JP3057532B2 - インクリボンカセット - Google Patents

インクリボンカセット

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JP3057532B2
JP3057532B2 JP4027643A JP2764392A JP3057532B2 JP 3057532 B2 JP3057532 B2 JP 3057532B2 JP 4027643 A JP4027643 A JP 4027643A JP 2764392 A JP2764392 A JP 2764392A JP 3057532 B2 JP3057532 B2 JP 3057532B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/36Alarms, indicators, or feed-disabling devices responsible to material breakage or exhaustion

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、昇華型熱転写式カラ
ープリンタ等のプリンタに使用されるインクリボンカセ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、昇華型熱転写式プリンタ用のイ
ンクリボンカセットには、イエロー,マゼンタ,シアン
のインクを塗布したカラー用等のインクリボンを、供給
スプールと巻取スプールに巻いたものが使用されてい
る。これを、図10によって簡単に説明すると、図10
中100はインクリボンカセットであり、昇華型熱転写
式プリンタに用いられるものである。このインクリボン
カセット100は、その筐型のカセット本体101内
に、未使用のインクリボン102を巻いた供給スプール
103と、使用済みのインクリボン102を巻き取る巻
取スプール104とを回転自在に収納してある。
【0003】上記昇華型熱転写式プリンタにおいて、イ
ンクリボン102は、カラー用やモノクロ用、或は、印
画される紙の種類によって特性の異なる種々のインクリ
ボンが用意されており、オペレーターは必要に応じて種
々のインクリボンを使い分けている。よって、インクリ
ボンを収めたインクリボンカセットの交換は頻繁に行な
われている。また、プリンタ側では、印画に当たって装
着されたインクリボンカセットのインクリボンの種類,
感度等のリボン情報を得なければならないが、従来で
は、カセット本体101側に凹凸や光学的なマークを付
け、これをプリンタ側の光学センサで検知することによ
り情報を得ていた(この類似構造は、例えば特開昭63
−254085号公報に示されている)。
【0004】しかし、上述の技術では、1つのセンサで
2種類、2つのセンサで4種類というように、多くの種
類を判別するためには多くのセンサを必要とし、センサ
の数が多くなり、プリンタが高価になると共に、センサ
を取り付けるスペースも広いスペースが必要となってい
た。
【0005】そこで、判別マークを供給スプール、或は
巻取スプールに取り付け、印画の際に各スプールが回転
することを利用して1つのセンサで多くの情報を得る技
術が開示されている。この技術において、プリンタに装
着されたインクリボンカセットは、印画が開始される
と、巻取スプールがインクリボンを巻き取り、この回転
によってインクリボンが供給スプールから引き出され
る。これにより、供給スプールが回転し、この供給スプ
ールに取付けられたインクリボンの色数,感度等の情報
マークをセンサで検出することによりリボン情報を得て
いた(この類似構造は例えば特開平2−20368号公
報に示されている)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、スプールを回転させなければ情報マーク
をセンサにより検出することができない欠点があった。
また、情報量が多くなると、マークの数が多くなり、マ
ークの数に応じてスプールの回転量を増やさなければな
らなかった。この場合に、インクリボンの情報を得た後
で、印画を開始するので、すでにインクリボンは情報を
読み取るために必要な長さだけ使用されている。従っ
て、印画に必要なインクリボンの長さに加え、情報の読
み取りのための無駄な長さが必要不可欠であり、長いイ
ンクリボンを必要としその分設計上の制約があってコス
ト高になった。さらに、インクリボンのリボン情報を得
るためにスプールを回転させなければならないため、印
画前にインクリボンがスプールから余分に引き出されて
該インクリボンに弛みが生じ易く、インクリボンの未使
用部分に塵埃が付いたり、傷を付ける虞れがあった。
【0007】尚、上記インクリボンのリボン情報を得た
後に、インクリボンと印画紙の組合わせ等が悪く印画を
中止する場合も発生するが、この場合、インクリボンの
情報を検出する間にインクリボンの1画面の書き出しマ
ークを通り過ぎていれば、次回の印画の際にはこの1画
面を空送りして無駄にするか、或は、インクリボンを逆
送りする機構をプリンタ本体側に付けて、インクリボン
のリボン情報を得るために送ったインクリボンを巻き戻
す必要がある。これは、プリンタ側の機構を複雑にし
た。
【0008】そこで、この発明は、インクを塗布したイ
ンクフィルムのフィルム情報を読み取る際に、インクフ
ィルムを巻いたスプールを回転させることなくフィルム
情報を検出することができるインクリボンカセットを提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】インクを塗布したインク
フィルムと、このインクフィルムを巻いたスプールとを
備えたインクリボンカセットにおいて、上記スプールの
軸部にリングを回転自在に支持し、このリングに、フィ
ルム情報を表す情報マークを形成し、前記スプールに対
して前記リングを相対的に回転させる駆動手段を設け
た。
【0010】また、上記インクリボンカセットの外面
、上記情報マークと同一の情報マークを施してある。
【0011】
【作用】インクフィルムのインク(染料)の感度,カラ
ー用やモノクロ用などの種類,100枚用や50枚用な
どの印画可能な枚数等のフィルム情報を検出する場合
に、スプールを停止させた状態でリングのみを駆動手段
により回転させて該リングに施された情報マークを読み
取る。上記スプールを全く回転させる必要がないので、
フィルムの長さは印画に必要な最小限の長さでよい。
【0012】また、インクリボンを収納したカセット本
の外面にもリングに施されているものと同一の情報マ
ークが施されているので、インクリボンカセットをプリ
ンタに装着する際に、上記と同じ情報が容易に得られ、
インクリボン種別の多様化とプリンタ機能の多様化の要
求に容易に対応でき、インクリボンカセットやプリンタ
設計上の自由度が増す。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0014】図1において、10はインクリボンであ
り、昇華型熱転写式カラープリンタに用いられるもので
ある。このインクリボン10は、Y(イエロー),M
(マゼンタ),C(シアン)のインク(染料)を所定間
隔毎に順次塗布したインクフィルム11と、このインク
フィルム11を胴部21に巻いた供給スプール(リボン
リール)20と、この供給スプール20の軸部24に回
転自在に支持された合成樹脂製のリング30とを備えて
いる。
【0015】上記供給スプール20は合成樹脂製であ
り、上記インクフィルム11が巻かれる胴部21は円筒
状になっている。この胴部21の一端部22は該胴部2
1より大径の円筒になるように一体成形してある。この
一端部22の外周面の中央には該一端部22とで軸部と
なる鍔部22aを一体突出成形してある。また、上記胴
部21の他端部23は該胴部21と同径で底有の筒形に
なって上記リング30を回転自在に支持する軸部として
も機能しており、その底部の中央から外に略逆U字状に
突出した軸部24を一体成形してある。
【0016】上記リング30は、中央の孔部31aを上
記供給スプール20の軸部24に回転自在に支持した凹
部31と、上記供給スプール20の他端部23に摺動自
在に嵌合された内円筒部32と、この内円筒部32より
外側に位置する外円筒部33と、外周縁が歯部34aと
なって上記凹部31と内,外円筒部32,33とにそれ
ぞれ一体になった円板部34とを有している。このリン
グ30の外円筒部33の外周面の直径は約24mmであ
る。そして、このリング30の外円筒部33の外周面に
は、上記インクフィルム11の染料の感度,カラー用や
モノクロ用などの種類,100枚用や50枚用など印画
可能な枚数などのフィルム情報(種別内容)をシールに
黒/白のバーコード形式で印刷した長さ約36mm(図
2中符号L0で示す)のリボンコードラベル(情報マー
ク)35を2枚連続して貼付けてある。この各リボンコ
ードラベル35の検出方法としては、上記リング30を
回転させながら反射型光学センサ55で一方のリボンコ
ードラベル35の上記フィルム情報を表すビット配列
〔例えば、S(スタートビット),1,2,…,7,P
(パリティビット)〕に対応する反射(白:反射する、
黒:反射しない)の有無を時間で読み取り、コード
“1”,“0”の判別を行うことにより自動的に検出さ
れるようになっている。
【0017】また、上記供給スプール20の軸部24と
上記リング30の凹部31との間には圧縮コイルバネ2
5を介装してある。この圧縮コイルバネ25の付勢力、
及びリング30の内円筒部32と供給スプール20の他
端部23の外周面との摩擦力により上記供給スプール2
0が回転すると、リング30も該供給スプール20と共
に回転するようになっている。さらに、上記リング30
の円板部34の外周縁に一体形成された上記歯部34a
に、外部(プリンタ本体)より回転力が与えられると、
上記供給スプール20が所定手段により停止された状態
でも上記リング30は上記摩擦力に抗して軸部24を中
心にして回転するようになっている。
【0018】図3,図4には、上記インクリボン10を
内蔵したインクリボンカセット1を示す。このインクリ
ボンカセット1のカセット本体2は、合成樹脂製の下ケ
ース3と合成樹脂製の上ケース4とで中央部が矩形に開
口(この開口部を図3中符号7で示す)してインクフィ
ルム11を露出させる筐型に形成してある。これら下ケ
ース3と上ケース4とで形成される一方の一対の軸受部
5,5には上記インクリボン10の供給スプール20の
軸部としての一端部22及び軸部24を回転自在に支持
してあると共に、他方の一対の軸受部6,6には使用済
みのインクフィルム11を巻き取るための巻取スプール
40の両端部42,44を回転自在に支持してある。ま
た、上記カセット本体2の上ケース4の左側面4aには
上記リボンコードラベル35のビット配列S,P部分を
切断した長さL1(図2に示す)のリボンコードラベル
36を貼付けてある。さらに、上記カセット本体2の供
給スプール20のリング30側に対向する位置には開口
部9を形成してある。尚、上記各スプール20,40は
各圧縮コイルバネ25,8によりカセット本体2の正面
4b側の各軸受部5,6側にそれぞれ付勢されている。
【0019】また、図5は、インクリボンカセット1が
プリンタ本体内のカセット収納位置Aに装着された状態
を示す。図5中、50は発熱体の付いた印画ヘッド、5
1は印画ヘッド50を支持するアームである。このアー
ム51は軸52を中心にプリンタ本体内において回動自
在になっている。また、この軸52には駆動手段として
扇形のギヤ53を固定してあり、上記アーム51の下
方の回転時に、上記扇形のギヤ53がインクリボンカセ
ット1内のリング30の円板部34の歯部34aに噛合
するようになっている。このアーム51が下方に移動し
終わったときに、アーム51の先端に固定された印画ヘ
ッド50がゴムローラ等からなるプラテン54にインク
フィルム11を介して圧接するようになっている。さら
に、図3に示すように、プリンタ本体内のカセット収納
位置Aのリング30の各リボンコードラベル35に対向
する位置及びカセット本体2の上ケース4の左側面4a
のリボンコードラベル36に対向する位置には、リボン
コード検出手段としての反射型光学センサ55及び56
を配置してある。
【0020】以上の実施例によれば、図1に示すよう
に、インクリボン10のみをプリンタ本体のインクリボ
ン収納部Aに収納するタイプのプリンタを用いて印画す
る場合には、インクリボン10の供給スプール20の軸
部24に対して駆動手段によりリング30のみを半回転
させる。上記供給スプール20を所定手段により停止さ
せ、上記リング30のみを半回転させることにより、反
射型光学センサ55で該リング30の外円筒部33の外
周面に貼付られたいずれか一方のリボンコードラベル3
5が検出され、インクフィルム11の感度,種類,印画
可能な枚数等のフィルム情報をリング30を半回転させ
る回転量で短時間に容易に読み取ることができる。
【0021】また、上記インクリボン10を内蔵したイ
ンクリボンカセット1を用いてプリンタで印画する場合
に、先ず、プリンタ本体のカセット収納部Aに上記イン
クリボンカセット1を図3の矢印Bに示す方向より挿入
して装着する。この挿入途中において、反射型光学セン
サ56によりカセット本体2の左側面4aに貼付された
リボンコードラベル36を検出することにより、上記イ
ンクリボン10の場合と同じインクフィルム11の感
度,種類,印画可能な枚数等のフィルム情報が読み取ら
れる。また、このインクリボンカセット1の装着時、図
5の点線で示すように、プリンタ側のアーム51及び扇
形のギヤ53はインクリボンカセット1の上方に位置し
ている。この状態から、図5の実線で示すように、上記
アーム51が軸52を中心に下方に揺動すると、扇形の
