JP6828280B2 - 監視制御システム - Google Patents

監視制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP6828280B2
JP6828280B2 JP2016118404A JP2016118404A JP6828280B2 JP 6828280 B2 JP6828280 B2 JP 6828280B2 JP 2016118404 A JP2016118404 A JP 2016118404A JP 2016118404 A JP2016118404 A JP 2016118404A JP 6828280 B2 JP6828280 B2 JP 6828280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authority level
operator
monitoring
input device
authentication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016118404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017224119A (ja
Inventor
剣云 朱
剣云 朱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2016118404A priority Critical patent/JP6828280B2/ja
Publication of JP2017224119A publication Critical patent/JP2017224119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6828280B2 publication Critical patent/JP6828280B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

本発明は、プラントの監視や制御を行う監視制御システムに係り、特に操作員の認証を行うとともに、複数の操作員の操作権限レベルに応じて柔軟に、かつ高い安全性をもって監視制御を行うことのできる監視制御システムに関する。
従来の監視制御システムは、監視制御操作の安全性を担保するため、操作員毎に経験や能力に応じた権限レベルを設け、その権限レベルに応じて操作可能な範囲を決定している。また、専用キーボード等の操作指令入力装置に指認証機能を備え、実際の操作員かどうかを正確に判定している。(例えば特許文献1を参照)。
ところで、この権限レベルや認証機能を用いた操作を厳格に運用すると、安全性は向上するものの融通性,柔軟性が低下するという問題がある。
例えば、操作可能な範囲としてプラントの監視グループ1の機器のみを許可された操作員が監視グループ1の操作を操作しているときに、プラント異常が発生すると、他の監視グループの機器の操作が突然に必要になる場合がある。このような場合、その監視グループの操作を許可された者に都度交代して操作を行わなければならないとすると、操作指令の入力に時間が掛かり、プラント全体の円滑な制御が困難になる。一方、緊急事態といえども権限レベルを超えた操作を無制限に許可すると監視制御の安全性(セキュリティ)が低下する。
また、通常は操作指令室など監視制御を行うエリアには、操作指令を入力する入力装置やプラント機器の状態を表示する表示装置が複数設けられており、複数の操作員は互いにコミュニケーションをとりながらプラント機器の監視制御を行っている。また、操作員の監督者や交代要員などプラント機器の操作に携わっていない者もそのエリア内に居る場合も多い。そのような監督者や交代要員は必要により操作員に指示をしながら当該操作員が操作指令を出すことも可能である。したがって、入力装置への操作入力を行う担当者である実操作員の権限レベルでのみ許される操作入力しか許可しないというような厳格な運用は実態に即さず、柔軟性の向上が望まれている。
特許第3842498号
本発明は、上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、操作の安全性を維持しつつ、実操作員の権限レベルに限定されることのない柔軟な運用の可能な監視制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る監視制御システムは、プラントを構成する外部機器の状態を表示する表示装置と、前記外部機器への操作指令を入力するための入力装置と、前記入力装置からの操作指令に基づいて前記外部機器の監視制御処理を実行する演算装置と、を具備する監視制御システムであって、
前記外部機器の操作を行うことのできる人員ごとに該人員の操作可能な項目を決定するための権限レベルを格納する権限レベル保存手段と、
前記入力装置の設置されるエリアに備え付けられ前記エリアに出入りする人員の認証を行う第一の認証手段と、
