JP2003120450A - 小型車両における燃料供給装置 - Google Patents

小型車両における燃料供給装置

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JP2003120450A JP2001318650A JP2001318650A JP2003120450A JP 2003120450 A JP2003120450 A JP 2003120450A JP 2001318650 A JP2001318650 A JP 2001318650A JP 2001318650 A JP2001318650 A JP 2001318650A JP 2003120450 A JP2003120450 A JP 2003120450A
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俊二 赤松
Nobuhiro Shimada
信弘 島田
Kenichi Sueda
健一 末田
Kenichiro Ikeda
健一郎 池田
Shosuke Suzuki
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    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J37/00Arrangements of fuel supply lines, taps, or the like, on motor cycles or engine-assisted cycles
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料導管を,その流路抵抗を少なく配管しな
がら,パワーユニットの上下揺動時,燃料導管の撓み角
度を小さく抑え得るようにする。 【解決手段】 ステップフロワ12の後方のボディフレ
ーム2に,シリンダ部9aを前傾させたエンジン9を有
するパワーユニット6を上下方向揺動可能に懸架し,こ
のパワーユニット6の上方にラゲッジボックス15及び
乗員用シート16を配置し,ステップフロワ12の直下
に,天井壁18bに給油口20を持つ燃料タンク18を
配置した小型車両において,燃料タンク18内に配設さ
れて燃料を外部に供給する燃料供給ユニット22の燃料
出口筒36を,燃料タンク18の,給油口20より車両
前方寄りの箇所に配設し,この燃料出口筒36とエンジ
ン9の燃料噴射弁103との間を,給油口20の側方を
通る可撓性の燃料導管107により接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ステップフロワの
後方のボディフレームに,シリンダ部を前傾させたエン
ジンを有するパワーユニットを上下方向揺動可能に懸架
すると共に,このパワーユニットの後端部に,それによ
り駆動される後輪を軸支し,またパワーユニットの上方
にラゲッジボックス及び乗員用シートを配置し,ステッ
プフロワの直下に,天井壁に給油口を持つ燃料タンクを
配置した小型車両に関し,特に燃料タンク内の燃料をエ
ンジンの燃料噴射弁に供給するための燃料供給装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる小型車両は,例えば特開2001
−138759号公報に開示されているように,既に知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示されて
いる小型車両では,燃料タンクの後端壁に,燃料供給ユ
ニットを挿入する開口部を設け,この開口部に配置され
る燃料取り出し管とエンジンの燃料噴射弁との間を可撓
性の燃料導管により接続している。こうしたものでは,
燃料取り出し管と燃料噴射弁間の距離が比較的短いの
で,パワーユニットの上下揺動時,燃料導管の撓み角度
が過度になるのを回避するために,燃料導管を長く配管
して,その途中に弛み部を設けておく必要があるが,こ
の場合,燃料導管の流路抵抗を極力小さくすべく,その
弛み部の曲率半径大きく設定すると,燃料導管と隣接部
材との干渉が生じ易くなり,また隣接部材との干渉を避
けるために上記弛み部の曲率半径を小さく設定すると,
燃料導管の流路抵抗が増加することになり,その弛み部
の形成には苦慮するところであった。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,燃料導管の流路抵抗を小さくすべく,その弛み部
の曲率半径を大きく設定しながら,隣接部材との干渉を
回避し,パワーユニットの上下揺動時,燃料導管の撓み
角度を小さく抑えることができるようにした,小型車両
における燃料供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,ステップフロワの後方のボディフレーム
