JP2000217170A - 中央監視システム - Google Patents
中央監視システムInfo
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- JP2000217170A JP2000217170A JP1765999A JP1765999A JP2000217170A JP 2000217170 A JP2000217170 A JP 2000217170A JP 1765999 A JP1765999 A JP 1765999A JP 1765999 A JP1765999 A JP 1765999A JP 2000217170 A JP2000217170 A JP 2000217170A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作者の管理コンピュータの誤操作によって
制御コントローラ上の不揮発性メモリが書き換えられる
ことがない優れた中央監視システムを提供する。 【解決手段】 書き込み許可/禁止設定スイッチEnを
制御コントローラCn上に設けて、書き込み許可/禁止
設定スイッチEnが許可に設定されている場合には、制
御コントローラCnは、管理コンピュータAから不揮発
性メモリDnへの書き込み要求がなされたら、書き込み
モードに移行する旨を管理コンピュータAへ通知し、管
理コンピュータAから送信されてくるデータの不揮発性
メモリDnへの書き込みを行い、禁止に設定されている
場合には、制御コントローラCnは、管理コンピュータ
Aから書き込み要求がなされたら、書き込み要求を拒否
し不揮発性メモリDnへの書き込みモードに移行しない
旨を管理コンピュータAに通知する。
制御コントローラ上の不揮発性メモリが書き換えられる
ことがない優れた中央監視システムを提供する。 【解決手段】 書き込み許可/禁止設定スイッチEnを
制御コントローラCn上に設けて、書き込み許可/禁止
設定スイッチEnが許可に設定されている場合には、制
御コントローラCnは、管理コンピュータAから不揮発
性メモリDnへの書き込み要求がなされたら、書き込み
モードに移行する旨を管理コンピュータAへ通知し、管
理コンピュータAから送信されてくるデータの不揮発性
メモリDnへの書き込みを行い、禁止に設定されている
場合には、制御コントローラCnは、管理コンピュータ
Aから書き込み要求がなされたら、書き込み要求を拒否
し不揮発性メモリDnへの書き込みモードに移行しない
旨を管理コンピュータAに通知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明機器や空調機
器及び防災機器等の負荷の状態監視と制御を行う複数の
制御コントローラと、負荷の状態の表示及び制御コント
ローラへの動作設定を行う少なくとも一つの管理コンピ
ュータとが、通信手段を介して一つの伝送線上に接続さ
れた中央監視システムに関する。
器及び防災機器等の負荷の状態監視と制御を行う複数の
制御コントローラと、負荷の状態の表示及び制御コント
ローラへの動作設定を行う少なくとも一つの管理コンピ
ュータとが、通信手段を介して一つの伝送線上に接続さ
れた中央監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、照明機器や空調機器及び防災機器
等の負荷の状態監視と制御を行う複数の制御コントロー
ラと、前記負荷の状態の表示及び制御コントローラへの
動作設定を行う少なくとも一つの管理コンピュータと
が、通信手段を介して一つの伝送線上に接続された中央
監視システムにおいて、管理コンピュータから制御コン
トローラに設けられた不揮発性メモリにプログラム及び
データ等を書き込む際に、制御コントローラは管理コン
ピュータから書き込み要求があれば、常にそれを受け付
け、以後管理コンピュータから送信されてくるデータを
不揮発性メモリに書き込んでいた。
等の負荷の状態監視と制御を行う複数の制御コントロー
ラと、前記負荷の状態の表示及び制御コントローラへの
動作設定を行う少なくとも一つの管理コンピュータと
が、通信手段を介して一つの伝送線上に接続された中央
監視システムにおいて、管理コンピュータから制御コン
トローラに設けられた不揮発性メモリにプログラム及び
データ等を書き込む際に、制御コントローラは管理コン
ピュータから書き込み要求があれば、常にそれを受け付
け、以後管理コンピュータから送信されてくるデータを