前記第一の認証手段の認証情報に基づいて、前記エリア内に存在する人員を特定するエリア内人員管理手段と、
前記入力装置あるいは前記入力装置近傍に設けられ、前記入力装置を介して操作指令を入力する操作員の認証を行う第二の認証手段と、
前記第二の認証手段の認証情報に基づいて、前記操作員を特定する操作員判定手段と、
前記エリア内人員管理手段によって特定された前記エリア内に存在する人員の権限レベルに基づいて、前記操作員判定手段によって特定された操作員の権限レベルを変更する権限レベル変更手段と、を備え、
前記権限レベル変更手段によって変更された権限レベルに基づいて操作員の操作指令を受け付けることを特徴とする。
第一の認証手段は、RFタグなどの非接触型認証手段を用いるのが好ましい。また、第二の認証手段としては、指紋認証や指静脈認証(以下、「指認証」という。)などの接触型認証手段を用いることができる。
上記の入力装置は、監視画面ごとに操作指令に対応するキーが表示される所謂専用キーボードを用い、いずれかのキーが選択されることにより、選択されたキーに対応する操作指令を演算装置へ送るようにするのが好ましい。
また、本発明に係る監視制御システムは、権限レベルと操作可能なキーとを関連付けて格納する権限テーブルを備え、前記入力装置は、前記権限テーブルを参照して前記権限レベル変更手段によって変更された権限レベルに対応するキーを表示することを特徴とする。
好ましくは、前記入力装置は、前記権限レベル変更手段によって変更された権限レベルのみに対応するキーと、前記操作員判定手段によって特定された操作員の権限レベルのみに対応するキーとを識別表示するのが良い。このとき権限レベル変更手段によって変更された権限レベルのみに対応する人員情報を表示すると良い。
これにより、操作員は、自身の現時点での権限レベルで扱えるキーと次のレベルアップで自身単独で操作可能になるキーとを区別することができるので、意識して操作することができ、訓練効果も奏することができる。すなわち、本実施の形態による監視制御システムを実運用のみならず操作員の訓練システムとしても利用することができる。
また前記権限レベル変更手段によって変更された権限レベルに対応する操作指令が入力された場合は、当該操作指令を経験情報として蓄積し、当該経験情報に基づいて前記操作員の権限レベルを更新する手段を設けることにより、操作の安全性を維持しながら柔軟な運用が可能になり、また当該運用を通して操作員のレベルアップを図ることができる。
本発明によれば、監視制御システムにおいて、操作の安全性を維持しつつ、操作員の権限レベルに限定されることのない実態に即した柔軟な運用が可能になる。
本発明の実施の形態による監視制御システムの全体構成図である。 図1のオペレーターステーションの機能ブロック図である。 図2のユーザ管理テーブルデータ構成例である。 図2の権限テーブルのデータ構成例である。 図2のエリア内人員管理手段の処理手順を示すフローチャートである。 図2の権限レベル変更手段の処理手順を示すフローチャートである。 図2の専用キー表示手段の処理手順を示すフローチャートである。 図5のエリア内人員管理手段で生成されるエリア内人員情報のデータ例である。 図2の専用キーボードの外形図である。 本発明の第2の実施の形態による監視制御システムのオペレーターステーションの機能ブロック図である。
(第1の実施の形態)
以下に本発明に係る監視制御システムの第1の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施の形態の監視制御システム1は、図1に示すように制御装置3とオペレーターステーション7を備えている。制御装置3は、プラントを構成する外部機器2に繋がり外部機器2からのデータを収集し、また外部機器2へ制御指令を出力する。オペレーターステーション7は操作員とのユーザインタフェースであり、操作員によって後述する入力装置71から入力された操作指令は制御装置3を介して制御指令として外部機器2へ送られ制御が実行される。またオペレーターステーション7は、制御装置3で収集した外部機器2の監視データをもとに監視画面を生成して後述する表示装置70へ表示出力する。
なお、監視制御システム1には、外部機器2の状態や操作指令の履歴を蓄積するデータベースステーション6や、プリンタ等の出力装置8を設けるようにしても良い。
図1において、制御装置3とオペレーターステーション7、データベースステーション6との間はリアルタイム性が要求される制御系の通信ネットワークである制御ネットワーク4を介して繋がり、オペレーターステーション7、データベースステーション6、出力装置8との間は、比較的大容量の情報を送受信するための通信ネットワークである情報ネットワーク5を介して繋がっている。なお、上述した各装置6〜8は機能を統合して一体として構築しても良いし、機能別にさらに分割して実現してもよい。
オペレーターステーション7は、図2に示すようにプラントの状態等を表示する表示装置70、操作指令等を入力するための入力装置71、種々の演算処理を実行する演算装置72、およびデータを記憶する記憶装置73を備えている。
本実施の形態では、操作員が監視制御を行う表示装置70や入力装置71の設置される操作エリアの出入口に、非接触型認証手段(第一の認証手段)80が備え付けられている。このエリアに出入りする人員は、RFタグなどのIDカードを所有し、非接触型認証手段80は、このIDカードの識別情報を受信して出入りする人員を認証する。
次に本実施の形態の入力装置71と、演算装置72の機能を中心に説明する。なお、本実施の形態では、入力装置71に必要最小限のインテリジェンシ(演算機能)を持たせることを前提に説明するが、必要により演算装置72との間で機能分割できることは言うまでもない。
図2に示すように、演算装置72は、制御装置3との間でデータの受け渡しを行う制御処理手段72a、入力装置71や非接触型認証手段80との間でデータの入出力処理を行う入出力処理手段72b、表示装置70に対してデータの表示出力処理を実行する表示出力処理手段72c、エリア内にいる人員情報を集計し逐次記憶装置73へ保存するエリア内人員管理手段72d、および諸条件に応じて操作員の権限レベルを変更する権限レベル変更手段72eを備えている。
また、入力装置71には、接触型認証手段(第二の認証手段)71aが備えられている。接触型認証手段としては、例えば指認証を用いることができる。入力装置71には、この他、権限レベルと操作禁止キー(あるいは操作可能なキー)を関連付けた権限テーブル71b(図4参照)、演算装置72から送られてきて入力装置71の一時メモリに格納される操作員の権限レベル71c、および、操作員の権限レベルをもとに権限テーブル71bを参照して、操作員の操作可能なキーを入力装置上のディスプレイに表示出力する専用キー表示手段71eを備えている。
次に、上記の構成を有する監視制御システム1の動作を説明する。
監視制御システム1の演算装置72は、入出力処理手段72bを介して、非接触型認証手段(第一の認証手段)80から送られてくる認証情報を取得すると、エリア内人員管理手段72dに渡す。認証情報としては、人員が特定できるような例えばユーザIDを用いることができる。
図5に示すように、エリア内人員管理手段72dは、非接触型認証手段80から送られてくる認証情報を受け取ると(S101)、記憶装置73の操作エリア内人員情報を更新する(S102)。
入退室の管理としては、たとえば、ユーザの携帯するRFタグ付きのICカードの情報をもとに、その移動方向から誰が入室あるいは退室したかを識別することができる。この他、部屋の外側と内側でそれぞれRFタグ情報を感知して、その感知タイミングによって、移動方向を判定するようにしても良い。あるいは、操作エリア内で周期的にRFタグ情報を検知し、検知した情報から室内にいるユーザを特定するようにしても良い。
操作エリア内人員情報としては、図8に示すように操作エリアに出入りした人員のユーザIDと入時刻および出時刻が関連付けられて保存されると共に、現在操作エリア内に居る人員のユーザIDが保存される。
図6において、権限レベル変更手段72eは、入力装置71の接触型認証手段(第二の認証手段)71aから送られてきた認証情報を取得すると(S201)、図3に例示するユーザ管理テーブル73aを参照してその認証情報に基づいて該当すする操作員の権限レベルを抽出する。そして、抽出した権限レベルを一時バッファに格納する(S203)。そして、権限レベル変更手段72eは、操作エリア内人員情報を参照して、その時点で操作エリア内にいる人員に対して以下の手順を実行する(S204a)。まず、ステップS201で取得した操作員(以下、「当該操作員」)と一致するかどうかを判定し(S205)、一致しない場合は、ユーザ管理テーブル73aを参照してその人員の権限レベルを抽出する(S206)。そして、抽出した権限レベルが、当該操作員の権限レベルより大きいか否かを判定し(S207)、大きい場合は、当該操作員の権限レベルの拡大範囲を決定する。この決定のしかたは、たとえば、一律に権限レベルを一定数上げるという方法がある。権限レベルの拡大のしかたはこれに限らずたとえば当該操作員の職歴や役職等によって拡大範囲に重み付けをするようにしても良い(S208))。
次に、ステップS208の処理で拡大された権限レベルと一時バッファに格納されている権限レベルとを比較して、一時バッファに格納されている権限レベルよりも拡大された権限レベルの方が大きい場合は一時バッファの権限レベルを拡大された権限レベルに置き換える(S210)。ステップS205〜ステップS210の処理を操作エリア内の全人員に対して繰り返す(S204b)。そして、一時バッファに格納されている拡大された権限レベルと、当該操作員の本来の権限レベルを出力する(S211)。
権限レベル変更手段72eの出力である当該操作員の拡大された権限レベル71cと当該操作員本来の権限レベル71dは、は、入出力処理手段72bを介して入力装置71に送られ、入力装置71の記憶部(図示せず)に保存される。
図7において、入力装置71の専用キー表示手段71eは、演算装置72から送られてくる権限レベル71c,71dを受け取ると(S301)、まず図4に例示する権限テーブル71bを参照して権限レベル71cに対応する操作可能キーを入力装置71のディスプレイに表示する(S302)。専用キー表示手段71eは、次に権限テーブル71bを参照して(S302)、当該操作員本来の権限レベル71dに対応する操作可能キーをステップS302で表示したキーと識別可能に入力装置71のディスプレイに表示する(S304)。
以上の処理によって、操作員の権限レベルは、エリア内にいる人員の権限レベルによって拡大される。そして、その拡大された権限レベルによって操作可能なキーが入力装置のディスプレイに当該操作員の操作可能なキーとして表示される。操作員は、操作可能なキーを選択することにより、当該キーに対応する操作指令が演算装置72の制御処理手段72aを介して制御装置3へ送られ、外部機器2の制御が実行される。
入力装置71としては、図9に例示するように監視制御対象のプラントあるいは類似のプラント群に特化してそのプラントの監視制御に最適なキー配列で形成される専用キーボード711が用いるのが好ましいが、市販のパーソナルコンピュータに接続可能な汎用的なキーボードを用いるようにしても良い。
プラントの監視制御を行う操作員は、このオペレーターステーション7の表示装置70に表示される監視情報によって外部機器2の状態を把握し、入力装置71を介して操作指令を入力して外部機器2を制御する。
(第二の認証手段について)
操作員は操作指令を入力するに際し、まず個人認証手段によって個人認証を行う。この個人認証手段としては既知の技術を用いることができるが、例えば、指認証や虹彩認証などの生体認証を用いることができる。個人認証手段は、非接触型であっても接触型であっても良いが、上述した操作エリア内のユーザを管理するための非接触型認証手段とは異なり、実際に入力装置から操作指令を入力する操作員(以下、「実操作員」という。)を特定する必要がある。このため、広範囲のユーザを認証する手段は不適であり、操作卓など操作指令を入力するための所定の位置に居る操作員のみの認証ができるような狭い範囲の認証手段が必要である。このため、入力装置に指認証などの接触型認証手段を備えるか、操作卓など所定の位置にフォーカスした顔認証や生体認証を用いるのが好ましい。
この個人認証手段は、操作開始のときに一回行うようにしても良いし、操作入力ごとに行うようにしても良い。指認証などの接触型認証手段を用いるような場合は、指認証入力手段を入力装置の一定の位置に設けても良いし、各キーごとに指認証可能に構成しても良い。非接触型の個人認証の場合は、操作指令が入力されたタイミングあるいは周期的に認証情報を取り込んで認証を行うのが好ましい。
以上、本実施の形態によれば、監視制御システムにおいて、操作の安全性を維持しつつ、操作員の権限レベルに限定されることのない実態に即した柔軟な運用が可能になる。また、自身の本来の権限レベルで操作可能なるキーと拡大された権限レベルで操作可能なキーとを識別表示することにより、実操作員は、自身の権限レベルがアップすることにより操作可能になるキーを意識して操作することが可能になり、実運用に支障をきたさずに操作員のレベルアップを図ることができる。
なお、所定エリア内にいるユーザで権限レベルの最大の者を抽出し、当該ユーザがさらに他のユーザの存在によって変更(拡大)された権限レベルで操作可能なキーを識別表示するようにしても良い。これにより、事故等の緊急事態が発生したときでも、権限レベルを無視した操作を禁止する一方、当該操作エリア内の人員で操作可能な最大の範囲の操作が可能になる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では入力装置として、操作員の拡大された権限レベルに即した専用キーボードについて説明したが、本実施の形態では入力装置71として汎用キーボードやキー配列が固定になっているキーボードを用いる場合について説明する。
図10に本実施の形態による機能ブロック図を示す。図2との違いは、入力装置71にはインテリジェンシを持たせず、専用キー表示手段71eを削除し、権限テーブル71b,操作員の権限レベル71c、71dは演算装置72で管理し、記憶装置73に保存するようにしたことである。
また、演算装置72には、入力装置71から操作指令が送られてきたとき、操作員の拡大された権限レベル71cをもとに権限テーブル71bを参照して、送られてきた操作指令が操作禁止に該当しないかどうかを判定する照合手段72fを設けた。
以下、照合手段72fの処理手順について説明する。
照合手段72fは、入力装置71から操作指令を受信すると、演算装置72の一時バッファ、もしくは記憶装置73に保存されている拡大された権限レベル71cを抽出し、これを権限テーブル71bを参照して、当該権限レベル71cに対応する操作禁止キーを抽出する。そして、受信した操作指令が抽出した操作禁止キーと一致するか否かを判定し、一致する場合は、操作不許可の出力を行うと共に、受信した操作指令を破棄する。
一方、一致しない場合は、操作指令を制御処理手段72aを介して制御装置3へ送信する。
以上、本実施の形態によれば、入力装置がその操作員や監視グループに専用のキーボードでなくても、操作の安全性を維持し、拡大された権限レベルによって柔軟な操作運用が可能になる。
(第3の実施形態)
次の本発明の第3の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、第1の実施の形態の構成に対して、プラント事故など緊急事態の場合は、その専用キーボードに対して、最大の権限レベルのキーを表示する一方、操作禁止されているキーを選択したときに、当該キーの操作が可能な人員の識別情報を表示するようにしたものである。また、非接触型認証手段80のエリアを操作エリアに近いところから複数段階設けておく、たとえば、同じ階、同じ建屋、同じ敷地内かどうか、そして、操作エリアに近い位置に居る人員であり、操作指令の受付を可能にする権限レベルの人員から優先順位をつけて表示出力する。また、この機能と連動して、緊急自動電話その他の連絡手段によって、該当する人員を操作エリアへ呼び出す。
以上、本実施の形態によれば、緊急時の際に必要な権限レベルの人員を迅速,的確に呼び出すことができるので、緊急時にも操作の安全性維持しつつ、柔軟な運用が可能になる。
1 監視制御システム
2 外部機器
3 制御装置
4 制御ネットワーク
5 情報ネットワーク
6 データベースステーション
7 オペレーターステーション
8 出力装置
70 表示装置
71 入力装置
71b 権限テーブル
71c 拡大された権限レベル
71d 本来の権限レベル
71e 専用キー表示手段
72 演算装置
72a 制御処理手段
72b 入出力処理手段
72c 表示出力処理手段
72d エリア内人員管理手段
72e 権限レベル変更手段
72f 照合手段
73 記憶装置
73a ユーザ管理テーブル
80 非接触型認証手段
301 ワンタッチキー
302 ループ調整キー
711 専用キーボード

Claims (5)

  1. プラントを構成する外部機器の状態を表示する表示装置と、前記外部機器への操作指令を入力するための入力装置と、前記入力装置からの操作指令に基づいて前記外部機器の監視制御処理を実行する演算装置と、を具備し、
    前記外部機器の操作を行うことのできる人員ごとに該人員の操作可能な項目を決定するための権限レベルを格納する権限レベル保存手段と、
    前記入力装置の設置されるエリアに備え付けられ前記エリアに出入りする人員の認証を行う第一の認証手段と、
    前記第一の認証手段の認証情報に基づいて、前記エリア内に存在する人員を特定するエリア内人員管理手段と、
    前記入力装置あるいは前記入力装置近傍に設けられ、前記入力装置を介して操作指令を入力する操作員の認証を行う第二の認証手段と、
    前記第二の認証手段の認証情報に基づいて、前記操作員を特定する操作員判定手段と、
    前記エリア内人員管理手段によって特定された前記エリア内に存在する人員の権限レベルに基づいて、前記操作員判定手段によって特定された操作員の権限レベルを変更する権限レベル変更手段と、を備え、
    前記権限レベル変更手段によって変更された権限レベルに基づいて操作員の操作指令を受け付ける監視制御システムであって、
    前記入力装置は、
    操作指令に対応するキーが表示され、いずれかのキーが選択されることにより、選択されたキーに対応する操作指令が前記演算装置へ送られるものであり、
    権限レベルと操作可能なキーあるいは操作不可能なキーとを関連付けて格納する権限テーブルを参照して、前記権限レベル変更手段によって変更された権限レベルのみに対応するキーと、前記操作員判定手段によって特定された操作員の権限レベルのみに対応するキーとを識別表示することを特徴とする監視制御システム。
  2. 前記入力装置は、前記権限レベル変更手段によって変更された権限レベルのみに対応する人員情報を表示することを特徴とする請求項に記載の監視制御システム。
  3. 前記第一の認証手段は、非接触型であることを特徴とする請求項1又は2に記載の監視制御システム。
  4. 前記第二の認証手段は、接触型であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の監視制御システム。
  5. 前記権限レベル変更手段によって変更された権限レベルに対応する操作指令が入力された場合は、当該操作指令を経験情報として蓄積し、当該経験情報に基づいて前記操作員の権限レベルを更新する手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の監視制御システム。
JP2016118404A 2016-06-14 2016-06-14 監視制御システム Active JP6828280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016118404A JP6828280B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 監視制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016118404A JP6828280B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 監視制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017224119A JP2017224119A (ja) 2017-12-21
JP6828280B2 true JP6828280B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=60688184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016118404A Active JP6828280B2 (ja) 2016-06-14 2016-06-14 監視制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6828280B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115080945B (zh) * 2022-07-27 2022-11-08 保利长大工程有限公司 一种施工装置的控制方法及控制系统

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4726418B2 (ja) * 2004-02-20 2011-07-20 三菱電機株式会社 監視制御装置
JP5018159B2 (ja) * 2007-03-20 2012-09-05 大日本印刷株式会社 使用権限情報更新システム
JP5297858B2 (ja) * 2009-03-27 2013-09-25 株式会社日立製作所 監視制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017224119A (ja) 2017-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101280050B1 (ko) 휴대용 전자 디바이스를 위한 위치 기반 보안 시스템
KR101170222B1 (ko) 이용자 인증 장치, 이용자 인증 방법 및 이용자 인증 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
US11210879B2 (en) Face authentication apparatus
US9553874B2 (en) Programmable display apparatus, control method, and program with facial authentication
US9754094B2 (en) Programmable display apparatus, control method, and program
JP6160401B2 (ja) 入退室管理装置、入退室管理方法及びプログラム
EP2833289A1 (en) Programmable display apparatus, control method, and program
JPWO2007086475A1 (ja) プラント監視制御装置
JP7166061B2 (ja) 顔認証システム、顔認証サーバおよび顔認証方法
CN103426215B (zh) 用于意外救助的门锁管控方法及系统
JP2010003009A (ja) 入退場管理システムおよび入退場管理方法
JP6962431B2 (ja) 顔認証装置
JP5308985B2 (ja) 監視制御システム
JP6828280B2 (ja) 監視制御システム
JP2008181359A (ja) 機密情報保護システム
JP4896545B2 (ja) エレベータの呼び登録制御装置
US20230386283A1 (en) Safety Locking Device
JP2007310681A (ja) 出入り管理システム及び出入り管理機能付き携帯端末
JP6544578B2 (ja) 入退場管理システム
KR101933769B1 (ko) 스마트 출입 인증시스템
CN107360140B (zh) 一种带指纹识别功能的触控单兵通讯装置
JP2016162382A (ja) 来訪者を訪問先へ誘導する機能を有する入退室管理システム
JP2007004698A (ja) 取扱者認証機能付き電子機器
JP4705346B2 (ja) 在室者管理システム、在室者管理サーバおよび在室者管理プログラム
JP6358637B1 (ja) 配車システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6828280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250