に,シリンダ部を前傾させたエンジンを有するパワーユ
ニットを上下方向揺動可能に懸架すると共に,このパワ
ーユニットの後端部に,それにより駆動される後輪を軸
支し,またパワーユニットの上方にラゲッジボックス及
び乗員用シートを配置し,ステップフロワの直下に,天
井壁に給油口を持つ燃料タンクを配置した小型車両にお
いて,燃料タンク内に配設されて燃料を外部に供給する
燃料供給ユニットの燃料出口筒を,燃料タンクの,給油
口より車両前方寄りの箇所に配設し,この燃料出口筒と
エンジンの燃料噴射弁との間を,給油口の側方を通る可
撓性の燃料導管により接続したことを第1の特徴とす
る。
【0006】この第1の特徴によれば,燃料導管は,給
油口の前方位置の燃料取り出し管から給油口の側方を通
りながら車両後方へ導かれ,そして曲率半径が大きい弛
み部を形成しながら前方へ曲がり,燃料噴射弁に向かう
ことで,その流路抵抗を下げると共に,隣接部材との干
渉を回避することができ,そしてパワーユニットの上下
揺動時でも燃料導管の撓み角度を小さく抑えることがで
きる。
【0007】また本発明は,第1の特徴に加えて,燃料
噴射弁には,エンジンに位置決め固定される燃料コネク
タを装着し,この燃料コネクタに固設されて燃料噴射弁
に連通する接続管に前記燃料導管を接続したことを第2
の特徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば,燃料噴射弁に装
着された燃料コネクタへの燃料導管の接続方向が一定
し,燃料導管の位置ずれを防ぎつゝ,その配管を容易に
行うことができる。
【0009】さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加
えて,燃料タンク内の燃料供給ユニットには,燃料出口
筒側へ燃料を圧送する燃料ポンプと,この燃料ポンプの
吐出圧力の過剰分を逃がす圧力レギュレータとを備える
ことことを第3の特徴とする。
【0010】この第3の特徴によれば,圧力レギュレー
タから放出される燃料を,そのまゝ燃料タンクに戻すこ
とができるので,燃料戻しのための特別な配管が不要と
なり,構成の簡素化に寄与し得る。
【0011】さらにまた本発明は,第1〜第3の特徴の
何れかに加えて,燃料供給ユニットの燃料出口筒には,
燃料導管に接続した燃料取り出し管をジョイントを介し
て着脱可能に結合したことを第4の特徴とする。
【0012】この第4の特徴によれば,燃料取り出し管
を燃料供給ユニットの燃料出口筒から外しておくことに
より,燃料導管の燃料噴射弁への接続と配管を容易に行
うことができ,また燃料供給ユニットのメンテナンスを
も,燃料導管に邪魔されることなく容易に行うことがで
きる。しかも燃料取り出し管の燃料供給ユニットへの接
続を簡単迅速に行うことができ,組立体性の向上にも寄
与し得る。
【0013】さらにまた本発明は,第1〜第4の特徴の
何れかに加えて,燃料供給ユニットには,燃料ポンプの
吐出燃料を濾過する燃料フィルタを燃料出口筒の内端に
近接して配設し,この燃料フィルタの上部端板に,燃料
取り出し管の内端が臨む凹部を形成したことを第5の特
徴とする。
【0014】この第5の特徴によれば,燃料取り出し管
の燃料フィルタへの近接配置が可能となるから,燃料取
り出し管の燃料タンク上方への突出量を減少させて,燃
料導管のステップフロワとの干渉回避を容易に行うこと
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,添付図面
に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0016】図1は自動二輪車の側面図,図2は図1の
2矢視拡大図,図3は図1の3−3線断面図,図4は燃
料供給ユニットの平面図,図5は燃料供給ユニットの燃
料タンクへの取り付け構造分解斜視図,図6は図2の6
−6線断面図,図7は図6の7−7線断面図,図8は図
7の8−8線断面図,図9は図6の9−9線断面図,図
10は図2の10−10線拡大断面図である。
【0017】尚,以下の説明において,前後,左右と
は,車両を基準にして言うものとする。
【0018】先ず,図1〜図3において,符号1は小型
車両としてのスクータ型自動二輪車を示し,それのボデ
ィフレーム2は,ヘッドパイプ2a,このヘッドパイプ
2aの後面から急角度で下方へ延びるダウンチューブ部
2b,このダウンチューブ部2bの下端から後方へ水平
に延びるフロワ支持部2c,このフロワ支持部2cの後
端から垂直に立ち上がるピラー部2d及び,このピラー
部2dの上端から後方上向きに傾斜して延びるリアレー
ル部2eとからなっており,ヘッドパイプ2aには,前
輪3fを軸支するフロントフォーク4のステアリングス
テムが操向可能に支承される。またピラー部2dの上端
部には懸架リンク5が弾性支持され,この懸架リンク5
にパワーユニット6が枢軸7を介して上下揺動可能に懸
架される。そしてパワーユニット6及びリアレール部2
e間にリアクッション8が取り付けられる。
【0019】パワーユニット6は,シリンダ部9aを水
平状態に近く前傾させたエンジン9と,このエンジン9
の一側部に,後方へ延びるミッションケース10aを一
体的に連ねる無段変速機10とからなっており,そのミ
ッションケース10aの後端部に駆動輪たる後輪3rが
軸支される。
【0020】リアレール部2e上には,ヘルメット等の
大型の荷物の収納を可能にするラゲッジボックス15が
取り付けられ,このラゲッジボックス15の上部前端部
に,該ボックス15のリッドを兼ねる乗員用シート16
が開閉可能にヒンジ結合される。。
【0021】図2及び図3に示すように,フロワ支持部
2cの中央部に設けられた大きな開口部17に燃料タン
ク18が挿入されると共に,この燃料タンク18の周壁
から張り出したフランジ18aがフロワ支持部2cの上
面に複数のボルト19によって固定される。こうして燃
料タンク18は,その前後方向中心線Yが自動二輪車1
の前後方向中心線に一致するように配置される。この燃
料タンク18の略水平に配置される天井壁18bには,
そこに開口する給油口20を開閉するタンクキャップ2
1と,燃料をエンジン9に供給する燃料供給ユニット2
2とが取り付けられる。その際,燃料供給ユニット22
は,燃料タンク18の前部,即ちタンクキャップ21よ
り前方寄りの箇所に配置される。
【0022】フロワ支持部2cに支持されるステップフ
ロワ12は,この燃料タンク18を覆うように配置さ
れ,その中央部に形成された上方隆起部12a内に,タ
ンクキャップ21や燃料供給ユニット22の,燃料タン
ク18上面からの突出部が収容される。
【0023】次に,上記燃料供給ユニット22につい
て,図4〜図9を参照しながら説明する。
【0024】燃料供給ユニット22は,燃料タンク18
内の燃料を汲み上げるべくその燃料油中に浸漬配置され
る電動式の燃料ポンプ25,この燃料ポンプ25の吸入
口25aに接続される燃料ストレーナ26,燃料ポンプ
25の吐出口25bに連通する燃料フィルタ27,燃料
ポンプ25の吐出圧を調整する圧力レギュレータ28,
燃料残量センサ29,燃料ポンプ25を収容して保持す
るポンプホルダ30,このポンプホルダ30を支持しな
がら燃料タンク18の天井壁18bに取り付けられる支
持ブラケット31,並びにこの支持ブラケット31及び
ポンプホルダ30間で保持されて燃料フィルタ27を収
容するフィルタハウジング32から構成される。これら
構成要素を順次詳しく説明する。
【0025】図4〜図7及び図9において,支持ブラケ
ット31は,合成樹脂製で円板状の取り付けフランジ3
5と,この取り付けフランジ35に一体に形成されて,
その上下両面から突出する燃料出口筒36と,取り付け
フランジ35の下面に一体に突設される複数(図示例で
は一対)の第1支持腕37,37と,取り付けフランジ
35の下面にモールド結合される鋼板製の複数(図示例
では一対)の第2支持腕38,38とを備えており,燃
料出口筒36には,その上方よりエルボ状の燃料取り出
し管39がジョイント40を介して着脱自在に結合され
るようになっている。取り付けフランジ35の下面に
は,その外周縁に近接して環状のシール溝41が設けら
れ,これにシール部材42が装着される。
【0026】一方,燃料タンク18の天井壁18bに
は,燃料タンク18の前後方向中心線Yから左右一側方
へ所定距離Aだけオフセットした箇所で,前記環状シー
ル溝41より小径の開口部43が設けられ,この開口部
43を囲繞する環状で浅い凹部44が天井壁18bの上
面に形成され,この凹部44の周縁から半径方向内方へ
突出する複数のロック爪45,45…を持つ環状体が天
井壁18bに溶接される。而して,第1及び第2支持腕
37,38を開口部43に挿入しながら取り付けフラン
ジ35を凹部44に収め,取り付けフランジ35の上面
を押圧するロックリング46を所定角度回転すると,ロ
ックリング46の複数の係合部46a,46a…にロッ
ク爪45,45…が係合して,シール部材42を天井壁
18bに密着さながら取り付けフランジ35を燃料タン
ク18の定位置に固定し,開口部43を閉鎖することが
できる。
【0027】図9に明示するように,取り付けフランジ
35が燃料タンク18の定位置に固定されたとき,燃料
出口筒36は,該フランジ35の中心線から,燃料タン
ク18の前記中心線Yに対する開口部43のオフセット
方向と同方向に所定距離Bだけオフセットして配置され
るようになっている。
【0028】また複数の第1支持腕37,37は,燃料
出口筒36を囲む,それとの同心円E上に等間隔置きに
配置され,また複数の第2支持腕38,38は,第1支
持腕37,37の外側を通る,取り付けフランジ35と
の同心円F上に等間隔置きに配置される。各第1及び第
2支持腕37,38には係止孔37a,38aが設けら
れている。
【0029】ジョイント40は,図7及び図8に示すよ
うに,燃料取り出し管39外周面の環状突起48に係止
される合成樹脂製の弾性筒状部49と,この筒状部49
の上端から突出する一対の撮み部50,50と,これら
撮み部50,50に近接して筒状部49の外周面に突設
される係止爪61,61とからなっており,一方,燃料
出口筒36の上部には係止爪61,61に対応する一対
の係止孔62,62が設けられ,また燃料出口筒36の
内周には,環状のシール部材63が装着される。燃料取
り出し管39を燃料出口筒36内に上方から挿入する
と,燃料取り出し管39の先端部外周面がシール部材6
3に密接すると共に,燃料出口筒36内に嵌装されたジ
ョイント40の係止爪61,61が燃料出口筒36の係
止孔62,62に弾性的に係合することにより,燃料取
り出し管39は燃料出口筒36に結合される。撮み部5
0,50を半径方向内方へ押し縮めれば,係止爪61,
61が係止孔62,62から離脱するので,燃料取り出
し管39の燃料出口筒36からの引き抜きが可能とな
る。
【0030】図7及び図8において,燃料フィルタ27
を収容するフィルタハウジング32は,上端面に上部連
通筒65を一体に形成した円筒状の上部ハウジング半体
32aと,下端面に下部連通筒66を一体に有して上部
ハウジング半体32aと溶着される下部ハウジング半体
32bとからなっており,上部ハウジング半体32aの
外周面には,前記第1支持腕37,37の係止孔37
a,37aに対応した複数の係止爪67,67が突設さ
れる。上部連通筒65は,前記燃料出口筒36の下端部
外周面にシール部材71を介して嵌合され,それと同時
に係止爪67,67が第1支持腕37,37の係止孔3
7a,37aに弾性的に係合するようになっている。
【0031】フィルタハウジング32内の燃料フィルタ
27は,中空円筒状のフィルタエレメント68の両端面
に,上部及び下部端板69,70を接合して構成され
る。上部及び下部端板69,70には,フィルタエレメ
ント68側に凹入した凹部69a,70aが形成され,
また下部端板70には,その凹部70aにおいて内外を
連通する通孔73が穿設されている。また上部端板69
の凹部69aには,前記燃料出口筒36にジョイント4
0を介して結合された燃料取り出し管39の内端が臨む
ように配置される。
【0032】この燃料フィルタ27は,下部ハウジング
半体32bの底面と,上部ハウジング半体32aの天井
面に放射状に形成された複数条のリブ74,74…との
間で挟持され,下部連通筒66から通孔73を通してフ
ィルタエレメント68内に流入した燃料は,フィルタエ
レメント68を半径方向外方へ通過し,そして複数のリ
ブ74,74…間に画成される燃料通路を経て,燃料取
り出し管39へ移るようになっている。このとき,上部
端板69には,燃料出口筒36に結合された燃料取り出
し管39の内端が臨む凹部69aが存在することで,燃
料取り出し管39及び燃料フィルタ27間の燃料通路を
絞ることなく,それらを相互に近接配置することが可能
となる。
【0033】図4及び図6に示すように,ポンプホルダ
30は,円筒状の電動式燃料ポンプ25を収容,保持す
る同じく円筒状のポンプ保持筒75と,このポンプ保持
筒75の一端部に連なるフランジ部76と,このフラン
ジ部76から前記第2支持腕38,38に向かって突出
する複数(図示例では一対)の連結腕77,77とを備
えている。それら連結腕77,77を前記第2支持腕3
8,38の内側面に挿入しながら,連結腕77の外側面
に突設された係止爪77a,77aを第2支持腕38,
38の係止孔38a,38aに弾性的に係合することに
より,支持ブラケット31及びポンプホルダ30は相互
に連結される。
【0034】ポンプホルダ30のフランジ部76上面に
は,燃料ポンプ25の吐出口25bに連なる連通路80
が開口しており,その開口部にフィルタハウジング32
の下部連通筒66がシール部材72を介して嵌装され,
燃料ポンプ25の吐出燃料を受け入れるようになってい
る。これによって燃料ポンプ25及び燃料フィルタ27
間の連通路80を短くし得て,圧力損失の低減を図るこ
とができる。
【0035】ポンプ保持筒75は,フランジ部76の一
側部から車両後方へ略水平に延びるように配置され,し
たがってそれに保持される電動式燃料ポンプ25も同様
の姿勢を取ることになり,燃料供給ユニット22は全体
としてL字状をなす。またポンプ保持筒75は,図4に
明示するように,平面視でその軸線が燃料出口筒36と
同様,取り付けフランジ35の中心線から距離Bだけ燃
料タンク18の前後方向中心線Yから左右一側方へ遠ざ
かるようにオフセットして配置される。
【0036】図4及び図6に示すように,燃料ストレー
ナ26は,燃料ポンプ25の後端に開口する吸入口25
aに接続される。この燃料ストレーナ26は,ポンプ保
持筒75の外周に取り付けられて上面を開放した波消し
箱82に収容される。この波消し箱82は燃料タンク1
8の底部に設置されるもので,燃料ポンプ25の吸入口
25aの開口側と反対の前部に入口82aを持ってお
り,この入口82aの一側から波消し箱82の後壁近傍
まで延びる迷路壁83が波消し箱82の底部に立設さ
れ,入口82aに進入した燃料が減衰されて燃料ポンプ
25に吸入されるようになっている。
【0037】図2,図4及び図7において,前記フィル
タハウジング32の下部ハウジング半体32bの底部に
は,その内部と連通する上部支持筒85が一体に形成さ
れ,この上部支持筒85の外周面に上端部を嵌合する下
部支持筒86がポンプホルダ30に一体に形成され,こ
れら支持筒85,86に,円筒状の圧力レギュレータ2
8が下方から装着される。その際,両支持筒85,86
及び圧力レギュレータ28は,その軸線が取り付けフラ
ンジ35の中心に対して,燃料出口筒36のオフセット
方向と反対側に所定距離Cだけオフセットして配置され
る。この圧力レギュレータ28は,フィルタハウジング
32内の圧力,即ち燃料ポンプ25の吐出圧力が所定値
以上になったとき,その過剰分の燃料を下方へ放出する
ようになっている。略水平状態に配置される前記燃料ポ
ンプ25は,この圧力レギュレータ28と略同一高さに
配置される。
【0038】燃料残量センサ29は,ポンプ保持筒75
の一側壁に取り付けられるセンサハウジング90と,こ
のセンサハウジング90に揺動自在に支持されて車両後
方に延びるフロート支持アーム91と,このフロート支
持アーム91の先端部91aに付設されたフロート92
と,センサハウジング90内に収納されてフロート支持
アーム91の回転角度を燃料タンク18内の燃料残量と
して電気量に変換するポテンショメータ93とから構成
される。その際,センサハウジング90は,ポンプ保持
筒75の取り付けフランジ35中心に対するオフセット
方向と反対側の側壁に取り付けられる。またフロート支
持アーム91は,センサハウジング90の外側壁を出て
直ちに後方へ屈曲して延び,そして先端部91aをポン
プ保持筒75から横方向へ遠ざかるようL字状に屈曲し
ており,この先端部91aに,その屈曲方向に長いフロ
ート92が付設される。
【0039】再び図2及び図3において,取り付けフラ
ンジ35には,その中心線から燃料出口筒36と反対方
向へオフセットした箇所で,該フランジ35の上下両面
から突出する第1及び第2配線カプラ95,96が相互
に隣接して形成され,しかも両配線カプラ95,96の
内端部は,前記圧力レギュレータ28の上方スペースに
配置される。両配線カプラ95,96は,それらを上下
に貫通する接続端子97,98を備えており,上記電動
式燃料ポンプ25及び燃料残量センサ29に接続される
リード線のコネクタ(図示せず)が第1及び第2配線カ
プラ95,96の下部に接続され,それら配線カプラ9
5,96の上部には,電源スイッチや燃料残量インジケ
ータに連なる外部配線カプラ(図示せず)が接続される
ようになっている。
【0040】以上において,燃料出口筒36,フィルタ
ハウジング32,上部及び下部支持筒85,86は,燃
料タンク18の開口部43への挿入を可能にすべく,該
開口部43の投影面の範囲に配置される。
【0041】また図2及び図10において,前記エンジ
ン9のシリンダ部9a上面には,それの吸気ポート10
0に続く吸気路101を持つ吸気路部材102がボルト
結合される。この吸気路部材102には,吸気ポート1
00の下流側に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁103
が取り付けられ,その燃料入口が開口する上端部にカッ
プ状の燃料コネクタ105が嵌装される。燃料コネクタ
105は,その後壁から突出するステー105aがボル
ト106で吸気路部材102の定位置に固着される。ま
た燃料コネクタ105は,車両後方もしくは斜め後方に
突出する接続管105bを備えており,この接続管10
5bと前記燃料供給ユニット22の燃料取り出し管39
とに可撓性の燃料導管107の両端が強固に接続され
る。こうして燃料導管107は,燃料取り出し管39か
らタンクキャップ21の側方を通りながら車両後方へ直
線状に長く延びると共に,一旦燃料コネクタ105の位
置を後方へ通り過ぎてからUターンをして,燃料取り出
し管39に達するように配置される。
【0042】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0043】燃料供給ユニット22の組み立てに当たっ
ては,先ずポンプホルダ30に,燃料ポンプ25,燃料
ストレーナ26,圧力レギュレータ28及び燃料残量セ
ンサ29を装着する一方,支持ブラケット31の一対の
第1支持腕37,37間にフィルタハウジング32を装
着する。そして一対の第2支持腕38,38の内側にポ
ンプホルダ30の一対の連結腕77,77を挿入すれ
ば,第2支持腕38,38の係止孔38a,38aに連
結腕77の係止爪77a,77aが係合することによ
り,支持ブラケット31及びポンプホルダ30を相互に
結合すると共に,その間にフィルタハウジング32を挟
持することができる。このように,支持ブラケット31
及びポンプホルダ30の結合には,特別な固着部材が不
要であるから,燃料供給ユニット22の組立体性は極め
て良好である。
【0044】組み立てを完了した燃料供給ユニット22
は,燃料タンク18の天井壁18bの開口部43にポン
プ保持筒75側から挿入し,ポンプ保持筒75を燃料タ
ンク18の後壁側に向けて燃料ストレーナ26を燃料タ
ンク18の底壁上の設置する。このとき,支持ブラケッ
ト31の取り付けフランジ35は,燃料タンク18上面
の凹部44に収まるようになっており,これを上方から
押さえるロックリング46をロック爪45,45…に係
合して支持ブラケット31を固定し,開口部43を閉鎖
する。
【0045】一方,燃料導管107の両端には予め燃料
コネクタ105の接続管105b及び燃料取り出し管3
9をそれぞれ接続しておく。そして,先ず燃料コネクタ
105をエンジン9の燃料噴射弁103の嵌装すると共
に,吸気路部材102の定位置にボルト106で固定す
る。こうして燃料コネクタ105がボルト106により
位置決めされると,その接続管105bは,所定の後方
もしくは斜め後方を向くので,燃料取り出し管39を前
方へ引き出しながら燃料導管107をタンクキャップ2
1の側方に配置すると,燃料導管107の後部には所定
のUターン部が自然に形成されることになる。そこで,
燃料取り出し管39を,先に燃料タンク18に取り付け
た燃料供給ユニット22の燃料出口筒36にジョイント
40を介して接続する。かくして燃料導管107は,位
置ずれすることなく,容易に配管することができる。
【0046】而して,燃料導管107は,タンクキャッ
プ21の前方位置の燃料取り出し管39からタンクキャ
ップ21側方を通りながら車両後方へ導かれ,そして曲
率半径が大きい弛み部を形成しながら前方へ曲がり,燃
料噴射弁103に向かうことで,その流路抵抗を下げる
と共に,隣接部材との干渉を回避することができる,そ
してパワーユニット6の上下揺動時でも燃料導管107
の撓み角度を小さく抑えることができ,その耐久性確保
の上で有利となる。
【0047】また組立時には,上記のように,ジョイン
ト40を燃料供給ユニット22の燃料出口筒36から外
しておくことで,燃料導管107の燃料噴射弁103へ
の接続と配管を容易に行うことができ,また燃料供給ユ
ニット22のメンテナンスをも,燃料導管107に邪魔
されることなく容易に行うことができる。しかも燃料取
り出し管39の燃料供給ユニット22への接続はジョイ
ント40を介して簡単迅速に行うことができ,組立性の
向上をも図ることができる。
【0048】燃料供給ユニット22においては,燃料出
口筒36の直下に配置される燃料フィルタ27の上部端
板69が,燃料取り出し管39の内端を臨ませる凹部6
9aを有するので,燃料取り出し管39の燃料フィルタ
27への近接配置も可能となり,燃料取り出し管39の
燃料タンク18上方への突出量を減少させて,燃料導管
107のステップフロワ12との干渉回避を容易に行う
ことができる。
【0049】エンジン9の運転中,燃料ポンプ25は,
燃料タンク18内の燃料を燃料ストレーナ26を通して
吸入し,燃料フィルタ27へ吐出する。その燃料は,燃
料フィルタ27で濾過された後,燃料取り出し管39,
燃料導管107,及び燃料コネクタ105を順次経て燃
料噴射弁103に供給される。その間,燃料ポンプ25
の吐出圧力が所定値を超えると,圧力レギュレータ28
が作動して余剰圧力の燃料を燃料タンク18内に直接放
出する。したがって,圧力レギュレータ28には,燃料
タンク18への特別な燃料戻し管を接続する必要がな
く,構成の簡素化を図ることができる。
【0050】ところで,この燃料供給ユニット22は,
燃料フィルタ27を縦置き,燃料ポンプ25を横置きに
し,且つこの燃料ポンプ25を燃料フィルタ27の一側
下方に配置される圧力レギュレータ28と同一高さに配
置して,全体として略L字状に形成されるので,全高を
効果的に低く設定することができ,ステップフロワ12
の下方に配置される偏平型の燃料タンク18に有効に適
用することができる。
【0051】また上下に並ぶ燃料出口筒36及びフィル
タハウジング32と,上下に配置される配線カプラ9
5,96及び圧力レギュレータ28とは,取り付けフラ
ンジ35の中心線から互いに反対方向にオフセットして
配置されるので,また燃料ポンプ25及び燃料残量セン
サ29も,取り付けフランジ35の中心線から互いに反
対側にオフセットして配置されるので,燃料供給ユニッ
ト22の燃料タンク18への挿入を可能にしながら,取
り付けフランジ35の小径化,延いては燃料タンク18
の開口部43の小径化を図ることができ,燃料タンク1
8の比較狭い天井壁18bでも燃料供給ユニット22の
取り付けが容易となる。また取り付けフランジ35に対
する負荷を軽減することもできる。
【0052】さらに燃料供給ユニット22の取り付けフ
ランジ35が燃料タンク18の前後方向中心線Yから左
右一側方にオフセットした箇所に固定されと共に,燃料
出口筒36が取り付けフランジ35の中心線から同方向
にオフセットして配置され,その上,ポンプ保持筒75
の,上記オフセット方向と反対側の側壁に燃料残量セン
サ29が取り付けられ,さらに該センサ29のフロート
支持アーム91の先端部が上記オフセット方向と反対側
へL字状に屈曲して,フロート92を支持するので,該
フロート92は燃料タンク18の前後方向中心線に近接
して配置されることになり,該フロート92が車両の左
右方向に長いことゝ相俟って,自動二輪車1のローリン
グによる燃料タンク18内の燃料油面の変動の影響を受
け難く,燃料タンク18内の燃料残量を比較的正確に検
知することができる。
【0053】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可
能である。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,ステップフロワの後方のボディフレームに,シリン
ダ部を前傾させたエンジンを有するパワーユニットを上
下方向揺動可能に懸架すると共に,このパワーユニット
の後端部に,それにより駆動される後輪を軸支し,また
パワーユニットの上方にラゲッジボックス及び乗員用シ
ートを配置し,ステップフロワの直下に,天井壁に給油
口を持つ燃料タンクを配置した小型車両において,燃料
タンク内に配設されて燃料を外部に供給する燃料供給ユ
ニットの燃料出口筒を,燃料タンクの,給油口より車両
前方の前部に配設し,この燃料出口筒とエンジンの燃料
噴射弁との間を,給油口の側方を通る可撓性の燃料導管
により接続したので,燃料導管は,給油口の前方位置の
燃料取り出し管から給油口の側方を通りながら車両後方
へ導かれ,そして曲率半径が大きい弛み部を形成しなが
ら前方へ曲がり,燃料噴射弁に向かうことで,その流路
抵抗を下げると共に,隣接部材との干渉を回避すること
ができ,そしてパワーユニットの上下揺動時でも燃料導
管の撓み角度を小さく抑えることができる。
【0055】また本発明の第2の特徴によれば,燃料噴
射弁には,エンジンに位置決め固定される燃料コネクタ
を装着し,この燃料コネクタに固設されて燃料噴射弁に
連通する接続管に前記燃料導管を接続したので,燃料噴
射弁に装着された燃料コネクタへの燃料導管の接続方向
が一定し,燃料導管の位置ずれを防ぎつゝ,その配管を
容易に行うことができる。
【0056】さらに本発明の第3の特徴によれば,燃料
タンク内の燃料供給ユニットには,燃料出口筒側へ燃料
を圧送する燃料ポンプと,この燃料ポンプの吐出圧力の
過剰分を逃がす圧力レギュレータとを備えるので,圧力
レギュレータから放出される燃料を,そのまゝ燃料タン
クに戻すことができ,燃料戻しのための特別な配管が不
要となり,構成の簡素化に寄与し得る。
【0057】さらにまた本発明の第4の特徴によれば,
燃料供給ユニットの燃料出口筒には,燃料導管に接続し
た燃料取り出し管をジョイントを介して着脱可能に結合
したので,燃料取り出し管を燃料供給ユニットの燃料出
口筒から外しておくことにより,燃料導管の燃料噴射弁
への接続と配管を容易に行うことができ,また燃料供給
ユニットのメンテナンスをも,燃料導管に邪魔されるこ
となく容易に行うことができる。しかも燃料取り出し管
の燃料供給ユニットへの接続を簡単迅速に行うこともで
き,組立体性の向上にも寄与し得る。
【0058】さらにまた本発明の第5の特徴によれば,
燃料供給ユニットには,燃料ポンプの吐出燃料を濾過す
る燃料フィルタを燃料出口筒の内端に近接して配設し,
この燃料フィルタの上部端板に,燃料取り出し管の内端
が臨む凹部を形成したので,燃料取り出し管の燃料フィ
ルタへの近接配置が可能となり,燃料取り出し管の燃料
タンク上方への突出量を減少させて,燃料導管のステッ
プフロワとの干渉回避を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車の側面図。
【図2】図1の2矢視拡大図。
【図3】図1の3−3線断面図。
【図4】燃料供給ユニットの平面図。
【図5】燃料供給ユニットの燃料タンクへの取り付け構
造分解斜視図。
【図6】図2の6−6線断面図。
【図7】図6の7−7線断面図。
【図8】図7の8−8線断面図。
【図9】図6の9−9線断面図。
【図10】図2の10−10線拡大断面図。
【符号の説明】
1・・・・・小型車両(自動二輪車) 2・・・・・ボディフレーム 3r・・・・後輪 6・・・・・パワーユニット 9・・・・・エンジン 9a・・・・シリンダ部 12・・・・ステップフロワ 15・・・・ラゲッジボックス 16・・・・乗員用シート 18・・・・燃料タンク 18a・・・天井壁 20・・・・給油口 22・・・・燃料供給ユニット 25・・・・燃料ポンプ 27・・・・燃料フィルタ 28・・・・圧力レギュレータ 36a・・・燃料出口筒 39・・・・燃料取り出し管( ) 40・・・・ジョイント 69・・・・燃料フィルタの上部端板 69a・・・凹部 103・・・燃料噴射弁 105・・・燃料コネクタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 37/10 F02M 37/10 B C J 55/02 340 55/02 340B 340Z 69/04 69/04 C (72)発明者 島田 信弘 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 末田 健一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 池田 健一郎 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 鈴木 祥介 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 AD04 BA30 BA56 CB05 CB15 CD02 CD04 CD11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステップフロワ(12)の後方のボディ
    フレーム(2)に,シリンダ部(9a)を前傾させたエ
    ンジン(9)を有するパワーユニット(6)を上下方向
    揺動可能に懸架すると共に,このパワーユニット(6)
    の後端部に,それにより駆動される後輪(3r)を軸支
    し,またパワーユニット(6)の上方にラゲッジボック
    ス(15)及び乗員用シート(16)を配置し,ステッ
    プフロワ(12)の直下に,天井壁(18b)に給油口
    (20)を持つ燃料タンク(18)を配置した小型車両
    において,燃料タンク(18)内に配設されて燃料を外
    部に供給する燃料供給ユニット(22)の燃料出口筒
    (36)を,燃料タンク(18)の,給油口(20)よ
    り車両前方寄りの箇所に配設し,この燃料出口筒(3
    6)とエンジン(9)の燃料噴射弁(103)との間
    を,給油口(20)の側方を通る可撓性の燃料導管(1
    07)により接続したことを特徴とする,小型車両にお
    ける燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の小型車両における燃料供
    給装置において,燃料噴射弁(103)には,エンジン
    (9)に位置決め固定される燃料コネクタ(105)を
    装着し,この燃料コネクタ(105)に固設されて燃料
    噴射弁(103)に連通する接続管(105b)に前記
    燃料導管(107)を接続したことを特徴とする,小型
    車両における燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の小型車両における
    燃料供給装置において,燃料タンク(18)内の燃料供
    給ユニット(22)には,燃料出口筒(36)側へ燃料
    を圧送する燃料ポンプ(25)と,この燃料ポンプ(2
    5)の吐出圧力の過剰分を逃がす圧力レギュレータ(2
    8)とを備えることことを特徴とする,小型車両におけ
    る燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の何れかに記載の小型車両
    における燃料供給装置において,燃料供給ユニット(2
    2)の燃料出口筒(36)には,燃料導管(107)に
    接続した燃料取り出し管(39)をジョイント(40)
    を介して着脱可能に結合したことを特徴とする,小型車
    両における燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4の何れかに記載の小型車両
    における燃料供給装置において,燃料供給ユニット(2
    2)には,燃料ポンプ(25)の吐出燃料を濾過する燃
    料フィルタ(27)を燃料出口筒(36)の内端に近接
    して配設し,この燃料フィルタ(27)の上部端板(6
    9)に,燃料取り出し管(39)の内端が臨む凹部(6
    9a)を形成したことを特徴とする,小型車両における
    燃料供給装置。
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