不揮発性メモリに書き込んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した構
成では常に、制御コントローラは管理コンピュータから
書き込み要求があればそれを受け付け、送信されてくる
データを不揮発性メモリに書き込んでいた為、例えば、
システムの動作に重要な影響を及ぼす設定データを、シ
ステムの使用方法について詳しくない人間が誤って管理
コンピュータを操作して、制御コントローラの不揮発性
メモリ上の設定データを書き換えてしまったり、また
は、照明機器の監視/制御用の制御コントローラに対し
て、管理コンピュータから異なる設備分野である空調の
監視/制御コントローラ用のデータが送られてきたよう
な場合であっても照明機器用制御コントローラは、不揮
発性メモリにそのデータを書き込んでしまい、以後正常
に照明機器の監視/制御動作が行えなくなるという問題
があった。
成では常に、制御コントローラは管理コンピュータから
書き込み要求があればそれを受け付け、送信されてくる
データを不揮発性メモリに書き込んでいた為、例えば、
システムの動作に重要な影響を及ぼす設定データを、シ
ステムの使用方法について詳しくない人間が誤って管理
コンピュータを操作して、制御コントローラの不揮発性
メモリ上の設定データを書き換えてしまったり、また
は、照明機器の監視/制御用の制御コントローラに対し
て、管理コンピュータから異なる設備分野である空調の
監視/制御コントローラ用のデータが送られてきたよう
な場合であっても照明機器用制御コントローラは、不揮
発性メモリにそのデータを書き込んでしまい、以後正常
に照明機器の監視/制御動作が行えなくなるという問題
があった。
【0004】本発明は、この点を鑑みてなされたもので
あり、管理コンピュータから制御コントローラに設けら
れた不揮発性メモリにデータを書き込む際に、管理コン
ピュータ側で、設備分野が違う等誤ったデータを書き込
む操作がなされた場合には、管理コンピュータからの書
き込みを拒否することができ、操作者の誤操作によって
間違って制御コントローラ上の不揮発性メモリを書き換
えられることがないようにすることができる優れた中央
監視システムを提供することである。
あり、管理コンピュータから制御コントローラに設けら
れた不揮発性メモリにデータを書き込む際に、管理コン
ピュータ側で、設備分野が違う等誤ったデータを書き込
む操作がなされた場合には、管理コンピュータからの書
き込みを拒否することができ、操作者の誤操作によって
間違って制御コントローラ上の不揮発性メモリを書き換
えられることがないようにすることができる優れた中央
監視システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
管理コンピュータから制御コントローラに設けられた不
揮発性メモリへの書き込み要求がなされた場合に、その
要求を受け付けて前記管理コンピュータから送信されて
くるデータを不揮発性メモリに書き込むか、あるいは要
求を拒否して、不揮発性メモリへの書き込みを受け付け
なくするか、を設定する書き込み許可/禁止設定スイッ
チを制御コントローラ上に設けて、該書き込み許可/禁
止設定スイッチが許可に設定されている場合には、前記
制御コントローラは、管理コンピュータから不揮発性メ
モリへの書き込み要求がなされたら、不揮発性メモリ書
き込みモードに移行する旨を管理コンピュータへ通知
し、該通知以後管理コンピュータから送信されてくるデ
ータを不揮発性メモリへの書き込みを行い、禁止に設定
されている場合には、前記制御コントローラは、管理コ
ンピュータから不揮発性メモリへの書き込み要求がなさ
れたら、書き込み要求を拒否し不揮発性メモリ書き込み
モードに移行しない旨を管理コンピュータに通知するこ
とを特徴とするものである。
管理コンピュータから制御コントローラに設けられた不
揮発性メモリへの書き込み要求がなされた場合に、その
要求を受け付けて前記管理コンピュータから送信されて
くるデータを不揮発性メモリに書き込むか、あるいは要
求を拒否して、不揮発性メモリへの書き込みを受け付け
なくするか、を設定する書き込み許可/禁止設定スイッ
チを制御コントローラ上に設けて、該書き込み許可/禁
止設定スイッチが許可に設定されている場合には、前記
制御コントローラは、管理コンピュータから不揮発性メ
モリへの書き込み要求がなされたら、不揮発性メモリ書
き込みモードに移行する旨を管理コンピュータへ通知
し、該通知以後管理コンピュータから送信されてくるデ
ータを不揮発性メモリへの書き込みを行い、禁止に設定
