JP3367448B2 - ファクシミリ装置及びファクシミリ通信システム - Google Patents

ファクシミリ装置及びファクシミリ通信システム

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JP3367448B2
JP3367448B2 JP06233499A JP6233499A JP3367448B2 JP 3367448 B2 JP3367448 B2 JP 3367448B2 JP 06233499 A JP06233499 A JP 06233499A JP 6233499 A JP6233499 A JP 6233499A JP 3367448 B2 JP3367448 B2 JP 3367448B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相手先の電話番号
に対応した短縮情報を登録しておく機能を有するファク
シミリ装置及びそのような複数のファクシミリ装置を含
むファクシミリ通信システムに関し、特に、その短縮情
報の登録内容の変更処理に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置には、頻繁に通信する
相手先の電話番号に対応した短縮情報を登録しておく機
能、つまり、短縮ダイヤル機能,ワンタッチダイヤル機
能が備えられており、オペレータの利便性を図るように
している。このような短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤ
ルの登録処理は、各ファクシミリ装置で独立的に行われ
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、会社の本店と
各支店、または、社内の営業課,経理課などの各部署に
おいてそれぞれファクシミリ装置を設置している場合、
各ファクシミリ装置における短縮ダイヤル,ワンタッチ
ダイヤルの登録内容は同じであった方が便利である。相
手先の電話番号に変更が生じて、それらの登録内容を変
更する場合、短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録
処理は各ファクシミリ装置で独立的に行われるので、各
ファクシミリ装置で同一の登録内容を保持しておくため
には、それぞれのファクシミリ装置で変更処理の保守作
業が必要となり、手間がかかるという問題がある。
【0004】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容
が変更された場合に、その変更データを他のファクシミ
リ装置へ送信するように構成したことにより、1台のフ
ァクシミリ装置における登録内容を変更するだけで、関
連する他のファクシミリ装置の登録内容も容易に変更す
ることができるファクシミリ装置、及び、そのような複
数のファクシミリ装置を含むファクシミリ通信システム
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るファクシ
ミリ装置は、電話番号に対応した短縮情報を、パブリッ
ク領域とプライベート領域とに分割されている記憶領域
登録しておく機能を有するファクシミリ装置であっ
、前記パブリック領域またはプライベート領域におけ
短縮情報の登録内容の変更処理を受け付ける手段と、
前記パブリック領域における短縮情報の登録内容が変更
された場合に、変更された登録内容を他のファクシミリ
装置へ送信し、前記プライベート領域における短縮情報
の登録内容が変更された場合に、変更された登録内容を
他のファクシミリ装置へ送信しないようにする手段とを
備えることを特徴とする。
【0006】第1発明のファクシミリ装置は、パブリッ
ク領域における短縮情報(短縮ダイヤル,ワンタッチダ
イヤル)の登録内容に変更があった場合、その登録内容
の変更データを他のファクシミリ装置へ送信し、プライ
ベート領域における短縮情報の登録内容に変更があった
場合には、その登録内容の変更データを他のファクシミ
リ装置へ送信しない。よって、1台のファクシミリ装置
における登録内容を変更することにより、これに関連す
る他のファクシミリ装置の登録内容も、同じ登録内容を
維持して、容易に変更できる。また、あるファクシミリ
装置の短縮情報の登録内容に変更が生じた場合に、その
変更された登録内容を他のファクシミリ装置へ送信する
か否かを選択できる。
【0007】第2発明に係るファクシミリ装置は、第1
発明において、前記短縮情報の登録内容の変更処理は、
他のファクシミリ装置からの変更された登録内容の受
信、または、外部からの入力操作によってなされるよう
にしたことを特徴とする。
【0008】第2発明のファクシミリ装置は、他のファ
クシミリ装置から登録内容の変更データを受信した場
合、または、外部からの入力操作によって登録内容を変
更した場合の何れでも、更に他のファクシミリ装置の登
録内容を変更できる。
【0009】第3発明に係るファクシミリ装置は、第2
発明において、前記短縮情報の登録内容の変更処理を行
えない場合に、変更処理を行えない旨を所定のファクシ
ミリ装置へ通信するようにしたことを特徴とする。第4
発明に係るファクシミリ通信システムは、電話番号に対
応した短縮情報を登録しておく機能を有する複数のファ
クシミリ装置を含むファクシミリ通信システムにおい
て、前記複数のファクシミリ装置は、前記短縮情報の登
録内容の変更処理を受け付ける手段を有する1つのホス
ト用のファクシミリ装置と、変更された登録内容を受信
した際に自身の登録内容を変更する残りの複数のファク
シミリ装置とから構成されており、前記ホスト用のファ
クシミリ装置における前記短縮情報の登録内容が変更さ
れた場合に、前記ホスト用のファクシミリ装置は変更さ
れた登録内容を、前記残りの複数のファクシミリ装置の
1つへ送信し、変更された登録内容を受信した前記残り
の複数のファクシミリ装置の1つは、受信した変更され
た登録内容を、さらに次の送信先である前記残りの複数
のファクシミリ装置の他の1つへ送信するようにしてお
り、前記ホスト用のファクシミリ装置は、電話番号に対
応した短縮情報を登録する記憶領域としてパブリック領
域とプライベート領域とを有しており、前記パブリック
領域における短縮情報の登録内容が変更された場合に、
変更された登録内容を送信し、前記プライベート領域に
おける短縮情報の登録内容が変更された場合に、変更さ
れた登録内容を送信しないようしたことを特徴とする。
【0010】第3発明のファクシミリ装置は、登録内容
の変更データを受信しても自身の登録内容を変更できな
い場合に、その旨を所定のファクシミリ装置へ通信す
る。よって、登録内容の変更未処理のファクシミリ装置
を特定でき、すべてのファクシミリ装置について、確実
に登録内容の変更を行える。第4発明のファクシミリ通
信システムは、ホスト用のファクシミリ装置で変更され
た短縮情報の登録内容を、まずホスト用のファクシミリ
装置から複数のファクシミリ装置の1つへ送信し、次い
でそのファクシミリ装置の1つから複数のファクシミリ
装置の他の1つへ送信するというように、ホスト用のフ
ァクシミリ装置から出発して残りのファクシミリ装置へ
その変更された登録内容を順順に送信するようにしてお
り、ホスト用のファクシミリ装置のパブリック領域にお
ける短縮情報の登録内容に変更があった場合、その登録
内容の変更データを他のファクシミリ装置へ送信し、そ
のプライベート領域における短縮情報の登録内容に変更
があった場合には、その登録内容の変更データを他のフ
ァクシミリ装置へ送信しない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。
【0012】(第1実施の形態)図1は、本発明のファ
クシミリ装置を用いた第1実施の形態におけるファクシ
ミリ通信システムを示す模式図である。このファクシミ
リ通信システムは、ホストとしての1台のファクシミリ
装置11と端末としての4台の各ファクシミリ装置12,1
3,14,15とが設けられている。このファクシミリ通信
システムの構成では、ホスト用のファクシミリ装置11か
ら4台の各ファクシミリ装置12,13,14,15へ通常の電
話回線を介して、後述するような短縮ダイヤル,ワンタ
ッチダイヤルの登録内容の変更データが送信されるよう
になっている。
【0013】例えば、会社の本店にホスト用のファクシ
ミリ装置11が設置され、他の各ファクシミリ装置12,1
3,14,15がその会社の4つの各支店に設置されてい
る。または、社内の総務課にホスト用のファクシミリ装
置11が設置され、他の各ファクシミリ装置12,13,14,
15がそれぞれ営業課,開発課,経理課,人事課に設置さ
れている。
【0014】図2はこのようなファクシミリ装置11,1
2,13,14,15の構成を示すブロック図である。図2に
おいて、主制御部1は、具体的にはCPUで構成されて
おり、バス20を介して以下に説明するハードウェア各部
と接続されていて、それらを制御すると共に、種々のソ
フトウェア的機能を実行する。
【0015】読取部2は、例えばCCDを利用したスキ
ャナで原稿を読み取り、白黒2値の原稿の画データを出
力する。記録部3は、電子写真方式などのプリンタ装置
であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信に
より受信した画データをハードコピーとしてプリントア
ウトして記録する。また、記録部3は短縮ダイヤル,ワ
ンタッチダイヤルの登録内容もプリントアウトする。
【0016】表示部4は、液晶表示装置またはCRTデ
ィスプレイなどの表示装置であり、ファクシミリ装置の
動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画データまた
は受信した画データの表示を行う。また、表示部4は、
送信すべき登録内容の変更データまたは受信した登録内
容の変更データも表示する。操作部5は、ファクシミリ
装置を操作するために必要な文字キー,テンキー,短縮
ダイヤルキー,ワンタッチダイヤルキー,各種のファン
クションキーなどを備えている。また、操作部5は、短
縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容の変更処理
をオペレータが操作するためのキーも備えている。な
お、表示部4をタッチパネル方式とすることにより、操
作部5の各種キーの内の一部または全部を代用すること
は可能である。
【0017】ROM6は、ファクシミリ装置の動作に必
要な種々のソフトウェアのプログラムを予め格納してい
る。RAM7は、SRAMまたはフラッシュメモリなど
で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的な
データ、短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容
などを記憶する。画像メモリ8は、DRAMなどで構成
され、送信すべき画データまたは受信した画データを格
納する。
【0018】モデム9は、読取部2で読み取った原稿の
画データ、他のファクシミリ装置からの画データをファ
クシミリ通信するための機能を備えたモデムである。モ
デム9は、電話回線Lの閉結,開放を行うNCU10に接
続されている。
【0019】各ファクシミリ装置11,12,13,14,15
は、以上のようなハードウェア構成により、通常のG3
方式などのファクシミリ通信機能を有しており、原稿の
画データを読取部2で読み取ってその画データを所望の
相手先へ送信し、送信先から画データを受信してプリン
トアウトする。また、このファクシミリ通信システムで
は、ファクシミリ装置11で短縮ダイヤル,ワンタッチダ
イヤルの登録内容に変更が生じた場合、その変更データ
がファクシミリ装置11から各ファクシミリ装置12,13,
14,15へ送信され、その変更データに基づいて各ファク
シミリ装置12,13,14,15自身の短縮ダイヤル,ワンタ
ッチダイヤルの登録内容が変更され、その変更処理の可
否結果が各ファクシミリ装置12,13,14,15からファク
シミリ装置11へ返信されるようになっている。
【0020】次に、第1実施の形態における短縮ダイヤ
ル,ワンタッチダイヤルの登録内容の変更処理の動作に
ついて説明する。
【0021】図3は、ホスト用のファクシミリ装置11の
動作手順を示すフローチャートである。RAM7に記憶
されている短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内
容の変更処理が、操作部5を介してオペレータによって
なされたか否かを判断する(ステップS1)。その変更
処理がなされた場合(S1:YES)、各ファクシミリ装置
12,13,14,15へ順次的にその登録内容の変更データを
送信する(ステップS2)。すべてのファクシミリ装置
12,13,14,15へ変更データを送信し終えると(ステッ
プS3:YES)、各ファクシミリ装置12,13,14,15にお
いて変更データに基づく夫々の登録内容の変更処理を正
常に行えたか否かを示す情報(変更完了信号または変更
未完了信号)を各ファクシミリ装置12,13,14,15から
受信し、その情報を表示部4に表示するかまたは記録部
3にてプリントアウトする(ステップS4)。すべての
ファクシミリ装置12,13,14,15から変更完了信号を受
信した場合(ステップS5:YES)、動作を終了し、少な
くとも1つのファクシミリ装置12,13,14,15から変更
未完了信号を受信した場合(S5:NO)、その該当する
ファクシミリ装置へ変更データを再送信する(ステップ
S6)。
【0022】図4は、端末としての各ファクシミリ装置
12,13,14,15の動作手順を示すフローチャートであ
る。ファクシミリ装置11から着信があった場合(ステッ
プS11:YES)、短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登
録内容の変更データを受信したか否かを判断する(ステ
ップS12)。変更データを受信しなかった場合(S12:
NO)、登録内容の変更処理とは別の処理を行う(ステッ
プS17)。
【0023】変更データを受信した場合(S12::YE
S)、その受信した変更データに基づいて、自身のRAM
7に記憶されている短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤル
の登録内容を自動的に変更する(ステップS13)。この
際、受信した変更データに基づいて、操作部5を介して
オペレータがその登録内容を変更するようにしても良
い。この変更処理が正常に行われたか否かを判断し(ス
テップS14)、正常に行われた場合(S14:YES)、変更
完了信号をファクシミリ装置11へ送信し(ステップS1
5)、正常に行われなかった場合(S14:NO)、変更未
完了信号をファクシミリ装置11へ送信する(ステップS
16)。
【0024】以上のようにして、1台のファクシミリ装
置11にて短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容
を変更するだけで、他の4台のファクシミリ装置12,1
3,14,15における短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤル
の登録内容も、同じ登録内容を維持して、容易に変更す
ることが可能である。また、各ファクシミリ装置12,1
3,14,15における登録内容の変更処理を正常に行えた
か否かをホスト用のファクシミリ装置11で認識できる。
【0025】なお、上述した例では、操作部5を介して
ファクシミリ装置11での短縮ダイヤル,ワンタッチダイ
ヤルの登録内容の変更処理を行うようにしたが、外部の
パーソナルコンピュータからファクシミリ装置11に対し
てこの変更処理を行うようにしても良い。この場合、各
ファクシミリ装置12,13,14,15からの変更完了信号
が、ファクシミリ装置11を介して最終的にその外部のパ
ーソナルコンピュータへ送られる。
【0026】(第2実施の形態)図5は、本発明のファ
クシミリ装置を用いた第2実施の形態におけるファクシ
ミリ通信システムを示す模式図である。このファクシミ
リ通信システムは、ホストとしての1台のファクシミリ
装置21と端末としての5台の各ファクシミリ装置22,2
3,24,25,26とが設けられている。このファクシミリ
通信システムの構成では、ホスト用のファクシミリ装置
21を最初として、ファクシミリ装置22,ファクシミリ装
置23,ファクシミリ装置24,ファクシミリ装置25,ファ
クシミリ装置26の順番で通常の電話回線を介して、短縮
ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容の変更データ
が送信されるようになっている。
【0027】例えば、会社の本店にホスト用のファクシ
ミリ装置21が設置され、他の各ファクシミリ装置22,2
3,24,25,26がその会社の5つの各支店に設置されて
いる。または、社内の総務課にホスト用のファクシミリ
装置21が設置され、他の各ファクシミリ装置22,23,2
4,25,26がそれぞれ営業課,開発課,経理課,人事
課,秘書課に設置されている。
【0028】なお、これらのファクシミリ装置21,22,
23,24,25,26の構成は、前述した第1実施の形態にお
けるファクシミリ装置の構成(図2参照)と同様であ
る。
【0029】次に、第2実施の形態における短縮ダイヤ
ル,ワンタッチダイヤルの登録内容の変更処理の動作に
ついて説明する。
【0030】図6は、ホスト用のファクシミリ装置21の
動作手順を示すフローチャートである。RAM7に記憶
されている短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内
容の変更処理が、操作部5を介してオペレータによって
なされたか否かを判断する(ステップS21)。その変更
処理がなされた場合(S21:YES)、ファクシミリ装置22
へその登録内容の変更データを送信する(ステップS2
2)。
【0031】図7は、端末としての各ファクシミリ装置
22,23,24,25,26の動作手順を示すフローチャートで
ある。着信があった場合(ステップS31:YES)、短縮ダ
イヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容の変更データを
受信したか否かを判断する(ステップS32)。変更デー
タを受信しなかった場合(S32:NO)、登録内容の変更
処理とは別の処理を行う(ステップS41)。
【0032】変更データを受信した場合(S32::YE
S)、その受信した変更データに基づいて、自身のRAM
7に記憶されている短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤル
の登録内容を自動的に変更する(ステップS33)。この
際、受信した変更データに基づいて、操作部5を介して
オペレータがその登録内容を変更するようにしても良
い。この変更処理が正常に行われたか否かを判断し(ス
テップS34)、正常に行われなかった場合(S34:N
O)、回線を開放して(ステップS38)、エラー信号を
ホスト用のファクシミリ装置21へ送信する(ステップS
39)。
【0033】変更処理が正常に行われた場合(S34:YE
S)、回線を開放して(ステップS35)、変更データの次
の送信先があるか否かを判断する(ステップS36)。送
信先がある場合(S36:YES)、つまり、変更データ送信
の中途に位置する各ファクシミリ装置22,23,24,25の
場合には、次の送信先のファクシミリ装置へ変更データ
を送信する(ステップS37)。送信先がない場合(S3
6:NO)、つまり、変更データ送信の最終位置にあるフ
ァクシミリ装置26の場合には、変更完了信号をホスト用
のファクシミリ装置21へ送信する(ステップS40)。
【0034】図8は、このような登録内容の変更処理中
におけるホスト用のファクシミリ装置21の動作手順を示
すフローチャートである。何れかのファクシミリ装置2
2,23,24,25,26から着信があった場合(ステップS5
1:YES)、変更完了信号を受信したか否かを判断する
(ステップS52)。変更完了信号を受信した場合(S5
2:YES)、すべてのファクシミリ装置における登録内容
の変更処理が正常に完了したことを示す終了ログを記録
部3にてプリントアウトする(ステップS53)。
【0035】次に、エラー信号を受信したか否かを判断
し(ステップS54)、エラー信号を受信した場合(S5
4:YES)、どのファクシミリ装置での登録内容の変更処
理が正常に行われなかったかを示すエラーログを記録部
3にてプリントアウトする(ステップS55)と共に、そ
の該当するファクシミリ装置へ変更データを送信する
(ステップS56)。変更完了信号,エラー信号の何れも
受信しない場合には(S54:NO)、登録内容の変更処理
とは関係ない別の処理を行う(ステップS57)。
【0036】第2実施の形態において、次の送信先を示
す情報は、変更データの送信順序が予め決まっていて各
ファクシミリ装置が事前に持っていても良いし、変更デ
ータと共に順次送信していくようにしても良い。
【0037】以上のようにして、1台のファクシミリ装
置21にて短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容
を変更するだけで、他の5台のファクシミリ装置22,2
3,24,25,26における短縮ダイヤル,ワンタッチダイ
ヤルの登録内容も、同じ登録内容を維持して、容易に変
更することが可能である。また、各ファクシミリ装置2
2,23,24,25,26における登録内容の変更処理を正常
に行えたか否かをホスト用のファクシミリ装置21で認識
でき、更に、どこかのファクシミリ装置で正常に変更処
理を行えなかった場合に、最初からやり直すのではなく
そのファクシミリ装置から変更データの送信を再開して
変更処理を続行させるようにしたので無駄がない。
【0038】なお、上述した例では、操作部5を介して
ファクシミリ装置21での短縮ダイヤル,ワンタッチダイ
ヤルの登録内容の変更処理を行うようにしたが、外部の
パーソナルコンピュータからファクシミリ装置21に対し
てこの変更処理を行うようにしても良い。この場合、各
ファクシミリ装置22,23,24,25,26で変更処理を正常
に行えたことを示す変更完了信号は、ファクシミリ装置
21を介して最終的にその外部のパーソナルコンピュータ
へ送られる。
【0039】ところで、すべてのファクシミリ装置に対
して短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルを登録しておか
なくても良いような電話番号もあると考えられる。例え
ば、本店または総務課では登録が必要であるが、支店ま
たは他の課では特に登録を必要としない電話番号であ
る。よって、ホスト用のファクシミリ装置11,21で登録
内容に変更が生じた場合、その変更データを他のファク
シミリ装置へ送信するかしないかを選択できると便利で
ある。そこで、ホスト用のファクシミリ装置11,21の短
縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容を記憶する
領域を、パブリック領域とプライベート領域とに予め分
割しておき、パブリック領域における登録内容が変更さ
れた場合には、その変更データを送信して他のファクシ
ミリ装置の登録内容も変更することとし、プライベート
領域における登録内容が変更された場合には、その変更
データを他のファクシミリ装置へ送信しないようにす
る。
【0040】図9は、このような場合のファクシミリ装
置11,21の動作手順を示すフローチャートである。登録
内容が変更された場合(ステップS61:YES)、それがパ
ブリック領域における登録内容であるか否かを判断する
(ステップS62)。パブリック領域の登録内容である場
合(S62:YES)、前述したような変更データの送信処理
を実行し(ステップS63)、プライベート領域の登録内
容である場合には(S62:NO) 、そのまま終了する。
【0041】なお、上述した例では、電話回線を利用し
て短縮ダイヤル,ワンタッチダイヤルの登録内容の変更
データを送信するようにしたが、画データを電子メール
で通信する機能を備えた電子メール機能付ファクシミリ
装置を使用する場合には、インターネットのようなコン
ピュータ通信網を利用して変更データを送信するように
しても良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように第1発明のファクシミリ装
置では、パブリック領域における短縮情報(短縮ダイヤ
ル,ワンタッチダイヤル)の登録内容に変更があった場
合、その登録内容の変更データを他のファクシミリ装置
へ送信し、プライベート領域における短縮情報の登録内
容に変更があった場合には、その登録内容の変更データ
を他のファクシミリ装置へ送信しないようにしたので、
それぞれのファクシミリ装置で個別に変更処理のメンテ
ナンスを施す必要がなく、1台のファクシミリ装置にお
ける登録内容を変更することにより、これに関連する他
のファクシミリ装置の登録内容も、同じ登録内容を維持
して、容易に変更することが可能である。また、あるフ
ァクシミリ装置の短縮情報の登録内容に変更が生じた場
合に、その変更された登録内容を他のファクシミリ装置
へ送信するか否かを容易に選択することができて、極め
て便利である。
【0043】第2発明のファクシミリ装置では、他のフ
ァクシミリ装置から登録内容の変更データを受信した場
合、または、外部からの入力操作によって登録内容を変
更した場合の何れでも、更に他のファクシミリ装置の登
録内容を変更できる。
【0044】第3発明のファクシミリ装置では、登録内
容の変更データを受信しても自身の登録内容を変更でき
ない場合に、その旨を所定のファクシミリ装置へ通信す
るようにしたので、登録内容の変更未処理のファクシミ
リ装置を特定でき、すべてのファクシミリ装置につい
て、確実に登録内容の変更を行うことが可能である。第
4発明のファクシミリ通信システムでは、ホスト用のフ
ァクシミリ装置で変更された短縮情報の登録内容を、そ
のホスト用のファクシミリ装置を最初として、残りのフ
ァクシミリ装置へ順順に送信するようにしたので、それ
ぞれのファクシミリ装置で個別に変更処理のメンテナン
スを施す必要がなく、ホスト用のファクシミリ装置にお
ける登録内容を変更することにより、これに関連する残
りのファクシミリ装置の登録内容も、同じ登録内容を維
持して、容易に変更することが可能であり、また、ホ
ト用のファクシミリ装置のパブリック領域における短縮
情報の登録内容に変更があった場合、その登録内容の変
更データを他のファクシミリ装置へ送信し、そのプライ
ベート領域における短縮情報の登録内容に変更があった
場合には、その登録内容の変更データを他のファクシミ
リ装置へ送信しないようにしたので、ホスト用のファク
シミリ装置の短縮情報の登録内容に変更が生じた場合
に、その変更された登録内容を他のファクシミリ装置へ
送信するか否かを容易に選択できて、極めて便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置を用いた第1実施の
形態におけるファクシミリ通信システムを示す模式図で
ある。
【図2】本発明のファクシミリ装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】第1実施の形態におけるホスト用のファクシミ
リ装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図4】第1実施の形態における端末のファクシミリ装
