこれらを複合した複合機、パーソナルコンピュータ、メールサーバをネットワークで接続して、紙文書と電子情報の共有化を図ったネットワークシステムが提案されている。
【0003】
このようなネットワークシステムは、原稿を読み取るスキャナ、ペーパーレスFAX等の入力系からの文書ファイルを取り込み、イメージ加工、文字認識等の処理系を経て、プリンタやメールサーバ等の出力系を介して文書ファイルを外部に配信する。
【0004】
具体的には、入力から出力までの一連の処理をネットワーク上で連携して予め定義した順番で実行するワークフローシステムが導入されている。ワークフローシステムは、承認や回覧などオフィスで汎用的に使用されるワークフローを想定して、既存の紙ベースの業務システムをそのまま電子化することによって開発されることが多い(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3を参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−99686号公報
【特許文献2】
特開2001−325389号公報
【特許文献3】
特開2001−195295号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のワークフローシステムは、通常、文書ファイルの取り込み、加工、配信をそれぞれ独立して行っていた。このため、オペレータは、文書ファイルの取り込み、加工、配信を連続して実行したい場合は、取り込み、加工、配信のそれぞれについて所定の設定を行わなければならない。つまり、オペレータは、取り込み、加工、配信に関するウィンドウを1つずつ開いて、所定の入力操作を行わなければならず、非常に不便であった。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、ネットワーク上からファイルを取り込んで、加工、配信までの一連の処理を容易に実行することができる情報入力装置及び情報入力制御プログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ファイルの取込先を選択するための取込先選択画面と、取り込まれたファイルの加工方法を選択するための加工方法選択画面と、加工されたファイルの配信先を選択するための配信先選択画面と、を有する単一のウインドウを表示する表示手段を備えている。
【0009】
請求項1記載の発明では、表示手段は、取込先選択画面、加工方法選択画面、配信先選択画面とを有する単一のウインドウを表示する。ここで、取込先選択画面は、ネットワークに接続された様々なデバイスや様々な所定の機能を有するプラグインの中から、ファイルの取込先を選択する画面である。加工方法選択画面は、取り込まれたファイルについてどのような処理を施すかの加工方法を選択する画面である。配信先選択画面は、加工されたファイルの配信先を選択するための画面である。
【0010】
したがって、請求項1に記載の発明によれば、取込先選択画面、加工方法選択画面及び配信先選択画面を有する単一のウインドウを表示することにより、ファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先の各々の入力内容を容易に確認することができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記表示手段に表示された取込先選択画面、加工方法選択画面、及び配信先選択画面の各々を介して、ファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を各々入力する入力手段を更に備えている。
【0012】
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、ファイルの取込先を選択するための取込先選択画面と、取り込まれたファイルの加工方法を選択するための加工方法選択画面と、加工されたファイルの配信先を選択するための配信先選択画面と、を有する単一のウインドウを表示すると共に、前記取込先選択画面、前記加工方法選択画面、及び前記配信先選択画面の各々を介して、入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を各々処理させる。ここで、コンピュータに請求項7に記載の発明をインストールすることによって、請求項2に記載の発明を実現することができる。
【0013】
請求項2及び7に記載の発明では、入力手段は、取込先選択画面、加工方法選択画面、配信先選択画面を介して、ファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を各々入力する。ここにいうファイルは、文書に関するイメージデータが好ましいが、加工処理の状態に応じて変化するので、テキストデータを含むものであってもよく、特に限定されるものではない。入力手段としては、表示手段に表示された画像を指し示すポインティングデバイスと、ポインティングデバイスによって指示された場所にキー操作で情報を直接入力するキーボードとを用いるのが好ましいが、必要に応じていずれか1つでもよい。
【0014】
したがって、請求項2および7に記載の発明によれば、表示手段に表示された取込先選択画面、加工方法選択画面、及び配信先選択画面の各々を介して、ファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を各々入力することができるので、ネットワーク上からファイルを取り込んで、加工、配信までの一連の処理を実行するための情報を、手間をかけることなく容易かつ確実に入力することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記表示手段は、加工方法選択画面に複数の加工方法が表示されたときに、各加工方法の順序を変える順序変更ボタンを更に表示し、前記入力手段は、順序変更ボタンを介して、前記各加工方法の順序を変える情報を更に入力することを特徴とする。
【0016】
請求項8に記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記コンピュータに、前記加工方法選択画面に複数の加工方法が表示されたときに、各加工方法の順序を変える順序変更ボタンを更に表示し、前記順序変更ボタンを介して入力された各加工方法の順序を変える情報に基づいて、各加工方法の順序を変更する処理を実行させる。ここで、コンピュータに請求項8に記載の発明をインストールすることによって、請求項3に記載の発明を実現することができる。
【0017】
請求項3および8に記載の発明では、表示手段は、加工方法選択画面に複数の加工方法があるときに、各加工方法の順序を変える順序変更ボタンを更に表示する。順序変更ボタンは、例えば複数の加工方法がランダムに入力された場合や誤った順序で入力された場合に、最適な順に加工方法を並び替えるよううな場合に用いられる。
【0018】
入力手段は、表示手段に表示された順序変更ボタンを介して、各加工方法の順序を変える情報を更に入力する。ここでは、入力手段は、順序表示ボタンをクリックするポインティングデバイスが好ましい。
【0019】
したがって、請求項3および8に記載の発明によれば、各加工方法の順序を変える順序変更ボタンを介して、各加工方法の順序を変える情報を更に入力することにより、加工方法の順序を容易に変更することができる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、前記入力手段により入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先に基づいて、ファイルの取り込み、加工、配信の一連の処理を定義したルールを生成するルール生成手段と、前記ルール生成手段により生成されたルールを実行するルール実行手段と、を更に備えている。
【0021】
請求項9に記載の発明は、請求項7または8記載の発明において、前記コンピュータに、前記入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先に基づいて、ファイルの取り込み、加工、配信の一連の処理を定義したルールを生成し、前記生成されたルールを実行させる。ここで、コンピュータに請求項9に記載の発明をインストールすることによって、請求項4に記載の発明を実現することができる。
【0022】
請求項4および9に記載の発明では、ルール生成手段は、入力手段により入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先に基づいて、ネットワーク上のどこからファイルを取り込み、取り込んだファイルをどのように加工し、加工したファイルをどこに配信するかの一連の処理を定義したルールを生成する。そして、ルール生成手段によって生成されたルールは、所定の記憶媒体に記憶され、上記一連の処理を実行するときに読み出される。
【0023】
ルール実行手段は、ルール生成手段により生成されたルールに従って、ネットワーク上の所定の取込先からファイルを取り込み、取り込んだファイルに所定の加工を施し、加工したファイルを所定の配信先に配信する制御を実行する。
【0024】
したがって、請求項4および9に記載の発明によれば、生成されたルールに従って、ファイルの取り込み、加工、配信の一連の処理を実行することにより、煩雑な設定操作を行うことなく自動的に一連の処理を実行することができる。
【0025】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記ルール実行手段は、前記ルールの実行中にエラーが生じたときに、前記ルールの最初から再実行するか、又は前記エラーが生じた箇所から実行することを特徴とする。
【0026】
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記コンピュータに、前記ルールの実行中にエラーが生じたときに、前記ルールの最初から再実行するか、又は前記エラーが生じた箇所から実行させる。ここで、コンピュータに請求項10に記載の発明をインストールすることによって、請求項5に記載の発明を実現することができる。
【0027】
請求項5および10記載の発明では、ルール実行手段は、ルールの実行中にエラーが生じたときは、そのエラー情報を保持する。そして、ルールの最初から再実行したり、エラー情報に基づいてエラーが生じた箇所から実行する。
【0028】
したがって、請求項5および10記載の発明によれば、エラーが生じた場合でも確実にルールを実行することができる。特に、エラーが生じた箇所から実行する場合は、一度完了した処理を省略するので、処理の効率化を図ることができる。
【0029】
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載の発明において、前記ルール実行手段は、ファイルの加工において、ファイルの配信先に応じた属性情報を前記ファイルに付与することを特徴とする。
【0030】
請求項11に記載の発明は、請求項9または10に記載の発明において、前記コンピュータに、前記ルールの実行中でのファイルの加工において、ファイルの配信先に応じた属性情報を前記ファイルに付与する処理を実行させる。ここで、コンピュータに請求項11に記載の発明をインストールすることによって、請求項6に記載の発明を実現することができる。
【0031】
請求項6および11記載の発明では、ルール実行手段は、ファイルの加工の際に、ファイルの配信先に応じた属性情報をファイルに付与する。
【0032】
したがって、請求項6および11に記載の発明によれば、ファイルに付与された属性に基づいて、ファイルを所定の配信先に容易に配信することができる。
【0033】
請求項12に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明において、前記入力手段に入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を、一連の処理と定義したときの整合性を判定する整合性判定手段を更に備え、前記表示手段は、前記整合性判定手段の判定結果を表示することを特徴とする。
【0034】
請求項14に記載の発明は、請求項7から11のいずれか1項に記載の発明において、前記コンピュータに、前記入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を、一連の処理と定義したときの整合性を判定し、前記整合性の判定結果を表示する処理を実行させる。
【0035】
したがって、請求項12および14に記載の発明によれば、上記一連の処理を定義したルールを生成する前に、そのルールの整合性を確認することができる。
【0036】
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記整合性判定手段は、ファイルの取込後から加工前までのファイルのフォーマット、ファイルの加工後から配信前までのファイルのフォーマットの少なくとも1つに基づいて整合性を判定することを特徴とする。
【0037】
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の発明において、前記コンピュータに、ファイルの取込後から加工前までのファイルのフォーマット、ファイルの加工後から配信前までのファイルのフォーマットの少なくとも1つに基づいて整合性を判定する処理を実行させる。
【0038】
ルールの整合性がある場合、ファイルの取込後から加工前までのファイルのフォーマットは一致し、ファイルの加工後から配信前までのファイルのフォーマットも一致する。逆に、ルールの整合性がない場合、これらの少なくとも一方は一致しない。
【0039】
したがって、請求項13および15に記載の発明によれば、ファイルの取込後から加工前までのファイルのフォーマット、ファイルの加工後から配信前までのファイルのフォーマットの少なくとも1つに基づいて、ファイルの取り込み、加工、配信の一連の処理を定義したルールの整合性を判定することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0041】
(第1の実施形態)
[システム構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る文書共有ネットワークシステム1の概略的な構成を示す図である。
【0042】
上記文書共有ネットワークシステム1は、プリント機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を兼ね備えた複数の複合機10と、電子メールの送受信等を行うメールサーバ20と、複数の端末装置25と、ドキュメントを所定の取り込み先から取り込んで所定の加工を施した後、所定の配信先に配信する制御を行う制御装置30と、を備えている。ここにいうドキュメントは、主に文書に関するイメージデータであるが、加工処理の状態に応じてテキストデータを含むものであってもよく、特に限定されるものではない。
【0043】
複合機10、メールサーバ20、各端末装置25及び制御装置30は、ネットワーク5を介して相互に接続されている。なお、ネットワーク5には、図示しないが、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ装置がそれぞれ接続されてもよい。
【0044】
図2は、文書共有ネットワークシステム1の処理の概要を説明する図である。複合機10、メールサーバ20及び端末装置25は、ネットワーク5を介して相互に接続されているものの、通常は独立して動作する。そこで、制御装置30は、文書共有ネットワークシステム1における取り込み先、加工方法、配信先を設定し、ドキュメントの取り込み、加工及び配信までの一連の処理を自動化/定型化して、コアサービスを提供するものである。
【0045】
ここで、一連の処理を自動化/定型化するための定義したものを「ルール」という。ルールの設定については後述する。また、取り込み、加工方法、配信のそれぞれの特定の機能を提供するアプリケーションプログラムを、入力系プラグイン、処理系プラグイン、出力系プラグインという。
【0046】
図3は、複合機10の構成を示すブロック図である。
【0047】
複合機10は、入力系プラグインや出力系プラグインの機能を提供し得るものであり、原稿に記録された画像を読み取るスキャナ部11と、感光体に静電潜像を記録し、静電潜像をモノクロトナーまたはカラートナーを用いて現像し、現像した画像を記録紙に転写して出力するプリンタ部12と、ファクシミリ電文の送受信を行うファクシミリ(以下「FAX」という。)部13とを備えている。
【0048】
複合機10は、さらに、全体を制御するコントローラ14と、スキャナ部11で読み取られた画像データやネットワーク5を介して受信した画像データ、FAX受信電文のデータ等を記憶するメモリ15と、アイコンを有する操作画面を表示すると共にアイコンへの接触に応じて操作情報を入力する表示パネル16と、データを入出力するための入出力ポート17と、ネットワークに接続された機器と通信を行う通信制御ユニット18とを備えている。
【0049】
スキャナ部11、プリンタ部12、FAX部13、コントローラ14、メモリ15、表示パネル16及び入出力ポート17は、バスを介して相互に接続されている。入出力ポート17は、通信制御ユニット18を介してネットワーク5に接続されている。なお、スキャナ部11は、FAX部13の一部として組み込まれてもよい。
【0050】
メールサーバ20は、入力系プラグインや出力系プラグインの機能を提供し得るものであり、ネットワーク5に接続された各端末装置25の電子メールの送受信を行うサーバである。
【0051】
端末装置25は、入力系プラグイン、処理系プラグイン及び出力系プラグインの機能を提供し得るものであり、いわゆるパーソナルコンピュータである。端末装置25は、例えばメールサーバ20を介して外部と電子メールの送受信を行ったり、ファイルフォルダにドキュメントを保管したり、ドキュメントに対して所定の画像処理を行う。
【0052】
制御装置30は、ルールを設定したり、ルールに基づいてドキュメントの取り込み、加工及び配信までの一連の処理を実行するものである。なお、制御装置30は、処理系プラグインになってもよい。
【0053】
図4は、制御装置30の構成を示すブロック図である。
【0054】
制御装置30は、全体を制御するCPU(Central Processing Unit)31、ワークエリアとしてデータを一時格納するRAM(Random Access Memory)32、CPU31の制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)33、ルールを設定するためのルール設定画面などを表示するディスプレイ34、CD−ROMドライブ35を備えている。
【0055】
制御装置30は、さらに、ドキュメントの取り込み、加工及び配信までの一連の処理を自動化/定型化するためのプログラム、処理系プラグインとして機能するためのアプリケーションプログラムや所定のデータ等を記憶したり読み出すハードディスクドライブ36、文章や記号等を入力するキーボード37、ポインティングデバイスであるマウス38、これらが接続されたインタフェース39、入出力ポート40及び通信制御ユニット41を備えている。
【0056】
CPU31、RAM32、ROM33、インタフェース39及び入出力ポート40は、ネットワーク5に接続された複合機10等の他の機器と通信を行う通信制御ユニット41に接続されている。
【0057】
なお、キーボード37は、ディスプレイ34に様々な設定画面が表示されたときに、オペレータの指示する情報を直接入力するときに用いられる。また、マウス38は、ディスプレイ34に様々な設定画面が表示されたときに、表示されたものを選択したり、設定指示の内容を入力するとき使用される。
【0058】
[ルールの一例]
図5は、制御装置30によって入力系プラグイン、処理系プラグイン、出力系プラグインを任意に組み合わせて生成することができるルールの一例を説明する図である。
【0059】
例えば、ルール1は、複数の入力系プラグイン(FAX受信サービス、ファイルフォルダ、スキャンサービス)からドキュメントを取り込み、複数の処理系プラグイン(イメージ加工、光学文字認識(OCR)、属性付与/分配)を経て、これらの処理を経たドキュメントを複数の出力系プラグイン(ファイルフォルダ、プリント出力)に配信することを定義している。
【0060】
ルール2は、ファイルフォルダ及びMail_MAPI入力からドキュメントを取り込み、イメージ加工、属性付与/分配の処理を経て、処理済みのドキュメントを外部サービス連携フォルダに配信することを定義している。
【0061】
ルール3は、ファイルフォルダからドキュメントを取り込み、イメージ加工、OCR連携モジュール、属性付与/分配の処理を経て、処理済みのドキュメントをファイルフォルダに配信することを定義している。なお、ルール1からルール3は、各処理系プラグインの前後において次の処理に必要なフォーマット(FMT)変換を行っている。
【0062】
ここで、入力系プラグインとしては、図5に示すように、例えばFAX受信サービス、ファイルフォルダ、スキャンサービス、Mail_SMTP入力、POPクライアント、Mail_MAPI入力などがある。また、図1に示す親展ボックスも該当する。
【0063】
処理系プラグインとしては、イメージ加工、OCR、属性付与/分配、OCR連携モジュール等がある。
【0064】
出力系プラグインとしては、例えばファイルフォルダ、外部サービス連携フォルダ、ftp出力、ファイルメッセージ、Mail_SMTP出力、Mail_MAPI出力などがある。なお、入力系、処理系及び出力系の各プラグインは、上述したものに限定されるものではない。
【0065】
[ルールの作成]
図6は、上述したルールを新規作成したり、既に存在するルールを編集するためのルール設定画面50を示す図である。
【0066】
ルール設定画面50は、制御装置30のディスプレイ34に表示され、ルール名称を入力するルール名称ボックス51、ルール説明を入力するルール説明ボックス52、ルール説明の自動生成を指示する説明自動生成ボタン53、各項目に入力されている内容に従ってルールを生成するOKボタン54、入力処理を取り消すキャンセルボタン55を備えている。
【0067】
ルール名称ボックス51は、新規作成又は編集の対象となるルールのルール名を表示するものである。なお、新規作成時では、ルール名称ボックス51は空白になっており、ルール名は必須入力項目である。
【0068】
ルール説明ボックス52は、ルール名称ボックス51に表示されているルール名の説明文を表示するものである。なお、ルール説明ボックス52の入力は任意である。
【0069】
説明自動生成ボタン53は、既に入力されている取り込み先、加工方法及び配信先の各プラグインの内容に基づいて、ルール説明を自動的に生成するボタンである。そして、説明自動生成ボタン53がクリックされた時に生成されたルール説明は、ルール説明ボックス52に表示される。
【0070】
OKボタン54は、取り込み先、加工方法及び配信先のプラグインの内容に基づいてルールを生成するボタンである。キャンセルボタン55は、ルールの新規作成又は編集処理を取り消すボタンである。
【0071】
ここで、ルール設定画面50は、取り込み先に関するものとして、取り込み先ドロップダウンリスト61、取り込み先ドロップダウンボタン62、取り込み先リストボックス63、取り込み先編集ボタン64、取り込み先削除ボタン65を備えている。