ギヤ53がインクリボンカセット1内の供給スプール2
0の軸部24に回転自在に支持されているリング30の
歯部34aに噛合して、上記アーム51の先端に取付け
られた印画ヘッド50がプラテン54に圧接される直前
まで上記リング30を図5中実線で示す矢印の方向に半
回転させる。この時、上記供給スプール20の軸部24
に対してリング30のみが半回転して供給スプール20
は停止している。このリング30の半回転により、反射
型光学センサ55により該リング30の外円筒部33の
外周面に貼付られたリボンコードラベル35を検出する
ことにより、前記インクリボン10の場合と同じインク
フィルム11の感度,種類,印画可能な枚数等のフィル
ム情報が読み取られる。このように、供給スプール20
を所定手段により停止させた状態でリング30のみを半
回転させてリボンコードラベル35を読み取ることがで
きるようにしたので、アーム51が図5の点線から実線
に示す状態まで移動する際に、供給スプール20と巻取
スプール40間のインクフィルム11が巻取スプール4
0側に不要に引き出されて弛むことはなく、インクフィ
ルム11の未使用部分に塵埃が付いたり、傷が付くこと
がない。
【0022】また、上記各リボンコードラベル35,3
6を検出する際に、供給スプール20を回転させる必要
がないので、インクフィルム11の長さは印画に必要な
最小限の長さでよく、その分低コスト化を図ることがで
きる。さらに、上記リング30の外円筒部33の外周面
やカセット本体2の左側面4aに同一情報を表示したリ
ボンコードラベル35,36を貼付け、これらを各反射
型光学センサ55,56で読み取るようにしたので、イ
ンクリボン10のみの販売形態、或は、インクリボン1
0を有したインクリボンカセット1の販売形態のいずれ
の販売形態となっても、インクリボン種別の多様化とプ
リンタ機能の多様化の要求(単にプリントのみできる単
機能の安価モデルや多機能のモデルなど市場の様々なニ
ーズ)に極めて容易に対応させることができ、且つ、供
給スプール20側やカセット本体2側のいずれか一方の
リボンコードラベル35,36を検出することにより、
インクフィルム11のフィルム情報を容易に得ることが
でき、使い勝手を向上させることができる。
【0023】さらに、インクリボンカセット1を用いて
印画する場合に、従来のように印画する前にインクフィ
ルム11を供給スプール20側に巻き戻す必要がないの
で、印画が開始されると、図5の2点鎖の矢印のよう
に、巻取スプール40がインクフィルム11を巻き取
り、上記インクフィルム11の巻取スプール40側への
引き出しによって上記停止状態にある供給スプール20
が図5中2点鎖の矢印で示す方向に回転する。この印画
時(印画ヘッド50がプラテン54に圧接した印画状態
の時)に、供給スプール20が回転すると、扇形のギヤ
53はリング30の歯部34aに噛合しているので、リ
ング30は供給スプール20と共に回転することなく停
止している。また、従来のように、フィルム情報(リボ
ン情報)を得るために巻取スプール側に送ったインクフ
ィルムを供給スプール側に巻き戻す必要がないので、プ
リンタ本体側にもインクフィルムを逆送りするフィルム
巻き戻し機構を設けなくても済み、その分プリンタ本体
内の構造を簡素化することができる。さらに、各光学セ
ンサ55,56もプリンタ本体内のインクリボンカセッ
ト1のカセット本体2の開口部9に対向する位置とカセ
ット本体2の側面4aに対向する位置とに配置するだけ
で済むので、上記プリンタ本体内の上記各センサ55,
56の設置スペースを省スペースにすることができる。
【0024】尚、前記実施例によれば、リング30の外
円筒部33の外周面に、2枚のリボンコードラベル3
5,35を貼り付けたが、図6に示す他の実施例のよう
に、リング30′の外円筒部33の外周面にインクフィ
ルム11のフィルム情報(リボンコード)を表す凹凸
(情報マーク)38を刻設し、これを回転させながら凹
凸38のフィルム情報を反射型光学センサ55で読み取
るようにしてもよい。この場合に、リング30′の外円
筒部33の外周面の凹凸38の凹部に、例えば、100
枚印画可能なインクフィルム11であれば青色を、50
枚印画可能なものであれば赤色を、25枚印画可能なも
のであれば緑色を表示しておいて、目視するだけで何枚
印画可能なものであるかが判るようにしてもよい。
【0025】また、リング30の駆動手段としては、
7に示すように、リング30を、モータ61と首振りリ
ンク63の両端に回転自在に支持されてモータ61の駆
動ギヤ62に噛合する一対のギヤ64,65から成る別
の回転駆動機構60により回転させるようにしてもよ
い。
【0026】さらに、図8,9に示す別の実施例のイン
クリボンカセット1′のように、カセット本体2の正面
4bに、前記リボンコードラベル35のビット配列S,
P部分を切断した長さL1(図2に示す)のリボンコー
ドラベル37を貼付け、このリボンコードラベル37の
フィルム情報をプリンタ本体内のカセット収納位置Aの
奥に配置された光学センサ57で読み取るようにしても
よい(尚、前記実施例と同一対応部分には同一符号を付
して詳細な説明は省略する)。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、イン
クを塗布したインクフィルムと、このインクフィルムを
巻いたスプールとを備えたインクリボンカセットにおい
て、上記スプールの軸部にリングを回転自在に支持し、
このリングにフィルム情報を表す情報マークを形成した
ので、インクの感度,カラー用やモノクロ用などの種
類、100枚用や50枚用などの印画可能な枚数等の上
記フィルム情報を得るときに、スプールを停止させた状
態でリングだけを回転させて容易に読み取ることができ
る。従って、印画前にスプールを回転させる必要がない
ので、インクフィルムの長さは印画に必要な最小限の長
さで済ますことができ、その分低コスト化を図ることが
できる。
【0028】また、上記リングに施されているものと同
一の情報マークを、カセット本体の外面に施したので、
インクリボンカセットをプリンタに装着する時に、同一
の上記フィルム情報が容易に得られ、インクリボン種別
の多様化とプリンタ機能の多様化の要求に容易に且つ低
コストで対応することができ、インクリボンカセットや
プリンタ設計上の自由度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すインクリボンカセット
の一部を断面で示す平面図。
【図2】上記インクリボンカセットのスプールに回転自
在に支持されたリングに貼付けるリボンコードラベルの
説明図。
【図3】上記インクリボンカセットの一部分を開いて示
す平面図。
【図4】上記インクリボンカセットの正面図。
【図5】プリンタ内に装着された上記インクリボンカセ
ットによる印画前のリボンコードラベル(フィルム情
報)の検出状態を示す説明図。
【図6】インクリボンの供給スプールに回転自在に支持
された他の実施例のリングの断面図。
【図7】インクリボンの供給スプールに回転自在に支持
されたリングを回転させる他の態様の回転駆動機構の説
明図。
【図8】インクリボンを内蔵した別の実施例のインクリ
ボンカセットの一部分を開いて示す平面図。
【図9】上記別の実施例のインクリボンカセットの正面
図。
【図10】従来のインクリボンカセットの斜視図。
【符号の説明】
1,1′…インクリボンカセット、2…カセット本体、
4a…側面、4b…正面、10…インクリボン、11…
インクフィルム、20…供給スプール、24…軸部、3
0,30′…リング、35,36,37…リボンコード
ラベル(情報マーク)、38…凹凸(情報マーク)、
3…ギヤ、60…回転駆動機構
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−95875(JP,A) 特開 昭61−24482(JP,A) 特開 平5−96804(JP,A) 特開 昭63−209864(JP,A) 実開 昭61−95548(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 17/32 B41J 32/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを塗布したインクフィルムと、こ
    のインクフィルムを巻いたスプールとを備えたインクリ
    ボンカセットにおいて、 上記スプールの軸部にリングを回転自在に支持し、この
    リングにフィルム情報を表す情報マークを形成し、前記
    スプールに対して前記リングを相対的に回転させる駆動
    手段を設けたことを特徴とするインクリボンカセット
  2. 【請求項2】 上記情報マークと同一の情報マークをカ
    セット本体の外面に施した請求項1に記載のインクリボ
    ンカセット。
JP4027643A 1992-02-14 1992-02-14 インクリボンカセット Expired - Lifetime JP3057532B2 (ja)

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