JPH04132581A - 往復式電気かみそり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は往復式電気かみそり、特にトリマー刃を備えた
往復式電気かみそりに関するものである。

【従来の技術】

電気かみそりで顎下を剃っても長い髭が残ることが多い
、このために、電気かみそりの刃ヘッドとほぼ同じ高さ
にトリマー刃を配置して、顎下に沿って電気かみそりを
動かせば、まずトリマー刃が長い髭をカットし、この後
刃ヘッドが短くカットするいわゆる連続剃り方式で剃り
残しが生じることなく効率的に髭を剃れるようにしたも
のが提供されている。 ところで、最近は髭剃りをもつとスピーデイにという要
望が多く、これに答える形で特開昭６４−５６０８９号
公報に示されているように、刃ヘッドが２つ並設された
タイプのものが提供されている。この公報に示されたも
のでは、二つの刃ヘッドが本体に対して回転することで
、両刃ヘッドの頂上部を通る接線の向きが変わるように
なっており、肌に対して常に両刃ヘッドが共に接する状
態を得られるようになっている。

【発明が解決しようとする課題】

そして、上記公報に示されたものでは、二つの回動する
刃ヘッドに近接させた位置で且つ刃ヘッドの頂上部とほ
ぼ同じ高さにトリマー刃を位置させるために、トリマー
刃を上動させて上記位置に置く時、刃ヘッドの回転がト
リマー刃によって制賑されてしまうことになり、両刃ヘ
ッドのうち、一方の刃ヘッドが肌に接することがない状
態となってしまうものであり、刃ヘッドを二つ備えてい
るにもかかわらず、そのＩｌ能が活かされないことにな
る。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは顎下のような凹凸の大きいところで
も、長い毛をスムーズに且つスピーデイに剃り上げるこ
とができる往復式電気かみそりを提供するにある。

