JPS6211571Y2 - - Google Patents

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JPS6211571Y2
JPS6211571Y2 JP1982037753U JP3775382U JPS6211571Y2 JP S6211571 Y2 JPS6211571 Y2 JP S6211571Y2 JP 1982037753 U JP1982037753 U JP 1982037753U JP 3775382 U JP3775382 U JP 3775382U JP S6211571 Y2 JPS6211571 Y2 JP S6211571Y2
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case
vibrating
tilted
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JP1982037753U
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Priority to US06/474,039 priority patent/US4505036A/en
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Priority to DE19833309221 priority patent/DE3309221A1/de
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はきわぞりユニツトを装備した振動式
の電気かみそりに係り、とくにきわぞりユニツト
を備えた本体ケースに対しひげそり刃を備えた上
部ケースが傾倒可能に取着されたものに関する。
〔従来の技術〕
この種の電気かみそりに関する従来技術とし
て、本体ケースに対し内刃と外刃を有する上部ケ
ースを傾動可能に連結した形態が、例えば特開昭
56−168781号公報および特開昭52−103261号公報
に公知である。
このうち、特開昭56−168781号公報に示す電気
かみそりは、第9図に示すごとく本体ケース1に
対して上部ケース2が前後方向に傾動自在に連結
され、上部ケース2側にきわぞりユニツト10が
出退自在に取付けられている。これではひげそり
時に上部ケース2を使い勝手の良いように回動で
き、きわぞり時にはきわぞりユニツト10を突出
操作すると該ユニツト10が内刃の駆動系に連係
されて駆動されるものとなつている。
一方、前出の特開昭52−103261号公報に示す電
気かみそりでは、同じく傾動自在とした上部ケー
ス2にきわぞりユニツト10が出退しないように
装着されているが、上部ケース2を前方に傾動し
たとき、上部ケース2の後方に配した該ユニツト
10の刃先が本体ケース1よりも僅かに外方に突
き出るものとなつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前出の従来例ではいずれもきわぞりユ
ニツト10が上部ケース2側に装着されている。
そのため、きわぞりユニツト10が突出する形態
にした場合においても、第10図に示すごとくき
わぞり時に上部ケース2と人体(頭部)との空間
が極めて僅かしか生じない。したがつて、上部ケ
ース2が邪魔になつてきわぞりユニツト10の刃
先が当たるもみあげの部分が見づらく、きわぞり
が困難になりがちである。更に頭髪が長い場合な
どには、頭髪が上部ケース2上の内刃と外刃に入
つて不測に切断されるおそれがある。
〔考案の目的〕
この考案は、かかる従来の不具合を解消するた
めに提案されたものであり、本体ケース1に対し
上部ケース2が傾倒自在に連結された電気かみそ
りにおいて、きわぞりユニツト10によるきわぞ
り作業が容易に行え、きわぞりユニツト10が無
理なく円滑に駆動できるようにすることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は本体ケース1に対して上部ケース2を
傾倒自在に取着した電気かみそりを前提とする。
その上部ケース2には振動式内刃35および該内
刃35と一体に振動する振動体32を備えてい
る。一方、本体ケース1には駆動装置とこれで駆
動される振動駆動体42とを備えている。
ここで注目すべきは、本体ケース1側にきわぞ
りユニツト10を出退自在に装着した点である。
更に、本体ケース1に対して上部ケース2は内刃
振動方向と直交する方向で、かつきわぞりユニツ
ト10の突出方向と反対方向に傾倒可能に取着し
た点である。
かくして、上部ケース2が傾倒しても内刃35
が常に駆動できるように、前記振動駆動体42に
対して前記振動体32を上部ケース2の傾倒方向
にスライド可能に係合しておく。
また、きわぞりユニツト10を本体ケース1外
に突出させた状態においてのみ駆動可能とするた
めに、振動駆動体42に係合部45を設け、この
係合部45にきわぞりユニツト10の可動刃13
に設けた被係合部46がきわぞりユニツト10の
出退動作に伴い係脱するようにしたものとなつて
いる。
〔実施例〕
以下、その詳細を図面に基づき説明する。図面
はこの考案に係る振動式の電気かみそりを例示し
ている。
第1図および第2図において、これの本体ケー
ス1はこれの上部に前後方向に傾倒可能に取着さ
れた上部ケース2を有する。本体ケース1には第
2図および第3図に示すごとく上部に取付台3を
固着し、該取付台3の下側にモータ4を取付け、
取付台3から上方へ突出するモータ軸5には偏心
カム6を固着してあり、偏心カム6に偏心ピン7
が上向きに突設されている。そして、本体ケース
1の上部から取付台3の後方に立上る壁8には窓
孔9を開口し、この窓孔9にきわぞりユニツト1
0を出退自在に装着してある。
きわぞりユニツト10は第2図および第4図に
示すごとく刃ホルダ11に固定刃12および可動
刃13を保持し、刃ホルダ11の左右端に突設し
た支軸14,14を介して窓孔9に上下揺動自在
に枢支してなる。
本体ケース1の左側壁15の外表面には、第3
図および第5図に示すごとくきわぞりユニツト1
0を出退させる操作ノブ16を上下動自在に装着
し、左側壁15の内部に軸17まわりに揺動自在
に枢支したシーソー板18の後端二叉部18aに
操作ノブ16から突設したピン19を係合し、シ
ーソー板18の前端のピン20を本体ケース1内
に上下動自在に支持された操作レバー21の下端
の横溝22に係合してあり、操作レバー21の上
端のフツク21aが、退入姿勢にあるきわぞりユ
ニツト10の刃ホルダ11の一端に形成されたL
形の被係合部23に係合する。しかるときは操作
ノブを上動操作すると、操作レバー21がシーソ
ー板18を介して引下げられてきわぞりユニツト
10が第2図中仮想線に示すごとく支軸14まわ
りに略90度上向き揺動し、本体ケース1の前記壁
8の外表面から後方に突出する。反対に操作ノブ
16を下動操作すると、操作レバー21がシーソ
ー板18を介して押上げられて、きわぞりユニツ
ト10が支軸14まわりに下向き揺動し、同図中
実線で示す退入姿勢になる。
第3図において、上部ケース2はこれの左右側
板24・24の下部に設けたボス25・25を本
体ケース1の左右側壁15・15の各上端内側に
突設したボス26・26に回動自在に嵌合連結し
てあり、このボス26・26を回動中心にして上
部ケース2が前後方向に傾倒自在である。
図示例では上部ケース2が本体ケース1の軸線
Y上に位置する中立位置と、これより前方に約15
゜の角度を有して傾倒する位置とに切換え操作可
能であり、それぞれの位置に保持するための位置
決め手段が上部ケース2と前記取付台3間に設け
てある。すなわち、上部ケース2の左右側板2
4・24に形成した開口部27・27には、第3
図に示すごとく係合子28・28をそれぞれスラ
イド自在に嵌合してあり、この係合子28の内端
面の球状突部28aが、取付台3の左右側部から
立上げた弾性板29・29の外面側に押圧接当
し、各弾性板29には第4図に示すごとく係合子
28の球状突部28aが係脱する孔30・30が
ボス26を中心にして描かれる円周上に開口して
ある。
第3図において、上部ケース2の内側下方には
左右方向に断性的に揺動変形するプラスチツク製
の振動体32を吊下げ状に取付け、振動体32の
上面から前傾状に突設したピン33を上部ケース
の中央開口部34から上向きに突出し、このピン
33の上端に内刃35のホルダ36を連結合して
ある。
内刃35が摺接する網目状の外刃37のホルダ
38は、第3図に示すごとく上部ケース2に上方
から着脱自在に外嵌装着され、上部ケース2の左
右側板24・24の各外側に近接対向する左右側
壁39・39を有する。そして、この左右側壁3
9・39の各内面に凹部40・40を設けてあ
り、この各凹部40が上部ケース2の左右側板2
4・24から突出する前記係合子28・28の各
外端面の突部28b・28bに係脱自在に係合す
る。
第2図および第3図において、振動体32の下
面には断面円弧形の凹溝41を前後方向に形成
し、この凹溝41に断面が上向き凸形の円弧形に
形成されたプラスチツク製の振動駆動体42が前
後方向にスライド自在に係合されている。これら
振動駆動体42と凹溝41の各前後方向長さは、
上部ケース2が第2図で示す中立姿勢にあるとき
はもとより、第6図で示す前方傾倒姿勢にあると
きも振動駆動体42と凹溝41との係合状態が維
持されるよう設定してある。そして、振動駆動体
42はこれの下面に前後方向に長い長溝43を有
し、該長溝43に前記偏心ピン7が常に係合して
いる。
また振動駆動体42には、第2図におよび第4
図に示すごとくこれの後面側にV字形ブロツク4
4を一体に形成し、このブロツク44のV溝によ
る係合部45に、前記きわぞりユニツト10の可
動刃13から突設した舌片状の被係合部46が該
ユニツト10を突出姿勢にしたときにのみ係合
し、該ユニツト10を退入姿勢にしたとき離脱す
るようにしてある。
しかるときは、モータ4の駆動によつて偏心カ
ム6が回転し、該カム6の偏心ピン7に係合する
振動駆動体42が左右に往復振動して振動体32
をそれと同方向に振動させ、この振動で内刃35
が外刃37の内面に摺接して左右に往復振動す
る。
第2図および第6図はいずれもひげそりを行う
ときの状態を示しており、きわぞりユニツト10
は本体ケース1の壁8の外表面内に退入してい
る。第2図は上部ケース2を前傾させない状態
を、第6図は上部ケース2を前傾させた状態をそ
れぞれ示しており、ひげそり時にいずれの形態を
とるかはひげそり箇所あるいは使用者の使い勝手
により任意に選択される。上部ケース2は、図示
例では本体ケース1に対し前方へ約15度傾倒でき
るようにしてあるが、この傾倒角度は任意に変更
設定すればよく、要は上部ケース2のいかなる傾
倒角度でも振動駆動体42が振動体32の凹溝4
1に常に係合した状態に維持されるものとする。
きわぞりをするときは、第7図に示すように上
部ケース2を前方へ傾倒させ、きわぞりユニツト
10をそれと反対の後方へ突出させる。このよう
にきわぞりユニツト10を突出操作したときにの
み、可動刃13の被係合部46が振動駆動体42
の係合部45に係合し、可動刃13が駆動され
る。
第8図は本案電気かみそりによるきわぞり時の
状態を示しており、これから明らかなように上部
ケース2が前方に傾倒した分だけ、上部ケース2
と人体(頭部)との間の空間が大きく生じること
になる。
〔別実施態様例〕
なお、係合部45は図示例のようにV形溝に構
成しておくと、組付け時に振動駆動体42がきわ
ぞりユニツト10の被係合部46の位置より左右
方向に少々位置ずれしているときも被係合部46
を係合部45に容易に係合させることができて有
利であるが、これに限られるものではない。
もちろん、駆動装置としてはモータ4に代え、
電磁石であつてもよい。また前傾段数は1段に限
らず複数段にすることも可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、ひげ
そり内刃35を有する上部ケース2を、きわぞり
ユニツト10を有する本体ケース1に対し内刃3
5の振動方向と直交方向でかつきわぞりユニツト
10の突出方向と反対方向に傾倒可能に取着し
た。したがつて、きわぞり時には邪魔になる上部
ケース2をきわぞりユニツト10から可及的に遠
去けるよう傾倒させることができ、傾倒させた分
だけ上部ケース2と人体(頭部)との空間が大き
く生じることになるので、きわぞりユニツト10
が突出することと相俟つてきわぞり箇所が見やす
くきわぞり作業が極めて容易に行える。更に、頭
髪が長い場合などにも、頭髪が上部ケース2に振
りかかつて内刃35と外刃37とで不測に切断さ
れてしまうといつた事態も確実に防止できる。
また、きわぞりユニツト10の被係合部46と
係脱する係合部45を有する振動駆動体42は、
上部ケース2の傾倒にかかわらず本体ケース1側
に存置するようにしてあるので、上部ケース2の
傾倒のときも、該振動駆動体42ときわぞりユニ
ツト10との係合位置に変動はなく、きわぞり刃
の駆動を常に確実に行える利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案に係る電気かみそ
りの一実施例を示しており、第1図は後面側から
みた斜視図、第2図は要部の縦断側面図、第3図
は要部の縦断正面図、第4図は振動体、振動駆動
体、きわぞりユニツト、取付台およびモータをそ
れぞれ示す分解斜視図、第5図はきわぞりユニツ
トの出退操作機構の説明図、第6図は上部ケース
を傾倒した状態での縦断側面図、第7図はきわぞ
りユニツトを突出したきわぞり時の縦断側面図、
第8図はきわぞり時の状態を説明する概略側面図
である。第9図は従来の電気かみそりを示す概略
側面図、第10図はきわぞり時の状態を説明する
概略側面図である。 1……本体ケース、2……上部ケース、4……
モータ、10……きわぞりユニツト、32……振
動体、35……内刃、37……外刃、42……振
動駆動体、45……振動駆動体の係合部、46…
…きわぞりユニツトの被係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 振動式内刃35およびこの内刃35と一体に振
    動する振動体32を上部ケース2に備え、 駆動装置、この駆動装置により駆動される振動
    駆動体42および本体ケース外表面から出退自在
    なきわぞりユニツト10を本体ケース1に備え、 本体ケース1に対し上部ケース2を内刃振動方
    向と直交方向でかつきわぞりユニツト10の突出
    方向と反対方向に傾倒可能に取着し、 振動体32を振動駆動体42に対し上部ケース
    2の傾倒方向にスライド可能に係合し、 振動駆動体42に係合部45を設け、この係合
    部45にきわぞりユニツト10の可動刃13に設
    けた被係合部46がきわぞりユニツト10の出退
    動作に伴い係脱するようにしてなる電気かみそ
    り。
JP3775382U 1982-03-15 1982-03-16 電気かみそり Granted JPS58138566U (ja)

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JP3775382U JPS58138566U (ja) 1982-03-16 1982-03-16 電気かみそり
US06/474,039 US4505036A (en) 1982-03-15 1983-03-10 Electric shaver arranged to be tilted
GB08307029A GB2118886B (en) 1982-03-15 1983-03-15 Electric shaver
DE19833309221 DE3309221A1 (de) 1982-03-15 1983-03-15 Elektrischer rasierapparat

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52103261A (en) * 1976-02-24 1977-08-30 Matsushita Electric Works Ltd Electric razor
JPH0660460B2 (ja) * 1990-04-19 1994-08-10 鐘紡株式会社 布帛の連続処理機における布帛のガイド移送装置

Family Cites Families (1)

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