JP2002540987A - メモリ付きインクドナーシートアセンブリを含む幅広フォーマットの感熱式印刷装置 - Google Patents

メモリ付きインクドナーシートアセンブリを含む幅広フォーマットの感熱式印刷装置

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JP2002540987A JP2000609267A JP2000609267A JP2002540987A JP 2002540987 A JP2002540987 A JP 2002540987A JP 2000609267 A JP2000609267 A JP 2000609267A JP 2000609267 A JP2000609267 A JP 2000609267A JP 2002540987 A JP2002540987 A JP 2002540987A
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    • B41J33/16Ribbon-feed devices or mechanisms with drive applied to spool or spool spindle

Abstract

(57)【要約】 開示されたものは以下の通りである。印刷シート上にマルチカラーグラフィック製品を印刷するための幅広フォーマット感熱式プリンタ。切断、印刷またはプロッティング等のワーク操作を実施するためのシート材料を保持するための吸引ワークベッド。感熱式プリンタと共に用いるためのメモリ(300)を含む、交換可能なドナーシートアセンブリ。改善された感熱式印刷のための方法と装置。ドナーシートを節約し、かつマルチカラーグラフィック製品の印刷に必要な時間を減らすための方法と装置。メモリを含む感熱式プリントヘッド。印刷のため、またはシート材料上で他のワーク操作を実施するために、シート材料を並べるための方法と装置。幅広フォーマット感熱式プリンタは、カセット保管ラックからドナーシートのカセットを自動的に載せるための装備を含む。吸引ワークベッドは、ワークベッドに保持されるシート材料のサイズを決定するための、かつワークベッドのワーク表面において開口部にかけられる吸引を制御するための装備を含むことがある。幅広フォーマット感熱式プリンタを用いて印刷する間のドナーシートの張力を制御するための方法と装置もまた開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷プログラム及びグラッフィク製品(graphic product)の保存デ
ータ表現に一致してシート材料上にグラフィック製品を印刷する方法と装置に関
するものである。更にとりわけ、ビジュアルサイン伝達(signage)の用途に用
いられるビニルシートのような印刷シート上に幅広フォーマットのマルチカラー
グラッフィク製品を印刷するための方法と装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来技術において知られている、印刷プログラム及びグラフィック製品のデータ
表示に一致して印刷シート上にサイン,デザイン、文字及びその他のグラフィッ
ク製品を生じる熱印刷装置は、従来技術において知られている。典型的には、感
熱プリンタはドナーの材料、及び感熱プリントヘッドと印刷シートの間にあるバ
ッキングを含むドナーシートを包み込んである。感熱プリントヘッドは、感熱プ
リンタ要素の並びを含んである。感熱プリントヘッドは、ドナーシートを印刷シ
ートに押し付ける事により、また選択的にその(感熱印刷要素の)並びを作った
感熱印刷要素にエネルギーを与えることにより、それによってドナー媒体のピク
セルをドナーシートから印刷シートに選択的に移動する事により印刷する。感熱
プリントヘッドに対する印刷シートの動き(或いはその逆の動き)は、ドナーシ
ートを感熱プリントヘッドと共に印刷シートに対して押し付けながら、新しいド
ナーシートを、プリントヘッドを越えて引き寄せる。印刷シートは、典型的には
、圧力を感知する吸着剤によってバッキング層に位置するビニール層を含んでい
る為、印刷後グラフィック(裏版・裏剤)製品を付けたビニールは切断され、バ
ッキング(裏版・裏剤)材料からはがされ、近似的なサインボード又は他の表示
用材料に取り付けられる。 商業用アートワーク或いはビジュアルサイン伝達(signage)のような多くのグ
ラッフィク製品の適切な印刷は、高品質の印刷作業を要する。しばしば、数フィ
ート幅で数十フィート長のような物理的に大きなものとなることが望まれる。典
型的には、現存する感熱プリンタは、その上から印刷可能な印刷シートの幅に限
定される。例えば、一つの人気のある感熱プリンタは、1フィート幅のシート上
に印刷します。従って、最終的なグラフィック製品は、互いに適切な登録をされ
たサインボードに位置しなければならない個々別々に印刷された印刷シート断片
からしばしば集められます。しばしば、登録は完璧ではなく、最終的なグラフィ
ック製品の品質は損なわれる。特に、バックリットされている場合にはそうであ
る。 幅広フォーマットの感熱プリンタは従来技術において知られている。例えば、最
近使用に供されている幅広フォーマットの感熱プリンタは3フィート幅までの印
刷シートを備え、4最大幅(4 full width)(即ち3フィート幅)のプリントヘ
ッドを用いており、各々がプリントヘッドと印刷シートの間に様々なカラードナ
ーシートを位置させている。従って、ほとんど縫い目と言うものがなく、あると
すれば、サイン又は他の製品を作るときにその縫い目がきれいに整列することを
要する。また、4個のプリントヘッドは、マルチカラーのグラフィック製品のよ
り高速な印刷を可能とする。 残念ながら、このタイプの機械は、製造しまた操作するのに費用がかかる。例え
ば、各々のプリントヘッドは300dpiの典型的な解像度で、文字通り数千の
感熱印刷要素を含み、その全ての要素が、狭い許容範囲内の抵抗を持つことが典
型的に要求される。そうした、感熱式プリントヘッドは製造することが難しくま
た高価であり、その上、単に幾つかの感熱式印刷要素を焼ききってしまうと、プ
リントヘッド全部を交換しなければならないことにもなる。更に、ドナーシート
がまた高価であり、完全幅のプリントヘッドは、あるタイプの又はあるセクショ
ンのグラフィック製品を印刷するときには、ドナーシートを浪費することもあり
える。例えば、1インチ幅でおそらくは1フィート長の単一のカラー縞は、印刷
シートの中央に印刷されることになる。その印刷された対象(1インチ幅でおそ
らくは1フィート長の単一のカラー縞)は、1平方フィートの1/12(12分
の1)の面積を占めるが、3フィート幅で1フット長、或いは3平方フィートの
ドナーシートの面積は、上記の対象を印刷するときは、プリントヘッドを越えて
転写され、それゆえ消費される。印刷シートの端のあたりの狭い境界を含む幅広
フォーマットのグラフィック製品を印刷することは、上記幅広フォーマットの感
熱プリンタで印刷するときに典型的にドナーを浪費しえる別の例である。 また、一回の通過で印刷可能な幅広フォーマットのインクジェットプリンターの
ような、他の幅広フォーマットのプリンタが従来技術において知られている。し
かしながら、インクジェットで印刷されるマルチカラーのグラフィック製品は、
諸要素(例えば、風、太陽、雨)にさらされたときには典型的に安定ではなく、
あるいは製品の安定性を増す為に特別な印刷後の後処理を要求し、そうした装置
の印刷コストがかさみ、また印刷を複雑にする。 従って、従来技術の欠点及び短所について、先に述べた一つ又は二つ以上の点又
他の点を述べる事は、本発明の目的である。 他の目的は、部分的に後述する、そして部分的には請求項を含む下記の開示に照
らして、通常技術の一つであることが明らかである。
【0003】
【発明の概要】ドナーシートアセンブリ(donor sheet assembly) 一つの態様として、本発明は、印刷操作において使用され、ドナーシートカセッ
ト(donor sheet cassette)と共に交換可能に使用されるドナーシートを供給す
るための一つのアセンブリを提供する。そのアセンブリは、管状体(tubular bo
dy)を持つ核(core)を含み、その管状体は、基部端と駆動端の間の長軸方向に
沿って延び、かつその管状体また基部端と駆動装置端の間の長軸方向に沿って延
びる中央のあなを持ち、所定の長さを持ったドナーシートはコアボディ(core b
ody)の周りに巻きついている。コアボディは、また複数の駆動要素を含んでお
り、その駆動要素は長軸方向に沿ってまた半径方向に延びており、そのコアボデ
ィの実質的に駆動端にある中心のあなの内部に位置している。そのアセンブリは
、更にコアボディの中央の穴の内部に取り付けられ、コアボディの実質的にコア
ボディの駆動端で駆動要素の内向きに位置するメモリ要素を含んでいる。そのメ
モリ要素は、長軸方向に実質的に垂直でコアボディの基部端に面したデータ移動
表面及びコアボディの駆動端に面した後部表面を有している。 そのアセンブリはまた管状体を持つ巻き取りコア(take-up core)を含むことも
あるが、その管状体は基部端と駆動端の間の長軸方向に沿って延び、かつその管
状体はまたコアボディの基部端と駆動端の間の長軸方向に沿って延びる中央の穴
を持つ。その巻き取りコア(take-up core)は、また複数の駆動要素を持つ事が
あるが、その駆動要素は長軸方向に沿って及び半径方向に延び、コアボディの実
質的に駆動端にある中央の穴の内部に位置しており、供給コアボディの駆動要素
に実質的に同一である。長い形をしたドナーシートの長軸方向の自由端は、巻き
取りコアボディと一体となっている。 本発明のもう一つの態様として、一個一個のカラー平面において、印刷シート上
にマルチカラーのグラフィック製品を印刷する幅広フォーマットの感熱式プリン
タに用いるためのドナーシートの供給のためのアセンブリが備わっています。そ
のアセンブリは、再充填可能なドナーシートカセットの中に交換可能に挿入する
為のもので、そのカセットは感熱式プリンタの感熱式プリントヘッドと共に取り
付けられるカセット受け入れステーション(cassette receiving station)の上
に、交換可能に取り付けられ、そのカセット受け入れステーション(cassette r
eceiving station)は、ドナーシートの部分(セクション)が感熱式プリントヘ
ッドの下方に位置し印刷時にプリントヘッドと印刷シートの間に挿入されるよう
にそのカセットを受け入れるように調整されます。そのアセンブリは、管状体を
持つ一つのコアを含み、この管状体は基部端と駆動端の間で長軸方向に沿って延
び、この管状体はまた基部端と駆動端の間の長軸方向に沿って延びる中央の穴を
持ち、選択された長さを持つドナーシートは、コアボディの周りに巻き取られる
。コアボディは複数の駆動要素を含み、その駆動要素は長軸方向に沿ってかつ半
径方向に延び、コアボディの実質的に駆動端の中央の穴の内部に位置している。
メモリ要素は、コアボディの中央の穴の内部と、実質的にコアボディの駆動端と
、駆動要素の内面に取り付けられている。そのメモリ要素は、長軸にほぼ垂直で
コアボディの基部端に面するデータ移動表面及びコアボディの駆動端に面する後
部表面を含む。 更に別の態様として、本発明は、再充填可能なカセットへの挿入の為及び感熱式
印刷用ドナーシートを備える感熱式プリンタを使用する為の交換可能なドナーシ
ートアセンブリを備える方法を与える。この方法は、ある長さを持ったドナーシ
ートを備える複数のステップを含む。基部端と駆動端の間の長軸に沿って延びる
管状体(tubular body)を持ち、基部端と駆動端の間を通って延びる中央の穴を
持つコアを備える。ここで、コアは複数の駆動要素を含み、駆動要素は長軸に沿
ってかつ長軸の半径方向に延び、コアボディの実質的に駆動端にある中央の穴の
内部に位置しており、これと同時に、メモリ要素がコアボディの中央の穴の内部
と、実質的にコアボディの駆動端、及び駆動要素の内部に取り付けられている。
ここでそのメモリは、長軸に実質的に垂直でコアボディの基部端に面したデータ
移動表面とコアボディの駆動端に面する後部表面とを含む。コアボディの周りに
選択された長さを持つドナーシートを回転させるステップがこの方法には含まれ
る。また、ドナーシートに特徴的な選択されたデータを決定するステップ、及び
メモリ要素に選択されたデータを書き込むステップがこの方法には含まれる。
【0004】 更に本発明の別の態様は、ドナーシートを供給する為のかつ再充填可能なカセ
ットに挿入する為の、交換可能なアセンブリを製造する方法が備えられている。
その方法は、次の複数のステップを含む。最初の幅Wを持つ一定長さのドナーシ
ートを備えるステップ。一定の長さを持ったドナーシートを長さ方向に沿ってカ
ットして、ドナーシートをN個の(カットする前と同じ)一定の長さを持つスラ
イス状のものにしたときに、各々のドナーシートがWをNで割った商の値にほぼ
等しい幅を持つようにする、カッティングステップN個の供給コアボディを与え
るステップ。ドナーシートを巻きつけたN個の供給コアボディを与える為、ドナ
ーシートを一定の長さを持つN個のスライス状のものをN個のコアボディ上で回
転させるステップ。各々がデータ移動表面と後部表面とを持ち、各々のメモリ要
素が実質的に(供給コアボディの)最初の端にありコアボディの2番目の端に向
かって内側に面するデータ移動表面を有する、異なる供給コアボディ内部に取り
付けられている、N個のメモリ要素を備えるステップ。ドナーシートに特徴的な
データを決定する為にドナーシートをテストするステップ。メモリ要素上にシー
ト材料に特徴的なデータを保管するステップ。N個の巻き取りコアボディ(take
-up core body)を備えるステップ。N個のドナーシートアセンブリを形成する
為に、異なるテイクアップコアボディに、供給コアボディ上で一定の長さを持っ
たスライス状のもの各々の自由端を付けるステップ。幅広フォーマットプリンタ 更なる態様として、本発明は個々のカラー平面における印刷シート上にマルチカ
ラーのグラフィック製品を印刷する為、かつコントローラ及びグラフィック製品
の機械が読み取り可能な表現に反応し幅広フォーマット感熱プリンタ備える。幅
広フォーマット感熱式プリンタは、プラテンを含み印刷シートを保持するワーク
表面を持つワークベッド(workbed)を含む。ワーク表面は印刷軸及び印刷軸に
垂直な印刷シート平行移動軸を含む。 幅広フォーマット感熱式プリンタはまた、ワーク表面上に保持されている印刷シ
ートに対してクランプで締め付けられる状態及びクランプで締め付けられていな
い状態の間を(一組の平行移動するクランプの)各々が移動する、一組の平行移
動するクランプを含み、各々のクランプは最初の端から2番目の端へと印刷軸の
方向へワークベッドを横切って延びている。(これら複数の)クランプは、印刷
シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させるためのものであり、最初
の(複数の)端は機械的にお互い一組になっており、かつ2番目の(複数の)端
は機械的にお互いが一組となっているため複数のクランプが印刷シート並行運動
の軸の方向でお互い同士がほほ一定間隔を置いている。少なくとも、一つのアク
チュエータが、最初と2番目の位置の間の印刷シート並進移動軸の方向に、一組
のクランプを並進移動させる為に、一組のクランプと組になっている。 印刷シート並進移動軸に平行に延びる感熱式印刷要素の並びを持つ感熱式プリン
トヘッドが、更に含まれている。感熱式プリントヘッドは、ドナーシートを印刷
シートに対して押しつけ、感熱式印刷要素を選択的に電圧を加えることによりク
ランプ間の領域における印刷軸に平行に延びるプリントされる細長い面(スワス
、print swath)で印刷シート上に印刷するために、印刷軸に対して並進移動可
能に平行となっている。 幅広フォーマット感熱式プリンタはまた、ドナーシートのサプライロールに回転
可能に係合する為のサプライシャフト、サプライロールから引き付けられ感熱式
プリントヘッド及び印刷シートの間に挿入されたドナーシートを巻き取りロール
(take-up roll)に回転可能に係合するための巻き取りシャフト(take-up shaf
t)、及び巻き取りシャフトと回転可能に一対となった巻き取りモータを含むド
ナーシート手段を含む。ここで、シャフトとロールとは、印刷軸に平行な並進移
動を行うために感熱式プリントヘッドに取り付けられている。印刷シート上に印
刷するときに印刷シートをワークベッドに位置させるための手段、及び印刷シー
トを並進移動させるときに印刷シートをワークベッドから取り外すための手段も
また与えられています。 他の態様に拠れば、本発明は、個々のカラー平面の印刷シート上にマルチカラー
グラフィック製品を印刷するための、かつコントローラ及びグラフィック製品を
表現した、機械が読みとり可能なデータに反応する幅広フォーマット感熱式プリ
ンタを備える。幅広フォーマット感熱式プリンタは、プラテンを含み印刷シート
を保持するためのワ−ク表面を持つワークベッドを含み、そのワーク表面は、印
刷軸及び印刷シートの並進移動軸を含んでいる。上記以外に含まれるものとして
は、印刷シート並進方向軸に沿っての印刷シートを並進移動させる為の手段、及
び印刷シート上に印刷するとき印刷シートをワークベッドに固定するための手段
、印刷シートを並進移動させるときに4印刷シートをワークベッドから取り外す
ための手段がある。 (幅広フォーマット感熱式プリンタが)他に備えているものとしては、以下のも
のを含むプリントヘッドキャリッジ(printhead carriage)がある。印刷軸の方
向に並進移動するための、プリンタに取り付けの基部構造。印刷軸をほぼ横切る
軸の周りを回転するための基部構造に一番目の端で軸の周りを回転可能に(pivo
tably)取り付けられた片持梁風アーム(cantilever arm)。ここで、片持梁風
アーム(cantilever arm)は、印刷シートの並進移動軸に平行に延びる感熱式印
刷要素アレイ(array)を持つ感熱式プリントヘッドが、片持梁(cantilever)
に取り付けられている。ここでピボットアクチュエータが基部と対になり、かつ
感熱式プリントヘッドを下げたり上げたりするためにピボット軸の周りに片持梁
風アームを選択的に回転させるための片持梁風アーム(cantilever arm)の別の
端と対になっている。感熱式プリントヘッドとワーク表面によって保持される印
刷シートの間に、ドナーシートを収めるための基部構造に取り付けられたドナー
シート処理手段。ここでドナーシート処理手段は、ドナーシートの供給ロール(
supply roll)に係合させるための供給シャフト(supply shaft)、感熱式プリ
ントヘッドとインサツシートの間に収められたドナーシートの巻き上げロール(
take-up roll)に係合するための巻き上げシャフト(take-up shaft)、及び巻
き上げシャフト(take-up shaft)と回転可能に対を作る巻き上げモータ(take-
up motor)を含む。 更に別の態様として、本発明は、個々のカラー平面で印刷シート上にマルチカラ
ーの(multicolor)グラッフィク製品を印刷するための、かつコントローラ(co
ntroller)及びグラフィック製品の機械による読み取りが可能なデータ表現(da
ta representative)に反応する幅広フォーマット感熱式プリンタを備える。幅
広フォーマット感熱式プリンタは、印刷シートを保持するためのワーク表面を備
えるためのプラテンを含むワークベッドを含む。ここで、ワーク表面は印刷軸及
び印刷軸に垂直な印刷シート並進移動軸を含む。幅広フォーマット感熱式プリン
タは、印刷シート並進移動軸に沿って印刷シートを並進移動させるための、印刷
シート並進移動手段をも含む。 また、印刷シート並進移動軸に平行に延びる一並びの感熱式印刷要素を持つ感熱
式プリントヘッド、及び巻き上げモータ(take-up motor)と供給シャフト(sup
ply shaft)に対して対を作る巻き取りシャフト(take-up shaft)を含むドナー
シート装置が備えられている。ここで、巻き取りシャフト及び供給シャフトは、
それぞれドナーシートの巻き取りロールと供給ロールに対して対を作るためのも
のである。巻き取りモータは、ドナーシートが供給ロールから引き出され、感熱
式プリントヘッドと印刷シートの間に挿入された後に、巻き取りロール上でドナ
ーシートを巻きつけるためのものである。感熱式プリントヘッドは、ドナーシー
トを印刷シートに対して押しつけ、感熱式印刷要素を選択的に電圧を加える(en
ergize)ことによりクランプ間の領域における印刷軸に平行に延びるプリントさ
れる細長い面(print swaths)で印刷シート上に印刷するために、印刷軸に対し
て並進移動可能に平行となっている。 更に含まれているものとしては以下のものがあります。印刷シート上に印刷する
ときに印刷シートをプリントヘッドに固定する手段、及び印刷シートを並進移動
させるときに、印刷シートをワークベッドから取り外す手段。印刷シート並進移
動手段と通信するコントローラ、感熱プリントヘッド、ドナーシート手段、及び
マルチカラーグラフィック製品の保存データ表現に反応してマルチカラーグラフ
ィック製品を印刷シート上に印刷するために印刷シートを固定するための手段。
コントローラは、一つのカラー平面を印刷するときに連続的なプリントされる細
長い面(print swath)の間で、印刷シート並進移動軸に平行な一つの方向に印
刷シートを並進移動させるため、及び異なるカラー平面に印刷するときに印刷シ
ート並進移動軸に平行な逆方向に印刷シートを並進移動させるため、印刷シート
並進移動手段を制御するためにプログラミングと関連してメモリ中に保存されて
いるプログラミングを含む。 本発明の付加的な態様としては、グラッフィク製品の機械で読み取り可能なデー
タ表現に反応して印刷シート上にグラフィック製品を印刷するための幅広フォー
マット感熱式プリンタが備えられている。幅広フォーマット感熱式プリンタは、
印刷シートと印刷中に印刷のための印刷シートに対してドナーシートを押し付け
るための一揃いの感熱式印刷要素を持つ感熱式プリントヘッドを保持するための
ワーク表面を有するワークベッドを含む。また、含まれているものは、印刷シー
トを印刷シート並進移動軸に沿って印刷シートを並進移動させる印刷シート並進
移動手段、及びそれぞれドナーシートの供給ロール及び巻き取りロールを取りつ
けるための、第1及び第2のシャフト含むドナーシート手段。ドナーシートは、
供給ロールから引き出され、感熱式プリントヘッドと印刷の為の印刷シートの間
に収められ、巻き取りロール上で巻かれる。ドナーシート手段は、更に、トルク
(torque)をかけるための巻き取りロール(take-up roll)と対を作るための巻
き取りモータ(take-up roll)及びドナーシートにブレーキ力(braking force
)をかけるためのブレーキとを含む。 ドナーシートの供給ロール(the supply roll)及び巻き取りロール(take-up r
oll)の一つに取り付けられたメモリ要素からのデータを読むためのデータ移動
要素(data transfer element)、印刷シート並進移動手段と通信を行うコント
ローラ(controller)、感熱式プリントヘッド、データ移動要素(data transfe
r element)、及びマルチカラーグラフィック製品(multicolor graphic produc
t)の保存データ表現に反応してマルチカラーグラフィック製品を印刷シート上
に印刷するための巻き取りモータ(the take-up motor)もまた含まれる。 コントローラは、メモリ要素からドナーシートに特徴的なデータを読むため、ド
ナーシートに特徴的な読まれたデータ(the read data)から少なくとも巻き取
りロール(the take-up roll)の半径を決定するため、印刷中のドナーシートに
かけられる望ましい張力(tension)を決定するため、及び望ましい張力をドナ
ーシートにかけるために巻き取りロール(take-up roll)の半径と望まれる聴力
に反応して巻き取りモータ(the take-up motor)に電圧を加えるために、プロ
グラミングと関連してメモリに保存されているプログラミングを含む。 更なる態様として、本発明は、カラー平面の機械が読み取れるデータ表現に反応
して、異なるカラー平面の各々において、マルチカラーグラフィック製品(mult
icolor graphic product)を印刷シートに印刷する感熱式プリンタを用いた印刷
方法を与える。その方法は、以下の各ステップを含む。 A)印刷シートをワーク表面で保持すること B)印刷されるべきカラー平面対応したドナーシートの供給する長さを選択する
こと、及び供給した長さを(the supply length)を持ったドナーシート片を感
熱式プリントヘッドと印刷シートの間に収めること。感熱式プリントヘッドは印
刷シート並進移動軸に平行に延びる一並びの感熱式印刷要素を有する。 C)下記のステップ1)および2)を交互に繰り返すことにより、印刷シート並
進移動軸(the printing sheet translation axis)にほぼ垂直な印刷軸に平行
に延びる、印刷される細長い面(print swaths)でカラー平面を印刷シート上に
印刷すること。 1)プリントヘッドをプリント軸に平行に移動させ、感熱式印刷要素を選択的に
電圧を加える一方で、プリントヘッドを越えてドナーシートを引き抜くために感
熱式プリントヘッドを用いてドナーシートを印刷シートに押し付けること。 2)長い印刷面(スワス、print swaths)の間で、移動軸に平行に印刷シートを
移動させること。 D)マルチカラーグラフィック製品(multicolor graphic product)を印刷シー
ト上に印刷するために、印刷される事となっている平面の各々に対してステップ
A,B,Cを実施する。ここで、少なくとも一つのカラー平面を印刷するときに
、印刷シートは連続する、印刷される細長い面(print swaths)の間を移動軸に
平行な方向で逆方向に、異なるカラー平面を印刷したときに、連続する細長い印
刷面(スワス、print swaths)の間を移動するところまで移動を行う。 更に付加的な態様として、本発明は、ドナーシートが供給ロールから引き出され
、感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に挿入され、巻き取りロール上で巻き
つけられるところの感熱式プリンタにおいてドナーシートに張力をかける方法を
備える。その方法は下記のステップを含む。 巻き取りモータ(a take-up motor)に電圧を加えることに反応して巻き取りロ
ール(take-up roll)に回転トルクを与えるために巻き取りロールと対になる巻
き取りモータ(a take-up motor)を備えること。 ドナーシートに選択されたブレーキ力をかけることにより、ドナーシートと対に
なるブレーキを備えること。 供給ロール及び巻き取りロールのうちの一つに取り付けられたメモリ要素からド
ナーシートに特徴的なデータを読むこと。 ドナーシートにかけられるべき望ましい張力を決定すること。メモリ要素から読
めるドナーシートに少なくとも特徴的なデータの機能としての少なくとも巻き取
りロールの半径を決定すること。 ドナーシートに望ましい張力をかけること。巻き取りロールの半径及びドナーシ
ートにかけられる望ましい張力の関数として、巻き取りモータ(take-up motor
)を選択的に電圧を加えるステップを含むこと。ドナーシートの節約(Donor Sheet Conservation) 更なる態様として、本発明は、グラフィック製品の機械による読取可能データ表
現に反応する印刷シート上に、マルチカラーグラフィック製品(multicolor gra
phic product)一つのカラー平面を感熱的に印刷する方法を備える。その方法は
、次のステップを含む。 印刷されるべきカラー平面に対応するドナーシートを選択すること 、及び感熱式プリントヘッドと印刷シートの間にドナーシートを収めること。こ
こで、感熱式プリントヘッドは、印刷シート並進移動軸に沿って印刷幅方向に延
びる一並びの印刷要素を有する。 カラー平面を、印刷シート並進移動軸に垂直な印刷軸に沿って感熱式プリントヘ
ッドを並進移動させることにより、かつ感熱式プリントヘッドを用いてドナーシ
ートを印刷シートに対して押し付けながら感熱式印刷要素を選択的に電圧を加え
ることにより、連続する細長い印刷面(スワス、print swaths)で印刷シートに
印刷すること。 印刷される細長い面(print swaths)の間の、印刷シート並進移動軸の方向に印
刷シートを並進移動させること。 そこで、少なくとも一つの印刷される細長い面(print swath)に対しては、印
刷されるべき連続するピクセルが、印刷軸の方向で最小の距離以上の広がりで離
れているときには、その連続する印刷される細長い面(swath)を印刷すること
は、少なくとも連続したピクセル間の距離の一部分だけプリントヘッドを並進移
動させたときそのプリントヘッドを用いて印刷シートに対してドナーシートを押
し付けることを防止し、押し付けることを防止することによってほぼドナーシー
トがプリントヘッドを越えて引き付けられるのを防止し、これによってドナーシ
ートを保存することを含む。 他の態様として、本発明は、グラフィック製品の選択された機械読取可能データ
表現に反応して異なるカラー平面の各々においては、マルチカラーグラフィック
製品を印刷シート上に印刷する感熱式プリンタを用いて印刷する方法を備える。
その方法は、次のステップを含む。 A)印刷されるべき、かつ感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に供給する長
さを持ったドナーシート片を収める、カラー平面に対応する、ドナーシートの供
給する長さを選択すること。その感熱式プリントヘッドは印刷シート並進軸に沿
って延びる一並びの印刷要素を有する。 B)印刷される細長い面(print swath)で、次の1)及び2)のステップを交
互に繰り返すことにより、印刷シート並進移動軸にほぼ垂直な印刷軸に沿って延
びる印刷シート上で、印刷される細長い面(print swath)に、カラー平面を印
刷すること。 1)プリントヘッドを越えてドナーシートを引き抜くために感熱式プリントヘッ
ドを用いてドナーシートを印刷シートに押し付けながら、プリントヘッドをプリ
ント軸の方向に並進移動させ、感熱式印刷要素に選択的に電圧を加えること。 2)印刷される細長い面(print swaths)の間で、並進移動軸の方向に印刷シー
トを並進移動させること。 C)マルチカラーグラフィック製品(multicolor graphic product)を印刷シー
ト上に印刷するために、印刷される事となっているカラー平面の各々に対してス
テップA,Bを実施する。ここで、少なくとも一つのカラー平面を印刷するとき
に、印刷シートは連続する印刷される細長い面(print swaths)の間を印刷シー
ト並進移動軸に沿って逆方向に、異なるカラー平面を印刷したときに連続する印
刷される細長い面(print swaths)の間を並進移動するところまで並進移動を行
う。 そこで、少なくとも一つの印刷される細長い面(print swath)に対しては、印
刷されるべき連続するピクセルが、印刷軸の方向で最小の距離以上の広がりで離
れているときには、その連続する印刷される細長い面(swath)を印刷すること
は、少なくとも連続したピクセル間の距離の一部分だけプリントヘッドを並進移
動させたときそのプリントヘッドを用いて印刷シートに対してドナーシートを押
し付けることを防止し、押し付けることを防止することによってほぼドナーシー
トがプリントヘッドを越えて引き付けられるのを防止し、これによってドナーシ
ートを保存することを含む。 付加的な態様として、本発明は、マルチカラーグラフィック製品の機械読取可能
データ表現に反応して個々のカラー平面においては、マルチカラーグラフィック
製品を印刷シート上に印刷する感熱式プリンタを用いて印刷する方法を備える。
その方法は、次のステップを含む。 A)印刷されるべき、かつ感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に供給する長
さを持ったドナーシート片を収める、カラー平面に対応する、ドナーシートの供
給する長さを選択すること。その感熱式プリントヘッドは印刷シート並進軸に沿
って後部端から前部端に延びる一並びの印刷要素を有する。 B)次の1)及び2)のステップを交互に繰り返すことにより、印刷シート上の
、その印刷シート並進移動軸にほぼ垂直な印刷軸に沿って延びる印刷される細長
い面(print swath)に、カラー平面を印刷すること。 1)プリントヘッドを越えてドナーシートを引き抜きかつ印刷シート上に印刷す
るために感熱式プリントヘッドを用いて選択されたドナーシートを印刷シートに
押し付けながら、プリントヘッドをプリント軸の方向に並進移動させ、感熱式印
刷要素に選択的に電圧を加えること。 2)個々のステップの整数番号において、印刷シート並進移動軸の方向に印刷シ
ートを並進移動させること。ここで、各ステップはほぼ印刷幅に等しい並進移動
の増分(increment)だけ印刷シートを並進移動させる。 C)ステップB)を実施する中で、少なくともステップ1)のうち一つは、少な
くとも2つのステップにおいて印刷シートを並進移動させることを含む。ここで
、ステップのうちの一つが、その増分(increment)より少ない距離だけ印刷シ
ートを並進移動させ、それ以外の他のステップおよび如何なる付加的なステップ
がおのおのその増分(increment)だけ、印刷シートを並進移動させる。 更なる態様では、本発明は、機械が読めるデータ表現マルチグラフィック製品に
反応して個々のカラー平面において、印刷シート上にマルチカラーグラフィック
製品を印刷する感熱式プリンタを用いて印刷する方法を与える。その方法は、次
のステップを含む。 A)カラー平面の選択された領域に選択されたカラー平面を組織化すること(or
ganizing)。ここで、各々の領域内部で、印刷されるべき対象は印刷シート並進
移動軸に沿って互いの選択された距離内にあり、如何なる一つの領域内部にある
対象であっても、印刷シート並進移動軸の方向に、他の領域にある対象からは、
選択された距離より大きな距離だけ離れている。 B)印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートの供給長(supply lengt
h)を選択すること、及び感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に供給長(sup
ply length)長さを持ったドナーシート片を収めること。 C)次の1)及び2)のステップを交互に繰り返すことにより、印刷シート上の
、一定の印刷幅を持ちその印刷シート並進移動軸にほぼ垂直な印刷軸に沿って延
びる印刷される細長い面(print swath)に、カラー平面の各々の領域を印刷す
ること。 1) a)プリントヘッドを越えてドナーシートを引き抜くために 選択されたドナーシートを印刷シートに押し付けながら、プリントヘッドをプリ
ント軸の方向に並進移動させ、感熱式印刷要素に選択的に電圧を加えること b)印刷シート並進移動軸の方向に、印刷される細長い面(print swath)の幅を持った連続した印刷される細長い面(print swath)の間の印刷シ
ート並進移動軸の方向に選択された増分(increment)だけ印刷シートを並進移
動させること、及びその領域が印刷されるまで必要なだけステップa)とステッ
プb)を交互に繰り返すこと。 1)次の領域を印刷する前に、上記1)で印刷された領域と印刷されるべき次の
領域の間の離れている距離にほぼ等しい距離だけ、印刷シート並進移動軸の方向
に印刷シートを並進移動させること。
【0005】 更なる態様では、本発明は、グラフィック製品の機械が読めるデータ表現に反
応して異なるカラー平面の各々において、印刷シート上にマルチカラーグラフィ
ック製品を印刷する感熱式プリンタを用いて印刷する方法を与える。その方法は
、次のステップを含む。 A)印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートの供給長(supply lengt
h)を選択すること、及び感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に供給長(sup
ply length)長さを持ったドナーシート片を収めること。 B)次の1)及び2)のステップを交互に繰り返すことにより、印刷シート上の
、印刷軸に沿って延びかつその印刷軸にほぼ垂直な印刷シート並進移動軸に沿っ
て選択された幅を持つ印刷される細長い面(print swath)に、カラー平面を印
刷すること。 1)プリントヘッドを越えてドナー材料を引き抜くために選択されたドナーシー
トを印刷シートに押し付けながら、プリントヘッドをプリント軸の方向に並進移
動させ、感熱式印刷要素に選択的に電圧を加えること。 2)少なくとも選択された幅にほぼ等しい距離だけ、印刷シート並進移動軸の方
向に印刷シートを並進移動させること。 C)マルチカラーグラフィック製品(multicolor graphic product)を印刷シー
ト上に印刷するために、印刷される事となっているカラー平面の各々に対してス
テップA,Bを実施する。ここで、少なくとも一つのカラー平面を印刷するとき
に、印刷シートは連続する印刷される細長い面(print swaths)の間を印刷シー
ト並進移動軸に沿って逆方向に、異なるカラー平面の連続する印刷される細長い
面(print swaths)を印刷したときに並進移動するところまで並進移動を行う。
ここで、カラー平面の少なくとも一つに対してステップ1)のなかの一つを実施
することは、そのステップのうちの一つが選択された幅より小さな距離だけ印刷
シートを並進移動させ、如何なる付加的なステップもそれぞれ選択された幅にほ
ぼ等しいところの、少なくとも二つのステップで印刷シートを並進移動させるこ
とを含む。 本発明は、また、カラー平面の機械が読めるデータ表現に反応する印刷シート上
に、マルチカラーグラフィック製品のカラー平面を感熱的に印刷することを含む
。本方法は次のステップを含む。 A)印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートを選択すること、及びド
ナーシートを印刷シート並進移動軸に沿って所望の印刷幅に応じて広がる印刷要
素アレイを持つ感熱式プリントヘッドの間に収めること。 B)印刷シート上に印刷されるべきカラー表面の第1部分及び第2部分を選択す
ること。選択のステップは下記のものを含む。 プリントヘッドが現時点で最も近いカラー平面の印刷シート並進移動軸の方向に
おいて末端を決めること。 カラー平面の第1部分がプリントヘッドとカラー平面の最も近い端の間にあり、
第2部分がカラー平面の残り部分にあるように、第1部分及び第2部分を選択す
る。 C)カラー平面の第1部分を、カラー表面の第2部分に印刷する前 に印刷シート上に印刷すること。ここで、各々の部分を印刷することは、印刷シ
ート並進移動軸に垂直なプリント軸に沿って感熱式プリントヘッドを並進移動さ
せることによりかつ印刷される細長い面(print swath)の間で、印刷シート並
進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させることにより、各々の部分が一定の
印刷幅を持つ、連続する印刷される細長い面(print swath)に印刷することを
含む。 更に付加的な態様において、本発明は、カラー平面の機械で読み取れるデータ表
現に反応して印刷シート上に、マルチグラフィック製品のカラー平面を感熱的に
印刷する方法を与える。その方法は、次のステップを含む。 A)印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートを選択すること、及びそ
のドナーシートを印刷シート並進移動軸に沿って所望の印刷幅に応じて広がる一
並び(ひとならび)の印刷要素を持つ感熱式プリントヘッドの間に収めること。 B)カラー平面の第1部分と第2部分とを印刷すること。ここで、各々の部分を
印刷することは、印刷シート並進移動軸に垂直なプリント軸に沿って感熱式プリ
ントヘッドを連続的に並進移動させることによりかつ印刷される細長い面(prin
t swath)の間で、印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させる
ことにより、印刷シート並進移動軸の方向に一定の印刷幅を持つ、連続する印刷
される細長い面(print swath)に印刷することを含む。 ここで、カラー平面の第1部分に印刷する時に、印刷シートは、印刷される細長
い面(print swath)の間の印刷シート並進移動軸に沿って一方向に並進移動し
、第2部分を印刷する時には、印刷シートは印刷される細長い面(print swath
)の間で、反対方向に並進移動する。 別の態様として、本発明は、マルチカラーグラフィック製品の、機械が読み取り
可能なデータ表現に反応して異なるカラー平面の各々の印刷シート上にマルチカ
ラーグラフィック製品を印刷する感熱式プリンタを用いて印刷する方法を与える
。 A)印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートの供給長(supply lengt
h)を選択すること、及び感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に供給長(sup
ply length)長さを持ったドナーシート片を収めること。 B)次の1)及び2)のステップを交互に繰り返すことにより、印刷シート上の
、印刷軸に沿って延びかつその印刷軸にほぼ垂直な印刷シート並進移動軸に沿っ
て選択された幅を持つ印刷される細長い面(print swath)に、カラー平面を印
刷すること。
【0006】 1)印刷シート上に印刷しかつプリントヘッドを越えてドナーシートを引き抜
くために、選択されたドナーシートを印刷シートに押し付けながら、プリントヘ
ッドをプリント軸の方向に並進移動させ、感熱式印刷要素に選択的に電圧を加え
ること。 2)少なくとも選択された幅にほぼ等しい距離だけ、印刷シート並進移動軸の方
向に印刷シートを並進移動させること。 C)マルチカラーグラフィック製品(multicolor graphic product)を印刷シー
ト上に印刷するために、印刷される事となっている残りのカラー平面の各々に対
してステップA,Bを実施すること。 ここで、カラー平面の印刷が終了した後、かつ次のカラー表面の印刷に先立って
、次のステップを実施する。 印刷シート並進移動軸の方向で、次に印刷されるべきカラー平面の端の一つが、
印刷されるべきカラー平面の他の端よりも、プリントヘッドの現時点の位置によ
り近くにあるかどうかを決定すること。 一つの端がより近ければ、プリントヘッドとカラー平面の他端の間のカラー平面
部分の少なくとも一部分を印刷する前に、プリントヘッドとカラー平面のより近
い端の間のカラー平面部分の少なくとも一部分に印刷すること。 本発明は、カラー平面の機械が読み取れるデータ表現に反応して印刷シート上に
マルチカラーグラフィック製品のカラー平面を感熱的に印刷する他の方法を含み
得る。 印刷されるべきカラー平面が、他のスポットカラー対象物の一つによりはじき出
されるような対象物、及び印刷シート上に印刷されるべき完成したグラフィック
製品中のプロセスカラー対象物を含むことを決定する。 A)印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートを選択すること、及びそ
のドナーシートを印刷シート並進移動軸に沿って広がる一並び(ひとならび)の
印刷要素を持つ感熱式プリントヘッドの間に収めること。 B)印刷シート並進移動軸に垂直な印刷軸に沿って感熱式プリントヘッドを並進
移動させることにより、また機械が読み取れるデータに反応して感熱式印刷要素
を選択的に電圧を加えることにより、また連続して印刷される細長い面(print
swath)に印刷する間に印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動さ
せることにより、印刷幅を持った連続する印刷される細長い面(print swath)
に印刷することを含む印刷シート上にカラー平面を印刷すること。 カラー平面の押し出されるべきことが定められている領域を印刷することを防止
すること。 他の態様として、本発明は、印刷シート並進移動軸に沿って印刷シートを並進移
動させ、かつ印刷シート並進移動軸に垂直な印刷軸に沿った感熱式プリントヘッ
ドを並進移動させる感熱式プリンタを用いて個々のカラー平面につき印刷シート
上にマルチカラーグラフィック製品を印刷するためコンピュータを用いてマルチ
カラーグラフィック製品のデータ表現を処理するための方法を含む。ここで、感
熱式プリントヘッドは、印刷軸の方向に延びる印刷される細長い面(print swat
h)を印刷するため印刷シート並進移動軸の方向に沿って延びる一並びの感熱式
印刷要素を含む。その方法は、次のステップを含む。 マルチカラーグラフィック製品のデータ表現を含む機械が読み込めるデータファ
イルを備えること。 印刷されるべきカラー平面を選択すること。 対象物が選択されたカラー平面の色(color)を持つ対象物を選択するために、
データファイルを検査する。 各々の対象物を持つカラー平面の長方形の領域を関連付けること。 印刷シート並進移動軸に沿って互いに選択された距離の範囲にある領域を一つに
まとめる。 幅が印刷幅の整数値となるように、印刷軸の方向に延びる領域の各々の次元を増
やすこと。 印刷領域の各々を選択すること、及び領域の各々を選択したとき次のステップを
実施すること。 選択された面積(area)を、印刷される細長い面(print swath)の整数値で割
ること。 印刷される細長い面(print swath)を順に選択すること、及び印刷される細長
い面(print swath)を印刷するプリンタに指示を与えるため選択された印刷さ
れる細長い面(print swath)につき印刷されるべき対象物に対応して機械が読
み込めるデータを保存すること。 本発明に従い、幅広フォーマット感熱式印刷装置がまた備えられている。一つの
態様として、本発明は、個々のカラー表面につき印刷シート上にマルチカラーグ
ラフィック製品を印刷する為、グラフィック製品の機械が読み取り可能なデータ
表現に反応する幅広フォーマット感熱式プリンタを備える。幅広フォーマット感
熱式プリンタは以下のものを含む。 印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させるための印刷シート並
進移動手段。 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッド
。ここで、ワーク表面は、プリント軸及びプリント軸に垂直な印刷シート並進移
動軸を含む。 印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させるための印刷シート並
進移動手段。 印刷軸の方向に並進移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリントヘ
ッドは、印刷シート並進移動軸にほぼ平行に延びる一並びの感熱式印刷要素を含
み、その感熱式プリンタは印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを並進移動させ
る第1アクチュエ−タと感熱式プリントヘッドが印刷軸の方向に並進移動すると
きにドナーシートがプリントヘッドを越えて引き付けられないように、ドナーシ
ートを印刷シートに対して押し付けることを防ぐため、プリントヘッドを印刷シ
ートから引き上げるためプリントヘッドと対になった第2アクチュエータを含む
。 巻き取りモータ(take-up motor)及び供給シャフト(a supply shaft)と対に
なった巻き取りシャフト(take-up shaft)を含むドナーシート装置。巻き取り
シャフト(take-up motor)および供給シャフト(a supply shaft)は、ドナー
シートのそれぞれ、巻き取りロール(take-up roll)及び供給ロール(supply r
oll)と対を作っている。巻き取りモータは、ドナーシートが供給ロール(suppl
y roll)から引き付けられ感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に収めた後、
ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつける。ドナーシート装置は、印刷
軸の方向に感熱式プリントヘッドを用いて並進移動可能である。 印刷シート上に印刷するとき印刷シートをワークベッドにしっかり留め、印刷シ
ートを並進移動させるときに印刷シートをワークベッドから取り外す手段。 印刷シート並進移動手段、感熱式プリントヘッド、巻き取りモータ、第1及び第
2アクチュエータ、及び印刷シートを固定する手段と通信し、これを制御するコ
ントローラ。ここで、コントローラはプログラミングと関連したメモリに保存さ
れているプログラミングを含む。 (1)印刷軸の方向の感熱式プリントヘッドを並進移動させかつ感熱式プリント
ヘッドを用いてドナーシートを印刷シートに対して押し付けるながら感熱式印刷
要素を選択的に電圧を加えることにより、カラー平面を印刷シート上であって、
印刷される細長い面(print swath)にカラー平面を印刷すること。 (2)連続する印刷される細長い面(print swath)に印刷する間に、印刷シー
ト並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させること。 (3)少なくとも一つの印刷される細長い面(print swath)に印刷するとき、
印刷されるべき連続するピクセル(pixels)が印刷軸の方向に最小の距離以上だ
け離れているときを決定すること。連続するピクセル(pixel)がそのように離
れていることを決定した上で、ドナーシートがプリントヘッドを超えて引き込ま
れそれによりドナーシートを保存することをほぼ防ぐために、連続するピクセル
の間の空間の少なくとも一部分でプリントヘッドを並進移動させるとき感熱式プ
リントヘッドを印刷シートから引き上げること。 他の態様において、本発明は、異なるカラー平面につき印刷シート上にマルチカ
ラーグラフィック製品を印刷するため、かつグラフィック製品の機械が読み取れ
るデータ表現に反応して、幅広フォーマット感熱式プリンタを備える。幅広フォ
ーマット感熱式プリンタは次のものを含む。 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッド
。ここで、ワーク表面は、プリント軸及びプリント軸に垂直な印刷シート並進移
動軸を含む。 印刷シート並進移動軸に沿って印刷シートを並進移動させるための印刷シート並
進移動手段。 印刷軸の方向に並進移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリントヘ
ッドは、印刷シート並進移動軸に平行に延びる一並びの感熱式印刷要素を含み、
その感熱式プリンタは印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを並進移動させる第
1アクチュエ−タと感熱式プリントヘッドが印刷軸の方向に並進移動するときに
ドナーシートがプリントヘッドを越えて引き付けられないように、ドナーシート
を印刷シートに対して押し付けることを防ぐため、プリントヘッドを印刷シート
から引き上げるためプリントヘッドと対になった第2アクチュエータを含む。 巻き取りモータ(take-up motor)及び供給シャフト(a supply shaft)と対に
なった巻き取りシャフト(take-up shaft)を含むドナーシート装置。巻き取り
シャフト(take-up motor)および供給シャフト(a supply shaft)は、ドナー
シートのそれぞれ、巻き取りロール(take-up roll)及び供給ロール(supply r
oll)と対を作っている。巻き取りモータは、ドナーシートが供給ロール(suppl
y roll)から引き付けられ感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に収めた後、
ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつける。ドナーシート装置は、印刷
軸の方向に感熱式プリントヘッドを用いて並進移動可能である。 印刷シート上に印刷するとき印刷シートをワークベッドにしっかり留め、印刷シ
ートを並進移動させるときに印刷シートをワークベッドから取り外す手段。 印刷シート並進移動手段、感熱式プリントヘッド、巻き取りモータ、第1及び第
2アクチュエータ、及び印刷シートを固定する手段と通信し、これを制御するコ
ントローラ。ここで、コントローラはプログラミングと関連したメモリに保存さ
れているプログラミングを含む。 A)次の項目1)及び2)を交互に繰り返すことにより、印刷シー ト上であって、印刷シート並進移動軸ほぼ垂直な印刷軸に沿って延びる垂直な印
刷される細長い面(print swath)にカラー平面を印刷すること。
【0007】 1)印刷軸の方向のプリントヘッドを並進移動させ、ドナーシートをプリント
ヘッドを越えて引き付けかつ印刷軸の方向に延びかつ印刷シート並進移動軸の方
向に、印刷される細長い面(print swath)の幅を持つ、印刷シート上の、印刷
される細長い面(print swath)に印刷するように、感熱式プリントヘッドを用
いて選択されたドナーシートを印刷シートに対して押し付けながら、感熱式印刷
要素に選択的に電圧を加えること。 2)個々のステップの整数番号毎に印刷シート並進移動軸の方向に 印刷シートを並進移動させること。各々のステップは、印刷幅にほぼ等しい並進
移動の変化量だけ印刷シートを並進移動させる幅連続する印刷される細長い面(
print swath)に印刷する間に、印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並
進移動させること。 B)ここで、1)は少なくとも2つのステップで印刷シートを並進 移動させることを含む。ここでステップのうちの一つは並進移動の変化量以下の
距離だけ印刷シートを並進移動させ、もう一つのステップ及び付加的なステップ
の各々は、そのうちどれであって、印刷シートを並進移動の変化量分だけ並進移
動させる。 付加的な態様として、本発明は、個々のカラー表面につき印刷シート上にマルチ
カラーグラフィック製品を印刷する為、グラフィック製品の機械が読み取り可能
なデータ表現に反応する幅広フォーマット感熱式プリンタを備える。幅広フォー
マット感熱式プリンタは以下のものを含む。 印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させるための印刷シート並
進移動手段。 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッド
。ここで、ワーク表面は、プリント軸及びプリント軸に垂直な印刷シート並進移
動軸を含む。 印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させるための印刷シート並
進移動手段。 印刷軸の方向に並進移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリントヘ
ッドは、印刷シート並進移動軸に平行に延びる一並びの感熱式印刷要素を含み、
その感熱式プリンタは印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを並進移動させる第
1アクチュエ−タと感熱式プリントヘッドが印刷軸の方向に並進移動するときに
ドナーシートがプリントヘッドを越えて引き付けられないように、ドナーシート
を印刷シートに対して押し付けることを防ぐため、プリントヘッドを印刷シート
から引き上げるためプリントヘッドと対になった第2アクチュエータを含む。 巻き取りモータ(take-up motor)及び供給シャフト(a supply shaft)をと対
になった巻き取りシャフト(take-up shaft)を含むドナーシート装置。巻き取
りシャフト(take-up motor)および供給シャフト(a supply shaft)は、ドナ
ーシートのそれぞれ、巻き取りロール(take-up roll)及び供給ロール(supply
roll)と対を作っている。巻き取りモータは、ドナーシートが供給ロール(sup
ply roll)から引き付けられ感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に収めた後
、ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつける。ドナーシート装置は、印
刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを用いて並進移動可能である。 印刷シート上に印刷するとき印刷シートをワークベッドにしっかり留め、印刷シ
ートを並進移動させるときに印刷シートをワークベッドから取り外す手段。 印刷シート並進移動手段、感熱式プリントヘッド、巻き取りモータ、第1及び第
2アクチュエータ、及び印刷シートを固定する手段と通信し、これを制御するコ
ントローラ。ここで、コントローラはプログラミングと関連したメモリに保存さ
れているプログラミングを含む。 A)カラー平面の選択された領域に選択されたカラー平面を組織化すること(or
ganizing)。ここで、各々の領域内部で、印刷されるべき対象は印刷シート並進
移動軸に沿って互いの選択された距離内にあり、如何なる一つの領域内部にある
対象であっても、印刷シート並進移動軸の方向に、他の領域にある対象からは、
選択された距離より大きな距離だけ離れている。 B)印刷シート上であって、印刷シート並進移動軸に垂直な印刷軸に沿って延び
かつステップ1)及び2)を交互に繰り返すことによって印刷シート並進移動軸
の方向に印刷される細長い面(print swath)の幅を持つ、印刷される細長い面
(print swath)にカラー平面の領域の各々を印刷すること。 1)a)印刷軸の方向にプリントヘッドを並進移動させ、かつプリントヘッドを
越えてドナーシートを引き付けるために印刷シートに対して選択されたドナーシ
ートを押し付けながら、感熱式印刷要素を選択的に電圧を加えること。次の領域
を印刷するまでにこれを行う。
【0008】 b)連続する印刷される細長い面(print swath)の間で、印刷される細長
い面(print swath)にほぼ等しい選択された変化量だけ、印刷シート並進移動
軸の方向に印刷シートを並進移動させ、かつその領域が印刷されるまで必要な限
りステップa)とステップb)を交互に繰り返すこと。
【0009】 2)上記1)において印刷された領域と印刷されるべき次の領域の離れている
間隔にほぼ等しい距離だけ印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動
させること。 更なる態様として、本発明は、個々のカラー表面につき印刷シート上にマルチカ
ラーグラフィック製品を印刷する為、グラフィック製品の機械が読み取り可能な
データ表現に反応する幅広フォーマット感熱式プリンタを備える。幅広フォーマ
ット感熱式プリンタは以下のものを含む。 印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させるための印刷シート並
進移動手段。 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッド
。ここで、ワーク表面は、プリント軸及びプリント軸に垂直な印刷シート並進移
動軸を含む。 印刷シート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させるための印刷シート並
進移動手段。 印刷軸の方向に並進移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリントヘ
ッドは、印刷シート並進移動軸に平行に延びる一並びの感熱式印刷要素を含み、
その感熱式プリンタは印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを並進移動させる第
1アクチュエ−タを含む。 巻き取りモータ(take-up motor)及び供給シャフト(a supply shaft)と対に
なった巻き取りシャフト(take-up shaft)を含むドナーシート装置。巻き取り
シャフト(take-up motor)および供給シャフト(a supply shaft)は、ドナー
シートのそれぞれ、巻き取りロール(take-up roll)及び供給ロール(supply r
oll)と対を作っている。巻き取りモータは、ドナーシートが供給ロール(suppl
y roll)から引き付けられ感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に収めた後、
ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつける。ドナーシート装置は、印刷
軸の方向に感熱式プリントヘッドを用いて並進移動可能である。 印刷シート上に印刷するとき印刷シートをワークベッドにしっかり留め、印刷シ
ートを並進移動させるときに印刷シートをワークベッドから取り外す手段。 印刷シート並進移動手段、感熱式プリントヘッド、巻き取りモータ、第1及び第
2アクチュエータ、及び印刷シートを固定する手段と通信し、これを制御するコ
ントローラ。ここで、コントローラはプログラミングと関連したメモリに保存さ
れているプログラミングを含む。 A)印刷シート上の印刷されるべきカラー平面の第1及び第2の部分を選択する
こと。この選択は次のものを含む。 カラー平面に対してプリントヘッドが現時点で一番近いものである、カラー平面
の印刷シート並進移動軸の方向で端を決定すること。 カラー平面の第1部分がプリントヘッドとカラー平面の最近傍端の間にあり、第
2部分がカラー平面の残りの部分あるように、第1部分と第2部分を選択するこ
と。 B)カラー平面の第2部分を印刷する前に、カラー平面の第1部分を印刷シート
上に印刷することであって、ここで、各部分の各々を印刷することは、印刷シー
ト並進移動軸に垂直な印刷軸に沿って感熱式プリントヘッドを並進移動させるこ
とにより、またマルチカラーグラフィック製品の機械が読み取れるデータ表現に
反応して感熱式印刷要素を選択的に電圧を加えることにより、及び細長い印刷面
(プリントスワス;print swaths)の間の印刷シート並進移動軸の方向に印刷シ
ートを並進移動させることにより、各々が一定の印刷幅を持った、連続する細長
い印刷面(プリントスワス;print swaths)を印刷することを含む。 別の態様として、本発明に従い、個々のカラー平面につき印刷シート上にマルチ
カラーグラフィック製品を印刷するため、かつグラフィック製品の機械が読み取
れるデータ表現に反応して幅広フォーマット感熱式プリンタを備える。ここで、
幅広フォーマット感熱式プリンタ次のものを含む。 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッド
であって、ワーク表面は印刷軸及びプリント軸に垂直な印刷シート並進移動軸と
を含む。 印刷シート並進移動軸に沿って印刷シートを並進移動させるための印刷シート並
進移動手段。 印刷軸の方向に並進移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリントヘ
ッドは、印刷シート並進移動軸にほぼ平行に延びる感熱式印刷要素アレイその感
熱式プリンタは印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを並進移動させる第1アク
チュエ−タと感熱式プリントヘッドが印刷軸の方向に並進移動するときにドナー
シートがプリントヘッドを越えて引き付けられないように、ドナーシートを印刷
シートに対して押し付けることを防ぐため、プリントヘッドを印刷シートから引
き上げるためプリントヘッドと対になった第2アクチュエータを含む。 巻き取りモータ(take-up motor)及び供給シャフト(a supply shaft)と対に
なった巻き取りシャフト(take-up shaft)を含むドナーシート装置。巻き取り
シャフト(take-up motor)および供給シャフト(a supply shaft)は、ドナー
シートのそれぞれ、巻き取りロール(take-up roll)及び供給ロール(supply r
oll)と対を作っている。巻き取りモータは、ドナーシートが供給ロール(suppl
y roll)から引き付けられ感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に収めた後、
ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつける。ドナーシート装置は、印刷
軸の方向に感熱式プリントヘッドを用いて並進移動可能である。 印刷シート上に印刷するとき印刷シートをワークベッドにしっかり留め、印刷シ
ートを並進移動させるときに印刷シートをワークベッドから取り外す手段。 印刷シート並進移動手段、感熱式プリントヘッド、巻き取りモータ、第1及び第
2アクチュエータ、及び印刷シートを固定する手段と通信し、これを制御するコ
ントローラ。ここで、コントローラはプログラミングに関連したメモリに保存さ
れているプログラミングを含む。 (1)第2カラー平面の前に印刷されるべき第1カラー平面は、第2カラー平面
の色(color)を持つ対象物によって締め出されるべき部分を含んでいる少なく
とも一つの対象物を含む。 (2)印刷シート上であって、印刷軸の方向の感熱式プリントヘッドを並進移動
させることにより、またドナーシートを感熱式プリントヘッドを用いて印刷シー
トに対して押し付けながら感熱式印刷要素を選択的に電圧を加えることにより、
かつ連続する細長い印刷面(print swath)の間で、細長い印刷面の間の印刷シ
ート並進移動軸の方向に印刷シートを並進移動させることにより、各々が印刷幅
を持った、連続する細長い印刷面(print swath)に第1カラー平面を印刷する
こと。 (3)対象物の中で締め出されるべき決められた部分を印刷することを防ぐこと
印刷シートの整列(alignment)とトラッキング(tracking) 別の態様として、本発明は、コントローラに反応して選択された並びでワーク表
面上のシート材料を保持するため,かつコントローラに反応してシート材料上の
ワーク操作を実施するための装置であって、シート材料を保持するためのワーク
表面を備えるワークベッドを含み、そのワーク表面はワークヘッド軸とそのワー
クヘッド軸に垂直なシート材料並進移動軸(a sheet material translation axi
s)を含む装置を備え、シート材料上でワーク操作を実施するためのワークヘッ
ドであって、シート材料上に印刷するためのワーク軸に平行に並進移動可能なワ
ークヘッドを備え、シート材料上で作動するときシート材料をワーク表面に固定
するための手段であって、シート材料を並進移動させるときそのシート材料をワ
ーク表面から取り外すための手段を備え、シート材料の一つの端を感知する感知
手段を備え、シート材料並進移動軸の方向にシート材料を並進移動させるための
シート材料並進移動手段を備える。そのシート材料並進移動手段は、シート材料
の間隔をあけた部分を作動的に駆動する(differentially driving)ための手段
、感知手段に反応する手段、ワーク表面に相対的なシート材料の選択された並び
を備えるための手段を含む。 他の態様として、本発明は、シート材料上でワ−ク操作を実施するための選択さ
れた並びでワーク表面上にシート材料を保持するための装置を備える。その装置
は、ワーク軸及びワーク軸に垂直なシート材料並進移動軸とを含むワーク表面を
、シート材料を保持するために備えるワークベッドと、シート材料並進移動軸の
方向でシート材料を並進移動させるためのシート材料並進移動手段、シート材料
上にワーク操作を実施するためのワークヘッドであって、ワーク軸に平行に並進
移動するワークヘッド、シート材料上に印刷するときシート材料をワーク表面に
固定するための手段であって、シート材料を並進移動させるときシート材料をワ
ーク表面から取り外すための手段、及びシート材料の端(edge)を感知するため
の端感知手段。そのセンサーはワーク軸の方向に並進移動する為のワークヘッド
に取り付けられている。 その装置はまた、ワークヘッドと通信するコントローラ、シート材料並進移動手
段、及びメモリに保存されているデータに反応してシート材料上でワーク操作を
制御する為の感知手段を含む。コントローラは、シート材料の並びを決めるため
に、プログラミングと関連したメモリ中に保存されているプログラミングを含み
、そのプログラミングは次の指示を含んでいる。ワーク軸の方向でシートの端を
越えてワークヘッドを並進移動させる。ワーク軸の方向のシート材料の端の位置
に反応して端センサから第1通信を受けること、シート材料並進移動軸の方向に
知られた距離だけワークヘッドを並進移動させること、ワーク軸の方向にシート
材料の端の位置に反応して端センサーから第2通信を受けること、第1及び第2
通信と既知の並進移動距離に反応してシート材料の斜行を決定すること。 他の態様において、本発明は、シート材料上でワーク操作を実施するための選択
された並びでワーク表面上にシート材料を保持するための装置を備える。その装
置は、シート材料を保持するための、ワーク軸とワーク軸に垂直なシート材料並
進移動軸を含むワーク表面を備えるためのワークベッドと、シート材料並進移動
軸の方向でシート材料を並進移動させるためのシート材料並進移動手段、シート
材料上でワーク操作を実施する為のワークヘッド、ワーク軸に平行に並進移動す
るワークヘッド、シート材料上に印刷するときシート材料をワーク表面にしっか
りと留め、シート材料を並進移動させるときにシート材料をワーク表面から取り
外すための手段、及びシート材料のエッジを感知するためのエッジセンサであっ
て、ワーク軸の方向にこのエッジセンサをつけて並進移動するためにワークヘッ
ドに取り付けられたエッジセンサ。 その装置はまた、ワークヘッドと通信するコントローラ、シート材料並進移動手
段、及びメモリに保存されているデータに反応してシート材料上でワーク操作を
制御する為のエッジセンサ(edge sensor)を含む。コントローラは、シート材
料の並びを決めるために、プログラミングと関連したメモリ中に保存されている
プログラミングを更に含み、そのプログラミングは次の指示を含んでいる。ワー
ク軸の方向でシートの端を越えてワークヘッドを並進移動させる。ワーク軸の方
向のシート材料の端の位置に反応して端センサから第1通信を受けること、シー
ト材料並進移動軸の方向に知られた距離だけワークヘッドを並進移動させること
、ワーク軸の方向にシート材料の端の位置に反応して端センサーから第2通信を
受けること、第1及び第2通信と既知の並進移動距離に反応してシート材料の斜
行を決定すること。 更に付加的な態様として、本発明は、シート材料を保持するためのワーク表面、
シート材料並進移動軸に沿ってシート材料を並進移動させるための駆動手段、及
びシート材料上でワーク操作を実施するためのシート材料並進移動軸に垂直なワ
ーク軸に沿って並進移動可能なワークヘッドを含む装置においてシート材料のエ
ッジを検出するコントローラへシグナルを与えるためのエッジ検出装置を含む。
そのエッジ検出装置は、ワークヘッドと共にワーク軸に沿った方向に並進移動す
るために取り付け、ワーク表面からセンサの方へあがる方向に進行する光を検出
するためにワーク表面に面している第1センサを含む。 更なる態様として、本発明は、シート材料上の印刷または他の操作を促進するた
めにワーク表面上に配置されたシート材料を整列させる方法を含む。その方法は
、次のステップを含む。シート材料をワーク表面上に載せる。ワーク表面とワー
ク表面の上にかぶせるシート材料に相対的な位置を特定するための第1軸及び第
2軸を持つ座標系においてシート材料の並び(位置合わせ)を決定する。及び、
シート材料の選択された並びを与えるためのシート材料を動かすために、シート
材料中で別々に駆動する間隔をあけた部分。 一般に、本発明は、多くの環境の中で有用であると考えられる。ここで、ワーク
ベッドは、その(シート材料の)上でワーク操作が実施されることとなっている
シート材料を保持するためのワーク表面を含む。例えば、「ワーク操作」は、ワ
ークヘッドが適宜ペン、例えばナイフのようなカッター、ローラーあるいはレー
ザーカッター、又は感熱式プリントヘッドのようなプリントヘッドを取り付ける
ように、プロッティング、切断、あるいは印刷を含むこともあるが、これらに限
定されるものではない。感熱式プリントヘッドアセンブリ 更なる態様として、本発明は、ドナーシートを印刷シート及びプリンタに付随す
るコントローラからの通信に反応して印刷シート材料上の印刷グラフィック製品
に対して押し付けるために感熱式プリンタにおいて用いられる交換可能な感熱式
プリントヘッドを備える。その感熱式プリントヘッドアセンブリは次のものを含
む。感熱式印刷要素アレイ(array)、プリンタと関連つけられたコントローラ
から受け取れる通信に反応して感熱式印刷要素を選択的に電圧を加えるための駆
動装置エレクトロニクス・駆動装置電子機器、及び駆動装置エレクトロニクス・
駆動装置電子機器と感熱式印刷要素アレイ(array)に取り付けられた半導体要
素であって、プリントヘッドアセンブリに特徴的なメモリ保存データを含む半導
体要素。 本発明の他の態様として、感熱式プリントヘッドアセンブリは、トラニオン(tr
unnion)軸に沿って延びるトラニオン(trunnion)ジョイント・トラニオン接合
部である単一のカップリングジョイント・カップリング接合部により、プリンタ
に取り付けられるように調節されている。 付加的な態様として、本発明は、感熱式プリントヘッドアセンブリで印刷シート
に対してドナーシート材料を押し付ける感熱式プリンタを操作し、コントローラ
に反応し、感熱式プリントヘッドアセンブリの感熱式印刷要素を選択的に加圧し
、印刷シートの選択された領域上にグラフィック製品を印刷するための印刷シー
ト移動する感熱式プリンタを操作する方法を備える。その方法は、次のステップ
を含む。以下のものを有する感熱式印刷要素を備える。感熱式印刷要素。感熱式
印刷要素に選択的に電圧を加えるための駆動装置エレクトロニクス・駆動装置電
子機器。及び感熱式プリントヘッドに特徴的なメモリ保存データを含む半導体要
素。メモリからプリントヘッドに特徴的なデータを読み込むこと。印刷シート上
にグラフィック製品を印刷するためのメモリから読まれたデータに反応して駆動
装置エレクトロニクス・駆動装置電子機器を用いて感熱式印刷要素を電圧を加え
ること。 更なる態様として、本発明は、感熱式プリントヘッドアセンブリで印刷シートに
対してドナーシート材料を押し付ける感熱式プリンタを操作し、コントローラに
反応し、感熱式プリントヘッドの感熱式印刷要素を選択的に電圧を加え、印刷シ
ート上にグラフィック製品を印刷するために印刷シートを移動する感熱式プリン
タを操作する方法を備える。その方法は、次のステップを含む。感熱式印刷要素
、感熱式印刷要素を選択的に電圧を加えるための駆動装置エレクトロニクス・駆
動装置電子機器、及びプリントヘッドに特徴的なメモリ保存データを含む半導体
要素を含む感熱式印刷アセンブリを備えること。メモリからプリントヘッドに特
徴的なデータを読み込むこと。印刷シート上にグラフィック製品を印刷するため
に駆動装置エレクトロニクス・駆動装置電子機器を用いて感熱式印刷要素を電圧
を加えること。プリンタからの感熱式プリントヘッドアセンブリに特徴的なデー
タを測定すること。メモリから感熱式プリントヘッドアセンブリに特徴的なデー
タを読むこと。及び感熱式プリントヘッドアセンブリ特徴的な測定データをメモ
リから読まれる感熱式プリントヘッドアセンブリに特徴的なデータと比較するこ
と。 本発明に従い、プリントヘッドアセンブリに特徴的なデータは次のものを含むこ
とがある。感熱式印刷要素の平均抵抗を表すデータのような感熱式印刷要素抵抗
を表すデータ。プリントヘッドのヘッドの感熱式印刷要素の複数のものの各々の
個々の抵抗を表すデータ。及び印刷において通常に用いられるプリントヘッド感
熱式印刷要素の各々の抵抗の個々の抵抗を表すデータ。 加えて、プリントヘッドアセンブリに特徴的なデータはまた、次のような感熱式
プリントヘッドアセンブリを用いたヒストリ(history)を表すデータを含むこ
とがある。取り付けられた感熱式プリントヘッドアセンブリを有するプリンタを
用いて合計時間を表すデータ。印刷シート及びドナーシートを印刷シートに対し
て押し付け印刷するのに、感熱式プリントヘッドが費やした時間の合計を表すデ
ータ。ドナーシートを印刷シートに押し付け印刷しながらプリントヘッドアセン
ブリにより移動する合計距離を表すデータ。選択されたドナーシートを選択され
た印刷シートに押し付けながらプリントヘッドアセンブリにより移動した合計距
離を表すデータ。選択された感熱式印刷要素にかけられた電圧を表すデータ。選
択された感熱式印刷要素と通信していた印刷パルスの数を表すデータ。吸引ワークベッド(真空ワークベッド) 付加的な態様において、本発明は、その上で操作が行われるシート材料を保持す
る吸引ワークベッドを備える。その吸引ワークベッドは、次のものを含む。シー
ト材料を保持するワーク表面を持ったワークベッド。シート材料に吸引力を起こ
す(applying suction)ための複数の開口部(apertures)を含むワーク表面で
あって、その開口部(apertures)は異なるサイズと方向のシート材料を容れる
ために第1ゾーンと第2ゾーンに分かれている。その開口部n吸引力を起こすた
めの吸引源(suction source)。吸引源(suction source)と吸引力をかけるた
めの開口部(apertures)の間の流体による通信を備えるためのマニホールド(
多岐管)。吸引源により開口部でくみ出された真空の度合い(degree)に反応し
てシグナル(signal)を備えるための吸引源(suction source)との流体による
通信におけるセンサ。一つのゾーンが塞がれていない開口部を含むときに、真空
のごくわずかな度合い以上のものを生ずるために開口部のゾーンのうち一つを通
る流れの速度は制限されている。 他の態様において、本発明は、その上で(印刷)操作が行われるシート材料を保
持するための吸引ワークベッドを備える。その吸引ワークベッドは、次のものを
含む。シート材料を保持するワーク表面を持ったワークベッドであって、そのワ
ーク表面は複数のゾーンに分けられた複数の開口部(apertures)を含む。開口
部(apertures)に吸引力をかけるための吸引源(a suction source)。吸引源
(a suction source)と第1グループのゾーンの間の流体による通信を備えるた
めの第1マニホールド(多岐管)。及び吸引源(a suction source)と第2グル
ープのゾーンの間の流体による通信を備えるための第2マニホールド(多岐管)
。第1及び第2グループはそれぞれ少なくとも一つのゾーンを含む。本発明の吸
引ワークベッドはまた、その開口部(apertures)におけるその吸引源(the suc
tion source)によってくみ出される吸引(真空)の度合い(degree)に反応す
るシグナル(signal)を、流体によって(fluidly)第1グループと吸引源(the
suction source)の間に挿入される第1フロー制御バルブと、流体によって(f
luidly)第2グループと吸引源(the suction source)の間に挿入される第2フ
ローフロー制御バルブに与えるために、その吸引源(the suction source)との
流体伝達(fluid communication)において一つのセンサを含む。1フロー制御
バルブは、流体によって(fluidly)第2フロー制御バルブと吸引源(the sucti
on source)の間に挿入される。 第1グループは第1ゾーン及び第2ゾーンを含むことがあり、第2グループは第
3ゾーン、第4ゾーン及び第5ゾーンを含むことがある。ワークベッドは、それ
ぞれ第1ゾーンと第2ゾーンの間に挿入される第1フロー制限要素(first flow
restriction element)及び第2フロー制限要素を含むことがあり、そして、吸
引源(the suction source)、それぞれ第3ゾーン、第4ゾーン、第5ゾーンと
吸引源(the suction source)の間に収納される第3フロー制限要素(first fl
ow restriction element)、第4フロー制限要素及び第5フロー制限要素を含む
ことがある。更なる態様として、本発明は、中に吸引開口部(suction aperture
s)を有するワークベッドにより保持されるシート材料のサイズまたは方向を自
動的に決める方法を備える。その方法は、次のステップを含む。a)開口部(ap
ertures)をN個のグループの開口部に組み分けすること。b)開口部のグルー
プの一つに吸引をかけること。c)増加したグループに吸引をかけることにより
、またグループの数を増加させる前に吸引をかける場合と後で吸引をかける場合
の間の、得られる真空の度合いの違いを感知することにより、吸引がかけられる
グループの数を増加させること。d)増加したグループが塞がれていない開口部
(unblocked apertures)を含むかどうかの間の違いから決定すること。そして
、増加するグループが塞がれていない開口部を含まないということを前のステッ
プ決定したときは、増加したグループが塞がれていない開口部を含むことがステ
ップd)において決定されるか、どのグループも残らなくなるまで、ステップc
)及びステップd)を繰り返すこと。 もう一つの態様として、本発明は、ワーク操作を実施するための様々なサイズの
シート材料を保持する方法を与える。本発明は、次のステップを含む。シート材
料を保持するためのワーク表面を有するワークベッドを備え、そのワーク表面は
第1グループと第2グループの開口部を含むこと。開口部に吸引をかけること。
吸引をかけるステップの間に得られる真空の度合い(degree)を選択された回数
だけ感知すること、及び真空の度合いに反応して選択された数のシグナル(sign
al)を備えること。そして、選択された数のシグナルから、全ての開口部が塞が
れていることか、第1グループの開口部がブロックされかつ第2グループの開口
部が塞がれていない開口部(unblocked apertures)を含むことか、及び第1グ
ループと第2グループの開口部が共に塞がれていない開口部を含むことのうちか
ら、一つを決めることである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に従って、幅広フォーマット感熱式プリンタ10の一つの実施例
を示す。幅広フォーマット感熱式プリンタ10は、その上にマルチカラーグラフ
ィック製品が印刷されるべき印刷シート16を保持するための、ワーク表面14
を有するワークベッドを保持する基部構造12(a base structure 12)を含む
。ガイド表面20(a guide surface 20)は、印刷シート16が印刷シート供給
ロール17からワーク表面14まで移動するにつれ、印刷シート16と導くため
(for guiding)備えられることがある。参照符号18によって一般に示される
印刷シート駆動モータ18(a printing sheet drive motor)は、印刷シート供
給ロール17(the printing sheet supply roll 17)を巻きつけるため、印刷
シート供給ロール17(the printing sheet supply roll 17)の他の端に備え
られることがある。幅広フォーマット感熱式プリンタ10は、個々のカラー平面
において、かつ例えば「オンボード」コントローラ22A(the ”on-board ”
controller 22A)のようなコントローラに反応し、かつグラフィック製品の機械
が読み込めるデータ表示(machine readable data representative)に対応して
、マルチカラーグラフィック製品をシート16上に印刷する。機械が読み込める
データは、オンボードコントローラ22A(on board controller 22A)上か、
または幅広フォーマット感熱式プリンタ10から離れたところに位置しオンボー
ドコントローラ22A(the on-board controller 22A )と通信を取っている追
加的なコントローラ(図1には示されていない)上に保存されることがある。参
照番号22は幅広フォーマット感熱式プリンタ10に関連して、オンボードコン
トローラか他のコントローラかにかかわらず一般にコントローラを参照するため
に用いられる。印刷シート16は、ワーク表面14の他の端でプリンタ10から
出る。 幅広フォーマット感熱式プリンタ10は、感熱式プリントヘッド24と印刷シー
ト16の間に挿入されるドナーシートの部分(セクション、section)のカラー
に対応したドナーシート(図1に示されていない)の部分(セクション、sectio
n)を挿入することにより各々のカラー平面を印刷します。マルチカラーを有す
るグラフィック製品は、印刷シート16上であって、参照符号28で示され、Y
軸としても参照される印刷軸に沿って延び、X軸とも参照される印刷シート並進
移動軸に沿った選択された印刷幅又は細長い印刷面の幅(スワス幅、swaths wid
th)を有する、個々の細長い印刷面(スワス、print swaths)に印刷される。印
刷軸Yと印刷シート並進移動軸X(printing sheet translation axis X)とは
、ワークベッドのワーク表面14の平面にほぼ平行な平面を規定する。感熱式プ
リントヘッド24は印刷シート16に対して、ドナーシートの部分(セクション
、section)を押し付け、感熱式プリントヘッド24が印刷(Y)軸(print axi
s Y)に沿って移動するにつれ、印刷シート並進移動(X)軸(printing sheet
translation axis X)に沿って延びる、感熱式印刷要素アレイ(array)26を
選択的に電圧を加える。感熱式印刷要素アレイは機械が読み取れるデータとコン
トローラ22に反応して電圧を加えられる。 プリントヘッドキャリッジ30は、感熱式プリントヘッド24を取り付け、ドナ
ーシートのカセット32を受け入れるためのカセットを含む。カセット32はド
ナーシートの供給ロールを含み、典型的には、供給コア管状体(a supply core
tubular body)上に、そしてドナーシートが感熱式プリントヘッド24と印刷シ
ート16の間に挿入された後ドナーシートを受け入れるための巻き取りロール(
a take-up roll)上に巻きつけられた供給される長さを持つドナーシート(a su
pply length of donor sheet)を含む。巻き取りロールは、巻き取りコア管状体
上に巻きつけられた消費される長さのドナーシート(the consumed length of do
nor sheet)を含む。 印刷駆動モータ36は、プリントヘッドキャリッジ30を並進移動(translate
)させ、これによって、プリントヘッドボールネジ38を回転させることにより
印刷軸Yに沿って感熱式プリントヘッド24を並進移動させる。プリントヘッド
ガイドレール40は印刷軸Yに沿って移動しながら、感熱式プリントヘッド24
を導く(guide)。一対の並進移動可能なクランプは、一般に参照符号42で示
されるが、隣接する細長い印刷面(スワス、print swaths)がマルチカラーグラ
フィック製品のカラー平面を印刷するために並ぶように、細長い印刷面(スワス
、print swaths)を印刷する合間に印刷シート並進移動軸Xに沿って印刷シート
16を並進移動させる。第1及び第2クランプ44及び46のそれぞれは、ワー
ク表面14上に保持されている印刷シート16に対して各々締められた状態(ク
ランプ状態、clamped condition)と締められていない状態(アンクランプ状態
、unclamped condition)の間で動かすこと(両状態に変更可能)ができ、ワー
ク表面14を横切りかつ印刷軸Yに平行に第1端50から第2端52へ各々延び
ている。図1の中で印刷中として示されている細長い印刷面28(スワス、prin
t swath)は、クランプ44及び46の間の領域で、印刷軸Yに平行に延びる。
クランプ対固定器54A(the clamp pair fixture)は、クランプ44及び46
の第1端50を互いに機械的に一つにしているため、クランプ44と46とは印
刷シート並進軸Xの方向にお互いからほぼ固定して置かれて(fixedly spaced)
いる。ガイドロッド56は、印刷シート並進移動軸Xに沿った並進移動に対して
、クランプ対固定器54A(the clamp pair fixture)を保持し動かす(guide
)。クランプアクチュエータ58は、ボールスクリュー(the ball screw)を回
転させるため及び印刷シート並進移動軸Xに平行にクランプ対42を並進移動さ
せるために、ボールネジ60(ball screw 60)を通してクランプ対固定器54
Aにカップル(coupled to)している。クランプの第2端52もまた、ガイドロ
ッド(a guide rod, 両方とも図1に示されていない)により保持されるクラン
プ対固定器(the clamp pair fixture)により機械的にカップル(coupled to)
されている。追加的なアクチュエータは、クランプ44及び46の第1端50か
ら独立して、クランプ44及び46の第2端52を並進移動させる(translatin
g)ために備えられるかもしれない。クランプの第1端及び第2端の独立した並
進移動は、下記により詳細に議論するように、印刷シート16をワーク表面14
にそろえる(align)ときにはとりわけ有利(advantageous)となるかも知れな
い。 印刷シート16上に特定のカラー平面を印刷するプロセスにおいて、クランプ対
42は第1端と第2端の間を印刷シート並進移動軸X(the printing sheet tra
nslation axis)に沿って前後に往復する。例えば、感熱式プリントヘッド24
が細長い印刷面(スワス、print swath)に印刷するときクランプ対42は、印
刷シート16を締め(clamps)、一枚の細長い印刷面28(スワス、one print
swath 28)の幅に典型的には等しい距離だけそのシートを並進移動させるために
2番目の位置へ移動する。クランプ対42はそこで、次の細長い印刷面(スワス
、 the next swath)が印刷された後、再びすぐに印刷シート16を並進移動さ
せることができるようにそのもとの位置(its original position)へ戻る。感
熱式プリントヘッドはそこで印刷軸Yに沿って並進移動し、次の細長い印刷面(
スワス、next)に印刷する。上記のサイクルは、印刷シート上に完全なカラー平
面が印刷されるまで、繰り返す。好ましくは、クランプ対42のうちのたった一
つのクランプのみが時々印刷シートを締め付け(clamps)、印刷シート16はク
ランプ対42によって押されるよりは引っ張られる。例えば、供給ロール17か
ら離した印刷シートを並進移動させるときに、クランプ44は印刷シート16を
しっかり押える(clamps)クランプ状態(the clamped condition)にあり、ク
ランプ46はアンクランプ状態(the unclamped condition)にある。印刷シー
ト16を上記に記載された方向と逆方向に印刷シート16を並進移動させるとす
れば、クランプ46は印刷シートをしっかりと押え、クランプ44はアンクラン
プ状態(the unclamped condition)にある。 本発明に従って、幅広フォーマットのプリンタ10は、印刷シート並進移動(X
)軸に沿って両側に印刷シートを並進移動させることにより、印刷シート16上
にマルチカラーグラフィック製品を印刷できる。例えば、一つのカラー平面印刷
するときに、並進移動可能なクランプ対42は連続する細長い印刷面(スワス、
print swaths)の間の印刷シート並進移動(X)軸(the printing sheet trans
lation axis)に沿って一方向に印刷シートを並進移動させ、異なるカラー平面
に印刷するときは、その並進移動可能なクランプ対は、連続する細長い印刷面(
スワス、print swaths)の間を反対方向に印刷シート16を並進移動させること
ができる。加えて、単一のカラー表面を印刷する時には、印刷シート並進移動軸
に沿って両方向にその印刷シートを並進移動させることが有利になるかも知れな
い。例えば、カラー平面の一部分は、連続する細長い印刷面(スワス、print sw
aths)の間で、印刷シート並進移動(X)軸(the printing sheet translation
axis X)に沿って一方向に印刷シートを並進移動させることにより印刷され、
別の部分は、連続する細長い印刷面(スワス、print swaths)の間で、反対方向
に印刷シートを並進移動させることにより印刷されえる。 個々のカラー平面に印刷する従来技術のプリンタは、カラー平面間に適切な登録
、表示、記録、組み合わせ(registration)を備える困難により、両方向に印刷
することをしばしば避けている。従来技術において知られている一つの手法は、
印刷シートの(印刷シート並進移動(X)軸に沿って)一端に登録マーク(a re
gistration mark)を印刷し、その登録マーク(the registration mark)から始
まり、印刷シートの逆の端に向かって進む各々のカラー平面を印刷する。それゆ
え、印刷シートは、次の平面の印刷がその登録マーク(the registration mark
)でまた始まることができるように、連続するカラー平面の間で「再度巻き付け
られ」(”rewound”)なければならない。本発明は、印刷シートを逆回転させ
る必要がなく、両方向に印刷する便利を可能とした。 幅広フォーマット感熱式プリンタは、また、印刷シート16上に印刷するときに
印刷シート16をワークベッドのワーク表面14に固定させるための、及び印刷
シート16を印刷シート並進移動(X)軸(the printing sheet translation a
xis X)の方向に並進移動させる(translate)とき、印刷シート16をワーク表
面14から取り外すための装置(図示されていない)を含む。印刷シートを固定
するそのような装置は、ワークベッドのワーク表面14において作られる吸引開
口部(suction apertures)、及び印刷シート16に吸引をかけるための吸引開
口部(suction apertures)にカップルした(coupled)吸引源(suction source
)、及び或いはまたは(and/or)従来技術において通常技術として理解されてい
る、印刷シート16をワーク表面14に固定するための静電気的装置または機械
的クランプを含むことがある。印刷シートを固定するための好ましい装置は、下
記のより詳細に記載されている。 幅広フォーマットのプリンタは、使用中でないカセット32を保存するためのカ
セット保管ラック55を含む。カセット保管ラック55は、プリント軸Yにほぼ
平行に延び、一列に並んだ状態で複数のドナーカセット32を取り付けることが
できる。下記により詳細に議論するように、プリントヘッドキャリッジ30のカ
セット受け入れステーション(the cassette receiving station)は、カセット
保管ラック55に保存されるドナーシートカセット32に係合するため、及びカ
セット受け入れステーション(the cassette receiving station)とカセット保
管ラック55のあいだをカセット32を運ぶための並進移動可能な係合要素を含
むことがある。プリントヘッドキャリッジ30(the printhead carriage 30)
はカセット32と結合して、ドナーシートの部分(セクション、section)を感
熱式プリントヘッド24とワーク表面14により保持される印刷シート16の間
に挿入するためのドナーシート処理装置(donor sheet handling apparatus)を
含む。スポットカラー及びプロセスカラーの両者を、最終的に印刷されるマルチ
カラーグラフィック製品に容易に取り込むことにより、本発明の幅広フォーマッ
トプリンタが増強されたマルチカラーグラフィック製品を便利に印刷できるよう
に、カセット保管ラック55は、スポットカラードナーシート(spot color don
or sheet)を含むドナーシートカセットを含むことがある。 幅広フォーマットプリンタ10は、またプリンタ10の基本操作機能を制御する
ためのユーザーインターフェイス61(a user interface 61)を含むことがあ
る。典型的には、しかしながら、プリンタ10はリモートコントローラ(遠隔制
御装置、a remote controller)、例えばオンボードコントローラ22A(the o
n-board controller)と通信するワークステーション(a workstation)により
制御される。好ましくは、幅広フォーマット感熱式プリンタは、また、印刷シー
ト16を掃除する(cleaning)ために印刷シート16に対して押し付けるための
、及びシート16が印刷シート並進移動(X)軸に沿って並進移動するときに、
印刷シート16上で選択されたドラッグ(引きずること、drag)を備えるための
、スクイージーバー62(squeegee bars, 図1には1つのみが示されている)
は、静電荷を流すための電気的にアースされ(grounded)えるブラシ63(brus
h 63)を含むことがある。典型的には、スキージバーは、スキージバー62を印
刷シート材料から離して選択的に引き上げるためにコントローラ22によって制
御されるソレノイドのようなアクチュエータ(図示されていない)によって操作
される。他のスキージバー(squeegee bars)は典型的には、ワーク表面14の
反対側の端(印刷シート並進移動(X)軸の方向に)に位置しており、各々のス
キージバー(squeegee bars)は、独立して制御可能(controllable)なアクチ
ュエータを含む。 好ましくは、印刷シート16は、印刷シートとガイド表面20の間に吊り下げル
ープ64(hanging loop 64)を作る。吊り下げループ64(hanging loop 64)
は、それが並進移動可能なクランプ対42によって適切に並進移動されるように
、印刷シート16上に適切な張力を維持するのを助ける。吊り下げループ光学セ
ンサ66(the hanging loop optical sensor 66)に反応する適切な吊り下げル
ープ64(a proper hanging loop 64)及び印刷シート供給ロールモータ(a pr
inting sheet supply roll motor 18, 図示されていない)を感知し、吊り下げ
ループ光学センサ66(the hanging loop optical sensor 66)は、適切な吊り
下げループ64を維持するために、適宜印刷シート供給ロール17を回転させる
。 単純化のために、幅広フォーマットプリンタ10と、プリントヘッドキャリッジ
30,ドナーシートカセット32及びカセット保管ラックのような幅広フォーマ
ットプリンタ10の様々なコンポーネント(component)が、図1中に、ごく一
般的にかつ模式的に示されている。その確かな記載と図面とは、幅広フォーマッ
トプリンタ10の追加的な詳細と記載を与え、とりわけプリントヘッドキャリッ
ジ30とドナーシートカセット32の追加的な詳細と記載を与えます。 図2は、プリントヘッドキャリッジ30の好ましい実施例を示す。 プリントヘッドキャリッジ30は、プリントヘッドガイドレール40とプリント
軸Yに平行な基部構造68の並進移動のためのプリントヘッドボールネジ38を
受け入れる基部構造68を含む。基部構造68は、軸の周りを回転可能に(pivo
tably)に、印刷シート並進移動(X)軸にほぼ平行で印刷軸Yに垂直な、ピボ
ット軸(a pivot axis)に沿って延びるピボットピン70の周りを回転する(pi
voting)ための、片持梁風アーム72(a cantilever arm)を軸の周りに回転可
能に(pivotably)取り付けている。第2ピボットピン76はピボットアクチュ
エータ74(the pivot actuator 74)を基部68及び片持梁風アーム72(a c
antilever arm)の他方の端にカップル(coupled)させている。ピボットアクチ
ュエータ74は、典型的には、糸状になったナット82(the threaded nut 82
)によって受け入れられる親ネジ80(a lead screw 80)を回転させるステッ
パーモータ(a stepper motor)です。糸状ナット(スレッドナット、スレッデ
ッドナット、threaded nut)82は、カップルしたピン・接合ピン・カップルピ
ン(coupled pin)ピン90を片持梁風アーム72(a cantilever arm 72)の端
78に係合させるためにスロット88(a slot 88)を規定する保持部86(a s
upport 86)に取り付けられる。バイアスバネ92(a bias spring 92)は、片
持梁風アーム72(a cantilever arm 72)の端78とサポート86(the suppo
rt 86)の上面の間に挿入される。片持梁風アーム72(a cantilever arm 72)
は、感熱式プリントヘッド24を取り付ける。ピボットアクチュエータ74は、
片持梁風アーム72(a cantilever arm 72)を軸の周りに回転させる(pivotin
g)ことにより、プリントヘッドを上げ下げする。バイアスバネ92(the bias
spring 92)は、プリントヘッド24が印刷シート16と接触した(contacted)
後で、ドナーシートを選択された圧力で、感熱式プリントヘッド24と印刷シー
ト16の間に押し込むために、ピボットアクチュエータ74をして親ネジ80(
the lead screw 80)を選択的に進めることを可能にする。 基部構造68は、カセット受け入れステーション96(a cassette receiving s
tation)を含むドナーシート処理装置94(a donor sheet handling apparatus
94)を取り付ける。カセット受け入れステーション96(a cassette receivin
g station)は、巻き取りシャフト100(a take-up shaft 100)と巻き取り駆
動モータ(take-up drive motor)に回転方向にカップルした(rotationally co
upled)巻き取りシャフト駆動要素102(take-up shaft drive elements 102
)を含む。供給シャフト106(the supply shaft 106)は、カセット受け入れ
ステーション96(the cassette receiving station 96)の後ろに取り付けら
れた磁気ブレーキ(a magnetic brake, 図示されていない)と回転方向にカップ
ルした(coupled)供給シャフト駆動要素(supply shaft drive elements)を含
む。 カセットの供給ロール(supply rolls)と巻き取りロール(take-up rolls)の
あいだを通るドナーシートの部分(セクション、a section)がプリントヘッド
24と印刷シート16の間に挿入されるために感熱式プリントヘッド24の下に
位置づけられるように、カセット受け入れステーション96(the cassette rec
eiving station 96)は、ドナーシートカセット32を受け入れるように適合さ
れている。供給シャフト(the supply shaft)及び、巻き取りシャフト駆動要素
(take-up shaft drive elements)108と102は、ドナーシートカセットに
取り付けられた駆動要素(drive elements)を係合し、ドナーシートカセット3
2の供給ロールおよび巻き取りロールに回転方向にカップルして(coupled)い
る。ここで表わされた開示を知って、本技術分野における通常技術の一つは、本
発明が、ドナーシートカセット32をカセット受け入れステーション96上に手
動で載せることにより実施されえると考えられる。即ち、ドナーシートカセット
32はカセット保管ラック55から選択され、そのカセット保管ラック55は幅
広フォーマット感熱式プリンタ10条に取り付けられる必要がなく、かつそのカ
セットはカセット32の内部に取り付けられたドナーシートの色(color)に対
応してマルチカラーグラフィック製品のカラー表面を印刷するために受け入れス
テーション96上に置かれている。更に、従来技術における通常の技術の一つは
また、ドナーシートの供給ロール(supply rolls)と巻き取りロール(take-up
rolls)とは、それぞれ、巻き取りシャフト(take-up shaft)100と供給シャ
フト(supply shaft)106に直接取り付けられることがあり、またピン(pins
)のような適切なガイド装置(guide apparatus)が、感熱式プリントヘッド2
4と印刷シート16の間にドナーシートを挿入するのを助けるためにカセット受
け入れステーション96と共にそろえられる。 しかしながら、本発明の、長所の一つは、マルチカラーグラフィック製品カラー
平面の幾つかまたは全ての比較的手のかからない印刷を備ええることである。従
って、自動で、ドナーシートカセット32をカセット保管ラック55に取り付け
、そこから外すための装備がされている。カセット受け入れステーション96は
、受け入れステーション96からカセット保管ラック55に向かって延びるカセ
ット運搬装置112(a cassette transport apparatus 112)を取り付ける。カ
セット運搬装置112(a cassette transport apparatus 112)は、カセット保
管ラック55上に保存されるドナーシートカセット32を係合するためのカセッ
ト運搬装置112(a cassette transport apparatus 112)の離れた方の端にま
で並進移動しえる並進移動可能な係合要素114(a translatable engaging el
ement)を含む。係合装置114(engaging apparatus)は、ベルト保持ベッド
118(a bed support bed 118)によって取り付けられたぎざぎざのある・表
面がざらざらの・歯状(toothed)ドライブベルト116(a toothed dr
ive belt 116)により実行される。ベルト駆動モータ120(the belt drive m
otor 120)は、係合タブ114(the engaging tab 114)を、カセット受け入れ
ステーション(the cassette receiving station 96)から離して及びカセット
受け入れステーション(the cassette receiving station 96)に向かって並進
移動させるためのベルト保持ベッド(the belt support bed)の周りに動かすた
めに、ぎざぎざのある・表面がざらざらの・歯状(toothed)ドライブベ
ルト116(the toothed drive belt 116)をカップルさせる(つなぐ、couple
d)。 基部構造68は一対のスライド(a pair of slides)を通してカセット受け入れ
ステーション96をスライド可能に(滑ることができるように)取り付ける。こ
こで、一対のスライド(a pair of slides)のうちの一つは、図2の中に見るこ
とができ、参照符号122で示される。カセット受け入れステーション96は、
そこで矢印124で示されるようにZ軸方向に上下にスライドできる。カセット
受け入れステーション96を上方向に動かすために、ピボットアクチュエータ7
4(the pivot actuator 74)は片持梁風アーム72(a cantilever arm 72)が
カセット受け入れステーション(the cassette receiving station 96)と接触
するために、片持梁風アーム72を軸の周りを回転させて(pivot)うえに上げ
る。片持梁風アーム72のピボットアクチュエータ74により上方向へ更に動か
すと、スライド取付台122(slide mount 122)のような、スライドに沿って
カセット受け入れステーション96を上方向へ動かし、ベルト保持ベッド118
を上方に動かします。この上方向の動きの結果として、カセット係合要素114
(the cassette engaging element 114)がベルト保持ベッド118の端にあり
、正確な場所に位置しているときは、カセット保管ラック55に接しているドナ
ーシートカセット32の下で、そのカセット係合要素114はドナーシートカセ
ット32と係合しする。 ドナーシートカセット32を取り戻し(retrieve)、その(取り戻した)カセッ
トをカセット受け入れステーション96に取り付けるために、印刷駆動モータ3
6(the printing drive motor 36)が、プリントヘッドキャリッジ30(the p
rinthead carriage 30)を駆動してこのプリントヘッドキャリッジ30がカセッ
ト保管ラック55に接する選択されたドナーシートカセット32の反対側(oppo
site)に位置するよう指示される。ベルト駆動モータ120はそこで、ぎざぎざ
のある・表面がざらざらの・歯状(toothed)ドライブベルト116(th
e toothed drive belt 116)を駆動し、並進移動可能な係合要素114がドナー
シートカセット32の下に位置するように、並進移動可能な係合要素114をベ
ルト保持ベッド118(the belt support bed 118)の端へ並進移動させる。次
に、ピボットアクチュエータ74(the pivot actuator 74)が、片持梁風アー
ム72(a cantilever arm 72)がカセット受け入れステーション96と接触し
(contact)、これを駆動することによって、並進移動可能な係合要素114が
ドナーシートカセット32にある切欠き(ノッチ、notch)に係合するようにす
るため、片持梁風アーム72を軸のまわりに回転させて上方向へ動かす。そこで
、ベルト駆動モータ120(the belt drive motor 120)は、そのドナーシート
カセット32がカセット受け入れステーション96の方向へ引っ張られるように
、ぎざぎざのある・表面がざらざらの・歯状(toothed)ドライブベルト
116(the toothed drive belt 116)を反対側へ駆動する。ドナーシートカセ
ット32が、カセット受け入れステーション96の方向に引っ張られるにつれて
、シャフト駆動要素102及び108(the shaft drive element 102 and 108
)は、そのシャフト駆動要素102及び108がドナーシートカセット32に取
り付けられた駆動要素に適切に係合するように僅かに回転する。ベルト駆動モー
タ120はそこでドナーシートカセットをカセット受け入れステーション96の
方向へ、そのドナーシートカセットがそのステーション(カセット受け入れステ
ーション96)に適切に取り付けられかつシャフト駆動要素102及び108(
the shaft drive element 102 and 108)に係合するまで引っ張る。この工程(p
rocedure)については、ドナーシートカセット32をカセット保管ラック55に
戻すための、逆の工程が行われる。 選択されたドナーシートカセット32を取り戻すために、ピボットアクチュエー
タ74(the pivot actuator 74)は、プリントヘッド24がドナーシートの部
分(セクション、section)をワーク表面14によって保持されている印刷シー
ト16に対して押し付けるようにするために、片持梁風アーム72を下げる。カ
セット受け入れステーション96の下方向への移動を制限するために途中で動き
を止めることがある。 片持梁風アーム72は、感熱式プリントヘッド24を冷やすための装備を含むこ
とがある。片持梁風アーム72は、参照符号128で示されるように空気を片持
梁風アーム72の方向へ引き込むブロワー126(送風機、blower 126)を取り
付けることがある。アーム(片持梁風アーム72)の内部の開口部が、参照符号
130で示されるように、空気をプリントヘッド24の方向へ運ぶ(channel)
。空気はそこで、感熱式プリントヘッド24と熱伝達(thermal communication
)をしている冷却フィン133(cooling fins 133)の上を吹いた後、参照符号
132で示されるように、片持梁風アーム72をでる。感熱式プリントヘッド2
4と感熱式プリントヘッド24の熱管理(thermal management)についての追加
的詳細は、下記に示す。 図3は、カセット保管ラック55及びドナーシートカセット32の見取り図であ
る。カセット保管ラック55は、トレイ134(tray 134)のような個々のカセ
ット保管トレイを含み、各々のトレイ134は、ドナーシートカセット32の保
管のためである。カセット保管トレイ134(cassette storage trays)は、ド
ナーシートをカセット保管トレイ134から動かしまたはドナーシートをカセッ
ト保管トレイ134の方へ動かすために、ドナーシートカセット32Bのような
ドナーシートカセット32にアクセスする(を受け入れる、access)ため、軸の
周りを回転して(pivot)後方向に移動することがある。下記により詳細に記載
するように、ドナーシートカセット32は、供給ロール(supply rolls)及び巻
き取りロール(take-up rolls)を含む交換可能なドナーシートアセンブリを受
け入れる再充填可能な精度を持つドナーシートカセット(reffilable precision
donor sheet cassettes)である。カセット保管トレイ134(cassette stora
ge trays)の各々は、背部136(a back portion 136)及びドナーシートカセ
ット32を保持するための脚部138(legs 138)によって作られる座部(a se
at portion)を含む。 ドナーシートカセット32Aは、本発明を更に図解するため、ここで追加的に詳
細な記載をする。ドナーシートカセット32Aは、上部140(an upper porti
on 140)、及び一般に参照符号142で示される下部(a lower portion)を含
む。上部140は、巻き取りコア管状体(a take-up core tubular body)の周
りに巻きつけられた使用済みドナーシートの巻き取りロール150(a take-up
roll 150)を容れ(house)、供給コア管状体(a supply core tubular body)
の周りに巻きつけられた供給される長さを持つドナーシートの供給ロール152
(a supply roll 152)を容れる(house)。下部142(the lower portion 14
2)は、上部140(the upper portion 140)から下方へ延びる4本の脚144
(legs 144)を含む。下部142(the lower portion 142)は、ドナーシート
153を、そのドナーシート153が感熱式プリントヘッド24と印刷シート1
6の間に挿入されるように位置づけるために役立つ(serves)。脚144は、ド
ナーシート153の長方形の「箱」(”box”)を作り、感熱式プリントヘッド
24は、ドナーシートカセット32がカセット受け入れステーション96に載せ
られるので(loaded)、参照符号158で示されるように、その「箱」(”box
”)にはまる(fits)。それゆえ、本発明のドナーシートカセット32は、典型
的にはプラスチックで作られ、カセットはプリンタに固定して取り付けられた正
確なガイディング装置により位置決めするためにドナーシートを単純に大雑把に
(roughly)位置決めする不正確な構造の、従来技術の多くに照らしてみると、
ドナーシート153を正確に導く(guide)ための構造を含む。 上部140は、ハンドル146とカバー148を含む。ドナーシート供給ロール
152は、コアチューブ(図示されていない)の周りに巻き付けられた供給され
る長さを持ったドナーシート153を含む。カバー148は、カセット受け取り
ステーション96の巻き取りシャフト102及び供給シャフト106から巻き取
りロール150及び供給ロール152へとトルク(torque)を移すためのトルク
伝達要素154A及び154Bを回転可能に取り付けている。ドナーシートカセ
ット32Aは、ドナーシート153が、感熱式プリントヘッド24とインサツシ
ート16の間に挿入されえるように、そのドナーシート153を供給ロール15
2から巻き取りロール150まで移すための移動装置を含む。ドナーシート移動
装置は、巻き取りロール150及び供給ロール152をそれぞれ取り付ける、ド
ナーシート巻き取りロール取り付けシャフト(a donor sheet take-up roll mou
nting shaft)及びドナーシート供給ロール取り付けシャフト(a donor sheet s
upply roll mounting shaft)を含むが、図3の中には示されていない。ドナー
シート移動装置(the donor sheet transfer apparatus)は、またガイドローラ
156を含むが、このガイドローラの中には、ドナーシート153の下部153
A(the lower section 153A)が感熱式プリントヘッド24とインサツシート1
6の間に挿入されるように、ドナーシート153を供給ロール152から巻き取
りロール150へと導く(guide)ために、脚144により保持されているガイ
ドローラが含まれている。印刷するときであって、ピボットアクチュエータ74
が感熱式プリントヘッド24を印刷シート16に対して押し付けるときには、印
刷駆動モータ36が印刷軸Yに沿って感熱式プリントヘッド24を並進移動させ
るので、ドナーシート153の新しい部分(fresh section)153は供給ロー
ル152から感熱式プリントヘッド24の横を通過して引っ張られ(drawn past
)、そして消費されたドナーシートは巻き取りロール150上に巻き付けられる
。 上記に短く記載したように、ドナーシートカセット32Aの下部142の脚14
4は、感熱式プリントヘッド24がドナーシート153の下部153A(the lo
wer section 153A)を印刷シート16に対して押し付けるために(4本の)脚1
44の間にはまりえるように、間隔をあけている。参照符号158は、図2に示
されるように、ドナーシートカセット32Aがドナーシートカセット受け入れス
テーション94(the donor sheet cassette receiving station 94)によって
受け入れられるとき、どのように感熱式プリントヘッド26が(4本の)脚14
4の間に延びるかを示している。参照符号160は、図2に示されるように、ド
ナーシートカセット32Aがドナーシートカセット受け入れステーション94(
the donor sheet cassette receiving station 94)によって受け入れられると
き、並進移動可能な係合要素114がドナーシートカセット32Aの上部140
の下部の壁(lower wall)に作られたスロット(slot)に係合すべく、どのよう
に脚144の間の間隔が、カセット運搬装置112をしてその(4本の)脚の間
にはまるようにできるのかを示している。そのスロットの位置は、図3において
参照符号162により一般に示されている。 次の事が、図3において部分的に示されている。プリントヘッドキャリッジ30
の基部構造68。巻き付け駆動モータ104。供給シャフト106に回転可能に
カップルした(つながった、coupled)磁気ブレーキ110。ピボットアクチュ
エータ74。ピボットアクチュエータハウシング84。ピボットアクチュエータ
糸状ナット・スレッドナット・スレッデッドナット(the pivot actuator threa
ded nut 82)。バイアスバネ92。 図1から図3は、本発明の幅広フォーマットの特徴(salient features)の多く
を一般的にかつ模式的に示すために、上記のように議論された。追加的な詳細は
図中に与えられており、議論は下記に示す。 図4と図5は、図1から図3に示された装置の付加的な図を示す。 図4Aは、幅広フォーマット感熱式プリンタ10の上部の一部を切り取って内部
が見えるようにした図(cutaway view)であって、プリントヘッドキャリッジ3
0の正面図を含む。 図4Aを参照すると、個々の駆動アクチュエータ(drive actuators)58A及
び58Bがそれぞれ並進移動可能なクランプ対42の第1端及び第2端を、独立
に駆動している事に気がつく。並進移動可能なクランプ対42のうちクランプ4
4のみが、図4Aに示され、(図中の)クランプ44は、プリントヘッドキャリ
ッジ30の完全な詳細を示す、一部を切り取って内部が見えるようにしたもの(
cutaway)である。図4Aの断面図で示されるようにワーク表面14はワークベ
ッド13によって規定される。参照大文字「A」(”A”)は、片持梁風アーム
72及びカセット受け入れステーション96の間の空間を示す。ピボットアクチ
ュエータ74は、片持梁風アーム72がカセット受け入れステーション96と接
触(contact)しないように、片持梁風アーム72を軸の周りに回転させて下方
向へ動かし、カセット受け入れステーションの下方向への移動が、機械的な停止
により制限される。図4Aにおいて、また取り付け軸(the mounting axis)が
参照符号408によって示され、この取り付け軸(the mounting axis)に沿っ
て、感熱式プリントヘッド24を片持梁風アーム72にカップルさせる(つなぐ
、coupling)ために好ましく配置されている。感熱式プリントヘッド24は、更
に詳細に下記に記載されている。 図4Bは、印刷ヘッドキャリッジ30の基部構造68にスライド可 能に取り付けられたカセット受け入れステーション96を含むドナーシート処理
装置の側面図を示す。巻き取り駆動モータ104及び磁気ブレーキ110が、並
進移動可能なカセット係合要素114とともに示されている。ボス168(窪み
、boss 168)が供給シャフト106の基部に形成されている。 図5は、ワーク表面14、プリントヘッドキャリッジ30、クランプ46、及び
カセット保管ラック55を示す幅広フォーマット感熱式プリンタ10の上面図で
あり、4個のカセット保存トレイを含む。ワーク表面14は、吸引開口部176
を含む事がある事に気がつく。印刷シート16上に印刷するときに印刷シート1
6をワーク表面14に固定させるため、かつ印刷シート16を並進移動可能なク
ランプ対42を用いて並進移動させるときに印刷シート16をワーク表面14か
ら取り外すために、吸引開口部176に選択的に吸引がかけられる。ワークベッ
ド13は典型的にプラテン275を含み、感熱式プリントヘッド24はこのプラ
テン275に対して、ドナーシート及び印刷シート16を押し付ける。 図6A及び図6Bは、キーパ45(the keeper 45)を含む磁気クランプ44の
それぞれ断面図及び末端図を示す。ネジ164は、磁気クランプ44の耳173
(ear 173)をクランプ対固定器54A及び54B(the clamp pair fixtures 5
4A and 54B)の取り付ける。ピン166(pin 166)は、キーパ45をガイドし
・導き、キーパ45中の開口部49を通過する。クランプ44は、キーパ45と
クランプ44の間で印刷シート16を締める(clamp)ように、キーパ45を引
き付けるためコネクタ174(connector 174)を通してクランプ44の内部に
配置された磁気コイル172に電圧を加える事により、クランプ44は締められ
た状態(clamped condition)に置かれる。 本発明は、多くの追加的な特徴と様相(aspects)とを含んでいる。 これらの特徴と様相とはここで順次記載される。議論の順序は、本発明の特徴と
様相に帰されるべき如何なる相対的な重要性と関係がある事を意図したものでは
ない。吸引ワークベッド(Vacuum Workbed ) 本発明の、幅広フォーマット感熱式プリンタ10は印刷シート16の様々な幅で
用いられる事を意図している。この意味で「幅」(”width”)とは、印刷軸Y
に沿った印刷シートの次元を指している。幅の狭いシートは、印刷シート16を
ワーク表面14に固定するために与えられる、ワークベッド13のワーク表面1
4にある吸引開口部176の全てをカバーする訳ではない。印刷シート16をワ
ーク表面に固定するために十分な吸引が印刷シート16によってふさがれた開口
部にかけられる事を確かにするためには、吸引源210(the suction source)
からふさがれていない開口部の全てではないにせよ多くの開口部を個別に分ける
事がしばしば必要となる。当該技術において、独立したゾーンにおいて開口部1
76を整える事、及び操作者がバルブを開閉するなりソレノイドを作動させる事
などにより、印刷シート16によってふさがれていない(not blocked)開口部
に吸引をかけるように選択されたゾーンを手動で個別に分ける事が知られている
。 更に、オペレータは、印刷シート16の幅の観測に基づき、キーパッドを使って
のコントローラへのデータ入力によるように、印刷シート16の幅のコントロー
ラ22Bに手動で情報を与える(inform)事を知っている。印刷シート16の幅
についての知識は多くの理由から、有利な事があります。最初に、感熱式印刷要
素26の並びは乾いているときは加圧される(エネルギーを与えられる、energi
zed)べきではない。即ち、感熱式プリントヘッド24の感熱式印刷要素26の
並びは、感熱式プリントヘッド24がドナーシート153に印刷シート16に対
して押し付けていない時には、電圧を加えられる(エネルギーを与えられる、en
ergized)べきではない。感熱式印刷要素26アレイ(array)が過熱し、印刷特
性(their printing characteristics)を変えることがあるので、感熱式プリン
トヘッド24を動作させることは、典型的に高価な感熱式プリントヘッド24を
壊す危険性を無くす・乾かす(”dry”)。従って、印刷軸Yに沿って感熱式プ
リントヘッド24の移動に制限を課すために印刷シート16の幅を知る事は有用
である。 本発明に従い、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10の操作者が、開口部17
6のどのゾーンが印刷シート16によりふさがれていないかを観察し、そこで吸
引源(a suction source)からの開口部を個々に分けるようにバルブを手動で操
作すると言う必要なしで、様々の幅を持つ印刷シート16を用意するための単純
なシステムが備えられる。本発明のシステムはまた、印刷シート16の幅を自動
的に決定する事ができる。 図7は、ワークベッド13のワーク表面14の上面を示す。図7は、ワークベッ
ド13の下の装置がすぐに見えるようにワークベッドが透明であるかのように描
かれている。クランプ44及び46は、一部を切り取って内部を見えるようにし
た図(cutaway)として示され、細長い印刷面28(プリントスワス28、スワ
ス、print swath 28)の位置が開口部176に相対的に示すように、感熱式プリ
ントヘッド24が図7の右側上に示されている。 ドットライン(the dotted lines)は、ワーク表面14の下のワークベッド13
の中で作られ、特定のドットライン(the dotted lines)に囲まれた開口部17
6と流体伝達(フルイドコミュニケーション、fluid communication)を行なう
プレナム(plenums)を示す。参照符号186及び188は、その開口部に吸引
をかけるためのマニホールド(manifolds)を示し、ドットラインの内部の円は
マニホールドとドットラインで示されたプレナム(plenum)の間の流体伝達(フ
ルイドコミュニケーション、fluid communication)を示す。例えば、マニホー
ルド(manifold)186は、円184で示されるように、参照符号180によっ
て示されるプレナム(plenum)と流体伝達(フルイドコミュニケーション、flui
dly communicates)し、それゆえ図7中に示される追加的な円に注意し、参照文
字A及びBで示される開口部と流体伝達(フルイドコミュニケーション、fluidl
y communicates)する。マニホールド(manifolds)186及び188は、プラ
スチック製のパイプ(pipe)又は管(tubing)の適切な長さに切ったもの、及び
カップリング(つないだもの、couplings)から作られえる。 発明にしたがって、開口部176は、ワークベッド13のワークシート14上に
配置される印刷シート16の異なる幅に対応しえるゾーンに組織化される(まと
められる、organized)。参照符号194は、ゾーン1とゾーン2の間の分割線
(a dividing line)を示す。参照符号196は、ゾーン2とゾーン3の間の分
割線(a dividing line)を示す。参照符号198は、ゾーン3とゾーン4の間
の分割線(a dividing line)を示す。参照符号200は、ゾーン4とゾーン5
の間の分割線(a dividing line)を示す。男各々のゾーンに含まれる開口部1
76は、参照符号AからEにより更に輪郭が描かれる(delineated)。ゾーン1
は、プレナム(plenums)及びそのプレナム(plenums)と流体伝達(フルイドコ
ミュニケーション、fluid communication)を行なう吸引開口部(suction apert
ures)を含み、参照文字Aで示される。ゾーン2は、同様に参照文字Bで示され
る。そして、ゾーン3、4、及び5は、それぞれ参照文字C,D,Eで示される
。図7は、図8との関連で見られるべきであり、円204及び206は、マニホ
ールド186及び188に吸引をかけるために図8に示される装置を用いての流
体伝達(フルイドコミュニケーション、fluid communication)を示す。 図8において以下の事が示される。吸引源210、ひじ214(elbow 214)の
様なひじを含むマニホールド212、及び管部分216(tubing section 216)
の様な管部分(tubing sections)。吸引源により開口部で汲み出される真空の
度合いに反応して、電気信号を与えるための真空センサ。大気(atmosphere)か
ら吸引源210へ選択された流体の漏出(leakage)をもたらすための開口部(
オリフィス、an orifice)を備えるマフラー222(消音器、the muffler 222
)。そして、それぞれ第1及び第2フロー制御バルブ224及び226(first
and second flow control valves 224 and 226)。図8において示される、参照
符号204及び206は、その装置が、図7で示される第1及び第2マニホール
ド186及び188と結合することを示している。図8におけるコントローラ2
2Bは、吸引センサ・吸引センサ・真空センサ220により生ずるシグナルを受
け取り、真空センサ220を制御するためにフロー(flow)制御バルブ224及
び226との電気的通信(electrical communication)を行っている。コントロ
ーラ22Bは、図8において示されるように、オンボードコントローラ22A(
on-board controller 22A)であることもあり、またはオフボードコントローラ
(off-board controller)であることもある。 図7で参照されるように、ゾーンは更にグループに組織化されることがある。図
7及び図8に示される実施形態において、第1グループはゾーン1と2を含み、
及びマニホールド186との流体伝達(フルイドコミュニケーション、fluid co
mmunication)における開口部176を含む。第2グループはゾーン3,4,及び
5を含み、及びマニホールド188との流体伝達(フルイドコミュニケーション
、fluid communication)における開口部を含む。第1真空マニホールド186
は吸引源210と第1グループの開口部(ゾーン1と2)の間の流体伝達(フル
イドコミュニケーション、fluid communication)を与える。そして、第2マニ
ホールド188は吸引源210と第2グループの開口部(ゾーン3、4及び5)
の間の流体伝達(フルイドコミュニケーション、fluid communication)を与え
る。 第1真空マニホールド186は吸引源210とゾーン1の開口部176の間に挿
入される第1フロー制限要素190A、及びその吸引源とゾーン2の開口部17
6の間に挿入される第2フロー制限要素190Aを含む。同様に、第2真空マニ
ホールド188は、流体フロー制限要素190C、190D及び190Eを含む
ことがある。フロー制限要素190Cは吸引源210とゾーン3の間に挿入され
、流体フロー制限要素190Dは吸引源とゾーン4の開口部176の間に挿入さ
れ、流体フロー制限要素190Eは流体制限要素190Dとゾーン5の開口部1
76の間に挿入される。フロー制限要素190は、得られた真空度における、従
って異なるゾーンを持つ開口部176が塞がれていないときは、真空センサ22
0によりコントローラ22Bに与えられるシグナルにおいて、選択された差異を
与えるため、開口部(appertures)のゾーンを通してフロー速度を制限し、フロ
ー速度(the flow rates)を制限する。 好ましい実施形態において、図7及び図8の装置は次のように動作する。コント
ローラ22Bは吸引源210に電圧を加える。最初に、フロー制御バルブ224
及びフロー制御バルブ226は閉められ(”closed”)真空センサ220高度の
真空を示すシグナルを与える。次に、コントローラ22Bは、ゾーン1と2の開
口部176である、開口部の第1グループへ吸引をかけるためフロー制御バルブ
224を開ける。印刷シート16が単に、ゾーン1をカバーするのに十分に幅が
広く、ゾーン2の開口部を塞がれていないままほおっておくならば、真空センサ
220は、スイッチが閉じていたときに感知される真空度からの差異を感知し、
その差異の大きさは、フロー制限要素190Bに反応する。シグナルレベルの差
異は、コントローラ22Bに、ゾーンのうちの一つ、典型的にはゾーン2の開口
部が塞がれていないことを示す。フロー制御バルブ224が開いた後、真空度の
差異が感知された場合には、印刷シート図7において左から右に延びかつゾーン
3,4,5において開口部が塞がれていないときは、コントローラは典型的には
フロー制御バルブ226を開くようには進まない。ゾーン1が塞がれておらずゾ
ーン2が塞がれているときの真空の第1レベルまたは程度、及びゾーン1が塞が
れておりゾーン2が塞がれていないことを示すための真空の異なる程度を創りな
がら、ゾーン1及び2両方の開口部が塞がれていないときにフローを制限するた
めに、またはゾーンの検出が塞がれていないその検出を容易にするために、フロ
ー制限要素190Aがマニホールド186に含まれていないことに注意せよ。 代わりに、ワーク表面上に置かれた印刷シート16が、ゾーン1及びゾーン2の
開口部を塞ぐならば、吸引源210によって得られる真空のレベルにはほとんど
変化がないかあるいは全く変化がなく、それゆえ、多分mカニホールド186が
最初に真空にされていないための一時的な反応の場合を除いては、真空センサ2
20によって感知される。それゆえ、真空センサ220によって生ずるシグナル
のどんな変化も、コントローラ22Bに、ゾーン1とゾーン2の開口部176の
全てが塞がれ、かつ印刷シート16が少なくともゾーン1とゾーン2をカバーす
るのに十分なだけ広いことを示さない。 ゾーン3、4及び5の開口部176である第2グループの開口部に吸引をかける
ために、コントローラ22Bが次に、フロー制御バルブ226を開く。両フロー
制御バルブ224及び226が閉じているとき、真空のレベルが得られる真空の
レベルに比較してまたほとんど変化しないならば、印刷シート16は全てのゾー
ンを越えて延びるよう決められる。印刷シートがゾーン1、2をカバーするのに
十分なだけ広いが、しかしゾーン3,4及び5のすべてをカバーするほどには広
くないときには、例えば、フロー制御バルブ226を開く上で、印刷シートが、
ゾーン3と4のみをカバーするのに十分なだけ広いのであれば、真空にする源に
より得られる真空のレベル及びそれゆえ、センサ220によってコントローラ2
2Bに対して与えられる真空のレベルに反応したシグナルは、前に得られたレベ
ルとシグナルとは異なるものとなる。どのくらい異なるかは、ゾーン3,4及び
5のうちどれだけ多くのものが塞がれていないかに依存している。フロー制限要
素190C、190D及び190Eは、塞がれていない開口部を含むゾーンの数
に反応して吸引源によって異なる真空レベルが得られるようにマニホールド18
8に挿入される。例えば、フロー制限要素が含まれていないのであれば、ゾーン
のうちの一つを明らかにすることは、吸引源210によって得られる真空度を同
じ名目上のレベルまでかなり減少させるために十分であるかも知れない。開口部
のゾーンを通ってフローを制限することは、ゾーンが個々のステップで塞がれな
いために真空度が減少し、かつシグナルが、塞がれていないゾーンの数に反応し
た真空度センサ220により、コントローラ22Bに与えられ得るということを
確かにする。 上記に記載された、ゾーンとグループの数は、単に典型的なものであり、本発明
は、ここで開示された内容に照らして、当該技術分野において通常の知識を持つ
者によって理解されえるように、他の幾多のゾーン及びグループにおいて実施し
える。典型的には、グループの一つが塞がれていない開口部を含むことが決定さ
れるまで、又はグループの全てについてその塞がれていない開口部に吸引がかけ
られるまで、即ちどのグループも残らなくなるまで、吸引は開口部のグループに
連続的に適用される。図7に示された5つのゾーンは、本発明の幅広フォーマッ
トプリンタ10に通常付随して用いられることが期待される印刷シート16の5
つの幅に対応する。ゾーンの第1及び第2グループへのグループ分けをすると、
特定の総数のゾーンに対しコントローラ22Bにより分類されるべき個々のシグ
ナルレベルの数が減少する。実際的には、フロー制限要素190は、マニホール
ド186及び188を構築するのに用いられるハードウェアの判断力ある選択に
より理解されえる。たとえば、典型的に管の接合部分として用いられるひじが、
フロー制限要素190として機能するように選択されえることが分かった。本発
明に従って、フロー制限要素が、塞がっていない開口部を持つゾーンを確認する
ための個々のシグナルレベルを確かにするため、かつまたグループの他の開口部
が塞がっていないときであっても、一つのグループの内部にあってかつ塞がれて
いる開口部が印刷シートをワークベッドに固定するための適切な吸引を行うこと
を確かにするために選択されることがある。 しかしながら、当該技術分野の通常の知識を有する者により理解されるように、
ここで開示により明らかにされたように、上記の吸引装置(vacuum apparatus)
と方法は、プリンタに付随して使用される事に限られず、多くの他の例において
も同様に利益を持ちえる。例えば、衣料産業において、布のレイアップ・組み合
わせ(layups)の様なシーツ材料は、数字的に制御された裁断装置を取り付けた
テーブル上で、しばしば選択された形に裁断される。そのシーツ材料はしばしば
テーブルの表面にある開口部を吸引する事を通して、そのテーブルに固定されて
おり、上記で議論された理由と同様な理由により、シーツ材料の幅についての知
識と裁断機(cutter)の移動を抑制する事もまた重要である。しかし、これは本
発明が有用性を持ちえるもう一つの環境の一例である。一般に、本発明は、ワー
クベッドがシート材料を保持するためのワーク表面を含むような多くの環境で有
用であると考えられる。ここで、シート材料の上では、ペン、カッター、プリン
トヘッド或いは他のワーク機器を取り付けた例えば並進移動可能なワークヘッド
によりワーク作業が実行される。 図9Aと9Bとは、本発明の2つの実施形態を示す。図9Aは、図7と図8とに
示されるハードウェアの配列に対応し、ここで図9Bは代わりの実施形態を示す
。図9Bにおいて、ゾーンとグループとが図9Aにおいて描かれている配列より
も、吸引源210に対して、より平行に配列している事に注意せよ。 少し、図7の説明に戻るが、感熱式印刷の技術において知られているように、ワ
ークベッド13は、印刷シート材料16が感熱式プリントヘッド24により印刷
されるため、典型的には印刷シート材料16を保持するプラテンを含む。例えば
、図7における参照符号275は、印刷軸Yに沿って延びるようにワークベッド
13に備え付けられる、長方形で、硬く、帯電防止のゴム材料であるプラテンに
よって典型的に占有されるワークベッド13の領域を示す。プラテンの上部表面
276は、ワーク表面14の残りと典型的にはほぼ同じ高さにあり、図7の領域
275の内部に示される吸引開口部(vacuum apertures)を含む。ドナーシートアセンブリ 図10Aは、ドナーシートカセット32に積載するためのドナーシートアセン
ブリ228を示している。ドナーシートアセンブリ228は、管状体230を持
つ支持コアの周りに巻かれたある長さのドナーシート229を含んでいる。支持
コア230は長軸231に沿って基部端233から駆動端234まで延びており
、それらを貫く中央開口232を持つ。参照符号236は、実質的に供給コアボ ディ230の駆動端に位置している駆動要素とメモリ要素をおおまかに示す。駆 動要素とメモリ要素は、両方とも以下においてより詳しく説明される。
【0011】 また、ドナーシートアセンブリ228は中央開口237を持ちこれに貫かれる
管状体235を含む巻取りコアも含んでいる。図10Aに示すように、巻取りコ
アボディ235は、供給コアボディ230の周りに巻かれたある長さのドナーシ
ート229と共に包装・収納(packaged)できる。図10Bは、図10
Aのドナーシートアセンブリ228の正面図を示している。ドナーシートカセッ ト32へのアセンブリー228の挿入とドナーシートカセット32と一緒にアセ ンブリー228を使用することとを容易にするために、ある長さのドナーシート 229の自由端を巻取りコア管状体235に取り付けることが可能であることが 、参照符号235によって示されている。ドナーシートアセンブリ228は、セ ロハンまたは他の適切なパッケージ材料で包むことができ、これによってある長 さのドナーシート229を保護しこれと一緒にアセンブリー228を保持する。 破線236Aによって示されるように、巻取りコアボディ235は、巻取りコア ボディ235の一端に設けられた駆動要素も含んでいる。一般的には、巻取りコ アボディ235は一緒に設けられるメモリ要素を含んでいない。
【0012】 図11Aから11Dは、供給コアボディ230のさらなる詳細を示している。
図11Aに示すように、支持コア管状体は中央開口232内に位置し実質的に供
給コアボディ230の駆動端234に設けられた駆動要素242を含んでいる。
駆動要素242は、おおまかに長軸231に沿ってかつ長軸231の径方向・半
径方向に延びている。図11Aに示される供給コアボディ230の駆動端234 の拡大図である図11Bのさらなる詳細で示されるように、駆動要素は基部端2 44から前部端245まで延びている駆動歯243を備えている。基部端244 は、環状支持体246に隣接している。保持要素247は、供給コアボディ23 0と一体的な弾性指状突起であってもよく、環状支持体246に対して正しい位 置にメモリ要素300を駆動要素242の内部に保持する。メモリ要素300は 、供給コアボディ230の基部端233の方を向いているデータ送信面302と 供給コアボディ230の駆動端234の方を向いている背面303とを含んでい る。データ送信面302は、実質的に長軸231に対して垂直である。
【0013】 図11Cと11Dは、それぞれ図11AのC−C断面線とD−D断面線に沿っ
た供給コアボディの端部を示している。なお、図11Bの参照符号250によっ
て示されるように、要素242は供給コアボディ230の駆動端部234からく
ぼんでいる。巻取りコアボディ235も、図示された供給コアボディ230の駆
動要素と実質的に同じ駆動要素を備えている。
【0014】 図12、13A、13B、14はドナーシートカセット32のさらなる詳細を
示している。図12は、カバー148が取り除かれたドナーシートカセット32
の正面図を示している。ドナーシートカセット32の上部140と下部142が
示されている。巻取り内部軸256は、巻取りコアボディ235を据え付けるた
めの巻取り軸255を回転可能に据え付けている。図3の参照符号150に示さ れるように、巻取りコアボディ235は使用されたドナーシートを巻取る。巻取 り軸255は、巻取りコア235の中央開口に適合している。内部支持軸257 は、供給コアボディ230を受ける支持軸258を回転可能に据え付けている。 上述したように図3は、どのように供給コアボディ230と巻取りコアボディ2 35の間にドナーシートが装着されるかを示している。図14に詳しく示される ように、内部支持軸257は、その前部にコントローラ22とメモリ要素300 との間でドナーシートに関連したデータの送信を行うデータ転送要素304も備 えている。なお、スロット162Aは移動可能な係合要素114を受ける。係合 要素114は、カセット運搬装置112のぎざぎざのある・表面がざらざらの・ 歯状(toothed)ドライブベルト116に・の近くに設置されている.( 図2を参照)。ドナーシートカセット32は、カバー148をドナーシートカセ ット32に保持するためのねじボルト・スクリュー(screw)を受ける装着 孔262とカバー148の図13に示されるガイドピン268を受けるためのガ イド孔262Aとを備えている。
【0015】 図13Aと13Bは、ドナーシートカセットカバー148の正面図と側面図を
示している。カバー148は、巻取りトルク伝達要素154Aと供給トルク伝達
要素154Bを据え付ける軸受け274を備えている。巻取りトルク伝達要素1
54Aと供給トルク伝達要素154Bを据え付ける軸受け274はそれぞれオス
端部276とメス端部278とを持っている。供給トルク伝達要素154Bは、
巻取りロールトルク伝達要素154Aと実質的に同じであり、横断面図で示され
ている。オス端部276は外部駆動要素280を持ち、メス端部278は内部駆
動要素282を持つ。 トルク伝達要素154は、コアボディ230と235の駆動要素をカセット受け
部96の軸駆動要素102と108に接続する。カバーは、また装着ねじボルト
・装着スクリュー(mounting screw)がカバー148をドナーシ
ートカセット32に保持するために貫く孔266を含む。また、図12に示され
る開口部262Aに受けられるガイドピン268も含まれている。
【0016】 図14は、ドナーシートカセット32に設置されるドナーシートカセットカバ
ー148を示している。供給シャフト258は切断された状態で示されている。
後部軸受け290Aと前部軸受け290Bは回転可能に供給シャフト258を内
部供給シャフト257に据え付けている。巻取り軸255は、同様に巻取り内部
軸256に据え付けられている。コア管状体230と235とその上とその間に
ある長さの巻かれたドナーシートは簡単のため図14から省略されている。しか
しながら、備えられているメモリ要素300は、供給シャフト258のデータ転
送要素304と適合している。ドナーシートカセット32の後部にある通信要素
(図示せず)はデータ転送要素304を介してデータをメモリ要素300へ伝達
しかつデータをメモリ要素300から伝達する。通信要素は、ドナーシートカセ
ット本体に設けられデータをメモリ要素300とコントローラ22へ伝えかつデ
ータをメモリ要素300とコントローラ22からデータを伝えるために設けられ
たコンダクティングタブ(conducting tabs)を介して保管トレ
イ134(storage trays)と通信を行う。
【0017】 本発明の方法と装置は、部分的には、与えられたマルチカラーグラフィック製
品を印刷シート16にプリントするのに必要とされるドナーシートの量を減らす
ことによって既存の感熱式プリンタの経済性と効率を向上することに向けられて
いる。補充可能・詰め替え可能なドナーシートカセット32は、供給コアボディ
230の周りに巻かれた比較的長いドナーシートを含むことができるドナーシー
トアセンブリ228を収納する。このことは、多量のドナーシートを購入できる
という経済的な利点を実現し、再びドナーシートを積載する間により多くのプリ
ントを完了させることを可能にする。一般的にはドナーシートアセンブリ228
は、500メートル以上の長さのドナーシート229を含む。補充ドナーシート
カセット32の使用は、プラスティック(plastic)の使い捨てカセット
の使用と関連したコスト、廃棄またはリサイクルの問題を回避する。ドナーシー
トカセット32に補充をする時、カバー148がはずされ、使用された供給コア
ボディと巻取りコアボディがはずされ、新しいドナーシートアセンブリ228が
カセットに挿入される。使用されたドナーシートは今や巻取りコアボディ235
に巻かれているが、好ましくは使用済みのドナーシートと使用された供給コアボ
ディ230はリサイクルされる。特に、使用された供給コアボディ230は広い フォーマット(format)の感熱式プリンタ10によってメモリ要素300 上に書き込まれたデータを読み取るために戻すことができる。使用された供給コ アボディは、これに巻かれる新装着時のある長さのドナーシートとメモリ要素3 00に書き込まれる新しいデータを持つことができる。メモリ要素300へのデ ータの書き込みとメモリ要素300からのデータの読み取りが以下に詳述される 。
【0018】 一般的には、広いフォーマットのプリンタ10は、カラー面・カラー平面をプ
リントするのに使用されるドナーシートアセンブリ228と共に設置されたメモ
リ要素300から読み取られたデータに反応して、マルチカラーグラフィック製
品のカラー面をプリントする。多くのタイプの情報がメモリ要素300に記憶さ
れる。一般的には、ドナーシートに特有なデータが含まれる。例えば、ドナーシ
ートに様々な色がありまた少なくとも60種の異なるタイプのドナーシートが知
られているので、感熱式プリント要素26の印加電圧・エネルギー(energ
ization)や感熱式プリントヘッド24がドナーシートを印刷シートに押
す圧力などのようなプリントパラメータが調節できるように使用されるドナーシ
ートの色とタイプを広いフォーマットの感熱式プリンタが識別することが特に重
要である。したがって、記憶された情報は少なくともドナーシートの色とタイプ
を表すデータを含んでいる。ドナーシートのタイプのデータは、例えば、ドナー
シートの仕上げタイプ(the type of finish)や、ドナーシ
ートが樹脂を材料にしているかワックス(wax)を材料にしているかに関して
や、ドナーシート上のインクドナー材料の種類に関するなどの情報を含んでいる
【0019】 メモリ要素300に記憶されたドナーシートに特有な他のデータは、ある長さ
のドナーシート229のためのLAB値などのような平均カラースペクトルリー
ディング(average color spectra reading)を
含んでいる。一般的には、ドナーシートのある特定の製造されたロット(lot
)がこのカラースペクトル値を決定するために検査され、出所がそのロットであ
る長さ229を含んでいるドナーシートアセンブリ228に設けられているすべ
てのメモリ要素300は、実質的に同一のカラースペクトル情報を記憶している
。異なるスペクトル値になる製造プロセスの変化を適切につけるため、カラース
ペクトルリーディングは幅広フォーマットの感熱式プリンタ10によるプリント
プロセスにおいてまたは、多色グラフィック像を表すデータの予備的処理におい
て使用される。例えば、RIP(ラスターイメージ処理)評価・計算(comp
utation)は異なるカラースペクトルデータに従って変化する。さらに、
幅広フォーマットの感熱式プリンタ10は、メモリ要素300から読み取られた
カラースペクトルデータの値の変化に反応して感熱式プリント要素26のアレイ
に加えるエネルギー・電圧を変化させることができる。 またメモリ要素300は、ドナーシートアセンブリ228に含まれるある長さの
ドナーシート229の特定の不透明度と透明度に関する情報を表すデータを含む
。幅広フォーマットの感熱式プリンタ10は、性能と色を最大限に発揮させるた
めにドナーシートがプリントされる方法を調節するのにこの情報を使用できる。
【0020】 感熱プリント要素26のアレイにエネルギー・電圧を印加して特定の長さのド
ナーシート229によって最適にプリントを行うのに使用される「ファイアリン
グデルタ」(firing delta)を表すデータもメモリ要素に記憶でき
る。単語「ファイアリングデルタ」は特定のドナーシートでのプリントを向上さ
せるためのプリントパラメータの変化についてのことをいっている。 例えば、ファイアリングデルタは、電圧と電力の両方または一方と、感熱プリン
ト要素がエネルギー・電圧印加される時間と、感熱プリントヘッドがドナーシー
トを印刷シートに対して押す圧力を変化させるためのデータを含むことができる
【0021】 ドナーシートアセンブリ228の組み立て時に、当初に巻かれるドナーシート
229の長さを表すデータもメモリ要素300に記憶することができる。一般的
には、その長さはセンチメートルで記憶される。コアチューブ230に巻かれた
使用されていないドナーシートの残りの長さを探知するのに使用される。幅広フ
ォーマットの感熱式プリンタ10がカラー面・カラー平面をプリントする時、ド
ナーシートはプリントヘッドと印刷シート16の間に置かれ、感熱プリントヘッ
ド24がプリント軸に沿って移動させられ、ドナーシートをプリントヘッド24
を通り過ぎるように引く。このプロセスから、幅広フォーマットのプリンタは感
熱プリントヘッド24を通過して引かれたドナーシートの長さを探知することが
でき、したがって供給コアボディ230上の残りの長さを決定することができる
【0022】 メモリ要素300は、供給側面直径即ち、供給コアボディ230に当初に巻か
れたある長さのドナーシート229の直径を表すデータも含むことができる。こ
の直径は単にドナーシート229の長さによって決定されるものではない。この
直径はドナーシートの色とドナーシートの他の特徴によっておおいに変化する。
以下に述べられるように、ある長さのドナーシートがコア230に巻かれこの情
報がプリント時にドナーシートに加えられる張力を正確に見積もり制御するのに
幅広フォーマットの感熱式プリンタ10によって使用される場合に、直径が正確
に探知され記録されるべきである。
【0023】 メモリ要素300はドナーシート228の製造業者を表すデータを記憶する読
み取りのみの部分を含むことができる。そのようなデータは、メモリ要素300
の製造業者によってメモリ要素に記憶させることができ、ドナーシートアセンブ
リ228をカセット収納ラック55に設置されたドナーシートカセット32に積
載する時点で幅広フォーマットの感熱式プリンタ10によって読み取ることがで
きる。幅広フォーマットの感熱式プリンタ10に保証されないドナーシートアセ
ンブリ228または品質が保証されないドナーシートアセンブリ228が使用さ
れる場合、その旨が幅広フォーマットの感熱式プリンタ10の操作者に知らされ
る。
【0024】 メモリ要素300は、製造業者に製造されるドナーシートの各製造作業に割り
当てられたロットコード(lot code)を表すデータも含むことができる
。このロットコードはお客に報告された性能の問題がオリジナルロットまでさか
のぼって探知されることを可能にする。問題が特定のロットのドナーシートに関
して報告されるならば、そのロットの使用されていない残りのドナーシートはさ
らなる問題を回避するために取り除いてもよい。
【0025】 メモリ要素300は、ある長さのドナーシート229の製造日を表す情報を含
んでもよい。この情報は、ドナーシートアセンブリ228の実際の製造日即ち、
ある長さのドナーシート229が供給コアボディ230に巻かれた日を表す。こ
の製造日は、上述したロットコード情報と共に一般的に含まれるロットコード日
のような他の重要なデータとおおいに異なる。例えば、より古くなったドナーシ
ートでプリントを行う場合、感熱プリント要素に異なるエネルギー・電圧を印加
することは有益である。また、ドナーシートが供給コアボディ230に巻かれる
以前にまたは以後に古くなっていないかどうかは、重要なことである。上記の製
造日はドナーホイルアセンブリー228の選択された物品の寿命が過ぎていない
かを調べるのに参照される。
【0026】 図15Aは幅広フォーマットの感熱式プリンタ10により経済的にドナーシー
トを供給し印刷シート16上に与えられたマルチカラーグラフィック製品をプリ
ントするコストを減らす1つの方法を示している。ドナーシートアセンブリ22
8は、カッター348によってスライスA,B,C,D、Eに切り分けられるマ
スターロール344から得られる。切り分けられた後スライスA,B,C,D,
Eは、5つのそれぞれのコアボディ230Aから230B上に巻かれる。マスタ
ーロール334は、参照符号346によって示される幅(W)を持つある長さの
ドナーシートを含む。ドナーシートの各スライスはマスターロール344の幅3
46より小さい幅350を持つ。図15Aに示される例において、幅350はマ
スターロール344のドナーシートの幅のおよそ五分の一である。4つのカッタ
ー348が図15Aに示されているが、一般的に2つの追加カッターがドナーシ
ートの端部に位置し、ドナーシート材料の不要な幅を切って整える。その後、コ
アボディ230AからEはドナーシートアセンブリ228に組み込まれる。本発
明によると、ドナーシート229も幅346に関する特性の変化を考慮するため
に、スライス位置(slice position)を表すデータをメモリ要素
300に記憶させる。例えば、記憶された情報は、ある長さのドナーシート22
9がスライス位置A,B,C,DまたはEから来たのかどうかを示すことができ
る。この情報は、ドナーシートアセンブリ228に関して報告されたどんな問題
も製造プロセスまでさかのぼって突き止めることを可能にし、改善のためプロセ
スのよりよい管理を可能にする。
【0027】 上述したことは、ドナーシートに特有なデータの例である。ここで開示された
内容に関して当業者は有効にメモリ要素300に記憶されるドナーシートに特有
な他のドナーシートに特有なデータを予測することができるであろう。さらなる
例は以下に与えられる。
【0028】 メモリ要素300に記憶できる他の情報は改正コードを含む。改正コードは、
コントローラ22に実行されているソフトウェアに、いくつのデータフィールド
がメモリ要素300に存在しているかやデータフィールドのフォーマットを知ら
せる。この改正コードは、ドナーシートアセンブリ228に設けられたメモリ要
素300に記憶されているデータの量とタイプが変化するたびに更新される。た
くさんの改正がいつでもなされ、コントローラ22がどんなデータが特にメモリ
要素300に存在しているかを認識することがふさわしい。
【0029】 メモリ要素を供給コアボディと共に据え付ける前または後にデータをメモリ要
素300に記憶させることができる。以前に使用された供給コア管状体をリサイ
クルする時、メモリ要素300はコアボディから除去されない。データ転送要素
を持つプローブ(probe)を、プローブデータ転送要素がメモリ要素300
のデータ転送面302に接触するように供給コアボディの中央開口に基部端23
3において挿入することによって、新しいデータがメモリ要素300に書き込ま
れる。
【0030】 一般的に、上述したデータは、ドナーシートアセンブリ228が製造されてか
らと幅広フォーマットの感熱式プリンタ10と共にドナーシートアセンブリ22
8を最初に使用するまでの間にメモリ要素300に記憶される。しかしながら、
本発明は、マルチカラーグラフィック製品のプリント前またはその間またはその
後にメモリ要素300に書き込みを行うために必要とされるものを幅広フォーマ
ットの感熱式プリンタ10に供給する。
【0031】 上述したように、プリント時に使用されたドナーシートの量が幅広フォーマッ
トの感熱式プリンタ10によって(即ち、コントローラ22によって)追跡され
る。したがって、特定の色の面のプリントが行われた後、即ち広いフォーマット
の感熱式プリンタが特定のドナーシートカセット32を用いてプリントを終えた
と判断された後、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10は供給コアボディに残
っているドナーシートの量を表すデータをメモリ要素300に書き込むことがで
きる。幅広フォーマットの感熱式プリンタ10に特定のドナーシートカセットを
カセット受け部96に搭載する前にプリント域・プリントスワス・プリントされ
る細長い面(print swath)をプリントしている間にドナーシートを
切らしてしまうことを確認できるために、残りの長さの情報はジョブを設定する
うえで重要でありうる。プリントスワス・プリントされる細長い面をプリントし
ている最中にドナーシートを切らしてしまうと、たいていマルチカラーグラフィ
ック製品が台無しになってしまう。さらに、ドナーシートのカラー複製はロット
(lot)ごとに変化し得る。幅広フォーマットの感熱式プリンタ10が特定の
プリントジョブを完了させるのにドナーシートカセット32に十分なドナーシー
トが無い場合を予測できるということは有益である。コントローラ22に関連し
たディスプレイなどを介して、警告を幅広フォーマットの感熱式プリンタ10の
操作者に伝えることができる。残りの長さの情報も一般的には、センチメートル
で記憶される。これは、製造された長さの情報に合うようにドナーシートアセン
ブリ228の製造業者に設定され、ドナーシートが消費される度に幅広フォーマ
ットの感熱式プリンタ10によって減らされる。
【0032】 幅広フォーマットの感熱式プリンタ10はまたメモリ要素300に他の情報も
書き込むことができる。例えば、この情報は次のものを含む。(1)突然ドナー
シートが切れてしまう回数・回数の統計(この情報は特定のドナーシートアセン
ブリの使用が予期しないドナーシート切れ状態になってしまう回数を追跡するの
に使用される。)。(2)ドナーシートアセンブリ228がプリントに使用され
る回数(好ましくは、この情報はドナーシートアセンブリ228を含むドナーシ
ートカセット32が選択されジョブの間にプリントのために作動されて使用され
る回数を表す。もしドナーシートが使用されずカセット保管ラックのいくつかの
ドナーシートカセット保管位置のうちの1つに設けられているならば、情報は変
えられない。さらに、今までに使用された長さ即ち、ドナーシートの元の長さか
ら残っている長さを引いた長さを使用された回数で割ると幅広フォーマットの感
熱式プリンタ10によってプリントが行われるプリントジョブの平均サイズを表
す情報が得られる。)。(3)ドナーシートアセンブリ228がプリントのため
に最初に使用された日。(4)最後に使用された日。後者の日は、ドナーシート
アセンブリ228がプリントのために使用される度に更新される。
【0033】 ドナーシートアセンブリ228が設置されている幅広フォーマットの感熱式プ
リンタ10の使用とドナーシートアセンブリ228の使用に関する情報を表すデ
ータもメモリ要素300に書き込むことができる。この情報は、次のものを含む
。(1)ドナーシートアセンブリが使用された異なる幅広フォーマットの感熱式
プリンタ10の数。(2)ドナーシートアセンブリ228が使用された幅広フォ
ーマットの感熱式プリンタ10のシリアルナンバー。(3)ドナーシートアセン
ブリ228でプリントを行うのに最近使用されたプリントヘッドの総時間数。(
4)ドナーシートアセンブリ228で行うのに使用される幅広フォーマットの感
熱式プリンタ10の印刷シート並進移動(X)軸に沿っての総蓄積走行距離。(
5)設置された特定の感熱プリントヘッド24が移動させられた距離と広いフォ
ーマットのプリンタ10に設けられたすべてのプリントヘッド24を幅広フォー
マットの感熱式プリンタ10が移動させた総距離。(6)印刷シート移動軸に沿
った一方向に印刷シートを移動させる場合に広いフォーマットの感熱式プリンタ
によって用いられた平均操縦矯正。(7)印刷シート並進移動(X)軸に沿った
反対方向に移動させる場合に用いられる平均操縦矯正。操縦矯正は、多数色のグ
ラフィックのプリントを行う間にワーク表面14に対して印刷シート16の位置
合わせを維持することに関連している。また、操縦矯正は以下で詳しく述べられ
る。
【0034】 上で述べられたデータの多くは、問題の原因分析と、プリンタとドナーシート
アセンブリの改善と、保証の主張がいつまで有効であるかの判断と、起こる問題
の程度の制限とのために広いフォーマットの感熱式プリンタとドナーシートアセ
ンブリの性能を追跡するのにとても役に立つ。
【0035】 図15Bは、メモリ要素300からデータを読み取ったりメモリ要素300に
データを書き込むことにおいて従うことのできる一つの流れを示すフローチャー
トである。ブロック351で、カセット保管ラック55のドナーシートカセット
32内に設けられた供給コアボディ230と共に設置されたメモリ要素300か
らデータが読み取られる。ブロック352で、ドナーシートに加えられる望まし
い張力や感熱プリント要素26のアレイへの適切な印加エネルギー・電圧などの
選択されたプリントパラメータがメモリ要素300から読み取られたデータの関
数として決定される。次に、ブロック354によって示されるように、ドナーシ
ートカセット32がカセット保管ラック55から除去され、カセット受け部に設
置される。また、ブロック354によって示されるように、ドナーシートカセッ
トのドナーシートに対応するカラー面が印刷シート16にプリントされる。プリ
ント時に、ドナーシートを印刷シートに対して押しながら、感熱プリントヘッド
24を印刷(Y)軸に沿って移動させる距離がチェック・モニターされる。ブロ
ック355に進むと、ドナーシートカセット32は、カセット保管ラックに戻さ
れる。ブロック356によって示されるように、メモリ要素300の選択された
データは、チェック・モニターされたプリントパラメータに反応して更新される
。供給コアボディ230に残っているある長さのドナーシートに対応するデータ
フィールドはブロック354で消費されたドナーシートの長さを考慮して更新さ
れる(例えば、減らされる)。消費されたドナーシートの長さは、上記のチェッ
ク・モニターされたプリントパラメータから即ち、印刷シート材料に対してドナ
ーシートを押圧しながら感熱プリントヘッド24を移動させた距離から決定され
る。図15Bに示されたステップは一般的には、すべてコントローラ22によっ
て達成され、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10によって印刷シート16に
プリントされるマルチカラーグラフィック製品の各カラー面に関して繰り返され る。
【0036】 印刷シートの位置合わせとトラッキング 図1を簡単に参照すると、印刷シートの端部19が印刷シート並進移動(X)
軸と実質的に平行であることが示されている。当業者によって理解されるように
、隣接プリント域が適切に位置合わせされていないというようなマルチカラーグ
ラフィック製品のスキュー・曲がり(skew)エラーを避けるためにそのよう
な実質的に平行であることが望まれる。図16Aから16Cは、印刷シート並進
移動(X)軸に対して曲げられた場合の印刷シート16の端部19を示している
。スキュー・斜行が分かりやすくするために誇張されている。図16Aにおいて
、プリント域28の下端を表している破線29Bに沿って端部15と19が離れ
るようにワーク表面14の端部15に対してある角度で印刷シートの端部19が
置かれている。(説明のために、端部15は、印刷シート並進移動(X)軸に平
行にしてある。)図16Bに示されるように、印刷シート16が印刷シート並進
移動(X)軸に沿って図16Aに示された頁の上の方に移動させられた時、印刷
シート16の端部19とワーク表面14の端部15の間の破線29Bに沿った距
離は、d2に減る。一方、プリント域28の他方の境界を示す破線29Aに沿っ
た端部19と端部15の間の距離は、今やd1である。
【0037】 また、図16Cは、印刷シート16を図16Aから印刷シート並進移動(X)
軸に沿った反対方向に移動させた時即ち、図16Aに示される頁の下部の方に移
動させた時の端部19と15の間の距離の変化を示している。これら端部間の破
線29Bに沿った距離は、d3に増加し、プリント域28の上端を示している破
線29Aに沿った端部15と19の間の距離はd4に増加する。
【0038】 図16AからCに示されるように、印刷シートが曲げられた場合、プリント(
Y)から測定されるような端部19の位置は、印刷シートが印刷シート並進移動
(X)軸に沿って移動させられるにつれて変化する。当業者は、印刷シート16
上にマルチカラーグラフィック製品のプリントを行うことに関してスキューが引
き起こすような問題を十分認識している。印刷シート16が印刷シート並進移動
(X)軸に沿って動かされる時、印刷(Y)軸にエラー・誤差が蓄積され、印刷
シート16が印刷シート並進移動(X)軸に沿って移動するにつれて、横方向の
誤差が増加していく。誤差・エラーはすぐに大きくなり印刷シート16の端がプ
リントできなくなる。したがってスキューエラーは全く望ましくなく、多色グラ
フィック像が台無しになったり、感熱プリントヘッドが損傷したりする。例えば
(Y)軸に沿った幅36”で(X)軸に沿った長さ40’の大きい印刷シートに
プリントするのに向けられた幅広フォーマットの感熱式プリンタ10においては
、スキューエラーは大きな懸念の問題になり得る。
【0039】 本発明によると、印刷シートが印刷シート並進移動(X)軸にそって前後に移
動させられる時の印刷シート16の印刷(Y)軸の位置の変化は印刷シート16
のスキューを矯正するのに都合よく使用できる。
【0040】 図17Aと17Bは、それぞれ幅広フォーマットの感熱式プリンタ10の選択
された部品の上から見た図と正面図である。図17Aは、Z軸に沿って上から見
た図であり、プリントヘッドキャリッジ30とガイドレール40と印刷シート1
6とワーク表面14とを概略図で示している。図17Bは印刷シート並進移動(
X)軸の方向から見た正面図であり、プリントキャリッジ30と感熱プリントヘ
ッド24とワークベッド13と印刷シート16とを概略図で示している。図17
Aと17Bを参照すると、プリントキャリッジ30は印刷シート16の端部19
の位置を探知するエッジセンサ360を備えている。図17Bに示されるように 、エッジセンサ360は、印刷シート16の端部19を探知するためのライトビ ームの発信と受信を行う。エッジセンサ360は、光を発しその反射光を受ける 発信部を備えている。光が印刷シートの端部19にわたって通過する時、反射光 の強度を高めるために反射片・反射ストリップ362が、設けられている。エッ ジセンサ360はプリント域29Bの下端部に沿って位置していることが示され ている。また、この位置の選択は例としてのものである。なお、反射センサの他 に、センサを受けるリニアアレイ(linear array)とピクセル・光 学センサ用電荷結合検波素子(pixels)をワーク表面14と共に設けるこ とができる。アレイは印刷(Y)軸に沿って延びており、照らされるピクセル・ 光学センサ用電荷結合検波素子の数は印刷シート16の端部19の位置を示すこ とになる。
【0041】 印刷シート16のスキューは、以下のように決定できる。プリントヘッドキャ
リッジ30は、印刷シート16の端部19を探知するようにプリント軸に沿って
往復するように移動させられる。端部19は、図16Aの距離d1によって示さ
れるような位置しているものとする。印刷シート16は、次に例えば図16Bに
示される位置に印刷シート16を移動させるために一対の可動クランプ42によ
って印刷シート移動軸に沿って移動させられる。印刷シート16の端部19を探
知するために、プリントヘッドキャリッジ30は再びプリント軸に沿って往復す
るように移動させられる。ここで、端部は距離d2で示される位置にある。端部
19の二回の探知に対応するプリントヘッドキャリッジ30の相対位置の違いに
基づいて、d1からd2の距離の相対変化が決定され、印刷シート16が印刷シ
ート並進移動(X)軸に沿って移動された距離の知識から、図17Cに示すよう
に端部19の傾斜が決定される。
【0042】 クランプ対42のクランプの少なくとも1つを締めている状態にし吸引開口部
176に吸引させないようにした状態で、クランプアクチュエータ58Aと58
Bを独立的に駆動・作動させることによって、スキューを変化させる(例えば、
減らす)ことができる。例えば印刷シート16と可動クランプ対42を上から見
た図を示している図18を参照して、クランプ44を締め付け状態にし右のクラ
ンプアクチュエータ58B(図示せず)を左のクランプアクチュエータ58A(
図示せず)作動させる・移動させることで、左のクランプ対固定具よりも右のク
ランプ固定具をより多く移動させることになり参照符号19’で示される位置に
印刷シート16の端部19を移動させることになり図示されるように印刷シート
16が曲げられる。基本的に、参照符号365と367によって示されるように
、印刷シート16のトルクを生み出すためにクランプ44は別々に印刷シートの
間隔を空けられた部分を押す・駆動させる・移動させる(drive)。もちろ
ん、クランプ44が実質的な長さにわたって印刷シート16を締め付ける・動け
なくする時にである。また、図17に示される間隔をあけた部分の特定の選択は
、例示的なものである。ここで使用されるように、別個に間隔をあけた部分を押
す・力を加えることは、別々の方向にシート材料の間隔をあけた部分を押す・力
を加えることと、同じ方向に異なる距離だけ押す・移動させることと、一方の部
分を固定し他方の部分を押す・移動させることとを含んでいる。 一般的に、印刷シート16のスキューを変化させるために相互手順に従う。例え
ば、上述したように決定され、クランプアクチュエータは独立的に・別個に作動
されてスキューを変化させ、再びスキューが測定され、そして印刷シート16の
スキューが選択された制限内に収まるまでそのようなことが実行される。 一般に、単にスキューを矯正するだけでなく、印刷シートの端部19とワーク表
面14との間の所定の距離を得るためにまたは印刷(Y)軸に沿ったある他の参
照位置をえるためにワークベッド13の表面14に沿って印刷シート16を“歩
かせる”(walk)ためにも、アクチュエータ58Aと58Bが独立的・別々
に作動される。ひとたびこの距離が所定の範囲内に収まれば、上述のようにスキ
ューが変化させられる。一般的には、もし印刷シート16の端部19がワーク表
面14の端部15から十分の一インチ以内に位置していれば、印刷シート16を
“歩かせる”必要はない。ここで使われる“歩かせる”とは選択的にアクチュエ
ータ58Aと58Bを作動させ最初に印刷シートを一方向に曲げその後印刷シー
トを他の方向に曲げることによって印刷シートを“歩かせる”ことをいっている
。ここで使用される単語“位置合わせ”(aligning)は、印刷シートを
移動させ所定のスキュー(スキューが全くないことを含む)を得て印刷シートの
端部19と参照位置との間の所定の距離を得ることをいっている。 印刷(Y)軸に沿った参照位置に対する端部19の位置は、ホームポジションセ
ンサ366(home position sensor)の補助によって決定
できる。ホームポジションセンサは、プリントヘッドキャリッジ30の左端部が
ワーク表面14の端部15に合わさった時のようなプリントヘッドキャリッジ3
0が知られている印刷(Y)軸に沿ったある位置にきた時を知らせる。当業者に
理解されるように、もう一つのホームポジションが適切に選択されてもよい。ホ
ームポジションセンサを使用することで、ワーク表面14の端部15に対する端
部19の位置のより正確な決定が可能になる。 なお、スキューが完全に無くならなくてもよい。即ち、各カラー面・カラー平面
のプリントの最中にある所定の存在しているスキューで進行させていくことは容
認できる。しかしながら、プリントの最中にスキューは変化するべきではない。
好ましくは、印刷シート16にマルチカラーグラフィック製品の各カラー面をプ
リントしている最中にスキューがチェックされ、必要に応じて調節される。例え
ば、プリントキャリッジ30がプリントスワス・プリントされる細長い面をプリ
ントするためにプリント軸に沿って往復するように移動する時と、印刷シートが
連続列・域・プリントされる細長い面の間を印刷シート移動軸に沿って移動させ
られる時に、エッジセンサ360が端部19のスキューと位置を継続してチェッ
ク・モニターするのに使用される。もし、クランプ対を作動させて印刷シートを
移動させている最中にスキューが変化していることが判断されるならば、操縦が
調整される。即ち、この場合、アクチュエータ58Aと58Bの作動が所定のス
キューを維持するように選択的に調節される。アクチュエータ58Aと58Bは
好ましくはステッパーモータであり、コントローラ22は回転させられるステッ
プ(step)の数を独立的に変化させる。 しかしながら、ポジションエンコーダ(position encoders)
を備えるサーボモータのような他のタイプのアクチュエータも適合できる。 なお、コントローラ22は印刷シート16の幅を決定するために印刷シート16
の両端を探知ように端部探知センサを制御する。コントローラ22は、プリント
キャリッジ30が移動した距離の知識から印刷シート16の探知された端部間の
距離を決定できる。 可動クランプ対42は、シート材料であるストリップ・細長い片(strip)
またはウェブ・巻取り紙(web)即ち、印刷シート16を、例えば幅広フォー
マットの感熱式プリンタ10の印刷シート並進移動(X)軸であるフィードパス
に沿って縦に往復するように移動させる駆動装置の一例である。 他の知られた駆動装置は、摩擦またはグリット(grit)またはグリッド(g
rid)駆動システムを含む。例えば、摩擦駆動システムにおいては、摩擦(ま
たはグリット)輪がシート材料のストリップの一方の側(即ち、上側)上に配置
され、ピンチローラ(ゴムまたは他の柔軟性の・弾力性の材料からできている)
をピンチローラと上記シート材料を上記摩擦輪の方に移動させようとする弾性的
圧力を用いてシート材料のストリップの他方の面(即ち、下側)上に配置する。
プロッティング・位置決め(plotting)やプリントやカッティングのよ
うな作業操作の間、ストリップ材料は摩擦輪によって縦方向 即ち、(X)軸方向に往復運動させられる。これと同時に、ペン(pen)やカ
ッティングブレードやプリントヘッドを含むワークヘッドが横方向即ちY方向に
ストリップ材料に渡って移動させられる。摩擦駆動システムは特に、異なる幅の
無地の(ミシン目のない)ストリップ材料に対応できることから他のたくさんの
タイプのプリンタに実質的によく用いられる・適合する。ミシン目のあるストリ
ップ材料の用いるためのトラクター駆動システムは当該技術において知られてい
るが、ミシン目のあるストリップに合わせるためトラック駆動輪の正確な間隔取
り・スペーシング(spacing)が必要とされる。 摩擦駆動システムの1つの例が、特許出願第09/217,667号、名称“目
盛り定めと自動位置合わせの方法と摩擦駆動システム”、出願日1998年12
月21日に開示されている。これは本願と共有されており、その内容がここに組
み込まれた。印刷(Y)軸方向にお互いに対して間隔をおいて配置され印刷シー
ト16の位置合わせのために印刷シートの間隔をあけられた部分を別々に駆動す
る・押すために駆動される摩擦駆動輪が上記参照出願に開示されている。印刷シ
ート移動軸に沿って印刷シート16を移動させるための摩擦、グリットまたはグ
リッド装置の使用と特に上記参照出願に開示された装置と方法が本発明の範囲内
で考慮されている。 反射片362の助けをかりて印刷シート16のスキューを決定するエッジセンサ
360をプリントヘッドキャリッジ30が備えているという技術は上述されてい
る。しかしながら、光源が印刷(Y)軸方向に延びているピクセルアレイを含む
センサの上に設置されている方法と装置が上記参照出願にも開示されている。印
刷シート16の端部19を探知するために、上記センサがワーク表面と共に設け
られている。好ましくは、2つのセンサが用いられ、1つは駆動機構の前にもう
1つは駆動機構の後ろに配置される。上記参照出願に開示された技術と装置と同
様にそのようなセンサは本発明の範囲内にあるものと考えられる。 本発明にしたがうと、ルーラー・目盛り(ruler)を与えるための参照印・
しるしが印刷シート16に設けられ、クランプ対42または摩擦輪(frict
ion wheel)によって印刷シート並進移動(X)軸に沿って印刷シート
16が移動させられた距離をコントローラ22が追跡できるようにこのような印
を読み取るために配置されたセンサが与えられている。コントローラ22はセン
サに反応する。例えば、上記ルーラー・目盛りは、印刷シート16の裏面即ち、
ワーク表面の方を向いている側に印刷でき、ワーク表面と共に設けられた上述し
たピクセルアレイセンサのようなセンサによって読み取られる。フィールド交換可能感熱プリントヘッドアセンブリ 本発明にしたがうと、感熱プリントヘッド24は、感熱プリントヘッドキャリッ
ジ24の片持梁風アーム(cantilever arm)72に図19Aに示
された軟熱プリントヘッドアセンブリー400をかいして設けられている(図2
、4または5を参照)。図19Aを参照すると、感熱プリントヘッド24は感熱
プリントヘッド回路ボード403をプリントヘッドアセンブリー基部404に設
置するための設置ブロック402を含むことができる1つの接合箇所・接合部材
・カップリングジョイントがプリントヘッドアセンブリー400を、したがって
感熱プリントヘッド24を片持梁風アーム72を、図4Aに示される設置軸に沿
って設置する。好ましくは、接合部材は、トラニオン接合部材・トラニオンジョ
イントと、設置軸408(好適実施形態においては、トラニオン軸)に沿って延
びており片持ち梁風アーム72によって受けられるトラニオンピン(図示せず)
を収納するための開口を区画形成する基部404とである。なお、設置軸408
はおおまかに感熱プリント要素26のアレイが延びている方向に垂直であり、し
ただって印刷シート並進移動(X)軸に対しておよそ垂直である。単一の接合部
材を使用することは、そのフィールド(field)において感熱プリントヘッ
ド24の単純で簡単な取り外しと取り替えのために有効であり、より均一な感熱
プリント要素26による圧力を生み出すためにプリントヘッド24を旋回させる
ことを可能にする。 感熱プリントアセンブリー400は、熱を感熱プリントヘッド24に伝達するた
めの加熱要素412と冷却要素414も備えている。冷却要素414は、プリン
トヘッドアセンブリ基部404と共に設けられた冷却フィ133ンを備えること
ができる。冷却フィン133は図2と4Aにも示されており、感熱プリントヘッ
ドアセンブリ400が片持ち梁風アーム72に設置される場合、片持梁風アーム
72と共に設けられたブロワー・送風装置126によって送られてくる空気を受
ける。好ましくは、基部404は、加熱冷却要素と感熱プリント要素26との間
で熱の伝達を可能にするため熱伝達可能である。加熱要素412と冷却要素41
4は、感熱プリントヘッドの熱的管理特に感熱プリント要素26のアレイの熱的
管理を高めるために設けられる。幅広フォーマットの感熱式プリンタ10を始動
するとすぐに、感熱プリント要素のアレイは、多色グラフィック像が印刷シート
16に適切にプリントされるように、加熱要素412からの熱の伝達により暖め
られる。しかしながら、延長してプリントを行っている間は、感熱プリント要素
26から熱を取り除くことが有益である。したがってそのような熱の除去は冷却
要素414によって高められる。加熱要素412は、一般的にはプリントヘッド
アセンブリー基部404と共にしたがって感熱プリントヘッド24と感熱プリン
ト要素26と共に設けられた電力抵抗器である。 感熱プリントヘッド24は、印刷シート16にプリントするマルチカラーグラフ
ィック製品を表すデータを含むシグナル・信号を感熱プリントヘッドコネクター
416を介して受信する。当該技術で知られているように、感熱プリントヘッド
は一般的には、シグナル・信号に反応して感熱プリント要素26のアレイにエネ
ルギー・電圧を印加する前にこれらのシグナル・信号を調整する・条件づける駆
動電子機器を備える。例えば、上記駆動電子機器は、コネクター416から受け
取ったシグナルを別々のタイプのシグナルから単一の(single−ende
d)シグナル・信号に変換する。感熱プリントヘッド24は当該技術で知られて
いるように感熱プリント要素26のアレイにエネルギー・電圧を印加する電力供
給部828から電力を受け取る。本発明にしたがうと、半導体要素420は感熱
プリントヘッド24の特性に関するデータを記憶するために感熱プリントヘッド
24と共に設けられている。プリントヘッドアセンブリ基部404は、半導体要
素420を設置する半導体設置ボード422を設置している。コネクタ424は
幅広フォーマットの感熱式プリンタ10に関連した半導体要素420とコントロ
ーラ22の間で通信を可能にしている。図19Aに示される配置は例示的なもの
であり、当業者によって理解されるように本願の開示に関して、半導体要素42
0は感熱プリント回路ボード403上のように感熱プリント要素26のアレイに
隣接するように設けてもよいし、これの配置で電子機器と共に組み込まれてもよ
いしまたは、この配置以外の配置で電子機器と共に設けられてもよい。ここでは
、単語“プリントヘッドアセンブリ”は上述した説明を補助するために用いられ
ているが、当業者によって理解されるように、プリントヘッドアセンブリ400
は、上述した要素のすべてを含んでいる必要はない。 半導体要素420によって記憶されているプリントヘッドを特徴づけるデータは
、プリントヘッド要素の平均抵抗のような感熱プリント要素26の抵抗を表すデ
ータを含んでいる。この抵抗データは、様々な点において役に立つ。例えば、印
刷シート16上にマルチカラーグラフィック製品のプリントを適切に行うため、
感熱プリントヘッド要素26のアレイは選択的・別々にエネルギー・電圧印加さ
れる。一般的には、ピクセル・画素の色をドナーシートから印刷シート16に転
写するために選択された・所定の熱量が各要素において発生させるように、感熱
プリントヘッド要素はエネルギー・電圧印加される。もちろん、発生される熱量
は感熱プリント要素とこの要素の抵抗に与えられる電流(または、エネルギー・
電圧)に依存する。一般的には、感熱プリントヘッドの製造業者が感熱プリント
要素26のアレイを構成する感熱プリント要素のそれぞれの抵抗を製造業者が与
える特定の抵抗値よりもやや狭い範囲の許容限界値内に維持しておくことがより
重要である。このように、感熱プリント要素の平均抵抗値は変化し得る。半導体
要素420に記憶されたデータは、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10が他
のプリントヘッド24よりも高いまたは低い平均抵抗を持つ感熱プリントヘッド
24を自動的に補正・調整することを可能にする。したがって、感熱プリントヘ
ッドフィールドにおいて交換される時に、目盛り合わせ手順(calibrat
ion procedure)は必要でない。または、もし必要だとしても、よ
り簡単になり、かかる時間も少なくなり、幅広フォーマットの感熱式プリンタ1
0はより容易に再び使用状態に戻ることができる。 個々の感熱プリント要素の抵抗を、狭い許容限界値内例えば、1%以内に保持し
ておくことは、一般的には感熱プリントヘッド24の製造コストを増やし製造の
困難さを増すことになり、より広い範囲の許容限界値で製造されたものより弱い
タイプの感熱プリントヘッド24になり得る。しかしながら、本発明にしたがう
と、プリントヘッドを特徴づけるデータは、複数の選択された感熱プリント要素
の個々の抵抗値を含む。上記複数の選択された感熱プリント要素は、プリント時
に通常通りに使用される選択された複数の感熱プリント要素の個々の抵抗を持っ
ている。個々の要素の抵抗を表すデータは半導体要素420に記憶され、各個々
の抵抗はプリント時にこの要素にエネルギー・電圧を印加する時に考慮される。
したがって、感熱プリントヘッド24は、狭い範囲の許容限界値を生み出すため
に極端な・極度の測定を必要とせず、より安価な感熱プリントヘッドと使用にお
いてより確固とした・強いタイプのプリントヘッドが実現される。 本発明にしたがうと、半導体要素420に記憶されたデータは、感熱プリントヘ
ッド24またはプリンタの過去の使用を表すデータを含むことができる。 例えば、過去の使用データは次のことを表すデータを含むことができる。感熱プ
リントヘッド24を備えた幅広フォーマットの感熱式プリンタ10の総使用時間
。感熱プリントヘッドが印刷シート16に対してドナーシートを押圧しプリント
を行った総時間数。ドナーシートを印刷シート16に押圧してプリントを行って
いる間に感熱プリントヘッドが印刷(Y)軸に沿って移動した総距離。感熱プリ
ント要素にエネルギー・電圧を印加する時に感熱プリント要素に加えたエネルギ
ー・電圧。感熱プリント要素に伝えられたプリントパルス(即ち、エネルギー・
電圧パルス)の数に関する情報。 半導体要素420は、感熱プリント要素に伝達されるプリントパルスの数を追跡
しその数を半導体要素420のメモリに記憶させるためのプログラムが組み込ま
れたプロセッサを含むことができる。当該技術で知られているように、ほとんど
の場合2つ以上のパルスが感熱プリント要素に送られその要素でピクセル・画素
をプリントさせる。したがって、プログラムは感熱プリント要素のすべてに送ら
れたプリントパルスの総数の追跡を含むことができ、各ピクセル・画素の多色プ
リントの詳細について知るために上記総数に関する数を追跡することができる。
プリントヘッドアセンブリ400による蓄積された総プリント時間数は、感熱プ
リント要素26に送られたプリントパルスの数に関係している。感熱プリント要
素26のアレイに送られたプリントパルス数に関する知識とマルチカラーグラフ
ィック製品の解像度から、1インチあたりのドット(dots)と感熱プリント
ヘッド24の使用総時間数が、追跡プログラムまたは幅広フォーマットの感熱式
プリンタ10に関連したコントローラなどによって決定でき、半導体要素に記憶
される。 グラフィック技術において使用されるドナーシートと印刷シート16はたくさん
のタイプがある。感熱プリントヘッド24の消耗の度合いは、ドナーシートと印
刷シート16のこれらのタイプによって変化する。したがって、感熱プリントヘ
ッド24と共に使用される印刷シートとドナーシートのタイプが追跡でき、選択
されたドナーシートと印刷シートのプリントに費やされた時間を表すデータを含
むことができる。一般的に、コントローラ22はドナーシートの供給ロールと共
に設けられたメモリ要素300からドナーシートに特有なデータを読み取る。 上述したデータは多くの点で有益である。例えば、マルチカラーグラフィック製
品の質に関する問題を調査分析する点においてや、お客のクレームが保証の範囲
内であるかを判断する点や、適切な時期に行うサービスやメンテナンスの使用を
追跡する点などにおいてである。例えば、フィールドにおいて特定の感熱プリン
トヘッド24をテスト・検査する時、データが半導体要素420から読み取られ
る。感熱プリントヘッドアセンブリ400はプリンタから取り除くことができ、
抵抗プロフィール・抵抗特性データ(resistance profile)
即ち、平均抵抗またはプリントヘッド24の個々の感熱プリント要素の抵抗を半
導体要素420から読み取ることができる。記憶された特性データ(profi
le)はプリントヘッド24の製造時における感熱プリントヘッド24の抵抗に
一致しており、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10から取り除かれた時の感
熱プリントヘッドになされた実験検査結果と比較することができる。感熱プリン
ト要素のいくつかまたはすべてがそれらの抵抗値を変化させたという判断は、プ
リントヘッドの過剰負荷(over−stressing)即ち、過剰加熱(o
ver−heating)を示すことになる。感熱プリントヘッドは交換可能で
あり、または幅広フォーマットの感熱式プリンタ10に関連した・接続されたコ
ントローラ22に変化した感熱プリント要素を補正・調整してマルチカラーグラ
フィック製品のカラー面をプリントするよう指示できる。感熱プリントヘッド2
4の感熱プリント要素26は選択的にインクのようなドナー材料のピクセル・画
素をドナーシートから印刷シート16に転写することができる。一般的に、各感
熱プリント要素は単一の・一種類のピクセル・画素に対応している。プリントす
るマルチカラーグラフィック製品の性質によって、ある特定の感熱プリント要素
を比較的短い時間内に繰り返してエネルギー・電圧印加したり、繰り返してエネ
ルギー・電圧印加しないようにすることができる。さらに、過去の要素の使用に
よっては、ある特定の感熱プリント要素は比較的熱いまたは冷たい隣接している
感熱要素に囲まれることがあり得る。当該技術で知られているように、特定の感
熱プリント要素によってドナーシートに伝達される熱の量は、このように過去の
感熱プリント要素のエネルギー・電圧印加と隣接要素の関数として変化し得る。
もし同様のピクセル・画素をプリントする時に印加されるエネルギー・電圧の量
がピクセルごとに変化するならば、プリントの質は変わり得る。したがって、様
々なヒステリシスコントロール(hysteresis control)技術
において、プリントのために要素をエネルギー・電圧印加する時に過去の感熱プ
リント要素のエネルギー・電圧印加とその隣接要素を考慮することが知られてい
る。図19Bは、図19Aの19B−19B線に沿って得られる感熱プリントヘ
ッドアセンブリの図である。なお、感熱プリント要素26のアレイ・配列の端部
近くに位置する感熱プリント要素430は、感熱プリント要素26のアレイのよ
り中間近くに位置する要素432よりも隣接している要素の数が少ない。 本発明にしたがうと、感熱プリント要素26のアレイはプリント時において通常
は使用されない感熱要素26Aと26Bを備えることができる。即ち、プリント
スワス・プリントされる細長い面28のようなプリントスワス・プリントされる
細長い面は、プリント時において通常は使用されるプリントスワス・プリントさ
れる細長い面を定める破線の間にある感熱プリント要素によってプリントされる
。本発明にしたがうと、感熱プリント要素26のアレイの外側付近に位置する感
熱プリント要素430と中央付近に位置する感熱プリント要素432の間のプリ
ント差異を減らすために、プリント時において通常使用されない選択された感熱
プリント要素はエネルギー・電圧印加され隣接している要素に熱を与える。外側
の感熱プリント要素430のエネルギー・電圧印加の前またはその間またはその
両方において、加熱される感熱プリント要素26をエネルギー・電圧印加するこ
とができる。 さらに、ここで開示されたことに関して当業者に理解されるように、連続するプ
リントスワス・プリントされる細長い面・プリント域の適切な位置合わせ・位置
調整は、印刷(Y)軸に沿って走っており個々のプリントスワス・プリントされ
る細長い面がどこにあるのかを示すような継ぎ目・境界が眼に見えることを避け
たりこれを制限するうえで重要であり得る。そのような継ぎ目・境界はプリント
されるマルチカラーグラフィック製品の性質によって、より目に見えるようにな
ったり目に見えにくくなったりする。本発明の可動クランプ対42は、正確に繰
り返して印刷シート16を移動させて、プリント域・プリントスワス・プリント
される細長い面のずれを減少させる。印刷シート並進移動(X)軸に沿った印刷
シートの位置あわせ・位置調整のための開示された装置と方法は、プリントスワ
ス・プリントされる細長い面のいかなるずれ・曲がりを減少させる。例えば、見
識可能な上記継ぎ目・境界を減らすための1つの技術は、1つのカラー面・カラ
ー平面をプリントする時に使用されるプリントスワス・プリントされる細長い面
がもう1つのカラー面のプリント域・プリントスワス・プリントされる細長い面
を一緒に登録されないようにマルチカラーグラフィック製品のプリントを行うこ
とを含んでいる。このように、最初のカラー面における境界・継ぎ目は、他のカ
ラー面における境界・継ぎ目と印刷シート並進移動(X)軸に沿った位置に関し
て同一にならない。もう1つの有効な技術は、直線である・とぎれのない・連続
した境界端を持たない列・域・プリントされる細長い面をプリントすることであ
る。例えば、図1に示されたプリントスワス・プリントされる細長い面は連続し
た・とぎれのない境界端を持つ。プリントスワス・プリントされる細長い面の境
界端が鋸歯状やサインカーブのような蛇行した・曲線状の形を持つように、感熱
プリント要素26のアレイをエネルギー・電圧印加することができる。このよう
に、一連のプリントスワス・プリントされる細長い面はジグソーパズルの片のよ
うな端部を持つ。 本発明にしたがって実施されるもう一つの技術によると、感熱プリント要素のア
レイに沿った圧力の分配が修正・補正される。例えば、図19Bを参照して、ち
ょうどプリントスワス・プリントされる細長い面28をプリントして印刷シート
材料16にインク435がわずかに堆積され盛り上がった範囲ができた直後に感
熱プリントヘッド24がプリントスワス・プリントされる細長い面28をプリン
トしようとしているところを考えてみる。感熱プリント要素26Aは通常は使用
されないがインク435の盛り上がった部分に接触している。 感熱プリント要素26のアレイと印刷シート材料16の間の接触と圧力は感熱プ
リント要素26のアレイの長さにわたって一様でない。したがって、図19Aと
19Bに示されるように詰め木・詰め金・シム(shims)437を感熱プリ
ントヘッド24の積載ブロック402に配置することができる。一般的に、これ
ら詰め木・詰め金・シム(shims)の厚さは、およそ1インチの千分の一で
ある。そのような詰め木・詰め金・シム(shims)の使用によってプリント
されるマルチカラーグラフィック製品の質を向上されてきた。ドナーシートの節約 本発明は、印刷シート16にマルチカラーグラフィック製品をプリントすること
における経済性と効率を供給することに向けられているたくさんの特徴を含んで
いる。当該技術において、ドナーシートの費用が一般的に高いことが知られてい
る。したがって、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10の操作者が大口で・大
量に購入できるという経済的な利点を実現するために、ドナーシートアセンブリ
228が例えば500メートルの長さのドナーシート229を備える。さらに、
メモリ要素300は、供給コアボディ230に残っている使用されていないドナ
ーシートの長さを表すデータを含むことができる。したがって、ある特定のジョ
ブが始まる前に、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10に関連したコントロー
ラ22はある特定のカラー面・カラー平面の完全にプリントするのに供給コアボ
ディ230に残っている使用されていないドナーシートの長さが十分であるかど
うかを判断することができる。予期せず、プリントの最中にドナーシートが切れ
てしまうことは、従来のプリンタに関する知られた問題であり、一般的にマルチ
カラーグラフィック製品を台無しにし、そのマルチカラーグラフィック製品のカ
ラー面のプリントに使用されてしまったドナーシートを無駄にする。この問題は
、本発明の技術と装置を用いて回避することができる。 本発明にしたがうと、さらなる方法と装置がプリント最中にドナーシートを節約
することや、印刷シート16にある特定のマルチカラーグラフィック製品をプリ
ントするのに必要とされる時間を減らすことに向けられている。この装置と方法
は幅広フォーマットの感熱式プリンタ10に関連したコントローラ22に実行さ
れるプログラムに関係する。X軸節約、Y軸節約、ノックアウト・締め出し節約
や時間節約が以下に述べられる。 図20はY軸節約を示している。参照符号450に示されるように、字句“MA
XX”をプリントすることを考える。個々の文字は、参照符号452Aから45
2Dによって示されている。単純のため、字句“MAXX”の高さが1つのプリ
ントスワス・プリントされる細長い面にプリントされる場合を考える。感熱プリ
ントヘッド24は、印刷(Y)軸に沿って移動しながら、ドナーシート153を
印刷シート16に対して押し感熱プリント要素26のアレイに選択的にエネルギ
ー・電圧印加することによって字句450をプリントする。ドナーシート153
を印刷シートにおしながらの感熱プリントヘッドの移動は、感熱プリントヘッド
24の通過によってドナーシートが引かれてしまうことになる。参照符号454
は、字句450の個々の文字452Aから452Dをプリントするために感熱プ
リントヘッドが下降されたままの(Y)軸に沿っての移動を示している。本発明
にしたがうと、それぞれの文字452Aから452Dのような対象・オブジェク
トが少なくとも所定の長さだけ印刷(Y)軸の方向に離れている場合、ドナーシ
ート153が感熱プリントヘッド24の通過で引かれずにピクセル・画素が全く
プリントされないように、感熱プリントヘッド24がプリント対象・オブジェク
トのあいだにおいて持ち上げられる・上昇させられている。参照符号456は、
感熱プリントヘッドが印刷シート16から離されるよう持ち上げられたまま、(
Y)軸に沿っての移動を示している。 幅広フォーマットの感熱式プリンタ10に関連したコントローラ22がら指示・
命令がなされるとすぐに、ピボットアクチュエータ74は片持梁風アームを上方
に移動させることによって感熱プリントヘッド24を持ち上げる。 図21Aから21Bは、(X)軸節約と呼ばれる技術の使用を示している。 図21Aを参照して、上部474Aと下部474Bを持つびっくりマーク474
をプリントする場合を考える。印刷シート16は参照符号470によって示され
る方向に移動させられる。マルチカラーグラフィック製品をプリントする1つの
技術によると、カラー面の各々は複数のプリントスワス・プリントされる細長い
面に分割され、各々は印刷シート並進移動(X)軸に沿って感熱プリント要素2
6のアレイのプリント幅と実質的に等しい列・域・プリントされる細長い面(s
wath)を持ち、印刷シート16は、各プリントスワス・プリントされる細長
い面をプリントした後、上記列・域・プリントされる細長い面(swath)の
幅と等しい距離だけ移動させられる。そのような技術は、びっくりマークが図2
1Aに示されるようにプリントされることになる。即ち、3つのプリントスワス
・プリントされる細長い面28Aと28Bと28Cということになる。びっくり
マーク474をプリントする時、プリントヘッドは参照符号476で示される(
Y)軸方向に沿った距離の間、下降させられている。しかしながら、参照符号4
78Aで示される陰のある部分は、感熱式プリントヘッドの通過で引かれる部分
であるが、プリントには使用されない・プリントされない。部分478は単に無
駄である。もちろん、いくつかの無駄は不可避である。しかしながら、印刷シー
ト16を印刷シート移動軸に沿って所定の距離480だけ移動させることによっ
て、より少ないプリントスワス・プリントされる細長い面でびっくりマーク47
4をプリントすることが可能である。 例えば、図21Bに示されるように、参照符号478Bによって示されるドナー
シートの消費部分が参照符号474Aによって示される消費部分よりも少なくな
る方法で、びっくりマーク474は2つのプリントスワス・プリントされる細長
い面においてプリントされてもよい。一般的に(X)軸節約は、プリントスワス
・プリントされる細長い面の数を減らして与えられたカラー面の部分をプリント
するために列・域・プリントされる細長い面の幅の整数倍以外の所定の距離だけ
印刷シートを移動させることを含んでいる。 本発明はまた上でノックアウト・締め出し節約と呼ばれた技術を実行する方法と
装置を含む。図22Aに描写されているような2つの黄色の旗印・バナー(ba
nner)を考える。また、図22Bに示され参照符号500によって示される
ように、字句“MAXX”も考える。グラフィックデザイナーは、字句が黄色の
旗印の上に重なる場合に、例えば、もし字句が黒でプリントされるならば字句は
黄色の旗印をノックアウト・締め出し・上塗りできるように黄色の旗印の上に字
句450を置くことを望むかもしれない。例えば、図22Cを参照して、参照符
号452Bによって示される文字“A”は、参照符号452Aで示される文字“ M”と同様に、左の黄色い旗印502Aの一部をノックアウト・締め出し・上塗 りする。これら2つのノックアウト・締め出し・上塗りされた部分は図22Dに 示され、それぞれ参照符号506と508によって指示されている。幅広フォー マットの感熱式プリンタ10は別々のカラー面のプリントを行うので、黄色のカ ラー面をプリントする時、適切な指示・命令が与えられなければ、プリンタ10 は単純に黄色の旗印502Aと502Bのすべてをプリントし、その後黒のカラ ー面をプリントする時、黒の字句“MAXX”と共にその黄色上にもプリントを 行う。しかしながら、本発明にしたがうと、図22Dの参照符号506と508 で示される部分のような黄色の旗印の上塗り・重なる部分が決められ、プリンタ 10は508と506のような重なる部分のプリントを行わない。 また、本発明は印刷シート16にマルチカラーグラフィック製品をプリントする
のに必要とされる時間を減らすための方法と装置も含む。例えば、図23を参照
して、びっくりマーク474が最初のカラー面での最後のプリント対象・オブジ
ェクトであり、それが2つのプリントスワス・プリントされる細長い面28Cと
28Dでプリントされる場合を考える。また、次に・二番目にプリントされるカ
ラー面が5つの矩形ブロック512Aから512Eからなる緑のカラー面である
場合を考える。感熱プリントヘッド24は、プリントスワス・プリントされる細
長い面28のプリントで最初のカラー面のプリントを終わらせる。 緑のカラー面は、参照符号518で示されるように、参照符号518によって示
されるニアエンド(near end)と参照符号516によって示されるファ
ーエンド(far end)を持っていると考える。幅広フォーマットの感熱式
プリンタ10は、参照符号520と522によって示されるように印刷シート1
6を移動させることによってニアエンドに近い対象・オブジェクトを最初にプリ
ントするように緑のカラー面をプリントすることができる。または代わりに、幅
