JP2003093765A - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な剃り方に応じて複数設けた刃ヘッドの
全てを肌の凹凸に追従させ、且つ、骨部の凹凸等により
生じる衝撃を吸収することのできる往復式電気かみそり
を提供する。 【解決手段】 本体ブロック8と、上方にて本体ブロッ
ク8と接続されるヘッドブロック10とを備え、ヘッド
ブロック10の上部に外刃4を前後方向に並設するとと
もに、外刃4の内側に内刃7を備えて成る往復式電気か
みそり1において、ヘッドブロック10の左右両端上部
の前後位置に回転連結部32を4箇所備え、本体ブロッ
ク8の上部には夫々が独立に上下動自在なヘッド支持部
材37を4箇所備え、各ヘッド支持部材37の上端部を
前記4箇所の回転連結部32の夫々に前後回動自在に接
続させることで、ヘッドブロック10を前後及び左右方
向に揺動自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外刃と摺動するよ
うに内刃を往復駆動させて髭剃りを行う往復式電気かみ
そりに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、早剃り性能向上を目的とし
て、本体に対して揺動自在な刃ヘッドを複数個備えるこ
とで使用者の肌が複数の刃ヘッドに密着した状態に保持
されるようにした往復式電動かみそりが数多く提案され
ている。
【0003】例えば、特開昭62−227395号公報
に記載のものは、複数の刃ヘッドを備えたヘッドブロッ
クの上端付近に回転軸を設け、この回転軸を中心にヘッ
ドブロック全体の前後回転を自在とすることで、多様な
剃り方に対しても刃ヘッドが肌に追従するように考えら
れたものである。しかしながら上記構成においては、回
転軸がヘッドブロックの上端付近にある為に肌と接する
外刃と回転軸との距離が短く、肌に対して外刃が斜めに
当った場合に押圧力が小さければヘッドブロックが回転
し難いという問題があった。更に、ヘッドブロックをフ
ロートさせることが殆どできない為に、左右方向に追従
できないばかりか剃り時に骨部の凹凸等により生じる衝
撃を吸収できず、肌を傷めたりごつごつした剃り心地に
なるという問題があった。
【0004】また、特開昭55−86490号公報に記
載のものは、複数の刃ヘッドを夫々独立にフロートさせ
て上下動自在に備えることで、夫々の刃ヘッドの上下動
により凹凸を有した肌への追従を行うとともに衝撃を吸
収するように考えられたものである。しかしながら上記
構成においては、内刃駆動による刃ヘッド全体の振動を
抑制する為にフロートの初期荷重を所定値以上で与える
必要があることから、肌への押圧力を相当高くしないと
肌に追従させることができないという問題があった。更
に、肌に対して外刃が斜めに当った場合には、刃ヘッド
が肌に対して垂直に当るものではない為に充分な機能を
発揮することができないという問題があった。
【0005】また、特開昭63−197484号公報に
記載のものは、複数の刃ヘッドを上下動自在に備えると
ともに隣接する刃ヘッドをリンクにより結合させて、肌
の凹凸に追従して片方の刃ヘッドが下がるともう片方の
刃ヘッドが上がるようにしたものである。しかしながら
上記構成においては、剃り時の衝撃を吸収することがで
きなく、更に、刃ヘッドが肌に対して垂直に当るもので
はない為に充分な機能を発揮することができないという
問題があった。
【0006】また、特開平10−43443号公報に記
載のものは、刃ヘッドとモータを一体として前後、左
右、上下方向に移動可能に構成したものである。しかし
ながら上記構成においては、刃ヘッドを動かす為の支点
がかなり下方に位置することから、肌に対する良好な追
従性を得ることができないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、多様な剃り方に応じて複数設
けた刃ヘッドの全てを肌の凹凸に追従させ、且つ、骨部
の凹凸等により生じる衝撃を吸収することのできる往復
式電気かみそりを提供することを課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明を、本体ブロックと、上方にて本体ブロックと
接続されるヘッドブロックとを備え、ヘッドブロックの
上部にアーチ状の外刃を前後方向に並設するとともに、
外刃の内側を左右方向に往復摺動する内刃を備えて成る
往復式電気かみそりにおいて、ヘッドブロックの左右両
端上部の前後位置には回転連結部を都合4箇所備え、本
体ブロック上部には夫々が独立に上下動自在であるヘッ
ド支持部材を、前記ヘッド支持部材を上方にてフロート
させておく付勢手段を介して4箇所備え、各ヘッド支持
部材の上端部を前記4箇所の回転連結部の夫々に前後回
動自在に接続させて、ヘッドブロックを本体ブロックに
対して前後揺動自在としたことを特徴としたものとす
る。
【0009】このようにすることで、例えばヘッドブロ
ック左右両端の前側の回転連結部と接続したヘッド支持
部材が後側の回転連結部と接続したヘッド支持部材より
も下方に沈み込んだ場合には、ヘッドブロックはその上
面が前方に傾斜するように本体ブロックに対して回転す
るとともに、後側のヘッド支持部材の方がより下方に沈
み込んだ場合にはヘッドブロックはその上面が後方に傾
斜するように回転し、これにより、小さな押圧力で押し
付けたとしてもヘッドブロックは良好に前後揺動して肌
に追従し、外刃を確実に略垂直に当てることが可能とな
る。更に、肌に強く押し付けた場合にはヘッドブロック
全体が下方に沈み込むことでその衝撃を吸収することが
できる。
【0010】また、独立に上下動自在であるヘッド支持
