JP5018159B2 - 使用権限情報更新システム - Google Patents
使用権限情報更新システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5018159B2 JP5018159B2 JP2007071835A JP2007071835A JP5018159B2 JP 5018159 B2 JP5018159 B2 JP 5018159B2 JP 2007071835 A JP2007071835 A JP 2007071835A JP 2007071835 A JP2007071835 A JP 2007071835A JP 5018159 B2 JP5018159 B2 JP 5018159B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information storage
- authority information
- usage
- authority
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
しかしながら、従来の不正使用防止に関するシステムの多くは、社員などの内部の人間による内部犯罪を防止するものではなく、外部から不正に侵入した第三者による犯罪防止を想定している場合が多く、特に社員などの内部の人間によって、秘密性の高い情報が不正に持ち出されることを予防又は防止しにくいという問題がある。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係る使用権限情報更新システムの概要を説明する図、図3は、本発明の実施形態に係る使用権限情報更新システムのシステム構成図、図4は、本発明の実施形態に係る使用権限情報更新システムで使用する情報記憶媒体の記憶手段を説明する図、図5は、本発明の実施形態に係る使用権限情報更新システムに係り、ノードと情報記憶媒体との間での情報の読取、書込を説明する図、図6は、本発明の実施形態に係る使用権限情報更新システムの処理手順を示すフローチャート図である。
図1に示すように、部屋内に入室する権限を有する社員1には、予め社員証などとして情報記憶媒体2が発行され、社員1は、仕事中、常時この情報記憶媒体2を携帯する。
また、情報記憶媒体2には、図4に示すように、情報記憶媒体毎に異なる固有情報として、読み取り専用の使用権限情報が記憶されている固定使用権限情報記憶エリア3aと、更に、天井などに備えられたノード4から送信された使用権限情報を受信し、その受信した使用権限情報に基づいて随時に更新可能として記憶させるための可変使用権限情報記憶エリア3bとを有する記憶手段3が備えられている。
この状態にある情報記憶媒体2では、本来の使用権限がXの権限であるものの、実際には、使用権限Yに基づいて、機器を使用する権限が与えられる。
つまり、可変使用権限情報記憶エリア3bに記憶される使用権限情報が優先されることになっており、可変使用権限情報記憶エリア3bに記憶される使用権限情報は、その場所に存在する人間に応じて書き換えられる。
この場合、例えばノード4の監視エリア内に一般社員が1人だけいる場合には、パソコンだけの使用を許可し、プリンタの使用権限を与えないことで、その社員がパソコンで入手した情報をプリンタで出力できないように制限して、不正にコピーした文書を外部に持ち出せないように管理できる。
また、その後に管理職である上長の課長がその場所に在席した場合には、その課長に与えられている本来の使用権限と同じ使用権限を、その社員に対しても与えることで、プリンタの使用を行える状態に許可することで、部下である社員がプリンタも使用して仕事を行えるようにすると共に、社員の不正な行動に対しても上長が管理できるようにしてある。
つまり、一般社員は、自分を管理する立場にある課長が在席していることで、簡単に不正が行えない状態となり、内部犯罪などの不正行為の予防や防止を図れるという効果がある。
そして、社員1が装置5を使用する場合には、読取装置6で情報記憶媒体2から読み取った使用権限情報に基づいて、使用権限の有無を検証して、使用権限を有すると判定されたときに装置5の作動を行なえるように使用管理がされている。
情報記憶媒体2の可変使用権限情報記憶エリア3bに既に使用権限情報が記憶されている場合には、受信した最新の使用権限情報を更新させて記憶させる。
この場合において、課長11が所持する情報記憶媒体12の固定使用権限情報記憶エリア3aに記憶されている使用権限情報は、社員1が所持する情報記憶媒体2の固定使用権限情報記憶エリア3aに記憶されている使用権限情報よりも上位の使用権限を有する使用権限情報が記憶されているとする。
つまり、課長11の使用権限情報として、プリンタを使用する権限を有しているとする。
上記の場合には、ノード7により情報記憶媒体2と情報記憶媒体12とから固定使用権限情報記憶エリア3aに記憶されている使用権限情報の読み取りを行い、上位の使用権限を有する使用権限情報を情報記憶媒体2に送信して、情報記憶媒体2の可変使用権限情報記憶エリア3bに上位の使用権限情報を書き込んで記憶させることで、その後、社員1は、自身が所持する情報記憶媒体2を使用してプリンタの使用ができる状態に切り替えられるようにしてある。
尚、情報記憶媒体2と情報記憶媒体12とは、同じ構成を有している情報記憶媒体である。
この場合には、社員1はプリンタを使用できない状態となり、本来権限が与えられているパソコンだけが使用できる状態に戻ることになる。
まず、情報記憶媒体2には、無線送受信手段13、記憶手段3、可変使用権限情報書換手段14などが備えられている。
また、ノード7には、無線送受信手段15、記憶手段16、使用権限情報送信指示手段17、使用権限情報書換判定手段18、などが備えられている。
ノード7の無線送受信手段15により所定間隔で送信される無線信号が受信可能な監視エリア8は限られているが、その監視エリア8内に存在する全ての情報記憶媒体は、ノード7から送信される無線信号を受信することで、ノード7が個々の情報記憶媒体の固定使用権限情報記憶エリア3aに記憶されている使用権限情報の読み取りを行うことができる。
また、上位となる使用権限情報を有する者が存在する場合には、使用権限情報送信指示手段17により選択された上位となる使用権限情報を送信させるための指示信号を無線送受信手段15に送ることで、監視エリア8内に存在する全ての情報記憶媒体の可変使用権限情報記憶エリア3bに、その上位となる使用権限情報を書き込んで記憶させる。
