JP2003084982A - プログラムを画像処理装置にインストールする方法及びそのシステム、並びにプログラム書き換え機能を有する画像処理装置及び画像処理装置のプログラム書き換え方法 - Google Patents

プログラムを画像処理装置にインストールする方法及びそのシステム、並びにプログラム書き換え機能を有する画像処理装置及び画像処理装置のプログラム書き換え方法

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JP2003084982A
JP2003084982A JP2001274789A JP2001274789A JP2003084982A JP 2003084982 A JP2003084982 A JP 2003084982A JP 2001274789 A JP2001274789 A JP 2001274789A JP 2001274789 A JP2001274789 A JP 2001274789A JP 2003084982 A JP2003084982 A JP 2003084982A
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JP
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program
image processing
processing apparatus
image
storage device
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JP2001274789A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Tanaka
一義 田中
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理装置を機能させるプログラムをイン
ターネットを介して転送し、かつ、効率的にプログラム
に更新する方法を提供する。 【解決手段】 インターネット上にWebサーバを設置
し、サービスマンがブラウザ上から、画像処理装置とプ
ログラムを指定すると、そのプログラムがあるドメイン
内の中継サーバに電子メールの添付ファイルで転送され
る。ドメイン内の中継サーバは、メールを受け取ると自
動処理によりftpなどを用いて指定の画像処理装置に
プログラムを転送する。画像処理装置はプログラムをハ
ードディスクなどの不揮発性記憶装置に記憶し、電源の
OFF/ONにより自動的にフラッシュメモリ等の不揮
発性の書き換え可能なメモリに書き込まれる。その後、
リブート手段乃至は電源ONにより新しいプログラムに
更新される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを利用して画像処理装置にプログラムをインス
トールする方法、及びそのシステム、並びにプログラム
書き換え機能を有する画像処理装置及び画像処理装置の
プログラム書き換え方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機等の画像処理装置を機能
させるソフトウエア技術の進展はめざましい。画像処理
装置そのものの耐用年数に比べて、ソフトウエアの開発
スピードが断然速い。新しいソフトウエアが開発される
たび毎にハードウエアを買い換えることは不経済である
ため、通常は新しいプログラムを再インストールしてソ
フトウエアのバージョンアップを図る。
【0003】デジタル複写機等の画像処理装置を機能さ
せるソフトウエアのバージョンアップを図る方法として
は、フラッシュメモリ等の不揮発性で書き換え可能なメ
モリ等を用いて、画像処理装置本体のソフトウエアを格
納し、それをパラレルケーブル等を用いてオン・サイト
でパソコン等から新しいソフトウエアを書き換えること
が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のソフトウエアの
バージョンアップの方法は、サービスマンがソフトウエ
アのバージョンアップを図る必要のある画像処理装置が
設置してある現地に出向いて作業しなければならない。
又、ソフトウエアのバージョンアップを図るためには、
画像処理装置本体を特殊な設定で待ち受けモードにする
必要があり、画像処理装置の稼働率低下は避けられな
い。
【0005】サービスマンがソフトウエアをバージョン
アップする画像処理装置が設置してある現地に出向かな
いで、サービスマンのオフィスで新しいプログラムをイ
ンストールする方法、乃至はシステムが開発できれば、
その経済効果は非常に大きなものとなる。また、画像処
理装置を機能させる新しいプログラムをインストール
し、現在インストールされているプログラムを書き換え
る際に、現在のプログラムで稼働している画像処理装置
を待ち受けモードにする必要のないプログラム書き換え
方法が開発できれば、画像処理装置の稼働率低下を回避
できるのみならず、作業効率の低下も回避することがで
きる。さらには、同一機種の画像処理装置に対しては、
コンピュータネットワークを利用して一斉にプログラム
を書き換えることで新たな効率化が可能となる。
【0006】したがって、本発明の主たる目的は、コン
ピュータネットワークを利用して画像処理装置を機能さ
せるプログラムを画像処理装置にインストールする方法
及びシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、コンピ
ュータネットワークを利用して画像処理装置を機能させ
るプログラムを画像処理装置にインストールする方法で
あって、前記画像処理装置は、画像をデジタル化して読
みとる画像データ入力部と、画像データを複数枚記憶可
能なメモリと、画像データを出力する画像データ出力部
と、読みとった画像を処理する画像処理部と、当該画像
処理装置を機能させるプログラムを記憶するための不揮
発性の書き換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能
な不揮発性記憶装置とを備えており、前記コンピュータ
ネットワークは、あるドメイン内にある中継サーバと該
中継サーバと通信可能な該ドメイン内にある前記画像処
理装置と、該中継サーバとインターネットを介して通信
可能な該ドメインの外にあるWebサーバと、該Web
サーバとインターネットを介して通信可能な該ドメイン
の外にあるクライアントコンピュータにより形成される
ものであり、前記Webサーバは、前記画像処理装置を
機能させるプログラムをストアするメモリ手段と該画像
処理装置のメールアドレスに関する情報を記憶するメモ
リ手段とを備え、前記中継サーバは、前記画像処理装置
のメールアドレスに関する情報を記憶するメモリ手段を
備えており、前記クライアントコンピュータの制御のも
とでは、前記プログラムの転送先である画像処理装置の
メールアドレスに関する情報と転送すべき前記プログラ
ムに関する情報を前記Webサーバに送信し、前記We
bサーバの制御のもとでは、前記メールアドレスに関す
る情報と前記プログラムに関する情報を前記クライアン
トコンピュータから受信し、前記プログラムをストアす
るメモリ手段から前記転送すべきプログラムを呼び出
し、当該プログラムを電子メールで送信可能な形式に変
換し、該電子メールで送信可能な形式に変換したプログ
ラムを前記プログラムの転送先である画像処理装置のメ
ールアドレス宛に電子メールの添付ファイルとして送信
し、前記中継サーバの制御のもとでは、前記プログラム
の転送先である前記画像処理装置のメールアドレス宛の
前記プログラムが添付された電子メールを前記Webサ
ーバから受信し、該電子メールに添付される前記電子メ
ールで送信可能な形式に変換されたプログラムを復元
し、該復元したプログラムを該プログラムの転送先であ
る画像処理装置にftpプロトコルを用いて転送し、前
記画像処理装置の制御のもとでは、前記復元したプログ
ラムを前記中継サーバから受信し、該受信したプログラ
ムを前記不揮発性記憶装置に記憶する、以上によって、
クライアントコンピュータからの指示によりWebサー
バにストアされている画像処理装置を機能させるプログ
ラムを画像処理装置にインストールすることを特徴とす
る方法である。
【0008】また、前記画像処理装置の制御のもとで
は、前記不揮発性記憶装置に記憶された前記プログラム
は、該画像処理装置の電源のOFF/ONにより、不揮
発性の書き換え可能なメモリに書き込まれることが好ま
しい。
【0009】さらに、前記中継サーバは、複数台の画像
処理装置とコンピュータネットワークを利用して通信可
能な状態になっていることが好ましい。
【0010】また、前記Webサーバは、それぞれ異な
るドメイン内にある少なくとも一つの中継サーバと通信
可能であることが好ましい。
【0011】第2の本発明は、コンピュータネットワー
クを利用して画像処理装置を機能させるプログラムを画
像処理装置にインストールするシステムであって、前記
画像処理装置は、画像をデジタル化して読みとる画像デ
ータ入力部と、画像データを複数枚記憶可能なメモリ
と、画像データを出力する画像データ出力部と、読みと
った画像を処理する画像処理部と、当該画像処理装置を
機能させるプログラムを記憶するための不揮発性の書き
換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮発性
記憶装置とを備えており、前記コンピュータネットワー
クは、あるドメイン内にある中継サーバと該中継サーバ
と通信可能な該ドメイン内にある前記画像処理装置と、
該中継サーバとインターネットを介して通信可能な該ド
メインの外にあるWebサーバと、該Webサーバとイ
ンターネットを介して通信可能な該ドメインの外にある
クライアントコンピュータにより形成されるものであ
り、前記Webサーバは、前記画像処理装置を機能させ
るプログラムをストアするメモリ手段と前記画像処理装
置のメールアドレスを記憶するメモリ手段とを備え、前
記中継サーバは該画像処理装置のメールアドレスを記憶
するメモリ手段を備えており、前記クライアントコンピ
ュータは、前記プログラムの転送先である画像処理装置
のメールアドレスに関する情報と転送すべき前記プログ
ラムに関する情報を前記Webサーバに送信する手段を
備え、前記Webサーバはさらに、前記メールアドレス
に関する情報と前記プログラムに関する情報を前記クラ
イアントコンピュータから受信する手段と、前記プログ
ラムをストアするメモリ手段から前記転送すべきプログ
ラムを呼び出す手段と、当該プログラムを電子メールで
送信可能な形式に変換する手段と、該電子メールで送信
可能な形式に変換したプログラムを前記プログラムの転
送先である画像処理装置のメールアドレス宛に電子メー
ルの添付ファイルとして送信する手段とを備え、前記中
継サーバはさらに、前記プログラムの転送先である前記
画像処理装置のメールアドレス宛の前記プログラムが添
付された電子メールを前記Webサーバから受信する手
段と、該電子メールに添付される前記電子メールで送信
可能な形式に変換されたプログラムを復元する手段と、
該復元したプログラムを該プログラムの転送先である画
像処理装置にftpプロトコルを用いて転送する手段
と、前記画像処理装置はさらに、前記復元したプログラ
ムを前記中継サーバから受信する手段と、該受信したプ
ログラムを前記不揮発性記憶装置に記憶する手段とを備
え、以上によって、クライアントコンピュータからの指
示によりWebサーバにストアされている画像処理装置
を機能させるプログラムを画像処理装置にインストール
することを特徴とするシステムである。
【0012】また、第2の本発明のシステムに於いて
も、前記画像処理装置の制御のもとでは前記不揮発性記
憶装置に記憶された前記プログラムは該画像処理装置の
電源のOFF/ONにより、不揮発性の書き換え可能な
メモリに書き込まれること、前記中継サーバはコンピュ
ータネットワークを利用して複数台の画像処理装置と通
信可能な状態になっていること、前記Webサーバはそ
れぞれ異なるドメイン内にある少なくとも一つの中継サ
ーバと通信可能であるといったことが好ましい。
【0013】第3の本発明のWebサーバは、あるドメ
インの外にあるクライアントコンピュータからの指示に
応答して、該ドメイン内にある画像処理装置と通信可能
な該ドメイン内にある中継サーバに、該画像処理装置を
機能させるプログラムをインターネットを経由して送信
する該ドメインの外にあるWebサーバであって、前記
画像処理装置は、画像をデジタル化して読みとる画像デ
ータ入力部と、画像データを複数枚記憶可能なメモリ
と、画像データを出力する画像データ出力部と、読みと
った画像を処理する画像処理部と、当該画像処理装置を
機能させるプログラムを記憶するための不揮発性の書き
換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮発性
記憶装置とを備えるものであり、前記Webサーバは、
前記画像処理装置を機能させるプログラムをストアする
メモリ手段と、前記画像処理装置のメールアドレスを記
憶するメモリ手段とを備え、該Webサーバはさらに、
前記プログラムの転送先である画像処理装置のメールア
ドレスに関する情報と該画像処理装置に転送すべき前記
プログラムに関する情報を前記クライアントコンピュー
タから受信する手段と、前記プログラムをストアするメ
モリ手段から前記転送すべきプログラムを呼び出す手段
と、当該プログラムを電子メールで送信可能な形式に変
換する手段と、該電子メールで送信可能な形式に変換し
たプログラムを前記プログラムの転送先である画像処理
装置のメールアドレス宛に電子メールの添付ファイルと
して送信する手段とを備えるものである。
【0014】第4の本発明の中継サーバは、あるドメイ
ンの外にあるWebサーバからインターネットを経由し
て電子メールの添付ファイルとして送信される画像処理
装置を機能させるプログラムを受信し、該ドメイン内に
ある画像処理装置に当該プログラムを転送する該ドメイ
ン内にある中継サーバであって、前記画像処理装置は、
画像をデジタル化して読みとる画像データ入力部と、画
像データを複数枚記憶可能なメモリと、画像データを出
力する画像データ出力部と、読みとった画像を処理する
画像処理部と、当該画像処理装置を機能させるプログラ
ムを記憶するための不揮発性の書き換え可能なメモリ
と、画像データを蓄積可能な不揮発性記憶装置とを備え
るものであり、前記中継サーバは、あるドメイン内にあ
り、画像処理装置のメールアドレスを記憶するメモリ手
段を備え、該中継サーバはさらに、前記Webサーバか
ら受信した電子メールに添付される電子メールで送信可
能な形式に変換されたプログラムを復元する手段と、該
復元したプログラムを該プログラムの転送先である画像
処理装置にftpプロトコルを用いて転送する手段とを
備えるものである。
【0015】また、前記中継サーバはさらに、前記画像
処理装置が通信可能な状態になっているかどうかを調べ
る手段を備えることが好ましい。
【0016】第1から第4の本発明によれば、インター
ネット上のWebサーバは、予め各画像処理装置を機能
させるプログラムを格納しており、また、各画像処理装
置のメールアドレスに関する情報も記憶されているの
で、サービスマンは、ブラウザーがインストールされた
クライアントコンピュータのWebブラウザーから送信
すべきプログラムと送信先である画像処理装置のメール
アドレスを指定するだけで、中継サーバを経由して、プ
ログラムをコンピュータネットワークに隣接されたすべ
ての画像処理装置に一斉にインストールすることができ
る。
【0017】また、第1から第4の本発明によれば、あ
るドメイン内にある中継サーバが、Webサーバからメ
ールを受信するので、画像処理装置はドメイン内に複数
台設置することも可能であり、さらには、中継サーバ
は、定期的に自動で画像処理装置に転送を試みるように
成っているので、各画像処理装置は電源が落ちていても
よい。
【0018】また、第1から第4の本発明によれば、W
ebサーバから中継サーバに送信されてきた画像処理装
置を機能させるプログラムは電子メールで送信可能な形
式に変換されているが、中継サーバで復元されてftp
プロトコルを用いて画像処理装置に転送され不揮発性記
憶装置にインストールされるので、画像処理装置が稼働
中であったとしてもその稼働が中断されることがない。
【0019】また、第1から第4の本発明の好ましい態
様によれば、画像処理装置の電源をOFFし、再度、電
源をONするだけで、不揮発性記憶装置に記憶されてい
る画像処理装置を機能させるプログラムが自動的に不揮
発性の書き換え可能なメモリに書き込まれるようになっ
ているので、画像処理装置を操作するユーザーは何ら作
業をディスターブされることがない。
【0020】第1から第4の本発明においては、中継サ
ーバは、インターネットなどの外部ネットワークを通じ
て第三者が侵入し、データやプログラムの盗み見・改ざ
ん・破壊などが行なわれることのないように、外部との
境界を流れるデータを監視し、不正なアクセスを検出・
遮断することが好ましい。この目的のために、中継サー
バはファイアウォール内にあるドメイン内に設置するこ
とが好ましい。
【0021】また、第1から第4の本発明においては、
Webサーバから中継サーバに送信される画像処理装置
を機能させるプログラムは電子メールで送信可能な形式
に変換されている。そのため、中継サーバがファイアウ
ォール内にあるドメイン内に設置されていても、そのド
メインの外にあるWebサーバから画像処理装置を機能
させるプログラムを送信することが可能となる。
【0022】第5の本発明は、画像をデジタル化して読
みとる画像データ入力部と、画像データを複数枚記憶可
能なメモリと、画像データを出力する画像データ出力部
と、読みとった画像を処理する画像処理部と、当該画像
処理装置を機能させるプログラムを記憶するための不揮
発性の書き換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能
な不揮発性記憶装置とを備えている画像処理装置のプロ
グラム書き換え方法において、前記画像処理装置は、前
記不揮発性の書き換え可能なメモリに該画像処理装置を
機能させるプログラムが記憶されており、かつ、該画像
処理装置は情報機器と通信可能なftpサーバ手段を備
え、該情報機器から送信される当該画像処理装置を機能
させる新たなプログラムを受信し、該新たなプログラム
を前記不揮発性記憶装置に記憶するものであって、前記
画像処理装置の制御のもとで、前記不揮発性記憶装置に
前記新たなプログラムが存在するか否かを確認するステ
ップと、該不揮発性記憶装置に該新たなプログラムが存
在するときは、該新たなプログラムが破壊されているか
否かをチェックするステップと、該新たなプログラムが
破壊されていないときは、該新たなプログラムを前記不
揮発性の書き換え可能なメモリに書き込むステップとを
実行することを特徴とする画像処理装置のプログラム書
き換え方法である。
【0023】また、前記画像処理装置の制御のもとで、
前記不揮発性記憶装置に存在する新たなプログラムが破
壊されていないときは、前記不揮発性の書き換え可能な
メモリに記憶されている当該画像処理装置を機能させる
プログラムを、バックアップとして該不揮発性記憶装置
に書き込むステップを実行することが好ましい。
【0024】さらに、前記画像処理装置の制御のもと
で、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可
能なメモリに正常に書き込まれたか否かを判定するステ
ップを実行することが好ましい。
【0025】また、前記画像処理装置の制御のもとで、
前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能な
メモリに正常に書き込まれているときは、前記不揮発性
記憶装置に記憶されている前記新たなプログラムを消去
するステップを実行することが好ましい。
【0026】そして、前記画像処理装置の制御のもと
で、該画像処理装置を再起動するステップを実行するこ
とが好ましい。このステップを前記画像処理装置の制御
のもとで実行させないときは、ユーザーが、画像処理装
置の電源をOFFし、次のきっかけで電源をONすれ
ば、前記新たなプログラムに自動的に更新される。
【0027】さらに、前記画像処理装置の制御のもと
で、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可
能なメモリに正常に書き込まれていないときは、バック
アップとして前記不揮発性記憶装置に書き込まれたプロ
グラムを前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込
むステップを実行することが好ましい。
【0028】第6の本発明は、画像をデジタル化して読
みとる画像データ入力部と、画像データを複数枚記憶可
能なメモリと、画像データを出力する画像データ出力部
と、読みとった画像を処理する画像処理部と、当該画像
処理装置を機能させるプログラムを記憶するための不揮
発性の書き換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能
な不揮発性記憶装置とを備えているプログラム書き換え
機能を有する画像処理装置において、前記画像処理装置
は、前記不揮発性の書き換え可能なメモリに該画像処理
装置を機能させるプログラムが記憶されており、かつ、
該画像処理装置は情報機器と通信可能なftpサーバ手
段を備え、該情報機器から送信される当該画像処理装置
を機能させる新たなプログラムを受信し、該新たなプロ
グラムを前記不揮発性記憶装置に記憶するものであっ
て、前記画像処理装置は、前記不揮発性記憶装置に前記
新たなプログラムが存在するか否かを確認する手段と、
該不揮発性記憶装置に存在する該新たなプログラムが破
壊されているか否かをチェックする手段と、該新たなプ
ログラムを前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き
込む手段とを備えていることを特徴とするプログラム書
き換え機能を有する画像処理装置である。
【0029】また、前記画像処理装置はさらに、前記チ
ェック手段の前記新たなプログラムは破壊されていない
との判定に応答して、前記不揮発性の書き換え可能なメ
モリに記憶されている当該画像処理装置を機能させるプ
ログラムをバックアップとして前記不揮発性記憶装置に
書き込む手段を備えていることが好ましい。
【0030】さらに、前記画像処理装置はさらに、前記
新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモ
リに正常に書き込まれているか否かを判定する手段を備
えていることが好ましい。
【0031】また、前記画像処理装置はさらに、前記判
定手段の前記新たなプログラムは前記不揮発性の書き換
え可能なメモリに正常に書き込まれているとの判定に応
答して、前記不揮発性記憶装置に記憶されている前記新
たなプログラムを消去する手段を備えていることが好ま
しい。
【0032】そして、前記画像処理装置はさらに、該画
像処理装置を再起動する手段を備えていることが好まし
い。この画像処理装置が再起動する手段を備えていない
場合は、ユーザーが、画像処理装置の電源をOFFし、
次のきっかけで電源をONすれば、前記新たなプログラ
ムに自動的に更新される。
【0033】前記画像処理装置はさらに、前記判定手段
の前記新たなプログラムは前記不揮発性の書き換え可能
なメモリに正常に書き込まれていないとの判定に応答し
て、前記バックアップとして不揮発性記憶装置に書き込
まれたプログラムを該不揮発性の書き換え可能なメモリ
に書き込む手段を備えていることが好ましい。
【0034】第7の本発明は、画像をデジタル化して読
みとる画像データ入力部と、画像データを複数枚記憶可
能なメモリと、画像データを出力する画像データ出力部
と、読みとった画像を処理する画像処理部と、当該画像
処理装置を機能させるプログラムを記憶する不揮発性の
書き換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮
発性記憶装置とを備え、かつ、情報機器と通信可能なf
tpサーバ手段を備え、該情報機器から送信される当該
画像処理装置を機能させる新たなプログラムを受信し、
該新たなプログラムを該不揮発性記憶装置に記憶させる
画像処理装置に、前記不揮発性記憶装置に前記新たなプ
ログラムが存在するか否かを確認するステップと、該不
揮発性記憶装置に該新たなプログラムが破壊されている
か否かをチェックするステップと、該新たなプログラム
を前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込むステ
ップとを実行させることを特徴とするプログラムであ
る。
【0035】また、このプログラムは、前記画像処理装
置に、前記不揮発性記憶装置に存在する新たなプログラ
ムが破壊されていないときは、前記不揮発性の書き換え
可能なメモリに記憶されている該画像処理装置を機能さ
せるプログラムを、バックアップとして該不揮発性記憶
装置に書き込むステップを実行させることが好ましい。
【0036】さらに、このプログラムは、前記画像処理
装置に、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換
え可能なメモリに正常に書き込まれているか否かを判定
するステップを実行させることが好ましい。
【0037】また、このプログラムは、前記画像処理装
置に、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え
可能なメモリに正常に書き込まれているときは、前記不
揮発性記憶装置に記憶されている前記新たなプログラム
を消去するステップを実行させることが好ましい。
【0038】そして、このプログラムは、前記画像処理
装置に、該画像処理装置を再起動するステップを実行さ
せることが好ましい。このプログラムが前記画像処理装
置に再起動するステップを実行させないときは、ユーザ
ーが、画像処理装置の電源をOFFし、次のきっかけで
電源をONすれば、前記新たなプログラムに自動的に更
新される。
【0039】さらに、このプログラムは、前記画像処理
装置に、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換
え可能なメモリに正常に書き込まれていないときは、バ
ックアップとして前記不揮発性記憶装置に書き込まれた
プログラムを前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書
き込むステップを実行させることが好ましい。
【0040】第8の本発明は、画像をデジタル化して読
みとる画像データ入力部と、画像データを複数枚記憶可
能なメモリと、画像データを出力する画像データ出力部
と、読みとった画像を処理する画像処理部と、当該画像
処理装置を機能させるプログラムを記憶するための不揮
発性の書き換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能
な不揮発性記憶装置とを備えている画像処理装置のプロ
グラム書き換え方法において、前記画像処理装置は、前
記不揮発性の書き換え可能なメモリに該画像処理装置を
機能させるプログラムが記憶されており、かつ該画像処
理装置を機能させる新たなプログラムが前記不揮発性記
憶装置に記憶するものであって、前記画像処理装置の制
御のもとで、前記不揮発性記憶装置に前記新たなプログ
ラムが存在するか否かを確認するステップと、該不揮発
性記憶装置に該新たなプログラムが存在するときは、該
新たなプログラムが破壊されているか否かをチェックす
るステップと、該新たなプログラムが破壊されていない
ときは、該新たなプログラムを前記不揮発性の書き換え
可能なメモリに書き込むステップとを実行することを特
徴とする画像処理装置のプログラム書き換え方法であ
る。
【0041】また、前記画像処理装置の制御のもとで、
前記不揮発性記憶装置に存在する新たなプログラムが破
壊されていないときは、前記不揮発性の書き換え可能な
メモリに記憶されている当該画像処理装置を機能させる
プログラムを、バックアップとして該不揮発性記憶装置
に書き込むステップを実行することが好ましい。
【0042】さらに、前記画像処理装置の制御のもと
で、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可
能なメモリに正常に書き込まれているか否かを判定する
ステップを実行することが好ましい。
【0043】また、前記画像処理装置の制御のもとで、
前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能な
メモリに正常に書き込まれているときは、前記不揮発性
記憶装置に記憶されている前記新たなプログラムを消去
するステップを実行することが好ましい。
【0044】そして、前記画像処理装置の制御のもと
で、該画像処理装置を再起動するステップを実行するこ
とが好ましい。画像処理装置に再起動するステップを実
行させないときは、ユーザーが、画像処理装置の電源を
OFFし、次のきっかけで電源をONすれば、前記新た
なプログラムに自動的に更新される。
【0045】さらに、前記画像処理装置の制御のもと
で、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可
能なメモリに正常に書き込まれていないときは、バック
アップとして前記不揮発性記憶装置に書き込まれたプロ
グラムを前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込
むステップを実行することが好ましい。
【0046】第9の本発明は、画像をデジタル化して読
みとる画像データ入力部と、画像データを複数枚記憶可
能なメモリと、画像データを出力する画像データ出力部
と、読みとった画像を処理する画像処理部と、当該画像
処理装置を機能させるプログラムを記憶するための不揮
発性の書き換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能
な不揮発性記憶装置とを備えているプログラム書き換え
機能を有する画像処理装置において、前記画像処理装置
は、前記不揮発性の書き換え可能なメモリに該画像処理
装置を機能させるプログラムが記憶されており、かつ、
該画像処理装置を機能させる新たなプログラムが前記不
揮発性記憶装置に記憶されているものであって、前記画
像処理装置は、前記不揮発性記憶装置に前記新たなプロ
グラムが存在するか否かを確認する手段(以下、確認手
段という)と、該不揮発性記憶装置に存在する該新たな
プログラムが破壊されているか否かをチェックする手段
(以下、チェック手段という)と、該新たなプログラム
を前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込む手段
(以下、書き込み手段1という)とを備えていることを
特徴とするプログラム書き換え機能を有する画像処理装
置である。
【0047】また、前記画像処理装置はさらに、前記チ
ェック手段の前記新たなプログラムは破壊されていない
との判定に応答して、前記不揮発性の書き換え可能なメ
モリに記憶されている当該画像処理装置を機能させるプ
ログラムをバックアップとして前記不揮発性記憶装置に
書き込む手段(以下、書き込み手段2という)を備えて
いることが好ましい。
【0048】さらに、前記画像処理装置はさらに、前記
新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモ
リに正常に書き込まれているか否かを判定する手段(以
下、判定手段という)を備えていることが好ましい。
【0049】また、前記画像処理装置はさらに、前記判
定手段の前記新たなプログラムは前記不揮発性の書き換
え可能なメモリに正常に書き込まれているとの判定に応
答して、前記不揮発性記憶装置に記憶されている前記新
たなプログラムを消去する手段(以下、消去手段とい
う)を備えていることが好ましい。
【0050】そして、前記画像処理装置はさらに、該画
像処理装置を再起動する手段(以下、リブート手段とい
う)を備えていることが好ましい。画像処理装置がリブ
ート手段を備えていないときは、ユーザーが、画像処理
装置の電源をOFFし、次のきっかけで電源をONすれ
ば、前記新たなプログラムに自動的に更新される。
【0051】さらに、前記画像処理装置はさらに、前記
判定手段の前記新たなプログラムは前記不揮発性の書き
換え可能なメモリに正常に書き込まれていないとの判定
に応答して、前記バックアップとして不揮発性記憶装置
に書き込まれたプログラムを該不揮発性の書き換え可能
なメモリに書き込む手段(以下、書き込み手段3とい
う)を備えていることが好ましい。
【0052】第10の本発明は、画像をデジタル化して
読みとる画像データ入力部と、画像データを複数枚記憶
可能なメモリと、画像データを出力する画像データ出力
部と、読みとった画像を処理する画像処理部と、当該画
像処理装置を機能させるプログラムを記憶する不揮発性
の書き換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能な不
揮発性記憶装置とを備え、かつ、当該画像処理装置を機
能させる新たなプログラムを該不揮発性記憶装置に記憶
する画像処理装置に、前記不揮発性記憶装置に前記新た
なプログラムが存在するか否かを確認するステップと、
該不揮発性記憶装置に該新たなプログラムが破壊されて
いるか否かをチェックするステップと、該新たなプログ
ラムを前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込む
ステップとを実行させることを特徴とするプログラムで
ある。
【0053】また、このプログラムは、前記画像処理装
置に、前記不揮発性記憶装置に存在する新たなプログラ
ムが破壊されていないときは、前記不揮発性の書き換え
可能なメモリに記憶されている該画像処理装置を機能さ
せるプログラムを、バックアップとして該不揮発性記憶
装置に書き込むステップを実行させることが好ましい。
【0054】さらに、このプログラムは、前記画像処理
装置に、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換
え可能なメモリに正常に書き込まれているか否かを判定
するステップを実行させることが好ましい。
【0055】また、このプログラムは、前記画像処理装
置に、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え
可能なメモリに正常に書き込まれているときは、前記不
揮発性記憶装置に記憶されている前記新たなプログラム
を消去するステップを実行させることが好ましい。
【0056】そして、このプログラムは、前記画像処理
装置に、該画像処理装置を再起動するステップを実行さ
せることが好ましい。画像処理装置に再起動するステッ
プを実行させないときは、ユーザーが、画像処理装置の
電源をOFFし、次のきっかけで電源をONすれば、前
記新たなプログラムに自動的に更新される。
【0057】さらに、このプログラムは、前記画像処理
装置に、前記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換
え可能なメモリに正常に書き込まれていないときは、バ
ックアップとして前記不揮発性記憶装置に書き込まれた
プログラムを前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書
き込むステップを実行させることが好ましい。
【0058】第5から第10の本発明によれば、ハード
ディスクに代表される画像データを蓄積可能な不揮発性
記憶装置(以下、単にハードディスクということもあ
る)に記憶されている画像処理装置を機能させる新たな
プログラム(以下、特に断りのない限り新たなプログラ
ムという)は、画像処理装置の電源をONすることによ
り、自動的にフラッシュメモリに代表される不揮発性の
書き換え可能なメモリ(以下、単にフラッシュメモリと
いうこともある)に記憶されていたプログラムと置き換
わるので、画像処理装置を操作する作業者は、特に作業
をディスターブされることなく、新たなプログラムがイ
ンストールされた画像処理装置で作業することができ
る。
【0059】また、第5から第10の本発明の好ましい
態様によれば、新たなプログラムをフラッシュメモリに
書き込む前に、フラッシュメモリに記憶されているプロ
グラムはバックアップとしてハードディスクに書き込ん
でおくようにしているので、ハードディスクに記憶され
ている新たなプログラムがフラッシュメモリに正常に書
き込まれなかった場合のリスクが担保されていることに
なる。
【0060】さらに、第5から第10の本発明の好まし
い態様によれば、ハードディスクに記憶されている新た
なプログラムがフラッシュメモリに正常に書き込まれた
か否かを判定し、正常に書き込まれていることが確認さ
れたときは、このハードディスクに記憶されている新た
なプログラムは消去されるようになっているので、繰り
返し同じチェックを行う必要がなくなる。
【0061】また、第5から第10の本発明の好ましい
態様によれば、ハードディスクに記憶されている新たな
プログラムがフラッシュメモリに正常に書き込まれたか
否かを判定し、正常に書き込まれていないときは、ハー
ドディスクにバックアップとして書き込んだプログラム
を再度フラッシュメモリに書き込むようになっているの
で、画像処理装置が全く機能しなくなるといったリスク
を回避することができる。
【0062】また、ハードディスクに記憶されている新
たなプログラムが破壊されているか否かをチェックし
て、破壊されているときは、その新たなプログラムは即
座に消去することが好ましい。
【0063】本発明における画像処理装置を機能させる
プログラムとは、少なくとも画像処理部を制御するプロ
グラムを含み、好ましくは、画像データ入力部と画像デ
ータ出力部を制御するプログラムを含み、さらには、不
揮発性の書き換え可能メモリに記憶されるプログラムを
不揮発性記憶装置に記憶される新たなプログラムに書き
換える一連の処理を制御するプログラムを含む。
【0064】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
き、図面を参照して説明する。
【0065】図1は、本発明の一実施形態を説明するた
めのコンピュータネットワークの全体イメージ図であ
る。サービスマンはクライアントコンピュータ3を操作
するだけで、Webサーバ1にストアされている画像処
理装置を機能させるプログラム(以下、特に断りのない
限りプログラムという)を遠隔地にある画像処理装置に
インストールすることができる。
【0066】Webサーバ1とクライアントコンピュー
タ3と中継サーバ4はインターネット6を介して通信可
能となっている。インターネット6上のWebサーバ1
には、データファイル2として、あらかじめ各画像処理
装置を機能させるプログラムが格納され、また、各画像
処理装置のメールアドレスが登録されている。また、中
継サーバ4と画像処理装置5(画像処理装置は図1では
便宜上符号5で示すマシンA、マシンB、マシンC・・
・で表示した)は組織内のコンピュータネットワークで
あるLAN7を介して通信可能となっている。
【0067】中継サーバ4は組織内のコンピュータネッ
トワークへ外部から侵入されるのを防ぐためにファイア
ウォール8が設置されたドメイン内にある。図1では符
号9を付したドメイン名は例えばxxx.co.jpで
あり、符号10を付したドメイン名はyyy.co.j
pとする。中継サーバ4は同一ドメイン内にある複数の
画像処理装置5とLAN7を介して通信可能となってい
る。また、Webサーバ1はそれぞれ異なるドメイン内
にある中継サーバ4とインターネット6を介して通信可
能となっている。なお、図1では同一ドメイン内には一
つの中継サーバしか描いていないが、複数の中継サーバ
を設置することも可能である。
【0068】図2は、本発明の一実施形態を説明するた
めの動作を表す図であり、クライアントコンピュータ3
からの指示に基づき、Webサーバ1にストアされてい
るプログラムを画像処理装置5にインストールするまで
の流れを説明する図である。
【0069】インターネット6上に設置されているWe
bサーバ1に対して、サービスマンはブラウザがインス
トールされているクライアントコンピュータ3からht
tpによる通信によって、プログラムを更新したい画像
処理装置5のメールアドレスとプログラムを指定する。
このとき、クライアントコンピュータ3上のWeb画面
(図示せず)にはプログラムの一覧表と、画像処理装置
5のメールアドレス一覧表が表示され、該当する箇所を
クリックするだけでよいように設定すれば、サービスマ
ンの操作が容易となる。
【0070】なお、本発明においては、中継サーバはフ
ァイアウォールが設置されたドメイン内にあることが好
ましいので、図面ではファイアウォールを設置した図面
として説明してある。
【0071】Webサーバ1がクライアントコンピュー
タ3から送信されるプログラムを更新したい画像処理装
置5のメールアドレスに関する情報とプログラムに関す
る情報を受信して、中継サーバ4にプログラムを送信す
るまでの処理の流れについては図3を参照して説明す
る。図3はWebサーバ1における処理の流れを説明す
るフローチャートである。このWebサーバ1上の処理
は、CGIプログラムなどによって自動的に処理され
る。
【0072】Webサーバ1は、インターネット6を介
してクライアントコンピュータ3から画像処理装置5の
メールアドレスに関する情報とプログラムに関する情報
を受信(ステップS31)し、これに応答して、データ
ファイル2から、指定を受けたプログラムを検索して呼
び出す(ステップS32)。データファイル2では、プ
ログラムはバイナリ形式で格納されているので、電子メ
ールの添付ファイル機能(MIMEが代表的)で送信可
能な形式に変換する(ステップS33)。代表的にはエ
ンコーダ(BASE64が代表的)を用いてテキストデ
ータに変換する方式が挙げられる。ステップS34で電
子メールに「プログラムA」と特定の題名をつけて、指
定されたメールアドレス宛に電子メールの添付ファイル
で送信する(ステップS35)。なお、データ容量が大
きい場合には分割して送信してもよい。
【0073】中継サーバ4はファイアウォール8が設置
されたドメイン内にあるが、ドメインの外にあるWeb
サーバから送信されるプログラムは、テキストデータに
変換されているので中継サーバ4に電子メールプロトコ
ルを使って送信することができる。インターネット6を
介して、中継サーバ4がWebサーバ1からテキストデ
ータで変換されたプログラムが添付された電子メールを
受信し、LAN7を介して、中継サーバ4が画像処理装
置5にプログラムを転送するまでの処理の流れについて
は図4を参照して説明する。図4は中継サーバ4におけ
る処理の流れを説明するフローチャートである。
【0074】中継サーバ4は、Webサーバ1からイン
ターネット6を介してテキストデータに変換されたプロ
グラムが添付された電子メールを受信する(ステップS
41)と、次のステップS42で、予め中継サーバ4の
メモリに記憶されているWebサーバに関する情報と照
合して、電子メールの送り主は正当か否かの判断をする
(ステップS42)。送り主が正当であれば次のステッ
プS43で、題名が正当か否かについて、パスワード等
を本文に入れて照合するようにしても良い。いずれも正
当であれば、ステップS44で添付ファイルを開き、テ
キストデータに変換されたプログラムをバイナリ形式の
プログラムに復元する。次のステップS45では、プロ
グラムの転送先である画像処理装置5が電源ONになっ
ているか否かをpingなどのネットワークコマンドで
診断する。プログラムの転送先である画像処理装置5の
電源がONになっていなければ、待機して再度診断す
る。画像処理装置5の電源がONになっていることが確
認できたら、ステップS46でバイナリ形式に復元した
プログラムをftpプロトコルを用いて転送する。
【0075】図5は画像処理装置5における処理の流れ
を説明するフローチャートである。画像処理装置5は中
継サーバ4から転送されてきたプログラムを受信し(ス
テップS51)、次のステップであるS52で、受信し
たプログラムをハードディスクなどの画像データを蓄積
可能な不揮発性記憶装置に特定データ(boot.bi
nなどと名前を付して)として記憶する。このプログラ
ムは当該画像処理装置を機能させるプログラムである
が、画像処理装置5が稼働中はハードディスクに記憶さ
れたままであるため、現在稼働している画像処理装置5
の機能には何ら影響を与えることはない。画像処理装置
5での作業が完了して、電源をOFFし、再度、稼働す
るために電源をONにすると、ハードディスクに記憶さ
れているプログラムは、フラッシュメモリなどの画像処
理装置を機能させるプログラムを記憶するための不揮発
性の書き換え可能なメモリに自動的に書き込まれるよう
になっている。
【0076】次に図面を参照して、第5から第10の本
発明に係る好適な実施の形態について説明する。
【0077】図6は、本発明の画像処理装置を適用可能
な、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等の
複数の機能を持ったマルチファンクションデジタル複写
機を示す外観構成図である。図6において、マルチファ
ンクションデジタル複写機は、原稿を自動で送るADF
ユニット101と、原稿画像を読みとるスキャナ部10
2と、102で読みとった画像データを再現するプリン
タ部103とに大きく分けられる。
【0078】スキャナ部102では、400dpiの解
像度で原稿を読みとり、デジタル信号処理を行う部分で
ある。なお、本発明でいうdpiとは、2.54cm当
たりのドット数である。プリンタ部103は、スキャナ
部102によって読みとられた原稿画像に対応した画像
を400dpiの解像度で指定用紙にプリント出力する
部分である。
【0079】また、デジタル信号に所定の画像処理を行
う画像処理部や、画像データの読みとり動作制御・画像