【ｓ！題を解決するための手段】

しかして本発明は、独立して上下フロート自在となった
二つの刃ヘッドが並設されるとともに、これら刃ヘッド
のうちの一方に近接してトリマー刃が上下動自在に配設
された電気かみそりであって、トリマー刃を上記両刃ヘ
ッドの頂上部と略同一位置に突出して位置決め保持する
上下動機構を備えていることに特徴を有している。 ［作用コ 本発明によれば、トリマー刃を上動させて並設された二
つの刃ヘッドの頂上部とほぼ同じ高さにトリマー刃を位
置させた時も、両刃ヘッドは上下にフロートすることで
肌との接触を保つために、両刃ヘッド及びトリマー刃の
王者が共に肌に接する状態を得ることができる。 ［実施例］ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
往復式電気かみそりは、本体２の上端に二つの刃ヘッド
１．１が平行並列に配設されるとともに、本体１の表面
に沿って上下動自在に配設されなトリマーハンドル６０
の上端にトリマー刃６が取り付けられて、トリマーハン
ドル６０を上動させた時、トリマー刃６は一方の刃ヘッ
ド１の近くに位置するとともに両刃ヘッド１．１の頂上
部とほぼ同じ高さに位置するものである。 ここで、本体２の上端に配される上記刃へラド１は１本
体２に対してフレーム１８と保持枠１５とを介して取り
付けられるものであって、矩形枠状のキャリア１０にア
ーチ状に屈曲させた外刃１２を取り付けたものとして精
成されており、そして二つの刃ヘッド１，１が矩形枠状
の保持枠１５の内部に収められるとともに、第１図に示
すように、善男へラド１におけるキャリア１０の端面か
ら突設された突起１１．１１が保持枠１５に形成された
上下に長い長孔１６に夫々係合することで、両刃ヘッド
１．１が互いに独立して上下にフロート自在となってい
る０図中１７は保持枠１５をフレーム１８に対して着脱
自在に係止するフックである。 一方、本体２内には取付ベース２０を介してモータ３と
モータ３の回転を往復動に変換する一対の駆動子４１．
４２とが配設されており、善男へラド１，１における外
刃１２の内面に摺接する内刃１３は、各駆動子４１．４
２の連結筒部４３に夫々押し上げばね４３を介して連結
されている。 モータ３による両部動子４１．４２の駆動は次のように
してなされている。すなわち、第５図〜第８図に示すよ
うに、モータ３の出力軸にはバランサー３１を介して偏
心軸３２が突設されており、この偏心軸３２と駆動子４
１から突設されたビン４７とがリンク３５で連結されて
いる。また上記偏心軸３２の上端にはバランサー３３が
固着されており、バランサー３３から更に突設された偏
心軸３４に駆動子４２から突設されたビン４７がリンク
３６で連結されており、モータ３によって上記両偏心軸
３２．３４が回転する時、リンク３５゜３６は取付ベー
ス２０にビス３９で固着されるとともに一方向にのみた
わみ易くなっている駆動子４１．４２に往復動を行わせ
る。尚、両部動子４１．４２の動きが相反する方向とな
るように、つまり両部動子４１．４２の往復動の位相が
１８０°異なるように、各偏心軸３２．３４の位置を１
８０°ずらすとともに各ビン４６．４７の位置を定めて
いる。 第１図及び第５図において、図中２５はフレーム１８に
取り付けられるヒンジ板２６を受ける受は金具、２７は
ヒンジ板２６によって本体２に対して一側端が回動自在
に連結されるフレーム１８の他端を係止するフック、２
８はこのフック２７を付勢するばね、６０は本体２にお
ける駆動子４１．４２の各連結１’１４３が挿通される
上面開口の防塵のためのパツキン、６１はこのパツキン
６１の押え金具である。また第２図中の７はスイッチハ
ンドルである。 トリマー刃６は前述のように、本体２の表面に上下スラ
イド自在に配設されたトリマーハンドル６０の上端に設
けられたもので、ここにおけるトリマーハンドル６０は
、その上部内面にトリマー刃６における可動刃に連結さ
れたトリマー駆動子６２を軸６１で軸支している。この
トリマー駆動子６２は、トリマーハンドル６０を上動さ
せた時、駆動子４２の連結筒４３に取り付けられた継手
４５に下端の保合部６３が係合して、駆動子４２の往復
動をトリマー刃６の可動刃に伝達する。 また、トリマーハンドル６０はその内面にクリックばね
６５が固着されたものとなっている。トリマーハンドル
６０と共に上下動を行うこのクリックばね６５は、第９
図に示すように、本体２表面から突設された３つのクリ
ック突起２９との係合でトリマーハンドル６０の上下動
に対して図示の３位置においてクリックを発生させ、各
位置でのトリマーハンドル６０の位置決め保持を行う、
尚、第９図（ｅ）に示す状態の時には、トリマー刃６は
第１図及び第２に示す位置に、同図（ｂ）に示す状態の
時には第１０図に示すように、トリマー刃６は前記二つ
の刃ヘッド１．１の頂上部とほぼ同じ高さ位置に、同図
（ａ）に示す状態の時には、刃ヘッド１，１よりもトリ
マー刃６が上方に突出してきわ剃りに適した位置となる
。 そして、この往復式電気かみそりにおいて、前記連続剃
りを行う時には、第１０図及び第１１図に示すように、
両刃ヘッド１，１の頂上部とほぼ同じ高さに（実際には
刃ヘッド１．１を肌に押し当てた時の沈み込みをみこん
でやや下方側に）トリマー刃６を位置させ、この状態で
顎下にこれら刃ヘッド１，１とトリマー刃６とを当てれ
ば、第１２図に示すように、刃ヘッド１，１が互いに独
立して上下フロート自在となっているために、二つの刃
ヘッド１．１とトリマー刃６のいずれもが確実に肌に接
して髭を剃ることができる状態となるものであり、従っ
てトリマー刃６によって長い髭をカットした後、二つの
刃ヘッド１．１で残った髭を剃り上げるというスムーズ
で且つスピーデイな連続剃りを行えるものである。 トリマーハンドル６０を上下に分割形成して、上方に動
かした時に、トリマー刃６が刃ヘッド１に接近してトリ
マー刃６と刃ヘッド１との間の距離ｌが短くなるように
しておけば、トリマー刃６と二つの刃ヘッド１，１の同
時剃りを更にスムーズに行えるものとなる。 第１４図及び第１５図は、二つの駆動子４１゜４２の駆
動構成の他例を示すもので、ここでは駆動子４１につい
ては上記実施例と同じく偏心軸３２とリンク３５とによ
っているものの、駆動子４２は偏心軸３４に係合する長
孔４８を備えたアーム４９を設けることで行っている。 もっとも、この場合には、両部動子４１．４２を往復動
させるに際して、両部動子４１．４２に対する荷重が異
なって回転モーメントが生じることになるために、あま
り好ましいものではない。 第１６図〜第２１図は駆動子４１．４２の駆動構成の更
に他例を示しており、駆動子４１とモータ３とはやはり
偏心軸３２とリンク３５とで連結し、更に駆動子４２は
駆動子４１の動きを回動リンク５０を介して受けるよう
になっている。ここにおける回動リンク５０は、長手方
向両端に各駆動子４１．４２に形成された長孔５３，５
４と係合するピン５１．５２を備えるとともに、中央に
本体２に形成された軸孔２８で軸支される軸５５を備え
たもので、駆動子４１が往復動を行う時、回動リンク５
０は軸５５を中心とする回動を行って、他方の駆動子４
２に往復動を行わせる１図中５６は軸５５の上端に取り
付けられる固定リングである。 この場合も、一対の駆動子４１．４２が相互に逆方向に
動くことになるために、振動の少ない駆動を行うことが
できる。 上記回動リンク５０に代えて、第２２図及び第２３図に
示すように、駆動子４１．４２を一体につなぐ一対のコ
字状で且っ各角部に薄肉のヒンジ部が形成されている回
動枠５８．５８を設けて、これら回動枠５８の各中央片
の中央にある軸孔５９を取付ベース５９に軸着して、回
動枠５８，５８が軸孔５９を中心に回動自在となるよう
にしてもよい、このものにおいても、駆動子４１の往復
動が回動枠５８を回動を経て駆動子４２を逆方向に往復
動させることになる。