また、既に可変使用権限情報記憶エリア3bに使用権限情報が記憶されている場合には、更新する。
図5(a)に示す状態は、監視エリア8内に1つの情報記憶媒体2だけが存在する場合であり、この情報記憶媒体2の固定使用権限情報記憶エリア3aと可変使用権限情報記憶エリア3bとに権限IDのXが記憶されている場合である。
ノード7は、情報記憶媒体2の固定使用権限情報記憶エリア3aから権限IDのXを受信するものの他の情報記憶媒体を存在する信号が受信されないので、そのまま現状維持を継続する。
尚、個々では、権限IDのYを権限IDのXよりも上位の権限を有しているものとして説明する。
ノード7は、情報記憶媒体2の固定使用権限情報記憶エリア3aに記憶されている権限IDであるXと、情報記憶媒体12の固定使用権限情報記憶エリア3aに記憶されている権限IDであるYとを読み取り、使用権限の異なる使用権限情報が記憶されている情報記憶媒体が監視エリア8内に存在していることを認識する。
そして、情報記憶媒体2の可変使用権限情報記憶エリア3bに対して、上位の権限IDであるYの書き込み処理を行う。
これにより、情報記憶媒体2を使用して、権限IDであるYを用いた装置の使用が可能となる。
ノード7は、2つの情報記憶媒体2,20の固定使用権限情報記憶エリア3aに記憶されている権限IDであるXとXとを読み取る。
そして、情報記憶媒体2の可変使用権限情報記憶エリア3bに対して、権限IDであるXの書き込み処理を行う。
これにより、情報記憶媒体2を使用して、権限IDであるXを用いた装置の使用が可能となる。
ノード7から無線信号が監視エリア8内に送信されて、監視エリア8内に存在する全ての情報記憶媒体の固定使用権限情報記憶エリア3aに記憶されている使用権限情報の読み取りを行う。(ステップS1)
ノード7は読み取った全ての使用権限情報を比較する。(ステップS2)
そして、読み取った全ての使用権限情報が同じ場合には、監視エリア8内に存在する全ての情報記憶媒体に対して、その使用権限情報を送信する。(ステップS3)
また、読み取った全ての使用権限情報が異なる場合には、最上位となる使用権限情報を選択して、その使用権限情報を、監視エリア8内に存在する全ての情報記憶媒体に対して送信する。(ステップS4)
その後、装置を使用する際に、情報記憶媒体の可変使用権限情報記憶エリア3bに記憶された使用権限情報を読み取らせて、認証処理を行う。(ステップS6)
以上の処理により、監視エリア8内に存在する者の使用権限に応じて、その場に存在する他の者の、装置の使用権限を切り替えられるようにしてある。
2,12,20 情報記憶媒体
3 記憶手段
3a 固定使用権限情報記憶エリア
3b 可変使用権限情報記憶エリア
4 ノード
5 装置
6 読取装置
7 ノード
8 監視エリア
11 課長
13,15 無線送受信手段
14 可変使用権限情報書換手段
16 記憶手段
17 使用権限情報送信指示手段
18 使用権限情報書換判定手段
Claims (1)
- 所定の監視エリア内に設置されている装置の使用許可を、個々の情報記憶媒体に記憶されている使用権限情報に基づいて行なう場合において、その監視エリア内に複数の情報記憶媒体が存在する際に、その複数の情報記憶媒体の中で最も上位の使用権限を有する使用権限情報を共通して使用できるように切り替えることができる使用権限情報更新システムであって、
所定の監視エリア内に対して所定時間間隔毎に無線信号を送信すると共に、前記無線信号に対する応答信号を受信する送受信手段と、所定時間内に応答した前記応答信号の中で、最も上位の使用権限を有する使用権限情報を送信させる手段とを有するノードと、
情報記憶媒体毎に読み取り専用の使用権限情報が記憶されている固定使用権限情報記憶エリアと、前記ノードから受信した使用権限情報に更新させて記憶させ、優先して端末の使用権限とする可変使用権限情報記憶エリアとを有する記憶手段とを有する情報記憶媒体と、
を有することを特徴とする使用権限情報更新システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007071835A JP5018159B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 使用権限情報更新システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007071835A JP5018159B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 使用権限情報更新システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008234247A JP2008234247A (ja) | 2008-10-02 |
JP5018159B2 true JP5018159B2 (ja) | 2012-09-05 |
Family
ID=39906948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007071835A Expired - Fee Related JP5018159B2 (ja) | 2007-03-20 | 2007-03-20 | 使用権限情報更新システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5018159B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6828280B2 (ja) * | 2016-06-14 | 2021-02-10 | 富士電機株式会社 | 監視制御システム |
JP6933228B2 (ja) * | 2019-03-25 | 2021-09-08 | カシオ計算機株式会社 | 携帯通信端末制御システム、携帯通信端末及びプログラム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09245138A (ja) * | 1996-03-13 | 1997-09-19 | Nec Corp | 名札及びセキュリティ端末並びにこれらを利用したセキュリティシステム |
JPH10312444A (ja) * | 1997-05-12 | 1998-11-24 | Hitachi Ltd | 現金自動取引装置 |
JP2001175905A (ja) * | 1999-12-17 | 2001-06-29 | Toshiba Corp | 入退室システムに用いられる入室方法と退室方法 |
JP4150320B2 (ja) * | 2003-10-09 | 2008-09-17 | 株式会社日立製作所 | 個人認証システム及び個人認証方法 |
JP2005171619A (ja) * | 2003-12-11 | 2005-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | 入退室管理装置 |
JP4662722B2 (ja) * | 2004-01-09 | 2011-03-30 | 中国電力株式会社 | 文書保護管理システムおよび方法 |
JP2006293508A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Dainippon Printing Co Ltd | ネットワーク不正利用防止方法 |
JP4657815B2 (ja) * | 2005-06-03 | 2011-03-23 | グローリー株式会社 | 認証装置および認証方法 |
JP4802606B2 (ja) * | 2005-08-18 | 2011-10-26 | 富士ゼロックス株式会社 | ドキュメントの表示を制御する装置、方法、及びプログラム |
-
2007
- 2007-03-20 JP JP2007071835A patent/JP5018159B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008234247A (ja) | 2008-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7562385B2 (en) | Systems and methods for dynamic authentication using physical keys | |
US8627460B2 (en) | Device function restricting method and system in specific perimeters | |
US7755469B2 (en) | Radio frequency identification tag and radio frequency identification privacy protection system and method | |
US7504929B2 (en) | Method and system for updating RFID tag value of transferred object | |
KR101107094B1 (ko) | 모바일 단말 원격 관제를 위한 시스템 및 그 제어 방법 | |
CN110535880B (zh) | 物联网的访问控制方法以及系统 | |
KR101940086B1 (ko) | 분산 이벤트를 처리하는 시스템, 디바이스 및 방법 | |
US9503902B1 (en) | Proximity-based system that secures linked IP enabled devices | |
US8522305B2 (en) | System and method for updating user identifiers (IDs) | |
WO2004046896A3 (en) | A method and system for access control | |
US20080051061A1 (en) | Authentication system and authentication method for performing authentication of wireless terminal | |
KR101362061B1 (ko) | 프록시를 이용한 모바일 프라이버시 보호 시스템, 프록시디바이스 및 모바일 프라이버시 보호 방법 | |
CN101355556A (zh) | 认证信息处理装置和认证信息处理方法 | |
US20100104099A1 (en) | Image forming apparatus and security setting method thereof | |
JP2009258917A (ja) | プロキシサーバ、認証サーバおよび通信システム | |
CN104468690B (zh) | 由分布式系统中的装置执行的方法及分布式系统的装置 | |
JP5543294B2 (ja) | 通信端末、通信システム及びプログラム | |
WO2018082885A1 (en) | Device and method for providing user-configured trust domains | |
JP5018159B2 (ja) | 使用権限情報更新システム | |
KR101207037B1 (ko) | 무선 주파수 시스템에서의 패스워드 관리 방법 및 무선주파수 시스템 | |
JP2009129321A (ja) | Rfidデバイス、サーバ、及び計算機システム | |
JP2009025945A (ja) | 認証システム及び認証方法並びに認証プログラム | |
JP2005167793A (ja) | 送信情報管理システム及び送信情報管理プログラム | |
KR20120041571A (ko) | 유에스비형 무선식별리더기를 이용한 데이터 모니터링시스템 | |
JP2007122313A (ja) | 位置情報管理システムおよびそのプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120406 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120515 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120528 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5018159 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |