JP2002207606A - 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体

Info

Publication number
JP2002207606A
JP2002207606A JP2001290016A JP2001290016A JP2002207606A JP 2002207606 A JP2002207606 A JP 2002207606A JP 2001290016 A JP2001290016 A JP 2001290016A JP 2001290016 A JP2001290016 A JP 2001290016A JP 2002207606 A JP2002207606 A JP 2002207606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image processing
program
individual
image
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001290016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002207606A5 (ja
Inventor
Hiromi Okubo
宏美 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001290016A priority Critical patent/JP2002207606A/ja
Publication of JP2002207606A publication Critical patent/JP2002207606A/ja
Priority to US10/251,798 priority patent/US20030058471A1/en
Publication of JP2002207606A5 publication Critical patent/JP2002207606A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能拡張や全く新たな機能を組み込むことが
可能か否かといったことを確認することができるプログ
ラム実装方法を提供する。 【解決手段】 複数の個別画像処理プログラムを用いて
画像処理アプリケーションを実行することができる画像
処理装置において、複数の個別画像処理プログラムと一
つの処理手段から構成されて様々な画像処理を実行する
画像処理部14と、個別画像処理プログラムを追加また
は更新する画像処理内容部18と、前記個別画像処理プ
ログラムを追加または更新する際にその個別画像処理プ
ログラムの動作を可能にする処理手段の有無を判定する
動作判定部19とを備えた。また、必要に応じ、パラメ
ータ更新手段60とパラメータ記憶手段を備えることに
よって、パラメータの変更・追加・更新を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ装置、複合機能画像処理装置、MFP
(マルチファンクションプリンタ)など画像処理装置に
関し、特に、画像処理手段の機能を追加し、または拡張
する際の、ソフトウエア、プログラムの実装方法、およ
びパラメータ等の変更手段に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体技術や情報処理技術の進歩に伴っ
て、複写機などではデジタル化が進み、さらに、多機能
化が進んでいる。特開平10−74163号公報に示されてい
るような、操作部、画像形成装置、画像読み取り装置、
およびメモリユニットを共有して、プリンタ機能、複写
機能、およびファクシミリ機能を実現しているデジタル
複写機は、その代表的な例である。この従来技術では、
それぞれの機能を実現するための画像処理プログラム
を、コピーアプリケーションプログラム、プリンタアプ
リケーションプログラム、およびファクシミリアプリケ
ーションプログラムとして、それぞれ個別に備えてい
る。なお、画像処理においてカラー画像を例にすれば、
前記プリンタ機能および複写機能では、RGBからCM
YKへの色変換処理、画像形成装置の再現特性に合わせ
たγ変換処理、ディザ処理や誤差拡散処理のような中間
調処理などが行われ、複写機能およびファクシミリ機能
では、スキャナからの読み取りデータの周波数特性を変
換するフィルタ処理や前記したRGBからCMYKへの
色変換処理、画像形成装置の再現特性に合わせたγ変換
処理、ディザ処理や誤差拡散処理のような中間調処理が
行われている。また、このようなデジタル複写機やMF
Pなど画像処理装置では、内蔵されている画像処理手段
中の画像処理プログラム(画像処理ソフトウエア)を更
新する場合、一般には、メーカ側の作業者が画像処理装
置の設置先へ出向いて更新作業を行っている。
【0003】それに対して、特開平10−91453号公報に
は、前記画像処理プログラムの更新時、作業者が設置先
に出向くことなく、デジタル複写機、プリンタ、ファク
シミリ装置など画像処理装置のプログラムを自動更新す
る手段が開示されており、その手段として、更新対象の
画像処理装置をネットワークを介してメーカ側のメンテ
ナンスサーバに接続し、プログラム更新情報を用いて、
画像処理装置内のプログラムを自動更新するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た特開平10−74163号公報に示された従来技術では、各
アプリケーションで共通に用いることができる画像処理
が多いにもかかわらず、それぞれ個別のプログラムを備
えているので、機能変更やバージョンアップにおいてそ
れぞれのプログラムの変更、修正が必要であり、作業が
煩雑になるという問題があった。また、一度客先に納入
したデジタル複写機、MFP、プリンタなど画像処理装
置の画像処理手段への新たな機能拡張などのためのプロ
グラム実装を、メーカの作業者が出向いて実施する必要
があるという問題があった。なお、特開平10−91453号
公報に示された従来技術には、デジタル複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置の装置本体が使用するプログラム
の自動更新を行う手段が提案されているが、これは元々
装置本体に組み込まれているプログラム中の誤りや不良
を修正し、あるいは、本来の機能を僅かながら拡張する
場合やバージョンアップを行うためのものである。従っ
て、大幅な機能拡張や全く新たな機能を組み込むことが
可能か否かを確認することができないので、そのような
変更を行う際には、各顧客に納入された画像処理装置の
構成や機能を、予め確認しておく等の煩雑な準備が必要
であった。本発明の目的は、このような従来技術の問題
を解決し、複写処理アプリケーションなど複数の画像処
理アプリケーションが個々の各種画像処理手段を共用す
る画像処理装置において、機能拡張や全く新たな機能を
組み込むことが可能か否かを確認することができ、ま
た、作業者が現地に出向かなくても自動的にプログラム
実装(インストール)を行うことができるプログラム実
装方法を提供することにある。更に本発明では、プログ
ラム以外に各種のパラメータを更新する必要があるこ
と、あるいは、パラメータの変更追加のみで、機能拡張
が可能な場合も多いことに鑑みて、画像処理パラメータ
の変更手段を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、複数の個別画像処理プ
ログラムを用いて画像処理アプリケーションを実行する
ことができる画像処理装置において、個別画像処理プロ
グラムを追加または更新する画像処理機能変更手段と、
前記個別画像処理プログラムを追加または更新する際に
その個別画像処理プログラムの動作を可能にする処理手
段の有無を判定する動作判定手段とを備えることを特徴
とする。請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明
において、個別画像処理プログラムを記憶媒体から読み
取る記憶媒体読み取り手段を備え、動作判定手段により
動作を可能にする処理手段があると判定されたときに前
記記憶媒体読み取り手段を用いて前記個別画像処理プロ
グラムを実装することを特徴とする。請求項3記載の発
明では、請求項1または請求項2記載の発明において、
個別画像処理プログラムと処理手段とにより、画像デー
タを圧縮する圧縮処理手段、圧縮データを伸張する伸張
処理手段、画像データの周波数伝達特性を調整するフィ
ルタ処理手段、画像データ中の画像属性を判定する像域
分離処理手段、画像の変倍または密度変換を行う変倍処
理手段、階調特性を調整するγ変換処理手段、表示色を
画像形成装置の出力色に変換する色変換処理手段、およ
び画像データを画像形成手段で表現可能な中間調データ
に変換する中間調処理手段のうちの少なくとも2つを含
むことを特徴とする。請求項4記載の発明では、請求項
1、請求項2、または請求項3記載の発明において、処
理手段がデジタルシグナルプロセッサであることを特徴
とする。
【0006】請求項5記載の発明では、請求項1乃至請
求項4記載のいずれかの発明において、画像処理アプリ
ケーションの実行時に、実行される画像処理アプリケー
ションに対応づけて複数の個別画像処理プログラム中の
一部を選択する機能選択手段を備えたことを特徴とす
る。請求項6記載の発明では、複数の個別画像処理プロ
グラムを用いて画像処理アプリケーションを実行するた
めの個別画像処理プログラムを実装するプログラム実装
方法において、ネットワークを介して画像処理装置へ前
記個別画像処理プログラムを転送する際、その個別画像
処理プログラムがその画像処理装置内の処理手段を用い
て動作することが可能か否かをその画像処理装置で判定
し、動作可能であるならばその画像処理装置に転送され
る前記個別画像処理プログラムを実装するように構成に
したことを特徴とする。請求項7記載の発明では、請求
項6記載の発明において、個別画像処理プログラムを転
送する前にその個別画像処理プログラムが動作可能か否
かを判定し、動作可能であるときのみ、その個別画像処
理プログラムを画像処理装置へ転送するように構成にし
たことを特徴とする。請求項8記載の発明では、複数の
個別画像処理プログラムにより画像処理アプリケーショ
ンを実行するための個別画像処理プログラムを実装する
プログラム実装方法において、装着された記憶媒体から
個別画像処理プログラムを読み取る際、その個別画像処
理プログラムがその画像処理装置内の処理手段を用いて
動作することが可能か否かを判定し、動作可能であるな
らばその個別画像処理プログラムを実装するように構成
にしたことを特徴とする。請求項9記載の発明では、請
求項6、請求項7、または請求項8記載の発明におい
て、個別画像処理プログラムが動作可能か否かを、個々
の画像処理装置を示す識別情報を認識することにより判
定するように構成にしたことを特徴とする。請求項10
記載の発明では、請求項6、請求項7、または請求項8
記載の発明において、実装しようとする個別画像処理プ
ログラムが動作可能でないと判定された場合、その旨を
通知するように構成にしたことを特徴とする。
【0007】請求項11記載の発明では、請求項6乃至
請求項10記載のいずれかの発明において、複数の個別
画像処理プログラムとして、画像データを圧縮する圧縮
処理プログラム、圧縮データを伸張する伸張処理プログ
ラム、画像データの周波数伝達特性を調整するフィルタ
処理プログラム、画像データ中の画像属性を判定する像
域分離処理プログラム、画像の変倍または密度変換を行
う変倍処理プログラム、階調特性を調整するγ変換処理
プログラム、表示色を画像形成装置の出力色に変換する
色変換処理プログラム、および画像データを画像形成手
段で表現可能な中間調データに変換する中間調処理プロ
グラムのうちの少なくとも2つを含むことを特徴とす
る。請求項12記載の発明では、請求項6乃至請求項1
1記載のいずれかの発明において、画像処理アプリケー
ションが、プリント処理、複写処理、ファクシミリ処
理、またはファイル管理であることを特徴とする。請求
項13記載の発明では、プログラムを記憶した記憶媒体
において、請求項6乃至請求項12記載のプログラム実
装方法のいずれかに従ってプログラミングしたプログラ
ムを記憶したことを特徴とする。請求項14記載の発明
の画像処理装置では、複数の個別画像処理プログラムを
用いて画像処理アプリケーションを実行することができ
る画像処理装置において、画像入出力機器における画像
処理を行う画像処理手段と、画像処理手段を複数の機能
から共有可能とする機能選択手段と、画像処理手段で動
作する画像処理内容を追加ないし更新する画像処理内容
変更手段と、追加ないし更新する画像処理内容が動作可
能かどうかを判定する動作判定手段を有し、画像処理内
容の追加ないし更新を可能としたことを特徴とする。
【0008】請求項15記載の発明では、請求項14記
載の画像処理装置において、その画像処理内容が、画像
処理内容を記述する画像処理手順と画像処理手順で用い
る画像処理パラメータであることを特徴とする。請求項
16記載の発明では、請求項14記載の画像処理内容更
新手段が、画像処理手順の更新に伴い、画像処理パラメ
ータを更新することを特徴とする。請求項17記載の発
明では、請求項14記載の画像処理内容更新手段が、画
像処理手順の更新に伴い、画像処理パラメータの更新が
必要かどうかを判定する画像処理パラメータ更新判定手
段を有し、画像処理パラメータの更新が必要と判定され
た場合は、画像処理パラメータの更新を行うことを特徴
とする。請求項18記載の発明では、請求項17記載の
画像処理パラメータ更新手段が、画像処理パラメータの
更新が必要か否かを、画像入出力機器固有識別情報によ
り判定することを特徴とする。請求項19記載の発明で
は、請求項15、16、17記載の画像処理装置におい
て、前記画像処理手順の更新に伴い更新する画像処理パ
ラメータが、画像入出力機器に固有な画像処理パラメー
タであることを特徴とする。請求項20記載の発明で
は、請求項14、15、16、17記載の画像処理装置
において、前記画像処理内容の更新が、通信手段を介し
て外部からリモート更新を行うことを特徴とする。請求
項21記載の発明では、請求項14、15、16記載の
画像処理装置において、前記画像処理内容の更新が、通
信手段を介して外部のサーバからソフトウエアをダウン
ロードして行うことを特徴とする。請求項22記載の発
明では、請求項21記載の画像処理装置において、前記
通信手段が、インターネットであることを特徴とする。
請求項23記載の発明では、請求項21記載の画像処理
装置において、前記通信手段が、携帯端末とインターネ
ットであることを特徴とする。
【0009】請求項24記載に発明の画像処理方法で
は、画像入出力機器における画像処理を行う画像処理手
段と、画像処理手段を複数の機能から共有可能とする機
能選択手段と、画像処理手段で動作する画像処理内容を
追加ないし更新する画像処理内容変更手段と、追加ない
し更新する画像処理内容が動作可能かどうかを判定する
動作判定手段を有し、画像処理内容の追加ないし更新可
能としたことを特徴とする。請求項25記載の発明で
は、請求項24記載の画像処理方法において、その画像
処理内容が、画像処理内容を記述する画像処理手順と画
像処理手順で用いる画像処理パラメータであることを特
徴とする。請求項26記載の発明では、請求項24記載
の画像処理方法において、その画像処理内容更新手段
が、画像処理手順の更新に伴い、画像処理パラメータを
更新することを特徴とする。請求項27記載の発明で
は、請求項24記載の画像処理方法において、その画像
処理内容更新手段が、画像処理手順の更新に伴い、画像
処理パラメータの更新が必要かどうかを判定する画像処
理パラメータ更新判定手段を有し、画像処理パラメータ
の更新が必要と判定された場合は、画像処理パラメータ
の更新を行うことを特徴とする。請求項28記載の発明
では、請求項27記載の画像処理方法において、その画
像処理パラメータ更新判定手段が、画像処理パラメータ
の更新が必要か否かを、画像入出力機器固有の識別情報
により判定することを特徴とする。
【0010】請求項29記載の発明では、請求項24、
25、26、27記載の画像処理方法において、前記画
像処理手順の更新に伴い更新する画像処理パラメータ
が、画像入出力機器に固有な画像処理パラメータである
ことを特徴とする。請求項30記載の発明では、請求項
24、25、26、27記載の画像処理方法において、
その画像処理内容の更新が、通信手段を介して外部から
リモート更新を行うことを特徴とする。請求項31記載
の発明では、請求項24、25、26、27記載の画像
処理方法において、その画像処理内容の更新は、通信手
段を介して外部のサーバからソフトウエアをダウンロー
ドして行うことを特徴とする。請求項32記載の発明で
は、請求項30、31記載の画像処理方法において、前
記通信手段が、インターネットであることを特徴とす
る。請求項33記載の発明では、請求項31記載の画像
処理方法において、前記通信手段が、携帯端末とインタ
ーネットであることを特徴とする。請求項34記載の発
明では、請求項24乃至請求項33記載のいずれか一つ
の画像処理方法を記述したプログラムであることを特徴
とする。請求項35記載の発明では、請求項34記載の
プログラムを記憶した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明は上述したように構成したので、請求項
1記載の発明では、画像処理装置の個別画像処理プログ
ラムを追加または更新する際、追加または更新される個
別画像処理プログラムの動作を可能にする処理手段がそ
の画像処理装置にあるか否かがその画像処理装置におい
て判定される。請求項4記載の発明では、請求項1、請
求項2、または請求項3記載の発明において、処理手段
がデジタルシグナルプロセッサで構成される。請求項5
記載の発明では、請求項1乃至請求項4記載のいずれか
の発明において、画像処理アプリケーションの実行時
に、実行される画像処理アプリケーションに対応づけて
複数の個別画像処理プログラム中の一部が選択される。
請求項6記載の発明では、個別画像処理プログラムがネ
ットワークを介して画像処理装置へ転送される際、その
個別画像処理プログラムがその画像処理装置内の処理手
段を用いて動作することが可能か否かがその画像処理装
置で判定され、動作可能であるならばその画像処理装置
に転送される個別画像処理プログラムが実装される。請
求項7記載の発明では、請求項6記載の発明において、
個別画像処理プログラム転送前に、その個別画像処理プ
ログラムが動作可能か否かが判定され、動作可能である
ときのみ、その個別画像処理プログラムが画像処理装置
へ転送される。請求項2および請求項8記載の発明で
は、画像処理装置に装着された記憶媒体から個別画像処
理プログラムを読み取る際、その個別画像処理プログラ
ムがその画像処理装置内の処理手段を用いて動作するこ
とが可能か否かが判定され、動作可能であるならばその
個別画像処理プログラムが実装される。
【0012】請求項9記載の発明では、請求項6、請求
項7、または請求項8記載の発明において、個別画像処
理プログラムが動作可能か否かが、個々の画像処理装置
を示す識別情報を認識することにより判定される。請求
項10記載の発明では、請求項6、請求項7、または請
求項8記載の発明において、実装しようとする個別画像
処理プログラムが動作可能でないと判定された場合、そ
の旨が利用者に通知される。請求項3および請求項11
記載の発明では、請求項1、請求項2、または請求項6
乃至請求項10記載のいずれかの発明において、複数の
個別画像処理プログラムとして、画像データを圧縮する
圧縮処理プログラム、圧縮データを伸張する伸張処理プ
ログラム、画像データの周波数伝達特性を調整するフィ
ルタ処理プログラム、画像データ中の画像属性を判定す
る像域分離処理プログラム、画像の変倍または密度変換
を行う変倍処理プログラム、階調特性を調整するγ変換
処理プログラム、表示色を画像形成装置の出力色に変換
する色変換処理プログラム、および画像データを画像形
成手段で表現可能な中間調データに変換する中間調処理
プログラムのうちの少なくとも2つが含まれる。請求項
12記載の発明では、請求項6乃至請求項11記載のい
ずれかの発明において、更新・追加される個別画像処理
プログラムを用いて、プリント処理、複写処理、ファク
シミリ処理、またはファイル管理を行うことができる。
請求項13記載の発明では、請求項6乃至請求項12記
載のプログラム実装方法のいずれかに従ってプログラミ
ングしたプログラムが例えば着脱可能な記憶媒体に記憶
される。
【0013】請求項14および請求項24記載の画像処
理装置または方法は、画像処理手段を複数の機能におい
て共有可能とする画像処理装置または方法において、追
加ないし更新する画像処理内容が動作可能かどうかを判
定するので、個々の画像処理装置において確実に動作し
得る処理内容の処理変更、更新や追加を行うことができ
る。請求項15、16、17、18、19記載の画像処
理装置、および請求項25、26、27、28、29記
載の画像処理方法では、請求項14記載の画像処理装置
または請求項24記載の画像処理方法において、その画
像処理内容が、画像処理内容を記述する画像処理手順と
画像処理手順で用いる画像処理パラメータであるので、
パラメータを含めた変更や追加、もしくはパラメータの
更新変更のみでの機能追加が可能である。請求項20記
載の画像処理装置、および請求項30記載の画像処理方
法では、画像処理内容の更新を、通信手段を介して外部
からリモート更新することができる。請求項21記載の
画像処理装置、および請求項31記載の画像処理方法で
は、画像処理内容の更新を通信手段を介して外部のサー
バからソフトウエアをダウンロードして行うことができ
る。請求項22記載の画像処理装置、および請求項32
記載の画像処理方法では、画像処理内容の更新を通信手
段を介して外部のサーバからソフトウエアをダウンロー
ド、リモート制御する際に、インターネットを使用する
ことができる。請求項23記載の画像処理装置、および
請求項33記載の画像処理方法では、画像処理内容の更
新を通信手段として、携帯端末とインターネットを使用
することができる。請求項34および請求項35記載の
発明では、請求項24乃至請求項33記載のいずれか一
つの画像処理方法を記述したプログラムを提供すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態をMFP(マルチファンクションプリンタ)の画像
処理を例に詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施
形態例に係わるネットワークシステムのシステム構成図
である。図示したように、このネットワークシステムで
は、例えばデジタル複写機1がLAN(Local Area Net
work)6に接続され、MFP2がLAN7に接続され、
このデジタル複写機1やMFP2は、インターネットな
どデータ通信網9を介して、LAN8に接続された遠隔
地にあるサーバ3との間でデータを送受信することが可
能である。このような構成で、本発明の第1の実施形態
例では、LAN8上にあるサーバ3内の画像処理プログ
ラムを用いて、MFP2で実行される画像処理機能を機
器設置後に更新または追加することができる。
【0015】図2に、本発明の第1の実施形態例のMF
P2の構成ブロック図を示す。図示したように、この実
施の形態のMFP2は、プリンタコントローラ10、パ
ーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)21、原稿
上の画像を読み取るスキャナ22、文字や画像を紙上に
出力するプリンタエンジン23を備え、プリンタコント
ローラ10では、CPU11がPC21からホストI/
F12を介して受け取った一群の描画命令をメモリ13
に蓄積する。また、CPU11はメモリ13に蓄積され
た描画命令を解釈し、その描画命令に従って、自らまた
は画像処理部14を用いて画像を描画する。なお、CP
U11はテキスト・グラフィクス命令描画を実行し、画
像処理部14はイメージ描画を実行する。画像処理部1
4では、CPU11から受けた描画指示に従って、メモ
リ13から該当するイメージオブジェクトを読み出し、
描画結果としての描画データをメモリ13に書き込む。
メモリ13上にページ全体の描画データが書き込まれて
描画が終了すると、CPU11は描画データをエンジン
I/F15を介してプリンタエンジン23へ転送し、プ
リンタエンジン23により紙への出力を行う。また、コ
ピー動作時は、スキャナ22により読み取られた画像デ
ータがスキャナI/F16を介して、メモリ13の所定
の領域に格納される。画像処理部14では、メモリ13
から該当する画像データを読み出し、所定の画像処理を
行った後にメモリ13にプリンタエンジン出力用の画像
データを作成する。そして、メモリ13上にページ全体
の出力用画像データ作成が書き込まれ、作成が終了する
と、出力用画像データをエンジンI/F15を介してプ
リンタエンジン23へ転送し、プリンタエンジン23に
より紙への出力を行う。また、この実施の形態例では、
ネットワークI/F17、LAN7、データ通信網9を
介して、遠隔地のサーバ3(図1参照)と接続し、サー
バ3との間でデータの送受信を行うことができる。図2
に示したように、プリンタコントローラ10は画像処理
内容変更部18を備えているが、この画像処理内容変更
部18は各種画像処理を行う画像処理手段である画像処
理部14における処理内容の更新・追加を行う。動作判
定部19がこの更新・追加に先立って更新・追加が可能
か否かを判定し、その判定結果に基づいて、画像処理内
容変更部18が更新・追加のための画像処理プログラム
を実装(インストール)する。なお、機能選択部20
は、画像処理部14がプリンタ動作時とコピー動作時と
で用いる画像処理手段を異ならせるように動作する。
【0016】図3に、画像処理内容変更部18の構成を
示す。図3に示した構成において、画像処理部14の個
々の画像処理手段を構成する一つまたは複数の個別画像
処理プログラムを更新、追加する際、この画像処理内容
変更部18では、ROM(図示していない)内に格納さ
れている制御プログラムに従って、ネットワークI/F
17を介してサーバ3に接続し、追加・更新される個別
画像処理プログラムがこのMFP2で動作可能か否かを
動作判定部19により判断し、動作可能と判定された場
合にダウンロード実行部31によりダウンロードを実行
し、ダウンロードプログラム記憶部34に格納する。そ
して、インストール実行部32および追加・更新実行部
33により個別画像処理プログラムの追加・更新を行
い、追加・更新したひとつまたは複数の個別画像処理プ
ログラムを画像処理プログラム記憶部35に格納する。
なお、図3において、機種情報記憶部36は当該MFP
2の機種を示す機種情報を記憶しており、プログラム情
報記憶部37は当該MFP2に実装されている個別画像
処理プログラムの名前やバージョン情報を記憶してい
る。または、追加・更新をプリンタ処理とか複写処理と
かいう画像処理アプリケーションプログラム単位で例え
ば複数の個別画像処理プログラムを追加・更新するよう
にして、プログラム情報記憶部37には、その画像処理
アプリケーションプログラムの名前やバージョン情報が
記憶されるようにしておく。また、この実施の形態で
は、請求項記載の画像処理手段、画像処理機能変更手
段、動作判定手段、および機能選択手段は、それぞれそ
の順に、画像処理部14、画像処理内容変更部18、動
作判定部19、および機能選択部20により実現され
る。
【0017】図4に、動作判定部19と、画像処理内容
変更部18内のダウンロード実行部31とにより実行さ
れる動作フローを示す。以下、図4に従って、この動作
フローの動作を説明する。まず、動作判定部19がネッ
トワークI/F17を介してサーバ3と交信し、例えば
PC21から指示された画像処理アプリケーションプロ
グラム名のひとつまたは複数から成る追加・更新用の個
別画像処理プログラム(ダウンロードプログラム)の動
作対応機種情報をサーバ3から取得し(S1)、機種情
報記憶部36に記憶されている機種情報と照合し(S
2)、実装しようとしている追加・更新用の個別画像処
理プログラムがこのMFP2で動作可能か否かを判定す
る(S3)。そして、動作不可と判定された場合には
(S3でNo)、ダウンロードを行わずにこの動作フロ
ーを終了する。なお、本発明に係わるMFP2など画像
処理装置は前記したように多数の個別画像処理手段を備
え、様々な画像処理を行っているが、それらの個別画像
処理手段は転送されてくる画像処理プログラムを実装
(インストール)するだけでは実現できず、機種に応じ
て予め備えられているハードウェア資源(画像処理手段
のハードウェア部分、例えばDSP)と協働して実現し
ているので、個別画像処理プログラムが動作可能なハー
ドウェアを備えていない機種は動作不可である。つま
り、各追加・更新用の画像処理プログラムは必要なハー
ドウェ資源を備えていて対応可能である機種を示す一つ
または複数の機種情報と対でサーバ3に用意されてい
る。一方、動作可能であるときは(S3でYes)、ダ
ウンロード実行部31がサーバ3から追加・更新用の個
別画像処理プログラムを含むダウンロードプログラムの
Ver(バージョン)情報を取得し(S4) 、当該M
FP2に実装されている対応する現個別画像処理プログ
ラムグループのバージョンをプログラム情報記憶部37
から取得し(S5)、ダウンロードプログラムのバージ
ョンVinstが現個別画像処理プログラムグループのバー
ジョンVnowよりも新しいか否かを判定する(S6)。
そして、新しい場合には(S6でYes)、ダウンロー
ドを開始し(S7)、ダウンロードプログラム記憶部3
4に記憶し(S8)、画像処理プログラムのダウンロー
ドが完了すると、この動作フローを終了する。また、ダ
ウンロードプログラムのバージョンVinstが現個別画像
処理プログラムグループのバージョンVnowよりも新し
くない場合は(S6でNo)、ダウンロードを行うこと
なく、この動作フローを終了する。
【0018】次に、インストール実行部32によりダウ
ンロードしたプログラムの実装(インストール)、およ
び追加・更新実行部33の動作フローを図5に従って説
明する。まず、インストール実行部32が、ダウンロー
ドプログラム記憶部34に記憶されているダウンロード
プログラムを読み出し(S11)、既に存在する個別画
像処理プログラムの更新か、あるいは新たな個別画像処
理プログラムの追加であるかを判定する(S12)。例
えば、PC21から指示され、保持されているアプリケ
ーションプログラム名とプログラム情報記憶部37に記
憶してある現個別画像処理プログラムグループのプログ
ラム名(例えばアプリケーションプログラム名をそのま
ま用いる)を比較することにより判定することができ
る。そして、更新であるときは、画像処理プログラム記
憶部35に格納してある現在の対応する個別画像処理プ
ログラムとの入れ替えを行うことにより新しいバージョ
ンの個別画像処理プログラムを実装する(S13)。更
に、追加・更新実行部33がバージョン(Ver)情報
の更新を行い(S14)、プログラム情報記憶部37に
プログラム名に対応づけて格納する。それに対して、プ
ログラムの追加である場合には、インストール実行部3
2が画像処理プログラム記憶部35に新たな個別画像処
理プログラムを実装し(S15)、追加・更新実行部3
3がプログラム名などプログラム情報およびバージョン
(Ver)情報をプログラム情報記憶部37に登録する
(S16)。なお、ダウンロード実行部31、インスト
ール実行部32、および追加・更新実行部33は例えば
ROM(図示していない)に記憶されたプログラムに従
ってCPU11が動作するようにして実現してもよい。
また、その後、画像処理アプリケーションが実行される
場合、画像処理プログラム記憶部35内の個別画像処理
プログラムを画像処理部14に取り込んで実行してもよ
いし、取り込まずに画像処理プログラム記憶部35内の
個別画像処理プログラムを実行時点で参照しながら実行
してもよい。
【0019】例えば、PC21からイメージ描画命令を
受けた場合については、画像処理部14内のハードウェ
アである例えばDSPなど処理手段と画像処理プログラ
ム記憶部35から取り込んだ個別画像処理プログラムと
から図6に示したような各個別画像処理手段が構成さ
れ、図示したようなデータフローで次のように動作す
る。まず、描画命令がPC21から入力され、描画命令
解釈手段41がその命令を解釈・実行し、その出力であ
る圧縮したイメージオブジェクトデータをスプールバッ
ファメモリ42に格納する。その後、伸張処理手段43
が格納されたイメージオブジェクトデータを読み出し、
読み出したデータを伸張する。さらに、色変換・γ変換
手段44がRGBデータからプリンタの印字色であるC
MYKへの変換処理、およびプリンタの階調特性に合わ
せたγ変換処理を施し、中間調処理手段45がプリンタ
の印字能力に合わせた面積階調処理または濃度変調処理
を行う。そして、中間調処理された描画データを受け取
ったROP処理手段46が、ROP命令(ラスターオペ
レーション命令)を用いて、既に描画された画像データ
の格納されているバンドバッファメモリ47との間で背
景との重ね合わせ処理を行うことにより、バンドバッフ
ァメモリ47に描画する。
【0020】バンドバッファメモリ47への描画が終了
すると、圧縮処理手段48が圧縮処理を行い、ページバ
ッファメモリ49に格納する。ページ内の全ての領域に
ついて前記の処理を繰り返し、全ての領域の描画を完了
させるのである。その後、伸張処理手段50がページバ
ッファメモリ49からデータを読み出し、伸張処理を行
なってエンジンI/F15へ出力する。また、コピー動
作時には、図7に示したデータフローを実行する各個別
画像処理手段を構成して次のように動作する。まず、ス
キャナ22により原稿から読み取った画像データがメモ
リ42に格納される。その後、メモリ42から画像デー
タを読み出し、フィルタ処理手段51を用いて、所定の
周波数伝達特性(空間周波数特性)に従ったフィルタ処
理を行う。続いて、変倍処理手段52により、指定の変
倍率に合わせて変倍処理を行い、色変換・γ変換手段4
4がRGBデータからプリンタの印字色であるCMYK
への変換処理、およびプリンタの階調特性に合わせたγ
変換処理を施し、中間調処理手段45がプリンタの印字
能力に合わせた面積階調処理または濃度変調処理を行
う。さらに、圧縮処理手段48が圧縮処理を行い、ペー
ジバッファメモリ49に格納する。ページ内の全ての領
域について前記の処理を繰り返し、全ての領域の描画を
完了させる。その後、伸張処理手段50がページバッフ
ァメモリ49からデータを読み出し、伸張処理を行って
エンジンI/F15へ出力する。
【0021】なお、画像処理部14を構成する画像処理
手段としては、このほか、画像データ中の画像属性を判
定する像域分離処理手段、画像の変倍または密度変換を
行う変倍処理手段などが可能である。また、この実施の
形態では、図2に示した機能選択部20により、前記し
たように、画像処理部14におけるプリンタ動作時とコ
ピー動作時での処理プログラム、つまり個別画像処理手
段の構成を異なったものにし、それぞれの処理プログラ
ムにて用いる画像処理手段を異ならせる。この様子を説
明したのが、図8に示したフロー図であり、図9および
図10には、図2に示した画像処理部14を実現するた
めの構成を示している。
【0022】図8に示したように、この実施の形態で
は、まず、利用者の指示に従って、選択された機能がコ
ピー機能かプリンタ機能かを判定する(S21)。そし
て、プリンタ機能である場合には、プリンタ用画像処理
アプリケーションプログラムに従って実行し(S2
2)、コピー機能である場合には、コピー用画像処理ア
プリケーションプログラムを実行する(S23)。そし
て、どちらの画像処理アプリケーションプログラムも実
行終了後は図8に示したプログラムの先頭に戻る。な
お、プログラムの切替を、起動されているそれぞれの画
像処理アプリケーションプログラムのなかで判断するよ
うにしてもよい。
【0023】図9は画像処理部14のハードウェアであ
る処理手段を汎用のプロセッサ(CPU2)51を用い
た例(画像処理部14aとして図示)である。また、図
10には、画像処理部14を実現するための構成とし
て、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)52を用い
た例(画像処理部14bとして図示)を示す。いずれの
画像処理部も図8で説明したように動作する。また、前
記DSP52は汎用の数値演算プロセッサでもよいし、
例えばSIMD(シングルインストラクション・マルチ
データ)演算器を用いたビデオプロセッサのように、画
像処理部14bを実現するために最適化したミドルウエ
ア(プロセッサの実行する画像処理内容を再構成するプ
ログラム)を用いてもよい。以上、MFP2におけるプ
リンタ機能とコピー機能での画像処理手段(画像処理部
14)の共有を例に説明したが、画像処理手段の共有と
しては、画像処理内容およびその処理フローが概ね同一
のプリンタ機能とファクシミリ機能、プリンタ機能とフ
ァイリング機能、またはコピー機能とファクシミリ機能
などの組み合わせ、またはすべての機能の共有であって
も、同様にして本発明によった画像処理プログラム実装
方法を実施することができる。この実施の形態によれ
ば、個別画像処理プログラムがネットワークを介して画
像処理装置へ転送される際、その個別画像処理プログラ
ムがその画像処理装置内の処理手段を用いて動作するこ
とが可能か否かがその画像処理装置で判定され、動作可
能であるならばその画像処理装置に転送される個別画像
処理プログラムが実装されるので、機能拡張や全く新た
な機能を組み込むことが可能か否かが実際に実装しなく
てもわかるし、作業者が現地に出向かなくても自動的に
プログラム実装を行うこともできる。また、個別画像処
理プログラム転送前に、その個別画像処理プログラムが
動作可能か否かが判定され、動作可能であるときのみ、
その個別画像処理プログラムが画像処理装置へ転送され
るように構成すれば、無駄なプログラム転送を行なわな
いで済む。また、個別画像処理プログラムが動作可能か
否かが、個々の画像処理装置を示す識別情報を認識する
ことにより判定されるので、判定が容易である。
【0024】図11は本発明の第2の実施形態例を示す
MFPの構成ブロック図である。図示したように、この
実施の形態のMFP2は、図2に示した第1の実施形態
例の構成に加えて動作不可通知部24を備えている。こ
の動作不可通知部24は例えばPC21に対して動作不
可メッセージを返すようにして、PC21の表示装置に
動作不可である旨を表示し、あるいは、メッセージを音
声出力するような音声出力手段を備えたPC21であれ
ば動作不可である旨を音声で出力させる。このような構
成で、プリンタコントローラ10は、PC21からの描
画命令をホストI/F12を介してメモリ13に蓄積
し、CPU11がメモリ13に蓄積された描画命令を解
釈し、描画命令に従って、CPU11または画像処理部
14が画像描画を行う。CPU11はテキスト・グラフ
ィクス命令描画を実行し、画像処理部14は、CPU1
1から受けた描画指示に従って、メモリ13から該当す
るイメージオブジェクトを読み出し、描画結果としての
描画データをメモリ13に書き込むのである。そして、
メモリ13上にページ全体の描画データが書き込まれて
描画が終了すると、CPU11は描画データをエンジン
I/F15を介してプリンタエンジン23へ転送し、プ
リンタエンジン23により紙への出力を行う。また、コ
ピー動作時は、スキャナ22により読み取られた画像デ
ータがスキャナI/F16を介して、メモリ13の所定
の領域に格納される。画像処理部14では、メモリ13
から該当する画像データを読み出し、所定の画像処理を
行った後にメモリ13にプリンタエンジン出力用の画像
データを作成する。そして、メモリ13上にページ全体
の出力用画像データ作成が書き込まれ、作成が終了する
と、出力用画像データをエンジンI/F15を介してプ
リンタエンジン23へ転送し、プリンタエンジン23に
より紙への出力を行う。また、ネットワークI/F1
7、LAN7、データ通信網9を介して、遠隔地のサー
バ3(図1参照)と接続し、サーバ3との間でデータの
送受信を行うことができる。また、この実施の形態で
は、画像処理部14における画像処理機能の更新・追加
を、動作判定部19の判定結果に基づき、画像処理内容
変更部18により行う。また、その際、動作判定部19
により、更新・追加する画像処理機能がこのMFP2で
は動作不可であると判定された場合には、動作不可通知
部24がその旨を通知する。
【0025】より具体的には、図3に示したような構成
の画像処理内容変更部18により、ROM(図示してい
ない)内に格納されている制御プログラムに従って個別
画像処理プログラムを更新、追加する際、ネットワーク
I/F17を介してサーバ3に接続し、追加・更新され
る個別画像処理プログラムがこのMFP2で動作可能か
否かを動作判定部19により判断し、動作可能と判定さ
れた場合にダウンロード実行部31によりダウンロード
を実行し、ダウンロードプログラム記憶部34に格納す
る。しかし、動作不可と判定された場合は、動作不可通
知部24により、動作が不可能である旨を利用者に通知
する。
【0026】図12に、動作判定部19と、画像処理内
容変更部18内のダウンロード実行部31とにより実行
される動作フローを示す。以下、図12に従って、この
動作フローの動作を説明する。まず、動作判定部19が
ネットワークI/F17を介してサーバ3と交信し、例
えばPC21から指示されたプログラム名の追加・更新
用の個別画像処理プログラム(ダウンロードプログラ
ム)の動作対応機種情報をサーバ3から取得し(S2
1)、機種情報記憶部36に記憶されている機種情報と
照合し(S22)、実装しようとしている追加・更新用
の個別画像処理プログラムがこのMFP2で動作可能か
否かを判定する(S23)。そして、動作不可と判定さ
れた場合には(S23でNo)、ダウンロードを行わ
ず、動作不可通知を行って(S29)この動作フローを
終了する。
【0027】それに対して、動作可能であるときには
(S23でYes)、ダウンロード実行部31がサーバ
3から追加・更新用の個別画像処理プログラム(ダウン
ロードプログラム)のVer(バージョン)情報を取得
し(S24) 、当該MFP2に実装されている現個別
画像処理プログラム(プログラムグループ)のバージョ
ンをプログラム情報記憶部37から取得し(S25)、
ダウンロードプログラムのバージョンVinstが現個別画
像処理プログラムのバージョンVnowよりも新しいか否
かを判定する(S26)。そして、新しい場合には(S
26でYes)、ダウンロードを開始し(S27)、ダ
ウンロードプログラム記憶部34に記憶し(S28)、
個別画像処理プログラムのダウンロードが完了すると、
この動作フローを終了させる。また、ダウンロードプロ
グラムのバージョンVinstが現個別画像処理プログラム
のバージョンVnowよりも新しくなければ(S26でN
o)、ダウンロードを行わずにこの動作フローを終了す
る。こうして、第2の実施の形態によれば、第1の実施
形態例の効果に加えて、実装しようとする個別画像処理
プログラムが動作可能でないと判定された場合、その旨
が利用者に通知されるので、利用者は機能拡張や全く新
たな機能を組み込むことが可能か否かといったことを実
際に実装しなくても容易にわかる。
【0028】図13は本発明の第3の実施形態例を示す
MFPの構成ブロック図である。図示したように、この
実施の形態のMFP2は、図2に示した第1の実施形態
例の構成におけるネットワークI/F17の代わりに記
憶媒体読み取り手段である記憶媒体読み取り装置25を
備える。このような構成で、プリンタコントローラ10
は、PC21からの描画命令をホストI/F12を介し
てメモリ13に蓄積し、CPU11がメモリ13に蓄積
された描画命令を解釈し、描画命令に従って、CPU1
1または画像処理部14が画像描画を行う。CPU11
はテキスト・グラフィクス命令描画を実行し、画像処理
部14は、CPU11から受けた描画指示に従って、メ
モリ13から該当するイメージオブジェクトを読み出
し、描画結果としての描画データをメモリ13に書き込
む。メモリ13上にページ全体の描画データが書き込ま
れて描画が終了すると、CPU11は描画データをエン
ジンI/F15を介してプリンタエンジン23へ転送
し、プリンタエンジン23により紙への出力を行う。
【0029】また、コピー動作時は、スキャナ22によ
り読み取られた画像データがスキャナI/F16を介し
て、メモリ13の所定の領域に格納される。画像処理部
14では、メモリ13から該当する画像データを読み出
し、所定の画像処理を行った後にメモリ13にプリンタ
エンジン出力用の画像データを作成する。そして、メモ
リ13上にページ全体の出力用画像データ作成が書き込
まれ、作成が終了すると、出力用画像データをエンジン
I/F15を介してプリンタエンジン23へ転送し、プ
リンタエンジン23により紙への出力を行う。また、記
憶媒体読み取り装置25により、記憶媒体(CD−RO
M、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディス
ク、メモリカードなど)に記憶されたプログラムなどの
読み取りを行うことができる。また、画像処理部14の
画像処理機能の更新・追加を、動作判定部19の判定結
果に基づき、画像処理内容変更部18aにより行う(図
13および図14参照)。個別画像処理プログラムの更
新、追加時、ROM内に格納されている制御プログラム
に従って、前記記憶媒体に記憶されている追加・更新用
個別画像処理プログラムをこのMFP2で動作可能か否
かを動作判定部19が判断し、動作可能と判定された場
合、プログラム読込み実行部31aが記憶媒体読み取り
装置25により記憶媒体からその個別画像処理プログラ
ムを読み出し、プログラム記憶部34aに格納する。次
に、インストール実行部32および追加・更新実行部3
3により個別画像処理プログラムの追加・更新を行い、
追加変更した個別画像処理プログラムを画像処理プログ
ラム記憶部35に格納する。
【0030】図15に、動作判定部19と、画像処理内
容変更部18a内のプログラム読込み実行部31aとに
より実行される動作フローを示す。以下、図15に従っ
て、この動作フローの動作を説明する。まず、動作判定
部19が、記憶媒体内に記録されている、例えばPC2
1から指示されたプログラム名の追加・更新用の個別画
像処理プログラムグループの動作対応機種情報を記憶媒
体読み取り装置25を介して取得し(S31)、機種情
報記憶部36に記憶されている機種情報と照合し(S3
2)、実装しようとしている追加・更新用の個別画像処
理プログラムがこのMFP2で動作可能か否かを判定す
る(S33)。そして、動作不可と判定された場合には
(S33でNo)、記憶媒体からのプログラム読み取り
を行わずにこの動作フローを終了する。それに対して、
動作可能であるときには(S33でYes)、プログラ
ム読込み実行部31aが記憶媒体から追加・更新用の個
別画像処理プログラムグループのVer(バージョン)
情報を取得し(S34) 、当該MFP2に実装されて
いる現個別画像処理プログラムグループのバージョンを
プログラム情報記憶部37から取得し(S35)、追加
・更新用の個別画像処理プログラムグループのバージョ
ンVinstが現個別画像処理プログラムグループのバージ
ョンVnowよりも新しいか否かを判定し(S36)、新
しい場合には(S36でYes)、読み込みを開始し
(S37)、読み込んだ個別画像処理プログラムをプロ
グラム記憶部34aに記憶し(S38)、個別画像処理
プログラムの読み込みが完了すると、この動作フローを
終了する。また、読み込んだ個別画像処理プログラムグ
ループのバージョンVinstが現個別画像処理プログラム
グループのバージョンVnowよりも新しくなければ(S
36でNo)、読み込みを行わずにこの動作フローを終
了する。以下、読み込んだ個別画像処理プログラムの実
装(インストール)および追加・更新実行部33の動作
フローは、ダウンロードした個別画像処理プログラムか
記憶媒体から読み込んだ個別画像処理プログラムかの違
いだけで、第1および第2の実施の形態と同様であるの
で説明を省略する。この実施の形態によれば、画像処理
装置に装着された記憶媒体から個別画像処理プログラム
を読み取る場合においても、遠隔からの自動実装を除く
第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0031】図16は本発明の第4の実施形態例を示す
MFPの構成ブロック図である。図示したように、この
実施の形態のMFP2は、図13に示した第3の実施形
態例の構成に加えて、動作不可通知部24を備える。こ
のような構成で、この実施の形態のプリンタコントロー
ラ10は、PC21からの描画命令をホストI/F12
を介してメモリ13に蓄積し、CPU11がメモリ13
に蓄積された描画命令を解釈し、その描画命令に従っ
て、CPU11または画像処理部14が画像描画を行
う。CPU11はテキスト・グラフィクス命令描画を実
行し、画像処理部14は、CPU11から受けた描画指
示に従って、メモリ13から該当するイメージオブジェ
クトを読み出し、描画結果としての描画データをメモリ
13に書き込む。メモリ13上にページ全体の描画デー
タが書き込まれて描画が終了すると、CPU11は描画
データをエンジンI/F15を介してプリンタエンジン
23へ転送し、プリンタエンジン23により紙への出力
を行う。また、コピー動作時は、スキャナ22により読
み取られた画像データがスキャナI/F16を介して、
メモリ13の所定の領域に格納される。画像処理部14
では、メモリ13から該当する画像データを読み出し、
所定の画像処理を行った後にメモリ13にプリンタエン
ジン出力用の画像データを作成する。そして、メモリ1
3上にページ全体の出力用画像データ作成が書き込ま
れ、作成が終了すると、出力用画像データをエンジンI
/F15を介してプリンタエンジン23へ転送し、プリ
ンタエンジン23により紙への出力を行う。また、記憶
媒体読み取り装置25により、記憶媒体(CD−RO
M、フロッピーディスク、ハードディスク、メモリカー
ドなど)に記憶されたプログラムなどの読み取りを行う
ことができる。また、画像処理部14の画像処理機能の
更新・追加を、動作判定部19の判定結果に基づき、画
像処理内容変更部18aにより行う(図13および図1
4参照)。個別画像処理プログラムの更新、追加時、R
OM内に格納されている制御プログラムに従って、前記
記憶媒体に記憶されている追加・更新個別画像処理プロ
グラムをこのMFP2で動作可能か否かを動作判定部1
9が判断し、動作可能と判定された場合、プログラム読
込み実行部31aが記憶媒体読み取り装置25により記
憶媒体からその個別画像処理プログラムを読み出し、プ
ログラム記憶部34aに格納する。また、動作不可と判
定された場合には動作不可通知部24によりその旨を利
用者に通知する。さらに、インストール実行部32およ
び追加・更新実行部33により個別画像処理プログラム
の追加・更新を行い、追加変更した個別画像処理プログ
ラムを画像処理プログラム記憶部35に格納する。
【0032】図17に、動作判定部19と、画像処理内
容変更部18a内のプログラム読込み実行部31aとに
より実行される動作フローを示す。以下、図17に従っ
て、この動作フローの動作を説明する。まず、動作判定
部19が、記憶媒体内に記録されている、例えばPC2
1から指示されたプログラム名の追加・更新用の個別画
像処理プログラムグループの動作対応機種情報を記憶媒
体読み取り装置25を介して取得し(S41)、機種情
報記憶部36に記憶されている機種情報と照合し(S4
2)、実装しようとしている個別追加・更新用の画像処
理プログラムがこのMFP2で動作可能か否かを判定す
る(S43)。そして、動作不可と判定された場合には
(S43でNo)、記憶媒体からのプログラム読み取り
ダウンロードを行わず、動作不可通知部24により利用
者に対して動作不可通知を行って(S49)、この動作
フローを終了する。それに対して、動作可能であるとき
には(S43でYes)、プログラム読込み実行部31
aが記憶媒体から追加・更新用の個別画像処理プログラ
ムグループのVer(バージョン)情報を取得し(S4
4) 、当該MFP2に実装されている現個別画像処理
プログラムグループのバージョンをプログラム情報記憶
部37から取得し(S45)、追加・更新用の個別画像
処理プログラムグループのバージョンVinstが現個別画
像処理プログラムグループのバージョンVnowよりも新
しいか否かを判定し(S46)、新しい場合には(S4
6でYes)、読み込みを開始し(S47)、読み込ん
だ個別画像処理プログラムをプログラム記憶部34aに
記憶し(S48)、個別画像処理プログラムの読み込み
が完了すると、この動作フローを終了する。また、読み
込んだ個別画像処理プログラムグループのバージョンV
instが現個別画像処理プログラムグループのバージョン
Vnowよりも新しくなければ(S46でNo)、読み込
みを行わずにこの動作フローを終了する。
【0033】以下、読み込んだ個別画像処理プログラム
の実装(インストール)および追加・更新実行部33の
動作フローは、ダウンロードした個別画像処理プログラ
ムか記憶媒体から読み込んだ個別画像処理プログラムか
の違いだけで、第1および第2の実施の形態と同様であ
るので説明を省略する。この実施の形態によれば、第3
の実施の形態の効果に加えて、利用者は機能拡張や全く
新たな機能を組み込むことが可能か否かといったことを
実際に実装しなくても容易にわかる。以上、図面に従っ
て本発明の各実施の形態を説明したが、説明したような
本発明のプログラム実装方法に従ってプログラミングし
たプログラムを例えば着脱可能な記憶媒体に記憶し、そ
の記憶媒体をこれまで本発明によったプログラム実装を
行うことができなかったパーソナルコンピュータなど情
報処理装置に装着することにより、その情報処理装置に
おいても本発明によったプログラム実装を行うことがで
きる。
【0034】更に、本発明は以下のように変形すること
も可能である。図18は、本発明の他の実施態様例を示
すブロック構成図である。この構成は既に説明した図3
における画像処理変更部18と、画像処理内容記憶部3
5の構成が異なっており、それぞれ画像処理変更部18
b、画像処理内容記憶部35bとし、その他のブロック
は図3と同一符号を記載している。この例に示す画像処
理装置の特徴は、変更や追加対象がプログラムソフトに
限らず、画像処理パラメータを含んでおり、それに伴っ
て画像処理内容記憶部35bには、複数の機能ソフトプ
ログラムと共に、それぞれに付随するパラメータを記憶
する領域を備えている。
【0035】図18において、画像処理手順と画像処理
パラメータとを含む画像処理内容の更新、追加はROM
(不図示)内に格納されている制御プログラムに従って行
われる。まず、ネットワークI/F17を介してサーバ
3に接続され、追加・更新ソフトウエアを本MFPで動
作することが可能であるか否かを、動作判定部19にお
いて判断し、動作可能と判定された場合はダウンロード
実行部31によりダウンロードを実行し、ダウンロード
ソフトウエア記憶部34bに格納する。次に、インスト
ール実行部32及び追加・更新実行部33により画像処
理手順である画像処理ソフトウエアと画像処理パラメー
タの追加・更新を行い、追加変更した画像内容(ソフト
ウエアとパラメータ)を画像処理内容記憶部35bに格
納する。図19は、動作判定部19、画像処理内容変更
部18b内のダウンロード実行部31の動作フロー例を
示す図である。まず、動作判定部19は、サーバ3の追
加・更新用ソフトウエア(ダウンロードソフトウエア)の
動作対応機種情報を取得し(S50)、機種情報記憶部3
6にメモリされた当該装置の機種情報と照合し(S5
1)、当該装置においてダウンロードしようとするソフ
トウエアで動作可能か否かを判定する(S52)。この判
定の結果、動作不可と判定された場合は、ダウンロード
を行わず終了する(S52 No)が、判定の結果、動作
可能であるときには(S52 Yes)、サーバ3から
追加・更新用ソフトウエア(ダウンロードソフトウエア)
のVer(バージョン)情報を取得すると共に(S53)
、現ソフトウエアのバージョンをチェックし(S5
4)、ダウンロードソフトウエアのバージョン(Vinst)
が現ソフトウエアのバージョン(Vnow)よりも新しけれ
ば(S55 Yes)、ダウンロードを開始し(S56)、
その内容をダウンロードソフトウエア記憶部34bに記
憶し(S57)、全てのソフトウエアのダウンロードが完
了した後終了する。一方、S55の判断の結果、ダウン
ロードソフトウエアのバージョン(Vinst)が現ソフトウ
エアのバージョン(Vnow)よりも新しくなければ(S55
No)、ダウンロードを行わずに終了する。
【0036】次に、ダウンロードしたソフトウエア及び
画像処理パラメータのインストール及び追加・更新実行
部の動作フローを図20に示し、この図に従って説明す
る。図20において、まず、ダウンロードソフトウエア
記憶部34bに格納されているダウンロードソフトウエ
アを読み出し(S60)、既に存在する画像処理ソフトウ
エアの更新であるか、新たな画像処理内容の追加である
かを判断する(S61)。ソフトウエアの更新であるとき
は、画像処理内容記憶部35bに格納してある現在のソ
フトウエアとの入れ替えを行い(S62)、更に、バージ
ョン(Ver)情報の更新を行い(S63)、図19のソフト
ウエア情報記憶部37bに格納する(フロー図示省
略)。一方、S61における判定の結果、ソフトウエア
の追加であるときは(S61 追加)、新たなソフトウ
エアの追加を行い(S64)、新たなソフトウエアを画像
処理内容記憶部35bに格納し、ソフトウエア情報及び
バージョン(Ver)情報の登録を行い(S65)、図19に
示すソフトウエア情報記憶部37bに格納する(フロー
図示省略)。次に、画像処理パラメータの更新では、画
像入出力機器固有の機器情報を取得し(S66)、パラメ
ータ更新判定部60によって、取得した機器情報により
パラメータの更新が必要かどうかを判定し(S67)、必
要と判定された場合には機器固有の画像処理パラメータ
の更新または追加(S68)を行い、画像処理内容記憶部
35bにパラメータを格納する。なお、ここで、図19
に示すダウンロード実行部31、インストール実行部3
2及び追加・更新実行部33はROMに格納されたソフ
トウエアを中央処理部(CPU)11で実行しても良いこ
とは言うまでもない。この例において、画像処理部14
の動作は、図6を用いて説明したものと同じであり、ま
た、コピー動作時の画像処理内容と処理の流れは、図7
を使用して既に説明した場合と同じであるので、ここで
の説明は省略する。また、MFPにおけるプリンタ機能
とコピー機能での画像処理手段の共有を例に説明した
が、画像処理手段の共有としては、画像処理及びフロー
が概ね同一のプリンタ機能とFAX機能、プリンタ機能
とファイリング機能、あるいはコピー機能とFAX機能
等の組み合わせ、あるいは全ての機能での画像処理手段
の共有においても、概ね同じであることは詳しく説明す
るまでもないであろう。
【0037】図21は、本発明の更に他の実施態様例に
係るネットワークシステム図である。この図に示す例で
は、図1において既に説明した実施例と異なる点は、携
帯端末装置を介して、各種の制御を可能にしたことであ
る。即ち、図21に示すように、デジタル複写機1や、
マルチファンクションプリンタ(MFP)2が、ネット
ワークインターフェースを介してインターネット9やL
AN(Local Area Network)8に接続されたサーバ3と通
信を行い、画像処理用スフとウエアの変更や、バージョ
ンアップのためのソフトの追加等を、自動的に行う例を
説明したが、更に、デジタル複写機1やMFP2で行う
画像処理内容を機器設置後更新あるいは追加するため
に、携帯端末61によっても行うことができる。携帯端
末としては、近年種々のものが実用化されており、例え
ば携帯電話、PDC(Personal Digital Cellular syst
em)等が知られており、これら携帯端末から所要の画像
処理装置にデータを送信し、画像処理を依頼することも
できる。従って、本実施例のように携帯端末から画像処
理装置のソフトウエア変更、更新が可能であれば、より
一層利便性が向上する。なお、携帯端末を使用して、上
述した各制御を行う場合も、既に説明した場合とほぼ同
様であるので、以下の動作説明は省略する。
【0038】図22は、更に、本発明の他の実施態様例
を示すブロック構成図である。この例では、既に説明し
た図18の構成に更に、記憶媒体読取部(記憶媒体読取
手段)63を備えた点が特徴である。なお、ネットワー
クI/F部17を図示していないが、これを併設してお
き、上述した各発明と共に実施しても良いことは云うま
でもない。この実施例のように記憶媒体読取手段63を
備えておけば、既に説明した各種機能を実行するための
ソフトウエアを記憶した媒体から、読み取って実行する
ことができる。即ち、実施例1乃至2に記載した画像処
理内容の更新を、更新方法を記憶した記憶媒体を介して
行うことも可能となる。なお、更新動作は、既に説明し
たものとほぼ同様であるので、説明は省略する。
【0039】
【発明の効果】本発明は上述したように構成したので、
請求項1記載の発明では、画像処理装置の個別画像処理
プログラムを追加または更新する際、追加または更新さ
れる個別画像処理プログラムの動作を可能にする処理手
段をその画像処理装置に備えられているか否かを、実際
にプログラムを実装することなく像処理装置において判
定することができる。請求項4記載の発明では、請求項
1、請求項2、または請求項3記載の発明において、処
理手段がデジタルシグナルプロセッサで構成されるの
で、具体的に実施する際に、高価な手段を必要としな
い。また、個別プログラムを高速で実行可能となり、そ
のプログラミングが容易となる。請求項5記載の発明で
は、請求項1乃至請求項4記載のいずれかの発明におい
て、画像処理アプリケーションの実行時に、実行される
画像処理アプリケーションに対応づけて複数の個別画像
処理プログラム中の一部が選択されるので、共通の処理
手段を用いて複数の画像処理アプリケーションを容易に
実現することができる。請求項6記載の発明では、個別
画像処理プログラムがネットワークを介して画像処理装
置へ転送される際、その個別画像処理プログラムがその
画像処理装置内の処理手段を用いて動作することが可能
か否かがその画像処理装置で判定され、動作可能である
場合、その画像処理装置に転送される個別画像処理プロ
グラムが実装されるので、動作が不可能な機能拡張や全
く新しい機能を組み込むといった無用の作業を排除する
ことができる。また、作業者が現地に出向くことなく自
動的にプログラムの変更、修正、追加が可能となる。請
求項7記載の発明では、請求項6記載の発明において、
個別画像処理プログラム転送前に、その個別画像処理プ
ログラムが動作可能か否かが判定され、動作可能である
ときのみ、その個別画像処理プログラムが画像処理装置
へ転送されるので、動作が不可能な機能拡張や全く新し
い機能を組み込むといった無用の作業を排除することが
できる。また、作業者が現地に出向くことなく自動的に
プログラムの変更、修正、追加が可能となる。
【0040】請求項2および請求項8記載の発明では、
画像処理装置に装着された記憶媒体から個別画像処理プ
ログラムを読み取る際、その個別画像処理プログラムが
その画像処理装置内の処理手段を用いて動作することが
可能か否かが判定され、動作可能であるならばその個別
画像処理プログラムが実装されるので、画像処理装置に
実装された記憶媒体から個別プログラムを読み取る場合
においても請求項1記載の発明と同様の効果を得ること
ができる。請求項9記載の発明では、請求項6、請求項
7、または請求項8記載の発明において、個別画像処理
プログラムが動作可能か否かが、個々の画像処理装置を
示す識別情報を認識することにより判定されるので、判
定が容易である。請求項10記載の発明では、請求項
6、請求項7、または請求項8記載の発明において、実
装しようとする個別画像処理プログラムが動作可能でな
いと判定された場合、その旨が利用者に通知されるの
で、動作が不可能な機能拡張や全く新しい機能を組み込
むといった無用の作業を排除することができる。請求項
3および請求項11記載の発明では、請求項1、請求項
2、または請求項6乃至請求項10記載のいずれかの発
明において、複数の個別画像処理プログラムとして画像
データを圧縮する圧縮処理プログラム、圧縮データを伸
張する伸張処理プログラム、画像データの周波数伝達特
性を調整するフィルタ処理プログラム、画像データ中の
画像属性を判定する像域分離処理プログラム、画像の変
倍または密度変換を行う変倍処理プログラム、階調特性
を調整するγ変換処理プログラム、表示色を画像形成装
置の出力色に変換する色変換処理プログラム、および画
像データを画像形成手段で表現可能な中間調データに変
換する中間調処理プログラムのうちの少なくとも2つが
含まれるので、通常のMFPにおいて使用される機能プ
ログラムに関して、請求項1、請求項2、または請求項
6乃至請求項10記載の発明の効果を得ることができ
る。請求項12記載の発明では、請求項6乃至請求項1
1記載のいずれかの発明において、更新・追加される個
別画像処理プログラムを用いて、プリント処理、複写処
理、ファクシミリ処理、またはファイル管理を行うこと
ができる。
【0041】請求項13記載の発明では、請求項6乃至
請求項12記載のプログラム実装方法のいずれかに従っ
てプログラミングしたプログラムが例えば着脱可能な記
憶媒体に記憶されるので、その記憶媒体を従来のパーソ
ナルコンピュータなど情報処理装置に装着することによ
り、請求項6乃至請求項12記載の発明を実施すること
ができ、各発明の効果を得ることができる。請求項14
および請求項24記載の画像処理装置または方法は、画
像処理手段を複数の機能から共有可能とする手段と、追
加ないし更新する画像処理内容が動作可能かどうかを判
定する手段を備えたので、個々の画像処理装置において
確実に動作し得る処理内容の処理変更、更新や追加を行
うことができる。請求項365、16、17、18、1
9記載の画像処理装置、および請求項25、26、2
7、28、29記載の画像処理方法では、請求項14記
載の画像処理装置または請求項24記載の画像処理方法
において、その画像処理内容が、画像処理内容を記述す
る画像処理手順と画像処理手順で用いる画像処理パラメ
ータであるので、必要なパラメータの変更や追加、更新
も実施することができる。また、その変更がパラメータ
のみで機能追加が可能である場合にも対応可能となる。
請求項20記載の画像処理装置、および請求項30記載
の画像処理方法では、画像処理内容の更新を、通信手段
を介して外部からリモート更新することができる。請求
項21記載の画像処理装置、および請求項31記載の画
像処理方法では、画像処理内容のパラメータを含む更新
を、通信手段を介して外部のサーバからソフトウエアを
ダウンロードして行うことができる。請求項22記載の
画像処理装置、および請求項32記載の画像処理方法で
は、画像処理内容のパラメータを含む更新を、通信手段
を介して外部のサーバからソフトウエアをダウンロー
ド、リモート制御する際に、インターネットを使用する
ことができる。請求項23記載の画像処理装置、および
請求項33記載の画像処理方法では、画像処理内容のパ
ラメータを含む更新を、通信手段として、携帯端末とイ
ンターネットを使用することができる。請求項34およ
び請求項35記載の発明では、請求項24乃至請求項3
3記載のいずれか一つの画像処理方法を記述したプログ
ラムを提供することができ、また、この記憶媒体を使用
することによって、既存のPC等において本発明を実施
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例に係わるネットワー
クシステム構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態例を示すMFPなどの
構成ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態例を示すMFP要部の
構成ブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態例を示すMFPの動作
フロー図である。
【図5】本発明の第1の実施形態例を示すMFPの他の
動作フロー図である。
【図6】本発明の第1の実施形態例を示すMFP要部の
他の構成ブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施形態例を示すMFP要部の
他の構成ブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施形態例を示すMFPの他の
動作フロー図である。
【図9】本発明の第1の実施形態例を示すMFPなどの
他の構成ブロック図である。
【図10】本発明の第1の実施形態例を示すMFPなど
の他の構成ブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施形態例を示すMFPなど
の構成ブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施形態例を示すMFPの動
作フロー図である。
【図13】本発明の第3の実施形態例を示すMFPなど
の構成ブロック図である。
【図14】本発明の第3の実施形態例を示すMFP要部
の構成ブロック図である。
【図15】本発明の第3の実施形態例を示すMFPの動
作フロー図である。
【図16】本発明の第4の実施形態例を示すMFPなど
の構成ブロック図である。
【図17】本発明の第4の実施形態例を示すMFPの動
作フロー図である。
【図18】本発明の変形の実施形態例に係わるMFP要
部の構成ブロック図である。
【図19】本発明の変形実施態様例におけるMFPの動
作フロー図である。
【図20】本発明の他の実施形態例を示す動作フロー図
である。
【図21】本発明の変形実施態様例に係わるネットワー
クシステム構成図である。
【図22】本発明の他の変形実施態様例におけるMFP
要部の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1:デジタル複写機、2:MFP、3:サーバ、10:
プリンタコントローラ、11:CPU、13:メモリ、
14:画像処理部、18:画像処理内容変更部、19:
動作判定部、20:機能選択部、23:プリンタエンジ
ン、24:動作不可通知部、25:記憶媒体読み取り装
置、31:ダウンロード実行部、32:インストール実
行部、35:画像処理プログラム記憶部、36:機種情
報記憶部、37:プログラム情報記憶部、60:パラメ
ータ更新判定部、61:携帯端末、63:記憶媒体読取
手段(記憶媒体読取部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/393 G06F 9/06 630C 5C077 1/40 650B 5C078 1/41 H04N 1/40 Z Fターム(参考) 2C087 AA03 AA15 AA16 AB05 BA03 BA07 BA12 BB10 BD05 BD06 BD24 BD31 BD40 5B021 AA01 AA19 BB01 BB04 CC08 LG07 LG08 NN00 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD05 CE06 CE11 CE13 CE18 CG01 CH01 CH14 5B076 AB20 AC06 BA05 BB06 BB17 5C076 AA21 AA22 AA26 AA27 CA10 5C077 LL16 LL20 MP06 MP08 PP01 PP15 PP20 PP27 PP65 PQ08 PQ12 RR21 TT06 5C078 AA09 BA21 CA01 CA35 DA01 DA02 DB04

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の個別画像処理プログラムを用いて
    画像処理アプリケーションを実行することができる画像
    処理装置において、個別画像処理プログラムを追加また
    は更新する画像処理機能変更手段と、前記個別画像処理
    プログラムを追加または更新する際にその個別画像処理
    プログラムの動作を可能にする処理手段の有無を判定す
    る動作判定手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、
    個別画像処理プログラムを記憶媒体から読み取る記憶媒
    体読み取り手段を備え、動作判定手段により動作を可能
    にする処理手段があると判定されたときに前記記憶媒体
    読み取り手段を用いて前記個別画像処理プログラムを実
    装する構成にしたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像処理
    装置において、個別画像処理プログラムと処理手段とに
    より、画像データを圧縮する圧縮処理手段、圧縮データ
    を伸張する伸張処理手段、画像データの周波数伝達特性
    を調整するフィルタ処理手段、画像データ中の画像属性
    を判定する像域分離処理手段、画像の変倍または密度変
    換を行う変倍処理手段、階調特性を調整するγ変換処理
    手段、表示色を画像形成装置の出力色に変換する色変換
    処理手段、および画像データを画像形成手段で表現可能
    な中間調データに変換する中間調処理手段のうちの少な
    くとも一つを含む画像処理手段を構成したことを特徴と
    する画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、または請求項3記
    載の画像処理装置において、処理手段がデジタルシグナ
    ルプロセッサであることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載のいずれかの
    画像処理装置において、画像処理アプリケーションの実
    行時に、実行される画像処理アプリケーションに対応づ
    けて複数の個別画像処理プログラム中の一部を選択する
    機能選択手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の個別画像処理プログラムを用いて
    画像処理アプリケーションを実行するための個別画像処
    理プログラムを実装するプログラム実装方法において、
    ネットワークを介して画像処理装置へ前記個別画像処理
    プログラムを転送する際、その個別画像処理プログラム
    がその画像処理装置内の処理手段を用いて動作すること
    が可能か否かをその画像処理装置で判定し、動作可能で
    あるならばその画像処理装置に転送される前記個別画像
    処理プログラムを実装することを特徴とするプログラム
    実装方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のプログラム実装方法にお
    いて、個別画像処理プログラムを転送する前にその個別
    画像処理プログラムが動作可能か否かを判定し、動作可
    能であるときのみ、その個別画像処理プログラムを画像
    処理装置へ転送することを特徴とするプログラム実装方
    法。
  8. 【請求項8】 複数の個別画像処理プログラムにより画
    像処理アプリケーションを実行するための個別画像処理
    プログラムを実装するプログラム実装方法において、装
    着された記憶媒体から個別画像処理プログラムを読み取
    る際、その個別画像処理プログラムがその画像処理装置
    内の処理手段を用いて動作することが可能か否かを判定
    し、動作可能であるならばその個別画像処理プログラム
    を実装することを特徴とするプログラム実装方法。
  9. 【請求項9】 請求項6、請求項7、または請求項8記
    載のプログラム実装方法において、個別画像処理プログ
    ラムが動作可能か否かを、個々の画像処理装置を示す識
    別情報を認識することにより判定することを特徴とする
    プログラム実装方法。
  10. 【請求項10】 請求項6、請求項7、または請求項8
    記載のプログラム実装方法において、実装しようとする
    個別画像処理プログラムが動作可能でないと判定された
    場合、その旨を通知することを特徴とするプログラム実
    装方法。
  11. 【請求項11】 請求項6乃至請求項10記載のいずれ
    かのプログラム実装方法において、複数の個別画像処理
    プログラムとして画像データを圧縮する圧縮処理プログ
    ラム、圧縮データを伸張する伸張処理プログラム、画像
    データの周波数伝達特性を調整するフィルタ処理プログ
    ラム、画像データ中の画像属性を判定する像域分離処理
    プログラム、画像の変倍または密度変換を行う変倍処理
    プログラム、階調特性を調整するγ変換処理プログラ
    ム、表示色を画像形成装置の出力色に変換する色変換処
    理プログラム、および画像データを画像形成手段で表現
    可能な中間調データに変換する中間調処理プログラムの
    うちの少なくとも2つを含むことを特徴とするプログラ
    ム実装方法。
  12. 【請求項12】 請求項6乃至請求項11記載のいずれ
    かのプログラム実装方法において、画像処理アプリケー
    ションが、プリント処理、複写処理、ファクシミリ処
    理、またはファイル管理であることを特徴とするプログ
    ラム実装方法。
  13. 【請求項13】 プログラムを記憶した記憶媒体におい
    て、請求項6乃至請求項12記載のプログラム実装方法
    のいずれかに従ってプログラミングしたプログラムを記
    憶したことを特徴とする記憶媒体。
  14. 【請求項14】 複数の個別画像処理プログラムを用い
    て複数の画像処理アプリケーションを実行することがで
    きる画像処理装置において、画像処理を行う画像処理手
    段と、画像処理手段を複数の画像処理アプリケーション
    実行に際して共有可能とする機能選択手段と、画像処理
    手段において動作する画像処理内容を追加ないし更新す
    る画像処理内容変更手段と、追加ないし更新する画像処
    理内容が動作可能かどうかを判定する動作判定手段を有
    し、画像処理内容の追加ないし更新を可能としたことを
    特徴とする画像処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の画像処理装置におい
    て、その画像処理内容が、画像処理内容を記述する画像
    処理手順と画像処理手順において用いる画像処理パラメ
    ータであることを特徴とする画像処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の画像処理装置におい
    て、その画像処理内容更新手段が、画像処理手順の更新
    に伴い、画像処理パラメータを更新することを特徴とす
    る画像処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の画像処理装置におい
    て、その画像処理内容更新手段が、画像処理手順の更新
    に際して画像処理パラメータの更新が必要かどうかを判
    定する画像処理パラメータ更新判定手段を有し、画像処
    理パラメータの更新が必要と判定された場合は、画像処
    理パラメータの更新を行うことを特徴とする画像処理装
    置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の画像処理装置におい
    て、前記画像処理パラメータ更新判定手段が、画像処理
    パラメータの更新が必要か否かを、画像入出力機器固有
    識別情報により判定することを特徴とする画像処理装
    置。
  19. 【請求項19】 前記画像処理手順の更新に伴い更新す
    る画像処理パラメータは、画像入出力機器に固有な画像
    処理パラメータであることを特徴とする請求項15、1
    6、17記載の画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記画像処理内容の更新は、通信手段
    を介して外部からリモート更新を行うことを特徴とする
    請求項14、15、16、17記載の画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記画像処理内容の更新は、通信手段
    を介して外部のサーバからソフトウエアをダウンロード
    して行うことを特徴とする請求項14、15、16、1
    7記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項20または21記載の画像処理
    装置において、前記通信手段は、インターネットである
    ことを特徴とする画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記通信手段が、携帯端末とインター
    ネットであることを特徴とする請求項20、21記載の
    画像処理装置。
  24. 【請求項24】 複数の個別画像処理プログラムを用い
    て複数の画像処理アプリケーションを実行することがで
    きる画像処理装置における画像処理方法において、画像
    入出力機器における画像処理を行う画像処理手段と、画
    像処理手段を複数の機能から共有可能とする機能選択手
    段と、画像処理手段で動作する画像処理内容を追加ない
    し更新する画像処理内容変更手段と、追加ないし更新す
    る画像処理内容が動作可能かどうかを判定する動作判定
    手段を有し、画像処理内容の追加ないし更新を可能とし
    たことを特徴とする画像処理方法。
  25. 【請求項25】 請求項24記載の画像処理方法におい
    て、その画像処理内容が、画像処理内容を記述する画像
    処理手順と画像処理手順で用いる画像処理パラメータで
    あることを特徴とする画像処理方法。
  26. 【請求項26】 請求項24記載の画像処理方法におい
    て、その画像処理内容更新手段が、画像処理手順の更新
    に際し画像処理パラメータを更新することを特徴とする
    画像処理方法。
  27. 【請求項27】 請求項24記載の画像処理方法におい
    て、その画像処理内容更新手段が、画像処理手順の更新
    に際し画像処理パラメータの更新が必要かどうかを判定
    する画像処理パラメータ更新判定手段を有し、画像処理
    パラメータの更新が必要と判定された場合は、画像処理
    パラメータの更新を行うことを特徴とする画像処理方
    法。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の画像処理方法におい
    て、そのパラメータ更新判定手段が、画像処理パラメー
    タの更新が必要か否かを、画像入出力機器固有の識別情
    報により判定することを特徴とする画像処理方法。
  29. 【請求項29】 前記画像処理手順の更新に伴い更新す
    る画像処理パラメータが、画像入出力機器に固有な画像
    処理パラメータであることを特徴とする請求項25、2
    6、27記載の画像処理方法。
  30. 【請求項30】 画像処理内容の更新は、通信手段を介
    して外部からリモート更新を行うことを特徴とする請求
    項24、25、26、27記載の画像処理方法。
  31. 【請求項31】 画像処理内容の更新は、通信手段を介
    して外部のサーバからソフトウエアをダウンロードして
    行うことを特徴とする請求項24、25、26、27記
    載の画像処理方法。
  32. 【請求項32】 前記通信手段が、インターネットであ
    ることを特徴とする請求項30、31記載の画像処理方
    法。
  33. 【請求項33】 前記通信手段が、携帯端末とインター
    ネットであることを特徴とする請求項31記載の画像処
    理方法。
  34. 【請求項34】 請求項24乃至請求項33記載のいず
    れか一つの画像処理方法を記述したことを特徴とするプ
    ログラム。
  35. 【請求項35】 請求項34記載のプログラムを記憶し
    たことを特徴とする記憶媒体。
JP2001290016A 2000-10-16 2001-09-21 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体 Pending JP2002207606A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001290016A JP2002207606A (ja) 2000-10-16 2001-09-21 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体
US10/251,798 US20030058471A1 (en) 2001-09-21 2002-09-23 Method and apparatus for image processing capable of automatically adding/upgrading image processing functions, and a computer readable data medium containing computer instructions for performing the method

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-315763 2000-10-16
JP2000315763 2000-10-16
JP2001290016A JP2002207606A (ja) 2000-10-16 2001-09-21 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011180337A Division JP2011254537A (ja) 2000-10-16 2011-08-22 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002207606A true JP2002207606A (ja) 2002-07-26
JP2002207606A5 JP2002207606A5 (ja) 2008-10-16

Family

ID=26602190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001290016A Pending JP2002207606A (ja) 2000-10-16 2001-09-21 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002207606A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005537584A (ja) * 2002-08-28 2005-12-08 ピルツ ゲーエムベーハー アンド コー.カーゲー 安全制御装置および新規動作プログラムを安全制御装置上にロードする方法
JP2006011665A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Ricoh Co Ltd 画像処理制御装置
JP2006146602A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Murata Mach Ltd 電子機器及び記憶媒体
JP2006236303A (ja) * 2004-06-14 2006-09-07 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理装置およびその方法ならびに画像処理プログラム
JP2008118669A (ja) * 2002-09-14 2008-05-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびアプリケーション情報取得方法
JP2008225581A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び電子文書ファイル並びにプログラム提供方法
US7720290B2 (en) 2003-11-06 2010-05-18 Ricoh Company, Ltd. Method, program, and apparatus for detecting specific information included in image data of original image, and computer-readable storing medium storing the program
JP2011030272A (ja) * 2002-09-14 2011-02-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プログラム、記録媒体、及び方法
US8305591B2 (en) 2002-09-13 2012-11-06 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and methods used in the image forming apparatus
US8610939B2 (en) 2011-07-26 2013-12-17 Ricoh Company, Ltd. Application delivering system
JP2015184925A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 富士通株式会社 ストレージ制御装置、制御方法、及びプログラム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000217170A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Matsushita Electric Works Ltd 中央監視システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000217170A (ja) * 1999-01-26 2000-08-04 Matsushita Electric Works Ltd 中央監視システム

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4773093B2 (ja) * 2002-08-28 2011-09-14 ピルツ ゲーエムベーハー アンド コー.カーゲー 安全制御装置および新規動作プログラムを安全制御装置上にロードする方法
JP2005537584A (ja) * 2002-08-28 2005-12-08 ピルツ ゲーエムベーハー アンド コー.カーゲー 安全制御装置および新規動作プログラムを安全制御装置上にロードする方法
US8307356B2 (en) 2002-08-28 2012-11-06 Pilz Gmbh & Co. Kg Safety controller and method for loading a new operating program onto the safety controller
US9167113B2 (en) 2002-09-13 2015-10-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and methods used in the image forming apparatus
US9019516B2 (en) 2002-09-13 2015-04-28 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and methods used in the image forming apparatus
US8752041B2 (en) 2002-09-13 2014-06-10 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and methods used in the image forming apparatus
US8516475B2 (en) 2002-09-13 2013-08-20 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and methods used in the image forming apparatus
US8305591B2 (en) 2002-09-13 2012-11-06 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and methods used in the image forming apparatus
JP2008118669A (ja) * 2002-09-14 2008-05-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびアプリケーション情報取得方法
JP4676977B2 (ja) * 2002-09-14 2011-04-27 株式会社リコー 画像形成装置、アプリケーション情報取得方法、及びプログラム
JP4677054B2 (ja) * 2002-09-14 2011-04-27 株式会社リコー 画像形成装置、プログラム、記録媒体、及び方法
JP2011030272A (ja) * 2002-09-14 2011-02-10 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プログラム、記録媒体、及び方法
US7720290B2 (en) 2003-11-06 2010-05-18 Ricoh Company, Ltd. Method, program, and apparatus for detecting specific information included in image data of original image, and computer-readable storing medium storing the program
JP2006236303A (ja) * 2004-06-14 2006-09-07 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理装置およびその方法ならびに画像処理プログラム
JP2006011665A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Ricoh Co Ltd 画像処理制御装置
JP2006146602A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Murata Mach Ltd 電子機器及び記憶媒体
JP2008225581A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及び電子文書ファイル並びにプログラム提供方法
US8610939B2 (en) 2011-07-26 2013-12-17 Ricoh Company, Ltd. Application delivering system
JP2015184925A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 富士通株式会社 ストレージ制御装置、制御方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4861883B2 (ja) 画像形成装置及びアプリケーション実行方法
JP4476203B2 (ja) 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法
EP0971287A2 (en) Printer provided with communication device
JP5353933B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理方法
JP2000333026A (ja) 画像形成装置、画像形成装置用拡張ボックス、及び画像編集システム
JP5372206B2 (ja) 画像処理装置
JP2000172469A (ja) 印刷設定情報の自動表示方法
JP2002207606A (ja) 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体
US20030058471A1 (en) Method and apparatus for image processing capable of automatically adding/upgrading image processing functions, and a computer readable data medium containing computer instructions for performing the method
US20090009821A1 (en) Image Processing Apparatus, Image Processing Control Method and Computer-Readable Storage Medium
CN102707907B (zh) 具有框架的装置及打印机
US20040184108A1 (en) Multi-function peripheral system, multi-function peripheral apparatus, option image display unit, image information processing method, and image information processing program
US20030117407A1 (en) Image display apparatus and image display method
JP2001251525A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びデバイスドライバプログラムを格納した記憶媒体
JP2006099187A (ja) 情報処理装置
JP2001218075A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法並びに記憶媒体
JP2003084982A (ja) プログラムを画像処理装置にインストールする方法及びそのシステム、並びにプログラム書き換え機能を有する画像処理装置及び画像処理装置のプログラム書き換え方法
JP2011254537A (ja) 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体
JP2010067063A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法とそのプログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2000132398A (ja) 画像処理装置および画像処理装置のプログラム転送方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
JP2002281215A (ja) 情報処理装置および情報処理装置のスキャナドライバユーザインタフェース変更方法および記憶媒体
JP2002057893A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP3123641B2 (ja) ファクシミリ装置
JP4468141B2 (ja) 画像処理システムおよびデータ処理方法および記憶媒体およびプログラム
JP2008077581A (ja) 文書管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080903

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080903

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120312

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120319

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20120413