JP3908941B2 - 燃料供給ユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,自動二輪車等の小型車両に好適な燃料供給ユニットに関し,特に,燃料タンクに,それに設けられた開口部を閉鎖するように取り付けられる上部ブラケット板に,この上部ブラケット板から前記開口部を通して燃料タンク内に垂下する3本の支持杆を介して下部ブラケット板を連結し,この下部ブラケット板上に燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポンプを取り付けてなる燃料供給ユニットの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
かゝる燃料供給ユニットは,例えば特開平9−53537号公報に開示されているように,既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報に開示されている燃料供給ユニットでは,3本の支持杆の内接円内に燃料ポンプを配置しているので,相隣る支持杆の間にデッドスペースが多くできてしまい,スペース効率が低い。
【0004】
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,スペース効率が高く,コンパクトで,小型車両にも有効に適用し得る前記燃料供給ユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本発明は,燃料タンクに,それに設けられた開口部を閉鎖するように取り付けられる上部ブラケット板に,この上部ブラケット板から前記開口部を通して燃料タンク内に垂下する3本の支持杆を介して下部ブラケット板を連結し,この下部ブラケット板上に燃料タンク内の燃料を汲み上げる燃料ポンプを取り付けてなる,燃料供給ユニットにおいて,3本の支持杆を下部ブラケット板との同心円上に,各支持杆の隣接間隔を不等にして配置し,支持杆の隣接間隔の最も狭い箇所で燃料ポンプを下部ブラケット板上に設置し,支持杆の隣接間隔の最も広い箇所で燃料ポンプの吐出燃料を濾過する燃料フィルタを下部ブラケット板上に設置したことを第1の特徴とする。
【0006】
この第1の特徴によれば,支持杆の隣接間隔の最も狭い箇所で燃料ポンプを下部ブラケット板上に設置したことで,燃料供給ユニット中,比較的小径であるが最重量物の燃料ポンプを,その両側に近接する2本の支持杆により確実に支持させて,燃料ポンプによる下部ブラケット板の曲げモーメントを軽減し,下部ブラケット板の薄肉化,延いては軽量化を図ることができる。また支持杆の隣接間隔の最も広い箇所には燃料フィルタを配設したことで,比較的大容量の燃料フィルタの設置が可能となり,流路抵抗を下げつゝ,多量の燃料の濾過処理を行うことができる。しかも支持杆の相互間のスペースが燃料ポンプ及び燃料フィルタの設置に利用されることで,下部ブラケット板上のデッドスペースが少なくなり,スペース効率の向上,延いては燃料供給ユニットのコンパクト化を図ることができる。
【0007】
また本発明は,第1の特徴に加えて,残余の支持杆の間で下部ブラケット板上に燃料残量センサを設置したことを第2の特徴とする。
【0008】
この第2の特徴によれば,残る支持杆の間に燃料残量センサを配設したことで,全ての支持杆相互間からデッドスペースを排除して,スペース効率を更に高め,燃料供給ユニットのコンパクト化を効果的に図ることができる。
【0009】
さらに本発明は,第1又は第2の特徴に加えて,燃料フィルタを,下部ブラケット板の周縁に沿った断面扇形に形成したことを第3の特徴とする。
【0010】
この第3の特徴によれば,支持杆の隣接間隔の最も広いスペースをより有効に利用して,より大容量の燃料フィルタを採用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて以下に説明する。
【0012】
図1は本発明の燃料供給ユニットを備える自動二輪車の側面図,図2は図1の2矢視拡大図,図3は図2 の3−3線断面図,図4は図2 の4−4線断面図,図5は図4の5−5線断面図,図6は図4の6−6線断面図,図7は燃料供給ユニットにおける燃料フィルタの縦断面図,図8は図7の8−8線断面図,図9は図2の9−9線断面図である。
【0013】
先ず,図1において,符号1は小型車両としてのスクータ型自動二輪車を示し,それのボディフレーム2は,ヘッドパイプ2a,このヘッドパイプ2aの後面から急角度で下方へ延びるダウンチューブ部2b,このダウンチューブ部2bの下端から後方へ水平に延びるフロワ支持部2c,このフロワ支持部2cの後端から垂直に立ち上がるピラー部2d及び,このピラー部2dの上端から後方上向きに傾斜して延びるリアレール部2eとからなっており,ヘッドパイプ2aには,前輪3fを軸支するフロントフォーク4のステアリングステムが操向可能に支承される。またピラー部2dの上端部には懸架リンク5が弾性支持され,この懸架リンク5にパワーユニット6が枢軸7を介して上下揺動可能に懸架される。そしてパワーユニット6及びリアレール部2e間にリアクッション8が取り付けられる。
【0014】
パワーユニット6は,シリンダ部9aを水平状態に近く前傾させたエンジン9と,このエンジン9の一側部に,後方へ延びるミッションケース10aを一体的に連ねる無段変速機10とからなっており,そのミッションケース10aの後端部に駆動輪たる後輪3rが軸支される。
【0015】
リアレール部2e上には,ヘルメット等の大型の荷物の収納を可能にするラゲッジボックス15が取り付けられ,このラゲッジボックス15の上部前端部に,該ボックス15のリッドを兼ねる乗員用シート16が開閉可能にヒンジ結合される。。
【0016】
図2及び図3に示すように,フロワ支持部2cの中央部に設けられた大きな開口部17に燃料タンク18が挿入されると共に,この燃料タンク18の周壁から張り出したフランジ18aがフロワ支持部2cの上面に複数のボルト19によって固定される。この燃料タンク18の略水平に配置される天井壁18bには,そこに開口する給油口20を開閉するタンクキャップ21と,燃料をエンジン9に供給する燃料供給ユニット22とが取り付けられる。その際,燃料供給ユニット22は,燃料タンク18の前部,即ちタンクキャップ21より前方寄りの箇所に配置される。
【0017】
フロワ支持部2cに支持されるステップフロワ12は,この燃料タンク18を覆うように配置され,その中央部に形成された上方隆起部12a内に,タンクキャップ21や燃料供給ユニット22の,燃料タンク18上面からの突出部が収容される。
【0018】
さて,燃料供給ユニット22について,図4〜図9を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図4〜図6において,燃料タンク18の天井壁には,それに設けられた開口部23を閉鎖するように上部ブラケット板31がねじ止めされる。この上部ブラケット板31と,それから開口部23を通して燃料タンク18内に垂下する3本の支持杆33,33,33を介して連結される下部ブラケット板32との間に,燃料タンク18内の燃料を汲み上げるべくその燃料油中に浸漬配置される電動式の燃料ポンプ25,この燃料ポンプ25の吸入口25aに接続される燃料ストレーナ26,燃料ポンプ25の吐出口25bに連通する燃料フィルタ27,燃料ポンプ25の吐出圧を調整する圧力レギュレータ28及び燃料残量センサ29が取り付けられ,こうして燃料供給ユニット22は構成される。
【0020】
上部及び下部ブラケット板31,32は,何れも合成樹脂製で円形をなしているが,下部ブラケット板32は,燃料タンク18の開口部23を通過し得るように,その開口部23より小径に形成されている。上部ブラケット板31の下面には,開口部23を囲繞して燃料タンク18の天井壁に密接する環状のシール部材34が嵌め込まれ,またこのシール部材34の内側で上部ブラケット板31に一体成形された3個の連結ボス31a,31a,31aに3本の支持杆33,33,33の上端部がモールド結合され,これら支持杆33,33,33の下端部は,下部ブラケット板32の3個の連結孔32a,32a,32aに嵌挿されて,クリップ35,35,35により下部ブラケット板32に固定される。
【0021】
その際,3本の支持杆33,33,33は,下部ブラケット板32との同心円C(図6及び図8参照)上に,各支持杆33,33,33の隣接間隔を不等にして配置される。そして,燃料ポンプ25は支持杆33,33,33の隣接間隔の最も狭い箇所に,また燃料フィルタ27は支持杆33,33,33の隣接間隔の最も広い箇所に,燃料残量センサ29は残余の支持杆33,33の間にそれぞれ配設される。
【0022】
燃料ポンプ25は上下に長い円筒状をなしていて,下端面に吸入管25a,上端面に吐出管25bがそれぞれ突設されており,その吸入管25aは下部ブラケット板32を貫通して,下部ブラケット板32の下面に固定される燃料ストレーナ26と接続され,吐出管25bは,L字状の連通管36を介して燃料フィルタ27の入口管27aに連結される。
【0023】
図7及び図8に示すように,燃料フィルタ27は,下部ブラケット板32の周縁に沿った断面扇形の合成樹脂製フィルタハウジング37を備える。このフィルタハウジング37は,上端面を開放したハウジング本体37aと,このハウジング本体37aの上端面に溶着されるハウジング蓋体37bとからなっており,そのハウジング蓋体37bに前記入口管27a及び出口管27bが形成され,その出口管27bには,出口管27b側からフィルタハウジング37側への燃料の逆流を阻止する一方向弁38が装着される。
【0024】
ハウジング本体37aには,フィルタエレメント39が入口管27a及び出口管27bの間に介入するように収容され,入口管27aからフィルタハウジング37内に流入して出口管27bに向かう燃料を濾過するようになっている。
【0025】
図4及び図7において,前記圧力レギュレータ28はフィルタハウジング37の底部に取り付けられる。この圧力レギュレータ28は,上下に入口管28a及び出口管28bを備えており,入口管28aはフィルタハウジング37底部の取り付けボス27cに,出口管28bは下部ブラケット板32の支持孔32bにそれぞれ嵌挿される。また圧力レギュレータ28は,上部に取り付けフランジ40を備えており,この取り付けフランジ40は,フィルタハウジング37にモールド結合されたボルト41と,これに螺着されるナット42とでフィルタハウジング37の底面に固定される。
【0026】
上部ブラケット板31には,その上下両面に突出する燃料取り出し管30が一体成形されており,この燃料取り出し管30の下端部が燃料フィルタ27の出口管27bに嵌挿される。
【0027】
こうして,燃料フィルタ27及び圧力レギュレータ28は,上部及び下部ブラケット板31,32間で保持され,燃料ポンプ25は,燃料フィルタ27と下部ブラケット板32との間で保持される。
【0028】
前記燃料残量センサ29は,下部ブラケット板32に取り付けられるセンサハウジング45と,このセンサハウジング45に揺動自在に支持されて車両後方に延びるフロート支持アーム46と,このフロート支持アーム46の先端部に付設されたフロート47と,センサハウジング45内に収納されてフロート支持アーム46の回転角度を燃料タンク18内の燃料残量として電気量に変換するポテンショメータ48とから構成される。
【0029】
再び図4において,上部ブラケット板31には配線カプラ50が形成され,それが備える複数の接続端子50a,50bの内端には上記電動式燃料ポンプ25及び燃料残量センサ29に接続されるリード線(図示せず)が接続される。そして配線カプラ50には,電源スイッチや燃料残量インジケータに連なる外部配線カプラ(図示せず)が接続される。
【0030】
以上において,燃料ポンプ25,燃料フィルタ27及び燃料残量センサ29のハウジング45は,下部ブラケット板32の上下方向の投影面の範囲に配置される。
【0031】
また図9において,前記エンジン9のシリンダ部9a上面には,それの吸気ポート51に連なる吸気路52aを持つ吸気路部材52がボルト結合される。この吸気路部材52には,吸気ポート51の下流側に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁53が取り付けられ,その燃料入口が開口する上端部にカップ状の燃料コネクタ54が嵌装される。燃料コネクタ54は,その後壁から突出するステー54aがボルト56で吸気路部材52の定位置に固着される。また燃料コネクタ54は,車両後方もしくは斜め後方に突出する接続管54bを備えており,この接続管54bと前記燃料供給ユニット22の燃料取り出し管30とに可撓性の燃料導管58の両端が強固に接続される。この場合,特に燃料導管58の上流端部は,ジョイント59を介して燃料取り出し管30に着脱可能に接続される。
【0032】
次に,この実施例の作用について説明する。
【0033】
エンジン9の運転中,燃料ポンプ25は,燃料タンク18内の燃料を燃料ストレーナ26を通して吸入し,昇圧して燃料フィルタ27へ吐出する。その燃料は,燃料フィルタ27で濾過された後,燃料取り出し管30,燃料導管58,を順次経て燃料噴射弁53に供給される。その間,燃料ポンプ25の吐出圧力が所定値を超えると,圧力レギュレータ28が作動して余剰圧力の燃料を燃料タンク18内に直接放出する。したがって,圧力レギュレータ28には,燃料タンク18への特別な燃料戻し管を接続する必要がなく,構成の簡素化を図ることができる。
【0034】
ところで,燃料ポンプ25,燃料フィルタ27,圧力レギュレータ28及び燃料残量センサ29は,3本の支持杆33,33,33を介して上部ブラケット板31に連結して下部ブラケット板32上に設置されるので,それらの重量が下部ブラケット板32を介して3本の支持杆33,33,33で支えられることになるが,その3本の支持杆33,33,33は,下部ブラケット板32との同心円C上に,各支持杆33,33,33の隣接間隔を不等にして配置され,支持杆33,33,33の隣接間隔の最も狭い箇所に燃料ポンプ25が配設されるので,燃料供給ユニット22中,比較的小径であるが最重量物の燃料ポンプ25を,その両側に近接する2本の支持杆33,33により確実に支持させて,燃料ポンプ25による下部ブラケット板32の曲げモーメントを軽減し,下部ブラケット板32の薄肉化,延いては軽量化を図ることができる。
【0035】
また支持杆33,33,33の隣接間隔の最も広い箇所には燃料フィルタ27が配設されるので,比較的大容量の燃料フィルタ27の設置が可能となり,流路抵抗を下げつゝ,多量の燃料の濾過処理を行うことができる。この場合,特に燃料フィルタ27が,下部ブラケット板32の周縁に沿った断面扇形に形成されているので,支持杆33,33の相互間のスペースをより有効に利用して,より大容量の燃料フィルタ27を採用することができる。
【0036】
しかも,全ての支持杆33,33,33の相互間のスペースが燃料ポンプ25及び燃料フィルタ27及び燃料残量センサ29の設置に利用されることで,下部ブラケット板32上のデッドスペースが排除され,スペース効率の向上,延いては燃料供給ユニット22のコンパクト化を図ることができる。
【0037】
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明の第1の特徴によれば,3本の支持杆の隣接間隔の最も狭い箇所で燃料ポンプを下部ブラケット板上に設置したことで,燃料供給ユニット中,比較的小径であるが最重量物の燃料ポンプを,その両側に近接する2本の支持杆により確実に支持させて,燃料ポンプによる下部ブラケット板の曲げモーメントを軽減し,下部ブラケット板の薄肉化,延いては軽量化を図ることができる。また3本の支持杆の隣接間隔の最も広い箇所には燃料フィルタを配設したことで,比較的大容量の燃料フィルタの設置が可能となり,流路抵抗を下げつゝ,多量の燃料の濾過処理を行うことができる。しかも支持杆の相互間のスペースが燃料ポンプ及び燃料フィルタの設置に利用されることで,下部ブラケット板上のデッドスペースが少なくなり,スペース効率の向上,延いては燃料供給ユニットのコンパクト化を図ることができる。
【0039】
また本発明の第2の特徴によれば,残る支持杆の間には燃料残量センサを配設したことで,全ての支持杆相互間からデッドスペースを排除して,スペース効率を更に高め,燃料供給ユニットのコンパクト化を効果的に図ることができる。
【0040】
さらに本発明の第3の特徴によれば,燃料フィルタを,下部ブラケット板の周縁に沿った断面扇形に形成したので,支持杆の隣接間隔の最も広いスペースをより有効に利用して,より大容量の燃料フィルタを採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料供給ユニットを備える自動二輪車の側面図。
【図2】図1の2矢視拡大図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】図2の4−4線断面図。
【図5】図4の5−5線断面図。
【図6】図4の6−6線断面図。
【図7】燃料供給ユニットにおける燃料フィルタの縦断面図。
【図8】図7の8−8線断面図。
【図9】図2の9−9線断面図。
【符号の説明】
18・・・・燃料タンク
22・・・・燃料供給ユニット
23・・・・開口部
25・・・・燃料ポンプ
27・・・・燃料フィルタ
28・・・・圧力レギュレータ
29・・・・燃料残量センサ
31・・・・上部ブラケット板
32・・・・下部ブラケット板
33・・・・支持杆
C・・・・・下部ブラケット板との同心円
Claims (3)
- 燃料タンク(18)に,それに設けられた開口部(23)を閉鎖するように取り付けられる上部ブラケット板(31)に,この上部ブラケット板(31)から前記開口部(23)を通して燃料タンク(18)内に垂下する3本の支持杆(33,33,33)を介して下部ブラケット板(32)を連結し,この下部ブラケット板(32)上に燃料タンク(18)内の燃料を汲み上げる燃料ポンプ(25)を取り付けてなる,燃料供給ユニットにおいて,
3本の支持杆(33,33,33)を下部ブラケット板(32)との同心円(C)上に,各支持杆(33,33,33)の隣接間隔を不等にして配置し,支持杆(33,33,33)の隣接間隔の最も狭い箇所で燃料ポンプ(25)を下部ブラケット板(32)上に設置し,支持杆(33,33,33)の隣接間隔の最も広い箇所で燃料ポンプ(25)の吐出燃料を濾過する燃料フィルタ(27)を下部ブラケット板(32)上に設置したことを特徴とする,燃料供給ユニット。 - 請求項1記載の燃料供給ユニットにおいて,
残余の支持杆(33,33)の間で下部ブラケット板(32)上に燃料残量センサ(29)を設置したことを特徴とする,燃料供給ユニット。 - 請求項1又は2記載の燃料供給ユニットにおいて,
燃料フィルタ(27)を下部ブラケット板(32)の周縁に沿った断面扇形に形成したことを特徴とする,燃料供給ユニット。
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