処理制御・プリンタ制御等の制御を司る制御部等を装着
するマザーボード部(図示せず)はプリンタ部103に
配置されている。
【0080】図7は、本発明に係る画像処理装置がカラ
ープリントを出力する一実施例についての画像処理部の
構成ブロック図である。青(B)、緑(G)、赤(R)
の分光感度特性を持つCCDにより読みとられたアナロ
グの画像データはA/D変換手段によりデジタル信号に
変換される。デジタル信号はシェーディング補正部52
1に入力され原稿画像の照明ムラ等による読みとりデー
タのばらつきを補正する。補正されたデジタル信号はラ
イン間補正部522で、CCDが所定間隔で並んでいる
ことによるB、G、Rの読みとりのずれを修正するライ
ン間補正処理が行われる。
【0081】ライン間補正部522から出力されたデジ
タル信号は、入力信号補正部523に入力され、所定の
マスキング演算処理が行われる。これはCCDの読みと
り画素毎の色分解フィルタの分光特性のばらつきを補正
するものである。入力信号補正部523からのデジタル
信号は下地処理部524に入力されて、原稿画像の中で
最も明るい色が白色となるように原稿の下地レベルを設
定する。
【0082】下地処理部524から出力されたデジタル
信号は、輝度濃度変換部525に入力され、B、G、R
の輝度信号をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の濃度信号へと対数変換により算出する。輝度濃
度変換部525から出力されたデジタル信号は、出力信
号補正部526に入力される。出力信号補正部526で
は、Y、M、Cの濃度信号からブラック信号(Bk)を
算出し、原稿画像と出力画像との色合いを合わせる。
【0083】出力信号補正部526から出力されたY、
M、C、Bkの各濃度信号は、空間フィルタ部527に
入力され、空間周波数の補正により、原稿画像に適した
エッジ強調、スムージング処理が行われ、次いで、濃度
変換部528にてプリンタのもつ濃度特性が補正されて
出力される。
【0084】図8は、本発明に係る画像処理装置の一実
施形態における主要部の構成を示すブロック図であり、
5は画像処理装置であり、51は原稿画像を読みとりデ
ジタル信号化するスキャナで代表される画像データ入力
部である。52は画像データ入力部からのデジタル信号
に所定の画像処理を行う画像処理部である。
【0085】画像処理部での一実施例を説明する。画像
処理部52においては、画像データ入力部51から入っ
てきたデジタル画像信号を、必要に応じて、図示しない
拡大縮小回路、濃度補正回路で前処理を行った後、やは
り図示しない圧縮伸長回路で圧縮し、画像データを記憶
するメモリ54に記憶する。そして、この記憶した画像
を読み出して、圧縮伸長回路で伸長し、画像データ出力
部53に出力しプリントアウトする。
【0086】メモリ部54は複数枚の画像データを記憶
することができるメモリで、DIMMが代表的である。
55はフラッシュメモリに代表される不揮発性の書き換
え可能メモリであり、当該画像処理装置を機能させるプ
ログラムを記憶させておくものである。画像処理装置の
電源(図示せず)がONされると、まず、フラッシュメ
モリ55に記憶されているプログラムが起動する。56
はハードディスクに代表される不揮発性記憶装置であ
り、画像データや新たなプログラムが記憶される。ま
た、新たなプログラムがフラッシュメモリ55に書き込
まれる前に、フラッシュメモリ55に記憶されている現
在稼働している当該画像処理装置を機能させるプログラ
ムがバックアップとして、後記する書き込み手段2によ
りハードディスク56に書き込まれる。
【0087】画像処理装置5はインターフェース(I/
F)57を介してLAN7と接続している情報機器、例
えば、中継サーバ4と通信可能となっている。
【0088】58は制御部であり、CPU59とRAM
に代表されるメインメモリ60から構成される。電源O
Nによりフラッシュメモリ55に記憶されるプログラム
が起動してメインメモリに呼び出され、CPU59によ
り各種の制御が実行される。符号601から符号609
はメインメモリ60に呼び出されたプログラムがCPU
59により実行される制御の内容である。
【0089】符号601はftpサーバ手段であり、中
継サーバから転送される新たなプログラムを受信する機
能を有しており、受信した新たなプログラムはハードデ
ィスク56に記憶される。第三者による勝手なプログラ
ム更新を防止するため、セキュリティはftpのパスワ
ードによって守られている。符号602は確認手段であ
り、新たなプログラムがハードディスクに記憶されてい
るか否かを確認する機能を有している。
【0090】符号603はチェック手段であり、ハード
ディスク56に記憶されている新たなプログラムが破壊
されているか否かをチェックする手段である。新たなプ
ログラムはコンピュータネットワークを利用してWeb
サーバを出発点としてインターネットを経由して中継サ
ーバに到達し、さらに中継サーバからLAN7を経由し
て画像処理装置に転送され、ハードディスク56に記憶
されるので、通信途中で破壊される可能性がある。チェ
ックはチェックサムなどの手法を用いて行うことができ
る。
【0091】符号604は書き込み手段1であり、ハー
ドディスク56に記憶されている新たなプログラムが破
壊されていないときに、この新たなプログラムをフラッ
シュメモリ55に書き込む手段である。
【0092】符号605はリブート手段であり、新たな
プログラムのフラッシュメモリ55への書き込みが成功
したときに画像処理装置5の本体を再起動する手段であ
る。再起動すると画像処理装置5は新たなプログラムで
稼働することになる。
【0093】符号606は書き込み手段2であり、フラ
ッシュメモリ55に記憶されている現時点で稼働してい
るプログラムを新たなプログラムに書き換える前に、バ
ックアップとしてハードディスクに書き込む手段であ
る。なお、書き込み手段2は必須なものではないが、こ
の手段の存在により、ハードディスク56に記憶されて
いる新たなプログラムがフラッシュメモリ55に正常に
書き込まれなかったときのリスクが担保される。
【0094】符号607は判定手段であり、ハードディ
スク56に記憶されている新たなプログラムがフラッシ
ュメモリ55に書き込み手段1である604により正常
に書き込まれているか否かを判定する手段である。判定
手段607がフラッシュメモリ55に新たなプログラム
が正常に書き込まれていると判断すると、消去手段60
8が機能してハードディスク56に記憶されている新た
なプログラムは削除される。また、逆に、判定手段60
7がフラッシュメモリ55に新たなプログラムが正常に
書き込まれていないと判断すると、符号609が付され
た書き込み手段3は、バックアップとしてハードディス
ク56に書き込まれたプログラムをフラッシュメモリに
書き込む。
【0095】なお、判定手段607,消去手段608,
符号609を付した書き込み手段3はそれぞれ必須な手
段ではない。新たなプログラムのフラッシュメモリ55
への書き込みに成功すれば、ハードディスク56に記憶
されている新たなプログラムは不要となるので不要とな
った新たなプログラムは消去することが好ましい。ま
た、新たなプログラムのフラッシュメモリ55への書き
込みの失敗は絶対にないとは言い切れない。したがっ
て、安全を見込み、書き込み手段2である606でフラ
ッシュメモリ55に記憶されているプログラムを、例え
ば、boot.bakと名前を付けてバックアップとし
てハードディスクに書き込み、判定手段607が、新た
なプログラムが正常に書き込まれていないと判定すると
きは、書き込み手段3である609によって、boo
t.bakをフラッシュメモリ55に書き込む、といっ
た手段を備えることが好ましい。
【0096】図9は、本発明の画像処理装置のプログラ
ム書き換え方法における画像処理装置の処理の流れを説
明するフローチャートである。
【0097】図9のフローチャートでは、ftpサーバ
手段601により受信した新たなプログラムはハードデ
ィスク56に例えばboot.binという名称で記憶
されているものとする。また、現在当該画像処理装置5
を機能させているプログラムはフラッシュメモリ55に
記憶されている。画像処理装置5の電源ONにより、フ
ラッシュメモリ55に記憶されているプログラムが起動
し、メインメモリ60に呼び出されCPU59によりプ
ログラムの書き換え処理が実行される。
【0098】ステップS901はハードディスク56に
boot.binという名称で登録された新たなプログ
ラムが記憶されているか否かを確認するステップであ
り、ハードディスク56に新たなプログラムのないこと
が確認されると、現在フラッシュメモリ55に記憶され
ているプログラムにしたがって画像処理装置5は機能す
ることになる。ハードディスク56に新たなプログラム
がboot.binという名称で記憶されていることが
確認されると、処理はステップS902に進む。
【0099】ステップS902は、ハードディスク56
に記憶されている新しいプログラムであるboot.b
inが破壊されていないか、画像処理装置を機能させる
プログラムとして正常か否かをチェックするステップで
あり、チェック手段603によりboot.binが正
常でないと判定されると、処理はステップS903に進
み、破壊されたboot.binは消去されて、現在フ
ラッシュメモリ55に記憶されているプログラムにした
がって画像処理装置5は機能することになる。チェック
手段603により新たなプログラムであるboot.b
inが正常であると判定されると、処理はステップS9
05に進んでもよいが、好ましくは、ステップS904
に進む。
【0100】ステップS904は、符号606の書き込
み手段2によりフラッシュメモリ55に記憶されている
プログラムをバックアップとして、例えばboot.b
akという名前を付けてハードディスク56に書き込む
ステップである。ステップS902でboot.bin
は正常であると判定されたので、処理はステップS90
5に進みハードディスクに記憶されているboot.b
inは符号604の書き込み手段1によりフラッシュメ
モリ55に書き込まれる。ステップS905の次の処理
としてはステップS908へ進んでもよいが、好ましく
はステップS906に進む。
【0101】ステップS906は、フラッシュメモリ5
5に新たなプログラムであるboot.binが正常に
書き込まれたか否かを判定するステップである。正常に
書き込まれていないときは、処理はステップS909に
進み、ハードディスク56にバックアップとして書き込
まれたboot.bakをフラッシュメモリ55に書き
込まれる。これにより、画像処理装置5は、当初フラッ
シュメモリ55に記憶されていたプログラムにしたがい
機能することになる。また、フラッシュメモリ55に新
たなプログラムであるboot.binが正常に書き込
まれているときはハードディスク56に記憶されている
boot.binは不要となるので、処理はステップS
907に進み、ハードディスク56に記憶されているb
oot.binは消去される。さらに処理はステップS
908に進み、リブート手段605により自動的に画像
処理装置5は再起動して、新たなプログラムにしたがっ
て機能することになる。
【0102】
【発明の効果】本発明によれば、サービスマンは、ソフ
トウエアのバージョンアップを図る等の新しいプログラ
ムを画像処理装置にインストールするために、画像処理
装置が設置してある現地に赴くことなく、サービスマン
のオフィスで実行することが可能となり、経済効果が極
めて大きい。また、同一機種の画像処理装置に対して
は、一斉にプログラムのバージョンアップが行える。さ
らには、現在のプログラムで稼働している画像処理装置
の作業を止めることなく、ユーザーが何ら意識すること
なしに、自動的に新たなプログラムに書き換えることが
できるので、また、再起動する手段が設けられていない
ときは、次回電源をONの立ち上がりのきっかけで新た
なプログラムに自動更新されるので、画像処理装置の稼
働率低下を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるコンピュータネット
ワークの全体イメージを表す図である。
【図2】本発明の一実施形態を説明するコンピュータネ
ットワーク全体の動作を表す図である。
【図3】本発明の一実施形態であるWebサーバにおけ
る処理の流れを説明するフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態である中継サーバにおける
処理の流れを説明するフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態である画像処理装置におけ
る処理の流れを説明するフローチャートである。
【図6】本発明の画像処理装置を適用可能なマルチファ
ンクションデジタル複写機を示す外観構成図である。
【図7】本発明に係る画像処理部の構成ブロック図であ
【図8】本発明の画像処理装置の一実施形態における主
要部の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の画像処理装置のプログラム書き換え方
法における画像処理装置の処理の流れを説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 Webサーバ 2 データファイル 3 クライアントコンピュータ 4 中継サーバ 5 画像処理装置 6 インターネット 7 LAN 8 ファイアウォール 9 ドメイン名xxx.co.jp 10 ドメイン名yyy.co.jp 51 画像データ入力部 52 画像処理部 53 画像データ出力部 58 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 9/06 630A

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークを利用して画
    像処理装置を機能させるプログラムを画像処理装置にイ
    ンストールする方法であって、前記画像処理装置は、画
    像をデジタル化して読みとる画像データ入力部と、画像
    データを複数枚記憶可能なメモリと、画像データを出力
    する画像データ出力部と、読みとった画像を処理する画
    像処理部と、当該画像処理装置を機能させるプログラム
    を記憶するための不揮発性の書き換え可能なメモリと、
    画像データを蓄積可能な不揮発性記憶装置とを備えてお
    り、前記コンピュータネットワークは、あるドメイン内
    にある中継サーバと該中継サーバと通信可能な該ドメイ
    ン内にある前記画像処理装置と、該中継サーバとインタ
    ーネットを介して通信可能な該ドメインの外にあるWe
    bサーバと、該Webサーバとインターネットを介して
    通信可能な該ドメインの外にあるクライアントコンピュ
    ータにより形成されるものであり、前記Webサーバ
    は、前記画像処理装置を機能させるプログラムをストア
    するメモリ手段と該画像処理装置のメールアドレスに関
    する情報を記憶するメモリ手段とを備え、前記中継サー
    バは、前記画像処理装置のメールアドレスに関する情報
    を記憶するメモリ手段を備えており、前記クライアント
    コンピュータの制御のもとでは、前記プログラムの転送
    先である画像処理装置のメールアドレスに関する情報と
    転送すべき前記プログラムに関する情報を前記Webサ
    ーバに送信し、前記Webサーバの制御のもとでは、前
    記メールアドレスに関する情報と前記プログラムに関す
    る情報を前記クライアントコンピュータから受信し、前
    記プログラムをストアするメモリ手段から前記転送すべ
    きプログラムを呼び出し、当該プログラムを電子メール
    で送信可能な形式に変換し、該電子メールで送信可能な
    形式に変換したプログラムを前記プログラムの転送先で
    ある画像処理装置のメールアドレス宛に電子メールの添
    付ファイルとして送信し、前記中継サーバの制御のもと
    では、前記プログラムの転送先である前記画像処理装置
    のメールアドレス宛の前記プログラムが添付された電子
    メールを前記Webサーバから受信し、該電子メールに
    添付される前記電子メールで送信可能な形式に変換され
    たプログラムを復元し、該復元したプログラムを該プロ
    グラムの転送先である画像処理装置にftpプロトコル
    を用いて転送し、前記画像処理装置の制御のもとでは、
    前記復元したプログラムを前記中継サーバから受信し、
    該受信したプログラムを前記不揮発性記憶装置に記憶す
    る、以上によって、クライアントコンピュータからの指
    示によりWebサーバにストアされている画像処理装置
    を機能させるプログラムを画像処理装置にインストール
    することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置の制御のもとでは、前
    記不揮発性記憶装置に記憶された前記プログラムは、該
    画像処理装置の電源のOFF/ONにより、不揮発性の
    書き換え可能なメモリに書き込まれることを特徴とする
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記中継サーバは、複数台の画像処理装
    置と前記コンピュータネットワークを利用して通信可能
    な状態になっていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記Webサーバは、それぞれ異なるド
    メイン内にある少なくとも一つの中継サーバと通信可能
    であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータネットワークを利用して画
    像処理装置を機能させるプログラムを画像処理装置にイ
    ンストールするシステムであって、前記画像処理装置
    は、画像をデジタル化して読みとる画像データ入力部
    と、画像データを複数枚記憶可能なメモリと、画像デー
    タを出力する画像データ出力部と、読みとった画像を処
    理する画像処理部と、当該画像処理装置を機能させるプ
    ログラムを記憶するための不揮発性の書き換え可能なメ
    モリと、画像データを蓄積可能な不揮発性記憶装置とを
    備えており、前記コンピュータネットワークは、あるド
    メイン内にある中継サーバと該中継サーバと通信可能な
    該ドメイン内にある前記画像処理装置と、該中継サーバ
    とインターネットを介して通信可能な該ドメインの外に
    あるWebサーバと、該Webサーバとインターネット
    を介して通信可能な該ドメインの外にあるクライアント
    コンピュータにより形成されるものであり、前記Web
    サーバは、前記画像処理装置を機能させるプログラムを
    ストアするメモリ手段と前記画像処理装置のメールアド
    レスを記憶するメモリ手段とを備え、前記中継サーバは
    該画像処理装置のメールアドレスを記憶するメモリ手段
    を備えており、前記クライアントコンピュータは、前記
    プログラムの転送先である画像処理装置のメールアドレ
    スに関する情報と転送すべき前記プログラムに関する情
    報を前記Webサーバに送信する手段を備え、前記We
    bサーバはさらに、前記メールアドレスに関する情報と
    前記プログラムに関する情報を前記クライアントコンピ
    ュータから受信する手段と、前記プログラムをストアす
    るメモリ手段から前記転送すべきプログラムを呼び出す
    手段と、当該プログラムを電子メールで送信可能な形式
    に変換する手段と、該電子メールで送信可能な形式に変
    換したプログラムを前記プログラムの転送先である画像
    処理装置のメールアドレス宛に電子メールの添付ファイ
    ルとして送信する手段とを備え、前記中継サーバはさら
    に、前記プログラムの転送先である前記画像処理装置の
    メールアドレス宛の前記プログラムが添付された電子メ
    ールを前記Webサーバから受信する手段と、該電子メ
    ールに添付される前記電子メールで送信可能な形式に変
    換されたプログラムを復元する手段と、該復元したプロ
    グラムを該プログラムの転送先である画像処理装置にf
    tpプロトコルを用いて転送する手段と、前記画像処理
    装置はさらに、前記復元したプログラムを前記中継サー
    バから受信する手段と、該受信したプログラムを前記不
    揮発性記憶装置に記憶する手段とを備え、以上によっ
    て、クライアントコンピュータからの指示によりWeb
    サーバにストアされている画像処理装置を機能させるプ
    ログラムを画像処理装置にインストールすることを特徴
    とするシステム。
  6. 【請求項6】 前記不揮発性記憶装置に記憶されたプロ
    グラムは、該画像処理装置の電源のOFF/ONによ
    り、不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込まれるこ
    とを特徴とする請求項5記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記中継サーバは、複数台の画像処理装
    置と前記コンピュータネットワークを利用して通信可能
    な状態になっていることを特徴とする請求項5又は6記
    載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記Webサーバは、それぞれ異なるド
    メイン内にある少なくとも一つの中継サーバと通信可能
    であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記
    載のシステム。
  9. 【請求項9】 あるドメインの外にあるクライアントコ
    ンピュータからの指示に応答して、該ドメイン内にある
    画像処理装置と通信可能な該ドメイン内にある中継サー
    バに、該画像処理装置を機能させるプログラムをインタ
    ーネットを経由して送信する該ドメインの外にあるWe
    bサーバであって、前記画像処理装置は、画像をデジタ
    ル化して読みとる画像データ入力部と、画像データを複
    数枚記憶可能なメモリと、画像データを出力する画像デ
    ータ出力部と、読みとった画像を処理する画像処理部
    と、当該画像処理装置を機能させるプログラムを記憶す
    るための不揮発性の書き換え可能なメモリと、画像デー
    タを蓄積可能な不揮発性記憶装置とを備えるものであ
    り、前記Webサーバは、前記画像処理装置を機能させ
    るプログラムをストアするメモリ手段と、前記画像処理
    装置のメールアドレスを記憶するメモリ手段とを備え、
