JP2002541259A - 黄体化ホルモン作動薬として有用な二環式へテロ芳香族化合物 - Google Patents
黄体化ホルモン作動薬として有用な二環式へテロ芳香族化合物Info
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Abstract
Description
、具体的には黄体化ホルモン(LH)作用活性を有する化合物に関する。本発明
はさらに二環式へテロ芳香族誘導体化合物に関し、医学的療法、特に生殖能の調
整としてのこれら化合物の使用と同様のものを含有する医薬品化合物に関する。
ける重要な機能に役立つ。下垂体ゴナドトロピンFSHは例えば卵胞発達および
成熟の刺激における中枢の役割を果たし、一方でLHは排卵を誘発する(Sha
rp, R.M. ClinEndocrinol. 33:787−807,
1990;DorringtonおよびArmstrong,Recent P
rog.Horm.Res.35:301−342,1979)。一般に、LH
はFSHとの組み合わせで、卵胞刺激に、換言すれば体外受精(IVF)のため
の卵胞刺激亢進および不妊症による無排卵女性の排卵の誘発(Insler,
V., Int.J. Fertility 33:85−97,1988,
NavotおよびRosenwaks, J.Vitoro Fert. Em
bryo Transfer 5:3−13, 1988)に、男性性腺機能低
下症および男性不妊症と同様に臨床的に応用される。
定の細胞種に作用する。これら下垂体および胎盤性ホルモンの作用はレセプター
と結合した巨大種のG‐タンパクの構成部分である特定の原形質膜受容体によっ
て仲介される。それらは7つの膜間ドメインがある単一ポリペプチドから成り、
Gsタンパクと相互作用することができ、アデニル酸シクラーゼの活性を導いて
いる。
純度である(Morseら、Amer.J.Reproduct. Immun
ol. and Microbiology 17:143, 1988)。一
方で、ゴナドトロピンは組換えゴナドトロピンとして調製されることもある。
れかに投与することが必要である。しかしながら、例えば経口又は経皮的な経路
を通じて投与することのある低分子のレセプターを活性化するのには優れている
。
量ホルモン類似化合物の調整を記述する。これは本発明の主要な優位性のひとつ
としてみなされる。
らの製薬的に許容可能な塩に存するものであって、
あり、 R5およびR6はH,(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2
−8C)アルキニル,(3−8C)シクロアルキル,(2−7C)ヘテロシクロ
アルキル,(1−8C)アルキルカルボニル,(6−14C)アリールカルボニ
ル,(6−14C)アリール又は(4−13C)へテロアリールから独立して選
択されるかあるいはR5およびR6が共に(2−7C)へテロシクロアルキル環
で結合され、 R7は(3−8C)シクロアルキル,(2−7C)へテロシクロアルキル,(
6−14C)アリール又は(4−13C)へテロアリールであり、好ましくはR 7 は(6−14C)アリール又は(4−13C)へテロアリールであり、 R2は(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルキ
ニル,又は(6−14C)アリールあるいは(4−13C)へテロアリールであ
り、共に(1−8C)アルキル,(1−8C)アルキルチオ,(1−8C)(ジ
)アルキルアミノ,(1−8C)アルコキシ,(2−8C)アルケニル,又は(
2−8C)アルキニルから選択される1あるいは1以上の置換基で任意に置換さ
れ、 R3は(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルキ
ニル,(3−8C)シクロアルキル,(2−7C)ヘテロシクロアルキル,又は
(6−14C)アリールあるいは(4−13C)へテロアリールであり、共に(
1−8C)アルキル,(1−8C)(ジ)アルキルアミノ又は(1−8C)アル
コキシから選択される1あるいは1以上の置換基で任意に置換され、好ましくは
R3は(1−8C)アルキルであり、さらに好ましくは(1−4C)アルキルで
あり、さらに一層好ましくはR3はイソプロピル又はtert−ブチルであり、 XはS,O,又はN(R4)であり、 R4はH,(1−8C)アルキル,(1−8C)アルキルカルボニル,(6−
14C)アリールカルボニル又は(6−14C)アリール(1−8C)アルキル
であり、 YはCHまたはNであり、好ましくはYはNであり、 ZはNH2またはOHであり、 AはS,N(H),N(R9),O又は結合手であり、および R9はR2として表わした同基から選択可能であり、 BはN(H),O又は結合手である。
けるR5および/又はR6に存在するならば、ヒドロキシル,(6−14C)ア
リール,(1−8C)アルコキシ,(1−8C)アルキルカルボニル,(6−1
4C)アリールカルボニルオキシ,(1−8C)アルコキシカルボニル,(6−
14C)アリールオキシカルボニル,(1−8C)アルキルカルボニル,(6−
14C)アリールカルボニル,アミン,(1−8C)アルキルアミノカルボニル
,(6−14C)アリールアミノカルボニル,(1−8C)アルキルカルボニル
アミノ,(6−14C)アリールカルボニルアミノ,(6−14C)(ジ)アリ
ールアミノおよび/または(1−8C)(ジ)アルキルアミノから選択された1
あるいは1以上の置換基で任意に置換してもよい。
ば、アリールはR8が(6−14C)アリール,(4−13C)ヘテロアリール
,(1−8C)アルキルカルボニル,(6−14C)アリールカルボニル,(1
−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルケニルであるR 8 ,(6−14C)アリール,(4−13C)へテロアリール,(2−7C)ヘ
テロシクロアリール,(3−8C)シクロアルキル,NHR8,OR8および/
又はSR8,ヒドロキシル,(1−8C)アルコキシ,(2−7C)ヘテロシク
ロアルキル((1−8C)アルコ)キシ,(3−8C)シクロアルキル((1−
8C)アルコ)キシ,(6−14C)アリール((1−8C)アルコ)キシ,(
4−13C)ヘテロアリール((1−8C)アルコ)キシ,(2−7C)ヘテロ
シクロアルキル,(3−8C)シクロアルキル,(6−14C)アリール,(4
−13C)ヘテロアリール,(1−8C)アルコキシカルボニル,(6−14C
)アリールオキシカルボニル,(1−8C)アルキルカルボニルオキシ,(6−
14C)アリールカルボニルオキシ,(1−8C)アルキルカルボニル,(6−
14C)アリールカルボニル,アミン,(1−8C)アルキルアミノカルボニル
,(6−14C)アリールアミノカルボニル,(1−8C)アルキルカルボニル
アミノ,(6−14C)アリールカルボニルアミノ,(6−14C)(ジ)アリ
ールアミノおよび/又は(1−8C)(ジ)アルキルアミノから選択された一つ
あるいは一つ以上の置換基で任意に置換できるアルキル基から選択された一つあ
るいは一つ以上の置換基でオルト位および/又はメタ位で任意に置換してもよい
。好ましくはR7にあるアリールの置換基はNHR8又はOR8から選択される
。R8は好ましくは(1−8C)アルキルカルボニル,(6−14C)アリール
カルボニル,(1−8C)アルキルである。アルキル基におけるさらに好ましい
置換基は(2−7C)ヘテロシクロアルキル,(1−6C)(ジ)アルキルアミ
ノおよびアミンである。
けるR9又はR2に存在するならば、(6−14C)アリール、(4−13C)
ヘテロアリール,(1−8C)アルキルカルボニル,(6−14C)アリールカ
ルボニル,(1−8C)アルキルカルボニルオキシ,(6−14C)アリールカ
ルボニルオキシ,(6−14C)アリールオキシカルボニルおよび/又は(1−
8C)アルコキシカルボニルから選択された1あるいは1以上の置換基で任意に
置換してもよい。
けるR3に存在するならば、ヒドロキシル,(1−8C)アルコキシ,(6−1
4C)アリールオキシ,(3−8C)シクロアルキル((1−8C)アルコ)キ
シ,(2−7C)ヘテロシクロアルキル((1−8C)アルコ)キシ,(6−1
4C)アリール((1−8C)アルコ)キシ,(4−13C)ヘテロアリール(
(1−18C)アルコ)キシ,(2−7C)ヘテロシクロアルキル,(6−14
C)アリール,(4−13C)ヘテロアリール,(1−8C)アルコキシカルボ
ニル,(6−14C)アリールオキシカルボニル,(1−8C)アルキルカルボ
ニルオキシ,(6−14C)アリールカルボニルオキシ,(1−8C)アルキル
カルボニル,アミン,(6−14C)アリールカルボニル,(1−8C)アルキ
ルアミノカルボニル,(6−14C)アリールアミノカルボニル,(1−8C)
アルキルカルボニルアミノ,(6−14C)アリールカルボニルアミノ,(6−
14C)(ジ)アリールアミノ又は(1−8C)(ジ)アルキルアミノから選択
された1あるいは1以上の置換基で任意に置換してもよい。
よる化合物である。これら好ましい化合物の中でもXがSおよびZがNH2のそ
れらは特に好まれ、さらに一層好ましいのはさらに加えてYがNであるそれら化
合物である。最も好ましいのは上述のXの定義に加えてZおよびYが(6−14
C)アリール又は(4−13C)ヘテロアリールであるR1によって定義付けら
れる化合物である。最も好ましいAはSである。
化合物であって、式中、 R1は(6−14C)アリール又は(4−13C)ヘテロアリール、 R2は(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルキ
ニル,又は(6−14C)アリールあるいは(4−13C)ヘテロアリールであ
り、いずれも(1−8C)アルキル,(1−8C)アルキルチオ,(1−8C)
アルコキシ,(2−8C)アルケニル,又は(2−8C)アルキニルから選択さ
れた一つあるいは一つ以上の置換基で任意に置換され、 R3は(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルキ
ニル,(3−8C)シクロアルキル,(2−7C)ヘテロシクロアルキル,又は
(6−14C)アリールあるいは(4−13C)ヘテロアリールであり、いずれ
も(1−8C)アルキル,(1−8C)(ジ)アルキルアミノ又は(1−8C)
アルコキシから選択された一つあるいは一つ以上の置換基で任意に置換され、 XはS、ZはNH2、AはS、およびBはN(H),O,又は結合手である。
ルキル基、アルケニル基,アルキニル基,アリール基,又はヘテロアリール基で
の上記置換基を含む。R1におけるアリール基又はヘテロアリール基の上記置換
基は事前にR7に対して定義される。
Oの化合物IIであり、BがNである化合物IIが最も好ましい。R2および/
又はR3は好ましくは(1−8C)アルキルであり、さらに好ましくは(1−4
C)アルキルであり、Yは好ましくはNである。
る化合物であり、tert−ブチルが最も好ましい。
チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート,メチル5−アミノ−
4−フェニル−2−メチルチオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボ
キシラート,エチル5−アミノ−4−フェニル−2−メチルチオ−チエノ[2,
3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート,6−アセチル−5−アミノ−4−
フェニル−2−(2−オキソプロピルチオ)−チエノ[2,3−d]ピリミジン
,5−アミノ−6−ベンゾイル−4−フェニル−2−フェニルカルボニルメチル
チオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン又は5−アミノ−6−(4−クロロベン
ゾイル)−4−フェニル−2−[(4−クロロフェニル)カルボニルメチルチオ
]−チエノ[2,3−d]ピリミジンは本発明から除外される。
:60,223−231頁,1991年;J.Chem.Res.,Synop
.(6):290−291頁,1998年およびSulfur Lett.9:
101−108頁,1989年における開示に関する。
語は1−8炭素原子を有する枝分かれしたあるいは枝分かれしていないアルキル
基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、sec−ブチル
、tert−ブチル、ヘキシルおよびオクチルを意味する。(1−6C)アルキ
ル基が好ましく、(1−3C)アルキルが最も好ましい。
な2−8炭素原子を有する枝分かれしたあるいは枝分かれしていないアルケニル
基を意味する。
2−8炭素原子を有する枝分かれしたあるいは枝分かれしていないアルキニル基
を意味する。
