JP2001230892A - ファクシミリ装置及び記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各クライアントコンピュータに対して逐一確
認をとることなく、コンピュータプログラムの適切なア
ップデートを自動で行なうことができるファクシミリサ
ーバの如きファクシミリ装置及び該ファクシミリ装置で
の読み取りが可能な記録媒体を提供する。 【解決手段】 クライアントコンピュータにインストー
ルされているコンピュータプログラムのバージョン情報
をバージョン情報テーブル１２ａに記憶し、コンピュー
タプログラムを入手した際に、このコンピュータプログ
ラムのバージョン情報を各クライアントコンピュータに
インストールされているコンピュータプログラムのバー
ジョン情報と比較し、後者のコンピュータプログラムの
方が古いバージョンであればアップデートを行なう構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えばＬＡＮ上の
クライアントコンピュータにインストールされているコ
ンピュータプログラムを管理するためのファクシミリサ
ーバの如きファクシミリ装置及び該ファクシミリ装置で
の読み取りが可能な記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】ＬＡＮ等のネットワークにおいては、フ
ァクシミリ通信機能及びサーバ機能を兼ね備えたファク
シミリサーバが設置されていることがあるが、このよう
なファクシミリサーバにインストールされている通信用
のコンピュータプログラムがアップデートされた場合、
このファクシミリサーバを利用するＬＡＮ上の各クライ
アントコンピュータの対応するコンピュータプログラム
をアップデートする必要がある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】現状においては、ファ
クシミリサーバ又はネットワークの管理者が、新規のコ
ンピュータプログラムを入手した際に、各クライアント
コンピュータにインストールされているコンピュータプ
ログラムのバージョン情報を確認し、このコンピュータ
プログラムが古いバージョンであれば、オンライン又は
オフラインにてコンピュータプログラムのアップデート
作業を行なっている。

【０００４】このように、多数のクライアントコンピュ
ータを管理している場合には、このアップデート作業に
要する労力が甚大となるという問題があった。

【０００５】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、クライアントコンピュータにインストールされ
ているコンピュータプログラムのバージョン情報を記憶
し、コンピュータプログラムを入手した際に、例えば、
このコンピュータプログラムのバージョン情報を各クラ
イアントコンピュータにインストールされているコンピ
ュータプログラムのバージョン情報と比較し、後者のコ
ンピュータプログラムの方が古いバージョンであればア
ップデートを行なうことにより、各クライアントコンピ
ュータに対して逐一確認をとることなく、コンピュータ
プログラムの適切なアップデートを自動で行なうことが
できるファクシミリサーバの如きファクシミリ装置及び
該ファクシミリ装置での読み取りが可能な記録媒体を提
供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】第１発明に係るファクシ
ミリ装置は、他の通信装置が記憶するプログラムのバー
ジョン情報を記憶する記憶手段と、外部からそのバージ
ョン情報とともにプログラムの入力を受け付ける受付手
段と、両プログラムのバージョン情報に基づいて、前記
他の通信装置が記憶するプログラムを、受け付けたプロ
グラムで更新する更新手段とを備えることを特徴とす
る。

【０００７】第２発明に係るファクシミリ装置は、第１
発明のファクシミリ装置において、前記更新手段が、所
定時間周期で更新すべくなしてあることを特徴とする。

【０００８】第３発明に係る記録媒体は、ファクシミリ
装置に、該ファクシミリ装置に記憶されているプログラ
ムのバージョン情報及び他の通信装置が記憶するプログ
ラムのバージョン情報に基づいて、前記他の通信装置が
記憶するプログラムを前記記憶されているプログラムで
更新させる手段を含むプログラムが記録されていること
を特徴とする。

【０００９】本発明においては、ファクシミリサーバの
如きファクシミリ装置が、ＬＡＮ等のネットワーク上の
クライアントコンピュータの如き他の通信装置が記憶す
るコンピュータプログラム（プログラム）のバージョン
情報を記憶し、例えば自装置が備えるドライブ装置から
記録媒体に記録されているプログラムを読み取り、又は
通信線を介してネットワークからプログラムを受信する
等してプログラムを外部から入手（入力の受け付け）
し、入手したプログラムのバージョン情報と、クライア
ントコンピュータが記憶しているプログラムのバージョ
ン情報とに基づいて、クライアントコンピュータが記憶
しているプログラムを前記入手したプログラムでアップ
デート（更新）する構成としたので、プログラムを入手
した際に、各クライアントコンピュータに問合せること
なく、記憶内容に基づいて例えばアップデートが必要な
クライアントコンピュータを特定し、このクライアント
コンピュータに対してのみアップデートを実行すること
を、管理者の操作の手間なく完了することができる。

【００１０】また、本発明においては、アップデートを
所定時間周期で行なう構成としたので、プログラムの入
手時期に拘わらずに、例えば複数のプログラムのアップ
デートを纏めて実行することが可能である。また、アッ
プデートを夜間等に実行させることにより、ネットワー
クに通信のストレスを与えることなくアップデートを完
了することが可能である。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図１は、本発明に係るファ
クシミリ装置としてのファクシミリサーバのネットワー
クへの接続形態を示すブロック図である。図１におい
て、１は本発明に係るファクシミリ装置として構成され
たファクシミリサーバであり、ＬＡＮ８に接続されてい
る。

【００１２】このファクシミリサーバ１のほかに、ＬＡ
Ｎ８には、メールサーバ２、ルータ３、並びに第１及び
第２クライアントコンピュータ５ａ，５ｂ等が接続され
ている。ルータ３は、ＬＡＮ８及びインターネット６の
間におけるゲートウェイ装置として機能する。

【００１３】ファクシミリサーバ１は、アナログの公衆
電話回線網（ＰＳＴＮ）７に接続され、ＬＡＮ８におけ
る通常のファクシミリ通信機能とインターネットファク
シミリ通信機能とを兼ね備えたサーバコンピュータとし
て機能する。

【００１４】メールサーバ２は、ルータ３を介してイン
ターネット６に常時接続されており、ファクシミリサー
バ１並びに第１及び第２クライアントコンピュータ５
ａ，５ｂからの要求に応じて電子メール（電子メール形
式のファクシミリメッセージを含む）をインターネット
６へ送信し、また、インターネット６からの電子メール
を受信して、指定されている宛先に応じてファクシミリ
サーバ１並びに第１及び第２クライアントコンピュータ
５ａ，５ｂへ配信する。

【００１５】また、インターネット６上には、コンピュ
ータプログラムを含む様々なデータを記憶しているＦＴ
Ｐ（File Transfer Protocol）サーバ４が接続されてお
り、ＬＡＮ８上のファクシミリサーバ１等がブラウザプ
ログラムを用いることによってＦＴＰサーバ４に記憶さ
れているプログラムをダウンロードすることができるよ
うになっている。

【００１６】図２は、本発明に係るファクシミリ装置と
して構成されたファクシミリサーバ１の構成を示すブロ
ック図である。図２において、ファクシミリサーバ１
は、ＣＰＵ１０と、該ＣＰＵ１０にバスを介して接続さ
れたＰＲＯＭ１１，ＲＡＭ１２，モデム１３ａ，ＮＣＵ
１３ｂ，操作パネル１４，ディスプレイ１５，スキャナ
１６，プリンタ１７，ＬＡＮＩ／Ｆ１８，及びカードス
ロット１９とから構成されている。

【００１７】ＣＰＵ１０は、ＰＲＯＭ１１に記憶されて
いるコンピュータプログラムに基づいてファクシミリサ
ーバ１の動作に必要な様々な処理を実行する。ＰＲＯＭ
１１は、ＣＰＵ１０が実行する種々のコンピュータプロ
グラムを記憶している。

【００１８】ＲＡＭ１２は、ＤＲＡＭ，ＳＲＡＭ，フラ
ッシュメモリ等を備え、ＣＰＵ１０によるコンピュータ
プログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶す
るほか、画像メモリとしても機能する。また、本実施の
形態においてＲＡＭ１２は、第１及び第２クライアント
コンピュータ５ａ，５ｂにインストールされているコン
ピュータプログラムのバージョン情報等を管理するため
のバージョン情報テーブル１２ａを記憶している。

【００１９】モデム１３ａは、ファクシミリ通信が可能
なファックスモデムから構成されている。また、モデム
１３ａは、同様にバスに接続されたＮＣＵ（Network Co
ntrol Unit）１３ｂと直接的に接続されている。ＮＣＵ
１３ｂは、ＰＳＴＮ７との回線の閉結及び開放の動作を
行なうハードウェアであり、必要に応じてモデム１３ａ
をＰＳＴＮ７と接続する。なお、ＩＳＤＮインタフェー
スを備えることにより、デジタルの公衆電話回線網（Ｉ
ＳＤＮ）に接続するように構成してもよい。

【００２０】操作パネル１４は、ファクシミリサーバ１
を操作するために必要な文字キー，テンキー，短縮ダイ
ヤルキー，及びワンタッチダイヤルキー等の各種キーを
備えている。

【００２１】ディスプレイ１５は、液晶表示装置（ＬＣ
Ｄ）から構成され、操作パネル１４からの入力結果及び
ＣＰＵ１０の動作状態等を表示する。なお、ディスプレ
イ１５としては、ＣＲＴディスプレイ等であってもよ
く、また、タッチパネル方式の表示装置から構成するこ
とにより、前述した操作パネル１４の一部又は全部を不
要とすることも可能である。

【００２２】スキャナ１６は、ＣＣＤ等を利用して原稿
の内容を画像として読み取り、白黒２値に変換したドッ
トイメージデータを出力する。

【００２３】プリンタ１７は、電子写真方式等のプリン
タ装置から構成され、スキャナ１６からの読み取り内
容、ファクシミリ受信したイメージデータ、及びＣＰＵ
１０が出力する各種のメッセージ等を印字出力する。

【００２４】ＬＡＮＩ／Ｆ１８は、ファクシミリサーバ
１をＬＡＮ８へ接続するためのインタフェースである。

【００２５】カードスロット１９は、ＲＯＭカード，Ｅ
ＥＰＲＯＭカード等のカード式の記録媒体に記憶されて
いるコンピュータプログラムを読み取り、ＰＲＯＭ１１
に記憶する。なお、カードスロット１９に代えて、ＣＤ
−ＲＯＭ又はＤＶＤ−ＲＯＭドライブ装置等を備える構
成としてもよい。

【００２６】図３は、ＲＡＭ１２に記憶されているバー
ジョン情報テーブル１２ａの一例を示す模式図である。
本実施の形態におけるバージョン情報テーブル１２ａに
は、管理対象となるクライアントコンピュータ（ここで
は第１及び第２クライアントコンピュータ５ａ，５ｂの
み）名と、この名称に対応するクライアントコンピュー
タにインストールされているコンピュータプログラムの
バージョン情報と、このバージョンのコンピュータプロ
グラムがインストールされた更新日時とが記憶されてい
る。

【００２７】図３の例では、第１クライアントコンピュ
ータ５ａには、バージョンが「１．１０」のコンピュー
タプログラムが「１９９９年１１月１２日の１０時３５
分２０秒」にインストールされたことを示しており、第
２クライアントコンピュータ５ｂには、バージョンが
「１．１２」のコンピュータプログラムが「１９９９年
１２月１５日の１８時２５分０５秒」にインストールさ
れたことを示している。なお、バージョン情報テーブル
１２ａの記憶内容として、例えばコンピュータプログラ
ムのデータサイズ，各種のドライバの種類等の情報を含
ませておくことも可能である。

【００２８】本発明に係るファクシミリ装置として構成
されたファクシミリサーバ１は基本的には以上の如きハ
ードウェア構成を有しており、通常のファクシミリサー
バとしての機能は勿論のこと、様々な経路から入手した
コンピュータプログラムをそのバージョン情報に基づい
て上述した如きバージョン情報テーブル１２ａを参照
し、管理対象となる第１及び第２クライアントコンピュ
ータ５ａ，５ｂにインストールされているコンピュータ
プログラムをアップデートする必要がある場合に、該当
する第１及び第２クライアントコンピュータ５ａ，５ｂ
のみのコンピュータプログラムをアップデートするよう
に構成してある。

【００２９】なお、本実施の形態においては、バージョ
ン番号及び更新日時を参照してアップデートの是非を決
定するようにしてあるが、例えば、第１及び第２クライ
アントコンピュータ５ａ，５ｂの記憶容量に制限があっ
て、新しいコンピュータプログラムをインストールでき
ないような場合には、その後の運用に問題がなければア
ップデートを保留するように構成することも可能であ
る。

【００３０】以上の如き処理はファクシミリサーバ１の
ＣＰＵ１０によって実行されるため、以下にその処理を
図４のフローチャートに従って具体的に説明する。

【００３１】図４は、外部からのコンピュータプログラ
ムの入手に伴う、本発明に係るファクシミリ装置として
のファクシミリサーバ１のＣＰＵ１０の処理内容を示す
フローチャートである。まず、ＣＰＵ１０は、最新のコ
ンピュータプログラムを入手する（ステップ１）。

【００３２】ここでコンピュータプログラムの入手は、
インターネット６上のＦＴＰサーバ４から適宜にダウン
ロードする、インターネット６からメールサーバ２を介
して電子メールの添付ファイルとして受信する、Ｇ３フ
ァクシミリ通信のＢＦＴ（Binary File Transfer）機能
によりバイナリデータとしてファクシミリ受信する、更
にはインターネット６上のファクシミリサーバ１のメー
カが運用するサービス用のＷＷＷサーバ（図示せず）か
らプッシュ式に受信することによってなされる。また、
このような通信による入手以外にも、例えばカードスロ
ット１９から適宜の記録媒体を介して入手することも可
能である。なお、本発明においてはこのようなコンピュ
ータプログラムの入手経路を限定するものではない。

【００３３】次いで、ＣＰＵ１０は、入手したコンピュ
ータプログラムのバージョン情報を、バージョン情報テ
ーブル１２ａの各バージョン及び更新日時と比較するこ
とによってチェックし（ステップ２）、バージョン情報
テーブル１２ａとして記憶されているものの中に古いバ
ージョンがあるか否かを判断する（ステップ３）。古い
バージョンがなかった場合には、ＣＰＵ１０は、アップ
デートの必要はないので本処理を終了する。

【００３４】一方、古いバージョンがあった場合には、
該当するクライアントコンピュータのコンピュータプロ
グラムをアップデートし（ステップ４）、アップデート
後のコンピュータプログラムのバージョン情報に基づい
て、バージョン情報テーブル１２ａの内容を更新し（ス
テップ５）、本処理を終了する。

【００３５】なお、ステップ４におけるアップデート
は、一連の処理に合わせて同時期に行なう必要はなく、
夜間等のＬＡＮ８の使用が少ない時間帯を選んで実行す
るように構成してもよく、また、管理者によって実行の
タイミングを選択するようにしてもよい。

【００３６】図５は、本発明に係る記録媒体の構成を示
すブロック図である。ここに例示するコンピュータプロ
グラム（図５においてはプログラムと称す）は、図４に
示したステップ２〜４の処理を少なくとも含んでおり、
以下に説明する記録媒体に記録されている。

【００３７】図５において、ファクシミリサーバ１とオ
ンライン接続する記録媒体Ｍａは、ファクシミリサーバ
１の設置場所から隔たって設置される例えばＬＡＮ８上
のサーバコンピュータを用いてなり、記録媒体Ｍａには
前述の如きコンピュータプログラムＰａが記録されてい
る。そして、記録媒体Ｍａから読み出されたコンピュー
タプログラムＰａがファクシミリサーバ１を制御するこ
とにより、ファクシミリサーバ１が前述の如き処理を実
行する。

【００３８】ファクシミリサーバ１の内部に設けられた
記録媒体は、本実施の形態においてはＰＲＯＭ１１とし
て構成され、ＰＲＯＭ１１には前述の如きコンピュータ
プログラムＰｂが記録されている。そして、ＰＲＯＭ１
１から読み出されたコンピュータプログラムＰｂがファ
クシミリサーバ１を制御することにより、ファクシミリ
サーバ１が前述の如き処理を実行する。

【００３９】ファクシミリサーバ１に設けられたカード
スロット１９に挿入して使用される記録媒体Ｍｃは、運
搬可能な例えばＲＯＭカード，ＥＥＰＲＯＭカード等を
用いてなり、記録媒体Ｍｃには前述の如きコンピュータ
プログラムＰｃが記録されている。そして、記録媒体Ｍ
ｃから読み出されたコンピュータプログラムＰｃがファ
クシミリサーバ１を制御することにより、ファクシミリ
サーバ１が前述の如き処理を実行する。

【００４０】

【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係るファクシ
ミリ装置及び該ファクシミリ装置での読み取りが可能な
記録媒体においては、ファクシミリサーバの如きファク
シミリ装置が、ＬＡＮ等のネットワーク上のクライアン
トコンピュータの如き他の通信装置が記憶するコンピュ
ータプログラム（プログラム）のバージョン情報を記憶
し、例えば自装置が備えるドライブ装置から記録媒体に
記録されているプログラムを読み取り、又は通信線を介
してネットワークからプログラムを受信する等してプロ
グラムを外部から入手（入力の受け付け）し、入手した
プログラムのバージョン情報と、クライアントコンピュ
ータが記憶しているプログラムのバージョン情報とに基
づいて、クライアントコンピュータが記憶しているプロ
グラムを前記入手したプログラムでアップデート（更
新）する構成としたので、プログラムを入手した際に、
各クライアントコンピュータに問合せることなく、記憶
内容に基づいて例えばアップデートが必要なクライアン
トコンピュータを特定し、このクライアントコンピュー
タに対してのみアップデートを実行することを、管理者
の操作の手間なく完了することができる。

【００４１】また、アップデートを所定時間周期で行な
う構成としたので、プログラムの入手時期に拘わらず
に、例えば複数のプログラムのアップデートを纏めて実
行することが可能である。また、アップデートを夜間等
に実行させることにより、ネットワークに通信のストレ
スを与えることなくアップデートを完了することが可能
である等、本発明は優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るファクシミリ装置としてのファク
シミリサーバのネットワークへの接続形態を示すブロッ
ク図である。

【図２】本発明に係るファクシミリ装置として構成され
たファクシミリサーバの構成を示すブロック図である。

【図３】ＲＡＭに記憶されているバージョン情報テーブ
ルの一例を示す模式図である。

【図４】外部からのコンピュータプログラムの入手に伴
う、本発明に係るファクシミリ装置としてのファクシミ
リサーバのＣＰＵの処理内容を示すフローチャートであ
る。

【図５】本発明に係る記録媒体の構成を示すブロック図
である。

【符号の説明】

１ ファクシミリサーバ ５ａ 第１クライアントコンピュータ ５ｂ 第２クライアントコンピュータ １０ ＣＰＵ １１ ＰＲＯＭ（記録媒体） １２ ＲＡＭ １２ａ バージョン情報テーブル １３ａ モデム １３ｂ ＮＣＵ １８ ＬＡＮＩ／Ｆ １９ カードスロット Ｍａ，Ｍｃ 記録媒体 Ｐａ，Ｐｂ，Ｐｃ コンピュータプログラム（プログラ
ム）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 他の通信装置が記憶するプログラムのバ
   ージョン情報を記憶する記憶手段と、外部からそのバー
   ジョン情報とともにプログラムの入力を受け付ける受付
   手段と、両プログラムのバージョン情報に基づいて、前
   記他の通信装置が記憶するプログラムを、受け付けたプ
   ログラムで更新する更新手段とを備えることを特徴とす
   るファクシミリ装置。
2. 【請求項２】 前記更新手段は、所定時間周期で更新す
   べくなしてある請求項１記載のファクシミリ装置。
3. 【請求項３】 ファクシミリ装置に、該ファクシミリ装
   置に記憶されているプログラムのバージョン情報及び他
   の通信装置が記憶するプログラムのバージョン情報に基
   づいて、前記他の通信装置が記憶するプログラムを前記
   記憶されているプログラムで更新させる手段を含むプロ
   グラムが記録されていることを特徴とするファクシミリ
   装置での読み取りが可能な記録媒体。