    該Webサーバはさらに、前記プログラムの転送先であ
    る画像処理装置のメールアドレスに関する情報と該画像
    処理装置に転送すべき前記プログラムに関する情報を前
    記クライアントコンピュータから受信する手段と、前記
    プログラムをストアするメモリ手段から前記転送すべき
    プログラムを呼び出す手段と、当該プログラムを電子メ
    ールで送信可能な形式に変換する手段と、該電子メール
    で送信可能な形式に変換したプログラムを前記プログラ
    ムの転送先である画像処理装置のメールアドレス宛に電
    子メールの添付ファイルとして送信する手段とを備える
    ことを特徴とするWebサーバ。
  10. 【請求項10】 あるドメインの外にあるWebサーバ
    からインターネットを経由して電子メールの添付ファイ
    ルとして送信される画像処理装置を機能させるプログラ
    ムを受信し、該ドメイン内にある画像処理装置に当該プ
    ログラムを転送する該ドメイン内にある中継サーバであ
    って、前記画像処理装置は、画像をデジタル化して読み
    とる画像データ入力部と、画像データを複数枚記憶可能
    なメモリと、画像データを出力する画像データ出力部
    と、読みとった画像を処理する画像処理部と、当該画像
    処理装置を機能させるプログラムを記憶するための不揮
    発性の書き換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能
    な不揮発性記憶装置とを備えるものであり、前記中継サ
    ーバは、あるドメイン内にあり、画像処理装置のメール
    アドレスを記憶するメモリ手段を備え、該中継サーバは
    さらに、前記Webサーバから受信した電子メールに添
    付される電子メールで送信可能な形式に変換されたプロ
    グラムを復元する手段と、該復元したプログラムを該プ
    ログラムの転送先である画像処理装置にftpプロトコ
    ルを用いて転送する手段とを備えることを特徴とする中
    継サーバ。
  11. 【請求項11】 前記中継サーバはさらに、前記画像処
    理装置が通信可能な状態になっているかどうかを調べる
    手段を備えることを特徴とする請求項10記載の中継サ
    ーバ。
  12. 【請求項12】 画像をデジタル化して読みとる画像デ
    ータ入力部と、画像データを複数枚記憶可能なメモリ
    と、画像データを出力する画像データ出力部と、読みと
    った画像を処理する画像処理部と、当該画像処理装置を
    機能させるプログラムを記憶するための不揮発性の書き
    換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮発性
    記憶装置とを備えている画像処理装置のプログラム書き
    換え方法において、前記画像処理装置は、前記不揮発性
    の書き換え可能なメモリに該画像処理装置を機能させる
    プログラムが記憶されており、かつ、該画像処理装置は
    情報機器と通信可能なftpサーバ手段を備え、該情報
    機器から送信される当該画像処理装置を機能させる新た
    なプログラムを受信し、該新たなプログラムを前記不揮
    発性記憶装置に記憶するものであって、前記画像処理装
    置の制御のもとで、前記不揮発性記憶装置に前記新たな
    プログラムが存在するか否かを確認するステップと、該
    不揮発性記憶装置に該新たなプログラムが存在するとき
    は、該新たなプログラムが破壊されているか否かをチェ
    ックするステップと、該新たなプログラムが破壊されて
    いないときは、該新たなプログラムを前記不揮発性の書
    き換え可能なメモリに書き込むステップとを実行するこ
    とを特徴とする画像処理装置のプログラム書き換え方
    法。
  13. 【請求項13】 前記画像処理装置の制御のもとで、前
    記不揮発性記憶装置に存在する新たなプログラムが破壊
    されていないときは、前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに記憶されている当該画像処理装置を機能させるプ
    ログラムを、バックアップとして該不揮発性記憶装置に
    書き込むステップを実行することを特徴とする請求項1
    2記載の画像処理装置のプログラム書き換え方法。
  14. 【請求項14】 前記画像処理装置の制御のもとで、前
    記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに正常に書き込まれたか否かを判定するステップを
    実行することを特徴とする請求項13記載の画像処理装
    置のプログラム書き換え方法。
  15. 【請求項15】 前記画像処理装置の制御のもとで、前
    記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに正常に書き込まれているときは、前記不揮発性記
    憶装置に記憶されている前記新たなプログラムを消去す
    るステップを実行することを特徴とする請求項14記載
    の画像処理装置のプログラム書き換え方法。
  16. 【請求項16】 前記画像処理装置の制御のもとで、該
    画像処理装置を再起動するステップを実行することを特
    徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載の画像処
    理装置のプログラム書き換え方法。
  17. 【請求項17】 前記画像処理装置の制御のもとで、前
    記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに正常に書き込まれていないときは、バックアップ
    として前記不揮発性記憶装置に書き込まれたプログラム
    を前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込むステ
    ップを実行することを特徴とする請求項14記載の画像
    処理装置のプログラム書き換え方法。
  18. 【請求項18】 画像をデジタル化して読みとる画像デ
    ータ入力部と、画像データを複数枚記憶可能なメモリ
    と、画像データを出力する画像データ出力部と、読みと
    った画像を処理する画像処理部と、当該画像処理装置を
    機能させるプログラムを記憶するための不揮発性の書き
    換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮発性
    記憶装置とを備えているプログラム書き換え機能を有す
    る画像処理装置において、前記画像処理装置は、前記不
    揮発性の書き換え可能なメモリに該画像処理装置を機能
    させるプログラムが記憶されており、かつ、該画像処理
    装置は情報機器と通信可能なftpサーバ手段を備え、
    該情報機器から送信される当該画像処理装置を機能させ
    る新たなプログラムを受信し、該新たなプログラムを前
    記不揮発性記憶装置に記憶するものであって、前記画像
    処理装置は、前記不揮発性記憶装置に前記新たなプログ
    ラムが存在するか否かを確認する手段と、該不揮発性記
    憶装置に存在する該新たなプログラムが破壊されている
    か否かをチェックする手段と、該新たなプログラムを前
    記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込む手段とを
    備えていることを特徴とするプログラム書き換え機能を
    有する画像処理装置。
  19. 【請求項19】 前記画像処理装置はさらに、前記チェ
    ック手段の前記新たなプログラムは破壊されていないと
    の判定に応答して、前記不揮発性の書き換え可能なメモ
    リに記憶されている当該画像処理装置を機能させるプロ
    グラムをバックアップとして前記不揮発性記憶装置に書
    き込む手段を備えていることを特徴とする請求項18記
    載のプログラム書き換え機能を有する画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記画像処理装置はさらに、前記新た
    なプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモリに
    正常に書き込まれているか否かを判定する手段を備えて
    いることを特徴とする請求項19記載のプログラム書き
    換え機能を有する画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記画像処理装置はさらに、前記判定
    手段の前記新たなプログラムは前記不揮発性の書き換え
    可能なメモリに正常に書き込まれているとの判定に応答
    して、前記不揮発性記憶装置に記憶されている前記新た
    なプログラムを消去する手段を備えていることを特徴と
    する請求項20記載のプログラム書き換え機能を有する
    画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記画像処理装置はさらに、該画像処
    理装置を再起動する手段を備えていることを特徴とする
    請求項18乃至21のいずれかに記載のプログラム書き
    換え機能を有する画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記画像処理装置はさらに、前記判定
    手段の前記新たなプログラムは前記不揮発性の書き換え
    可能なメモリに正常に書き込まれていないとの判定に応
    答して、前記バックアップとして不揮発性記憶装置に書
    き込まれたプログラムを該不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに書き込む手段を備えていることを特徴とする請求
    項20記載のプログラム書き換え機能を有する画像処理
    装置。
  24. 【請求項24】 画像をデジタル化して読みとる画像デ
    ータ入力部と、画像データを複数枚記憶可能なメモリ
    と、画像データを出力する画像データ出力部と、読みと
    った画像を処理する画像処理部と、当該画像処理装置を
    機能させるプログラムを記憶する不揮発性の書き換え可
    能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮発性記憶装
    置とを備え、かつ、情報機器と通信可能なftpサーバ
    手段を備え、該情報機器から送信される当該画像処理装
    置を機能させる新たなプログラムを受信し、該新たなプ
    ログラムを該不揮発性記憶装置に記憶させる画像処理装
    置に、前記不揮発性記憶装置に前記新たなプログラムが
    存在するか否かを確認するステップと、該不揮発性記憶
    装置に該新たなプログラムが破壊されているか否かをチ
    ェックするステップと、該新たなプログラムを前記不揮
    発性の書き換え可能なメモリに書き込むステップとを実
    行させることを特徴とするプログラム。
  25. 【請求項25】 前記画像処理装置に、前記不揮発性記
    憶装置に存在する新たなプログラムが破壊されていない
    ときは、前記不揮発性の書き換え可能なメモリに記憶さ
    れている該画像処理装置を機能させるプログラムを、バ
    ックアップとして該不揮発性記憶装置に書き込むステッ
    プを実行させることを特徴とする請求項24記載のプロ
    グラム。
  26. 【請求項26】 前記画像処理装置に、前記新たなプロ
    グラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモリに正常に
    書き込まれているか否かを判定するステップを実行させ
    ることを特徴とする請求項25記載のプログラム。
  27. 【請求項27】 前記画像処理装置に、前記新たなプロ
    グラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモリに正常に
    書き込まれているときは、前記不揮発性記憶装置に記憶
    されている前記新たなプログラムを消去するステップを
    実行させることを特徴とする請求項26記載のプログラ
    ム。
  28. 【請求項28】 前記画像処理装置に、該画像処理装置
    を再起動するステップを実行させることを特徴とする請
    求項24乃至27のいずれかに記載のプログラム。
  29. 【請求項29】 前記画像処理装置に、前記新たなプロ
    グラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモリに正常に
    書き込まれていないときは、バックアップとして前記不
    揮発性記憶装置に書き込まれたプログラムを前記不揮発
    性の書き換え可能なメモリに書き込むステップを実行さ
    せることを特徴とする請求項26記載のプログラム。
  30. 【請求項30】 画像をデジタル化して読みとる画像デ
    ータ入力部と、画像データを複数枚記憶可能なメモリ
    と、画像データを出力する画像データ出力部と、読みと
    った画像を処理する画像処理部と、当該画像処理装置を
    機能させるプログラムを記憶するための不揮発性の書き
    換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮発性
    記憶装置とを備えている画像処理装置のプログラム書き
    換え方法において、前記画像処理装置は、前記不揮発性
    の書き換え可能なメモリに該画像処理装置を機能させる
    プログラムが記憶されており、かつ該画像処理装置を機
    能させる新たなプログラムが前記不揮発性記憶装置に記
    憶するものであって、前記画像処理装置の制御のもと
    で、前記不揮発性記憶装置に前記新たなプログラムが存
    在するか否かを確認するステップと、該不揮発性記憶装
    置に該新たなプログラムが存在するときは、該新たなプ
    ログラムが破壊されているか否かをチェックするステッ
    プと、該新たなプログラムが破壊されていないときは、
    該新たなプログラムを前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに書き込むステップとを実行することを特徴とする
    画像処理装置のプログラム書き換え方法。
  31. 【請求項31】 前記画像処理装置の制御のもとで、前
    記不揮発性記憶装置に存在する新たなプログラムが破壊
    されていないときは、前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに記憶されている当該画像処理装置を機能させるプ
    ログラムを、バックアップとして該不揮発性記憶装置に
    書き込むステップを実行することを特徴とする請求項3
    0記載の画像処理装置のプログラム書き換え方法。
  32. 【請求項32】 前記画像処理装置の制御のもとで、前
    記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに正常に書き込まれているか否かを判定するステッ
    プを実行することを特徴とする請求項31記載の画像処
    理装置のプログラム書き換え方法。
  33. 【請求項33】 前記画像処理装置の制御のもとで、前
    記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに正常に書き込まれているときは、前記不揮発性記
    憶装置に記憶されている前記新たなプログラムを消去す
    るステップを実行することを特徴とする請求項32記載
    の画像処理装置のプログラム書き換え方法。
  34. 【請求項34】 前記画像処理装置の制御のもとで、該
    画像処理装置を再起動するステップを実行することを特
    徴とする請求項30乃至33のいずれかに記載の画像処
    理装置のプログラム書き換え方法。
  35. 【請求項35】 前記画像処理装置の制御のもとで、前
    記新たなプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに正常に書き込まれていないときは、バックアップ
    として前記不揮発性記憶装置に書き込まれたプログラム
    を前記不揮発性の書き換え可能なメモリに書き込むステ
    ップを実行することを特徴とする請求項32記載の画像
    処理装置のプログラム書き換え方法。
  36. 【請求項36】 画像をデジタル化して読みとる画像デ
    ータ入力部と、画像データを複数枚記憶可能なメモリ
    と、画像データを出力する画像データ出力部と、読みと
    った画像を処理する画像処理部と、当該画像処理装置を
    機能させるプログラムを記憶するための不揮発性の書き
    換え可能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮発性
    記憶装置とを備えているプログラム書き換え機能を有す
    る画像処理装置において、前記画像処理装置は、前記不
    揮発性の書き換え可能なメモリに該画像処理装置を機能
    させるプログラムが記憶されており、かつ、該画像処理
    装置を機能させる新たなプログラムが前記不揮発性記憶
    装置に記憶されているものであって、前記画像処理装置
    は、前記不揮発性記憶装置に前記新たなプログラムが存
    在するか否かを確認する手段と、該不揮発性記憶装置に
    存在する該新たなプログラムが破壊されているか否かを
    チェックする手段と、該新たなプログラムを前記不揮発
    性の書き換え可能なメモリに書き込む手段とを備えてい
    ることを特徴とするプログラム書き換え機能を有する画
    像処理装置。
  37. 【請求項37】 前記画像処理装置はさらに、前記チェ
    ック手段の前記新たなプログラムは破壊されていないと
    の判定に応答して、前記不揮発性の書き換え可能なメモ
    リに記憶されている当該画像処理装置を機能させるプロ
    グラムをバックアップとして前記不揮発性記憶装置に書
    き込む手段を備えていることを特徴とする請求項36記
    載のプログラム書き換え機能を有する画像処理装置。
  38. 【請求項38】 前記画像処理装置はさらに、前記新た
    なプログラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモリに
    正常に書き込まれているか否かを判定する手段を備えて
    いることを特徴とする請求項37記載のプログラム書き
    換え機能を有する画像処理装置。
  39. 【請求項39】 前記画像処理装置はさらに、前記判定
    手段の前記新たなプログラムは前記不揮発性の書き換え
    可能なメモリに正常に書き込まれているとの判定に応答
    して、前記不揮発性記憶装置に記憶されている前記新た
    なプログラムを消去する手段を備えていることを特徴と
    する請求項38記載のプログラム書き換え機能を有する
    画像処理装置。
  40. 【請求項40】 前記画像処理装置はさらに、該画像処
    理装置を再起動する手段を備えていることを特徴とする
    請求項36乃至39のいずれかに記載のプログラム書き
    換え機能を有する画像処理装置。
  41. 【請求項41】 前記画像処理装置はさらに、前記判定
    手段の前記新たなプログラムは前記不揮発性の書き換え
    可能なメモリに正常に書き込まれていないとの判定に応
    答して、前記バックアップとして不揮発性記憶装置に書
    き込まれたプログラムを該不揮発性の書き換え可能なメ
    モリに書き込む手段を備えていることを特徴とする請求
    項38記載のプログラム書き換え機能を有する画像処理
    装置。
  42. 【請求項42】 画像をデジタル化して読みとる画像デ
    ータ入力部と、画像データを複数枚記憶可能なメモリ
    と、画像データを出力する画像データ出力部と、読みと
    った画像を処理する画像処理部と、当該画像処理装置を
    機能させるプログラムを記憶する不揮発性の書き換え可
    能なメモリと、画像データを蓄積可能な不揮発性記憶装
    置とを備え、かつ、当該画像処理装置を機能させる新た
    なプログラムを該不揮発性記憶装置に記憶する画像処理
    装置に、前記不揮発性記憶装置に前記新たなプログラム
    が存在するか否かを確認するステップと、該不揮発性記
    憶装置に該新たなプログラムが破壊されているか否かを
    チェックするステップと、該新たなプログラムを前記不
    揮発性の書き換え可能なメモリに書き込むステップとを
    実行させることを特徴とするプログラム。
  43. 【請求項43】 前記画像処理装置に、前記不揮発性記
    憶装置に存在する新たなプログラムが破壊されていない
    ときは、前記不揮発性の書き換え可能なメモリに記憶さ
    れている該画像処理装置を機能させるプログラムを、バ
    ックアップとして該不揮発性記憶装置に書き込むステッ
    プを実行させることを特徴とする請求項42記載のプロ
    グラム。
  44. 【請求項44】 前記画像処理装置に、前記新たなプロ
    グラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモリに正常に
    書き込まれているか否かを判定するステップを実行させ
    ることを特徴とする請求項43記載のプログラム。
  45. 【請求項45】 前記画像処理装置に、前記新たなプロ
    グラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモリに正常に
    書き込まれているときは、前記不揮発性記憶装置に記憶
    されている前記新たなプログラムを消去するステップを
    実行させることを特徴とする請求項44記載のプログラ
    ム。
  46. 【請求項46】 前記画像処理装置に、該画像処理装置
    を再起動するステップを実行させることを特徴とする請
    求項42乃至45のいずれかに記載のプログラム。
  47. 【請求項47】 前記画像処理装置に、前記新たなプロ
    グラムが前記不揮発性の書き換え可能なメモリに正常に
    書き込まれていないときは、バックアップとして前記不
    揮発性記憶装置に書き込まれたプログラムを前記不揮発
    性の書き換え可能なメモリに書き込むステップを実行さ
    せることを特徴とする請求項44記載のプログラム。
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