JP2003033137A - 新規フレーバー - Google Patents

新規フレーバー

Info

Publication number
JP2003033137A
JP2003033137A JP2001221308A JP2001221308A JP2003033137A JP 2003033137 A JP2003033137 A JP 2003033137A JP 2001221308 A JP2001221308 A JP 2001221308A JP 2001221308 A JP2001221308 A JP 2001221308A JP 2003033137 A JP2003033137 A JP 2003033137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flavor
raw material
tea
beverage
coffee
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001221308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4532030B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Yamashita
和之 山下
Makoto Takahashi
誠 高橋
Satoru Shiraishi
悟 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Hasegawa Co Ltd
Original Assignee
T Hasegawa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Hasegawa Co Ltd filed Critical T Hasegawa Co Ltd
Priority to JP2001221308A priority Critical patent/JP4532030B2/ja
Publication of JP2003033137A publication Critical patent/JP2003033137A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4532030B2 publication Critical patent/JP4532030B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tea And Coffee (AREA)
  • Seasonings (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶などの嗜好飲
料に、トップの軽いフレッシュな香気とボディー感のあ
る香気を併せ持ち、バランスのとれた香味を付与するこ
とができる新規フレーバーを提供すること。 【解決手段】 嗜好飲料用原料を水蒸気蒸留して得られ
るフレーバー(A)と、嗜好飲料用原料を気−液向流接
触装置に供して得られるフレーバー(B)とを含有し、
かつフレーバー(A)の1重量部あたりフレーバー
(B)を0.01〜100重量部の範囲内で含有する新
規フレーバー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規フレーバーに関
し、さらに詳しくは、例えば、コーヒー、紅茶、緑茶、
烏龍茶などの嗜好飲料にバランスのよい香味を付与する
ことができる新規フレーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】食品香料(フレーバー)は飲食品などに
香味をつけ、その嗜好性を高めることを主たる目的とし
て使用されている。食品香料は天然香料、合成香料およ
びそれらを組合せた調合香料からなり、最近では消費者
の本物志向に伴い、それに使用されるフレーバーもより
天然に近いものが望まれる傾向にある。
【0003】従来、フレーバーを得る方法としては、例
えば、植物性材料を水または有機溶媒で抽出する方法、
植物性材料を水蒸気蒸留に供してフレーバーを得る方
法、超臨界又は亜臨界状態の二酸化炭素を抽剤として抽
出する方法、気−液向流接触装置を用いてフレーバーを
得る方法(特公平7−22646号公報)などが採用さ
れている。
【0004】コーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶などの嗜好
飲料用原料からフレーバーを得る方法としては、例え
ば、焙煎コーヒー粉砕物に水蒸気及び/又は不活性ガス
を通じて放出させた揮発性コーヒーフレーバー成分含有
気相をカラメルなどの溶液に補足するコーヒーフレーバ
ーの製法(特開昭59−109133号公報)、焙煎コ
ーヒーを水蒸気蒸留して得られる凝縮水を分画する方法
(特開平2−203750号公報)、果汁あるいはコー
ヒーを蒸留して得た香気成分含有蒸留液を、逆相分配型
吸着剤と接触させた後、溶剤で抽出する方法(特開平3
−91456号公報)、水蒸気蒸留法によって得られた