部材の上端部とヘッドブロックの回転連結部との左右方
向の距離を夫々自在に変更する手段を備え、ヘッドブロ
ックを本体ブロックに対して左右揺動自在とすることも
好ましく、このようにすることで、例えばヘッドブロッ
クの左端の回転連結部と接続したヘッド支持部材が右端
の回転連結部と接続したヘッド支持部材よりも下方に沈
み込んだ場合には、ヘッド支持部材の上端部とヘッドブ
ロックの回転連結部との左右方向の距離が夫々変更され
ながらヘッドブロックはその上面が左方に傾斜するよう
に本体ブロックに対して回転することとなり、逆に、右
側のヘッド支持部材の方がより下方に沈み込んだ場合に
はヘッドブロックはその上面が右方に傾斜するように回
転することとなる。このようにヘッドブロックが左右方
向にも揺動運動を行いながら肌に追従することから、外
刃を更に確実に略垂直に当てることが可能となる。
【0011】また、独立に上下動自在であるヘッド支持
部材の上端部とヘッドブロックの回転連結部との左右方
向の距離を夫々自在に変更する手段として、ヘッドブロ
ックの回転連結部とヘッド支持部材の上端部とを、夫々
を左右に貫通して係止するピンを介して接続させるとと
もに、前記ピンを左右移動自在に支持するばね部材を備
えることも好ましく、このようにすることで、左右に揺
動運動を行うヘッドブロックにばね部材による付勢力を
与えて、ヘッドブロックのがたつきによる不快な振動を
防止することができる。
【0012】また、4箇所の回転連結部のうち、ヘッド
ブロックの左右両端の前側に位置する2箇所の回転連結
部、若しくは、ヘッドブロックの左右両端の後側に位置
する2箇所の回転連結部の一方をヘッド支持部材に対し
て前後移動不能に設けるとともに、他方をヘッド支持部
材に対して前後移動自在とする手段を備えることも好ま
しく、このようにすることで、ヘッドブロックを安定的
に前後揺動させることが可能となり、剃り易さが向上す
る。
【0013】また、回転連結部をヘッド支持部材に対し
て前後移動自在とする手段として、前後方向に長尺の長
穴をヘッド支持部材の上端部に備えるとともに、前記長
穴を介してヘッド支持部材を回転連結部に接続させるこ
とも好ましく、このようにすることで、簡単な構造によ
りヘッドブロックを安定的に前後揺動させて剃り易さを
向上させることができる。
【0014】また、回転連結部をヘッド支持部材に対し
て前後移動自在とする手段として、二つの部材を前後回
動自在に連結させてヘッド支持部材を形成することも好
ましく、このようにすることで、簡単な構造によりヘッ
ドブロックを安定的に前後揺動させて剃り易さを向上さ
せることができる。
【0015】また、ヘッドブロックの左右両端の前側に
位置する2箇所の回転連結部を、ヘッド支持部材に対し
て前後移動自在とすることも好ましく、このようにする
ことで、頬等の肌を比較的垂直に近い姿勢にして下から
上に向けて剃る場合にヘッドブロックの前後方向の移動
を最小限に抑えて剃り易さを向上させることができる。
【0016】また、ヘッドブロックの左右両端におい
て、後側に位置する回転連結部を前側に位置する回転連
結部よりも低い位置に備えることも好ましく、このよう
にすることで、前側の外刃を肌と接触させて頬等を剃る
際には、回転中心となる後側の回転連結部がヘッドブロ
ックの重心の近くに位置することから小さな押し付け力
であってもヘッドブロックを大きく回転させることがで
き、更に、後側の外刃を肌と接触させて顎下を剃る場合
には、回転中心となる前側の回転連結部がヘッドブロッ
クの上端近傍に位置することから小さな力でも円滑に回
転させることができる。
【0017】また、ヘッドブロックの左右両端におい
て、前側に位置する回転連結部を後側に位置する回転連
結部よりもヘッドブロックの前後中心位置から近い位置
に備えることも好ましく、このようにすることで、前側
の外刃を肌と接触させて頬等を剃る際に、肌との接触点
と回転中心となる後側の回転連結部との距離を大きくと
ることができることから、小さな押し付け力であっても
ヘッドブロックを大きく回転させることができる。
【0018】また、ヘッドブロックの左右両端におい
て、前側に位置する回転連結部のフロート量を後側に位
置する回転連結部のフロート量よりも大きくすることも
好ましく、このようにすることで、前側の外刃を肌と接
触させて頬等を剃る際にヘッドブロックが大きく回転し
易くなり、ヘッドブロックを肌に確実に追従させること
ができる。
【0019】また、ヘッドブロックの左右両端におい
て、前側に位置する回転連結部のフロート力を後側に位
置する回転連結部のフロート力よりも小さくすることも
好ましく、このようにすることで、前側の外刃を肌と接
触させて頬等を剃る際に小さな押し付け力であってもヘ
ッドブロックを大きく回転させることができる。
【0020】また、上下に貫通した筒状のガイド部を本
体ブロックに備え、前記ガイド部内にヘッド支持部材と
該ヘッド支持部材を上方にフロートさせる付勢手段を配
するとともに、ガイド部内に下方から挿通させた貫通ね
じとヘッド部材とを接続させて、ヘッド支持部材を夫々
独立に上下動自在として本体ブロック上部に備えること
も好ましく、このようにすることで、簡単な構造により
組立性を確保しながら省スペースでヘッドブロックを保
持することができる。
【0021】また、内刃を往復動させる駆動部をヘッド
ブロック内に備えることも好ましく、このようにするこ
とで、ヘッドブロックが大きく姿勢を変えた場合でも問
題無く内刃に駆動伝達を行うことができるので、本体ブ
ロック内に駆動部を配置した場合と比較してヘッドブロ
ックの肌への追従性が向上する。
【0022】また、電源部を本体ブロック内に備え、前
記電源部とヘッドブロック内の駆動部とを接続させる配
線を、本体ブロック側面、及び、ヘッドブロック側面の
前後に備えた回転連結部の中間位置近傍に貫通させて備
えることも好ましく、このようにすることで、ヘッドブ
ロックが大きく姿勢を変えた場合であっても配線は大き
く屈曲することがなく、従って、ヘッドブロックの姿勢
を変える際に生じる配線の屈曲による抵抗を低減させる
ことができる。
【0023】また、本体ブロック内に電源部を備え、前
記電源部とヘッドブロック内の駆動部とを接続させる配
線を、本体ブロック上面及びヘッドブロック下面を貫通
させて備えることも好ましく、このようにすることで、
ヘッドブロックと本体ブロックとの間で配線を長く備え
ることができるので、ヘッドブロックが大きく姿勢を変
えた場合であっても配線に大きな屈曲は生じず、従っ
て、ヘッドブロックの姿勢を変える際に生じる配線の屈
曲による抵抗を低減させることができる。
【0024】また、本体部を防水構造にするとともに、
配線の周囲を屈曲自在な筒体で覆い、前記筒体の両端部
をシールすることも好ましく、このようにすることで、
往復式電気かみそり全体を防水構造とすることができ、
水洗いにより容易に髭屑掃除を行うことができる。
【0025】また、外刃を上部に設置して成る外刃カセ
ットをヘッドブロックに係止させて備えるとともに、前
記外刃カセットの上端中央部には押圧によりヘッドブロ
ックへの係止を解除する釦部を備えることも好ましく、
このようにすることで、簡単な構造で容易に外刃の取り
外しを行うことが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施の形態に基づいて説明する。図1〜図10には、本発
明の実施の形態における一例の往復式電気かみそり1を
示している。この往復式電気かみそり1は、図1に示す
ように、スイッチ30を備えた本体ブロック8の上方
に、ヘッドブロック10を前後左右揺動自在、且つ、上
下動自在に接続させたものであり、上記ヘッドブロック
10の上部略中央に粗削り用スリット刃2を上部に有し
たスリット刃組立品3を設け、その両側には外刃4を有
する刃ヘッド6を前後方向に並設するとともに、各刃ヘ
ッド6の下方に外刃4と摺動しながら往復動する内刃7
を夫々設けたものである。但し、本例の説明に使用する
前後左右の位置関係は、スイッチ30を正面に見た場合
を基準とする。
【0027】図3には、往復式電気かみそり1の分解斜
視図を示している。刃ヘッド6は、刃孔を有したフォイ
ル状の外刃4と、外刃4をアーチ状に取り付ける外刃取
付枠5により構成されている。各刃ヘッド6とスリット
刃組立品3は、上下に開口した略箱型の保持枠9内にて
上下動自在に、且つ、各外刃4や粗削り用スリット刃2
が上方に突出するように取り付けられている。
【0028】保持枠9の左右側面には、上端中央部に釦
部11を夫々突設しており、釦部11の下方には該釦部
11への押圧と連動して出入する係止突片12を備えて
いる。略箱型の外刃フレーム26の両側部からは上方に
突片部14を突設しており、この突片部14の内側面に
は上記係止突片12と係合する係止凹部15を形成して
いる。従って、保持枠9とスリット刃組立品3と刃ヘッ
ド6とで構成される外刃カセット16は、係止突片12
が係止凹部15に係止されることで、両突片部14間に
挟持されて外刃フレーム26に接続され、ヘッドブロッ
ク10が構成される。また、釦部11への押圧により係
止突片12と係止凹部15の係止は解除され、これによ
り外刃カセット16は外刃フレーム26と着脱自在であ
る。
【0029】外刃フレーム26は、上カバー13の下方
開口を下カバー17で塞いで形成される箱型の部材であ
り、その中空部にリニアモータ18を内蔵している。リ
ニアモータ18は、上カバー固定ねじ19を介してその
上側に上カバー13を固定し、下カバー固定ねじ20を
介してその下側に下カバー17を固定している。
【0030】外刃フレーム26の上面には略中央部に開
口部21を形成しており、この開口部21を介して、リ
ニアモータ18の上部にて左右に往復動するように備え
た一対の駆動子22が、外刃フレーム26の上方に突出
している。更に、夫々の駆動子22の上端には、内刃押
上ばね23の介在により上方にばね付勢された状態で内
刃7を取り付けており、外刃カセット16を備えた状態
で上記内刃7が外刃4の内側を左右に往復摺動するよう
になっている。また、スリット刃組立部3に備えた粗削
り用スリット刃2は、駆動子22の一方に付設したスリ
ット駆動桿25との連結により駆動されるようになって
いる。
【0031】以上、ヘッドブロック10の構成について
主に説明してきたが、次に、本体ブロック8とヘッドブ
ロック10を前後左右揺動自在、且つ、上下動自在に接
続させる為の構成について説明する。
【0032】ヘッドブロック10を構成する外刃フレー
ム26に備えた一対の突片部14には、球状突起である
回転連結部32を夫々の外側面上に前後2箇所ずつ、即
ち、外刃フレーム26の前後左右位置に都合4箇所形成
しており、夫々の回転連結部32の中央には突片部14
の内側と外側を貫く貫通孔35を形成している。ここ
で、回転連結部32の上下位置に関しては、前側に位置
する方を外刃フレーム26の上端近傍とし、後側に位置
する方は前側に位置する方よりも低い位置として備えて
いる。回転連結部32の前後位置に関しては、前側の回
転連結部32と外刃フレーム26の前後中心位置との距
離よりも、後側の回転連結部32と外刃フレーム26の
前後中心位置との距離の方を大きくしている。また、図
6に詳しく示すように、矩形の両端部に孔部36を備え
て成るねじ止め板34の一端側の孔部36に貫通させ
て、固定ねじ33を突片部14の内側面に固定させてい
る。
【0033】ヘッド支持部材37は、下方に開口した筒
部38の上端に、側面に球状孔39を形成するとともに
該球状孔39の中央を貫通するねじ挿入孔40を形成し
た延設片41を備えて成る部材である。但し、ねじ挿入
孔40の形状としては、前側に位置する方を略円形状と
し、後側に位置する方を横長楕円形状とする。4箇所の
回転連結部32の夫々にヘッド支持部材37の球状孔3
9を嵌合させ、この状態で、突片部14の外面側から保
持ねじ42をねじ挿入孔40及び貫通孔35に貫通さ
せ、更に、突片部14の内面側に突出した保持ねじ42
の先端部を、ねじ止め板34の自由端側の孔部36に貫
通させている。上記保持ねじ42は、該保持ねじ42の
先端側に螺合されて突片部14の内面側にねじ板34を
押圧するナット43によって脱落が防止されている。
【0034】上記構成により、ヘッド支持部材37は、
外刃フレーム26、即ち、ヘッドブロック10の前後左
右の4箇所において前後方向に回動自在に軸支される。
また、突片部14の内側面の貫通孔35近傍には周囲よ
り一段低い凹部46を形成して、ねじ止め板34と凹部
46との間に隙間が生じるようにしている。
【0035】本体ブロック8は、リニアモータ18を駆
動する為の電池28及び該電池28と接続される回路2
9を内部に備えるとともにスイッチ30を正面に備えた
ものであり、本体ブロック8の上部に備えた刃ヘッド保
持体49左右両側面の前後位置には、上下に貫通した筒
状の円筒部31を都合4箇所立設している。円筒部31
の貫通孔の軸方向略中央には小径部分を設けており、こ
の小径部分に形成される上側段部43に下端を係止させ
てヘッドフロートばね44を内蔵している。ヘッドブロ
ック10に軸支したヘッド支持部材37は、上側開口部
から円筒部31内に挿入されるとともに、ヘッドフロー
トバネ44を介して上方にフロートされている。また、
円筒部31の下側開口部からは、ヘッド固定ねじ45を
挿入してその上端部をヘッド支持部材37の下端部にね
じ固定しており、このヘッド固定ねじ45の下端には、
円筒部31の小径部の下側段部47に係止されてヘッド
固定ねじ45の上方への移動を所定範囲内に制限する大
径部を設けている。上記構成により、4箇所のヘッド支
持部材37を介して、ヘッドブロック10は上下動自在
なフロート状態で本体ブロック8の上方に接続されてい
る。但し、ヘッド支持部材37のフロート量は左右両側
において前側の方を後側の方より大きくするとともに、
フロート力は前側の方を後側の方より弱くしている。
【0036】ヘッドブロック10の外刃フレーム26に
内蔵したリニアモータ18に電力を供給する為の配線4
8は、本体ブロック8の内部を通って刃ヘッド保持体4
9の左側面から一端露出させたうえで、外刃フレーム2
6の左側面である突片部14の回転連結部32近傍から
内部に導入してリニアモータ18に接続させている。こ
れにより、ヘッドブロック10が動く際に配線48の屈
曲により生じる反力を抑制してヘッドブロック10の肌
への追従性を良好なものとしている。また、配線48の
露出部分は、その周囲を屈曲自在な筒体50で覆い、更
に、刃ヘッド保持体49の左側面及び外刃フレーム26
の突片部14における配線10の導出部分にて、筒体5
0の両端部を夫々シール固定している。加えて、本例の
本体ブロック8は防水構造に形成しており、これによ
り、往復式電気かみそり1全体を水洗い可能としてい
る。
【0037】以上説明した本例の往復式電気かみそり1
にあっては、ヘッドブロック10を肌に押し付けた場合
や、剃り時に骨部の凹凸等により衝撃が生じた場合に
は、図4に示すようにヘッド支持部材37、即ち、ヘッ
ドブロック10全体のヘッドフロートばね44の付勢力
に抗した沈み込みによって、衝撃を吸収することができ
る。但し、ヘッドブロック10の沈み込みは、ヘッド支
持部材37の下端が円筒部31の小径部の上側段部43
に係止されることにより、所定範囲内に制限される。
【0038】更に、4箇所のヘッド支持部材37が夫々
独立に上下動自在となっていることから、例えば後側の
外刃4が肌と接触した場合には、図9に示すように、後
側に2箇所配したヘッド支持部材37の夫々が沈み込
み、外刃4を配した上面が後方に傾斜するように、前側
の2箇所の回転連結部32を中心としてヘッドブロック
10全体が回転する。これに対して、例えば前側の外刃
4が肌と接触した場合には、図10に示すように、前側
に2箇所配したヘッド支持部材37の夫々が沈み込み、
外刃4を配した上面が前方に傾斜するように、後側の2
箇所の回転連結部32を中心としてヘッドブロック10
全体が回転する。これにより、刃ヘッド6を肌に押し付
けることで、ヘッドブロック10全体が肌に追従して回
転する。
【0039】しかもこの構造においては、回転連結部3
2を前側に一対と後側に一対備えていることから、肌に
接触する刃ヘッド6とヘッドブロック10の前後回転中
心となる回転連結部32との距離を、肌の接触方向に関
わらず大きくとることができる。これにより小さな押し
付け力で剃った場合であっても、ヘッドブロック10を
前後回転させる大きなモーメントが発生し、肌に対する
良好な追従が行われる。
【0040】このようにヘッドブロック10が前後回転
する場合には、前側と後側の回転連結部材32の前後方
向における距離が変化し、前側と後側のヘッド支持部材
37の前後方向における距離との間にずれが生じる。こ
れに対して本例では、前側のヘッド支持部材37に備え
たねじ挿入孔40の形状を略円形状として前側の回転連
結部32を前後移動不能とし、後側のヘッド支持部材3
7に備えたねじ挿入孔40の形状を横長楕円形状として
後側の回転連結部32を所定範囲内で前後移動自在とし
ていることから、ヘッドブロック10の前後回転は円滑
に行われる。
【0041】前後方向における距離のずれを吸収するた
めに、前側と後側の回転連結部32を共に前後方向に移
動可能とする方法も考えられるが、このようにした場合
には、ヘッドブロック10の前後回転は円滑に行われる
ものの、剃り時にヘッドブロック10がぐらつきを起こ
すことから非常に剃り難いものとなってしまう。また、
本例の場合と逆に、前側の回転連結部32を所定範囲内
で前後移動自在とし、後側の回転連結部32を前後移動
不能とする方法も考えられ、これによればヘッドブロッ
ク10の前後回転は円滑に行われるとともに剃り時にぐ
らつきも起こさない。しかし、通常の剃り時には頬等の
肌を比較的垂直に近い姿勢にして下から上に向けて剃る
場合が多く、そのような場合にこの方法では、外刃4を
配した上面が肌に追従して前方に傾斜する際にヘッドブ
ロック10全体が回転するとともに後側に移動すること
から、剃り難いものとなってしまう。
【0042】これに対して、ねじ挿入孔40を本例のよ
うに形成することで、ヘッドブロック10の前後回転は
円滑に行われるとともに剃り時にぐらつきを起こすこと
もなく、更に、頬等の肌を比較的垂直に近い姿勢にして
下から上に向けて剃る場合にもヘッドブロック10の移
動を最小限に抑制することができるので、剃り易いもの
となる。
【0043】本例にあっては、ヘッドブロック10の下
部に駆動部であるリニアモータ18を配置したことで、
ヘッドブロック10全体が高重量、且つ、低重心となっ
ている。しかし、既述したように後側の回転連結部32
を前側の回転連結部32よりも低い位置としたことで、
図10に示すように前側の外刃4を肌と接触させてヘッ
ドブロック10の上面を前側に傾斜させて頬等を剃る際
には、回転中心となる後側の回転連結部32がヘッドブ
ロック10の重心の近くに位置し、これによりヘッドブ
ロック10の重量の影響を少なくして、ヘッドブロック
10が小さな押し付け力であっても大きく回転するよう
になっている。
【0044】加えて、既述したように後側の回転連結部
32と外刃フレーム26の前後中心位置との距離を大き
くしたことで、頬等を剃る際に、肌との接触点と回転中
心となる後側の回転連結部32との距離を大きくとるこ
とができ、これによりヘッドブロック10は更に回転し
易くなっている。
【0045】また、既述したようにヘッド支持部材37
のフロート量は前側の方を後側の方より大きくしてお
り、フロート力は前側の方を後側の方より弱くしている
ので、これによっても頬等を剃る際にはヘッドブロック
10が大きく回転し易くなっており、肌への確実な追従
を可能にしている。
【0046】後側の外刃4を肌と接触させて、図9に示
すようにヘッドブロック10の上面が後方に傾斜した状
態で顎下を剃る場合には、前側の回転連結部32が回転
中心になるとともに、ヘッドブロック10を回転させる
力として非常に小さな力しか働かないが、既述したよう
に前側の回転連結部32を刃ヘッド6の上端近傍とした
ことで、このような小さな力でも円滑な回転が行われる
ようになっている。
【0047】図5には、本例の往復式電気かみそり1の
ヘッドブロック10を、上面が右側に傾斜するように回
転させた場合を示している。このように、例えば右側の
ヘッド支持部材37が左側のヘッド支持部材37よりも
下方に沈み込んだ場合には、ヘッドブロック10は正面
視にて時計回りに回転する。同様に、左側のヘッド支持
部材37が沈み込んだ場合にはヘッドブロック10は正
面視にて反時計回りに回転し、これにより、ヘッドブロ
ック10は左右揺動自在になるとともに、より確実な肌
への追従が可能となる。
【0048】上記したようにヘッドブロック10が左右
に傾いた状態においては、左右のヘッド支持部材37に
備えたねじ挿入孔40間の距離と、ヘッドブロック10
の左右に備えた貫通孔35の間に距離との関係が変化す
る。しかし、本例においては記述したように、ヘッド支
持部材37を保持ねじ42にて係止するとともに該保持
ねじ42をねじ止め板34にて係止しており、加えて、
ねじ止め板34と突片部14の間には凹部46による隙
間を備えているので、図7に示すようなねじ止め板34
の上側の撓みによって、保持ねじ42はばね付勢されな
がら左右移動自在となっているので、上記したようなず
れが生じた場合にも、突設片14やヘッド支持部材37
を変形させる力が生じることが防止されるとともに、ヘ
ッドブロック10が保持ねじ42の左右移動により不安
定に振動して切味の悪化や騒音の発生を招くこともな
い。
【0049】以上述べてきたように、本例のヘッドブロ
ック10は前後左右に大きく揺動しながら肌に追従する
ものであるが、記述したようにリニアモータ18をヘッ
ドブロック10内部に配置したことにより、ヘッドブロ
ック10が大きく姿勢を変えた場合でも問題無く駆動子
22やスリット駆動桿25を介して内刃7やスリット刃
組立品3に駆動伝達を行うことができる。これに対し
て、例えばリニアモータ18を本体ブロック8内部に配
置するとともに上方に突出させた駆動子22やスリット
駆動桿25によりヘッドブロック10内に駆動伝達を行
うものであれば、確実な駆動伝達の為にヘッドブロック
10の移動に相当な制約を与える必要があり、肌への追
従性という点で問題が生じてしまう。
【0050】図11には、本発明の実施の形態における
他例の往復式電気かみそり1を示している。この往復式
電気かみそり1は一例のものと略同様の構成を備えてい
るので共通の構成については説明を省略するが、一例と
異なる特徴的な構成として、後側のヘッド支持部材37
を、本体連結部材51とそれに回動自在に連結されるリ
ンク部材52の二部材で構成している。上記連結は、本
体連結部材51の上端部に穿設した円形孔に、リンク部
材52の下端部に突設した円筒形突起部を挿通してから
その先端をかしめることで前後方向に回動自在に連結し
たものである。これにより、ヘッドブロック10の回転
連結部32は、保持ねじ42を介して回転連結部32と
連結されるリンク部材52の回動によって、本体ブロッ
ク8に対して前後方向に移動可能となっている。
【0051】上記構成によっても一例と同様に、ヘッド
ブロック10の前後回転は円滑に行われるとともに剃り
時にぐらつきを起こすこともなく、更に、頬等の肌を比
較的垂直に近い姿勢にして下から上に向けて剃る場合に
もヘッドブロック10の移動を最小限に抑制することが
できるので、剃り易いものとなる。
【0052】図12には、本発明の実施の形態における
更に他例の往復式電気かみそり1を示している。この往
復式電気かみそり1は一例のものと略同様の構成を備え
ているので共通の構成については説明を省略するが、一
例と異なる特徴的な構成として、リニアモータ18に電
力を供給する為の配線48を、本体ブロック8の内部を
通って刃ヘッド保持体49の上面の右端部から一端露出
させたうえで、外刃フレーム26の下面の左端部から内
部に導入してリニアモータ18に接続させている。ま
た、配線48の露出部分は屈曲自在な筒体50で覆うと
ともに該筒体50の両端部を夫々シール固定している。
【0053】上記構成によって、刃ヘッド保持体49の
上面の右端部から外刃フレーム26の下面の左端部まで
の空間を利用して配線48を長く配設することができる
ので、ヘッドブロック10が姿勢を変える際にも配線4
8の屈曲は小さく抑えられる。従って、ヘッドブロック
10の揺動運動時に配線48の屈曲により生じる反力が
抑制されるのでヘッドブロック10の肌への追従性は良
好となる。
【0054】
【発明の効果】上記のように請求項1に記載の発明にあ
っては、例えばヘッドブロック左右両端の前側の回転連
結部と接続したヘッド支持部材が後側の回転連結部と接
続したヘッド支持部材よりも下方に沈み込んだ場合に
は、ヘッドブロックはその上面が前方に傾斜するように
本体ブロックに対して回転するとともに、後側のヘッド
支持部材の方がより下方に沈み込んだ場合にはヘッドブ
ロックはその上面が後方に傾斜するように回転し、これ
により、小さな押圧力で押し付けたとしてもヘッドブロ
ックは良好に前後揺動して肌に追従し、外刃を確実に略
垂直に当てることが可能になるという効果がある。更
に、肌に強く押し付けた場合にはヘッドブロック全体が
下方に沈み込むことでその衝撃を吸収することができる
という効果がある。
【0055】また、請求項2に記載の発明にあっては、
請求項1に記載の発明の効果に加えて、例えばヘッドブ
ロックの左端の回転連結部と接続したヘッド支持部材が
右端の回転連結部と接続したヘッド支持部材よりも下方
に沈み込んだ場合には、ヘッド支持部材の上端部とヘッ
ドブロックの回転連結部との左右方向の距離が夫々変更
されながらヘッドブロックはその上面が左方に傾斜する
ように本体ブロックに対して回転することとなり、逆
に、右側のヘッド支持部材の方がより下方に沈み込んだ
場合にはヘッドブロックはその上面が右方に傾斜するよ
うに回転することとなり、このようにヘッドブロックが
左右方向にも揺動運動を行いながら肌に追従することか
ら、外刃を更に確実に略垂直に当てることが可能になる
という効果がある。
【0056】また、請求項3に記載の発明にあっては、
請求項2に記載の発明の効果に加えて、左右に揺動運動
を行うヘッドブロックにばね部材による付勢力を与える
ことで、ヘッドブロックのがたつきによる不快な振動を
防止することができるという効果がある。
【0057】また、請求項4に記載の発明にあっては、
請求項1〜3のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
ヘッドブロックを安定的に前後揺動させることが可能と
なり、剃り易さが向上するという効果がある。
【0058】また、請求項5に記載の発明にあっては、
請求項4に記載の発明の効果に加えて、簡単な構造によ
りヘッドブロックを安定的に前後揺動させて、剃り易さ
を向上させることができるという効果がある。
【0059】また、請求項6に記載の発明にあっては、
請求項4に記載の発明の効果に加えて、簡単な構造によ
りヘッドブロックを安定的に前後揺動させて、剃り易さ
を向上させることができるという効果がある。
【0060】また、請求項7に記載の発明にあっては、
請求項4〜6のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
頬等の肌を比較的垂直に近い姿勢にして下から上に向け
て剃る場合にヘッドブロックの前後方向の移動を最小限
に抑えて、剃り易さを向上させることができるという効
果がある。
【0061】また、請求項8に記載の発明にあっては、
請求項1〜7のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
前側の外刃を肌と接触させて頬等を剃る際には回転中心
となる後側の回転連結部がヘッドブロックの重心の近く
に位置することから小さな押し付け力であってもヘッド
ブロックを大きく回転させることができるとともに、後
側の外刃を肌と接触させて顎下を剃る場合には回転中心
となる前側の回転連結部がヘッドブロックの上端近傍に
位置することから小さな力でも円滑に回転させることが
できるという効果がある。
【0062】また、請求項9に記載の発明にあっては、
請求項1〜8のいずれかに記載の発明の効果に加えて、
前側の外刃を肌と接触させて頬等を剃る際に、肌との接
触点と回転中心となる後側の回転連結部との距離を大き
くとることができることから小さな押し付け力であって
もヘッドブロックを大きく回転させることができるとい
う効果がある。
【0063】また、請求項10に記載の発明にあって
は、請求項1〜9のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、前側の外刃を肌と接触させて頬等を剃る際にヘッド
ブロックが大きく回転し易くなり、これにより、ヘッド
ブロックを肌に確実に追従させることができるという効
果がある。
【0064】また、請求項11に記載の発明にあって
は、請求項1〜10のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、前側の外刃を肌と接触させて頬等を剃る際に、小
さな押し付け力であってもヘッドブロックを大きく回転
させることができるという効果がある。
【0065】また、請求項12に記載の発明にあって
は、請求項1〜11のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、簡単な構造により組立性を確保しながら省スペー
スでヘッドブロックを保持することができるという効果
がある。
【0066】また、請求項13に記載の発明にあって
は、請求項1〜12のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、ヘッドブロックが大きく姿勢を変えた場合でも問
題無く内刃に駆動伝達を行うことができるので、本体ブ
ロック内に駆動部を配置した場合と比較してヘッドブロ
ックの肌への追従性が向上するという効果がある。
【0067】また、請求項14に記載の発明にあって
は、請求項13に記載の発明の効果に加えて、ヘッドブ
ロックが大きく姿勢を変えた場合であっても配線は大き
く屈曲することがないことから、ヘッドブロックの姿勢
を変える際に生じる配線の屈曲による抵抗を低減させる
ことができるという効果がある。
【0068】また、請求項15に記載の発明にあって
は、請求項13に記載の発明の効果に加えて、ヘッドブ
ロックと本体ブロックとの間で配線を長く備えることが
できることから、ヘッドブロックが大きく姿勢を変えた
場合であっても配線に大きな屈曲が生じることがなくな
り、従って、ヘッドブロックの姿勢を変える際に生じる
配線の屈曲による抵抗を低減させることができるという
効果がある。
【0069】また、請求項16に記載の発明にあって
は、請求項14または15に記載の発明の効果に加え
て、往復式電気かみそり全体が防水構造となることか
ら、水洗いにより髭屑掃除を容易に行うことができると
いう効果がある。
【0070】また、請求項17に記載の発明にあって
は、請求項1〜16のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、簡単な構造で容易に外刃の取り外しを行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における一例の往復式電気
かみそりの斜視図である。
【図2】同上の往復式電気かみそりの正断面図である。
【図3】同上の往復式電気かみそりの分解斜視図であ
る。
【図4】同上の往復式電気かみそりのヘッドブロックが
沈み込んだ状態における正断面図である。
【図5】同上の往復式電気かみそりのヘッドブロックが
右側に傾斜した状態にける正断面図である。
【図6】同上のヘッドブロックと本体ブロックの連結個
所の構造を示す説明図である。
【図7】同上のヘッドブロックと本体ブロックの連結箇
所においてねじ止め板が撓んだ状態を示す説明図であ
る。
【図8】同上のヘッドブロックが前後に傾いていない状
態を示す説明図である。
【図9】同上のヘッドブロックが前側に傾いた状態を示
す説明図である。
【図10】同上のヘッドブロックが後側に傾いた状態を
示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態における他例の往復式電
気かみそりの分解斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態における更に他例の往復
式電気かみそりの正断面図である。
【符号の説明】
1 往復式電気かみそり 4 外刃 7 内刃 8 本体ブロック 10 ヘッドブロック 11 釦部 18 リニアモータ 28 電池 31 円筒部 32 回転連結部 34 ねじ止め板 37 ヘッド支持部材 42 保持ねじ 44 ヘッドフロートばね 48 配線 50 筒体 51 本体連結部材 52 リンク部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本橋 良 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3C056 BB17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ブロックと、上方にて本体ブロック
    と接続されるヘッドブロックとを備え、ヘッドブロック
    の上部にアーチ状の外刃を前後方向に並設するととも
    に、外刃の内側を左右方向に往復摺動する内刃を備えて
    成る往復式電気かみそりにおいて、ヘッドブロックの左
    右両端上部の前後位置には回転連結部を都合4箇所備
    え、本体ブロック上部には夫々が独立に上下動自在であ
    るヘッド支持部材を、前記ヘッド支持部材を上方にてフ
    ロートさせておく付勢手段を介して4箇所備え、各ヘッ
    ド支持部材の上端部を前記4箇所の回転連結部の夫々に
    前後回動自在に接続させて、ヘッドブロックを本体ブロ
    ックに対して前後揺動自在としたことを特徴とする往復
    式電気かみそり。
  2. 【請求項2】 独立に上下動自在であるヘッド支持部材
    の上端部とヘッドブロックの回転連結部との左右方向の
    距離を夫々自在に変更する手段を備え、ヘッドブロック
    を本体ブロックに対して左右揺動自在としたことを特徴
    とする請求項1に記載の往復式電気かみそり。
  3. 【請求項3】 独立に上下動自在であるヘッド支持部材
    の上端部とヘッドブロックの回転連結部との左右方向の
    距離を夫々自在に変更する手段として、ヘッドブロック
    の回転連結部とヘッド支持部材の上端部とを、夫々を左
    右に貫通して係止するピンを介して接続させるととも
    に、前記ピンを左右移動自在に支持するばね部材を備え
    たことを特徴とする請求項2に記載の往復式電気かみそ
    り。
  4. 【請求項4】 4箇所の回転連結部のうち、ヘッドブロ
    ックの左右両端の前側に位置する2箇所の回転連結部、
    若しくは、ヘッドブロックの左右両端の後側に位置する
    2箇所の回転連結部の一方をヘッド支持部材に対して前
    後移動不能に設けるとともに、他方をヘッド支持部材に
    対して前後移動自在とする手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の往復式電気かみそ
    り。
  5. 【請求項5】 回転連結部をヘッド支持部材に対して前
    後移動自在とする手段として、前後方向に長尺の長穴を
    ヘッド支持部材の上端部に備えるとともに、前記長穴を
    介してヘッド支持部材を回転連結部に接続させたことを
    特徴とする請求項4に記載の往復式電気かみそり。
  6. 【請求項6】 回転連結部をヘッド支持部材に対して前
    後移動自在とする手段として、二つの部材を前後回動自
    在に連結させてヘッド支持部材を形成したことを特徴と
    する請求項4に記載の往復式電気かみそり。
  7. 【請求項7】 ヘッドブロックの左右両端の前側に位置
    する2箇所の回転連結部を、ヘッド支持部材に対して前
    後移動自在としたことを特徴とする請求項4〜6のいず
    れかに記載の往復式電気かみそり。
  8. 【請求項8】 ヘッドブロックの左右両端において、後
    側に位置する回転連結部を前側に位置する回転連結部よ
    りも低い位置に備えたことを特徴とする請求項1〜7の
    いずれかに記載の往復式電気かみそり。
  9. 【請求項9】 ヘッドブロックの左右両端において、前
    側に位置する回転連結部を後側に位置する回転連結部よ
    りもヘッドブロックの前後中心位置から近い位置に備え
    たことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の往
    復式電気かみそり。
  10. 【請求項10】 ヘッドブロックの左右両端において、
    前側に位置する回転連結部のフロート量を後側に位置す
    る回転連結部のフロート量よりも大きくしたことを特徴
    とする請求項1〜9のいずれかに記載の往復式電気かみ
    そり。
  11. 【請求項11】 ヘッドブロックの左右両端において、
    前側に位置する回転連結部のフロート力を後側に位置す
    る回転連結部のフロート力よりも小さくしたことを特徴
    とする請求項1〜10のいずれかに記載の往復式電気か
    みそり。
  12. 【請求項12】 上下に貫通した筒状のガイド部を本体
    ブロックに備え、前記ガイド部内にヘッド支持部材と該
    ヘッド支持部材を上方にフロートさせる付勢手段を配す
    るとともに、ガイド部内に下方から挿通させた貫通ねじ
    とヘッド部材とを接続させて、ヘッド支持部材を夫々独
    立に上下動自在として本体ブロック上部に備えたことを
    特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の往復式電
    気かみそり。
  13. 【請求項13】 内刃を往復動させる駆動部をヘッドブ
    ロック内に備えたことを特徴とする請求項1〜12のい
    ずれかに記載の往復式電気かみそり。
  14. 【請求項14】 電源部を本体ブロック内に備え、前記
    電源部とヘッドブロック内の駆動部とを接続させる配線
    を、本体ブロック側面及びヘッドブロック側面を貫通さ
    せて備えたことを特徴とする請求項13に記載の往復式
    電気かみそり。
  15. 【請求項15】 本体ブロック内に電源部を備え、前記
    電源部とヘッドブロック内の駆動部とを接続させる配線
    を、本体ブロック側面、及び、ヘッドブロック側面の前
    後に備えた回転連結部の中間位置近傍に貫通させて備え
    たことを特徴とする請求項13に記載の往復式電気かみ
    そり。
  16. 【請求項16】 本体部を防水構造にするとともに、配
    線の周囲を屈曲自在な筒体で覆い、前記筒体の両端部を
    シールしたことを特徴とする請求項14または15に記
    載の往復式電気かみそり。
  17. 【請求項17】 外刃を上部に設置して成る外刃カセッ
    トをヘッドブロックに係止させて備えるとともに、前記
    外刃カセットの上端中央部には押圧によりヘッドブロッ
    クへの係止を解除する釦部を備えたことを特徴とする請
    求項1〜16のいずれかに記載の往復式電気かみそり。
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