JP2006202028A - プログラム管理システムとその制御方法、ならびに記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】複写機やファクシミリ、プリンタやスキャナ等の複合機能を持つ、複数の複合機がネットワークで接続され、ユーザが様々な場所で使用する環境において、異なる複合機を使用するときでも、ユーザ毎に同様な操作環境を提供するとともに、使用する複合機に応じて、最適なアプリケーションを提供する。
【解決手段】ユーザ識別やユーザ環境などのユーザ情報、複合機の使用頻度や使用日時などの使用履歴情報をサーバで管理し、ユーザ毎に、概複合機での使用頻度の高いプログラムを優先してダウンロードする。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザ識別やユーザ環境などのユーザ情報、複合機の使用頻度や使用日時などの使用履歴情報をサーバで管理し、ユーザ毎に、概複合機での使用頻度の高いプログラムを優先してダウンロードする。
【選択図】図1
Description
本発明は、複写機やファクシミリ、プリンタやスキャナ、それらの複合機能を持つ複合機をはじめとする組み込み機器のプログラム管理システムに関し、特にユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置と、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、クライアント装置がサーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムに関する。
CPUの高性能化、メモリや外部記憶装置の大容量化、ソフトウェア環境の発達、ネットワーク環境の発達により、従来はネットワークに接続されなかったような装置がネットワークに接続され始めている。さらに従来からネットワークに接続されてきた装置も、高機能化、多機能化が進み、従来は単機能で使用されてきた装置が、ネットワークに接続されるなどして、複合機能を持つ複合機として使用されるようになってきている。
このように、ネットワークに複数の装置が接続された環境では、1台の装置を複数のユーザが利用したり、また、1人のユーザが、ネットワークに接続された装置を異なる場所で利用したいという要求がある。たとえば特開2001−282729においては、ユーザが端末装置にログインすると、サーバ装置に蓄えられたユーザ環境をアプリケーションプログラムも含めて端末装置にダウンロードすることで、複数の利用者で装置を利用できるようにしようとするものがある。
一方、複写機やファクシミリ、プリンタやスキャナ、通信制御機器など、通常のコンピュータと違いメモリやディスクなど、装置に搭載された資源が限られた装置では、これらの資源を有効に利用したいという要求がある。たとえば、特開2001−147815においては、ネットワークを介してアプリケーションプログラムをホストコンピュータからダウンロードし、ダウンロードしたアプリケーションプログラムプログラムの使用回数が少ないものを削除することで、資源を有効に利用しようとするものがある。
特開2001−282729号公報
特開2001−147815号公報
しかしながら、上記の従来技術では、ネットワークに複数の装置が接続され、1台の装置を複数のユーザが利用したり、また、1人のユーザが、ネットワークに接続された装置を異なる場所で利用したりする環境において、それぞれの装置でのユーザ毎のアプリケーションプログラムの使用状況が考慮されておらず、たとえば、ある装置ではよく利用されるが、別な装置ではあまり利用されないアプリケーションプログラムでも、同様にダウンロードされるので、装置の資源を有効に利用することができなかった。
また、上記もう一方の従来技術では、装置全体としてのアプリケーションプログラムの使用状況が考慮され、使用回数の少ないものが削除されるが、ユーザ毎のアプリケーションプログラムの使用状況は考慮されておらず、たとえば、あるユーザが特定のアプリケーションプログラムを頻繁に利用するといった偏った使用状況の場合、別なアプリケーションを別なユーザがよく利用していたとしても削除されることがあり、そのようなユーザにとっては、不利益となっていた。
本発明は、これらの問題に鑑みて為されたものであり、その目的は、ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置と、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、クライアント装置がサーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムにおいて、それぞれのクライアント装置でのユーザ毎のアプリケーションプログラムの使用状況を考慮し、使用するクライアント装置に応じた、最適なアプリケーション利用環境がユーザ毎に構築されるようにしたプログラム管理システムとその制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明にあっては、ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置と、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、前記クライアント装置は、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが前記クライアント装置のうちの任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムであって、前記サーバ装置には、ユーザの識別を管理するためのユーザ識別情報管理手段と、ユーザの使用環境を管理するためのユーザ環境情報管理手段と、前記クライアント装置にダウンロードするプログラムを管理するためのプログラム情報管理手段とを備え、前記クライアント装置には、ユーザの識別を入力するためのユーザ識別情報入力手段と、前記サーバ装置からユーザの使用環境を取得するためのユーザ環境情報取得手段と、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードするためのプログラムダウンロード手段と、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行するためのプログラム実行手段と、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に削除するためのプログラム削除手段と、前記サーバ装置にユーザの使用環境を保存するユーザ環境情報保存手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明にあっては、前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理手段は、前記ユーザ識別情報管理手段によって管理されているユーザのユーザIDと、該ユーザがログインする前記クライアント装置のクライアント装置IDと、該ユーザが該クライアント装置にログインしたときに使用する前記プログラム情報管理手段によって管理されているプログラムのプログラムIDと、該プログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用履歴情報とを含むことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明にあっては、前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理手段に含まれる前記使用履歴情報は、使用頻度情報であることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明にあっては、前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理手段に含まれる前記使用履歴情報は、使用日時情報であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報取得手段は、前記ユーザ識別情報入力手段によって入力したユーザ識別情報をもとに、前記サーバ装置からユーザ環境情報を取得することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の高いプログラムから順次、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の新しいプログラムから順次、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置に同一のプログラムが存在しない場合にのみ、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置のプログラムのバージョンが前記サーバ装置からダウンロードするプログラムのバージョンより古い場合にのみ、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム実行手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする。
また、請求項13に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム実行手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする。
また、請求項14に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム実行手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の高いプログラムから順次、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする。
また、請求項15に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム実行手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の新しいプログラムから順次、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする。
また、請求項16に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする。
また、請求項17に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする。
また、請求項18に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の低いプログラムから順次、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする。
また、請求項19に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の古いプログラムから順次、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする。
また、請求項20に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置での該プログラムの該ユーザ以外の使用履歴情報を考慮して、該ユーザ以外の使用頻度が高い場合には、該クライアント装置から該プログラムを削除しないこと特徴とする。
また、請求項21に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置での該プログラムの該ユーザ以外の使用履歴情報を考慮して、該ユーザ以外の使用日時が新しい場合には、該クライアント装置から該プログラムを削除しないこと特徴とする。
また、請求項22に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置から該プログラムをすぐに削除するのではなく、該クライアント装置を該ユーザ以外が使用するときに、該プログラムを使用しない場合に、該プログラムを削除すること特徴とする。
また、請求項23に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境を、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする。
また、請求項24に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境に使用履歴情報を含め、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする。
また、請求項25に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境に含める使用履歴情報は、使用頻度であり、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする。
また、請求項26に記載の発明にあっては、前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用状況に含める使用履歴情報は、使用日時であり、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする。
以上説明したように、本発明を適用したシステムによれば、ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、クライアント装置は、サーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが複数のクライアント装置のうちの任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムにおいて、ユーザ毎に、クライアント装置毎のプログラムの使用履歴を管理することができ、ユーザの使用状況に応じた、アプリケーションの利用環境を提供することができるとともに、不要不急なプログラムはダウンロードされることがないので、クライアント装置の資源を有効に利用することができプログラム管理システムを提供することが可能となる。
(実施例1)
以下、添付図面を用いて、本発明に係る好適な実施例を詳細に説明する。
以下、添付図面を用いて、本発明に係る好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例であるプログラム管理システムのブロック図である。
本発明を適用したシステムでは、ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置100と、複数のクライアント装置(300、400、…)とがネットワーク1を介して接続され、クライアント装置は、サーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが複数のクライアント装置のうちの任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムとして実現されている。
さらに、サーバ装置100には、ユーザの識別を管理するためのユーザ識別情報管理部120と、ユーザの使用環境を管理するためのユーザ環境情報管理部130、クライアント装置300にダウンロードするプログラムを管理するためのプログラム情報管理部140と、ユーザ環境情報160やプログラム情報170を保持する記憶部を備えている。
クライアント装置300には、ユーザの識別を入力するためのユーザ識別情報入力部320と、サーバ装置との間でユーザの使用環境情報をやり取りしたり、クライアント装置上で管理したりするためのユーザ環境情報管理部330と、サーバ装置100からプログラムをダウンロードしたり、ダウンロードしたプログラムを実行したり、実行が終了した後に削除したりするためのプログラム管理部340と、ユーザ環境情報360やプログラム情報370を保持する記憶部を備えている。
本発明のクライアント装置は、複写機やファクシミリ、プリンタやスキャナなどの複合機能を持つ複合機として構成されるとともに、さらには、予めインストールされたプログラムの他に、ユーザが必要としたときに、任意のプログラムをサーバ装置からダウンロードして実行できるという機能を持つ複合機として構成される。
本発明においては、ユーザがクライアント装置300にログインすると、ユーザIDやパスワード、ユーザがログインしたクライアントのクライアント装置IDがサーバ装置100に送られ、サーバ装置100での認証が成功すると、ユーザがログインした該クライアント装置300でのユーザ環境情報(該クライアント装置でのプログラム使用履歴情報)が、該クライアント装置300に送られ、該クライアント装置300においては、ユーザ環境情報に従い、該クライアント装置300で該ユーザの使用頻度の高いプログラムを、サーバ装置100から該クライアント装置300にダウンロードして実行するように構成されている。さらに、ユーザが該クライアント装置300からログアウトするときには、該クライアント装置300で該ユーザの使用頻度の低いプログラムが、該クライアント装置300から削除されるように構成されていることを特徴とする。
クライアント装置300では、図6に示すような、タブボタンによるプログラム選択メニューが表示され、ユーザは、このタブボタンを選択することによって、実際にプログラムの使用を開始することができる。このプログラム選択メニューは、該ユーザの該クライアント装置300での使用頻度の高いものが表示され、例えば、クライアント装置1では、「Copy」、「Scan」、「Fax」プログラムの使用頻度が高く、クライアント装置2では、「Copy」と「Order」プログラムの使用頻度が高いというような場合の実行画面の例を本図では表している。また図7は、「More」ボタンで表示されるプログラム一覧の例である。
図5は、ユーザ環境情報の構成例であり、ユーザID、クライアント装置ID、プログラムID、使用履歴情報からなる。該ユーザがログインした該クライアント装置での該ユーザによるプログラムの使用履歴が保持される構成となっており、本実施では、リストの構造となっているが、データベース等で構成されといてもよく、特に限定したものではない。
次に、図2のフローチャートを使用して、本実施例の処理動作を説明する。
先ず、クライアント装置300では、ステップ2010でユーザのログインを待機する。ユーザがログインすると、ユーザIDやパスワード、クライアント装置IDをサーバ装置100に送り、認証をステップ2020で問いあわせる。認証結果をステップ2030で受け取り、認証がエラーとなったときは、ステップ2010で再度、ユーザの入力を待機する。認証が成功したときは、ステップ2040でユーザ環境情報を受け取り、ステップ2050でユーザ環境情報のなかで、使用頻度が高いと設定されているプログラムをダウンロードする。ダウンロードは、図3のステップ3010で、最も高い使用頻度のプログラムを先ず選択し、その使用頻度が、予め設定された閾値よりも高いと、ステップ3030で、既に新しいプログラムがダウンロード済みか否かを判断し、そうでなければ、ステップ3040でダウンロードする、そして、次に使用頻度の高いプログラムをステップ3050で選択し、これ以上処理するプログラムがなければステップ3060でロード処理を終了し、まだロード対象のプログラムがあればステップ3020から処理を繰り返す。
使用頻度によるロード処理が終わると、次にステップ2060でユーザの実行要求を待機し、実行要求があれば、ステップ2080で、そのプログラムがロード済みか否かを判定し、ロード済みでなければ、ステップ2090でサーバ装置100からプログラムをロードした後、ステップ2100でプログラムを実行し、プログラムの使用履歴(使用頻度情報)をステップ2110で更新する。
一方、ユーザがログアウトしたときは、図4に示すフローチャートに従った処理がなされる。まずステップ4010で、使用頻度の最も低いアプリケーションが選択され、ステップ4020で、予め設定された閾値よりも低いと、ステップ4030からの削除処理を行う。ステップ4030で、他のユーザが該プログラムを使用しているか、あるいは、他のユーザの使用頻度のほうが高いかを判断し、その場合は削除しない。そうでない場合、ステップ4040でプログラムを削除し、ステップ4050で、次に使用頻度の低いプログラムを選択し、ステップ4060でもう処理するプログラムがなければ、ステップ4070で、ユーザ環境情報をサーバ装置100に送り、保存してログアウトを終了する。
以上説明したように、本発明を適用したシステムによれば、ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、クライアント装置は、サーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが複数のクライアント装置のうちの任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムにおいて、ユーザ毎に、クライアント装置毎のプログラムの使用頻度を管理することができ、ユーザの使用状況に応じた、アプリケーションの利用環境を提供することができるとともに、不要不急なプログラムはダウンロードされることがないので、クライアント装置の資源を有効に利用することができる。
