JP2749075B2 - 熱転写記録装置及びインク紙カセット - Google Patents

熱転写記録装置及びインク紙カセット

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JP2749075B2 JP63247347A JP24734788A JP2749075B2 JP 2749075 B2 JP2749075 B2 JP 2749075B2 JP 63247347 A JP63247347 A JP 63247347A JP 24734788 A JP24734788 A JP 24734788A JP 2749075 B2 JP2749075 B2 JP 2749075B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写記録装置に関し、特に複数色の重ね
合わせ記録を行う熱転写記録装置に関する。
〔従来の技術〕
通信機器や電子計算機等により出力される情報に応じ
て、文字や図形を記録する端末出力装置があるが、最近
はこれらの出力装置において、従来のように白黒のみの
記録ではなく、カラーの記録を行うことが望まれてい
る。このカラーの記録を行う方式の一つとして、メイン
テナンスフリーであることや、装置の構成が簡単なこと
などから、熱転写記録方式が有望視され、実用化しつつ
ある。
従来、熱転写記録方式により記録を行う場合には、外
部より制御可能な微小発熱素子を複数個列状に並べてな
るサーマルヘツドを、シート状のベース表面に熱溶融性
固形インクを塗布してなるインクシートを押しあて加熱
し、所望の記録紙への記録を行つている。
さらに上記インクシートを用いてカラーの記録を行う
には、記録紙表面に色相の異なるインクを用いて複数回
記録し、重ね合わせ記録を行うことにより実現される。
そこで、インクシートは、複数の異なる色相のインクを
ある長さずつ長手方向に順次繰り返したパターンで塗布
したものを用いる。一色の面状の記録を行つた後、イン
クシートの次に続く色相部分を用いて、次の色を引き続
き重ね合わせた記録を行うことができる。
熱転写記録装置に上記のごときインクシートを適用す
るには、該シートの供給と使用済み部分の回収手段が必
要になる。
又、インクシートに塗布する色材の種類としては、熱
昇華性染料のほか、熱溶融性顔料などの熱転写記録に一
般的に用いられるものがある。これらのインクの種類及
び塗布厚さ、該シート基材の厚さなどにより、そのシー
トの感度(サーマルヘツドから印加する熱に対して発色
する濃さの関係が変化する。これらの感度が多種多様な
ことに加えて、昇華性染料の感度特性は、サーマルヘツ
ドから印加する熱に対して発色する濃さは直線的関係に
なく、これを使用する熱転写記録装置は、非直線の熱量
に変化して所望の濃さの記録を得るよう、熱量を制御す
る必要があり、この非直線の感度特性に関する情報(例
えば、一色分20バイトで3色分60バイトなど)を何らか
の手段で入力する必要がある。さらに該染料を新規に開
発するなど、インクシートの改良を行つた場合には、装
置側にあらかじめ記憶しておくなどの手段では対処でき
ない。さらに、インクの塗布パターンに関し、一色,二
色,三色,四色,などの塗布色数,塗布長さなどの情報
も、熱転写記録装置に何らかの方法で入力しないと熱転
写記録装置側では対処できないことになる。従来、この
種のインクシートに関しては、一般的に取扱上の便利さ
などの理由から、例えば特開昭56−67278号広報に示さ
れるような単一のカセツトにインクシートの供給軸と巻
取軸の双方を収め、熱転写記録装置との着脱を簡単に行
うことも可能とするものが知られている。即ち、この従
来例においては、未使用の熱転写用インクシートに巻き
付けた供給軸と、使用済みインクシートを巻き取る巻取
軸の2つがあり、この2つの間にインクシートを渡した
状態で、ある間隔を置いて回動可能に支持したカセツト
を、熱転写記録装置に装填して記録を行うものである。
このカセツトでは、単に2つの軸をカセツトが支持し
ただけで、インクシートに関する情報を熱転写記録装置
に伝えることができず、次のような不都合が生ずる点に
対しては十分に考慮されていなかつた。
(1) インクシートの色数が単色,2色,3色、4色等の
区別を自動的に熱転写記録装置に伝え、記録動作シーケ
ンスを変更することができず、手動で切り替える繁雑さ
があつた。
(2) インクの感度,種類(昇華性インクか熱溶融性
顔料インクか)などの区別を、熱転写記録装置に自動的
に伝達することができず、切り替えの繁雑さもさること
ながら、インクの改良を行い、感度等の特性を変えた場
合に、装置側では対応できないと言つた点について十分
確認されていなかつた。
又、カセツト内に2色,3色,4色等の、カラーインクを
装着した場合、それらのインクの色を判別する方法に関
しては、考慮されていなかつた。
又、カセツト内に、軸を装着する手段に関しても十分
な考慮がなされていなかつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上述べたことを整理してみると、熱転写記録装置用
インクシートカセツトには、内部に収めたインクシート
に関する情報を、該記録装置に伝達する手段を設ける必
要があり、その手段は、 (1) 比較的複雑な情報が記録できること。
(2) 装置に装填した状態で容易に読み取れる位置に
記録してあること。
(3) 金型変更等の大がかりな変更なく、容易に記録
情報内容を変更できること。
(4) カセツトの取扱時の不具合で記録情報が破壊さ
れる恐れのないこと。
などを満たす必要がある。
又、カセツトに記録された情報の読み取り時における
機械的走査において、走査速度に高い精度を必要とする
と、読み取りのために高精度な機構部を増設しなければ
ならず、コストを引き上げてしまう問題点がある。
本発明の目的は、上記した従来の問題点を解決し、簡
単な構造で精密な記録が可能な熱転写記録装置を提供す
ることにある。
また、複数の色を用いたインクシートを用いた場合
に、インク紙の色を判別し、プリント動作に応じた適正
な色をプリントに用いるようなインク紙の色判別手段を
設けることにある。
さらに、インク軸をカセツト内に簡単に取りつけるこ
とを可能にした軸取りつけ手段を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明においては、イ
ンク紙に関する情報をカセツトに記録して熱転写記録装
置で読み取る方式において、インク紙の巻き軸の周囲
に、インク紙の色数,感度等の情報をバーコードの形で
印刷したシール形式のマークを設け、熱転写記録装置の
プリント動作に伴う機構部の動作、即ち軸の回動動作を
利用して、バーコード状のマークを走査する読み取り手
段を熱転写記録装置上に設ける。ここで、カセツト上に
記載するバーコードの記載方法について説明する。例え
ばバーコードを記載したシール状の部材をカセツト外形
上に貼り付けた場合、触手による記録部の破損の可能性
が高く、読み取りに際しても、カセツトを挿入するとい
う動作を用いて走査する場合には、カセツト挿入時に電
源が入つている必要があり、又、読み取り速度もかなり
まちまちなため、読みとりミスを起こす可能性が極めて
高く、又、上記の欠点を除くために熱転写記録装置側で
走査するためには可動する機構部が必要になる。又、い
ろいろな色のカセツトが作りがたいという問題もある。
又、符号記録部をインク紙の先頭に貼り付けた場合、イ
ンク紙はプリント動作に伴つて走行するため、マークを
走査する可動部は必要ないが、新品のインク紙を最初に
使用するときのみしかマークの走査ができず、カセツト
を入れ替えたときに情報の更新ができないという問題が
ある。又、インク紙の耳の部分に貼り付け若しくは印刷
によりマークを設けた場合は、インク紙の裁断精度を厳
しくする必要があり、コストアツプの要因になる。そこ
で本発明においては、カセツト内のインクの巻き軸の周
囲に符号記録部を設け、プリント動作に伴う軸の回転を
利用して、符号記録部の走査を行う。この場合、インク
紙と軸は一体の関係にあるが、ここで、インク紙は通常
カセツトにはいる分量単位よりも幅広且つ長尺にて製造
され、カセツト用の巻き軸に幅方向にスリツトされて巻
かれ所定の枚数分だけ巻き取られた後、裁断される工程
を持つ。即ち特定のインク紙を指示する場合、巻き軸に
記載するようにすることにより、工程上バーコードとイ
ンク紙の対応を失敗する可能性を最小限にすることがで
きる。又、本発明のように、供給軸の外周に符号記録部
を設けることにより、巻き取りに伴い機構部の構成が複
雑な巻取軸側に比べ、比較的構造が簡単な供給側に符号
記録部の読み取り装置を設けることができ、熱転写記録
装置のスペース効率を有効に利用することができる。ま
た、マークに記載されたバーコードは、その形状を2列
に分け、片方を一定または不定間隔の白黒交互の線状パ
ターンとし、他方を前記線状パターンと同期して記載し
た前記情報信号パターンとする。以上の手段により前記
問題点は解決される。また、読み取り手段として、可視
光または赤外光のLED及びセンサを組み合わせ、LEDまた
はセンサの開口部の大きさを、前記パターンの間隔より
狭くし、前記バーコードに接触または近接させることに
より読み取りが行える。
また、インク紙の色を判別する方法として、インク紙
の色を読み取るセンサをサーマルヘツド上に取りつけ、
インク紙を挾んでセンサの反対側に前記センサを証明す
るLED等の光源を設けることにより解決される。
又、軸をカセツトに取りつける方法として、カセツト
上に設けた穴に軸の先端を差し込むことにより、軸の取
りつけが簡単に行われる。
〔作用〕
触手され難いインク紙の巻き軸回りに貼り付けられた
マークは、その貼り付け場所の特定により、汚れ,腐食
等の恐れが少なく、記載されたインク紙に関する情報を
常に正確に表示する。マーク上の2列のパターンは2つ
または1つの読み取り手段で同時に読み取り、白黒交互
の線状パターンを1周期読み取るごとに、前記した線状
パターンと同期して記載されたインク紙に関する情報パ
ターンを読み取る読み取り手段の出力をサンプリング
し、デジタル電気信号に変換する。以上の動作により、
読み取り走査の走査速度が不定である場合、即ち読み取
り走査のために動作する機構部の動作速度の制御が少な
い場合または行われない場合でも、記録の読み取りが可
能となり、熱転写記録装置の機構部による読み取り走査
のための一定速度化,一定速度履歴化等の制御仕様を必
要としない。
又、LED又はセンサの開口部を前記パターンより狭く
し、LED及びセンサを前記パターンに密着させることに
より、前記パターンのパターン間クロストークを防止
し、誤動作のない読み取りを可能にする。
また、サーマルヘツド上にセンサを、インク紙を挾ん
で反対側にLEDを設けることにより、比較的狭い機構部
内にインク紙の色を判別する装置を設けることができ、
LEDから発した光はインク紙を透過し、センサに入射さ
れ、センサはLEDから発した光に対して、インク紙を透
過した際に減衰した光成分を分析して、インク紙の色を
判別する。それによつてインク紙の色の読み取り及びそ
れに起因するインク紙の正しい位置決めを行うことがで
き、誤動作のない正確なプリントを可能にする。
又、カセツト上に穴を設け、軸の先端を差し込むこと
により軸のカセツトへの取りつけを行うことにより、簡
単な方法で軸の取りつけが可能になり、量産品であるカ
セツトのコストを下げることができる。
〔実施例〕
以下、本発明による熱転写記録装置の実施例を図を用
いて説明する。
第1図は本発明による熱転写記録装置に用いるインク
紙カセツト及び熱転写装置よりインク紙に関する情報を
読み取るセンサの構成を示した斜視図である。インク紙
カセツト1はその内部に新品のインク紙2を巻いた供給
軸3と、使用済みのインク紙を巻き取る巻取軸4を内蔵
し、それぞれの軸はカセツトの供給収容部5及び巻取軸
収納部6に内蔵され、それぞれの収納部は連結部12によ
り連結されている。供給軸3と巻取軸4の間にはインク
紙2が張り渡されており、プリント動作にしたがつて供
給軸3から巻き出され、巻取軸4に巻き取られる。カセ
ツト1の連結部12には位置決め穴14が設けられており、
カセツトを熱転写記録装置に装着した際に、カセツトの
熱転写記録装置内での正確な位置決めを行う。供給軸3
の先端付近にはインク紙に関する情報を符号化して記録
した符号記録部9が直接印刷又は符号を印刷した媒体が
貼り付けられており、機構部よりクロツクセンサ10及び
バーコードセンサ11を押しつけることにより、軸の回転
に伴つて符号の読み取りを行う。又、両軸の間に張り渡
されたインク紙の上下には、インク紙センサ7とインク
紙用LED8が設けられ、インク紙の色を透過光で読み取
る。
第2図は本発明による熱転写記録装置の動作を説明す
るための機構部を横から見た図である。熱転写記録装置
の機構部はプラテンドラムとサーマルヘツドで構成され
る。印画紙15を給紙路18より熱転写記録装置内に挿入さ
れ、プラテンドラム17の外周に巻き付く。プラテンドラ
ム17は矢印A方向に印画紙15を巻き付けたままで回転
し、印画紙15の先端をサーマルヘツド16の下に持つてく
る。サーマルヘツド16とプラテンドラム17の間には、イ
ンク紙カセツト内の供給軸3と巻取軸4の間に張り渡さ
れたインク紙2があり、サーマルヘツド16はインク紙2
と印画紙15を重ねてプラテンドラム17の上で圧着する。
サーマルヘツド16の下部には、たとえば1mm当り6個の
割合で小さな発熱体が512個並んでおり、それぞれが外
部からの信号に応じて独立した量の熱を発生する。サー
マルヘツド16の下のインク紙2に塗布された昇華性イン
クはサーマルヘツド16からの熱を受け、各発熱体が発生
した熱量に応じた量のインクを昇華させ、印画紙15に転
写する。発熱体の発生する熱量が大きいとインク紙2か
ら昇華するインクの量も多く、印画紙15に転写されるイ
ンクの量も多くなり、結果として高い濃度の記録が行わ
れる。即ち、各発熱体が発生する熱量をそれぞれ制御す
ることにより印画紙15上に512個の濃淡をもつた記録が
行われる。印画紙15上に上記の記録操作を1ライン分行
つた後、プラテンドラム17を矢印A方向に1ライン分回
転させ、再び上記の操作を行う。これらの操作を640回
行うことにより印画紙15上には640×512画素の濃淡をも
つた記録が行われる。一画面分の記録が行われた後、プ
ラテンドラム17はさらに回転し、再び印画紙15の先頭を
サーマルヘツド16の下部に持つてくる。その後、上記と
同じ方法で2色目の印画を行う。以上の方法で3色の印
画を行つた後、給排紙切り換えコア20は点線の位置に移
動し、印画紙15を排紙路21の方向の送り熱転写記録装置
の外に排紙する。ここで各色の印画時にインク紙2の色
をインク紙センサ7とインク紙用LED8により判別し、各
色の印画時に適正な色のインクをサーマルヘツド16の下
部に持つてくるようにプリント動作の制御を行う。即ち
1色目に黄色,2色目にマゼンタ,3色目にシアンの印画を
行うことにより、印画紙15上には640×512画素の濃淡を
もつたフルカラーの画像が記録される。
第3図は本発明による熱転写記録装置に用いるインク
紙カセツトの三面図である。
インク紙カセツトは、供給軸収納部5と巻取軸収納部
6及び両者を連結する連結部12,12′で構成され、供給
軸収納部5と巻取軸収納部6の内部には新しいインク紙
2を巻き付けた供給軸3と使用済みインク紙2を巻き取
る巻取軸4が装着されている。それぞれの軸は、軸先端
22をカセツト上の軸受け25に挿入し、軸先端のカセツト
に対する位置決めを行つている。カセツトの軸先端側の
連結部12には位置決め穴14が設けられており、カセツト
を熱転写記録装置に装着する際、図示しない熱転写記録
装置側の位置決めピンが位置決め穴14に挿入され、その
結果カセツトの連結部14を通じて、熱転写記録装置と軸
先端の位置の精度を確保する。又、カセツトと軸先端の
間には軸押さえバネ24が装着されており、軸をカセツト
内でトルク伝達部28,28′の方向に押しつける。軸のト
ルク伝達部28,28′の周囲には回転止め溝27,27′が設け
られており、カセツト内の回転止めツメ26,26′が組み
合わされて、軸の回転を防止している。カセツトを熱転
写記録装置に矢印A方向に挿入すると、図示しない熱転
写記録装置のトルク供給軸がインク紙カセツトの供給軸
3及び巻取軸4に設けられたトルク伝達部28に挿入され
る。その結果軸はカセツト内で軸押さえバネ24の力に逆
らつて軸先端22の方向に押され、回転止めツメ26と回転
止め溝27が外れ、軸は熱転写記録装置のトルク供給軸の
回転にしたがつて回転する。この時、熱転写記録装置の
トルク供給軸と軸のトルク伝達部28の結合により、両者
に位置精度を確保する。その結果、熱転写記録装置と軸
の位置精度が確保され、高精度な印画が行われる。この
ほか、インク紙カセツトにはのぞき窓25が設けられ、供
給軸3に巻き付けられたインク紙2の外径を目視または
機械的に測定することにより、インク紙の残量を判定す
る。さらに後述する符号記録部を供給軸3の先端に設
け、該符号記録部を検知するセンサをのぞき窓25より挿
入することにより、該符号記録部に記載されたインク紙
に関する情報を読み取る。
第4図は軸の先端に設けた符号記録部と該符号記録部
を読み取るセンサの取り付け位置を示した説明図であ
る。
同図(a)は、軸29の先端に符号記録部9を設けた様
子を示す。符号記録部9は同図(b)に示すようにクロ
ツク30とバーコード31で構成される、クロツク30は軸の
外周を例えば24分割し、それぞれを白黒のクロツクパタ
ーンで構成している。バーコード31は前記クロツク30と
同期してインク紙に関する情報を2進数で符号化し記録
している。熱転写記録装置からはクロツクセンサ10とバ
ーコードセンサ11が前記クロツク30とバーコード31に押
しつけられ、軸29の回転に伴つてクロツク30とバーコー
ド31を読み取る。熱転写記録装置内の図示しない符号処
理装置は、クロツクセンサ10の出力信号をトリガとして
バーコードセンサ11の信号をサンプリングし、軸の回転
速度が一定でない場合でも正確な読み取りを可能にす
る。
第5図は幅の狭いクロツク及びバーコードを比較的大
きな開口部を持つセンサを用いて読み取るためのセンサ
ホルダの形状の一例を示す断面図であり、同時に符号記
録部9をシール状の部材で軸29の外周に貼り付けること
により構成した場合のシールの剥がれを防止するセンサ
ホルダの形状の一例を示す説明図である。
センサホルダ34の内部には、開口部の大きいセンサ33
が装着されており、その開口部はスリツト35によりその
幅を制限されている。スリツト35の幅は符号記録部9に
記載されたクロツク及びバーコードの幅と略等しいか小
さい幅を有しており、クロツク及びバーコードの読み取
りにおいてその白黒パターン間のクロストークを防止す
る。本実施例において、スリツト35の上側には切り欠き
36が設けられており、軸29が矢印A方向に回転したと
き、軸上の符号記録部9の切れ目32のスリツト35への引
つ掛かりを防止する。熱転写記録装置の動作手順によつ
ては軸29が矢印A方向とは逆に回転する場合があり、そ
のような熱転写記録装置に該センサホルダをもちいる場
合は、切り欠き36を上下両方に設ける。
第6図はセンサホルダ34と軸の位置決めを考慮したセ
ンサホルダ形状を示した一例である。
同図(a)は、軸29とセンサホルダ34の接触状態を表
した断面図である。センサホルダ34の軸29との接触面に
は曲面37が設けられており、センサホルダ34を軸29と押
しつけたとき、センサホルダ34の中心と軸29の中心が一
致するようにセンサホルダ34及び軸29の上下位置を自動
調製する。同図(b)は、センサホルダ34を上から見た
断面図であつて、その内部にはセンサ33,33′と2つ装
着されている。それぞれが対応する符号記録部に合わせ
て、クロツクセンサ,バーコードセンサに割り当てられ
る。上から見たセンサホルダ34の開口部は、符号記録部
のクロツク及びバーコードの方向と並行に細長い口を開
けているため、その開口部38は広く、同図(a)のよう
に横から見た開口部38はその幅がスリツトと呼ばれるよ
うに狭い。又、2つのセンサ33,33′の間には境界板39
が設けてあり、2つのセンサ33間のクロストークを防止
する。さらにセンサ33とスリツト35の間には隙間73が設
けてあり、比較的大面積の開口部を持つセンサ33とスリ
ツト35が密着しないようにする。これによりスリツト35
から入射した光をセンサ33の開口部全体が受光すること
になり、十分な受光感度を確保することができる。
第7図はセンサホルダと軸の位置決めを行うためのセ
ンサホルダの形状の他の実施例を示した断面図である。
センサホルダ34と軸29との接触面には斜面40が設けられ
ており、センサホルダ34と軸29を押しつけたとき、セン
サホルダ34の中心と軸29の中心が一致するようにセンサ
ホルダ34及び軸29の上下位置を自動調整するとともに、
軸29とセンサ33の距離を検出感度が最大となる所定の値
に設定する。
第8図はセンサホルダと軸の接触面の他の実施例を示
した断面図である。
センサホルダ34と軸29との接触面に斜面40が向けられ
ている点は第7図と同様であるためその説明は省略す
る。本実施例においては、スリツト35と軸29の接触面に
圧着板41を設けてあることを特徴とする。即ち斜面40の
存在によりスリツト35と軸29の間隔が開き、その隙間か
らの光の漏れ込みによるクロストークを防止するよう
に、圧着板41を設けスリツト35と軸29を接触させる。
第9図は第8図に述べた斜面と圧着板を設けたセンサ
ホルダの具体的な構成例を示す斜視図である。
2枚の取り付けアーム42,42′の間にセンサホルダ34
を設け、センサホルダ34の表面を圧着面41とする。取り
付けアーム42の先端をV字型に切り取り、その形状を斜
面40として利用する。この場合、斜面40が軸に接触し、
センサホルダ34の位置決めを行うときに、圧着板41が軸
に完全に接触し、斜面40の軸への接触を妨害しないよう
に斜面40の位置を設定する。又上記とおなじ目的とし
て、図示しないが、取りつけアーム42,42′の間で、別
体となつたセンサホルダ34が、弱いバネの付勢手段を介
して、軸29方向に向つて付勢されていても良い。
第10図は第8図に述べた斜面と圧着板を設けたセンサ
ホルダの具体的な他の構成例を示す斜視図である。
センサホルダ34の形状をその断面が第8図で説明した
形になるように構成し、斜面40と圧着板41を構成する。
第11図は第8図に述べた斜面と圧着板を設けたセンサ
ホルダの具体的な他の構成例を示す斜視図である。
同図(a)は、センサホルダとホルダ内の2つのセン
サ及び斜面40の位置関係を説明した図である。境界板39
がクロツクセンサ10とバーコードセンサ11の2つのセン
サの間に設けられており、それは同図(b)に示される
ように、斜面40を有している。斜面40をもつた境界板39
とセンサホルダの圧着板形状により、第8図に示したセ
ンサホルダと軸との位置決め及びクロストーク防止効果
を達成する。
第12図はセンサホルダをカセツト内の軸に押しつける
ためのセンサホルダ回動手段の実施例を示した説明図で
ある。
カセツト1は熱転写記録装置内に矢印A方向に挿入さ
れる。この時、カセツト1の横に設けたヒンジ44(通常
カセツトの上下ハーフを貼りつけるための糊しろとして
用いる)が取り付けアーム42を押し、その取り付けアー
ム42が取り付け穴43を中心に回動する。センサホルダ34
は通常はバネ45により本図上右方向に引つ張られている
が、取り付けアーム42の回動によりカセツト1内の軸29
に押しつけられる。
第13図は熱転写記録装置のカセツトふたの開閉を利用
してセンサホルダを軸に押しつける方法の例を示した斜
視図である。
本図はカセツトがすでに熱転写記録装置に装着され、
カセツトふたが閉じられている状態を示す。この状態で
センサホルダ34はバネアーム50を通じてバネ47により軸
29に押しつけられている。カセツトふた46が矢印A方向
に開けられると、バネ48が矢印B方向に引かれ、その結
果取り付けアーム42が取り付け穴43を中心に矢印C方向
に回動する。バネ48はバネ47に比べて強く、センサホレ
ダ34は矢印C方向に引かれて軸29から離れる。カセツト
を挿入しカセツトふた46を閉めるときは、上記した動き
と逆にバネ48の力が減るのでバネ47の力に引かれてセン
サホルダ34は軸29に密着する。
第14図は熱転写記録装置のカセツトふたの開閉を利用
してセンサホルダを軸に押しつける方法の他の実施例を
示した斜視図である。
本図はカセツトがすでに熱転写記録装置に装着され、
カセツトふたが閉じられている状態を示す。この状態で
カセツトふた46はバネアーム50を通じてバネ47が引つ張
る。バネ47はバネアーム49を引つ張り、その結果取り付
けアーム42は取り付け穴43を中心に回動しセンサホルダ
34を軸29に押しつける。カセツトふた46を矢印A方向に
開けると、バネ47の張力が弱まり、図示しないセンサホ
ルダ解放バネ(第13図のバネ48の位置または取り付け穴
43のシヤフトと同軸に設けられる)により取り付けアー
ム42は矢印B方向に回転し、センサホルダ34もそれに伴
つて矢印C方向に回転し軸29から離れる。
第15図は熱転写記録装置のカセツトふたの開閉を利用
してセンサホルダを軸に押しつける方法の他の実施例を
示した斜視図である。
本図は第13図,第14図と同様にカセツトが熱転写記録
装置内にすでに装着されている状態を示しているが、カ
セツトふた46だけ開いた状態にしている。カセツトふた
46が閉じている状態ではバネアーム押さえ52がバネアー
ム50を押さえ、バネアーム50はバネ48を引つ張り、その
結果取り付けアーム42が取り付け穴43を中心に回動し、
センサホルダ34はそれに伴つて軸29に押しつけられる。
同図のようにカセツトふた46を矢印A方向に解放する
と、バネ48の張力が弱まり、その結果バネ47によりセン
サホルダ34が軸29から離れる。センサホルダ34が軸29か
ら離れることにより、センサホルダ34がカセツトにぶつ
かることなく、カセツトを熱転写記録装置から引き出す
ことができる。本実施例では、フタ取り付け軸51が取り
つけアーム42の回動方向と直交しているが、フタ取り付
け軸51をこの回動方向と平行に設けてもよい。
第16図は第15図に示した取り付けアーム形状におい
て、センサホルダ34と軸29の上下位置精度を出す方法の
一例を示した説明図である。
取り付けアーム42を熱転写記録装置に取りつける取り
つけ穴43を図に示すように長穴にすることにより、取り
つけアーム42及びセンサホルダ34の上下位置に自由度が
生まれる。センサホルダ34を軸29に押しつけることによ
り、第6図から第10図で説明したように、軸29とセンサ
ホルダ34の中心が一致するように上下位置を自動調整す
る。
第17図はセンサホルダと軸29の軸方向の位置決めを自
動的に行う方法を示した一実施例である。
同図(a)において、軸29の上に貼り付けた符号記録
部9は、その貼り付け位置を軸29の先端の基準面54より
規定する。この時センサホルダ34の位置も符号記録部9
と同様に軸29の基準面54から規定すると符号記録部9と
センサホルダ34の相対位置が高精度に規定できる。本実
施例において、センサホルダ34に位置決め部材53を設
け、センサホルダ34を軸29に押しつけたときにセンサホ
ルダ34が矢印Aのように位置決め部材53にしたがつて軸
29に圧着されるようにすると、同図(b)に示すように
位置決め部材53と基準面54の接触面を基準としてセンサ
ホルダ34と符号記録部9の相対位置が確保される。基準
面54と位置決め部材53の位置はバネ47により圧着される
ため、両者の接触面は隙間なく接触し、位置の再現性が
確保される。又、(a)のようにセンサホルダ34が軸29
に圧着されていないときは、センサホルダ34はバネ47に
より同図右方向に押しつけられるが、ストツパ74により
その位置が規定され、圧着時に位置決め部材53が基準面
54を捕らえるようにする。
第18図はセンサホルダの軸への接触動作をサーマルヘ
ツドのプラテンドラムへの圧着動作に伴つて行う方法の
一実施例を示した説明図である。
サーマルヘツド16はプリント前の待機時に破線で示し
た位置にいる。この時センサホルダも破線で示した位置
にあり、軸29から離れている。カセツトの着脱はこの状
態で行う。プリント時にサーマルヘツド16は実線で示し
た位置に移動し、この時サーマルヘツド16を支持するサ
ーマルヘツドアーム56はヘツドアーム軸55を中心に回転
する。ヘツドアーム軸55の反対側のヘツドアーム56の延
長部材は、バネアーム49を押して、センサホルダ34は取
りつけ穴43を中心に回動し、センサホルダ34は図示しな
いバネの力によつて軸29に圧着する。
第19図はセンサの開口部の形状と符号記録部の方向性
を示した説明図である。
同図(a)において、センサ33の開口部38の形状は上
下と左右の形が同じではなく、上下に対して左右の開口
部の大きさが大きいという非対象な形状になつている。
このようなセンサ33を用いた場合、同図(b)のような
方向でセンサ33を用いると、開口部38の面積に比べ、読
み取り範囲57の面積が小さく、感度の無駄が生じる。同
図(c)のような方向でセンサを用いると、開口部38の
面積に対して読み取り範囲57の面積を広範囲に取ること
ができ、センサの感度を有効に利用できる。
第20図は複数の色のインクを塗布したインク紙の色を
判別して正しいインク紙の位置決めを行うためのインク
紙センサの取りつけ位置を示す熱転写記録装置の断面図
である。
同図(a)は供給軸3と巻取軸4の軸間距離が十分に
ある熱転写記録装置の一例である。
サーマルヘツド16の先端に反射板58を設けてあり、反
対側にインク紙センサを内蔵したセンサホルダ34を設け
る。プリント時にサーマルヘツド16を図の様にプラテン
ドラム17に圧着すると、インク紙2はセンサホルダ34と
反射板58の間に挾まれセンサホルダ内のインク紙用LED
から発した光はインク紙2を透過し、反射板58にぶつか
る。この光は反射板58を反射し、再びインク紙2を透過
した後センサホルダ34内のインク紙センサに入射する。
この間にインク紙2によつて選択的に透過したLEDの光
成分をセンサで検知することにより、インク紙2の色判
別が行われる。同酸(b)に供給軸3と巻取軸4の軸間
距離が小さい熱転写記録装置の例を示す。同図(a)の
ようにセンサホルダ34を設ける余裕がないため、サーマ
ルヘツド16の上にインク紙センサ7を、反射側にインク
紙用LEDを設ける。サーマルヘツド16がプラテンドラム1
7に圧着したときにインク紙センサ7とインク紙用LED8
は相対する位置にくる。この時インク紙用LED8から出た
光はインク紙2を透過してインク紙センサ7に達する。
インク紙センサ7は上記と同様にインク紙2を透過した
光を分析してインク紙2の色を判別する。色の分析は具
体的には、例えば赤い光のLEDを用いた場合、シアンの
色のインク紙を透過すると赤い光は減衰するが、マゼン
タ,イエローのインク紙を透過しても赤い光は減衰しな
いため、センサは光の量を測定するだけでシアンのイン
ク紙とマゼンタ,イエローのインク紙の区別をすること
ができる。複数種の色の光源及びセンサまたはカラーセ
ンサを使用することにより各色のインク紙の色を例えば
インク紙の頭出しマークの存在も含めて全て判別するこ
とが可能になる。
第21図はサーマルヘツド上に反射板を儲ける方法を示
した一実施例である。
サーマルヘツド上にはサーマルヘツドの発熱体を制御
するためのICが搭載してあり、それを保護するためのIC
カバーが設けてある。ICカバー59のうえに反射板58を設
けることにより、対抗した位置にインク紙センサ7とイ
ンク紙用LED8を設け反射板により反射した光を見ること
ができる。この場合インク紙センサ7とインク紙用LED8
をサーマルヘツド16の上におく必要がないので配線の必
要がなくなる。又サーマルヘツド16のICカバーは一般に
アルミニウム等の金属でできているため、反射板58を兼
ねることができる。
第22図は第20図(b)に示したように、サーマルヘツ
ド上にインク紙センサを設ける方法の一実施例である。
サーマルヘツド16上のICカバーの一部を切り欠き、そ
こにインク紙センサ7を埋め込む。サーマルヘツド16上
に出つ張りを作らないので小型熱転写記録装置に適して
いる。
第23図はサーマルヘツドにインク紙センサを取りつけ
る他の方法を示した実施例である。
サーマルヘツド16にそのICカバーも貫通した形に穴61
を開け、サーマルヘツド16の裏側にインク紙センサ7を
取りつける。サーマルヘツド16の裏側は十分なスペース
があるため、多少大きなインク紙センサ7も取りつける
ことができる。
第24図はサーマルヘツドにインク紙センサを取りつけ
る更に他の方法を示した実施例である。
サーマルヘツド16に貫通穴を設ける点は第23図と同様
だが、本実施例においては、ICカバー59をサーマルヘツ
ド16に取りつける取りつけネジ60のあなを用いてインク
紙センサを取りつける。取りつけネジ60はその内部に例
えば断面が六角形のネジを締めることができる穴が空い
てあり、インク紙センサ7は取りつけねじ60の中心の穴
を利用して取りつける。
第25図はサーマルヘツド上のICの配置をセンサが取り
つけられることを想定して行う一実施例である。
サーマルヘツド16上においてインク紙センサ7を取り
つける位置をセンサ取りつけエリア63として確保し、そ
の部分は何も乗せない。即ちサーマルヘツドの上にはIC
62とICを保護するエポキシ等のIC保護カバーが設けられ
ている。センサ取りつけエリア63の部分はICを乗せず、
IC保護カバーも切り欠きを設けるかなにも乗せないよう
にしてセンサ取りつけエリアを確保する。この領域はイ
ンク紙センサのみならずサーマルヘツドの温度をモニタ
するための温度センサ等のセンサ又は治具をのせること
ができる。
第26図は軸をカセツトに取りつけるための軸先端のカ
セツトへの装着方法の一実施例である。
カセツト上の軸受け23として穴を設け、軸先端22を前
記穴に差し込むことにより軸先端の位置決めを行う。
第27図は軸をカセツトに取りつけるための軸先端のカ
セツトへの装着方法の他の実施例である。
カセツト上の軸受け23として、カセツト上ブタ66とカ
セツト下ブタ65による上下ハーフで穴を構成し、軸先端
22を上下から挾むような形で位置決めを行う。
第28図はインク紙カセツトを成形する金型の形状とそ
れに伴うインク紙カセツトの形状を示す一実施例であ
る。
同図(a)はカセツトを成形するために金型を組み合
わせプラスチツク等の材料を流し込みカセツトを作成し
た状態を示す断面図である。第26図に示すカセツト下ハ
ーフの作成状態であり、3つの金型67,68,69でカセツト
を作成する。この時軸受け23を作成するために金型69は
頭上で左に抜き取り、金型68は下に抜き取る。ここで金
型68を抜き取るための穴がカセツト上に形成される。同
図(b)において、カセツトには金型抜き穴71が形成さ
れるが、本実施例において、金型抜き穴を軸29を覗くた
めの窓として利用する場合を示す。本実施例において、
インク紙を軸29に巻き付けると、軸29に巻かれたインク
紙の量に応じてインク紙巻径70が変化する。この巻径を
目視または機械的に読み取ることによりインク紙の残量
を判定することができる。又金型抜き穴71を第3図に示
した覗き穴として利用することにより、軸29の周囲に設
けた符号記録部を読み取る穴として利用することができ
る。
第29図は軸がカセツト内に落ち込まないように軸先端
に軸抜け止めを設けた一例を示す。
同図(a)において、軸29が所定量以上にカセツト内
に押し込まれると、軸先端22が軸受け23の中に入りき
り、その結果トルク伝達部28がカセツト内に落ち込んで
しまう。同図(b)に示すように、軸抜け止め72を軸先
端22に設けることにより、トルク伝達部28がカセツト内
に落ち込むのを防ぐことができる。
第30図に、軸状に設けた符号記録部を軸を成形する段
階で設けた一例を示す。
本実施例において、軸29の外周には溝が設けられてお
り、凸部を白,凹部を黒として、クロツク30及びパーコ
ード31を設ける。この場合、本実施例に示すように、ク
ロツク30を軸先端側に、バーコード31をインク紙2側に
設けることにより、軸の成形時の型抜きが簡単に行え
る。また、軸の符号記録部を着色する方法として、例え
ば白色の材料を用いて、軸を作成し、溝の部分に黒い塗
料を流し込むことにより、白黒パターンの形成が行え
る。又、凸部を梨地等の乱反射する形状にすることによ
り、軸を黒色の部材が構成しても、凸部を白色として取
り扱うことができる。
第31図は軸先端の符号記録部を軸に直に設けずに、バ
ーコードアダプタ上に記載し、軸先端に取りつける方法
の一実施例を示した説明図である。
同図(a)には、円筒上のバーコードアダプタ75の外
周に符号記録部9を設け、軸の先端部にはアダプタ受け
部76を設け、バーコードアダプタ75を取りつける方式の
一実施例を示した。即ち、バーコードアダプタ75を第30
図に示したように、成形により符号記録部9を構成する
か、シール上の部材を貼り付けることにより構成し、そ
れを軸に取りつけることにより、軸の作成時に複数のロ
ツトを走らせる必要がなく、又、符号記録部9の軸に対
する平行度を高精度に達成することができる。同図
(b)は、軸とバーコードアダプタ75の取りつけの様子
を示した断面図であつて、第3図左側に示したように、
軸押さえバネ24と軸の接合を軸とバーコードアダプタの
間で行うことができる。
第32図は、符号記録部を読み取るセンサホルダと軸の
位置関係を規定する位置決め方式の一例を示した説明図
である。軸と熱転写記録装置との位置関係は、軸とカセ
ツトとの位置決めと、カセツト上位置決め穴と熱転写記
録装置との位置決めにより精度が保たれる。従つて、カ
セツトと軸の位置精度は比較的高精度が保たれている。
本実施例において、センサホルダ34の位置決めはカセツ
ト1上に設けた位置決め面77とセンサホルダ34上の位置
決め部材との間で行われる。軸とカセツト1の位置関係
は保証されているので、センサホルダ34と軸の位置関係
は高精度が保たれ、本実施例の場合、センサホルダ34と
軸の間にわずかに隙間を開けることが可能になり、セン
サ33が符号記録部をこすることがないため、符号記録部
9の破損を防ぐことができる。
第33図は、センサホルダと軸の位置決めを行う方法の
他の実施例を示した説明図である。
軸とセンサホルダ34の位置決めの方法は、軸の長手方
向の位置決めにおいて、第17図によつてその一実施例を
説明した。本実施例は、第32図と同様にセンサホルダ34
と軸の押しつけ方向の位置決めを行う方法の一例であ
る。軸の一部にその外周の部分を用いて、位置決め面77
を設ける。位置決め部材53と軸この部分で接触し、セン
サホルダ34と軸29の位置決めが行われ、さらに第32図に
示したように、センサホルダ34と符号記録部9の間にわ
ずかな隙間を開けることが可能になり、センサ33が符号
記録部をこすることがないため、符号記録部9の破損を
防ぐことができる。
第34図は、軸の外周の符号記録部をシール状の部材に
より設ける場合の、シールの継ぎ目部分の処理の方法を
示した一実施例である。
軸上に貼り付けたシールは、軸を一周して、貼り付け
る際に必ず接合部が生じる。この部分をシール同士を重
ねる場合には、センサホルダと符号記録部のこすり付け
による破損の可能性を除いては問題はないが、同図に示
すように切れ目32が生じた場合には、切れ目から軸の一
部がのぞくために、データの読み取りを誤る恐れがあ
る。例えば同図(b)に示すように、軸の反射率が黒マ
ークと同様の値をもち、その接合部にバーコード部とク
ロツク部の色が異なるパターンをもつてきた場合、本来
のバーコードフオーマツトにないパターンが出現し、読
み取りミスを起こす可能性が高い。同図(a)に切れ目
32の部分の前後にバーコードとクロツクの色が同じパタ
ーンをもつてきた場合を示す。この場合例えば軸の色が
黒の場合、切れ目32の部分は同図の符号記録部上の黒の
ほうに属し、符号記録部の記録ピツチが多少変化するだ
けで、正確な記録が可能になる、記録ピツチの変化は、
本実施例の場合、クロツク部の白黒変化をトリガとし
て、バーコード部を読み取る方式のため、読み取りミス
の要因にはならない。本実施例のように、シールの貼り
付け部に切れ目が生じる場合、軸の色を白または黒に明
確に定義する必要がある。即ち、軸成形において、その
材料の選定または、成形後の塗装等の処理により、軸の
色を白/黒どつちつかずの色ではなく、どちらかに軸作
成の仕様として設定することにより、符号記録部の読み
取りミスを防ぐことができる。
〔発明の効果〕
以上に述べた本発明によれば、インク紙に関する情報
を簡便な方法で記載,読み取りことを可能にし、インク
紙の多様化に簡便に適応し、インク紙の性能を十分に生
かし高画質なプリントを行う熱転写記録装置を作成する
ことができる。又、軸間距離の短い小型の熱転写記録装
置に対してもインク紙の色を判別するセンサを取りつけ
ることを可能にし、正しい色で正しいプリントを自動的
に行うことができる。さらに、軸のカセツトへの取りつ
けを簡便に行い、カセツト作成の金型の形状を有効に利
用したのぞき窓の作成,軸のカセツト内への落ち込みの
防止等、低コストで事故のないインク紙カセツトの作成
を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインク紙カセツトと熱転写記録装
置のセンサとの位置関係を示す斜視図、第2図は熱転写
記録装置の動作説明図、第3図は本発明によるインク紙
カセツトの三面図、第4図は軸上に設けた符号記録部及
び読み取りセンサの位置関係を示す説明図、第5図から
第11図は符号読み取りセンサのセンサブロツクの形状例
を示す図、第12図から第15図はセンサホルダを熱転写記
録装置の機構部の動作と合わせ軸に接触させるための手
段を示す説明図、第16図から第17図はセンサホルダと軸
の位置精度を確保するための高精励を示す説明図、第18
図はサーマルヘツドのプラテンドラムへの押しつけ動作
を利用してセンサホルダを軸に接触させる方法の一例を
示す説明図、第19図はセンサの開口部形状と符号記録部
の方向性を説明した図、第20図はインク紙の色を判別す
るセンサの取りつけ位置の例を示した説明図、第21図か
ら第25図はサーマルヘツド上にインク紙センサ及びイン
ク紙用LEDを設ける方法の例を示した斜視図及び断面
図、第26図から第27図はカセツト上に軸先端を取りつけ
る方法の例を示した斜視図、第28図はインク紙カセツト
を作成する金型とそれによるカセツトの形状変更の有効
利用の例を示した説明図、第29図は軸がカセツト内に落
ち込むのを防ぐために軸抜け止めを設けた例を示す断面
図、第30図から第31図は軸上に符号記録部を設ける方法
の他の例を示した説明図、第32図から第33図は軸上の符
号記録部とセンサホルダ戸の位置決めの方法の実施例を
示した説明図、第34図は軸上にシール状の部材で符号記
録部を設ける場合の方法を示した説明図である。 1……インク紙カセツト 2……インク紙、7……インク紙センサ 8……インク紙用LED 9……符号記録部、10……クロツクセンサ 11……バーコードセンサ 16……サーマルヘツド、25……のぞき窓 29……軸、33……センサ 34……センサホルダ、35……スリツト 38……開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 半間 謙太郎 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (72)発明者 奥宮 誠司 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所東海工場内 (72)発明者 成井 陽一 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会 社日立製作所東海工場内 (56)参考文献 特開 昭63−251268(JP,A) 特開 昭61−51380(JP,A) 特開 昭62−148283(JP,A) 実開 平1−158157(JP,U) 実開 昭64−34264(JP,U)

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄い帯状フイルムまたは紙にインクを塗布
    したインクを巻装したインク軸と、該インク紙を巻き取
    るインク軸を対としてカセツトケース内に併設してな
    り、該インク軸が前記カセツトケースに外から挿入され
    るトルク供給軸と軸方向に伝達可能であると共に、該ト
    ルク供給軸の回転力を軸に伝達可能であるインク紙カセ
    ツトを用い、該インク紙を印画紙に重ね、サーマルヘツ
    ドを用いて加熱することにより記録を行う熱転写記録装
    置において、 カセツト内軸上に、白黒交互のパターンと該パターンに
    同期して記載されるインク紙の種類等の情報を符号化し
    たパターンを併記した記録部を設け、装置側に該記録部
    を読み取る読み取り手段を設けたことを特徴とする熱転
    写記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1に於て、記録部上の白黒パターン
    と該白黒パターンと同期して記載されたインク紙の情報
    を符号化したパターンを読み取るために、センサ及び光
    源を同一のホルダ内に納め、該ホルダに前記白黒パター
    ンと略等しいか又は狭い幅を有するスリツトを設け、該
    センサホルダを前記記録部に接触又は近接させることに
    より前記情報を読み取ることを特徴とした熱転写記録装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2において、該記録部とセンサホル
    ダの位置決めを自動的に行う形状をセンサホルダが有す
    ることを特徴とした熱転写記録装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、該センサホルダの記録
    部への押しつけ動作を熱転写記録装置の機構部の印画に
    伴う動作に連動して行うことを特徴とした熱転写記録装
    置。
  5. 【請求項5】請求項2において、該センサホルダの記録
    部への押しつけ動作を熱転写記録装置のフタ開閉やカセ
    ツト装着等の非印画動作と関連させて行うことを特徴と
    した熱転写記録装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、インク紙の色を判別す
    るセンサを、サーマルヘツド上に設けたことを特徴とす
    る熱転写記録装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、インク紙の色を判別す
    るセンサを、サーマルヘツド上のICカバーの一部を切り
    欠き、該切り欠きの中に装着したことを特徴とする熱転
    写記録装置。
  8. 【請求項8】請求項6において、インク紙の色を判別す
    るセンサを、光源と並列にインク紙を挾んでサーマルヘ
    ツドと反対側に設置し、サーマルヘツド上には前記光源
    から発する光を反射する反射板を設けたことを特徴とす
    る熱転写記録装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、該反射板をサーマルヘ
    ツド上のICカバーの一部を用いて構成したことを特徴と
    する熱転写記録装置。
  10. 【請求項10】請求項6において、サーマルヘツドに貫
    通穴を開け、該穴にセンサまたは光源を装着したことを
    特徴とする熱転写記録装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、該穴を前記ICカバー
    の取りつけネジの中心に穴を開けることにより設けたこ
    とを特徴とする熱転写記録装置。
  12. 【請求項12】請求項6において、サーマルヘツド上の
    IC配置領域の一部をセンサ取りつけ領域として解放した
    ことを特徴とする熱転写記録装置。
  13. 【請求項13】請求項1において、インク軸の先端を、
    カセツト上の穴に差し込むことによりカセツトに装着す
    ることを特徴とした熱転写記録装置。
  14. 【請求項14】請求項13において、該穴をカセツトの上
    下ハーフの接合部を用いて構成したことを特徴とする熱
    転写記録装置。
  15. 【請求項15】請求項1において、カセツトを成形する
    金型による金型抜き穴を用いて、インク軸のインク紙巻
    径の確認若しくはインク紙に関する情報の記録部を読み
    取る覗き穴として使用することを特徴とした熱転写記録
    装置。
  16. 【請求項16】請求項1において、インク軸のカセツト
    内での抜け落ちを防ぐために、軸先端を抜け止めを設け
    たことを特徴とする熱転写記録装置。
  17. 【請求項17】請求項1に於て、記録部をインク紙カセ
    ツトの供給軸の外周に設けたことを特徴とする熱転写記
    録装置。
  18. 【請求項18】請求項1において、記録部を設けたリン
    グ状の部材を軸の先端に取りつけることにより記録部の
    軸上に取りつけ、交換を可能とした熱転写記録装置。
  19. 【請求項19】請求項1において、記録部をインク軸の
    形状を一部掘りこむ若しくは盛り上げることにより設け
    たことを特徴とする熱転写記録装置。
  20. 【請求項20】請求項2において、センサホルダーの一
    部とインク紙カセツト外形上に設けた位置決め面と接触
    させることにより、センサホルダと軸の相対位置を確保
    することを特徴とした熱転写記録装置。
  21. 【請求項21】請求項2において、センサホルダの一部
    とインク軸の符号記録部とは異なる外周部分を接触させ
    ることにより、センサホルダと軸の相対位置を確保する
    ことを特徴とした熱転写記録装置。
  22. 【請求項22】請求項1において、軸の外周に設けた符
    号記録部をシール状の部材にあらかじめ印刷した記録部
    を軸の外周に貼り付けることにより構成したことを特徴
    とする熱転写記録装置。
  23. 【請求項23】請求項22において、軸の外周に貼り付け
    たシール状の部材の軸上の接合部(端部)の前後に相当
    する記号を、クロツク及びバーコードが両方とも同じ色
    で構成したことを特徴とする熱転写記録装置。
  24. 【請求項24】請求項22において、軸の色をバーコード
    を構成する2色の色のうちどちらか片方と同じ色と判別
    するような材料若しくは塗装を施したインク軸を用いる
    ことを特徴とした熱転写記録装置。
  25. 【請求項25】請求項24において、軸の色をバーコード
    を構成する2色の色のうちどちらか片方と同じ色と判別
    するようなセンサ感度を有する読み取り部を有すること
    を特徴とした熱転写記録装置。
  26. 【請求項26】請求項1におけるインク紙カセツトにお
    いて、カセツト内軸上に、白黒交互のパターンと該パタ
    ーンに同期して記載されるインク紙の種類等の情報を符
    号化したパターンを併記した記録部を設けたことを特徴
    とするインク紙カセツト。
  27. 【請求項27】請求項26において、インク軸の先端を、
    カセツト上の穴に差し込むことによりカセツトに装着す
    ることを特徴としたインク紙カセツト。
  28. 【請求項28】請求項27において、該穴をカセツトの上
    下ハーフの接合部を用いて構成したことを特徴とするイ
    ンク紙カセツト。
  29. 【請求項29】請求項26において、カセツトを成形する
    金型による金型抜き穴を用いて、インク軸のインク紙巻
    径の確認若しくはインク紙に関する情報の記録部を読み
    取る覗き穴として使用することを特徴としたインク紙カ
    セツト。
  30. 【請求項30】請求項26において、インク軸のカセツト
    内での抜け落ちを防ぐために、軸先端に抜け止めを設け
    たことを特徴とするインク紙カセツト。
  31. 【請求項31】請求項26において、記録部をインク紙カ
    セツトの供給軸の外周に設けたことを特徴とするインク
    紙カセツト。
  32. 【請求項32】請求項26において、記録部を設けたリン
    グ状の部材を軸の先端に取りつけることにより、記録部
    の軸上への取りつけ、交換を可能にしたことを特徴とす
    るインク紙カセツト。
  33. 【請求項33】請求項26において、記録部をインク軸の
    形状を一部掘りこむ若しくは盛り上げることにより設け
    たことを特徴とするインク紙カセツト。
  34. 【請求項34】請求項2におけるインク紙カセツトにお
    いて、センサホルダの一部とインク紙カセツト外形上に
    設けた位置決め面と接触させることにより、センサホル
    ダと軸の相対位置を確保することを特徴としたインク紙
    カセツト。
  35. 【請求項35】請求項2におけるインク紙カセツトにお
    いて、センサホルダの一部とインク軸の符号記録部とは
    異なる外周部分を接触させることにより、センサホルダ
    と軸の相対位置を確保することを特徴としたインク紙カ
    セツト。
  36. 【請求項36】請求項26において、軸の外周に設けた符
    号記録部をシール状の部材にあらかじめ印刷した記録部
    を軸の外周に貼り付けることにより構成したことを特徴
    とするインク紙カセツト。
  37. 【請求項37】請求項36において、軸の外周に貼り付け
    たシール状の部材の軸状の接合部(端部)の前後に相当
    する記号を、クロツク及びバーコードが両方とも同じ色
    で構成したことを特徴とするインク紙カセツト。
  38. 【請求項38】請求項36において、軸の色をバーコード
    を構成する2色の色のうちどちらか片方と同じ色と判別
    するような材料若しくは塗装を施したインク軸を用いる
    ことを特徴としたインク紙カセツト。
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