アルキル基を意味し、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、シクロヘプチル又はシクロ−オクチルである。
好ましくは3−5炭素原子を有し、N,O,あるいはSから選択されたヘテロ原
子を少なくとも一つ含んでいるヘテロシクロアルキル基を意味する。N又はOが
好ましい。最も好ましいのはピペラリジン,モルフォリンおよびピロリジンであ
る。
基で、従来定義したのと同じ意味を有する前記アルキル部分(moiety)を
意味する。(1−6C)アルコキシ基が好ましく、(1−3C)アルコキシが最
も好ましい。
であって、1−8炭素原子を含む前記アルキル基を意味し、従来定義したのと同
じ意味を有する。
(ジ)アルキルアミノ基であって、従来定義したのと同じ意味を有する前記アル
キル部分を意味する。
する(ジ)アリールアミノ基であって、従来定義したのと同じ意味を有する前記
アリール部分(moiety)を意味する。
チオ基であって、従来定義したのと同じ意味を有する前記アルキル部分を意味す
る。
ロナフチル,インデニル,アントラシルのような6‐14炭素原子を有する芳香
族炭化水素基であって、ヒドロキシ,ハロゲン,ニトロ,トリフルオロメチル,
シアノ,(1−8C)アルキルカルボニルアミノ,(1−8C)アルキルアミノ
カルボニル又は(1−8C)(ジ)アルキルアミノのような、しかし限定される
わけではない一つ又は一つ以上の置換基で任意に置換できる、従来定義したのと
同じ意味を有する前記アルキル部分を意味する。好ましい芳香族炭化水素基はフ
ェニールである。
ルボニル基であって、6−14炭素原子を含む前記アリール基を意味し、従来定
義したのと同じ意味を有する。
ように前記アルキル基が(1−8C)アルキル基であり、および前記アリール基
が(6−14C)アリールである7−22炭素原子を有するアリールアルキル基
を意味する。フェニル(1−8C)アルキル基はベンジルのようなアリールアル
キル基が好ましい。
ンズチエニル,キノリル,テトラヒドロキノリル,イソキノリル,テトラヒドロ
イソキノリル,インドリル,アクリジノリル,フリル又はピリジルのように、N
,O,および/又はSから選択された少なくとも一つのヘテロ原子を含んでいる
3−13炭素原子、好ましくは4−9炭素原子を有する置換されたあるいは置換
されない芳香族基を意味する。前記へテロアリール基にある前記置換基は前記ア
リール基に対して列挙された置換基の部類から選択できる。好ましいヘテロアリ
ール基はチエニル,フリルおよびピリジルである。
窒素原子を含みさらに多くても2−7炭素原子を有する環であり、不飽和結合あ
るいはN,Oおよび/又はSから選択された一つ又は一つ以上のヘテロ原子を含
むことができる環を意味する。そのような環の例はアゼチジン,ピロリジン,ピ
ペリジン,ピペラジン,モルフォリンおよびチオモルフォリンである。
従来定義したように3−8炭素原子を含むヘテロシクロアルキル基であって、(
1−8C)アルコキシ基に結合させた、従来定義したような意味を有するアルコ
キシ部分を意味する。
義したように3−8炭素原子を含むシクロアルキル基であって、(1−8C)ア
ルコキシ基に結合させた、従来定義したような意味を有するアルコキシ部分を意
味する。
たように6−14炭素原子を含むアリール基であって、(1−8C)アルコキシ
基に結合された、従来定義したような意味を有する前記アルコキシ部分を意味す
る。(4−13C)へテロアルキルアルコキシ基は前記(6−14C)アリール
アルコキシ基の類似物であり、N,OおよびSから選択された少なくとも一つの
ヘテロ原子を含む。
って、1−8炭素原子を含み、従来定義したのと同様の意味を有する前記アルキ
ル基を意味する。
あって、6−14炭素原子を含み、従来定義したのと同様の意味を有する前記ア
リール基を意味する。
オキシ基であって、1−8炭素原子を含み、従来定義したのと同様の意味を有す
る前記アルキル基を意味する。
ルオキシ基であって、6−14炭素原子を含み、従来定義したのと同様の意味を
有する前記アリール基を意味する。
ボニル基であって、1−8炭素原子を含み、従来定義したのと同様の意味を有す
る前記アルキル基を意味する。
ルボニル基であって、6−14炭素原子を含み、従来定義したのと同様の意味を
有する前記アリール基を意味する。
アミノ基であって、1−8炭素原子を含み、従来定義したのと同様の意味を有す
る前記アルキル基を意味する。
を含み、従来定義したのと同様の意味を有する前記アリール基を意味する。
に3−8炭素原子を含み、酸素原子に結合したヘテロシクロアルキル基を意味す
る。
8炭素原子を含み、酸素原子に結合したシクロアルキル基を意味する。
炭素原子を含み、酸素原子に結合したアリール基を意味する。(4−13C)へ
テロアリールオキシ基はN,OおよびSから選択された少なくとも一つのヘテロ
原子を含む前記(6−14C)アリールオキシ基の類似物である。
すことを表わしている。
塩を含む製薬的化合物に存する。
ノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート,メチル5−アミノ−4−
フェニル−2−メチルチオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシ
ラート又はエチル5−アミノ−4−フェニル−2−メチルチオ−チエノ[2,3
−d]ピリミジン−6−カルボキシラートを含む製薬的化合物は本発明の範囲内
にある。このように、本発明による前記化合物は治療に用いることが可能である
。本発明のさらなる一側面は生殖能を調整するための薬剤の製造に関し前記一般
式Iを有する二環式へテロ芳香族化合物の使用に存する。好ましくは本発明は前
記LH受容体を活性化するために使用される。
ルな炭素原子を所有することもある。前記化合物はそれゆえにキラルに純粋な化
合物として、あるいはジアステレオマーおよび/又はエナンチオマーとして得ら
れる。前記キラルに純粋な化合物を得るための方法は当業界で既知である、例え
ば結晶化又はクロマトグラフィーである。
物の塩である。しかしながら、式Iによる塩基の酸付加塩もまた、例えば製薬的
に許容可能な化合物の調整又は精製において使用を認められる。全ての塩が、製
薬的に許容可能であろうとなかろうと、本発明の周辺領域内に包含される。
エン酸、酒石酸、酢酸、乳酸、マレイン酸、マロン酸、フマール酸、グリコール
酸、コハク酸などのような有機酸に由来するそれらを含む。
それらの塩の適切な服用経路は筋肉内注射、皮下注射、静脈内注射または腹腔内
注射、経口および鼻腔内投与である。好ましくは、化合物は経口的に投与される
。作用成分あるいはそれらの医薬品化合物の投与の正確な用量および用法は達成
しようとする治療効果(治療範囲;避妊)に必然的に依るものであり、特定の化
合物、服用の経路、および薬剤を投与しようとする個人患者の年齢および状況と
共に変更することができる。
を要する。しかしながら、ヒトに対する用量は好ましくは体重1kgあたり0.
0001−25mg含有する。望ましい用量は期間を通じて適切な間隔で、ある
いは女性服用者の場合は月経周期を通して適切な日中間隔で単剤投与又は多剤投
与として存在する。投与の用量ならびに用法は男性と女性の服用者で異なること
がある。
はおよそ0.01−5μg/mlの濃度で培養媒体で使用されることになる。
5−アミノ−4−フェニル−2−エトキシカルボニルメチルチオ−チエノ[2,
3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート,メチル5−アミノ−4−フェニル
−2−メチルチオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート又
はエチル5−アミノ−4−フェニル−2−メチルチオ−チエノ[2,3−d]ピ
リミジン−6−カルボキシラート,6−アセチル−5−アミノ−4−フェニル−
2−(2−オキソプロピルチオ)−チエノ[2,3−d]ピリミジン,5−アミ
ノ−6−ベンゾイル−4−フェニル−2−フェニルカルボニルメチルチオ−チエ
ノ[2,3−d]ピリミジン又は5−アミノ−6−(4−クロロベンゾイル)−
4−フェニル−2−[(4−クロロフェニル)カルボニルメチルチオ]−チエノ
[2,3−d]ピリミジンと、任意にその他の治療剤を含む式Iによる製薬的化
合物を含む二環式へテロ芳香族化合物を含む製薬的化合物にも関する。
”でなければならず、それらの受容者に有害であってはならない。
あるいは腸管外(皮下、筋肉内、静脈内および皮内を含む)投与に対して適切な
化合物を含む。化合物は製薬業界で既知のあらゆる方法によって、例えばGen
naroら、Remington‘s Pharmaceutical Sci
ences(第18版、Mack Publishing company,1
990年、特に第8部:Preparations and Their Ma
nufactureを参照のこと)で説明されたような方法を用いて調製される
。
活性成分は、副成分とも呼ばれており、これら当業界(Gennaro, su
pra)で慣用の、充填剤、結合剤、賦活剤、崩壊剤、潤滑剤、着色剤、香料お
よび湿潤剤を含む。
顆粒、あるいは溶液又は懸濁液として個別の服用単位として提供される。活性成
分もまた巨丸剤あるいはペーストとして提供される。化合物はさらに腸管投与用
に座薬あるいは浣腸に加工することも可能である。
を含む。化合物は、例えば密封したバイアル瓶およびアンプルの、投与量あるい
は複数投与量容器で提供でき、使用する前に滅菌液状キャリアー、例えば水の添
加だけを要する凍結乾燥した状態で貯蔵することができる。
は吸入器を用いて発生することのある粉塵又は霧を含む鼻腔吸入による投与に適
している。
された活性部剤の核からなる移植可能な製薬的装置の形でも投与できる。そのよ
うな移植は皮下にあるいは局所に応用され、比較的長期間にわたり、例えば数週
間から数年間、ほぼ一定の割合で活性成分を放出するであろう。そのような移植
可能な製薬的装置の調剤に対する方法は例えば、欧州特許第0,303,306
号(AKZO N.V.)で説明されるように、当業界で既知である。
することができる利点で、天然の黄体化ホルモンと同じ臨床目的に用いることが
できる。
的に以下に続くの当業界で既知の式(IV)のアミンとの式(III)の酸の濃
縮により調製することが可能である。
ミドのような非プロトン性溶媒中でO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N
,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレート(TBTU
)あるいはブロモトリピロリジノフォスフォニウム ヘキサフルオロフォスフェ
ート(PyBrOP)およびターシャリー塩基、例えばN,N−ジイソプロピル
エチルアミンのようなカップリング剤を用いて行われる。
−a)の化合物について上で説明したのと同じ方法で調製することができ、一般
構造(III)を有する酸および式(V)のアルコールから始まる。
)でエタノール、メタノール又はテトラヒドロフランのような適切な溶剤中で、
ナトリウムエトキシド、ナトリウムメトキシド、炭酸カリウム又は水酸化カリウ
ムのような塩基が存在する状態で、一般構造(VII)の化合物とのW=CN又
はC(O)(OEt)であるピリジルクロリド(VI)の濃縮によって調製する
ことができる。
Wが従来のように定義される構造(VIII)のチオアミドおよび臭素、塩素の
ようなV=ハロゲン式(IX)の化合物から上述の手順を経て調製することがで
きる。
n,A.M.Shestopalov and V.K.Promonenko
v, J.Org.Chem.USSR(英語版.翻訳),20:1828 1
984;Z.H.Khalil and A.A.Geies,Phosph.
Sulf.Silic.Relat.Elem.60:223,1991年を参
照のこと。
(X)のエチルエステルの塩基媒介したケン化である。ケン化は水性のジオキサ
ン混合物において高温(80℃還流まで)で水酸化リチウム、水酸化カリウム又
は水酸化ナトリウムのような塩基の状態で生じる。
CH2C(O)OEtとピリジルクロライド(VII)の環化によって調製でき
る。いくつかの場合、環化されない中間体生成物を分離することができ、塩基と
繰り返される処理で環化する。一方、X=Sの式(X)の化合物もまた誘導体(
I−d)の合成について説明した同様の手順を経て、Vが先に定義されているよ
うなVCH2C(O)OEt(IX)と(VIII)の環化により調製できる。
li,D.H.KimおよびS.V.Wanser,J.Heterocycl
.Chem.8:445,1971年;S.Kohra,Y.Tominaga
およびA.Hosomi,J.Heterocycl.Chem.25:959
,1988年;H.Vieweg,U.Krasselt,N.Bohm,J.
PrantzおよびG.Wagner,Pharmazie 45:731,1
990年;H.ViewegおよびG.Wagner,Pharmazie 4
6:51,1991;G.Wagner,H.ViewegおよびS.Leit
ner,Pharmazie 48:588,1993年によって説明される。
ピロロ環化は例えばD.H.KimおよびA.A.Santilli,J.He
terocycl.Chem.6:819,1969年によって説明される。
.H.KimおよびS.V.Wanser,J.Heterocycl.Che
m.8:445,1971年によって実施例として説明された以下に続く論文の
手順によって合成することができる。定式の実験では、一般構造式(XI)のア
ミドを高温(80℃還流で)でPOCl3で処理する。例えばジオキサンといっ
た適切な溶剤の付加および/又はPCl5あるいはN,N−ジメチルアニリンの
いずれか一方の反応混合物への付加は反応時間を短縮し、塩化物(VI)の高収
率という結果になる。
eterocycl.Chem.6:819,1969年によって論文で説明さ
れたような式(VI)の化合物を提供するためのアミド(XI)をSOCl2で
高温(好ましくは還流)で処理できる。
流)でピリジンのような適切な溶剤で例えばP2O5のような硫化剤あるいはロ
ーソン試薬(Lawesson‘s Reagent)との誘導体(XI)の処
理によって調製できるので、Z.H.Khalil,Phosph.Sulf.
Silic.Relat.Elem.60:223,1991年を参照のこと。
般式(VIII)の化合物は式(XII)のα,β−不飽和ケトンおよびチオア
セタミド(XIII)の環化によって合成される。
還流)で例えばピペリジン、トリエチルアミン、ナトリウムメトキシド又はナト
リウムエトキシドのような塩基の存在のもと、エタノール、メタノールあるいは
テトラヒドロフランのような溶剤中で反応させる。関連する環化は論文、H.V
ieweg,V.Hanfeld,S.LeitnerおよびG.Wagner
,Pharmazie 44:639,1989年;H.ViewegおよびG
.Wagner.Pharmazie 46:51,1991年で得られる。
e,Heterocycles 31:123,1990年によって説明される
ような一般構造(XIV)のα,β−不飽和ジニトリルおよびチオアセタミド(
XV)から始まって合成できる。
かの論文に基づくアプローチを経て調製される。
ある式(XI−a)の誘導体は、アルデヒド(XVII)および化合物(XVI
II)と共に、Wを先に定義したようなエチルエステル(XVI)と、イソチオ
ウレア(XVIII−a),イソウレア(XVIII−b),モノ置換したグア
ニジン(XVII−c),二置換のグアニジン(XVIII−d)又はアミジン
(XVIII−e)との縮合によって合成され得る。
−e)を適切な溶剤、例えばエタノール、メタノール、N,N−ジメチルホルム
アミド、N−メチルピロリジノン、テトラヒドロフラン又はピリジンで懸濁し、
炭酸カリウム、酢酸ナトリウム、ナトリウムメトキシド又はナトリウムエトキシ
ドのような塩基を加える。反応は高温(70℃還流で)で起こる。濾過後、生成
物(XI−a)が沈降した後で残渣を水中に取り上げ、酸性化(pH2)する(
S.kambe, K.SaitoおよびH.Kishi, Synthesi
s 287(1979年);A.M.Abd−Elfattah, S.M.H
ussainおよびA.M.El−Reedy, Tetrahedron 3
9,3197(1983年);S.M.Hussain, A.A.El−Ba
rbaryおよびS.A.Mansour, J.Heterocycl. C
hem. 22,169(1985年))。W=C(O)OEtの場合、芳香族
化はジクロロジシアノベンゾキノン(DDQ)あるいは酸素のようなオキシダン
トの付加で生じる。関連する環化もまた適切なリンカーを用いてメリフィールド
レジンのような固体の支持体で行われており、例えばA.L.Mrzinzik
およびE.R.Felder,J.Org.Chem.63,723(199
8年);T.Masquelin,D.Sprenger,R.Baer,F.
GerberおよびY.Mercadal,Helv.Chim.Acta 8
1,646(1998年)を参照のこと。
ない式(XI−a)の誘導体は式(VI−a)の誘導体におけるClの置換ある
いは式(XI−b)の化合物における4−SMeの置換を経て調製される。
Hosomi,J.Heterocycl.Chem.25:959,1988
年;A.A.Santilli,D.H.KimおよびS.V.Wanser,
J.Heterocycl.Chem.8:445,1971年;J.Clar
k,M.S.Shannet,D.KorakasおよびG.Varvouni
s,J.Heterocycl.Chem.30:1065,1993年;S.
Tumkevicius,Liebigs Ann.Org.Bioorg.C
hem.9:1703,1995年の論文で得られる。
よって表わされ、P.Milart, Tetrahedron 54:156
43−15656,1998年によって説明されたように一般式(XIX)の化
合物を与えるために二硫化炭素およびアルキルヨウ化物R2−Iを用いる一般構
造式(XIV)のα,β−不飽和ジニトリルの後続のアルキル化によって得られ
る。K.Peske,Z.Chem.29:442−443(1989年)によ
って説明された酸性の状況下における式(XIX)の化合物の環化は一般式(X
X)のピリジンを生成する。
ためのインビトロおよびインビボアッセイはよく知られている。一般的に、特定
の受容体を試験しようとする化合物と接触させ、機能レスポンスの結合あるいは
刺激あるいは阻害を測定する。
Hレセプター遺伝子を、好ましくは、ヒトレセプターを適切な宿主細胞に発現さ
せた。そのような細胞はチャイニーズハムスター卵巣細胞であったとおもうが、
その他の細胞もまた適している。好ましくは細胞は哺乳類由来である(Jiaら
、Mol.Endocrin.,5:759−776,1991年)。
rookら、Molecular Cloning a Laboratory
Manual, Cold Spring Harbor Laborato
ry Press, Cold Spring Harbor,最新版)。レセ
プターの特定は望ましいタンパクをエンコードしているDNAの特定によって達
成される。突然変異生成、付加的シーケンスのリゲーション、ポリメラーゼチェ
ーンリアクション(PCR)および適切な特定システムの構成を指示した施設に
対する技術は全て、今のところ当業界で既知である。望ましいタンパクをエンコ
ードしているDNAの一部あるいは全部は標準固相技術を用いて合成的に構成可
能であり、好ましくはリゲーションを容易にするために制限サイトを含むことが
可能である。コーディングシーケンスを含んだ転写および翻訳のための適切な制
御要素はDNAコーディングシーケンスに供給可能である。既知のように、細菌
のような原核生物および真菌、植物細胞、動物細胞、哺乳類細胞、鳥類細胞など
のような真核生物を含む幅広い様々な宿主と適合する特定のシステムが今や利用
可能である。
阻害を観察するために試験化合物と接触する。
するために使用可能である。
レンス化合物として、ヒト組換えLH受容体が使用可能である。この件で、競合
結合アッセイもまた行うことが可能である。
の刺激を決定するLH受容体作用化合物のためのスクリーニングを含む。このよ
うに、そのような方法は宿主細胞の細胞表面にある受容体の発現に関係し、試験
化合物を細胞に放出する。その後cAMPの量を測定する。cAMPのレベルは
受容体に結合している試験化合物の阻害効果又は刺激効果により減少するかある
いは増加するであろう。
入に加え、エンコーディングDNAもまたレポーター遺伝子をエンコードするセ
カンドDNAと移入する細胞ラインをcAMPの標識に応答する発現に用いるこ
とも可能である。そのようなレポーター遺伝子はcAMP誘導性かあるいは新規
なcAMP応答性要素に結合するような方法で構成されるであろう。一般に、レ
ポーター遺伝子発現はcAMPの変化する標識に反応するあらゆる応答要素によ
って制御されるであろう。適切なレポーター遺伝子は例えば、LacZ、アルカ
リフォスファターゼ、ホタルルシフェラーゼおよび緑色蛍光タンパクである。そ
のようなトランス活性アッセイの原理は当業界で既知であり、例えばStrat
owa,Ch,Himmler,AおよびCzernilofsky,A.P.
(1995年)Curr.Opin.Biotechnol.6:574に説明
されている。
ルでの試験が最大活性よりも20%多い活性にならなければならない。もう一つ
の標準は<10−5モル、好ましくは<10−7モルでなければならないEC5 0 値となるであろう。
るであろう。例えば、10−5モル以下のEC50に対応する化合物は一般に薬
物選択の候補にみなされる。好ましくはこの値は10−7モルである。しかしな
がらより高いEC50をもつ化合物は、特定の受容体に対しては選択的であるが
、さらに良い候補となろう。
アッセイ(Van Damme,M.,Roberson,d.およびDicz
falusy,E.(1974年)。ActaRndocrinol.77:6
55−671 Mannaerts, B.,Kloosterboer,H.
およびSchuurs,A.(1987年)。Neuroendocrinol
ogy of reproduction。 R.Rollandら、Eds.
,Elsevier Science Publishers B.V.,49
−58)を用いて行うことが可能である。このアッセイにより、テストステロン
産生に影響するLH受容体の刺激は雄マウスから分離されたライディッヒ細胞で
測定することが可能である。
卵誘発を調べることが可能である。このアッセイでは、雌マウスを尿中FSHで
プライムし、およそ48時間後にLH活性化合物と共に処理することができる。
動物はLH活性処理後に殺され、卵胞中の卵子の数を顕微鏡的に測定することが
できる。
法に臨床的に応用可能である。これらは男性あるいは女性の性腺機能の低下,排
卵を誘発する(排卵誘発(OI)あるいは過剰刺激(COH)の制御あるいは黄
体の刺激)ための中間周期投与を伴う置換基間のLH置換を含む。
をされるべきものではない。
オキソピリミジン 純エタノール(2ml)に溶解したS−メチルイソチオウレア硫酸塩(139
mg),3−メトキシベンズアルデヒド(243μl),シアン酸エチル(11
2μl)および炭酸カリウム(145mg)の混合物を60℃で5時間攪拌した
。前記反応混合物を氷浴で0℃に冷却、濾過し、前記残渣を透明な溶液が得られ
るまで水中で加熱した。前記溶液を2規定の塩酸でpH2まで酸性化し、氷浴中
で0℃に冷却した。得られた結晶をこし取り、真空乾燥した。 収率 186mg。 エレクトロスプレーイオン化質量分析(MS−ESI) [M+H]+=274
.2。 薄層クロマドグラフィー(TLC) Rf値=0.50、シリカゲル,ジクロロ
メタン/メタノール=9/1 v/v (b).6−クロロ−5−シアノ−4−(3−メトキシフェニル)−2−メチ
ルチオピリミジン オキシ塩化リン(POCl3)(0,75ml)を無水ジオキサン(1ml)
に溶解した5−シアノ−4−(3−メトキシフェニル)−2−メチルチオ−6−
オキソピリミジン(305mg)の攪拌した溶液に添加した。80℃で3時間後
、前記混合物を氷浴で0℃に冷却し、かち割り氷をゆっくりと加えた。発熱反応
が停止した後、水(3ml)を加え、固体をこし取り、真空乾燥した。 収率 244mg。 MS−ESI [M+H]+=292.2。 TLC Rf値=0.86、シリカゲル,ジクロロメタン (c).エチル5−アミノ−4−(3−メトキシフェニル)−2−メチルチオ
−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート ナトリウムエトキシド(1.4N,957μl)を無水エタノール(4ml)
に溶解したエチル2−メルカプト酢酸塩(92μl)および6−クロロ−5−シ
アノ−4−(3−メトキシフェニル)−2−メチルチオピリミジン(244mg
)の攪拌溶液に加えた。50℃で3時間後、前記混合物を氷浴で0℃に冷却し、
水(5ml)で希釈し、前記固体を濾過により収集して真空乾燥した。 収率 260mg。 MS−ESI [M+H]+=376.2。 TLC Rf値=0.44、シリカゲル,ジクロロメタン。
03μl)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOCl 3 での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明し
た方法によって行った。 収率 49mg。 MS−ESI [M+H]+=360.2。 TLC Rf値=0.46、シリカゲル,ジクロロメタン。
)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のPOCl3での処
理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法に
よって行った。 収率 45mg。 MS−ESI [M+H]+=402.4。 TLC Rf値=0.57、シリカゲル,ジクロロメタン。
ルデヒド(183μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成
物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施
例1で説明した方法によって行った。 収率 4mg。 MS−ESI [M+H]+=408.2。 TLC Rf値=0.65、シリカゲル,ジクロロメタン。
l)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のPOCl3での
処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法
によって行った。 収率 18mg。 MS−ESI [M+H]+=392.2。 TLC Rf値=0.60、シリカゲル,ジクロロメタン。
)およびシアン酸エチル(112μl)、前記生成物のPOCl3での処理およ
びエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法によって
行った。 収率 114mg。 MS−ESI [M+H]+=422.0。 TLC Rf値=0.70、シリカゲル,ジクロロメタン。
ート(183μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物の
POCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1
で説明した方法によって行った。 収率 34mg。 MS−ESI [M+H]+=428.3。 TLC Rf値=0.65、シリカゲル,ジクロロメタン。
l)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のPOCl3での
処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法
によって行った。 収率 38mg。 MS−ESI [M+H]+=412.2。 TLC Rf値=0.60、シリカゲル,ジクロロメタン。
(243μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のPO
Cl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説
明した方法によって行った。 収率 31mg。 MS−ESI [M+H]+=452.2。 TLC Rf値=0.52、シリカゲル,ジクロロメタン。
デヒド(203μl)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物
のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例
1で説明した方法によって行った。 収率 34mg。 MS−ESI [M+H]+=456.2。 TLC Rf値=0.74、シリカゲル,ジクロロメタン。
ヒド(243μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物の
POCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1
で説明した方法によって行った。 収率 37mg。 MS−ESI [M+H]+=448.2。 TLC Rf値=0.12、シリカゲル,ジクロロメタン。
シラート(910μl)およびシアン酸エチル(580μl)の環化、前記生成
物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施
例1で説明した方法によって行った。 収率 176mg。 MS−ESI [M+H]+=352.2。 TLC Rf値=0.52、シリカゲル,ジクロロメタン。
9μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のPOCl3 での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した
方法によって行った。 収率 32mg。 MS−ESI [M+H]+=336.2。 TLC Rf値=0.38、シリカゲル,ジクロロメタン。
ヒド(211μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物の
POCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1
で説明した方法によって行った。 収率 91mg。 MS−ESI [M+H]+=364.0。 TLC Rf値=0.51、シリカゲル,ジクロロメタン。
ド(233μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のP
OCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で
説明した方法によって行った。 収率 170mg。 MS−ESI [M+H]+=426.2。 TLC Rf値=0.70、シリカゲル,ジクロロメタン。
ルデヒド(191μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成
物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施
例1で説明した方法によって行った。 収率 29mg。 MS−ESI [M+H]+=347.2。 TLC Rf値=0.54、シリカゲル,ジクロロメタン。
ルデヒド(190μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成
物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施
例1で説明した方法によって行った。 収率 73mg。 MS−ESI [M+H]+=347.2。 TLC Rf値=0.50、シリカゲル,ジクロロメタン。
シアルデヒド(189μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記
生成物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を
実施例1で説明した方法によって行った。 収率 106mg。 MS−ESI [M+H]+=381.2。 TLC Rf値=0.67、シリカゲル,ジクロロメタン。
びシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOCl3での処理およ
びエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法によって
行った。 収率 101mg。 MS−ESI [M+H]+=376.2。 TLC Rf値=0.60、シリカゲル,ジクロロメタン。
ド(183μl)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のP
OCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で
説明した方法によって行った。 収率 203mg。 MS−ESI [M+H]+=382.0。 TLC Rf値=0.65、シリカゲル,ジクロロメタン。
よびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOCl3での処理お
よびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法によっ
て行った。 収率 157mg。 MS−ESI [M+H]+=366.2。 TLC Rf値=0.55、シリカゲル,ジクロロメタン。
3μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のPOCl3 での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した
方法によって行った。 収率 164mg。 MS−ESI [M+H]+=406.2。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン。
およびシアン酸エチル(1.07ml)の環化、前記生成物のPOCl3での処
理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法に
よって行った。 収率 300mg。 MS−ESI [M+H]+=410.0。 TLC Rf値=0.77、シリカゲル,ジクロロメタン/ヘプタン=3/1
v/v。
l)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOCl3での
処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法
によって行った。 収率 159mg。 MS−ESI [M+H]+=382.0。 TLC Rf値=0.80、シリカゲル,ジクロロメタン。
183μl)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOC
l3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明
した方法によって行った。 収率 139mg。 MS−ESI [M+H]+=388.2。 TLC Rf値=0.60、シリカゲル,ジクロロメタン。
μl)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOCl3で
の処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方
法によって行った。 収率 131mg。 MS−ESI [M+H]+=372.0。 TLC Rf値=0.90、シリカゲル,ジクロロメタン。
ド(243μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のP
OCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で
説明した方法によって行った。 収率 186mg。 MS−ESI [M+H]+=412.2。 TLC Rf値=0.61、シリカゲル,ジクロロメタン。
)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOCl3での処
理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法に
よって行った。 収率 121mg。 MS−ESI [M+H]+=377.2。 TLC Rf値=0、シリカゲル,ジクロロメタン。
ルデヒド(183μl)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成
物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施
例1で説明した方法によって行った。 収率 12mg。 MS−ESI [M+H]+=283.0。 TLC Rf値=0.85、シリカゲル,ジクロロメタン。
l)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOCl3での
処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法
によって行った。 収率 51mg。 MS−ESI [M+H]+=367.0。 TLC Rf値=0.05、シリカゲル,ジクロロメタン。
(243μl)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物のPO
Cl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説
明した方法によって行った。 収率 153mg。 MS−ESI [M+H]+=407.2。 TLC Rf値=0.42、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 95/
5 v/v。
)およびシアン酸エチル(117μl)の環化、前記生成物のPOCl3での処
理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法に
よって行った。 収率 48mg。 MS−ESI [M+H]+=329.2。 TLC Rf値=0.85、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 95/
5 v/v。
2ml)およびシアン酸エチル(6.70ml)の環化、前記生成物のPOCl 3 での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明し
た方法によって行った。 収率 7.98mg。 MS−ESI [M+H]+=346.2。 TLC Rf値=0.92、シリカゲル,ジクロロメタン 実施例34 5−アミノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジ ン−6−カルボン酸 ジオキサン/水=9/1(v/v)で溶解したエチル5−アミノ−2−メチル
チオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート
(実施例33参照のこと)760mgの攪拌した溶液に水酸化リチウム(923
mg)を加え、前記混合物を80℃で24時間過熱した。反応混合物を水中に注
ぎ、pH2の酢酸エチルで抽出した。有機層を水および塩性溶液で洗浄し硫酸ナ
トリウムに通して乾燥させた。濾液を蒸発乾固させた。 収率 766mg。 MS−ESI [M+H]+=318.0。 TLC Rf値=0.49、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=9/1
v/v。
溶解した5−アミノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ「2,3−d」ピ
リミジン−6−カルボン酸40mgの攪拌した溶液に、N,N−ジイソプロピル
エチルアミン(100μl),フェノール(13mg)およびブロモトリピロリ
ジノフォスフォニウム ヘキサフルオロリン酸塩(79mg)を加えた。20時
間後、水(20ml)を加え、前記混合物を勢いよく攪拌し、次いでPE−フィ
ルター越しに濾過した。前記有機層を真空で濃縮し、ジクロロメタンを溶離液と
して残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 16mg。 MS−ESI [M+H]+=394.2。 TLC Rf値=0.32、シリカゲル,ジクロロメタン。
ルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(4
0mg)のエステル化を完了した。ジクロロメタンを溶離液として残渣をシリカ
ゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 7mg。 MS−ESI [M+H]+=374.2。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン。
メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸
(40mg)のエステル化を完了した。ジクロロメタンを溶離液として残渣をシ
リカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 14mg。 MS−ESI [M+H]+=400.2。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン。
メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸
(40mg)のエステル化を完了した。ジクロロメタンを溶離液として残渣をシ
リカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 10mg。 MS−ESI [M+H]+=408.2。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン。
14μl)と5−アミノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d
]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)のエステル化を完了した。ジクロロ
メタンを溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマトグ
ラフした。 収率 5mg。 MS−ESI [M+H]+=454.2。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン。
2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボ
ン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1(
v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマト
グラフした。 収率 26mg。 MS−ESI [M+H]+=424.2。 TLC Rf値=0.64、シリカゲル,ジクロロメタン。
2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボ
ン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1(
v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマト
グラフした。 率 29mg。 MS−ESI [M+H]+=424.2。 TLC Rf値=0.60、シリカゲル,ジクロロメタン。
2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボ
ン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1(
v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマト
グラフした。 収率 19mg。 MS−ESI [M+H]+=424.2。 TLC Rf値=0.60、シリカゲル,ジクロロメタン。
ミノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−
カルボン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1
/1(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でク
ロマトグラフした。 収率 12mg。 MS−ESI [M+H]+=454.2。 TLC Rf値=0.36、シリカゲル,ジクロロメタン。
ミノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−
カルボン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1
/1(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でク
ロマトグラフした。 収率 20mg。 MS−ESI [M+H]+=454.4。 TLC Rf値=0.38、シリカゲル,ジクロロメタン。
ミノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−
カルボン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1
/1(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でク
ロマトグラフした。 収率 18mg。 MS−ESI [M+H]+=454.2。 TLC Rf値=0.60、シリカゲル,ジクロロメタン。
チルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(
40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1(v/v
)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフ
した。 収率 12mg。 MS−ESI [M+H]+=360.2。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン。
−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カル
ボン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1
(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマ
トグラフした。 収率 18mg。 MS−ESI [M+H]+=414.2。 TLC Rf値=0.74、シリカゲル,ジクロロメタン。
−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カル
ボン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1
(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマ
トグラフした。 収率 12mg。 MS−ESI [M+H]+=414.2。 TLC Rf値=0.74、シリカゲル,ジクロロメタン。
ノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カ
ルボン酸(40mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/
1(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロ
マトグラフした。 収率 15mg。 MS−ESI [M+H]+=466.2。 TLC Rf値=0.81、シリカゲル,ジクロロメタン。
された5−アミノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリ
ミジン−6−カルボン酸40mgの攪拌した溶液に、N,N−ジイソプロピルエ
チルアミン(40μl),1−(2−ヒドロキシエチル)ピロリジン(20μl
)およびO−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラ
メチルウロニウム テトラフルオロホウ酸塩(40mg)を加えた。20時間後
、溶媒を蒸発させ、ヘプタン/ジクロロメタン100/0(v/v)=>0/1
00(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でク
ロマトグラフした。 収率 13mg。 MS−ESI [M+H]+=415.0。 TLC Rf値=0.07、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=98/
2 v/v。
エノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート(実施例22参照のこと
)を実施例34で説明した方法を用いて対応する酸(52mg)に加水分解し、
次いで実施例35により2−プロパノール(12μl)で対応するエステルにエ
ステル化した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1(v/v)を溶離液として残渣
をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 18mg。 MS−ESI [M+H]+=420.2。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン。
トキシフェニル)−2−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カル
ボン酸(52mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1
(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマ
トグラフした。 収率 36mg。 MS−ESI [M+H]+=454.4。 TLC Rf値=0.73、シリカゲル,ジクロロメタン。
エノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート(実施例25参照のこと
)を実施例34で説明した方法を用いて対応する酸(45mg)に加水分解し、
次いで実施例35により2−プロパノール(11μl)で対応するエステルにエ
ステル化した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1(v/v)を溶離液として残渣
をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 11mg。 MS−ESI [M+H]+=402.2。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン。
エニル)−4−(3−チエニル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カル
ボン酸(45mg)のエステル化を完了した。ヘプタン/ジクロロメタン1/1
(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマ
トグラフした。 収率 13mg。 MS−ESI [M+H]+=436.4。 TLC Rf値=0.73、シリカゲル,ジクロロメタン。
ニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)の反応を
実施例35による手順で完了した。ジクロロメタン溶離液として残渣をシリカゲ
ル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 7mg。 MS−ESI [M+H]+=359.2。 TLC Rf値=0.23、シリカゲル,ジクロロメタン。
−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)の反応を実施
例35による手順で完了した。ジクロロメタン溶離液として残渣をシリカゲル(
Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 32mg。 MS−ESI [M+H]+=407.2。 TLC Rf値=0.24、シリカゲル,ジクロロメタン。
ル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)の反応を実
施例35による手順で完了した。ジクロロメタン溶離液として残渣をシリカゲル
(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 18mg。 MS−ESI [M+H]+=373.2。 TLC Rf値=0.25、シリカゲル,ジクロロメタン。
ニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)の反応を
実施例35による手順で完了した。ジクロロメタン溶離液として残渣をシリカゲ
ル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 9mg。 MS−ESI [M+H]+=357.2。 TLC Rf値=0.14、シリカゲル,ジクロロメタン。
ェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)の反応
を実施例35による手順で完了した。ジクロロメタン溶離液として残渣をシリカ
ゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 11mg。 MS−ESI [M+H]+=399.2。 TLC Rf値=0.32、シリカゲル,ジクロロメタン。
4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)
の反応を実施例35による手順で完了した。ジクロロメタン溶離液として残渣を
シリカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 25mg。 MS−ESI [M+H]+=437.2。 TLC Rf値=0.20、シリカゲル,ジクロロメタン。
−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)の
反応を実施例35による手順で完了した。ジクロロメタン溶離液として残渣をシ
リカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 20mg。 MS−ESI [M+H]+=457.2。 TLC Rf値=0.32、シリカゲル,ジクロロメタン。
エノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(39mg)の反応を実施例3
5による手順で完了した。ジクロロメタン溶離液として残渣をシリカゲル(Is
olute,2g)でクロマトグラフした。 収率 37mg。 MS−ESI [M+H]+=393.0。 TLC Rf値=0.95、シリカゲル,酢酸エチル/ピリジン/酢酸/水=3
63/20/6/11 v/v/v/v。
4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)
の反応を実施例35による手順で完了し、ヘプタン/ジクロロメタン=1/1
(v/v)を溶離液として粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィ(Isolu
te,2g)で精製した。 収率 12mg。 MS−ESI [M+H]+=413.2。 TLC Rf値=0.23、シリカゲル,ジクロロメタン。
−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg
)の反応を実施例35による手順で完了し、ヘプタン/ジクロロメタン=1/1
(v/v)を溶離液として粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィ(Isol
ute,2g)で精製した。 収率 29mg。 MS−ESI [M+H]+=465.4。 TLC Rf値=0.33、シリカゲル,ジクロロメタン。
ニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)の反応を
実施例50による手順で完了した。ヘプタン/ジクロロメタン=1/1 (v/
v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラ
フした。 収率 37mg。 MS−ESI [M+H]+=415.2。 TLC Rf値=0.87、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=98/
2 v/v。
チオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40
mg)の反応を実施例50による手順で完了した。ヘプタン/ジクロロメタン=
1/1 (v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)
でクロマトグラフした。 収率 32mg。 MS−ESI [M+H]+=435.2。 TLC Rf値=0.83、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=98/
2 v/v。
オ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40m
g)の反応を実施例50による手順で完了した。ヘプタン/ジクロロメタン=1
/1 (v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)で
クロマトグラフした。 収率 47mg。 MS−ESI [M+H]+=461.2。 TLC Rf値=0.38、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=98/
2 v/v。
−アミノ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−
6−カルボン酸(40mg)の反応を実施例50による手順で完了した。ヘプタ
ン/ジクロロメタン=1/1 (v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(I
solute,2g)でクロマトグラフした。 収率 50mg。 MS−ESI [M+H]+=476.2。 TLC Rf値=0.21、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=98/
2 v/v。
4−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボン酸(40mg)
の反応を実施例50による手順で完了した。ヘプタン/ジクロロメタン=1/1
(v/v)を溶離液として残渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロ
マトグラフした。 収率 39mg。 MS−ESI [M+H]+=417.0。 TLC Rf値=0.46、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=98/
2 v/v。
キシフェニル)−2−メチルチオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カル
ボキシラート(実施例1参照のこと)を対応する酸(248mg)に加水分解し
、次いで実施例50による対応するアミドへ2−アミノプロパン(111μl)
と共に反応させた。係る化合物をジクロロメタン/メタノール=98/2 (v
/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフィーによって、次いでエタノー
ルからの晶出により精製した。 収率 147mg。 MS−ESI [M+H]+=389.0。 TLC Rf値=0.19、シリカゲル,ジクロロメタン。
キシフェニル)−2−フェニル−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボ
キサミド(実施例22参照のこと)を対応する酸(52mg)に加水分解し、次
いで実施例50による対応するアミドへ2−アミノプロパン(13μl)と共に
反応させた。ヘプタン/ジクロロメタン=1/1 (v/v)を溶離液として残
渣をシリカゲル(Isolute,2g)でクロマトグラフした。 収率 12mg。 MS−ESI [M+H]+=419.4。 TLC Rf値=0.17、シリカゲル,ジクロロメタン。
キシフェニル)−2−(2−チエニル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6
−カルボキシラート(実施例27参照のこと)を対応する酸(464mg)に加
水分解し、次いで実施例50による対応するアミドへ2−アミノプロパン(19
0μl)と共に反応させた。係る化合物をジクロロメタン/メタノール=98/
2 (v/v)を溶離液としてシリカゲルでクロマトグラフした。 収率 332mg。 MS−ESI [M+H]+=425.2。 TLC Rf値=0.23、シリカゲル,ジクロロメタン。
ニル)−4−(3−チエニル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボ
キシラート(実施例25参照のこと)を対応する酸(753mg)に加水分解し
、次いで実施例50による対応するアミドへ2−アミノプロパン(326μl)
と共に反応させた。係る化合物をジクロロメタン/メタノール=98/2 (v
/v)内でシリカゲルでクロマトグラフした。 収率 646mg。 MS−ESI [M+H]+=401.2。 TLC Rf値=0.29、シリカゲル,ジクロロメタン。
2−メチルチオ−4−フェニルピリミジン エタノール中の重炭酸ナトリウム(160mg)とN−メチルグリシン酸エチ
ル塩酸塩(438mg)の混合物を還流下で加熱した。2時間後、6−クロロ−
5−シアノ−2−メチルチオ−4−フェニルピリミジン(100mg、実施例1
b参照のこと)を加え、反応混合物をさらに2.5時間還流した。前記固体を濾
過して除去すると、生成物が濾液から晶化した。 収率 65mg。 MS−ESI [M+H]+=343.2。 TLC Rf値=0.52、シリカゲル,ジクロロメタン (b).エチル5−アミノ−7−メチル−2−メチルチオ−4−フェニル−ピ
ロロ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート ナトリウムエトキシド(1.4N,52μl)を無水エタノール(1ml)中
の攪拌した5−シアノ−6−(エトキシカルボニルメチル)(メチル)アミノ−
2−メチルチオ−4−フェニルピリミジンの溶液に加えた。60℃で3時間後、
前記混合物を氷浴で0℃に冷却し、固体を濾過により収集し真空乾燥した。 収率 40mg。 MS−ESI [M+H]+=343.2。 TLC Rf値=0.53、シリカゲル,ジクロロメタン。
−2−メチルチオ−4−フェニルピリミジン(100mg)の濃縮に続いて最終
生成物への精製した5−シアノ−6−N−(N−ベンジルグリシン酸エチル)−
2−メチルチオ−4−フェニルアミノピリミジンの晶出(ヘプタン/ジクロロメ
タン=1/3 (v/v)=>1/0 (v/v)にシリカゲルでクロマトグラ
フした)を実施例74で説明した手順で行った。 収率 75mg。 MS−ESI [M+H]+=419.2。 TLC Rf値=0.78、シリカゲル,ジクロロメタン。
デヒド(397mg)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成物
のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例
1で説明した方法によって行った。係る化合物をヘプタン/酢酸エチル=100
/0 (v/v)=>80/20 (v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマ
トグラフによって精製した。 収率 7.0mg。 MS−ESI [M+H]+=438.0。 TLC Rf値=0.61、シリカゲル,ジクロロメタン。
ヒドロキシベンズアルデヒド(2.44g),n−ブタノール(1.83ml)
およびテトラヒドロフランで溶解したトリフェニルフォスフィン(5.51g)
の溶液に滴状添加した。室温で4時間攪拌後、2Nの水酸化ナトリウム(150
ml)を加え20分間攪拌を続けた。前記反応混合物をジクロロメタン(150
ml)で抽出した。有機層を水、1%クエン酸、水および塩性溶液で洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥させ真空で濃縮した。粗製生物に酢酸エチル(3x25ml
)を加えて濾過により固体を除去した。ヘプタン/酢酸エチル=100/0 (
v/v)=>60/0 (v/v)を溶離液として残渣をシリカゲルでクロマト
グラフした。 収率 1.64g。 MS−ESI [M+H]+=179.2。 TLC Rf値=0.80、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=1/1 v/
v (b).エチル5−アミノ−4−(3−n−ブトキシフェニル)−2−メチル
チオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6カルボキシラート S−メチルイソチオウレア硫酸塩(139mg),3−n−ブトキシベンズア
ルデヒド(357mg)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前記生成
物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施
例1で説明した方法によって行った。係る化合物をヘプタン/酢酸エチル=10
0/0 (v/v)=>80/20 (v/v)を溶離液としてシリカゲルクロ
マトグラフによって精製し、エタノールから晶出。 収率 78mg。 MS−ESI [M+H]+=418.0。 TLC Rf値=0.61、シリカゲル,ジクロロメタン。
ミノピリジンを3−(2−ヒドロキシエトキシ)ベンズアルデヒド(1.66g
)の攪拌した溶液に加えた。2時間後、前記混合物を真空で濃縮し、残渣を酢酸
エチルで溶解し、0.5Nの塩酸、水、5%重炭酸ナトリウム、水および塩性溶
液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ蒸発乾固した。 収率 2.16g。 MS−ESI [M+H]+=209.2。 TLC Rf値=0.60、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=1/1 v/
v (b).エチル4−(3−[2−アセトキシエトキシ]フェニル)−5−アミ
ノ−2−メチルチオ−チエノ[2,3−d]−ピリミジン−6−カルボキシラー
ト S−メチルイソチオウレア硫酸塩(139mg),3−(2−アセトキシエト
キシ)ベンズアルデヒド(357mg)およびシアン酸エチル(112μl)の
環化、前記生成物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との
二次反応を実施例1で説明した方法によって行った。粗生成物(無水酢酸/ピリ
ジン=3/1 (v/v)、4時間)の再アセチル化、混合物の濃縮および続い
てのジクロロメタン中でのシリカゲルクロマトグラフによる精製は係る化合物を
生成した。 収率 6.0mg。 MS−ESI [M+H]+=448.5。 TLC Rf値=0.66、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=98/
2 v/v。
35ml)およびセシウム炭酸塩(3.9g)をジオキサン中で80℃で攪拌し
た。60時間後、反応混合物を室温に冷却し、固体を濾過により除去し、ジクロ
ロメタンで洗浄した。結合した濾液を真空で濃縮し、酢酸エチルで溶解し、水お
よび塩性溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、蒸発乾固し、ジクロロメタ
ン/メタノール=100/0 (v/v)=>98/2 (v/v)にてシリカ
ゲルクロマトグラフによって生成した。 収率 338mg。 MS−ESI [M+H]+=235.2。 TLC Rf値=0.95、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=95/
5 v/v (b).エチル5−アミノ−2−メチルチオ−4−(3−n−オクチルフェニ
ル)−チエノ[2,3−d]−ピリミジン−6−カルボキシラート S−メチルイソチオウレア硫酸塩(139mg),3−n−オクチルオキシベ
ンズアルデヒド(338mg)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、前
記生成物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応
を実施例1で説明した方法によって行った。係る化合物をジクロロメタン/メタ
ノール=100/0 (v/v)=>90/10 (v/v)を溶離液としてシ
リカゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 12mg。 MS−ESI [M+H]+=474.2。 TLC Rf値=0.65、シリカゲル,ジクロロメタン。
アミノエトキシ)ベンズアルデヒド(実施例79aで説明した手順に則って53
8mg,3−ヒドロキシベンズアルデヒド(977mg)およびN−(2−クロ
ロエチル)ベンズアミド(1.47g)から合成した))およびシアン酸エチル
(224μl)の環化、前記生成物のPOCl3での処理およびエチル2−メル
カプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法によって行った。係る純粋
な化合物をジクロロメタン/酢酸エチル=100/0 (v/v)=>80/2
0 (v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 3.9mg。 MS−ESI [M+H]+=509.2。 TLC Rf値=0.68、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=95/
5 v/v。
塩 水(80ml)中2,3−ブタンジオン(30ml)および酢酸ナトリウムの
溶液(33g)を水(300ml)に溶解したベンザミジン塩酸塩(66g)の
溶液に0℃で加えた。1.5時間後、前記固体をこし取り、水で洗浄し、4N塩
酸(750ml)にて加熱した。残りの透明な溶液を氷浴で冷却した。結晶をこ
し取り、水で洗浄し、水酸化カリウムで50℃で蒸発乾固した。 収率 44g。 融点 164−166℃ (b).4−クロロメチル−5−メチル−2−フェニルイミダゾール塩酸塩 ベンゼン(100ml)中チオニルクロリド(100ml)の溶液を攪拌した
ベンゼン(150ml)中4−ヒドロキシメチル−5−メチル−2−フェニルイ
ミダゾール塩酸塩(44g)の懸濁液にゆっくりと加えた。2時間後、ジエチル
エーテルを加え、残りの溶液をこし取り、ジエチルエーテルで洗浄し、真空乾燥
した。 収率 60g。 融点 200−205℃ (c).4−シアノメチル−5−メチル−2−フェニルイミダゾール ジメチルスルフォキシド(400ml)中4−クロロメチル−5−メチル−2
−フェニルイミダゾール塩酸塩(40.5g)の溶液を攪拌したジメチルスルフ
ォキシド(600ml)に溶解したシアン化ナトリウム(80g)の溶液に30
分以上掛けて加えた。20時間後、前記固体をこし取り、水で洗浄し、真空乾燥
した。 収率 14g。 融点:97−100℃ (d).4−エトキシカルボニルメチル−5−メチル−2−フェニルイミダゾ
ール エタノール(35%,150ml)に溶解した塩酸を4−シアノメチル−5−
メチル−2−フェニルイミダゾール(20.5g)に加え、還流温度で加熱した
。1時間後、前記反応混合物を水(400ml)に注ぎNaOHを加え(pH>
8)、次いでジクロロメタン(3回)で抽出した。前記結合した有機層を硫酸ナ
トリウムで乾燥させ、真空で蒸発乾固した。 収率 17.3g。 融点 119−122℃ (e).4−ヒドロキシメチル−5−メチル−2−フェニルイミダゾール テトラヒドロフラン(100ml)に溶解した4−エトキシカルボニルメチル
−5−メチル−2−フェニルイミダゾール(19.7g)の溶液をテトラヒドロ
フラン(150ml)に溶解したリチウム水酸化アルミニウム(10g)に滴下
して(45分で)加えた。2時間の還流後、前記反応混合物を室温にて一晩放置
した。前記反応混合物を氷浴し、水(40ml)およびテトラヒドロフラン(5
0ml)を加えた。前記固体をこし取りジエチルエーテルで洗浄した。 収率 20g。 融点 164−197℃ (f).4−クロロエチル−5−メチル−2−フェニルイミダゾール塩酸塩 ベンゼン(50ml)に溶解したチオニルクロリド(50ml)の溶液をゆっ
くりと(1時間)ベンゼン(250ml)に溶解した4−ヒドロキシエチル−5
−メチル−2−フェニルイミダゾール(20g)の攪拌した懸濁液に70℃で加
えた。1.5時間後、前記反応混合物を真空で濃縮し、水(500ml)で溶解
し、ジエチルエーテルで洗浄した。pHをアンモニアで>8に調整し、前記混合
物をジエチルエーテルで(2回)抽出した。前記結合した有機層を硫酸ナトリウ
ムで乾燥させ、真空で蒸発させた。残っている油をエタノールで溶解した。エタ
ノール(35%,2ml)に溶解した塩酸およびジエチルエーテルを加え、前記
固体を濾過して収集しエタノールで再結晶化した。 収率 7.5g。 融点 188−190℃ (g).エチル5−アミノ−4−(3−{2−[5−メチル−2−フェニルイ
ミダゾール−4−イル]エトキシ}フェニル)−2−メチル−チオ−チエノ[2
,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート S−メチルイソチオウレア硫酸塩(139mg),3−{2−[5−メチル−
2−フェニルイミダゾール−4−イル]エトキシ}ベンズアルデヒド(496m
g、実施例79aで説明した手順を経て3−ヒドロキシベンズアルデヒド(48
9mg)および4−クロロエチル−5−メチル−2−フェニルイミダゾール(1
.03g)から合成した)およびシアン酸エチル(112μl)の環化、生成物
のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例
1で説明した方法によって行った。係る純粋な化合物をジクロロメタン/酢酸エ
チル=100/0 (v/v)=>70/30 (v/v)を溶離液としてシリ
カゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 9.2mg。 MS−ESI [M+H]+=546.2。 TLC Rf値=0.43、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=95/
5 v/v。
S−メチルイソチオウレア硫酸塩(209mg),3−(2−N−モルフォリ
ノエトキシベンズアルデヒド(705mg、実施例79aで説明した手順を経て
3−ヒドロキシベンズアルデヒド(1.17g)およびN−(2−クロロエチル
)モルフォリン(1.44g)から合成した)およびシアン酸エチル(168μ
l)の環化、生成物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩と
の二次反応を実施例1で説明した方法によって行った。 収率 35.2mg。 MS−ESI [M+H]+=475.2。 TLC Rf値=0.55、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=95/
5 v/v。
キシ)ベンズアルデヒド(499mg)およびシアン酸エチル(168μl)の
環化、生成物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次
反応を実施例1で説明した方法によって行った。係る純粋な化合物をジクロロメ
タンを溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 1.7mg。 MS−ESI [M+H]+=424.0。 TLC Rf値=0.45、シリカゲル,ジクロロメタン。
キシ)ベンズアルデヒド(499mg)およびシアン酸エチル(168μl)の
環化、生成物のPOCl3での処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次
反応を実施例1で説明した方法によって行った。係る純粋な化合物をジクロロメ
タンを溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 2.8mg。 MS−ESI [M+H]+=508.2。 TLC Rf値=0.14、シリカゲル,ジクロロメタン。
5−ジヒドロ−6−オキソピリミジン 純エタノール中でのS−メチルイソチオウレア硫酸塩(418mg),ベンズ
アルデヒド(320μl),マロン酸ジエチル(478μl)および炭酸カリウ
ム(435mg)の混合物を50℃で4時間攪拌した。前記反応混合物を蒸発乾
固し、前記残渣を酢酸エチルで溶解し、0.5Nの塩酸、水、5%重炭酸ナトリ
ウム,水および塩性溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ蒸発乾固した。 収率 546mg。 MS−ESI [M+H]+=293.2。 TLC Rf値=0.63、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 95/
5 v/v (b).5−エチルオキシカルボニル−2−メチルチオ−4−フェニル−6−
オキソピリミジン イソプロパノール(5ml)に溶解した5−エトキシカルボニル−2−メチル
チオ−4−フェニル−4,5−ジヒドロ−6−オキソピリミジン(273mg)
および2,3−ジヒドロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン(200m
g)の混合物を16時間攪拌した。前記反応混合物を蒸発乾固し、前記残渣をジ
クロロメタンで溶解し、5%チオ硫酸ナトリウムで5分間攪拌した。前記有機層
を5%の重炭酸ナトリウムおよび水(2回)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥さ
せ、蒸発乾固した。係る純粋な化合物をジクロロメタン/メタノール 98/2
(v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 63mg。 MS−ESI [M+H]+=291.2。 TLC Rf値=0.50、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 95/
5 v/v (c).エチル5−ヒドロキシ−2−メチルチオ−4−フェニル−チエノ−[
2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート POCl3(304μl)との5−エチルオキシカルボニル−2−メチルチオ
−4−フェニル−6―オキソピリミジン(63mg)の処理およびエチル2−メ
ルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法によって行った。係る純
粋な化合物をヘプタン/酢酸エチル 100/0=>60/40 (v/v)を
溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 48mg。 MS−ESI [M+H]+=347.2。 TLC Rf値=0.72、シリカゲル,ジクロロメタン。
アルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不飽和ケトンの環化、
および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応をPharmazie 44巻,63
9−640頁で説明した方法によって行った。 収率 65mg。 MS−ESI [M+H]+=375.0。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン。
のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不飽和ケトンの環化
、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説明した方法によっ
て行った。 収率 1.05g。 MS−ESI [M+H]+=425.2。 TLC Rf値=0.75、シリカゲル,ジクロロメタン。
l)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不飽和ケトンの
環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説明した方法に
よって行った。 収率 767mg。 MS−ESI [M+H]+=381.2。 TLC Rf値=0.70、シリカゲル,ジクロロメタン。
ド(1.03ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−
不飽和ケトンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で
説明した方法によって行った。 収率 1.58g。 MS−ESI [M+H]+=431.2。 TLC Rf値=0.75、シリカゲル,ジクロロメタン。
(1.03ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不
飽和ケトンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説
明した方法によって行った。 収率 1.04g。 MS−ESI [M+H]+=381.2。 TLC Rf値=0.70、シリカゲル,ジクロロメタン。
ド(1.03ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−
不飽和ケトンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で
説明した方法によって行った。 収率 443mg。 MS−ESI [M+H]+=371.2。 TLC Rf値=0.55、シリカゲル,ジクロロメタン。
ルデヒド(1.03ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα
,β−不飽和ケトンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例
86で説明した方法によって行った。 収率 1.04g。 MS−ESI [M+H]+=387.0。 TLC Rf値=0.76、シリカゲル,ジクロロメタン。
4ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不飽和ケト
ンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説明した方
法によって行った。 収率 164mg。 MS−ESI [M+H]+=405.2。 TLC Rf値=0.65、シリカゲル,ジクロロメタン。
アルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不飽和ケトンの環化、
および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説明した方法によって
行った。 収率 57mg。 MS−ESI [M+H]+=407.4。 TLC Rf値=0.65、シリカゲル,ジクロロメタン。
のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不飽和ケトンの環化
、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説明した方法によっ
て行った。 収率 50mg。 MS−ESI [M+H]+=457.2。 TLC Rf値=0.693、シリカゲル,ジクロロメタン。
ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不飽和ケトン
の環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説明した方法
によって行った。 収率 57mg。 MS−ESI [M+H]+=413.2。 TLC Rf値=0.69、シリカゲル,ジクロロメタン。
ド(1.03ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−
不飽和ケトンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で
説明した方法によって行った。 収率 66mg。 MS−ESI [M+H]+=463.0。 TLC Rf値=0.67、シリカゲル,ジクロロメタン。
(1.03ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不
飽和ケトンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説
明した方法によって行った。 収率 67mg。 MS−ESI [M+H]+=413.2。 TLC Rf値=0.71、シリカゲル,ジクロロメタン。
ド(1.03ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−
不飽和ケトンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で
説明した方法によって行った。 収率 65mg。 MS−ESI [M+H]+=403.2。 TLC Rf値=0.65、シリカゲル,ジクロロメタン。
ルデヒド(1.03ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα
,β−不飽和ケトンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例
86で説明した方法によって行った。 収率 67mg。 MS−ESI [M+H]+=419.0。 TLC Rf値=0.57、シリカゲル,ジクロロメタン。
4ml)のアルドール縮合、2−シアノチオアセタミドとのα,β−不飽和ケト
ンの環化、および2−クロロ酢酸エチルとの二次反応を実施例86で説明した方
法によって行った。 収率 31mg。 MS−ESI [M+H]+=437.2。 TLC Rf値=0.57、シリカゲル,ジクロロメタン。
2−カルボン酸 水酸化リチウムをジオキサン/水=9/1 (v/v)に溶解したエチル3−
アミノ−4,2−ジフェニル−チエノ[2、3−b]ピリジン−2−カルボキシ
ラート(実施例86参照のこと)53mgに加え、前記混合物を80℃で72時
間加熱した。前記反応混合物を室温にて冷却し、pH2に酸性化した。前記結晶
を濾過により収集し、真空乾燥した。 収率 33mg。 MS−ESI [M+H]+=47.2。 TLC Rf値=0.05、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/
3 v/v (b).イソプロピル3−アミノ−4,6−ジフェニル−チエノ−[2,3−
b]ピリジン−2−カルボキサミド ジクロロメタンに溶解した3−アミノ−4,6−ジフェニル−チエノ[2、3
−b]ピリジン−2−カルボン酸の攪拌した溶液(33mg)にN,N−ジイソ
プロピルエチルアミン(36μl),イソプロピルアミン(12μl)およびO
−(ベンゾトリアゾール−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウ
ムテトラフルオロホウ酸塩(33mg)を加えた。16時間後、前記溶液を蒸発
させ、前記残渣をジクロロメタンを溶離液としてシリカゲルでクロマトグラフし
た。 収率 21mg。 MS−ESI [M+H]+=388.2。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/3 v/v。
]ピリジン−2−カルボキシラート(実施例87参照のこと)を対応する酸(5
0mg)に加水分解し、次いで実施例102で説明した方法を用いてイソプロピ
ルアミン(16μl)と共に対応するアミドに反応させた。 収率 17mg。 MS−ESI [M+H]+=438.2。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/3
v/v。
,3−b]ピリジン−2−カルボキシラート(実施例88参照のこと)を対応す
る酸(50mg)に加水分解し、次いで実施例102で説明した方法を用いてイ
ソプロピルアミン(18μl)と共に対応するアミドに反応させた。 収率 6mg。 MS−ESI [M+H]+=394.2。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/3
v/v。
,3−b]ピリジン−2−カルボキシラート(実施例89参照のこと)を対応す
る酸(50mg)に加水分解し、次いで実施例102で説明した方法を用いてイ
ソプロピルアミン(16μl)と共に対応するアミドに反応させた。 収率 16mg。 MS−ESI [M+H]+=444.2。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/3
v/v。
,3−b]ピリジン−2−カルボキシラート(実施例90参照のこと)を対応す
る酸(50mg)に加水分解し、次いで実施例102で説明した方法を用いてイ
ソプロピルアミン(18μl)と共に対応するアミドに反応させた。 収率 16mg。 MS−ESI [M+H]+=394.2。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/3
v/v。
ノ[2,3−b]ピリジン−2−カルボキシラート(実施例91参照のこと)を
対応する酸(50mg)に加水分解し、次いで実施例102で説明した方法を用
いてイソプロピルアミン(18μl)と共に対応するアミドに反応させた。 収率 7mg。 MS−ESI [M+H]+=384.0。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/3
v/v。
b]ピリジン−2−カルボキシラート(実施例92参照のこと)を対応する酸(
50mg)に加水分解し、次いで実施例102で説明した方法を用いてイソプロ
ピルアミン(18μl)と共に対応するアミドに反応させた。 収率 35mg。 MS−ESI [M+H]+=400.2。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/3
v/v。
2,3−b]ピリジン−2−カルボキシラート(実施例93参照のこと)を対応
する酸(50mg)に加水分解し、次いで実施例102で説明した方法を用いて
イソプロピルアミン(17μl)と共に対応するアミドに反応させた。 収率 28mg。 MS−ESI [M+H]+=418.2。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 97/3
v/v。
テン ベンゼン(40ml)に溶解した3’−メトキシ−アセトフェノン(3.46
g)およびマロニトリル(6.89ml)の溶液をアセトン(2.30ml)お
よびアンモニウム酢酸(1.50g)で処理し、前記反応混合物をディーンスタ
ーク装置のアゼオトロープ蒸留下で加熱した。5時間後、前記反応混合物を周辺
温度に冷却し、EtOAcで希釈し、水および塩性溶液で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、真空で乾燥させた。前記残渣をEtOAc/ヘプタン(3/7
v/v)を溶離液として用いてフラッシュシリカゲルクロマトグラフィによって
精製した。 収率 6.4g。 MS−ESI [M+H]+=199.2。 TLC Rf値=0.6、シリカゲル,EtOAc/ヘプタン 2/3 v/v
(b).1,1−ジ−(メチルチオ)−3−(3−メトキシフェニル)−4,
4−ジシアノ−ブタジエン 1,1−ジシアノ−2−メチル−2−(3−メトキシフェニル)−エテン(実
施例110a、6.4g),カーボンジスルフィド(3.85ml)およびヨウ
化メチル(9.9ml)を事前に用意したDMF(200ml)に溶解した水酸
化ナトリウムの懸濁液(鉱物油に60%分散、1.60g)加えた。7時間後、
前記反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcで再溶解し、水および塩性溶液で
洗浄し、乾燥(硫酸マグネシウム)させて真空で濃縮した。前記残渣をシリカゲ
ルクロマトグラフィを用いて精製した(溶離液:EtOAc/ヘプタン 3/7
v/v)。 収率 3.92g。 MS−ESI [M+H]+=303.1。 TLC Rf値=0.5、シリカゲル,EtOAc/ヘプタン 2/3 v/v
(c).2−メチルチオ−4−(3−メトキシフェニル)−5−シアノ−ピリ
ジン−6−オン エタノール(50ml)に溶解した1,1−ジ−(メチルチオ)−3−(3−
メトキシフェニル)−4,4−ジシアノ−ブタジエン(実施例110b、3.9
2g)を48%臭化水素水溶液(39ml)で処理し、前記溶液を還流下で3時
間加熱した。前記反応混合物を氷浴(0℃)で冷却後に沈降物をこし取り、水で
洗浄し、真空下で乾燥した。 収率 2.4g。 MS−ESI [M+H]+=273.2。 TLC Rf値=0.47、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール 9/1
v/v (d).tert−ブチル3−アミノ−6−メチルチオ−4−(3−メトキシ
フェニル)−チエノ[2,3−b]ピリジン−2カルボキサミド 2−メチルチオ−4−(3−メトキシフェニル)−5−シアノ−ピリジン−6
−オン(2.4g、実施例110c)のPOCl3での処理およびエチル2−メ
ルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法によって行った。残りの
誘導体であるエチル3−アミノ−4−(3−メトキシフェニル)−6−メチルチ
オ−チエノ[2,3−b]ピリミジン−2−カルボキシラート(2.6g)を初
めに実施例34で説明した方法で対応する酸(2.2g)に加水分解し、次いで
実施例50による対応するアミドを供給するためにtert−ブチルアミン(2
ml)と反応させた。係る化合物をヘプタン/酢酸エチル(EtOAc) 3/
1(v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 2.11g。 MS−ESI [M+H]+=402.3。 TLC Rf値=0.37、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=3/2(v/
v)。
チエノ[2,3−d]−ピリミジン−6−カルボキシラート S−メチルイソチオウレア硫酸塩(700mg),3−ニトロベンズアルデヒ
ド(750mg)およびシアン酸エチル(560μl)の環化のPOCl3での
処理およびエチル2−メルカプト酢酸塩との二次反応を実施例1で説明した方法
によって行った。係る純粋な化合物をヘプタン/酢酸エチル(EtOAc) 3
/2(v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ後に得た。 収率 780mg。 MS−ESI [M+H]+=391.3。 TLC Rf値=0.35、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=3/2(v/
v) (b).tert−ブチル5−アミノ−2−メチルチオ−4−(3−アミノフ
ェニル)−チエノ[2,3−d]−ピリミジン−6−カルボキサミド エチル5−アミノ−2−メチルチオ−4−(3−ニトロフェニル)−チエノ[
2,3−d]−ピリミジン−6−カルボキシラート(実施例111a、780m
g)を10mlのジオキサンで溶解した。次いで、エタノール10mlおよび塩
化スズ(II)(1.1g)を加え、前記反応混合物を90℃で一晩攪拌した。
真空での前記反応混合物の濃縮後、前記残渣を酢酸エチル(50ml)で再溶解
し、4モルの水酸化ナトリウム10mlで洗浄し乾燥させ(硫酸マグネシウム)
、減圧下で濃縮した。残りの誘導体エチル5−アミノ−2−メチルチオ−4−(
3−アミノフェニル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラー
ト(558mg)中にあるエチルエステルを実施例34で説明した方法を用いて
対応する酸(430mg)でケン化し、次いで係るtert−−ブチルアミドを
生成するためにtert−−ブチルアミン(200μl)と反応させた(実施例
50による)。係る純粋な化合物をヘプタン/酢酸エチル(EtOAc) 3/
1(v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフにより精製した。 収率 391mg。 MS−ESI [M+H]+=388.0。 TLC Rf値=0.43、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=3/2(v/
v) (c).tert−ブチル5−アミノ−2−メチルチオ−4−(N−ベンゾイ
ル−3−アミノフェニル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシ
ラート tert−ブチル5−アミノ−2−メチルチオ−4−(3−アミノフェニル)
−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6―カルボキサミド(実施例111b、3
91mg)をジクロロメタン10mlに溶解した。次いで、N,N−ジイソプロ
ピルエチルアミン(600μl)および塩化ベンゾイル(210mg)を加え、
前記反応混合物を2時間攪拌した。前記反応混合物をジクロロメタン(50ml
)で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。前記有機層を乾燥させ
(硫酸マグネシウム)、減圧下で濃縮させた。係る化合物をヘプタン/酢酸エチ
ル(EtOAc) 3/1(v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ
により精製した。 収率 348mg。 MS−ESI [M+H]+=492.1。 TLC Rf値=0.50、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=3/2(v/
v)。
チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート(実施例1、400m
g)を実施例34で説明した方法を用いて対応する酸(340mg)に加水分解
し、次いで実施例50による対応するアミドを与えるためにtert−ブチルア
ミン(150μl)と反応させた。係る化合物をヘプタン/酢酸エチル(EtO
Ac) 3/1(v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフにより精製
した。 収率 310mg。 MS−ESI [M+H]+=403.0。 TLC Rf値=0.32、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=3/2(v/
v)。
チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート(実施例1を参照のこ
と)を実施例34で説明した方法を用いて対応する酸(340mg)に加水分解
し、次いで実施例50による対応するアミドを提供するためにN−メチル−N−
イソプロピルアミン(150μl)と反応させた。係る化合物をヘプタン/酢酸
エチル(EtOAc) 3/1(v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグ
ラフにより精製した。 収率 271mg。 MS−ESI [M+H]+=404.0。 TLC Rf値=0.34、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=3/2(v/
v)。
)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド(実施例112、1
.1g)をトリフルオロ酢酸(20ml)に溶解し、3−クロロ過安息香酸(m
CPBA,1.23g)を加えた。2時間の攪拌後、前記反応混合物を真空で濃
縮しジクロロメタン(50ml)で再溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄し、減圧下で濃縮した。次いで、対応する2−メチルスルホキシドを含んで
いる前記残渣を、エタノール(10ml)で溶解し、KOtBu(1g)を加え
た。還流下で一晩過熱後、前記反応混合物を1モルの塩酸で酸性化し、真空で濃
縮し、ジクロロメタン(50ml)で洗浄し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄し、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、減圧下で濃縮した。このようにして得
られたオイルの精製をヘプタン/酢酸エチル(EtOAc) 3/1(v/v)
を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフにより行った。 収率 271mg。 MS−ESI [M+H]+=401.6。 TLC Rf値=0.50、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=3/2(v/
v)。
ル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート(561mg、
実施例27参照のこと)を実施例34で説明した方法を用いて対応する酸(46
4mg)に加水分解し、次いで実施例50による対応するアミドを提供するため
にモルフォリン(300μl)と反応させた。係る化合物をヘプタン/酢酸エチ
ル(EtOAc) 3/2(v/v)を溶離液としてシリカゲルクロマトグラフ
により精製した。 収率 457mg。 MS−ESI [M+H]+=453.2。 TLC Rf値=0.16、シリカゲル,ヘプタン/酢酸エチル=3/2(v/
v)。
−チエノ[2,3−d]−ピリミジン−6−カルボキサミド(実施例111b、
195mg)をジクロロメタン5mlに溶解した。次いで、N,N−ジイソプロ
ピルエチルアミン(300μl)および臭化アセチルクロライド(120mg)
を加え、前記反応混合物を2時間攪拌した。前記反応混合物をその後tert−
ブチルアミン(2ml)で処理した。一晩放置した後、前記反応混合物を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、真空で濃縮
した。前記残渣の精製をシリカクロマトグラフ(溶離液:ジクロロメタン/メタ
ノール 1/0から9/1(v/v)で)を用いて行った。 収率 155mg。 MS−ESI [M+H]+=501.2。 TLC Rf値=0.64、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=9/1
(v/v)。
)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド(400mg、実施
例112)を冷却した(0℃)ジクロロメタン(10ml)で溶解し、三臭化ホ
ウ素(300μl)を滴下して加えた。室温で一晩攪拌した後、前記反応混合物
をジクロロメタン(50ml)で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄
した。前記有機層を乾燥させ(硫酸マグネシウム)、ほぼ乾燥状態に濃縮した。
残りのオイルを攪拌したトルエン(50ml)と共にフラスコに滴下して加えた
。このようにして得られたtertーブチル5−アミノ−2−メチルチオ−4−
(3−ヒドロキシフェニル)−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキ
サミドを含む沈降物(360mg)をこし取り、真空で乾燥させた。後者の誘導
体をテトラヒドロフラン(THF)(10ml)で溶解し、PPh3(600m
g)、3−(3−ピリジル)−プロパノール(270mg)およびアゾジカルボ
ニルジピペラジン(ADDP,600mg)を加えた。一晩攪拌した後、前記反
応混合物をジクロロメタン(50ml)で溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液で洗浄し、乾燥させ(硫酸マグネシウム)、シリカゲルクロマトグラフィ(溶
離液:ジクロロメタン/メタノール=1/0から95/5(v/v))によって
精製した。 収率 271mg。 MS−ESI [M+H]+=508.2。 TLC Rf値=0.56、シリカゲル,ジクロロメタン/メタノール=96/
4(v/v)。
ロン産生を誘発する。この活性はまたLHと同様の標的細胞レセプターと結合す
るヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)によって呈示される。インビトロライデ
ィッヒ細胞アッセイ(van Dammeら、1974年、Mannaerts
らにより修正、1987年)はテストステロン産生を交互に引き起こすライディ
ッヒ細胞LHレセプターに結合する化合物のLH生物活性を決定するために使用
される。
の精巣から分離される(系統:HSD/Cpb:SE,Harlan,オランダ
)。それゆえにマウスを殺し、精巣を迅速に除去して皮膜剥離をする。それぞれ
の精巣をウエルあたり0.75mlの培養液の入った組織培養平板の個別のウエ
ルに移動する。それぞれのウエルの内容物を30cmの試験管(内径2.5mm
,中間の4点箇所で1.2mmに狭まった)に通す。得られた懸濁液を30μm
のナイロンメッシュに通して濾過し、濾液を50mlのプラスチック製試験管で
95%大気/5%CO2の飽和水蒸気の環境にある孵卵器で37℃、30分間前
保温する。前保温に続き、前記試験管を1600N/kgで5分間遠心し、上清
をデカントする。残りのペレットを培養液(原初の精巣0.5mg/ml)に再
浮遊させ、浮遊液をマグネチックスターラーで非常にゆっくりと攪拌して均質を
保つ。
ァレンス化合物、試験化合物あるいは媒体(培養液)のマイクロタイター平板の
ウエルに加える。レファレンスとして、国立生物学的製剤研究所(NIBSC、
ロンドン、英国)によって供給されるヒトLHあるいはhCGの国際レファレン
ス調製品に対して校正されるLHあるいはhCG内部標準を使用する。試験化合
物およびレファレンス化合物を溶解し、希釈して同様の培養液でアッセイする。
レファレンス化合物および試験化合物を含む平板を95%大気/5%CO2の飽
和水蒸気の環境にある孵卵器内で37℃で4時間インキュベートする。インキュ
ベーションに続き平板を密封し、−20℃でテストステロンの測定を行うまで保
存する。
し、平板を150N/kgで5分間遠心する。テストステロン測定に対して適切
な希釈液を得るためにそれぞれのウエルの上清30μlの部分を培養液(60倍
)で希釈する。その後(12.5μl)分のそれぞれの希釈した試験サンプルを
ダイレクトテストステロンRIAキットを用いてアッセイする。結果を表1に示
す。
卵胞刺激ホルモン(FSH)で刺激された未成熟の雌マウスにおいて、グラー
フ卵胞の同様のLH受容体に結合する黄体化ホルモン(LH)によって、あるい
はヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)によって排卵を誘発することができる。
LH受容体への結合は生物化学的カスケードを開始し、ときに卵胞破裂および成
熟オーサイトの挺出となる。LH作動性化合物のインビボ活性を測定するために
、卵胞発生を開始すべく未成熟の20日齢のマウス(B6D2F1系統、ブロー
クマンインスティチュート、オランダ)を尿中FSH(Humegon;12.
5IU/l, 0.1ml皮下注射)と共に用意した。48時間後、FSH処理
試験化合物、レファレンス化合物あるいは媒体(10%クレモフォール溶液)を
動物に投与する。試験化合物(0.1ml中50mg/kg)および媒体(0.
1ml)を経口で投与し、レファレンス化合物を皮下に注射する。レファレンス
として、国立生物学的製剤研究所(NIBSC、ロンドン、英国)によって提供
される国際レファレンス調製品のhCGに対して校正されるhCG内部標準を用
いる。試験化合物、レファレンス化合物あるいは媒体の投与24時間後、頚管転
移により動物を殺す。卵管を切開し、0.9%NaClに収集する。次に前記卵
管を2枚のガラス板の間に設置し、顕微鏡下で排卵した卵子の存在の有無を調べ
る。卵管の中に存在する排卵した卵子の数はインビボLH生物活性について示す
。 結果は表1に示される。
Claims (15)
- 【請求項1】 一般式I中、 【化1】 R1はNR5R6,OR5,SR5又はR7であり、 R5およびR6は独立してH,(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニ
ル,(2−8C)アルキニル,(3−8C)シクロアルキル,(2−7C)ヘテ
ロシクロアルキル,アルキル(1−8C)カルボニル,(6−14C)アリール
カルボニル,(6−14C)アリール又は(4−13C)ヘテロアリールから選
択されるか、あるいはR5およびR6は共に(2−7C)ヘテロシクロアルキル
環で結合され、 R7は(3−8C)シクロアルキル,(2−7C)ヘテロシクロアルキル,(
6−14C)アリール又は(4−13C)ヘテロアリールであり、 R2は(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルキ
ニル,又は(6−14C)アリールあるいは(4−13C)ヘテロアリールであ
り、共に(1−8C)アルキル,(1−8C)アルキルチオ,(1−8C)(ジ
)アルキルアミノ,(1−8C)アルコキシ,(2−8C)アルケニル,又は(
2−8C)アルキニルから選択された一つ又は一つ以上の置換基で任意に置換さ
れ、 R3は(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルキ
ニル,(3−8C)シクロアルキル,(2−7C)ヘテロシクロアルキル,又は
(6−14C)アリールあるいは(4−13C)ヘテロアリールであり、共に(
1−8C)アルキル,(1−8C)(ジ)アルキルアミノ又は(1−8C)アル
コキシから選択された一つ又は一つ以上の置換基で任意に置換され、 XはS,O又はN(R4)であり、 R4はH,(1−8C)アルキル,(1−8C)アルキルカルボニル,(6−
14C)アリールカルボニル又は(6−14C)アリール(1−8C)アルキル
であり、 YはCH又はNであり、 ZはNH2又はOHであり、 AはS,N(H),N(R9),O又は結合手であり、 R9はR2に対して記述したような前記同基から選択することができ、 BはN(H),O,又は結合手である、 治療に使用するための前記一般式Iによる二環式へテロ芳香族誘導体化合物、
あるいは製薬的に許容可能な同塩。 - 【請求項2】 XはSであり、および/又はZはNH2である治療に使用す
るための請求項1記載による誘導体化合物。 - 【請求項3】 XはSであり、ZはNH2であり、およびR1は(6−14
C)アリールあるいは(4−13C)ヘテロアリールである治療に使用するため
の請求項1又は2記載による誘導体化合物。 - 【請求項4】 BはN又はOである治療に使用するための請求項1〜3記載
による誘導体化合物。 - 【請求項5】 BはNである治療に使用するための請求項1〜4記載による
化合物。 - 【請求項6】 R3はイソプロピル又はtert−ブチルである治療に使用
するための請求項1〜5記載による化合物。 - 【請求項7】 Y=Nである治療に使用するための請求項1〜6記載による
化合物。 - 【請求項8】 一般式II中、 【化2】 R1は(6−14C)アリール又は(4−13C)ヘテロアリールであり、 R2は(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルキ
ニル,又は(6−14C)アリールあるいは(4−13C)ヘテロアリールであ
り、共に(1−8C)アルキル,(1−8C)アルキルチオ,(1−8C)アル
コキシ,(2−8C)アルケニル,又は(2−8C)アルキニルから選択された
一つ又は一つ以上の置換基で任意に置換され、 R3は(1−8C)アルキル,(2−8C)アルケニル,(2−8C)アルキ
ニル,(3−8C)シクロアルキル,(2−7C)ヘテロシクロアルキル,又は
(2−14C)アリールあるいは(4−13C)ヘテロアリールであり、共に(
1−8C)アルキル,(1−8C)(ジ)アルキルアミノ又は(1−8C)アル
コキシから選択された一つ又は一つ以上の置換基で任意に置換され、 BはN(H),O,又は結合手であり、および Y=CH又はNであり、 前記化合物はエチル5−アミノ−4−フェニル−2−エトキシカルボニルメチ
ルチオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート,メチル5−
アミノ−4−フェニル−2−メチルチオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン−6
−カルボキシラート,エチル5−アミノ−4−フェニル−2−メチルチオ−チエ
ノ[2,3−d]ピリミジン−6−カルボキシラート,6−アセチル−5−アミ
ノ−4−フェニル−2−(2−オキソプロピルチオ)−チエノ[2,3−d]ピ
リミジン,5−アミノ−6−ベンゾイル−4−フェニル−2−フェニルカルボニ
ルメチルチオ−チエノ[2,3−d]ピリミジン又は5−アミノ−6−(4−ク
ロロベンゾイル)−4−フェニル−2−[(4−クロロフェニル)カルボニルメ
チルチオ]−チエノ[2,3−d]ピリミジンではないという条件付きで、 治療に使用するための前記一般式IIによる二環式へテロ芳香族誘導体化合物
、あるいは製薬的に許容可能な塩。 - 【請求項9】 BはN又はOである請求項8記載による誘導体化合物。
- 【請求項10】 BはNである請求項8あるいは9記載による化合物。
- 【請求項11】 R3はイソプロピル又はtert−ブチルである請求項8
〜10記載による化合物。 - 【請求項12】 Y=Nである請求項8〜11記載による化合物。
- 【請求項13】 R2=(1−4C)アルキルである請求項8〜12記載に
よる化合物。 - 【請求項14】 請求項1〜13記載による二環式へテロ芳香族誘導体化合
物を含む医薬品化合物又は製薬的に許容可能な補助剤を混合した製薬的に許容可
能な塩あるいは溶媒和化合物。 - 【請求項15】 生殖能の調整のための薬物の製造のための請求項1〜13
記載のいずれかによる二環式へテロ芳香族誘導体化合物又は製薬的に許容可能な
塩あるいは溶媒和化合物の使用。
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