されている場合には、前記制御コントローラは、管理コ
ンピュータから不揮発性メモリへの書き込み要求がなさ
れたら、書き込み要求を拒否し不揮発性メモリ書き込み
モードに移行しない旨を管理コンピュータに通知するこ
とを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、制御コントローラ
が監視/制御を行う負荷の設備分野を設定する設備分野
設定スイッチを制御コントローラ上に設け、前記管理コ
ンピュータから制御コントローラ上の不揮発性メモリへ
の書き込み要求がなされた場合には、その書き込み要求
メッセージ中の書き込み対象設備分野と、前記設備分野
設定スイッチで設定されている設備分野とを比較し、双
方の設備分野が等しい場合には、前記制御コントローラ
は、管理コンピュータから不発性メモリへの書き込み要
求がなされたら、不揮発性メモリ書き込みモードに移行
する旨を管理コンピュータへ通知し、該通知以後管理コ
ンピュータから送信されてくるデータを不揮発性メモリ
に書き込み、異なる場合には、前記制御コントローラ
は、管理コンピュータから不揮発性メモリへの書き込み
要求がなされたら、書き込み要求を拒否して不揮発性メ
モリ書き込みモードに移行しない旨を管理コンピュータ
へ通知することを特徴とするものである。
が監視/制御を行う負荷の設備分野を設定する設備分野
設定スイッチを制御コントローラ上に設け、前記管理コ
ンピュータから制御コントローラ上の不揮発性メモリへ
の書き込み要求がなされた場合には、その書き込み要求
メッセージ中の書き込み対象設備分野と、前記設備分野
設定スイッチで設定されている設備分野とを比較し、双
方の設備分野が等しい場合には、前記制御コントローラ
は、管理コンピュータから不発性メモリへの書き込み要
求がなされたら、不揮発性メモリ書き込みモードに移行
する旨を管理コンピュータへ通知し、該通知以後管理コ
ンピュータから送信されてくるデータを不揮発性メモリ
に書き込み、異なる場合には、前記制御コントローラ
は、管理コンピュータから不揮発性メモリへの書き込み
要求がなされたら、書き込み要求を拒否して不揮発性メ
モリ書き込みモードに移行しない旨を管理コンピュータ
へ通知することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる中央監視シ
ステムの第1の実施の形態を図1乃至5に、第2の実施
の形態を図6乃至10に、基づいてそれぞれ詳細に説明
する。
ステムの第1の実施の形態を図1乃至5に、第2の実施
の形態を図6乃至10に、基づいてそれぞれ詳細に説明
する。
【0008】[第1の実施の形態]図1は、本発明にお
ける中央監視システムのシステム構成図である。
ける中央監視システムのシステム構成図である。
【0009】図2は、中央監視システムにおける制御コ
ントローラ上の買き込み許可/禁止設定スイッチの外形
図である。
ントローラ上の買き込み許可/禁止設定スイッチの外形
図である。
【0010】図3は、中央監視システムにおける書き込
み許可/禁止設定スイッチが許可に設定されている場合
の管理コンピュータ−と制御コントローラ間の通信フロ
ーである。
み許可/禁止設定スイッチが許可に設定されている場合
の管理コンピュータ−と制御コントローラ間の通信フロ
ーである。
【0011】図4は、中央監視システムにおける書き込
み許可/禁止設定スイッチが禁止に設定されている場合
の管理コンピュータ−と制御コントローラ間の通信フロ
ーである。
み許可/禁止設定スイッチが禁止に設定されている場合
の管理コンピュータ−と制御コントローラ間の通信フロ
ーである。
【0012】図5は、中央監視システムにおける制御コ
ントローラの管理コンピュータから不揮発性メモリの書
き込みモード移行要求を受けた場合のフローチャートで
ある。
ントローラの管理コンピュータから不揮発性メモリの書
き込みモード移行要求を受けた場合のフローチャートで
ある。
【0013】本発明の中央監視システムは、図1に示す
ように、機器の状態監視、制御を行うための複数の制御
コントローラCnと、機器の状態の表示及び制御コント
ローラCnへの動作設定を行うための少なくとも一つの
管理コンピュータAからなり、それらが通信手段Bを介
して一つの伝送線上に接続されて構成される。
ように、機器の状態監視、制御を行うための複数の制御
コントローラCnと、機器の状態の表示及び制御コント
ローラCnへの動作設定を行うための少なくとも一つの
管理コンピュータAからなり、それらが通信手段Bを介
して一つの伝送線上に接続されて構成される。
【0014】制御コントローラCn上には、図2に示す
ように、管理コンピュータAから制御コントローラ上の
EEPROMやフラッシュメモリ等の所謂不揮発性メモ
リDnへの書き込み要求がなされた場合に、その要求を
受け付け管理コンピュータAから送信されてくるデータ
を不揮発性メモリDnに書き込むか、要求を拒否して不
揮発性メモリDnへの書き込みを受け付けなくするかを
設定する書き込み許可/禁止設定スイッチEnを設けて
いる。
ように、管理コンピュータAから制御コントローラ上の
EEPROMやフラッシュメモリ等の所謂不揮発性メモ
リDnへの書き込み要求がなされた場合に、その要求を
受け付け管理コンピュータAから送信されてくるデータ
を不揮発性メモリDnに書き込むか、要求を拒否して不
揮発性メモリDnへの書き込みを受け付けなくするかを
設定する書き込み許可/禁止設定スイッチEnを設けて
いる。
【0015】なお、本実施の形態においては書き込み許
可/禁止設定スイッチEnは、図2に示したように8ビ
ットのディップスイッチを用いてその1ビット目を設定
スイッチとして使用しており、残りは制御コントローラ
固有のアドレス設定用等に使用しているが、本発明は上
記形態に限定されるものではなく、例えば接続する制御
コントローラが少ない場合即ちアドレスが少ない場合で
は、6ビットのディップスイッチでも良いことは言うま
でもない。
可/禁止設定スイッチEnは、図2に示したように8ビ
ットのディップスイッチを用いてその1ビット目を設定
スイッチとして使用しており、残りは制御コントローラ
固有のアドレス設定用等に使用しているが、本発明は上
記形態に限定されるものではなく、例えば接続する制御
コントローラが少ない場合即ちアドレスが少ない場合で
は、6ビットのディップスイッチでも良いことは言うま
でもない。
【0016】制御コントローラCnは、図5のフローチ
ャートで示すように、先ずstep100にて管理コン
ピュータAから書き込みモード移行要求(書き込み要
求)を受信すれば、step200にて書き込み許可/
禁止設定スイッチEnの状態を読み込む。次に、ste
p300にてスイッチが許可に設定されている場合に
は、step400にて管理コンピュータに書き込みモ
ード移行通知を送信し、step600にて図3の通信
フローで示すような手順で、管理コンピュータAからの
書き込みデータを受信し、そのデータを不揮発性メモリ
Dnに書き込む。スイッチが禁止に設定されている場合
には、step500にて図4の通信フローで示すよう
な手順で管理コンピュータAに書き込みモード移行拒否
通知を送信する。 これにより、管理コンピュータから
制御コントローラに設けられた不揮発性メモリにデータ
を書き込む際に、管理コンピュータからの書き込みを拒
否することができ、操作者の誤操作によって間違って制
御コントローラ上の不揮発性メモリを書き換えられるこ
とがないようにすることができる。
ャートで示すように、先ずstep100にて管理コン
ピュータAから書き込みモード移行要求(書き込み要
求)を受信すれば、step200にて書き込み許可/
禁止設定スイッチEnの状態を読み込む。次に、ste
p300にてスイッチが許可に設定されている場合に
は、step400にて管理コンピュータに書き込みモ
ード移行通知を送信し、step600にて図3の通信
フローで示すような手順で、管理コンピュータAからの
書き込みデータを受信し、そのデータを不揮発性メモリ
Dnに書き込む。スイッチが禁止に設定されている場合
には、step500にて図4の通信フローで示すよう
な手順で管理コンピュータAに書き込みモード移行拒否
通知を送信する。 これにより、管理コンピュータから
制御コントローラに設けられた不揮発性メモリにデータ
を書き込む際に、管理コンピュータからの書き込みを拒
否することができ、操作者の誤操作によって間違って制
御コントローラ上の不揮発性メモリを書き換えられるこ
とがないようにすることができる。
【0017】[第2の実施の形態]図6は、中央監視シ
ステムにおける制御コントローラ上の設備分野設定スイ
ッチの外形図である。
ステムにおける制御コントローラ上の設備分野設定スイ
ッチの外形図である。
【0018】図7は、中央監視システムにおける管理コ
ンピュータから制御コントローラに対しての書き込みモ
ード移行要求メッセージのフォーマットである。
ンピュータから制御コントローラに対しての書き込みモ
ード移行要求メッセージのフォーマットである。
【0019】図8は、中央監視システムにおける制御コ
ントローラ上の設備分野設定スイッチと管理コンピュー
タからの書き込みモード移行要求メッセージ中の書き込
み対象設備分野が等しい場合の管理コンピュータ−と制
御コントローラ間の通信フローである。
ントローラ上の設備分野設定スイッチと管理コンピュー
タからの書き込みモード移行要求メッセージ中の書き込
み対象設備分野が等しい場合の管理コンピュータ−と制
御コントローラ間の通信フローである。
【0020】図9は、中央監視システムにおける制御コ
ントローラ上の設備分野設定スイッチと管理コンピュー
タからの書き込みモード移行要求メッセージ中の書き込
み対象設備分野が異なる場合の管理コンピュータ−と制
御コントローラ間の通信フローである。
ントローラ上の設備分野設定スイッチと管理コンピュー
タからの書き込みモード移行要求メッセージ中の書き込
み対象設備分野が異なる場合の管理コンピュータ−と制
御コントローラ間の通信フローである。
【0021】図10は、中央監視システムにおける制御
コントローラの管理コンピュータから不揮発性メモリの
書き込みモード移行要求を受けた場合のフローチャート
である。
コントローラの管理コンピュータから不揮発性メモリの
書き込みモード移行要求を受けた場合のフローチャート
である。
【0022】本実施の形態の中央監視システムでは、第
1の実施の形態と同様に、機器の状態監視、制御を行う
ための複数の制御コントローラCnと、機器の状態の表
示及び制御コントローラCnへの動作設定を行うための
少なくとも一つの管理コンピュータAからなり、それら
が通信手段Bを介して一つの伝送線上に接続されて構成
されている。なお、本実施の形態の中央監視システムの
基本構成は、第1の実施の形態とよく似ており、同じ部
分については同一の番号を付して、その詳細な説明を省
略する。
1の実施の形態と同様に、機器の状態監視、制御を行う
ための複数の制御コントローラCnと、機器の状態の表
示及び制御コントローラCnへの動作設定を行うための
少なくとも一つの管理コンピュータAからなり、それら
が通信手段Bを介して一つの伝送線上に接続されて構成
されている。なお、本実施の形態の中央監視システムの
基本構成は、第1の実施の形態とよく似ており、同じ部
分については同一の番号を付して、その詳細な説明を省
略する。
【0023】制御コントローラCn上には、図6に示す
ように、その制御コントローラCnが監視/制御を行う
機器の設備分野を設定する設備分野設定スイッチFnを
設けている。なお、設備分野設定スイッチFnとして
は、8ビットのディップスイッチを用いてその6,7,
8ビット目を設定スイッチとして使用しており、残りは
制御コントローラ固有のアドレス設定用等に使用してい
るが、本発明は上記形態に限定されるものではなく、第
1の発明の形態と同じ様に例えば接続する制御コントロ
ーラが少ない場合即ちアドレスが少ない場合では、6ビ
ットのディップスイッチでも良いことは言うまでもな
い。
ように、その制御コントローラCnが監視/制御を行う
機器の設備分野を設定する設備分野設定スイッチFnを
設けている。なお、設備分野設定スイッチFnとして
は、8ビットのディップスイッチを用いてその6,7,
8ビット目を設定スイッチとして使用しており、残りは
制御コントローラ固有のアドレス設定用等に使用してい
るが、本発明は上記形態に限定されるものではなく、第
1の発明の形態と同じ様に例えば接続する制御コントロ
ーラが少ない場合即ちアドレスが少ない場合では、6ビ
ットのディップスイッチでも良いことは言うまでもな
い。
【0024】制御コントローラCnは、図8のフローチ
ャートで示すように、先ずstep100にて管理コン
ピュータAから書き込みモード移行要求(書き込み要
求)を受信すれば、step200にて設備分野設定ス
イッチFnの状態を読み込み、step300にてスイ
ッチの状態と図7に示す管理コンピュータAからの書き
込みモード移行要求メッセージ中の設備分野を比較す
る。等しい場合には、step400にて管理コンピュ
ータAに書き込みモード移行通知を送信し、図8の通信
フローで示すような手順で、管理コンピュータAからの
書き込みデータを受信し、そのデータを不揮発性メモリ
Dnに書き込み、異なる場合には、step500にて
図9の通信フローで示すような手順で管理コンピュータ
Aに書き込みモード移行拒否通知を送信する。
ャートで示すように、先ずstep100にて管理コン
