JP2003092248A - 位置検出装置、位置決め装置及びそれらの方法並びに露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents

位置検出装置、位置決め装置及びそれらの方法並びに露光装置及びデバイスの製造方法

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JP2003092248A
JP2003092248A JP2001282103A JP2001282103A JP2003092248A JP 2003092248 A JP2003092248 A JP 2003092248A JP 2001282103 A JP2001282103 A JP 2001282103A JP 2001282103 A JP2001282103 A JP 2001282103A JP 2003092248 A JP2003092248 A JP 2003092248A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アライメントマークを用いた位置検出の高速
化を図る。 【解決手段】ウエハ6上のアライメントマークAMの位
置を検出する装置において、結像光学系412と光電変
換素子413で構成される低倍率撮像系と、結像光学系
410と光電変換素子411で構成される高倍率撮像系
とが設けられる。ハーフミラー415により、低倍率撮
像系及び高倍率撮像系により同時にアライメントマーク
が撮像され、得られた低倍率画像と高倍率画像のそれぞ
れに基づいてアライメントマークの位置が算出される。
制御部421は、低倍率画像に基づいて算出されたマー
クの位置が所定範囲にある場合に、上記高倍率画像に基
づいて算出されたマーク位置が有効であるとして、当該
アライメントマーク位置に決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウエハ等の位置決め
を行うのに好適な位置検出装置、位置決め装置とそれら
の方法並びにそれらを用いた露光装置及びデバイスの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は露光装置に用いられる一般的な
アライメント機構の構成を説明するブロック図である。
図12は一般的なアライメントマークが形成されたウエ
ハを示す図である。また、図13は一般的なアライメン
ト処理の概略の手順を説明するフローチャートである。
これらの図を参照して、一般的な半導体製造装置でのウ
エハアライメントについて説明する。
【0003】ウエハWが半導体製造装置に供給される
と、まずメカニカルアライメント装置MAが、ウエハW
の外周と、オリフラ(Orientation Flat)またはノッチ
(図12ではノッチNが示されている)とを用いてメカ
ニカルな位置合わせを行い、ウエハWのラフな位置を決
定する(ステップS02)。このメカニカルな位置合わ
せの精度は20μm程度である。
【0004】次にウエハは不図示のウエハ供給装置でチ
ャックCHに載せられ(ステップS03)、プリアライ
メントが行われる(ステップS04)。プリアライメン
トでは、スコープSCにおいてミラーMMを、アライメ
ント光源LiとミラーM1によって形成される光経路中
に入れ、低い倍率に設定されたセンサS1にアライメン
ト光を導く。従って、プリアライメントでは、低倍率の
センサS1を用いて図12に示される左右のプリアライ
メントマークPAL,PARを検出し、それらのマーク
位置を求めることによりウエハの中心を求める。プリア
ライメントにおける位置合わせ精度は4μm程度であ
る。
【0005】最後に、グローバルアライメントを行い、
正確にウエハWの位置および、露光ショットの位置が求
められる(ステップS05)。グローバルアライメント
では、スコープSCにおいて、ミラーMMを光経路より
抜いて、高い倍率に設定されたセンサS2が用いられ、
図12に示されるウエハW上の複数のグローバルアライ
メントマークFX1〜4、FY1〜4の位置が計測され
る。こうして、グローバルアライメントでは、ウエハW
のX,Y方向のずれと、回転成分、および、ショット配
列の倍率成分が求まる。グローバルアライメントの精度
としては、今日の256Mbitのメモリを製造するマ
シンにおいては50nm以下の精度が要求される。
【0006】更に、図11に示されているスコープSC
について、図14を参照して説明する。図14はスコー
プSCのより詳細な構成を説明する図である。
【0007】図14に於いて、照明光源401(ファイ
バ等)から導光された光は、減光手段となる切替えND
フィルタ415を透過した後、照明光学系402によ
り、偏光ビームスプリッタ403(図11のミラーM1
に相当)に導かれる。
【0008】尚、切替えNDフィルタ415は、複数の
離散的な透過率を持つNDフィルタ(415a〜415
f)で構成されており、回転駆動系420を駆動するこ
とにより所望のNDフィルタを用いることができる。制
御装置421は、回転駆動系420を制御して、観察対
象物体の反射率に応じて最適な明るさとなるようにND
フィルタを選択する。
【0009】又、切替えNDフィルタに限定されるもの
では無く、光源がHe−Neレーザーの様な偏光特性を
有している光の場合には、偏光板の回転でも構成が可能
である。
【0010】偏光ビームスプリッタ403によって反射
された紙面に垂直なS偏光光は、リレーレンズ404、
λ/4板(四分の一波長板)409を通過した後、円偏
光に変換され、対物レンズ405を通ってウエハ6上に
形成されたアライメントマークAMをケラー照明する。
【0011】アライメントマークAMから発生した反射
光、回折光、散乱光は、再度対物レンズ405、λ/4
板409を戻り、今度は紙面に平行なP偏光に変換さ
れ、偏光ビームスプリッタ403を通過する。そして、
結像光学系410(412)によって、アライメントマ
ークAMの像を光電変換素子411(413)(例えば
CCDカメラ)上に形成する。こうして、光電変換され
たアライメントマーク像の位置に基づいて、ウエハ6の
位置を検出する。
【0012】結像光学系410や412について解説す
ると、偏光ビームスプリッタ403とこれら結像光学系
410(412)の間には、光路を切り替える切替えミ
ラー414(図11のミラーMMに相当)が構成されて
おり、光路上に切替えミラー414が挿入されると、低
倍率を持つ結像光学系412に導光され、ウエハ上のア
ライメントマークAMを低倍で広い領域で観察が可能と
なる。また、切替えミラー414が光路上から逃げるこ
とにより、高倍率検出可能な結像光学系410側に導光
される。この高倍率の結像光学系410によりウエハ上
のアライメントマークを狭い領域で高精度に検出可能と
なる。
【0013】尚、制御装置421は、これら光電変換さ
れたアライメントマーク像の情報に基づいてウエハ位置
を取得する。更に、制御装置421は、アライメントマ
ークAMの明るさやコントラストに応じて最適な光量と
なる様に回転駆動系420に指令を出し、最適なNDフ
ィルタ415a〜415fを設定している。
【0014】なお、このとき、ウエハ6上のアライメン
トマークAMを精度良く検出する為には、アライメント
マークAMの像が明確に検出されなければならない。つ
まり、SCのピントがアライメントマークAMに合って
いなければならない。その為に、一般的には不図示のA
F検出系が構成されており、その検出結果に基づいて、
アライメントマークをSCのベストフォーカス面に駆動
して、アライメントマークの検出を行っている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ウエ
ハの位置を正確に求めるためには、チャック上において
少なくともプリアライメントとグローバルアライメント
が必要である。プリアライメントは、メカニカルなアラ
イメントでラフに位置合わせされた後、広い視野でマー
クを検出する必要がある。そのため、低い倍率のスコー
プで検出する必要があり、100μm程度の大きさのマ
ークが必要である。また、グローバルアライメントはプ
リアライメントで既に、4μm程度に追い込まれている
ので、高い倍率のスコープで精密な検出が行なわれる。
【0016】この様に低倍(プリアライメント)や高倍
(グローバルアライメント)と言った複数の検出系によ
る計測が必要となっている反面、検出および計測を短時
間で行う要求が高くなっている。すなわち、単位時間で
のウエハ処理枚数をあげる必要が有るため、アライメン
トと呼ばれる、露光を伴わない処理の時間をできるだけ
短くしなければならない。
【0017】更に、アライメントに使用される一般的な
スコープSCでは、低倍率、高倍率の検出をする度に、
或いは、ウエハ上のアライメントマークAMの反射率に
応じて、最適光量となるよう切替えNDフィルタ415
を駆動して、最適光量に調整する(調光する)必要があ
る。そのため、切替えNDフィルタ415の駆動に時間
を要してしまい、位置検出する際のスループット低下を
招いてしまうという課題を有している。
【0018】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、アライメントマークを用いた位置検出の高速
化を図ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による位置検出装置は以下の構成を備える。
すなわち、所定パターンの位置を検出する位置検出装置
であって、第1倍率で撮像する第1撮像系と、前記第1
倍率よりも高い第2倍率で撮像する第2撮像系と、前記
第1撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パター
ンの位置を算出する第1算出手段と、前記第2撮像系よ
り得られた画像に基づいて前記所定パターンの位置を算
出する第2算出手段と、を有し前記第1及び第2撮像系
より同タイミングで得られた各画像を用いて前記第1及
び第2算出手段を実行させて前記所定パターンの位置を
検出する。
【0020】また、本発明の他の態様による位置検出装
置は、所定パターンの位置を検出する位置検出装置であ
って、第1倍率で撮像する第1撮像系と、前記第1倍率
よりも高い第2倍率で撮像する第2撮像系と、前記第1
撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パターンの
位置を算出する第1算出手段と、前記第2撮像系より得
られた画像に基づいて前記所定パターンの位置を算出す
る第2算出手段と、前記第1及び第2撮像系より同タイ
ミングで得られた各画像を用いて前記第1及び第2算出
手段を実行させ、該第1算出手段の算出結果に基づいて
該第2算出手段の算出結果の有効性を判定する判定手段
と、前記判定手段により有効と判定された場合、前記第
2算出手段で算出された位置を前記所定パターンの検出
位置として出力する第1出力手段とを備える。
【0021】また、上記の目的を達成するための本発明
による位置決め装置は以下の構成を備える。すなわち、
複数のアライメントマークが設けられた基板の位置決め
を行うための位置決め装置であって、第1倍率で撮像す
る第1撮像系と、前記第1倍率よりも高い第2倍率で撮
像する第2撮像系と、前記第1及び第2撮像系を用いて
アライメントマークの位置を検出するマーク位置検出手
段と、ここで該マーク位置検出手段は、前記第1撮像系
より得られた画像に基づいて前記アライメントマークの
位置を算出する第1算出手段と、前記第2撮像系より得
られた画像に基づいて前記アライメントマークの位置を
算出する第2算出手段と、前記第1及び第2撮像系より
同タイミングで得られた各画像を用いて前記第1及び第
2算出手段を実行させ、該第1算出手段の算出結果に基
づいて該第2算出手段の算出結果の有効性を判定する判
定手段と、前記判定手段により有効と判定された場合、
前記第2算出手段で算出された位置を前記アライメント
マークの検出位置として取得する取得手段とを有し、前
記取得手段で取得されたアライメントマークの位置に基
づいて前記基板を位置決めする位置決め手段とを備え
る。
【0022】また、上記の目的を達成するための本発明
による位置検出方法は、所定パターンの位置を検出する
位置検出方法であって、前記所定パターンを第1撮像系
により第1倍率で撮像する工程と、前記所定パターンを
第2撮像系により前記第1倍率よりも高い第2倍率で撮
像する工程と、前記第1撮像系より得られた画像に基づ
いて前記所定パターンの位置を算出する第1算出工程
と、前記第2撮像系より得られた画像に基づいて前記所
定パターンの位置を算出する第2算出工程と、を有し前
記第1及び第2撮像系より同タイミングで得られた各画
像を用いて前記第1及び第2算出工程を実行させて前記
所定パターンの位置を検出するまた、上記の目的を達成
するための本発明による位置検出方法は、第1倍率で撮
像する第1撮像系と、前記第1倍率よりも高い第2倍率
で撮像する第2撮像系とを用いて所定パターンの位置を
検出する位置検出方法であって、前記第1撮像系より得
られた画像に基づいて前記所定パターンの位置を算出す
る第1算出工程と、前記第2撮像系より得られた画像に
基づいて前記所定パターンの位置を算出する第2算出工
程と、前記第1及び第2撮像系より同タイミングで得ら
れた各画像を用いて前記第1及び第2算出工程を実行さ
せ、該第1算出工程の算出結果に基づいて該第2算出工
程の算出結果の有効性を判定する判定工程と、前記判定
工程により有効と判定された場合、前記第2算出工程で
算出された位置を前記所定パターンの検出位置として出
力する第1出力工程とを備える。
【0023】また、上記の目的を達成するための本発明
による位置決め方法は、第1倍率で撮像する第1撮像系
と、前記第1倍率よりも高い第2倍率で撮像する第2撮
像系とを用いて、複数のアライメントマークが設けられ
た基板の位置決めを行うための位置決め方法であって、
前記第1及び第2撮像系を用いて前記基板上のアライメ
ントマークの位置を検出するマーク位置検出工程と、こ
こで該マーク位置検出工程は、前記第1撮像系より得ら
れた画像に基づいて前記アライメントマークの位置を算
出する第1算出工程と、前記第2撮像系より得られた画
像に基づいて前記アライメントマークの位置を算出する
第2算出工程と、前記第1及び第2撮像系より同タイミ
ングで得られた各画像を用いて前記第1及び第2算出工
程を実行させ、該第1算出工程の算出結果に基づいて該
第2算出工程の算出結果の有効性を判定する判定工程
と、前記判定工程により有効と判定された場合、前記第
2算出工程で算出された位置を前記アライメントマーク
の検出位置として取得する取得工程とを有し、前記取得
工程で取得されたアライメントマークの位置に基づいて
前記基板を位置決めする位置決め工程とを備える。
【0024】また、本発明によれば、上記位置決め装置
を用いた露光装置及びデバイスの製造方法が提供され
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0026】<第1の実施形態>図1は、本実施形態で
利用可能なアライメントマークの一態様を説明する図で
ある。図1に示したアライメントマークは、8本のX方
向計測マーク(X1〜X8)と8本のY方向計測マーク
(Y1〜Y8)で構成されている。このアライメントマ
ークによれば、プリアライメント計測時及びグローバル
アライメント計測時においてマークのX位置、Y位置を
得ることができる。すなわち、プリアライメントにおい
ては、低倍率の検出系により16本の計測マークの2次
元的な配置をパターンマッチング法によって認識し、X
方向とY方向の位置をこのマークから同時に計算する。
また、グローバルアライメントでは、高倍率の検出系に
より、プリアライメントの時よりさらに細かな分解能で
マーク位置を検出する。
【0027】また、グローバルアライメントにおいて
は、プリアライメントの時よりさらに細かな分解能でマ
ーク位置を検出する。例えば、高倍率の検出系によりマ
ークを観察し、図5(a)に示されるようにウインドウ
X、ウインドウYを設定する。そして、各ウインドウ
X、Yについて非計測方向即ちマーク長手方向に積算投
影し、一次元の信号を作成し重心を求めることでX、Y
位置を検出する。
【0028】図2は第1の実施形態によるアライメント
機構を備えた露光装置の構成を説明するブロック図であ
る。また、図3は図1のアライメントマーク(FXY1
〜4)が形成されたウエハを示す図である。まず、図1
3のフローチャートに従って、本実施形態のアライメン
ト機構の動作概要を説明する。ウエハWが半導体製造装
置に供給されると、ウエハの外周とオリフラまたはノッ
チN(図3ではノッチNが示されている)を用いて、メ
カニカルアライメント装置MAがメカニカルな位置合わ
せを行い、ウエハWのラフな位置を決定する(ステップ
S02)。次にウエハWは不図示のウエハ供給装置でチ
ャックCHに載せられ(ステップS03)、低倍率検出
系によりプリアライメントを行う(ステップS04)。
プリアライメントでは、図3に示されるFXY1とFX
Y3を、あるいは、FXY1とFXY2が用いられる。
各マークをスコープSCの低倍率検出系を用いて撮像
し、パターンマッチングによりマーク位置を求め、ウエ
ハの中心を検出する。なお、プリアライメントでは、計
測する2つのマーク間隔が離れているほど精度が良い。
【0029】次に、グローバルアライメントを行い、正
確にウエハの位置および、露光ショットの位置が求めら
れる(ステップS05)。グローバルアライメントで
は、プリアライメント時よりも高い倍率の高倍率検出系
を用いてウエハ上の複数のグローバルアライメントマー
クFXY1〜FXY4を計測し、ウエハWのX,Y方向
のずれと、回転成分、および、ショット配列の倍率成分
を求める。
【0030】なお、上記説明では便宜上プリアライメン
トとグローバルアライメントを分けて説明したが、本実
施形態のアライメント処理においては、プリアライメン
ト計測中にグローバルアライメント計測を部分的に行う
ことになる。この点については後述する。
【0031】次に図1に示されるマークを、低倍と高倍
を同時に観察するスコープについて詳細に説明する。
【0032】図2に示すウエハアライメント用のスコー
プSCは、低倍と、高倍を同時に観察し、マーク位置を
検出できるようになっている。照明光は、アライメント
光源LiからスコープSC内に導光され、ハーフミラー
M1(又は偏光ビームスプリッタ)を通り、ウエハW上
のアライメントマークを照明する。例えば、図3のマー
クFXY1を照明する。ウエハWからの反射光は、ハー
フミラーM1,M2を通って、高倍率検出センサS2及
び低倍率検出センサS1の両方に到達する。制御装置P
は、センサS1,センサS2で撮像された画像や信号に
基づいてマーク位置を決定する。なお、主制御装置MC
は制御装置Pからの計測結果情報、センサLPからのス
テージ位置計測情報等に基づいてステージSTGを適切
に駆動するべく、駆動部MSに制御信号を送る。
【0033】図4は図2に示したスコープSCをより詳
細に説明する図である。図4に於いて、照明光源401
(ファイバ等)から導光された光は、照明光学系402
により、偏光ビームスプリッタ403(図2のミラーM
1に相当)に導かれる。偏光ビームスプリッタ403に
よって反射された紙面に垂直なS偏光光は、リレーレン
ズ404、λ/4板(四分の一波長板)409を通過し
た後、円偏光に変換され、対物レンズ405を通ってウ
エハ6上に形成されたアライメントマークAMをケーラ
ー照明する。
【0034】ウエハ6のアライメントマークAMから発
生した反射光、回折光、散乱光は、再度対物レンズ40
5、λ/4板409を戻り、今度は紙面に平行なP偏光
に変換され、偏光ビームスプリッタ403を通過する。
その後、ハーフミラー415(図2のミラーM2に相
当)で適当な比率に分割された光が、結像光学系41
0、412に導かれ、アライメントマークAMの像を光
電変換素子411、413(蓄積時間可変カメラ)上に
形成する。制御装置421は、光電変換されたアライメ
ントマーク像の位置に基づいて、アライメントマークの
位置検出、ウエハ6の位置決めを行う。
【0035】更に、結像光学系410や412について
図5を用いて解説する。図5は、ウエハ上のスクライブ
ライン上に構成された図1のアライメントマークをスコ
ープSCによって観察した様子を示す図である。図5の
(a)はX及びY方向を同時計測できるアライメントマ
ークを高倍率検出系410、411によって観察した場
合の観察視野領域を模式的に示している。又、図5
(b)は、同じアライメントマークを低倍率検出系41
2、413によって観察した場合の観察視野領域を模式
的に示している。
【0036】尚、図5(b)は、スコープSCの観察視
野内にアライメントマークが送り込まれたときの初期位
置P2にアライメントマークがある状態を示している。
初期位置P2が確認されると、図5(b)に示されるよ
うに、アライメントマークを高倍率検出系410、41
1の検出可能領域P1に移動する。この場合、低倍率検
出系412、413によって、後述するように初期位置
P2から検出可能領域P1までの距離dx1、dy1が算出さ
れる。そして、この算出されたdx1、dy1に基づいて、ウ
エハステージ(図2中「STG」)を駆動して、検出可能
領域P1にアライメントマークを移動する。尚、検出可
能領域P1とは、低倍検出視野LFに対する高倍検出視
野HFである。この位置関係は予めハード的に調整され
たもの、或いは低倍視野中心に対する高倍視野中心のズ
レを予めオフセットとして記憶しておいても良い。
【0037】検出可能領域P1にアライメントマークが
くるようにステージSTGを移動した後、高倍率検出系
410、411でXYのそれぞれの位置が検出される。
尚、図5(a)中破線で示されている領域は、グローバ
ルアライメントにおいてXYそれぞれの位置を計測する
際の測定ウインドウを示しており、非計測方向即ちマー
ク長手方向に積算投影し、一次元の信号とした画像デー
タとして、重心検出することも可能である。
【0038】以上の様に、本実施形態のスコープSCで
は、低倍率、高倍率でほぼ同時にアライメントマークを
観察することが可能となり、フローチャートを参照して
後述する本実施形態の制御手順を用いることで、アライ
メント計測の処理時間を短縮できる。
【0039】次に、検出されるアライメントマークの光
量(或いはアライメントマーク信号コントラスト)と計
測精度の関係を図6に基づいて解説する。図6は、横軸
に光量(或いはアライメントマーク信号コントラスト)
をとり、縦軸にはアライメントマークの計測再現性(3
σ:小さい程精度が良くなる)をとり、光量と計測再現
性の関係を示した図である。図6に示す様に、検出され
るアライメントマークの光量或いはコントラストを上げ
ることで、計測再現性が良くなることがわかる。従っ
て、出来るだけ光量を上げた状態で、但し光量が飽和し
ない状態でアライメントマークを検出することで、高精
度の位置検出が可能となる。実際には、要求される計測
再現性≦MRmaxを補償する為には、光量(或いはコン
トラスト)の最小値Iminを決定し、Imin以上の光量で
計測する様に光量判定を行う(詳細は後述)。こうし
て、各アライメントマークに対して最適な光量となる
様、光量調整(調光)を行う。この調光は低倍率及び高
倍率の各検出系に対して個別に行われなければならな
い。そこで、本実施形態では、蓄積時間可変カメラを用
いて、撮影時の最適蓄積時間を設定することにより調光
を行う。
【0040】蓄積時間可変カメラにおける最適蓄積時間
の設定は次のように行う。まず、ウエハ上の第1の位置
にあるアライメントマークを光電変換素子411、41
3によって検出した際に、検出されたそれぞれのアライ
メントマーク信号は制御装置421(制御装置Pに相
当)に送られる。制御装置421では、アライメントマ
ーク信号に基づいて光電変換素子411及び413の最
適な蓄積時間を算出し、各光電変換素子411、413
に蓄積時間の情報を出す。その後、アライメントマーク
の検出に際して、光電変換素子411、413の各々
は、ここで設定した蓄積時間でアライメントマークを撮
像し、計測することで、最適光量状態での計測が可能と
なる。尚、最適な蓄積時間の算出方法としては、ある蓄
積時間t0で得られた光量をI、目標とするべき光量をI
targetとした場合、最適蓄積時間t=[Itarget/I]
×t0で求めることが出来る。但し、この関係式に限定さ
れるものではなくその他の関係式で最適蓄積時間を求め
ても良い。要するにトレランス内に入るような蓄積時間
を求めることに意味があることは言及するまでも無い。
【0041】尚、この蓄積時間の算出は、第1の位置に
あるアライメントマーク以降の信号を検出する毎に最適
光量を求めて行うのが好ましい。但し、実際のプロセス
ウエハを考えた場合、同一プロセスでは、ウエハから得
られる光量(ウエハ反射率)はほぼ同じになる為、光量
にあるトレランス(許容度)を設けておけば、蓄積時間
の設定し直しの頻度は低くなる。従って実質、蓄積時間
設定に要する時間は無視することが出来る。
【0042】また、設計値的に同じ光量となる様調整さ
れた各光電変換素子411、413でも、実際のプロセ
スで流れているウエハを考えると高倍率と低倍率で光量
が異なる場合がある。これは、図5(b)の観察領域に
アライメントマーク以外の実素子パターンが存在するこ
とに起因する。すなわち、図5(a)の高倍率検出系の
観察視野であればアライメントマークだけで決まる光量
でよいが、図5(b)の低倍率検出系の観察視野では、
例えばアライメントマーク周辺部(実素子領域)が明る
い場合、その明るい領域も含めた調光が必要となる。従
って、高倍率と低倍率の検出系のそれぞれについて光電
変換素子の蓄積時間を最適化することが望ましい。
【0043】次に、図1、図3に示したアライメントマ
ークと図2、図4に示したアライメント機構を用いた高
速なウエハアライメント処理について説明する。
【0044】ハーフミラー415で分割され、透過した
光は高倍率の結像光学系410を通して光電変換素子
(蓄積時間可変カメラ)411にアライメントマークA
M像を結像する。さらに、ハーフミラー415で分割さ
れた光は低倍率の結像光学系412を通して、光電変換
素子(蓄積時間可変カメラ)413に導光され、アライメ
ントマークAM像を素子上に結像する。従って、同時に
2つの光電変換素子411、413にアライメントマー
クAM像が結像される。このように、高倍率検出系及び
低倍率検出系の2つの光電変換素子411、413上に
アライメントマーク像を同時に結像させるので、図5
(b)に示されるずれ量dx1、dy1が許容範囲より小さい
場合には、高倍率検出系の光電変換素子上には正確な位
置計測が可能なアライメントマーク像が結像しているこ
とになる。
【0045】この場合、同時に取り込んだ2つの画像か
ら、光量を求め、同時にそれぞれの蓄積時間を求める。
それら光量と最適な蓄積時間の演算は制御部421が行
う。さらに、dx1、dy1のずれ量が許容範囲内であればそ
のときに取り込んだアライメントマークによる高倍側信
号でのアライメントマーク位置の計算結果は有効であ
る。ここで許容範囲とは、図5(a)に示されるウイン
ドウXおよびウインドウYにマークが入っていると判断
されるずれ量である。従って、低倍計測で求められたず
れ量dx1、dy1が許容範囲内であれば最も高速に高倍検出
位置を決定することが可能となる。
【0046】次に図7、図8に示すフローチャートを用
いて、本実施形態によるアライメント処理を説明する。
ウエハの露光に関する概略フローは図13で示したステ
ップS01〜S06と同様のであるが、本実施形態では
ステップS04、S05のプリアライメントとファイン
アライメントが統一されて、図7に示すファインアライ
メント処理となる。
【0047】ファインアライメントが始まると、まず、
最初の計測マークFXY1の位置へ移動する(ステップ
S71)。なお、本実施形態ではプリアライメントに使
用されるマークは、図3のFXY1とFXY2の2箇所
としている。最初のFXY1では、低倍・高倍検出を行
ってマーク位置を求める(ステップS72)。
【0048】低倍・高倍検出を行ってマーク位置を求め
る手順について図8を参照して以下に説明する。まず、
図4を参照して説明した機構により、2つの光電変換素
子411、413を用いて、高倍撮像、低倍撮像を同時
に行う(ステップS85、S81)。それぞれの撮像は
予め設定された蓄積時間もしくは、以前のウエハで使用
した蓄積時間で行われる。次に、それぞれの光量を独立
に計測し、計測に必要な光量を確保しているか判定す
る。判定の結果、光量が許容範囲を超えている場合は、
蓄積時間を再設定してアライメントマークの像を再び撮
像する(ステップS86、S82)。そして、取り込ま
れた像についてマーク位置の算出が行われる(ステップ
S87、S83)。
【0049】高倍率検出系で検出した画像に関してはマ
ークが正しく撮像されていない可能性もあるが、マーク
位置を計算しておく。一方、低倍率検出系においては、
視野内にマークが入るほど広い範囲で撮像しているの
で、マーク位置は求められる。低倍のマーク位置が求め
られると、Fine計測のためマークずらし量dx、dyが決定
される(ステップS84)。そして、このずらし量dx、
dyがそれぞれFine計測のためにステージを移動する必要
のない距離であれば、すなわち許容範囲内であれば、高
倍率検出系で撮像したアライメントマークの像は、正確
な位置を求めることが可能な像である。よって、ステッ
プS87で計算されたFXYのマーク位置(X、Y方向
位置)を採用し、当該マークの位置検出を終了する(ス
テップS88)。
【0050】一方、ずらし量dx、dyが許容範囲を超えて
いた場合は、正しいアライメントマークが高倍率検出系
で適切に撮像されていない。よって、dx、dyだけステー
ジをずらし(ステップS89)、再度高倍の撮像を行う
(ステップS90〜S92)。すなわち、高倍率検出系
によりマークFXYを撮像する(ステップS90)。そ
して、その光量を計測して計測に必要な光量を確保して
いるか判定し、光量が許容範囲外である場合は、蓄積時
間を再設定してアライメントマークの像を再び撮像する
(ステップS91)。そして、取り込まれた像について
マーク位置の算出を行い、マークFXYのX、Y方向位
置を求める(ステップS92)。
【0051】図7に戻り、第2のアライメントマークF
XY2へ移動する(ステップS73)。第2のマークF
XY2についても、低倍と高倍の計測が必要なので、図
8で説明した処理をFXY2に対して実行する。すなわ
ち、FXY2に対して低倍率と高倍率の同時計測を実行
し、そのマーク位置(X方向、Y方向)を求める。な
お、プリアライメントでは、計測する2つのマーク間隔
が離れているほど精度が良いのであるが、図7の処理で
はFXY1とFXY2を用いる。これは、ステージの移
動量を減らして、スループットを向上するためである。
【0052】次に、第3、第4のマークFXY3、FX
Y4の位置を算出するために、マークFXY1、FXY
2のそれぞれのX方向位置及びY方向位置から、第3、
第4マーク(FXY3、4)の目標位置のずれShift
X、Shift Yおよび回転成分θおよび、ウエハ倍率成分Ma
gを求める(ステップS75)。Shift X、Shift Yおよ
びθは、ウエハがチャックCHに載せられた際のずれ量
であり、ウエハ倍率成分Magはウエハ上のショットパタ
ーンの伸び量である。この量が大きいと、第3、第4マ
ークFXY3、4の位置へ直接移動してもアライメント
スコープの真下にマークを移動させることができない。
そこで、θ量とMag量およびShiftX、ShiftYの量に基づ
いて、ウエハのショットレイアウトとステージ座標系の
ずれを計算する。すなわちウエハ上の格子をステージの
格子に合わせる際の微小補正量を求めるのである。
【0053】第3、第4マークを高倍率検出系のアライ
メントスコープ位置に追い込む際には、上述の微小補正
量を反映させる。そうすることで、低倍率検出系で処理
しなくとも第3、第4マークを高倍検出系の視野に直接
に入れることができ、高倍率検出系で直ちに観察するこ
とが可能となる。
【0054】このとき、θの補正をウエハが乗っている
チャックCH、あるいはステージSTGを回転させるよ
うにして行ってもよい。ただし、回転動作を加えるとウ
エハ処理時間が長くなる場合がある。よって、本実施形
態では回転操作を加えないことが望ましい。
【0055】以上のようにして第1のマークから第4マ
ークまで計測が完了すると、ウエハアライメントが完了
する。
【0056】以上のように第1の実施形態によれば、プ
リアライメントとグローバルアライメントの両方を計測
できるマークを採用し、同一マークについて低倍と高倍
を同時に観察することが可能となる。このため、アライ
メント処理が短縮され、単位時間のウエハ処理枚数は増
える。
【0057】また、アライメントスコープSCに構成さ
れている切替えNDフィルタ等の駆動を有さずとも調光
可能となり、駆動系の駆動時間を省くことができる。こ
のため、アライメントマークAMの検出時間を削減で
き、スループットの向上を図ることができる。
【0058】特に、低倍率及び高倍率検出系の両方で同
時にアライメントマークの撮像を行い、低倍率検出系に
よる計測の結果に従って高倍率検出系で得られた像が有
効か否かを判定し、有効であれば同時刻に高倍率検出系
で取り込んだマーク像を用いて得られた位置をファイン
計測結果とするので、よりいっそうのスループット向上
を図ることができる。
【0059】<第2の実施形態>アライメントスコープ
の別実施形態として、図9を用いて説明する。図9に於
いて、図4と異なる点は、高倍率検出系がX,Y独立の
検出系(410〜411、410’〜411’)を構成
している点である。図9のその他の構成については、図
4と同様なので、詳細な説明は割愛し、異なる点に関し
て説明する。
【0060】ハーフミラー415で分割され、透過した
光は高倍率検出系側に構成された第2のハーフミラー4
16で2分割される。ハーフミラー416で反射した光
は、X計測専用の高倍率検出結像光学系410’を通し
て、光電変換素子(蓄積時間可変カメラ)411’に導
光され、アライメントマークAM像を素子上に結像す
る。一方、ハーフミラー416を透過した光は、Y計測
専用の高倍率検出結像光学系410に導光され、X計測
と同様に、蓄積時間可変カメラ411上に、アライメン
トマークAM像を結像する。何れも光電変換素子から光
電変換された信号に基づき、アライメントマークAM位
置を算出する点は上述と同様である。
【0061】それぞれの光電変換素子411、411’
から得られた画像信号は、制御装置421に送られ、信
号強度より最適蓄積時間が算出される点も上述と同様で
ある。更に、制御装置421で算出された最適蓄積時間
に基づき、光電変換素子411、411’は画像データ
を採取する事が出来る構成となっている点も同様であ
る。
【0062】このようにX、Yについて個別に検出系を
設けると、X、Yの各計測マークで光量が異なるような
場合でも正確に計測することが可能となる。例えば、図
5(a)ではXY計測用マークの明るさは同じであると
いう前提で表現している。しかしながら、例えば、X計
測マークとY計測マークをウエハW上に作成する際に異
なるプロセスで作成したような場合には、X、Y計測マ
ークで明るさが異なる場合がある。従って、図9に示す
如き構成とすることで、高倍率検出系のXマーク検出用
の光電変換素子411’とYマーク検出の光電変換素子
411の蓄積時間を個別に最適化できるようにして、よ
り好適にアライメントマークを計測可能とする。
【0063】以上のように、X方向、Y方向で異なる最
適蓄積時間が必要な場合に対しても、それぞれの光電変
換素子の蓄積時間が設定できる為、XYそれぞれに対し
て切替えNDフィルタを切り換え駆動する必要がなく、
スループットの向上を図ることが出来る。
【0064】以上の構成において、X計測専用の高倍率
検出系(410'、411’)によりアライメントマー
クのX計測位置が、Y計測専用の高倍率検出系(41
0、411)によりアライメントマークのY計測位置が
求められる。また、第1の実施形態と同様に、低倍率検
出系(412、413)によりアライメントマークのX
Y計測いちが求められる。このとき、同時に3つの光電
変換素子411’、411、413にアライメントマー
クAM像が結像されることにより、低倍率検出系によっ
て求められた図5(b)に示されるずれ量dx1、dy1が許
容範囲より小さい場合には、高倍率検出系の光電変換素
子(411、411’)上には正確な位置計測が可能な
アライメントマークAMの像が結像していることにな
る。
【0065】すなわち、制御部421は、同時に取り込
んだ上記3つの画像のそれぞれについて光量判定し、蓄
積時間を決定し、各画像に基づいて位置を算出する。そ
して、dx1、dy1のずれ量が許容範囲内であればそのとき
に取り込んだアライメントマークによる高倍率検出系で
のアライメントマーク位置の計算結果は有効となる。な
お、許容範囲とは図5(a)に示されるウインドウXお
よびウインドウYにマークが入っていると判断されるず
れ量である。従って、低倍率検出系で求められたずれ量
dx1、dy1が許容範囲内であれば最も高速に高倍検出位置
を決定することが可能となる。
【0066】次に、第2の実施形態によるアライメント
処理を図7及び図10に示すフローチャートを用いて説
明する。図7に示す処理については上述した通りであ
り、説明を繰り返さないが、ステップS72及びステッ
プS74では図10に示す処理が実行されることにな
る。
【0067】図10において、まず、低倍率検出系(4
12、413)による低倍撮像、X計測用の高倍率検出
系(410’、411’)による高倍X撮像、Y計測用
の高倍率検出系(410、411)による高倍Y撮像を
同時に行う(ステップS101、S108、S10
5)。それぞれの撮像は予め設定された蓄積時間もしく
は、以前のウエハで使用した蓄積時間で行われる。次
に、それぞれの光量を独立に計測し、計測に必要な光量
を確保しているか、すなわち光量が所定範囲内か判定す
る。もし所定範囲外であると判定された場合は、蓄積時
間を再設定しアライメントマークの像を再び撮像する
(ステップS102、S109、S106)。こうして
取り込まれた像についてマーク位置の算出が行われる。
なお、この時点では高倍率検出系においてマークが正し
く撮像されていない可能性もあるが、マーク位置を計算
しておく(ステップS103、S110、S107)。
【0068】低倍率検出系では視野内に確実にマークが
入る程度に広い範囲で撮像しているので、マーク位置を
求めることができる。低倍率検出系によってマーク位置
が求められると、Fine計測のためのマークずらし量dx、
dyを算出できる(ステップS104)。そして、このず
らし量dx、dyがそれぞれFine計測のためにステージを移
動する必要のない距離であれば、すなわち許容範囲内で
あれば、上記ステップS105、S106、S108、
S109において高倍率検出系を用いて撮像されたアラ
イメントマーク像は正確な位置検出を行えるものであ
る。よって、ステップS110、S107で計算された
FXマーク位置、FYマーク位置を採用してマーク位置
検出処理を終了する(ステップS111)。
【0069】一方、ずらし量dx、dyが許容範囲を超えて
いた場合は、正しいアライメントマークが高倍率検出系
によって撮像されていないことを意味する。従って、算
出されたずらし量dx、dyだけステージを移動し(ステッ
プS112)、再度高倍率検出系による撮像を行う(ス
テップS113、S116)。そして、光量判定、最適
蓄積時間の設定、マーク位置検出を行い、FX及びFY
マーク位置を決定する(ステップS117、S118、
S114、S115)。
【0070】以上のように本実施形態によれば、XY方
向のそれぞれに専用の高倍率検出系を設けたのでより確
実且つ高精度な位置計測が可能となる。、なお、図1に
示した構成は、オフアクシスアライメント方式の半導体
製造装置で説明したが、TTLアライメント方式でも、レ
チクル(Mask)を通してウエハのマークを観察するTTR
アライメント方式であっても、低倍と、高倍を同時に観
察することのできるスコープを使用し、プリアライメン
トとグローバルアライメントを兼用できるマークを観察
するならば、方式はとはない。
【0071】<第3の実施形態>上記第1の実施形態で
はステップS91において、第2の実施形態ではステッ
プS114、S117において再調光及び再撮像が発生
する可能性がある。第3の実施形態では、この時点での
再調光、再撮像を不要とし、アライメント計測のより一
層の高速化を図る。なお、基本的なハード構成、アライ
メントマークおよび計測のフローは第1及び第2の実施
形態の何れを採用してもよい。
【0072】第3の実施形態では、低倍率検出系による
マーク位置の算出を行うとともに、その低倍率の撮像画
像を用いて高倍計測範囲であるウインドウX、ウインド
ウYの領域の光量を調べ、高倍検出の際に設定しなけれ
ばならない蓄積時間を計算する。例えば、図8のフロー
チャートではステップS84において、図9のフローチ
ャートではステップS104において高倍計測における
蓄積時間を計算し、光電変換素子にこれを設定してお
く。もちろん、ステップS112において、dx1、dy1だ
け位置をずらしている最中に蓄積時間を計算して、これ
を高倍率検出系の光電変換素子に設定するようにしても
よい。
【0073】このように、低倍で取り込んだ画像より高
倍の光量計測および蓄積時間の計算を行うことによっ
て、ステップS91、ステップS114、ステップS1
17における光量の確認等の処理を省略することがで
き、ステップS90、S113、S116で取り込んだ
画像は直ちにステップS92、S115、S118で位
置算出に用いられることになる。以上の第3の実施形態
の方法によれば、調光処理が高速になり、スループット
が向上する。
【0074】以上説明したように、上記各実施形態によ
れば、グローバルアライメントとプリアライメントを兼
用できるマークを用いることで、プリアライメント処理
のためのステージ移動を省略可能となり、スループット
が向上する。
【0075】更には、複数の検出系に於いて、蓄積時間
を可変とし、それぞれの検出系で最良の状態で画像を取
り込むことが可能となり、更に、NDフィルタなどのア
クチュエータを動かすことなく画像取り込みが可能とな
り、計測精度の向上や計測時間の短縮を図ることが出来
る。
【0076】そして、同時に複数の検出系で画像を取り
込むことを可能としたので、ウエハの送り込みずれ量が
許容範囲内である場合には、同時に取り込まれた高倍率
検出系の画像による位置検出結果が利用でき、アライメ
ント計測の時間を短縮できる。また、第3の実施形態に
よれば、たとえウエハ送り込みずれ量が許容範囲外であ
っても、低倍の検出系で取り込んだ画像から高倍の計測
領域の光量を求め、高倍計測のための移動が完了する以
前に高倍検出系の画像取り込み蓄積時間を設定完了させ
ることが可能となり、アライメント計測の時短に寄与す
る。
【0077】さらに、低倍・高倍率検出を同時に行うマ
ーク(第1、第2実施形態ではFXY1、FXY2)の
結果に基づいて、高倍率検出のみを行うマーク(FXY
3、FXY4)を高倍率検出系の計測位置へ送り込むた
めのステージ移動量を、ウエハとステージ間の回転成分
θと倍率成分MagおよびShift X, Shift Yに基づいて補
正できる。このため、高倍率検出のみを行うマークを正
確に高倍率検出位置へ送ることができ、低倍率検出が不
要となる。また、回転成分θの補正に対しては、ステー
ジのθ回転動作を行わず、θ成分をX,Yに分離してス
テージ移動を補正するので、θ回転動作に起因するスル
ープット低下が防止される。
【0078】<半導体製造プロセスの説明>次に上記説
明した露光装置を利用した半導体デバイスの製造プロセ
スを説明する。図15は半導体デバイスの全体的な製造
プロセスのフローを示す。ステップS201(回路設
計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップS
202(マスク製作)では設計した回路パターンを形成
したマスクを製作する。一方、ステップS203(ウエ
ハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造す
る。
【0079】ステップS204(ウエハプロセス)は前
工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを用いて、
リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成
する。次のステップS205(組み立て)は後工程と呼
ばれ、ステップS204によって作製されたウエハを用
いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程
(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の組立て工程を含む。ステップS20
6(検査)ではステップS205で作製された半導体デ
バイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行
う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これ
を出荷(ステップS207)する。
【0080】前工程と後工程はそれぞれ専用の別の工場
で行い、これらの工場毎に上記説明した遠隔保守システ
ムによって保守がなされる。また前工程工場と後工程工
場との間でも、インターネットまたは専用線ネットワー
クを介して生産管理や装置保守のための情報がデータ通
信される。
【0081】図16は上記ウエハプロセスの詳細なフロ
ーを示す。ステップS211(酸化)ではウエハの表面
を酸化させる。ステップS212(CVD)ではウエハ
表面に絶縁膜を成膜する。ステップS213(電極形
成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステ
ップS214(イオン打込み)ではウエハにイオンを打
ち込む。ステップS215(レジスト処理)ではウエハ
に感光剤を塗布する。ステップS216(露光)では上
記説明したX線露光装置によってマスクの回路パターン
をウエハに焼付露光する。ステップS217(現像)で
は露光したウエハを現像する。ステップS218(エッ
チング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取
る。ステップS219(レジスト剥離)ではエッチング
が済んで不要となったレジストを取り除く。
【0082】これらのステップを繰り返し行うことによ
って、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アライメントマークを用いた位置検出の高速化を図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態で利用可能なアライメントマークの
一態様を説明する図である。
【図2】第1の実施形態によるアライメント機構を備え
た露光装置の構成を説明するブロック図である。
【図3】図1のアライメントマーク(FXY1〜4)が
形成されたウエハを示す図である。
【図4】第1の実施形態によるスコープSCをより詳細
に説明する図である。
【図5】ウエハ上のスクライブライン上に構成された図
1のアライメントマークをスコープSCによって観察し
た様子を示す図である。
【図6】横軸に光量をとり、縦軸にアライメントマーク
の計測再現性をとり、光量と計測再現性の関係を示した
図である。
【図7】第1の実施形態によるアライメント処理を説明
するフローチャートである。
【図8】第1の実施形態によるアライメント処理を説明
するフローチャートである。
【図9】第2の実施形態によるスコープSCをより詳細
に説明する図である。
【図10】第2の実施形態によるアライメント処理を説
明するフローチャートである。
【図11】露光装置に用いられる一般的なアライメント
機構の構成を説明するブロック図である。
【図12】一般的なアライメントマークが形成されたウ
エハを示す図である。
【図13】一般的なアライメント処理の概略の手順を説
明するフローチャートである。
【図14】一般的なスコープSCのより詳細な構成を説
明する図である。
【図15】半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフ
ローを示す図である。
【図16】図15のウエハプロセスの詳細なフローを示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 520C Fターム(参考) 2F065 AA03 AA07 AA14 BB02 BB28 CC19 DD06 FF01 FF04 GG04 HH04 HH10 JJ03 JJ05 JJ09 JJ26 LL00 LL02 LL24 LL36 MM03 NN03 NN12 PP12 QQ03 QQ36 QQ47 RR06 UU02 5F046 BA04 EA03 EA09 EB07 FA10 FA16 FB12 FC03 FC04

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定パターンの位置を検出する位置検出
    装置であって、 第1倍率で撮像する第1撮像系と、 前記第1倍率よりも高い第2倍率で撮像する第2撮像系
    と、 前記第1撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パ
    ターンの位置を算出する第1算出手段と、 前記第2撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パ
    ターンの位置を算出する第2算出手段と、を有し 前記第1及び第2撮像系より同タイミングで得られた各
    画像を用いて前記第1及び第2算出手段を実行させて前
    記所定パターンの位置を検出することを特徴とする位置
    検出装置。
  2. 【請求項2】 所定パターンの位置を検出する位置検出
    装置であって、 第1倍率で撮像する第1撮像系と、 前記第1倍率よりも高い第2倍率で撮像する第2撮像系
    と、 前記第1撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パ
    ターンの位置を算出する第1算出手段と、 前記第2撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パ
    ターンの位置を算出する第2算出手段と、 前記第1及び第2撮像系より同タイミングで得られた各
    画像を用いて前記第1及び第2算出手段を実行させ、該
    第1算出手段の算出結果に基づいて該第2算出手段の算
    出結果の有効性を判定する判定手段と、 前記判定手段により有効と判定された場合、前記第2算
    出手段で算出された位置を前記所定パターンの検出位置
    として出力する第1出力手段とを備えることを特徴とす
    る位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段により有効でないと判定さ
    れた場合、前記第1算出手段で算出された位置に基づい
    て前記所定パターンと前記第2撮像系との間の位置合わ
    せをする位置補正手段と、 前記位置合わせの後に前記第2撮像系を用いて撮像され
    た画像を用いて前記所定パターンの位置を算出する再算
    出手段と、 前記再算出手段によって算出された位置を前記所定パタ
    ーンの位置として出力する第2出力手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段は、前記第1算出手段で算
    出された位置が予め決められた範囲内にある場合に、前
    記第2算出手段で算出された位置が有効であると判定す
    ることを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載
    の位置検出装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2撮像系は夫々蓄積時間
    の設定が可能な光電変換素子を有し、 前記第1及び第2算出手段の各々は、 得られた画像に関して光量が所定範囲にあれば該画像に
    基づいて前記所定パターンの位置を算出し、 前記光量が所定範囲外であれば、当該撮像系の光電変換
    素子の蓄積時間をその光量に基づいて設定して再度撮像
    を行い、得られた画像に基づいて前記所定パターンの位
    置を算出することを特徴とする請求項3に記載の位置検
    出装置。
  6. 【請求項6】 前記再算出手段は、 前記第2撮像系より得られた画像に関して光量が所定範
    囲にあれば該画像に基づいて前記所定パターンの位置を
    算出し、 前記光量が所定範囲外であれば、該第2撮像系の光電変
    換素子の蓄積時間をその光量に基づいて設定して再度撮
    像を行い、得られた画像に基づいて前記所定パターンの
    位置を算出することを特徴とする請求項5に記載の位置
    検出装置。
  7. 【請求項7】 前記第1算出手段で用いた第1画像に基
    づいて、前記第2撮像系の光電変換素子の蓄積時間を設
    定する設定手段を更に備え、 前記再算出手段は、前記設定手段で設定された蓄積時間
    で前記第2撮像系による撮像を実行することを特徴とす
    る請求項5に記載の位置検出装置。
  8. 【請求項8】 前記第1撮像系と前記第2撮像系は対物
    部が共通で、光路を互いに切り換えなく分岐しそれぞれ
    の倍率で検出する様に構成されていることを特徴とする
    請求項1〜7のいずれかに記載の位置検出装置。
  9. 【請求項9】 複数のアライメントマークが設けられた
    基板の位置決めを行うための位置決め装置であって、 第1倍率で撮像する第1撮像系と、 前記第1倍率よりも高い第2倍率で撮像する第2撮像系
    と、 前記第1及び第2撮像系を用いてアライメントマークの
    位置を検出するマーク位置検出手段と、ここで該マーク
    位置検出手段は、 前記第1撮像系より得られた画像に基づいて前記アライ
    メントマークの位置を算出する第1算出手段、 前記第2撮像系より得られた画像に基づいて前記アライ
    メントマークの位置を算出する第2算出手段、 前記第1及び第2撮像系より同タイミングで得られた各
    画像を用いて前記第1及び第2算出手段を実行させ、該
    第1算出手段の算出結果に基づいて該第2算出手段の算
    出結果の有効性を判定する判定手段、及び前記判定手段
    により有効と判定された場合、前記第2算出手段で算出
    された位置を前記アライメントマークの検出位置として
    取得する取得手段を有し、 前記取得手段で取得されたアライメントマークの位置に
    基づいて前記基板を位置決めする位置決め手段とを備え
    ることを特徴とする位置決め装置。
  10. 【請求項10】 前記マーク位置検出手段が、 前記判定手段により有効でないと判定された場合、前記
    第1算出手段で算出された位置に基づいて前記アライメ
    ントマークと前記第2撮像系との間の位置合わせをする
    位置補正手段と、 前記位置合わせの後に前記第2撮像系を用いて撮像され
    た画像を用いて前記アライメントマークの位置を算出す
    る再算出手段とを更に備え、 前記取得手段は、前記判定手段により有効でないと判定
    された場合には、前記再算出手段によって算出された位
    置を前記アライメントマークの位置として取得すること
    を特徴とする請求項9に記載の位置決め装置。
  11. 【請求項11】 前記基板を搭載して移動するステージ
    と、 前記複数のアライメントマークのうちの所定数のアライ
    メントマークを前記マーク位置検出手段によって取得す
    る第1取得手段と、 前記第1取得手段によって得られた前記所定数のアライ
    メントマークの位置に基づいて前記基板とステージとの
    位置関係情報を取得する第2取得手段と、 前記所定数のアライメントマーク以外の残りのアライメ
    ントマークの各々について、前記第2取得手段で取得さ
    れた位置関係に基づいて前記第2撮像系による計測位置
    へアライメントマークが来るように前記ステージを移動
    し、該第2撮像系より得られた画像に基づいて位置を取
    得する第3取得手段とを更に備えることを特徴とする請
    求項10に記載の位置決め装置。
  12. 【請求項12】 前記位置関係情報は、前記ステージと
    前記基板との線形ずれ成分を含むことを特徴とする請求
    項11に記載の位置決め装置。
  13. 【請求項13】 前記第3取得手段は、前記線形成分を
    補正する際に、該線形成分をX,Y方向の補正成分に分
    解し、前記ステージのX,Y移動により、前記第2撮像
    系と前記アライメントマークを合わせることを特徴とす
    る請求項12に記載の位置決め装置。
  14. 【請求項14】 前記第1撮像系と前記第2撮像系は対
    物部が共通で、光路を互いに切り換えなく分岐しそれぞ
    れの倍率で検出する様に構成されていることを特徴とす
    る請求項9乃至13のいずれかに記載の位置決め装置。
  15. 【請求項15】 所定パターンの位置を検出する位置検
    出方法であって、 前記所定パターンを第1撮像系により第1倍率で撮像す
    る工程と、 前記所定パターンを第2撮像系により前記第1倍率より
    も高い第2倍率で撮像する工程と、 前記第1撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パ
    ターンの位置を算出する第1算出工程と、 前記第2撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パ
    ターンの位置を算出する第2算出工程と、を有し 前記第1及び第2撮像系より同タイミングで得られた各
    画像を用いて前記第1及び第2算出工程を実行させて前
    記所定パターンの位置を検出することを特徴とする位置
    検出方法。
  16. 【請求項16】 第1倍率で撮像する第1撮像系と、前
    記第1倍率よりも高い第2倍率で撮像する第2撮像系と
    を用いて所定パターンの位置を検出する位置検出方法で
    あって、 前記第1撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パ
    ターンの位置を算出する第1算出工程と、 前記第2撮像系より得られた画像に基づいて前記所定パ
    ターンの位置を算出する第2算出工程と、 前記第1及び第2撮像系より同タイミングで得られた各
    画像を用いて前記第1及び第2算出工程を実行させ、該
    第1算出工程の算出結果に基づいて該第2算出工程の算
    出結果の有効性を判定する判定工程と、 前記判定工程により有効と判定された場合、前記第2算
    出工程で算出された位置を前記所定パターンの検出位置
    として出力する第1出力工程とを備えることを特徴とす
    る位置検出方法。
  17. 【請求項17】 前記判定工程により有効でないと判定
    された場合、前記第1算出工程で算出された位置に基づ
    いて前記所定パターンと前記第2撮像系との間の位置合
    わせをする位置補正工程と、 前記位置合わせの後に前記第2撮像系を用いて撮像され
    た画像を用いて前記所定パターンの位置を算出する再算
    出工程と、 前記再算出工程によって算出された位置を前記所定パタ
    ーンの位置として出力する第2出力工程とを更に備える
    ことを特徴とする請求項16に記載の位置検出方法。
  18. 【請求項18】 前記判定工程は、前記第1算出工程で
    算出された位置が予め決められた範囲内にある場合に、
    前記第2算出工程で算出された位置が有効であると判定
    することを特徴とする請求項16または17のいずれか
    に記載の位置検出方法。
  19. 【請求項19】 前記第1及び第2撮像系は夫々蓄積時
    間の設定が可能な光電変換素子を有し、 前記第1及び第2算出工程の各々は、 得られた画像に関して光量が所定範囲にあれば該画像に
    基づいて前記所定パターンの位置を算出し、 前記光量が所定範囲外であれば、当該撮像系の光電変換
    素子の蓄積時間をその光量に基づいて設定して再度撮像
    を行い、得られた画像に基づいて前記所定パターンの位
    置を算出することを特徴とする請求項17に記載の位置
    検出方法。
  20. 【請求項20】 前記再算出工程は、 前記第2撮像系より得られた画像に関して光量が所定範
    囲にあれば該画像に基づいて前記所定パターンの位置を
    算出し、 前記光量が所定範囲外であれば、該第2撮像系の光電変
    換素子の蓄積時間をその光量に基づいて設定して再度撮
    像を行い、得られた画像に基づいて前記所定パターンの
    位置を算出することを特徴とする請求項19に記載の位
    置検出方法。
  21. 【請求項21】 前記第1算出工程で用いた第1画像に
    基づいて、前記第2撮像系の光電変換素子の蓄積時間を
    設定する設定工程を更に備え、 前記再算出工程は、前記設定工程で設定された蓄積時間
    で前記第2撮像系による撮像を実行することを特徴とす
    る請求項19に記載の位置検出方法。
  22. 【請求項22】 前記第1撮像系と前記第2撮像系は対
    物部が共通で、光路を互いに切り換えなく分岐しそれぞ
    れの倍率で検出する様に構成されていることを特徴とす
    る請求項15乃至21のいずれかに記載の位置検出方
    法。
  23. 【請求項23】 第1倍率で撮像する第1撮像系と、
    前記第1倍率よりも高い第2倍率で撮像する第2撮像系
    とを用いて、複数のアライメントマークが設けられた基
    板の位置決めを行うための位置決め方法であって、 前記第1及び第2撮像系を用いて前記基板上のアライメ
    ントマークの位置を検出するマーク位置検出工程と、こ
    こで該マーク位置検出工程は、 前記第1撮像系より得られた画像に基づいて前記アライ
    メントマークの位置を算出する第1算出工程、 前記第2撮像系より得られた画像に基づいて前記アライ
    メントマークの位置を算出する第2算出工程、 前記第1及び第2撮像系より同タイミングで得られた各
    画像を用いて前記第1及び第2算出工程を実行させ、該
    第1算出工程の算出結果に基づいて該第2算出工程の算
    出結果の有効性を判定する判定工程、及び前記判定工程
    により有効と判定された場合、前記第2算出工程で算出
    された位置を前記アライメントマークの検出位置として
    取得する取得工程を有し、 前記取得工程で取得されたアライメントマークの位置に
    基づいて前記基板を位置決めする位置決め工程とを備え
    ることを特徴とする位置決め方法。
  24. 【請求項24】 前記マーク位置検出工程は、 前記判定工程により有効でないと判定された場合、前記
    第1算出工程で算出された位置に基づいて前記アライメ
    ントマークと前記第2撮像系との間の位置合わせをする
    位置補正工程と、 前記位置合わせの後に前記第2撮像系を用いて撮像され
    た画像を用いて前記アライメントマークの位置を算出す
    る再算出工程とを更に備え、 前記取得工程は、前記判定工程により有効でないと判定
    された場合には、前記再算出工程によって算出された位
    置を前記アライメントマークの位置として取得すること
    を特徴とする請求項23に記載の位置決め方法。
  25. 【請求項25】 前記複数のアライメントマークのうち
    の所定数のアライメントマークを前記マーク位置検出工
    程によって取得する第1取得工程と、 前記第1取得工程によって得られた前記所定数のアライ
    メントマークの位置に基づいて前記基板と該基板を搭載
    するステージとの位置関係情報を取得する第2取得工程
    と、 前記所定数のアライメントマーク以外の残りのアライメ
    ントマークの各々について、前記第2取得工程で取得さ
    れた位置関係に基づいて前記第2撮像系による計測位置
    へアライメントマークが来るように前記ステージを移動
    し、該第2撮像系より得られた画像に基づいて位置を取
    得する第3取得工程とを更に備えることを特徴とする請
    求項24に記載の位置決め方法。
  26. 【請求項26】 前記位置関係情報は、前記ステージと
    前記基板との線形ずれ成分を含むことを特徴とする請求
    項25に記載の位置決め方法。
  27. 【請求項27】 前記第3取得工程は、前記線形成分を
    補正する際に、該線形成分をX,Y方向の補正成分に分
    解し、前記ステージのX,Y移動により、前記第2撮像
    系と前記アライメントマークを合わせることを特徴とす
    る請求項26に記載の位置決め方法。
  28. 【請求項28】 前記第1撮像系と前記第2撮像系は対
    物部が共通で、光路を互いに切り換えなく分岐しそれぞ
    れの倍率で検出する様に構成されていることを特徴とす
    る請求項23乃至27のいずれかに記載の位置決め方
    法。
  29. 【請求項29】 請求項9乃至14のいずれかに記載の
    位置決め装置と、 前記位置決め装置によりウエハの位置決めを行って、該
    ウエハの露光処理を実行する露光手段とを備えることを
    特徴とする露光装置。
  30. 【請求項30】 請求項9乃至14のいずれかに記載の
    位置決め装置により位置決めを行って露光処理を実行し
    た被露光体を用いてデバイスを製造することを特徴とす
    るデバイスの製造方法。
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