(実施例2)
以下、添付図面を用いて、本発明に係る好適な第2の実施例を詳細に説明する。
以下、添付図面を用いて、本発明に係る好適な第2の実施例を詳細に説明する。
本第2の実施例であるプログラム管理システムのブロック図は、第1の実施例のそれと同じであるので、説明を割愛する。
本第2の実施例の発明においては、ユーザがクライアント装置300にログインすると、ユーザIDやパスワード、ユーザがログインしたクライアントのクライアント装置IDがサーバ装置100に送られ、サーバ装置100での認証が成功すると、ユーザがログインした該クライアント装置300でのユーザ環境情報(該クライアント装置でのプログラム使用履歴情報)が、該クライアント装置300に送られ、該クライアント装置300においては、ユーザ環境情報に従い、該クライアント装置300で該ユーザの使用日時の新しいプログラムを、サーバ装置100から該クライアント装置300にダウンロードして実行するように構成されている。さらに、ユーザが該クライアント装置300からログアウトするときには、該クライアント装置300で該ユーザの使用日時の古いプログラムが、該クライアント装置300から削除されるように構成されていることを特徴とする。
図11は、ユーザ環境情報の構成例であり、ユーザID、クライアント装置ID、プログラムID、使用履歴情報からなる。該ユーザがログインした該クライアント装置での該ユーザによるプログラムの使用履歴(使用日時)が保持される構成となっており、本実施では、リストの構造となっているが、データベース等で構成されといてもよく、特に限定したものではない。
次に、フローチャートを使用して、本第2の実施例の処理動作を説明する。
本実施例では、図8、図9、図10のフローチャートを使って説明されるが、第1の実施例の説明に使用した、図2、図3、図4のそれぞれと同じ処理の部分をあるので、割愛して説明する。
先ず、クライアント装置300では、ログインに成功すると、ユーザ環境情報を受け取り、ステップ8050でユーザ環境情報のなかで、使用日時が新しいプログラムをダウンロードする。ダウンロードは、図9のステップ9010で、最も新しい使用日時のプログラムを先ず選択し、その使用頻度が、予め設定された閾値よりも高いと、ステップ9030で、既に新しいプログラムがダウンロード済みか否かを判断し、そうでなければ、ステップ9040でダウンロードする、そして、次に使用日時の新しいプログラムをステップ9050で選択し、これ以上処理するプログラムがなければステップ9060でロード処理を終了し、まだロード対象のプログラムがあればステップ9020から処理を繰り返す。使用日時よるロード処理が終わると、ユーザの実行要求でプログラムを実行し、プログラムの使用履歴(使用日時情報)をステップ8110で更新する。
一方、ユーザがログアウトしたときは、図10に示すフローチャートに従った処理がなされる。まずステップ10010で、使用日時の最も古いアプリケーションが選択され、ステップ10020で、予め設定された閾値よりも古いと、ステップ10030からの削除処理を行う。ステップ10030で、他のユーザが該プログラムを使用しているか、あるいは、他のユーザの使用日時のほうが新しいかを判断し、その場合は削除しない。そうでない場合、ステップ10040でプログラムを削除し、ステップ10050で、次に使用日時の古いプログラムを選択し、ステップ10060でもう処理するプログラムがなければ、ステップ10070で、ユーザ環境情報をサーバ装置100に送り、保存してログアウトを終了する。
以上説明したように、本発明を適用したシステムによれば、ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、クライアント装置は、サーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが複数のクライアント装置のうちの任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムにおいて、ユーザ毎に、クライアント装置毎のプログラムの使用日時を管理することができ、ユーザの使用状況に応じた、アプリケーションの利用環境を提供することができるとともに、不要不急なプログラムはダウンロードされることがないので、クライアント装置の資源を有効に利用することができる。
1 ネットワーク
100 サーバ装置
110 装置制御部
120 ユーザ識別情報管理部
130 ユーザ環境情報管理部
140 プログラム情報管理部
160 ユーザ環境情報
170 プログラム情報
140 通信管理部
300 クライアント装置
310 通信管理部
320 ユーザ識別情報入力部
330 ユーザ環境情報管理部
340 プログラム管理部
350 装置制御部
360 ユーザ環境情報
370 プログラム情報
400 クライアント装置
100 サーバ装置
110 装置制御部
120 ユーザ識別情報管理部
130 ユーザ環境情報管理部
140 プログラム情報管理部
160 ユーザ環境情報
170 プログラム情報
140 通信管理部
300 クライアント装置
310 通信管理部
320 ユーザ識別情報入力部
330 ユーザ環境情報管理部
340 プログラム管理部
350 装置制御部
360 ユーザ環境情報
370 プログラム情報
400 クライアント装置
Claims (53)
- ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置と、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、前記クライアント装置は、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが前記クライアント装置のうちの任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムであって、
前記サーバ装置には、ユーザの識別を管理するためのユーザ識別情報管理手段と、ユーザの使用環境を管理するためのユーザ環境情報管理手段と、前記クライアント装置にダウンロードするプログラムを管理するためのプログラム情報管理手段とを備え、
前記クライアント装置には、ユーザの識別を入力するためのユーザ識別情報入力手段と、前記サーバ装置からユーザの使用環境を取得するためのユーザ環境情報取得手段と、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードするためのプログラムダウンロード手段と、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行するためのプログラム実行手段と、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に削除するためのプログラム削除手段と、前記サーバ装置にユーザの使用環境を保存するユーザ環境情報保存手段とを備えたことを特徴とするプログラム管理システム。 - 前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理手段は、前記ユーザ識別情報管理手段によって管理されているユーザのユーザIDと、該ユーザがログインする前記クライアント装置のクライアント装置IDと、該ユーザが該クライアント装置にログインしたときに使用する前記プログラム情報管理手段によって管理されているプログラムのプログラムIDと、該プログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用履歴情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム管理システム。
- 前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理手段に含まれる前記使用履歴情報は、使用頻度情報であることを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理手段に含まれる前記使用履歴情報は、使用日時情報であることを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報取得手段は、前記ユーザ識別情報入力手段によって入力したユーザ識別情報をもとに、前記サーバ装置からユーザ環境情報を取得することを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の高いプログラムから順次、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の新しいプログラムから順次、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置に同一のプログラムが存在しない場合にのみ、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置のプログラムのバージョンが前記サーバ装置からダウンロードるプログラムのバージョンより古い場合にのみ、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム実行手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム実行手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム実行手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の高いプログラムから順次、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム実行手段は、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の新しいプログラムから順次、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の低いプログラムから順次、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の古いプログラムから順次、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置での該プログラムの該ユーザ以外の使用履歴情報を考慮して、該ユーザ以外の使用頻度が高い場合には、該クライアント装置から該プログラムを削除しないこと特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置での該プログラムの該ユーザ以外の使用履歴情報を考慮して、該ユーザ以外の使用日時が新しい場合には、該クライアント装置から該プログラムを削除しないこと特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得手段により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置から該プログラムをすぐに削除するのではなく、該クライアント装置を該ユーザ以外が使用するときに、該プログラムを使用しない場合に、該プログラムを削除すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境を、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境に使用履歴情報を含め、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境に含める使用履歴情報は、使用頻度であり、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存手段は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用状況に含める使用履歴情報は、使用日時であり、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする請求項1から2に記載のプログラム管理システム。
- ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置と、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、前記クライアント装置は、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが前記クライアント装置のうちの任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムの制御方法であって、
前記サーバ装置には、ユーザの識別を管理するためのユーザ識別情報管理工程と、ユーザの使用環境を管理するためのユーザ環境情報管理工程と、前記クライアント装置にダウンロードするプログラムを管理するためのプログラム情報管理工程とを備え、
前記クライアント装置には、ユーザの識別を入力するためのユーザ識別情報入力工程と、前記サーバ装置からユーザの使用環境を取得するためのユーザ環境情報取得工程と、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードするためのプログラムダウンロード工程と、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行するためのプログラム実行工程と、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に削除するためのプログラム削除工程と、前記サーバ装置にユーザの使用環境を保存するユーザ環境情報保存工程とを備えたことを特徴とするプログラム管理システムの制御方法。 - 前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理工程は、前記ユーザ識別情報管理工程によって管理されているユーザのユーザIDと、該ユーザがログインする前記クライアント装置のクライアント装置IDと、該ユーザが該クライアント装置にログインしたときに使用する前記プログラム情報管理工程によって管理されているプログラムのプログラムIDと、該プログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用履歴情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理工程に含まれる前記使用履歴情報は、使用頻度情報であることを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記サーバ装置における前記ユーザ環境情報管理工程に含まれる前記使用履歴情報は、使用日時情報であることを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報取得工程は、前記ユーザ識別情報入力工程によって入力したユーザ識別情報をもとに、前記サーバ装置からユーザ環境情報を取得することを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報をもとに、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の高いプログラムから順次、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の新しいプログラムから順次、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置に同一のプログラムが存在しない場合にのみ、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラムダウンロード工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置のプログラムのバージョンが前記サーバ装置からダウンロードるプログラムのバージョンより古い場合にのみ、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードすることを特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム実行工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報をもとに、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム実行工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム実行工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の高いプログラムから順次、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム実行工程は、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の新しいプログラムから順次、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用頻度の低いプログラムから順次、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、使用日時の古いプログラムから順次、該クライアント装置から該プログラムを削除すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置での該プログラムの該ユーザ以外の使用履歴情報を考慮して、該ユーザ以外の使用頻度が高い場合には、該クライアント装置から該プログラムを削除しないこと特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置での該プログラムの該ユーザ以外の使用履歴情報を考慮して、該ユーザ以外の使用日時が新しい場合には、該クライアント装置から該プログラムを削除しないこと特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記プログラム削除工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に、前記ユーザ環境情報取得工程により取得したユーザ環境情報に含まれる使用履歴情報をもとに、該クライアント装置から該プログラムを削除するに際して、該クライアント装置から該プログラムをすぐに削除するのではなく、該クライアント装置を該ユーザ以外が使用するときに、該プログラムを使用しない場合に、該プログラムを削除すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境を、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境に使用履歴情報を含め、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用環境に含める使用履歴情報は、使用頻度であり、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- 前記クライアント装置における前記ユーザ環境情報保存工程は、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの該クライアント装置での該ユーザによる使用状況に含める使用履歴情報は、使用日時であり、ユーザ環境情報として前記サーバ装置に保存すること特徴とする請求項27から28に記載のプログラム管理システムの制御方法。
- ユーザ情報とプログラム情報とを保持するサーバ装置と、複数のクライアント装置とがネットワークを介して接続され、前記クライアント装置は、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードし、ダウンロードしたプログラムを実行するとともに、ユーザが前記クライアント装置のうちの任意のクライアント装置を使用するプログラム管理システムを制御するプログラムを格納した記憶媒体であって、
前記サーバ装置には、ユーザの識別を管理するためのユーザ識別情報管理工程と、ユーザの使用環境を管理するためのユーザ環境情報管理工程と、前記クライアント装置にダウンロードするプログラムを管理するためのプログラム情報管理工程とを備え、
前記クライアント装置には、ユーザの識別を入力するためのユーザ識別情報入力工程と、前記サーバ装置からユーザの使用環境を取得するためのユーザ環境情報取得工程と、前記サーバ装置からプログラムをダウンロードするためのプログラムダウンロード工程と、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行するためのプログラム実行工程と、前記サーバ装置からダウンロードしたプログラムの実行が終了した後に削除するためのプログラム削除工程と、前記サーバ装置にユーザの使用環境を保存するユーザ環境情報保存工程とを備えたプログラム管理システム制御プログラムを格納ことを特徴とする記憶媒体。
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