ピュータAから書き込みモード移行要求(書き込み要
求)を受信すれば、step200にて設備分野設定ス
イッチFnの状態を読み込み、step300にてスイ
ッチの状態と図7に示す管理コンピュータAからの書き
込みモード移行要求メッセージ中の設備分野を比較す
る。等しい場合には、step400にて管理コンピュ
ータAに書き込みモード移行通知を送信し、図8の通信
フローで示すような手順で、管理コンピュータAからの
書き込みデータを受信し、そのデータを不揮発性メモリ
Dnに書き込み、異なる場合には、step500にて
図9の通信フローで示すような手順で管理コンピュータ
Aに書き込みモード移行拒否通知を送信する。
【0025】これにより、管理コンピュータ側で、設備
分野が違う等誤ったデータを書き込む操作がなされた場
合には、管理コンピュータからの書き込みを拒否するこ
とができ、操作者の誤操作によって間違って制御コント
ローラ上の不揮発性メモリを書き換えられることがない
ようにすることができる。
分野が違う等誤ったデータを書き込む操作がなされた場
合には、管理コンピュータからの書き込みを拒否するこ
とができ、操作者の誤操作によって間違って制御コント
ローラ上の不揮発性メモリを書き換えられることがない
ようにすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明にあっては、書き込み許可/禁止設定スイッチを許可
に設定しなければ管理コンピュータからの不揮発性メモ
リの書き込みができないため、禁止に設定していれば、
システムの動作に重要な影響を及ぼす設定データを、シ
ステムの使用方法について詳しくない人間が誤って管理
コンピュータを操作してしまった場合でも制御コントロ
ーラの不揮発性メモリ上の設定データを書き換えてしま
うことはなくなり、システムの信頼性が向上すると言う
効果を奏する。
明にあっては、書き込み許可/禁止設定スイッチを許可
に設定しなければ管理コンピュータからの不揮発性メモ
リの書き込みができないため、禁止に設定していれば、
システムの動作に重要な影響を及ぼす設定データを、シ
ステムの使用方法について詳しくない人間が誤って管理
コンピュータを操作してしまった場合でも制御コントロ
ーラの不揮発性メモリ上の設定データを書き換えてしま
うことはなくなり、システムの信頼性が向上すると言う
効果を奏する。
【0027】請求項2記載の発明にあっては、設備分野
設定スイッチで設定されている設備分野と管理コンピュ
ータからの書き込み要求メッセージ中の書き込み対象設
備分野が等しくなければ不揮発性メモリへの書き込みが
行えないため、異なる設備機器の監視/制御用のデータ
を管理コンピュータから書き込まれてしまいシステムが
正常に動作しなくなるということがなくなり、更にシス
テムの信頼性及び操作性が向上すると言う効果を奏す
る。
設定スイッチで設定されている設備分野と管理コンピュ
ータからの書き込み要求メッセージ中の書き込み対象設
備分野が等しくなければ不揮発性メモリへの書き込みが
行えないため、異なる設備機器の監視/制御用のデータ
を管理コンピュータから書き込まれてしまいシステムが
正常に動作しなくなるということがなくなり、更にシス
テムの信頼性及び操作性が向上すると言う効果を奏す
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る中央監視シス
テムのシステム構成図である。
テムのシステム構成図である。
【図2】上記発明の中央監視システムにおける制御コン
トローラ上の書き込み許可/禁止設定スイッチの外形図
である。
トローラ上の書き込み許可/禁止設定スイッチの外形図
である。
【図3】上記発明の中央監視システムにおける書き込み
許可/禁止設定スイッチが許可に設定されている場合の
管理コンピュータ−と制御コントローラ間の通信フロー
である。
許可/禁止設定スイッチが許可に設定されている場合の
管理コンピュータ−と制御コントローラ間の通信フロー
である。
【図4】上記発明の中央監視システムにおける書き込み
許可/禁止設定スイッチが禁止に設定されている場合の
管理コンピュータ−と制御コントローラ間の通信フロー
である。
許可/禁止設定スイッチが禁止に設定されている場合の
管理コンピュータ−と制御コントローラ間の通信フロー
である。
【図5】上記発明の中央監視システムにおける制御コン
トローラの管理コンピュータから不揮発性メモリの書き
込みモード移行要求を受けた場合のフローチャートであ
る。
トローラの管理コンピュータから不揮発性メモリの書き
込みモード移行要求を受けた場合のフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る中央監視シス
テムの制御コントローラ上の設備分野設定スイッチの外
形図である。
テムの制御コントローラ上の設備分野設定スイッチの外
形図である。
【図7】上記発明の中央監視システムにおける管理コン
ピュータから制御コントローラに対しての書き込みモー
ド移行要求メッセージのフォーマットである。
ピュータから制御コントローラに対しての書き込みモー
ド移行要求メッセージのフォーマットである。
【図8】上記発明の中央監視システムにおける制御コン
トローラ上の設備分野設定スイッチと管理コンピュータ
からの書き込みモード移行要求メッセージ中の書き込み
対象設備分野が等しい場合の管理コンピュータ−と制御
コントローラ間の通信フローである。
トローラ上の設備分野設定スイッチと管理コンピュータ
からの書き込みモード移行要求メッセージ中の書き込み
対象設備分野が等しい場合の管理コンピュータ−と制御
コントローラ間の通信フローである。
【図9】上記発明の中央監視システムにおける制御コン
トローラ上の設備分野設定スイッチと管理コンピュータ
からの書き込みモード移行要求メッセージ中の書き込み
対象設備分野が異なる場合の管理コンピュータ−と制御
コントローラ間の通信フローである。
トローラ上の設備分野設定スイッチと管理コンピュータ
からの書き込みモード移行要求メッセージ中の書き込み
対象設備分野が異なる場合の管理コンピュータ−と制御
コントローラ間の通信フローである。
【図10】上記発明の中央監視システムにおける制御コ
ントローラの管理コンピュータから不揮発性メモリへの
書き込みモード移行要求を受けた場合のフローチャート
である。
ントローラの管理コンピュータから不揮発性メモリへの
書き込みモード移行要求を受けた場合のフローチャート
である。
A 管理コンピュータ B 通信手段 Cn 制御コントローラ(但しnは1,2,・・・の整
数) Dn 不揮発性メモリ(但しnは1,2,・・・の整
数) En 書き込み設定/禁止スイッチ Fn 設備分野設定スイッチ 1n 照明機器(但しnは1,2,・・・の整数) 2n 空調機器(但しnは1,2,・・・の整数) 3n 防災機器(但しnは1,2,・・・の整数)
数) Dn 不揮発性メモリ(但しnは1,2,・・・の整
数) En 書き込み設定/禁止スイッチ Fn 設備分野設定スイッチ 1n 照明機器(但しnは1,2,・・・の整数) 2n 空調機器(但しnは1,2,・・・の整数) 3n 防災機器(但しnは1,2,・・・の整数)
Claims (2)
- 【請求項1】 照明機器や空調機器及び防災機器等の負
荷の状態監視と制御を行う複数の制御コントローラと、
前記負荷の状態の表示及び制御コントローラへの動作設
定を行う少なくとも一つの管理コンピュータとが、通信
手段を介して一つの伝送線上に接続された中央監視シス
テムにおいて、前記管理コンピュータから制御コントロ
ーラに設けられた不揮発性メモリへの書き込み要求がな
された場合に、その要求を受け付けて前記管理コンピュ
ータから送信されてくるデータを不揮発性メモリに書き
込むか、あるいは要求を拒否して、不揮発性メモリへの
書き込みを受け付けなくするか、を設定する書き込み許
可/禁止設定スイッチを制御コントローラ上に設けて、
該書き込み許可/禁止設定スイッチが許可に設定されて
いる場合には、前記制御コントローラは、管理コンピュ
ータから不揮発性メモリへの書き込み要求がなされた
ら、不揮発性メモリ書き込みモードに移行する旨を管理
コンピュータへ通知し、該通知以後管理コンピュータか
ら送信されてくるデータを不揮発性メモリへの書き込み
を行い、禁止に設定されている場合には、前記制御コン
トローラは、管理コンピュータから不揮発性メモリへの
書き込み要求がなされたら、書き込み要求を拒否し不揮
発性メモリ書き込みモードに移行しない旨を管理コンピ
ュータに通知することを特徴とする中央監視システム。 - 【請求項2】 照明機器や空調機器及び防災機器等の負
荷の状態監視と制御を行う複数の制御コントローラと、
前記負荷の状態の表示及び制御コントローラへの動作設
定を行う少なくとも一つの管理コンピュータとが、通信
手段を介して一つの伝送線上に接続された中央監視シス
テムにおいて、前記制御コントローラが監視/制御を行
う負荷の設備分野を設定する設備分野設定スイッチを制
御コントローラ上に設け、前記管理コンピュータから制
御コントローラ上の不揮発性メモリへの書き込み要求が
なされた場合には、その書き込み要求メッセージ中の書
き込み対象設備分野と、前記設備分野設定スイッチで設
定されている設備分野とを比較し、双方の設備分野が等
しい場合には、前記制御コントローラは、管理コンピュ
ータから不発性メモリへの書き込み要求がなされたら、
不揮発性メモリ書き込みモードに移行する旨を管理コン
ピュータへ通知し、該通知以後管理コンピュータから送
信されてくるデータを不揮発性メモリに書き込み、異な
る場合には、前記制御コントローラは、管理コンピュー
タから不揮発性メモリへの書き込み要求がなされたら、
書き込み要求を拒否して不揮発性メモリ書き込みモード
に移行しない旨を管理コンピュータへ通知することを特
徴とする中央監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1765999A JP2000217170A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 中央監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1765999A JP2000217170A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 中央監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000217170A true JP2000217170A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11949985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1765999A Pending JP2000217170A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 中央監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000217170A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207606A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-07-26 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体 |
JP2005301935A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-10-27 | Yokogawa Electric Corp | プロセス制御装置 |
JP2014006694A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Toshiba Corp | プラント安全装置 |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP1765999A patent/JP2000217170A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002207606A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-07-26 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、そのプログラム実装方法およびその方法を記憶した記憶媒体 |
JP2005301935A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-10-27 | Yokogawa Electric Corp | プロセス制御装置 |
JP4529071B2 (ja) * | 2004-04-16 | 2010-08-25 | 横河電機株式会社 | プロセス制御装置 |
JP2014006694A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-01-16 | Toshiba Corp | プラント安全装置 |
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