広フォーマットの感熱式プリンタ10は、ニアエンド518により近い対象・オ
ブジェクトが最初にプリントされるように参照符号524と526によって示さ れるように印刷シート16を移動させることができる。図23を見るとわかるよ うに、ニアエンド518により近い対象・オブジェクトを最初にプリントするこ とによって対象・オブジェクトをプリントする場合、印刷シート16が移動させ られる総距離は、ファーエンド516により近い対象・オブジェクトを最初にプ リントする場合に比べてより少なくなる。印刷シート16をより短い距離を移動 させることは、マルチカラーグラフィック製品をプリントする時間を減少させる ことになる。本発明の幅広フォーマットの感熱式プリンタ10は印刷シート並進 移動(X)軸に沿ったどちらの方向にもプリントを実行できるので、プリント技 術者は、一連のカラー面がプリントされる時、簡単にプリント方向を変えること ができる。しかしながら、図23に示されるように、上記次の・二番目のカラー 面のニアエンドにより近い対象・オブジェクトを二番目のカラー面のファーエン ドにより近い対象・オブジェクトの前にプリントする方法でプリントを行う一番 目のカラー面を二番目のカラー面よりも最初に終わらせ印刷シートを移動させる ようにプリントヘッドの位置決めを評価・考慮することはより効果的である。こ れは、同じ方向に一連のカラー面をプリントすることに関連して得る。なお、単 一のカラー面をプリントすることは、印刷シート並進移動(X)軸に沿って両方 向に移動しながら単一のカラー面をプリントすることを必要とし得る。マルチカ ラーグラフィック製品を印刷シート16にプリントする前に、このグラフィック を表す機械読み取り可能なデータファイルが作られる。一般的に、コンピュータ ワークステーションを使用するグラフィックアーティストは、キーボードと、マ ウスやライトペン(light pen)などのポイント/セレクトデバイスを 使ってインプットを行い、ワークステーションのスクリーン上にマルチカラーグ ラフィック製品を表す像を生成する。ワークステーションは、ワークステーショ ンに関連した・接続された(associated)メモリに多色グラフィック 像を表す1つまたはそれ以上のデータファイルを記憶する。グラフィックアーテ ィストはビットマップ像とテキストと幾何学的な形を他のオブジェクトと共に最 終的なマルチカラーグラフィック製品に組み込み、どんな順番であるにしろこれ らのオブジェクトをワークステーションに入力する。ワークステーションに作ら れた多色グラフィック像を表すファイルはここでは“プロットファイル”または “ジョブファイル”と呼ばれる。本発明にしたがうと、プロットファイルは処理 されて個々のカラー面データが識別・選別・抽出され、図20から23に示され たドナーシートに時間の節約技術を使用するマルチカラーグラフィック製品を幅 広フォーマットの感熱式プリンタ10にプリントさせるように指示・命令させる ために、マルチカラーグラフィック製品の像を表すデータを適合する形式にする 。 したがって、図20から23に示された上記技術が本発明のコントローラ22に
関連した適切なソフトウェアとハードウェアとファームウェアによって実施され
る。上記技術は、一般的にジョブファイルのような多色ファイルを表すデータの
処理に関連している。以下に述べられることは、図20から23に示されたよう
なX軸節約とY軸節約とノックアウト・締め出し・上塗り節約と時間節約を達成
させるためのフローチャートの形で説明されるプロセス技術の好適実施例である
。ここで開示されることを考えて、当業者は、幅広フォーマットの感熱式プリン
タ10に関連したコントローラにプログラムを供給でき、または/かつ機能的に
上記の節約技術を機能的に達成するために適切なファームウェアやハードウェア
を供給することができる。 図24から26は、本発明の幅広フォーマットの感熱式プリンタ10が図20か
ら23に示された節約技術にしたがって、マルチカラーグラフィック製品をプリ
ントをプリントできるようにマルチカラーグラフィック製品を表す処理データを
示すフローチャートである。 図27Aから27Iは、図24から26において示されることと関係するように
考慮されている。図27Aから27Iの各々は、印刷シート移動(X)方向プリ
ント(Y)方向を示す座標軸を含んでいる。図27Aを参照して、印刷シート1
6にプリントされるマルチカラーグラフィック製品が、2回プリントされる単語
“TEXT”からなる場合を考える。参照符号552Aから552Fによって表
される文字が、一番目のカラーでプリントされて、参照符号554Aと554B
によって表される文字“X”と“Y”がそれぞれ二番目のカラーでプリントされ
る。552と554の各文字は、オブジェクトをどんな順番にしろプロットファ
イルに自身が入力したかもしれないグラフィックアーティストによって作られた
プロットファイルにおけるオブジェクトである。簡単のために、図27Aに示さ
れたすべてのオブジェクトはテキストキャラクター(textual char
acter)であり、一般的には幾何学的形状をしている。図24から26のフ
ローチャートに示されるデータプロセスステップは各カラー面に関して行われる
。一般的には、カラー面をプリントする順番はマルチカラーグラフィック製品の
性質によって予め決められる。本発明の幅広フォーマットの感熱式プリンタ10
によってプリントされる典型的なマルチカラーグラフィック製品は、減色法CM
YKプロセスカラー(subtractive CMYK process c
olors)のようなプロセスカラー(process colors)を含む
。さらに、ある特定のジョブに特有であり一般的にはプロセスカラーの組合せで
は十分に描くことのできないスポットカラー(spot colors)は、望
ましいスポットカラーのドナーシートを用いてプリントされる。CMYKプロセ
スカラーは好ましくは所定の順番でプリントされることが当該技術において知ら
れている。したがって、マルチカラーグラフィック製品は、熟慮されたオーバー
プリント・刷り重ね(overprints)を含み得る。 図24Aの参照符号558Aと558Eは、プリントされるカラー面と同じ カラーであるオブジェクトを分類する・区別するためにジョブファイルが読み 取られるというデータプロセスステップを示している。このプリントされるカ ラー面を持っている各オブジェクトに関して、そのオブジェクトの周りに境界 矩形が作られる。例えば、プリントされるこのカラー面が、図27Aのオブジ ェクト552AからFに一致していると仮定する。図27Bの参照符号558 によって示されるルーチン・手順で図27Bの境界矩形562Aから562F が作成される。なお、オブジェクト554Aとオブジェクト554Bは境界矩 形を受けない。なぜなら、それらはこのカラー面でプリントされるカラーを含 んでいないからである。一般的にオブジェクトは形やビットマップ(bitm aps)である。ビットマップは独自の境界矩形を受ける。 プリントされるカラー面のカラーを持つオブジェクトを選別・識別するため にジョブファイルが読み取られ境界矩形が各オブジェクトの周りに書かれた後 、機能ブロック564に示されるように境界矩形は印刷シート並進移動(X) 軸に沿って左から右に区分・整理される。例えば、図27Bに示されるような 各境界矩形562AからFは、これに関連したXとY座標を持つようにしても よい。例えば各境界矩形の左下の隅・角に対応するようなXとY座標である。 機能ブロック564にしたがうと、大きいX座標を持つ境界矩形よりも小さい X座標を持つ境界矩形のほうが先にリストに配列するように、境界矩形が区分 される。次に、機能ブロック566に示されるようにプリントスライスが境界 矩形から作成される。ここでは、言葉“プリントスライス”は単純にカラー面 の矩形部分のことをいっている。最初に、プリントスライスと境界矩形の間に 一対一の対応がある。即ち、各プリントスライスは1つの境界矩形になる。機 能ブロック568に進むと、X軸に沿ってお互いに所定の距離内にあるプリン トスライスが結合される。図24Bはプリントスライスを結合する好適技術を おおまかに示すブロック図である。機能ブロック570Aによって示されるよ うに、変化したスライス・スライス変化が定義され“真”として設定される。 決定ブロック570Bにおいて、スライスの変化が見積もられる。もしスライ ス変化が正しいならば、“はい”の道順をたどり機能ブロック570Cに至る 。ここでスライス変化が“偽”になり、機能ブロック570Dに進み、機能ブ ロック564と566で作成されたスライスのリストから現在のスライスが一 番目のスライスに選択される。決定ブロック570Eにおいて、処理されるリ ストにスライスが残っているかどうかが判断され、もしそのリストが以下で述 べられるように考慮すべきスライスを含んでいるならば、決定ブロック570 Bに戻る。決定ブロック570Fに進むと、隣接スライスが比較されてそれら がX軸に沿ってお互いに所定の距離内にあるかどうかが判断される。もしスラ イスどうしが近くにあるならば即ち、所定の距離よりも小さい距離内なあるな らば、それらは結合されて1つの新しいスライスになる。例えば図27Bにお いて、矩形ボックスは今、別個のスライスである。これらは非常に近接してい るので、事実上重なるので、結合されて図27Cの新しい結合スライス580 になる。 図24Bの機能ブロック570Hと570Iにおいて、スライスの数が減り 、スライスの変化が“真”に設定される。決定ブロック570Eに戻り、上記 手順が繰り返される。図27Dは再び570Eから570Iまでの処理の結果 を示している。上記の新しい結合スライス580が以前の矩形スライス562 Cである次の最も近くにあるスライスと比較されている。したがって、図27 Dに示されるようにこれら2つは結合され新たなスライス582が形成されて いる。これは次に以前の矩形ボックス562Dと結合して図27Eに示される ような結合スライス584を形成する。なお、ブロック図570に示される結 合プリントスライス技術は、スライスの全リストにわたって行われスライスの 変化が無くなるまで続けられる。例えば、スライスの変化が起こる時はいつで もスライスの変化は“真”に設定され、枝分かれしないで決定ブロック570 Eから570Bをたどった後、ブロック570Eから570Iの手順が再びた どられる。このプロセスは、スライスの全リストにわたって行われ、スライス の変化が無くなるまで続けられる。この時点で、参照符号570Kで示される ように結合スライス手順570が終了する。 図24Aを再び参照すると、機能ブロック568から機能ブロック572に 進み、ここではX軸に沿った大きさである各スライスの幅が増加させられてプ リントの即ち列・域・プリントされる細長い面(swath)の幅の整数倍に なる。Xの増加はカラー面の中央に向いている。例えば、図27Fを参照する と、X軸に沿ったスライスの幅588がプリントヘッドの幅の整数倍に一致す るように、スライス584の右側の境界585が586に延長させられる。プ リント幅は、一般的にはおよそ4インチである。 図24Aに戻ると、必要に応じて各スライスの幅を増加させてプリント幅の 整数倍にした後、機能ブロック576によって示されるように図24Bの結合 スライス手順570が再び実行される。例えば、図27Fの参照符号586に よって示される境界を持つ新しいスライス584は、今や図27Fの1つのス ライスとして考えられている矩形ボックス562Eに非常に近接している。し たがって、図27Gに示されるように再び結合プリントスライスフローチャー ト570を行うと図27Gに示されているような1つの新しいスライス586 が生成される。終了ブロック570Kに達するまで結合スライスフローチャー トがたどられる。図24Aに示されたブロック図によって、プリントされるカ ラーのカラー面が、上で述べたようにカラー面の矩形部分である選択された数 のプリントプライスという結果に至る。図24Aと25Bを参照すると、参照 符号は556は上述した図24Aと24Bのプリントスライスの生成に関連し ている。 図25Aの機能ブロック594に進むと、カラー面のプリント時における印 刷シート移動軸に沿った印刷シートの移動の方向が決定される。この方向は図 23に示されるように決定される。即ち、機能ブロック564で作成された左 から右のリストが調べられ、カラー面のより近い端部を決定するために感熱プ リントヘッドの知られた現在の位置と比較される。最も近い端部から最も遠い 端部へとカラー面がプリントされるように、印刷シート16の移動方向が選択 される。選択された方向によって、参照符号596と600によって示される ように、最後のプリントスライスか最初のプリントスライスかのどちらかが現 時点の(current)プリントスライスとされる。 もしこのカラー面で処理すべきプリントスライスが残っていなければ、決定 ブロック602によって、決定ブロック604に示される終了状態に至る。次 に、機能ブロック606によって示されるように、上記現時点のプリントスラ イスの位置を始点として感熱プリントヘッド24が移動・配置・位置させられ る。機能ブロック608に進むと、プリントスライスは感熱プリントヘッド2 4の上述したプリント幅に等しい幅のプリントスワス・プリントされる細長い 面にさらに分けられる。図27Hを参照すると、プリントスライス586は今 やプリントスワス28Aと28Bと28Cに分割されており、プリントスライ スである矩形ボックス562Fは、プリントスワス・プリントされる細長い面 28Dに区分されている。機能ブロック610に進むと、最初のプリントスワ ス・プリントされる細長い面が現時点のプリントスワス・プリントされる細長 い面として設定される。参照符号612によって示されるように、円で囲まれ ている“A”を指しているが、プロセスの残りが図25Bに示されている。 図25Bを参照すると、決定ブロック614で処理されるべきプリントスワ ス・プリントされる細長い面が残っているかどうかがチェックされる。もし答 えが“いいえ”ならば、図25Aと25Bの円で囲まれた“C”を指している 参照符号616は、他のプリントスライスをプリントするために図25Aの決 定ブロック602に戻ることを示している。上述したように、もし他のプリン トスライスがなければ、決定ブロック602はブロック604で示されるよう に終了に至る。 しかしながら、プリントスワス・プリントされる細長い面のプリントは述べ られていない。図25Bに戻ると、ブロック618に示されているように、プ リントスワス・プリントされる細長い面の長さと幅とに同等のメモリ範囲が、 コントローラに関連したメモリに蓄えられる。これは、ひとつずつのマッピィ ング(maping)である。即ち、メモリ範囲は上記プリントスワス・プリ ントされる細長い面内にプリントできる各ピクセル・画素のための1つのメモ リ位置を含んでいる。次に、機能ブロック620に示されるように、プリント ジョブ即ち、グラフィックアーティストに作成されたファイルが再び検査され る。オブジェクトがこのカラー面でプリントされるカラーを持っているかと、 オブジェクトが現時点のプリントスワス・プリントされる細長い面内にあるか とを判断するために、プリントジョブファイルの各オブジェクトが検査される 。最初に、機能ブロック620によって示されるように、プリントジョブファ イルの最初のオブジェクトが現時点のオブジェクト(current obj ect)になる。決定ブロック622によって、処理すべきさらなるオブジェ クトが存在するかがチェックされる。決定ブロック624に進むと、もしオブ ジェクトがプリントされようとしているカラー面と同じ色でありかつオブジェ クトが現時点のプリントスワス・プリントされる細長い面内にあるならば、オ ブジェクトがメモリ範囲内に入れられる。即ちバイナリ−“1”が印刷シート 16にプリントされるべき色であるピクセル・画素に対応する位置にあるメモ リ範囲に挿入される。 決定ブロック624において、現時点のオブジェクトがプリントされるカラ ー面を含んでいないと判断されたと仮定する。決定ブロック624から“いい え”の方をたどると、決定ブロック630において現時点のオブジェクトが慎 重さを要するオーバープリントであるがどうか即ち、特別な効果を達成させる ためにオブジェクトが慎重にプリントされるべきかがチェックされる。もしオ ーバープリントであるならば、決定ブロック630から“はい”によって示さ れるように、決定ブロック628は次のオブジェクトを現時点のオブジェクト にする。しかしながら、もし現時点のオブジェクトが慎重さを要するオーバー プリントでないならば、現時点のオブジェクトがプリントされるカラー面のカ ラーを含んでおりメモリ範囲のオブジェクトに関して“ホール(hole)” がノックアウトされる。即ち、現時点のオブジェクトに対応する位置にある“ 1”が“0”に変わる。これは図22Dに示されたノックアウト節約に対応す る。プリントジョブファイルのすべてのオブジェクトが処理された後、決定ブ ロック622の方をたどり、参照符号640に示される円で囲まれた“B”に 至る。 図25Cを参照して、さらなるプロセスが以下に述べられる。決定ブロック 642に示されるように、機能ブロック618で作成されたメモリ範囲が空で あるかどうかが判断される。もしメモリ範囲が空であるならば、現時点のプリ ントスワス・プリントされる細長い面にプリントされるべきオブジェクトが存 在しない。例えば、上記列・域・プリントされる細長い面のプリントされたオ ブジェクトのすべてがノックアウトされていてよい。もしメモリ範囲が空であ るならば、決定ブロック642の“はい”の方をたどり、機能ブロック744 に至る。ここで、印刷シート16がプリントスワス・プリントされる細長い面 28Aを通過するように移動させられる。その後、参照符号612と円で囲ま れた“A”で示されるように、図25Bの参照符号612に指示されるように 、次のプリントスワス・プリントされる細長い面がプリントされる。 代わりにもし決定ブロック642においてメモリ範囲が空でないと判断され るならば、機能ブロックは、図20に描かれているようにプリントヘッドを持 ち上げることに対応するY軸節約を実行する。プリントスワス・プリントされ る細長い面は連続的なピクセル・画素の列からなっている。ここでは、この列 は印刷シート並進移動(X)軸に沿った方向に延びており、各ピクセル・画素 は感熱プリント要素26のアレイの1つの感熱プリント要素に対応している。 基本的に、並んでいるすべてのピクセル・画素プリントがブランクかどうか・ プリントされないかどうかを判断するためにまた連続したブランク列・プリン トされない列が存在するかどうかを判断するために、列・域・プリントされる 細長い面内の各列のピクセル・画素が検査される。連続したブランクの列の数 がカウントされ、もし連続したブランクの列の数が敷居値・制限数よりも多い ならば、プリントスワス・プリントされる細長い面はさらに分割される。ここ で、感熱プリントヘッド24はさらに分割された列・域・プリントされる細長 い面のあいだで持ち上げられる。この手順は以下で詳述される。 図26はY軸ドナーシート節約を示すフォローチャートであり、図27Iと 関連している。図26の機能ブロック647で始めると、変動する“ブランク 列探知”が“真”に設定される。その後、機能ブロック648においてブラン ク列の数が“0”に設定される。機能ブロック650に進むと、現在の・現時 点の列が一番目の列の列・域・プリントされる細長い面28Aとして設定され る。ピクセル・画素の一番目の列は図27Iの参照符号651によって示され ており、個々のピクセル・画素は参照符号657によって示されている。簡単 のため、個々のピクセル・画素は例として実際に示されているよりもずっと多 い。(一般的には、プリントスワス・プリントされる細長い面の幅は4インチ であり、1インチあたり300ドットの解像度では、列・域・プリントされる 細長い面の幅の間に1200のピクセル・画素がある。) 再び図26のフローチャートに戻ると、決定ブロック660によって、処理 する列・域・プリントされる細長い面の中により多くの列が存在するかどうか がチェックされる。この時点では、変動する“ブランク列探知”は“真”であ り機能ブロック647において設定されたものである。即ちリセットされてい ないものである。したがって、“はい”の方に進んで決定ブロック666に至 り、列651がブランクであるかどうか判断するために現在の列の各ピクセル ・画素が検査される。したがって決定ブロック666から“はい”の方に進ん で機能ブロック668に至ると、ブランク列の数が増加させられる。決定ブロ ック670の進むと、ブランク列の数が限界値と比較させられる。この例の目 的のためにこの限界値が6つのブランク列であるとする。 ブロック660、664、666、6668、670と672を繰り返すこ とによって、6つのブランク列がカウントされる。ブランク列の数が6を超え ていないので、決定ブロック670から“いいえ”の方へと進められ、再び決 定ブロック660、664などに至る。この手順は、図27Iのスライス28 Aに示されたすべての6つの列がカウントされるまで決定ブロックと機能ブロ ックを通して続けられる。ついに7番目の列を処理する時に、決定ブロック6 66によって列がブランクでないと判断され、“いいえ”の方をたどり機能ブ ロック680に至る。ブランク列の数をリセットする。機能ブロック672に したがって次の列が現在の列とされ、上述したプロセスが繰り返される。 図27Iの列680から688の検査を考える。この例では、図26のフロ ーチャートによって表現されるプログラムによってブランク列の数が限界値を 超えていると判断される。したがって、図27Iの列687(7番目の列)を 検査する時、決定ブロック670によってブランク列の数が限界値の6よりも 多いことが決定される。そして、“はい”の方に進んで機能ブロック671に 至る。列・域・プリントされる細長い面28Aの“T”をプリントした後、感 熱プリントヘッドが持ち上げられるようにさらに小さくなった(再分割された )列・域・プリントされる細長い面がつくられる。機能ブロック692に至る と、変動する“ブランク列探知”が“偽”と設定され、機能ブロック672に よって次の列が現在の列と見なされる。基本的にはこの時点で、感熱プリント ヘッド24が再びおろされる時を判断するために、ブランク列のカウントは続 けられる。変動する“ブランク列探知”は“偽”であるので、決定ブロック6 64に達した時、“いいえ”の方がたどられ、現在の列がブランクかどうかを 判断する決定ブロック694に至る。もし現在のブロックがブランクであるな らば、機能ブロック672において、次の列が現在の列として設定される。し かしながら、ついに列696を検査した後、次の列がプリントされるべきピク セル・画素を含んでいることが探知される。決定ブロック694から“いいえ ”の方をたどられ、機能ブロック700において示されるように、ブランク列 の数が“0”に設定される。機能ブロック702に進むと、変動する“ブラン ク列探知”が“真”に設定され、列・域・プリントされる細長い面のすべての 列が検査されるまで上述した手順が繰り返される。プリントスワス・プリント される細長い面28Aの例では、2つの再分された列・域・プリントされる細 長い面が図27Jに示されるように作成される。 図25Cを参照すると、機能ブロック646のプリントY軸ドナーシート節 約を実行した後、機能ブロック712によって示されるように、一番目のさら に小さくなった(再分割された)列・域・プリントされる細長い面が現在の列 ・域・プリントされる細長い面と見なされる。決定ブロック714に進むと、 さらなる処理すべきさらに小さくなった(再分割された)列・域・プリントさ れる細長い面があるかどうかがチェックされる。機能ブロック716に進むと 、感熱プリントヘッド24が、図27Jの参照符号718によって示される位 置に一致するこのさらに小さくなった(再分割された)列・域・プリントされ る細長い面の位置の始めまで印刷(Y)軸に沿って移動させられる。機能ブロ ック720に進むと、図27Jの再分割された(さらに小さくなった)列・域 ・プリントされる細長い面690が感熱プリントヘッド24を印刷(Y)軸に 沿って移動させることによってプリントされる。感熱プリントヘッド24は、 参照符号722によって示されるプリントスワス・プリントされる細長い面の 端部において持ち上げられる。図25Cと戻る経路724によって示されるよ うに、次のさらに再分割された列・域・プリントされる細長い面がプリントさ れる。次に決定ブロック714の“いいえ”の方をたどると、機能ブロック7 44に至り、ここで印刷シート16を印刷シート並進移動(X)軸に沿ってプ リントスワス・プリントされる細長い面28Aを通り過ぎるように次のプリン トスワス・プリントされる細長い面28Bまで移動させる。円で囲まれた“A ”を指している参照符号612によって示されるように、図25Bの一番上に 戻り、残りのプリントスワス・プリントされる細長い面が処理され、上で述べ られた手順がカラー面の各プリントスワス・プリントされる細長い面に関して 繰り返される。図24から26のフローチャートは、マルチカラーグラフィッ ク製品のカラー面に関して繰り返される。図27Jは、上記のフローチャート で詳述されたような手順によって、プリントスワス・プリントされる細長い面 28Bと28Cと28Dを分割してそれぞれさらに小さくなった(再分割され た)列・域・プリントされる細長い面750から754と756と758にす る。張力制御 ドナーシート部分153A(図12を参照)に加えられる張力の適切な制御 はドナーシート16上に質の高いマルチカラーグラフィック製品をプリントす るのを保証する手助けとなる。当業者によって理解されるように、ドナーシー ト部分153Aに加えられる張力は、一般的にはプリントで使用されるドナー シートの特定タイプの特性についての関数として変化する。本発明にしたがう と、カセット受け部96のドナーシートカセット32に積載する前に、ドナー シートの特徴を表すデータは供給コアボディ230によって設置されているメ モリ要素300から読み取ることができ、望ましい張力がコントローラ22に よって読み取られたデータの関数として決定される。または、望ましい張力は 一定であると仮定・設定できる。即ち、張力がすべてのドナーシートに関して 同じに仮定・設定できる。この仮定・設定はしばしば正しいとみなされる。 選択的に巻き取りモータ104と磁気ブレーキ110にエネルギー・電圧印 加することで望ましい張力がドナーシートに加えられる。当該技術で知られて いるように、供給コアボディに巻かれたある長さのドナーシート229の半径 (即ち、ドナーシートの供給ロールの半径)と巻き取りコアボディ235の周 りに巻かれたドナーシートの半径(即ち、巻き取りロールの半径)とは、決定 される必要があり、巻き取りモータ104と磁気ブレーキ110の適切なエネ ルギー・電圧印加を決定するために考慮される必要がある。 コアボディの半径とドナーシートの厚さの知識から、供給コアボディ230 に巻かれた長さの分かっている・既知のドナーシートの全体の半径を決定する ことが当該技術において知られている。これに関しては、例えば、1994年 8月2日に発行された米国特許第5,333,960号があり、ここに組み込 まれた。しかしながら、本発明にしたがうと、コアボディに巻かれたドナーシ ートの残りの長さの全体の半径を決定するのに、ドナーシートの厚さを知る必 要はない。本発明にしたがうと、感熱プリントヘッド24がドナーシートを印 刷シート16に対して押している状態で感熱プリントヘッドが印刷(Y)軸に 沿って移動した距離を追跡することによって、コントローラ22は使用された ドナーシートの長さ即ち、感熱プリントヘッドを通過して移動させられた長さ を追跡して導き出すことができる。供給ロールに残っているドナーシートの長 さは、供給コアボディにもともと巻かれた長さから上述の追跡された使用ずみ の長さを引いたものとして決定される。巻き取りコアボディに巻かれたドナー シートの長さは、上述の追跡された長さに等しい。または、巻き取りコアボデ ィに巻かれたドナーシートの長さは、もともと供給コアボディに巻かれた長さ から供給コアボディに残っている長さを引いた長さに等しい。 本発明にしたがうと、ドナーシートの供給ロールの半径は、メモリ要素30 0から読み取られたデータに反応して決定することができる。例えば、コント ローラ22は次のものを表すデータから供給ロールの現時点の半径を見積もる ことができる。1)供給コアボディのドナーシートの残りの長さ。2)供給コ アボディ230に巻かれたドナーシートの分かっている・既知の長さ。3)分 かっている・既知の長さが供給コアボディに巻かれた場合の供給ロールの半径 。4)コア管状体の半径。一般的に項目1)から3)はメモリ要素300から 読み取られる。項目4)は固定値でありコントローラ22に関連したメモリに 記憶される。カラー面をプリントした後、ドナーシートカセット32がカセッ ト保管ラック55に戻された時に、残りの長さである項目1)がメモリ300 に書き込まれる。分かっている長さと半径は、一般的には供給コアボディ23 0に巻かれたドナーシートのもともとの長さと、もともとの長さに対応する半 径のことである。供給ロールの製造時にこれらはメモリ要素300に書き込ま れる。供給コアボディ230の半径rCとドナーシートの供給ロールの半径R は、図15Aに示されている。 本発明にしたがうと、供給ロールの半径は以下の式IとIIから決定できる 。または、式IとIIを結合させた式IIIから直接決定することができる。 式で使用される記号は以下で定義される。 Lf=コアボディに巻かれたドナーシートの分かっている長さ。{ EMBED Equ ation.3 , } Rf=コアボディに巻かれたドナーシートの長さLfの分かっている半径。 rC=コアボディの半径。 lC=ロール状態に巻かれた時の半径がrCであるドナーシートの長さ。 L=コアボディの周りに巻かれたドナーシートの二番目の分かっている長さ 。 R=コアボディに巻かれた長さがLのドナーシートの分かっておらず決定す べき半径。 式I { EMBED Equation.3 , } 式II { EMBED Equation.3 , }{ EMBED Equation.3 , } 式III { EMBED Equation.3 , } 一度供給ロールの半径が決定されると、式IVにしたがって巻き取りモータ にエネルギー・電圧Eを与えることによってブレーキ110にエネルギー・電 圧が供給される。 E=望ましい張力を与えるために巻取りモータに供給されるエネルギー・電 圧。 E限界値=摩擦に打ち勝つために巻取りモータに供給しなければならない(ま たはブレーキをかけるためにブレーキに供給しなければならない)エネルギー ・電圧の限界値。 EC=既知の半径に(既知の半径とはrCのことである)関して既知の張力を 供給するのに必要とされるモータ(またはブレーキ)のエネルギー・電圧供給 。 Td=(メモリ要素から読み取られたデータから決定されるような)ドナー シートに加える望ましい張力。 Tk=エネルギー・電圧ECで、既知の半径rCの時に、ドナーシートに加え られる張力。 式IV { EMBED Equation.3 , }{ EMBED Equation.3 , } 張力Tkは既知のエネルギー・電圧をブレーキ110に与えられ供給ロール の半径が既知のrCである場合にドナーシートに加えられた張力である。印刷 (Y)軸に沿ってプリントを行う時のプリントヘッドキャリッジ30の一般的 な移動速度(例えば、分速2インチ)を考慮して、スプリングゲージ(spr ing guage)などによって、上記張力Tkは、経験的・実験的に決定 することができる。このデータは一般的にはコントローラ22に関連したメモ リに記憶させられる。 上記の式は巻取りモータ104のエネルギー・電圧に関しても用いることが 可能である。なお、感熱プリントヘッド24と供給ロールの間にあるドナーシ ートの張力が巻取りモータよりもブレーキによって大きく影響を受けるように 、また、感熱プリントヘッド24と巻取りロールの間にあるドナーシートの張 力がブレーキよりもむしろほとんど巻取りモータ104へのエネルギー・電圧 の供給によって影響されるように、感熱プリントヘッドがドナーシートを印刷 シート16に対して押圧する時に、ブレーキ110が巻取りモータから分離さ れる・切り離される。巻取りモータ104とブレーキ110へのエネルギー・ 電圧の供給限界値は、次のように決定できる。新しいドナーシートカセット3 2をカセット受け部96に積載した後、巻取りモータ104が逆方向に回転し てドナーシートにいくぶんかのたるみ部分をつくる。次に、巻取りモータがち ょうど回転を始めるまで前進回転のために、量を増加させながらエネルギー・ 電圧が巻取りモータに供給される。巻取りモータのエネルギー・電圧の限界値 レベルはこの回転の始まりになるエネルギー・電圧の値に一致している。 ブレーキのエネルギー・電圧の限界値が同じような方法で決定される。例え ば、ドナーシートにたるみ部分を発生させ、Eを上述したように決定した後、 巻取りモータ104がさらに回転させられて先に発生したたるみ部分を取り除 き、回転センサまたはエンコーダーが巻取りロールの回転の始まりを再び示す ように巻取りモータへのエネルギー・電圧供給がさらに増加させられる。回転 が止まるまで量を増加させながらブレーキにエネルギー・電圧が供給される。 このエネルギー・電圧供給のレベルは、望ましい張力を与えるためにブレーキ に供給するエネルギー・電圧の値を決定することにおいて上記の式を使用した 場合のエネルギー・電圧の限界値に一致している。一般的に、上記エネルギー ・電圧の限界値はドナーシートカセットごとにあまり変化しない。 図28はブレーキ110(または、巻取りモータ104)にエネルギー・電 圧を供給してドナーシートに所定の張力を加えるためにたどられるステップを 表しているフローチャートである。ブロック770に示されるように、供給コ アボディ230に巻かれたドナーシートのもともとの長さと、供給コアボディ に巻かれたこの長さのドナーシートのもとの半径と、供給コアボディ230に 残っているドナーシートの長さとが、メモリ要素300から読み取られる。ブ ロック772に進むと、供給コアボディに巻かれた長さに対応する半径は、メ モリ要素から読み取られたデータと一般的には固定値でありコントローラ22 に関連したメモリに記憶されているコア管状体の半径との関数として決定され る。ブロック774に進むと望ましい張力が決定される。必要ならば、さらな るデータがメモリ要素から読み取られてもよい。例えば、ドナーシートに対応 する望ましい張力を決定するために使用されるルックアップテーブル(loo k up table)などがある。ブロック778に示されるように、コア ボディに巻かれたドナーシートを備えているドナーシートカセットがカセット 受け部96に積載される。巻取りモータとブレーキに与えられるエネルギー・ 電圧は上で与えられた式IVにしたがってそれぞれ決定される。ブロック78 0に進むと、エネルギー・電圧がブレーキに供給され望ましい張力を与える。 プリント時にドナーシートから印刷シート16に転写されるインク材料や他 の要因のために、供給コアボディに巻かれた使用されていないドナーシートと 異なる方法で、ドナーシートを巻取りコアボディに巻き取ることができる。し かしながら、ブレーキ110にエネルギー・電圧を供給することのように、巻 取りコアボディに巻かれた既知の長さのドナーシートに対応する既知の半径に よって巻取りモータ104へのエネルギー・電圧供給値を十分に決定すること ができる。両方との一般的には実験的・経験的に決定される。 図4Bの参照符号875によって示されるエンコーダーのような回転センサ は、一般的には巻取りモータ104に接続されていて、ドナーシートが切れた ・乱れた時を判断するために本発明に備えられている。(エンコーダーは単位 時間あたりの過剰な回転数を示す。)本発明にしたがって実施できる別の技術 によると、巻取りロールの半径の変化は、使用されたドナーシートの長さと、 回転センサまたはエンコーダー875によって決定されたような巻取りロール の回転数とを示すことによって追跡探知することができる。 好ましくは、本発明は供給ロールと感熱プリントヘッド24との間にあるド ナーシートに張力を与えるために供給ロールに接続された磁気ブレーキ110 を備えている。しかしながら、当該技術において知られているように、機械的 ブレーキも使用可能である。例えば、摩擦パッドを設けているスプリングバイ アスアーム(spring−biased arm)が、摩擦パッドが供給ロ ールに巻かれたドナーシートの外側の層に対して停止するように供給ロールに 対して停止する方法で設けられている。 図29Aと29Bは、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10のボードコン トローラ22Aと他の部品を備えているボードコントローラ22Aのインター フェースである。ボードコントローラ22Aは、デジタルシグナルプロセッサ 802(Digital Signal Processor 802)と通 信するIBM機と互換性のあるプリント配線回路800(IBM−compa tible pc 800)を備えることができる。このデジタルシグナルプ ロセッサ(DSP)802は、幅広フォーマットの感熱式プリンタ10のたく さんの標準の低いレベルの機能性を扱うことができる。IBMと互換性のある プリント配線回路は、Pentium MMXプロセッサ801と、マウスキ ーボード/ビデオインターフェース804やプリンタポート806やハードド ライブ808やCD−ROMドライブ810やフロッピー(登録商標)ディス ク812やランダムアクセスメモリ(RAM)814のような典型的な他の標 準のハードウェアとを含むことができる。また、つぎのものも含むことができ る。カセット保管ラック55のドナーシートカセット32に収納されているド ナーシート装置228に設置されているメモリ要素300と通信するためのデ ータ転送要素304と通信するシリアルポート816。ユーザーインターフェ ース61と通信する二番目のシリアルポート。他のコントローラ22と通信す るための通信インターフェース822。 DSP802は、感熱プリントヘッド24の感熱プリント要素にエネルギー ・電圧を印加するために電力を供給するプリントヘッド電力供給部828と通 信する。当業者に知られているように、かなりの電力が適切に感熱プリント要 素にエネルギー・電圧を印加するのに必要とされ、プリントヘッド電力供給部 材は、しばしば感熱プリント要素への電力伝達を高めるより容量の大きな蓄電 コンデンサーを含んでいる。プリントヘッド電力供給部828から感熱プリン トヘッド24に走っている電力導線のインダクタンスの影響を減少させるため に、蓄電コンデンサーをプリントヘッド電力供給部よりも感熱プリントヘッド 24にごく近い位置に配置することが可能である。DSPは、感熱プリントヘ ッド24と共に設けられた半導体要素420とも通信・データのやりとりを行 うことができ、選択的に感熱プリントヘッド24にエネルギー・電圧を印加す るためにマルチカラーグラフィック製品を表すデータを感熱プリントヘッド2 4に伝え、巻取り軸の回転を探知するために巻取り軸100と接続された回転 センサまたはエンコーダ830と通信を行う。 幅広フォーマットの感熱式プリンタ10は駆動ボード834と、幅広フォー マットの感熱式プリンタ10の好ましくはステッパーモータであるモータまた はアクチュエータを駆動する5つのモータードライバー840とを備えている 。例えば、図29Aと29Bに示されるように、印刷駆動モータ36と左右の クランプアクチュエータ58Aと58Bとピボットアクチュエータ74とベル ト駆動モータ120は、好ましくはそれぞれステッパーモータであり、モータ ドライバーボード840と接続されているドライバーボード834によって駆 動することが可能である。 当業者によって理解されるように、本発明の幅広フォーマットの感熱式プリ ンタ10は、広いフォーマットの感熱式プリンタの安全で効果的な使用に有効 であると知られており当該技術で知られているプリンタやプロッタにしばしば 使用される様々なセンサや探知機やインターロックなどを含むこができる。モ ータやモータにようって駆動される装置のホームポジションとエンドポジショ ンを示すために、センサはしばしばステッパーと他のモータと共に備えられる 。ドライバーボード834はそのようなセンサやインターロックと通信を行う 。また、参照符号845と847によって示されるように、ドライバーボード は、印刷シート16の位置合わせと追跡・探知に関連して述べられたホームポ ジションセンサ366と、エッジセンサ360と、ハンギングループ光学セン サ・吊り下げループ光学センサ(hanging loop optical sensor)66と通信を行う。参照符号850によって示されるように 、ドライバーボード834はクランプ44と46を駆動してこれらクランプを 締め付け状態にしたり締め付けない状態にしたりする。ドライバーボード83 4は、また幅広フォーマットの感熱式プリンタ10の巻取りモータ104とブ レーキ110のような直流モータやアクチュエータと、スキージ62アクチュ エータも駆動する。吸引センサ220とフローコントロールバルブ224と2 26もドライバーボード834によって駆動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従う幅広フォーマット感熱式プリンタの一つの実 施態様を図示する。
【図2】 図1の幅広フォーマット感熱式プリンタのプリントヘッドキャリッ ジ(printhead carriage)一つの実施態様を図示する。
【図3】 図1の幅広フォーマット感熱式プリンタのカセット保管ラック、及 びそのラックに取り付けられたドナーシートカセットの見取り図である。
【図4】 図4Aは、図1の幅広フォーマット感熱式プリンタの上部の一部を 切り取って内部が見えるようにした図(cutaway view)である。 図4Bは、図2のプリントヘッドキャリッジの基部構造に滑ること ができるように取り付けられたカセット受け入れステーションを含む、ドナーシ
ート取り扱い装置(the donor sheet handling apparatus)の側面図である。
【図5】 ワーク表面、図2のプリントヘッドキャリッジ、磁気クランプ及び 4つのカセット保存トレイ(cassette storage trays)を含むカセット保管ラッ
クのうちの一つを示す図1の幅広フォーマット感熱式プリンタの上面図である。
【図6】 図6A及び図6Bは、図1の幅広フォーマット感熱式プリンタのキ ーパ(keeper)を含む磁気クランプのうちの一つ、のそれぞれ断面図及び末端図
を示す。
【図7】 図7は、プリントシートをワーク表面に選択的にしっかりと留める ためのワーク表面における吸引する開口部を示す図1の幅広フォーマット感熱式
プリンタのワークベッドのワーク表面の上面図を示す。図7は、ワークベッドの
下の装置がすぐ見れるように、まるでワークベッドが透明であるかのように描か
れている。
【図8】 図8は、図7に示されるワーク表面の吸引の開口部(suction ape
rtures)に選択的に吸引をかけるための吸引装置を示す。
【図9】 図9A及び図9Bは、図7及び図8に示される装置の別の実施態様 を模式的に示す。
【図10】 図10Aは図3で示されるドナーシートカセットに載せるドナーシ ートアセンブリを示す。 図10Bは図10Aのドナーシートアセンブリの正面図を示す。
【図11】 図11Aは、図10A及び図10Bのドナーシートアセンブリの供 給コア管状体(supply core tubular body)を示す。 図11Bは、図11Aで示される供給コア管状体(supply core t
ubular body)のドライブ端の拡大図である。 図11Cは、図11AのC−C線に沿って取られた図11Aの供給 コア管状体(supply core tubular body)の末端図である。 図11Dは、図11AのD−D線に沿って取られた図11Aの供給 コア管状体(supply core tubular body)の末端図である。
【図12】 カバーと取り外した図3のドナーシートカセット(the donor she
et cassette)の正面図である。
【図13】 図13A及び13Bは、図12のドナーシートカセットのドナーシ ートカセットカバー(the donor sheet cassette cover)のそれぞれ、正面図と
側面図を示す。
【図14】 図14は、図12のドナーシートカセットに取り付けられた図13 のドナーシートカセットカバー(the donor sheet cassette cover)を示す。
【図15】 図15Aは、図1のワイドフォーマット感熱式プリンタにドナーシ ートをより経済的に与えるための、また与えられたマルチカラーグラフィック製
品を印刷するコストを減らすための、方法と装置を示す。 図15Bは、図11のコア管状体(core tubular body)を取り付
けたメモリ要素からデータを読み取りかつそこへデータを書き込む一連の流れ(
one sequence)を示すフローチャートである。
【図16】 図16Aは、印刷シートが図1の幅広フォーマット感熱式プリンタ の印刷シート移動軸(X)に相対的に斜行したときの印刷シートの端を示す。 図16Bは、印刷シート移動軸(X)に沿って一方向に図16Aの 斜行した印刷シート(the skewed printing sheet)を移動する効果を示す。 図16Cは、印刷シート移動軸(X)に沿って反対方向に図16A の斜行した印刷シート(the skewed printing sheet)を移動する効果を示す。
【図17】 図17A及び17Bは、図1に示す幅広感熱式プリンタの選択され た成分(component)のそれぞれ上面図と正面図を示し、図16Aから16Cま
でに示される印刷シートの端の位置を検出するためのエッジセンサ(edge senso
r)及び反射ストリップ(a reflective strip)を示す。 図17Cは図17A及び17Bのエッジセンサ(the edge sensor
)でされた測定から印刷シートの斜行を決定するための一つの手法・技術・テク
ニック(technique)を示す。
【図18】 図18は、印刷シートを並べるための幅広フォーマットの移動可能 な対のクランプのうち移動可能なクランプ選択的駆動を示す。
【図19】 図19Aは、本発明の、プリントヘッドアセンブリの側面図を示す 。 図19Bは、図19Aの19B−19B線に沿ってとられた、図1 9Aのプリントヘッドアセンブリの図を示す。
【図20】 図20は、本発明の幅広フォーマット感熱式プリンタにより消費さ れるドナ-シートの量を減らすためのY軸節約(Y axis conservation)の手法を
示す。
【図21】 図21A及び21Bは、本発明の幅広プリンタで印刷するための代 わりの手法・技術・テクニック(technique)を示し、図21Bは図21Aの手
法よりドナーシートを少ししか消費しないX軸節約(X axis conservation)の
手法を示す。
【図22】 図22Aは、本発明の幅広フォーマット感熱式プリンタにより印刷 されたマルチカラーグラフィック製品に含まれるべき2枚の旗を示す。 図22Bは、本発明の幅広フォーマットプリンタにより印刷される べきマルチカラーグラフィック製品において図22Aの旗と共に含まれるべきテ
キスト対象物(テキストオブジェクト;textual objects)を示す。 図22Cは、旗の一部分が「締め出される」(”knocked out”)
ようにマルチカラーグラフィック製品において図22Aの旗の上に図22Bのテ
キスト対象物(テキストオブジェクト;textual objects)を載せることを示し
ている。 図22Dは、旗を印刷したときには印刷されない「締め出された」 (”knocked out”)部分を含む図22Cの旗の一つを示している。
【図23】 印刷シート上にマルチカラーグラフィック製品を印刷するために費 やす時間を減らすために幅広フォーマット感熱式プリンタで印刷するための手法
(a technique)を示す。
【図24】 図24Aは、マルチカラーグラフィック製品の選択されたカラー平 面の部分である対象物を決定するための、かつ選択された対象物に対応したプリ
ントスライス(print slices)を生ずるための、一つのデータ処理手法(データ
処理技術、one data processing technique)を示すフローチャートである。 図24Bは、図24Aのフローチャ−トに一致してプリントスライ ス(print slices)を一つに結びつける一つのデータ処理手法(データ処理技術
、one data processing technique)を示すフローチャートである。
【図25】 図25Aは、図23に一致してマルチカラーグラフィック製品を印 刷するに費やす時間を減らすため、かつ大き目の印刷面(大き目のプリントスラ
イス、プリントスワイプス、the print swipes)を細長い印刷面(プリントスワ
ス、print swaths)に分割するために、印刷シートを移動する方向を選択するこ
とを含む、付加的なステップを表すフローチャートである。 図25Bは、図22Aから22Dまでの締め出された領域(the kn ocked-out areas)を印刷することを防ぐためデータを処理する手法を含む追加
ステップを示すフローチャートである。 図25Cは、印刷シート上であって細長い印刷面(スワス、print swaths)に選択されたカラー表面を印刷することを示すフローチャートであって
、各々の細長い印刷面(スワス、print swaths)に対して、図20に示されるY
軸節約(Y axis conservation)を行うことを含んでいる。
【図26】 図26は、図20で示されるY軸ドナーシート節約(Y axis dono
r sheet conservation)を行うために小さくした細長い印刷面(サブスワス、su
b-swaths)を創るために、図25Cのフローチャートに一致してデータを処理す
る一つの工程(procedure)を示すフローチャートである。
【図27】 図27Aは、本発明の、幅広フォーマット感熱式プリンタによって 印刷されるべきマルチカラーグラフィック製品の例を示す。 図27Bは、図27Aのマルチカラーグラフィック製品の選択され たカラー表面に印刷されるべき対象物の周りに長方形の境界を創ったことを示し
ている。 図27Cは、一つにまとまったスライス(slice)を作るために、 図27Bの境界を作る長方形に対応した2つのスライスを一つにまとめることを
示している。 図27Dは、一つにまとまったスライス(slice)を作るために図 27Cの一つにまとまったスライス(slice)を図27Cの別のスライスと一つ
にまとめることを示している。 図27Eは、一つにまとまったスライス(slice)を作るために図 27Dの一つにまとまったスライス(slice)を図27Dの別のスライスと一つ
にまとめることを示している。 図27Fは、本発明の、幅広フォーマット感熱式プリンタの感熱式 プリントヘッドの印刷幅(printing width)の整数値となるように、図27Eの
一つにまとまったスライス(slice)の幅を増やすことを示す。 図27Gは、一つにまとまったスライス(slice)を作るため、増 加した幅を持つ図27Fのスライス(slice)を図27Fの別のスライス(slice
)と一つにまとめることを示す。 図27Hは、図27Gのスライス(slice)を細長い印刷面(スワ ス、print swaths)に分割することを示す。 図27Iは、図26のフローチャートに一致して、図27Iの細長 い印刷面(スワス、print swaths)の一つにおいて連続ブランク行(consecutiv
e blank rows)の数を数えることを示す。 図27Jは、図26のフローチャートに一致して図27Iにおける 連続ブランク行(consecutive blank rows)の数を数えることの結果としてより
小さな細長い印刷面(サブスワス、sub swaths)を作ることを示す。
【図28】 図28は、ドナーシート選択された張力を与えるために、巻き取り モータ(the take-up motor)とブレーキを電圧を加えるために続くステップを
示すフローチャートである。
【図29】 図29A及び29Bは、オンボードコントローラ22A(on board controller 22A)の一例と、オンボードコントローラ22A(on board contro
ller 22A)の幅広フォーマットプリンタ10の他の成分とのインターフェイス面
の接触(interfacing)を模式的に示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 09/288,361 (32)優先日 平成11年4月8日(1999.4.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/288,424 (32)優先日 平成11年4月8日(1999.4.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/288,428 (32)優先日 平成11年4月8日(1999.4.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/288,278 (32)優先日 平成11年4月8日(1999.4.8) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 トルトーラ,ウィリアム,ジェー アメリカ合衆国 コネチカット州 ウィリ ントン フィッシャー・ヒル・ロード 77 (72)発明者 ルーズ,ウィリアム,エー アメリカ合衆国 コネチカット州 ブロー ド・ブルック メルローズ・ロード 44 (72)発明者 ウッド,ケネス,オー アメリカ合衆国 コロラド州 ロングモン ト セント・ブレイン・ロード 6914 (72)発明者 オスカーソン,エドワード,エム アメリカ合衆国 コネチカット州 ニュ ー・ハートフォード ベーレンズ・ロード 70 (72)発明者 ミンデック,ディヴィッド,エム アメリカ合衆国 コネチカット州 アシュ フォード レイクサイド・ドライブ 6 (72)発明者 エールハード,カート,ジェー アメリカ合衆国 コネチカット州 エンフ ィールド ハイ・メドー・レーン 10 (72)発明者 ホワイト,ジョン,ケー アメリカ合衆国 コネチカット州 ヴァー ノン スクール・ブルック・レーン 56 (72)発明者 マクイーン,レイモンド,ジェー アメリカ合衆国 コネチカット州 ニュ ー・ハートフォード リネット・コート 52 (72)発明者 リス,ブライアン,エイチ アメリカ合衆国 コネチカット州 ウエス ト・ハートフォード ルイス・レーン 19 (72)発明者 ダウネー,ロイ,ダグラス アメリカ合衆国 コネチカット州 ヒガナ ム サイヤー・ロード 176 (72)発明者 バナバイジ,マイケル,ジェー アメリカ合衆国 コネチカット州 コヴェ ントリー ノース・リバー・ロード 948 (72)発明者 ビンナル,ダニエル,ジー アメリカ合衆国 コネチカット州 シムズ ベリー メドー・クロシング 14 (72)発明者 カプシンスキー,ロナルド,エー アメリカ合衆国 コネチカット州 ニュ ー・ブリテンラスウィン・ロード 54 (72)発明者 プルード,ハワード,エイチ アメリカ合衆国 コネチカット州 エイヴ ォン オールド・ウィーラー・コート 51 Fターム(参考) 2C065 AA02 AB02 AB03 AD04 AD07 AF02 DA08 DA10 DA11 DA12 DA16 DA17 DA26 DA28 DC03 DC06 DC10 DC14 DC15 DC21 DC27 2C068 AA02 AA03 AA06 AA15 EE21 EE58 EE60 EE61 EE62 【要約の続き】 制御するための方法と装置もまた開示されている。

Claims (226)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷作業において使用され、ドナーシートカセットと共に交
    換可能に使用されるドナーシートを供給するアッセンブリであって、 基部端と駆動端との間の長軸方向に沿って延び、且つ、当該基部端と駆動端と
    の間の長軸方向に沿って延びる中央穴を備えた管状ボディを有するコアと、 上記コアボディの周りに巻き付けられ、選択された長(所定長さ)を有するド
    ナーシートと、 上記コアボディに設けられ、上記長軸方向およびその半径方向に延び、実質的
    に上記コアボディの上記駆動端で上記中央穴内に位置した複数の駆動要素と、 上記コアボディの上記中央穴内に設けられ、実質的に上記コアボディの上記駆
    動端で上記駆動要素の内側に位置し、上記長軸に対してほぼ垂直で上記コアボデ
    ィの上記基部端に面したデータ移動表面と上記コアボディの上記駆動端に面した
    後部表面とを有するメモリ要素と、 を備えたアッセンブリ。
  2. 【請求項2】 基部端と駆動端との間の長軸方向に沿って延び、且つ、その
    基部端と駆動端との間の長軸方向に沿って延びる中央穴を備えた管状ボディを有
    する巻取りコアを備え、 上記コア(巻取りコア)が、上記長軸方向およびその半径方向に延び、実質的
    に上記コアボディ(巻取りコアボディ)の上記駆動端で上記中央穴内に位置し、
    上記供給コアボディ(コアボディ)の駆動要素と実質的に同一である複数の駆動
    要素を有し、 上記所定長さのドナーシートの自由端が上記巻取りコアボディに連結された請
    求項1記載のアッセンブリ。
  3. 【請求項3】 上記所定長さのドナーシートは、所定長さのリーダー材料内
    で終焉し、該所定長さのリーダー材料は上記巻取りコアボディに固定され、上記
    コアボディの長軸がほぼ平行になるように、上記所定長さのリーダー材料の一部
    が上記供給コアボディの周りに巻き付けられた請求項2記載のアッセンブリ。
  4. 【請求項4】 上記各コアボディ(供給コアボディ、巻取りコアボディ)の
    それぞれが、上記基部端から上記駆動端までの長軸長さがほぼ4.75インチ(
    約12.8cm)である請求項3記載のアッセンブリ。
  5. 【請求項5】 上記コアボディの上記基部端から上記駆動端までの長軸長さ
    がほぼ4.75インチ(約12.8cm)である請求項1記載のアッセンブリ。
  6. 【請求項6】 上記メモリ要素が、読み取り・書き込みメモリ部分と、読み
    取り専用メモリ部分とを備えた請求項1記載のアッセンブリ。
  7. 【請求項7】 上記読み取り専用メモリ部分が、上記所定長さのドナーシー
    トに関連したベンダー・売手名(vendor)を表すデータを備えた請求項6
    記載のアッセンブリ。
  8. 【請求項8】 上記メモリ要素が上記所定長さのドナーシートのスペクトル
    (分光)特性を表すデータを保管した請求項1記載のアッセンブリ。
  9. 【請求項9】 上記メモリ要素が上記所定長さのドナーシートの長さを表す
    データを保管した請求項1記載のアッセンブリ。
  10. 【請求項10】 上記メモリ要素が上記所定長さのドナーシートのスライス
    位置を表すデータを保管した請求項1記載のアッセンブリ。
  11. 【請求項11】 上記メモリ要素が上記所定長さのドナーシートの製造ロッ
    トコードおよび日付を表すデータを保管した請求項1記載のアッセンブリ。
  12. 【請求項12】 上記メモリ要素が上記所定長さのドナーシートのカラーお
    よびタイプを表すデータを含む請求項1記載のアッセンブリ。
  13. 【請求項13】 上記メモリ要素が上記コアボディに巻かれた上記所定長さ
    のドナーシートの不透明度を表すデータを含む請求項1記載のアッセンブリ。
  14. 【請求項14】 上記メモリ要素が上記所定長さのドナーシートが上記コア
    ボディに巻かれた日付を表すデータを含む請求項1記載のアッセンブリ。
  15. 【請求項15】 上記メモリ要素が上記所定長さのドナーシートおよび上記
    コアボディの全長に渡る直径を表すデータを含む請求項1記載のアッセンブリ。
  16. 【請求項16】 上記駆動要素が上記コアボディの駆動端から後退した請求
    項1記載のアッセンブリ。
  17. 【請求項17】 上記複数の駆動要素が、長軸方向および半径方向に延びた
    複数の駆動歯を備え、該歯が上記コアボディの上記基部端に近い基部端から上記
    コアボディの上記駆動端に近い前方端部へ向かって長軸方向に延び、上記歯の上
    記前方端部が上記コアボディの上記駆動端から、選択された距離(所定距離)だ
    け後退した請求項1記載のアッセンブリ。
  18. 【請求項18】 上記メモリ要素の上記後部表面が上記駆動歯基部の付近に
    位置する請求項17記載のアッセンブリ。
  19. 【請求項19】 上記コアボディが、上記駆動歯の上記基部端付近に位置し
    、上記メモリ要素の後部表面付近のリップと係合する管状支持リングを備え、 上記コアボディが、上記リップを上記支持リングに押し付けるための少なくと
    も一つの保持部材を備え、 上記メモリ要素の上記データ移動表面が上記駆動歯の上記基部端よりも上記コ
    アボディの上記基部端に近くなるように、上記メモリ要素が上記管状支持リング
    に設けられた請求項17記載のアッセンブリ。
  20. 【請求項20】 上記保持部材が、上記コアボディの内径を区画する内壁か
    らたれさがったスプリングアームを備えた請求項19記載のアッセンブリ。
  21. 【請求項21】 一個一個のカラー平面において、印刷シート上にマルチカ
    ラーグラフィック製品を印刷するための幅広フォーマットの感熱式プリンタに用
    いるためのドナーシートを供給するアッセンブリであり、該アッセンブリは再充
    填可能なドナーシートカセット内に交換可能に挿入するためのものであり、該カ
    セットは上記感熱式プリンタの感熱式プリントヘッドに設けられたカセット受入
    ステーションに交換可能に据え付けられ、該カセット受入ステーションは、ドナ
    ーシートの一部が感熱式プリントヘッドの下方に位置すると共に印刷時に上記印
    刷シートと上記プリントヘッドとの間に収まる用に上記カセットを受け入れるよ
    うに適合されたものであるアッセンブリであって、 基部端と駆動端との間の長軸方向に沿って延び、かつその基部端と駆動端との
    間の長軸方向に沿って延びる中央穴を備えた管状ボディを有するコアと、 上記コアボディの周りに巻き付けられた、選択された長さ(所定長さ)を有す
    るドナーシートと、 上記コアボディに設けられ、上記長軸方向およびその半径方向に延び、実質的
    に上記コアボディの上記駆動端で上記中央穴内に位置した複数の駆動要素と、 上記コアボディの上記中央穴内に設けられ、実質的に上記コアボディの上記駆
    動端で上記駆動要素の内側に位置し、上記長軸に対してほぼ垂直で上記コアボデ
    ィの上記基部端に面したデータ移動表面と上記コアボディの上記駆動端に面した
    後部表面とを有するメモリ要素と、 を備えたアッセンブリ。
  22. 【請求項22】 再充填可能なカセットへ挿入するものであり、感熱印刷用
    のドナーシートを供給する感熱式プリンタに使用される交換可能なドナーシート
    アッセンブリを提供する方法であって、 所定長さのドナーシートを供給するステップと、 基部端と駆動端との間の長軸方向に沿って延び、その基部端と駆動端との間を
    延びる中央穴を備えた管状ボディを有するコアであって、上記長軸方向およびそ
    の半径方向に延び、実質的に上記コアボディの上記駆動端で上記中央穴内に位置
    した複数の駆動要素と、上記コアボディの中央穴内に設けられ、実質的に上記コ
    アボディの上記駆動端で上記駆動要素の内側に位置し、上記長軸に対してほぼ垂
    直で上記コアボディの上記基部端に面したデータ移動表面と上記コアボディの上
    記駆動端に面した後部表面とを有するメモリ要素とを備えたコアを提供するステ
    ップと、 上記選択された長さ(所定長さ)を有するドナーシートを上記コアボディの周
    りに巻き付けるステップと、 上記ドナーシート特有の選択されたデータを決定するステップと、 上記選択されたデータを上記メモリ要素に書き込むステップと、 を備えた方法。
  23. 【請求項23】 上記選択されたデータを書き込むステップが、データ移動
    要素を有するプローブを上記管状ボディの基部端で上記中心穴内に挿入して、上
    記プローブデータ移動要素が上記メモリ要素のデータ移動表面と接触するように
    することを含む請求項22記載の方法。
  24. 【請求項24】 ドナーシートを供給するためのものであり、再充填可能な
    カセットに挿入される交換可能なアッセンブリを製造する方法であって、 第一幅Wを持つ所定長さのドナーシートを供給するステップと、 上記所定長さのドナーシートを長さ方向に沿ってカットしてN個の分離した所
    定長さのスライス片として、各々のスライス片がWをNで割った値とほぼ等しい
    幅を持つようにするステップと、 N個の供給コアボディを提供するステップと、 上記N個のスライス状の所定長さのドナーシートを上記N個のコアボディに巻
    き付けて、ドナーシートが巻き付けられたN個の供給コアボディを提供するステ
    ップと、 各々データ移動表面と後部表面を有し、各々が異なる供給コアボディのほぼ第
    一端部に設けられ、上記データ移動表面が上記コアボディの第二端部に向かって
    内側を向くように設けられたN個のメモリ要素を提供するステップと、 上記ドナーシートの特徴的なデータを決定するためにドナーシートをテストす
    るステップと、 上記シート材料の上記特徴的なデータを上記メモリ要素に保管するステップと
    、 N個の巻取りコアボディを提供するステップと、 上記供給コアボディに巻き付けられた所定長さのスライス片の自由端部をそれ
    ぞれ異なる巻取りコアボディに取り付けてN個のドナーシートアッセンブリを形
    成するステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 幅Wを有する所定長さのドナーシートを供給するステップ
    が、24インチ(約66cm)に等しいかそれよりも大きな幅Wを有する所定長
    さのドナーシートを供給することを含み、 上記ドナーシートを長さ方向に沿ってカットして各々W/Nの値にほぼ等しい
    幅を持つN個の所定長さのスライス片にするステップが、上記所定長さのドナー
    シートを、各々ほぼ4.75インチ(約13cm)の幅を持つ5個の所定長さの
    スライス片にすることを含む請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 メモリ要素が取り付けられた上記供給コアボディに巻き付
    けられたスライス状の所定長さのドナーシートのスライス位置に対応する選択さ
    れたメモリ要素にデータを蓄えるステップを含む請求項24記載の方法。
  27. 【請求項27】 上記テストするステップが、上記各スライス片の特性をテ
    ストするステップを含み、上記保管するステップが、選択されたメモリ要素が設
    けられた上記供給コアボディに巻き付けられた上記スライス片をテストして得ら
    れたデータを選択されたメモリ要素に保管するステップを含む請求項24記載の
    方法。
  28. 【請求項28】 個々のカラー平面における印刷シート上にマルチカラーグ
    ラフィック製品を印刷するためのものであり、コントローラ及び上記グラフィッ
    ク製品を表す機械読み取り可能なデータに反応する幅広フォーマット感熱式プリ
    ンタであって、 プラテンを備え、かつ上記印刷シートを支持するためのものであって印刷軸お
    よび該印刷軸に垂直な印刷シート移動軸を備えたワーク表面を有するワークベッ
    ドと、 上記ワーク表面上に保持された印刷シートに対してクランプされた状態と、ク
    ランプされない状態との間を移動する一対の移動クランプであって、各々、第一
    端部から第二端部へと上記印刷軸の方向へ上記ワークベッドを横切って延びてお
    り、これらクランプは上記印刷シートを上記印刷シート移動軸の方向へ移動させ
    るためのものであり、上記第一端部同士が互いに機械的に連結されており、また
    上記第二端部同士が機械的に連結されており、互いに実質的に上記印刷シート移
    動軸の方向に間隔を隔てて固定された一対の移動クランプと、 上記一対のクランプに取り付けられ、上記一対のクランプを、第一位置および
    第二位置との間で上記印刷シート移動軸の方向へ移動させるための少なくとも一
    つのアクチュエータと、 上記印刷シート移動軸と平行に延びる感熱式印刷要素の並びを有する感熱式プ
    リントヘッドと、 ドナーシートの供給ロールと回転可能に係合する供給シャフトと、供給ロール
    から引き出され、感熱式プリントヘッドと印刷シートとの間に収められたドナー
    シートを巻き取るために巻取りロールと回転可能に係合する巻取りシャフトと、
    巻取りシャフトに回転可能に取り付けられた巻取りモータとを備え、上記シャフ
    トおよびロールが上記印刷軸と平行に移動するように上記感熱式プリントヘッド
    に設けられたようなドナーシート要素とを備え、 上記感熱式プリントヘッドは、上記ドナーシートを上記印刷シートに対して押
    しつけ、上記感熱式印刷要素に選択的にエネルギを与える(電圧印加する)こと
    により上記クランプ間の領域において上記印刷軸と平行に延びるプリントされる
    所定長さの印刷面(print swath)内で上記印刷シート上に印刷する
    ために、上記印刷軸に対して平行に移動できるようになっており、 更に、上記印刷シート上に印刷するときに上記印刷シートを上記ワークベッド
    に固定し、上記印刷シートが移動するときに上記印刷シートを上記ワークベッド
    から解放するための手段とを備えたことを特徴とする幅広フォーマット感熱式プ
    リンタ。
  29. 【請求項29】 上記ワークベッドが吸引開口部を備え、上記印刷シートを
    固定および解除する手段が、上記吸引開口部に選択的に吸引力を付与する吸引源
    を備えた請求項28記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  30. 【請求項30】 上記少なくとも一つのアクチュエータが、上記一対のクラ
    ンプを移動させるために、上記移動可能なクランプの第一および第二端部にそれ
    ぞれ設けられた、別々の第一および第二アクチュエータを備えた請求項28記載
    の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  31. 【請求項31】 上記感熱式プリントヘッドに設けられ、上記感熱式印刷要
    素の抵抗を表すデータを保管する半導体メモリ要素を備え、上記感熱式印刷要素
    が上記保管されたデータに対応して印刷するようにエネルギを付与(電圧印加)
    される請求項28記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  32. 【請求項32】 上記感熱式プリントヘッドが一つのトラニオンジョイント
    を介して上記プリンタに移動可能かつ交換可能に設けられた請求項28記載の幅
    広フォーマット感熱式プリンタ。
  33. 【請求項33】 上記印刷シートのスプールを回転するためのモータと、上
    記ワークベッドと上記印刷シートのスプールとの間に吊り下げられたループ状の
    印刷シートを検出する吊り下げループ検出センサーとを備え、 上記モータは、上記モータが回転して上記吊り下げられたループを維持するた
    めに上記吊り下げループ検出センサに反応する請求項28記載の幅広フォーマッ
    ト感熱式プリンタ。
  34. 【請求項34】 上記感熱式プリントヘッドを備え、その感熱式プリントヘ
    ッドを上記印刷軸と平行に移動させるためのプリントヘッドキャリッジを備え、 上記プリントヘッドキャリッジが、 上記プリンタに据え付けられ、上記印刷軸と平行に移動すると共に、上記感熱
    式プリントヘッドを備えた基部構造と、 上記感熱式プリントヘッドを備え、上記印刷軸をほぼ横切る軸周りに回転する
    ように第一端部が上記基部構造に軸回転可能に取り付けられた片持ち梁風アーム
    と、 上記基部と上記片持ち梁風アームの他端に連結され、上記片持ち梁風アームを
    上記軸周りに選択的に軸回転させるための軸回転アクチュエータとを備え、 上記基部構造が上記ドナーシート手段を備えた請求項28記載の幅広フォーマ
    ット感熱式プリンタ。
  35. 【請求項35】 上記ドナーシート手段が、 上記基部構造に据え付けられ、ドナーシート供給および巻取りロールを備えた
    カセットを収容するものであり、上記供給および巻取りロールの間のドナーシー
    トの一部が上記感熱式プリントヘッドの下方に位置でき、印刷時に感熱式プリン
    トヘッドと上記印刷シートとの間に収まるように上記カセットを収容するように
    適合されたカセット受入ステーションを備え、 上記受入ステーションが、上記カセットに設けられた駆動要素と係合して供給
    および巻取りロールと回転可能に連結する供給および巻取り駆動要素を備え、 上記プリントヘッドキャリッジが、上記巻取り駆動要素に回転可能に連結され
    た巻取りモータと、上記供給ロールを減速させるためのブレーキとを備えた請求
    項34記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  36. 【請求項36】 上記印刷軸と平行に延び、上記複数のドナーシートカセッ
    トを並べて保持するドナーカセット保管ラックを備え、 上記カセット受入ステーションが、上記カセット受入ステーションから上記カ
    セット保管ラックへ向かって延び、ドナーシートカセットと係合してドナーシー
    トカセットを上記カセット受入ステーションと上記保管ラックとの間で運搬する
    ための移動可能係合要素を有したカセット運搬手段を備え、 上記基部構造に上記受入ステーションがスライド可能に設けられ、上記片持ち
    梁風アームが上方へと軸回転し、上記受入ステーションおよびカセット保管ラッ
    クに設けられたカセットと係合する係合要素と係合して垂直に移動させることが
    できるように、上記ステーションが上記片持ち梁風アームの上方に位置した請求
    項35記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  37. 【請求項37】 上記カセット移動手段が、上記カセット係合要素を運ぶた
    めの歯状ベルトを支持するベルト支持ベッドと、上記ベルトを上記支持ベッド周
    りに移動させるためのモータとを備えた請求項36記載の幅広フォーマット感熱
    式プリンタ。
  38. 【請求項38】 個々のカラー平面における印刷シート上にマルチカラーグ
    ラフィック製品を印刷するためのものであり、コントローラ及び上記グラフィッ
    ク製品を表す機械読み取り可能なデータに反応する幅広フォーマット感熱式プリ
    ンタであって、 プラテンを備え、かつ上記印刷シートを支持するためのものであって印刷軸お
    よび印刷シート移動軸を備えたワーク表面を有するワークベッドと、 上記印刷シートを印刷シート移動軸に沿って並進運動(移動)させる手段と、 上記印刷シート上に印刷するときに上記印刷シートを上記ワークベッドに固定
    し、上記印刷シートが移動するときに上記印刷シートを上記ワークベッドから解
    除するための手段と、 プリントヘッドキャリッジとを備え、 上記プリントヘッドキャリッジが、 上記プリンタに据え付けられ、上記印刷軸の方向に移動する基部構造と、 上記印刷シート移動軸に平行に延びる感熱式印刷要素の並びを有する感熱式プ
    リントヘッドを備え、上記印刷軸をほぼ横切る軸周りに回転するように第一端部
    が上記基部構造に軸回転可能に設けられた片持ち梁風アームと、 上記基部と上記片持ち梁風アームの他端に取り付けられ、上記感熱式プリント
    ヘッドを上げたり下げたりするために上記片持ち梁風アームを上記軸周りに選択
    的に軸回転するための軸回転アクチュエータと、 上記基部構造に設けられ、上記ドナーシートを、上記感熱式プリントヘッドと
    上記ワーク表面によって保持された上記印刷シートとの間に収めるものであり、
    上記ドナーシートの供給ロールと係合するための供給シャフトと、上記感熱式プ
    リントヘッドと印刷シートとの間に収められているドナーシートの巻取りロール
    と係合するための巻取りシャフトと、上記巻取りシャフトに回転可能に取り付け
    られた巻取りモータとを有するドナーシート処理手段と、 を備えた幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  39. 【請求項39】 上記感熱式プリントヘッドと共に設けられ、上記感熱式印
    刷要素の抵抗を表すデータを保管する半導体メモリ要素を備え、上記感熱式印刷
    要素が上記保管されたデータに対応して印刷するようにエネルギを付与される(
    電圧印加される)請求項38記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  40. 【請求項40】 上記感熱式プリントヘッドが一つのトラニオンジョイント
    を介して上記プリンタに設けられた請求項38記載の幅広フォーマット感熱式プ
    リンタ。
  41. 【請求項41】 上記ドナーシート処理手段が、 上記基部プレートに据え付けられ、ドナーシート供給および巻取りロールを
    備えたカセットを収容するものであり、上記供給および巻取りロールの間のドナ
    ーシートの一部が上記感熱式プリントヘッドの下方に位置でき、印刷時に上記プ
    リントヘッドと上記印刷シートとの間に収まるように上記カセットを収容するよ
    うに適合されたカセット受入ステーションを備え、 上記受入ステーションが、上記カセットに設けられた駆動要素と係合して供給
    および巻取りロールにそれぞれ回転可能に連結された供給および巻取り駆動要素
    を備え、 上記プリントヘッドキャリッジが、上記巻取り駆動要素に回転可能に連結され
    た巻取りモータと、上記供給ロールを減速させるためのブレーキとを備えた請求
    項38記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  42. 【請求項42】 上記印刷軸と平行に延び、複数のドナーシートカセットを
    並べて保持するドナーカセット保管ラックを備え、 上記カセット受入ステーションが、上記カセット受入ステーションから上記カ
    セット保管ラックへ向かって延び、ドナーシートカセットと係合してドナーシー
    トカセットを上記カセット受入ステーションと上記保管ラックとの間で運搬する
    ための移動可能係合要素を有したカセット運搬手段を備え、 上記基部構造に上記受入ステーションがスライド可能に設けられ、上記片持ち
    梁風アームが上方へ軸回転し、上記受入ステーションおよびカセット保管ラック
    に設けられたカセットと係合する係合要素と係合して垂直に移動させることがで
    きるように、上記ステーションが上記片持ち梁風アームの上方に位置した請求項
    41記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  43. 【請求項43】 上記カセット運搬手段が、上記カセット係合要素を運ぶた
    めの歯状ベルトを支持するベルト支持ベッドと、上記ベルトを上記支持ベッド周
    りに移動させるためのモータとを備えた請求項42記載の幅広フォーマット感熱
    式プリンタ。
  44. 【請求項44】 上記印刷シート並進運動(移動)手段が、 それぞれ上記ワーク表面上に保持された印刷シートに対してクランプされた状
    態と、クランプされない状態との間を移動できるものであって、第一端部から第
    二端部へと上記印刷軸と平行な方向に上記ワークベッドを横切って延びており、
    上記印刷シートを上記印刷シート移動軸の方向へ移動させるためのものであり、
    上記第一端部同士が互いに機械的に連結されており、また上記第二端部同士が機
    械的に連結されており、互いに実質的に上記印刷シート移動軸の方向に間隔を隔
    てて固定された一対の移動クランプと、 上記一対のクランプを移動させるために上記移動クランプの第一および第二端
    部にそれぞれ設けられた、別個の第一および第二アクチュエータとを備え、 上記プリンタが、上記ワークベッドに対する上記印刷シートのアライメントを
    決定すべく上記印刷シートの端部を検出するために上記感熱式プリントヘッドと
    共に移動するように設けられた端部センサーを備えた請求項38記載の幅広フォ
    ーマット感熱式プリンタ。
  45. 【請求項45】 個々のカラー平面における印刷シート上にマルチカラーグ
    ラフィック製品を印刷するためのものであり、コントローラ及び上記グラフィッ
    ク製品を表す機械読み取り可能なデータに反応する幅広フォーマット感熱式プリ
    ンタであって、 印刷軸および該印刷軸に垂直な印刷シート並進移動軸を備え、上記印刷シート
    を支持するためのワーク表面を提供するプラテンを備えたワークベッドと、 上記印刷シートを印刷シート移動軸に沿って移動させる印刷シート並進運動(
    移動)手段と、 上記印刷シート並進移動軸と平行に延びる感熱式印刷要素の並びを有する感熱
    式プリントヘッドと、 巻取りモータに連結された巻取りシャフトと供給シャフトとを備えたドナーシ
    ート装置であって、上記巻取りおよび供給シャフトは、ドナーシートの巻取りロ
    ールおよび供給ロールをそれぞれ連結するものであり、上記巻取りモータは、上
    記ドナーシートが上記供給ロールから引き出されて上記感熱式プリントヘッドと
    上記印刷シートとの間に収められた後に上記ドナーシートを上記巻取りロールに
    巻き取るものであるドナーシート装置とを備え、 上記感熱式プリントヘッドが、上記ドナーシートを上記印刷シートに対して押
    しつけて上記感熱式印刷要素に選択的にエネルギを付与(電圧印加)することに
    より上記クランプ間の領域において上記印刷軸と平行に延びる細長い印刷面・ス
    ワス内で上記印刷シート上に印刷するために、上記印刷軸に対して平行に移動で
    きるようになっており、 更に、上記印刷シート上に印刷するときに上記印刷シートを上記ワークベッド
    に固定し、上記印刷シートが移動するときに上記印刷シートを上記ワークベッド
    から解放するための手段と、 上記印刷シート移動手段、上記感熱式プリントヘッド、上記ドナーシート手段
    および上記印刷シートを固定するための上記手段と通信可能であり、マルチカラ
    ーグラフィック製品を表す保存データに反応して印刷シート上にマルチカラーグ
    ラフィック製品を印刷するためのコントローラであって、一つのカラー平面を印
    刷するときに、印刷シートを連続的なプリントされる細長い印刷面・スワスの間
    で上記印刷シート移動軸と平行な一つの方向へ移動させ、異なるカラー平面を印
    刷するときに、上記印刷シートを上記印刷シート移動軸と平行な逆方向へ移動さ
    せるための印刷シート移動手段を制御することに関連してメモリ中に保存された
    プログラムを有するコントローラと、 を備えたことを特徴とする幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  46. 【請求項46】 上記印刷シート並進移動手段が、それぞれ上記ワーク表面
    上に保持された印刷シートに対してクランプされた状態と、クランプされない状
    態との間を移動できるものであって、それぞれ第一端部から第二端部へと上記印
    刷軸の方向に上記ワークベッドを横切って延び、上記印刷シートを上記印刷シー
    ト移動軸の方向へ移動させる一対の移動クランプであって、上記第一端部同士が
    互いに機械的に連結されており、また上記第二端部同士が機械的に連結されてお
    り、実質的に互いに上記印刷シート移動軸の方向に間隔を隔てて固定された一対
    のクランプを備え、 上記印刷シート移動手段が更に、上記一対のクランプを上記印刷シート移動軸
    の方向で第一および第二位置との間を移動させるために上記クランプに連結され
    た少なくとも一つのアクチュエータを備えた請求項45記載の幅広フォーマット
    感熱式プリンタ。
  47. 【請求項47】 カラー平面を表す機械読み取り可能なデータに反応して異
    なるカラー平面の各々においてマルチカラーグラフィック製品を印刷シート上に
    印刷する感熱式プリンタを用いた印刷方法であって、 A)印刷シートをワーク表面で保持するステップと、 B)印刷されるべきカラー平面に応じて供給する所定長さのドナーシートを選
    択し、その一部を、印刷シート移動軸と平行に延びる感熱式印刷要素の並びを有
    する感熱式プリントヘッドと上記印刷シートとの間に収めるステップと、 C)下記のステップ1)および2)を交互に繰り返すことにより、印刷シート
    移動軸にほぼ直行する印刷軸と平行に延びるプリントされる細長い印刷面・スワ
    ス)内で印刷シート上にカラー平面を印刷するステップと、 1)上記感熱式プリントヘッドを用いて上記ドナーシートを上記印刷シートに
    押し付けつつ、上記プリントヘッドを上記印刷軸に平行に移動させて上記感式印
    刷要素を選択的にエネルギを付与して、上記プリントヘッドを越えて上記ドナー
    シートを引き抜くステップ、 2)上記印刷シートを印刷される細長い印刷面・スワスの間で上記移動軸と平
    行に移動させるステップ、 D)上記印刷シート上に上記マルチカラーグラフィック製品を印刷するために
    印刷されるべき各カラー平面に対してA,B,Cのステップを実行するステップ
    であって、少なくとも一つのカラー平面を印刷するときに、印刷シートを、連続
    する印刷される細長い印刷面の間を上記移動軸と平行な方向で、異なるカラー平
    面を印刷するときに連続する細長い印刷面を移動する方向とは逆の方向に移動す
    るステップと、 を備えた方法。
  48. 【請求項48】 ワーク表面に開口部を有する吸引ワークベッドを提供し、
    上記印刷シートを上記吸引ワークベッドのワーク表面上に支持するステップと、 印刷スワスを印刷するときに上記開口部に吸引力を供給して上記印刷シートを
    上記ワークベッドに固定するステップと、 上記印刷シートを移動するときに上記印刷シートを上記ワークベッドから解放
    するために上記開口部に吸引力を付与することを停止するステップとを含む請求
    項47記載の方法。
  49. 【請求項49】 上記印刷シートを移動するステップが、一対の移動クラン
    プの少なくとも一つを用いて上記印刷シートをクランプするステップを含み、そ
    れぞれのクランプは、上記ワーク表面上に保持された印刷シートに対してクラン
    プされた状態と、クランプされない状態との間を(並進)移動できるものであっ
    て、各クランプは第一端部から第二端部へと上記印刷軸と平行に延び、上記第一
    端部同士が互いに機械的に連結されており、また上記第二端部同士が機械的に連
    結されており、実質的に互いに上記移動軸の方向に間隔を隔てて固定されたもの
    であり、 更に、上記一対のクランプを上記移動軸と平行に移動させるステップを含む請
    求項47記載の方法。
  50. 【請求項50】 上記一対のクランプを移動させるステップが、上記クラン
    プの上記第一および第二端部にそれぞれ機械的に連結され、上記第一および第二
    端部を上記移動軸と平行な方向にほぼ同じ距離だけ移動させる第一および第二ア
    クチュエータにエネルギを付与することを含む請求項49記載の方法。
  51. 【請求項51】 グラフィック製品を表す機械読み取り可能なデータに反応
    して印刷シート上にマルチカラーグラフィック製品のカラー平面を感熱式で印刷
    する方法であって、 印刷されるべきカラー平面に対応するドナーシートを選択し、そのドナーシー
    トを、印刷シート(並進)移動軸に沿った印刷シートの幅方向に延びる印刷要素
    の並びを有する感熱式プリントヘッドと上記印刷シートとの間に収めるステップ
    と、 上記感熱式プリントヘッドを上記印刷シート移動軸と直行する印刷軸に沿って
    移動させて上記感熱式プリントヘッドを用いて上記ドナーシートを上記印刷シー
    トに押し付けながら上記感熱式印刷要素に選択的にエネルギを付与(電圧印加)
    することによって、連続する細長い印刷面・スワス内の印刷シート上に上記カラ
    ー平面を印刷するステップと、 上記印刷シートを、細長い印刷面・スワスの間で上記印刷シート移動軸の方向
    に移動させるステップとを備え、 少なくとも一つの印刷面・スワスにおいて、印刷されるべき連続画素同士が上
    記印刷軸方向の最小距離よりも離れている場合、上記プリントヘッドが上記連続
    画素間距離の少なくとも一部を移動するときに上記ドナーシートを上記プリント
    ヘッドを用いて上記印刷シートに押し付けることを停止して細長い印刷面・スワ
    スに印刷し、これによってドナーシートが上記プリントヘッドを越えて引き出さ
    れることを防止して、ドナーシートを維持する方法。
  52. 【請求項52】 上記感熱式プリントヘッドを用いて押し付けることを停止
    するステップが、上記印刷されるべき連続画素が少なくとも最小距離2インチ(
    約5.4cm)離れているときに、上記プリントヘッドを用いて押し付けること
    を停止する請求項51記載の方法。
  53. 【請求項53】 細長い印刷面・スワスに印刷する前に行うステップであっ
    て、 画素の横列および縦列に対応しており、上記印刷スワスの各画素に対応する記
    録位置を備えたメモリ領域をメモリから選択するステップと、 記録位置に対応する画素が印刷シート上に印刷されるものかどうかを表すデー
    タを各記録位置に保管するステップと、 連続するブランク(blank)列の値がしきい値を越えたときを決定・判定
    するために上記メモリ位置を調べるステップとを含み、 ブランク列の値がしきい値を越えた場合、上記感熱式プリントヘッドが上記ブ
    ランク列の画素の少なくとも幾つかを印刷する位置に位置したときに加圧するこ
    とを停止することに対応して、感熱式プリントヘッドをドナーシートに対して押
    し付けることを停止するステップを含む請求項51記載の方法。
  54. 【請求項54】 上記印刷シートを移動するステップが、一対の移動クラン
    プの少なくとも一つを用いて上記印刷シートをクランプするステップを含み、そ
    れぞれのクランプは、第一端部から第二端部へと上記印刷軸の方向に延び、上記
    第一端部同士が互いに機械的に連結されており、また上記第二端部同士が機械的
    に連結されており、実質的に互いに上記印刷シート(並進)移動軸の方向に間隔
    を隔てて固定されたものであり、 更に、上記一対のクランプを上記印刷シート(並進)移動軸の方向に移動させ
    るステップを含む請求項51記載の方法。
  55. 【請求項55】 上記一対のクランプを(並進)移動させるステップが、上
    記クランプの上記第一および第二端部にそれぞれ機械的に連結され、上記第一お
    よび第二端部を上記印刷シート移動軸の方向にほぼ同じ距離だけ移動させる第一
    および第二アクチュエータにエネルギを与える(電圧印加する)ことを含む 請求項54記載の方法。
  56. 【請求項56】 グラフィック製品を表す選択された機械読取り可能なデー
    タに反応して、印刷シート上の各々の異なるカラー平面に、マルチカラーグラフ
    ィック製品を印刷する感熱式プリンタを用いた印刷方法であって、 (A) 印刷されるべきカラー平面に対応するドナーシートの供給長さを選択
    し、その供給長さ部分を、印刷シート(並進)移動軸に沿って延びる印刷要素ア
    レイを有する感熱式プリントヘッドと印刷シートとの間に挿入するステップと、 (B) 印刷シート(並進)移動軸にほぼ垂直な印刷軸に沿って延びる細長い
    印刷面・スワスで、次の(1)及び(2)のステップを交互に繰り返すことによ
    り、印刷シート上にカラー平面を印刷するステップと、 (1) プリントヘッドを越えてドナーシートを引っ張るために、感熱式プリ
    ントヘッドを用いて選択的にドナーシートを印刷シートに押し付けながら、プリ
    ントヘッドをプリント軸の方向に(並進)移動させ、感熱式印刷要素に選択的に
    電圧印加するステップ、 (2) 細長い印刷面・スワスの間で、印刷シート(並進)移動軸の方向に印
    刷シートを(並進)移動させるステップ、 (C) マルチカラーグラフィック製品を印刷シート上に印刷するために、印
    刷される事となっているカラー平面の各々に対してステップA,Bを実施し、少
    なくとも一つのカラー平面を印刷する時に、印刷シートは連続する細長い印刷面
    ・スワスの間を印刷シート(並進)移動軸に沿った方向と逆の方向に(並進)移
    動し、異なるカラー平面を印刷する時に、連続する細長い印刷面・スワスの間を
    (並進)移動するステップとからなり、 少なくとも一つの細長い印刷面・スワスは、印刷されるべき連続するピクセル(
    画素)が、印刷軸の方向で最小の距離以上の広がりで離れている時、その細長い
    印刷面・スワスは、プリントヘッドを用いて印刷シートにドナーシートを押し付
    けることを防止し、押し付けることを防止することによって、少なくとも連続し
    たピクセル間の距離の一部分だけプリントヘッドを(並進)移動させた時、ドナ
    ーシートがプリントヘッドを越えて引っ張られるのをほぼ防止し、これによって
    ドナーシートを保護することを特徴とする印刷方法。
  57. 【請求項57】 マルチカラーグラフィック製品を表す機械読取り可能なデ
    ータに反応して、印刷シート上の各々のカラー平面に、マルチカラーグラフィッ
    ク製品を印刷する感熱式プリンタを用いた印刷方法であって、 (A) 印刷されるべきカラー平面に対応するドナーシートの供給長さを選択
    し、その供給長さ部分を、印刷シート(並進)移動軸に沿って後部端から前部端
    に延びる印刷要素アレイを有する感熱式プリントヘッドと印刷シートとの間に挿
    入するステップと、 (B) 印刷シート(並進)移動軸にほぼ垂直な印刷軸に沿って延びる細長い
    印刷面・スワスで、次の(1)及び(2)のステップを交互に繰り返すことによ
    り、印刷シート上にカラー平面を印刷するステップと、 (1) プリントヘッドを越えてドナーシートを引っ張り、印刷シート上に印
    刷するために、感熱式プリントヘッドを用いて選択的にドナーシートを印刷シー
    トに押し付けながら、プリントヘッドをプリント軸の方向に(並進)移動させ、
    感熱式印刷要素に選択的に電圧印加するステップ、 (2) 個々のステップの整数値において、印刷シート(並進)移動軸の方向
    に印刷シートを(並進)移動させ、各ステップは、印刷幅にほぼ等しい(並進)
    移動の増分だけ印刷シートを(並進)移動させるステップ、 (C) ステップ(B)を実施する際、少なくとも(1)のステップのうち一
    つは、少なくとも2つのステップにおいて印刷シートを(並進)移動させること
    を含んでおり、ステップのうちの一つが、その増分より少ない距離だけ印刷シー
    トを(並進)移動させ、それ以外の他のステップおよび如何なる付加的なステッ
    プがそれぞれ、その増分だけ、印刷シートを(並進)移動させるステップとから
    なることを特徴とする印刷方法。
  58. 【請求項58】 少なくとも2つのステップの内の、印刷シートを(並進)
    移動させるステップは、次の細長い印刷面・スワスの次の最近接のピクセルを印
    刷するために、印刷シート(並進)移動軸の方向にほぼ一直線に並んでいる感熱
    式印刷要素アレイの後部端の列まで、印刷シートを(並進)移動させる請求項5
    7記載の印刷方法。
  59. 【請求項59】 上記印刷シートを(並進)移動させるステップは、少なく
    とも一対の(並進)移動可能なクランプの少なくとも一方により印刷シートをク
    ランプするステップを含んでおり、各クランプは印刷軸方向に1番目の端から2
    番目の端に向かって伸びており、各1番目の端および各2番目の端は機械的に結
    合しており、それによって各クランプは、(並進)移動方向に沿ってほぼ安定し
    て間隔が開き、上記印刷シートを(並進)移動させるステップはさらに、上記ク
    ランプの対を印刷シート(並進)移動軸の方向に(並進)移動させるステップを
    含む請求項57記載の印刷方法。
  60. 【請求項60】 マルチカラーグラフィック製品を印刷シート上に印刷する
    ために、印刷される事となっているカラー平面の各々に対してステップ(A),
    (B)を実施し、少なくとも一つのカラー平面を印刷する時に、印刷シートは連
    続する細長い印刷面・スワスの間を印刷シート(並進)移動軸に沿った方向と逆
    の方向に(並進)移動し、異なるカラー平面の連続する細長い印刷面・スワスを
    印刷する時に、印刷シートは(並進)移動する請求項57記載の印刷方法。
  61. 【請求項61】 マルチカラーグラフィック製品の機械読取り可能なデータ
    に反応して、印刷シート上の異なるカラー平面の各々に、マルチカラーグラフィ
    ック製品を印刷する感熱式プリンタを用いた印刷方法であって、 (A) カラー平面の選択された領域に選択されたカラー平面を組織化(orga
    nizing)し、各々の領域内部で、印刷されるべき対象は印刷シート(並進)移動
    軸に沿って互いの選択された距離内にあり、如何なる一つの領域内部にある対象
    であっても、印刷シート(並進)移動軸の方向に、他の領域にある対象からは、
    選択された距離より大きな距離だけ離れているステップと、 (B) 印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートの供給長を選択し
    、また、感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に、ドナーシートの供給長部分
    を挿入するステップと、 (C) 次の(1)及び(2)のステップを交互に繰り返すことにより、印刷
    シート上の、一定の印刷幅を持ち、かつ、その印刷シート(並進)移動軸にほぼ
    垂直な印刷軸に沿って延びる細長い印刷面・スワスに、カラー平面の各々の領域
    を印刷するステップと、 (1)−a プリントヘッドを越えてドナーシートを引っ張るために、選択さ
    れたドナーシートを印刷シートに押し付けながら、プリントヘッドを印刷軸の方
    向に(並進)移動させ、感熱式印刷要素に選択的に電圧印加するステップ、 (1)−b 印刷シート(並進)移動軸の方向に、細長い印刷面・スワスの幅
    を持った連続した細長い印刷面・スワスの間の印刷シート(並進)移動軸の方向
    に選択された増分だけ印刷シートを(並進)移動させると共に、その領域が印刷
    されるまで必要なだけステップ(1)−aとステップ(1)−bを交互に繰り返
    し行うステップ、 (2) 次の領域を印刷する前に、上記(1)のステップで印刷された領域と
    印刷されるべき次の領域の離間距離にほぼ等しい距離だけ、印刷シート(並進)
    移動軸の方向に印刷シートを(並進)移動させるステップからなることを特徴と
    する印刷方法。
  62. 【請求項62】 印刷されるべき領域にカラー平面を組織化(organizing)
    するステップは、印刷軸に平行で、かつ、印刷シート(並進)移動軸の方向に、
    整数値の細長い印刷面・スワスの幅の距離だけ離れている1番目の一組の側部及
    び印刷シート(並進)移動軸に平行な2番目の一組の側部を有する矩形の領域に
    、カラー平面を組織化(organizing)する請求項61記載の印刷方法。
  63. 【請求項63】 (D) マルチカラーグラフィック製品を印刷シート上に
    印刷するために、印刷される事となっているカラー平面の各々に対してステップ
    (A),(B),(C)を実施し、少なくとも一つのカラー平面を印刷する時に
    、印刷シートは連続する細長い印刷面・スワスの間を印刷シート(並進)移動軸
    に沿って逆方向に(並進)移動し、異なるカラー平面の連続する細長い印刷面・
    スワスを印刷する時に、印刷シートは(並進)移動するステップを有する請求項
    61記載の印刷方法。
  64. 【請求項64】 グラフィック製品を表す機械読取り可能なデータに反応し
    て、印刷シート上の異なるカラー平面の各々に、マルチカラーグラフィック製品
    を印刷する感熱式プリンタを用いた印刷方法であって、 (A) 印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートの供給長を選択し
    、また、感熱式プリントヘッドと印刷シートの間にドナーシートの供給長部分を
    挿入するステップと、 (B) 次の(1)及び(2)のステップを交互に繰り返すことにより、印刷
    シート上の、印刷軸に沿って延び、かつ、その印刷軸にほぼ垂直な印刷シート(
    並進)移動軸に沿って選択された幅を持つ細長い印刷面・スワスに、カラー平面
    を印刷するステップと、 (1) プリントヘッドを越えてドナー材料を引っ張るために、選択されたド
    ナーシートを印刷シートに押し付けながら、プリントヘッドをプリント軸の方向
    に(並進)移動させ、感熱式印刷要素に選択的に電圧印加するステップ、 (2) 少なくとも選択された幅にほぼ等しい距離だけ、印刷シート(並進)
    移動軸の方向に印刷シートを(並進)移動させるステップ、 (C) マルチカラーグラフィック製品を印刷シート上に印刷するために、印
    刷される事となっているカラー平面の各々に対してステップ(A),(B)を実
    施し、少なくとも一つのカラー平面を印刷する時に、印刷シートは連続する細長
    い印刷面・スワスの間を印刷シート(並進)移動軸に沿って逆方向に(並進)移
    動し、異なるカラー平面の連続する細長い印刷面・スワスを印刷した時に(並進
    )移動するところまで(並進)移動を行うステップとからなり、 カラー平面の少なくとも一つに対して(1)のステップのなかの一つを実施す
    ることは、そのステップのうちの一つが選択された幅より小さな距離だけ印刷シ
    ートを(並進)移動させ、如何なる付加的なステップもそれぞれ選択された幅に
    ほぼ等しいところの、少なくとも二つのステップで印刷シートを(並進)移動さ
    せることを含んでいることを特徴とする印刷方法。
  65. 【請求項65】 上記印刷シートを(並進)移動させるステップは、少なく
    とも一対の(並進)移動可能なクランプの少なくとも一方により印刷シートをク
    ランプするステップを含んでおり、各クランプは印刷軸方向に1番目の端から2
    番目の端に向かって伸びており、各1番目の端および各2番目の端は機械的に結
    合しており、それによって各クランプは、(並進)移動方向に沿ってほぼ安定し
    て間隔が開き、上記印刷シートを(並進)移動させるステップはさらに、上記ク
    ランプの対を印刷シート(並進)移動軸の方向に(並進)移動させるステップを
    含む請求項64記載の印刷方法。
  66. 【請求項66】 カラー平面を表す機械読取り可能なデータに反応して、印
    刷シート上に、マルチカラーグラフィック製品のカラー平面を感熱的に印刷する
    方法であって、 (A) 印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートを選択し、かつ、
    ドナーシートを印刷シート(並進)移動軸に沿って所望の印刷幅に応じて広がる
    印刷要素アレイを持つ感熱式プリントヘッドの間に挿入するステップと、 (B) 印刷シート上に印刷されるべきカラー平面の第1部分及び第2部分を
    選択するステップと、この選択ステップは、 プリントヘッドが現時点で最も近いカラー平面の印刷シート(並進)移動軸の
    方向において末端を決め、 カラー平面の第1部分が、プリントヘッドとカラー平面の最も近い端の間にあ
    り、第2部分がカラー平面の残り部分にあるように、第1部分及び第2部分を選
    択することを含んでおり、 (C) カラー平面の第2部分を印刷する前に、カラー平面の第1部分を印刷
    シート上に印刷し、各々の部分を印刷することは、印刷シート(並進)移動軸に
    垂直な印刷軸に沿って感熱式プリントヘッドを(並進)移動させることにより、
    かつ、細長い印刷面・スワスの間で、印刷シート(並進)移動軸の方向に印刷シ
    ートを(並進)移動させることにより、各々の部分が一定の印刷幅を持つ、連続
    する細長い印刷面・スワスに印刷することを含んでいるステップとからなること
    を特徴とする印刷方法。
  67. 【請求項67】 カラー平面の第1部分を印刷する時の、連続する細長い印
    刷面・スワス間の印刷シートの(並進)移動軸方向における印刷シート(並進)
    移動方向は、印刷シート上にカラー平面の一部の区画(section portion)を印
    刷する時の、連続する細長い印刷面・スワス間の印刷シートの(並進)移動軸方
    向における印刷シート(並進)移動方向と同じである請求項66記載の印刷方法
  68. 【請求項68】 カラー平面の第1部分を印刷する時の、連続する細長い印
    刷面間の印刷シートの(並進)移動軸方向における印刷シート(並進)移動方向
    は、印刷シート上にカラー平面の一部の区画(section portion)を印刷する時
    の、連続する細長い印刷面・スワス間の(並進)移動方向と逆である請求項66
    記載の印刷方法。
  69. 【請求項69】 上記印刷シートを(並進)移動させるステップは、少なく
    とも一対の(並進)移動可能なクランプの少なくとも一方により印刷シートをク
    ランプするステップを含んでおり、各クランプは印刷軸方向に1番目の端から2
    番目の端に向かって伸びており、各1番目の端および各2番目の端は機械的に結
    合しており、それによって各クランプは、(並進)移動方向に沿ってほぼ安定し
    て間隔が開き、上記印刷シートを(並進)移動させるステップはさらに、上記ク
    ランプの対を印刷シート(並進)移動軸の方向に(並進)移動させるステップを
    含む請求項66記載の印刷方法。
  70. 【請求項70】 カラー平面を表す機械読取り可能なデータに反応して、印
    刷シート上に、マルチカラーグラフィック製品のカラー平面を感熱的に印刷する
    方法であって、 (A) 印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートを選択し、かつ、
    そのドナーシートを印刷シート(並進)移動軸に沿って所望の印刷幅に応じて広
    がる印刷要素アレイを持つ感熱式プリントヘッドの間に挿入するステップと、 (B) カラー平面の第1部分と第2部分とを印刷し、各々の部分を印刷する
    ことは、印刷シート(並進)移動軸に垂直なプリント軸に沿って感熱式プリント
    ヘッドを連続的に(並進)移動させることによりかつ細長い印刷面・スワスの間
    で、印刷シート(並進)移動軸の方向に印刷シートを(並進)移動させることに
    より、印刷シート(並進)移動軸の方向に一定の印刷幅を持つ、連続する細長い
    印刷面・スワスに印刷することを含んでいるステップとからなり、 カラー平面の第1部分に印刷する時に、印刷シートは、細長い印刷面・スワス
    の間の印刷シート(並進)移動軸に沿って一方向に(並進)移動し、第2部分を
    印刷する時に、印刷シートは、細長い印刷面・スワスの間で、反対方向に(並進
    )移動することを特徴とする方法。
  71. 【請求項71】 カラー平面の第1部分及び第2部分を選択するステップは
    、 プリントヘッドが最も近いカラー平面の印刷シート(並進)移動軸の方向にお
    いて末端を決め、 カラー平面の第1部分が、プリントヘッドとカラー平面の最も近い端の間にあ
    ることを選択し、カラー平面の第2部分を印刷する前に、カラー平面のその部分
    を印刷シート上に印刷することを含んでいる請求項70記載の方法。
  72. 【請求項72】 ステップ(A)を実行する前に、 カラー平面の1番目及び2番目の端に対して、印刷シート(並進)移動軸方向
    におけるプリントヘッドの位置を決定・判定・判別し、 カラー平面のどちらの各端が感熱式プリントヘッドにより近いかを決定・判定
    し、 印刷されるべきカラー平面の端近傍に向かうように、印刷シート(並進)移動
    軸方向における選択された(並進)移動方向を選択するというステップを有する
    請求項70記載の方法。
  73. 【請求項73】 印刷シート(並進)移動軸方向におけるプリントヘッドの
    位置を決定するステップは、印刷シートの蓄積した以前の(並進)移動を表す機
    械読取り可能なデータに反応して位置を決定することを含み、 カラー平面のどちらの各端がより近いかを決定するステップは、選択されたカ
    ラー平面と印刷シートの既知の関係に基づいて位置を比較することを含んでいる
    請求項70記載の方法。
  74. 【請求項74】 上記印刷シートを(並進)移動させるステップは、少なく
    とも一対の(並進)移動可能なクランプの少なくとも一方により印刷シートをク
    ランプするステップを含んでおり、各クランプは印刷軸方向に1番目の端から2
    番目の端に向かって伸びており、各1番目の端および各2番目の端は機械的に結
    合しており、それによって各クランプは、(並進)移動方向に沿ってほぼ安定し
    て間隔が開き、上記印刷シートを(並進)移動させるステップはさらに、上記ク
    ランプの対を印刷シート(並進)移動軸の方向に(並進)移動させるステップを
    含む請求項70記載の印刷方法。
  75. 【請求項75】 マルチカラーグラフィック製品を表す機械読取り可能なデ
    ータに反応して、印刷シート上の各々の異なるカラー平面にマルチカラーグラフ
    ィック製品を印刷する感熱式プリンタを用いた印刷方法であって、 (A) 印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートの供給長を選択し
    、また、感熱式プリントヘッドと印刷シートの間にドナーシートの供給長部分を
    挿入するステップと、 (B) 次の(1)及び(2)のステップを交互に繰り返すことにより、印刷
    シート上の、印刷軸に沿って延び、かつ、その印刷軸にほぼ垂直な印刷シート(
    並進)移動軸に沿って選択された幅を持つ細長い印刷面・スワスに、カラー平面
    を印刷するステップと、 (1) 印刷シート上に印刷し、かつ、プリントヘッドを越えてドナーシート
    を引っ張るために、選択されたドナーシートを印刷シートに押し付けながら、プ
    リントヘッドをプリント軸の方向に(並進)移動させ、感熱式印刷要素に選択的
    に電圧印加するステップ、 (2) 印刷シート(並進)移動軸に沿った選択された方向に、少なくとも選
    択された幅にほぼ等しい距離だけ、印刷シートを(並進)移動させるステップ、 (C) マルチカラーグラフィック製品を印刷シート上に印刷するために、印
    刷される事となっている残りのカラー平面の各々に対してステップ(A),(B
    )を実施するステップとからなり、 カラー平面の印刷が終了した後、次のカラー平面の印刷に先立って、 印刷シート(並進)移動軸の方向で、プリントヘッドの現時点の位置に対して
    、次に印刷されるべきカラー平面の端の一つが、印刷されるべきカラー平面の他
    の端よりも近くにあるかどうかを決定するステップと、 一方の端の方が近くにあれば、プリントヘッドとカラー平面の他端との間のカ
    ラー平面部分の少なくとも一部分を印刷する前に、プリントヘッドとカラー平面
    のより近い端との間のカラー平面のその部分の少なくとも一部分を印刷するステ
    ップを実施することを特徴とする印刷方法。
  76. 【請求項76】 上記印刷シートを(並進)移動させるステップは、少なく
    とも一対の(並進)移動可能なクランプの少なくとも一方により印刷シートをク
    ランプするステップを含んでおり、各クランプは印刷軸方向に1番目の端から2
    番目の端に向かって伸びており、各1番目の端および各2番目の端は機械的に結
    合しており、それによって各クランプは、(並進)移動方向に沿ってほぼ安定し
    て間隔が開き、上記印刷シートを(並進)移動させるステップはさらに、上記ク
    ランプの対を印刷シート(並進)移動軸の方向に(並進)移動させるステップを
    含む請求項75記載の印刷方法。
  77. 【請求項77】 カラー平面を表す機械読取り可能なデータに反応して、印
    刷シート上にマルチカラーグラフィック製品のカラー平面を感熱的に印刷する方
    法であって、 印刷されるべきカラー平面が、他のスポットカラー対象物の一つにより押し出
    されるような対象物、及び印刷シート上に印刷されるべき完成した最終グラフィ
    ック製品中のプロセスカラー対象物を含んでいることを判断(決定)し、 印刷されるべきカラー平面に対応したドナーシートを選択し、また、そのドナ
    ーシートを印刷シート(並進)移動軸に沿って延びる印刷要素アレイを持つ感熱
    式プリントヘッドの間に挿入するステップAと、 印刷シート(並進)移動軸に垂直な印刷軸に沿って感熱式プリントヘッドを(
    並進)移動させ、機械読取り可能なデータに反応して感熱式印刷要素を選択的に
    電圧印加し、連続する細長い印刷面・スワスを印刷する間に印刷シート(並進)
    移動軸の方向に印刷シートを(並進)移動させることにより、一定の印刷幅を持
    った連続する細長い印刷面・スワスに印刷することを含む印刷シート上にカラー
    平面を印刷するステップBとからなり、 カラー平面の押し出されるべきことが定められているそれらの領域を印刷する
    ことを防止することを特徴とする印刷方法。
  78. 【請求項78】 少なくとも一つの細長い印刷面・スワスを印刷する時に、
    印刷されるべき連続的なピクセル(画素)が、印刷軸方向に、すべてのブランク
    ピクセル(blank pixels)の最小距離以上の距離で離れているかを判断し、この
    ブランクピクセルは一つの対象物の締出し部に対応しており、また、連続的なピ
    クセル(画素)がとても離れているかを判断し、プリントヘッドを越えてドナー
    シートが引っ張られるのをほぼ防ぐために、連続的なピクセル間の距離の内、少
    なくとも一部分の距離だけ、プリントヘッドを(並進)移動させる時に、印刷シ
    ートから感熱式プリントヘッドを持ち上げ(離し)、これによってドナーシート
    を保護する請求項77記載の印刷方法。
  79. 【請求項79】 カラー平面の一つを印刷する時、印刷シートは、連続する
    細長い印刷面・スワスの間を、印刷シート(並進)移動軸に沿った方向と逆の方
    向のところまで(並進)移動し、異なるカラー平面を印刷する時、印刷シートは
    、連続する細長い印刷面・スワスの間を(並進)移動する請求項77記載の印刷
    方法。
  80. 【請求項80】 上記印刷シートを(並進)移動させるステップは、少なく
    とも一対の(並進)移動可能なクランプの少なくとも一方により印刷シートをク
    ランプするステップを含んでおり、各クランプは印刷軸方向に1番目の端から2
    番目の端に向かって伸びており、各1番目の端および各2番目の端は機械的に結
    合しており、それによって各クランプは、(並進)移動方向に沿ってほぼ安定し
    て間隔が開き、上記印刷シートを(並進)移動させるステップはさらに、上記ク
    ランプの対を印刷シート(並進)移動軸の方向に(並進)移動させるステップを
    含む請求項77記載の印刷方法。
  81. 【請求項81】 印刷シート(並進)移動軸に沿って印刷シートを(並進)
    移動させ、かつ、印刷シート(並進)移動軸に垂直な印刷軸に沿った感熱式プリ
    ントヘッドを(並進)移動させる感熱式プリンタを用いて、印刷シート上の個々
    のカラー平面にマルチカラーグラフィック製品を印刷するためのコンピュータを
    用いたマルチカラーグラフィック製品を表すデータの処理方法であり、 感熱式プリントヘッドは、印刷軸の方向に延びる細長い印刷面・スワスを印刷
    するために、印刷シート(並進)移動軸の方向に沿って延びる感熱式印刷要素ア
    レイを含んでおり、 マルチカラーグラフィック製品を表すデータを含む機械読取り可能なデータフ
    ァイルを与えるステップと、 印刷されるべきカラー平面を選択するステップと、 選択されたカラー平面の色(color)を持つ対象物を選択するためにデータフ
    ァイルを検査するステップと、 各々の対象物を持つカラー平面の方形の領域を関連付けるステップと、 印刷シート(並進)移動軸に沿って互いに選択された距離の範囲内にある領域
    を一つにまとめるステップと、 幅が印刷幅の整数値となるように、印刷軸の方向に延びる各々の領域の次元を
    増やすステップとからなり、 各々の印刷領域を選択し、また、各々の領域を選択した時、 選択された面積(area)を、細長い印刷面・スワスの整数値で割るステップと
    、 各々の細長い印刷面・スワスを順に選択し、かつ、選択された細長い印刷面・
    スワスに印刷されるべき対象物に対応して、細長い印刷面・スワスを印刷するプ
    リンタに指示を与えるための、機械読取り可能なデータを保存するステップを実
    施するステップを有することを特徴とする処理方法。
  82. 【請求項82】 印刷シート上の個々のカラー平面にマルチカラーグラフィ
    ック製品を印刷し、グラフィック製品を表す機械読取り可能なデータに反応する
    幅広フォーマット感熱式プリンタであって、 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッ
    ドと、上記ワーク表面は、印刷軸及び印刷軸に垂直な印刷シート(並進)移動軸
    を含み、 印刷シート(並進)移動軸の方向に印刷シートを(並進)移動させるための印
    刷シート(並進)移動手段と、 印刷軸の方向に(並進)移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリ
    ントヘッドは、印刷シート(並進)移動軸にほぼ平行に延びる感熱式印刷要素ア
    レイを含み、上記感熱式プリンタは印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを(並
    進)移動させる第1アクチュエ−タと、上記感熱式プリントヘッドが印刷軸の方
    向に(並進)移動する時に、ドナーシートがプリントヘッドを越えて引っ張られ
    ないように、ドナーシートを印刷シートに対して押し付けることを防ぐため、プ
    リントヘッドを印刷シートから引き上げるためのプリントヘッドと結合した第2
    アクチュエータを含み、 ドナーシート装置は、巻き取りモータ及び供給シャフトと結合した巻き取りシ
    ャフトを含み、上記巻き取りモータ及び供給シャフトは、それぞれ、ドナーシー
    トの巻き取りロール及び供給ロールと結合しており、上記巻き取りモータは、ド
    ナーシートが供給ロールから引き出され、感熱式プリントヘッドと印刷シートの
    間に挿入された後、ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつけ、上記ドナ
    ーシート装置は、印刷軸の方向に上記感熱式プリントヘッドを用いて(並進)移
    動可能であり、 印刷シート上に印刷する時に印刷シートをワークベッドに固定し、印刷シート
    を(並進)移動させる時に印刷シートをワークベッドから取り外す手段と、 上記印刷シート(並進)移動手段、上記感熱式プリントヘッド、上記巻き取り
    モータ、上記第1及び第2アクチュエータ、及び上記印刷シート固定手段と通信
    し、これらを制御するコントローラと、上記コントローラはメモリに保存されて
    いるプログラミングを含んでおり、このプログラミングは、 (1) 印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを(並進)移動させ、かつ、感
    熱式プリントヘッドを用いてドナーシートを印刷シートに対して押し付けながら
    感熱式印刷要素を選択的に電圧印加することにより、カラー平面を印刷シート上
    の、細長い印刷面・スワスに印刷するステップと、 (2) 連続する細長い印刷面・スワスに印刷する間に、印刷シート(並進)
    移動軸の方向に印刷シートを(並進)移動させるステップと、 (3) 少なくとも一つの細長い印刷面・スワスに印刷する時、印刷されるべ
    き連続するピクセル(画素)が、印刷軸の方向に最小の距離以上だけ離れている
    かを判断し、連続するピクセル(画素)がそのように離れていることを判断した
    上で、ドナーシートがプリントヘッドを越えて引っ張られるのをほぼ防ぐために
    、連続するピクセル間の空間の少なくとも一部分でプリントヘッドを(並進)移
    動させる時、感熱式プリントヘッドを印刷シートから引き上げ、それによってド
    ナーシートを保護するというステップとに、 関連していることを特徴とする幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  83. 【請求項83】 連続するピクセル(画素)が少なくとも最小の距離だけ離
    れているかを判断する上記プログラミングは、連続するピクセルが少なくとも約
    2インチ(約5.08cm)の最小の距離だけ離れているかを判断することを含
    んでいる請求項82記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  84. 【請求項84】 連続するピクセル(画素)が少なくとも最小の距離だけ離
    れているかを判断する上記プログラミングは、選択された細長い印刷面・スワス
    に印刷を行う前に、 メモリにおけるコントローラと関連する領域を選択するステップと、このステ
    ップにおけるメモリ領域は、細長い印刷面・スワスの各ピクセルのためのもので
    あり、かつ、ピクセル(画素)の行及び列に対応しているメモリ記憶場所(loca
    tion)を含んでおり、 ピクセル(画素)が印刷シート上の印刷されるべきメモリ記憶場所と一致して
    いるかどうかを示す各メモリ記憶場所データを保存するステップと、 及び、連続するブランク行(blank rows)数が、最小距離と一致しているしき
    い値数(threshold number)を超えるかどうかを判断するためのメモリ記憶場所
    を検査するステップとを、 含んでいる請求項82記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  85. 【請求項85】 上記コントローラは、更に、カラー平面の少なくとも一つ
    を印刷する時は、細長い印刷面・スワスを印刷する間、印刷シート(並進)移動
    軸に沿った最初の方向に印刷シートを(並進)移動させ、他のカラー平面を印刷
    する時は、細長い印刷面・スワスを印刷する間、印刷シート(並進)移動軸に沿
    った方向と逆に印刷シートを(並進)移動させるためのプログラミングを有する
    請求項82記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  86. 【請求項86】 上記印刷シート(並進)移動手段は、1組の(並進)移動
    可能なクランプを有しており、各クランプは、クランプ状態及び非クランプ状態
    の間において可動可能で、印刷軸と平行に1番目の端から2番目の端までワーク
    ベッドを横切って延びており、1番目の端及び2番目の端はそれぞれある別のも
    のに機械的に結合しており、それによって各クランプは、ある別のものから印刷
    シート(並進)移動軸の方向にほぼ安定して間隔が開き、 左及び右の独立したアクチュエータが、各々、一対のクランプを印刷シート(
    並進)移動軸の方向に(並進)移動させるための(並進)移動可能な各クランプ
    における1番目の端及び2番目の端に結合している請求項82記載の幅広フォー
    マット感熱式プリンタ。
  87. 【請求項87】 印刷シート上の個々のカラー平面にマルチカラーグラフィ
    ック製品を印刷し、グラフィック製品を表す機械読取り可能なデータに反応する
    幅広フォーマット感熱式プリンタであって、 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッ
    ドと、上記ワーク表面は、印刷軸及び印刷軸に垂直な印刷シート(並進)移動軸
    を含み、 印刷シート(並進)移動軸に沿った印刷シートを(並進)移動させるための印
    刷シート(並進)移動手段と、 印刷軸の方向に(並進)移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリ
    ントヘッドは、印刷シート(並進)移動軸に平行に延びる感熱式印刷要素アレイ
    を含み、上記感熱式プリンタは印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを(並進)
    移動させる第1アクチュエ−タと、上記感熱式プリントヘッドが印刷軸の方向に
    (並進)移動する時に、ドナーシートがプリントヘッドを越えて引っ張られない
    ように、ドナーシートを印刷シートに対して押し付けることを防ぐため、プリン
    トヘッドを印刷シートから引き上げるためのプリントヘッドと結合した(couple
    d)第2アクチュエータを含み、 ドナーシート装置は、巻き取りモータ及び供給シャフトと結合した巻き取りシ
    ャフトを含み、上記巻き取りモータ及び供給シャフトは、それぞれ、ドナーシー
    トの巻き取りロール及び供給ロールと結合しており、上記巻き取りモータは、ド
    ナーシートが供給ロールから引き出され、感熱式プリントヘッドと印刷シートの
    間に挿入された後、ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつけ、上記ドナ
    ーシート装置は、印刷軸の方向に上記感熱式プリントヘッドを用いて(並進)移
    動可能であり、 印刷シート上に印刷する時に印刷シートをワークベッドに固定し、印刷シート
    を(並進)移動させる時に印刷シートをワークベッドから取り外す手段と、 上記印刷シート(並進)移動手段、上記感熱式プリントヘッド、上記巻き取り
    モータ、上記第1及び第2アクチュエータ、及び上記印刷シート固定手段と通信
    し、これらを制御するコントローラと、上記コントローラはメモリに保存されて
    いるプログラミングを含んでおり、このプログラミングは、 (A) 次の項目(1)及び(2)を交互に繰り返すことにより、印刷シート
    上の、印刷シート(並進)移動軸とほぼ垂直な印刷軸に沿って延びる細長い印刷
    面・スワスに、カラー平面を印刷するステップと、 (1) 印刷軸の方向にプリントヘッドを(並進)移動させ、また、プリント
    ヘッドを越えてドナーシートを引っ張り、印刷シート上の、印刷軸の方向に延び
    、かつ、印刷シート(並進)移動軸の方向に一定の細長い幅・スワス幅を有する
    細長い印刷面・スワスに印刷するように、感熱式プリントヘッドを用いて、選択
    されたドナーシートを印刷シートに対して押し付けながら感熱式印刷要素に選択
    的に電圧印加し、 (2) 個々のステップの整数値毎に、印刷シート(並進)移動軸の方向に印
    刷シートを(並進)移動させ、各々のステップは、印刷幅にほぼ等しい(並進)
    移動の変化(増加)量だけ印刷シートを(並進)移動させ、 (B) 及び、項目(1)は、少なくとも2つのステップで印刷シートを(並
    進)移動させることを含んでおり、ステップのうちの一つは、(並進)移動の変
    化量以下の距離だけ印刷シートを(並進)移動させ、もう一つのステップ及び付
    加的なステップの各々は、(並進)移動の変化量分だけ印刷シートを(並進)移
    動させるステップとに、 関連していることを特徴とする幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  88. 【請求項88】 上記印刷シート(並進)移動手段は、1組の(並進)移動
    可能なクランプを有しており、各クランプは、クランプ状態及び非クランプ状態
    の間において可動可能で、印刷軸と平行に1番目の端から2番目の端までワーク
    ベッドを横切って延びており、1番目の端及び2番目の端はそれぞれある別のも
    のに機械的に結合しており、それによって各クランプは、ある別のものから印刷
    シート(並進)移動軸の方向にほぼ安定して間隔が開き、 左及び右の独立したアクチュエータが、各々、一対のクランプを(並進)移動
    させるための(並進)移動可能な各クランプにおける1番目の端及び2番目の端
    に結合している請求項87記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  89. 【請求項89】 印刷シート上の個々のカラー平面にマルチカラーグラフィ
    ック製品を印刷し、グラフィック製品を表す機械読取り可能なデータに反応する
    幅広フォーマット感熱式プリンタであって、 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッ
    ドと、上記ワーク表面は、印刷軸及び印刷軸に垂直な印刷シート(並進)移動軸
    を含み、 印刷シート(並進)移動軸に沿った印刷シートを(並進)移動させるための印
    刷シート(並進)移動手段と、 印刷軸の方向に(並進)移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリ
    ントヘッドは、印刷シート(並進)移動軸に平行に延びる感熱式印刷要素アレイ
    を含み、上記感熱式プリンタは印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを(並進)
    移動させる第1アクチュエ−タと、上記感熱式プリントヘッドが印刷軸の方向に
    (並進)移動する時に、ドナーシートがプリントヘッドを越えて引っ張られない
    ように、ドナーシートを印刷シートに対して押し付けることを防ぐため、プリン
    トヘッドを印刷シートから引き上げるためのプリントヘッドと結合した第2アク
    チュエータを含み、 ドナーシート装置は、巻き取りモータ及び供給シャフトと結合した巻き取りシ
    ャフトを含み、上記巻き取り及び供給シャフトは、それぞれ、ドナーシートの巻
    き取りロール及び供給ロールと結合しており、上記巻き取りモータは、ドナーシ
    ートが供給ロールから引き出され、感熱式プリントヘッドと印刷シートの間に挿
    入された後、ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつけ、上記ドナーシー
    ト装置は、印刷軸の方向に上記感熱式プリントヘッドを用いて(並進)移動可能
    であり、 印刷シート上に印刷する時に印刷シートをワークベッドに固定し、印刷シート
    を(並進)移動させる時に印刷シートをワークベッドから取り外す手段と、 上記印刷シート(並進)移動手段、上記感熱式プリントヘッド、上記巻き取り
    モータ、上記第1及び第2アクチュエータ、及び上記印刷シート固定手段と通信
    し、これらを制御するコントローラと、上記コントローラはメモリに保存されて
    いるプログラミングを含んでおり、このプログラミングは、 (A) カラー平面の選択された領域に選択されたカラー平面を組織化(orga
    nizing)し、各々の領域内部で、印刷されるべき対象物は、印刷シート(並進)
    移動軸に沿って互いの選択された距離内にあり、如何なる一つの領域内部にある
    対象物は、印刷シート(並進)移動軸の方向に、他の領域にある対象物から選択
    された距離より大きな距離だけ離れているステップと、 (B) (1)及び(2)のステップを交互に繰り返すことによって、印刷シ
    ート上におけるカラー平面の、印刷シート(並進)移動軸に垂直な印刷軸に沿っ
    て延び、かつ、印刷シート(並進)移動軸の方向に細長い幅・スワス幅を有する
    細長い印刷面・スワスに各領域を印刷するステップと、 (1)−a 印刷軸の方向にプリントヘッドを(並進)移動させ、また、プリ
    ントヘッドを越えてドナーシートを引っ張るように、選択されたドナーシートを
    印刷シートに対して押し付けながら感熱式印刷要素に選択的に電圧印加するステ
    ップ、また、次の領域を印刷する前に、 (1)−b 連続する細長い印刷面・スワスの間で、細長い幅・スワス幅にほ
    ぼ等しい選択された変化(増加)量だけ、印刷シート(並進)移動軸の方向に印
    刷シートを(並進)移動させ、また、その領域が印刷されるまで必要な限り(1
    )−a及び(1)−bのステップを交互に繰り返すステップ、 (2) 上記(1)のステップにおいて印刷された領域及び印刷されるべき次
    の領域の離間距離にほぼ等しい距離だけ、印刷シート(並進)移動軸の方向に印
    刷シートを(並進)移動させるステップとに、 関連していることを特徴とする幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  90. 【請求項90】 各領域にカラー平面を組織化(organizing)するための上
    記プログラミングは、印刷軸に平行で、かつ、印刷シート(並進)移動軸の方向
    に、整数値の細長い印刷面・スワスの幅の距離だけ離れている1番目の一組の側
    部、及び印刷シート(並進)移動軸に平行な2番目の一組の側部を有する矩形の
    領域に、カラー平面を組織化(organizing)することを含んでいる請求項89記
    載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  91. 【請求項91】 印刷シート上の個々のカラー平面にマルチカラーグラフィ
    ック製品を印刷し、グラフィック製品を表す機械読取り可能なデータに反応する
    幅広フォーマット感熱式プリンタであって、 プラテンを含み、印刷シートを保持するためのワーク表面を備えるワークベッ
    ドと、上記ワーク表面は、印刷軸及び印刷軸に垂直な印刷シート(並進)移動軸
    を含み、 印刷シート(並進)移動軸に沿った印刷シートを(並進)移動させるための印
    刷シート(並進)移動手段と、 印刷軸の方向に(並進)移動する感熱式プリントヘッドであって、感熱式プリ
    ントヘッドは、印刷シート(並進)移動軸に平行に延びる感熱式印刷要素アレイ
    を含み、上記感熱式プリンタは、印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを(並進
    )移動させる第1アクチュエ−タを含み、 ドナーシート装置は、巻き取りモータ及び供給シャフトと結合した巻き取りシ
    ャフトを含み、上記巻き取りモータ及び供給シャフトは、それぞれ、ドナーシー
    トの巻き取りロール及び供給ロールと結合しており、上記巻き取りモータは、ド
    ナーシートが供給ロールから引き出され、感熱式プリントヘッドと印刷シートの
    間に挿入された後、ドナーシートを巻き取りロールの周りに巻きつけ、上記ドナ
    ーシート装置は、印刷軸の方向に上記感熱式プリントヘッドを用いて(並進)移
    動可能であり、 印刷シート上に印刷する時に印刷シートをワークベッドに固定し、印刷シート
    を(並進)移動させる時に印刷シートをワークベッドから取り外す手段と、 上記印刷シート(並進)移動手段、上記感熱式プリントヘッド、上記巻き取り
    モータ、上記第1及び第2アクチュエータ、及び上記印刷シート固定手段と通信
    し、これらを制御するコントローラと、上記コントローラはメモリに保存されて
    いるプログラミングを含んでおり、このプログラミングは、 (A) 印刷シート上における印刷されるべきカラー平面の第1及び第2の部
    分を選択するステップと、上記選択は、 カラー平面の印刷シート(並進)移動軸の方向において、プリントヘッドが現
    時点で最も近い端を判断し、 カラー平面の第1部分が、プリントヘッドとカラー平面の近い方の端の間にあ
    るべく、また、カラー平面の第2部分が、カラー平面の残りの部分にあるべく、
    第1部分と第2部分を選択するものであり、 (B) 及び、カラー平面の第2部分を印刷する前に、カラー平面の第1部分
    を印刷シート上に印刷し、各部分を印刷することは、印刷シート(並進)移動軸
    に垂直な印刷軸に沿って感熱式プリントヘッドを(並進)移動させること、マル
    チカラーグラフィック製品を表す機械読取り可能なデータに対応して感熱式印刷
    要素を選択的に電圧印加すること、及び細長い印刷面・スワス間の印刷シート(
    並進)移動軸の方向に印刷シートを(並進)移動させることにより、各々が一定
    の印刷幅を持った、連続する細長い印刷面・スワスを印刷することを含むステッ
    プとに、 関連していることを特徴とする幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  92. 【請求項92】 上記コントローラは、更に、カラー平面の第1の部分を印
    刷する時は、連続する細長い印刷面・スワスの間のある方向の印刷シート(並進
    )移動軸の方向に、印刷シートを(並進)移動させ、カラー平面の第2の部分を
    印刷する時は、連続する細長い印刷面・スワス間の印刷シート(並進)移動軸の
    方向と同じ方向に、印刷シートを(並進)移動させるためのプログラミングを有
    する請求項91記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  93. 【請求項93】 上記コントローラは、更に、カラー平面の第1の部分を印
    刷する時は、連続する細長い印刷面・スワスの間のある方向の印刷シート(並進
    )移動軸の方向に、印刷シートを(並進)移動させ、カラー平面の第2の部分を
    印刷する時は、連続する細長い印刷面・スワス間の印刷シート(並進)移動軸に
    沿った方向と逆に、印刷シートを(並進)移動させるためのプログラミングを有
    する請求項91記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  94. 【請求項94】 上記印刷シート(並進)移動手段は、1組の(並進)移動
    可能なクランプを有しており、各クランプは、クランプ状態及び非クランプ状態
    の間において可動可能で、印刷軸と平行に1番目の端から2番目の端までワーク
    ベッドを横切って延びており、1番目の端及び2番目の端はそれぞれある別のも
    のに機械的に結合しており、それによって各クランプは、ある別のものから印刷
    シート(並進)移動軸の方向にほぼ安定して間隔が開き、 左及び右の独立したアクチュエータが、各々、一対のクランプを(並進)移動
    させるための(並進)移動可能な各クランプにおける1番目の端及び2番目の端
    に結合している請求項91記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  95. 【請求項95】独立したカラーレベルで印刷シート上にマルチカラーのグラ
    フィック製品を印刷し、グラフィック製品を表すデータの読取り器に反応する幅
    広フォーマットの感熱式プリンタは、(次の構成用件で)構成されている。 圧胴を有し印刷シートを保持するためのワーク表面、前記ワーク表面に設けら
    れ印刷軸及びその印刷軸に垂直な印刷シート平行移動軸を有するワークベッドと
    、 印刷シート平行移動軸に沿って印刷シートを平行移動するための印刷シート平
    行移動手段と、 印刷シート平行移動軸と平行に伸びた一並びの感熱式印刷素子を有すると共に
    、印刷軸の方向に感熱式プリントヘッドを平行移動させるための第一のアクチュ
    エータ及び上記印刷軸の方向に平行移動される前記感熱式プリントヘッドと呼ば
    れるプリントヘッドを通り越して引っ張られないドナーシートのような印刷シー
    トに対して、そのドナーシートを加圧することを抑制するための印刷シートから
    離れたプリントヘッドを持ち上げるための上記プリントヘッドに連結された第二
    のアクチュエータを有し、上記印刷軸の方向に平行移動可能な感熱式プリントヘ
    ッドと、 印刷軸の方向の前記感熱式プリントヘッドと共に平行移動され、巻上モータ及
    び供給シャフトに連結された巻上シャフト、各々のドナーシャフトの巻上ロール
    及び供給ロールと連結するための巻上・供給シャフト、前記感熱式プリントヘッ
    ドと上記印刷シートとの間に設置され、上記供給ロールから引っ張られる上記ド
    ナーシートの後で上記巻上ロールの上にドナーシートを巻き付けるための前記巻
    上モーターを有するドナーシート装置と、 上記印刷シートの上に印刷する際に上記ワークベッドから上記印刷シートを保
    護し、上記印刷シートを平行移動する際に上記印刷シートを送り出すための手段
    と、 前記印刷シート平行移動手段、前記感熱式プリントヘッド、前記巻上モータ、
    前記第一及び第二のアクチュエーター及び上記印刷シートを保護するための前記
    手段を制御すべく通信され、その上、以下のことがメモリに記憶されたプログラ
    ムを有するコントローラと、 1)第二のカラーレベルが、少なくとも第二のカラーレベルの色の物体によっ
    て叩き落とされる部分を有する一つの物体を含む前に印刷される第一のカラーレ
    ベルのデータを読取可能な機器から決定する。 2)上記印刷軸の方向の上記感熱式プリントヘッドを平行移動することにより
    、それぞれの印刷幅を持つ面積で、上記印刷シートの上に第一のカラーレベルを
    連続的に印刷し、上記感熱式プリントヘッドと共に上記印刷シートに対してドナ
    ーシートを押しつける間に、上記感熱式印刷素子を選択的に動かし、連続する印
    刷幅の間において、上記印刷幅の間で上記印刷シート平行移動軸の方向に印刷シ
    ートを移動する。 3)たたき落とされることが決められた物体の一部が印刷されないようにする
  96. 【請求項96】 請求項95の幅広フォーマットプリンタの前記コントロー
    ラーは、さらに、 全てのブランクピクセルの最短距離以上であることによって、印刷されて連続す
    るピクセルが上記印刷軸の方向に分離される時を決定すると共に、上記ある物体
    の叩き落とした部分に一致するブランクピクセルを含み、少なくとも、ドナーシ
    ートを保護する近くで、上記ドナーシートが上記プリントヘッドを通り越して実
    質上引っ張られないようにするための連続するピクセル間の距離の分だけ、上記
    プリントヘッドを平行移動する時に、上記印刷シートから離れた上記感熱式プリ
    ントヘッドを持ち上げるように、上記連続するピクセルが分離されることを決定
    する上記印刷面積の、少なくとも一つを印刷する時に関するプログラムを有して
    いる。
  97. 【請求項97】 請求項95の上記幅広フォーマット感熱式プリンタの前記
    コントローラーは、さらに、異なったカラーレベルを印刷するとき、連続する幅
    の間を移動されるように、上記印刷シート平行移動軸に沿って反対の方向に上記
    印刷シートを連続する幅の間で平行移動することにより、カラーレベルの一つを
    印刷するためのプログラムを有している。
  98. 【請求項98】 請求項95の上記幅広フォーマット感熱式プリンタの前記
    印刷シート平行移動手段は、前記ワーク表面上に保持された上記印刷シートに関
    してクランプで締められた状態及びクランプで締められていない状態の間をそれ
    ぞれ移動し、上記印刷軸と平行に、上記ワークベッドの一番目の端から二番目の
    端へと横切って伸びていると共に、互いに機械的に連結されている一番目の端及
    び二番目の端が、上記印刷刷シート平行移動軸の方向に、実質上お互いが略一定
    間隔を隔てられている一組の平行移動クランプを有している。 そして、上記クランプペアを平行移動するための平行移動クランプの左右独立
    したアクチュエータは、各々上記一番目の端と二番目の端に連結されている。
  99. 【請求項99】 印刷を強めるためにワーク表面の上に配置されるシート材
    を整列させる方式、もしくは上記シート材の上への他の操作は、次のステップか
    ら構成されている。 上記ワーク表面を越えてシート材を配置する。 上記ワーク表面とそのワーク表面に置かれるシート材に関する位置を指定する
    ための第一及び第二の軸を持つ調整システムにおける上記シート材の配列を決定
    する。 そして、上記シート材の選択された配置を提供すべく上記シート材を移動する
    ために、上記シート材の一部に間隔を空ける特異的な運転をする。
  100. 【請求項100】 請求項99の方式の上記ワーク表面を越えて上記シート
    材を配置するステップは、平坦なワーク表面を越えて上記シート材を配置するス
    テップを有している。
  101. 【請求項101】 請求項99の方式の上記ワーク表面を越えて上記シート
    材を配置するステップは、円柱状のワーク表面を越えて上記シート材を配置する
    ステップを有している。
  102. 【請求項102】 請求項99の方式の上記シート材の配列を決定するステ
    ップは、上記印刷シートの捻れを決定し、そして、選択された配列を提供すべく
    一部間隔を空けるための特異的な運転のステップは、上記印刷シートの選択され
    た捻れを提供するための特異的な運転のステップを有している。
  103. 【請求項103】 請求項99の方式の上記シート材の配列を決定するステ
    ップは、調整システムにおける選択された位置から上記シート材の一端上の選択
    された位置までの距離の決定するステップを有し、選択された配置を提供すべく
    上記シート材を一部間隔を空けるための特異的な運転のステップは、上記調整シ
    ステムにおける上記選択されたシートの選択された距離で、上記シート材の一端
    上の上記選択された位置を空ける特異的な運転のステップを有している。
  104. 【請求項104】請求項99に記載の方式の上記シート材の位置を空ける
    特異的な運転のステップは、次のステップを有している。 第一の端部から第二の端部までそれぞれ伸びている一対の平行移動シート材ク
    ランプを提供し、固定するために上記シート材の寸法を測定し、上記ワーク表面
    に関する上記シート材を平行移動し、上記クランプのように機械的に連結された
    上記第一の端部及び上記第二の端部は、上記平行移動方向に沿って実質上しっか
    りと間隔を隔てられる。 少なくともそれらクランプの一つと共に上記シート材が固定される。 そして、上記クランプの第一及び第二の端部を、特異的に平行移動する。
  105. 【請求項105】 請求項104の方式の上記一対の平行移動シート材クラ
    ンプを提供するステップは、キーパー及びトップ位置の間に上記シート材を固定
    するために、それぞれ多数の電子コイルを収容するトップ位置と、磁気的キーパ
    ー位置とをそれぞれ有する一対の磁気バークランプを供給することを含んでいる
  106. 【請求項106】 請求項104の上記ワーク表面を越えてシート材を配置
    するステップは、平坦なワーク表面を越えて上記シート材を配置することを含ん
    でいる。
  107. 【請求項107】 請求項99の方式の上記シート材の間隔を空ける特異的
    な運転のステップは、上記ワーク表面に関する上記シート材を摩擦的に平行移動
    すべく摩擦的に配置された一対の車輪を提供すること、 上記一対の車輪と共に上記シート材を接触させること、 そして上記運転車輪を特異的に回転することを含んでいる。
  108. 【請求項108】 請求項99の方式の上記シート材の配列を決定するステ
    ップは、次のステップを有している。 上記軸の一つに沿って平行移動するセンサを供給する。 上記シート材の上記端部を横切って上記センサを平行移動させ、その端部の第
    一の位置を検出する。 上記軸の他方の軸に沿って、予め知られた距離だけ上記シート材を平行移動す
    る。 上記シート材の端部を横切るセンサを平行移動させ、上記シートの端部の二番
    目の位置を検知する。 そして、上記端部の第一及び第二の位置と、上記予め知られている平行移動距
    離との違いから上記シート材の捻れを決定する。
  109. 【請求項109】請求項108の方式のセンサを供給するステップは、ビー
    ムを送信するための光学センサを提供することと、上記送信ビームの屈折からの
    光を受信することを含んでいる。
  110. 【請求項110】 請求項109の方式は、上記シート材の端を横切って平
    行移動されるセンサの反射光における違いを強めるために、上記シート材の下の
    屈折物を提供するステップを含んでいる。
  111. 【請求項111】 請求項99の方式の上記シート材の配列を決めるステッ
    プは、次のステップを有している。 ワーク表面に搭載されるセンサを提供し、上記軸の一つの方向に延びた一並び
    のピクセルを含む。 上記センサを点灯させるための光源を提供する。 上記センサと共に上記シート材の端部の軸の一つの方向にある第一の位置を検
    出する。 上機軸の他方に沿って予め知られた距離だけ上記シート材を平行移動する。 上記センサと共に上記シート材の端部の軸の一つの方向にある第二の位置を検
    出する。 上記端部の第一及び第二の位置と上記予め知られた平行移動距離のと間の違い
    から上記シート材の捻れを決定する。
  112. 【請求項112】 請求項99の方式は、選択された配列を提供するための
    間隔を空ける特異的な運転のステップに続く次のステップを有している。 上記シート材の残りの捻れを決定する。 そして、印刷するため上記シート材を平行移動させた後、上記シート材の残り
    の捻れを維持するような上記シート材の操縦を含んでいる平行移動のステップ。
  113. 【請求項113】 請求項112の操縦するステップは、上記残りの捻れを
    モニタするための上記シート材の捻れを繰り返し決定し、上記残りの捻れを維持
    するために必要な上記左右のアクチュエーターを特異的に運転することを含んで
    いる。
  114. 【請求項114】 選択された配列と共にワーク表面の上にシート材を保持
    すると共に、コントローラーに反応する上記シート材の上でワークを操作するた
    めの装置は、次の構成要件で構成されている。 上記シート材を保持するための上記ワーク表面を提供するワークベッド、ワー
    クヘッド軸と、そのワークヘッド軸に垂直なシート材平行移動軸を有するワーク
    表面と、 上記シート材の下への上記ワーク操作を作動させ、上記シート材の上に印刷す
    るためのワーク軸に平行に平行移動される前記ワークヘッドと、 上記シート材が作動するとき、上記ワーク表面から上記シート材を守るため、
    及び上記シート材が平行移動するとき上記ワーク表面から上記シート材を送り出
    すための手段と、 上記シート材の端を検出するための検出手段と、 そして、上記シート材平行移動軸の方向に上記シート材を平行移動し、上記ワ
    ーク表面に関する上記シート材の選択された配列を提供すると共に、上記検知手
    段に反応する上記シート材の間隔を空ける特異な運転をするための手段を有する
    シート材平行移動手段と。
  115. 【請求項115】 請求項114の装置の前記シート材平行移動手段は、第
    一の端から第二の端までワーク表面を横切り、かつ上記シート材平行移動軸の方
    向にシート材を平行移動するためのワーク軸と平行に伸びる前記ワーク表面の上
    に保持された上記シート材に関する固定された状態及び固定されていない状態と
    の間をそれぞれ移動可能であると共に、互いに機械的に連結された第一の端部及
    び第二の端部がクランプのように、上記シート材平行移動軸の方向に他の一方か
    ら間隔を空けて実質的に固定されている一対の平行移動クランプを有している。 上記間隔を空けるように特異な運転をする手段は、次のことを有している。 上記シート材平行移動軸の方向に、上記クランプペアの第一及び第二の端部を
    独立して平行移動させるために、第一及び第二のアクチュエーターは、上記クラ
    ンプペアの第一と及び第二の端をそれぞれ連結する。
  116. 【請求項116】 請求項114の装置の上記シート材平行移動手段は、上
    記ワーク軸の方向に沿ってもう一方とは別に空間を空けると共に上記シート材を
    接触させるために設置される第一及び第二の摩擦車輪を有しており、上記特異な
    運転をするための手段は、上記第一及び第二の摩擦車輪を連結させる第一及び第
    二のアクチュエーターを有している。
  117. 【請求項117】 請求項114の装置の上記検出手段は、上記ワーク軸の
    方向の前記ワークヘッドと共に平行移動すべく、上記ワークヘッドと共に搭載さ
    れるセンサを有している。
  118. 【請求項118】 シート材の上にワークを操作するための選択された配列
    させると共にワーク表面にシート材を保持するための装置は、次の構成要件で構
    成されている。 上記シート材を保持し上記ワーク軸及び該ワーク軸と垂直なシート材平行移動
    軸とを有するワーク表面を提供するためのワークベッドと、 上記シート材平行移動軸の方向に上記シート材を平行移動するためのシート材
    平行移動手段と、 上記シート材の下方にワークが操作するように移動すると共に、上記ワーク軸
    と平行に平行移動されるワークヘッドと、 上記シート材の上に印刷するとき上記ワーク表面に対して上記シート材を守る
    と共に上記シート材を平行移動したときに上記ワーク表面からシート材を送り出
    すための手段と、 上記シート材の端を検知すると共に、上記ワーク軸の方向に平行移動するため
    のワークヘッドと共に搭載されているエッヂセンサと、 上記ワークヘッド、上記シート材平行移動手段、メモリに記憶されたデータに
    応じてシート材の上にワーク操作するようにコントロールするためのエッヂセン
    サと通信されるコントローラーと、 そして、前記コントローラーは、その上、そのメモリの中に、上記シート材の
    配列を決定するため連動されるメモリに記憶されたプログラムを有する。上記プ
    ログラムは、次のような命令を含んでいる。上記ワーク軸の方向に上記シート材
    の端の位置に応じてエッヂセンサから最初の情報を受け、シート材平行移動軸の
    方向に予め知られた距離だけシート材を平行移動させるためのシート材平行移動
    手段を動かし、上記シートの端を通って上記ワーク軸の方向にワークヘッドを平
    行移動させ、そのワーク軸の方向にシート材の端の位置を検出するエッヂセンサ
    から第二の情報を受け取り、上記第一及び第二の情報と上記予め知られた平行移
    動距離とに応じてシート材の捻れを決定する。
  119. 【請求項119】 請求項118の装置の上記シート材平行移動手段は、上
    記コントローラとの通信においてそこにおいて上記コントーラーは、捻れの方向
    に応じて、シート材の選択された捻れを供給するようにコントロールされる上記
    第一と第二のアクチュエーターを有する。
  120. 【請求項120】 請求項119の装置は、上記ワーク軸の方向における上
    記センサの位置に応じて信号を出力することに関して、そのコントローラと通信
    する位置センサを含んでおり、そこにおいて上記コントローラーは、上記ワーク
    軸の方向にシート材の端の位置を修正するための上記第一及び第二のアクチュエ
    ーターに命令する上記位置センサから上記信号に対して少なくとも第一及び第二
    の情報の一つを受信する。
  121. 【請求項121】 請求項120に記載の上記シート材平行移動手段は、上
    記ワーク表面の上に支持されたシート材に関して固定された状態と固定されてい
    ない状態との間でそれぞれ移動し、ワーク表面を横切ると共にシート材平行移動
    軸の方向にシート材を平行移動するためのワーク軸と平行に、第一の端部から第
    二の端部に伸びている一対の平行移動クランプを含んでいる。上記クランプのよ
    うに互いに機械的に連結された第一及び第二の端部は、上記シート材平行移動軸
    の方向にもう一方から実質的にしっかりと空間を隔てられており、上記第一及び
    第二のアクチュエーターは、上記クランプ対のそれぞれの第一及び第二の端部に
    連結されている。
  122. 【請求項122】 請求項118の上記シート材平行移動手段は、上記ワー
    ク軸の方向に沿って他方から間隔が隔てられ、シート材と接触するように設置さ
    れた第一及び第二の摩擦車輪を有し、上記第一と第二のアクチュエーターは、そ
    れぞれ上記第一及び第二の摩擦車輪を回転するための第一及び第二の摩擦車輪に
    連結されている。
  123. 【請求項123】 プリンターにおいてシート材の端を検出するためのコン
    トローラーに対して信号を送るためのエッジ検出システムは、シート材を支持す
    るためのワーク表面を有し、上記シート材平行移動軸に沿って上記シート材を平
    行移動するための運転手段と、上記シート材平行移動軸に対して垂直なワーク軸
    に沿って平行移動するワークヘッドとを有し、そのエッジ検出システムは、次の
    構成要件で構成されている。 センサに向かってワーク表面から上向きの方向に検出光を走査するために、ワ
    ークヘッドと一緒にワーク軸の方向に平行移動するためにワーク表面に対向して
    搭載された第一のセンサと、 上記ワーク軸の方向に上記第一のセンサの位置を検出する信号を出力するため
    の第二のセンサと。
  124. 【請求項124】 印刷シートに向かってドナーシートを加圧するために感
    熱式プリンターにおいて使用され、プリンターに連動したコントローラーからの
    通信に応じて、印刷シート材の上にグラフィック製品を印刷する、取り換え可能
    な感熱式プリントヘッドアセンブリーは、次の構成要件から構成されている。 一連の感熱式印刷素子と、 すなわち上記プリンタに連動するコントローラーから受け取った情報に応じて
    、上記感熱式印刷素子を選択的に動かすためのドライブ電子機器と、 上記ドライブ電子機器と上記一連の感熱式印刷素子と、プリントヘッドアセン
    ブリを特徴づけるデータを記憶するメモリを有する半導体素子と共に搭載された
    半導体素子と。
  125. 【請求項125】 請求項124のプリントヘッドアセンブリの中の上記プ
    リントヘッドアセンブリの特徴的なデータは、感熱式印刷素子の抵抗値を示すデ
    ータを有している。
  126. 【請求項126】 請求項125の感熱式プリントヘッドアセンブリの中の
    上記プリントヘッドアセンブリの特徴的なデータは、感熱式印刷素子の平均的な
    抵抗値を示すデータを有している。
  127. 【請求項127】 請求項125の感熱式プリントヘッドアセンブリの中の
    上記プリントヘッドアセンブリの特徴的なデータは、感熱式印刷素子の上部にあ
    る上記プリントヘッドの大多数の個々の抵抗値を示すデータを有している。
  128. 【請求項128】 請求項125の感熱式プリントヘッドアセンブリの中の
    上記プリントヘッドアセンブリの特徴的なデータは、印刷において通常使用され
    る感熱式印刷素子のプリントヘッドの個々の抵抗値を示すデータを有している。
  129. 【請求項129】 請求項124の感熱式プリントヘッドアセンブリの中の
    上記プリントヘッドアセンブリは、一本の連結継ぎ手によってプリンターに搭載
    するために適合されている。
  130. 【請求項130】 請求項124の感熱式プリントヘッドアセンブリの中の
    上記プリントヘッドアセンブリの中の上記感熱式印刷素子は、第一軸に沿って並
    べられ、また上記感熱式プリントヘッドアセンブリは、上記第一軸と平行移動す
    るトラニオン軸に沿って伸びるトラニオン継ぎ手によってプリンターに搭載する
    ために適合されている。
  131. 【請求項131】 請求項124の感熱式プリントヘッドアセンブリの中の
    上記プリントヘッドアセンブリプリントヘッドアセンブリの特徴的なデータは、
    感熱式プリントヘッドへセンブリの使用履歴を示すデータを有している。
  132. 【請求項132】 請求項131の感熱式プリントヘッドアセンブリの中の
    上記感熱式プリントヘッドアセンブリの使用履歴を示すデータは、その上に取り
    付けられた感熱式プリントヘッドアセンブリの全使用時間を示すデータを有して
    いる。
  133. 【請求項133】 請求項131に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記感熱式プリントヘッドアセンブリの使用履歴を表すデータは、印刷シ
    ート及び印刷物に対するドナーシートの加圧に費やした感熱式プリントヘッドの
    合計使用時間を示すデータを有している。
  134. 【請求項134】 請求項131に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記感熱式プリントヘッドアセンブリの使用履歴を示すデータは、印刷シ
    ート及び印刷物に対するドナーシートを加圧する間に、上記プリントヘッドアセ
    ンブリにより移動された合計距離を示すデータを有している。
  135. 【請求項135】 請求項131に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記感熱式プリントヘッドアセンブリの使用履歴を示すデータは、選択さ
    れた印刷シートに対する選択されたドナーシートを加圧する間に、上記プリント
    ヘッドアセンブリによって移動された合計距離を示すデータを有している。
  136. 【請求項136】 請求項131に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記感熱式プリントヘッドアセンブリの使用履歴を示すデータは、選択さ
    れた感熱式印刷素子に利用された電圧を示すデータを有している。
  137. 【請求項137】 請求項131に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記感熱式プリントヘッドアセンブリの使用履歴を示すデータは、選択さ
    れた感熱式印刷素子と通信されたプリンティングパルス数を示すデータを有して
    いる。
  138. 【請求項138】 請求項124に記載された感熱式プリントヘッドの上記
    半導体素子は、 感熱式プリントへドアセンブリの選択された感熱式印刷素子と通信されたプリ
    ントパルス数を観測し、半導体素子の上記メモリの中の上記数を記憶するように
    プログラムされたプロセッサを有している。
  139. 【請求項139】 請求項138に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記プロセッサは、上記感熱式印刷素子と通信されたプリントパルス数の
    合計を観測するようにプログラムされている。
  140. 【請求項140】 請求項138に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記プロセッサは、上記選択された感熱式印刷素子と通信された上記パル
    ス数を受信する上記プリントヘッドアセンブリに累積された印刷時間を調べるよ
    うにプログラムされている。
  141. 【請求項141】 請求項124に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記半導体素子は、電気的に消去可能な読み取り専用メモリを有している
  142. 【請求項142】 請求項124に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリは、上記一並びの感熱式印刷素子、ドライブ素子、上記半導体素子が、熱的
    伝導性のあるベースに搭載されており、該熱的伝導性のあるベースは、上記ベー
    スに不可欠な冷却フィンを有し、さらにその熱的伝導性のあるベースは、感熱式
    プリンタに感熱式プリントヘッドアセンブリを搭載するためにトラニオン結合ピ
    ンに適合するための通し穴を有している。
  143. 【請求項143】 請求項142に記載された感熱式プリントヘッドアセン
    ブリの上記一並びの感熱式印刷素子は、第一軸に沿って伸びており、上記トラニ
    オン結合ピンは、上記第一軸と実質的に平行移動する方向に、縦方向に伸びてい
    る。
  144. 【請求項144】 感熱式プリントヘッドアセンブリと共に印刷シートに対
    してドナーシート材を加圧し、コントローラーに反応し、選択的に感熱式プリン
    トヘッドアセンブリの感熱式印刷素子を動かし、印刷シートの選択されたエリア
    にグラフィック製品を印刷するための印刷シートを移動する感熱式プリンターを
    操作する方式は、以下のステップで構成されている。 次のことを有する感熱式印刷ヘッドアセンブリを提供する。感熱式印刷素子、
    感熱式印刷素子を選択的に動かすためのドライブ電子装置、感熱式プリントヘッ
    ドの特徴的なデータが記憶されたメモリを有する半導体素子。 そのメモリからプリントヘッドの特徴的なデータを読み取る。 印刷シートの上にグラフィック製品を印刷するためのメモリから読み取ったデ
    ータを受け取るドライブ電子装置と共に感熱式印刷素子を動かす。
  145. 【請求項145】 請求項144に記載された手段の感熱式プリントヘッド
    アセンブリを供給するステップは、感熱式印刷素子のプリントヘッドの抵抗値を
    示すデータを有する感熱式プリントヘッドアセンブリの特徴的なデータを記憶す
    る半導体メモリ提供することを含み、読取り及び動かすステップは、実質的に、
    そのメモリからの抵抗値を締め巣で他を読み取ることと、感熱式印刷素子のプリ
    ントヘッドの特徴的なデータを受け取る感熱式印刷素子を動かすことを含んでい
    る。
  146. 【請求項146】 請求項145に記載された方式は、次のステップを含ん
    でいる。 プリンタから感熱式プリントヘッドアセンブリを移動する。 感熱式印刷素子の抵抗値を受け取る抵抗値を経験的に測定する。 そのメモリから感熱式印刷素子の抵抗値を読み取られたデータを読み取る。 感熱式印刷素子が変換したどんな電子的特徴をも調べるために、メモリから読
    み取られたデータと経験的に測定された抵抗値を比較する。
  147. 【請求項147】 感熱式プリントヘッドと共に印刷シートに対してドナー
    シートを加圧し、コントローラーに反応し、選択的に感熱式プリントヘッドの感
    熱式印刷素子を選択的に動かし、印刷シートの上にグラフィック製品を印刷する
    ための印刷シートを移動する感熱式プリンタを操作する方式は、以下のステップ
    で構成されている。 次のことを含む感熱式感熱式プリントヘッドアセンブリを提供する。感熱式印
    刷素子、感熱式印刷素子を選択的に動かすためのドライブ電子装置、データを記
    憶するためのメモリを有する半導体素子。 プリンティングパラメータを監視する。 メモリの中にプリンティングパラメータを示すデータを記憶する。
  148. 【請求項148】 請求項147に記載された方式の中の感熱式印刷ヘッド
    アセンブリを提供するステップは、第一軸に沿って一並びに伸びた感熱式印刷素
    子を搭載する感熱式プリントヘッドアセンブリを提供することを含み、感熱式プ
    リントヘッドアセンブリと共に印刷シートに対してドナーシートを加圧する間に
    、第一軸と実質的に垂直な方向に感熱式プリントヘッドアセンブリを平行移動す
    ることを含んでいる。
  149. 【請求項149】 請求項147に記載された方式の中のプリンティングパ
    ラメータを監視するステップは、選択された印刷シートに対してドナーシートを
    選択的に加圧する間に、プリントヘッドアセンブリによって移動された合計距離
    を監視することを含んでいる。
  150. 【請求項150】 請求項147に記載された方式の中のプリンティングパ
    ラメータを監視するステップは、選択された印刷シートのタイプに対して選択さ
    れたタイプのドナーシートを加圧する間に、選択された印刷シートのタイプを横
    切るプリントヘッドアセンブリによって移動された距離を監視することを含んで
    いる。
  151. 【請求項151】 請求項147に記載された方式の中のプリンティングパ
    ラメータを監視するステップは、選択された感熱式印刷素子と通信されたプリン
    トパルス数を監視することを含んでいる。
  152. 【請求項152】 請求項147に記載された方式の中のプリンティングパ
    ラメータを監視するステップは、感熱式印刷素子の大多数のそれぞれを監視する
    こと、感熱式印刷素子と通信されたプリンティングパルス数に関する数と、感熱
    式印刷素子の識別を監視することを含んでいる。
  153. 【請求項153】 請求項147に記載された方式の中のプリンティングパ
    ラメータを監視するステップは、感熱式印刷素子を選択するのに使用する電圧を
    監視することを含んでいる。
  154. 【請求項154】 請求項147に記載された方式の中のプリンティングパ
    ラメータを監視するステップは、プリンタとそのプリンタの中に設置された感熱
    式プリンティングヘッドアセンブリが使用された全時間を監視することを含んで
    いる。
  155. 【請求項155】 請求項147に記載された方式の中のプリンティングパ
    ラメータを監視するステップは、印刷シートと印刷物に対してドナーシートを加
    圧するために感熱式プリントヘッドはセンブリが費やした時間の合計を監視する
    ことを含んでいる。
  156. 【請求項156】 請求項147による方式は、次のステップを含んでいる
    。 プリンタから感熱式プリントヘッドアセンブリを移動すること、 メモリからプリンティングパラメータを示す記憶データを読み取ること。
  157. 【請求項157】 感熱式プリントヘッドアセンブリと共に印刷シートに対
    してドナーシート材を加圧し、コントローラに反応し、感熱式プリントヘッドの
    感熱式印刷素子を実質的に動かし、印刷シートの上にグラフィック製品を印刷す
    るための印刷シートを平行移動する感熱式プリンタを操作する方式は、次のステ
    ップで構成されている。 次の事柄を持つ感熱式プリントヘッドアセンブリを提供する。感熱式印刷素子
    、感熱式印刷素子を実質的に動かすためのドライブ電子装置、プリントヘッドの
    特徴的なデータを記憶するメモリを有する半導体素子。 印刷シートの上にグラフィック製品を印刷するためのドライブ電子装置と共に
    感熱式印刷素子を動かすこと。 プリンタから感熱式印刷ヘッドアセンブリを移動させること。 感熱式プリントヘッドアセンブリの特徴的なデータを測定すること。 メモリから感熱式プリントヘッドアセンブリの特徴的なデータを読み取ること
    。 そして、そのメモリから実質的に読み取る感熱式プリントヘッドアセンブリの
    特徴的なデータと、感熱式プリントヘッドアセンブリの測定した特徴的なデータ
    を比較すること。
  158. 【請求項158】 請求項157に記載の方式の感熱式プリントヘッドアセ
    ンブリを提供するステップは、感熱式印刷素子の抵抗値を示すデータを含む感熱
    式プリントヘッドアセンブリの特徴的なデータが記憶されたメモリを提供するス
    テップを含み、上記測定のステップは、感熱式プリントヘッドアセンブリの選択
    された感熱式印刷素子の抵抗値に関するデータを測定することを含んでいる。
  159. 【請求項159】 感熱式プリンタにおいてドナーシートに張力を付与する
    方法であって、上記ドナーシートが供給ロールから引っ張られ、感熱式プリント
    ヘッドとプリントシートとの間に位置され、巻取りロールに巻き取られる方法で
    あり、 上記巻取りロールに連結される巻き取りモータを設け、これにより上記巻き取
    りモータに印加したエネルギ(電圧)に対応した回転トルクを上記巻取りロール
    に与えるステップと、 上記ドナーシートに連結されたブレーキを設け、これにより上記ドナーシート
    に選択されたブレーキ力を与えるステップと、 上記供給ロール及び上記巻取りロールの一方に取り付けられたメモリ要素から
    上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るステップと、 上記ドナーシートに作用される所望の張力を決定するステップと、 少なくとも上記メモリ要素から読み取られた上記ドナーシートを特徴付けるデ
    ータの関数として少なくとも上記巻取りロールの半径を決定するステップと、 上記ドナーシートに上記所望の張力を作用するステップであって、上記巻取り
    ロールの半径及び上記ドナーシートに作用される所望の張力の関数として上記巻
    き取りモータに選択的にエネルギ(電圧)を印加するステップを含むステップと
    、 からなる方法。
  160. 【請求項160】上記ドナーシートに作用される所望の張力を決定するステ
    ップが、上記メモリ要素から読み取られた上記ドナーシートを特徴付けるデータ
    から上記所望の張力を決定することを含む請求項159記載の方法。
  161. 【請求項161】上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るステップ
    が、上記供給及び巻取りロールが保管位置に保持されるカセットに取り付けられ
    るとき、上記供給ロールに取り付けられたメモリ要素からデータを読み取ること
    を含む請求項159記載の方法。
  162. 【請求項162】 上記巻取りロールの半径を決定するステップが、少なく
    とも、 1)上記巻取りロールに巻きつけられるとき上記供給ロールに既知の半径を持
    たせる上記ドナーシートの既知の長さ 2)上記既知の半径 3)上記巻取りロールに巻きつけられる上記ドナーシートの長さ の関数として上記半径を決定することを含み、 上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るステップが、上記巻取りロー
    ルに巻きつけられる上記ドナーシートの長さに対応するデータを読み取ることを
    含む請求項159記載の方法。
  163. 【請求項163】 上記巻取りロールに巻きつけられる上記ドナーシートの
    長さに対応するデータを読み取るステップが、上記供給ロールに巻きつけられる
    ドナーシートの元々の長さと、上記供給ロールに残っているドナーシートの長さ
    とに対応するデータを読み取ることを含む請求項162記載の方法。
  164. 【請求項164】 上記巻き取りモータに選択的にエネルギ(電圧)を印加
    するステップが、 上記巻き取りモータのしきい印加エネルギ(電圧)を決定することと、 上記巻き取りモータが上記巻取りロールの既知の半径と共に既知のエネルギ(
    電圧)で印加されるとき、上記巻き取りモータによって上記ドナーシートに作用
    される既知の張力を決定することと、 上記ドナーシートに上記所望の張力を作用するため、上記しきい印加エネルギ
    (電圧)、上記既知の張力、上記既知の印加エネルギ(電圧)及び上記既知の半
    径の関数として上記巻き取りモータにエネルギ(電圧)を印加することと を含む請求項159記載の方法。
  165. 【請求項165】 上記しきい印加エネルギ(電圧)を決定するステップが
    、 上記ドナーシートにたるみを生じさせるために上記巻き取りモータを逆転方向
    に回転させることと、 上記巻き取りモータに正転のための印加エネルギ(電圧)を増大しつつ与える
    ことと、 上記巻取りロールの回転を検出することと、 上記巻き取りモータのしきい印加エネルギ(電圧)であって、上記巻取りロー
    ルが回転していると上記検出するステップが決定するような印加エネルギ(電圧
    )に注意することと を含む請求項159記載の方法。
  166. 【請求項166】 上記巻取りロールの回転を検出するステップが、上記巻
    き取りモータの回転に応じた信号を提供するために上記巻き取りモータに接続さ
    れた回転センサを設けることを含む請求項165記載の方法。
  167. 【請求項167】 上記ブレーキを設けるステップが、上記供給ロールを取
    り付けるシャフトに連結された磁気粒子ブレーキを設け、上記ブレーキの印加エ
    ネルギ(電圧)に応じて上記供給ロールに選択されたブレーキトルクを作用する
    ステップを含み、 上記ドナーシートを特徴付けるデータから少なくとも上記巻取りロールの半径
    を決定するステップが、上記供給ロールの半径を決定することを含み、 上記所望の張力を作用するステップが、上記供給ロールの半径に応じたブレー
    キ力を与えることを含む請求項159記載の方法。
  168. 【請求項168】 上記供給ロールの半径を決定するステップが、1)上記
    供給ロールを形成するように元々巻きつけられた上記ドナーシートの長さ、2)
    上記供給ロールに残っている上記ドナーシートの長さ、及び3)上記供給ロール
    の元々の半径、に対応するデータから上記供給ロールの半径を決定することを含
    み、 上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るステップが、少なくとも上記
    1)〜3)の一つを読み取ることを含む 請求項159記載の方法。
  169. 【請求項169】 上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るステッ
    プが、1)上記供給ロールを形成するように元々巻きつけられた上記ドナーシー
    トの長さ、2)上記供給ロールに残っている上記ドナーシートの長さ、及び3)
    上記供給ロールの元々の半径、に対応するデータを読み取ることを含み、 上記巻取りロールの半径を決定するステップが、上記1)〜3)のデータから
    上記半径を決定することを含む 請求項159記載の方法。
  170. 【請求項170】 上記磁気ブレーキに選択的にエネルギ(電圧)を印加す
    るステップが、 上記磁気ブレーキのしきい印加エネルギ(電圧)を決定することと、 上記磁気ブレーキが上記巻取りロールの既知の半径と共に既知のエネルギ(電
    圧)で印加されるとき、上記磁気ブレーキによって上記ドナーシートに作用され
    る既知のブレーキ張力を決定することと、 上記ドナーシートに上記所望の張力を作用するため、上記しきい印加エネルギ
    (電圧)、上記既知のブレーキ張力、上記既知の印加エネルギ(電圧)及び上記
    既知の半径の関数として上記巻き取りモータにエネルギ(電圧)を印加すること
    と を含む請求項159記載の方法。
  171. 【請求項171】 上記しきい印加エネルギ(電圧)を決定するステップが
    、 上記巻き取りモータに正転のための印加エネルギ(電圧)を増大しつつ与える
    ことと、 上記巻取りロールの回転を検出することと、 上記磁気ブレーキに印加エネルギ(電圧)を増大しつつ与えることと、 上記磁気ブレーキのしきい印加エネルギ(電圧)であって、上記巻取りロール
    が回転を停止していると上記検出するステップが決定するような印加エネルギ(
    電圧)に注意することと を含む請求項170記載の方法。
  172. 【請求項172】 上記巻取りロールの回転を検出するステップが、上記巻
    き取りモータの回転に応じた信号を提供するために上記巻き取りモータに接続さ
    れた回転センサを設けることを含む請求項171記載の方法。
  173. 【請求項173】 グラフィック製品に対応した機械で読み取り可能なデー
    タに応じて印刷シート上に上記グラフィック製品を印刷するための幅広フォーマ
    ット感熱式プリンタであって、 上記印刷シートを支持するためのワーク表面を有したワークベッドと、 感熱式印刷要素のアレイを有し、ドナーシートを印刷中に上記印刷シートに押
    し付ける感熱式プリントヘッドと、 上記印刷シートを印刷シート並進移動軸に沿って並進移動させるための印刷シ
    ート並進運動手段と、 供給及び巻取りロールをそれぞれ支持するための第一及び第二の軸を含むドナ
    ーシート手段であって、上記供給ロールから引っ張られ、上記感熱式プリントヘ
    ッドと上記印刷シートとの間にそこで印刷するために位置され、上記巻取りロー
    ルに巻きつけられるドナーシート手段であり、上記巻取りロールに連結されてこ
    れにトルクを与える巻き取りモータと、上記ドナーシートにブレーキ力を作用す
    るブレーキとをさらに含むドナーシート手段と、 上記ドナーシートの上記サプライ及び巻取りロールの一方に取り付けられたメ
    モリ要素からデータを読み取るためのデータ移動要素と、 上記印刷シート並進移動手段、上記感熱式プリントヘッド、 上記データ移動
    要素及び上記巻き取りモータに連絡するコントローラであって、マルチカラーグ
    ラフィック製品に対応する記憶されたデータに応じて上記印刷シート上に上記マ
    ルチカラーグラフィック製品を印刷するコントローラであり、 それに関連したメモリに記憶されるプログラムであって、上記メモリ要素から
    上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るためのプログラムと、 上記ドナーシートを特徴付ける読み込んだデータから少なくとも上記巻取りロ
    ールの半径を決定することと、 印刷中に上記ドナーシートに作用される所望の張力を決定することと、 上記ドナーシートに上記所望の張力を作用させるため、上記巻取りロールの半
    径及び上記所望の張力に応じて上記巻き取りモータにエネルギ(電圧)を印加す
    ることと を含むコントローラと からなる幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  174. 【請求項174】 上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るための
    プログラムが、上記ドナーシートに作用される所望の張力を決定するための選択
    されたデータを読み取るためのプログラムを含み、上記選択されたデータから上
    記所望の張力を決定する 請求項173記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  175. 【請求項175】 上記巻取りロールの半径を決定するためのプログラムが
    、少なくとも、 1)上記巻取りロールに巻きつけられるとき上記巻取りロールに既知の半径を
    持たせる上記ドナーシートの既知の長さ、 2)上記既知の半径、 3)上記巻取りロールに巻きつけられる上記ドナーシートの長さ、 の関数として上記半径を決定し、 上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るためのプログラムが、上記巻
    取りロールに巻きつけられる上記ドナーシートの長さに対応したデータを読み取
    るプログラムを含む請求項173記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  176. 【請求項176】 上記巻取りロールに巻きつけられる上記ドナーシートの
    長さに対応するデータを読み取るプログラムが、上記供給ロールに巻きつけられ
    るドナーシートの元々の長さと、上記供給ロールに残っているドナーシートの長
    さとに対応するデータを読み取るプログラムを含む 請求項175記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  177. 【請求項177】 上記巻き取りモータにエネルギ(電圧)を印加するプロ
    グラムが、しきい印加エネルギ(電圧)、既知の張力、既知の印加エネルギ(電
    圧)及び上記ドナーシートに上記所望の張力を作用するための既知の半径、の関
    数として、上記巻き取りモータにエネルギ(電圧)を印加するプログラムを含み
    、 上記既知の張力が、上記巻取りロールが上記既知の半径を有していて上記巻き
    取りモータが上記既知の印加エネルギ(電圧)を印加されているときに上記ドナ
    ーシートに作用される張力である 請求項173記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  178. 【請求項178】 上記巻き取りモータに接続され、上記巻き取りモー
    タの回転に応じた信号を与える回転センサを含み、 上記コントローラが、 上記しきい印加エネルギ(電圧)を決定するためのプログラムであって、 上記ドナーシートにたるみを与えるべく上記巻き取りモータを逆転させ、 上記巻き取りモータに正転方向のエネルギ(電圧)を増加しつつ与え、 上記回転センサからの上記信号に応じて上記巻取りロールの回転を検出し、 上記巻き取りモータのしきい印加エネルギ(電圧)であって、上記巻取りロー
    ルが回転していると上記センサ信号が示すような印加エネルギ(電圧)に注意す
    るためのプログラムを含むプログラムを含む 請求項177記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  179. 【請求項179】 上記ブレーキが、上記供給ロールを支持する上記第一
    のシャフトに連結された磁気粒子ブレーキを含み、上記ブレーキが、上記コント
    ローラにより上記ブレーキに印加されたエネルギ(電圧)に応じて上記供給ロー
    ルに選択されたブレーキトルクを作用し、 上記ドナーシートを特徴付けるデータから少なくとも上記巻取りロールの半径
    を決定するプログラムが、上記供給ロールの半径を決定するプログラムを含み、 上記所望の張力を作用するプログラムが、上記供給ロールの半径に応じてブレ
    ーキに印加エネルギ(電圧)を与えるプログラムを含む 請求項173記載の幅広フォーマットプリンタ。
  180. 【請求項180】 上記供給ロールの半径を決定するプログラムが、1)上
    記供給ロールに巻きつけられたとき上記供給ロールに既知を持たせるような上記
    ドナーシートの既知の長さ、2)上記供給ロールに残っている上記ドナーシート
    の長さ、及び3)上記既知の半径、に対応するデータから上記供給ロールの半径
    を決定するプログラムを含み、 上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るプログラムが、少なくとも上
    記1)〜3)の一つに対応するデータを読み取るプログラムを含む 請求項179記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  181. 【請求項181】 上記ドナーシートを特徴付けるデータを読み取るプログ
    ラムが、1)上記供給ロールを形成するように元々巻きつけられた上記ドナーシ
    ートの長さ、2)上記供給ロールに残っている上記ドナーシートの長さ、及び3
    )上記供給ロールの元々の半径、に対応するデータを読み取るプログラムを含み
    、 上記供給ロールの半径を決定するプログラムが、上記1)〜3)のそれぞれの
    データから上記半径を決定するプログラムを含む 請求項179記載の幅広フォーマットプリンタ装置。
  182. 【請求項182】 上記時期ブレーキに印加エネルギ(電圧)を与えるプロ
    グラムが、しきい印加エネルギ(電圧)、既知のブレーキ張力、既知の印加エネ
    ルギ(電圧)及び既知の半径の関数として上記磁気ブレーキに印加エネルギ(電
    圧)を与えることを含む 請求項179記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  183. 【請求項183】 上記巻き取りモータに接続され、上記巻き取りモータの
    回転に応じた信号を与える回転センサを含み、 上記コントローラが、これに関連するメモリに、上記しきい印加エネルギ(電
    圧)を決定するためのプログラムをストアし、 該プログラムが、 上記巻き取りモータに正転方向のエネルギ(電圧)を増加しつつ与え、 上記巻取りロールの回転を検出し、 上記磁気ブレーキに印加エネルギ(電圧)を増大しつつ与え、 上記磁気ブレーキのしきい印加エネルギ(電圧)であって、上記巻取りロール
    が回転を停止していると上記検出ステップが決定するような印加エネルギ(電圧
    )に注意するためのプログラムを含む 請求項182記載の幅広フォーマットプリンタ。
  184. 【請求項184】 上記感熱式プリントヘッドが、印刷シート並進軸を横断
    する印刷軸に沿って並進移動可能であり、上記感熱式プリンタが、上記感熱式プ
    リントヘッドを上記印刷軸の方向に移動させる第一のアクチュエータと、上記プ
    リントヘッドに接続され上記プリントヘッドを上記印刷シートから持ち上げて引
    き離し、上記ドナーシートを上記印刷シートに抗じて押圧することを中止する第
    二のアクチュエータとを含み、これにより上記感熱式プリントヘッドを上記印刷
    軸の方向に移動させるときドナーシートが上記プリントヘッドを通過して引っ張
    られず、 上記第一及び第二のアクチュエータが上記コントローラに連絡されてこれによ
    って制御され、 上記コントローラが、上記印刷シートに抗じて上記ドナーシートを押圧する間
    上記印刷軸の方向に上記プリントヘッドによって移動される距離を追跡し、上記
    移動される距離に対応したデータを上記メモリ要素にストアするためのプログラ
    ムを含む 請求項179記載の幅広フォーマット感熱式プリンタ。
  185. 【請求項185】 シート材料の作業を行い該シート材料を支持するための
    吸引ワークベッドであり、上記シート材料を支持するワーク表面を持つワークベ
    ッドを備え、上記ワーク表面が上記シート材料に吸引力を加えるための複数の開
    口部を持っており、異なるサイズと方向性のシート材料を収容するために上記複
    数の開口部が第一ゾーンと第二ゾーンとに分けられており、上記開口部に吸引力
    を与えるための吸引源を備え、上記吸引源と吸引力を与えるための上記開口部と
    の間の流体伝達を行うためのマニホールドを備え、開口部の上記吸引源によって
    発生させられる吸引力の度合いに反応してシグナルを与え上記吸引源と通信する
    センサを備え、上記ゾーンの内の一方の開口部がふさがれていない場合わずかな
    吸引の度合いを発生させるために上記一方のゾーンに通じる流体の速度・割合が
    制限されることを特徴とする吸引ワークベッド。
  186. 【請求項186】 上記ゾーンの一方と上記吸引源との間に置かれた流体制
    限要素をさらに備えた請求項185に記載の吸引ワークベッド。
  187. 【請求項187】 上記ゾーンの他方と上記吸引源との間に置かれた台に流
    体制限要素をさらに備えた請求項186に記載の吸引ワークベッド。
  188. 【請求項188】 上記ゾーンの上記一方の開口部がふさがれていない場合
    十分な吸引力が上記ゾーンの上記他方に供給されるように上記ゾーンの上記一方
    に通じる流体の速度・割合が制限されることを特徴とする請求項185に記載の
    吸引ワークベッド。
  189. 【請求項189】 上記ワークベッドの上記ワーク表面が平らなワーク表面
    である請求項185に記載の吸引ワークベッド。
  190. 【請求項190】 上記ワークベッドの上記ワーク表面が曲面のワーク表面
    である請求項185に記載の吸引ワークベッド。
  191. 【請求項191】 上記吸引ワークベッドの上記ワーク表面がドラム圧盤の
    円筒形のワーク表面である請求項185に記載の吸引ワークベッド。
  192. 【請求項192】 上記吸引源が機械的な排気ポンプである請求項185に
    記載の吸引ワークベッド。
  193. 【請求項193】 上記吸引源に所定の漏れを可能にさせるための大気と通
    じる孔を持つ請求項185に記載の吸引ワークベッド。
  194. 【請求項194】 上記ゾーンに供給される吸引力を制御するために設けら
    れた流量制御弁を備えた請求項185に記載の吸引ワークベッド。
  195. 【請求項195】 開口部がふさがれていないゾーンの数を決定するために
    吸引力の度合いに反応するシグナルが上記センサによって生成されるように上記
    ゾーンに通じる流体の速度・割合が設定されることを特徴とする請求項185に
    記載の吸引ワークベッド。
  196. 【請求項196】 開口部がふさがれていないゾーンを決定するために吸引
    力の度合いに反応するシグナルが上記センサによって生成されるように上記ゾー
    ンに通じる流体の速度・割合が設定されることを特徴とする請求項185に記載
    の吸引ワークベッド。
  197. 【請求項197】 上記ワークベッドが第一グループの開口部と第二グルー
    プの開口部と上記吸引源と上記第一グループとの間の流体の伝達を行う第一マニ
    ホールドとをさらに含み、上記第二グループが上記ゾーンの両方を含んでいるこ
    とを特徴とする請求項185に記載の吸引ワークベッド。
  198. 【請求項198】 上記吸引源と上記開口部の第一グループとの間と上記吸
    引源と上記第二グループとの間とに置かれた第一流量制御弁と第二流量制御弁を
    備えていることを特徴とする請求項197に記載の吸引ワークベッド。
  199. 【請求項199】 シート材料の作業を行い該シート材料を支持するための
    吸引ワークベッドであり、上記シート材料を支持するワーク表面を持つワークベ
    ッドを備え、上記ワーク表面が複数のゾーンに分割される複数の開口部を持ち、
    上記開口部に吸引力を供給する吸引源を備え、上記吸引源と上記ゾーンの第一グ
    ループとの間での流体伝達を行うための第一マニホールドを備え、上記吸引源と
    上記ゾーンの第二グループとの間での流体伝達を行うための第二マニホールドを
    備え、上記第一グループと第二グループがそれぞれ少なくとも1つのゾーンを含
    み、上記吸引源によって上記開口部に供給される吸引力の度合いに反応してシグ
    ナルを発生させ上記吸引源と通信を行うセンサを備え、上記第一グループと上記
    第二グループとの間に設けられた第一流量制御弁を備え、上記第一流量制御弁が
    上記第二流量制御弁と上記吸引源との間に設けられていることを特徴とする吸引
    ワークベッド。
  200. 【請求項200】 上記第二グループが上記開口部の2つのゾーンを含んで
    おり、一方のゾーンの開口部がふさがれていない場合わずかな吸引力を発生させ
    るために上記開口部の上記2つのゾーンの内の上記一方のゾーンに通じる流体の
    速度・割合が制限される。
  201. 【請求項201】 上記2つのゾーンの一方と上記吸引源との間に設けられ
    流体の速度・割合を制限するフロー制限要素を備えた請求項200に記載の吸引
    ワークベッド。
  202. 【請求項202】 上記第二グループの上記第一ゾーンと上記吸引源との間
    に設けられ上記第二グループの上記第一ゾーンに通じる流体の速度・割合を制限
    する第二フロー制限要素を含む請求項200に記載の吸引ワークベッド。
  203. 【請求項203】 上記第一グループが第一ゾーンと第二ゾーンとを含み、
    上記第二グループが第三ゾーンと第四ゾーンと第五ゾーンとを含み、上記ワーク
    ベッドが上記第一ゾーンと上記吸引源との間と上記第二ゾーンと上記吸引源との
    間にそれぞれ設けられた第一フロー制限要素と第二フロー制限要素と第三ゾーン
    と上記吸引源との間と第四ゾーンと上記吸引源との間と上記第五ゾーンと上記上
    記との間とにそれぞれ設けられた第三フロー制限要素と第四フロー制限要素と第
    五フロー制限要素とを含み、上記フロー制限要素がふさがれていない開口部のゾ
    ーンに通じて流体に速度・割合与えることを特徴とする請求項199に記載の吸
    引ワークベッド。
  204. 【請求項204】 上記第四フロー制限要素が上記第四と第五ゾーンの両方
    と上記吸引源との間に設けられている請求項203に記載の吸引ワークベッド。
  205. 【請求項205】 上記ゾーンが直線状に配列されている請求項199に記
    載の吸引ワークベッド。
  206. 【請求項206】 上記ワークベッドの上記ワーク表面は平らなワーク表面
    である請求項199に記載の吸引ワークベッド。
  207. 【請求項207】 上記ワークベッドの上記ワーク表面が曲面のワーク表面
    である請求項199に記載の吸引ワークベッド。
  208. 【請求項208】 上記吸引ワークベッドのワーク表面が圧盤の円筒状のワ
    ーク表面である請求項199に記載の吸引ワークベッド。
  209. 【請求項209】 上記吸引源が機械的な排気ポンプである請求項199に
    記載の吸引ワークベッド。
  210. 【請求項210】 上記吸引源に所定の漏れを与えるために大気と通じてい
    る孔を持っている請求項199に記載の吸引ワークベッド。
  211. 【請求項211】 吸引のための開口部を持つワークベッドによって支持さ
    れているシート材料のサイズまたは方向性を自動的に決定する方法であって、(
    a)上記開口部をN個のグループにグループ分けするステップと、(b)上記開
    口部のグループに吸引力を与えるステップと、(c)吸引力を供給するグループ
    の数を増やしさらに増やしたグループに吸引力を与え吸引力を先に与えたグルー
    プと次に与えたグループの間の吸引力の差を探知するステップと、(d)上記の
    追加したグループの開口部がふさがれているかどうかを上記差から判断するステ
    ップとを含み、上記ステップで追加されたグループの開口部がふさがれていない
    場合追加グループの開口部がふさがれているとステップ(d)で判断されるかま
    たはグループが無くなるまでステップ(c)からステップ(d)を繰り返すこと
    を特徴とする方法。
  212. 【請求項212】 開口部がふさがれていると判断された追加グループへの
    吸引力の供給を停止するステップをさらに含む請求項211に記載の方法。
  213. 【請求項213】 判断を行うステップが追加されたグループのすべての開
    口部が実質的にふさがれているかを判断するステップを含み、ステップ(c)と
    ステップ(d)がそのような判断がステップ(d)においてなされるまで繰り返
    されることを特徴とする請求項211に記載の方法。
  214. 【請求項214】 開口部をM個のゾーンに分類し、Mの数がNよりも多く
    、少なくとも1つのグループが2つ以上のゾーンを含み、作業を実行するため作
    業部分をワークベッドに固定するためにふさがれていない上記の1つのゾーンを
    含むグループへの吸引力から十分な吸引力をワークベッドのふさがれている開口
    部に分配するようにふさがれていない上記のゾーンに通じるフローの速度・割合
    が制限されることを特徴とすく請求項211に記載の方法。
  215. 【請求項215】 開口部をM個のゾーンに分類するステップを含み、Mの
    数がNよりも大きく、少なくとも1つのグループが2つ以上のゾーンを含み、1
    つのグループに吸引力を供給する時に得られる吸引の度合いはふさがれていない
    開口部を持つ上記グループのゾーンの数を表すように少なくとも1つのグループ
    の選択されたゾーンに通じるフローの速度・割合を制限するステップを含み、上
    記得られた吸引の度合いからふさがれていない開口部を含む上記1つのグループ
    のゾーンの数を決定するステップを含むことを特徴とする請求項211に記載の
    方法。
  216. 【請求項216】 作業を実行するためにサイズの異なるシート材料を支持
    する方法であって、上記シート材料を支持するためにワーク表面を持つワークベ
    ッドを供給するステップを含み、上記ワーク表面が開口部の第一グループと第二
    グループを含み。上記開口部に吸引力を与えるステップを含み、吸引力を与える
    ステップの間に得られる吸引の度合いの所定の数を探知し吸引の度合いに反応し
    て所定の数のシグナルを生成するステップを含み、上記の所定の数のシグナルか
    らすべての開口部がふさがれているかどうかと開口部の第一グループがふさがれ
    かつ開口部の第二グループがふさがれていない開口部を含んでいるかどうかと開
    口部の第一グループと第二グループの両方がふさがれていない開口部を含んでい
    るかどうかとのうちの1つを判断・決定するステップを含むことを特徴とする方
    法。
  217. 【請求項217】 上記吸引力を与えるステップが開口部の第一グループに
    のみ吸引力を与えるステップと上記開口部の両方のグループに吸引力を与えるス
    テップとを含み、上記探知するステップが開口部の第一グループに吸引力を与え
    ることで得られた吸引の度合いを探知するステップと開口部の両方のグループに
    吸引を与えることで得られた吸引の度合いを探知するステップとこれらのそれぞ
    れに反応して第一シグナルと第二シグナルとを生成するステップとを含み、上記
    判断・決定するステップが上記第一シグナルと第二シグナルとの違いを判断・決
    定するステップとを含むことを特徴とする請求項216に記載の方法。
  218. 【請求項218】 上記吸引力を与えるステップが吸引源を供給するステッ
    プと、開口部の上記第一グループと上記吸引源との間に流体伝達を行うために第
    一マニホールドを供給するステップと、上記開口部の第二グループと上記吸引源
    との間に第二マニホールドを供給するステップと、上記吸引源と上記第一グルー
    プとの間と上記吸引源と上記第二グループとの間とにそれぞれ設けられる第一流
    量制御弁と第二流量制御弁とを供給するステップとを含むことを特徴とする請求
    項217に記載の方法。
  219. 【請求項219】 上記流量制御弁を供給するステップが第一流量制御弁を
    上記吸引源と上記第二流量制御弁との間に設けることを特徴とする請求項218
    に記載の方法。
  220. 【請求項220】 上記判断・決定するステップが開口部の第二グループが
    上記シート材料によってふさがれていないことを示すために上記第一シグナルと
    上記第二シグナルとの所定の違いを判断・探知するステップを含み、上記方法が
    さらに開口部の第一グループのみに吸引力を与えるステップとを含むことを特徴
    とする請求項216に記載の方法。
  221. 【請求項221】 上記ワーク表面を持つワークベッドを供給するステップ
    が平らなワーク表面を持つワークベッドを供給するステップを含むことを特徴と
    する請求項216に記載の方法。
  222. 【請求項222】 上記ワーク表面を持つワークベッドを供給するステップ
    が曲面であるワーク表面を持つワークベッドを供給するステップを含むことを特
    徴とする請求項216に記載の方法。
  223. 【請求項223】 上記ワーク表面を持つワークベッドを供給するステップ
    が円筒状のワーク表面を持つワークベッドを供給するステップを含むことを特徴
    とする請求項216に記載の方法。
  224. 【請求項224】 上記ワークベッドを供給するステップが開口部の第一グ
    ループと第二グループとを含むワークベッドを供給するステップを含み、所定の
    グループが開口部の複数のゾーン持ち、上記方法が上記所定のグループのゾーン
    の内の1つがふさがれていない開口部を持っている場合と上記所定のグループの
    ゾーンの両方がふさがれていない開口部を持っている場合とを区別するために得
    られる吸引の度合いに反応して上記所定のグループに吸引力が与えられる時に上
    記センサによってシグナルが生成されるように開口部のゾーンの内の少なくとも
    1つに通じるフローの速度・割合を制限するステップを含むことを特徴とする請
    求項216に記載の方法。
  225. 【請求項225】 開口部の上記第一グループがふさがれ開口部の上記第二
    グループに吸引力が与えられる時に上記センサによって生成される上記シグナル
    がふさがれていない開口部を持つ上記第二グループのゾーンの数に反応するよう
    に開口部の上記第二グループの所定のゾーンに通じているフローの速度・割合を
    制限するステップをさらに含む請求項224に記載の方法。
  226. 【請求項226】 上記ワークベッドを供給するステップが開口部の第一グ
    ループが第一ゾーンと第二ゾーンとを持っているワークベッドを供給するステッ
    プを含み、上記吸引力を与えるステップが上記第一ゾーンに通じるフローを制限
    するために第一制限フロー要素を介して第一ゾーンに吸引力を与えるステップと
    上記第二ゾーンの開口部に通じるフローを減らすために第二フロー制限要素を介
    して第二ゾーンに吸引力を与えるステップとを含むことを特徴とする請求項21
    6に記載の方法。
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