コーヒーフレーバー原料を水層に含み、圧搾採油または
超臨界流体等によって得られたコーヒーオイルを油相と
する芳香成分と呈味成分を併せ持つコーヒーフレーバー
の製剤化方法(特開平2−203749号公報)、茶葉
を水蒸気蒸留して得られる留出液を茶葉と接触させ、加
熱蒸留臭を除去する茶葉フレーバーの製法(特開平8−
116882号公報)などが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コーヒー、紅茶、緑
茶、烏龍茶などの嗜好飲料用原料から水蒸気蒸留法によ
って得られる従来提案されているフレーバーは、ボディ
ー感はあるが、トップの軽い香気に乏しいという欠点が
あった。一方、気−液向流接触装置を使用して得られる
フレーバーは、トップの軽い香りに優れているが、ボデ
ィー感に乏しいという欠点があった。
【0006】従って、本発明の目的は、例えば、コーヒ
ー、紅茶、緑茶、烏龍茶などの嗜好飲料にバランスのよ
い香味を付与することができる新規フレーバーを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記のごと
き課題を解決すべく、鋭意研究を行った結果、今回、コ
ーヒー、紅茶、緑茶、烏龍茶などの嗜好飲料用原料から
水蒸気蒸留法によって得られるフレーバーと、気−液向
流接触抽出法によって得られるフレーバーを特定の割合
で組み合わせることにより、トップの軽いフレッシュな
香気とボディー感のある香気を併せ持ち、バランスのと
れたフレーバーが得られることを見出し本発明を完成す
るに至った。
【0008】かくして、本発明によれば、嗜好飲料用原
料を水蒸気蒸留して得られるフレーバー(A)と、嗜好
飲料用原料を気−液向流接触装置に供して得られるフレ
ーバー(B)とを含有し、かつフレーバー(A)の1重
量部あたりフレーバー(B)を0.01〜100重量部
の範囲内で含有する新規フレーバーを提供するものであ
る。
【0009】本発明は更に、上記のフレーバーに、嗜好
飲料用原料の水および/またはアルコール抽出物を含有
するフレーバーが提供される。
【0010】更にまた、本発明は、該フレーバーを嗜好
飲料に対して0.01〜5重量%添加してなる嗜好飲料
を提供するものである。
【0011】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、嗜好飲料用原料を水蒸
気蒸留して得られるフレーバー(A)と、嗜好飲料用原
料を気−液向流接触装置に供して得られるフレーバー
(B)とを特定の割合で含有することを特徴とする。
【0013】本発明で使用する嗜好飲料用原料として
は、特に限定されないが、例えば、コーヒー;緑茶、紅
茶、ウーロン茶などの茶類;ハトムギ、玄米、麦茶、ロ
ースト大豆などのロースト穀物類などを挙げることがで
きる。かかる嗜好飲料用原料は市場で安価に且つ容易に
入手することができる。上記の嗜好飲料用原料は、その
まま用いることもできるが、通常、食品製造などで使用
される装置を用いて切断、粉砕、磨砕などの前処理を施
した後、香気回収手段に供することにより香気成分の留
出が一層促進され効果的である。
【0014】まず本発明の嗜好飲料用原料を水蒸気蒸留
して得られるフレーバー(A)について詳細に説明す
る。
【0015】水蒸気蒸留法は、原料に水蒸気を通気し、
水蒸気に伴われて留出してくる香気成分を水蒸気ととも
に凝縮させる方法であり、原料の嗜好飲料用原料の種類
等に応じて、加圧水蒸気蒸留、常圧水蒸気蒸留、減圧水
蒸気蒸留のいずれかの蒸留手段を採用することができ
る。具体的には、例えば、上述の嗜好飲料用原料を仕込
んだ水蒸気蒸留釜の底部から水蒸気を吹き込み、上部の
留出側に接続した冷却器で留出蒸気を冷却することによ
り、凝縮物として揮発性香気成分を含有する留出液を捕
集することができる。必要に応じて、この香気捕集装置
の先に冷媒を用いたコールドトラップを接続することに
より、より低沸点の揮発性香気成分をも確実に捕集する
ことができる。また、水蒸気蒸留の際に、窒素ガスなど
の不活性ガス及び/又はビタミンCなどの抗酸化剤の存
在下で蒸留することにより香気成分の加熱による劣化を
効果的に防止することができるので好適である。
【0016】本発明の上記フレーバー(A)は、上述し
た方法で得られる留出液そのものでも使用することがで
きるが、該留出液を任意の濃縮手段を用いて香気濃縮物
の形態とすることもできる。かかる濃縮手段としては、
例えば、該留出液を合成吸着剤に吸着せしめ、次いでエ
タノールで脱着することにより得ることができる。合成
吸着剤としては、特に限定されないが、例えば、スチレ
ンとジビニルベンゼンの共重合体、エチルビニルベンゼ
ンとジビニルベンゼン共重合体、2,6−ジフェニル−
9−フェニルオキサイドの重合体、メタアクリル酸とジ
オールの重縮合ポリマー及びシリカゲル表面のシラノー
ル基の反応性を利用して、これに例えば、アルコール
類、アミン類、シラン類などを化学結合させた化学結合
型シリカゲル(修飾シリカゲル)などを例示することが
できる。かかる合成吸着剤の好ましい例としては、その
表面積が、例えば、約300m2/g以上、より好まし
くは約500m2/g以上及び細孔分布が好ましくは約
10Å〜約500Åである多孔性重合樹脂を例示するこ
とができる。この条件に該当する多孔性重合樹脂として
は、例えば、HP樹脂(三菱化学社製)、SP樹脂(三
菱化学社製)、XAD−4(ローム・ハス社製)などが
あり、市場で容易に入手することができる。また、メタ
アクリル酸エステル系樹脂も、例えば、XAD−7およ
びXAD−8(ローム・ハース社製)などの商品として
入手することができる。
【0017】また、上述の留出液を合成吸着剤に吸着さ
せる処理手段としては、バッチ方式あるいはカラム方式
のいずれも採用できるが、作業性の点からカラム方式を
好ましく採用することができる。カラム方式で吸着させ
る方法としては、例えば、上記のような合成吸着剤を充
填したカラムに、該吸着剤の10倍〜1000倍の回収
香をSV=1〜100の流速で通液することにより、香
気成分を吸着させることができる。次いで、該吸着剤を
水洗した後、50〜95重量%のエタノール溶液をSV
=0.1〜10の流速で通液し、該吸着剤に吸着されて
いる香気成分を溶出させることにより水溶性の香気濃縮
物とすることができる。
【0018】また、他の濃縮手段としては、例えば、上
述した留出液を油脂類で抽出することにより得ることが
できる。かかる油脂類としては特に限定されないが、例
えば、大豆油、米油、ゴマ油、ピーナッツ油、コーン
油、菜種油、ヤシ油、パーム油などの植物油脂類及びそ
れらの硬化油;牛脂、豚脂、魚油などの動物油脂類及び
それらの硬化油;中鎖脂肪酸トリグリセライド(以下、
MCTと称することがある)などを挙げることができ、
得られるフレーバーの安定性の点でMCTを好ましく例
示することができる。かかるMCTとしては、例えば、
カプロン酸トリグリセリド、カプリル酸トリグリセリ
ド、カプリン酸トリグリセリド、ラウリン酸トリグリセ
リド及びこれらの任意の混合物の如き炭素原子数6〜1
2の中鎖脂肪酸のトリグリセリドを挙げることができ
る。殊に、カプリル酸トリグリセリド及びカプリン酸ト
リグリセリド及びこれらの任意の混合物を好ましく挙げ
ることができる。これらのMCT混合物は市場で安価に
且つ容易に入手することができる。
【0019】留出液に対する油脂類の使用量は、嗜好性
飲料用原料の種類、留出液中の香気成分濃度などにより
異なるが、例えば、使用した留出液100重量部に対し
0.1〜100重量部、好ましくは1〜50重量部を例
示することができる。抽出は、振とうもしくは攪拌条件
下に行うことができ、抽出温度、抽出時間は適宜に選択
でき、例えば、10〜80℃の温度範囲にて5分〜2時
間の範囲内を例示することができる。抽出後、静置し、
一般に用いられている分離方法、例えば、デカンテーシ
ョン、遠心分離により油層部と、水層部を分離する。水
層部に更に油脂類を添加して抽出することにより、効率
よく留出液中の香気成分を回収することができる。得ら
れた油層部は、例えば、無水硫酸ナトリウムなどの脱水
剤にて脱水して、例えば、濾紙による濾過等の清澄濾過
手段により油溶性の香気濃縮物とすることができる。
【0020】次に、本発明の嗜好飲料用原料を気−液向
流接触装置に供して得られるフレーバー(B)について
詳細に説明する。
【0021】気−液向流接触抽出法はそれ自体既知の各
種の方法で実施することができ、例えば、特公平7−2
2646号公報に記載の装置を用いて抽出する方法を採
用することができる。この装置を用いて香気を回収する
手段を具体的に説明すると、回転円錐と固定円錐が交互
に組み合わせられた構造を有する気−液向流接触抽出装
置の回転円錐上に、液状またはペースト状の嗜好性飲料
用原料を上部から流下させると共に、下部から蒸気を上
昇させ、該原料に本来的に存在している香気成分を回収
する方法を例示することができる。この気−液向流接触
抽出装置の操作条件としては、該装置の処理能力、原料
の種類および濃度、香気の強度その他によって任意に選
択することができる。その一例を示せば、下記のごとく
である。
【0022】原料供給速度:300〜700L/Hr 蒸気流量:5〜50Kg/Hr 蒸発量:3〜35Kg/Hr カラム底部温度:40〜100℃ カラム上部温度:40〜100℃ 真空度:大気圧〜−100Kpa 本発明の上記フレーバー(B)は、上述した方法で得ら
れる回収フレーバーそのものでも使用することができる
が、該回収フレーバーを任意の濃縮手段を用いて香気濃
縮物の形態とすることもできる。かかる濃縮手段として
は、例えば、前記した水蒸気蒸留留出液の濃縮と同様の
手段により、水溶性または油溶性の香気濃縮物とするこ
ともできる。
【0023】本発明の新規フレーバーは、上述した嗜好
飲料用原料を水蒸気蒸留して得られるフレーバー(A)
と、嗜好飲料用原料を気−液向流接触装置に供して得ら
れるフレーバー(B)とを特定の割合で組み合わせるこ
とによりバランスのとれたフレーバーとすることができ
る。かかる配合割合は、原料の種類等により異なるが、
フレーバー(A)1重量部あたりフレーバー(B)0.
01〜100重量部、好ましくは0.1〜10重量部の
範囲内である。この配合割合以外ではバランスのとれた
フレーバーとすることができない。
【0024】本発明では、前述したフレーバー(A)と
フレーバー(B)を特定の割合で組み合わせたフレーバ
ーに、嗜好飲料用原料の水および/またはアルコールに
よる抽出物(以下、抽出エキスと称する)を配合するこ
とにより更にバランスの良いフレーバーとすることがで
きる。
【0025】抽出エキスに使用する原料は、前述したフ
レーバー(A)またはフレーバー(B)に使用した残渣
原料を使用すれば、安価に製造することができて好適で
ある。抽出エキスの製造方法を具体的に示せば、例え
ば、上記の残渣原料1重量部あたり水および/またはア
ルコール約1〜約100重量部を加え、静置もしくは攪
拌条件下に、室温〜約100℃にて、使用温度に応じて
約2分〜約5時間抽出を行い、冷却後、遠心分離、圧
搾、濾過などのそれ自体既知の方法で固液分離すること
によって不溶物を除去することにより得ることができ
る。また、例えば、残渣原料をガラス又はステンレスな
ど適宜な材質のカラムに充填し、該カラムの上部もしく
は下部より、室温〜約100℃の熱水を、定量ポンプな
どを用いて流し、カラム抽出することによって得ること
ができる。かかるカラム抽出は所望により複数のカラム
を直列に接続して行うことができる。上記の如くして得
られる抽出エキスは所望により濃縮して濃縮エキスとす
ることもできる。抽出エキスの濃度には特に制限はない
が、一般的には、Brix約0.5°〜約50°の範囲
内が適している。
【0026】前述したフレーバー(A)とフレーバー
(B)を特定の割合で組み合わせたフレーバーに対する
抽出エキスの配合量は、使用する原料などにより異な
り、特に制限されないが、例えば、前記フレーバー1重
量部あたり抽出エキス0.005〜100重量部、好ま
しくは、0.01〜50重量部の範囲内とすることがで
きる。
【0027】本発明のフレーバーには、所望により、通
常嗜好飲料に使用されている合成香料、天然香料からな
る香料成分を適宜配合することもできる。
【0028】本発明のフレーバーは、広範囲の飲食品に
利用することができ、特に、コーヒー、緑茶、紅茶、ウ
ーロン茶、ハトムギ茶、玄米茶、麦茶などの嗜好飲料に
配合して、トップの軽いフレッシュな香気とボディー感
のある香気を併せ持ち、バランスのとれた香味を付与す
ることができる。本発明のフレーバーの嗜好飲料への添
加量は、特に制限されないが、例えば、該飲料に対して
0.01〜5重量%とすることができる。
【0029】以下、本発明を実施例および参考例により
具体的に説明する。
【0030】
【実施例】参考例1:コーヒーを水蒸気蒸留して得られ
るフレーバーの調製 焙煎、粉砕したコーヒー豆(コロンビア;L値24)1
Kgを3Lカラムに充填し、大気圧下にてカラム下部よ
り水蒸気を送り込み水蒸気蒸留を行い、カラム上部より
得られ香気を含む水蒸気を冷却管にて凝縮させ、香気成
分を含有する水溶液400g(対コーヒー豆40%)を
得た(フレーバー(a)とする)。
【0031】参考例2:コーヒーを気−液向流接触装置
に供して得られるフレーバーの調製 焙煎、粉砕したコーヒー豆(コロンビア;L値24)4
0Kgに水360Kgを加えスラリー状態とし、気−液
向流接触抽出法により下記条件にて回収フレーバー16
Kg(対コーヒー豆40%)を得た(フレーバー(b)
とする)。
【0032】処理条件 原料供給速度:700L/Hr 蒸気重量:55Kg/Hr カラム底部温度:100℃ カラム上部温度:100℃ 真空度:大気圧 参考例3:残渣エキスの調製 参考例1にて水蒸気蒸留を行った残渣(原料のコーヒー
豆1000gに相当)にカラム上部より100℃熱水3
500gを流速60ml/分で送り込み、カラム底部よ
りBx10°の抽出液2800gを抜き取った(残渣エ
キス1とする)。
【0033】実施例1、2および比較例1、2 参考例1、2および3で調製したフレーバー(a)、
(b)および残渣エキス1を下記表1の割合で各フレー
バーを調製した。
【0034】
【表1】
【0035】(缶コーヒーへの賦香例)コーヒー焙煎豆
(グアテマラ;L値20)中挽き300gを95℃の熱
水でドリップ抽出し、コーヒー抽出液3000gを得
た。これを30℃に冷却した後、脱脂粉乳、全脂粉乳、
砂糖、乳化剤(シュガーエステル)を加え、さらに実施
例1、2および比較例1、2で調製したフレーバーをそ
れぞれ0.2%添加、混合してから70℃に昇温してホ
モジナイザーにより、150Kg/cm2 で均質化を
行った。これを190g容量の缶に充填して、121
℃、30分間殺菌した。 (官能評価)上記のフレーバーを添加したコーヒー飲料
を、良く訓練された10名のパネラーにて官能評価を行
い、フレーバー無添加品を5点、最高点を10点として
風味を評価した。官能評価結果(10名の合計点)およ
びそれぞれの風味の特徴を表2に示した。
【0036】
【表2】
【0037】参考例4:烏龍茶を水蒸気蒸留して得られ
るフレーバーの調製 烏龍茶(鉄観音一級)1Kgを3Lカラムに充填し、大
気圧下にてカラム下部より水蒸気を送り込み水蒸気蒸留
を行い、カラム上部より得られ香気を含む水蒸気を冷却
管にて凝縮させ、香気成分を含有する水溶液400g
(対烏龍茶40%)を得た(フレーバー(c)とす
る)。
【0038】参考例5:烏龍茶を気−液向流接触装置に
供して得られるフレーバーの調製 ハンマーミル(スクリーン1mmφ)により粉砕した烏
龍茶(鉄観音一級)40Kgに水360Kgを加えスラ
リー状態とし、気−液向流接触抽出法により下記条件に
て回収フレーバー16Kg(対烏龍茶40%)を得た
(フレーバー(d)とする)。
【0039】処理条件 原料供給速度:700L/Hr 蒸気重量:55Kg/Hr カラム底部温度:100℃ カラム上部温度:100℃ 真空度:大気圧 参考例6:残渣エキスの調製 参考例4にて水蒸気蒸留を行った残渣(原料の烏龍茶1
000gに相当)にカラム上部より40℃温水7000
gを流速100ml/分で送り込み、カラム底部よりB
x6°の抽出液5000gを抜き取った。抜き取った抽
出液は20℃に冷却し、3000rpm、10分遠心分
離し沈殿物を除去した(残渣エキス2とする)。
【0040】実施例3、4および比較例3、4 参考例4、5および6で調製したフレーバー(c)、
(d)および残渣エキス2を下記表3の割合で各フレー
バーを調製した。
【0041】
【表3】
【0042】(缶烏龍茶への賦香例) 烏龍茶(色種2等級)100gを85℃の熱水3000
gに投入し、時々攪拌しながら5分間抽出した後、20
0メッシュポリエチレン濾布にて固液分離し、烏龍茶抽
出液2500gを得た。これを30℃に冷却した後、ビ
タミンCおよび重曹を加え、ろ過した後、水にて750
0gに調整した。これに実施例3、4および比較例3、
4で調製したフレーバーをそれぞれ0.2%添加混合
し、190g容量の缶に充填して、121℃、10分間
殺菌した。 (官能評価)上記のフレーバーを添加した烏龍茶飲料
を、良く訓練された10名のパネラーにて官能評価を行
い、フレーバー無添加品を5点、最高点を10点として
風味を評価した。官能評価結果(10名の合計点)およ
びそれぞれの風味の特徴を表4に示した。
【0043】
【表4】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、例えば、コーヒー、紅
茶、緑茶、烏龍茶などの嗜好飲料に、トップの軽いフレ
ッシュな香気とボディー感のある香気を併せ持ち、バラ
ンスのとれた香味を付与することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B017 LC02 LG08 LG09 LG10 LG14 LG16 LL01 LP01 4B027 FB13 FB17 FB24 FB28 FC01 FK09 FK10 FP79 FP85 FQ09 FQ19 4B047 LB03 LF07 LG37 LG40 LG41 LP01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】嗜好飲料用原料を水蒸気蒸留して得られる
    フレーバー(A)と、嗜好飲料用原料を気−液向流接触
    装置に供して得られるフレーバー(B)とを含有し、か
    つフレーバー(A)の1重量部あたりフレーバー(B)
    を0.01〜100重量部の範囲内で含有する新規フレ
    ーバー。
  2. 【請求項2】更に、嗜好飲料用原料の水および/または
    アルコール抽出物を含有する請求項1記載のフレーバ
    ー。
  3. 【請求項3】嗜好飲料用原料が、コーヒー、紅茶、緑
    茶、烏龍茶または穀物茶である請求項1又は請求項2記
    載のフレーバー。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のフレーバーを嗜好飲料に対
    して0.01〜5重量%添加してなる嗜好飲料。
JP2001221308A 2001-07-23 2001-07-23 新規フレーバー Expired - Fee Related JP4532030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221308A JP4532030B2 (ja) 2001-07-23 2001-07-23 新規フレーバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001221308A JP4532030B2 (ja) 2001-07-23 2001-07-23 新規フレーバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003033137A true JP2003033137A (ja) 2003-02-04
JP4532030B2 JP4532030B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=19054992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001221308A Expired - Fee Related JP4532030B2 (ja) 2001-07-23 2001-07-23 新規フレーバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4532030B2 (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005011396A1 (ja) * 2003-07-31 2005-02-10 Suntory Limited コーヒー焙煎豆の処理方法および水蒸気処理コーヒー焙煎豆
WO2005044014A1 (ja) 2003-11-06 2005-05-19 Pokka Corporation 嗜好性原料からの揮発性成分の抽出方法、揮発性成分及びその揮発性成分を含む飲食品
WO2006028193A1 (ja) * 2004-09-08 2006-03-16 Takasago International Corporation コーヒー濃縮エキスとその製造方法
WO2006062133A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Takasago International Corporation 酵素処理茶類エキス、酵素処理茶類ナチュラルアロマ、及び酵素処理茶類ナチュラルアロマ濃縮エキスの製造方法およびそれによって得られる酵素処理茶類エキス、酵素処理茶類ナチュラルアロマならびに酵素処理茶類ナチュラルアロマ濃縮エキス
JP2006325539A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Takasago Internatl Corp 乳製品フレーバーの製造法
JP2007129937A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Chemi Com Japan Corp コーヒーエキスの製造法及びこれを含む飲料及び食品
JP2007167005A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Ogawa & Co Ltd 茶抽出物の調製方法
JP2007295921A (ja) * 2006-04-06 2007-11-15 Sanei Gen Ffi Inc 茶エキスの製造方法
JP2007321017A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Ogawa & Co Ltd 香気成分の捕集方法及び該方法により得られた香料組成物並びに該香料組成物を添加したことを特徴とする飲食物
JPWO2006064756A1 (ja) * 2004-12-13 2008-06-12 サントリー株式会社 濾過処理を経た抽出液を用いるコーヒー飲料の製造方法
JP2008295303A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Kao Corp 茶抽出液の製造法
JP2010259364A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Sanei Gen Ffi Inc 嗜好性フレーバー及びその製造方法
JP2011019460A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Sanei Gen Ffi Inc 茶類フレーバー及び茶類エキスの製造方法
JP2011092044A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Sanei Gen Ffi Inc ナチュラルフレーバーの製造方法
WO2011162201A1 (ja) 2010-06-21 2011-12-29 サントリーホールディングス株式会社 緑茶エキス
EP2491797A1 (en) * 2011-02-24 2012-08-29 Nestec S.A. Coffee product
JP2013216831A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Ogawa & Co Ltd 保存性に優れた天然香料の製造方法
JP2015204754A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 長谷川香料株式会社 緑茶エキスの製造方法
WO2016189888A1 (ja) * 2015-05-28 2016-12-01 長谷川香料株式会社 焙煎香気回収物の製造方法
JP2017006020A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 長谷川香料株式会社 茶類エキスの製造方法
KR20170071469A (ko) 2014-10-23 2017-06-23 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 음식품용 정미 개선제
JP6184627B1 (ja) * 2017-02-17 2017-08-23 長谷川香料株式会社 焙煎コーヒー豆からの香料組成物の製造方法および焙煎コーヒー豆からの香気回収装置
JP2018138025A (ja) * 2013-04-16 2018-09-06 ヌオンフウ スプリング カンパニー リミテッド 茶飲料及びその製造方法
KR20190085083A (ko) 2016-12-16 2019-07-17 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 커피 풍미 개선제 및 그 제조 방법
KR20190087522A (ko) 2016-12-16 2019-07-24 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 동식물 원료로부터의 향료 조성물의 제조 방법 및 동식물 원료로부터의 향기 회수 장치
KR20190087521A (ko) 2016-12-16 2019-07-24 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 볶은 커피콩으로부터의 향료 조성물의 제조 방법 및 볶은 커피콩으로부터의 향기 회수 장치

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109133A (ja) * 1982-12-15 1984-06-23 T Hasegawa Co Ltd コ−ヒ−フレ−バ−の製法
JPH02203750A (ja) * 1989-01-31 1990-08-13 San Ei Chem Ind Ltd 水蒸気蒸留コーヒーフレーバー調製方法
JPH08116882A (ja) * 1994-10-27 1996-05-14 T Hasegawa Co Ltd 茶類フレーバーの製造方法
JP2000210045A (ja) * 1999-01-19 2000-08-02 T Hasegawa Co Ltd 新規フレ―バ―賦与剤及びその製造方法
JP2001172667A (ja) * 1999-12-20 2001-06-26 Takasago Internatl Corp 香気組成物の製造方法及びこれを用いるフレーバー、飲食品の調製方法。
JP2001258524A (ja) * 2000-03-22 2001-09-25 T Hasegawa Co Ltd 麦茶エキス及びその製造方法
JP2002511236A (ja) * 1998-04-09 2002-04-16 ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム コーヒーアロマの回収方法およびアロマ製品

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59109133A (ja) * 1982-12-15 1984-06-23 T Hasegawa Co Ltd コ−ヒ−フレ−バ−の製法
JPH02203750A (ja) * 1989-01-31 1990-08-13 San Ei Chem Ind Ltd 水蒸気蒸留コーヒーフレーバー調製方法
JPH08116882A (ja) * 1994-10-27 1996-05-14 T Hasegawa Co Ltd 茶類フレーバーの製造方法
JP2002511236A (ja) * 1998-04-09 2002-04-16 ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム コーヒーアロマの回収方法およびアロマ製品
JP2000210045A (ja) * 1999-01-19 2000-08-02 T Hasegawa Co Ltd 新規フレ―バ―賦与剤及びその製造方法
JP2001172667A (ja) * 1999-12-20 2001-06-26 Takasago Internatl Corp 香気組成物の製造方法及びこれを用いるフレーバー、飲食品の調製方法。
JP2001258524A (ja) * 2000-03-22 2001-09-25 T Hasegawa Co Ltd 麦茶エキス及びその製造方法

Cited By (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005011396A1 (ja) * 2003-07-31 2005-02-10 Suntory Limited コーヒー焙煎豆の処理方法および水蒸気処理コーヒー焙煎豆
US7976887B2 (en) 2003-11-06 2011-07-12 Pokka Corporation Method of extracting volatile component from tasty material, the volatile component and foods and drinks containing the volatile component
WO2005044014A1 (ja) 2003-11-06 2005-05-19 Pokka Corporation 嗜好性原料からの揮発性成分の抽出方法、揮発性成分及びその揮発性成分を含む飲食品
JP2005137269A (ja) * 2003-11-06 2005-06-02 Pokka Corp 揮発性成分、その製造方法及び飲食品
KR100843110B1 (ko) * 2003-11-06 2008-07-02 폭카 코포레이션 기호성 원료로부터 휘발성 성분을 추출하는 방법, 휘발성성분 및 휘발성 성분을 포함하는 음식물
JP4568490B2 (ja) * 2003-11-06 2010-10-27 株式会社ポッカコーポレーション 揮発性成分の製造方法、揮発性成分を含む飲食品及びコーヒー飲料又は茶飲料の製造方法
WO2006028193A1 (ja) * 2004-09-08 2006-03-16 Takasago International Corporation コーヒー濃縮エキスとその製造方法
US7794772B2 (en) 2004-09-08 2010-09-14 Takasago International Corporation Concentrated coffee extract and process for producing the same
JPWO2006028193A1 (ja) * 2004-09-08 2008-05-08 高砂香料工業株式会社 コーヒー濃縮エキスとその製造方法
JP4823073B2 (ja) * 2004-12-08 2011-11-24 高砂香料工業株式会社 酵素処理茶類エキス、酵素処理茶類ナチュラルアロマ、及び酵素処理茶類ナチュラルアロマ濃縮エキスの製造方法およびそれによって得られる酵素処理茶類エキス、酵素処理茶類ナチュラルアロマならびに酵素処理茶類ナチュラルアロマ濃縮エキス
CN101072510B (zh) * 2004-12-08 2013-02-27 高砂香料工业株式会社 酶处理的茶提取物、酶处理的茶天然芳香物和酶处理的茶天然芳香物浓缩提取物的制备方法以及由该方法得到的酶处理的茶提取物、酶处理的茶天然芳香物和酶处理的茶天然芳香物浓缩提取物
JPWO2006062133A1 (ja) * 2004-12-08 2008-06-12 高砂香料工業株式会社 酵素処理茶類エキス、酵素処理茶類ナチュラルアロマ、及び酵素処理茶類ナチュラルアロマ濃縮エキスの製造方法およびそれによって得られる酵素処理茶類エキス、酵素処理茶類ナチュラルアロマならびに酵素処理茶類ナチュラルアロマ濃縮エキス
KR101175608B1 (ko) 2004-12-08 2012-08-22 다카사고 고료 고교 가부시키가이샤 효소 처리 차류 추출액, 효소 처리 차류 내츄럴 아로마 및 효소 처리 차류 내츄럴 아로마 농축 추출액의 제조방법, 및 이에 의해 수득되는 효소 처리 차류 추출액, 효소 처리 차류 내츄럴 아로마 및 효소 처리 차류 내츄럴 아로마 농축추출액
WO2006062133A1 (ja) * 2004-12-08 2006-06-15 Takasago International Corporation 酵素処理茶類エキス、酵素処理茶類ナチュラルアロマ、及び酵素処理茶類ナチュラルアロマ濃縮エキスの製造方法およびそれによって得られる酵素処理茶類エキス、酵素処理茶類ナチュラルアロマならびに酵素処理茶類ナチュラルアロマ濃縮エキス
JPWO2006064756A1 (ja) * 2004-12-13 2008-06-12 サントリー株式会社 濾過処理を経た抽出液を用いるコーヒー飲料の製造方法
JP2006325539A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Takasago Internatl Corp 乳製品フレーバーの製造法
JP2007129937A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Chemi Com Japan Corp コーヒーエキスの製造法及びこれを含む飲料及び食品
JP4679362B2 (ja) * 2005-12-22 2011-04-27 小川香料株式会社 茶抽出物の調製方法
JP2007167005A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Ogawa & Co Ltd 茶抽出物の調製方法
JP2007295921A (ja) * 2006-04-06 2007-11-15 Sanei Gen Ffi Inc 茶エキスの製造方法
JP2007321017A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Ogawa & Co Ltd 香気成分の捕集方法及び該方法により得られた香料組成物並びに該香料組成物を添加したことを特徴とする飲食物
JP2008295303A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Kao Corp 茶抽出液の製造法
JP2010259364A (ja) * 2009-05-07 2010-11-18 Sanei Gen Ffi Inc 嗜好性フレーバー及びその製造方法
JP2011019460A (ja) * 2009-07-16 2011-02-03 Sanei Gen Ffi Inc 茶類フレーバー及び茶類エキスの製造方法
JP2011092044A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Sanei Gen Ffi Inc ナチュラルフレーバーの製造方法
WO2011162201A1 (ja) 2010-06-21 2011-12-29 サントリーホールディングス株式会社 緑茶エキス
EP2491797A1 (en) * 2011-02-24 2012-08-29 Nestec S.A. Coffee product
WO2012113849A1 (en) * 2011-02-24 2012-08-30 Nestec S.A. Coffee product
US20130330461A1 (en) * 2011-02-24 2013-12-12 Nestec S.A. Coffee product
JP2013216831A (ja) * 2012-04-12 2013-10-24 Ogawa & Co Ltd 保存性に優れた天然香料の製造方法
JP2018138025A (ja) * 2013-04-16 2018-09-06 ヌオンフウ スプリング カンパニー リミテッド 茶飲料及びその製造方法
JP2015204754A (ja) * 2014-04-17 2015-11-19 長谷川香料株式会社 緑茶エキスの製造方法
KR20170071469A (ko) 2014-10-23 2017-06-23 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 음식품용 정미 개선제
WO2016189888A1 (ja) * 2015-05-28 2016-12-01 長谷川香料株式会社 焙煎香気回収物の製造方法
JP2016220562A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 長谷川香料株式会社 焙煎香気回収物の製造方法
JP2017006020A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 長谷川香料株式会社 茶類エキスの製造方法
KR20190085083A (ko) 2016-12-16 2019-07-17 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 커피 풍미 개선제 및 그 제조 방법
KR20190087522A (ko) 2016-12-16 2019-07-24 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 동식물 원료로부터의 향료 조성물의 제조 방법 및 동식물 원료로부터의 향기 회수 장치
KR20190087521A (ko) 2016-12-16 2019-07-24 하세가와 고오료오 가부시끼가이샤 볶은 커피콩으로부터의 향료 조성물의 제조 방법 및 볶은 커피콩으로부터의 향기 회수 장치
JPWO2018110586A1 (ja) * 2016-12-16 2019-10-24 長谷川香料株式会社 動植物原料からの香料組成物の製造方法および動植物原料からの香気回収装置
JPWO2018110585A1 (ja) * 2016-12-16 2019-10-24 長谷川香料株式会社 焙煎コーヒー豆からの香料組成物の製造方法および焙煎コーヒー豆からの香気回収装置
JP6184627B1 (ja) * 2017-02-17 2017-08-23 長谷川香料株式会社 焙煎コーヒー豆からの香料組成物の製造方法および焙煎コーヒー豆からの香気回収装置
JP2018093858A (ja) * 2017-02-17 2018-06-21 長谷川香料株式会社 焙煎コーヒー豆からの香料組成物の製造方法および焙煎コーヒー豆からの香気回収装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4532030B2 (ja) 2010-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4532030B2 (ja) 新規フレーバー
TWI375520B (en) Enriched coffee extract and manufacturing method
JP4381263B2 (ja) 茶類エキス及び茶類香料の製法
JP4679362B2 (ja) 茶抽出物の調製方法
JPH04287638A (ja) 水溶性コーヒーの製造方法
WO2008078843A1 (ja) 精製焙煎コーヒー豆と精製焙煎コーヒー豆の製造方法
JP6184627B1 (ja) 焙煎コーヒー豆からの香料組成物の製造方法および焙煎コーヒー豆からの香気回収装置
JP2017006020A (ja) 茶類エキスの製造方法
JP6975173B2 (ja) 動植物原料からの香料組成物の製造方法および動植物原料からの香気回収装置
CA2891400C (en) Method of producing an aromatised food or beverage product
WO2018110585A1 (ja) 焙煎コーヒー豆からの香料組成物の製造方法および焙煎コーヒー豆からの香気回収装置
JP5213832B2 (ja) 焙煎植物原料水性エキスの酢酸低減方法
JP6146915B2 (ja) コーヒーエキスおよび濃縮コーヒーエキスの製造方法
JP5814658B2 (ja) コーヒーオイルの製造方法
WO2015125629A1 (ja) 酵素処理植物エキスの製造方法
JP6103893B2 (ja) コーヒーオイルの製造方法
JP3595228B2 (ja) 香気組成物の製造方法及びこれを用いるフレーバー、飲食品の調製方法。
JP2000166474A (ja) コーヒーフレーバーの製造方法
JP5129190B2 (ja) 嗜好性フレーバー及びその製造方法
JPH1077496A (ja) 香気濃縮物の製造法
JP2015112033A (ja) コーヒー飲料とその製造方法
JP5833846B2 (ja) 植物精油の分離方法
JP2020072665A (ja) 茶類エキスの製造方法
JP6600870B2 (ja) 香気凝縮物、その製造方法及び飲食品
JP3165977B2 (ja) 液状濃縮コーヒーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080509

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100608

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100610

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4532030

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees