JP2004016812A - 電気かみそりの可動ヘッド保持構造 - Google Patents

電気かみそりの可動ヘッド保持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2004016812A
JP2004016812A JP2002316160A JP2002316160A JP2004016812A JP 2004016812 A JP2004016812 A JP 2004016812A JP 2002316160 A JP2002316160 A JP 2002316160A JP 2002316160 A JP2002316160 A JP 2002316160A JP 2004016812 A JP2004016812 A JP 2004016812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
grip
head portion
grip portion
holding structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002316160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3861796B2 (ja
Inventor
Takeshi Shiba
柴 武志
Bunro Taniguchi
谷口 文朗
Masanobu Yamazaki
山崎 正信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2002316160A priority Critical patent/JP3861796B2/ja
Priority to KR1020030035220A priority patent/KR100563481B1/ko
Priority to CNB031486479A priority patent/CN100425412C/zh
Priority to EP03013643A priority patent/EP1375089B1/en
Priority to DE60305380T priority patent/DE60305380T2/de
Priority to US10/461,679 priority patent/US6892457B2/en
Priority to AT03013643T priority patent/ATE327083T1/de
Priority to TW092116243A priority patent/TWI259130B/zh
Publication of JP2004016812A publication Critical patent/JP2004016812A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3861796B2 publication Critical patent/JP3861796B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Abstract

【課題】どのような剃り方をしても肌に追従できるようにヘッド移動量を大きくすること。防塵や防水が確実に行うこと。
【解決手段】モータと刃を備えたヘッド部Aがグリップ部Bに対して移動自在に支持されている電気かみそり1である。グリップ部Bの内部にヘッド部Aの底面よりも下側に位置する箱状空間を形成すると共に、該箱状空間よりも上方に延出する前後壁を設け、前後壁によりヘッド部Aを前後方向Eから挟み込んで保持した。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘッド部がグリップ部に対して相対移動を行なうことにより、シェービング時に刃が肌に密着するようにした電気かみそりの可動ヘッド保持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気かみそりにおいて、ヘッド部とグリップ部とを分離してヘッド部を左右に揺動する方式では、ヘッド部の下部側に内蔵したモータ部分がグリップ部に覆われているため、ヘッド部が左右に動く量が大きく規制されてしまい、肌への追随性において十分に機能が発揮できないという問題を有する。
【0003】
従来、ヘッド部がグリップ部に対して相対移動を行なうことにより、シェービング時に刃を肌に密着させるための構造が数多く提案されている。その代表的な事例として、モータとヘッド部を一体として、グリップ部の前後壁によりヘッド部が左右回転自在に支持されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
特許文献1のように、モータとヘッド部を一体として、グリップ部の前後壁によりヘッド部が左右回転自在に支持されたものでは、ヘッド部と一体となったモータがグリップケースの奥まで入り込んでいるために、グリップケースの上面は大きく開放した形となっており、その開放面を覆うためにヘッド部の底面を開放面と同じR面で形成し、R面に沿ってのみヘッド部が移動可能となっている。よって、グリップ部に対するヘッド部の動きは非常に制限されたものとなってしまい、肌への追従性を大きく向上させることはできないという問題がある。また、ヘッド部の左右回転に伴うモータがグリップケース内の移動が十分にできるように、グリップ部の幅を相当に大きくしているが、ヘッドよりも大きな幅のグリップ部となってしまい、非常に持ちにくいものとなってしまうという問題もある。
【0005】
また他の従来例として、肌面の左右方向及び上下方向の変化に対して追従を向上させることを目的として、モータとヘッド部を一体としてグリップ部に対してヘッド部が左右、上下動自在に支持されたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0006】
しかしながら、特許文献2においても、ヘッド部と一体となったモータ部が、グリップ部に対して奥まで入り込んでおり、そのために左右方向に大きく回転させようとした場合には、モータがグリップケースの内面に当たってしまうために、左右方向の回転自由角度はわずかしか確保できないという問題を有している。
【0007】
更に、刃ヘッドケース内にモータを配置し、ヘッド上端付近に設けた回転軸を中心として前後方向に回転自在に支持されているものもある(例えば、WO00/38891)。しかしながらこの構成においては、ヘッド部の回転方向が前後方向となっており、ヘッド部が回転するとその下端部はグリップ部よりも大きく突出する。この状態においてグリップ部を持つ指が当たらないようにするためには、ヘッド部を相当に小さくする必要があり、この場合、通常のモータでは十分なパワーが出せず、切れ味の悪いものとなってしまう。なお回転軸位置を下側にする構成も考えられるが、その場合には剃り方によってはヘッド部が肌から離れる側に回転する動作が起きてしまい、実使用上機能を果たさない結果となってしまう。
【0008】
【特許文献1】
特開平6−343776号公報
【特許文献2】
特開平10−43443号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その目的とするところは、どのような剃り方をしても肌に追従できるようにヘッド移動量を大きくできると共に、防塵や防水が確実に行える電気かみそりの可動ヘッド保持構造を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明にあっては、モータ5と刃を備えたヘッド部Aがグリップ部Bに対して移動自在に支持されている電気かみそりにおいて、グリップ部Bの内部にヘッド部Aの底面よりも下側に位置する箱状空間110を形成すると共に、該箱状空間110よりも上方に延出する前後壁21a,24aを設け、前後壁21a,24aによりヘッド部Aを前後方向Eから挟み込んで保持して成ることを特徴としており、このように構成することで、前後方向Eへのヘッド部Aの押し付けに対しても確実にヘッド部Aを支持できると共に、グリップ部Bの前後壁21a,24aを指で挟んだ状態で剃ることができるので、指がヘッド部Aの動きを邪魔することがなくなり、従って、どのような剃り方をしても肌に追従できるようにヘッド部Aの動きを大きくすることができるので、肌追従性能が大きく向上すると共に、グリップ部Bの箱状空間110とヘッド部Aとが独立に構成されるため、防塵や防水が確実に行えるようになる。
【0011】
また上記ヘッド部Aとグリップ部Bの箱状空間110の上面側との間に、グリップ部Bをバネ付勢する付勢要素を設けるのが好ましく、この場合、付勢要素がグリップ部Bの太さに影響を与えないため、非常に持ちやすい細身のグリップ部Bを形成できると共に、ヘッド部Aのフロート動作が安定する。
【0012】
また上記付勢要素は、ヘッド部Aに回転自在に結合されたヘッド支持部材43をグリップ部Bの前後壁21a,24aの内側に形成されたガイド溝46,47で上下動自在に保持すると共に該ヘッド支持部材43を上方に向かってバネ付勢するのが好ましく、この場合、ヘッド部Aの回転と上下動とがスムーズに行なわれる。
【0013】
また上記ヘッド支持部材43をヘッド部Aの左右方向Fに複数個設けるのが好ましく、この場合、肌が当たった側のヘッド支持部材43とは別のヘッド支持部材43が回転軸となり、ヘッド部Aを左右に傾かせる力が大きくなり、肌追随性が向上する。
【0014】
また上記ヘッド支持部材43をガイドするガイド溝46の上端側に弾性部材100を配置するのが好ましく、この場合、ガイド溝46に沿ってヘッド支持部材43が移動する際に、フロートしたヘッド支持部材43が復帰するときの衝撃を弾性部材100によって緩和できるようになり、手への衝撃や音を低減することができるものである。
【0015】
また上記グリップ部Bは、前後2つのハウジング21,24によって箱状空間110とそれよりも上方に延出する前後壁21a,24aとが構成されているのが好ましく、この場合、前後2つのハウジング21,24によってヘッド部Aの保持とグリップ部Bの箱状空間110形成が同時に行えるため、組立てやすくなると共に、前後壁21a,24aがヘッド部Aの支持壁となることでヘッド保持剛性が大きくでき、剃り性能が安定すると共に部品点数を少なくできる。
【0016】
また上記ヘッド部Aの底面中央付近に底面両側よりも下側に突出する突出部12aを設けるのが好ましく、この場合、突出部12aにヘッド部Aを支持する軸を形成し、突出部12aの両外側の下面位置を上側に上げることにより、よりヘッド部Aの左右傾きを大きくすることができ、肌への追従性が向上する。
【0017】
また上記ヘッド部Aの突出部12aをグリップ部Bの前後壁21a,24aで前後方向Eから覆うのが好ましく、この場合、剃り時にヘッド部Aの動きを確認しやすく、髭が溜まりにくくなる。
【0018】
また上記前後壁21a,24aの左右方向Fの幅寸法L1をグリップ部Bの左右方向Fの幅寸法L2よりも短くするのが好ましく、この場合、通常の手によるグリップ状態において、指がヘッド部Aの下側の可動範囲に入る可能性が大きく低減し、指がヘッド部Aに当たってヘッド部Aの動きに対しての妨げとなることなく、グリップ性を確保できるようになる。
【0019】
また上記前後壁21a,24aのいずれか一方にヘッド部Aを前後方向Eに保持する機構を設けるのが好ましく、この場合、前後壁21a,24a間のピッチがばらついても、常にヘッド部Aを一方の壁21a又は24aで保持でき、ガタツキを防止できるようになる。
【0020】
また上記ヘッド部Aの背面下部から、前後壁21a,24aのいずれか他方に摺接してヘッド部Aの前後方向Eの傾きを防止する突起部90を延出してなるのが好ましく、この場合、ヘッド部Aの前後方向Eの傾きを防止でき、従って、剃り時にヘッド部Aに対し前後方向Eの力が加わっても、突起部90によってヘッド部Aが前後に傾いて剃りにくくなるのを防ぐことができる。
【0021】
また上記ヘッド部Aとグリップ部Bの箱状空間110との間を防水構造として、ヘッド部Aとグリップ部Bとを弾性チューブ20で結合すると共に、弾性チューブ20内にヘッド部Aにグリップ部Bからの電力を供給するための電気配線を通すのが好ましく、この場合、防水状態でヘッド部Aにグリップ部Bからの電力が供給されると共に、大きな相対移動が可能な状態で防水が可能となり、掃除性が向上する。
【0022】
また上記グリップ部Bの少なくとも正面にエラストマ製の滑り止め部80を配置するのが好ましく、この場合、指でグリップ部Bを握った状態において、親指が丁度その位置に配設され、グリップ性が向上し、剃りやすくなる。従って、非常に安定した、滑りにくい握り心地感を与えることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0024】
本実施形態の電気かみそり1は、図1に示すように、大きく分けて刃ヘッドブロック2と、グリップブロック3とにより構成されており、グリップブロック3内の上端付近に刃ヘッドブロック2を支持する部材が配設されている。ここでは、図6に示すように、刃ヘッドブロック2とグリップブロック3との間に刃ヘッド支持ブロック4が配設されている。
【0025】
先ず、刃ヘッドブロック2の構成について、図3〜図5に基づいて詳述する。
【0026】
刃ヘッドブロック2は、大きく分けてリニアモータ5を収納したヘッドケースブロック6と、内刃7と、外刃ブロック8とにより構成されており、リニアモータ5の左右方向F(図1)の振動がその先端の駆動子9によって内刃7に伝えられて、内刃7と外刃10が互いに摺動することにより、外刃10の刃穴に入った髭をカットするものである。図5に示すように、リニアモータ5はその下部において、モータ基台11と一体的に結合した状態でヘッドケース12内に上側から挿入され、下側からヘッド下ネジ13にて固定されている。
【0027】
上記ヘッドケース12は、図5に示すように、上からヘッドケースカバー14、駆動子防水ゴム15、ゴム押え板16を介してヘッド上ネジ17で固定されている。ヘッドケース12をネジ固定することにより、ヘッドケースブロック6はリニアモータ5を内蔵した1つの箱体として構成されている。また、ヘッドケースカバー14の下面には、防水用のゴム(図示せず)が設けられており、これによってヘッドケースブロック6は防水されたケースとして構成されている。リニアモータ5の下側から延びているリード線18は、図3に示すように、リニアモータ5を駆動させるためにその先端部がグリップブロック3内の駆動回路に結合されるものであり、ヘッドケース12下部に設けた穴(図示せず)を通って防水性のあるゴムチューブ20を挿通した後に、後述する前ハウジング21の上面に設けられた穴22(図7)を通って、前後ハウジング21,22内の回路19(図3)に結線される。ゴムチューブ20の上端は、ヘッドケース12底面に設けた筒穴(図示せず)に圧入した後に後述のヘッド止め部材23の係止穴23a(図5)によりその外側から係止され、ゴムチューブ20の下端は後ハウジング24上面のリード線用筒穴に圧入された後に、後述するクリック部材25の係止穴25b(図7)に挿入されて係止されるようになっている。すなわち、ヘッド部Aとグリップ部Bの箱状空間110との間を防水構造とし、さらに上記弾性チューブ20でヘッド部Aとグリップ部Bと結合し、弾性チューブ20内にリード線18を通して、防水状態でヘッド部Aにグリップ部Bからの電力が供給されるようにしたので、大きな相対移動が可能な状態で防水が可能となり、掃除性も向上するものである。
【0028】
上記ヘッドケース12は、図5に示すように、その底面中央付近のみを下側に突出させた突出部12aとなっている。突出部12aにヘッド部Aを支持する軸を形成し、その両外側の下面位置を上側に上げることにより、よりヘッド部Aの左右傾きを大きくすることができ、肌への追従性も向上させることができるものである。しかもヘッドケース12の下側への突出部12aのみを前後壁21a,24aで覆い、その両外側に前後方向Eに貫通した隙間が設けられているため、剃り時にヘッド部Aの動きを確認しやすく、ヘッド部Aを左右に大きく回転させること示できると共に、髭が溜まりにくい構造となる。また、前後壁21a,24aの幅寸法L1(図2)はグリップ部Bの左右方向Fの幅寸法L2(図2)よりも小さくなっている。これにより通常の手によるグリップ状態において、指がヘッド下側の可動範囲に入る可能性が大きく低減し、指がヘッド部Aに当たってヘッド部Aの動きに対しての妨げとなることなく、グリップ性を確保できる構造となっている。
【0029】
ここで、上記ヘッド部Aを前後方向Eに保持する機構と前後方向Eのガタツキを防止する機構とを説明する。前壁21aにはヘッド部Aを前後方向Eに保持する機構が設けられている。図5に示す例ではヘッド止め部材23の前後一対の係止突起27がヘッドケース12の前後両面の各凸部26に係止することで、ヘッド止め部材23はヘッドケースブロック6に取り付けられる。さらにヘッド止め部材23の前側の上端部には左右に突出する突片28,28が設けられ、この突片28,28が前ハウジング21の前壁21aに設けた開口29に引掛けられることで、ヘッド止め部材23の突片28が前壁21aに係止され、これにより、ヘッドケースブロック6は前ハウジング21に対して前後方向E(図1)に動かないように保持される。従って、前ハウジング21の前壁21aと後ハウジング24の後壁24aとの間のピッチがばらついても、常にヘッドケースブロック6を前ハウジング21の前壁21aで保持して、前後方向Eのガタツキを防止できるようになる。さらに、ヘッド止め部材23の背面下部から下側に延出するように突起部90(図7)が形成され、この突起部90が後壁24の内面に摺接しており、これによりヘッドケースブロック6のの前後方向Eの傾きを防止している。つまり、突起部90が後ハウジング24の後壁24a内面に摺接することで、ヘッドケースブロック6は前後方向Eに傾かない状態で上下方向のみにガイドされるようになることで、剃り時にヘッド部Aに対して前後方向Eの力が加わっても、ヘッド部Aが前後方向Eに傾かず、従来のようにヘッド部Aが前後に傾いて剃りにくくなるのを防ぐことができるものである。
【0030】
また上記ヘッドケース12の長手方向両端面には、図5に示すように、刃着脱釦30が配設されている。各刃着脱釦30は、ヘッドケース12に内包した刃着脱釦バネ31により外側に付勢された状態で取り付けられている。
【0031】
次に内刃7を説明する。上記リニアモータ5の駆動子9は、図5に示すヘッドケース12の上面中央部の穴から上方に突出しており、この駆動子9に対して前後方向からスリット駆動桿32、トリマー駆動桿33が取り付けられている。駆動子9の中には内刃押上バネ34がバネストッパー35により保持されており、その上から内刃7が結合することにより、内刃7が上方に付勢された状態となっている。
【0032】
次に外刃ブロック8を説明する。図4に示すように、3つの刃が前後方向Eに外刃10(ネット刃)、スリット刃36、外刃10(ネット刃)の順で配設されており、それらはスリットフロートバネ37によってそれぞれが独立にフロート可能となるように、枠形状の保持枠38により保持されている。外刃10は外刃枠39により固定され、外刃枠39は刃カバー部材40により、保持枠38に結合している。保持枠38の左右方向F両端に設けられた係合穴41に対して刃着脱釦30上部の係合突起42(図5)が係合することにより、外刃ブロック8はヘッドケース12に対して着脱自在に保持されるものである。
【0033】
次に刃ヘッド支持ブロック4の構成について、図3、図5、図6に基づいて詳述する。ヘッド支持部材43は、図5に示すように、略コの字型に形成されており、その上先端部には穴部44が設けられている。一方、ヘッドケース12の前後壁には、それぞれ2箇所、計4箇所の前後方向Eに突出する支持突起45が設けられている。前後の支持突起45はそれぞれ、正面から見て同軸上となる位置に形成されている。
【0034】
ここで、上記ヘッド支持部材43は左右に2つ配設されており、それぞれの上部の穴部44がヘッドケース12の支持突起45に対して回転自在に、且つヘッドケース12を下側から前後に挟み込む状態で係合している。また、各ヘッド支持部材43は、図3に示すように、前後の各ハウジング21,24の前後壁21a,24aに形成された左右一対の縦溝状のガイド溝46,47にそれぞれ嵌め込まれることにより、ヘッド支持部材43は前後壁21a,24aに挟まれた状態で上下動自在に保持されている。
【0035】
ここで、上記ヘッド支持部材43が左右に2つ設けたことによる機能は以下のように説明できる。肌面と異なる角度にヘッド部Aが押し当てられた場合、ヘッド部Aの両端部が肌に当たり、ヘッド部Aを下に下げようとする力が発生する。このとき、ヘッド部Aの回転の支点は、肌が当たった側と反対側のヘッド支持部材43が軸となるために、力点との距離が大きくなり、ヘッド部Aを回転させるための力が大きくなる。よって肌に対して沿う状態まで、ヘッド部Aが軽い力で回転するために、肌と刃が密着して、より剃り残しのない電気かみそり1を提供できるものである。
【0036】
さらに本例では、前壁21a側のガイド溝46の上端側にエラストマ製の弾性部材100(図7)が配置されている。弾性部材100はガイド溝46の上端に設けられており、ガイド溝46に沿ってヘッド支持部材43が移動する際に、フロートしたヘッド支持部材43が復帰するときの衝撃を弾性部材100によって緩和して、手への衝撃や音を低減する働きをする。
【0037】
次に上記ヘッド支持部材43を付勢するバネブロック50を説明する。バネブロック50は、図3、図7に示すように、各ヘッド支持部材43に対応して、左右に2つ設けられており、1つのバネブロック50にはコイルバネ51と板バネ52が上下のバネ受け部材53により保持されている。コイルバネ51は上下の各バネ受け部材53に設けられた突起(図示せず)で保持されている。板バネ52は略U字型に形成されており、その一片が上側のバネ受け部材53の突起を溶着することにより固定される。下側のバネ受け部材53には、コイルバネ51を挟む位置に2か所の突出部(図示せず)を有しており、その先端フックが上側のバネ受け部材53に設けた穴(図示せず)と係合することにより、バネブロック50を形成する。バネブロック50の上側のバネ受け部材53がヘッド支持部材43の下面に当たり、下側のバネ受け部材53が前後のハウジング21,24の箱状空間110の底面に当ることで、ヘッド支持部材43はバネブロック50によって下から支持される。これらの構成により、ヘッドケースブロック6の大きな相対移動が可能な状態で防水が可能となり、掃除性が向上するものとなる。また、上記のようにヘッド部Aとグリップ部Bの箱状空間110の上面側の間に付勢要素を構成するヘッド支持部材43とバネブロック50とを設けたことで、付勢要素がグリップ部Bの太さに影響を与えないため、非常に持ちやすい細身のグリップ部Bを形成できると共に、ヘッド部Aの下面の厚み方向全体に亘ってヘッド部Aを支持することができ、ヘッド部Aの動作が安定する。しかも、ヘッド部Aに回転自在に結合されたヘッド支持部材43をハウジングの前後壁21a,24aの内側に形成されたガイド溝46,47で上下動自在に保持し、ヘッド支持部材43をバネブロック50にてバネ付勢したことによって、ヘッド部Aの回転と上下動を行なうことができる構造となる。
【0038】
次に上記バネブロック50のバネ力を調整する機構を説明する。後ハウジング24の片側の側面上部には、図3に示すように、扇形の平面部63と穴62とが形成されており、上記穴62にレバー軸64が挿通される。レバー軸64の先端部に設けた突起65に、レバー操作子66が回転自在に結合しており、レバー操作子66は後ハウジング24の上記平面部63に配設される。レバー軸64は上記バネブロック50の内側に挿入されて、レバー操作子66を動かすことにより、レバー軸64が回転し、レバー軸64に設けた突部67の先端高さが変化することで、バネブロック50全体が上下に伸縮して、バネ受け部材53の下面や板バネ52を受ける高さを変化させることができ、これにより、フロート量やフロート力の調整を行えるようになっている。さらに、上記レバー軸64の中央付近には先端に球形状を有する突起68が形成されており、この突起68がレバー軸64に装着されているクリック部材25の溝25aと係合することにより、クリック感を得ながらレバー軸64の回転位置を位置決めできるようになっている。
【0039】
次にグリップブロック3について、図1、図2、図3、図6に基づいて詳述する。グリップブロック3は前後に分割したハウジング21,24を中心に構成されており、前後のハウジング21,24はその間にゴムのOリング55(図3、図7)を挟んで結合されることにより、その内側に防水可能な箱状空間110を形成すると共に、箱状空間110の前後上端から上方に向かって前後壁21a,24aがそれぞれ延出しており、これら前後壁21a,24aの各内面がヘッド保持部となっている。ハウジング21,24内に形成された箱状空間110には、図3に示すように、電池56、回路19、それらを保持するための基台56a等が配設される。前後のハウジング21,24はその背面部からハウジング固定ネジ57により固定される。図3中の58はネジ蓋である。
【0040】
上記前ハウジング21の前面には、スイッチ59を挟み込んだ状態で、前ハウジシグ21前面に設けたフックにより前面パネル60が結合している。なお後ハウジング24の背面には後面パネル61が結合している。
【0041】
また、トリマーブロック70は、図2、図3、図7に示すように、後面パネル61側に上下方向にスライド自在に取り付けられており、そのスライド上部位置において、トリマー駆動子71(図3)が刃ヘッドブロック2に設けられたトリマー駆動桿33(図5)と結合し、駆動される。
【0042】
しかして、ヘッド部Aは下側に箱状空間110を形成するグリップ部Bの前後壁21a,24aにより挟まれた状態で保持されることにより、前後方向Eへのヘッド部Aの押し付けに対しても確実にヘッド部Aを支持できると共に、グリップ部Bの箱状空間110の上面側とヘッド部Aとが独立に構成されるため、防塵や防水が確実に行えると共にヘッド部Aの動きを大きくすることができるので肌追従性能が大きく向上する。しかも、グリップ部Bの前後壁21a,24aでヘッド部Aを前後方向Eから挟み込んで保持することで、前後壁21a,24aを指で挟んだ状態で剃ることができるので、指がヘッド部Aの動きを邪魔することがなくなる。
【0043】
また本例では、ヘッド支持ブロックはヘッド部Aとグリップ部Bの間に配設されているので、刃ヘッドブロックがグリップ部Bの太さに影響を与えなくなるため、非常に持ちやすい細身のグリップ部Bを形成できると共に、ヘッド部Aの下面の厚み方向全体に亘ってヘッド部Aを支持することができ、ヘッド部Aの動作が安定するという利点もある。
【0044】
また、グリップ部Bは前後2つのハウジング21,24によって下部に箱状空間110が構成され、且つその上方に延出する前後壁21a,24aが構成されるので、ヘッド部Aの保持とグリップ部Bの箱状空間110形成が同時に行えるため、組立てやすくなる。また、ヘッド部Aの支持壁がハウジングと一体に形成されているので、ヘッド保持剛性が大きくできるので剃り性能が安定すると共に、部品点数を少なくできるという利点もある。
【0045】
また、グリップ部Bの左右方向Fの幅寸法L2(図2)よりも前後壁21a,24aの幅寸法L1が小さくなっているため、通常の手によるグリップ状態において、指がヘッド下側の可動範囲に入る可能性が大きく低減し、指がヘッド部Aに当たってヘッド部Aの動きに対しての妨げとなることなく、グリップ性を確保できるものである。
【0046】
さらに本例では、図1、図2のドット部分で示すように、グリップ部Bの正面Bにはエラストマ製の滑り止め部80が配設されている。ここでは、グリップ部Bの側面Bから背面下半部にかけて、エラストマのような摩擦係数の大きい弾性部材からなる滑り止め部80が連続的に配設され且つこの滑り止め部80はグリップ部Bの正面上半部Baにも配設されている。さらに、側面Bの滑り止め部80を側面上半部Baまで延設している。さらにグリップ部Bの側面Bの滑り止め部80を正面下半部Bbまで延設しており、これにより、グリップ部Bを一周するように滑り止め部80が連続的に配設されている。これにより、図10に示す「はさみ持ち」や、図11に示す「つかみ持ち」の場合のいずれでも、手の大きさや、把持時の微妙な位置ズレに関係なく、中指・薬指・小指のいずれか1本以上における小丘・基節・中節・末節、及び小指丘・母指丘が確実に滑り止め部80に接触するため、側面方向及び背面方向からの接触圧に対するグリップ性(グリップ把持性能)が向上する。さらにグリップ部Bの正面上半部Baにもエラストマ製の滑り止め部80を配設することにより、指でグリップ部Bを握った状態において、親指が丁度その位置に配設され、非常に安定した、滑りにくい握り心地感を与えることが可能となる。
【0047】
【発明の効果】
上述のように請求項1記載の発明にあっては、モータと刃を備えたヘッド部がグリップ部に対して移動自在に支持されている電気かみそりにおいて、グリップ部の内部にヘッド部の底面よりも下側に位置する箱状空間を形成すると共に、該箱状空間よりも上方に延出する前後壁を設け、前後壁によりヘッド部を前後方向から挟み込んで保持して成るので、前後方向へのヘッド部の押し付けに対しても確実にヘッド部を支持できると共に、グリップ部の前後壁を指で挟んだ状態で剃ることができるので、指がヘッド部の動きを邪魔することがなくなり、従って、どのような剃り方をしても肌に追従できるようにヘッド部の動きを大きくすることができるので、肌追従性能が大きく向上するものである。さらに、グリップ部の箱状空間とヘッド部とが独立に構成されるため、箱状空間を閉空間とすることで防塵や防水が確実に行える電気かみそりを提供することができる。
【0048】
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記ヘッド部とグリップ部の箱状空間の上面側との間に、グリップ部をバネ付勢する付勢要素を設けたので、付勢要素がグリップ部の太さに影響を与えないため、非常に持ちやすい細身のグリップ部を形成できると共に、ヘッド部のフロート動作が安定する。
【0049】
また請求項3記載の発明は、請求項2記載の効果に加えて、上記付勢要素は、ヘッド部に回転自在に結合されたヘッド支持部材をグリップ部の前後壁の内側に形成されたガイド溝で上下動自在に保持すると共に該ヘッド支持部材を上方に向かってバネ付勢するので、ヘッド部の回転と上下動とがスムーズに行なわれる。
【0050】
また請求項4記載の発明は、請求項3記載の効果に加えて、上記ヘッド支持部材をヘッド部の左右方向に複数個設けたので、肌が当たった側のヘッド支持部材とは別のヘッド支持部材が回転軸となり、ヘッド部を左右に傾かせる力が大きくなり、肌追随性が向上する。
【0051】
また請求項5記載の発明は、請求項3記載の効果に加えて、上記ヘッド支持部材をガイドするガイド溝の上端側に弾性部材を配置したので、ガイド溝に沿ってヘッド支持部材が移動する際に、フロートしたヘッド支持部材が復帰するときの衝撃を弾性部材によって緩和できるようになり、手への衝撃や音を低減することができるものである。
【0052】
また請求項6記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記グリップ部は、前後2つのハウジングによって箱状空間とそれよりも上方に延出する前後壁とが構成されているので、前後2つのハウジングによってヘッド部の保持とグリップ部の箱状空間形成が同時に行えるため、組立てやすくなると共に、前後壁がヘッド部の支持壁となることでヘッド保持剛性が大きくでき、剃り性能が安定すると共に部品点数を少なくできるものである。
【0053】
また請求項7記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記ヘッド部の底面中央付近に底面両側よりも下側に突出する突出部を設けたので、この突出部にヘッド部を支持する軸を形成し、突出部の両外側の下面位置を上側に上げることにより、よりヘッド部の左右傾きを大きくすることができ、肌への追従性も向上させることができる。
【0054】
また請求項8記載の発明は、請求項7記載の効果に加えて、上記ヘッド部の突出部をグリップ部の前後壁で前後方向から覆ったので、剃り時にヘッド部の動きを確認しやすく、髭が溜まりにくくなる。
【0055】
また請求項9記載の発明は、請求項1又は6又は8記載の効果に加えて、上記前後壁の左右方向の幅寸法をグリップ部の左右方向の幅寸法よりも短くしたので、通常の手によるグリップ状態において、指がヘッド部の下側の可動範囲に入る可能性が大きく低減し、指がヘッド部に当たってヘッド部の動きに対しての妨げとなることなく、グリップ性を確保できるものである。
【0056】
また請求項10記載の発明は、請求項1又は3又は6又は8又は9記載の効果に加えて、上記前後壁のいずれか一方にヘッド部を前後方向に保持する機構を設けたので、前後壁間のピッチがばらついても、常にヘッド部を一方の壁で保持して、ガタツキを防止できるものである。
【0057】
また請求項11記載の発明は、請求項10記載の効果に加えて、上記ヘッド部の背面下部から、前後壁のいずれか他方に摺接してヘッド部の前後方向の傾きを防止する突起部を延出してなるので、ヘッド部の前後方向の傾きを防止でき、従って、剃り時にヘッド部に対し前後方向の力が加わっても、ヘッド部が前後に傾いて剃りにくくなるのを防ぐことができる。
【0058】
また請求項12記載の発明は、請求項1記載の効果に加えて、上記ヘッド部とグリップ部の箱状空間との間を防水構造として、ヘッド部とグリップ部とを弾性チューブで結合すると共に、弾性チューブ内にヘッド部にグリップ部からの電力を供給するための電気配線を通したので、防水状態でヘッド部にグリップ部からの電力が供給されると共に、大きな相対移動が可能な状態で防水が可能となり、掃除性が向上する。
【0059】
また請求項13記載の発明は、請求項1〜12のいずれかに記載の効果に加えて、グリップ部の少なくとも正面にエラストマ製の滑り止め部を配置したので、指でグリップ部を握った状態において、親指が丁度その位置に配設され、グリップ性が向上し、剃りやすくなる。従って、非常に安定した、滑りにくい握り心地感を与えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す全体斜視図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の全体の分解斜視図である。
【図4】同上の外刃ブロックの分解斜視図である。
【図5】同上のヘッドケースブロックの分解斜視図である。
【図6】同上の後ハウジングを外した状態の背面図である。
【図7】同上の全体の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電気かみそり
5 モータ
12a 突出部
20 弾性チューブ
21 前ハウジング
21a 前壁
24 後ハウジング
24a 後壁
43 ヘッド支持部材
46,47 ガイド溝
80 滑り止め部
90 突起部
100 弾性部材
110 箱状空間
A ヘッド部
B グリップ部
E 前後方向
F 左右方向
L1,L2 幅寸法

Claims (13)

  1. モータと刃を備えたヘッド部がグリップ部に対して移動自在に支持されている電気かみそりにおいて、グリップ部の内部にヘッド部の底面よりも下側に位置する箱状空間を形成すると共に、該箱状空間よりも上方に延出する前後壁を設け、前後壁によりヘッド部を前後方向から挟み込んで保持して成ることを特徴とする電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  2. 上記ヘッド部とグリップ部の箱状空間の上面側との間に、グリップ部をバネ付勢する付勢要素を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  3. 上記付勢要素は、ヘッド部に回転自在に結合されたヘッド支持部材をグリップ部の前後壁の内側に形成されたガイド溝で上下動自在に保持すると共に該ヘッド支持部材を上方に向かってバネ付勢したことを特徴とする請求項2記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  4. 上記ヘッド支持部材をヘッド部の左右方向に複数個設けたことを特徴とする請求項3記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  5. 上記ヘッド支持部材をガイドするガイド溝の上端側に弾性部材を配置したことを特徴とする請求項3記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  6. 上記グリップ部は、前後2つのハウジングによって箱状空間とそれよりも上方に延出する前後壁とが構成されていることを特徴とする請求項1記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  7. 上記ヘッド部の底面中央付近に底面両側よりも下側に突出する突出部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  8. 上記ヘッド部の突出部をグリップ部の前後壁で前後方向から覆ったことを特徴とする請求項7記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  9. 上記前後壁の左右方向の幅寸法をグリップ部の左右方向の幅寸法よりも短くしたことを特徴とする請求項1又は6又は8記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  10. 上記前後壁のいずれか一方にヘッド部を前後方向に保持する機構を設けたことを特徴とする請求項1又は3又は6又は8又は9記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  11. 上記ヘッド部の背面下部から、前後壁のいずれか他方に摺接してヘッド部の前後方向の傾きを防止する突起部を延出してなることを特徴とする請求項10記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  12. 上記ヘッド部とグリップ部の箱状空間との間を防水構造として、ヘッド部とグリップ部とを弾性チューブで結合すると共に、弾性チューブ内にヘッド部にグリップ部からの電力を供給するための電気配線を通したことを特徴とする請求項1記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
  13. グリップ部の少なくとも正面にエラストマ製の滑り止め部を配置したことを特徴とする請求項1〜12のいずれか記載の電気かみそりの可動ヘッド保持構造。
JP2002316160A 2002-06-17 2002-10-30 電気かみそりの可動ヘッド保持構造 Expired - Fee Related JP3861796B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002316160A JP3861796B2 (ja) 2002-10-30 2002-10-30 電気かみそりの可動ヘッド保持構造
KR1020030035220A KR100563481B1 (ko) 2002-06-17 2003-06-02 전기면도기의 가동헤드 유지구조
CNB031486479A CN100425412C (zh) 2002-06-17 2003-06-13 电动刮胡刀的可动头部夹持构件
DE60305380T DE60305380T2 (de) 2002-06-17 2003-06-16 Tragkonstruktion eines schwimmenden Kopfes bei einem Elektrorasierer
EP03013643A EP1375089B1 (en) 2002-06-17 2003-06-16 Electric shaver floating head support structure
US10/461,679 US6892457B2 (en) 2002-06-17 2003-06-16 Electric shaver floating head support structure
AT03013643T ATE327083T1 (de) 2002-06-17 2003-06-16 Tragkonstruktion eines schwimmenden kopfes bei einem elektrorasierer
TW092116243A TWI259130B (en) 2002-06-17 2003-06-16 Structure for holding moving head in an electrical shaver

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002316160A JP3861796B2 (ja) 2002-10-30 2002-10-30 電気かみそりの可動ヘッド保持構造

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002176471 Division 2001-11-15 2002-06-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004016812A true JP2004016812A (ja) 2004-01-22
JP3861796B2 JP3861796B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=31185262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002316160A Expired - Fee Related JP3861796B2 (ja) 2002-06-17 2002-10-30 電気かみそりの可動ヘッド保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3861796B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3861796B2 (ja) 2006-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100563481B1 (ko) 전기면도기의 가동헤드 유지구조
JP3979052B2 (ja) 往復式電気かみそり
US7020966B2 (en) Dry shaver with a cradle shaving head
JP3972903B2 (ja) 電気かみそり
JP4604846B2 (ja) 体毛処理器具
EP2243604B1 (en) Reciprocating electric shaver
US20100018057A1 (en) Electric shaver
JP2006333999A (ja) 体毛処理器具
JP2006068201A (ja) ヘアカッターのコーム振動防止構造
JPH0489083A (ja) トリマー付電気かみそり
JP2023175190A (ja) 除毛装置
JP2004073816A (ja) 電気かみそり
JP3826876B2 (ja) 電気かみそり
JP5592785B2 (ja) 電気装置及びシェービング装置
JP2004016812A (ja) 電気かみそりの可動ヘッド保持構造
US10220530B2 (en) Electric shaver
JP4144325B2 (ja) 電気かみそり
JP4622205B2 (ja) 電気かみそり及びその可動ヘッド保持構造
JP3945376B2 (ja) 電気かみそり
JP4348836B2 (ja) 電気かみそり
JP2004016813A (ja) 電気かみそり
JP3937941B2 (ja) 電気かみそり
JP2004016527A (ja) 電気カミソリ
WO2003106119A1 (ja) シェーバ
JP2004242769A (ja) 電気かみそり

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060811

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060918

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3861796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees