JP2003072652A - 折り畳み二輪車両を四輪車両に搭載するための搭載構造 - Google Patents
折り畳み二輪車両を四輪車両に搭載するための搭載構造Info
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-
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Abstract
畳み可能にした二輪車両10を、四輪車両70のドア7
2、側壁73,74、後壁75に収納可能にした。 【効果】 二輪車両の車幅がライセンスナンバープレー
トの幅と同等にハンドルやステップを折り畳むことがで
きるため、二輪車両を四輪車両に搭載するときの収納ス
ペースを小さくすることができ、四輪車両の車室スペー
スを十分に確保することができ、また、二輪車両の四輪
車両への搭載作業を容易に行うことができる。
Description
両を四輪車両へ搭載する場合の収納スペースを小さくす
るとともに、四輪車両へ二輪車両を容易に搭載できるよ
うにした折り畳み二輪車両を四輪車両に搭載するための
搭載構造に関する。
ための二輪車側の搭載構造としては、例えば、特開平7
−228284号公報「三輪自転車」に記載されたもの
が知られている。上記公報の図3には、ハンドルポスト
部分を後方へ折り畳んで車室内に搭載状態にある三輪車
が記載され、同公報の図2には、前輪2輪後1輪の三輪
自転車の平面図が記載されている。
車載状態では、前輪2輪のために車幅が大きくなり、し
かも足踏みレバー3の先端に設けたペダルが左右に突出
しているために、収納スペースの幅が大きくなり、単に
四輪車両に搭載することだけを目的とし、その省スペー
ス化に何も配慮がないので、車室内に大きな専有スペー
スを必要とし、また、折り畳んだ三輪自転車の車載作業
も容易ではない。
両を四輪車両に搭載するための搭載構造を改良すること
で、折り畳んだ二輪車両の収納スペースを小さくすると
ともに、従来になかった四輪車両の部位に二輪車両を搭
載可能とし、四輪車両へ二輪車両を容易に搭載できるよ
うにすることにある。
に請求項1は、ライセンスナンバープレートの幅と同等
に折り畳み可能にした二輪車両を、四輪車両の車体構成
部材に収納可能にしたことを特徴とする。
ートの幅と同等であるため、二輪車両を四輪車両に搭載
するときの収納スペースを小さくすることができ、四輪
車両の車室スペースを十分に確保しながら二輪車両を四
輪車両へ搭載することが可能となり、また、二輪車両の
四輪車両への搭載作業も容易に行うことができる。
前部にハンドルポストを車体前後方向に折り畳み可能に
取付け、このハンドルポストにハンドルを車幅方向に折
り畳み可能に取付け、車体の側部下部にステップを車幅
方向に折り畳み可能に取付け、車体に、前輪を支持する
前輪支持部材を車体後方へスイング可能に取付け、車体
に、後輪を支持する後輪支持部材を車体前方へスイング
可能に取付けることで、略直方体となるようにしたこと
を特徴とする。
前後輪を折り畳んで折り畳み二輪車両を略直方体にする
ことで、四輪車両側に設けた二輪車両の収納スペースを
略直方体とすればよく、収納スペースの設計自由度を増
すことができる。
ーを備えると共に、このバックミラーを、ハンドル折り
畳み時におけるハンドルの車幅方向の間隔とほぼ同一に
なるようにハンドルに回転可能に取付けたことを特徴と
する。ハンドル端部に備えたバックミラーをハンドルに
回転可能に取付けたことで、ハンドル折り畳み時に車幅
方向に突出しがちなバックミラーをより一層コンパクト
に折り畳むことができる。
側壁又は後壁としたことを特徴とする。二輪車両を収納
する車体構成部材を四輪車両の側壁又は後壁とすること
で、二輪車両を側壁又は後壁の強度メンバとして構成す
ることができるので、四輪車両を軽量化でき、また、幅
の小さな二輪車両を側壁又は後壁内に収納することで、
例えば、車室内の一部に収納するのに比べてまとまった
大きな車室スペースを形成することができ、車室スペー
スをより有効に利用することができる。
内部を透視可能な外パネル材を備えることを特徴とす
る。四輪車両に搭載した二輪車両が外部から目視可能に
なり、折り畳んだ二輪車両を搭載していることが一見し
てわかる四輪車両が特徴のあるデザインとなり、商品魅
力を向上させることができる。
アとしたことを特徴とする。例えばドアを開けて、ドア
の端からドア内に二輪車両を収納するようにすれば、二
輪車両の搭載作業を容易に行うことができる。
車両の搭載時に地面とドアとに掛け渡すことのできるレ
ール部材を備えることを特徴とする。レール部材の上を
二輪車両を移動させるようにすれば、二輪車両の搭載を
容易に行うことができる。
て、電動モータにより、レール部材を上げ下げ可能にし
たことを特徴とする。レール部材が電動リフタとなり、
積みおろしが一層楽になる。
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る折り畳み二輪車両の斜
視図であり、折り畳み二輪車両10(以下「二輪車両1
0」と記す。)は、一部を折り畳んで外形寸法を小さく
し、例えば四輪車両等に積載することができる折り畳み
式の車両である。
12を矢印,の向きにそれぞれ移動、即ち折り畳
み、シート13を前方(矢印の向き)に移動させ、後
部に取付けたライセンスナンバープレート14(以下で
は単に「ナンバープレート14」と記す。)の幅B内に
入るように突出部分、例えば運転者の足載せとするステ
ップ15,16(奥側のステップ16は不図示)、ハン
ドル17,18及びバックミラー21,22をそれぞれ
矢印〜の向きに折り畳み、更にハンドル17,18
を支持するハンドルポスト23を車体後方(矢印の向
き)に折り畳むことができる。
る電動モータを低速で作動させて前後輪11,12を折
り畳む、又は前後輪11,12を折り畳んだ状態から元
の走行時の位置に戻す(この動作を以降は「前後輪1
1,12を広げる」と表現する。)ためにハンドル18
に設けたモータ作動スイッチ(折り畳みスイッチ)であ
り、このモータ作動スイッチ24の図示せぬ可動部を
「畳む」と記載した側へ倒せば、前後輪11,12を折
り畳むことができ、「広げる」と記載した側へ倒せば、
前後輪11,12を広げることができる。
り、二輪車両10は、車体フレーム25の前端にヘッド
パイプ26を取付け、このヘッドパイプ26にハンドル
軸27を回転可能に取付け、このハンドル軸27の上端
に上部アーム28を取付け、この上部アーム28にハン
ドルポスト23を車体前後方向に揺動可能に取付け、こ
のハンドルポスト23の上部に左右一対のハンドル1
7,18(奥側のハンドル18はアクセルでもあり図1
参照)を左右方向内側に折り畳み自在に取付け、ハンド
ル17,18のそれぞれの先端にそれぞれバックミラー
21,22(奥側のバックミラー22は不図示)をハン
ドルの軸を中心にして前後方向に回転可能に取付け、ハ
ンドル軸27の下端に下部アーム36を取付け、この下
部アーム36の後部に前輪11を左側から片持ちするフ
ロントスイングアーム37を揺動可能に取付け、このフ
ロントスイングアーム37の端部に前輪11を回転可能
に取付け、この前輪11の上部をスイングアーム37に
取付けたフロントフェンダ38で覆ったものである。
の下部に左右一対のアンダーフレーム39を取付け、そ
の上に左右一対のバッテリ41を取付け、車体フレーム
25の後部に後輪支持部材としてのリヤスイングアーム
42をスイング可能に取付け、このリヤスイングアーム
42の端部に後輪12を回転可能に取付け、この後輪1
2の上部をリヤフェンダ43で覆い、車体フレーム25
の後部からシートポスト44を立ち上げ、このシートポ
スト44の上端にシートフレーム45及び左右一対のシ
ートレール46を取付け、このシートレール46にシー
ト13を車体前後方向にスライド可能に取付け、このシ
ート13の後部にテールランプ47を一体に取付け、こ
のテールランプ47の下部にブラケット48を介してナ
ンバープレート14を取付け、車体フレーム25の下部
で、左側のアンダーフレーム39にスタンド51を上下
回転可能に取付け、車体フレーム25の左右両側部下部
にフロア状のステップ15,16(奥側のステップ16
は不図示)を上方へ回転可能に取付けたことを示す。
7のためのフロントスイング軸、58はリヤスイングア
ーム42のためのリヤスイング軸、61はヘッドラン
プ、62はフロントカバー、63,64は車体左右割り
のサイドカバー(奥側のサイドカバー64は不図示)
で、左右を合せた状態では、シート下のシートレール4
6間に開口部が形成され、その開口部内の左右サイドカ
バー間で、ヘルメット又は物入れスペーサを形成する。
66はシートレール46の下方にシートレールに引っか
けて設けた小物収納用の収納ネット、67はシートポス
ト44に取付けたコントロールユニットである。
1とコントロールユニット67で駆動する後述の電動モ
ータを内蔵したホイールインモータ式の車輪である。シ
ート13は、図の乗車位置から車体後方へスライドさせ
ることで収納ネット66の上方を開口させ、前述の開口
部から収納ネット66内への小物等の出入れを可能にす
る。
用を簡単に説明する。図3は本発明に係る二輪車両の折
り畳みを説明する作用図であり、図1に示した矢印〜
に対応させて順に説明する。 1)図2に示した状態で、まず前輪11のブレーキを掛
け、前輪11をロックさせた上で後輪12の電動モータ
を作動させる為のスイッチを投入する。即ち、後輪12
を走行時と同じ回転方向(正転方向である。)に回転さ
せ、これにより、図3において、後輪12が前輪11に
近づくために、前輪11側のフロントスイングアーム3
7及び後輪12側のリヤスイングアーム42は、それぞ
れフロントスイング軸57、リヤスイング軸58を中心
にして矢印,の向きにスイングする。前述のスイッ
チが投入されると、コントロールユニットは後述する手
順で、前後輪のロック機構を解除してからモータを駆動
させる。
のハンドル18は不図示)を内側に折り畳み、バックミ
ラー21,22(奥側のバックミラー22は不図示)を
矢印のように折り畳み、ハンドルポスト23を矢印
のように車体後方へ倒し、ハンドル17,18及びバッ
クミラー21,22を前記開口部を通して車体内に収納
する。この際、収納ネット66とハンドル17,18は
干渉しないので、荷物を入れたままでも折り畳みが可能
である。
移動させる。 4)ステップ15,16(奥側のステップ16は不図
示)を矢印のように上方へ跳ね上げる。
る。なお、折り畳み順は、上記したものに限らず、例え
ば、シート13を前方へ移動した後に、折り畳んだハン
ドル17,18と共にハンドルポスト23を後方へ倒し
てもよい。前輪11及び後輪12の折り畳みによって車
体の最低地上高が図2に示した走行時の最低地上高より
も高くなるため、スタンド51を図2に示した位置から
更に下方へスイングさせた位置に固定する。二輪車両1
0を折り畳んだ状態では、二輪車両10は、左右に偏平
な略直方体形状となり、原付のナンバープレート170
mmの巾と略同等の巾になる。これによれば、四輪車両
の構成部材、特に外板の中に収納が容易となり、四輪車
体の補強及び二輪車両の搭載の両立が可能となる。
搭載した状態を示す斜視図であり、四輪車両70の車体
を構成するサイドボデー71に取付けたドア72内に二
輪車両10を収納した状態を示す。二輪車両10は、前
述したように、ナンバープレートの幅内に車幅が収まる
ように各部を折り畳んだものであるから、収納するスペ
ースの幅を小さくすることができ、ドア72を薄くする
ことができるから、四輪車両70の車室スペースを十分
に確保することができる。
イプ材にて外形のみを構成したドア72及び車体構成部
材としての側壁73,74に、内部を透視可能な透明又
は半透明な外パネル材(ガラス等)としてのアウタパネ
ル76,77,78を備えたものであるため、四輪車両
70に搭載した二輪車両10が外部から目視可能にな
り、折り畳んだ二輪車両10を搭載していることが一見
してわかる四輪車両70が特徴のあるデザインとなり、
商品魅力を向上させることができる上、積みおろし忘れ
などの心配もない。
ースSに車載用発電機301を配置したものであり、こ
の車載用発電機301は、水冷4サイクルエンジン一体
型でスタータを内蔵した多極オルタネータであり、詳細
は後述する。
種の二輪車両を示す斜視図であり、四輪車両70の左側
のドア72内に二輪車両10を収納し、右側のドア79
内に折り畳み二輪車両80(以下単に「二輪車両80」
と記す。)を収納した状態を示す。二輪車両80につい
ては、後で詳述する。このように、四輪車両10には、
複数の二輪車両10,80をドア72,79、あるいは
他の車体構成部材に配置することができる。
積み降ろしの作用を図6〜図8で説明する。図6
(a),(b)は本発明に係る二輪車両の積み降ろしの
作用及びそのための構成を説明する作用図(前半)であ
り、二輪車両を降ろす場合を示す。(a)において、ま
ず、ドア72を開け、所定角度(約85゜)開いた位置
でドアが動かないように図示せぬドア固定機構で固定す
る。ドア72は、二輪車両10を水平にスライドさせる
スライド装置81及び二輪車両10を昇降させる昇降装
置82を備える。
イドロックを外し、二輪車両10をスライド装置81に
よって後述する押え部材を引っぱって、ドア72の内側
から外側へ引出す。スライド装置81は、ドア72の下
部に設けたレール部材83と、このレール部材83にス
ライド可能に取付けるとともに二輪車両10を載せるス
ライド板84と、このスライド板84の端部上部に脱着
可能に取付けるとともに二輪車両10の後部を押える押
え部材85とからなる。押え部材85は、二輪車両10
に設けた金属部材(ナンバープレート14でも可)又は
磁石と吸着するマグネット85aを備える。
両の積み降ろしの作用及びそのための構成を説明する作
用図(後半)であり、二輪車両を降ろす場合を示す。
(a)において、ドア72に設けた昇降装置82を四輪
車両のメーター廻りに設けたスイッチを操作し(ドア内
側にスイッチを設けても良い)、レール部材83を下降
させることで、スライド板84に載せた二輪車両10を
下降させ、スライド板84から押え部材85(図6
(b)参照)を取外す。
たリンク86・・・(・・・は複数個を表わす。以下同様。)
からなる平行リンク87と、この平行リンク87を駆動
する駆動装置88と、平行リンク87へ作用する下方へ
の力を軽減するためにドア72の下端及びレール部材8
3に渡したガスダンパースプリング91とからなる。な
お、92は、二輪車両10の前輪11を押えて前方へ移
動しないようにスライド板84の前部に取付けたストッ
パ部材である。10aは押え部材85が吸着する二輪車
両10側に設けたマグネットである。これにより出し入
れが一層容易に行える。
(不図示)を出し、二輪車両10をスライド板84から
下ろして自立させる。これで、四輪車両70から二輪車
両10を降ろす作業が完了する。また、四輪車両70に
二輪車両10を積むには、以上説明したのとは逆に行え
ばよい。
及び昇降装置82を設けたことで、四輪車両70に対す
る二輪車両10の積み降ろし作業を容易に且つ迅速に行
うことができる。
た昇降装置を示す斜視図であり、昇降装置82の駆動装
置88は、動力源となる電動モータ88aと、この電動
モータ88aの出力軸に連結した第1ウォームギヤ88
bと、この第1ウォームギヤ88bに噛み合う第2ウォ
ームギヤ88cと、この第2ウォームギヤ88cに一体
的に取付けるとともにドア72内に両端を回転可能に取
付けた第1シャフト88dと、この第1シャフト88d
に取付けたドライブギヤ88eと、このドライブギヤ8
8eに噛み合う扇状のドリブンギヤ88fと、このドリ
ブンギヤ88fに取付けるとともにリンク86,86を
一体的に取付け、しかも両端をドア72内のフレーム8
8g,88gに回転可能に取付けた第2シャフト88h
と、前述の電動モータ88aの回転方向を切換える、即
ち、レール部材83の昇降を切換える昇降切換スイッチ
88j(四輪車両のメータパネル近傍、又はドアの内側
に設けられる)とからなる。なお、88m,88nは可
動接点、88p,88q,88rは固定接点、88tは
バッテリである。第1・第2ギヤをウォームギヤとした
ので、電動モータに通電していなくても昇降装置82の
位置を保持できる。
に接続し、可動接点88nを固定接点88qに接続した
ときにバッテリ88tから電動モータ88aへの通電に
よってレール部材83が下降するとすれば、可動接点8
8mを固定接点88qに接続し、可動接点88nを固定
接点88rに接続したときにバッテリ88tから電動モ
ータ88aへの通電によってレール部材83は上昇す
る。
両の積み降ろしの別の作用及びそのための構成を説明す
る作用図(前半)であり、二輪車両を積む場合を示す。
(a)において、四輪車両のドア94を開け、このドア
94内からレール部材95を外部に引出して、レール部
材95をドア94と地面とに掛け渡す。このように、ド
ア94は、引出し可能で、二輪車両10の積み降ろし時
に地面とドア94とに掛け渡すことのできるレール部材
95を備える。
を載せ、この台車96を矢印のようにレール部材95に
沿わせて押上げる。予め台車96をレール部材95に設
置して、そのレール部材95上に二輪車両10を載せて
も良い。台車96は、二輪車両10を載せる載置部97
と、二輪車両10の後輪12を押えるために載置部97
の後部に設けた後部ストッパ98と、載置部97の後端
側部から立ち上げた取っ手101と、レール部材95上
を転がるように載置部97の下面に設けた図示せぬ複数
のローラとからなる。
車両の積み降ろしの別の作用及びそのための構成を説明
する作用図(後半)であり、二輪車両を積む場合を示
す。(a)において、台車96を取っ手101を掴んで
レール部材95上を押上げ、矢印のように台車96ごと
二輪車両10をドア94内に押入れる。
ドア94内に収めた状態を示す。このとき、ドア94内
を台車96及び二輪車両10が移動しないように図示せ
ぬロック機構で固定する。これで、二輪車両10を四輪
車両70に積む作業が完了する。本例では、左側ドア内
に二輪車両を搭載したが、これに限らず右側のドアや後
側のドアにも同様に適用できることは言うまでもなく、
ドアは外へ開く以外に車室内に開くタイプでも良い。そ
の場合、一旦車室へラダーレールを使って二輪車両を搭
載してからドア内へ収納するので、ドア内に昇降機構が
不要となり、軽量なドアとすることができる。
発明は第1に、ナンバープレート14の幅B内に折り畳
み可能にした二輪車両10を、四輪車両70のドア7
2、側壁73,74、後壁75に収納可能にしたことを
特徴とする。
幅Bと同等、又は幅B内に収まるため、二輪車両10を
四輪車両70に搭載するときの収納スペースを小さくす
ることができ、四輪車両70の車室スペースを十分に確
保することができ、また、二輪車両10の四輪車両70
への搭載作業を容易に行うことができる。
ように、二輪車両10を、車体の前部にハンドルポスト
23を車体前後方向に折り畳み可能に取付け、このハン
ドルポスト23にハンドル17,18を車幅方向に折り
畳み可能に取付け、車体の側部下部にステップ15,1
6を車幅方向に折り畳み可能に取付け、車体に、前輪1
1を支持するフロントスイングアーム37を車体後方へ
スイング可能に取付け、車体に、後輪12を支持するリ
ヤスイングアーム42を車体前方へスイング可能に取付
けることで、略直方体となるようにしたことを特徴とす
る。
8、ステップ15,16及び前後輪11,12を折り畳
んで二輪車両10を略直方体にすることで、四輪車両7
0(図4参照)側に設けた二輪車両10の収納スペース
を略直方体とすればよく、収納スペースの設計自由度を
増すことができる。
37において、ハンドル17,18の端部にバックミラ
ー21,22を備えると共に、これらのバックミラー2
1,22を、ハンドル17,18の折り畳み時における
ハンドル17,18の車幅方向の間隔とほぼ同一になる
ようにハンドル17,18に回転可能に取付けたことを
特徴とする。
ミラー21,22をハンドル17,18に回転可能に取
付けたことで、ハンドル17,18部分をより一層コン
パクトに折り畳むことができる。
四輪車両70の車体構成部材を、側壁73,74又は後
壁75としたことを特徴とする。二輪車両10を収納す
る車体構成部材を四輪車両70の側壁73,74又は後
壁75とすることで、二輪車両10を側壁73,74又
は後壁75の強度メンバとして構成することができ、ま
た、幅の小さな二輪車両10を側壁73,74又は後壁
75内に収納することで、例えば、車室内の一部に収納
するのに比べてまとまった大きな車室スペースを形成す
ることができ、車室スペースをより有効に利用すること
ができる。
輪車両70のドア72、側壁73,74、後壁75の少
なくとも1ヶ所に、内部を透視可能なアウタパネル7
6,77,78を備えることを特徴とする。四輪車両7
0に搭載した二輪車両10が外部から目視可能になり、
折り畳んだ二輪車両10を搭載していることが一見して
わかる四輪車両70が特徴のあるデザインとなり、商品
魅力を向上させることができる。
うに、四輪車両70の車体構成部材をドア72としたこ
とを特徴とする。例えばドア72を開けて、ドア72の
端からドア72内に二輪車両10を収納するようにすれ
ば、二輪車両10の搭載作業を容易に行うことができ
る。
たように、ドア94に、引出し可能で、二輪車両10の
搭載時に地面とドア94とに掛け渡すことのできるレー
ル部材95を備えることを特徴とする。レール部材95
の上を二輪車両10を移動させるようにすれば、二輪車
両10の搭載を容易に行うことができる。
構造を示す分解斜視図であり、後輪12のホイール68
を示す。後輪12のホイール68は、リヤスイングアー
ム42側に設けた図示せぬ回転センサにより検出される
センサ用磁石リング106と、複数の永久磁石107,
108を磁性体リング111の内側に交互に並べた回転
磁石体112と、この回転磁石体112をホイール68
内に固定するための固定用リング113とを備え、リヤ
スイングアーム42は、ステータコイルを一体に支持す
るステータ115を備える。
回転数を検出するためのものである。これらの回転磁石
体112及びステータ115は、三相のブラシレス電動
モータ116を構成する部材である。なお、117は後
輪12の車軸である。
構造を示す断面図(分解図)であり、ホイール68は、
車軸117を受けるハブ部121と、このハブ部121
から径外方に広がるディスク部122と、このディスク
部122の外周に設けたリム部123とからなり、この
リム部123にタイヤ124を装着した部材である。デ
ィスク部122は、リヤスイングアーム42に面する側
にドラムブレーキ126を構成するドラム127を一体
成形した部分である。なお、128は後述するブレーキ
シューが当接する耐摩耗性を高めるためにドラム127
の内側にインサート成形した鋳鉄製ライナ、131は回
転磁石体112を嵌めるためにリム部123の内面に設
けた磁石体嵌合部、132は固定用リング113を嵌め
る環状溝、133・・・は回転磁石体112の回転方向の
位置決めを行うための120゜ごと3本の位置決めピン
である。
周囲に凸部135を設け、この凸部135にステータ1
15をボルト137・・・で取付け、また、凸部135で
ブレーキパネル(ドラムブレーキ126の構成品であ
る。)を兼ねる部材である。即ち、凸部135は、ドラ
ム127の鋳鉄製ライナ128の内周面に当てるブレー
キシュー(不図示)のスイング軸となるブレーキシュー
軸138,138(一方のブレーキシュー軸138は不
図示)と、ブレーキシューをドラム側に移動させるカム
141を一端に形成するとともに他端にブレーキ操作に
伴ってスイングするアーム部材142を一体的に取付け
たカム軸143とを取付けた部分である。
構造を示す断面図であり、リヤスイングアーム42の凸
部135に車軸117、電動モータ116のステータ1
15、ドラムブレーキ126のブレーキシュー軸13
8,138(一方の符号138は不図示)及びカム軸1
43を取付け、車軸117にベアリング145,146
を介してホイール68を回転可能に取付け、このホイー
ル68のディスク部122にドラムブレーキ126のド
ラム127を一体成形するとともにセンサ用リング10
6をボルト147・・・で取付け、リム部123の内周面
に回転磁石体112を取付けた状態を示す。なお、14
8はカラー、151,152はダストシール、153は
ワッシャ、154はナット、155はアーム部材142
のリターンスプリング、156はタイヤの空気バルブで
ある。
駆動する電動モータ116を内蔵するとともに、この電
動モータ116の径方向内側にホイール68を制動する
ドラムブレーキ126を配置したものであるから、電動
モータ116とドラムブレーキ126とを同心円状に配
置することができ、ホイール68の幅を小さくして小型
で且つコンパクトなホイール68とすることができる上
に、モータの熱の影響をドラムブレーキが受けることな
く、制動の性能を維持できる。このようなホイール構造
は、前輪11(図2参照)に採用してもよい。
キ126は、ホイール68のディスク部122の同じ側
に設けたものであるから、ホイール68への電動モータ
116及びドラムブレーキ126の組付性、電動モータ
116及びドラムブレーキ126のメンテナンス性を向
上させることができる。
後輪支持部材としてのリヤスイングアーム42は、ドラ
ムブレーキ126のブレーキパネルを兼ねるとともに電
動モータ126のステータ115を取付けたものである
から、ステータの取付部材、ブレーキパネルを特別に設
けるのに比べて部品数を減らすことができ、また、生産
時にリヤスイングアーム42にドラムブレーキ126の
部品(ブレーキシュー軸138、ブレーキシュー、カム
軸143、アーム部142等である。)やステータ11
5を小組みしておくことができ、また、別に、ホイール
68にセンサ用リング106、回転磁石体112を小組
みしておくことができ、小組みしておいたリヤスイング
アーム42に、小組みしておいたホイール68を取付け
るようにすれば、生産性を高めることができる。
2を備えることで、例えば、ステータをホイール側に備
えるのに比べて、本発明では、ステータ115に通電す
るためのスリップリング機構等が不要になり、構造が簡
単になる。また、回転磁石体112を、磁性体リング1
11と、この磁性体リング111に固定した永久磁石1
07・・・,108・・・とから構成したことで、予め永久磁
石107・・・,108・・・を固定した磁性体リング111
をホイール68に取付けることができ、例えば、ホイー
ルに直接に永久磁石を取付けるよりも組付性を向上させ
ることができる。
要部斜視図であり、ハンドル軸27の下部に下部アーム
36を取付け、この下部アーム36にフロントスイング
軸57を介してフロントスイングアーム37を取付け、
このフロントスイングアーム37の上部に窓部158を
設け、この窓部158に挿入する突出片161を下部ア
ーム36の下面に設けたことを示す。なお、162,1
62はブレーキシュー軸138にカム軸143によりそ
れぞれスイング可能に取付けたブレーキシューである。
スイングアームを説明する斜視図であり、フロントスイ
ングアーム37の上部に、フロントスイングアーム37
のスイングをロックするスイングアームロック機構16
4を設けたことを示す。スイングアームロック機構16
4は、アームロックピン165と、このアームロックピ
ン165の端部に連結したケーブル166とを備える。
ントスイングアームのスイングアームロック機構を説明
する断面図であり、(a)は図13のa−a線断面図、
(b)は(a)のb矢視図である。(a)において、ス
イングアームロック機構164は、前述のアームロック
ピン165と、ケーブル166と、窓部158から挿入
するとともにアームロックピン165の先端が結合する
前述の突出片161と、アームロックピン165を先端
側に押出すスプリング167とからなる。なお、168
はケーブル166に移動可能に挿入したワイヤ、171
はワイヤ168の先端に取付けることでアームロックピ
ン165に連結させるためのワイヤ端部材である。
が貫通する貫通穴161aを設けたピン貫通部材161
bと、アームロックピン165の先端位置を規制するス
トッパ部材161cとを隙間を開けて二枚重ねにした部
材である。なお、161dはピン貫通部材161bの先
端に形成した湾曲部である。アームロックピン165
は、中間部に設けた鍔部165aと、先端部に形成した
テーパ部165bとを備える。
ン165aと一体に設けた検知片であり、174はアー
ムロックピン165が軸方向へ移動するのに伴う検知片
173の移動によりオンオフするロック検知スイッチで
ある。
体174aと、このスイッチ本体174aに出入りする
とともに内から外へスプリング(不図示)の弾性力で押
出したロッド174bと、このロッド174bの先端に
当てるようにしたローラ付きアーム174cとからな
り、ロッド174bを外から内へ押し込むことでオン、
内から外へ突出させることでオフになる。なお、174
dはローラ付きアーム174cのストッパとなるストッ
パピンである。
61aにアームロックピン165が貫通した状態、即ち
ロック状態では、検知片173がローラ付きアーム17
4cを介してロッド174bを押し込むため、ロック検
知スイッチ174はオンになる。
す要部側面図であり、フロントスイングアーム37のス
イングアームロック解除機構176について説明する。
スイングアームロック解除機構176は、図16
(a),(b)に示した突出片161とアームロックピ
ン165との結合を解除することで、図16に示すフロ
ントスイングアーム37が下部アーム36に対して車体
後方へスイングすることができるようにするものであ
り、ケーブル166のワイヤ168の端部にワイヤ端部
材177を取付け、このワイヤ端部材177をソレノイ
ド式のアクチュエータ178に連結した状態を図に示
す。なお、181,182はアクチュエータ178に通
電するための導線、183はケーブル166の端部を取
付けるために車体側に設けた端部取付部材、184はフ
ロントスイングアーム37が最もスイングした(即ち、
折り畳みが完了した)ときにフロントフェンダ38又は
スイングアーム37が当接して、これを検知する前輪折
り畳み検知スイッチである。
す要部側面図であり、リヤスイングアーム42及び後輪
12を示したものである。二輪車両10の車体側には、
リヤスイング軸58の近傍に、リヤスイングアーム42
が最もスイングした(即ち、折り畳みが完了した)とき
に、リヤフェンダ43又はスイングアーム42の当接を
検知する後輪折り畳み検知スイッチ186を設けた。な
お、後輪12側についても、前輪11(図17参照)側
に設けたスイングアームロック機構164(図15参
照)及びスイングアームロック解除機構176(図17
参照)と同様の機構を備える。
畳みの作用を次に説明する。図19は本発明に係る二輪
車両の前後輪の折り畳み要領を説明するフロー図であ
る。ST××はステップ番号を示す。 ST01…ハンドルに設けた折り畳みスイッチ(ここで
は、モータ作動スイッチを、「畳む」側に倒して使用す
るという意味で、折り畳みスイッチとする。)がオンか
どうか判断する。折り畳みスイッチがオフである(N
O)場合は、再度ST01を実行する。折り畳みスイッ
チがオンである(YES)場合は、ST02に進む。
て、フロントブレーキを作動させたかどうか判断する。
フロントブレーキを作動させていない(NO)場合は、
再度ST02を実行する。フロントブレーキを作動させ
た(YES)場合は、ST03に進む。
リヤブレーキを作動させていないかどうか判断する。リ
ヤブレーキを作動させた(NO)場合は、再度ST02
を実行する。リヤブレーキを作動させていない(YE
S)場合は、ST04に進む。
エータを作動させ、フロントスイングアーム及びリヤス
イングアームのロックを解除する。 ST05…フロントスイングアーム及びリヤスイングア
ームをロックするロックピンのロック検知スイッチがオ
フかどうか(即ち、フロントスイングアーム及びリヤス
イングアームがロックしていないかどうか)判断する。
ロック検知スイッチがオン(NO)の場合(即ち、ロッ
ク状態を検知した場合)は、再度ST05を実行する。
ロック検知スイッチがオフ(YES)の場合(即ち、ロ
ック解除を検知した場合)は、ST06に進む。
転させて前後輪の折り畳みを開始する。 ST07…電動モータに通電を開始してからの経過時間
tが所定時間tstよりも小さいかどうか判断する。t
≧tstである(NO)場合は、ST09に進む。これ
は、通常なら正常に折り畳まれている時間以上たっても
折り畳みが完了しない、つまり、何らかの不具合がある
と判断し、モータの保護の為、通電をカットする目的で
ある。t<tstである(YES)場合は、ST08に
進む。
がオンかどうか、即ち、前後輪とも完全に折り畳まれた
かどうか判断する。前後輪の折り畳み検知スイッチがオ
フ(NO)の場合は、再度ST07を実行する。前後輪
の折り畳み検知スイッチがオン(YES)の場合は、S
T09に進む。 ST09…電動モータ及びソレノイドへの通電を停止す
る。
前後輪の折り畳みの作用を説明する。まず、図1におい
て、右側のハンドル18に設けたモータ作動スイッチ2
4を「畳む」側へ倒す。
ントブレーキレバー(不図示)を握ってフロントブレー
キを作動させるとともに後述するブレーキロックレバー
でフロントレバーをロックし、且つ左側のハンドル17
に設けたリヤブレーキレバー(不図示)を握らずにリヤ
ブレーキを作動させていなければ、フロントブレーキを
作動させたことをフロントブレーキ作動検知スイッチ
(不図示)で検知し、リヤブレーキを作動させていない
ことをリヤブレーキ作動検知スイッチ(不図示)で検知
して、制御装置(不図示)は、図17に示したソレノイ
ドに通電しアクチュエータ178を作動させる。
ングアームロック解除機構の作用を説明する作用図であ
る。アクチュエータ178(図17参照)を作動させる
と、(a)において、アームロックピン165がワイヤ
168を介して引かれ、矢印の向きに移動するため、ア
ームロックピン165の先端が突出片161の貫通穴1
61aから外れ、フロントスイングアーム37のロック
が解除する。(b)において、アームロックピン165
が貫通穴161aから外れた時には、ロック検知スイッ
チ174のローラ付きアーム174cのローラは、検知
片173から外れるため、ロック検知スイッチ174は
オフになる。
輪の折り畳みの作用を説明する作用図である。(a)及
び(b)において、ロック検知スイッチ174(図16
(b)参照)がオフになると、制御装置は、電動モータ
116への通電を開始し、電動モータ116で後輪12
を低速駆動する。このときの、電動モータ116、即ち
後輪12の回転方向は正転方向(走行時の回転方向、即
ち矢印の方向)である。
き矢印の向き(front)が車体前方である。)へ移
動する。この時、前輪11は制動状態にあり、車体前方
へ移動しないために、前輪11と後輪12との距離が縮
むことにより、車体に対してそれぞれロックが解除した
フロントスイングアーム37及びリヤスイングアーム4
2は各フロントスイング軸57、リヤスイング軸58を
中心にして傾き、次第に折り畳んだ状態になる。
てから所定時間が経過するか、又は前輪折り畳み検知ス
イッチ184及び後輪折り畳み検知スイッチ186の両
方がオンになると、制御装置は、電動モータ116への
通電を停止する。以上で前後輪11,12の折り畳みが
完了する。
広げる作用を次に説明する。図20は本発明に係る二輪
車両の前後輪を広げる要領を説明するフロー図である。
ST××はステップ番号を示す。 ST11…ハンドルに設けた広がりスイッチ(ここで
は、モータ作動スイッチを、「広げる」側へ倒して使用
するという意味で、広がりスイッチとする。)がオンか
どうか判断する。広がりスイッチがオフである(NO)
場合は、再度ST11を実行する。広がりスイッチがオ
ンである(YES)場合は、ST12に進む。
て、フロントブレーキを作動させたかどうか判断する。
フロントブレーキを作動させていない(NO)場合は、
再度ST12を実行する。フロントブレーキを作動させ
た(YES)場合は、ST13に進む。
リヤブレーキを作動させていないかどうか判断する。リ
ヤブレーキを作動させた(NO)場合は、再度ST12
を実行する。リヤブレーキを作動させていない(YE
S)場合は、ST14に進む。
リヤスイングアーム側の各ロック検知スイッチがオフか
どうか判断する。ロック検知スイッチがオン(NO)の
場合は、再度ST14を実行する。ロック検知スイッチ
がオフ(YES)の場合は、ST15に進む。
転させて前後輪を広げ始める。 ST16…電動モータに通電を開始してからの経過時間
tが所定時間tstよりも小さいかどうか判断する。t
≧tstである(NO)場合は、再度ST16を実行す
る。t<tstである(YES)場合は、ST17に進
む。ST17…電動モータへの通電を停止する。
る。図23(a),(b)は本発明に係るロック検知ス
イッチの状態を説明する作用図である。(a)におい
て、前後輪を折り畳んでいる状態では、突出片161
(図20(a)参照)が窓158の外にあるため、アー
ムロックピン165の先端位置を規制するものがなく、
アームロックピン165はスプリング167の弾性力に
よって最も図の左方に移動した状態にある。
が最も左方に移動すると、ロック検知スイッチ174の
ローラが検知片173から外れるため、ロック検知スイ
ッチ174はオフになる。制御装置は、このオフ状態に
基づいて、図21(a),(b)において、電動モータ
116に通電を開始するので、前後輪11,12は広が
る。
る直前の状態を説明する。図24(a),(b)は本発
明に係るスイングアームロック機構の作用を説明する作
用図である。(a)は、前後輪11,12(図21
(a),(b)参照)の広がりが進行し、突出片161
が矢印fのように窓158に進入して、突出片161の
湾曲部161dがアームロックピン165を矢印gの向
きに押し退けた状態を示す。
61が窓158内に進入し、アームロックピン165の
先端が突出片161の貫通穴161aを貫通してストッ
パ部材161cに当たった状態、即ち、フロントスイン
グアーム37が下部アーム36に対してロックした状態
を示す。この状態になると、図23(b)に示したロッ
ク検知スイッチ174は、図16(b)に示したのと同
様にオンになり、このオン状態に基づいて図22のST
16の処理と合わせて電動モータ116(図21(b)
参照)への通電を停止する。
ングアームロック機構の別の実施の形態を示す断面図で
ある。スイングアームロック機構191は、フロントス
イングアーム37に設けたピン穴192に挿入したアー
ムロックピン193と、窓部158から挿入するととも
にアームロックピン193の先端部と結合する突出片1
94と、アームロックピン193を先端部側に押出すス
プリング167とからなる。アームロックピン193
は、端部に手動で引くための取っ手196を備える。こ
れによれば、単に手動で、前後のスイングアームのロッ
クを解除し、折り畳みも手動で行えるので、システムが
安価・軽量となる。
断面図であり、一部を側面図で示した。シート13は、
車体前後方向にスライドすることができるスライド機構
201と、このスライド機構201によるシート13の
スライドを規制するストッパ機構202とを付設したも
のである。
ばした左右一対のシートレール46,46(片側のシー
トレール46は不図示)と、これらのシートレール4
6,46にローラ204・・・を介して移動可能に取付け
たローラ支持部材205,206とからなる。ローラ支
持部材205,206はシート13の裏面に設けた底板
207に取付けた部材である。
けたベース部材208と、このベース部材208に設け
た支軸211と、この支軸211にスイング可能に取付
けたストッパ解除レバー212と、このストッパ解除レ
バー212に取付けたストッパ部材213と、このスト
ッパ部材213の先端を挿入するためにサイドカバー6
3,64(一方のサイドカバー63は不図示)の上部に
それぞれ開けた前部挿入穴215、中間部挿入穴216
及び後部挿入穴217(サイドカバー63側の前部挿入
穴215、中間部挿入穴216及び後部挿入穴217は
不図示)とからなる。なお、218はストッパ解除レバ
ー212及びストッパ部材213を押し下げるためのね
じりばねである。
材213の下端を中間部挿入穴216,216(奥側の
符号216は不図示)に挿入して、シート13の移動を
規制した位置が、通常走行時の位置である。
ライド機構及びストッパ機構の断面図であり、シートフ
レーム45にブラケット222,222を介して断面視
略C字状のシートレール46,46を取付け、ローラ支
持部材205の両側にそれぞれローラ軸223を取付
け、これらのローラ軸223に、それぞれシートレール
46,46内に配置したローラ204・・・を取付けた状
態を示す。なお、224はシートフレーム45にブラケ
ット222を取付けるビスである。
材であり、両側の鉛直部213a,213aの先端をサ
イドカバー63,64及びスライドレール46の両方に
設けた各前部挿入穴215、中間部挿入穴216又は後
部挿入穴217(図25参照)に挿入する。
する。図28は本発明に係る二輪車両のシートの作用を
説明する作用図である。まず、図24において、シート
13の前方からシート13の下方に手を差し入れ、スト
ッパ解除レバー212を上方にスイングさせる。これに
より、ストッパ部材213の下端が中間部挿入穴216
から外れるため、シート13のスライドが可能になる。
グさせたまま、図27(a)のように、シート13を矢
印のように最前部まで移動させる。そして、ストッパ解
除レバー212を下ろして、ストッパ部材213の先端
を前部挿入穴215に挿入すれば、シート13をスライ
ドの最前部位置で固定することができる。このようなシ
ート13の最前部への移動は、二輪車両10(図2参
照)の折り畳み時に行う。この位置でハンドルを折り畳
むと、ハンドルに邪魔されて、シート前部からストッパ
ー解除レバーが操作できなくなる。よって、ハンドルを
ロックすればシート下収納スペースもロックされ、荷物
の保護に有効である。
ー212を上方にスイングさせて、シート13を矢印の
ように最後部まで移動させ、ストッパ解除レバー212
を下ろして、ストッパ部材213の先端を後部挿入穴2
17に挿入すれば、シート13をスライドの最後部位置
で固定することができる。このようなシート13の最後
部への移動は、二輪車両10(図2参照)の収納部であ
る収納ネット66(図2参照)に小物等を収納したり収
納ネット66の中から小物等を取り出す時に行う。前述
のような挿入穴を多数設置すれば、この他にも運転車の
体格に合せたシート位置調整も可能であり、一層使い勝
手の良いシート構造となる。
周りの状態を示す斜視図であり、ハンドル17,18に
被せるハンドルカバーは省略した。ハンドル17,18
は、ハンドルポスト23に折り畳み可能に取付けたもの
であり、通常の走行時にはハンドル17,18が折り畳
まれないようにロックするとともに折り畳み時にはこの
ロックを解除するハンドル支持機構227で支持したも
のである。なお、228はフロントブレーキレバー、2
29はリヤブレーキレバーである。
の斜視図であり、ハンドル17,18は、それぞれスイ
ッチケースを兼ねるハンドルカバー231,232を被
せた部材であり、これらのハンドルカバー231,23
2にそれぞれウインカ233,234を設けたものであ
る。
ロントブレーキレバー228を握ったときに操作するこ
とでフロントブレーキレバー228がストロークした状
態を保持する(即ち、ロックすることである。)ことが
できる。このブレーキロックレバー235を再び操作す
ればフロントブレーキレバー228のロック状態を解除
することができる。
ドル17,18の各内側の端部に、それぞれ噛み合う歯
部17a・・・,18a・・・を形成した噛み合い部17b,
18bを設けたことを示す。このように、歯部17a・・
・,18a・・・を噛み合わせることで、ハンドル17,1
8を折り畳むときにそれぞれのハンドル17,18を同
じ角度で折り畳むことができ、また、折り畳んだハンド
ル17,18を広げるときに元の走行時の位置に精度良
く復帰させることができる。歯がないところでストッパ
となるからである。
の噛み合い部17b,18b間の上方に、ハンドル1
7,18の折り畳みをロックする、又はロック解除を行
うための部品の一つとしてのノブ236を配置したこと
を示す。なお、237は後で詳述するハンドルクランプ
レバーである。
り、ハンドルクランプレバー237に突出壁241,2
41及び突出壁242,242を形成し、突出壁24
1,241間に結合ピン243でナット部材244を連
結し、また、同様に、突出壁242,242間に結合ピ
ン246でナット部材247を連結し、これらのナット
部材244,247をハンドルポスト23に開けた貫通
穴248,248に車体前方(白抜き矢印(fron
t)の向きが車体前方である。)から貫通させ、貫通し
たナット部材244,247にハンドルポスト23の車
体後方からハンドル17,18の噛み合い部17b,1
8bの中央に開けたセンタ穴17c,18cを合わせ、
このセンタ穴17c,18cに皿ばね251,252を
介してセンタボルト253,254を挿入するとともに
ナット部材244,247にねじ込んだ状態を示す。
7,257はワッシャ、258,258は止め輪、26
1,261はスペーサ、262,262はワッシャ、2
63,264はハンドル17,18の一部を収めるため
にハンドルポスト23に形成した凹部である。
輪郭が背面視で略T字状の部分であり、ハンドル17,
18は、噛み合い部17b,18bの裏面に、凹部26
3,264とほぼ同形状の輪郭の凸部17d,18d
(図32参照)を有し、この凸部17d,18dが凹部
263,264内に収まると、ハンドル17,18は回
転せず、折り畳むことができない。
は、主に上記したハンドルクランプレバー237、結合
ピン243,246、ナット部材244,247、皿ば
ね251,252及びセンタボルト253,254、ワ
ッシャ262,262及びノブ236(図29参照)で
構成した組立体である。
り、ハンドルクランプレバー237は、突出壁241,
241(片側の突出壁241は不図示)の第1端部24
1a,241a(片側の符号241aは不図示)を、ワ
ッシャ262に皿ばね251の弾性力で押し当てるとと
もに第1端部241a,241aと結合ピン243の軸
心との距離をL1とした部材であり、突出壁241,2
41の第2端部241b,241b(片側の符号241
bは不図示)と結合ピン243の軸心との距離をL2と
したものである。ここで、L1>L2である。
バー237の突出壁242,242についても同様に、
第1端部242a,242aを、ワッシャ262に皿ば
ね252の弾性力で押し当てるとともに第1端部242
a,242aと結合ピン246の軸心との距離をL1と
した部材であり、また、突出壁242,242の第2端
部(不図示)と結合ピン246の軸心との距離をL2と
したものである。
り、ノブ236の取付け状態を示す断面図である。ノブ
236は、ハンドルクランプレバー237に開けた貫通
穴237a及びハンドルポスト23に設けた切欠き部2
3aに通すとともに、先端のおねじ部236aにバー2
66を取付けるとともにワッシャ267を介してナット
268をねじ込んだ部材である。
した溝部23b,23c内に収めた部材である。なお、
271はバー266を溝部23b,23cの底に押し付
けておくためのスプリングである。
ブを示す斜視図であり、ノブ236に取付けたバー26
6をハンドルポスト23に設けた溝部23b,23c
(符号23bは不図示)に収めた状態を示す。ハンドル
ポスト23は、溝部23b,23cに隣接させて、段部
23d,23e(符号23eは不図示。後で詳述す
る。)を形成した部材である。
用を次に説明する。図36(a)〜(c)は本発明に係
るハンドル支持機構のノブの作用を説明する作用図であ
り、(a)は断面図、(b)及び(c)は(a)のA方
向からバー266及びハンドルポスト23を見た図であ
る。(a)において、ノブ236を押して、ハンドルポ
スト23の溝部23b,23cからバー266を浮せ
る。
b,23cから浮いたことで、ノブ236は回転可能に
なる。そこで、ノブ236を矢印の向きに回転させる。
各溝部23b,23cの矢印の向きには前述した段部2
3d,23eが存在するため、ノブ236をハンドルポ
スト23に干渉させずに回転させることができる。
90°回転させた図であり、バー266はハンドルポス
ト23の切欠き部23aに沿う状態になって、ノブ23
6は、ハンドルクランプレバー237(図(a)参照)
と一体的にハンドルポスト23の切欠き部23aから抜
けるようになる、即ち、ノブ236によりハンドルポス
ト23とハンドルクランプレバー237との結合が解除
される。
ドル支持機構のハンドルクランプレバー及びその周辺部
品の作用を説明する作用図である。なお、以下の説明は
ハンドル17側の構成に基づいて説明するが、ハンドル
18側についても同様に作用する。図36(a)〜
(c)で、ノブ236を回して、ハンドルポスト23と
ハンドルクランプレバー237との結合を解除した後
に、図37(a)において、ハンドルクランプレバー2
37を結合ピン243を中心にして矢印の向きに跳ね上
げる。
237の第1端部241aと結合ピン243の軸心との
距離L1は、第2端部241bと結合ピン243の軸心
との距離L2よりも大きいため、図37(a)におい
て、ハンドルクランプレバー237の跳ね上げによっ
て、第2端部241bとワッシャ262との間には距離
Cの隙間ができる。
いて、ナット部材244及びセンタボルト253ととも
にハンドル17を矢印の方向に移動させることができ、
ハンドルポスト23の凹部263からハンドル17の凸
部17dを外すことができ、ハンドル17の回転規制が
なくなってハンドル17を折り畳むことができるように
なる。
状態を示す正面図であり、ハンドル17,18を最も大
きく折り畳んだ状態を示す。このように、ハンドル1
7,18を折り畳むことで、ハンドル17,18の最大
幅WH(この最大幅WHは、前述のナンバープレートの
幅よりも小さい。)を、折り畳む前のハンドル17,1
8の最大幅に対して非常に小さくすることができ、この
二輪車両を車載する場合の収納スペース、特に収納幅に
関しては格段に有利となる。
畳みを説明する説明図であり、ハンドル17,18の折
り畳みが完了した後に、ハンドル17,18の車幅方向
の幅(即ち、ハンドル17,18の間隔である。)とほ
ぼ同じになるようにバックミラー21,22を矢印の向
きに回転させる。ここでは、バックミラー21,22を
回転させた後は、バックミラー21,22の反射面が車
体側方を向く。このときのバックミラー21,22の最
大幅をWMとすると、最大幅WMは前述のナンバープレ
ートの幅よりも小さくしたものである。
ポストの折り畳み機構を説明する側面図(一部断面図)
であり、ハンドルポスト23は、上部アーム28に折り
畳み可能に取付けた部材であり、上部アーム28との連
結部の近傍に、上部アーム28との結合を解除して折り
畳むことができるハンドルポスト折り畳み機構274
と、メインスイッチ275とを備える。
り、ハンドルポスト折り畳み機構274は、ハンドルポ
スト23に設けたシリンダ部277と、このシリンダ部
277に移動可能に挿入したロックピン278と、この
ロックピン278の先端を挿入するために上部アーム2
8に設けた第1ロックピン挿入穴281と、ロックピン
278を第1ロックピン挿入穴281に押し付けるスプ
リング282と、ロックピン278の端部小径部283
(283aは鍔部である。)に端部286aを連結する
とともに支軸284にスイング可能に取付けたL字状ア
ーム286と、このL字状アーム286の他の端部28
6bに小径部287を連結したプッシュロッド288
と、このプッシュロッド288をガイドするガイド部2
91とからなる。
端部に取付けたアーム部であり、メインスイッチ275
に挿入したキー294(図40参照)を回したときに一
体的に回転する部材である。295はハンドルポスト2
3と上部アーム28とを連結するソケットボルト、29
6はソケットボルト295の端部にねじ込んだナット、
297(図40参照)はハンドルポスト23を折り畳ん
だときにロックピン278の先端を挿入する第2ロック
ピン挿入穴である。
274の作用を次に説明する。図42(a),(b)は
本発明に係るハンドル折り畳み機構の作用を説明する第
1作用図である。(a)において、まず、プッシュロッ
ド288を矢印の向きaに押す。これにより、プッシュ
ロッド288の先端に連結したL字状アーム286を支
軸284を中心に矢印bの向きにスイングさせ、L字状
アーム286の端部286aに連結したロックピン27
8を矢印cの向きに移動させる。この結果、ロックピン
278の先端が第1ロックピン挿入穴281から外れ、
上部アーム28に対してハンドルポスト23がスイング
可能になる。
スト23を倒す、即ち、ハンドルポスト23を折り畳
む。ロックピン278の先端は、第2ロックピン挿入穴
297に臨む。
ドル折り畳み機構の作用を説明する第2作用図である。
(a)において、スプリング282の弾性力でロックピ
ン278は自動的に矢印の向きに移動し、ロックピン2
78の先端は第2ロックピン挿入穴297内に突出す
る。このとき、押しこまれたままだったプッシュロッド
288が自動的に復帰する。これで、折り畳まれたハン
ドルポスト23がロック状態になり、上部アーム28に
固定した状態となる。
のアーム部293は下方に延びた状態にあったが、図4
3(b)において、メインスイッチ275にキー294
(図40参照)を挿入し、このキー294を回してアー
ム部293を矢印の向きに回転させてプッシュロッド2
88側に延ばせば、プッシュロッド288の先端にアー
ム部293の端部が近接することになり、プッシュロッ
ド288を押そうとしても押すことができなくなる。従
って、ロックピン278を第1ロックピン挿入穴297
から外すことができず、折り畳んだハンドルポスト23
を起こすことはできない。
スト23の端部がハンドル17,18の付け根部分とと
もにシート13の前部を覆うため、シート13をスライ
ドさせるためにシート13の前部に設けたストッパ解除
レバー212(図26参照)の操作ができなくなり、シ
ート13下の収納ネット66(図2参照)内の荷物を保
護できる。
明する斜視図であり、図4に示した四輪車両70の側壁
74の下部スペースSに搭載する車載用発電機について
説明する。車載用発電機301は、側壁74(図4参
照)内のフレーム302に取付けた、水冷4サイクルエ
ンジン一体型でスタータを内蔵した多極オルタネータで
あり、この出力端子に充電器を接続し、この充電器に二
輪車両10(図3参照)のバッテリを接続することでこ
のバッテリを充電する。
表示するパワーメータ、306は発電した交流を直流に
変換するとともに昇圧するインバータユニット、307
はエアクリーナ、308はラジエータ、311はマフ
ラ、313は車載用発電機301を固定するベース、3
14,314は車載用発電機301を支持するロッド、
316〜319はテールランプである。
0の燃料タンクに接続したものであり、この燃料タンク
からエンジン304に燃料を供給する。マフラ311
は、排出口を側壁74近傍の床下に突出させて排気ガス
を外部に排出するものである。
又は半透明でもよいし、部分的に透明又は半透明でもよ
い。
する。請求項1の折り畳み二輪車両を四輪車両に搭載す
るための搭載構造は、略ライセンスナンバープレートの
幅と同等に折り畳み可能にした二輪車両を、四輪車両の
車体構成部材に収納可能にしたので、二輪車両を四輪車
両に搭載するときの収納スペースを小さくすることがで
き、四輪車両の車室スペースを十分に確保することがで
き、また、二輪車両の四輪車両への搭載作業を容易に行
うことができる。
搭載するための搭載構造は、折り畳み二輪車両を、車体
の前部にハンドルポストを車体前後方向に折り畳み可能
に取付け、このハンドルポストにハンドルを車幅方向に
折り畳み可能に取付け、車体の側部下部にステップを車
幅方向に折り畳み可能に取付け、車体に、前輪を支持す
る前輪支持部材を車体後方へスイング可能に取付け、車
体に、後輪を支持する後輪支持部材を車体前方へスイン
グ可能に取付けることで、略直方体となるようにしたの
で、四輪車両側に設けた二輪車両の収納スペースを略直
方体とすればよく、収納スペースの設計自由度を増すこ
とができる。
搭載するための搭載構造は、ハンドルを、端部にバック
ミラーを備えると共に、このバックミラーを、ハンドル
折り畳み時におけるハンドルの車幅方向の間隔とほぼ同
一になるようハンドルに回転可能に取付けたので、ハン
ドル部分をより一層コンパクトに折り畳むことができ
る。
搭載するための搭載構造は、四輪車両の車体構成部材
を、側壁又は後壁としたので、二輪車両を側壁又は後壁
の強度メンバとして構成することができ、また、幅の小
さな二輪車両を側壁又は後壁内に収納することで、室内
空間をより有効に利用することができる。
搭載するための搭載構造は、四輪車両の側壁又は後壁
に、内部を透視可能な外パネル材を備えるので、四輪車
両に搭載した二輪車両が外部から目視可能になり、二輪
車両を搭載していることが一見してわかる四輪車両が特
徴のあるデザインとなり、商品魅力を向上させることが
できる。
搭載するための搭載構造は、四輪車両の車体構成部材を
外側に可動自在のドアとしたので、例えばドアを開い
て、ドアの端からドア内に二輪車両を収納するようにす
れば、二輪車両の搭載作業を容易に行うことができる。
搭載するための搭載構造は、ドアに、引出し可能で、二
輪車両の搭載時に地面とドアとに掛け渡すことのできる
レール部材を備えるので、レール部材の上を二輪車両を
移動させるようにすれば、二輪車両の搭載を容易に行う
ことができる。
ることで、電動モータでレール部材の上げ下げが可能に
なるので、レール部材を電動リフタとすることができ、
積みおろしが一層楽になる。
用図
態を示す斜視図
両を示す斜視図
そのための構成を説明する作用図(前半)
そのための構成を説明する作用図(後半)
を示す斜視図
及びそのための構成を説明する作用図(前半)
用及びそのための構成を説明する作用図(後半)
分解斜視図
断面図(分解図)
断面図
ームを説明する斜視図
ングアームロック機構を説明する断面図
図
図
領を説明するフロー図
の作用を説明する作用図
する作用図
を説明するフロー図
明する作用図
用を説明する作用図
の実施の形態を示す断面図
及びストッパ機構の断面図
する作用図
を示す斜視図
視図
を説明する作用図
ランプレバー及びその周辺部品の作用を説明する作用図
正面図
する説明図
り畳み機構を説明する側面図(一部断面図)
説明する第1作用図
説明する第2作用図
図
センスナンバープレート、15,16…ステップ、1
7,18…ハンドル、21,22…バックミラー、23
…ハンドルポスト、25…車体フレーム、37…前輪支
持部材(フロントスイングアーム)、42…後輪支持部
材(リヤスイングアーム)、70…四輪車両、72,7
3,74,75…車体構成部材(ドア、側壁、側壁、後
壁)、76,77,78…外パネル材(アウタパネ
ル)、94…ドア、95…レール部材。
Claims (8)
- 【請求項1】 略ライセンスナンバープレートの幅と同
等に折り畳み可能にした二輪車両を、四輪車両の車体構
成部材内に収納可能にしたことを特徴とする折り畳み二
輪車両を四輪車両に搭載するための搭載構造。 - 【請求項2】 前記折り畳み二輪車両は、車体の前部に
ハンドルポストを車体前後方向に折り畳み可能に取付
け、このハンドルポストにハンドルを車幅方向に折り畳
み可能に取付け、車体の側部下部にステップを車幅方向
に折り畳み可能に取付け、車体に、前輪を支持する前輪
支持部材を車体後方へスイング可能に取付け、車体に、
後輪を支持する後輪支持部材を車体前方へスイング可能
に取付けることで、略直方体となるようにしたことを特
徴とする請求項1記載の折り畳み二輪車両を四輪車両に
搭載するための搭載構造。 - 【請求項3】 前記ハンドルは、端部にバックミラーを
備えると共に、このバックミラーは、ハンドル折り畳み
時におけるハンドルの車幅方向の間隔とほぼ同一になる
ようハンドルに回転可能に取付けたことを特徴とする請
求項2記載の折り畳み二輪車両を四輪車両に搭載するた
めの搭載構造。 - 【請求項4】 前記四輪車両の車体構成部材は、側壁又
は後壁であることを特徴とする請求項1記載の折り畳み
二輪車両を四輪車両に搭載するための搭載構造。 - 【請求項5】 前記四輪車両の側壁又は後壁は、内部を
透視可能な外パネル材を備えることを特徴とする請求項
4記載の折り畳み二輪車両を四輪車両に搭載するための
搭載構造。 - 【請求項6】 前記四輪車両の車体構成部材は外側に可
動自在のドアであることを特徴とする請求項1記載の折
り畳み二輪車両を四輪車両に搭載するための搭載構造。 - 【請求項7】 前記ドアは、引出し可能で、前記二輪車
両の搭載時に地面とドアとに掛け渡すことのできるレー
ル部材を備えることを特徴とする請求項6記載の折り畳
み二輪車両を四輪車両に搭載するための搭載構造。 - 【請求項8】 前記レール部材はリフタ構造であり、電
動モータにより、該レール部材が上げ下げ可能であるこ
とを特徴とする請求項7記載の折り畳み二輪車両を四輪
車両に搭載するための搭載構造。
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