置の動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明のファクシミリ装置を用いた第2実施の
形態におけるファクシミリ通信システムを示す模式図で
ある。
【図6】第2実施の形態におけるホスト用のファクシミ
リ装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】第2実施の形態における端末のファクシミリ装
置の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】第2実施の形態におけるホスト用のファクシミ
リ装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図9】ホスト用のファクシミリ装置の動作手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 3 記録部 4 表示部 5 操作部 6 ROM 7 RAM 9 モデム 10 NCU 11,12,13,14,15,21,22,23,24,25,26 ファク
シミリ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 - 1/34 H04N 1/00 - 1/00 108 H04M 1/26 - 1/57

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号に対応した短縮情報を、パブリ
    ック領域とプライベート領域とに分割されている記憶領
    域に登録しておく機能を有するファクシミリ装置であっ
    て、前記パブリック領域またはプライベート領域におけ
    る短縮情報の登録内容の変更処理を受け付ける手段と、
    前記パブリック領域における短縮情報の登録内容が変更
    された場合に、変更された登録内容を他のファクシミリ
    装置へ送信し、前記プライベート領域における短縮情報
    の登録内容が変更された場合に、変更された登録内容を
    他のファクシミリ装置へ送信しないようにする手段とを
    備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記短縮情報の登録内容の変更処理は、
    他のファクシミリ装置からの変更された登録内容の受
    信、または、外部からの入力操作によってなされるよう
    にした請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記短縮情報の登録内容の変更処理を行
    えない場合に、変更処理を行えない旨を所定のファクシ
    ミリ装置へ通信するようにした請求項2記載のファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】 電話番号に対応した短縮情報を登録して
    おく機能を有する複数のファクシミリ装置を含むファク
    シミリ通信システムにおいて、前記複数のファクシミリ
    装置は、前記短縮情報の登録内容の変更処理を受け付け
    る手段を有する1つのホスト用のファクシミリ装置と、
    変更された登録内容を受信した際に自身の登録内容を変
    更する残りの複数のファクシミリ装置とから構成されて
    おり、前記ホスト用のファクシミリ装置における前記短
    縮情報の登録内容が変更された場合に、前記ホスト用の
    ファクシミリ装置は変更された登録内容を、前記残りの
    複数のファクシミリ装置の1つへ送信し、変更された登
    録内容を受信した前記残りの複数のファクシミリ装置の
    1つは、受信した変更された登録内容を、さらに次の送
    信先である前記残りの複数のファクシミリ装置の他の1
    つへ送信するようにしており、前記ホスト用のファクシ
    ミリ装置は、電話番号に対応した短縮情報を登録する記
    憶領域としてパブリック領域とプライベート領域とを有
    しており、前記パブリック領域における短縮情報の登録
    内容が変更された場合に、変更された登録内容を送信
    し、前記プライベート領域における短縮情報の登録内容
    が変更 された場合に、変更された登録内容を送信しない
    ようしたことを特徴とするファクシミリ通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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