【0072】
取り込み先ドロップダウンリスト61は、デフォルトでは「項目を選択してください」を表示するが、取り込み先ドロップダウンボタン62がクリックされると、既にインストールされている1つ以上の入力系プラグイン(例えば、ファイルフォルダなど)及びレディメード(お勧めメニュー)を表示する。取り込み先ドロップダウンリスト61の中から1つの入力系プラグインが選択されると、当該入力系プラグインの設定ダイアログが表示される。
【0073】
取り込み先リストボックス63は、上記設定ダイアログにおける設定が正常に終了した入力系プラグインを表示する。具体的には、取り込み先リストボックス63は、設定された入力系プラグインの名称と共に、当該入力系プラグインを表すアイコンを表示する。なお、取り込み先リストボックス63には、OKボタン54がクリックされるまでに少なくとも1つの入力系プラグインが表示されていなければならない。
【0074】
取り込み先編集ボタン64は、取り込み先リストボックス63に表示されている1つ以上の入力系プラグインの中から、選択した入力系プラグインの設定編集を指示するボタンである。なお、取り込み先リストボックス63から所望の入力系プラグインを選択してダブルクリックしてもよい。取り込み先削除ボタン65は、取り込み先リストボックス63に表示されている1つ以上の入力系プラグインの中から、選択した入力系プラグインの削除を指示するボタンである。
【0075】
ルール設定画面50は、加工方法に関するものとして、加工方法ドロップダウンリスト71、加工方法ドロップダウンボタン72、加工方法リストボックス73、加工方法順序変更ボタン74U,74D、加工方法編集ボタン75、加工方法削除ボタン76を備えている。
【0076】
加工方法ドロップダウンリスト71は、デフォルトでは「項目を選択してください」を表示するが、加工方法ドロップダウンボタン72がクリックされると、既にインストールされている1つ以上の処理系プラグイン(例えば、イメージ加工、光学文字認識処理(OCR)など)及びレディメードを表示する。加工方法ドロップダウンリスト71の中から1つの処理系プラグインが選択されると、当該処理系プラグインの設定ダイアログが表示される。
【0077】
加工方法リストボックス73は、上記設定ダイアログにおける設定が正常に終了した処理系プラグインを表示する。具体的には、加工方法リストボックス73は、設定された処理系プラグインの名称と共に、当該処理系プラグインを表すアイコンを表示する。
【0078】
加工方法順序変更ボタン74U,74Dは、加工方法リストボックス73に複数の処理系プラグインが表示されている場合に、各処理系プラグインの実行順序を変更するためのボタンである。例えば、加工方法順序変更ボタン74Uは、クリックされる毎に、加工方法リストボックス73の中で選択されている処理系プラグインの順序を1つずつ上げる。一方、加工方法順序変更ボタン74Dは、クリックされる毎に、加工方法リストボックス73の中で選択されている処理系プラグインの順序を1つずつ下げる。
【0079】
例えば、図5に示したルール1では、処理系プラグインはイメージ加工、OCR、属性付与/分配の順序となっている。そこで、加工方法順序変更ボタン74U,74Dをクリックすることで、例えばイメージ加工とOCRの順序を入れ替える編集が可能になる。
【0080】
加工方法編集ボタン75及び加工方法削除ボタン76は、それぞれ上述した取り込み先編集ボタン64及び取り込み先削除ボタン65と同様の操作によって、加工方法リストボックス73に表示された処理系プラグインの編集・削除の指示を行うことができる。
【0081】
ルール設定画面50は、配信先に関するものとして、配信先ドロップダウンリスト81、配信先ドロップダウンボタン82、配信先ツリー83、配信先編集ボタン84、配信先削除ボタン85を備えている。
【0082】
配信先ドロップダウンリスト81は、デフォルトでは「項目を選択してください」を表示するが、配信先ドロップダウンボタン82がクリックされると、既にインストールされている1つ以上の出力系プラグイン(例えば、ファイルフォルダ、プリント出力、メールSMTP出力など)及びレディメードを表示する。配信先ドロップダウンリスト81の中から1つの出力系プラグインが選択されると、当該出力系プラグインの設定ダイアログが表示される。
【0083】
配信先ツリー83は、設定された出力系プラグインの名称と共に、当該出力系プラグインを表すアイコンを表示する。具体的には、配信先ツリー83は、上記設定ダイアログにおける設定が正常に終了すると、当該出力系プラグインの配信条件、配信フォーマット、通知条件及び通知方法をツリー表示する。なお、図6では、「配信条件」及び「サンプル通知」(通知方法及び通知条件)のみを示している。
【0084】
配信先編集ボタン84は、配信先リストボックス83に表示されている出力系プラグインの配信条件、配信フォーマット、通知方法及び通知条件の内容を編集するボタンである。
【0085】
配信先削除ボタン85は、選択された出力系プラグインをルールから外すことを指示するボタンである。なお、出力系プラグインが選択されていない場合は、配信先削除ボタン85をクリックすることはできない。
【0086】
図7は、出力系プラグインの配信条件を設定するための配信条件設定画面100を示す図である。
【0087】
配信条件設定画面100は、配信条件の名称を表示する配信条件リストボックス101、属性条件を追加する属性条件追加ボタン102、時間条件を追加する時間条件追加ボタン103、編集ボタン104、削除ボタン105、条件選択ボタン106a,106b、OKボタン107、キャンセルボタン118を備えている。
【0088】
配信条件リストボックス101は、複数の配信条件が既に設定されている場合は、設定されているすべての配信条件の名称を表示する。なお、配信条件リストボックス101が表示している配信条件の名称をダブルクリックすると、当該配信条件の編集画面が開く。
【0089】
属性条件追加ボタン102は、属性に関する条件の新規追加画面を表示するボタンである。属性条件は、前段の処理が出力する属性、キーワード、関係からなり、これらの組合せに適合するドキュメントを配信することを表している。
【0090】
時間条件追加ボタン103は、時間に関する条件の新規追加画面を表示するボタンである。時間条件は、毎月所定の日、又は毎週所定の曜日、又は毎日、何時何分から何時何分までに配信するか表している。
【0091】
編集ボタン104は、配信条件リストボックス101に表示されている配信条件の編集画面を表示するボタンである。削除ボタン105は、配信条件リストボックス101に表示されている配信条件を削除するボタンである。
【0092】
条件選択ボタン106aは、配信条件リストボックス101に表示されている各配信条件のすべて(AND)を満たす必要があることを示すボタンである。条件選択ボタン106bは、配信条件リストボックス101に表示されている各配信条件のいずれか1つ(OR)を満たせばよいことを示すボタンである。なお、条件選択ボタン106a,106bの一方が選択される。
【0093】
OKボタン107は、配信条件設定画面100を介して入力された配信条件を設定するためのボタンである。キャンセルボタン108は、配信条件設定画面100を介して入力された内容を取り消すためのボタンである。ヘルプボタン109は、ヘルプ画面を表示するボタンである。
【0094】
図8は、配信先に関する通知条件を設定するための通知条件設定画面110を示す図である。
【0095】
通知条件設定画面110は、所定の文書数毎に通知を行うことを選択する文書数選択ボタン111、所定の文書数を入力する文書数入力ボックス112、所定のジョブ数毎に通知を行うことを選択するジョブ数選択ボタン113、所定のジョブ数を入力するジョブ数入力ボックス114、所定の時間毎に通知を行うことを選択する時間選択ボタン115、所定の時間を入力する時間入力ボックス116a,116b、通知条件の設定を実行するOKボタン117、通知条件の設定を取り消すキャンセルボタン118を備えている。
【0096】
通知条件設定画面110では、文書数選択ボタン111、ジョブ数選択ボタン113、時間選択ボタン115のいずれか1つのみが選択可能であり、選択されなかった選択ボタンの入力ボックスはグレイアウトされる。例えば図8では、文書数選択ボタン111が選択されているので、ジョブ数入力ボックス114及び時間入力ボックス116a,116bがグレイアウトされている。
【0097】
そして、OKボタン117がクリックされると、選択された選択ボタン及び入力ボックスに入力された数字に基づいて、通知条件が設定される。
【0098】
なお、配信フォーマットについては、制御装置30は、配信先に応じて自動的に配信フォーマットを設定してもよいし、オペレータの入力操作に従って設定してもよい。通知方法については、制御装置30は、オペレータの入力操作に従って、電子メール通知やプリント出力通知などを設定することができる。
【0099】
以上のように、制御装置30は、ルール設定画面50、配信条件設定画面100及び通知条件設定画面110等を介して入力された情報に基づいて、取り込み先、加工方法、配信先を設定し、ドキュメントの取り込み、加工及び配信までの一連の処理を定義したルールを生成することができる。また、制御装置30は、上記ルールにおいて、配信先についてさらに詳細な配信条件、配信フォーマット、通知条件及び通知方法についても設定することができる。そして、生成したルールを、RAM32を介してハードディスクドライブ36に保存したり、図示しない外部記憶媒体に記憶させる。
【0100】
[ルールの実行]
制御装置30は、ハードディスクドライブ36や外部記憶媒体に記憶されたルールに基づいて、文書共有ネットワークシステム1の中からドキュメントの取り込み、ドキュメントを加工した後、所定の配信先に配信するまの一連の処理を実行する。
【0101】
図9は、制御装置30のCPU31がルールに従って処理を実行するときの手順を示すフローチャートである。すなわち、制御装置30のCPU31は、次のステップST1からステップST5までの処理を実行する。ここでは、図5に示したルール1を例に挙げて説明する。
【0102】
ステップST1では、ルールの「取り込み先」として設定された入力系プラグイン(例えば、FAX受信サービス)からドキュメントを取り込んで、ステップST2に移行する。
【0103】
ステップST2では、ルールで設定された「取り込み先」の中にまだ実行されていない他の入力系プラグインがあるかを判定し、まだ実行されていない他の入力系プラグイン(例えば、ファイルフォルダ、スキャンサービス)があるときはステップST1に戻り、他の入力系プラグインがないときはステップST3に移行する。このように、ステップST1及びステップST2の処理を繰り返すことによって、すべての入力系プラグインからドキュメントを取り込む。
【0104】
ステップST3では、ルールの「加工方法」として設定された処理系プラグインの処理を順次実行する。ルール1の場合、輪郭強調、傾き補正等のイメージ加工、光学文字認識(OCR)の後、属性付与/分配(次のステップの配信先に応じた属性をドキュメントに付与すること)を行う。
【0105】
ここでは、イメージ加工、OCR、属性付与/分配の各処理の前に予め必要なフォーマット変換を行っている。さらに、属性付与/分配の処理後、次の配信先に対応するようにフォーマット変換を行っている。なお、フォーマット変換は、設定された処理系プラグインに基づいて自動的に実行してもよいし、オペレータのマニュアル設定によって実行してもよい。そして、これらの処理を経て、ステップST4に移行する。
【0106】
ステップST4では、ステップST3の処理を経たドキュメントを、「配信先」として設定された出力系プラグイン(例えば、ファイルフォルダ)に対して、配信条件に従って配信する。なお、ドキュメントに配信先を示す属性が付与されている場合は、その属性に基づいて配信先を特定すればよい。そして、通知条件及び通知方法に従って所定の通知を行った後、ステップST5に移行する。
【0107】
ステップST5では、ルールで設定された「配信先」の中にまだ実行されていない他の出力系プラグインがあるかを判定し、まだ実行されていない他の出力系プラグイン(例えば、Print出力)があるときはステップST4に戻り、他の出力系プラグインがないときは処理を終了する。
【0108】
以上のように、制御装置30は、ルール設定画面50を介して作成されたルールに従って、文書共有ネットワークシステム1上からドキュメントの取り込んで、加工、配信の一連の処理を円滑に実行することができる。
【0109】
ところで、制御装置30は、上述したステップST1からステップST5までの処理を実行している際にエラーが発生すると、どのような処理の時にエラーが発生したかを示すエラー情報を保持する。特にステップST4における「配信」、「通知」のユニットのいずれかでエラーが発生した場合では、制御装置30は、エラー情報を用いて以下に説明するような第1又は第2の再実行を行う。なお、制御装置30が第1及び第2の再実行のいずれを行うかについては、オペレータが予め選択する。
【0110】
第1の再実行として、制御装置30は、エラー時の処理結果を削除して、ステップST4における出力系プラグインの処理を最初から実行する。したがって、制御装置30は、既に処理を行った「配信」や「通知」についても、再実行する。
【0111】
第2の再実行として、制御装置30は、保持しているエラー情報に基づいてエラーが発生したユニット(「配信」や「通知」)を特定し、既に処理を行ったユニットについては再実行せず、エラーが発生したユニット及びそれ以降のユニットを実行する。
【0112】
なお、配信条件及び通知条件に関しては再実行時にも有効である。したがって、制御装置30は、配信条件及び通知条件に一致するときに、エラー発生時にまでに実行されていない「配信」及び「通知」を行う。
【0113】
以上のように、制御装置30は、ハードディスクドライブ36や外部記憶媒体に記憶されたルールに従って、文書共有ネットワークシステム1上の所定の取り込み先からドキュメントを取り込んで、加工及び配信までの一連の処理を自動的に実行することができる。
【0114】
また、制御装置30は、エラーが発生した場合には、最初のユニットから再実行し、又は未処理のユニットのみを実行するので、確実に処理を行うことができる。特に、未処理のユニットのみを実行する場合には、一度完了した処理を省略するので、処理の効率化を図ることができる。
【0115】
(第2の実施形態)
つぎに、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第1の実施形態と同一の部位については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0116】
第2の実施形態に係る文書共有ネットワークシステムは、第1の実施形態で説明したルール設定画面50に代えて、以下に示すルール設定画面150を用いてルールを新規作成したり、既に存在するルールを編集する。
【0117】
図10は、ルール設定画面150を示す図である。ルール設定画面150は、制御装置30のディスプレイ34に表示され、ルール名称を入力するルール名称ボックス151、ルール説明を入力するルール説明ボックス152、ルール説明の自動生成を指示する説明自動生成ボタン153、エラー通知ドロップダウンリスト154、エラー通知ドロップダウンリストボタン155、エラー通知リストボックス156、ルールの初期状態有効設定ボタン157、ルールの初期状態無効設定ボタン158を有している。
【0118】
ルール名称ボックス151は、新規作成又は編集の対象となるルールのルール名を表示するものである。なお、新規作成時では、ルール名称ボックス151は空白になっており、ルール名は必須入力項目である。ルール説明ボックス152は、ルール名称ボックス151に表示されているルール名の説明文を表示するものである。なお、ルール説明ボックス152の入力は任意である。
【0119】
説明自動生成ボタン153は、既に入力されている取り込み先、加工方法及び配信先の各プラグインの内容に基づいて、ルール説明を自動的に生成するボタンである。そして、説明自動生成ボタン153がクリックされた時に生成されたルール説明は、ルール説明ボックス152に表示される。
【0120】
エラー通知ドロップダウンリスト154は、エラー通知ドロップダウンリストボタン155がクリックされると、既にインストールされている1つ以上のエラー通知機能を表示する。エラー通知ドロップダウンリスト154の中から1つのエラー通知機能が選択されると、エラー通知リストボックス156に、エラー通知機能を特定する名称及び登録IDが表示される。
【0121】
ここで、ルール設定画面150は、取り込み先に関するものとして、取り込み先ドロップダウンリスト161、取り込み先ドロップダウンボタン162、取り込み先リストボックス163、取り込み先編集ボタン164、取り込み先削除ボタン165を備えている。
【0122】
取り込み先ドロップダウンリスト161は、デフォルトでは「項目を選択してください」を表示するが、取り込み先ドロップダウンボタン162がクリックされると、既にインストールされている1つ以上の入力系プラグイン(例えば、ファイルフォルダなど)及びレディメード(お勧めメニュー)を表示する。取り込み先ドロップダウンリスト161の中から1つの入力系プラグインが選択されると、当該入力系プラグインの設定ダイアログが表示される。
【0123】
取り込み先リストボックス163は、上記設定ダイアログにおける設定が正常に終了した入力系プラグインを表示する。具体的には、取り込み先リストボックス163は、設定された入力系プラグインの名称と共に、当該入力系プラグインを表すアイコンを表示する。なお、取り込み先リストボックス163には、OKボタン197がクリックされるまでに少なくとも1つの入力系プラグインが表示されていなければならない。
【0124】
取り込み先編集ボタン164は、取り込み先リストボックス163に表示されている1つ以上の入力系プラグインの中から、選択した入力系プラグインの設定編集を指示するボタンである。なお、取り込み先リストボックス163から所望の入力系プラグインを選択してダブルクリックしてもよい。取り込み先削除ボタン165は、取り込み先リストボックス163に表示されている1つ以上の入力系プラグインの中から、選択した入力系プラグインの削除を指示するボタンである。
【0125】
ルール設定画面150は、加工方法に関するものとして、加工方法ドロップダウンリスト171、加工方法ドロップダウンボタン172、加工方法リストボックス173、加工方法順序変更ボタン174U,74D、加工方法編集ボタン175、加工方法削除ボタン176を備えている。
【0126】
加工方法ドロップダウンリスト171は、デフォルトでは「項目を選択してください」を表示するが、加工方法ドロップダウンボタン172がクリックされると、既にインストールされている1つ以上の処理系プラグイン(例えば、イメージ加工、光学文字認識処理(OCR)など)及びレディメードを表示する。加工方法ドロップダウンリスト171の中から1つの処理系プラグインが選択されると、当該処理系プラグインの設定ダイアログが表示される。
【0127】
加工方法リストボックス173は、上記設定ダイアログにおける設定が正常に終了した処理系プラグインを表示する。具体的には、加工方法リストボックス173は、設定された処理系プラグインの名称と共に、当該処理系プラグインを表すアイコンを表示する。
【0128】
加工方法順序変更ボタン174U,174Dは、加工方法リストボックス173に複数の処理系プラグインが表示されている場合に、各処理系プラグインの実行順序を変更するためのボタンである。例えば、加工方法順序変更ボタン174Uは、クリックされる毎に、加工方法リストボックス173の中で選択されている処理系プラグインの順序を1つずつ上げる。一方、加工方法順序変更ボタン174Dは、クリックされる毎に、加工方法リストボックス173の中で選択されている処理系プラグインの順序を1つずつ下げる。
【0129】
加工方法編集ボタン175及び加工方法削除ボタン176は、それぞれ上述した取り込み先編集ボタン164及び取り込み先削除ボタン165と同様の操作によって、加工方法リストボックス173に表示された処理系プラグインの編集・削除の指示を行うことができる。
【0130】
ルール設定画面150は、配信先に関するものとして、配信先ドロップダウンリスト181、配信先ドロップダウンボタン182、配信先ツリーボックス183、配信先編集ボタン184、配信先削除ボタン185、配信先順序変更ボタン186U,186Dを備えている。
【0131】
配信先ドロップダウンリスト181は、デフォルトでは「項目を選択してください」を表示するが、配信先ドロップダウンボタン182がクリックされると、既にインストールされている1つ以上の出力系プラグイン(例えば、ファイルフォルダ、プリント出力、メールSMTP出力など)及びレディメードを表示する。配信先ドロップダウンリスト181の中から1つの出力系プラグインが選択されると、当該出力系プラグインの設定ダイアログが表示される。
【0132】
配信先ツリーボックス183は、設定された出力系プラグインの名称と共に、当該出力系プラグインを表すアイコンを表示する。具体的には、配信先ツリーボックス183は、上記設定ダイアログにおける設定が正常に終了すると、当該出力系プラグインの配信条件、配信フォーマット、通知条件及び通知方法をツリー表示する。
【0133】
配信先編集ボタン184は、配信先リストボックス183に表示されている出力系プラグインの配信条件、配信フォーマット、通知方法及び通知条件の内容を編集するボタンである。配信先削除ボタン185は、選択された出力系プラグインをルールから外すことを指示するボタンである。なお、出力系プラグインが選択されていない場合は、配信先削除ボタン185をクリックすることはできない。
【0134】
配信先順序変更ボタン186U,186Dは、配信先リストボックス183に複数の出力系プラグインが表示されている場合に、各出力系プラグインの実行順序を変更するためのボタンである。配信先順序変更ボタン186Uは、クリックされる毎に、出力系プラグインの順序を1つずつ上げる。配信先順序変更ボタン186Dは、クリックされる毎に、出力系プラグインの順序を1つずつ下げる。
【0135】
ルール設定画面150は、さらに出力系プラグインに関するものとして、配信先リストボックス183に文書名を追加する文書名追加ボタン191、配信条件設定ボタン192、配信フォーマット追加ボタン193、通知条件設定ボタン194、完了通知ボタン195を有している。
【0136】
さらに、ルール設定画面150は、各プラグインの設定内容表示ボックス196、各項目に入力されている内容に従ってルールを生成するOKボタン197、入力処理を取り消すキャンセルボタン198、ヘルプボタン199を備えている。
【0137】
設定内容表示ボックス196は、各リストボックス163,173,183に表示されているプラグインのうち図4に示すマウス38によって選択されたプラグインの設定内容を表示する。例えば図10に示すように、ユーザが取り込み先リストボックス163に表示された「ディレクトリD:¥in」をマウス38で選択すると、設定内容表示ボックス196は、「ディレクトリD:¥in」の設定内容として「フォルダの種類を選択してください:ローカルフォルダ」を表示する。すなわち、設定内容表示ボックス196は、「ディレクトリD:¥in」がフォルダの種類の選択を要求している状態を表示している。
【0138】
OKボタン197は、ルール整合性の判定開始を指示すると共に、ルールの整合性があるときは、取り込み先、加工方法及び配信先の各リストボックス163,173,183の内容に基づいてルールを生成することを指示する。キャンセルボタン155は、ルールの新規作成又は編集処理を取り消すことを指示する。
【0139】
次に、本実施の形態に係る制御装置30における、上記ルールの作成、及びドキュメントの取り込み、加工及び配信までの一連の処理を自動化/定型化するための機能を説明する。
【0140】
図11は、CPU31でのプログラム実行により、図4で示したハードウェア資源を利用して制御装置30に構築される機能構成を示す図である。図11に示すように、制御装置30には、コアサービス部120、アプリケーションサービス部130、及び通信部140の機能が構築されている。
【0141】
コアサービス部120は、制御装置30の起動時にメモリに常駐される制御プログラムをCPU31で実行することにより構築されるものであり、ルール生成・管理部121、ルールチェック部122、及びプラグイン状態チェック部123を備えている。
【0142】
ルール生成・管理部121は、ルールを生成すると共に生成したルールを管理するものである。詳しくは、ルール設定画面150をディスプレイ34に表示し、ルール設定画面150を介してユーザにより入力された情報に基づいて、取り込み先、加工方法、配信先を設定し、ドキュメントの取り込み、加工及び配信までの一連の処理を定義したルールを生成する。ルール生成・管理部121によって生成されたルールは、RAM32を介してハードディスクドライブ36に保存されたり、図示しない外部記憶媒体に記憶される。
【0143】
ルール生成・管理部121は、ルール設定画面150を介して、設定中のルールに対して、当該ルールに従った処理中に何らかのエラーが発生した際には、エラーによって正常に行われなかった処理を再実行するリカバリーモードの選択をユーザから受け付け、この選択結果に基づいて、当該ルールに対してリカバリーモードを設定することができる。
【0144】
また、ルール生成・管理部121は、ルール設定画面150から、保存後のルールの修正も受付け、修正結果に基づいて保存後のルールを更新することもできる。さらに、ルール生成・管理部121は、生成したルールの中から、現在実行可能なルールのみ実行可能に管理する。
【0145】
ルールチェック部122は、生成したルールの適否をチェックするものである。詳しくは、各プラグインの入出力可能なデータフォーマットに基づいて、前後に接続されたプラグイン間でのフォーマット不一致の有無を判断することにより、ルールの適否をチェックする。
【0146】
例えば、ルールチェック部122は、図10に示すOKボタン197がクリックされた時、取り込み先リストボックス163に表示された入力系プラグインの出力データフォーマットと、加工方法リストボックス173に表示された処理系プラグインの入力データフォーマットの整合性を判定し、これらのプラグイン間が一致すればよい。同様に、ルールチェック部122は、加工方法リストボックス173に表示された処理系プラグインの出力データフォーマットと、配信先ツリーボックス183に表示された出力系プラグインの入力データフォーマットの整合性を判定し、これらが一致すればよい。
【0147】
一方、ルール生成・管理部121は、ルールチェック部122のチェック結果に基づいて、プラグイン間の出入力データフォーマットのいずれか1つが一致していないときは、ユーザにエラー報知してルール修正を促し、ルール修正を受け付ける。また、ルール生成・管理部121は、OKボタン197がクリックされた時にルールの整合性があったときは、ルールを生成する。
【0148】
図12は、ルール設定画面150上にエラー報知を行った状態を示す図である。ユーザがOKボタン200をクリックすると、ルール生成・管理部121は、ルール設定画面150を介してルール修正を受け付ける状態に戻る。
このように、ルールチェック部122は、ルール設定画面150に入力されたプラグイン間の出入力データフォーマットに基づいて、各プラグインによって定義されたルールの整合性をチェックすることができる。また、ルール生成・管理部121は、ルール生成前に、ルールチェック部122のチェック結果を参照することで、確実に動作できるルールを作成することができる。なお、図12ではエラー報知のみを示しているが、どのプラグイン間の整合性がとれていないかを報知してもよい。
【0149】
プラグイン状態チェック部123は、各プラグインの状態(動作可能/不能)をチェックするものである。ルール生成・管理部121は、このプラグイン状態チェック部123のチェック結果に基づいて、現在実行可能なルールを判別し、実行不能なルールの起動が指示された場合には、エラーを報知する。
アプリケーションサービス部130は、ルールの所定の実行タイミングとなった時に動作する。すなわち、アプリケーションサービス部130は、CPU31がルールに従って処理を実行する場合に構築されるものであり、ルール実行部131及びエラー履歴メモリ132を備えている。
【0150】
ルール実行部131は、ルールに従って一連の処理が成されるように制御処理を行うものである。また、ルール実行部131は、リカバリーモードが設定されたルールについては、何らかのエラーが発生した際に、当該ルールに対して設定されているリカバリーモードに従って、当該発生したエラーの解消を図るようになっている。なお、ルール実行部131で実行するルールについては、ルール生成・管理部121により制御される。
【0151】
また、ルール実行部131は、ルール実行中に何らかのエラーが発生した場合には、そのエラー要因、ジョブ番号、ページ番号といった情報をエラー履歴として、エラー履歴メモリ132に記憶する。
【0152】
エラー履歴メモリ132としては、例えばハードディスクドライブ36の所定の記憶領域を用いることができる。このエラー履歴メモリ132の記憶されたエラー履歴は、ルール実行中のエラー有無の判別、エラーが発生した処理の再実行、及び再実行によってもエラーの解消に失敗した場合にはエラー報知に用いられる。
【0153】
通信部140は、コアサービス部120やアプリケーションサービス部130により、他の装置とデータの送受信、他の装置で実現されるプラグインの状態チェック、他の装置へエラー報知するために、他の装置とネットワーク5を介して通信を行うものである。
【0154】
以上のように、第2の実施形態に係る制御装置30は、ルール設定画面150に入力された各プラグイン間のデータフォーマットに基づいて、各プラグインによって定義されたルールの整合性を判定することができる。すなわち、制御装置30は、ルールを実際に実行することなく、ルールの生成時又は編集時にルールが正常に動作するか確認することができるので、確実に実行可能なルールを生成又は編集することができる。
【0155】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において設計上変更されたものについても同様に適用することができる。
【0156】
例えば、本実施の形態に係る制御装置30は、ルール設定画面150を介して入力された各プラグイン間の整合性を判定したが、図6に示したルール設定画面50を介して入力された各プラグイン間の整合性を判定してもよい。また、制御装置30は、第1の実施の形態と同様に、ルールを作成したりルールを実行することができるのは勿論である。
【0157】
なお、上述した第1及び第2の実施形態では、ドキュメントの取り込み先及び配信先として複合機10、メールサーバ20、端末装置25を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。ドキュメントの取り込み先としては、例えば、スキャナ、ファクシミリ装置、さらに端末装置25に接続されたフレキシブル・ディスク、ドライブ(FDD)、光ディスクドライブ等の記録媒体のドライブ装置であってもよい。また、ドキュメントの配信先としては、ファクシミリ装置、複写機、さらに、端末装置25に接続された記録媒体のドライブ装置であってもよい。また、ルール設定画面50,150は、制御装置30のディスプレイに表示された場合に限らず、端末装置25のディスプレイに表示されたものでもよい。
【0158】
【発明の効果】
本発明に係る情報入力装置によれば、取込先選択画面、加工方法選択画面及び配信先選択画面を有する単一のウインドウを表示することにより、ファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先に関する各々の入力内容を容易に確認することができる。
【0159】
本発明に係る情報入力制御プログラムによれば、取込先選択画面、加工方法選択画面、配信先選択画面の各々を表示し、入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先について各々処理することができるので、煩雑な操作をすることなく、ファイルを取り込んで、加工、配信までの一連の処理を実行するための情報を容易かつ確実に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る文書共有ネットワークシステムの概略図である。
【図2】文書共有ネットワークシステムの処理の概要を説明する図である。
【図3】複合機の構成を示すブロック図である。
【図4】制御装置の構成を示すブロック図である。
【図5】入力系プラグイン、処理系プラグイン、出力系プラグインを任意に組み合わせて生成することができるルールの一例を説明する図である。
【図6】ルール設定画面を示す図である。
【図7】出力系プラグインの配信条件を設定するための配信条件設定画面を示す図である。
【図8】配信先に関する通知条件を設定するための通知条件設定画面を示す図である。
【図9】制御装置のCPUがルールに従って処理を実行するときの手順を示すフローチャートである。
【図10】ルール設定画面を示す図である。
【図11】CPUでのプログラム実行により、図4で示したハードウェア資源を利用して制御装置に構築される機能構成を示す図である。
【図12】ルール設定画面上にエラー報知を行った状態を示す図である
【符号の説明】
1 文書共有ネットワークシステム
10 複合機
20 メールサーバ
25 端末装置
30 制御装置
31 CPU
34 ディスプレイ
38 マウス
50,150 ルール設定画面
100 配信条件設定画面
110 通知条件設定画面
Claims (15)
- ファイルの取込先を選択するための取込先選択画面と、取り込まれたファイルの加工方法を選択するための加工方法選択画面と、加工されたファイルの配信先を選択するための配信先選択画面と、を有する単一のウインドウを表示する表示手段を備えた情報入力処理。
- 前記表示手段に表示された前記取込先選択画面、前記加工方法選択画面、及び前記配信先選択画面の各々を介して、ファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を各々入力する入力手段を更に備えた請求項1に記載の情報入力装置。
- 前記表示手段は、加工方法選択画面に複数の加工方法が表示されたときに、各加工方法の順序を変える順序変更ボタンを更に表示し、
前記入力手段は、順序変更ボタンを介して、前記各加工方法の順序を変える情報を更に入力すること
を特徴とする請求項2に記載の情報入力装置。 - 前記入力手段により入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先に基づいて、ファイルの取り込み、加工、配信の一連の処理を定義したルールを生成するルール生成手段と、
前記ルール生成手段により生成されたルールを実行するルール実行手段と、
をさらに備えた請求項2または3に記載の情報入力装置。 - 前記ルール実行手段は、前記ルールの実行中にエラーが生じたときに、前記ルールの最初から再実行するか、又は前記エラーが生じた箇所から実行すること
を特徴とする請求項4に記載の情報入力装置。 - 前記ルール実行手段は、ファイルの加工において、ファイルの配信先に応じた属性情報を前記ファイルに付与すること
を特徴とする請求項4または5に記載の情報入力装置。 - コンピュータに、
ファイルの取込先を選択するための取込先選択画面と、取り込まれたファイルの加工方法を選択するための加工方法選択画面と、加工されたファイルの配信先を選択するための配信先選択画面と、を有する単一のウインドウを表示すると共に、
前記取込先選択画面、前記加工方法選択画面、及び前記配信先選択画面の各々を介して、入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を各々処理させる情報入力制御プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記加工方法選択画面に複数の加工方法が表示されたときに、各加工方法の順序を変える順序変更ボタンを更に表示し、
前記順序変更ボタンを介して入力された各加工方法の順序を変える情報に基づいて、各加工方法の順序を変更する処理を実行させる請求項7に記載の情報入力制御プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先に基づいて、ファイルの取り込み、加工、配信の一連の処理を定義したルールを生成し、
前記生成されたルールを実行する処理を実行させる請求項7または8に記載の情報入力制御プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記ルールの実行中にエラーが生じたときに、前記ルールの最初から再実行するか、又は前記エラーが生じた箇所から実行させる請求項9に記載の情報入力制御プログラム。 - 前記コンピュータに、
前記ルールの実行中でのファイルの加工において、ファイルの配信先に応じた属性情報を前記ファイルに付与する処理を実行させる請求項9または10に記載の情報入力制御プログラム。 - 前記入力手段に入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を、一連の処理と定義したときの整合性を判定する整合性判定手段を更に備え、
前記表示手段は、前記整合性判定手段の判定結果を表示すること
を特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報入力装置。 - 前記整合性判定手段は、ファイルの取込後から加工前までのファイルのフォーマット、ファイルの加工後から配信前までのファイルのフォーマットの少なくとも1つに基づいて整合性を判定すること
を特徴とする請求項12に記載の情報入力装置。 - 前記コンピュータに、
前記入力されたファイルの取込先、取り込まれたファイルの加工方法、加工されたファイルの配信先を、一連の処理と定義したときの整合性を判定し、
前記整合性の判定結果を表示する処理を実行させる請求項7から11のいずれか1項に記載の情報入力制御プログラム。 - 前記コンピュータに、
ファイルの取込後から加工前までのファイルのフォーマット、ファイルの加工後から配信前までのファイルのフォーマットの少なくとも1つに基づいて整合性を判定する処理を実行させる請求項14に記載の情報入力制御プログラム。
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