【発明の効果】

以上のように本発明においては、トリマー刃を上動させ
て並設された二つの刃ヘッドの頂上部とほぼ同じ高さに
トリマー刃を位置させた時も、両刃ヘッドは上下にフロ
ートすることで肌との接触を保つために、両刃ヘッド及
びトリマー刃の王者が共に肌に接する状態を得ることが
できるものであり、このためにトリマー刃と刃ヘッドを
同時に肌に当てることによる連続剃りを行えることはも
ちろん、二つの刃ヘッドが共に肌に接するために、スム
ーズで且つスピーデイな髭剃りを行えるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の破断正面図、第２図は同上の
縦断面図、第３図は同上の正面図、第４図は同上の背面
図、第５図は同上の分解斜視図、第６図は同上の偏心軸
部分の断面図、第７図は同上の部分縦断面図、第８図は
駆動子と偏心軸とリンクの位置関係を示す説明図、第９
図（ａ）（ｂ）（ｅ）は同上のクリックばねの正面図、
第１０図及び第１１図は同上のトリマー刃を上動させた
状態の縦断面図と背面図、第１２図は同上の髭剃り時を
示す縦断面図、第１３図は他例の縦断面図、第１４図及
び第１５図は一対の駆動子の駆動構造の他例を示す分解
斜視図と動作説明図、第１６図は更に他例の破断正面図
、第１７図は同上の縦断面図、第１８図は同上の分解斜
視図、第１９図及び第２０図は同上の部分横断面図と部
分縦断面図、第２１図は同上の動作説明図、第２２図は
別の例の分解斜視図、第２３図は同上の平面図であって
、１は刃ヘッド、６はトリマー刃、６０はトリマーハン
ドルを示す。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第６図 第１図 第３図 第４図 第７図 第８図 第９図 第１７図 第１９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）独立して上下フロート自在となった二つの刃ヘッ
   ドが並設されるとともに、これら刃ヘッドのうちの一方
   に近接してトリマー刃が上下動自在に配設された電気か
   みそりであって、トリマー刃を上記両刃ヘッドの頂上部
   と略同一位置に突出して位置決め保持する上下動機構を
   備えていることを特徴とする往復式電気かみそり。